JPH09223085A - 電子文書承認装置及び電子文書承認システム - Google Patents

電子文書承認装置及び電子文書承認システム

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JPH09223085A
JPH09223085A JP3065896A JP3065896A JPH09223085A JP H09223085 A JPH09223085 A JP H09223085A JP 3065896 A JP3065896 A JP 3065896A JP 3065896 A JP3065896 A JP 3065896A JP H09223085 A JPH09223085 A JP H09223085A
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JP3065896A
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Takenori Matsuo
剛典 松尾
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の押印方法に類似した柔軟性のある電子
文書承認装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 文書100を電子化して電子文書に変換
する電子文書作成部200と、承認する上で必要な承認
項目から承認メディアを作成する承認メディア作成部3
00と、承認ツールの印影である承認イメージメディア
を作成する承認イメージメディア作成部400と、電子
文書に承認メディアを合成する承認メディア合成手段3
30と、承認メディアに承認イメージメディアを合成、
あるいは電子文書に承認イメージメディアを合成する承
認イメージメディア合成手段430と、承認された文書
を表示する表示装置5とで構成される。このような構成
によれば、実際の押印方法に類似した柔軟性のある電子
文書承認装置を提供することできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子文書承認装置及
び電子文書承認システムに関し、特に電子的な承認ツー
ルを利用して文書の承認を行う電子文書承認装置及び電
子文書承認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ上で文書を作成する
等の電子情報技術が発達してきており、捺印を付加する
等の認証面での電子化も行われてきている。すなわち、
認証者が正当である事と認証を受けた文書が改変されて
いない事を保証するものである。電子的な承認を行うた
めには承認ツールを用いる。この承認ツールは電子文書
に対して電子的な認証を与えたり、認証を受けた文書上
に印鑑の印影を表示させる機能を併せ持つ。」この承認
ツールを用いることにより紙面上でユーザが押印すると
同様のことを実現させる。
【0003】このような従来の電子的な承認システムで
は、認証に必要なデータを保存する格納部が必要であっ
た。さらに、印影の表示方法としては、文書の捺印枠上
の指定位置に、読みだした印影を表示することが一般的
に行われていた。
【0004】認証データの格納部が必要なことに関して
は、例えば、特開平6ー266730号公報のように、
文書の承認者の印影、サイン等のイメージデータと、パ
スワードとをあらかじめ情報格納部に登録しておき、承
認時にパスワードを入力して文書の所定の位置に印影、
サイン等のイメージデータを表示するというものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来例では、押印するべき場所があらかじめ設定されて
いることから、コメント欄などの部分に押印するといっ
た操作ができない。また、押印者が設定されている場合
では、承認者本人しか押印できない。よって、信頼のお
ける秘書のような人物が押印できないといった不便さが
あった。
【0006】また、あらかじめ印影や認証データをイメ
ージデータとして保持しておかなければならないので、
データベース等の装置が別途必要である。本発明はこの
ような点に鑑みてなされたものであり、紙文書に押印す
るのと同様な柔軟性に富んだ電子文書承認装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、紙文書に押印
するのと同様な柔軟性に富んだ電子文書承認システムを
提供することである。さらに、本発明の他の目的は、印
鑑の印影等のイメージデータを保存するデータベース等
の装置を必要としない電子文書承認装置を提供すること
を目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、印鑑の印影等
のイメージデータを保存するデータベース等の装置を必
要としない電子文書承認システムを提供することであ
る。さらに、本発明の他の目的は、認証するためのデー
タを保存するデータベース等の装置を必要としない電子
文書承認システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、電子的な承認ツールを利用して文書の承
認を行う電子文書承認装置において、前記文書の文書デ
ータを作成する文書データ作成手段と前記文書の属性を
含み前記文書内の関係を規定する文書関係データを作成
する文書関係データ作成手段とから構成され前記文書か
ら電子文書を作成する電子文書作成部と、承認項目デー
タを作成する承認項目データ作成手段と前記承認項目の
属性を含み前記承認項目の関係を規定する承認項目関係
データを作成する承認項目関係データ作成手段とから構
成され前記承認項目から承認メディアを作成する承認メ
ディア作成部と、前記承認ツールの承認イメージの承認
イメージデータを作成する承認イメージデータ作成手段
と前記承認イメージの属性を含み前記承認イメージの関
係を規定する承認イメージ関係データを作成する承認イ
メージ関係データ作成手段とから構成され前記承認イメ
ージから承認イメージメディアを作成する承認イメージ
メディア作成部と、前記承認項目関係データを介し前記
文書データと前記承認項目データとを関連付けて前記電
子文書に前記承認メディアを合成し表示装置に合成信号
を送信する承認メディア合成手段と、前記承認イメージ
関係データを介し前記承認項目データと前記承認イメー
ジデータとを関連付けて前記承認メディアに前記承認イ
メージメディアを合成しまたは前記承認イメージ関係デ
ータを介し前記文書データと前記承認イメージデータと
を関連付けて前記電子文書に前記承認イメージメディア
を合成して表示装置に合成信号を送信する承認イメージ
メディア合成手段と、を有することを特徴とする電子文
書承認装置が提供される。
【0010】ここで、電子文書作成部は、文書データを
作成する文書データ作成手段と文書関係データを作成す
る文書関係データ作成手段とから構成され、電子文書を
作成する。承認メディア作成部は、承認項目データを作
成する承認項目データ作成手段と承認項目関係データを
作成する承認項目関係データ作成手段とから構成され、
承認メディアを作成する。承認イメージメディア作成部
は、承認イメージデータを作成する承認イメージデータ
作成手段と承認イメージ関係データを作成する承認イメ
ージ関係データ作成手段とから構成され、承認イメージ
メディアを作成する。承認メディア合成手段は、承認項
目関係データを介し文書データと承認項目データとを関
連付けて電子文書に承認メディアを合成する。承認イメ
ージメディア合成手段は、承認イメージ関係データを介
し承認項目データと承認イメージデータとを関連付けて
承認メディアに承認イメージメディアを合成し、または
承認イメージ関係データを介し文書データと承認イメー
ジデータとを関連付けて電子文書に承認イメージメディ
アを合成する。
【0011】また、電子的な承認ツールを利用して文書
の承認を行う電子文書承認システムにおいて、ネットワ
ークシステムにシステムログインして電子文書を取得す
る場合に必要な認証データを識別する認証データ識別制
御部と、前記認証データの識別の結果、許可された場合
は前記ネットワークシステムから前記電子文書を取得す
る電子文書取得部と、前記電子文書の承認に必要な項目
である承認メディアを設定する承認メディア設定制御部
と、前記電子文書を承認する場合に用いる前記承認ツー
ルを設定し、前記承認ツールのイメージである承認イメ
ージメディアを作成する承認イメージメディア設定制御
部と、前記承認ツールの動作を制御して承認を行う承認
ツール操作部と、前記承認ツールを動作させて承認する
際に前記承認者を識別する承認者識別制御部と、を有す
ることを特徴とする電子文書承認システムが提供され
る。
【0012】ここで、認証データ識別制御部は、電子文
書を取得する場合の認証データを識別する。電子文書取
得部は、認証データの識別の結果、許可された場合はネ
ットワークシステムから電子文書を取得する。承認メデ
ィア設定制御部は、電子文書の承認に必要な項目である
承認メディアを設定する。承認イメージメディア設定制
御部は、承認ツールを設定し、承認イメージメディアを
作成する。承認ツール操作部は、承認ツールの動作を制
御して承認を行う。承認者識別制御部は、承認ツールを
動作させて承認する際に承認者を識別する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の電子文書承認装置
の原理図である。電子文書承認装置は文書100を電子
文書化する電子文書作成部200と、承認メディアを作
成する承認メディア作成部300と、承認イメージメデ
ィアを作成する承認イメージメディア作成部400と、
承認メディアと電子文書とを合成する承認メディア合成
手段330と、承認イメージメディアと承認メディアま
たは、承認イメージメディアと電子文書とを合成する承
認イメージメディア合成手段430と、作成された承認
文書を表示する表示装置5とで構成される。
【0014】また、電子文書作成部200は、文書の文
書データを作成する文書データ作成手段210と、文書
内の関係を規定する文書関係データを作成する文書関係
データ作成手段220とで構成される。承認メディア作
成部300は、承認項目データを作成する承認項目デー
タ作成手段310と、承認項目の関係を規定する承認項
目関係データを作成する承認項目関係データ作成手段3
20とで構成される。承認イメージメディア作成部40
0は、承認ツールの承認イメージデータを作成する承認
イメージデータ作成手段410と、承認イメージの関係
を規定する承認イメージ関係データを作成する承認イメ
ージ関係データ作成手段420とで構成される。
【0015】文書100は、アプリケーションソフトで
作成されたテキスト、グラフ、表などの文書情報、また
は、図形等の画像データである。この文書100が電子
文書化される。
【0016】電子文書作成部200は、文書100を電
子化して電子文書に変換する。ここで電子文書とは、従
来の文書を電子上の文書として表現したオブジェクト
で、画面上であたかも紙を扱っているようにページ単位
で表示できる。なお、電子文書作成部200を構成する
文書データ作成手段210と、文書関係データ作成手段
220との詳細な説明は後述する。
【0017】承認メディア作成部300は、承認ツール
の使用者名、代理人名、コメント欄、承認イメージ表示
場所等の承認に必要な項目(承認メディア)を作成す
る。承認メディア作成部300を構成する承認項目デー
タ作成手段310と、承認項目関係データ作成手段32
0との詳細な説明は後述する。
【0018】承認イメージメディア作成部400は、電
子文書に承認する場合に用いる承認ツールのイメージを
作成する。この承認イメージメディアは印鑑の印影のよ
うなもので名前以外にも部署等の必要事項も表示でき
る。承認イメージメディア作成部400を構成する承認
イメージデータ作成手段410と承認イメージ関係デー
タ作成手段420との詳細な説明は後述する。
【0019】承認メディア合成手段330は、承認メデ
ィアを電子文書上に合成し表示装置5に表示する。ま
た、承認イメージメディア合成手段430は、承認イメ
ージメディアを承認メディアに合成、または承認イメー
ジメディアを電子文書に合成し、どちらも表示装置5に
表示する。図では電子文書5aに承認メディア5b及び
承認イメージメディア5cとが合成されたものが表示さ
れている。
【0020】次に、文書データ作成手段210と文書関
係データ作成手段220とについて詳しく説明する。図
2は文書データフレームと文書関係データフレームとを
示す図である。文書データ作成手段210は、文書デー
タを文書データフレームとして作成し、文書関係データ
作成手段220は、文書関係データを文書関係データフ
レームとして作成する。
【0021】文書データフレーム211は、文書データ
等の実質的なデータを含むデータ列212と文書関係デ
ータフレームへのポインタを含む保持フレーム列213
とを有している。データ列212には文書情報の作成者
や作成日時等といった作成環境212a、文書情報の作
成に用いた作成アプリケーション名212b、作成アプ
リケーションに依存するアプリケーションデータ212
c、等が含まれる。また、保持フレーム列213には複
数のポインタA1、A2、A3・・・を含ませることが
でき、それぞれのポインタを介して重畳される他の文書
の文書関係データフレームへ関連付けられる。
【0022】文書関係データフレーム221は、実質的
なデータを含むデータ列222と文書へのポインタとを
含む保持フレーム列223とを有している。データ列2
22には文書の配置位置222aや配置サイズ222
b、等が含まれる。また、保持フレーム列223は単一
のポインタAを含んでおり、このポインタAを介して対
応する文書の文書データフレームへ関連付けられてい
る。
【0023】次に、承認項目データ作成手段310と、
承認項目関係データ作成手段320とについて詳しく説
明する。図3は承認項目データフレームと承認項目関係
データフレームとを示す図である。承認項目データ作成
手段310は、承認項目データを承認項目データフレー
ムとして作成し、承認項目関係データ作成手段320
は、承認項目関係データを承認項目関係データフレーム
として作成する。
【0024】承認項目データフレーム311は、承認項
目データ等の実質的なデータを含むデータ列312と承
認項目関係データフレームへのポインタを含む保持フレ
ーム列313とを有している。データ列312には承認
項目情報の作成者や作成日時等といった作成環境312
a、承認項目情報の作成に用いた作成アプリケーション
名312b、作成アプリケーションに依存するアプリケ
ーションデータ312c、等が含まれる。また、保持フ
レーム列313には複数のポインタB1、B2、B3・
・・を含ませることができ、それぞれのポインタを介し
て重畳される他の文書の文書関係データフレームへ関連
付けられる。
【0025】承認項目関係データフレーム321は、実
質的なデータを含むデータ列322と文書へのポインタ
とを含む保持フレーム列323とを有している。データ
列322には承認メディアの配置位置322aや配置サ
イズ322b、等が含まれる。また、保持フレーム列3
23は単一のポインタBを含んでおり、このポインタB
を介して対応する文書の文書データフレームへ関連付け
られる。
【0026】次に、承認イメージデータ作成手段410
と承認イメージ関係データ作成手段420とについて詳
しく説明する。図4は承認イメージデータフレームと承
認イメージ関係データフレームとを示す図である。承認
イメージデータ作成手段410は、承認イメージデータ
を承認イメージデータフレームとして作成し、承認イメ
ージ関係データ作成手段420は、承認イメージ関係デ
ータを承認イメージ関係データフレームとして作成す
る。
【0027】承認イメージデータフレーム411は、承
認イメージデータ等の実質的なデータを含むデータ列4
12と承認イメージ関係データフレームへのポインタを
含む保持フレーム列413とを有している。データ列4
12には承認イメージの作成者や作成日時等といった作
成環境412a、承認イメージの作成に用いた作成アプ
リケーション名412b、作成アプリケーションに依存
するアプリケーションデータ412c、等が含まれる。
また、保持フレーム列413には複数のポインタC1、
C2、C3・・・を含ませることができ、それぞれのポ
インタを介して重畳される他の文書関係データフレーム
や承認項目関係データフレームへ関連付けられる。
【0028】承認イメージ関係データフレーム421
は、実質的なデータを含むデータ列422と文書または
承認メディアへのポインタとを含む保持フレーム列42
3とを有している。データ列422には承認イメージの
配置位置422aや配置サイズ422b、等が含まれ
る。また、保持フレーム列423は単一のポインタCを
含んでおり、このポインタCを介して対応する文書の文
書データフレームへ関連付けられる。
【0029】図5は、電子文書に承認メディアと承認イ
メージメディアとが合成された構成及びデータフレーム
並びに関係データフレームの関係を示す。文書230
a、文書230bを複合した電子文書230に承認メデ
ィア340と承認イメージメディア440とが合成され
る。文書230aの文書データフレーム211aは文書
230bの文書関係データフレーム221bを介して、
文書データフレーム211bと関連付けられている。同
様に文書230bの文書データフレーム211bは承認
メディア340の承認項目関係データフレーム321a
を介して、承認項目データフレーム311aと関連付け
られている。
【0030】さらに、承認イメージメディア440の承
認イメージデータフレーム411aは、承認イメージ関
係データフレーム421aを介し、承認メディア340
の承認項目データフレーム311aと関連付けられてい
る。
【0031】また、承認イメージメディア440の承認
イメージデータフレーム411aを、承認イメージ関係
データフレーム421aを介し、電子文書230の文書
データフレーム211bと関連付けられて、電子文書2
30に合成することもできる。
【0032】上記で説明したデータフレームと関係デー
タフレームとの関係はポインタによって対応関係が付け
られ、データフレームのポインタをたどることによっ
て、関係データフレームを介して重畳されている他のデ
ータフレームへアクセスすることができる。
【0033】以上説明したように、電子文書、承認メデ
ィア及び承認イメージメディアをそれぞれ独立にオブジ
ェクト単位で構成した。これにより各構成毎に内容の変
更があっても、承認メディアや承認イメージメディアの
再構築をする必要がなく、自由に内容変更を行うことが
できる。
【0034】次に、本発明の電子文書承認システムにつ
いて説明する。図6は本発明である電子文書承認システ
ムの原理図である。電子文書承認システムは、ユーザの
認証デ−タを識別する認証デ−タ識別制御部6と、承認
すべき電子文書を取得する電子文書取得部7と、承認に
必要な項目を設定する承認メディア設定制御部3と、承
認ツールを設定し、承認イメージメディアを作成する承
認イメージメディア設定制御部4と、承認ツールの動作
を制御する承認ツール操作部8と、承認者を識別する承
認者識別制御部9と、表示装置5と、で構成される。そ
して、電子承認システムは、ネットワーク10を介し、
ファイルシステム12a〜12nを含むネットワークシ
ステム11a〜11nと接続される。
【0035】ネットワークシステム11a〜11nは、
一般のネットワークオペレーティングシステムである。
例えば、いずれかのネットワークシステムがUNIX
(X/Open Company Ltd.がライセン
スしている米国およびその他の国における登録商標。以
降省略)やWindowsNT(米マイクロソフトの商
標。以降省略)、あるいはNetWare(米国ノベル
社の登録商標。以降省略)等に相当する。電子文書承認
システムは、このような既存のネットワークシステム1
1a〜11n内のファイルシステム12a〜12nに保
存されているユーザ名、システム名等を認証に使用す
る。これにより認証するためのデータを保存しておくデ
ータベース等の装置を必要としない。
【0036】認証デ−タ識別制御部6は、ユーザが承認
したい文書を開こうとする場合に、ユーザによって入力
された認証データ(システム名、ユーザ名、パスワー
ド)が正しいかどうかを識別する。これは開こうとする
電子文書自身にアクセス権が付加されており、このアク
セス権がネットワークシステム11a〜11nにアクセ
スすることにより実行される。つまり、アクセス権は、
電子文書を取り出す場合にシステム名、ユーザ名でそれ
ぞれのネットワークシステム11a〜11nに対して認
証を行い、その後、正しいパスワードを入力したユーザ
にのみ電子文書開示の権限を与える。
【0037】電子文書取得部7は、入力された正しいシ
ステム名、ユーザ名に該当するネットワークシステムか
ら認証デ−タ識別制御部6でパスワードが確認された
後、電子文書を取得する。
【0038】承認メディア設定制御部3は、承認に必要
な項目を設定作成し、電子文書に承認メディアを合成し
て表示する。承認イメージメディア設定制御部4は、取
り出した電子文書を承認する場合に用いる承認ツールを
設定する。そして、承認ツールのイメージ(印影)であ
る承認イメージメディアを作成し、承認メディアに承認
イメージメディア、または電子文書に承認イメージメデ
ィアを合成して出力する。
【0039】承認ツール操作部8は、承認ツールを用い
て電子文書上または承認メディア上で承認動作を行う。
承認ツールが選択されると、マウスカーソルが印鑑の形
状に変化する。そして、押印場所でユーザがマウスをク
リックすることで押印ができる。このようにマウスカー
ソルが印鑑の形状に変化するので、実際の押印方法に類
似しておりユーザにとって使いやすい。
【0040】承認者識別制御部9は、承認ツールを用い
て電子文書を承認する場合に、さらに承認者が本人であ
るかどうかをユーザにパスワードを入力させて識別す
る。次に、電子承認システムの構成と動作についてさら
に詳しく説明する。ただし、上記で説明した構成部分と
同一部分には同一の符号を付けて、それらの説明を省略
し、相違点のみを説明する。図7は、電子承認システム
の主要部を含めた全体ブロック図である。電子承認シス
テムは、ユーザの認証デ−タを識別する認証デ−タ識別
制御部6と、承認すべき文書を取得する電子文書取得部
7と、承認に必要な項目を設定する承認メディア設定手
段30と、承認メディアを作成する承認メディア作成手
段300と、承認メディアと電子文書とを合成して表示
する承認メディア合成手段330と、承認ツールを設定
する承認ツール設定手段40と、承認イメージメディア
を作成する承認イメージメディア作成手段400と、承
認イメージメディアと承認メディアまたは、承認イメー
ジメディアと電子文書とを合成して表示する承認イメー
ジメディア合成手段430と、承認ツールを操作する承
認ツール操作部8と、承認者を識別する承認者識別制御
部9とで構成される。
【0041】承認メディア設定手段30は、承認メディ
ア設定ウインドウを表示画面上に開く。そして、承認ツ
ールの使用者名、代理人、コメント欄、承認イメージ表
示場所等の承認に必要な項目を設定する。
【0042】承認ツール設定手段40は、承認者の名前
以外にも部署等の必要事項も表示できる電子印鑑のよう
な承認ツールを設定する。この承認ツールを以後デート
印メディアと呼び説明する。
【0043】次に、デート印メディアについて詳しく説
明する。図8は、デート印メディアの構成を示す図であ
る。デート印メディア41はペンケース42の内部に納
められている。デート印メディア41の設定内容は視覚
的に判別できるように表示名44(山田)をデート印メ
ディア41の中央に表示する。デート印の色43はデー
ト印メディア41の柄の部分に指定した色が表示され
る。例えば、デート印メディア41の印影を赤で設定し
たならばデート印の色43は赤く表示される。
【0044】図9は、デート印メディア設定情報の表示
ウインドウを示す図である。デート印メディアは押印終
了後の印影上でマウスの右ボタンクリックによりメニュ
ー(図示せず)が表示される。メニューには「設定情
報」と「削除」の項目を準備している。「設定情報」を
選択するとデート印メディア設定情報の表示ウインドウ
45が表示される。表示ウインドウ45には押印したユ
ーザに関する情報が表示される。これを表示させること
で押印者の情報、押印時間などを取得することが可能と
なる。表示ウインドウ45にはデート印メディアの設定
情報としてシステム45a、ユーザ名45b、所属/役
職45c、日付時刻45d、表示名45e、備考45f
の各項目が表示される。図では、システム45aがUN
IX、ユーザ名45bがyamada、所属/役職45
cがSPD、日付時刻45dが95/12/21.1
5:10:15、表示名45eが山田、備考45fが内
線6572と表示されている。
【0045】また、「削除」を選択することで、一度押
印されたものを削除することが可能である。ただし、削
除は押印者以外は行うことができない。押印者以外はメ
ニューの「削除」項目を選択することは不可能である。
【0046】図10は、デート印メディアが選択された
前後でのデート印メディアの状態を示す図である。デー
ト印メディア41を使用する場合には、デート印メディ
ア選択前8aのペンケース42内のデート印メディア4
1をマウス左ボタンでクリックする。すると、デート印
メディア選択後8bのようにデート印メディア41がペ
ンケース42内で上にあがる。このような状態に変化さ
せることでデート印メディアの選択前後の区別を表示す
る。また、押印後、操作を終了する場合は、マウス左ボ
タンでデート印メディア選択後8bのペンケース42内
のデート印メディア41をクリックする。すると、デー
ト印メディア41はデート印メディア選択前8aのよう
にもとの未選択状態になり、押印操作が終了する。
【0047】図11は、デート印メディアが選択された
場合のマウスカーソルの形状を示す図である。デート印
メディアが選択されると、マウスカーソルが印鑑の形状
8cに変化する。この状態で電子文書、または承認メデ
ィア上でマウス左ボタンをクリックすることで押印する
ことができる。
【0048】このように、マウスカーソルが印鑑の形状
に変化して、それを押印する場所でクリックするという
動作を行うことにより、実際の押印動作に近いユーザイ
ンタフェースを提供できる。
【0049】図12は、デート印メディアによる印影を
示す図である。これは電子文書上に押印した場合や承認
メディア内に押印した場合の印影イメージである。
(A)は通常の印影440aであり、承認者本人が押印
した場合に表示される。(B)は代理人が押印した印影
440bであることを示す。よって、印影の左上に
「代」という文字を表示して正規の承認者でないことを
表している。
【0050】次に、承認メディアについて詳しく説明す
る。図13は、承認メディアの構成を示す図である。承
認メディア340は印影表示部340aとコメント部3
40bとで構成されている。承認メディア340内でマ
ウスをクリック(押印動作)すると印影が印影表示部3
40aに表示される。また、コメント部340bはマー
カ等の別のメディアを使用して文字などのコメントを記
入することができる。このコメントはデート印メディア
で押印された後は、書き替えることはできない。
【0051】このような承認メディアはテンプレート内
にあって、使用する場合にテンプレートからマウスで選
択し、電子文書上にドロップすることで使用することが
できる。さらに、承認メディアはサイズを自由に変更で
きるので、コメントがたくさん必要な場合はサイズを大
きく、必要のない場合は印影表示部のみにすることがで
きる。
【0052】図14は、承認メディア設定情報の表示ウ
インドウを示す図である。承認メディア設定部のメニュ
ーから承認メディアの属性を選択することで、承認メデ
ィア設定情報の表示ウインドウ31を開くことができ
る。表示ウインドウ31には承認に必要な各種項目とし
て、認証システム31a、ユーザ名31b、ラベル31
c、ラベル表示31d、代理押印31e及び代理ユーザ
31fの各項目が表示される。また、OK/キャンセル
ボタン31g、代理人追加/代理人削除ボタン31hが
ある。ここでラベルとは、だれが押印すべきなのかとい
ったコメントを簡潔に書ける項目であり、承認時の混乱
を最小限に抑えるものである。また、ラベル表示31d
は中央、上部というように位置も設定できる。
【0053】一方、図の黒丸はユーザが選択した項目で
ある。例えば、代理押印31eは「許す」が選択されて
いる。また、代理ユーザ31fによってユーザ名、シス
テム名が「山田:NETWARE」、「sumikaw
a:UNIX」と設定されている。このように、承認者
だけではなく承認者の代理人も複数人設定が可能であ
る。
【0054】図15は、承認メディアのラベル表示を示
した図である。(A)は印影表示部340aの中央にラ
ベル31iが表示される場合で、(B)は印影表示部3
40aの上部にラベル31iが表示される場合である。
(A)の場合は、押印後はラベル31iに設定された文
字列は消えて見えなくなる。(B)の場合は、押印後も
ラベル31iに設定された文字列は消えることなく表示
されたままである。
【0055】以上説明したように、承認メディアを使用
することで代理人による押印操作やその他のコメント等
の設定が可能となる。これにより、円滑な承認作業が行
える。
【0056】次に、電子文書を開き押印するまでの流れ
について説明する。図16は、デート印メディアを使用
して押印するまでの処理手順を示すフローチャートであ
る。 〔S1〕ユーザはログインダイアログに認証データ(シ
ステム名、ユーザ名、パスワード)を入力する。ここで
アクセス権が与えられているユーザ名に対する正しいパ
スワードが入力されると電子文書を開くことができる。 〔S2〕ネットワークシステムから電子文書が取得され
る。 〔S3〕ユーザのマウス操作によって、押印する場合は
ペンケースからデート印メディアを選択し、開いた電子
文書上でクリックする。この時のカレントユーザ情報は
保持される。 〔S4〕押印された場所が承認メディア内かどうか判断
される。承認メディア内であればステップS5へ、承認
メディア以外の電子文書上であればステップS8へ行
く。 〔S5〕保持しているシステム名、ユーザ名、承認メデ
ィアに設定されている承認者もしくは代理人の情報のチ
ェックを行う。そして、マッチした場合は押印権がある
のでステップS6へ、マッチしなかった場合は押印権が
ないので「押印権がない」という表示を行い終了する。 〔S6〕ユーザはパスワードを入力する。 〔S7〕承認を行うかどうかの確認が行われる。承認す
る場合はステップS9へ、承認しない場合は終了する。 〔S8〕ユーザはパスワードを入力する。 〔S9〕押印権として押印者の名前とシステム名、そし
て、押印時刻が文書にセットされる。 〔S10〕押印場所に印影が表示される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子文書承
認装置及び電子文書承認システムでは、押印場所やコメ
ント欄、代理人等を設定できる承認メディアを構成し
た。これにより、実際の承認者以外の代理人でも押印す
ることができ、柔軟性に富んだ電子文書の承認を行うこ
とができる。
【0058】さらに、本発明の電子文書承認装置及び電
子文書承認システムでは、電子文書と承認メディア及び
承認イメージメディアとをオブジェクト単位で構成し
た。これにより、印鑑の印影などのイメージデータを保
存する装置を必要とせず、イメージデータの変更が容易
となる。
【0059】また、本発明の電子文書承認システムで
は、外部のネットワークシステムのユーザ名などを認証
に用いることにした。これにより、承認システム独自の
認証データ等を保存するデータベース等の装置を必要と
しないので、システム構築が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子文書承認装置の原理図である。
【図2】文書データフレームと文書関係データフレーム
とを示す図である。
【図3】承認項目データフレームと承認項目関係データ
フレームとを示す図である。
【図4】承認イメージデータフレームと承認イメージ関
係データフレームとを示す図である。
【図5】電子文書に承認メディアと承認イメージメディ
アとが合成された構成及びデータフレーム並びに関係デ
ータフレームの関係を示す図である。
【図6】本発明の電子文書承認システムの原理図であ
る。
【図7】電子文書承認システムの全体ブロック図であ
る。
【図8】デート印メディアの構成を示す図である。
【図9】デート印メディアの設定情報の表示ウインドウ
を示す図である。
【図10】デート印メディアが選択された前後でのデー
ト印メディアの状態を示す図である。
【図11】デート印メディアが選択された場合のマウス
カーソルの形状を示す図である。
【図12】デート印メディアによる印影を示す図であ
る。
【図13】承認メディアの構成を示す図である。
【図14】承認メディア設定情報の表示ウインドウを示
す図である。
【図15】承認メディアのラベル表示を示した図であ
る。
【図16】デート印メディアを使用して押印するまでの
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 文書 200 電子文書作成部 210 文書データ作成手段 220 文書関係データ作成手段 300 承認メディア作成部 310 承認項目データ作成手段 320 承認項目関係データ作成手段 330 承認メディア合成手段 400 承認イメージメディア作成部 410 承認イメージデータ作成手段 420 承認イメージ関係データ作成手段 430 承認イメージメディア合成手段 5 表示装置 5a 電子文書 5b 承認メディア 5c 承認イメージメディア
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 106 H04L 9/00 673D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な承認ツールを利用して文書の承
    認を行う電子文書承認装置において、 前記文書の文書データを作成する文書データ作成手段
    と、前記文書の属性を含み前記文書内の関係を規定する
    文書関係データを作成する文書関係データ作成手段とか
    ら構成され、前記文書から電子文書を作成する電子文書
    作成部と、 承認項目データを作成する承認項目データ作成手段と、
    前記承認項目の属性を含み前記承認項目の関係を規定す
    る承認項目関係データを作成する承認項目関係データ作
    成手段とから構成され、前記承認項目から承認メディア
    を作成する承認メディア作成部と、 前記承認ツールの承認イメージの承認イメージデータを
    作成する承認イメージデータ作成手段と、前記承認イメ
    ージの属性を含み前記承認イメージの関係を規定する承
    認イメージ関係データを作成する承認イメージ関係デー
    タ作成手段とから構成され、前記承認イメージから承認
    イメージメディアを作成する承認イメージメディア作成
    部と、 前記承認項目関係データを介し前記文書データと前記承
    認項目データとを関連付けて前記電子文書に前記承認メ
    ディアを合成し、表示装置に合成信号を送信する承認メ
    ディア合成手段と、 前記承認イメージ関係データを介し前記承認項目データ
    と前記承認イメージデータとを関連付けて前記承認メデ
    ィアに前記承認イメージメディアを合成し、または前記
    承認イメージ関係データを介し前記文書データと前記承
    認イメージデータとを関連付けて前記電子文書に前記承
    認イメージメディアを合成して、表示装置に合成信号を
    送信する承認イメージメディア合成手段と、 を有することを特徴とする電子文書承認装置。
  2. 【請求項2】 電子的な承認ツールを利用して文書の承
    認を行う電子文書承認システムにおいて、 ネットワークシステムにシステムログインして電子文書
    を取得する場合に必要な認証データを識別する認証デー
    タ識別制御部と、 前記認証データの識別の結果、許可された場合は前記ネ
    ットワークシステムから前記電子文書を取得する電子文
    書取得部と、 前記電子文書の承認に必要な項目である承認メディアを
    設定する承認メディア設定制御部と、 前記電子文書を承認する場合に用いる前記承認ツールを
    設定し、前記承認ツールのイメージである承認イメージ
    メディアを作成する承認イメージメディア設定制御部
    と、 前記承認ツールの動作を制御して承認を行う承認ツール
    操作部と、 前記承認ツールを動作させて承認する際に前記承認者を
    識別する承認者識別制御部と、 を有することを特徴とする電子文書承認システム。
  3. 【請求項3】 前記承認メディア設定制御部は、前記承
    認メディアを前記承認イメージメディアの印影表示部分
    とコメント部分とで構成し、承認者本人以外の代理人の
    承認作業を設定することを特徴とする請求項2記載の電
    子文書承認システム。
  4. 【請求項4】 前記承認ツール操作部は、前記承認ツー
    ルとしてマウスカーソルを印鑑の形状に変化させて動作
    させることを特徴とする請求項2記載の電子文書承認シ
    ステム。
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