JPH09229100A - 自励式クラッチ機構及びこのクラッチ機構を使用した自転車用動力補助機 - Google Patents
自励式クラッチ機構及びこのクラッチ機構を使用した自転車用動力補助機Info
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- JPH09229100A JPH09229100A JP3592896A JP3592896A JPH09229100A JP H09229100 A JPH09229100 A JP H09229100A JP 3592896 A JP3592896 A JP 3592896A JP 3592896 A JP3592896 A JP 3592896A JP H09229100 A JPH09229100 A JP H09229100A
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- shaft
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- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電動機の回転トルクを主トルク伝達板に伝達し
てこの主トルク伝達板を最終出力段に圧接させ、電動機
のトルクを出力回転軸に確実に伝達する。 【解決手段】電動機の回転を減速機23の最終出力段ギ
ア21及び前段の減速ギア22に伝達し、前段の減速ギ
アによりクラッチギア37が回転し、このクラッチギア
の遠心力でウエイト板38が従動リング40に係合し、
従動リングも回転する。従動リングに摩擦接触している
クラッチシュー43によって主トルク伝達板27が回転
し、この主トルク伝達板の回転により、トルク伝達軸2
8と連結主軸26の斜面26a,28aが係合し、さら
に主トルク伝達板のブレーキ材42が最終出力段ギアの
テーパ面21bに圧接し、これにより、主トルク伝達板
と最終出力段ギアが強く圧接して電動機の回転トルクを
連結主軸に伝達する。
てこの主トルク伝達板を最終出力段に圧接させ、電動機
のトルクを出力回転軸に確実に伝達する。 【解決手段】電動機の回転を減速機23の最終出力段ギ
ア21及び前段の減速ギア22に伝達し、前段の減速ギ
アによりクラッチギア37が回転し、このクラッチギア
の遠心力でウエイト板38が従動リング40に係合し、
従動リングも回転する。従動リングに摩擦接触している
クラッチシュー43によって主トルク伝達板27が回転
し、この主トルク伝達板の回転により、トルク伝達軸2
8と連結主軸26の斜面26a,28aが係合し、さら
に主トルク伝達板のブレーキ材42が最終出力段ギアの
テーパ面21bに圧接し、これにより、主トルク伝達板
と最終出力段ギアが強く圧接して電動機の回転トルクを
連結主軸に伝達する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば動力補助機
付き自転車の動力補助機等に使用される自励式クラッチ
機構及びこの自励式クラッチ機構を使用した自転車用動
力補助機に関する。
付き自転車の動力補助機等に使用される自励式クラッチ
機構及びこの自励式クラッチ機構を使用した自転車用動
力補助機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車用動力補助機としては、2
つのタイプに大別することができる。1つは、駆動スイ
ッチ又は制御アクセルをハンドル部に設け、モータ動力
はアクセルにより任意の大きさに制御できるもので、原
動機付き自転車と呼ばれ免許証が必要となる。もう1つ
は、人力によってペダルを漕いだ時のペダル駆動トルク
を検出して、この駆動トルクに等しい動力を補助するも
ので、15km/hまでは人力と補助動力の比が1を越
えないことが自転車として認定されるための条件の1つ
となり、免許証なしで乗ることができる。
つのタイプに大別することができる。1つは、駆動スイ
ッチ又は制御アクセルをハンドル部に設け、モータ動力
はアクセルにより任意の大きさに制御できるもので、原
動機付き自転車と呼ばれ免許証が必要となる。もう1つ
は、人力によってペダルを漕いだ時のペダル駆動トルク
を検出して、この駆動トルクに等しい動力を補助するも
ので、15km/hまでは人力と補助動力の比が1を越
えないことが自転車として認定されるための条件の1つ
となり、免許証なしで乗ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】免許証なしで乗ること
ができる動力補助機付き自転車において、ペダル駆動ト
ルクを検出して補助動力を定める場合、ペダルの踏込み
力を検出する手段の他、補助動力出力とペダル出力とを
結合して前方方向のみにトルク伝達を可能にする出力軸
を設ける必要がある。しかし、出力軸をペダルクランク
軸と別の軸にすると特別な専用の構造の自転車が必要と
なり、通常の自転車に簡単に取付けることができないと
いう問題があった。
ができる動力補助機付き自転車において、ペダル駆動ト
ルクを検出して補助動力を定める場合、ペダルの踏込み
力を検出する手段の他、補助動力出力とペダル出力とを
結合して前方方向のみにトルク伝達を可能にする出力軸
を設ける必要がある。しかし、出力軸をペダルクランク
軸と別の軸にすると特別な専用の構造の自転車が必要と
なり、通常の自転車に簡単に取付けることができないと
いう問題があった。
【0004】そこで請求項1及び2記載の発明は、電動
機の回転トルクを主トルク伝達板に伝達してこの主トル
ク伝達板を減速機の最終出力段に圧接させ、これにより
電動機のトルクを自励により出力回転軸に確実に伝達で
きる自励式クラッチ機構を提供する。
機の回転トルクを主トルク伝達板に伝達してこの主トル
ク伝達板を減速機の最終出力段に圧接させ、これにより
電動機のトルクを自励により出力回転軸に確実に伝達で
きる自励式クラッチ機構を提供する。
【0005】また、請求項3乃至9記載の発明は、市販
されている普通自転車に簡単に取付けることができて汎
用性を向上でき、しかも電動機のトルクをペタルクラン
ク軸に確実に伝達できて適切な動力補助ができる自励式
クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機を提供す
る。
されている普通自転車に簡単に取付けることができて汎
用性を向上でき、しかも電動機のトルクをペタルクラン
ク軸に確実に伝達できて適切な動力補助ができる自励式
クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電動機の回転により、この電動機に連結した減速機の最
終出力段が回転し、この最終出力段に対して主トルク伝
達板が摩擦接触して回転し、この主トルク伝達板の回転
により、この主トルク伝達板が固定したトルク伝達軸と
出力回転軸との間に設けた係合部の係合状態が強まり、
主トルク伝達板の最終出力段に対する圧接力が増大し、
電動機のトルクを出力回転軸に伝達するものである。
電動機の回転により、この電動機に連結した減速機の最
終出力段が回転し、この最終出力段に対して主トルク伝
達板が摩擦接触して回転し、この主トルク伝達板の回転
により、この主トルク伝達板が固定したトルク伝達軸と
出力回転軸との間に設けた係合部の係合状態が強まり、
主トルク伝達板の最終出力段に対する圧接力が増大し、
電動機のトルクを出力回転軸に伝達するものである。
【0007】請求項2記載の発明は、出力回転軸に嵌合
するトルク伝達軸と、このトルク伝達軸に固定し、電動
機に連結した減速機の最終出力段に対して摩擦部を介し
て圧接可能に設けた主トルク伝達板と、この主トルク伝
達板の最終出力段に対する圧接力を支える保持手段と、
主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手段と、主ト
ルク伝達板を最終出力段から離間させる手段とを備え、
保持手段は、出力回転軸とトルク伝達軸との間に、電動
機からのトルク伝達に伴って主トルク伝達板の最終出力
段に対する圧接力が増大するよう作用を為す斜面を有す
る係合部を設けたものである。
するトルク伝達軸と、このトルク伝達軸に固定し、電動
機に連結した減速機の最終出力段に対して摩擦部を介し
て圧接可能に設けた主トルク伝達板と、この主トルク伝
達板の最終出力段に対する圧接力を支える保持手段と、
主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手段と、主ト
ルク伝達板を最終出力段から離間させる手段とを備え、
保持手段は、出力回転軸とトルク伝達軸との間に、電動
機からのトルク伝達に伴って主トルク伝達板の最終出力
段に対する圧接力が増大するよう作用を為す斜面を有す
る係合部を設けたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、ペダルクランク軸
に貫通装着するとともにペダルクランクを固定したペダ
ル連結軸を取付けた連結主軸を設け、この連結主軸にク
ラッチ機構を取付け、多段減速機付き電動機からのトル
クをクラッチ機構、連結主軸を介してペダルクランク軸
に伝達し動力を補助する自転車用動力補助機において、
クラッチ機構は、連結主軸に嵌合するトルク伝達軸と、
このトルク伝達軸に固定し、減速機の最終出力段に対し
て摩擦部を介して圧接可能に設けた主トルク伝達板と、
この主トルク伝達板の最終出力段に対する圧接力を支え
る保持手段と、主トルク伝達板を最終出力段に接触させ
る手段と、主トルク伝達板を最終出力段から離間させる
手段とを備え、保持手段は、連結主軸とトルク伝達軸と
の間に、電動機からのトルク伝達に伴って主トルク伝達
板の最終出力段に対する圧接力が増大するよう作用を為
す斜面を有する係合部を設けたものである。
に貫通装着するとともにペダルクランクを固定したペダ
ル連結軸を取付けた連結主軸を設け、この連結主軸にク
ラッチ機構を取付け、多段減速機付き電動機からのトル
クをクラッチ機構、連結主軸を介してペダルクランク軸
に伝達し動力を補助する自転車用動力補助機において、
クラッチ機構は、連結主軸に嵌合するトルク伝達軸と、
このトルク伝達軸に固定し、減速機の最終出力段に対し
て摩擦部を介して圧接可能に設けた主トルク伝達板と、
この主トルク伝達板の最終出力段に対する圧接力を支え
る保持手段と、主トルク伝達板を最終出力段に接触させ
る手段と、主トルク伝達板を最終出力段から離間させる
手段とを備え、保持手段は、連結主軸とトルク伝達軸と
の間に、電動機からのトルク伝達に伴って主トルク伝達
板の最終出力段に対する圧接力が増大するよう作用を為
す斜面を有する係合部を設けたものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の自
励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機におい
て、連結主軸は摺動材を介して主トルク伝達板からの圧
接力を支えるものである。
励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機におい
て、連結主軸は摺動材を介して主トルク伝達板からの圧
接力を支えるものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機
において、主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手
段は、減速機からトルクを受けて回転駆動する第1の回
転体と、この第1の回転体の回転による遠心力により突
出し、この第1の回転体の回転を主トルク伝達板に伝達
する結合部とを備え、主トルク伝達板の回転によりこの
主トルク伝達板を最終出力段に接触させるものである。
載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機
において、主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手
段は、減速機からトルクを受けて回転駆動する第1の回
転体と、この第1の回転体の回転による遠心力により突
出し、この第1の回転体の回転を主トルク伝達板に伝達
する結合部とを備え、主トルク伝達板の回転によりこの
主トルク伝達板を最終出力段に接触させるものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の自
励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機におい
て、第1の回転体は、減速機の最終出力段を駆動する前
段の駆動回転体と同軸に設けた前段の従動回転体によっ
て回転駆動し、結合部は、第1の回転体の中心軸側に弾
性体を介して固定し、この第1の回転体の回転による遠
心力により第1の回転体の周面から突出する係合突起を
設けたウエイト板と、このウエイト板の係合突起により
係合して第1の回転体と共に回転する第2の回転体と、
この第2の回転体の周面に摩擦接触し、この第2の回転
体の回転力を主トルク伝達板に伝達するクラッチシュー
からなるものである。
励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機におい
て、第1の回転体は、減速機の最終出力段を駆動する前
段の駆動回転体と同軸に設けた前段の従動回転体によっ
て回転駆動し、結合部は、第1の回転体の中心軸側に弾
性体を介して固定し、この第1の回転体の回転による遠
心力により第1の回転体の周面から突出する係合突起を
設けたウエイト板と、このウエイト板の係合突起により
係合して第1の回転体と共に回転する第2の回転体と、
この第2の回転体の周面に摩擦接触し、この第2の回転
体の回転力を主トルク伝達板に伝達するクラッチシュー
からなるものである。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項3又は4記
載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機
において、主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手
段は、減速機の最終出力段の主トルク伝達板側側面に固
定したフレームと、このフレームにバネ部材を介して固
定し、最終出力段の回転による遠心力によりこの最終出
力段の外周側に突出して主トルク伝達板に係合するウエ
イト部材とを備え、主トルク伝達板の回転によりこの主
トルク伝達板を最終出力段に接触させるものである。
載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機
において、主トルク伝達板を最終出力段に接触させる手
段は、減速機の最終出力段の主トルク伝達板側側面に固
定したフレームと、このフレームにバネ部材を介して固
定し、最終出力段の回転による遠心力によりこの最終出
力段の外周側に突出して主トルク伝達板に係合するウエ
イト部材とを備え、主トルク伝達板の回転によりこの主
トルク伝達板を最終出力段に接触させるものである。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項3、4、
5、6又は7記載の自励式クラッチ機構を使用した自転
車用動力補助機において、主トルク伝達板を最終出力段
から離間させる手段は、バネ力により主トルク伝達板を
最終出力段から離間させるものである。
5、6又は7記載の自励式クラッチ機構を使用した自転
車用動力補助機において、主トルク伝達板を最終出力段
から離間させる手段は、バネ力により主トルク伝達板を
最終出力段から離間させるものである。
【0014】請求項9記載の発明は、ペダルクランク軸
に貫通装着するとともにペダルクランクを固定したペダ
ル連結軸を取付けた連結主軸を設け、この連結主軸にク
ラッチ機構を取付け、多段減速機付き電動機からのトル
クをクラッチ機構、連結主軸を介してペダルクランク軸
に伝達し動力を補助する自転車用動力補助機において、
クラッチ機構は、連結主軸に嵌合するトルク伝達軸と、
このトルク伝達軸に固定し、外周部に摩擦材を設け、減
速機の最終出力段ギアに対して摩擦材を介して圧接可能
に設けた主トルク伝達板と、連結主軸の外周面とトルク
伝達軸の内周面に互いに係合するねじ状の斜面を形成
し、主トルク伝達板の回転よりこの主トルク伝達板を斜
面に沿ってスラスト方向に移動させ最終出力段ギアに対
する主トルク伝達板の圧接力を増大させる係合部と、減
速機からトルクを受けて回転駆動する第1の回転体と、
この第1の回転体の中心軸側にスプリングにより固定
し、この第1の回転体の回転による遠心力により第1の
回転体の周面から突出する係合突起を設けたウエイト板
と、このウエイト板の係合突起により係合して第1の回
転体と共に回転する第2の回転体と、この第2の回転体
の周面に摩擦接触し、この第2の回転体の回転力を主ト
ルク伝達板に伝達するクラッチシューと、主トルク伝達
板に取付け、電動機の回転停止によりこの主トルク伝達
板を最終出力段から離間させるバネ部材とを設けたもの
である。
に貫通装着するとともにペダルクランクを固定したペダ
ル連結軸を取付けた連結主軸を設け、この連結主軸にク
ラッチ機構を取付け、多段減速機付き電動機からのトル
クをクラッチ機構、連結主軸を介してペダルクランク軸
に伝達し動力を補助する自転車用動力補助機において、
クラッチ機構は、連結主軸に嵌合するトルク伝達軸と、
このトルク伝達軸に固定し、外周部に摩擦材を設け、減
速機の最終出力段ギアに対して摩擦材を介して圧接可能
に設けた主トルク伝達板と、連結主軸の外周面とトルク
伝達軸の内周面に互いに係合するねじ状の斜面を形成
し、主トルク伝達板の回転よりこの主トルク伝達板を斜
面に沿ってスラスト方向に移動させ最終出力段ギアに対
する主トルク伝達板の圧接力を増大させる係合部と、減
速機からトルクを受けて回転駆動する第1の回転体と、
この第1の回転体の中心軸側にスプリングにより固定
し、この第1の回転体の回転による遠心力により第1の
回転体の周面から突出する係合突起を設けたウエイト板
と、このウエイト板の係合突起により係合して第1の回
転体と共に回転する第2の回転体と、この第2の回転体
の周面に摩擦接触し、この第2の回転体の回転力を主ト
ルク伝達板に伝達するクラッチシューと、主トルク伝達
板に取付け、電動機の回転停止によりこの主トルク伝達
板を最終出力段から離間させるバネ部材とを設けたもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、汎用自転車のペダルクラン
ク軸は四角形にカットした軸にネジボスの付いたタイプ
と、菊形溝のある軸の中心にネジ穴を設けてペダルクラ
ンクを取付けるタイプの2種類に統一されている。ま
た、車体の右側にはチェーンホイールが取付けられてい
るが、左側は空間になっている。さらに、チェーンホイ
ールと前輪との間には空間がある。このような点から各
実施の形態では汎用自転車の空間部を利用して本発明の
動力補助機を取付ける。
を参照して説明する。なお、汎用自転車のペダルクラン
ク軸は四角形にカットした軸にネジボスの付いたタイプ
と、菊形溝のある軸の中心にネジ穴を設けてペダルクラ
ンクを取付けるタイプの2種類に統一されている。ま
た、車体の右側にはチェーンホイールが取付けられてい
るが、左側は空間になっている。さらに、チェーンホイ
ールと前輪との間には空間がある。このような点から各
実施の形態では汎用自転車の空間部を利用して本発明の
動力補助機を取付ける。
【0016】(第1の実施の形態)図1は自転車の全体
構成を示す斜視図で、1は車体フレームである。この車
体フレーム1は、ヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ
2から後方に延出したトップチューブ3と、このトップ
チューブ3からボトムブラケット(図示せず)に延出し
たシートチューブ4と、前記ヘッドパイプ2からボトム
ブラケットに延出したダウンチューブ5と、ボトムブラ
ケットから後方に延出した左右一対のリヤーステー(図
示せず)と、前記シートチューブ4の上端とリヤーステ
ーの後端とを接続する左右一対のシートステー6とで構
成している。
構成を示す斜視図で、1は車体フレームである。この車
体フレーム1は、ヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ
2から後方に延出したトップチューブ3と、このトップ
チューブ3からボトムブラケット(図示せず)に延出し
たシートチューブ4と、前記ヘッドパイプ2からボトム
ブラケットに延出したダウンチューブ5と、ボトムブラ
ケットから後方に延出した左右一対のリヤーステー(図
示せず)と、前記シートチューブ4の上端とリヤーステ
ーの後端とを接続する左右一対のシートステー6とで構
成している。
【0017】前記ヘッドパイプ2に前フォーク7とハン
ドルバー8を左右回動自在に保持し、前フォーク7に前
輪9を回転自在に取付け、前記ハンドルバー8にハンド
ル10を固定している。前記リヤステーの後端に後輪1
1を回転自在に取付けている。前記シートチューブ4の
上端にサドル12を上下動自在に取付けている。前記ボ
トムブラケット部位の右側には、チェーンホイール(図
示せず)を取付け、このチェーンホイールをチェーンホ
イールカバー13で覆っている。そして前記チェーンホ
イールカバー13の外側に右側のペダルクランク14a
とペダル15aを設けている。前記ボトムブラケット部
位の左側には、ギアケース16を取付け、このギアケー
ス16の先端側の内側面に電動機17を固定している。
前記チェーンホイールカバー13の上に電源である電池
ケース18を着脱可能に取付けている。そして前記ギア
ケース16の外側に左側のペダルクランク14bとペダ
ル15bを設けている。
ドルバー8を左右回動自在に保持し、前フォーク7に前
輪9を回転自在に取付け、前記ハンドルバー8にハンド
ル10を固定している。前記リヤステーの後端に後輪1
1を回転自在に取付けている。前記シートチューブ4の
上端にサドル12を上下動自在に取付けている。前記ボ
トムブラケット部位の右側には、チェーンホイール(図
示せず)を取付け、このチェーンホイールをチェーンホ
イールカバー13で覆っている。そして前記チェーンホ
イールカバー13の外側に右側のペダルクランク14a
とペダル15aを設けている。前記ボトムブラケット部
位の左側には、ギアケース16を取付け、このギアケー
ス16の先端側の内側面に電動機17を固定している。
前記チェーンホイールカバー13の上に電源である電池
ケース18を着脱可能に取付けている。そして前記ギア
ケース16の外側に左側のペダルクランク14bとペダ
ル15bを設けている。
【0018】図2は車体フレーム1を省略して自転車を
上から見た図で、ギアケース16と電池ケース18の配
置を示している。前記電池ケース18には、複数の電
池、例えば3個の12Vの密閉鉛蓄電池を直列に接続し
て収納し、この各電池から前記電動機17に駆動電力を
供給するようになっている。
上から見た図で、ギアケース16と電池ケース18の配
置を示している。前記電池ケース18には、複数の電
池、例えば3個の12Vの密閉鉛蓄電池を直列に接続し
て収納し、この各電池から前記電動機17に駆動電力を
供給するようになっている。
【0019】前記ギアケース16は、図3に示すよう
に、最終出力段ギア21を含む複数の減速ギア22,…
からなる減速機23を収納している。前記減速ギア22
はケース16内に固定した軸24にボールベアリング2
5によって回転自在に取付けている。
に、最終出力段ギア21を含む複数の減速ギア22,…
からなる減速機23を収納している。前記減速ギア22
はケース16内に固定した軸24にボールベアリング2
5によって回転自在に取付けている。
【0020】そして、図4に示すように、前記最終出力
段ギア21の中心孔21aを通して出力回転軸である連
結主軸26と、主トルク伝達板27を一体に固定したト
ルク伝達軸28を、連結主軸26の外周面の一部に形成
したねじ状の斜面26aとトルク伝達軸28の内周面に
一部に形成したねじ状の斜面28aとを係合するように
して嵌め合わせ、この状態で自転車のボトムブラケット
29に回転自在に取り付けてあるペダルクランク軸30
に前記連結主軸26を取り付け、締め付けナット31に
より固定している。前記ねじ状の斜面26aとねじ状の
斜面28aは係合部を構成している。
段ギア21の中心孔21aを通して出力回転軸である連
結主軸26と、主トルク伝達板27を一体に固定したト
ルク伝達軸28を、連結主軸26の外周面の一部に形成
したねじ状の斜面26aとトルク伝達軸28の内周面に
一部に形成したねじ状の斜面28aとを係合するように
して嵌め合わせ、この状態で自転車のボトムブラケット
29に回転自在に取り付けてあるペダルクランク軸30
に前記連結主軸26を取り付け、締め付けナット31に
より固定している。前記ねじ状の斜面26aとねじ状の
斜面28aは係合部を構成している。
【0021】前記連結主軸26にペダル連結軸32を螺
着し、このペダル連結軸32に左側ペダル15bを取り
付けた前記ペダルクランク14bを締め付けナット33
によって固定している。前記ペダルクランク14bには
締め付けナット33が外部に露出しないようにキャップ
34を螺着している。前記最終出力段ギア21の中心孔
21aを形成する内周部に摺動材からなる軸受35を取
付け、前記連結主軸26に対する前記トルク伝達軸28
の係合がスムーズにできるようになっている。
着し、このペダル連結軸32に左側ペダル15bを取り
付けた前記ペダルクランク14bを締め付けナット33
によって固定している。前記ペダルクランク14bには
締め付けナット33が外部に露出しないようにキャップ
34を螺着している。前記最終出力段ギア21の中心孔
21aを形成する内周部に摺動材からなる軸受35を取
付け、前記連結主軸26に対する前記トルク伝達軸28
の係合がスムーズにできるようになっている。
【0022】前記最終出力段ギア21は前段の駆動回転
体であるピニオンギア36と噛合い、このピニオンギア
36と同軸に設けた従動回転体である前段の減速ギア2
2に前記トルク伝達軸28のねじ状の斜面28aを内周
面に設けた円筒部28bの外周面に第1の回転体である
クラッチギア37を回転自在に嵌合している。
体であるピニオンギア36と噛合い、このピニオンギア
36と同軸に設けた従動回転体である前段の減速ギア2
2に前記トルク伝達軸28のねじ状の斜面28aを内周
面に設けた円筒部28bの外周面に第1の回転体である
クラッチギア37を回転自在に嵌合している。
【0023】前記クラッチギア37は、図7に示すよう
に、中央に円筒部37aを形成するとともにこの円筒部
37aの外側の外周部近くに一部を切り欠いた円形の突
出部37bを形成し、かつ外周部にギア部37cを形成
したもので、この円筒部37aの外周と突出部37bの
内周との間に、図5に示す半円形で、かつ中央部を半円
形に切欠いたウエイト板38を設けている。前記ウエイ
ト板38は半円形部の外周中央に係合突起38aを形成
し、かつ半円形部の両端部にコイルバネ39を取付け、
このコイルバネ39の中央部を円筒部37aの外周と突
出部37bの内周との間で、かつ前記突出部37bの切
欠き37dの反対側に固定している。そして、ウエイト
板38の係合突起38aを前記突出部37bの切欠き3
7dに挿入し、通常はウエイト板38がコイルバネ39
で引っ張られて半円形切欠き38bの内周部が円筒部3
7aの外周部に嵌合し、この状態では係合突起38aの
先端が突出部37bの外周面より内側にあり、クラッチ
ギア37が回転すると遠心力でコイルバネ39のバネ力
に抗してウエイト板38が外側にスライドし、係合突起
38aの先端が突出部37bの外周面よりも外側に突出
するようになっている。
に、中央に円筒部37aを形成するとともにこの円筒部
37aの外側の外周部近くに一部を切り欠いた円形の突
出部37bを形成し、かつ外周部にギア部37cを形成
したもので、この円筒部37aの外周と突出部37bの
内周との間に、図5に示す半円形で、かつ中央部を半円
形に切欠いたウエイト板38を設けている。前記ウエイ
ト板38は半円形部の外周中央に係合突起38aを形成
し、かつ半円形部の両端部にコイルバネ39を取付け、
このコイルバネ39の中央部を円筒部37aの外周と突
出部37bの内周との間で、かつ前記突出部37bの切
欠き37dの反対側に固定している。そして、ウエイト
板38の係合突起38aを前記突出部37bの切欠き3
7dに挿入し、通常はウエイト板38がコイルバネ39
で引っ張られて半円形切欠き38bの内周部が円筒部3
7aの外周部に嵌合し、この状態では係合突起38aの
先端が突出部37bの外周面より内側にあり、クラッチ
ギア37が回転すると遠心力でコイルバネ39のバネ力
に抗してウエイト板38が外側にスライドし、係合突起
38aの先端が突出部37bの外周面よりも外側に突出
するようになっている。
【0024】前記クラッチギア37の突出部37bの外
周に第2の回転体である従動リング40を嵌合してい
る。この従動リング40は、外周の縁部両側にそれぞれ
突出部40a,40bを形成し、一方の突出部40aに
所定の間隔で所定幅の切欠き40cを複数形成し、この
突出部40a側を前記クラッチギア37の突出部37b
の外周に嵌合するようになっている。
周に第2の回転体である従動リング40を嵌合してい
る。この従動リング40は、外周の縁部両側にそれぞれ
突出部40a,40bを形成し、一方の突出部40aに
所定の間隔で所定幅の切欠き40cを複数形成し、この
突出部40a側を前記クラッチギア37の突出部37b
の外周に嵌合するようになっている。
【0025】前記主トルク伝達板27は、一方の側に湾
曲した第1のバネ部材27aを固定し、この第1のバネ
部材27aの両端に前記最終出力段ギア21の端面に接
触するように離間釦41を取付けている。また、前記主
トルク伝達板27は、外周部に湾曲したブレーキ材42
を取付け、このブレーキ材42は外面が一部傾斜面42
aとなっていて、主トルク伝達板27が前記最終出力段
ギア21に接触する時、この傾斜面42aが最終出力段
ギア21に形成したテーパ面21bに圧接するようにな
っている。
曲した第1のバネ部材27aを固定し、この第1のバネ
部材27aの両端に前記最終出力段ギア21の端面に接
触するように離間釦41を取付けている。また、前記主
トルク伝達板27は、外周部に湾曲したブレーキ材42
を取付け、このブレーキ材42は外面が一部傾斜面42
aとなっていて、主トルク伝達板27が前記最終出力段
ギア21に接触する時、この傾斜面42aが最終出力段
ギア21に形成したテーパ面21bに圧接するようにな
っている。
【0026】また、前記主トルク伝達板27は図6に示
す湾曲した第2のバネ部材27bも固定し、この第2の
バネ部材27bの両端に図9に示すクラッチシュー43
を取付け、このクラッチシュー43の円弧面43aを前
記従動リング40の外周面に圧接させている。
す湾曲した第2のバネ部材27bも固定し、この第2の
バネ部材27bの両端に図9に示すクラッチシュー43
を取付け、このクラッチシュー43の円弧面43aを前
記従動リング40の外周面に圧接させている。
【0027】前記主トルク伝達板27、トルク伝達軸2
8、連結主軸26の外周面に形成したねじ状の斜面26
aとトルク伝達軸28の内周面に形成したねじ状の斜面
28aからなる係合部、クラッチギア37、ウエイト板
38、従動リング40、第1のバネ部材27a、離間釦
41、第2のバネ部材27b、ブレーキ材42、クラッ
チシュー43で構成する機構部は自励式クラッチ機構を
構成している。
8、連結主軸26の外周面に形成したねじ状の斜面26
aとトルク伝達軸28の内周面に形成したねじ状の斜面
28aからなる係合部、クラッチギア37、ウエイト板
38、従動リング40、第1のバネ部材27a、離間釦
41、第2のバネ部材27b、ブレーキ材42、クラッ
チシュー43で構成する機構部は自励式クラッチ機構を
構成している。
【0028】この自励式クラッチ機構は以下に述べる動
作を行うようになっている。すなわち、前記電動機17
の動作により減速機23の各減速ギア21,22が回転
すると、クラッチギア37が先ず回転し、この遠心力で
ウエイト板38の係合突起38aがクラッチギア37の
突出部37bの切欠き37dからこの突出部37bの外
周面よりも外側に突出し、係合突起38aの先端部が従
動リング40の切欠き40cに係合することで従動リン
グ40がクラッチギア37と一体になって回転する。従
動リング40が回転するとこの従動リング40の外周面
に圧接しているクラッチシュー43の摩擦により主トル
ク伝達板27とトルク伝達軸28が回転する。トルク伝
達軸28が回転すると、連結主軸26の外周面に形成し
たねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28の内周面に形
成したねじ状の斜面28aが入り込んで主トルク伝達板
27のブレーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面
21bに圧接し、これにより、連結主軸26の外周面に
形成したねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28の内周
面に形成したねじ状の斜面28aが強く入込み主トルク
伝達板27と最終出力段ギア21との圧接力が増大す
る。そして、主トルク伝達板27と最終出力段ギア21
との間の滑りが減少し、やがて主トルク伝達板27は最
終出力段ギア21と一体に回転するようになる。こうし
て、主トルク伝達板27、トルク伝達軸28を介して連
結主軸26に最終出力段ギア21からの回転トルクが伝
達し、さらに自転車のペダルクランク軸30に伝達す
る。
作を行うようになっている。すなわち、前記電動機17
の動作により減速機23の各減速ギア21,22が回転
すると、クラッチギア37が先ず回転し、この遠心力で
ウエイト板38の係合突起38aがクラッチギア37の
突出部37bの切欠き37dからこの突出部37bの外
周面よりも外側に突出し、係合突起38aの先端部が従
動リング40の切欠き40cに係合することで従動リン
グ40がクラッチギア37と一体になって回転する。従
動リング40が回転するとこの従動リング40の外周面
に圧接しているクラッチシュー43の摩擦により主トル
ク伝達板27とトルク伝達軸28が回転する。トルク伝
達軸28が回転すると、連結主軸26の外周面に形成し
たねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28の内周面に形
成したねじ状の斜面28aが入り込んで主トルク伝達板
27のブレーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面
21bに圧接し、これにより、連結主軸26の外周面に
形成したねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28の内周
面に形成したねじ状の斜面28aが強く入込み主トルク
伝達板27と最終出力段ギア21との圧接力が増大す
る。そして、主トルク伝達板27と最終出力段ギア21
との間の滑りが減少し、やがて主トルク伝達板27は最
終出力段ギア21と一体に回転するようになる。こうし
て、主トルク伝達板27、トルク伝達軸28を介して連
結主軸26に最終出力段ギア21からの回転トルクが伝
達し、さらに自転車のペダルクランク軸30に伝達す
る。
【0029】また、前記電動機17の動作が停止する
と、減速機23の各減速ギア21,22の回転が停止
し、連結主軸26の外周面に形成したねじ状の斜面26
aからトルク伝達軸28の内周面に形成したねじ状の斜
面28aが外れる方向に回転が作用する。また、クラッ
チギア37の回転が停止し、これにより遠心力がなくな
ってウエイト板38の係合突起38aが引っ込み、従動
リング40の回転が停止する。また、第1のバネ部材2
7aと離間釦41からなる離間手段により主トルク伝達
板27が最終出力段ギア21から離間するように作用す
る。こうして最終出力段ギア21から主トルク伝達板2
7が離れ、主トルク伝達板27、トルク伝達軸28を介
しての連結主軸26への回転トルクの伝達が停止され
る。
と、減速機23の各減速ギア21,22の回転が停止
し、連結主軸26の外周面に形成したねじ状の斜面26
aからトルク伝達軸28の内周面に形成したねじ状の斜
面28aが外れる方向に回転が作用する。また、クラッ
チギア37の回転が停止し、これにより遠心力がなくな
ってウエイト板38の係合突起38aが引っ込み、従動
リング40の回転が停止する。また、第1のバネ部材2
7aと離間釦41からなる離間手段により主トルク伝達
板27が最終出力段ギア21から離間するように作用す
る。こうして最終出力段ギア21から主トルク伝達板2
7が離れ、主トルク伝達板27、トルク伝達軸28を介
しての連結主軸26への回転トルクの伝達が停止され
る。
【0030】また、自転車においては、人がペダル15
a,15bを漕ぐことによりこの動力補助機を動作させ
ることが必要となるが、これはペダル15a,15bの
回転速度、方向、加速度、傾斜角を検出して電動機17
の動作開始や動作停止を制御することで実現できる。こ
の場合、補助動力である電動機17からの回転トルクを
自転車の加速度と傾斜度を検知して制御し、人力を越え
ないように設定する。
a,15bを漕ぐことによりこの動力補助機を動作させ
ることが必要となるが、これはペダル15a,15bの
回転速度、方向、加速度、傾斜角を検出して電動機17
の動作開始や動作停止を制御することで実現できる。こ
の場合、補助動力である電動機17からの回転トルクを
自転車の加速度と傾斜度を検知して制御し、人力を越え
ないように設定する。
【0031】この制御としては、本発明者が先に提案し
出願した、特願平7−70087号や特願平7−700
88号に記載した技術を使用できる。例えば、ペダルク
ランク14bの回転速度は、ペダルクランク軸30と一
体に回転するストッパリング44に回転検出用凹凸板4
5を取付け、この凹凸板45の外周部に多極着磁したマ
グネットを接着固定し、ペダルクランク14bの回転に
伴なうペダルクランク軸30の回転により凹凸板45を
回転し、この回転に伴うマグネットの磁極の変化をホー
ル素子からなるセンサで検知することによって検出でき
る。また、自転車の加速度は、例えば傾斜底面を有する
ケース内に鋼球を揺動自在に封入し、自転車の加速度に
応じて鋼球が傾斜底面の傾斜面を上る方向に移動する構
成にし、鋼球が傾斜面をどの位置まで上るかをホトセン
サで検知することで検出できる。
出願した、特願平7−70087号や特願平7−700
88号に記載した技術を使用できる。例えば、ペダルク
ランク14bの回転速度は、ペダルクランク軸30と一
体に回転するストッパリング44に回転検出用凹凸板4
5を取付け、この凹凸板45の外周部に多極着磁したマ
グネットを接着固定し、ペダルクランク14bの回転に
伴なうペダルクランク軸30の回転により凹凸板45を
回転し、この回転に伴うマグネットの磁極の変化をホー
ル素子からなるセンサで検知することによって検出でき
る。また、自転車の加速度は、例えば傾斜底面を有する
ケース内に鋼球を揺動自在に封入し、自転車の加速度に
応じて鋼球が傾斜底面の傾斜面を上る方向に移動する構
成にし、鋼球が傾斜面をどの位置まで上るかをホトセン
サで検知することで検出できる。
【0032】このような構成の動力補助装置は、既存の
自転車の左側ペダルクランク14bを取り外し、自励式
クラッチ機構があらかじめ組込まれている電動機17を
取付けたギアケース16中の連結主軸26をペダルクラ
ンク軸30に固定する。そして、連結主軸26にペダル
連結軸32を螺着し、さらに左側ペダルクランク14b
をペダル連結軸32に締付けナット33で固定する。こ
のようにして、自励式クラッチ機構を組込んだ動力補助
機を既存の自転車に簡単に取り付けることができる。
自転車の左側ペダルクランク14bを取り外し、自励式
クラッチ機構があらかじめ組込まれている電動機17を
取付けたギアケース16中の連結主軸26をペダルクラ
ンク軸30に固定する。そして、連結主軸26にペダル
連結軸32を螺着し、さらに左側ペダルクランク14b
をペダル連結軸32に締付けナット33で固定する。こ
のようにして、自励式クラッチ機構を組込んだ動力補助
機を既存の自転車に簡単に取り付けることができる。
【0033】ペダルの踏み込み動作を行わない自転車の
運転前の状態では最終出力段ギア21から主トルク伝達
板27は離れており、また、クラッチギア37に対して
従動リング40はフリーになっている。この状態でペダ
ル15a,15bを踏み込み、自転車の運転を開始する
と、ペダルクランク14a,14bの回転により、ペダ
ル連結軸32、連結主軸26、ペダルクランク軸30、
ストッパリング44が回転する。ストッパリング44の
回転により、センサでペダルクランク14bの回転速度
を検出する。またペダルクランク軸27の回転により、
自転車は前進し、自転車の加速度が検出される。そし
て、回転速度が一定値以上で、かつ加速度が一定値以上
になると、モータ駆動信号が発生し、電動機17が起動
する。
運転前の状態では最終出力段ギア21から主トルク伝達
板27は離れており、また、クラッチギア37に対して
従動リング40はフリーになっている。この状態でペダ
ル15a,15bを踏み込み、自転車の運転を開始する
と、ペダルクランク14a,14bの回転により、ペダ
ル連結軸32、連結主軸26、ペダルクランク軸30、
ストッパリング44が回転する。ストッパリング44の
回転により、センサでペダルクランク14bの回転速度
を検出する。またペダルクランク軸27の回転により、
自転車は前進し、自転車の加速度が検出される。そし
て、回転速度が一定値以上で、かつ加速度が一定値以上
になると、モータ駆動信号が発生し、電動機17が起動
する。
【0034】電動機17が起動すると電動機17の回転
トルクが減速機23に伝達され、減速ギア22や最終段
ギア21が回転する。減速キヤ22の回転により、クラ
ッチギア37が回転し、この遠心力でウエイト板38の
係合突起38aが外側に突出して従動リング40に係合
し、従動リング40がクラッチギア37と一体に回転す
る。従動リング40が回転するとクラッチシュー43の
摩擦により主トルク伝達板27及びトルク伝達軸28が
回転する。
トルクが減速機23に伝達され、減速ギア22や最終段
ギア21が回転する。減速キヤ22の回転により、クラ
ッチギア37が回転し、この遠心力でウエイト板38の
係合突起38aが外側に突出して従動リング40に係合
し、従動リング40がクラッチギア37と一体に回転す
る。従動リング40が回転するとクラッチシュー43の
摩擦により主トルク伝達板27及びトルク伝達軸28が
回転する。
【0035】トルク伝達軸28が回転すると、連結主軸
26のねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28のねじ状
の斜面28aが入り込むとともに主トルク伝達板27の
ブレーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面21b
に圧接する。こうして、主トルク伝達板27と最終出力
段ギア21との圧接力が増大し、やがて主トルク伝達板
27は最終出力段ギア21と一体に回転するようにな
り、電動機17からのトルクが減速機23を介してペダ
ルクランク軸27に伝達され、動力補助が行われる。
26のねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28のねじ状
の斜面28aが入り込むとともに主トルク伝達板27の
ブレーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面21b
に圧接する。こうして、主トルク伝達板27と最終出力
段ギア21との圧接力が増大し、やがて主トルク伝達板
27は最終出力段ギア21と一体に回転するようにな
り、電動機17からのトルクが減速機23を介してペダ
ルクランク軸27に伝達され、動力補助が行われる。
【0036】こうして、人力によるペダルトルクが小さ
くても電動機17からのトルクによる動力補助が行わ
れ、これによりペダルクランク軸27は十分な回転トル
クを得て自転車を動かすことになる。このようにして人
力によるペダル駆動動力に比例したトルク補助が簡単に
実現できる。
くても電動機17からのトルクによる動力補助が行わ
れ、これによりペダルクランク軸27は十分な回転トル
クを得て自転車を動かすことになる。このようにして人
力によるペダル駆動動力に比例したトルク補助が簡単に
実現できる。
【0037】また、ペダル漕ぎを停止したり、ペダルを
逆回転した場合は、電動機17の動作が直ちに停止さ
れ、減速機23の減速ギア22及び最終出力段ギア21
の回転が停止するので、連結主軸26のねじ状の斜面2
6aからトルク伝達軸28のねじ状の斜面28aが外れ
る方向に回転が作用し、また、クラッチギア37の回転
が停止し、これにより遠心力がなくなってウエイト板3
8の係合突起38aが引っ込み、従動リング40の回転
が停止する。さらに、第1のバネ部材27aと離間釦4
1からなる離間手段により主トルク伝達板27が最終出
力段ギア21から離間するように作用する。
逆回転した場合は、電動機17の動作が直ちに停止さ
れ、減速機23の減速ギア22及び最終出力段ギア21
の回転が停止するので、連結主軸26のねじ状の斜面2
6aからトルク伝達軸28のねじ状の斜面28aが外れ
る方向に回転が作用し、また、クラッチギア37の回転
が停止し、これにより遠心力がなくなってウエイト板3
8の係合突起38aが引っ込み、従動リング40の回転
が停止する。さらに、第1のバネ部材27aと離間釦4
1からなる離間手段により主トルク伝達板27が最終出
力段ギア21から離間するように作用する。
【0038】こうして最終出力段ギア21から主トルク
伝達板27、トルク伝達軸28を介して連結主軸26へ
の回転トルクの伝達がスムーズに停止されるので、ペダ
ルを任意の位置で違和感なく停止させることができ、ま
た、ペダルをスムーズに逆回転させることもでき、自転
車本来の感覚を損なうことはない。
伝達板27、トルク伝達軸28を介して連結主軸26へ
の回転トルクの伝達がスムーズに停止されるので、ペダ
ルを任意の位置で違和感なく停止させることができ、ま
た、ペダルをスムーズに逆回転させることもでき、自転
車本来の感覚を損なうことはない。
【0039】また、連結主軸26のねじ状の斜面26a
にトルク伝達軸28のねじ状の斜面28aが入り込むと
ともに主トルク伝達板27のブレーキ材22が最終出力
段ギア21のテーパ面21bに圧接することで、主トル
ク伝達板27と最終出力段ギア21との圧接力を増大し
ているので、最終出力段ギア21から主トルク伝達板2
7、トルク伝達軸28を介して連結主軸26に回転トル
クが効率よく伝達でき、従って、電動機17として小
形、軽量のものを使用しても動力補助が充分にできる。
にトルク伝達軸28のねじ状の斜面28aが入り込むと
ともに主トルク伝達板27のブレーキ材22が最終出力
段ギア21のテーパ面21bに圧接することで、主トル
ク伝達板27と最終出力段ギア21との圧接力を増大し
ているので、最終出力段ギア21から主トルク伝達板2
7、トルク伝達軸28を介して連結主軸26に回転トル
クが効率よく伝達でき、従って、電動機17として小
形、軽量のものを使用しても動力補助が充分にできる。
【0040】また、最終出力段ギア21に比べて3倍以
上の回転速度をもつ前段の減速ギア22にクラッチギア
37を噛合わせ、このクラッチギア37にウエイト板3
8を取り付けているので、最終出力段ギア21に直接ウ
エイト板38を取り付ける場合に比べて9倍以上の遠心
力が得られ、ウエイト板38の小形軽量化を図ることが
できるとともにクラッチ機構の応答性を良好にできる。
例えば、クラッチ機構が結合開始する回転速度を750
0rpm前後とし、ウエイト板38の質量を10grと
すると、20gr前後の遠心力が作用すればよく、この
ような適切な遠心力を得るには直径80〜100mmのク
ラッチギアを使用すればよい。ウエイト板38を適切な
遠心力でスライドさせることでクラッチ機構をスムーズ
に結合させることができる。
上の回転速度をもつ前段の減速ギア22にクラッチギア
37を噛合わせ、このクラッチギア37にウエイト板3
8を取り付けているので、最終出力段ギア21に直接ウ
エイト板38を取り付ける場合に比べて9倍以上の遠心
力が得られ、ウエイト板38の小形軽量化を図ることが
できるとともにクラッチ機構の応答性を良好にできる。
例えば、クラッチ機構が結合開始する回転速度を750
0rpm前後とし、ウエイト板38の質量を10grと
すると、20gr前後の遠心力が作用すればよく、この
ような適切な遠心力を得るには直径80〜100mmのク
ラッチギアを使用すればよい。ウエイト板38を適切な
遠心力でスライドさせることでクラッチ機構をスムーズ
に結合させることができる。
【0041】また、電動機17として、トルクの垂下特
性を有するユニバーサルモータを使用することで、自転
車の起動時にも電気的制御手段なしに滑らかなトルク補
助ができ、また、高速運転になるにしたがって動力補助
トルクを減少させることができる。また、遠心力による
クラッチ動作の開始時間が早くなり、適切な動力補助を
行うための応答速度が早くなる。
性を有するユニバーサルモータを使用することで、自転
車の起動時にも電気的制御手段なしに滑らかなトルク補
助ができ、また、高速運転になるにしたがって動力補助
トルクを減少させることができる。また、遠心力による
クラッチ動作の開始時間が早くなり、適切な動力補助を
行うための応答速度が早くなる。
【0042】(第2の実施の形態)なお、この実施の形
態は自励式クラッチ機構を含む要部構成について述べ、
第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
態は自励式クラッチ機構を含む要部構成について述べ、
第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0043】図10に示すように、最終出力段ギア21
の外側縁部の一方の側にクラッチフレーム51を固定
し、このクラッチフレーム51の後端にバネ部材である
板バネ52を固定し、この板バネ52にウエイト部材5
3を固定したものである。すなわち、図11に示すよう
に、最終出力段ギア21の外側縁部の一方の側にクラッ
チフレーム51の一端をネジ54で固定し、このクラッ
チフレーム51の後端にL字形状の板バネ52の一端を
ネジ55で固定し、この板バネ52の他端にウエイト部
材53を固定し、このウエイト部材53の両側に位置す
るクラッチフレーム51にウエイト部材53がこのクラ
ッチフレーム51から左右に飛び出さないようにストッ
パ56,57を設けたもので、最終出力段ギア21が矢
印方向に回転すると、その遠心力でウエイト部材53が
板バネ52のバネ力に抗して矢印方向に飛び出し、この
ウエイト部材53の先端部が主トルク伝達板27の外周
部に固定したブレーキ材42に当接し、これにより主ト
ルク伝達板27及びトルク伝達軸28が回転し、連結主
軸26のねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28のねじ
状の斜面28aが入り込んで主トルク伝達板27のブレ
ーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面21bに圧
接し、主トルク伝達板27と最終出力段ギア21との圧
接力を増大させるものである。
の外側縁部の一方の側にクラッチフレーム51を固定
し、このクラッチフレーム51の後端にバネ部材である
板バネ52を固定し、この板バネ52にウエイト部材5
3を固定したものである。すなわち、図11に示すよう
に、最終出力段ギア21の外側縁部の一方の側にクラッ
チフレーム51の一端をネジ54で固定し、このクラッ
チフレーム51の後端にL字形状の板バネ52の一端を
ネジ55で固定し、この板バネ52の他端にウエイト部
材53を固定し、このウエイト部材53の両側に位置す
るクラッチフレーム51にウエイト部材53がこのクラ
ッチフレーム51から左右に飛び出さないようにストッ
パ56,57を設けたもので、最終出力段ギア21が矢
印方向に回転すると、その遠心力でウエイト部材53が
板バネ52のバネ力に抗して矢印方向に飛び出し、この
ウエイト部材53の先端部が主トルク伝達板27の外周
部に固定したブレーキ材42に当接し、これにより主ト
ルク伝達板27及びトルク伝達軸28が回転し、連結主
軸26のねじ状の斜面26aにトルク伝達軸28のねじ
状の斜面28aが入り込んで主トルク伝達板27のブレ
ーキ材22が最終出力段ギア21のテーパ面21bに圧
接し、主トルク伝達板27と最終出力段ギア21との圧
接力を増大させるものである。
【0044】このようにしても、自励式クラッチ機構を
組込んだ動力補助機を既存の自転車に簡単に取り付ける
ことができ、また、人力によるペダル駆動動力に比例し
たトルク補助が簡単に実現でき、また、ペダルを任意の
位置で違和感なく停止させることができ、さらに、電動
機として小形、軽量のものを使用しても動力補助が充分
にできるなど第1の実施形態と同様の作用効果が得られ
る。但し、最終出力段ギア21の回転速度が低速なた
め、ウエイト部材53の重量を重くしたり、最終出力段
ギア21の径を大きくするなどの工夫が必要となる。
組込んだ動力補助機を既存の自転車に簡単に取り付ける
ことができ、また、人力によるペダル駆動動力に比例し
たトルク補助が簡単に実現でき、また、ペダルを任意の
位置で違和感なく停止させることができ、さらに、電動
機として小形、軽量のものを使用しても動力補助が充分
にできるなど第1の実施形態と同様の作用効果が得られ
る。但し、最終出力段ギア21の回転速度が低速なた
め、ウエイト部材53の重量を重くしたり、最終出力段
ギア21の径を大きくするなどの工夫が必要となる。
【0045】(第3の実施の形態)なお、この実施の形
態は自励式クラッチ機構を含む要部構成について述べ、
第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
態は自励式クラッチ機構を含む要部構成について述べ、
第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0046】図12に示すように、電動機17とは別に
ステッピングモータ61を設け、このステッピングモー
タ61の回転軸にピニオンギア62を取付け、このピニ
オンギア62に圧接リング63の外周に形成したギア部
を噛合わせ、また、この圧接リング63の内周部にこの
圧接リング63を軸方向に前進及び後退移動させるネジ
を形成し、このネジをギアケース16に形成したネジに
噛合わせている。
ステッピングモータ61を設け、このステッピングモー
タ61の回転軸にピニオンギア62を取付け、このピニ
オンギア62に圧接リング63の外周に形成したギア部
を噛合わせ、また、この圧接リング63の内周部にこの
圧接リング63を軸方向に前進及び後退移動させるネジ
を形成し、このネジをギアケース16に形成したネジに
噛合わせている。
【0047】この構成においては、ステッピングモータ
61を正回転又は逆回転させることでピニオンギア62
を正回転又は逆回転させ、これにより圧接リング63を
正回転又は逆回転させる。そして、圧接リング63が正
回転したとき、この圧接リング63を主トルク伝達板2
7側に前進させて圧接リング63で主トルク伝達板27
を押圧し、この主トルク伝達板27を最終出力段ギア2
1に圧接させる。また、圧接リング63が逆回転したと
き、この圧接リング63を主トルク伝達板27側から後
退させて圧接リング63による主トルク伝達板27の押
圧を解除して、この主トルク伝達板27をバネ部材27
aと離間釦41からなる離間手段により最終出力段ギア
21から離間させる。
61を正回転又は逆回転させることでピニオンギア62
を正回転又は逆回転させ、これにより圧接リング63を
正回転又は逆回転させる。そして、圧接リング63が正
回転したとき、この圧接リング63を主トルク伝達板2
7側に前進させて圧接リング63で主トルク伝達板27
を押圧し、この主トルク伝達板27を最終出力段ギア2
1に圧接させる。また、圧接リング63が逆回転したと
き、この圧接リング63を主トルク伝達板27側から後
退させて圧接リング63による主トルク伝達板27の押
圧を解除して、この主トルク伝達板27をバネ部材27
aと離間釦41からなる離間手段により最終出力段ギア
21から離間させる。
【0048】このように、ステッピングモータ61を使
用して圧接リング63を進退動作させることによっても
主トルク伝達板27を最終出力段ギア21に圧接させた
り、離間させたりできる。すなわち、クラッチ機構の結
合、解除ができる。
用して圧接リング63を進退動作させることによっても
主トルク伝達板27を最終出力段ギア21に圧接させた
り、離間させたりできる。すなわち、クラッチ機構の結
合、解除ができる。
【0049】その他、ステッピングモータ61に代え
て、電磁ソレノイドを使用しても主トルク伝達板27の
最終出力段ギア21に対する圧接や離間が可能である。
て、電磁ソレノイドを使用しても主トルク伝達板27の
最終出力段ギア21に対する圧接や離間が可能である。
【0050】この実施の形態においても動力補助機を既
存の自転車に簡単に取り付けることができ、また、人力
によるペダル駆動動力に比例したトルク補助が簡単に実
現でき、また、ペダルを任意の位置で違和感なく停止さ
せることができ、さらに、電動機として小形、軽量のも
のを使用しても動力補助が充分にできるという点では第
1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
存の自転車に簡単に取り付けることができ、また、人力
によるペダル駆動動力に比例したトルク補助が簡単に実
現でき、また、ペダルを任意の位置で違和感なく停止さ
せることができ、さらに、電動機として小形、軽量のも
のを使用しても動力補助が充分にできるという点では第
1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、電動機の回転トルクを主トルク伝達板に伝達してこ
の主トルク伝達板を減速機の最終出力段に圧接させ、こ
れにより電動機のトルクを自励により出力回転軸に確実
に伝達できる。
ば、電動機の回転トルクを主トルク伝達板に伝達してこ
の主トルク伝達板を減速機の最終出力段に圧接させ、こ
れにより電動機のトルクを自励により出力回転軸に確実
に伝達できる。
【0052】また、請求項3乃至9記載の発明によれ
ば、市販されている普通自転車に簡単に取付けることが
できて汎用性を向上でき、しかも電動機のトルクをペタ
ルクランク軸に確実に伝達できて人力によるペダル駆動
動力に比例した適切な動力補助ができる。また、ペダル
をスムースに逆回転させることができ、自転車感覚を損
なうことがない。さらに、電動機の小形軽量化を図るこ
とができる。
ば、市販されている普通自転車に簡単に取付けることが
できて汎用性を向上でき、しかも電動機のトルクをペタ
ルクランク軸に確実に伝達できて人力によるペダル駆動
動力に比例した適切な動力補助ができる。また、ペダル
をスムースに逆回転させることができ、自転車感覚を損
なうことがない。さらに、電動機の小形軽量化を図るこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す自転車の斜視
図。
図。
【図2】同実施形態における自転車を車体フレームを省
略して上から見た平面図。
略して上から見た平面図。
【図3】同実施形態における要部構成を示す部分断面し
た平面図。
た平面図。
【図4】同実施形態における連結主軸、主トルク伝達板
及び最終出力段ギアを示す分解斜視図。
及び最終出力段ギアを示す分解斜視図。
【図5】同実施形態におけるウエイト板の構成を示す図
で、(a) は側面図、(b) は平面図。
で、(a) は側面図、(b) は平面図。
【図6】同実施形態における第1のバネ部材の構成を示
す図。
す図。
【図7】同実施形態における最終出力段ギアの構成を示
す図で、(a) は平面図、(b) は(a) のA−A断面図。
す図で、(a) は平面図、(b) は(a) のA−A断面図。
【図8】同実施形態における従動リングの構成を示す図
で、(a) は平面図、(b) は(a)のB−B断面図。
で、(a) は平面図、(b) は(a)のB−B断面図。
【図9】同実施形態におけるクラッチシューの構成を示
す図で、(a) は平面図、(b) は(a) のC−C断面図。
す図で、(a) は平面図、(b) は(a) のC−C断面図。
【図10】本発明の第2の実施形態における要部構成を
示す部分断面した平面図。
示す部分断面した平面図。
【図11】同実施形態におけるウエイト部材取付部の構
成を示す図で、(a) は一方の側から見た部分拡大図、
(b) は他方の側から見た部分拡大図。
成を示す図で、(a) は一方の側から見た部分拡大図、
(b) は他方の側から見た部分拡大図。
【図12】本発明の第3の実施形態における要部構成を
示す部分断面した平面図。
示す部分断面した平面図。
14a,14b…ペダルクランク 17…電動機 21…最終出力段ギア 22…減速ギア 23…減速機 26…連結主軸 27…主トルク伝達板 28…トルク伝達軸 30…ペダルクランク軸 26a,28a…ねじ状の斜面 32…ペダル連結軸 37…クラッチギア 38…ウエイト板 40…従動リング 41…離間釦 42…ブレーキ材 43…クラッチシュー
Claims (9)
- 【請求項1】 電動機の回転により、この電動機に連結
した減速機の最終出力段が回転し、この最終出力段に対
して主トルク伝達板が摩擦接触して回転し、この主トル
ク伝達板の回転により、この主トルク伝達板が固定した
トルク伝達軸と出力回転軸との間に設けた係合部の係合
状態が強まり、前記主トルク伝達板の前記最終出力段に
対する圧接力が増大し、前記電動機のトルクを前記出力
回転軸に伝達することを特徴とする自励式クラッチ機
構。 - 【請求項2】 出力回転軸に嵌合するトルク伝達軸と、
このトルク伝達軸に固定し、電動機に連結した減速機の
最終出力段に対して摩擦部を介して圧接可能に設けた主
トルク伝達板と、この主トルク伝達板の前記最終出力段
に対する圧接力を支える保持手段と、前記主トルク伝達
板を前記最終出力段に接触させる手段と、前記主トルク
伝達板を前記最終出力段から離間させる手段とを備え、
前記保持手段は、前記出力回転軸とトルク伝達軸との間
に、前記電動機からのトルク伝達に伴って前記主トルク
伝達板の前記最終出力段に対する圧接力が増大するよう
作用を為す斜面を有する係合部を設けたことを特徴とす
る自励式クラッチ機構。 - 【請求項3】 ペダルクランク軸に貫通装着するととも
にペダルクランクを固定したペダル連結軸を取付けた連
結主軸を設け、この連結主軸にクラッチ機構を取付け、
多段減速機付き電動機からのトルクを前記クラッチ機
構、連結主軸を介して前記ペダルクランク軸に伝達し動
力を補助する自転車用動力補助機において、 前記クラッチ機構は、前記連結主軸に嵌合するトルク伝
達軸と、このトルク伝達軸に固定し、前記減速機の最終
出力段に対して摩擦部を介して圧接可能に設けた主トル
ク伝達板と、この主トルク伝達板の前記最終出力段に対
する圧接力を支える保持手段と、前記主トルク伝達板を
前記最終出力段に接触させる手段と、前記主トルク伝達
板を前記最終出力段から離間させる手段とを備え、前記
保持手段は、前記連結主軸とトルク伝達軸との間に、前
記電動機からのトルク伝達に伴って前記主トルク伝達板
の前記最終出力段に対する圧接力が増大するよう作用を
為す斜面を有する係合部を設けたことを特徴とする自励
式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機。 - 【請求項4】 連結主軸は摺動材を介して主トルク伝達
板からの圧接力を支えることを特徴とする請求項3記載
の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力補助機。 - 【請求項5】 主トルク伝達板を最終出力段に接触させ
る手段は、減速機からトルクを受けて回転駆動する第1
の回転体と、この第1の回転体の回転による遠心力によ
り突出し、この第1の回転体の回転を主トルク伝達板に
伝達する結合部とを備え、前記主トルク伝達板の回転に
よりこの主トルク伝達板を最終出力段に接触させること
を特徴とする請求項3又は4記載の自励式クラッチ機構
を使用した自転車用動力補助機。 - 【請求項6】 第1の回転体は、減速機の最終出力段を
駆動する前段の駆動回転体と同軸に設けた前段の従動回
転体によって回転駆動し、結合部は、前記第1の回転体
の中心軸側に弾性体を介して固定し、この第1の回転体
の回転による遠心力により前記第1の回転体の周面から
突出する係合突起を設けたウエイト板と、このウエイト
板の係合突起により係合して前記第1の回転体と共に回
転する第2の回転体と、この第2の回転体の周面に摩擦
接触し、この第2の回転体の回転力を主トルク伝達板に
伝達するクラッチシューからなることを特徴とする請求
項5記載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動力
補助機。 - 【請求項7】 主トルク伝達板を最終出力段に接触させ
る手段は、減速機の最終出力段の前記主トルク伝達板側
側面に固定したフレームと、このフレームにバネ部材を
介して固定し、前記最終出力段の回転による遠心力によ
りこの最終出力段の外周側に突出して前記主トルク伝達
板に係合するウエイト部材とを備え、前記主トルク伝達
板の回転によりこの主トルク伝達板を最終出力段に接触
させることを特徴とする請求項3又は4記載の自励式ク
ラッチ機構を使用した自転車用動力補助機。 - 【請求項8】 主トルク伝達板を最終出力段から離間さ
せる手段は、バネ力により主トルク伝達板を最終出力段
から離間させることを特徴とする請求項3、4、5、6
又は7記載の自励式クラッチ機構を使用した自転車用動
力補助機。 - 【請求項9】 ペダルクランク軸に貫通装着するととも
にペダルクランクを固定したペダル連結軸を取付けた連
結主軸を設け、この連結主軸にクラッチ機構を取付け、
多段減速機付き電動機からのトルクを前記クラッチ機
構、連結主軸を介して前記ペダルクランク軸に伝達し動
力を補助する自転車用動力補助機において、 前記クラッチ機構は、前記連結主軸に嵌合するトルク伝
達軸と、このトルク伝達軸に固定し、外周部に摩擦材を
設け、前記減速機の最終出力段ギアに対して前記摩擦材
を介して圧接可能に設けた主トルク伝達板と、前記連結
主軸の外周面とトルク伝達軸の内周面に互いに係合する
ねじ状の斜面を形成し、前記主トルク伝達板の回転より
この主トルク伝達板を斜面に沿ってスラスト方向に移動
させ前記最終出力段ギアに対する前記主トルク伝達板の
圧接力を増大させる係合部と、前記減速機からトルクを
受けて回転駆動する第1の回転体と、この第1の回転体
の中心軸側にスプリングにより固定し、この第1の回転
体の回転による遠心力により前記第1の回転体の周面か
ら突出する係合突起を設けたウエイト板と、このウエイ
ト板の係合突起により係合して前記第1の回転体と共に
回転する第2の回転体と、この第2の回転体の周面に摩
擦接触し、この第2の回転体の回転力を主トルク伝達板
に伝達するクラッチシューと、前記主トルク伝達板に取
付け、前記電動機の回転停止によりこの主トルク伝達板
を前記最終出力段から離間させるバネ部材とを設けたこ
とを特徴とする自励式クラッチ機構を使用した自転車用
動力補助機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3592896A JPH09229100A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 自励式クラッチ機構及びこのクラッチ機構を使用した自転車用動力補助機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3592896A JPH09229100A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 自励式クラッチ機構及びこのクラッチ機構を使用した自転車用動力補助機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229100A true JPH09229100A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12455704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3592896A Pending JPH09229100A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 自励式クラッチ機構及びこのクラッチ機構を使用した自転車用動力補助機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229100A (ja) |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP3592896A patent/JPH09229100A/ja active Pending
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