JPH09214727A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH09214727A
JPH09214727A JP8037294A JP3729496A JPH09214727A JP H09214727 A JPH09214727 A JP H09214727A JP 8037294 A JP8037294 A JP 8037294A JP 3729496 A JP3729496 A JP 3729496A JP H09214727 A JPH09214727 A JP H09214727A
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control program
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、大きなメモリを使用することなく書
換可能なROMに格納した制御プログラムを、受信した
圧縮制御プログラムにより適切に書き換えることのでき
る通信装置を提供する。 【解決手段】相手通信端末から受信した圧縮制御プログ
ラムとチェックサムを受信プログラム格納用RAM3に
格納し、ROM6の展開プログラムを書換プログラム用
RAM5にコピーした後、受信した圧縮制御プログラム
を展開してサム値を算出して、受信したチェックサムと
比較することにより、正常受信したかチェックする。正
常受信を確認すると、受信プログラム格納用RAM3の
圧縮制御プログラムを書換プログラム用RAM5内の展
開プログラムによりプログラム展開用RAM4が一杯に
なるまで展開し、一杯になるとROM6に書き込んで、
ROM6内の制御プログラムと書き換える。上記処理を
受信データ格納用RAM3の圧縮制御プログラムを全て
展開して、ROM6に書き込むまで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に関し、
詳細には、通信装置の制御プログラムを他の通信装置か
ら送信した書換用制御プログラムで書き換え可能な通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置、例えば、ファクシミリ
装置では、ファクシミリ通信処理を実行するためのファ
クシミリ制御プログラムをROM(Read Only Memory)
等のメモリに格納しており、そのファクシミリ制御プロ
グラムを更新するためROMを交換する必要がある場合
は、サービスマンやエンジニアが、新しいファクシミリ
制御プログラムを格納したROMを直接ユーザーへ持っ
て行って、新しいROMに交換していた。
【0003】しかしながら、この場合、サービスマンや
エンジニアが、新しいファクシミリ制御プログラムを格
納したROMを直接ユーザーへ持って行くことで、人件
費や交通費等が嵩むという問題が発生する。そこで、こ
の問題を解決するため、ファクシミリ制御プログラムを
書き変え可能なメモリに格納し、電話回線を介して送信
されるファクシミリ制御プログラムによって、そのメモ
リに格納されたファクシミリ制御プログラムの書き換え
を可能とすることにより、ROMを交換する際の人件費
や交通費等を削減することが考えられる。
【0004】この従来の電話回線を介してのファクシミ
リ制御プログラム等の書き換えを可能にする装置として
は、例えば、特開平2−265396号公報に記載され
た通信制御装置があり、この装置の場合は、バッテリで
バックアップされている複数のRAMを備え、一方のR
AMをデータ格納用、他方のRAMを制御プログラム格
納用としている。この制御プログラムが格納されるRA
Mには、通常の通信制御を行うための制御プログラム、
制御プログラムの内容を変更するために必要な処理を実
行する変更制御プログラム及びプログラム変更用のパス
ワードが格納されている。そして、送信側より送出され
たパスワードとRAMに格納されているパスワードが一
致することにより、続いて送信側から送信される変更用
制御プログラムにより制御プログラムの変更が行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電話回線を介して制御プログラムの書き換え
が可能な通信制御装置にあっては、制御プログラムが格
納されるメモリとしてRAMが利用されていたため、そ
のRAMの記憶状態を維持するためのバックアップ電源
が必要となり、通信制御装置のコストを上昇させるとい
う問題が発生する。
【0006】また、電話回線を介して送信されてくる制
御プログラムは、そのプログラム容量が多い場合は、通
信時間を短縮するため圧縮されて送信される場合がある
が、上記従来の通信制御装置にあっては、この圧縮制御
プログラムが送信されてくることが考慮されていないた
め、RAM内に圧縮制御プログラムを展開するための空
き容量が確保できず、制御プログラムの書き換えを行う
ことができない事態が発生するという問題があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、受信した
圧縮された制御プログラムが適切に受信されたかを検査
情報により先に検査した後、展開プログラム記憶手段が
一杯になるまで圧縮された制御プログラムを展開して、
展開した制御プログラムを順次書換可能なROMの制御
プログラムと書き換えることにより、圧縮された制御プ
ログラムを受信した場合に、展開プログラム記憶手段が
一杯になっても適切に制御プログラムの書き換えを行う
ことのできる通信装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明は、ROM内の書換プ
ログラムを一時記憶する書換プログラム記憶手段を設け
ることにより、通信装置のROM内の書換プログラムに
よりROMの書き換えを行うことのできる通信装置を提
供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、制御プログラムを
書換中である旨を報知することにより、制御プログラム
の書換中に通信装置の電源が切られてしまうことを防い
で、適切に制御プログラムの書き換えを行うことのでき
る通信装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、制御プログラムの
書き換えが正常に行われたかどうかのメッセージを当該
制御プログラムを送信してきた他の通信装置に通知し
て、適切に制御プログラムの書き換えが行われたかどう
かを他の通信装置で確認することのできる通信装置を提
供することを目的としている。
【0011】請求項5記載の発明は、制御プログラムの
書換中は、書換処理に必要な各手段を電源バックアップ
することにより、適切な制御プログラムの書換処理を行
うことのできる通信装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】請求項6記載の発明は、ファクシミリ装置
に適用することにより、圧縮した制御プログラムを送信
することにより、制御プログラムを遠隔で書き換えるこ
とのできるファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、通信機能を備え、書換可能なROM
に格納された制御プログラムに基づいて、各種通信処理
を行うとともに、他の通信装置から圧縮された制御プロ
グラムを受信すると、所定の書換プログラムに基づい
て、当該受信した制御プログラムを展開して、前記RO
Mの制御プログラムと書き換える通信装置であって、前
記他の通信装置から送信されてくる圧縮された制御プロ
グラムと該制御プログラムとともに送信されてくる該制
御プログラムの検査情報を格納する受信プログラム記憶
手段と、前記受信プログラム記憶手段に格納した前記制
御プログラムを展開する展開手段と、前記展開手段の展
開した前記制御プログラムを格納する所定容量の展開プ
ログラム記憶手段と、前記受信した制御プログラムの受
信の適否を前記検査情報に基づいて判別する判別手段
と、前記判別手段が前記受信した制御プログラムの受信
が適切であると判別すると、前記展開手段により前記受
信した制御プログラムを前記展開プログラム記憶手段が
一杯になるまで、該展開プログラム記憶手段に展開し、
該展開プログラム記憶手段が一杯になると、該展開プロ
グラム記憶手段に展開した制御プログラムにより前記R
OMの前記制御プログラムを書き換える書換処理を順次
繰り返し行って、前記受信した制御プログラムで前記R
OMの制御プログラムと書き換えるプログラム書換手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0014】ここで、制御プログラムは、書換可能なR
OM、例えば、PROM(Programmable ROM)等に
格納されており、受信した制御プログラムと書き換えら
れる。受信プログラム記憶手段及び展開プログラム記憶
手段は、例えば、RAM等が利用される。
【0015】受信した制御プログラムは、一緒に受信し
た検査情報、例えば、チェックサムに基づいて、まず、
正常に受信されているかが判別手段により判別される。
判別手段は、例えば、チェックサムにより判別するとき
には、展開手段により受信した圧縮されている制御プロ
グラムを伸張・展開させて、展開させたビット数を順次
演算し、総ビット数の下位1バイトがチェックサムの値
と一致するかにより受信が正常に行われたかどうか判別
する。
【0016】プログラム書換手段は、受信が正常に行わ
れていると、展開手段により受信した圧縮されている制
御プログラムを順次展開させて、展開プログラム記憶手
段に記憶させていき、展開プログラム記憶手段が一杯に
なると、展開プログラム記憶手段に展開された制御プロ
グラムにより、ROMの制御プログラムを書き換える。
この書換処理を受信した全ての制御プログラムによりR
OM内の制御プログラムを書き換えるまで行うことによ
り、制御プログラムの書換処理を行う。
【0017】上記構成によれば、圧縮された制御プログ
ラムを受信した場合に、受信した制御プログラムの適否
を判別した後、圧縮制御プログラムを展開するので、制
御プログラムを全て展開する大きな容量の展開プログラ
ム記憶手段を必要とすることなく、適切に圧縮制御プロ
グラムを展開して、ROM内の制御プログラムを書き換
えることができ、電源バックアップを必要としないRO
Mの制御プログラムを安価に、かつ、適切に書き換える
ことができる。その結果、圧縮した制御プログラムを短
い通信時間で受信して、容量の小さい展開プログラム記
憶手段を利用して適切に制御プログラムを展開して、制
御プログラムの書き換えを行うことができ、他の通信装
置から送信した制御プログラムにより制御プログラムの
書き換えを行うことのできる通信装置を小型で、かつ、
安価なものとすることができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記通信装置は、前記ROM内に前記書換プログ
ラムを格納しており、当該ROM内の前記書換プログラ
ムを一時記憶する書換プログラム記憶手段を、さらに備
え、前記制御プログラムを受信すると、前記プログラム
書換手段は、前記ROM内の前記書換プログラムを前記
書換プログラム記憶手段に一時記憶させ、該書換プログ
ラム記憶手段に記憶させた前記書換プログラムに基づい
て、前記制御プログラムの書換処理を行うものであって
もよい。
【0019】ここで、ROMは、その記憶内容の書き換
えを行っている間は、ROM内のプログラムをアクセス
(フェッチ)することができないため、書換プログラム
が送信されてくる場合には、当該送信されてきた書換プ
ログラムを受信プログラム記憶手段に記憶し、また、R
OM内に書換プログラムを格納しているときには、RO
M内の書換プログラムを他のメモリに移し変える必要が
ある。本請求項では、ROM内の書換プログラムを格納
するための記憶手段として、書換プログラム記憶手段を
備えている。
【0020】上記構成によれば、ROM内の書換プログ
ラムを書換プログラム記憶手段に一時記憶させて、当該
書換プログラム記憶手段の書換プログラムにより、受信
した制御プログラムによりROM内の制御プログラムを
適切に書き換えることができる。
【0021】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記通信装置は、前記制御プログラムの書換処理を
行っているとき、その旨を報知する報知手段を、さらに
備えていてもよい。
【0022】ここで、報知手段は、制御プログラムの書
き換え中であることを通信装置のオペレータに適切に報
知することのできるものであれば、音声によるものであ
ってもよいし、表示によるものであってもよく、また、
これら双方を利用するものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、制御プログラムの書き
換え中であることをオペレータ等に通知することがで
き、プログラムの書き換え中に通信装置の電源が不用意
に切られてしまうことを防ぐことができる。その結果、
制御プログラムの書換処理が中断されることを防止する
ことができ、適切に制御プログラムの書換処理を行うこ
とができる。
【0024】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記通信装置は、前記制御プログラムの書き換えが
正常に行われたか否かのメッセージを前記制御プログラ
ムを送信してきた他の通信装置に通知するメッセージ通
知手段を、さらに備えていてもよい。
【0025】ここで、メッセージ通知手段は、制御プロ
グラムを送信してきた通信装置に対して、制御プログラ
ムの書き換えが正常に行われたか否かのメッセージを通
知し、正常に書き換えが行われた場合と書き換えが失敗
した場合のいずれの場合にもメッセージを通知してもよ
いし、何れか一方の場合のみ通知するようにしてもよ
い。
【0026】上記構成によれば、制御プログラムの書き
換えが正常に行われたか否かを、制御プログラムの送信
元の通信端末で知ることができ、その後の処理を適切に
行うことができる。その結果、遠隔から制御プログラム
を書き換える場合の適切性を確保することができる。
【0027】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記通信装置は、少なくとも、前記制御プログラム
の書換処理中は、前記ROM、前記受信プログラム記憶
手段、前記展開手段、前記展開プログラム記憶手段、前
記判別手段、前記プログラム書換手段、前記書換プログ
ラム記憶手段の電源をバックアップして、その動作を補
償するバックアップ手段を、さらに備えていてもよい。
【0028】上記構成によれば、停電や不用意にオペレ
ータ等により電源が切られた場合にも、適切に制御プロ
グラムの書換処理を行うことができる。
【0029】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記通信装置は、ファクシミリ装置であってもよ
い。
【0030】上記構成によれば、回線を介して圧縮した
制御プログラムをファクシミリ装置に送信することによ
り、ファクシミリ装置の制御プログラムを遠隔で書き換
えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0032】尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の
好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の
限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明に
おいて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これ
らの態様に限られるものではない。
【0033】図1〜図6は、本発明の通信装置の一実施
の形態を適用したファクシミリ装置を示す図である。図
1において、ファクシミリ装置1は、CPU(Central
Processing Unit )2、受信データ格納用RAM(Rand
om Accesss Memory )3、プログラム展開用RAM4、
書換プログラム用RAM5、ROM(Read Only Memor
y)6、記録部7、操作表示部8、画像読取部9、通信
制御部10及びバックアップ電源11等を備えており、
上記各部はバス12により接続されている。
【0034】ROM(プログラム記憶手段)6は、デー
タの書込・消去が可能なPROM(Programmable RO
M)等が利用されており、ROM6内にはファクシミリ
装置1としてのファクシミリ制御プログラム、制御プロ
グラム書換処理プログラム、制御プログラム書換処理を
実行する際に圧縮された制御プログラムを伸張する展開
プログラム及び電源監視処理プログラム等が格納されて
いるとともに、上記各処理を実行するのに必要なデータ
やシステムデータ等が格納されている。
【0035】CPU(判別手段、展開手段プログラム書
換手段)2は、ROM4内の制御プログラムに従ってフ
ァクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミリ装置
1としてのシーケンスを実行するとともに、後述する展
開処理、制御プログラム書換処理及び電源監視処理を実
行する。
【0036】受信データ格納用RAM(受信プログラム
記憶手段)3は、所定容量を有し、CPU2の制御下で
管理されて、受信した圧縮されたファクシミリ制御プロ
グラム(以下、圧縮制御プログラムという。)及びチェ
ックサムが格納される。プログラム展開用RAM(プロ
グラム展開手段)4は、所定容量を有し、CPU2の制
御下で管理されて、受信データ格納用RAM3に格納さ
れた圧縮制御プログラムを伸張・展開するのに利用され
る。書換プログラム用RAM5は、所定容量を有し、C
PU2の制御下で管理されて、ROM6に格納されてい
る展開プログラム及び書換処理プログラムが複写(コピ
ー)される。CPU2は、この書換プログラム用RAM
5に複写した展開プログラム及び書換処理プログラムを
利用して、ROM6内のファクシミリ制御プログラムの
書換処理(制御プログラム書換処理)を行う。
【0037】また、バックアップ電源11は、通常のバ
ックアップ用電池等が用いられ、CPU2、受信データ
格納用RAM3、プログラム展開用RAM4、書換プロ
グラム用RAM5及びROM6に接続されている。CP
U2は、図示しない主電源から供給される電源電圧の低
下を監視し、主電源の電源電圧が所定値に低下すると、
主電源からバックアップ電源11に切り換えて、バック
アップ電源11からCPU2、受信データ格納用RAM
3、プログラム展開用RAM4、書換プログラム用RA
M5及びROM6に電源電圧を供給することにより、フ
ァクシミリ装置1の主電源がオフした場合にも、ファク
シミリ通信処理及び制御プログラム書換処理が中断せず
に継続できるように補償する。
【0038】そして、CPU2は、公衆回線Lから圧縮
制御プログラム及びチェックサム(受信した圧縮制御プ
ログラムに誤りが有るか否かをチェックする検査合計情
報:検査情報)を受信すると、受信した圧縮制御プログ
ラム及びチェックサムを受信データ格納用RAM3に格
納し、ROM6の展開プログラム及び書換処理プログラ
ムを書換プログラム用RAM5に複写して、この書換プ
ログラム用RAM5に複写した展開プログラムにより、
伸張・展開して復元することにより得られるビット数を
加算してサム値を算出する。なお、この場合、CPU2
は、圧縮制御プログラムを、正常受信したかどうかをチ
ェックするためにのみ展開し、展開したファクシミリ制
御プログラムは、そのまま破棄する。
【0039】そして、CPU2は、その算出したサム値
と先に受信データ格納用RAM3に格納したチェックサ
ムとを比較して一致を確認した場合に、圧縮制御プログ
ラムを正常受信していると判断して、書換プログラム用
RAM5の展開プログラム及び書換処理プログラムによ
り、受信データ格納用RAM3に格納した圧縮制御プロ
グラムをプログラム展開用RAM4に順次展開・復元
し、プログラム展開用RAM4が一杯になると、プログ
ラム展開用RAM4に展開したファクシミリ制御プログ
ラムをROM6に書き込んで、ROM6内のファクシミ
リ制御プログラムと書き換える。CPU2は、上記処理
を順次行って、圧縮制御プログラムの復元及びROM6
への書き込みが全て終了すると、ファクシミリ装置1を
リセットして、圧縮制御プログラムの書き換え処理が終
了した旨の結果レポートを相手先通信端末に送信する。
【0040】記録部7は、例えば、サーマル素子を利用
したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等が
使用されており、記録部7は、例えば、サーマル記録装
置が利用されているときには、感熱記録紙に直接、ある
いは、普通記録紙にインクシートを介して間接的に画像
を記録する。
【0041】操作表示部(報知手段)8は、テンキー、
スタートキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディ
スプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キ
ーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプ
レイには、操作キーから入力された命令内容やファクシ
ミリ装置からオペレータに通知する各種情報が表示され
る。特に、図2に示すように、操作表示部8のディスプ
レイ8aには、上記制御プログラム書換処理を行ってい
る際に、その旨を表示して、ファクシミリ装置1の電源
がオフされることを防止する。すなわち、CPU2は、
上記制御プログラム書換処理を行っているとき、操作表
示部8のディスプレイ8aに、例えば、「電源を切らな
いで、下さい。」等を表示して、オペレータ等により不
用意に電源が切られることを防止している。なお、図2
において、8bは、LEDであり、点灯させることによ
り、ディスプレイ8aへの表示を行っている旨や電源の
オフを禁止する旨を表示している。
【0042】画像読取部9は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したイメージスキャナ等が利
用されており、画像読取部9は原稿を走査して原稿の画
像を所定の解像度で読み取る。
【0043】通信制御部10は、AA−NCU(Networ
k Control Unit)、モデム及び網制御部等を備え、通信
制御部10には、公衆回線L(例えば、電話回線)が接
続されている。通信制御部10は、その網制御部によ
り、公衆回線Lからの発呼に対して自動着呼し、また、
公衆回線Lへの自動発呼処理を行う。また、通信制御部
10は、そのモデムにより、送信信号を回線上に送信す
るために、変調し、相手先から回線を介して送られてき
た受信信号を復調する。さらに、通信制御部10は、そ
のNCUにより、相手ファクシミリ装置との間でファク
シミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行
する。この通信制御部10及びCPU2は、制御プログ
ラム書換処理が適切に終了したかどうかのメッセージ
を、圧縮制御プログラムを送信してきた相手先に通知す
るメッセージ通知手段として機能する。
【0044】次に、作用を説明する。
【0045】ファクシミリ装置1は、圧縮されたファク
シミリ制御プログラムを受信して、大きな容量のメモリ
を利用することなく、適切に展開して、ROM6のファ
クシミリ制御プログラムと書き換えるところにその特徴
がある。
【0046】すなわち、ファクシミリ装置1は、ファク
シミリ通信処理に際して公衆回線Lを介して相手通信端
末から圧縮制御プログラムを受信した場合は、その圧縮
制御プログラムと、同時に受信したチェックサムと、を
受信データ格納用RAM3に格納する。CPU2は、R
OM6に格納されている展開プログラム及び書換処理プ
ログラムを書換プログラム用RAM5にコピーした後、
受信データ格納用RAM3に格納した圧縮制御プログラ
ムを、書換プログラム用RAM5の展開プログラムによ
り展開して、サム値を算出し、算出したサム値(合計
値)と受信したチェックサムとが一致すると、圧縮制御
プログラムが正常に受信されたと判断して、受信データ
格納用RAM3に格納した圧縮制御プログラムを、順次
プログラム展開用RAM4に展開して、プログラム展開
用RAM4が一杯になると、展開したファクシミリ制御
プログラムをROM6に書き込んで、ROM6のファク
シミリ制御プログラムを受信したファクシミリ制御プロ
グラムにより順次書き換える。そして、圧縮制御プログ
ラムの復元及びROM6への書き込みが全て終了する
と、ファクシミリ装置1をリセットして、ファクシミリ
制御プログラムの書き換え処理が終了した旨の結果レポ
ートを相手先通信端末に送信する。
【0047】以下、この制御プログラム書換処理につい
て、図3及び図4に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0048】ファクシミリ装置1は、ファクシミリ通信
を待つ待機状態において、CPU2が公衆回線Lからの
リンギング信号の検出をチェックすることにより着信の
有無を判別し、着信があると、ファクシミリ通信手順に
基づく受信処理を開始し、相手先通信端末から受信する
データが圧縮制御プログラム(ROMデータ)であるか
否かチェックする(ステップS1)。画像データである
場合は、CPU2は、制御プログラム書換処理を終了し
て、通常のファクシミリ制御手順により、画像データを
受信し、受信した画像データを記録部7で記録紙に記録
出力する。
【0049】ステップS1で、受信データが圧縮制御プ
ログラムであると、CPU2は、受信データ(圧縮制御
プログラムとチェックサム)を受信データ格納用RAM
3に格納し(ステップS2)、ROM6に格納されてい
る展開プログラム及び書換処理プログラムを書換プログ
ラム用RAM5にコピーする(ステップS3)。
【0050】次に、CPU2は、受信データ格納用RA
M3に格納した圧縮制御プログラムを書換プログラム用
RAM5の展開プログラムにより展開・復元するととも
に、圧縮制御プログラムを展開したファクシミリ制御プ
ログラムのデータ量を加算して、サム値(合計値)を算
出し(ステップS4)、サム値の算出を完了すると、算
出したサム値と受信したチェックサム(受信データ格納
用RAM3に先に格納したチェックサム)とが一致する
か否かチェックする(ステップS5)。なお、ここでの
圧縮制御プログラムの展開は、サム値を算出するために
のみ行うので、CPU2は、展開したファクシミリ制御
プログラムを、そのまま破棄する。
【0051】ステップS5で、CPU2は、算出したサ
ム値とチェックサムとが一致しないときには、受信した
圧縮制御プログラムに誤りがある、すなわち、受信時に
データの欠落等が発生したと判断し、ステップS11に
移行して、ファクシミリ装置1の制御系をリセットし
て、受信データ格納用RAM3に格納した圧縮制御プロ
グラム及び書換プログラム用RAM5にコピーした展開
プログラムと書換処理プログラムを消去し、ファクシミ
リ制御プログラムの書き換えが失敗した旨のメッセージ
を、図5に示すようなROM書換結果レポート20とし
て、相手先通信端末に送信して、制御プログラム書換処
理を終了する(ステップS12)。
【0052】ステップS5で、算出したサム値と受信し
たチェックサムとの一致を確認した場合は、CPU2
は、受信した圧縮制御プログラムに誤りがないと判断
し、図2に示したように、制御プログラムの書換中であ
ることをユーザーに警告するため、操作表示部8のディ
スプレイ8aに「電源を切らないで、ください。」等の
メッセージを表示するとともに、LED8bを点灯する
(ステップS6)。
【0053】次いで、CPU2は、図4に示すように、
書換プログラム用RAM5にコピーした展開プログラム
により受信データ格納用RAM3に格納した圧縮制御プ
ログラムの伸張(復元)を開始し(ステップS7)、そ
のプログラムの復元をプログラム展開用RAM4のメモ
リ容量が一杯になるまで継続する(ステップS8)。そ
して、プログラム展開用RAM4のメモり容量が一杯に
なると、CPU2は、プログラム展開用RAM4に展開
したファクシミリ制御プログラムをROM6に書き込み
(ステップS9)、全ての圧縮制御プログラムの復元処
理が終了したかをチェックする(ステップS10)。圧
縮制御プログラムの復元処理が全て終了していない場合
は、CPU2は、ステップS7に戻って、上記同様に、
受信データ格納用RAM3の圧縮データをプログラム展
開用RAM4にプログラム展開用RAM4が一杯になる
まで展開し、プログラム展開用RAM4が一杯になる
と、展開したファクシミリ制御プログラムをROM6に
書き込むという処理を順次繰り返し実行する。
【0054】CPU2は、上記圧縮制御プログラムの展
開及びROM6への書き込みを書換プログラム用RAM
5内の書換処理プログラムに基づいて順次処理し、ステ
ップS10で、プログラム復元処理の終了を確認する
と、ファクシミリ装置1の制御系をリセットして(ステ
ップS11)、受信データ格納用RAM3に格納した圧
縮制御プログラム及び書換プログラム用RAM5にコピ
ーした展開プログラムを消去し、圧縮制御プログラムの
書き換えが成功した旨のメッセージを、図5に示したよ
うなROM書換結果レポート20として相手先通信端末
に送信して、制御プログラム書換処理を終了する(ステ
ップS12)。
【0055】なお、図5に示すROM書換結果レポート
20には、制御プログラム書換処理に成功した場合のも
のとして、送信データチックサムの値(受信したチェッ
クサムの値)、受信データのチェックサムの値(算出し
たサム値)及び書換結果(結果)が「OK」で表示され
ており、失敗した場合には、双方のチェックサム値が異
なった値となり、結果が、例えば、「NG」となる。
【0056】このように、圧縮されたファクシミリ制御
プログラム(圧縮制御プログラム)を受信した場合に、
その圧縮制御プログラムを順次展開するメモリエリアと
して大容量のメモリを使用することなく、圧縮制御プロ
グラムを適切に展開して、受信した圧縮制御プログラム
によるプログラムの書換処理を確実に行うことができる
とともに、圧縮制御プログラムが書き換え中であること
をユーザーに報知して、プログラム書換中にファクシミ
リ装置の電源が切られてしまうことを防ぐことができ、
制御プログラム書換処理が中断されることを防止するこ
とができる。
【0057】また、圧縮制御プログラムの書き換えが終
了したことを送信先の通信端末に通知して、送信先に圧
縮制御プログラムの書き換えが成功したか失敗したかを
通知することができる。遠隔からファクシミリ制御プロ
グラムの書換処理をその結果を確認しつつ、行うことが
でき、書換処理に失敗した場合にも、その後の処理を適
切に行うことができる。
【0058】また、ファクシミリ装置1は、図示しない
主電源から供給される電源電圧の低下を監視する電源状
態監視処理を行っている。以下、電源状態監視処理につ
いて、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0059】CPU2は、上記制御プログラム書換処理
において、図示しない主電源から供給される電源電圧の
低下を監視し(ステップS21)、主電源の電源電圧が
所定値に低下するのを検出すると、電源を主電源からバ
ックアップ電源11に切り換えて、バックアップ電源1
1からCPU2、受信データ格納用RAM3、プログラ
ム展開用RAM4、書換プログラム用RAM5及びRO
M6に電源電圧を供給して、電源状態監視処理を終了す
る(ステップS22)。
【0060】この電源状態監視処理により、ファクシミ
リ装置1の電源スイッチが間違ってオフされたり、停電
により主電源がオフした場合にも、制御プログラム書換
処理が中断されることなく、制御プログラム書換処理を
継続するように補償することができ、制御プログラム書
換処理を適切に行うことができる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0062】例えば、上記実施の形態においては、受信
データ格納用RAM3、プログラム展開用RAM4及び
書換プログラム用RAM5をそれぞれ別々のRAMとし
て説明したが、これらの3つのRAMは、それぞれ1つ
のRAMを領域区分して、利用するようにしてもよい。
【0063】また、上記実施の形態においては、電源状
態監視処理を制御プログラム書換処理中にのみ行ってい
るように説明しているが、電源状態監視処理は、制御プ
ログラム書換処理のときのみに限るものでないことは、
いうまでもない。
【0064】さらに、上記実施の形態においては、ファ
クシミリ装置に適用した場合について説明したが、通信
装置としては、ファクシミリ装置に限るものではなく、
所定の通信処理を制御プログラムに基づいて行う通信装
置一般に適用することができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明の通信装置によれ
ば、圧縮された制御プログラムを受信した場合に、受信
した制御プログラムの適否を判別した後、圧縮制御プロ
グラムを展開するので、制御プログラムを全て展開する
大きな容量の展開プログラム記憶手段を必要とすること
なく、適切に圧縮制御プログラムを展開して、ROM内
の制御プログラムを書き換えることができ、電源バック
アップを必要としないROMの制御プログラムを安価
に、かつ、適切に書き換えることができる。その結果、
圧縮した制御プログラムを短い通信時間で受信して、容
量の小さい展開プログラム記憶手段を利用して適切に制
御プログラムを展開して、制御プログラムの書き換えを
行うことができ、他の通信装置から送信した制御プログ
ラムにより制御プログラムの書き換えを行うことのでき
る通信装置を小型で、かつ、安価なものとすることがで
きる。
【0066】請求項2記載の発明の通信装置によれば、
ROM内の書換プログラムを書換プログラム記憶手段に
一時記憶させて、当該書換プログラム記憶手段の書換プ
ログラムにより、受信した制御プログラムによりROM
内の制御プログラムを適切に書き換えることができる。
【0067】請求項3記載の発明の通信装置によれば、
制御プログラムの書き換え中であることをオペレータ等
に通知することができ、プログラムの書き換え中に通信
装置の電源が不用意に切られてしまうことを防ぐことが
できる。その結果、制御プログラムの書換処理が中断さ
れることを防止することができ、適切に制御プログラム
の書換処理を行うことができる。
【0068】請求項4記載の発明の通信装置によれば、
制御プログラムの書き換えが正常に行われたか否かを、
制御プログラムの送信元の通信端末で知ることができ、
その後の処理を適切に行うことができる。その結果、遠
隔から制御プログラムを書き換える場合の適切性を確保
することができる。
【0069】請求項5記載の発明の通信装置によれば、
停電や不用意にオペレータ等により電源が切られた場合
にも、適切に制御プログラムの書換処理を行うことがで
きる。
【0070】請求項6記載の発明の通信装置によれば、
回線を介して圧縮した制御プログラムをファクシミリ装
置に送信することにより、ファクシミリ装置の制御プロ
グラムを遠隔で書き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の一実施の形態を適用したフ
ァクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置の操作表示部のディス
プレイに表示される制御プログラム書換処理中である旨
を表示する警告表示の一例を示す図。
【図3】図1のファクシミリ装置による制御プログラム
書換処理を示すフローチャート。
【図4】図3の制御プログラム書換処理の続きの処理を
示すフローチャート。
【図5】図3及び図4の制御プログラム書換処理により
相手先通信端末に送信されるROM書換結果レポートの
一例を示す図。
【図6】図1のファクシミリ装置による電源状態監視処
理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 受信データ格納用RAM 4 プログラム展開用RAM 5 書換プログラム用RAM 6 ROM 7 記録部 8 操作表示部 8a ディスプレイ 8b LED 9 画像読取部 10 通信制御部 11 バックアップ電源 12 バス 20 ROM書換結果レポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機能を備え、書換可能なROMに格納
    された制御プログラムに基づいて、各種通信処理を行う
    とともに、他の通信装置から圧縮された制御プログラム
    を受信すると、所定の書換プログラムに基づいて、当該
    受信した制御プログラムを展開して、前記ROMの制御
    プログラムと書き換える通信装置であって、 前記他の通信装置から送信されてくる圧縮された制御プ
    ログラムと該制御プログラムとともに送信されてくる該
    制御プログラムの検査情報を格納する受信プログラム記
    憶手段と、前記受信プログラム記憶手段に格納した前記
    制御プログラムを展開する展開手段と、前記展開手段の
    展開した前記制御プログラムを格納する所定容量の展開
    プログラム記憶手段と、前記受信した制御プログラムの
    受信の適否を前記検査情報に基づいて判別する判別手段
    と、前記判別手段が前記受信した制御プログラムの受信
    が適切であると判別すると、前記展開手段により前記受
    信した制御プログラムを前記展開プログラム記憶手段が
    一杯になるまで、該展開プログラム記憶手段に展開し、
    該展開プログラム記憶手段が一杯になると、該展開プロ
    グラム記憶手段に展開した制御プログラムにより前記R
    OMの前記制御プログラムを書き換える書換処理を順次
    繰り返し行って、前記受信した制御プログラムで前記R
    OMの制御プログラムと書き換えるプログラム書換手段
    と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記通信装置は、前記ROM内に前記書換
    プログラムを格納しており、当該ROM内の前記書換プ
    ログラムを一時記憶する書換プログラム記憶手段を、さ
    らに備え、前記制御プログラムを受信すると、前記プロ
    グラム書換手段は、前記ROM内の前記書換プログラム
    を前記書換プログラム記憶手段に一時記憶させ、該書換
    プログラム記憶手段に記憶させた前記書換プログラムに
    基づいて、前記制御プログラムの書換処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記通信装置は、前記制御プログラムの書
    換処理を行っているとき、その旨を報知する報知手段
    を、さらに備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】前記通信装置は、前記制御プログラムの書
    き換えが正常に行われたか否かのメッセージを前記制御
    プログラムを送信してきた他の通信装置に通知するメッ
    セージ通知手段を、さらに備えたことを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】前記通信装置は、少なくとも、前記制御プ
    ログラムの書換処理中は、前記ROM、前記受信プログ
    ラム記憶手段、前記展開手段、前記展開プログラム記憶
    手段、前記判別手段、前記プログラム書換手段、前記書
    換プログラム記憶手段の電源をバックアップして、その
    動作を補償するバックアップ手段を、さらに備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    通信装置。
  6. 【請求項6】前記通信装置は、ファクシミリ装置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記
    載の通信装置。
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