JPH09212825A - 浮上型磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
浮上型磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH09212825A JPH09212825A JP4203896A JP4203896A JPH09212825A JP H09212825 A JPH09212825 A JP H09212825A JP 4203896 A JP4203896 A JP 4203896A JP 4203896 A JP4203896 A JP 4203896A JP H09212825 A JPH09212825 A JP H09212825A
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- Japan
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- magnetic head
- head chip
- glass
- slider
- softening point
- Prior art date
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- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドチップとスライダとを十分な接着
強度にて一体に接合することができ、記録密度増大の要
請に応え得る小型のコンポジットタイプの浮上型磁気ヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 スライダ2の一つの端面に形成された凹
所5に磁気ヘッドチップ1を挿入する。磁気ヘッドチッ
プ1は、そのアペックス側及びアペックスの反対側にて
ガラスモールドにより凹所5に一体に接合される。又、
磁気ヘッドチップ1のアペックスの反対側からのガラス
モールドに使用するガラスMbの軟化点は、磁気ヘッド
チップ1のアペックス側からのガラスモールドに使用す
るガラスMaの軟化点より低くされる。
強度にて一体に接合することができ、記録密度増大の要
請に応え得る小型のコンポジットタイプの浮上型磁気ヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 スライダ2の一つの端面に形成された凹
所5に磁気ヘッドチップ1を挿入する。磁気ヘッドチッ
プ1は、そのアペックス側及びアペックスの反対側にて
ガラスモールドにより凹所5に一体に接合される。又、
磁気ヘッドチップ1のアペックスの反対側からのガラス
モールドに使用するガラスMbの軟化点は、磁気ヘッド
チップ1のアペックス側からのガラスモールドに使用す
るガラスMaの軟化点より低くされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に使用される浮上型磁気ヘッドの技術に関するものであ
り、特に、磁気ヘッドチップとして薄膜積層コアを使用
したコンポジットタイプの浮上型磁気ヘッド及びその製
造方法に関するものである。
に使用される浮上型磁気ヘッドの技術に関するものであ
り、特に、磁気ヘッドチップとして薄膜積層コアを使用
したコンポジットタイプの浮上型磁気ヘッド及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRに用いられ、高密度記録が
達成でき、且つ狭トラック化が可能な薄膜積層コア、即
ち、Fe−Si−Al合金(センダスト)、アモルファ
ス磁性体、窒化鉄などからなる磁性薄膜を基板上に積層
することによって作製された薄膜積層コアを磁気ヘッド
チップとして用いた薄膜積層型コンポジットタイプの浮
上型磁気ヘッドが注目されている。
達成でき、且つ狭トラック化が可能な薄膜積層コア、即
ち、Fe−Si−Al合金(センダスト)、アモルファ
ス磁性体、窒化鉄などからなる磁性薄膜を基板上に積層
することによって作製された薄膜積層コアを磁気ヘッド
チップとして用いた薄膜積層型コンポジットタイプの浮
上型磁気ヘッドが注目されている。
【0003】薄膜積層型コンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドは、本出願人の出願に係る特開平3−2783
06号公報に記載され、又本願添付の図6に図示するよ
うに、例えば単体のセラミックスを切削及び研削するこ
とにより形成されたセラミックスライダ2の所定溝状凹
所5に磁気ヘッドチップ1を組込み、モールドガラスに
より固着して作製されている。
気ヘッドは、本出願人の出願に係る特開平3−2783
06号公報に記載され、又本願添付の図6に図示するよ
うに、例えば単体のセラミックスを切削及び研削するこ
とにより形成されたセラミックスライダ2の所定溝状凹
所5に磁気ヘッドチップ1を組込み、モールドガラスに
より固着して作製されている。
【0004】このような薄膜積層型コンポジットタイプ
の浮上型磁気ヘッドにおいては、近年記録密度増大の要
請によりスライダの小型化が図られている。即ち、従
来、スライダは、3.2×4.0×0.8mmの大きさ
であったものが、最近では50%の1.6×2.0×
0.4mmの大きさへとなってきている。これに応じ
て、スライダに取付けられる磁気ヘッドチップも0.5
×0.5×0.135mm程度と小さくなっている。
の浮上型磁気ヘッドにおいては、近年記録密度増大の要
請によりスライダの小型化が図られている。即ち、従
来、スライダは、3.2×4.0×0.8mmの大きさ
であったものが、最近では50%の1.6×2.0×
0.4mmの大きさへとなってきている。これに応じ
て、スライダに取付けられる磁気ヘッドチップも0.5
×0.5×0.135mm程度と小さくなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スライダが3.2×
4.0×0.8mmの大きさとされていたときは、磁気
ヘッドチップのスライダへの固着は、磁気ヘッドチップ
の上側から、即ち、磁気ヘッドチップのギャップ形成面
側からのガラスモールドのみで十分な接着強度を得るこ
とができたが、スライダが1.6×2.0×0.4m
m、磁気ヘッドチップが0.5×0.5×0.135m
m程度と小さくなった場合には、磁気ヘッドチップとス
ライダとの接着強度が不十分となり、そのために、磁気
ヘッドチップの下側からエポキシ樹脂などの樹脂接着剤
で接着する方法が行なわれていた。
4.0×0.8mmの大きさとされていたときは、磁気
ヘッドチップのスライダへの固着は、磁気ヘッドチップ
の上側から、即ち、磁気ヘッドチップのギャップ形成面
側からのガラスモールドのみで十分な接着強度を得るこ
とができたが、スライダが1.6×2.0×0.4m
m、磁気ヘッドチップが0.5×0.5×0.135m
m程度と小さくなった場合には、磁気ヘッドチップとス
ライダとの接着強度が不十分となり、そのために、磁気
ヘッドチップの下側からエポキシ樹脂などの樹脂接着剤
で接着する方法が行なわれていた。
【0006】しかしながら、この方法では樹脂接着を行
なった後のラッピングなどの工程で、樹脂が膨潤し、磁
気ヘッドチップとスライダとの接着強度が低下して歩留
りが低下するという問題があった。
なった後のラッピングなどの工程で、樹脂が膨潤し、磁
気ヘッドチップとスライダとの接着強度が低下して歩留
りが低下するという問題があった。
【0007】そこで、本発明者らは、この問題を解決す
るべく、樹脂接着剤で接着した後、120℃、20分の
熱処理(キュア)を行なうことを試みてみたが、その効
果は僅かであった。
るべく、樹脂接着剤で接着した後、120℃、20分の
熱処理(キュア)を行なうことを試みてみたが、その効
果は僅かであった。
【0008】本発明者らは、更にこのような問題を解決
するべく多くの研究実験を行なった結果、磁気ヘッドチ
ップの上側からのガラスモールドに使用するガラスの軟
化点より低い軟化点を有したガラスを用いれば、磁気ヘ
ッドチップの下側からもガラスモールドにより有効に磁
気ヘッドチップとスライダとの接着ができることを見出
した。本発明は斯かる新規な知見に基づきなされたもの
である。
するべく多くの研究実験を行なった結果、磁気ヘッドチ
ップの上側からのガラスモールドに使用するガラスの軟
化点より低い軟化点を有したガラスを用いれば、磁気ヘ
ッドチップの下側からもガラスモールドにより有効に磁
気ヘッドチップとスライダとの接着ができることを見出
した。本発明は斯かる新規な知見に基づきなされたもの
である。
【0009】従って、本発明の目的は、磁気ヘッドチッ
プとスライダとを十分な接着強度にて一体に接合するこ
とができ、記録密度増大の要請に応え得る小型のコンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッド及びその製造方法を提
供することである。
プとスライダとを十分な接着強度にて一体に接合するこ
とができ、記録密度増大の要請に応え得る小型のコンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッド及びその製造方法を提
供することである。
【0010】本発明の他の目的は、歩留りの低下を防止
し、効率よく製造することのできる、磁気ヘッドチップ
として薄膜積層コアを使用したコンポジットタイプの浮
上型磁気ヘッド及びその製造方法を提供することであ
る。
し、効率よく製造することのできる、磁気ヘッドチップ
として薄膜積層コアを使用したコンポジットタイプの浮
上型磁気ヘッド及びその製造方法を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は本発明に係
る浮上型磁気ヘッドにて達成される。要約すれば、本発
明は、基板上に磁性薄膜を積層して形成された一対のコ
ア半体ブロックにて構成され、スライダの一つの端面に
形成された凹所に挿入された磁気ヘッドチップが、該磁
気ヘッドチップのギャップ形成面側及びギャップ形成面
の反対側にてガラスモールドにより前記凹所に一体に接
合され、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面の反対
側からのガラスモールドに使用するガラスの軟化点は、
前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面側からのガラス
モールドに使用するガラスの軟化点より低くされること
を特徴とする浮上型磁気ヘッドである。
る浮上型磁気ヘッドにて達成される。要約すれば、本発
明は、基板上に磁性薄膜を積層して形成された一対のコ
ア半体ブロックにて構成され、スライダの一つの端面に
形成された凹所に挿入された磁気ヘッドチップが、該磁
気ヘッドチップのギャップ形成面側及びギャップ形成面
の反対側にてガラスモールドにより前記凹所に一体に接
合され、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面の反対
側からのガラスモールドに使用するガラスの軟化点は、
前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面側からのガラス
モールドに使用するガラスの軟化点より低くされること
を特徴とする浮上型磁気ヘッドである。
【0012】本発明の他の態様によれば、基板上に磁性
薄膜を積層して形成された一対のコア半体ブロックにて
構成された磁気ヘッドチップを、スライダの一つの端面
に形成された凹所に挿入して一体に接合するようにした
浮上型磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気ヘッド
チップをスライダの凹所に挿入した後、前記磁気ヘッド
チップのギャップ形成面側からガラスモールドし、更
に、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面とは反対側
からもガラスモールドすることを特徴とする浮上型磁気
ヘッドの製造方法が提供される。好ましくは、前記磁気
ヘッドチップのギャップ形成面の反対側からのガラスモ
ールドに使用するガラスの軟化点は、前記磁気ヘッドチ
ップのギャップ形成面側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点より低くされる。
薄膜を積層して形成された一対のコア半体ブロックにて
構成された磁気ヘッドチップを、スライダの一つの端面
に形成された凹所に挿入して一体に接合するようにした
浮上型磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気ヘッド
チップをスライダの凹所に挿入した後、前記磁気ヘッド
チップのギャップ形成面側からガラスモールドし、更
に、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面とは反対側
からもガラスモールドすることを特徴とする浮上型磁気
ヘッドの製造方法が提供される。好ましくは、前記磁気
ヘッドチップのギャップ形成面の反対側からのガラスモ
ールドに使用するガラスの軟化点は、前記磁気ヘッドチ
ップのギャップ形成面側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点より低くされる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る浮上型磁気ヘッド及びそ
の製造方法を図面に則して更に詳しく説明する。
の製造方法を図面に則して更に詳しく説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明に従って構成さ
れるコンポジットタイプの浮上型磁気ヘッドの一実施例
が図示される。図1には、スライダ2と、該スライダ2
に一体に接合された磁気ヘッドチップ1とが図示される
が、本実施例の浮上型磁気ヘッドも又、従来と同様に、
板バネ支持機構(図示せず)を介して磁気ディスク装置
本体のアクチュエータ(図示せず)に接続される。
れるコンポジットタイプの浮上型磁気ヘッドの一実施例
が図示される。図1には、スライダ2と、該スライダ2
に一体に接合された磁気ヘッドチップ1とが図示される
が、本実施例の浮上型磁気ヘッドも又、従来と同様に、
板バネ支持機構(図示せず)を介して磁気ディスク装置
本体のアクチュエータ(図示せず)に接続される。
【0015】更に説明すると、本実施例にて浮上型磁気
ヘッドは、例えば非磁性の基板上に磁性薄膜を積層して
形成された一対のコア半体ブロック18、19にて構成
された磁気ヘッドチップ1を、スライダ2の一つの端面
に形成された凹所5に一体に接合して構成される。又、
磁気ヘッドチップ1の磁性薄膜14はスライダ2のAB
S面4に一致して位置するように形成される。
ヘッドは、例えば非磁性の基板上に磁性薄膜を積層して
形成された一対のコア半体ブロック18、19にて構成
された磁気ヘッドチップ1を、スライダ2の一つの端面
に形成された凹所5に一体に接合して構成される。又、
磁気ヘッドチップ1の磁性薄膜14はスライダ2のAB
S面4に一致して位置するように形成される。
【0016】本発明に従えば、磁気ヘッドチップは、磁
気ヘッドチップの上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1
のギャップ21が形成された面側からガラスモールドす
ると共に、磁気ヘッドチップの下側、即ち、ギャップ形
成面とは反対の側からもガラスモールドすることにより
スライダ2の凹所5に一体に接合される。このとき、磁
気ヘッドチップ1の下側からのガラスモールドに使用す
るガラスMbの軟化点は、磁気ヘッドチップ1の上側か
らのガラスモールドに使用するガラスMaの軟化点より
低くされる。
気ヘッドチップの上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1
のギャップ21が形成された面側からガラスモールドす
ると共に、磁気ヘッドチップの下側、即ち、ギャップ形
成面とは反対の側からもガラスモールドすることにより
スライダ2の凹所5に一体に接合される。このとき、磁
気ヘッドチップ1の下側からのガラスモールドに使用す
るガラスMbの軟化点は、磁気ヘッドチップ1の上側か
らのガラスモールドに使用するガラスMaの軟化点より
低くされる。
【0017】次に、上記構成の磁気ヘッドの製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0018】先ず、図5を参照して、磁気ヘッドチップ
1として使用される、基板上に磁性薄膜を積層して構成
される薄膜積層磁気ヘッドチップ1の製造方法の一実施
例を説明する。磁性薄膜14としてはFe−Si−Al
合金磁性体、アモルファス磁性体、窒化鉄などが使用さ
れるが、本実施例ではFe−Si−Al合金磁性体が使
用されるものとする。
1として使用される、基板上に磁性薄膜を積層して構成
される薄膜積層磁気ヘッドチップ1の製造方法の一実施
例を説明する。磁性薄膜14としてはFe−Si−Al
合金磁性体、アモルファス磁性体、窒化鉄などが使用さ
れるが、本実施例ではFe−Si−Al合金磁性体が使
用されるものとする。
【0019】先ず、本実施例では、セラミックスの如き
非磁性基板11が準備され(図5(A))、該基板11
上に、スパッタリング法によりFe−Si−Al合金膜
12が膜厚1〜20μmにて成膜される。次いで、該F
e−Si−Al合金膜12上に非磁性絶縁膜13が膜厚
0.03〜0.5μmにてスパッタリング法にて形成さ
れる(図5(B))。非磁性絶縁膜13としてはSiO
2 、Al2 O3 等が用いられる。
非磁性基板11が準備され(図5(A))、該基板11
上に、スパッタリング法によりFe−Si−Al合金膜
12が膜厚1〜20μmにて成膜される。次いで、該F
e−Si−Al合金膜12上に非磁性絶縁膜13が膜厚
0.03〜0.5μmにてスパッタリング法にて形成さ
れる(図5(B))。非磁性絶縁膜13としてはSiO
2 、Al2 O3 等が用いられる。
【0020】上記工程を繰返して、Fe−Si−Al合
金膜12と非磁性絶縁膜13が必要回数積層され、図5
(C)に図示するように、合金磁性薄膜14が基板11
上に成膜される。
金膜12と非磁性絶縁膜13が必要回数積層され、図5
(C)に図示するように、合金磁性薄膜14が基板11
上に成膜される。
【0021】次いで、合金磁性薄膜14上に積層ガラス
15が膜厚0.05〜1.0μmにてスパッタリング法
などで形成され(図5(D))、更に該積層ガラス15
上に、先の基板11と同じ材料にて作製された他方の非
磁性基板16が接合されて磁気コアブロック17が作製
される(図5(E))。積層ガラス15としてはSiO
2 −Al2 O3 −Na2 O系のガラス或はSiO2 −B
2 O3 −Na2 O系のガラスが好適である。
15が膜厚0.05〜1.0μmにてスパッタリング法
などで形成され(図5(D))、更に該積層ガラス15
上に、先の基板11と同じ材料にて作製された他方の非
磁性基板16が接合されて磁気コアブロック17が作製
される(図5(E))。積層ガラス15としてはSiO
2 −Al2 O3 −Na2 O系のガラス或はSiO2 −B
2 O3 −Na2 O系のガラスが好適である。
【0022】このようにして作製された磁気コアブロッ
ク17は、図5(F)に図示されるように、積層した厚
さ方向(合金磁性薄膜に対し直角方向)に切断し、一対
のコア半体ブロツク18、19が形成される。
ク17は、図5(F)に図示されるように、積層した厚
さ方向(合金磁性薄膜に対し直角方向)に切断し、一対
のコア半体ブロツク18、19が形成される。
【0023】次に、図2に最も良く図示されるように、
従来法に従って、少なくとも片方のコア半体ブロック、
本実施例では両コア半体ブロック18、19に巻線窓溝
20を形成した後、両コア半体ブロツク18、19の突
合せ面18a、19aを研摩し、該面にSiO2 等の非
磁性のギャップスペーサー21及び接合ガラスmをスパ
ッタリング法などの手段にて形成し(図5(F))、そ
の後、両コア半体ブロツク18、19は前記接合面18
a、19a部において接合ガラスmにて接着され、薄膜
積層コアからなる磁気ヘッドチップ1が得られる。更
に、両コア半体ブロック18、19のアペックス部に後
の機械加工における欠けを防止する目的でアペックスガ
ラスma (図1、図2)が充填される。
従来法に従って、少なくとも片方のコア半体ブロック、
本実施例では両コア半体ブロック18、19に巻線窓溝
20を形成した後、両コア半体ブロツク18、19の突
合せ面18a、19aを研摩し、該面にSiO2 等の非
磁性のギャップスペーサー21及び接合ガラスmをスパ
ッタリング法などの手段にて形成し(図5(F))、そ
の後、両コア半体ブロツク18、19は前記接合面18
a、19a部において接合ガラスmにて接着され、薄膜
積層コアからなる磁気ヘッドチップ1が得られる。更
に、両コア半体ブロック18、19のアペックス部に後
の機械加工における欠けを防止する目的でアペックスガ
ラスma (図1、図2)が充填される。
【0024】一方、図2に示すように、例えば、磁気ヘ
ッドチップ1の基板11、16と同じ材料のセラミック
スのような非磁性材料にて形成される、断面が概略矩形
状とされるスライダ2を準備し、そして、前方端部2b
の少なくとも一方の角部に、傾斜角度θ、例えば45°
にて溝入れを行ない、傾斜窓溝22を形成する。この傾
斜窓溝22は、図1を参照すると理解されるように、磁
気ヘッドチップ1に巻線200を施すのを容易とするた
めのものであり、従って、傾斜窓溝22の幅H’は、磁
気ヘッドチップ1の巻線窓溝20の幅Hと大略同じ
(H’≒H)とされる。
ッドチップ1の基板11、16と同じ材料のセラミック
スのような非磁性材料にて形成される、断面が概略矩形
状とされるスライダ2を準備し、そして、前方端部2b
の少なくとも一方の角部に、傾斜角度θ、例えば45°
にて溝入れを行ない、傾斜窓溝22を形成する。この傾
斜窓溝22は、図1を参照すると理解されるように、磁
気ヘッドチップ1に巻線200を施すのを容易とするた
めのものであり、従って、傾斜窓溝22の幅H’は、磁
気ヘッドチップ1の巻線窓溝20の幅Hと大略同じ
(H’≒H)とされる。
【0025】次に、このスライダ2の前記傾斜窓溝22
が形成された角部に隣接して、前記磁気ヘッドチップ1
を挿入するための溝状凹所5が、所定の幅T’にて形成
される。この溝幅T’は、前記磁気ヘッドチップの厚さ
Tより大(T’>T)とされる。
が形成された角部に隣接して、前記磁気ヘッドチップ1
を挿入するための溝状凹所5が、所定の幅T’にて形成
される。この溝幅T’は、前記磁気ヘッドチップの厚さ
Tより大(T’>T)とされる。
【0026】次いで、図3に磁気ヘッドチップ1とスラ
イダ2との接合態様が拡大して図示されるように、スラ
イダ2の溝状凹所5に磁気ヘッドチップ1が挿入され、
弾発性を有するシムを用いて磁気ヘッドチップ1を凹所
5内の片側に寄せて、該凹所5内に保持せしめる。次い
で、本発明に従ってガラスモールドを行なう。
イダ2との接合態様が拡大して図示されるように、スラ
イダ2の溝状凹所5に磁気ヘッドチップ1が挿入され、
弾発性を有するシムを用いて磁気ヘッドチップ1を凹所
5内の片側に寄せて、該凹所5内に保持せしめる。次い
で、本発明に従ってガラスモールドを行なう。
【0027】本実施例では、最終仕上寸法で言えば、ス
ライダ2は、1.6×2.0×0.4mm、磁気ヘッド
チップ1は0.4×0.4×0.135mmとされた。
スライダ2の傾斜窓溝22の幅H’及び磁気ヘッドチッ
プ1の巻線窓溝20の幅Hは大略同じとされ、本実施例
ではH’≒H=0.2mmとした。溝状凹所5の幅T’
は、磁気ヘッドチップ1の厚さTより0.05〜0.1
5mm大きくされ、本実施例ではT’=0.2mmとし
た。又、凹所5の長さは挿入された磁気ヘッドチップ1
より0.1〜0.5mm長くされ、本実施例では△L=
0.3mmだけ長くされた。
ライダ2は、1.6×2.0×0.4mm、磁気ヘッド
チップ1は0.4×0.4×0.135mmとされた。
スライダ2の傾斜窓溝22の幅H’及び磁気ヘッドチッ
プ1の巻線窓溝20の幅Hは大略同じとされ、本実施例
ではH’≒H=0.2mmとした。溝状凹所5の幅T’
は、磁気ヘッドチップ1の厚さTより0.05〜0.1
5mm大きくされ、本実施例ではT’=0.2mmとし
た。又、凹所5の長さは挿入された磁気ヘッドチップ1
より0.1〜0.5mm長くされ、本実施例では△L=
0.3mmだけ長くされた。
【0028】本発明によれば、先ず、磁気ヘッドチップ
1の上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1のギャップ2
1が形成された面側からガラスモールドを行なう。この
ガラスモールドに使用するガラスMaは、磁気ヘッドチ
ップ1のギャップ21を形成するのに使用したガラスm
の軟化点より低い軟化点を有するものとされる。一般
に、ギャップ形成用接合ガラスmの軟化点より100〜
200℃低いのが好ましい。本実施例では、ギャップ形
成のための接合ガラスmとして軟化点が600℃とされ
るPbO−SiO2 系ガラスを使用したので、この磁気
ヘッドチップ1の上側からのガラスモールド(上側ガラ
スモールド)には軟化点が450℃とされるPbO−B
2 O3 系ガラスを使用した。
1の上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1のギャップ2
1が形成された面側からガラスモールドを行なう。この
ガラスモールドに使用するガラスMaは、磁気ヘッドチ
ップ1のギャップ21を形成するのに使用したガラスm
の軟化点より低い軟化点を有するものとされる。一般
に、ギャップ形成用接合ガラスmの軟化点より100〜
200℃低いのが好ましい。本実施例では、ギャップ形
成のための接合ガラスmとして軟化点が600℃とされ
るPbO−SiO2 系ガラスを使用したので、この磁気
ヘッドチップ1の上側からのガラスモールド(上側ガラ
スモールド)には軟化点が450℃とされるPbO−B
2 O3 系ガラスを使用した。
【0029】次いで、本発明では、磁気ヘッドチップ1
の下側から、即ち、磁気ヘッドチップのギャップ21が
形成された面とは反対側からガラスモールド(下側ガラ
スモールド)を行なう。勿論、この下側ガラスモールド
は、磁気ヘッドチップ1のギャップ形成面が下面となる
ようにスライダ2及び磁気ヘッドチップ1を反転させて
行なうのが好ましい。この時のガラスモールドに使用す
るガラスMbは、先に行なった上側ガラスモールドに使
用したガラスMaの軟化点より低い軟化点を有するもの
とされる。一般に、上側ガラスモールド用ガラスMaの
軟化点より50〜150℃低いのが好ましい。本実施例
では、下側ガラスモールドMbには軟化点が350℃と
されるPbO−B2 O3 系ガラスを使用した。
の下側から、即ち、磁気ヘッドチップのギャップ21が
形成された面とは反対側からガラスモールド(下側ガラ
スモールド)を行なう。勿論、この下側ガラスモールド
は、磁気ヘッドチップ1のギャップ形成面が下面となる
ようにスライダ2及び磁気ヘッドチップ1を反転させて
行なうのが好ましい。この時のガラスモールドに使用す
るガラスMbは、先に行なった上側ガラスモールドに使
用したガラスMaの軟化点より低い軟化点を有するもの
とされる。一般に、上側ガラスモールド用ガラスMaの
軟化点より50〜150℃低いのが好ましい。本実施例
では、下側ガラスモールドMbには軟化点が350℃と
されるPbO−B2 O3 系ガラスを使用した。
【0030】このようにして、磁気ヘッドチップ1が、
磁気ヘッドチップ1の上側及び下側にてガラスモールド
によりガラスMa、Mbにてスライダの凹所に一体に接
合された浮上型磁気ヘッドが得られる。
磁気ヘッドチップ1の上側及び下側にてガラスモールド
によりガラスMa、Mbにてスライダの凹所に一体に接
合された浮上型磁気ヘッドが得られる。
【0031】このとき、好ましくは、図4にて理解され
るように、磁気ヘッドチップ1の巻線窓溝20がスライ
ダ2の傾斜窓溝22に一致するようにして接合される。
本実施例にて、傾斜窓溝22の幅H’及び磁気ヘッドチ
ップ1の巻線窓溝20の幅Hは共に、H’≒H=0.2
mmとされた。
るように、磁気ヘッドチップ1の巻線窓溝20がスライ
ダ2の傾斜窓溝22に一致するようにして接合される。
本実施例にて、傾斜窓溝22の幅H’及び磁気ヘッドチ
ップ1の巻線窓溝20の幅Hは共に、H’≒H=0.2
mmとされた。
【0032】その後、図3に示すように、通常の方法に
従って、例えば、スライダ2の側面2cの線X−Xまで
の研摩加工、更には、図4に示すように、スライダの下
面2dの線Z−Zまでの研削加工、スライダ上面の線Y
−Yまでの研削加工など、スライダ2及び磁気ヘッドチ
ップ1の外側面研摩加工を行ない、更に、ABS面4の
加工が行なわれ、浮上型磁気ヘッドが作製される。
従って、例えば、スライダ2の側面2cの線X−Xまで
の研摩加工、更には、図4に示すように、スライダの下
面2dの線Z−Zまでの研削加工、スライダ上面の線Y
−Yまでの研削加工など、スライダ2及び磁気ヘッドチ
ップ1の外側面研摩加工を行ない、更に、ABS面4の
加工が行なわれ、浮上型磁気ヘッドが作製される。
【0033】本発明の上記製造方法に従って製造した浮
上型磁気ヘッドは、(1)スライダの凹所に挿入された
磁気ヘッドチップの上側をガラスモールドによりガラス
接合し、下側を樹脂接着剤で接合して作製された従来の
磁気ヘッド、(2)スライダの凹所に挿入された磁気ヘ
ッドチップの上側をガラスモールドによりガラス接合
し、下側を樹脂接着剤で接合し、更に樹脂接着した後、
120℃、20分の熱処理を施して作製された従来の磁
気ヘッド、に比較し、接着強度が向上し、歩留りが向上
した。
上型磁気ヘッドは、(1)スライダの凹所に挿入された
磁気ヘッドチップの上側をガラスモールドによりガラス
接合し、下側を樹脂接着剤で接合して作製された従来の
磁気ヘッド、(2)スライダの凹所に挿入された磁気ヘ
ッドチップの上側をガラスモールドによりガラス接合
し、下側を樹脂接着剤で接合し、更に樹脂接着した後、
120℃、20分の熱処理を施して作製された従来の磁
気ヘッド、に比較し、接着強度が向上し、歩留りが向上
した。
【0034】つまり、磁気ヘッドチップ1とスライダ2
との接着強度に起因する不良率は、上記(1)の場合が
40%、上記(2)の場合が30%であり、本願発明に
よれば10%であった。
との接着強度に起因する不良率は、上記(1)の場合が
40%、上記(2)の場合が30%であり、本願発明に
よれば10%であった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る浮上
型磁気ヘッドは、基板上に磁性薄膜を積層して形成され
た一対のコア半体ブロックにて構成された磁気ヘッドチ
ップを、スライダの一つの端面に形成された凹所にガラ
ス層を介して一体に接合して構成される浮上型磁気ヘッ
ドにおいて、前記磁気ヘッドチップをスライダの凹所に
挿入した後、前記磁気ヘッドチップの上側からガラスモ
ールドすると共に、前記磁気ヘッドチップの下側からも
ガラスモールドする構成とされるので、磁気ヘッドチッ
プとスライダとを十分な接着強度にて一体に接合するこ
とができ、記録密度増大の要請に応え得る小型のコンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッドを提供し得る。又、本
発明の製造方法によれば、このような磁気ヘッドを歩留
りの低下を防止し、効率よく製造することができる。
型磁気ヘッドは、基板上に磁性薄膜を積層して形成され
た一対のコア半体ブロックにて構成された磁気ヘッドチ
ップを、スライダの一つの端面に形成された凹所にガラ
ス層を介して一体に接合して構成される浮上型磁気ヘッ
ドにおいて、前記磁気ヘッドチップをスライダの凹所に
挿入した後、前記磁気ヘッドチップの上側からガラスモ
ールドすると共に、前記磁気ヘッドチップの下側からも
ガラスモールドする構成とされるので、磁気ヘッドチッ
プとスライダとを十分な接着強度にて一体に接合するこ
とができ、記録密度増大の要請に応え得る小型のコンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッドを提供し得る。又、本
発明の製造方法によれば、このような磁気ヘッドを歩留
りの低下を防止し、効率よく製造することができる。
【図1】本発明に係るコンポジットタイプの浮上型磁気
ヘッドの一実施例の斜視図である。
ヘッドの一実施例の斜視図である。
【図2】図1の型磁気ヘッドの製造方法を説明するため
の、スライダと磁気ヘッドチップの関係を示す斜視図で
ある。
の、スライダと磁気ヘッドチップの関係を示す斜視図で
ある。
【図3】スライダと磁気ヘッドチップの接合状態を示す
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図4】接合されたスライダと磁気ヘッドチップの接合
状態を示す拡大側面図である。
状態を示す拡大側面図である。
【図5】積層薄膜型磁気ヘッドチップの製造方法を示す
工程図である。
工程図である。
【図6】従来の薄膜積層型コンポジットタイプの浮上型
磁気ヘッドを説明する斜視図である。
磁気ヘッドを説明する斜視図である。
1 磁気ヘッドチップ 2 スライダ 4 ABS面 5 溝状凹所 14 積層磁性薄膜 18、19 コア半体ブロック 21 ギャップ 22 傾斜窓溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スライダが3.2×
4.0×0.8mmの大きさとされていたときは、磁気
ヘッドチップのスライダへの固着は、磁気ヘッドチップ
の上側から、即ち、磁気ヘッドチップのアペックス側か
らのガラスモールドのみで十分な接着強度を得ることが
できたが、スライダが1.6×2.0×0.4mm、磁
気ヘッドチップが0.5×0.5×0.135mm程度
と小さくなった場合には、磁気ヘッドチップとスライダ
との接着強度が不十分となり、そのために、磁気ヘッド
チップの下側からエポキシ樹脂などの樹脂接着剤で接着
する方法が行なわれていた。
4.0×0.8mmの大きさとされていたときは、磁気
ヘッドチップのスライダへの固着は、磁気ヘッドチップ
の上側から、即ち、磁気ヘッドチップのアペックス側か
らのガラスモールドのみで十分な接着強度を得ることが
できたが、スライダが1.6×2.0×0.4mm、磁
気ヘッドチップが0.5×0.5×0.135mm程度
と小さくなった場合には、磁気ヘッドチップとスライダ
との接着強度が不十分となり、そのために、磁気ヘッド
チップの下側からエポキシ樹脂などの樹脂接着剤で接着
する方法が行なわれていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は本発明に係
る浮上型磁気ヘッドにて達成される。要約すれば、本発
明は、基板上に磁性薄膜を積層して形成された一対のコ
ア半体ブロックにて構成され、スライダの一つの端面に
形成された凹所に挿入された磁気ヘッドチップが、該磁
気ヘッドチップのアペックス側及びアペックスの反対側
にてガラスモールドにより前記凹所に一体に接合され、
前記磁気ヘッドチップのアペックスの反対側からのガラ
スモールドに使用するガラスの軟化点は、前記磁気ヘッ
ドチップのアペックス側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点より低くされることを特徴とする浮上
型磁気ヘッドである。
る浮上型磁気ヘッドにて達成される。要約すれば、本発
明は、基板上に磁性薄膜を積層して形成された一対のコ
ア半体ブロックにて構成され、スライダの一つの端面に
形成された凹所に挿入された磁気ヘッドチップが、該磁
気ヘッドチップのアペックス側及びアペックスの反対側
にてガラスモールドにより前記凹所に一体に接合され、
前記磁気ヘッドチップのアペックスの反対側からのガラ
スモールドに使用するガラスの軟化点は、前記磁気ヘッ
ドチップのアペックス側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点より低くされることを特徴とする浮上
型磁気ヘッドである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の他の態様によれば、基板上に磁性
薄膜を積層して形成された一対のコア半体ブロックにて
構成された磁気ヘッドチップを、スライダの一つの端面
に形成された凹所に挿入して一体に接合するようにした
浮上型磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気ヘッド
チップをスライダの凹所に挿入した後、前記磁気ヘッド
チップのアペックス側からガラスモールドし、更に、前
記磁気ヘッドチップのアペックスとは反対側からもガラ
スモールドすることを特徴とする浮上型磁気ヘッドの製
造方法が提供される。好ましくは、前記磁気ヘッドチッ
プのアペックスの反対側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点は、前記磁気ヘッドチップのギャップ
形成面側からのガラスモールドに使用するガラスの軟化
点より低くされる。
薄膜を積層して形成された一対のコア半体ブロックにて
構成された磁気ヘッドチップを、スライダの一つの端面
に形成された凹所に挿入して一体に接合するようにした
浮上型磁気ヘッドの製造方法において、前記磁気ヘッド
チップをスライダの凹所に挿入した後、前記磁気ヘッド
チップのアペックス側からガラスモールドし、更に、前
記磁気ヘッドチップのアペックスとは反対側からもガラ
スモールドすることを特徴とする浮上型磁気ヘッドの製
造方法が提供される。好ましくは、前記磁気ヘッドチッ
プのアペックスの反対側からのガラスモールドに使用す
るガラスの軟化点は、前記磁気ヘッドチップのギャップ
形成面側からのガラスモールドに使用するガラスの軟化
点より低くされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明に従えば、磁ヘッドチップは、磁気
ヘッドチップの上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1の
アペックス側からガラスモールドすると共に、磁気ヘッ
ドチップの下側、即ち、アペックスとは反対の側からも
ガラスモールドすることによりスライダ2の凹所5に一
体に接合される。このとき、磁気ヘッドチップ1の下側
からのガラスモールドに使用するガラスMbの軟化点
は、磁気ヘッドチップ1の上側からのガラスモールドに
使用するガラスMaの軟化点より低くされる。
ヘッドチップの上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1の
アペックス側からガラスモールドすると共に、磁気ヘッ
ドチップの下側、即ち、アペックスとは反対の側からも
ガラスモールドすることによりスライダ2の凹所5に一
体に接合される。このとき、磁気ヘッドチップ1の下側
からのガラスモールドに使用するガラスMbの軟化点
は、磁気ヘッドチップ1の上側からのガラスモールドに
使用するガラスMaの軟化点より低くされる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本発明によれば、先ず、磁気ヘッドチップ
1の上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1のアペックス
側からガラスモールドを行なう。このガラスモールドに
使用するガラスMaは、磁気ヘッドチップ1のギャップ
21を形成するのに使用したガラスmの軟化点より低い
軟化点を有するものとされる。一般に、ギャップ形成用
接合ガラスmの軟化点より100〜200℃低いのが好
ましい。本実施例では、ギャップ形成のための接合ガラ
スmとして軟化点が600℃とされるPbO−SiO2
系ガラスを使用したので、この磁気ヘッドチップ1の上
側からのガラスモールド(上側ガラスモールド)には軟
化点が450℃とされるPbO−B2O3系ガラスを使
用した。
1の上側から、即ち、磁気ヘッドチップ1のアペックス
側からガラスモールドを行なう。このガラスモールドに
使用するガラスMaは、磁気ヘッドチップ1のギャップ
21を形成するのに使用したガラスmの軟化点より低い
軟化点を有するものとされる。一般に、ギャップ形成用
接合ガラスmの軟化点より100〜200℃低いのが好
ましい。本実施例では、ギャップ形成のための接合ガラ
スmとして軟化点が600℃とされるPbO−SiO2
系ガラスを使用したので、この磁気ヘッドチップ1の上
側からのガラスモールド(上側ガラスモールド)には軟
化点が450℃とされるPbO−B2O3系ガラスを使
用した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次いで、本発明では、磁気ヘッドチップ1
の下側から、即ち、磁気ヘッドチップのアペックスとは
反対側からガラスモールド(下側ガラスモールド)を行
なう。勿論、この下側ガラスモールドは、磁気ヘッドチ
ップ1のアペックスが下側となるようにスライダ2及び
磁気ヘッドチップ1を反転させて行なうのが好ましい。
この時のガラスモールドに使用するガラスMbは、先に
行なった上側ガラスモールドに使用したガラスMaの軟
化点より低い軟化点を有するものとされる。一般に、上
側ガラスモールド用ガラスMaの軟化点より50〜15
0℃低いのが好ましい。本実施例では、下側ガラスモー
ルドMbには軟化点が350℃とされるPbO−B2O
3系ガラスを使用した。
の下側から、即ち、磁気ヘッドチップのアペックスとは
反対側からガラスモールド(下側ガラスモールド)を行
なう。勿論、この下側ガラスモールドは、磁気ヘッドチ
ップ1のアペックスが下側となるようにスライダ2及び
磁気ヘッドチップ1を反転させて行なうのが好ましい。
この時のガラスモールドに使用するガラスMbは、先に
行なった上側ガラスモールドに使用したガラスMaの軟
化点より低い軟化点を有するものとされる。一般に、上
側ガラスモールド用ガラスMaの軟化点より50〜15
0℃低いのが好ましい。本実施例では、下側ガラスモー
ルドMbには軟化点が350℃とされるPbO−B2O
3系ガラスを使用した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】その後、図3に示すように、通常の方法に
従って、例えば、スライダ2の側面2cの線X−Xまで
の研磨加工、更には、図4に示すように、スライダの下
面2dの線Z−Zまでの研削加工、スライダ上面の線Y
−Yまでの研削加工など、スライダ2及び磁気ヘッドチ
ップ1の外側面研磨加工を行ない、更に、ABS面4の
加工が行なわれ、浮上型磁気ヘッドが作製される。
従って、例えば、スライダ2の側面2cの線X−Xまで
の研磨加工、更には、図4に示すように、スライダの下
面2dの線Z−Zまでの研削加工、スライダ上面の線Y
−Yまでの研削加工など、スライダ2及び磁気ヘッドチ
ップ1の外側面研磨加工を行ない、更に、ABS面4の
加工が行なわれ、浮上型磁気ヘッドが作製される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小町 伸好 岩手県一関市東台14−39 日鉱マグネティ クス株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に磁性薄膜を積層して形成された
一対のコア半体ブロックにて構成され、スライダの一つ
の端面に形成された凹所に挿入された磁気ヘッドチップ
が、該磁気ヘッドチップのギャップ形成面側及びその反
対側にてガラスモールドにより前記凹所に一体に接合さ
れ、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面の反対側か
らのガラスモールドに使用するガラスの軟化点は、前記
磁気ヘッドチップのギャップ形成面側からのガラスモー
ルドに使用するガラスの軟化点より低くされることを特
徴とする浮上型磁気ヘッド。 - 【請求項2】 基板上に磁性薄膜を積層して形成された
一対のコア半体ブロックにて構成された磁気ヘッドチッ
プを、スライダの一つの端面に形成された凹所に挿入し
て一体に接合するようにした浮上型磁気ヘッドの製造方
法において、前記磁気ヘッドチップをスライダの凹所に
挿入した後、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面側
からガラスモールドし、更に、前記磁気ヘッドチップの
ギャップ形成面とは反対側からもガラスモールドするこ
とを特徴とする浮上型磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面
の反対側からのガラスモールドに使用するガラスの軟化
点は、前記磁気ヘッドチップのギャップ形成面側からの
ガラスモールドに使用するガラスの軟化点より低くされ
る請求項2の浮上型磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203896A JPH09212825A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 浮上型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203896A JPH09212825A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 浮上型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09212825A true JPH09212825A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12624983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203896A Pending JPH09212825A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 浮上型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09212825A (ja) |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP4203896A patent/JPH09212825A/ja active Pending
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