JPH092166A - 操作部着脱機構 - Google Patents

操作部着脱機構

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JPH092166A
JPH092166A JP14902195A JP14902195A JPH092166A JP H092166 A JPH092166 A JP H092166A JP 14902195 A JP14902195 A JP 14902195A JP 14902195 A JP14902195 A JP 14902195A JP H092166 A JPH092166 A JP H092166A
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JP
Japan
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body case
main body
hook
hook member
operation part
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JP14902195A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Hirai
芳明 平井
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部脱落防止性能の信頼性の向上を図ると
共に、製造コストを抑えつつ操作部の排出量を大きくし
て、操作部をスムーズに取外すことが可能な操作部着脱
機構を提供する。 【構成】 本発明の操作部着脱機構には、本体ケース1
と、この本体ケース1前面に着脱可能な操作部2と、前
記本体ケース1側に設けられ前記操作部2を係合するロ
ック動作と前記操作部を離脱させるリリース動作を行う
ロック部材6とが設けられている。また、本体ケース1
側には回動可能なフック部材16が設けられ、このフッ
ク部材16にはフック爪部17が形成されている。フッ
ク爪部17はフック部材16の回動により前後方向に移
動するようになっている。また操作部2の底面部には前
記フック爪部17に係合可能な溝部18が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば車載用電子機
器の操作部を本体ケースに着脱可能に設けることにより
盗難防止効果を得るための操作部着脱機構に係り、特
に、操作部を本体ケース側から取り外す際に操作部の脱
落を防止する構造を持つ操作部着脱機構に改良を施した
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用電子機器は音響機器を始め
として高級化する傾向にあるが、それに伴って、これら
の機器の盗難事故が多発しており、問題となっている。
そこで盗難防止効果を持つ電子機器として、操作部着脱
機構を採用したものが普及している。操作部着脱機構と
は電子機器のスイッチ部などを設けた操作部を本体ケー
スに着脱可能に設けた機構であり、この機構を用いるこ
とにより、使用者は車から離れる時に操作部のみを取り
外して持ち運ぶことができる。そのため、電子機器が使
用不能になり、しかも外見からは車両に機器本体が設置
されているかどうかを判別できなくなる。その結果、高
い盗難防止効果を獲得することができる。また、本体ケ
ースから取り外した操作部は、小型軽量なので持ち運び
が容易であり、さらにアンプなどの発熱部材を備えてい
ないため、機器の使用直後に取り外しても火傷すること
がないので安全である。
【0003】ところで、車載用電子機器は、通常、車両
のコンソールパネルに組込まれるので、操作の都合上、
操作部は本体ケースの前面に設けられている。したがっ
て操作部着脱機構を電子機器に採用した場合、本体ケー
ス前面にて操作部の着脱動作を行うということになる。
そのため、本体ケースから操作部を取り外す際に、操作
部を押えていないと操作部が脱落するおそれがある。こ
のような操作部の脱落事故を防ぐことを目的として、従
来より、操作部の脱落防止構造を備えた操作部着脱機構
が提案されている。
【0004】ここで、操作部の脱落防止構造を備えた操
作部着脱機構の従来例に関して、図11〜図18を参照
して具体的に説明する。なお、図11〜図14は操作部
着脱機構の主要構成を説明するための図面、図15〜図
18は操作部の脱落防止構造を説明するための図面であ
る。
【0005】(A)操作部着脱機構の主要構成 図11において、1は電子機器本体を収納する箱型の本
体ケース、2は本体ケース1前面に着脱可能な薄い箱型
の操作部である。操作部着脱機構の主要構成部材は、こ
れら2つの部材と、ロック部材6および押圧部材7であ
る。
【0006】まず本体ケース1について説明する。図1
2に示すように本体ケース1の前面には凹部1aが設け
られている。凹部1aは、操作部2の背面部を装着して
収納するように凹んで形成されており、その奥行き寸法
は操作部2の背面部が置ける程度に設定されている。図
14に示すように凹部1aの右端側には、操作部2側に
係合可能な凸部1bが設けられている。なお、本体ケー
ス1の凹部1a前面部をインナーパネル10とする(図
12,図14参照)。
【0007】さらに図12,図14に示すように、凹部
1aの左端側には押圧部材7が設けられている。また凹
部1aの左端近傍には上下に二つの方形の規制口1cが
設けられており、その奥側にロック部材6の基部が設け
られている。図14に示すように、インナーパネル10
の裏側で、且つ規制口1cの右端(正面から見て)には
固定端部1dが奥側に突出して形成されている。
【0008】次にロック部材6について説明する。ロッ
ク部材6は操作部2を係合するロック動作と操作部2を
離脱させるリリース動作を行うもので、図13に示すよ
うに断面がL字形の部材である。ロック部材6の前端部
には上下に二つの鍵部6aが設けられており、図12に
て規制口1cから突出している部分はこれら鍵部6aで
ある。鍵部6aの先端部には傾斜面6bが形成されてい
る。この傾斜面6bの後方には、くびれ部6cが設けら
れており、ここに操作部2の一部が係脱するようになっ
ている。ロック部材6の後面の左端には移動端部6dが
突出して設けられている。この移動端部6dには引張り
コイルばね8の一端が係合され、この引張りコイルばね
8の他端は本体ケース1の固定端部1dに係合してい
る。
【0009】このようなロック部材6は、本体ケース1
側に以下のように取付けられている。すなわち図12に
示すように、ロック部材6はインナーパネル10の裏側
に左右に(凹部1aの長手方向に)スライド移動可能に
取付けられており、鍵部6aは規制口1cから前方に突
出して設けられている。したがって、鍵部6aは規制口
1cの許容範囲を限界として左右にスライド移動可能と
なっている。またロック部材6の移動端部6dと本体ケ
ース1の固定端部1dとの間には引張りコイルばね8が
係合されているため、ロック部材6は引張りコイルばね
8によって規制口1cの右側に付勢されている。
【0010】ついで押圧部材7について説明する。押圧
部材7は、ロック部材6がリリース動作を行う際、操作
部2を本体ケース1から取外す方向に押圧する部材であ
る。図12に示すように押圧部材7は、凹部1aにおけ
る規制口1cの左側に設けられた穴に前後動可能に設け
られており、その前端面はインナーパネル10から突出
するようになっている。また、押圧部材7の後方には圧
縮コイルばね9が設置されており、この圧縮コイルばね
9によって押圧部材7は手前側に付勢されている。
【0011】一方、操作部2は直方体の前面部2aと、
この前面部2aより一回り小さい直方体の背面部2bと
を合せた構成であり、このうち背面部2bのみが本体ケ
ース1の凹部1aに装着され収納されるようになってい
る。また、操作部2の背面部2bの右側には、本体ケー
ス1右端側の凸部1bに係合するよう凹部13が設けら
れている。さらに、図では前面部2aの背面部を2cと
する。なお、操作部2の背面部2bの幅寸法および高さ
寸法は凹部1aのそれよりも若干小さく設定されてい
る。これは、操作部2を凹部1aから取外す動作を行う
際に、凹部1aと背面部2bの間で多少のクリアランス
が必要となるからである。
【0012】または操作部2には、被ロック部11およ
びリリース部材12が設けられている(図14参照)。
このうち被ロック部11は、操作部2の裏面の左側(正
面から見て)近傍に設けられた穴からなり、ここに前記
ロック部材6が係脱するようになっている。リリース部
材12は、被ロック部11の手前側に前後方向にスライ
ド移動可能に設けられている。リリース部材12の前端
は操作部2の前面から突出したボタン部12aとなって
いる。またリリース部材12の後端にはロック部材6の
傾斜面6bに対応した傾斜部12bが設けられている。
【0013】(B)操作部2の収納動作 以上のような構成を有する操作部着脱機構は次のように
して操作部2を本体ケース側に装着、収納させる。ま
ず、操作部2の凹部13に、本体ケース1の凸部1bを
係合させる。この状態で、操作部2を後方に押圧するこ
とにより、凹部13と凸部1bとの係合部分を軸として
操作部2を時計回転方向に回動させる。そして、被ロッ
ク部11の右側縁部がロック部材6の鍵部6aに当接
し、ロック部材6が引張りコイルばね8の付勢力に抗し
て左側に退避した後、被ロック部11の右側縁部に鍵部
6aのくびれ部6cが係合し、ロック部材6が右側に復
帰する。これによりロック部材6が操作部2の被ロック
部11に係合し、操作部2の背面部2bを本体ケース1
側にロックしたことになる。
【0014】以上のようにして操作部2が本体ケース1
の凹部1aに装着され収納される。なお、操作部2を本
体ケース側に収納しているとき、操作部2の裏面が押圧
部材7を押圧しているため、押圧部材7は圧縮コイルば
ね9の付勢力に抗して後方に移動している。
【0015】(C)操作部2の取外し動作 続いて、操作部2を本体ケース1の凹部1aから取外す
際の動作について説明する。すなわち、操作部2が収納
状態にある時は、図14に示すように、リリース部材1
2の傾斜部12bは、ロック部材6の傾斜面6bに対向
している。この状態で、リリース部材12のボタン部1
2aを押圧すると、傾斜部12bが傾斜面6bを後方に
押圧する。すると、傾斜面6bには左側に移動する力が
働き、ロック部材6が引張りコイルばね8の付勢力に抗
して左に移動する。そのため、くびれ部6cが被ロック
部11の右縁から外れる。すなわち、ロック部材6が操
作部2を離脱させるリリース動作を行ったことになる。
【0016】このとき、操作部2の裏面は、圧縮コイル
ばね9の付勢力に受ける押圧部材7によって押圧されて
いる。そのため、ロック部材6が被ロック部11から外
れると、押圧部材7の押圧力によって操作部2が手前に
出る。操作部2の凹部13と本体ケース1の凸部1bは
係合しているので、この係合部分を軸として操作部2は
反時計回転方向に回動し、操作部2の左側縁部を含む部
分(操作部2の長手寸法の1/5程度)が凹部1aから
手前側に出る。このように手前に出た操作部2を手で持
って引き出すと、凹部13と凸部10の係合が外れ、操
作部2が凹部1aから外れる。
【0017】(D)脱落防止構造 以上の操作部着脱機構は、次のような操作部2の脱落防
止構造を有している。すなわち、この脱落防止構造は、
図15〜図18に示すように、操作部2の底面部に形成
された溝部14と、本体ケース1に一体的に形成された
爪部15とから構成される。溝部14は操作部2の厚さ
方向に延びている。また、爪部15は上方に突出してお
り、溝部14にスライド可能に係合されている。なお、
操作部2が凹部1aに収納されているときは、爪部15
が操作部2前面部2aの背面部2cに当接するようにな
っている(図15,図17参照)。
【0018】このような操作部2の脱落防止構造におい
ては、操作部2を本体ケース1の凹部1aから取り外す
際、押圧部材7の押圧力によって操作部2が手前に出た
時点で、爪部15が溝14の奥側端部に当接する(図1
6,図18参照)。これにより、凹部13と凸部1bと
の係合部分を軸とした反時計回転方向への操作部2の回
動は停止する。この状態では、操作部2の左側縁部を含
む部分が凹部1aから出ただけで、操作部2の長手寸法
の4/5程度は凹部1a内に収納されたままである。し
たがって、操作部2の背面部2bのほとんどの部分は凹
部1a内にとどまっており、操作部2が本体ケース1か
ら脱落する心配がない。なお、爪部15により凹部1a
に停止した操作部2を、凹部1aから取外す場合は、手
で操作部2を持ち上げて溝14から爪部15を外しなが
ら、操作部2の取外し動作を行う必要がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た操作部着脱機構の操作部脱落防止構造には、以下のよ
うな問題点があった。すなわち、脱落防止用の爪部15
を本体ケース1に一体的に形成しているため、爪部15
は本体ケース1側の熱変形の影響を受けて変形するおそ
れがある。変形した爪部15が溝部14に噛んでしまう
と操作部2が本体ケース1側から取り外せなくなる。反
対に、爪部15が変形して溝14部から簡単に外れるよ
うになると、操作部の脱落防止機能を果たすことができ
なくなり、押圧部材7に押圧された勢いで操作部2が本
体ケース1側から脱落する。
【0020】また、爪部15が押圧部材7に押圧される
操作部2の動きを確実に止めるためには、操作部2が本
体ケース1の凹部1aから飛出す部分に対応して、爪部
15の位置を凹部1aの図中左側縁部寄りに形成する必
要がある。このように脱落防止本来の機能を達成するた
めに、爪部15を本体ケース1の特定の場所にしか設け
ることができず、操作部2の排出量は小さい。しかし、
操作部2を本体ケース1側から取外す動作をスムーズに
行うためには、凹部1aからの操作部2の排出量を大き
くとることが望ましい。それにもかかわらず、操作部2
の排出量を大きくしようとすると、機構の複雑化や大形
化を招くことになり、製造コストが増大した。すなわ
ち、製造コストを抑えつつ操作部2の排出量を大きくす
ることは困難であった。
【0021】本発明は、上記のような従来技術の持つ課
題を解決するために提案されたものであり、その目的
は、操作部脱落防止性能の信頼性の向上を図ると共に、
製造コストを抑えつつ操作部の排出量を大きくして操作
部をスムーズに取外すことが可能な操作部着脱機構を提
供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、本体ケースと、この本体ケー
ス前面に着脱可能な操作部と、前記本体ケース側に設け
られ前記操作部を係合するロック動作と前記操作部を離
脱させるリリース動作を行うロック部材とを備えた操作
部着脱機構において、前後方向に移動可能なフック部材
を本体ケース側に設け、このフック部材にフック爪部を
形成し、該フック爪部に係合可能な溝部を操作部側に形
成したことを特徴とするものである。
【0023】請求項2の発明は、前記フック爪部が前後
方向に移動するように前記フック部材を前記本体ケース
に対して回動可能に設けたことを特徴とする。
【0024】請求項3の発明は、操作部を本体ケースに
取り付ける際、前記フック爪部が前記溝部に係合するよ
うに前記フック部材の位置規制を行うフックストッパを
備えたことを特徴とする。
【0025】
【作用】上記の様な構成を有する請求項1の発明では、
フック部材のフック爪部が操作部側の溝部に係合してい
るため、操作部を本体ケースから取り外すとき、本体ケ
ースから操作部が脱落する事故を防止することができ
る。また本発明では、フック部材を本体ケースと別部材
にしているため、フック爪部が本体ケース側の熱変形の
影響を受けることがない。したがって、フック爪部の変
形を原因として、操作部が本体ケース側から取り外せな
くなったり、反対に、操作部が本体ケース側から脱落す
ることがない。
【0026】しかも本発明では、フック部材が前後方向
に移動することによりフック爪部もまた前後に動くた
め、操作部の排出量が多くなり、操作部の取外し動作を
スムーズに行うことができる。一般的に操作部の排出量
を増大させると、従来技術では機構的な複雑化を招く
が、本発明ではフック部材を前後方向に移動可能に設け
るという非常に単純な構造で操作部の排出量を増大させ
ているので、製造コストを抑えることが可能である。
【0027】請求項2の発明においては、本体ケースに
フック部材を回動可能に設けているため、操作部の一側
縁部を軸として回動させながら操作部を取外す場合、前
記フック部材がこの操作部の回転動作に対応することが
できる。そのため、操作部の取外し動作をスムーズに行
うことが可能となる。
【0028】ところで、本発明ではフック爪部が移動可
能であるため、操作部を本体ケース側から取外した後、
フック部材が振動などにより不用意に動く可能性があ
り、操作部を本体ケースに取り付ける際に、フック爪部
が溝部に係合しないおそれがある。そこで請求項3の発
明では、フックストッパによりフック部材の位置規制を
行っている。したがって、フック爪部が本体ケースの奥
側に入り込んでしまうといったことがなく、操作部を本
体ケースに取り付ける際、フック爪部を常に溝部に係合
させることが可能である。これにより、フック部材が操
作部の脱落防止機能を確実に果たすことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図10を参
照して具体的に説明する。本実施例は本発明の操作部着
脱機構を車載用電子機器に設けたものの一例である。図
1,図2は本実施例の平面図、図3は図1のA−A断面
図、図4は図2のB−B断面図、図5は本実施例の要部
平面図、図6は図5のC−C断面図、図7〜図10はフ
ック部材単品の正面図、平面図、右側面図および左側面
図である。なお、図11〜図18に示した従来例と同一
の部材については、同一の符号を付し説明は省略する。
また本実施例では、操作部着脱機構の主要構成部材に関
しては図11〜図14に示した従来例と同じものを採用
しており、図1〜図4では操作部着脱機構の主要構成部
材の図示は省略する。
【0030】(1)実施例の構成 本実施例の構成を以下に説明する。本体ケース1の凹部
1aの左端部付近(図1,図2の下方側)には、フック
部材16が設けられている。フック部材16には底面部
16aが形成されており、ここに下方に突出して支軸1
6bおよびフックストッパ19が設けられている。また
フック部材16の底面部16aには立上げ部16cが形
成されており、この立上げ部16c上部に手前側に延び
て先端が上方に突出するフック爪部17が形成されてい
る。
【0031】このようなフック部材16は本体ケース1
の凹部1aに対して支軸16bを中心に回動可能に取付
けられている。より具体的には、凹部1aの底面部に嵌
合溝21および保持部22が設けられている。このうち
嵌合溝21にはフック部材16の支軸16bが回動可能
に嵌め込まれ(図3,図4に図示)、且つフックストッ
パ19が奥側の側縁部に当接するように構成されている
(図6に図示)。また、保持部22はフック部材16の
底面部16aを上下から挟み、フック部材16が回動す
る際の底面部16aのスライド動作を確保するスペース
を持つ構成となっている。さらに保持部22において底
面部16aを上側から押える部分の端部には当接部20
が設けられている。この当接部20にはフック部材16
の立上げ部16cが奥側から当接するようになってい
る。
【0032】一方、操作部2の背面部2bの底面部に
は、操作部2の厚さ方向に延びる溝部18が形成されて
いる。この溝部18に前記フック爪部17がスライド可
能に係合されている。
【0033】(2)実施例の作用効果 以上のような構成を有する本実施例において、操作部2
を本体ケース1の凹部1aから取外し動作および収納動
作について説明する。まず操作部2の取外し動作につい
て説明する。
【0034】すなわち、従来例と同様、押圧部材7によ
り操作部2が本体ケース1の凹部1aから押し出される
と、操作部2の溝部18の手前側端部がフック爪部17
に当たる。このとき、フック部材16は操作部2側に引
出されて可動範囲最大のところまで支軸16bを中心に
して反時計回転方向に回動し、本体ケース1側の当接部
にフック部材16の立上げ部16cが当接して止まる。
このような操作部2の取外し動作において、フック爪部
17は操作部2側の溝部18に係合しているので、操作
部2が本体ケース1の凹部1aから押し出されても、こ
こから操作部2が脱落することを防ぐことができる。
【0035】また、操作部2を本体ケース1の凹部1a
に装着して収納する場合には、従来例と同じように操作
部2右側面の凹部13を本体ケース1側の凸部1bに引
掛け、操作部2の左側面を押しながら収納する。このと
き、フック爪部17は操作部2の溝部18に自然に納ま
り、フック部材16は操作部2前面部2aの背面部2c
に押されながら支軸16bを中心に時計回転方向に回動
し、初期位置に戻る。その際、フック部材16はフック
ストッパ19が本体ケース1側の嵌合溝21の奥側の側
縁部に当ることにより位置規制され、フック爪部17が
本体ケース1の奥側に入り込むことがない。そのため、
操作部2を本体ケース1に取り付ける際、フック爪部1
7を常に溝部18に係合させることが可能であり、脱落
防止性能の信頼性を高めることができる。
【0036】また本実施例では、フック部材16を本体
ケース1と別部材にしているので、フック爪部17が本
体ケース1側の熱変形の影響を受けない。したがって、
フック爪部17が変形することがなく、操作部2が本体
ケース1側から取り外せなくなったり、反対に、操作部
2が本体ケース1側から脱落するといった不具合を防ぐ
ことができる。このような本実施例によれば、操作部2
の脱落防止性能の信頼性を一層向上させることができ
る。
【0037】さらに本実施例では、フック部材16が回
動することによりフック爪部17も前後方向に動くた
め、爪部が固定されていた従来例に比べて操作部2の排
出量が多くなる。したがって、操作部2の取外し動作を
スムーズに行うことができる。一般に操作部2の排出量
を増大させると機構的な複雑化および大形化を招くが、
本実施例ではフック部材16を回動可能に設けるという
単純な構造でこれを実現している。すなわち、部材数と
してはフック部材16を1つ増やしただけで機構的には
シンプルである。そのため、操作部2の排出量の増大を
実現しつつ、製造コストの低減を図ることが可能であ
る。
【0038】(3)他の実施例 本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
具体的な各部材の材質、形状および配置位置などは適宜
変更可能である。たとえば、フック部材を本体ケースに
対して前後方向に直線運動可能に設けた実施例も包含す
る。また、フック部材の位置規制を行うフックストッパ
はフック部材自体にではなく、本体ケース側に設けても
良い。さらに、フック部材を操作部側に移動自在に設
け、フック爪部に係合する溝部を本体ケース側に設けて
も、同様の作用効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のような本発明の操作部着脱機構に
よれば、フック爪部を有するフック部材を本体ケース側
に前後方向に移動可能な設け、前記フック爪部に係合可
能な溝部を操作部側に形成するという簡単な構成で、フ
ック爪部が本体ケース側とは別部材であるため熱変形の
影響を受けることなく操作部脱落防止性能の信頼性が向
上すると共に、操作部の排出量を大きくして操作部をス
ムーズに取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図(操作部収納時)。
【図2】本実施例の平面図(操作部取外し時)。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】本実施例の要部平面図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】フック部材単品の正面図。
【図8】フック部材単品の平面図。
【図9】フック部材単品の右側面図。
【図10】フック部材単品の左側面図。
【図11】従来の操作部着脱機構の斜視図(操作部収納
時)。
【図12】従来の操作部着脱機構の斜視図(操作部取外
し時)。
【図13】従来の操作部着脱機構におけるリリースボタ
ンとロック部材との位置関係を示す斜視図。
【図14】従来の操作部着脱機構の平面断面図。
【図15】従来の操作部着脱機構における操作部脱落防
止構造を説明するための平面図(操作部収納時)。
【図16】従来の操作部着脱機構における操作部脱落防
止構造を説明するための平面図(操作部取外し時)。
【図17】図11のD−D断面図。
【図18】図12のE−E断面図。
【符号の説明】
1…本体ケース 1a…ケース前面 1b…凸部 1c…規制口 1d…固定端部 2…操作部 2a…被ロック部 2b…突起 3…ロック部材 4…カバー部 4a…穴 5…リリース部材 6…ロック部材 6a…鍵部 6b…傾斜面 6c…くびれ部 6d…移動端部 7…押圧部材 8…引張りコイルばね 9…圧縮コイルばね 10…インナーパネル 11…被ロック部 12…リリース部材 12a…ボタン部 12b…傾斜部 13…凹部 14,18…溝部 15…爪部 16…フック部材 16a…底面部 16b…支軸 16c…立上げ部 17…フック爪部 18…溝部 19…フックストッパ 20…当接部 21…嵌合溝 22…保持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、この本体ケース前面に着
    脱可能な操作部と、前記本体ケース側に設けられ前記操
    作部を係合するロック動作と前記操作部を離脱させるリ
    リース動作を行うロック部材とを備えた操作部着脱機構
    において、 前後方向に移動可能なフック部材を前記本体ケース側に
    設け、 前記フック部材にフック爪部を形成し、 前記フック爪部に係合可能な溝部を前記操作部側に形成
    したことを特徴とする操作部着脱機構。
  2. 【請求項2】 前記フック爪部が前後方向に移動するよ
    うに前記フック部材を前記本体ケースに対して回動可能
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の操作部着脱機
    構。
  3. 【請求項3】 前記操作部を前記本体ケースに取り付け
    る際、前記フック爪部が前記溝部に係合するように前記
    フック部材の位置規制を行うフックストッパを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の操作部着脱機
    構。
JP14902195A 1995-06-15 1995-06-15 操作部着脱機構 Pending JPH092166A (ja)

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