JPH09228200A - 編地の伏せ目処理方法 - Google Patents
編地の伏せ目処理方法Info
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- JPH09228200A JPH09228200A JP4224896A JP4224896A JPH09228200A JP H09228200 A JPH09228200 A JP H09228200A JP 4224896 A JP4224896 A JP 4224896A JP 4224896 A JP4224896 A JP 4224896A JP H09228200 A JPH09228200 A JP H09228200A
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Abstract
などによる制約を受けることなく伏せ目処理される編目
の大きさを斉一にする伏せ目処理方法を提供することで
ある。 【解決手段】横編機を使用して編成される編地の伏せ目
処理を行う際に前記伏せ目処理される起点側を針床上に
係止させ、前記起点側の編地を針床上に保持したままで
順次区間内にある編目に対し伏せ目処理の編成を施した
後、前記針床上に係止された起点側を編地を針床上から
解放するようにした。
Description
れる編地終端部に施される伏せ目処理の改良に関する。
れ止め処理として伏せ目処理方法が知られている。この
伏せ目処理を横編機により行う方法としては例えば本出
願人の特開平2−91254号公報に開示されるように
編地の編み終わりの編目コースを編地の一端から他端に
向けて編目を形成しながら形成した編目を隣接する編目
に重ね順次編針から解放していくものである。編地の一
端から他端に向けて順次伏せ目処理されて編針から解放
されていくと、編地の自重や編地引下げ装置の作用によ
り編地に対し下向きのテンションがかかる。編針に係止
されている編目が少なくなるにつれて針に係止される編
目にかかるテンションが次第に大きくなるため同じルー
プ長(または度目値)のもとで編目形成が行われるにも
かかわらずテンションの影響で形成される編目が引き伸
ばされる。その結果、伏せ目箇所のチェインステッチを
構成する各編目の大きさが不斉一となってしまうためこ
のような方法により得られた編地は製品の商品価値を低
下させる原因となっていた。
願人は先に特開平7−133561号公報に開示の方法
を提案した。この方法は伏せ目処理に先だって伏せ目処
理を行う編目を係止している針床の編針と対向する側の
ニードルベッドの空き針とに亙って吊下用編糸を掛け渡
し、この吊下用編糸を掛け渡した状態で編地の一端から
他端に向けて編目を順次伏せ目処理するものである。こ
の方法によると伏せ目された編目は針から解放されてい
くが他方のニードルベッドの編針に係止される吊下用編
糸が伏せ目処理され編針から解放されていく編目を保持
するので伏せ目処理の進行に伴い編地に対する下向きの
テンションが次第に大きくなることを防ぎ伏せ目処理さ
れる編目を斉一にすることができる。
間のニードルベッド上の所定区間に吊下用編糸を掛け渡
すための多数の空針が存在することが必要条件となり、
例えば所定区間の前後ニードルベッドの編針全部に編目
が係止されていて、空き針が確保できない場合には上記
方法は実施できないなど編地の編成条件などによる制約
を受ける。また、この方法では編成後に吊下用編糸を編
地から除去する作業が必要となったり、吊下用編糸とし
て抜き糸や水溶性の糸を使用する場合にはその準備が必
要となる。
し、編地の編成条件などによる制約を受けることなく伏
せ目処理される編目の大きさを斉一にする伏せ目処理方
法を提供することを目的とする。
処理を施す際に伏せ目処理される起点側の編地を針床上
に係止させ、係止させた状態を保持したままで順次伏せ
目処理の編成を施す。この場合、前記針床上への編地の
係止は伏せ目処理の起点側に位置する1つまたは少数の
空き針に編糸を供給してフックすることで、あるいは起
点側に位置する編目を針床上の空き針に分割して掛け渡
すことで行う、若しくは同作用を発揮させる他の方法に
より行われる。伏せ目処理の起点側の編地のみを針床上
に保持するため少なくとも1つの空き針があれば実施で
きる。区間内の編目に対し順次伏せ目処理が施される
間、起点側の編地が針床上に保持されるため伏せ目処理
の進行に伴い編目が針から解放されていっても起点側と
伏せ目処理が未だ施されていない編目を係止した針によ
り編地を針床上に吊下するので伏せ目の進行に伴う編地
の自重等に対する影響は受け難く伏せ目処理される編目
は斉一となる。そして伏せ目編成の終了後に起点側の編
地を針床から解放することで編成を終える。
好適な実施の形態を以下図面とともに説明する。図1は
編成ブロック図を示す。また図2は針床上の針と伏せ目
処理進行中の編地との関係を示した図である。本実施の
形態では平編組織からなる編地1を例に編地の最終コー
スの編成を行った後、最終コースの編目を紙面左側から
右方向に向かって伏せ目処理する場合について説明す
る。図中左の数字は編成ブロックの番号を示し、その隣
の矢印は給糸部材の移動方向を示す。また下方のアルフ
ァベットはニードルベッドの各針を示す。また編地編成
に使用される針数は説明の便宜上実際の針数よりも少な
くした。
前針床の針b,c,d,…,s,tに供給され編地コー
ス3の編成が行われた後、続くブロック2において編糸
が針t,s,…,d,c,bに供給され編地の最終コー
ス4の編目コースの編成が行われる。次にブロック3か
らブロック8までは前針床の針b,c,…,sに係止さ
れる編地1の最終コースの各編目に対して針bに係止さ
れる編目4bから順次伏せ目処理の編成が行われるとこ
ろを示す。ブロック3において針bに係止される編目4
bの伏せ目処理を施す際に針床上の前針床上の空き針a
に対して編糸をフックさせた後、針bに編糸を供給して
編目5bを形成する。編糸がフックされた箇所を符号6
で示す。続いて針bに形成された編目5bを後針床の対
向する針に移すとともに給糸部材を針bを越えて左側に
移動させる。そして後針床に移動された編目5bを再度
前針床の針cに移して針cに係止される編目4cに重ね
る。これにより針bに係止されていた編目4bの伏せ目
処理を終える。次にブロック4で針cに係止される編目
4c,5bの伏せ目処理を施すために針cに編糸を供給
して編目5cを形成した後、針cに形成された編目5c
を後針床の対向する針に移す。そして給糸部材を針cを
越えて左側に移動させた後、後針床に移動された編目5
cを前針床の針dに移し替える。ブロック5以降は上記
ブロック4の編成を残る針d〜sに係止される編目4
d,4e…に対して順次行うことで編地1の最終コース
の編目4に対して伏せ目処理を施す(ブロック5〜
8)。各編目に対し伏せ目処理が施されている間も空き
針aにフックされた編糸6は針aに保持された状態を保
つ。このため図に示すように針aは伏せ目処理される編
地の起点側を保持することになり、伏せ目処理の進行に
伴い最終コースの編目4が順次針から解放されていって
も針aと伏せ目処理が未だ施されていない編目を係止し
た針により編地1を針床上に吊下することになる。編地
1が編み幅方向の両側で吊下されるので伏せ目の進行に
伴う編地1の自重等に対する影響を抑えることができ
る。横編機側に開閉可能な前後一対の回転ロールを有す
る引き下げ装置を備えている場合には、ロール間を閉鎖
してロールで編地を挟持するとともにロールの回転を停
止するように横編機を制御すれば更に好ましい。
が針床上の固定箇所(針a)に位置決めされているた
め、この固定箇所を基準として編目(伏せ目処理の際に
形成されるチェインステッチ5)の形成が行われる。編
地の編み幅や編み丈等の寸法は針床上の針によって規定
される寸法よりも実際は短く、編機の針から解放された
時点で編地は収縮する。しかし、伏せ目処理の間、起点
側が固定されているため適当なテンションが編目形成の
際に与えられるので伏せ目箇所のチェインステッチ5は
少なくとも所定の長さを得ることができる。従来方法の
吊下用編糸を使用して伏せ目処理を施した場合では伏せ
目処理の進行に伴う編地の自重による悪影響は防げる
が、それと同時に吊下用編糸が伏せ目処理の際に形成さ
れる編目に対しても編機の引き下げ作用を及ぼさせなく
させるため編目形成の際に引き下げ方向のテンションが
かからず編目の度が詰んでしまい伏せ目箇所のチェイン
ステッチの長さが短くなるという問題があったが、本発
明の伏せ目処理方法ではそれがなくなるというメリット
がある。
4sに対して伏せ目処理が施された状態では編地1は針
床上の針aと針tによってのみ係止される。次にブロッ
ク9,10で針tに編糸を2回供給して編目を形成した
後、続くブロック11で、編糸を供給しない状態で針
a,針tを進退動させ針aでフックしていた編糸6と針
tに係止される編目を針から解放させ、編地1を針床か
ら払い落とし編地の編成を完了する。
施の形態では編糸を空き針にフックさせたが、ここでは
編成された編地の針に係止される最終コースの編目を前
後針床の針に分割し、分割された編目の一方を針に係止
させた状態で分割された編目の他方に続けて伏せ目処理
を施すようにした例である。編目を分割する方法として
は例えば割増やし、トランスファーニット、スプリット
ニット等と呼ばれる所謂増し目の技術が使用される。ベ
ラ針の場合では、特公昭62−52063号公報に開示
されるように増し目をする編目を係止した針を編目を移
す位置まで進出させ、他方の針床の針を編目を受ける位
置へと進出させると同時に前記編目を移す位置まで進出
された針に対してのみ編糸を供給して編目形成が行われ
る。これより編目が前後の針床の針に掛け渡され分割さ
れるとともに続く編目が形成される。また、コンパウン
ドニードルの場合では、上記による方法かあるいは特開
平3−279448号公報に開示されるように給糸を伴
わずに編目のトランスファーの際にスライダーの進退動
を制御して編目を前後の針に掛け渡す方法がある。
に開示のコンパウンドニードルにより編目の分割する編
成ブロックを示す。図3のブロック3,4および11を
除いては上記図1と同じなのでの説明は省略する。最終
コースの編成後、ブロック3aでは、伏せ目処理開始に
際し、前針床の針bに係止される最終コースの編目を対
向する後針床の針bにも掛け渡して編目を分割させる。
次にブロック3bにおいて前針床の針bに対し編糸を供
給して最終コースの編目に続くチェインステッチを形成
した後、該形成された編目を対向する後針床の針cに移
動させた後、前針床の針cに移動させ針cが係止する編
目に重ねる。ブロック4〜10までは図1と全く同じ方
法で伏せ目処理が行われる。そして伏せ目処理終了後、
ブロック11において分割された編目の一方を係止する
後針床の針bと前針床の針tに係止される編目を針から
払い落とす。上記ブロック3aに最終コースの編目を分
割したが、これに代えて伏せ目処理の際に形成されるチ
ェインステッチ、例えばブロック3bで形成される編目
を分割して行っても構わない。伏せ目終了後、針床上の
針に保持されていた分割された一方の編目が針から解放
されたときには図1の場合と同じループ構造を得ること
になる。しかし、編目を分割し、分割した編目で伏せ目
の起端側を保持するため先の編糸をフックさせる方法に
比べ該箇所における編糸の弛みが発生し難いといったメ
リットがある。
地編成に使用された編糸が複数存在するような場合に適
用可能で、上記した実施の形態のように編地を針床上に
係止するために針床上の空き針に編糸をフックさせた
り、編目を分割して掛け渡す方法に代えて、複数ある編
糸の中の不使用状態にある編糸を起点側に位置する針床
の空き針に編地を構成する編糸と絡合するようにフック
させることで編地を針床上係止させた例である。編地1
0の最終コースの編目コース14を給糸部材17を左方
向に移動させながら行った後、不使用状態にある編糸の
給糸部材18を右方向に移動させ針w,x,yに編糸を
フックさせ、その後、給糸部材17により伏せ目編成を
開始させることで給糸部材17,18の編糸同士が絡合
する。
しやすい平編み組織からなる一片の編地を例を示して説
明したが、編地の編組織はゴム編など平編み組織以外で
もよいし、編成される編地が断面2層構造の筒状の編地
でもよい。また、前身頃および後身頃の各編地が前後の
各ベッドの針に係止された状態から両編地を接合させな
がら伏せ目処理する例えば特開平2−91254号公
報、特開平4−209855、特開平7−316958
号公報などを始め種々の伏せ目編成に対しても適用でき
るのは言うまでもない。また、上記した各実施の形態例
では伏せ目処理の編成開始の直前に編地の編幅外に位置
する前針床の単一の空き針aを使用するようにしたがそ
れらに限定されるものではなく伏せ目処理される編地の
起点側を保持し本発明と同作用を発揮する態様であれば
適宜変更可能である。よって伏せ目処理の起点側を保持
するための空き針としては編幅の内外はもとより前後針
床の何れの針を使用したり、若しくは伏せ目処理の間に
編目が解放された針を使用してもよい。また、区間内に
伏せ目処理される編目が多数存在する場合には、区間を
幾つかに区画し、各区画毎に起点側の編地を保持するよ
うにすれば抗張力の小さい切れ易い糸の場合に都合がよ
い。この場合には針床上に保持された編糸や編目は伏せ
目処理が完了した後に一度に落とす。また、伏せ目処理
の起点側を針床上に保持するのは、編地の自重の影響を
受けない範囲であれば伏せ目処理が開始された後の伏せ
目処理が数回行われてから行うようにしたり、あるい
は、伏せ目処理の開始の前の編地の最終コースの編成の
際かそれより数コース前に行うようにしてもよい。伏せ
目処理が開始される前に行う場合には、伏せ目処理に使
用される編糸と異なる編糸を使うことも可能である。
くとも元々あった空き針か、あるいは伏せ目処理の際に
形成される空き針の少なくとも1つを利用すればよいの
でゴム編地や筒状の編地のように全針を使用して編成さ
れた編地に対しても実施でき従来のような編成条件によ
る制約がなくなる。
ク図を示した図である。
の編地との関係を示した図である。
成ブロック図を示した図である。
おける保持の状態を示した図である。
テッチ、8,17,18…給糸部材
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも前後一対の針床を対向配置さ
せた横編機を使用して編成される編地の針床上の所定区
間の編針に係止される終端部の編目に対し、区間の一端
を起点とし、他端に向けて順次伏せ目処理を施す方法で
あって、前記編地の伏せ目処理される起点側を針床上に
係止させ、該起点側を針床上に保持したままで区間内の
各編目に対し、順次伏せ目処理を施した後、前記針床上
に係止された編地の伏せ目処理される起点側を針床上か
ら解放するようにしたことを特徴とする編地の伏せ目処
理方法。 - 【請求項2】 前記針床上への編地の係止は、伏せ目処
理される区間の起点側に位置する1つまたは少数の空き
針に編糸を供給してフックすることで行い、前記係止さ
れた編地の針床からの解放は前記フックした編糸を針か
ら払い落とすことで行うことを特徴とする請求項1に記
載の編地の伏せ目処理方法。 - 【請求項3】 前記針床上への編地の係止は、伏せ目処
理される区間の起点側に位置する編目を針床上の空き針
に分割して掛け渡すことで行い、前記係止された編地の
針床からの解放は、前記分割した編目を針から払い落と
すことで行うことを特徴とする請求項1に記載の編地の
伏せ目処理方法。行うことを特徴とする請求項1に記載
の編地の伏せ目処理方法。 - 【請求項4】 前記編糸のフックまたは編目の分割が、
伏せ目処理の編成の開始直前になされることを特徴とす
る請求項2または3に記載の編地の伏せ目処理方法。 - 【請求項5】前記分割される編目が伏せ目処理される編
目/または伏せ目処理の際に形成される編目であること
を特徴とする請求項3に記載の編地の伏せ目処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04224896A JP3541098B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 編地の伏せ目処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04224896A JP3541098B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 編地の伏せ目処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228200A true JPH09228200A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3541098B2 JP3541098B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=12630734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04224896A Expired - Fee Related JP3541098B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 編地の伏せ目処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3541098B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103485047A (zh) * | 2012-06-11 | 2014-01-01 | 株式会社岛精机制作所 | 编织物的脱线停止方法 |
| CN103993414A (zh) * | 2013-02-15 | 2014-08-20 | 株式会社岛精机制作所 | 编织纱线的防止脱线方法 |
| JP2017218707A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 株式会社島精機製作所 | 編地の終端領域の編成方法および終端領域を備える編地 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP04224896A patent/JP3541098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103485047A (zh) * | 2012-06-11 | 2014-01-01 | 株式会社岛精机制作所 | 编织物的脱线停止方法 |
| CN103485047B (zh) * | 2012-06-11 | 2015-06-24 | 株式会社岛精机制作所 | 编织物的脱线停止方法 |
| CN103993414A (zh) * | 2013-02-15 | 2014-08-20 | 株式会社岛精机制作所 | 编织纱线的防止脱线方法 |
| JP2017218707A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 株式会社島精機製作所 | 編地の終端領域の編成方法および終端領域を備える編地 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3541098B2 (ja) | 2004-07-07 |
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