JPH09207231A - 加飾成形用シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造法 - Google Patents
加飾成形用シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造法Info
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- JPH09207231A JPH09207231A JP8015264A JP1526496A JPH09207231A JP H09207231 A JPH09207231 A JP H09207231A JP 8015264 A JP8015264 A JP 8015264A JP 1526496 A JP1526496 A JP 1526496A JP H09207231 A JPH09207231 A JP H09207231A
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- molding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加飾部分の表面光沢が良好で、かつ、硬化性
が良好であって耐薬品性、耐溶剤性等に優れた加飾成形
品を提供する。また、大形状の成形品においても加飾部
分の表面光沢が良好で、かつ、表面が汚染され難いとい
う表面性に優れた加飾成形品を提供する。 【解決手段】 パーヘキシル系有機過酸化物を含む熱硬
化性樹脂組成物が加飾基材に含浸されている加飾成形用
シートである。1時間半減期温度が100〜130℃で
ある有機過酸化物を含む熱硬化性樹脂組成物が加飾基材
に含浸されている加飾成形用シートである。また、上記
構成の加飾成形用シートを熱硬化性成形材料に積層状に
配して該成形材料の加熱圧縮成形を行う方法である。
が良好であって耐薬品性、耐溶剤性等に優れた加飾成形
品を提供する。また、大形状の成形品においても加飾部
分の表面光沢が良好で、かつ、表面が汚染され難いとい
う表面性に優れた加飾成形品を提供する。 【解決手段】 パーヘキシル系有機過酸化物を含む熱硬
化性樹脂組成物が加飾基材に含浸されている加飾成形用
シートである。1時間半減期温度が100〜130℃で
ある有機過酸化物を含む熱硬化性樹脂組成物が加飾基材
に含浸されている加飾成形用シートである。また、上記
構成の加飾成形用シートを熱硬化性成形材料に積層状に
配して該成形材料の加熱圧縮成形を行う方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形型内に加飾成
形用シートと熱硬化性成形材料とを重ねて配し、加熱圧
縮成形を行うことによって、加飾成形用シートと成形材
料を一体化させて、加飾成形用シートによって所望の模
様、色彩等のデザイン性を発現した加飾成形品を得るの
に用いられる加飾成形用シート、及びそれを用いた加飾
成形品の製造方法に関する。
形用シートと熱硬化性成形材料とを重ねて配し、加熱圧
縮成形を行うことによって、加飾成形用シートと成形材
料を一体化させて、加飾成形用シートによって所望の模
様、色彩等のデザイン性を発現した加飾成形品を得るの
に用いられる加飾成形用シート、及びそれを用いた加飾
成形品の製造方法に関する。
【0002】こうして得られた加飾成形品は、浴槽、浴
槽用壁材、防水パン、カウンター等、表面に模様ないし
は色彩を有する製品に好適に使用される。
槽用壁材、防水パン、カウンター等、表面に模様ないし
は色彩を有する製品に好適に使用される。
【0003】
【従来の技術】従来、FRP(繊維強化プラスチック)
の分野、特にFRP製バスタブ、バスユニット床等の生
産においては、ハンドレイアップ成形法あるいはスプレ
ーアップ成形法と言われる方式が広く採用されて来た
が、これらの方法は一個の製品を生産するのに長い時間
と多くの工数を必要とした。そこで、これらの生産性を
格段に改良するものとして、シート・モールディング・
コンパウンド(以下、SMCと略す)またはバルク・モ
ールディング・コンパウンド(以下、BMCと略す)等
の熱硬化性成形材料が開発され、これを用いた加熱圧縮
成形法が現在広く採用されている。
の分野、特にFRP製バスタブ、バスユニット床等の生
産においては、ハンドレイアップ成形法あるいはスプレ
ーアップ成形法と言われる方式が広く採用されて来た
が、これらの方法は一個の製品を生産するのに長い時間
と多くの工数を必要とした。そこで、これらの生産性を
格段に改良するものとして、シート・モールディング・
コンパウンド(以下、SMCと略す)またはバルク・モ
ールディング・コンパウンド(以下、BMCと略す)等
の熱硬化性成形材料が開発され、これを用いた加熱圧縮
成形法が現在広く採用されている。
【0004】しかしながら、SMCあるいはBMC等の
熱硬化性成形材料だけを用いた加熱圧縮成形では、得ら
れた成形品は、成形品全体の色が単一色に限られたもの
となり、例えば赤なら成形品全体が赤色のものしか生産
できず、模様および色彩の自由度が狭められるという難
点がある。勿論、成型品に印刷、塗装等の後加工を施せ
ば、適宜模様ないしは色彩を付加することは可能である
が、この場合には複雑な後加工の工程を付け加える必要
があり、生産性がいっそう低下する。
熱硬化性成形材料だけを用いた加熱圧縮成形では、得ら
れた成形品は、成形品全体の色が単一色に限られたもの
となり、例えば赤なら成形品全体が赤色のものしか生産
できず、模様および色彩の自由度が狭められるという難
点がある。勿論、成型品に印刷、塗装等の後加工を施せ
ば、適宜模様ないしは色彩を付加することは可能である
が、この場合には複雑な後加工の工程を付け加える必要
があり、生産性がいっそう低下する。
【0005】そこで、これらのFRP製品を加飾する方
法として、成型品に所望の模様を発現するための加飾成
形用シートを用いる方法が提案されている。例えば、特
開平5−285973号公報には、所望の模様柄を印刷
したチタン紙に熱硬化性樹脂を含浸させてなる加飾成形
用シートの上にSMCを重ねて加熱圧縮成形を行い、加
飾成形品を得る方法が開示されている。
法として、成型品に所望の模様を発現するための加飾成
形用シートを用いる方法が提案されている。例えば、特
開平5−285973号公報には、所望の模様柄を印刷
したチタン紙に熱硬化性樹脂を含浸させてなる加飾成形
用シートの上にSMCを重ねて加熱圧縮成形を行い、加
飾成形品を得る方法が開示されている。
【0006】この公報には、上記印刷チタン紙に熱硬化
性樹脂を含浸させてなる加飾成形用シートを得る際の熱
硬化性樹脂液に含まれる硬化剤等の各成分は具体的には
開示されていないが、従来、建材において壁紙、化粧板
等に用いられていた含浸紙の製造技術がそのまま転用さ
れていたと推察される。一方、従来の、例えば熱硬化性
樹脂化粧板の製造に用いられる樹脂含浸紙としては、含
浸樹脂の硬化剤である有機過酸化物としてベンゾイルパ
ーオキサイドを用いる例が知られていた(特開昭57−
126666号公報)。
性樹脂を含浸させてなる加飾成形用シートを得る際の熱
硬化性樹脂液に含まれる硬化剤等の各成分は具体的には
開示されていないが、従来、建材において壁紙、化粧板
等に用いられていた含浸紙の製造技術がそのまま転用さ
れていたと推察される。一方、従来の、例えば熱硬化性
樹脂化粧板の製造に用いられる樹脂含浸紙としては、含
浸樹脂の硬化剤である有機過酸化物としてベンゾイルパ
ーオキサイドを用いる例が知られていた(特開昭57−
126666号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等は、硬化剤としてベンゾイルパーオキサイドを用い
た熱硬化性樹脂液を模様柄印刷紙に含浸して得た加飾成
形用シートとSMC等を積層状に配し、加熱圧縮成形し
て得られた製品は、一般的に加飾部分の表面の光沢等の
外観が悪く、また耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性等も悪
くなり易いという欠点を見い出した。具体的には、ベン
ゾイルパーオキサイドから発生するラジカル(PhCO
O・)は、反応性が特段に高いものではなく、100%
の完全硬化物が得られなかった。そのため、得られる成
形品は、加飾部分の光沢がよくなく、耐薬品性、耐溶剤
性等に劣るという難点を有し、通常の用途においては問
題はないが、薬品に対して耐久性の要求される製品とし
ては使用できないものであった。
者等は、硬化剤としてベンゾイルパーオキサイドを用い
た熱硬化性樹脂液を模様柄印刷紙に含浸して得た加飾成
形用シートとSMC等を積層状に配し、加熱圧縮成形し
て得られた製品は、一般的に加飾部分の表面の光沢等の
外観が悪く、また耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性等も悪
くなり易いという欠点を見い出した。具体的には、ベン
ゾイルパーオキサイドから発生するラジカル(PhCO
O・)は、反応性が特段に高いものではなく、100%
の完全硬化物が得られなかった。そのため、得られる成
形品は、加飾部分の光沢がよくなく、耐薬品性、耐溶剤
性等に劣るという難点を有し、通常の用途においては問
題はないが、薬品に対して耐久性の要求される製品とし
ては使用できないものであった。
【0008】また、上記方法によって得られる成形品
は、特に、防水パン、バスタブ、洗い場付き浴槽の様
な、長辺が1mを越える様な大形状の成形品において
は、その加飾部分の表面において、微妙な凹凸が広い範
囲にわたって発生し、その部分での光沢が悪く、かつ、
表面が汚染され易いという欠点を有するものであった。
は、特に、防水パン、バスタブ、洗い場付き浴槽の様
な、長辺が1mを越える様な大形状の成形品において
は、その加飾部分の表面において、微妙な凹凸が広い範
囲にわたって発生し、その部分での光沢が悪く、かつ、
表面が汚染され易いという欠点を有するものであった。
【0009】本発明は上記欠点を改良するものであり、
その第1の目的は、自在な模様、色等のデザインを有す
る、加飾成形用シート積層成形品を成形するに際し、加
飾部分の表面光沢が良好で、かつ、硬化性が良好であっ
て耐薬品性、耐溶剤性等に優れた加飾成形品を提供する
ことにある。
その第1の目的は、自在な模様、色等のデザインを有す
る、加飾成形用シート積層成形品を成形するに際し、加
飾部分の表面光沢が良好で、かつ、硬化性が良好であっ
て耐薬品性、耐溶剤性等に優れた加飾成形品を提供する
ことにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、自在な模
様、色等のデザインを有する、加飾成形用シート積層成
形品を成形するに際し、大型状の成形品においても加飾
部分の表面光沢が良好で、かつ、表面が汚染され難いと
いう表面性に優れた加飾成形品を提供することにある。
様、色等のデザインを有する、加飾成形用シート積層成
形品を成形するに際し、大型状の成形品においても加飾
部分の表面光沢が良好で、かつ、表面が汚染され難いと
いう表面性に優れた加飾成形品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1の目的を達成すべく工夫されたものであり、パ
ーヘキシル系硬化剤を含む熱硬化性樹脂組成物が加飾基
材に含浸されていることを特徴とする加飾成形用シート
である。
上記第1の目的を達成すべく工夫されたものであり、パ
ーヘキシル系硬化剤を含む熱硬化性樹脂組成物が加飾基
材に含浸されていることを特徴とする加飾成形用シート
である。
【0012】請求項2記載の発明は、上記第2の目的を
達成すべく工夫されたものであり、1時間半減期温度が
100〜130℃である有機過酸化物を含む熱硬化性樹
脂組成物が加飾基材に含浸されていることを特徴とする
加飾成形用シートである。
達成すべく工夫されたものであり、1時間半減期温度が
100〜130℃である有機過酸化物を含む熱硬化性樹
脂組成物が加飾基材に含浸されていることを特徴とする
加飾成形用シートである。
【0013】また、請求項3記載の発明は、加飾成形用
シートを熱硬化性成形材料に積層状に配して該成形材料
の加熱圧縮成形を行うに当たり、加飾成形用シートとし
て請求項1または2記載のものを用いることを特徴とす
る加飾成形品の製造方法である。
シートを熱硬化性成形材料に積層状に配して該成形材料
の加熱圧縮成形を行うに当たり、加飾成形用シートとし
て請求項1または2記載のものを用いることを特徴とす
る加飾成形品の製造方法である。
【0014】まず、請求項1記載の発明について詳しく
説明する。
説明する。
【0015】本明細書において、「加飾基材」とは、印
刷や着色等で加飾された基材をいう。
刷や着色等で加飾された基材をいう。
【0016】上記基材、すなわち未加飾状態の基材とし
ては、紙、布、不織布、ガラスマット、ガラスクロス等
の繊維集合体や、多孔質合成樹脂シート等が例示され
る。
ては、紙、布、不織布、ガラスマット、ガラスクロス等
の繊維集合体や、多孔質合成樹脂シート等が例示され
る。
【0017】上記紙としては、従来公知の各種のものが
用いられる。具体的には、薄様紙、チタン紙、新聞巻き
取り紙、上質紙、中質紙、更紙、グラビア用紙、アート
紙、コート紙、筆記用紙、図画用紙等が使用可能であ
る。また、その印刷方法としても従来公知の各種方法が
適用可能であり、具体的には、グラビア印刷方式、グラ
ビア・オフセット印刷方式、シルクスクリーン印刷方
式、凸版印刷方式、オフセット印刷方式等がある。ま
た、着色方法としても従来公知の各種方法が適用可能で
あり、具体的には抄造時に顔料等を混ぜ込む方法、抄造
時にインクを染み込ませる方法、絵の具や塗料を塗布す
る方法等がある。
用いられる。具体的には、薄様紙、チタン紙、新聞巻き
取り紙、上質紙、中質紙、更紙、グラビア用紙、アート
紙、コート紙、筆記用紙、図画用紙等が使用可能であ
る。また、その印刷方法としても従来公知の各種方法が
適用可能であり、具体的には、グラビア印刷方式、グラ
ビア・オフセット印刷方式、シルクスクリーン印刷方
式、凸版印刷方式、オフセット印刷方式等がある。ま
た、着色方法としても従来公知の各種方法が適用可能で
あり、具体的には抄造時に顔料等を混ぜ込む方法、抄造
時にインクを染み込ませる方法、絵の具や塗料を塗布す
る方法等がある。
【0018】上記布としては、従来公知の各種のものが
用いられる。具体的には、絹、麻、木綿等の天然繊維、
レーヨン繊維等の再生繊維、ポリエステル繊維、ナイロ
ン繊維、アクリル繊維等の合成繊維等を織成してなるも
のが使用可能である。また、その印刷方法、着色方法と
しては、上述した紙の場合の方法と同様の方法が適用で
きる。
用いられる。具体的には、絹、麻、木綿等の天然繊維、
レーヨン繊維等の再生繊維、ポリエステル繊維、ナイロ
ン繊維、アクリル繊維等の合成繊維等を織成してなるも
のが使用可能である。また、その印刷方法、着色方法と
しては、上述した紙の場合の方法と同様の方法が適用で
きる。
【0019】上記不織布としては、従来公知の各種のも
のが用いられる。具体的には、絹、麻、木綿、羊毛等の
天然繊維、レーヨン繊維等の再生繊維、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の合成繊維等を化学
的、熱的に、接着あるいは繊維同士の溶着等を利用して
布状としたものが使用可能である。また、その印刷方
法、着色方法としては、上述した紙の場合の方法と同様
の方法が適用できる。
のが用いられる。具体的には、絹、麻、木綿、羊毛等の
天然繊維、レーヨン繊維等の再生繊維、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維等の合成繊維等を化学
的、熱的に、接着あるいは繊維同士の溶着等を利用して
布状としたものが使用可能である。また、その印刷方
法、着色方法としては、上述した紙の場合の方法と同様
の方法が適用できる。
【0020】上記ガラスクロスとしては、ガラス繊維を
織成してなる従来公知のものが使用可能である。また、
その印刷方法、着色方法としては、上述した紙の場合の
方法と同様の方法が適用できる。
織成してなる従来公知のものが使用可能である。また、
その印刷方法、着色方法としては、上述した紙の場合の
方法と同様の方法が適用できる。
【0021】上記ガラスマットとしては、ガラス繊維に
接着剤(バインダー)を用いて化学的に接着させてマッ
ト状としたものが使用可能である。また、その印刷方
法、着色方法としては、上述した紙の場合の方法と同様
の方法が適用できる。
接着剤(バインダー)を用いて化学的に接着させてマッ
ト状としたものが使用可能である。また、その印刷方
法、着色方法としては、上述した紙の場合の方法と同様
の方法が適用できる。
【0022】ここで、着色または印刷の態様としては、
単一色に彩色しても構わないし、複数色を用いて模様等
図柄を形成させても構わない。即ち、目的に応じて、自
在な模様ないしは色彩を適用することが可能である。
単一色に彩色しても構わないし、複数色を用いて模様等
図柄を形成させても構わない。即ち、目的に応じて、自
在な模様ないしは色彩を適用することが可能である。
【0023】加飾基材に含浸させる熱硬化性樹脂組成物
は、熱硬化性樹脂を主成分とし、必要に応じて無機充填
材とカップリング剤等を含んでもよい。
は、熱硬化性樹脂を主成分とし、必要に応じて無機充填
材とカップリング剤等を含んでもよい。
【0024】熱硬化性樹脂組成物の主構成成分である熱
硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂等
の各種熱硬化性樹脂が使用可能である。
硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂等
の各種熱硬化性樹脂が使用可能である。
【0025】上記不飽和ポリエステル樹脂は、公知慣用
の方法により、通常、有機ポリオールと、脂肪族不飽和
ポリカルボン酸と、さらに必要に応じて脂肪族飽和ポリ
カルボン酸および/または芳香族ポリカルボン酸等とか
ら製造される。
の方法により、通常、有機ポリオールと、脂肪族不飽和
ポリカルボン酸と、さらに必要に応じて脂肪族飽和ポリ
カルボン酸および/または芳香族ポリカルボン酸等とか
ら製造される。
【0026】上記不飽和ポリエステル樹脂の製造に用い
られる有機ポリオールの例としてはジオール、トリオー
ル、テトラオールおよびそれらの混合物が挙げられる。
有機ポリオールは主として脂肪族ポリオールと芳香族ポ
リオールとに分けられ、このうち脂肪族ポリオールの代
表的なものには、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジブロムネオペンチルグ
リコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチロール
プロパン、水素化ビスフェノールA等があり、また芳香
族ポリオールの代表的なものとしては、ビスフェノール
AまたはビスフェノールSあるいはこれらのビスフェノ
ールAまたはビスフェノールSにエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシドもしくはブチレンオキシドのような脂
肪族オキシラン化合物を、一分子中に平均1〜20個の
範囲で付加させて得られるポリオキシアルキレンビスフ
ェノールAまたはポリオキシアルキレンビスフェノール
S等がある。
られる有機ポリオールの例としてはジオール、トリオー
ル、テトラオールおよびそれらの混合物が挙げられる。
有機ポリオールは主として脂肪族ポリオールと芳香族ポ
リオールとに分けられ、このうち脂肪族ポリオールの代
表的なものには、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジブロムネオペンチルグ
リコール、ヘキサメチレングリコール、トリメチロール
プロパン、水素化ビスフェノールA等があり、また芳香
族ポリオールの代表的なものとしては、ビスフェノール
AまたはビスフェノールSあるいはこれらのビスフェノ
ールAまたはビスフェノールSにエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシドもしくはブチレンオキシドのような脂
肪族オキシラン化合物を、一分子中に平均1〜20個の
範囲で付加させて得られるポリオキシアルキレンビスフ
ェノールAまたはポリオキシアルキレンビスフェノール
S等がある。
【0027】また、上記不飽和ポリエステル樹脂の製造
に用いられる脂肪族不飽和ポリカルボン酸としては(無
水)マレイン酸、フマル酸、(無水)イタコン酸等が例
示される。
に用いられる脂肪族不飽和ポリカルボン酸としては(無
水)マレイン酸、フマル酸、(無水)イタコン酸等が例
示される。
【0028】また、前記不飽和ポリエステル樹脂の製造
に用いられる脂肪族不飽和ポリカルボン酸としてはセバ
チン酸、アジピン酸、(無水)コハク酸等が例示され
る。
に用いられる脂肪族不飽和ポリカルボン酸としてはセバ
チン酸、アジピン酸、(無水)コハク酸等が例示され
る。
【0029】また、前記不飽和ポリエステル樹脂の製造
に用いられる芳香族ポリカルボン酸としては(無水)フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フ
タル酸等が例示される。
に用いられる芳香族ポリカルボン酸としては(無水)フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フ
タル酸等が例示される。
【0030】上記エポキシアクリレート(ビニルエステ
ル)樹脂は、これもまた公知慣用の方法により、通常、
エポキシ樹脂と、(メタ)アクリル酸等の反応性二重結
合を持つモノカルボン酸とから製造される。
ル)樹脂は、これもまた公知慣用の方法により、通常、
エポキシ樹脂と、(メタ)アクリル酸等の反応性二重結
合を持つモノカルボン酸とから製造される。
【0031】また、前記エポキシアクリレート(ビニル
エステル)樹脂の製造に用いられるエポキシ樹脂として
は、これもまた公知慣用の方法によりエピクロルヒドリ
ンおよびビスフェノールAから製造されるビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、エピクロルヒドリンおよび臭素化
ビスフェノールAから製造される臭素化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、フェノールノボラックまたはオルト
クレゾールノボラックをグリシジルエーテル化して製造
されるノボラック型エポキシ樹脂、各種アミンとエピク
ロルヒドリンを反応させて得られるグリシジルアミン型
エポキシ樹脂(テトラグリシジルメタキシレンジアミ
ン、テトラグリシジル−1,3−ビスアミノメチルシク
ロヘキサン、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン、トリグリシジル−p−アミノフェノール、トリグリ
シジル−m−アミノフェノール、ジグリシジルアニリ
ン、ジグリシジルオルトトルイジン等)等が例示され
る。
エステル)樹脂の製造に用いられるエポキシ樹脂として
は、これもまた公知慣用の方法によりエピクロルヒドリ
ンおよびビスフェノールAから製造されるビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂、エピクロルヒドリンおよび臭素化
ビスフェノールAから製造される臭素化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、フェノールノボラックまたはオルト
クレゾールノボラックをグリシジルエーテル化して製造
されるノボラック型エポキシ樹脂、各種アミンとエピク
ロルヒドリンを反応させて得られるグリシジルアミン型
エポキシ樹脂(テトラグリシジルメタキシレンジアミ
ン、テトラグリシジル−1,3−ビスアミノメチルシク
ロヘキサン、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン、トリグリシジル−p−アミノフェノール、トリグリ
シジル−m−アミノフェノール、ジグリシジルアニリ
ン、ジグリシジルオルトトルイジン等)等が例示され
る。
【0032】上記ウレタンアクリレート樹脂は、通常、
アルキレンジオール、アルキレンジオールエステル、ア
ルキレンジオールエーテル、ポリエーテルポリオールま
たはポリエステルポリオール等の有機ポリオールに有機
ポリイソシアネートを反応させ、さらにヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを反応させて製造される。
アルキレンジオール、アルキレンジオールエステル、ア
ルキレンジオールエーテル、ポリエーテルポリオールま
たはポリエステルポリオール等の有機ポリオールに有機
ポリイソシアネートを反応させ、さらにヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを反応させて製造される。
【0033】また、前記ウレタンアクリレート樹脂の製
造に用いられるポリオールとしては、アルキレンジオー
ルとして例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジイソプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ブタンジオール等が、ポリエーテルポリオールと
してはポリオキシメチレン、ポリエチレンオキサイド、
ポリプロピレンオキサイド等が、ポリエステルポリオー
ルとしてはアルキレンジオール等の有機ポリオールおよ
びポリカルボン酸の縮合化合物等がそれぞれ例示され
る。
造に用いられるポリオールとしては、アルキレンジオー
ルとして例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジイソプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ブタンジオール等が、ポリエーテルポリオールと
してはポリオキシメチレン、ポリエチレンオキサイド、
ポリプロピレンオキサイド等が、ポリエステルポリオー
ルとしてはアルキレンジオール等の有機ポリオールおよ
びポリカルボン酸の縮合化合物等がそれぞれ例示され
る。
【0034】また、前記ウレタンアクリレート樹脂の製
造に用いられるポリイソシアネートとしてはトリレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルジイソシアネート等が例示される。
造に用いられるポリイソシアネートとしてはトリレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルジイソシアネート等が例示される。
【0035】また、前記ウレタンアクリレート樹脂の製
造に用いられるヒドロキシルアルキル(メタ)アクリレ
ートとしては通常ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート等が例示され、ヒドロ
キシル基は通常アルキル基のベータ位の炭素に結合して
いる。アルキル基は通常8個までの炭素原子を含むこと
ができる。
造に用いられるヒドロキシルアルキル(メタ)アクリレ
ートとしては通常ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート等が例示され、ヒドロ
キシル基は通常アルキル基のベータ位の炭素に結合して
いる。アルキル基は通常8個までの炭素原子を含むこと
ができる。
【0036】上記ジアリルフタレート樹脂とは、ジアリ
ルフタレートモノマーを過酸化ベンゾイルの様な過酸化
物触媒の存在下で加熱、重合させてプレポリマー化させ
ることによって得られる。
ルフタレートモノマーを過酸化ベンゾイルの様な過酸化
物触媒の存在下で加熱、重合させてプレポリマー化させ
ることによって得られる。
【0037】上記メラミン樹脂は、メラミンとホルムア
ルデヒド樹脂を縮合させることによって得られる。
ルデヒド樹脂を縮合させることによって得られる。
【0038】上記フェノール樹脂は、フェノールアルコ
ール類とホルマリンを反応させて得られる。フェノール
に対してホルムアルデヒドを過剰にして、アルカリ触媒
で反応させたレゾールタイプ、および、ホルムアルデヒ
ドを過剰にして、酸触媒にて反応させたノボラックタイ
プの2種類が汎用的である。
ール類とホルマリンを反応させて得られる。フェノール
に対してホルムアルデヒドを過剰にして、アルカリ触媒
で反応させたレゾールタイプ、および、ホルムアルデヒ
ドを過剰にして、酸触媒にて反応させたノボラックタイ
プの2種類が汎用的である。
【0039】上記熱硬化性樹脂には、通常、スチレン、
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエ
ン、ジアリルフタレート、各種アクリレートモノマー、
各種メタクリレートモノマー等の重合性単量体が適当量
加えられている。
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエ
ン、ジアリルフタレート、各種アクリレートモノマー、
各種メタクリレートモノマー等の重合性単量体が適当量
加えられている。
【0040】中でも、スチレンおよびメチルメタクリレ
ートが価格および各種性能の点で優れるため、好適に用
いられる。
ートが価格および各種性能の点で優れるため、好適に用
いられる。
【0041】また、上記熱硬化性樹脂には、必要に応じ
て、ラジカル反応開始剤として有機過酸化物を用いるこ
とができる。具体的には例えば、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド等のケトンパーオキサイド類、イソブチリ
ルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、クメ
ンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド
類、ジクミルパーオキサイド等のジアルキルパーオキサ
イド類、ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート等のアルキルパーエステル類、ターシャリ
ーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等のカー
ボネート類、1,1−ジブチルパーオキシシクロヘキサ
ン等のパーオキシケタール類等があり、汎用的には、タ
ーシャリーブチルパーオキシベンゾエート、ターシャリ
ーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等が使用
可能である。
て、ラジカル反応開始剤として有機過酸化物を用いるこ
とができる。具体的には例えば、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド等のケトンパーオキサイド類、イソブチリ
ルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、クメ
ンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド
類、ジクミルパーオキサイド等のジアルキルパーオキサ
イド類、ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート等のアルキルパーエステル類、ターシャリ
ーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等のカー
ボネート類、1,1−ジブチルパーオキシシクロヘキサ
ン等のパーオキシケタール類等があり、汎用的には、タ
ーシャリーブチルパーオキシベンゾエート、ターシャリ
ーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等が使用
可能である。
【0042】上記熱硬化性樹脂組成物は、硬化剤とし
て、ラジカル重合開始剤であるパーへキシル系有機過酸
化物を含む。パーへキシル系有機過酸化物は一般式[C
3 H7C(CH3 )2 OOR]で表され、加熱により、
反応性に富むターシャリーヘキシルオキシラジカル[C
3 H7 C(CH3 )2 O・]を発生し、不飽和二重結合
を有する樹脂と架橋反応してこれを硬化させる硬化剤で
ある。
て、ラジカル重合開始剤であるパーへキシル系有機過酸
化物を含む。パーへキシル系有機過酸化物は一般式[C
3 H7C(CH3 )2 OOR]で表され、加熱により、
反応性に富むターシャリーヘキシルオキシラジカル[C
3 H7 C(CH3 )2 O・]を発生し、不飽和二重結合
を有する樹脂と架橋反応してこれを硬化させる硬化剤で
ある。
【0043】パーヘキシル系有機過酸化物は、パーヘキ
シル系のパーオキシエステル類、パーヘキシル系のハイ
ドロパーオキサイド類、パーヘキシル系のパーオキシケ
タール類に大別される。
シル系のパーオキシエステル類、パーヘキシル系のハイ
ドロパーオキサイド類、パーヘキシル系のパーオキシケ
タール類に大別される。
【0044】このような有機過酸化物として、具体的に
は例えば、パーオキシエステル類として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシネオデカノエート
(1時間半減期温度64.8℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシピパレート(1時間
半減期温度71.3℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート(1時間半減期温度90.1℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃)等があり、ハイドロパーオ
キサイド類として、 ・ターシャリーヘキシルハイドロパーオキサイド(1時
間半減期温度188.5℃)があり、パーオキシケター
ル類として、 ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度106.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)等があ
る。
は例えば、パーオキシエステル類として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシネオデカノエート
(1時間半減期温度64.8℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシピパレート(1時間
半減期温度71.3℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート(1時間半減期温度90.1℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃)等があり、ハイドロパーオ
キサイド類として、 ・ターシャリーヘキシルハイドロパーオキサイド(1時
間半減期温度188.5℃)があり、パーオキシケター
ル類として、 ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度106.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)等があ
る。
【0045】上記パーヘキシル系有機過酸化物のうち、
1時間半減期温度が100〜130℃、より好適には1
03〜126℃、更に好ましくは105〜120℃であ
るものが好適に使用される。1時間半減期温度が低すぎ
ると、反応開始が早すぎるため成形時にプリゲルを発生
しやすく、逆に1時間半減期温度が高すぎると、反応速
度が遅すぎるため硬化不足になりやすい或いは成形時間
が非常に長くかかり過ぎる場合がある。
1時間半減期温度が100〜130℃、より好適には1
03〜126℃、更に好ましくは105〜120℃であ
るものが好適に使用される。1時間半減期温度が低すぎ
ると、反応開始が早すぎるため成形時にプリゲルを発生
しやすく、逆に1時間半減期温度が高すぎると、反応速
度が遅すぎるため硬化不足になりやすい或いは成形時間
が非常に長くかかり過ぎる場合がある。
【0046】このような好適な有機過酸化物として、具
体的には例えば、パーオキシエステル類として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃)等があり、パーオキシケタ
ール類として、 ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度106.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)等があ
る。これらの有機過酸化物は、安全性、取扱い性、コス
ト等の点で有利であり、硬化剤として好適に使用され
る。
体的には例えば、パーオキシエステル類として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃)等があり、パーオキシケタ
ール類として、 ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度106.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)等があ
る。これらの有機過酸化物は、安全性、取扱い性、コス
ト等の点で有利であり、硬化剤として好適に使用され
る。
【0047】上記パーヘキシル系有機過酸化物の使用量
は、反応性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂と共重合性モ
ノマーの合計100重量部に対して好ましくは0.1〜
8重量部、より好適には0.3〜6重量部であり、更に
好ましくは0.5〜5重量部である。この使用量が少な
過ぎると、成形時にシートが完全硬化に至りにくい場合
があり、逆に多すぎると、成形時にシートが黄変し易い
ことがある。
は、反応性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂と共重合性モ
ノマーの合計100重量部に対して好ましくは0.1〜
8重量部、より好適には0.3〜6重量部であり、更に
好ましくは0.5〜5重量部である。この使用量が少な
過ぎると、成形時にシートが完全硬化に至りにくい場合
があり、逆に多すぎると、成形時にシートが黄変し易い
ことがある。
【0048】また、上記熱硬化性樹脂組成物は、更に、
必要に応じてパーヘキシル系以外の有機過酸化物を含む
ことができる。パーヘキシル系以外の有機過酸化物とし
ては、具体的に、 ・ベンゾイルパーオキサイド ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が例示され
る。
必要に応じてパーヘキシル系以外の有機過酸化物を含む
ことができる。パーヘキシル系以外の有機過酸化物とし
ては、具体的に、 ・ベンゾイルパーオキサイド ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が例示され
る。
【0049】また、パーヘキシル系以外の有機過酸化物
を併用する場合、その使用量は、反応性不飽和結合を持
つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量部
に対して、有機過酸化物の総量が好ましくは0.1〜8
重量部、より好適には0.3〜6重量部であり、さらに
好ましくは0.5〜5重量部となるように、調節される
ことが好適である。この使用量が少なすぎると、成形時
にシートが完全硬化に至りにくい場合があり、逆に多す
ぎると、シートが黄片し易いことがある。
を併用する場合、その使用量は、反応性不飽和結合を持
つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量部
に対して、有機過酸化物の総量が好ましくは0.1〜8
重量部、より好適には0.3〜6重量部であり、さらに
好ましくは0.5〜5重量部となるように、調節される
ことが好適である。この使用量が少なすぎると、成形時
にシートが完全硬化に至りにくい場合があり、逆に多す
ぎると、シートが黄片し易いことがある。
【0050】上記熱硬化性樹脂組成物には、必要に応じ
て、溶剤、モノマー等が添加される。例えば、粘度の高
い樹脂においては含浸性を改良するために溶剤等を加え
て粘度を低下させる。また、反応性の低い樹脂において
は、モノマー等を添加して反応性を改良することができ
る。なお、粘度を低下させるために溶剤を用いる場合に
は、これが残存していると成形時に気泡等の不良の原因
となりやすいので、樹脂含浸後に、溶剤を揮発乾燥させ
る工程が必要になる。
て、溶剤、モノマー等が添加される。例えば、粘度の高
い樹脂においては含浸性を改良するために溶剤等を加え
て粘度を低下させる。また、反応性の低い樹脂において
は、モノマー等を添加して反応性を改良することができ
る。なお、粘度を低下させるために溶剤を用いる場合に
は、これが残存していると成形時に気泡等の不良の原因
となりやすいので、樹脂含浸後に、溶剤を揮発乾燥させ
る工程が必要になる。
【0051】また、上記各種熱硬化性樹脂組成物には、
必要に応じて、炭酸カルシウム等の無機充填材、パラベ
ンゾキノン等の重合禁止剤、ステアリン酸亜鉛等の内部
離型剤、防かび剤、防腐剤等が適当量添加できる。
必要に応じて、炭酸カルシウム等の無機充填材、パラベ
ンゾキノン等の重合禁止剤、ステアリン酸亜鉛等の内部
離型剤、防かび剤、防腐剤等が適当量添加できる。
【0052】ここで、加飾基材への熱硬化性樹脂組成物
の含浸量としては、含浸したシートの乾燥後の全体の重
量に対して同組成物が好ましくは30〜75重量%、よ
り好適には40〜65重量%となるように配合される。
の含浸量としては、含浸したシートの乾燥後の全体の重
量に対して同組成物が好ましくは30〜75重量%、よ
り好適には40〜65重量%となるように配合される。
【0053】基材への樹脂含浸は、従来公知の方法によ
り行うことができる。即ち、例えば、含浸槽内の樹脂中
に基材を浸漬して樹脂を含浸し、ロール等で基材を押圧
して余分な樹脂を落とし、必要に応じて乾燥炉において
乾燥する方法、あるいは、ベルトの上で基材を流して行
き、その上に樹脂を載置し、ロールまたはブレード等で
基材を押圧して行く方法等がある。
り行うことができる。即ち、例えば、含浸槽内の樹脂中
に基材を浸漬して樹脂を含浸し、ロール等で基材を押圧
して余分な樹脂を落とし、必要に応じて乾燥炉において
乾燥する方法、あるいは、ベルトの上で基材を流して行
き、その上に樹脂を載置し、ロールまたはブレード等で
基材を押圧して行く方法等がある。
【0054】つぎに、熱硬化性成形材料について説明す
る。請求項1記載の発明において、熱硬化性成形材料と
しては、従来よりSMC、BMC等の各種熱硬化性成形
材料として使用されているものを用いることができる。
る。請求項1記載の発明において、熱硬化性成形材料と
しては、従来よりSMC、BMC等の各種熱硬化性成形
材料として使用されているものを用いることができる。
【0055】熱硬化性成形材料の調製例は、つぎのとお
りである。すなわち、熱硬化性樹脂として不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアク
リレート樹脂等が用いられ、必要に応じて無機充填材、
補強材、添加剤等が加えられ、従来公知の方法により、
SMCあるいはBMC等の形態を持つ熱硬化性樹脂組成
物が調製される。
りである。すなわち、熱硬化性樹脂として不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアク
リレート樹脂等が用いられ、必要に応じて無機充填材、
補強材、添加剤等が加えられ、従来公知の方法により、
SMCあるいはBMC等の形態を持つ熱硬化性樹脂組成
物が調製される。
【0056】熱硬化性成形材料の調製に用いる熱硬化性
樹脂は、加飾成形用シートの調製に用いるものと同じで
あってよい。熱硬化性樹脂については、加飾成形用シー
トの説明で詳述した通りである。
樹脂は、加飾成形用シートの調製に用いるものと同じで
あってよい。熱硬化性樹脂については、加飾成形用シー
トの説明で詳述した通りである。
【0057】成形材料にも、加飾成形用シート用の熱硬
化性樹脂と同様に、通常、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタ
レート、各種アクリレートモノマー、各種メタクリレー
トモノマー等の共重合性単量体が適当量加えられてい
る。
化性樹脂と同様に、通常、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタ
レート、各種アクリレートモノマー、各種メタクリレー
トモノマー等の共重合性単量体が適当量加えられてい
る。
【0058】中でも、スチレンおよびメチルメタクリレ
ートが価格および各種性能の点で優れるため、好適に用
いられる。
ートが価格および各種性能の点で優れるため、好適に用
いられる。
【0059】上記共重合性単量体を用いる場合には、そ
の使用量は、樹脂分のうち1〜70重量%であることが
好適であり、より好適には3〜50重量%である。この
使用量が少なすぎる場合には、成形材料の粘度が高くな
るため、成形時に充分な流動性が得らず、逆に多すぎる
場合には、密着性が低下しやすく、いずれの場合も好ま
しくない。
の使用量は、樹脂分のうち1〜70重量%であることが
好適であり、より好適には3〜50重量%である。この
使用量が少なすぎる場合には、成形材料の粘度が高くな
るため、成形時に充分な流動性が得らず、逆に多すぎる
場合には、密着性が低下しやすく、いずれの場合も好ま
しくない。
【0060】本明細書において、「樹脂分」とは、不飽
和ポリエステル等の熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂の他
に、共重合性単量体等のように化学反応して樹脂となり
得る成分をも含めた総量を意味する。
和ポリエステル等の熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂の他
に、共重合性単量体等のように化学反応して樹脂となり
得る成分をも含めた総量を意味する。
【0061】また、成形材料には、低収縮剤として、ポ
リ酢酸ビニル、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル
−スチレン共重合体、ポリブタジエン、飽和ポリエステ
ル類、飽和ポリエーテル類等のような熱可塑性樹脂を必
要に応じて適当量添加することできる。
リ酢酸ビニル、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル
−スチレン共重合体、ポリブタジエン、飽和ポリエステ
ル類、飽和ポリエーテル類等のような熱可塑性樹脂を必
要に応じて適当量添加することできる。
【0062】上記熱可塑性樹脂を用いる場合には、その
使用量は、樹脂分のうち0.1〜30重量%であること
が好適であり、より好適には0.3〜20重量%であ
る。この使用量が多すぎる場合には、成形材料の粘度が
高くなるため、成形時に充分な流動性が得られにくく、
逆に少なすぎる場合には充分な収縮改良効果が得られに
くく、いずれの場合も好ましくない。
使用量は、樹脂分のうち0.1〜30重量%であること
が好適であり、より好適には0.3〜20重量%であ
る。この使用量が多すぎる場合には、成形材料の粘度が
高くなるため、成形時に充分な流動性が得られにくく、
逆に少なすぎる場合には充分な収縮改良効果が得られに
くく、いずれの場合も好ましくない。
【0063】また、上記熱硬化性樹脂には、必要に応じ
て、ラジカル反応開始剤としての有機過酸化物を用いる
ことができる。有機過酸化物の具体例は、加飾成形用シ
ートの調製に用いられる熱硬化性樹脂組成物の有機過酸
化物と同じである。
て、ラジカル反応開始剤としての有機過酸化物を用いる
ことができる。有機過酸化物の具体例は、加飾成形用シ
ートの調製に用いられる熱硬化性樹脂組成物の有機過酸
化物と同じである。
【0064】上記有機過酸化物を用いる場合には、その
量は、反応性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂および共重
合性モノマーの和100重量部に対し好ましくは0.3
〜5重量部、より好適には0.5〜3重量部である。こ
の使用量が少ない場合には、成形材料の硬化速度が遅く
なり易く、また逆に多すぎる場合には、成形材料が硬化
時に黄変しやすくなり、いずれの場合も好ましくない。
量は、反応性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂および共重
合性モノマーの和100重量部に対し好ましくは0.3
〜5重量部、より好適には0.5〜3重量部である。こ
の使用量が少ない場合には、成形材料の硬化速度が遅く
なり易く、また逆に多すぎる場合には、成形材料が硬化
時に黄変しやすくなり、いずれの場合も好ましくない。
【0065】さらに成形材料には、目的および用途に応
じて、適当量の無機充填材を加えることができる。使用
可能な無機充填材としては、以下のものが例示される。
すなわち、グラファイト、ダイヤモンド等の元素鉱物、
岩塩、カリ岩塩等のハロゲン化鉱物、炭酸カルシウム等
の炭酸塩鉱物、藍鉄鉱等のりん酸塩鉱物、カルノー石等
バナジン酸塩鉱物、重晶石(硫酸バリウム)、石膏(硫
酸カルシウム)等の硫酸塩鉱物、ほう砂等のほう酸塩鉱
物、灰チタン石等のチタン酸塩鉱物、雲母、タルク(滑
石)、葉ろう石、カオリン、石英、長石等のけい酸塩鉱
物、酸化チタン、鋼玉(酸化アルミニウム)、水酸化ア
ルミニウム等の金属(水)酸化物、(中空)ガラス球等
のガラス製品、等を中心とした天然または人工の鉱物ま
たはこれらを処理、精製あるいは加工したもの、および
それらの混合物が用いられる。
じて、適当量の無機充填材を加えることができる。使用
可能な無機充填材としては、以下のものが例示される。
すなわち、グラファイト、ダイヤモンド等の元素鉱物、
岩塩、カリ岩塩等のハロゲン化鉱物、炭酸カルシウム等
の炭酸塩鉱物、藍鉄鉱等のりん酸塩鉱物、カルノー石等
バナジン酸塩鉱物、重晶石(硫酸バリウム)、石膏(硫
酸カルシウム)等の硫酸塩鉱物、ほう砂等のほう酸塩鉱
物、灰チタン石等のチタン酸塩鉱物、雲母、タルク(滑
石)、葉ろう石、カオリン、石英、長石等のけい酸塩鉱
物、酸化チタン、鋼玉(酸化アルミニウム)、水酸化ア
ルミニウム等の金属(水)酸化物、(中空)ガラス球等
のガラス製品、等を中心とした天然または人工の鉱物ま
たはこれらを処理、精製あるいは加工したもの、および
それらの混合物が用いられる。
【0066】上記無機充填材の添加量は、樹脂分100
重量部に対して好適には0.5〜60重量部であり、よ
り好適には1〜40重量部である。添加量が少なすぎる
場合には、耐磨耗性の向上或いは光沢の調整について充
分な無機充填材の添加効果が得られにくく、逆に多すぎ
る場合には熱硬化性樹脂組成物の粘度が高くなりすぎる
ため、基材にこれを含浸する事が困難となり、いずれの
場合も好ましくない。
重量部に対して好適には0.5〜60重量部であり、よ
り好適には1〜40重量部である。添加量が少なすぎる
場合には、耐磨耗性の向上或いは光沢の調整について充
分な無機充填材の添加効果が得られにくく、逆に多すぎ
る場合には熱硬化性樹脂組成物の粘度が高くなりすぎる
ため、基材にこれを含浸する事が困難となり、いずれの
場合も好ましくない。
【0067】また、成形材料には、必要に応じて着色顔
料を適当量用いることができる。この着色顔料として
は、従来公知のものが用いられる。例えば、酸化チタ
ン、ベンジンイエロー、アンスラキノンイエロー、チタ
ンイエロー、ハンザイエロー、モリブデートオレンジ、
黄鉛、ジスアゾイエロー、ベンジンオレンジ、キナクリ
ドンレッド、キナクリドンマゼンダ、ナフトールバイオ
レット、クロムグリーン、フタロシアニングリーン、ア
ルカリブルー、コバルトブルー、フタロシアニンブル
ー、酸化鉄(ベンガラ)、銅アゾブラウン、アニリンブ
ラック、カーボンブラック、鉄黒、アルミニウムフレー
ク、ニッケル粉、金粉、銀粉等各種公知慣用のものが用
いられる。
料を適当量用いることができる。この着色顔料として
は、従来公知のものが用いられる。例えば、酸化チタ
ン、ベンジンイエロー、アンスラキノンイエロー、チタ
ンイエロー、ハンザイエロー、モリブデートオレンジ、
黄鉛、ジスアゾイエロー、ベンジンオレンジ、キナクリ
ドンレッド、キナクリドンマゼンダ、ナフトールバイオ
レット、クロムグリーン、フタロシアニングリーン、ア
ルカリブルー、コバルトブルー、フタロシアニンブル
ー、酸化鉄(ベンガラ)、銅アゾブラウン、アニリンブ
ラック、カーボンブラック、鉄黒、アルミニウムフレー
ク、ニッケル粉、金粉、銀粉等各種公知慣用のものが用
いられる。
【0068】中でも、酸化チタン、チタンイエロー、キ
ナクリドンレッド、キナクリドンマゼンダ、フタロシア
ニンブルー、酸化鉄(ベンガラ)、カーボンブラック、
鉄黒、アルミニウムフレーク等が、成形材料の硬化性等
への影響が少ないため、好適に用いられる。
ナクリドンレッド、キナクリドンマゼンダ、フタロシア
ニンブルー、酸化鉄(ベンガラ)、カーボンブラック、
鉄黒、アルミニウムフレーク等が、成形材料の硬化性等
への影響が少ないため、好適に用いられる。
【0069】ここで、成形材料に用いる着色顔料の添加
量は、樹脂分100重量部に対して、1〜100重量部
とすることが好ましく、より好ましくは3〜50重量部
である。また、無機充填材の添加量は、樹脂分100重
量部に対して、0〜300重量部とすることが好まし
く、より好ましくは0〜250重量部である。また、着
色顔料と無機充填材の総量は、30〜320重量部添加
されるのが好ましく、より好ましくは40〜200重量
部となるように調節される。無機充填材、着色顔料の添
加量が、少なすぎる場合には充分な隠蔽性が得られにく
く、逆に多すぎる場合には、組成物の粘度が高くなるた
め、成形時に型内における充分な流動性が得られにく
く、いずれの場合も好ましくない。
量は、樹脂分100重量部に対して、1〜100重量部
とすることが好ましく、より好ましくは3〜50重量部
である。また、無機充填材の添加量は、樹脂分100重
量部に対して、0〜300重量部とすることが好まし
く、より好ましくは0〜250重量部である。また、着
色顔料と無機充填材の総量は、30〜320重量部添加
されるのが好ましく、より好ましくは40〜200重量
部となるように調節される。無機充填材、着色顔料の添
加量が、少なすぎる場合には充分な隠蔽性が得られにく
く、逆に多すぎる場合には、組成物の粘度が高くなるた
め、成形時に型内における充分な流動性が得られにく
く、いずれの場合も好ましくない。
【0070】また、成形材料には、補強材として、各種
補強繊維、すなわちガラス繊維、炭素繊維等を必要に応
じて適当量加えることができる。
補強繊維、すなわちガラス繊維、炭素繊維等を必要に応
じて適当量加えることができる。
【0071】ここで、成形材料に補強繊維を用いる場合
には、その使用量は樹脂分に対して、1〜100重量部
とすることが好ましく、より好ましくは3〜90重部で
ある。この使用量が少なすぎる場合には、充分な補強効
果が得られにくく、逆に多すぎる場合には、組成物の粘
度が高くなるため、成形時に型内における充分な流動性
が得られにくく、いずれの場合も好ましくない。
には、その使用量は樹脂分に対して、1〜100重量部
とすることが好ましく、より好ましくは3〜90重部で
ある。この使用量が少なすぎる場合には、充分な補強効
果が得られにくく、逆に多すぎる場合には、組成物の粘
度が高くなるため、成形時に型内における充分な流動性
が得られにくく、いずれの場合も好ましくない。
【0072】またさらに成形材料には、必要に応じて、
ジメチルアニリン、ナフテン酸コバルト等の公知の硬化
促進剤、パラベンゾキノン等の重合禁止剤、アゾ系染料
やアントラキノン系、インジゴイド系、スチルベン系等
の染料、カーボンブラック等の導電性付与剤、乳化剤、
ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、脂肪族燐酸塩、レシ
チン等の離型剤等を用途、目的に応じて適当量加えるこ
とができる。
ジメチルアニリン、ナフテン酸コバルト等の公知の硬化
促進剤、パラベンゾキノン等の重合禁止剤、アゾ系染料
やアントラキノン系、インジゴイド系、スチルベン系等
の染料、カーボンブラック等の導電性付与剤、乳化剤、
ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、脂肪族燐酸塩、レシ
チン等の離型剤等を用途、目的に応じて適当量加えるこ
とができる。
【0073】請求項1記載の発明に用いる成形材料とし
ては、より具体的には例えば、不飽和ポリエステル樹脂
液(スチレン濃度40〜70重量%)60〜100重量
部にポリスチレン樹脂等のスチレン溶液(スチレン濃度
40〜70重量%)0〜40重量部を加えて100重量
部とし、これに、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、ガラス粉末等の無機充填材60〜160重量部、酸
化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、チタンイエロー
等の着色顔料5〜20重量部、ターシャリーブチルパー
オキシベンゾエート等の有機過酸化物0.7〜2.5重
量部、酸化マグネシウム等の増粘剤0.5〜3重量部か
らなる無機成分合計70〜180重量部を加えたものを
混練してコンパウンドとし、これをガラス繊維等の補強
材5〜80重量部に含浸してSMCあるいはBMCの形
態としたものが好適に用いられる。
ては、より具体的には例えば、不飽和ポリエステル樹脂
液(スチレン濃度40〜70重量%)60〜100重量
部にポリスチレン樹脂等のスチレン溶液(スチレン濃度
40〜70重量%)0〜40重量部を加えて100重量
部とし、これに、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、ガラス粉末等の無機充填材60〜160重量部、酸
化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、チタンイエロー
等の着色顔料5〜20重量部、ターシャリーブチルパー
オキシベンゾエート等の有機過酸化物0.7〜2.5重
量部、酸化マグネシウム等の増粘剤0.5〜3重量部か
らなる無機成分合計70〜180重量部を加えたものを
混練してコンパウンドとし、これをガラス繊維等の補強
材5〜80重量部に含浸してSMCあるいはBMCの形
態としたものが好適に用いられる。
【0074】つぎに請求項2記載の発明について説明す
る。
る。
【0075】請求項2記載の発明においては、加飾基材
に含浸される熱硬化性樹脂組成物は、特定の1時間半減
期温度を有する有機過酸化物を含む。
に含浸される熱硬化性樹脂組成物は、特定の1時間半減
期温度を有する有機過酸化物を含む。
【0076】上記有機過酸化物の1時間半減期間温度は
100〜130℃であり、好ましくは103〜126℃
であり、より好ましくは105〜120℃である。1時
間半減期温度が低すぎると、反応開始が早すぎるため、
成形時にプリゲルを発生しやすく、逆に高すぎると、反
応速度が遅すぎるため、硬化不足になりやすく或いは成
形時間が非常に長くかかり過ぎる場合がある。
100〜130℃であり、好ましくは103〜126℃
であり、より好ましくは105〜120℃である。1時
間半減期温度が低すぎると、反応開始が早すぎるため、
成形時にプリゲルを発生しやすく、逆に高すぎると、反
応速度が遅すぎるため、硬化不足になりやすく或いは成
形時間が非常に長くかかり過ぎる場合がある。
【0077】このような有機過酸化物は、請求項1記載
発明におけるパーヘキシル系有機過酸化物に該当するか
否かは問わずに分類すると、パーオキシエステル類、パ
ーオキシケタール類に大別される。
発明におけるパーヘキシル系有機過酸化物に該当するか
否かは問わずに分類すると、パーオキシエステル類、パ
ーオキシケタール類に大別される。
【0078】具体的には例えば、パーオキシエステル類
として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート(1時間半減期温度118.4℃) ・ターシャリーブチルパーオキシマレイックアシッド
(1時間半減期温度119.0℃) ・ターシャリーブチルパーオキシ−3,3,5−トリメ
チルヘキサノエート(1時間半減期温度119.3℃) ・ターシャリーブチルパーオキシラウレート(1時間半
減期温度118.2℃) ・2,5−ジメチル−2,5−ジ−(メタトルロイルパ
ーオキシ)ヘキサン(1時間半減期温度117.3℃) ・ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキシル
カーボネート(1時間半減期温度119.3℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃) ・2,5−ジメチル−2,5−ジ−(ベンゾイルパーオ
キシ)ヘキサン(1時間半減期温度118.8℃) ・ターシャリーブチルパーオキシアセテート(1時間半
減期温度120.9℃) ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート(1時間
半減期温度124.7℃) ・ジターシャリーブチルパーオキシイソフタレート(1
時間半減期温度126.7℃)等がある。
として、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度114.6℃) ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート(1時間半減期温度118.4℃) ・ターシャリーブチルパーオキシマレイックアシッド
(1時間半減期温度119.0℃) ・ターシャリーブチルパーオキシ−3,3,5−トリメ
チルヘキサノエート(1時間半減期温度119.3℃) ・ターシャリーブチルパーオキシラウレート(1時間半
減期温度118.2℃) ・2,5−ジメチル−2,5−ジ−(メタトルロイルパ
ーオキシ)ヘキサン(1時間半減期温度117.3℃) ・ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキシル
カーボネート(1時間半減期温度119.3℃) ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度119.2℃) ・2,5−ジメチル−2,5−ジ−(ベンゾイルパーオ
キシ)ヘキサン(1時間半減期温度118.8℃) ・ターシャリーブチルパーオキシアセテート(1時間半
減期温度120.9℃) ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート(1時間
半減期温度124.7℃) ・ジターシャリーブチルパーオキシイソフタレート(1
時間半減期温度126.7℃)等がある。
【0079】また、パーオキシケタール類として、 ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルヘキサン(1時間半減期温度1
06.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度109.2℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)シク
ロヘキサン(1時間半減期温度111.1℃) ・2,2−ビス(4,4−ジターシャリーブチルパーオ
キシシクロヘキシル)プロパン(1時間半減期温度11
4.0℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)シク
ロドデカン(1時間半減期温度114.0℃) ・2,2−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)ブタ
ン(1時間半減期温度121.7℃) ・ブチル4,4−ビス(ターシャリーブチルパーオキ
シ)パレレート(1時間半減期温度126.7℃)等が
ある。
3,3,5−トリメチルヘキサン(1時間半減期温度1
06.4℃) ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)シ
クロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期
温度109.2℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)シク
ロヘキサン(1時間半減期温度111.1℃) ・2,2−ビス(4,4−ジターシャリーブチルパーオ
キシシクロヘキシル)プロパン(1時間半減期温度11
4.0℃) ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)シク
ロドデカン(1時間半減期温度114.0℃) ・2,2−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)ブタ
ン(1時間半減期温度121.7℃) ・ブチル4,4−ビス(ターシャリーブチルパーオキ
シ)パレレート(1時間半減期温度126.7℃)等が
ある。
【0080】上記有機過酸化物のうち、 ・ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が、安全性、
取り扱い性、コスト等の点で有利に使用される。
ネート ・ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート ・ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート ・ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート ・1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン ・1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が、安全性、
取り扱い性、コスト等の点で有利に使用される。
【0081】また、1時間半減期温度が100〜130
℃である有機過酸化物のうち、ターシャリーヘキシル基
をもつものは、加飾部の光沢等について特に良好であり
好ましいものである。
℃である有機過酸化物のうち、ターシャリーヘキシル基
をもつものは、加飾部の光沢等について特に良好であり
好ましいものである。
【0082】また、上記有機過酸化物の使用量は、反応
性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの
合計100重量部に対して好ましくは0.1〜8重量
部、より好適には0.3〜6重量部、さらに好適には
0.5〜5重量部である。この使用量が少なすぎると、
成形時にシートが完全硬化に至りにくい場合があり、逆
に多すぎると、成形時にシートが黄変し易いことがあ
る。
性不飽和結合を持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの
合計100重量部に対して好ましくは0.1〜8重量
部、より好適には0.3〜6重量部、さらに好適には
0.5〜5重量部である。この使用量が少なすぎると、
成形時にシートが完全硬化に至りにくい場合があり、逆
に多すぎると、成形時にシートが黄変し易いことがあ
る。
【0083】また、上記熱硬化性樹脂組成物には、必要
に応じて、1時間半減期温度が100℃以下である有機
過酸化物を併用することもできる。このような有機過酸
化物を用いる場合、その使用量は、反応性不飽和結合を
持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量
部に対して好ましくは0.5重量部以下、より好適には
0.3重量部である。この使用量が多すぎると、成形品
の表面性が悪くなり易い場合がある。
に応じて、1時間半減期温度が100℃以下である有機
過酸化物を併用することもできる。このような有機過酸
化物を用いる場合、その使用量は、反応性不飽和結合を
持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量
部に対して好ましくは0.5重量部以下、より好適には
0.3重量部である。この使用量が多すぎると、成形品
の表面性が悪くなり易い場合がある。
【0084】また、上記熱硬化性樹脂組成物には、必要
に応じて、1時間半減期温度が130℃以上である有機
過酸化物を併用することもできる。このような有機過酸
化物を用いる場合、その使用量は、反応性不飽和結合を
持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量
部に対して好ましくは7重量部以下、より好適には4重
量部以下である。この使用量が多すぎると、成形時にシ
ートが黄変し易い場合がある。
に応じて、1時間半減期温度が130℃以上である有機
過酸化物を併用することもできる。このような有機過酸
化物を用いる場合、その使用量は、反応性不飽和結合を
持つ熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量
部に対して好ましくは7重量部以下、より好適には4重
量部以下である。この使用量が多すぎると、成形時にシ
ートが黄変し易い場合がある。
【0085】上記のように、1時間半減期温度が100
℃以下、或いは130℃以上である有機過酸化物を併用
する場合には、その使用量は、反応性不飽和結合を持つ
熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量部に
対して有機過酸化物の総量が好ましくは0.1〜8重量
部、より好適には0.3〜6重量部、さらに好適には
0.5〜5重量部になるように、調整される。この使用
量が少なすぎると、成形時にシートが完全硬化に至りに
くいことがあり、逆に多すぎると、成形時にシートが黄
変し易いことがある。
℃以下、或いは130℃以上である有機過酸化物を併用
する場合には、その使用量は、反応性不飽和結合を持つ
熱硬化性樹脂と共重合性モノマーの合計100重量部に
対して有機過酸化物の総量が好ましくは0.1〜8重量
部、より好適には0.3〜6重量部、さらに好適には
0.5〜5重量部になるように、調整される。この使用
量が少なすぎると、成形時にシートが完全硬化に至りに
くいことがあり、逆に多すぎると、成形時にシートが黄
変し易いことがある。
【0086】請求項2記載の発明のその他の構成は請求
項1記載の発明について記述したものと同じである。
項1記載の発明について記述したものと同じである。
【0087】つぎに請求項3記載の発明について説明す
る。請求項3記載の発明による加飾成形品の製造方法
は、請求項1または2記載の加飾成形用シートを用いて
行われるが、その具体的操作は、以下のとおりである。
る。請求項3記載の発明による加飾成形品の製造方法
は、請求項1または2記載の加飾成形用シートを用いて
行われるが、その具体的操作は、以下のとおりである。
【0088】本発明に用いる成形機としては、従来公知
のプレス成形機が使用可能である。また、成形型として
は、従来公知の金型、鋳物型等が使用可能である。
のプレス成形機が使用可能である。また、成形型として
は、従来公知の金型、鋳物型等が使用可能である。
【0089】また、型の形式としては、一般的には上下
型が好ましく用いられる。この場合、通常は上型を可動
型、下型を固定型として用いる。
型が好ましく用いられる。この場合、通常は上型を可動
型、下型を固定型として用いる。
【0090】上記の成形機に、上記成形型を取り付け、
加熱後、型内に被圧縮材料である加飾成形用シートを配
する。型の加熱温度は、好ましくは120〜170℃、
より好ましくは130〜155℃、最も好ましくは13
5〜150℃である。型の温度が低すぎると、完全硬化
に長時間を要し、また高すぎると、加飾部分の表面光沢
が悪化し表面が汚染され易い。
加熱後、型内に被圧縮材料である加飾成形用シートを配
する。型の加熱温度は、好ましくは120〜170℃、
より好ましくは130〜155℃、最も好ましくは13
5〜150℃である。型の温度が低すぎると、完全硬化
に長時間を要し、また高すぎると、加飾部分の表面光沢
が悪化し表面が汚染され易い。
【0091】ついで、加飾成形用シートの上に成形材料
を重ねて配する。成形材料の載置作業は、通常のFRP
プレス成形における載置作業と同じく、自動化装置によ
って行うのが効率的であるが、人手によって行ってもよ
い。例えば、型に加飾成形用シートを載置した後、好ま
しくは2分以内、より好ましくは1.5分以内、最も好
ましくは1分以内に、成形材料の載置を完了する。加飾
成形用シートの載置時間が長すぎると、加飾部分の表面
光沢が悪化し表面が汚染され易い。
を重ねて配する。成形材料の載置作業は、通常のFRP
プレス成形における載置作業と同じく、自動化装置によ
って行うのが効率的であるが、人手によって行ってもよ
い。例えば、型に加飾成形用シートを載置した後、好ま
しくは2分以内、より好ましくは1.5分以内、最も好
ましくは1分以内に、成形材料の載置を完了する。加飾
成形用シートの載置時間が長すぎると、加飾部分の表面
光沢が悪化し表面が汚染され易い。
【0092】加飾成形用シートと成形材料の上下関係と
しては、上述のように、型内にまず加飾成形用シートを
配し、ついでその上に成形材料を重ねて配するのが普通
であるが、必要に応じて、型内にまず成形材料を配し、
ついでその上に加飾成形用シートを重ねて配する場合も
ある。
しては、上述のように、型内にまず加飾成形用シートを
配し、ついでその上に成形材料を重ねて配するのが普通
であるが、必要に応じて、型内にまず成形材料を配し、
ついでその上に加飾成形用シートを重ねて配する場合も
ある。
【0093】こうしておいて型を締め切った後、10〜
120kg/cm2 の圧力で好ましくは40秒〜7分
間、より好ましくは2〜6分間、最も好ましくは1.5
〜5分間、加圧成形を行い、被成形物を硬化させた後、
型を開け、製品を脱型すれば、積層された加飾成形品が
得られる。この成形時間が長すぎると、作業能率が低下
しコスト高をまねく。
120kg/cm2 の圧力で好ましくは40秒〜7分
間、より好ましくは2〜6分間、最も好ましくは1.5
〜5分間、加圧成形を行い、被成形物を硬化させた後、
型を開け、製品を脱型すれば、積層された加飾成形品が
得られる。この成形時間が長すぎると、作業能率が低下
しコスト高をまねく。
【0094】成形型内における加飾成形用シートの加飾
面の向きとしては、得られた成形品の表面に加飾面が来
るように、加飾面を成形型側に向けるのが普通である
が、必要に応じて、加飾面を成形材料側に向けても構わ
ない。
面の向きとしては、得られた成形品の表面に加飾面が来
るように、加飾面を成形型側に向けるのが普通である
が、必要に応じて、加飾面を成形材料側に向けても構わ
ない。
【0095】ここで、加飾成形用シートの大きさとして
は、成形品表面全面をこれによって加飾する大きいもの
であっても構わないし、成形品表面のうち一部のみを加
飾する小さいものであっても構わない。すなわち、求め
るデザインに応じて、任意の大きさ、形を有する加飾成
形用シートが用いられる。
は、成形品表面全面をこれによって加飾する大きいもの
であっても構わないし、成形品表面のうち一部のみを加
飾する小さいものであっても構わない。すなわち、求め
るデザインに応じて、任意の大きさ、形を有する加飾成
形用シートが用いられる。
【0096】また、必要に応じて、加飾成形用シートと
成形材料との間には、ガラスマット、ガラスクロス、
布、不織布等或いはそれらに樹脂を含浸させたものを中
間層として積層しても構わない。
成形材料との間には、ガラスマット、ガラスクロス、
布、不織布等或いはそれらに樹脂を含浸させたものを中
間層として積層しても構わない。
【0097】作 用 本発明は以上の通り構成されているので、次のような作
用が発揮される。従来加飾成形用シートを得るに際し、
例えば、特開昭57−126666号公報に開示された
如く、硬化性樹脂液中に硬化剤としてベンゾイルパーオ
キサイドを含む含浸液を印刷紙に含浸して加飾成形用シ
ートを得て、これを特開平5−285973号公報に転
用し、SMCと積層状態で加熱圧縮成形を行った場合に
は、ベンゾイルパーオキサイドから発生するラジカル
(PhCOO・)の反応性が特段に高いものではないこ
とに起因して、100%の完全硬化物が得られず、成形
物は耐薬品性、耐溶剤性等に劣るものであった。
用が発揮される。従来加飾成形用シートを得るに際し、
例えば、特開昭57−126666号公報に開示された
如く、硬化性樹脂液中に硬化剤としてベンゾイルパーオ
キサイドを含む含浸液を印刷紙に含浸して加飾成形用シ
ートを得て、これを特開平5−285973号公報に転
用し、SMCと積層状態で加熱圧縮成形を行った場合に
は、ベンゾイルパーオキサイドから発生するラジカル
(PhCOO・)の反応性が特段に高いものではないこ
とに起因して、100%の完全硬化物が得られず、成形
物は耐薬品性、耐溶剤性等に劣るものであった。
【0098】請求項1記載の発明では、この点を改善す
べく、熱硬化性樹脂組成物はパーヘキシル系有機過酸化
物を硬化剤として含むので、このパーヘキシル系有機過
酸化物が加熱によりt−ヘキシルオキシラジカル[C3
H7 C(CH3 )2 O・]を発生する。このラジカル
は、他の有機過酸化物から発生するラジカルに比して二
重結合に対する高い反応性を有し、残存モノマー量の少
ない、架橋密度の高い硬化物を生成せしめ、そのため、
耐薬品性、耐溶剤性等の良好な成形品が得られるものと
推察される。
べく、熱硬化性樹脂組成物はパーヘキシル系有機過酸化
物を硬化剤として含むので、このパーヘキシル系有機過
酸化物が加熱によりt−ヘキシルオキシラジカル[C3
H7 C(CH3 )2 O・]を発生する。このラジカル
は、他の有機過酸化物から発生するラジカルに比して二
重結合に対する高い反応性を有し、残存モノマー量の少
ない、架橋密度の高い硬化物を生成せしめ、そのため、
耐薬品性、耐溶剤性等の良好な成形品が得られるものと
推察される。
【0099】また、請求項2記載の発明については、従
来の加飾成形用シートの性質としては、例えば、特開平
5−285973号公報にあるように、加飾成形用シー
トを基材上に重ねて配し、熱板に接触させ、それと同時
に硬化が始まるというものであった。
来の加飾成形用シートの性質としては、例えば、特開平
5−285973号公報にあるように、加飾成形用シー
トを基材上に重ねて配し、熱板に接触させ、それと同時
に硬化が始まるというものであった。
【0100】しかし、この従来法をそのまま用いると、
FRPプレスの加飾成形において、特に防水パン、バス
タブ、洗場つき浴槽等の大形状製品の成形においては、
加飾成形用シートを金型に置いた後、その上に成形材料
を載せるのに時間がかかり、特に大形状の成形品の場合
には長時間がかかるため、その間に、即ち金型を締めて
加圧する前に、加飾成形用シートは硬化してしまう。そ
の結果、圧のない状態で加飾成形用シートが硬化するこ
とになり、含浸紙製造時の表面の凹凸をそのまま残した
状態で硬化が進み、いわゆるプリゲルと呼ばれる表面性
不良の成形品が得られる。
FRPプレスの加飾成形において、特に防水パン、バス
タブ、洗場つき浴槽等の大形状製品の成形においては、
加飾成形用シートを金型に置いた後、その上に成形材料
を載せるのに時間がかかり、特に大形状の成形品の場合
には長時間がかかるため、その間に、即ち金型を締めて
加圧する前に、加飾成形用シートは硬化してしまう。そ
の結果、圧のない状態で加飾成形用シートが硬化するこ
とになり、含浸紙製造時の表面の凹凸をそのまま残した
状態で硬化が進み、いわゆるプリゲルと呼ばれる表面性
不良の成形品が得られる。
【0101】請求項2記載の発明では、この点を改善す
べく、熱硬化性樹脂組成物は特定の1時間半減期温度を
有する有機過酸化物を含むので、加飾成形用シートを金
型に置いた後、その上に成形材料を載せる間には硬化が
始まらず、その後金型が締まった後に加飾成形用シート
の硬化が始まる。そのため、成形時にプリゲル等の好ま
しくない表面性が発生せず、表面性の良好な成形品が得
られる。また、有機過酸化物の1時間半減期温度が13
0℃以下であることにより、加熱加圧成形中に加飾成形
用シートが充分に硬化し、硬化不足による光沢低下、強
度低下等の性能低下も起こらない。
べく、熱硬化性樹脂組成物は特定の1時間半減期温度を
有する有機過酸化物を含むので、加飾成形用シートを金
型に置いた後、その上に成形材料を載せる間には硬化が
始まらず、その後金型が締まった後に加飾成形用シート
の硬化が始まる。そのため、成形時にプリゲル等の好ま
しくない表面性が発生せず、表面性の良好な成形品が得
られる。また、有機過酸化物の1時間半減期温度が13
0℃以下であることにより、加熱加圧成形中に加飾成形
用シートが充分に硬化し、硬化不足による光沢低下、強
度低下等の性能低下も起こらない。
【0102】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 1.成形機および金型の準備 成形機としては、川崎油工社製の800トンプレス成形
機を用いた。
機を用いた。
【0103】金型としては100cm×100cmの正
方形平板を成形する金型及び30cm×30cmの平板
を成形する金型の2つを準備した。
方形平板を成形する金型及び30cm×30cmの平板
を成形する金型の2つを準備した。
【0104】上型、下型は共に電気ヒーターおよび冷却
水配管を埋め込んだものである。この金型を上記プレス
成形機に取り付けた。上型を可動型とし、下型を固定型
とした。
水配管を埋め込んだものである。この金型を上記プレス
成形機に取り付けた。上型を可動型とし、下型を固定型
とした。
【0105】2.加飾成形用シートの調製 加飾成形用シートは、以下のようにして調製した。 1)含浸用樹脂液の調製 含浸用樹脂液1: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(数平均分子量約200
0のイソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹脂をアセト
ンに溶解したもの、アセトン濃度40重量%)50重量
部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(数平均分子量約700
のジアリルフタレート樹脂をアセトンに溶解したもの、
アセトン濃度45重量%)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカー
ボネート(1時間半減期温度114.6℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液1とした。
0のイソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹脂をアセト
ンに溶解したもの、アセトン濃度40重量%)50重量
部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(数平均分子量約700
のジアリルフタレート樹脂をアセトンに溶解したもの、
アセトン濃度45重量%)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカー
ボネート(1時間半減期温度114.6℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液1とした。
【0106】含浸用樹脂液2: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
シクロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液2とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
シクロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液2とした。
【0107】含浸用樹脂液3: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1
時間半減期温度119.2℃)0.7部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液3とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシベンゾエート(1
時間半減期温度119.2℃)0.7部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液3とした。
【0108】含浸用樹脂液4: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減
期温度106.4℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液4とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減
期温度106.4℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液4とした。
【0109】含浸用樹脂液5: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)100重量部 (2) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
シクロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)2部 上記(1) 〜(2) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液5とした。
のもの)100重量部 (2) 1,1−ビス(ターシャリーヘキシルパーオキシ)
シクロヘキサン(1時間半減期温度107.3℃)2部 上記(1) 〜(2) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液5とした。
【0110】含浸用樹脂液6: (1) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)100重量部 (2) ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカー
ボネート(1時間半減期温度114.6℃)0.7部 上記(1) 〜(2) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液6とした。
のもの)100重量部 (2) ターシャリーヘキシルパーオキシイソプロピルカー
ボネート(1時間半減期温度114.6℃)0.7部 上記(1) 〜(2) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液6とした。
【0111】含浸用樹脂液7: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ベンゾイルパーオキサイド(1時間半減期温度9
2.0℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液7とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ベンゾイルパーオキサイド(1時間半減期温度9
2.0℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液7とした。
【0112】含浸用樹脂液8: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度118.4℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液8とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度118.4℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液8とした。
【0113】含浸用樹脂液9: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度118.4℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液9とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボ
ネート(1時間半減期温度118.4℃)1部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液9とした。
【0114】含浸用樹脂液10: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度124.7℃)1.5部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液10とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート(1時
間半減期温度124.7℃)1.5部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液10とした。
【0115】含浸用樹脂液11: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビスターシャリーブチルパーオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期温度
109.2℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液11とした。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) 1,1−ビスターシャリーブチルパーオキシ−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン(1時間半減期温度
109.2℃)2部 上記(1) 〜(3) の成分を混合し、充分に攪拌し、含浸用
樹脂液11とした。
【0116】浸用樹脂液12: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)100重量部 (2) 硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシイソプロピ
ルカーボネート)0.8部 上記(1) 〜(2) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液12とし
た。
のもの)100重量部 (2) 硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシイソプロピ
ルカーボネート)0.8部 上記(1) 〜(2) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液12とし
た。
【0117】含浸用樹脂液13: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)100重量部 (2) 硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシイソプロピ
ルカーボネート)2部 上記(1) 〜(2) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液13とし
た。
のもの)100重量部 (2) 硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシイソプロピ
ルカーボネート)2部 上記(1) 〜(2) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液13とし
た。
【0118】含浸用樹脂液14: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ジターシャリーヘキシルパーオキサイド(1時間半
減期温度144.1℃)1部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液14とし
た。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ジターシャリーヘキシルパーオキサイド(1時間半
減期温度144.1℃)1部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液14とし
た。
【0119】含浸用樹脂液15: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシピバレート(1時
間半減期温度71.3℃)1部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液15とし
た。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルパーオキシピバレート(1時
間半減期温度71.3℃)1部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液15とし
た。
【0120】含浸用樹脂液16: (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルハイドロパーオキサイド(1
時間半減期温度188.5℃)4部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液16とし
た。
のもの)50重量部 (2) ジアリルフタレート樹脂液(含浸用樹脂液1と同様
のもの)50重量部 (3) ターシャリーヘキシルハイドロパーオキサイド(1
時間半減期温度188.5℃)4部 上記(1) 〜(3) を混合、攪拌し、含浸用樹脂液16とし
た。
【0121】2)加飾基材の調製 加飾基材1 オーバーレイ紙(厚さ0.1mm、坪量100g/
m2 )に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 加飾基材2 ナイロン製布(厚さ0.1mm、坪量90g/m2 、東
洋紡績社製)に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 加飾基材3 ポリエステル製不織布(厚さ0.36mm、坪量40.
7g/m2 、ソンタラ#8000:東レ・デュポン社
製)に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 3)加飾成形用シートの調製 加飾成形用シート1 加飾基材1を80cm×80cmの大きさに切り、この
切断片を上記含浸用樹脂液1中に浸漬して樹脂を含浸さ
せた後、切断片をロールで押圧して余分な樹脂を落し、
加飾成形用シート1を得た。この加飾成形用シート中の
基材(チタン紙)の重量割合は、45重量%であった。
m2 )に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 加飾基材2 ナイロン製布(厚さ0.1mm、坪量90g/m2 、東
洋紡績社製)に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 加飾基材3 ポリエステル製不織布(厚さ0.36mm、坪量40.
7g/m2 、ソンタラ#8000:東レ・デュポン社
製)に黒御影石調の石目柄を印刷したもの 3)加飾成形用シートの調製 加飾成形用シート1 加飾基材1を80cm×80cmの大きさに切り、この
切断片を上記含浸用樹脂液1中に浸漬して樹脂を含浸さ
せた後、切断片をロールで押圧して余分な樹脂を落し、
加飾成形用シート1を得た。この加飾成形用シート中の
基材(チタン紙)の重量割合は、45重量%であった。
【0122】加飾成形用シート2〜32 下記表1〜4に示す組合わせで加飾基材および含浸用樹
脂を用いた以外は加飾成形用シート1と同様にして加飾
成形用シート2〜32を得た。これら加飾成形用シート
中の基材の重量割合を表1〜4に示す。
脂を用いた以外は加飾成形用シート1と同様にして加飾
成形用シート2〜32を得た。これら加飾成形用シート
中の基材の重量割合を表1〜4に示す。
【0123】3.成形材料の調製 成形材料として、以下の着色成形材料を用いた。 成形材料1 (1) 不飽和ポリエステル樹脂液(数平均分子量約200
0のイソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹脂をスチレ
ンに溶解してもの、スチレン濃度40重量%)70重量
部 (2) ポリスチレン樹脂液(重量平均分子量約9万5千の
ポリスチレン樹脂をスチレンに溶解したもの、スチレン
濃度65重量%)30重量部 (3) 重合開始剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾ
エート)1重量部 (4) 炭酸カルシウム粉末(NS−100:日東粉化社
製)120重量部 (5) 着色顔料(酸化チタン粉末、SR−1:堺化学工業
社製)6重量部 (6) 増粘剤(酸化マグネシウム粉末、平均粒径約3μ
m、キョーワマグ150:協和化学工業社製)1重量部 (7) 内部離型剤(ステアリン酸亜鉛:堺化学工業社製)
3重量部 (8) ガラス繊維(旭ファイバーグラス社製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断
したもの)70重量部
0のイソフタル酸系の不飽和ポリエステル樹脂をスチレ
ンに溶解してもの、スチレン濃度40重量%)70重量
部 (2) ポリスチレン樹脂液(重量平均分子量約9万5千の
ポリスチレン樹脂をスチレンに溶解したもの、スチレン
濃度65重量%)30重量部 (3) 重合開始剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾ
エート)1重量部 (4) 炭酸カルシウム粉末(NS−100:日東粉化社
製)120重量部 (5) 着色顔料(酸化チタン粉末、SR−1:堺化学工業
社製)6重量部 (6) 増粘剤(酸化マグネシウム粉末、平均粒径約3μ
m、キョーワマグ150:協和化学工業社製)1重量部 (7) 内部離型剤(ステアリン酸亜鉛:堺化学工業社製)
3重量部 (8) ガラス繊維(旭ファイバーグラス社製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断
したもの)70重量部
【0124】上記配合材料のうち(1) 〜(7) の配合材料
を混合し、充分に混練を行った後、得られた混練物をS
MC製造装置により(8) のガラス繊維に含浸させ、40
℃にて24時間熟成して、厚み約2mmの着色(白色)
成形材料1を得た。
を混合し、充分に混練を行った後、得られた混練物をS
MC製造装置により(8) のガラス繊維に含浸させ、40
℃にて24時間熟成して、厚み約2mmの着色(白色)
成形材料1を得た。
【0125】4.成形方法 このようにして得られた加飾成形用シートおよび成形材
料から以下のように加飾成形品を成形した。
料から以下のように加飾成形品を成形した。
【0126】実施例1 30cm×30cmの平板用の金型の上型を140℃、
下型を150℃に加熱した後、加飾成形用シートとして
加飾成形用シート1を25cm×25cmに切ったもの
を下型に載せた。その上に成形材料1を20cm×20
cmの大きさに切ったものを6枚チャージした。加飾成
形用シートを乗せた後、成形材料載置完了までの時間は
20秒間であった。その後、型を締めて100kg/c
m2 の圧力で180秒間加圧成形を行った。成形後、型
を開いて脱型し、加飾成形品を得た。
下型を150℃に加熱した後、加飾成形用シートとして
加飾成形用シート1を25cm×25cmに切ったもの
を下型に載せた。その上に成形材料1を20cm×20
cmの大きさに切ったものを6枚チャージした。加飾成
形用シートを乗せた後、成形材料載置完了までの時間は
20秒間であった。その後、型を締めて100kg/c
m2 の圧力で180秒間加圧成形を行った。成形後、型
を開いて脱型し、加飾成形品を得た。
【0127】添付図1〜3に示すように、加飾成形用シ
ート(11)と着色成形材料からなる成形層(12)の大きさに
より、所望の形態の成形品を得ることができる。
ート(11)と着色成形材料からなる成形層(12)の大きさに
より、所望の形態の成形品を得ることができる。
【0128】実施例2〜9、比較例1〜6 表1および表2に示す加飾成形用シートおよび成形材料
を用いた以外は、実施例1と同様に成形を行った。
を用いた以外は、実施例1と同様に成形を行った。
【0129】実施例10 表1に示す加飾成形用シートおよび成形材料を用い、型
を締めて加圧した時間を480秒とした以外は実施例1
と同様に成形を行った。
を締めて加圧した時間を480秒とした以外は実施例1
と同様に成形を行った。
【0130】実施例11〜20、比較例7〜12 ・金型として100cm×100cmの平板用金型を用
いた。
いた。
【0131】・加飾成形用シートは、表3および表4に
示すものを80cm×80cmの大きさで用いた。
示すものを80cm×80cmの大きさで用いた。
【0132】・成形材料は、50cm×50cmの大き
さのものを6枚用いた。
さのものを6枚用いた。
【0133】・加飾成形用シート載置後から成形材料載
置完了までの時間は50秒間であった。
置完了までの時間は50秒間であった。
【0134】・型を締めて加圧した時間を180秒とし
た。
た。
【0135】これら以外は実施例1と同様にして成形を
行った。
行った。
【0136】5.評価方法 上記各実施例および比較例において得られた成形品につ
いて、下記の項目の評価試験を行った。
いて、下記の項目の評価試験を行った。
【0137】1)光沢試験 実施例1〜20、および比較例1〜12で得られた成形
品の加飾部について、光沢計(堀場製作所社製「グロス
チェッカIG100」を用いて、光沢を測定した。得ら
れた測定値を表1〜4に示す。
品の加飾部について、光沢計(堀場製作所社製「グロス
チェッカIG100」を用いて、光沢を測定した。得ら
れた測定値を表1〜4に示す。
【0138】に示す。
【0139】2)耐溶剤試験 実施例1〜10、および比較例1〜6で得られた成形品
について、次の方法で溶剤浸漬後の光沢を測定した。す
なわち、4cm×4cmのガーゼに酢酸エチルを染み込
ませ、これを成形品の表面に乗せ、成形品にシャーレを
被せ15分間放置した。その後、シャーレを取ってガー
ゼを取り除き、乾いた新しいカーゼによって成形品表面
の酢酸エチルを拭き取った。こうして表面を溶剤で処理
した後、同表面の光沢を光沢計(堀場製作所社製「グロ
スチェッカIG100」を用いて測定した。得られた測
定値を表1および表2に示す。
について、次の方法で溶剤浸漬後の光沢を測定した。す
なわち、4cm×4cmのガーゼに酢酸エチルを染み込
ませ、これを成形品の表面に乗せ、成形品にシャーレを
被せ15分間放置した。その後、シャーレを取ってガー
ゼを取り除き、乾いた新しいカーゼによって成形品表面
の酢酸エチルを拭き取った。こうして表面を溶剤で処理
した後、同表面の光沢を光沢計(堀場製作所社製「グロ
スチェッカIG100」を用いて測定した。得られた測
定値を表1および表2に示す。
【0140】3)耐汚染試験 実施例11〜20、および比較例7〜12で得られた成
形品について、次の方法で耐汚染を評価した。すなわ
ち、成形品の表面の5cm×5cmの部分に油性の黒マ
ジックインクを均一に塗布し、1分間放置した。その
後、酢酸エチルを染み込ませたガーゼで成形品表面の塗
布部分を拭き、インクの拭き取り具合を調べた。得られ
た測定値を表3および表4に示す。
形品について、次の方法で耐汚染を評価した。すなわ
ち、成形品の表面の5cm×5cmの部分に油性の黒マ
ジックインクを均一に塗布し、1分間放置した。その
後、酢酸エチルを染み込ませたガーゼで成形品表面の塗
布部分を拭き、インクの拭き取り具合を調べた。得られ
た測定値を表3および表4に示す。
【0141】
【表1】
【0142】
【表2】
【0143】
【表3】
【0144】
【表4】
【0145】表1〜4から明らかなように、実施例の成
形品は比較例のものに比べ、光沢性、耐溶剤性および耐
汚染性のいずれの項目においても良好なものであった。
形品は比較例のものに比べ、光沢性、耐溶剤性および耐
汚染性のいずれの項目においても良好なものであった。
【0146】
【発明の効果】本発明は以上の通り構成されたものであ
り、請求項1記載の発明では、パーヘキシル系有機過酸
化物を硬化剤として用いるので、加飾部分の表面光沢が
良好で、かつ、硬化性が高く、耐薬品性、耐溶剤性等に
優れた加飾成形品を提供することができる。
り、請求項1記載の発明では、パーヘキシル系有機過酸
化物を硬化剤として用いるので、加飾部分の表面光沢が
良好で、かつ、硬化性が高く、耐薬品性、耐溶剤性等に
優れた加飾成形品を提供することができる。
【0147】また、請求項2記載の発明では、有機過酸
化物として、1時間半減期温度が100〜130℃であ
るものを用いるので、加飾部分の表面光沢が良好で、か
つ、短時間で硬化が完了し、表面が汚染され難いという
表面性に優れた加飾成形品を得ることができる。
化物として、1時間半減期温度が100〜130℃であ
るものを用いるので、加飾部分の表面光沢が良好で、か
つ、短時間で硬化が完了し、表面が汚染され難いという
表面性に優れた加飾成形品を得ることができる。
【図1】本発明により得られた成形品の一例を示す垂直
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明により得られた成形品の他の例を示す垂
直断面図である。
直断面図である。
【図3】本発明により得られた成形品の更に他の例を示
す垂直断面図である。
す垂直断面図である。
(11):加飾成形用シート (12):成形材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67:06
Claims (3)
- 【請求項1】 パーヘキシル系有機過酸化物を含む熱硬
化性樹脂組成物が加飾基材に含浸されていることを特徴
とする加飾成形用シート。 - 【請求項2】 1時間半減期温度が100〜130℃で
ある有機過酸化物を含む熱硬化性樹脂組成物が加飾基材
に含浸されていることを特徴とする加飾成形用シート。 - 【請求項3】 加飾成形用シートを熱硬化性成形材料に
積層状に配して該成形材料の加熱圧縮成形を行うに当た
り、加飾成形用シートとして請求項1または2記載のも
のを用いることを特徴とする加飾成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015264A JPH09207231A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 加飾成形用シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015264A JPH09207231A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 加飾成形用シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207231A true JPH09207231A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11884008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8015264A Pending JPH09207231A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 加飾成形用シート及び該シートを用いた加飾成形品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207231A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338711A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Daiso Co Ltd | 積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ |
| JP2006219656A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-08-24 | Daiso Co Ltd | 表面平滑性が良好な高光沢化粧板 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015264A patent/JPH09207231A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338711A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Daiso Co Ltd | 積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ |
| JP2006219656A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-08-24 | Daiso Co Ltd | 表面平滑性が良好な高光沢化粧板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040331 |