JPH09205723A - ディジタル形保護継電装置 - Google Patents
ディジタル形保護継電装置Info
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- JPH09205723A JPH09205723A JP8027435A JP2743596A JPH09205723A JP H09205723 A JPH09205723 A JP H09205723A JP 8027435 A JP8027435 A JP 8027435A JP 2743596 A JP2743596 A JP 2743596A JP H09205723 A JPH09205723 A JP H09205723A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉器の開閉状態を判別する開閉状態判別回
路の制御電源が断となったときに、差動電流継電器の不
要動作を防止することができるディジタル形保護継電装
置を得ることである。 【解決手段】 送信側の端子Aにおける開閉状態判別回
路へ電源を供給している制御電源(個別電源)が断とな
り、制御条件(CB・LS条件)が「0」となっとき、
不要動作防止回路7は、制御電源が無しとなる直前の制
御条件(CB・LS条件)を受信側の端子Bに送信す
る。これにより、個別電源の断が原因でCB・LS条件
「0」が受信側に送信されてきても論理回路6は相手端
電流零制御を行わないので、差動電流継電器を不要動作
させない。
路の制御電源が断となったときに、差動電流継電器の不
要動作を防止することができるディジタル形保護継電装
置を得ることである。 【解決手段】 送信側の端子Aにおける開閉状態判別回
路へ電源を供給している制御電源(個別電源)が断とな
り、制御条件(CB・LS条件)が「0」となっとき、
不要動作防止回路7は、制御電源が無しとなる直前の制
御条件(CB・LS条件)を受信側の端子Bに送信す
る。これにより、個別電源の断が原因でCB・LS条件
「0」が受信側に送信されてきても論理回路6は相手端
電流零制御を行わないので、差動電流継電器を不要動作
させない。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、送電線の保護区間の両端
にそれぞれ電流差動継電器を配置し、相互に相手端の情
報を送受信して保護区間内の事故を検出するディジタル
形保護継電装置に関する。
にそれぞれ電流差動継電器を配置し、相互に相手端の情
報を送受信して保護区間内の事故を検出するディジタル
形保護継電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、送電線の保護には電流差動原理に
基づくPCM(パルス変調)電流差動継電装置の採用が
拡大されてる。この電流差動継電装置は送電線の保護区
間の各端子の電流量、遮断器や断路器等(開閉器)の開
閉器条件を伝送し合い、自端の端子電流と相手端の端子
電流との差動電流を演算している。この差動電流の演算
は、遮断器や断路器等の開閉器条件の有無により、相手
端の端子電流を入力するか否かを決定しており、遮断器
や断路器等の開閉器条件無し(開閉器が開)のときは、
休止端として相手端の端子電流を零として扱う。
基づくPCM(パルス変調)電流差動継電装置の採用が
拡大されてる。この電流差動継電装置は送電線の保護区
間の各端子の電流量、遮断器や断路器等(開閉器)の開
閉器条件を伝送し合い、自端の端子電流と相手端の端子
電流との差動電流を演算している。この差動電流の演算
は、遮断器や断路器等の開閉器条件の有無により、相手
端の端子電流を入力するか否かを決定しており、遮断器
や断路器等の開閉器条件無し(開閉器が開)のときは、
休止端として相手端の端子電流を零として扱う。
【0003】したがって、相手端の開閉器は閉であるが
相手端の制御電源が断となり開閉器条件が無しとなった
ときに、もし送受信回路が活きていると、遮断器や断路
器等の開閉器条件として開状態を伝送し、相手端におけ
る電流差動継電器の不要動作を招くことが考えられる。
そこで、送信回路では制御電源条件無しにより伝送デー
タ異常を起こす回路を設け、受信回路では伝送データ異
常により直前の受信信号を使用する論理回路を設けてい
る。
相手端の制御電源が断となり開閉器条件が無しとなった
ときに、もし送受信回路が活きていると、遮断器や断路
器等の開閉器条件として開状態を伝送し、相手端におけ
る電流差動継電器の不要動作を招くことが考えられる。
そこで、送信回路では制御電源条件無しにより伝送デー
タ異常を起こす回路を設け、受信回路では伝送データ異
常により直前の受信信号を使用する論理回路を設けてい
る。
【0004】以下、この点について説明する。図3は、
送電線1の端子Aと端子Bとの間を保護区間とするPC
M電流差動継電装置であり、相互に相手端の情報を送受
信して保護区間内の事故を検出するディジタル形保護継
電装置である。すなわち、送電線1の端子A及び端子B
にそれぞれ電流差動継電器3A、3Bを設け、電流差動
継電器3Aは端子Aの変流器2Aを介して端子Aの端子
電流iAを取り込み、電流差動継電器3Bは端子Bの変
流器2Bを介して端子Bの端子電流iBを取り込む。
送電線1の端子Aと端子Bとの間を保護区間とするPC
M電流差動継電装置であり、相互に相手端の情報を送受
信して保護区間内の事故を検出するディジタル形保護継
電装置である。すなわち、送電線1の端子A及び端子B
にそれぞれ電流差動継電器3A、3Bを設け、電流差動
継電器3Aは端子Aの変流器2Aを介して端子Aの端子
電流iAを取り込み、電流差動継電器3Bは端子Bの変
流器2Bを介して端子Bの端子電流iBを取り込む。
【0005】そして、取り込まれた端子電流iAは伝送
装置4A及び伝送装置4Bを介してB端子の電流差動継
電器3Bに伝送され、一方、B端子からは端子電流iB
が伝送装置4B及び伝送装置4Aを介して電流差動継電
器3Aに伝送される。端子Aでの電流差動継電器3A、
端子Bでの電流差動継電器3Bは、それぞれ(1)式に
より差動電流idを演算する。
装置4A及び伝送装置4Bを介してB端子の電流差動継
電器3Bに伝送され、一方、B端子からは端子電流iB
が伝送装置4B及び伝送装置4Aを介して電流差動継電
器3Aに伝送される。端子Aでの電流差動継電器3A、
端子Bでの電流差動継電器3Bは、それぞれ(1)式に
より差動電流idを演算する。
【0006】id=iA+iB …(1) そして、この差動電流idの大きさに基づいて故障判定
を行う。例えば、保護区間内のF点で地絡事故が発生し
た場合には、差動電流idが所定値を越えるので遮断器
5A及び遮断器5Bを開し、系統から故障区間を除去す
るようにしている。
を行う。例えば、保護区間内のF点で地絡事故が発生し
た場合には、差動電流idが所定値を越えるので遮断器
5A及び遮断器5Bを開し、系統から故障区間を除去す
るようにしている。
【0007】図4は、端子A及び端子Bにおける送受信
回路を示したものであり、端子Aから端子Bに情報(遮
断器条件及び断路器条件)を伝送する場合を示してい
る。したがって、図4では、端子Aは送信側としての送
信回路を示し、端子Bは受信側としての受信回路を示し
ており、端子Aでは受信回路を省略し、端子Bでは送信
回路を省略している。つまり、図4の送信回路及び受信
回路は、端子A及び端子Bともに実装しており、互いに
開閉器条件を送受信している。
回路を示したものであり、端子Aから端子Bに情報(遮
断器条件及び断路器条件)を伝送する場合を示してい
る。したがって、図4では、端子Aは送信側としての送
信回路を示し、端子Bは受信側としての受信回路を示し
ており、端子Aでは受信回路を省略し、端子Bでは送信
回路を省略している。つまり、図4の送信回路及び受信
回路は、端子A及び端子Bともに実装しており、互いに
開閉器条件を送受信している。
【0008】送信側の端子Aは、遮断器入り(閉)で
「1」とする遮断器条件と、断路器入り(閉)で「1」
とする断路器条件とがアンド回路11Aに加えられ、そ
の出力信号が遮断器CB及び断路器LSの開閉器条件
(CB・LS条件)として相手端子に送信される。
「1」とする遮断器条件と、断路器入り(閉)で「1」
とする断路器条件とがアンド回路11Aに加えられ、そ
の出力信号が遮断器CB及び断路器LSの開閉器条件
(CB・LS条件)として相手端子に送信される。
【0009】受信側の端子Bでは、受信したCB・LS
条件は論理回路6の判定部6aに入力され、相手端の開
閉器が開しているか否かの判定が行われ、相手端の開閉
器が開しているときは制御部6bで相手端の端子電流i
Aを零として自端の電流差動継電器に出力する。
条件は論理回路6の判定部6aに入力され、相手端の開
閉器が開しているか否かの判定が行われ、相手端の開閉
器が開しているときは制御部6bで相手端の端子電流i
Aを零として自端の電流差動継電器に出力する。
【0010】すなわち、論理回路6の判定部6aでは、
CB・LS条件はノット回路11Bに加えられ、その出
力が「1」のときはオンディレイタイマ12Bの時間が
経過した後にフリップフロップ回路14Bに信号「1」
をセットする。フリップフロップ回路14Bの出力が
「1」のときは、CB・LS条件を送信した端子Aの端
子電流データを零として扱う。つまり、遮断器または断
路器を「開」とした端子Aは休止端子として扱い、その
端子Aの端子電流データを取り込まない制御をしてい
る。
CB・LS条件はノット回路11Bに加えられ、その出
力が「1」のときはオンディレイタイマ12Bの時間が
経過した後にフリップフロップ回路14Bに信号「1」
をセットする。フリップフロップ回路14Bの出力が
「1」のときは、CB・LS条件を送信した端子Aの端
子電流データを零として扱う。つまり、遮断器または断
路器を「開」とした端子Aは休止端子として扱い、その
端子Aの端子電流データを取り込まない制御をしてい
る。
【0011】ここで、送電線1に通過電流が流れている
場合は、(1)式に示す差動電流idはiA+iB=0
となる。次に、相手端子の遮断器または断路器を「開」
とした場合は、端子Bを「開」とした場合の差動電流i
dはid=iAとなり、端子A「開」とした場合の差動
電流idはid=IBとなる。このとき、通過電流はな
いのでid=0となる。
場合は、(1)式に示す差動電流idはiA+iB=0
となる。次に、相手端子の遮断器または断路器を「開」
とした場合は、端子Bを「開」とした場合の差動電流i
dはid=iAとなり、端子A「開」とした場合の差動
電流idはid=IBとなる。このとき、通過電流はな
いのでid=0となる。
【0012】次に、送電線1に通過電流が流れている状
態で端子Aの制御電源が断になると、遮断器条件、断路
器条件(CB・LS条件)が無しとなるため、CB・L
S条件を「0」として送信する。このため受信側の端子
BはCB・LS条件を送信した端子Aの端子電流データ
を零として扱い、発生した差動電流idが電流差動継電
器の動作感度を越えることがある。そうした場合、電流
差動継電器3は不要動作することになる。
態で端子Aの制御電源が断になると、遮断器条件、断路
器条件(CB・LS条件)が無しとなるため、CB・L
S条件を「0」として送信する。このため受信側の端子
BはCB・LS条件を送信した端子Aの端子電流データ
を零として扱い、発生した差動電流idが電流差動継電
器の動作感度を越えることがある。そうした場合、電流
差動継電器3は不要動作することになる。
【0013】これによる電流差動継電器3の不要応動を
防止するため、従来においては、図5に示すような対策
が行われている。送信側の端子Aには、図4に示したC
B・LS条件にレディ条件が加えられる。すなわち、伝
送が正常で「1」とする伝送条件と、電源入りで「1」
とする電源条件とをアンド回路12Aに入力し、その出
力信号がレディ条件としてCB・LS条件と共に相手端
子に送信される。
防止するため、従来においては、図5に示すような対策
が行われている。送信側の端子Aには、図4に示したC
B・LS条件にレディ条件が加えられる。すなわち、伝
送が正常で「1」とする伝送条件と、電源入りで「1」
とする電源条件とをアンド回路12Aに入力し、その出
力信号がレディ条件としてCB・LS条件と共に相手端
子に送信される。
【0014】受信側の端子Bでは、受信したCB・LS
条件及びレディ条件は不要動作防止回路7に入力され
る。不要動作防止回路7は、制御電源が断となったとき
は制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状態を保持す
るものであり、これにより制御電源が断によるCB・L
S条件無しを防止し電流差動継電器3の不要動作を防止
している。
条件及びレディ条件は不要動作防止回路7に入力され
る。不要動作防止回路7は、制御電源が断となったとき
は制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状態を保持す
るものであり、これにより制御電源が断によるCB・L
S条件無しを防止し電流差動継電器3の不要動作を防止
している。
【0015】すなわち、不要動作防止回路7では、受信
したCB・LS条件がフリップフロップ回路17B、ノ
ット回路15Bに加えられ、ノット回路15Bの出力信
号と受信したレディ信号とをアンド回路16Bに加え
る。そしてアンド回路16Bの出力によりフリオップフ
ロップ回路17Bをリセットする。したがって、送信側
の端子Aの制御電源が断となり、CB・LS条件を
「0」として送信しても、合わせてレディ条件が「0」
として送信されるため、受信側の端子Bではアンド回路
16Bによりフリップフロップ回路17Bがリセットさ
れず、前値のCB・LS条件を使用するので相手端電流
は零リセットされない。したがって、制御電源が断によ
る電流差動継電器3の不要動作が防止できる。
したCB・LS条件がフリップフロップ回路17B、ノ
ット回路15Bに加えられ、ノット回路15Bの出力信
号と受信したレディ信号とをアンド回路16Bに加え
る。そしてアンド回路16Bの出力によりフリオップフ
ロップ回路17Bをリセットする。したがって、送信側
の端子Aの制御電源が断となり、CB・LS条件を
「0」として送信しても、合わせてレディ条件が「0」
として送信されるため、受信側の端子Bではアンド回路
16Bによりフリップフロップ回路17Bがリセットさ
れず、前値のCB・LS条件を使用するので相手端電流
は零リセットされない。したがって、制御電源が断によ
る電流差動継電器3の不要動作が防止できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、共通母線か
ら電源スイッチを介して制御電源が供給されるような構
成となっているものでは、開閉器の開閉状態を判別する
ための開閉状態判別回路の制御電源が断となっても送受
信回路の制御電源が活きていることあり、そうした場
合、電流差動継電器3の不要動作が生じることがある。
ら電源スイッチを介して制御電源が供給されるような構
成となっているものでは、開閉器の開閉状態を判別する
ための開閉状態判別回路の制御電源が断となっても送受
信回路の制御電源が活きていることあり、そうした場
合、電流差動継電器3の不要動作が生じることがある。
【0017】図6に示すように、共通母線から1L電源
スイッチ41や2L電源スイッチ42を介して開閉状態
判別回路8や送受信回路43に制御電源を供給するよう
にした共通電源では、1L電源スイッチ41及び2L電
源スイッチ42の2つの電源スイッチを切らないと送受
信回路43の電源が切れない。
スイッチ41や2L電源スイッチ42を介して開閉状態
判別回路8や送受信回路43に制御電源を供給するよう
にした共通電源では、1L電源スイッチ41及び2L電
源スイッチ42の2つの電源スイッチを切らないと送受
信回路43の電源が切れない。
【0018】いま、1L電源スイッチ41が開し1L電
源が断になったとすると、開閉状態判別回路8の遮断器
条件44や断路器条件45(開閉器条件)が無しとな
る。したがって、CB・LS条件が「0」となる。一
方、2L電源スイッチ42は閉であるので、送受信回路
43は動作可能状態にあり、CB・LS条件を相手端に
送信することになる。つまり、共通電源が正常であるた
めレディ条件が「1」のままで送信される。
源が断になったとすると、開閉状態判別回路8の遮断器
条件44や断路器条件45(開閉器条件)が無しとな
る。したがって、CB・LS条件が「0」となる。一
方、2L電源スイッチ42は閉であるので、送受信回路
43は動作可能状態にあり、CB・LS条件を相手端に
送信することになる。つまり、共通電源が正常であるた
めレディ条件が「1」のままで送信される。
【0019】受信側の端子BではCB・LS条件が無し
となるため、CB・LS条件を送信した端子Aの端子電
流データを零として扱い、発生した差動電流idが電流
差動継電器3の動作感度を超えると動作する。この動作
は不要動作である。そこで、1L電源又は2L電源の条
件でレディ条件を「0」にすることも考えられるが、そ
うすると、制御電源が活かされている側(図6では2L
電源に接続されている開閉状態判別回路)の制御条件
(CB・LS条件)が送れずシステムが停止状態とな
る。
となるため、CB・LS条件を送信した端子Aの端子電
流データを零として扱い、発生した差動電流idが電流
差動継電器3の動作感度を超えると動作する。この動作
は不要動作である。そこで、1L電源又は2L電源の条
件でレディ条件を「0」にすることも考えられるが、そ
うすると、制御電源が活かされている側(図6では2L
電源に接続されている開閉状態判別回路)の制御条件
(CB・LS条件)が送れずシステムが停止状態とな
る。
【0020】本発明の目的は、開閉器の開閉状態を判別
する開閉状態判別回路の制御電源が断となったときに、
差動電流継電器の不要動作を防止することができるディ
ジタル形保護継電装置を得ることである。
する開閉状態判別回路の制御電源が断となったときに、
差動電流継電器の不要動作を防止することができるディ
ジタル形保護継電装置を得ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、送電
線の保護区間の両端にそれぞれ配置され自端の端子電流
と相手端の端子電流との差動電流に基づいて保護区間内
の事故を検出する電流差動継電器と、相互に相手端の開
閉器の開閉状態及び端子電流を送受信する送受信回路
と、相手端の開閉器が開しているときは相手端の端子電
流を零として自端の電流差動継電器に出力する論理回路
と、自端における開閉器の開閉状態を判別する開閉状態
判別回路へ電源を供給している制御電源が断となったと
きは制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状態を相手
端に送信する不要動作防止回路とを備えている。
線の保護区間の両端にそれぞれ配置され自端の端子電流
と相手端の端子電流との差動電流に基づいて保護区間内
の事故を検出する電流差動継電器と、相互に相手端の開
閉器の開閉状態及び端子電流を送受信する送受信回路
と、相手端の開閉器が開しているときは相手端の端子電
流を零として自端の電流差動継電器に出力する論理回路
と、自端における開閉器の開閉状態を判別する開閉状態
判別回路へ電源を供給している制御電源が断となったと
きは制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状態を相手
端に送信する不要動作防止回路とを備えている。
【0022】請求項1の発明では、送信側の端子の個別
電源(開閉状態判別回路へ電源を供給している制御電
源)が断となり、制御条件(CB・LS条件)が「0」
となっても、不要動作防止回路は、制御電源が無しとな
る直前の制御条件(CB・LS条件)を送信するので、
個別電源の断が原因でCB・LS条件が「0」となって
も差動電流継電器を不要動作させることがない。すなわ
ち、受信側の端子では送信側の端子の端子電流零リセッ
ト制御を行わず、差動電流継電器が動作することはな
い。
電源(開閉状態判別回路へ電源を供給している制御電
源)が断となり、制御条件(CB・LS条件)が「0」
となっても、不要動作防止回路は、制御電源が無しとな
る直前の制御条件(CB・LS条件)を送信するので、
個別電源の断が原因でCB・LS条件が「0」となって
も差動電流継電器を不要動作させることがない。すなわ
ち、受信側の端子では送信側の端子の端子電流零リセッ
ト制御を行わず、差動電流継電器が動作することはな
い。
【0023】請求項2の発明は、送電線の保護区間の両
端にそれぞれ配置され自端の端子電流と相手端の端子電
流との差動電流に基づいて保護区間内の事故を検出する
電流差動継電器と、相互に相手端の開閉器の開閉状態及
び端子電流を送受信する送受信回路と、相手端の開閉器
が開しているときは相手端の端子電流を零として自端の
電流差動継電器に出力する論理回路と、相手端における
開閉器の開閉状態を判別する開閉状態判別回路へ電源を
供給している制御電源が断となったことを相手端から受
信したときは制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状
態を論理回路へ不要動作防止回路とを備えている。
端にそれぞれ配置され自端の端子電流と相手端の端子電
流との差動電流に基づいて保護区間内の事故を検出する
電流差動継電器と、相互に相手端の開閉器の開閉状態及
び端子電流を送受信する送受信回路と、相手端の開閉器
が開しているときは相手端の端子電流を零として自端の
電流差動継電器に出力する論理回路と、相手端における
開閉器の開閉状態を判別する開閉状態判別回路へ電源を
供給している制御電源が断となったことを相手端から受
信したときは制御電源が断となる直前の開閉器の開閉状
態を論理回路へ不要動作防止回路とを備えている。
【0024】請求項2の発明では、送信側の端子の個別
電源(開閉状態判別回路へ電源を供給している制御電
源)が断となり、制御条件(CB・LS条件)を「0」
としても、併せて電源条件(レディ条件)が「0」で送
信される。そのため、受信側の端子では、不要動作防止
回路は、個別電源条件無しを受信し前値の制御条件(C
B・LS条件)を使用するので、CB・LS条件につい
ても「0」にならず相手端の端子電流は零リセットされ
ない。従って、差動電流継電器が動作することはない。
電源(開閉状態判別回路へ電源を供給している制御電
源)が断となり、制御条件(CB・LS条件)を「0」
としても、併せて電源条件(レディ条件)が「0」で送
信される。そのため、受信側の端子では、不要動作防止
回路は、個別電源条件無しを受信し前値の制御条件(C
B・LS条件)を使用するので、CB・LS条件につい
ても「0」にならず相手端の端子電流は零リセットされ
ない。従って、差動電流継電器が動作することはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す構成図で
ある。図1において、図4に示した従来例と同一部分に
ついては同一符号を付して説明を省略する。
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す構成図で
ある。図1において、図4に示した従来例と同一部分に
ついては同一符号を付して説明を省略する。
【0026】この第1の実施の形態では、送信側の端子
Aは遮断器入りで「1」とする遮断器条件と断路器入り
で「1」とする断路器条件とがアンド回路11Aに加え
られ、その出力信号が不要動作防止回路7のフリップフ
ロップ回路15Aとノット回路13Aに加えられる。
Aは遮断器入りで「1」とする遮断器条件と断路器入り
で「1」とする断路器条件とがアンド回路11Aに加え
られ、その出力信号が不要動作防止回路7のフリップフ
ロップ回路15Aとノット回路13Aに加えられる。
【0027】一方、個別電源入りで「1」とする個別電
源条件は、不要動作防止回路7のアンド回路14Aに加
えられる。この個別電源条件は、開閉器の開閉状態を判
別する開閉状態判別回路8の制御電源が入りで「1」と
なり、断となったときに「0」となるものである。アン
ド回路14Aには、ノット回路13Aの出力信号も加え
られる。すなわち、ノット回路13Aの出力信号と個別
電源入りで「1」とする個別電源条件とをアンド回路1
4Aに加え、アンド回路14Aの出力によりフリップフ
ロップ回路15Aをリセットするように、不要動作防止
回路7は構成されている。
源条件は、不要動作防止回路7のアンド回路14Aに加
えられる。この個別電源条件は、開閉器の開閉状態を判
別する開閉状態判別回路8の制御電源が入りで「1」と
なり、断となったときに「0」となるものである。アン
ド回路14Aには、ノット回路13Aの出力信号も加え
られる。すなわち、ノット回路13Aの出力信号と個別
電源入りで「1」とする個別電源条件とをアンド回路1
4Aに加え、アンド回路14Aの出力によりフリップフ
ロップ回路15Aをリセットするように、不要動作防止
回路7は構成されている。
【0028】次に作用について説明する。いま、送信側
の端子Aの個別電源が断となり、それが原因で遮断器条
件又は断路器条件が「0」となると、アンド回路11A
の出力が「0」となる。この場合、併せて個別電源条件
が「0」となるので、アンド回路14Aによりフリップ
フロップ回路15Aはリセットされず、前値のCB・L
S条件を伝送するので、受信側の端子Bでは送信側の端
子Aの電流零リセットをしない。従って、電流差動継電
器3が動作することはない。
の端子Aの個別電源が断となり、それが原因で遮断器条
件又は断路器条件が「0」となると、アンド回路11A
の出力が「0」となる。この場合、併せて個別電源条件
が「0」となるので、アンド回路14Aによりフリップ
フロップ回路15Aはリセットされず、前値のCB・L
S条件を伝送するので、受信側の端子Bでは送信側の端
子Aの電流零リセットをしない。従って、電流差動継電
器3が動作することはない。
【0029】この第1の実施の形態では、1Lの個別電
源又は2Lの個別電源が無しとなったときは、その個別
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
相手端に送信するよう構成しているので、電流差動継電
器3が不要動作することがなくなる。すなわち、個別電
源が無しを条件としているので、共通電源の場合であっ
ても電流差動継電器3が不要動作することがなくなる。
源又は2Lの個別電源が無しとなったときは、その個別
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
相手端に送信するよう構成しているので、電流差動継電
器3が不要動作することがなくなる。すなわち、個別電
源が無しを条件としているので、共通電源の場合であっ
ても電流差動継電器3が不要動作することがなくなる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、不要動作防止回路7を受信側の端子Bに
設けたものである。
る。図2は本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、不要動作防止回路7を受信側の端子Bに
設けたものである。
【0031】送信側の端子Aは遮断器入りで「1」とす
る遮断器条件と断路器入りで「1」とする断路器条件と
がアンド回路11Aに加えられ、その出力信号がCB・
LS条件として相手端子に送信される。また、個別電源
入りで「1」とする個別電源条件についても併せて相手
端子に送信される。
る遮断器条件と断路器入りで「1」とする断路器条件と
がアンド回路11Aに加えられ、その出力信号がCB・
LS条件として相手端子に送信される。また、個別電源
入りで「1」とする個別電源条件についても併せて相手
端子に送信される。
【0032】受信側の端子Bでは受信したCB・LS条
件は不要動作防止回路7のフリップフロップ回路17
B、ノット回路15Bに加えられる。一方、個別電源条
件はアンド回路16Bに加えられる。アンド回路16B
にはノット回路15Bの出力信号も加えられる。すなわ
ち、ノット回路15Bの出力信号と受信した個別電源条
件とをアンド回路16Bに加え、アンド回路16Bの出
力によりフリップフロップ回路17Bをリセットするよ
うに不要動作防止回路7は構成されている。
件は不要動作防止回路7のフリップフロップ回路17
B、ノット回路15Bに加えられる。一方、個別電源条
件はアンド回路16Bに加えられる。アンド回路16B
にはノット回路15Bの出力信号も加えられる。すなわ
ち、ノット回路15Bの出力信号と受信した個別電源条
件とをアンド回路16Bに加え、アンド回路16Bの出
力によりフリップフロップ回路17Bをリセットするよ
うに不要動作防止回路7は構成されている。
【0033】次に作用について説明する。いま、送信側
の端子Aの個別電源が断となり、それが原因でCB・L
S条件を「0」として送信しているとする。この場合、
合わせて個別電源条件も「0」で送信されるため、受信
側の端子Bでは、不要動作防止回路7のアンド回路16
Bによりフリップフロップ回路17Bがリセットされ
ず、直前の値のCB・LS条件を使用する。従って、受
信側の端子Bでは送信側の端子Aの端子電流零リセット
をしない。このことから、電流差動継電器3が動作する
ことはない。
の端子Aの個別電源が断となり、それが原因でCB・L
S条件を「0」として送信しているとする。この場合、
合わせて個別電源条件も「0」で送信されるため、受信
側の端子Bでは、不要動作防止回路7のアンド回路16
Bによりフリップフロップ回路17Bがリセットされ
ず、直前の値のCB・LS条件を使用する。従って、受
信側の端子Bでは送信側の端子Aの端子電流零リセット
をしない。このことから、電流差動継電器3が動作する
ことはない。
【0034】この第2の実施の形態では、1Lの個別電
源又は2Lの個別電源が無しとなったときは、その個別
電源条件を受信側に送信し、受信側において、その個別
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
使用するようにしているので、電流差動継電器3が不要
動作することがなくなる。すなわち、個別電源が無しを
条件としているので、共通電源の場合であっても電流差
動継電器3が不要動作することがなくなる。
源又は2Lの個別電源が無しとなったときは、その個別
電源条件を受信側に送信し、受信側において、その個別
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
使用するようにしているので、電流差動継電器3が不要
動作することがなくなる。すなわち、個別電源が無しを
条件としているので、共通電源の場合であっても電流差
動継電器3が不要動作することがなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側の端子の個別電源が断となり、送信信号の遮断器や
断路器等の制御条件(CB・LS条件)が「0」となっ
ても、受信側の端子では個別電源が「0」になる直前の
制御条件(CB・LS条件)を使用する。従って、送信
側の端子の個別電源が断となっても受信側の端子で不要
動作することのないディジタル形保護継電装置を提供す
ることができる。
信側の端子の個別電源が断となり、送信信号の遮断器や
断路器等の制御条件(CB・LS条件)が「0」となっ
ても、受信側の端子では個別電源が「0」になる直前の
制御条件(CB・LS条件)を使用する。従って、送信
側の端子の個別電源が断となっても受信側の端子で不要
動作することのないディジタル形保護継電装置を提供す
ることができる。
【0036】すなわち、請求項1の発明によれば、送信
側の端子の個別電源が断となり、制御条件(CB・LS
条件)が「0」となっても、不要動作防止回路は、制御
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
送信するので、個別電源の断が原因でCB・LS条件が
「0」となっても差動電流継電器を不要動作させること
がない。
側の端子の個別電源が断となり、制御条件(CB・LS
条件)が「0」となっても、不要動作防止回路は、制御
電源が無しとなる直前の制御条件(CB・LS条件)を
送信するので、個別電源の断が原因でCB・LS条件が
「0」となっても差動電流継電器を不要動作させること
がない。
【0037】請求項2の発明によれば、送信側の端子の
個別電源が断となり、制御条件(CB・LS条件)を
「0」としても、併せて電源条件(レディ条件)が
「0」で送信される。そのため、受信側の端子では、不
要動作防止回路は、個別電源条件無しを受信し前値の制
御条件(CB・LS条件)を使用するので、CB・LS
条件についても「0」にならず相手端の端子電流は零リ
セットされない。従って、差動電流継電器が不要動作す
ることはない。
個別電源が断となり、制御条件(CB・LS条件)を
「0」としても、併せて電源条件(レディ条件)が
「0」で送信される。そのため、受信側の端子では、不
要動作防止回路は、個別電源条件無しを受信し前値の制
御条件(CB・LS条件)を使用するので、CB・LS
条件についても「0」にならず相手端の端子電流は零リ
セットされない。従って、差動電流継電器が不要動作す
ることはない。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック構成
図。
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック構成
図。
図。
【図3】電流差動継電器を用いたディジタル形保護継電
装置の説明図。
装置の説明図。
【図4】従来例の構成図。
【図5】不要動作防止回路を有した従来例の構成図。
【図6】共通電源で構成された制御電源の説明図。
1 送電線 2 電流変成器 3 電流差動継電器 4 伝送装置 5 遮断器 6 論理回路 7 不要動作防止回路 8 開閉状態判別回路
Claims (2)
- 【請求項1】 送電線の保護区間の両端にそれぞれ配置
され自端の端子電流と相手端の端子電流との差動電流に
基づいて前記保護区間内の事故を検出する電流差動継電
器と、相互に前記相手端の開閉器の開閉状態及び端子電
流を送受信する送受信回路と、前記相手端の開閉器が開
しているときは前記相手端の端子電流を零として自端の
電流差動継電器に出力する論理回路と、前記自端におけ
る前記開閉器の開閉状態を判別する開閉状態判別回路へ
電源を供給している制御電源が断となったときは前記制
御電源が断となる直前の前記開閉器の開閉状態を前記相
手端に送信する不要動作防止回路とを備えたことを特徴
とするディジタル形保護継電装置。 - 【請求項2】 送電線の保護区間の両端にそれぞれ配置
され自端の端子電流と相手端の端子電流との差動電流に
基づいて前記保護区間内の事故を検出する電流差動継電
器と、相互に前記相手端の開閉器の開閉状態及び端子電
流を送受信する送受信回路と、前記相手端の開閉器が開
しているときは前記相手端の端子電流を零として自端の
電流差動継電器に出力する論理回路と、前記相手端にお
ける前記開閉器の開閉状態を判別する開閉状態判別回路
へ電源を供給している制御電源が断となったことを前記
相手端から受信したときは前記制御電源が断となる直前
の前記開閉器の開閉状態を前記論理回路へ不要動作防止
回路とを備えたことを特徴とするディジタル形保護継電
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027435A JPH09205723A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | ディジタル形保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027435A JPH09205723A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | ディジタル形保護継電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09205723A true JPH09205723A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12221041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8027435A Pending JPH09205723A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | ディジタル形保護継電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09205723A (ja) |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP8027435A patent/JPH09205723A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |