JPH09240978A - エスカレータの制御装置 - Google Patents
エスカレータの制御装置Info
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- JPH09240978A JPH09240978A JP7538496A JP7538496A JPH09240978A JP H09240978 A JPH09240978 A JP H09240978A JP 7538496 A JP7538496 A JP 7538496A JP 7538496 A JP7538496 A JP 7538496A JP H09240978 A JPH09240978 A JP H09240978A
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- Japan
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- wheelchair
- control device
- driving
- escalator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 停電後の復電時や主制御装置の異常時にもサ
ービス性の向上を図ることができるエスカレータの制御
装置の提供することである。 【解決手段】 モード設定手段12により車椅子運転中
の特殊踏段の状態を検出し各々のモードを設定記憶す
る。そして、初期化設定手段13は車椅子運転中に停電
し復電したときにはモード設定手段12に設定されたモ
ードに基づき停電発生時のモードに合致するように初期
化を行う。これにより、停電時の特殊踏段の状態で運転
を再開する。
ービス性の向上を図ることができるエスカレータの制御
装置の提供することである。 【解決手段】 モード設定手段12により車椅子運転中
の特殊踏段の状態を検出し各々のモードを設定記憶す
る。そして、初期化設定手段13は車椅子運転中に停電
し復電したときにはモード設定手段12に設定されたモ
ードに基づき停電発生時のモードに合致するように初期
化を行う。これにより、停電時の特殊踏段の状態で運転
を再開する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子を乗せるこ
とが可能な特殊踏段を有したエスカレータの制御装置に
関する。
とが可能な特殊踏段を有したエスカレータの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータは、一般利用客に
対して継続した昇降サービスを提供する輸送機器である
が、近年では社会福祉の充実を計る狙いもあり、車椅子
利用者に対しても、車椅子に乗車したまま手軽にエスカ
レータを利用してもらうためのサービスが行われるよう
になっている。これは、エスカレータの人が乗る踏段の
一部分に車椅子を乗せることができるスペースを確保す
る運転であり、一般に、エスカレータの車椅子運転と呼
ばれている。これらの車椅子運転用エスカレータは、公
共性の高い施設や駅のホームなどに多く見受けられるよ
うになってきた。
対して継続した昇降サービスを提供する輸送機器である
が、近年では社会福祉の充実を計る狙いもあり、車椅子
利用者に対しても、車椅子に乗車したまま手軽にエスカ
レータを利用してもらうためのサービスが行われるよう
になっている。これは、エスカレータの人が乗る踏段の
一部分に車椅子を乗せることができるスペースを確保す
る運転であり、一般に、エスカレータの車椅子運転と呼
ばれている。これらの車椅子運転用エスカレータは、公
共性の高い施設や駅のホームなどに多く見受けられるよ
うになってきた。
【0003】このような車椅子運転用エスカレータの構
成を図11に示す。車椅子利用者11がエスカレータを
利用したい場合、まず係員10により車椅子運転選択ス
イッチ8が押され、その入力により主制御装置1は踏段
変形装置9を駆動する。主制御装置1は電動機駆動装置
2に運転指令を出力して主電動機3を駆動し動力伝達装
置4を介してエスカレータを制御するものであり、通常
運転のときは通常踏段5のままでの運転を行う。一方、
車椅子運転選択スイッチ8により車椅子運転が選択され
たときは、踏段変形装置9に指令を出して、特殊踏段6
を車椅子踏段に形成し車椅子運転を行う。
成を図11に示す。車椅子利用者11がエスカレータを
利用したい場合、まず係員10により車椅子運転選択ス
イッチ8が押され、その入力により主制御装置1は踏段
変形装置9を駆動する。主制御装置1は電動機駆動装置
2に運転指令を出力して主電動機3を駆動し動力伝達装
置4を介してエスカレータを制御するものであり、通常
運転のときは通常踏段5のままでの運転を行う。一方、
車椅子運転選択スイッチ8により車椅子運転が選択され
たときは、踏段変形装置9に指令を出して、特殊踏段6
を車椅子踏段に形成し車椅子運転を行う。
【0004】特殊踏段6により形成された車椅子踏段
は、その踏段変形装置9によりフラットなステップとな
り、係員10を伴った車椅子利用者11を乗り込み可能
とする。車椅子利用者11が上昇もしくは下降し特殊踏
段6が次階床に到着したら、検出スイッチ7が動作し、
その動作により主制御装置1はエスカレータの運転を停
止もしくは徐行運転する。図11では、エスカレータは
上昇運転を行い、上部階床の水平部分が次階床となる。
車椅子利用者11が降車すると、特殊踏段6は通常踏段
5に復帰し、その後にエスカレータは通常運転となる。
は、その踏段変形装置9によりフラットなステップとな
り、係員10を伴った車椅子利用者11を乗り込み可能
とする。車椅子利用者11が上昇もしくは下降し特殊踏
段6が次階床に到着したら、検出スイッチ7が動作し、
その動作により主制御装置1はエスカレータの運転を停
止もしくは徐行運転する。図11では、エスカレータは
上昇運転を行い、上部階床の水平部分が次階床となる。
車椅子利用者11が降車すると、特殊踏段6は通常踏段
5に復帰し、その後にエスカレータは通常運転となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエスカレータが電源事情の比較的良くない駅
舎等に設置された場合には、停電等によりエスカレータ
の運転が中断することがしばしば発生していた。特に、
車椅子運転を行っている場合に停電が発生すると、特殊
踏段は車椅子運転のまま変形した状態で停止することに
なる。
うな従来のエスカレータが電源事情の比較的良くない駅
舎等に設置された場合には、停電等によりエスカレータ
の運転が中断することがしばしば発生していた。特に、
車椅子運転を行っている場合に停電が発生すると、特殊
踏段は車椅子運転のまま変形した状態で停止することに
なる。
【0006】したがって、復電後には特殊踏段の変形を
解除してから通常運転に戻す必要がある。そこで、手動
にてエスカレータを起動し低速で運転を再開し、車椅子
運転を強制的に解除して特殊踏段の変形を解除してい
た。このため、復旧に手間が掛り、車椅子利用者だけで
なく、一般利用者に対しても多大なサービス低下を招い
ていた。
解除してから通常運転に戻す必要がある。そこで、手動
にてエスカレータを起動し低速で運転を再開し、車椅子
運転を強制的に解除して特殊踏段の変形を解除してい
た。このため、復旧に手間が掛り、車椅子利用者だけで
なく、一般利用者に対しても多大なサービス低下を招い
ていた。
【0007】また、車椅子運転中に主制御装置1の内部
に格納されたマイコンが異常となった場合には、そのま
ま運転を継続すると特殊踏段6が次階床に到着してもマ
イコンが終了信号を入力できないため、車椅子運転終了
の動作が行われないことがある。この場合、特殊踏段6
がそのままトラスに入る可能性があり、特殊踏段6が破
壊されてしまう。
に格納されたマイコンが異常となった場合には、そのま
ま運転を継続すると特殊踏段6が次階床に到着してもマ
イコンが終了信号を入力できないため、車椅子運転終了
の動作が行われないことがある。この場合、特殊踏段6
がそのままトラスに入る可能性があり、特殊踏段6が破
壊されてしまう。
【0008】そこで、車椅子運転中に主制御装置1内の
マイコンが異常になった場合には、即時にエスカレータ
を停止させることが考えられるが、それでは車椅子利用
者11は途中での停止によりエスカレータより降りられ
ない状態(缶詰状態)となってしまう。この場合、保守
員の到着まで救出時間がかかることによるサービス性の
低下のみならず車椅子利用者11に不安感を覚えさせて
しまう。
マイコンが異常になった場合には、即時にエスカレータ
を停止させることが考えられるが、それでは車椅子利用
者11は途中での停止によりエスカレータより降りられ
ない状態(缶詰状態)となってしまう。この場合、保守
員の到着まで救出時間がかかることによるサービス性の
低下のみならず車椅子利用者11に不安感を覚えさせて
しまう。
【0009】本発明の目的は、停電後の復電時や主制御
装置の異常時にもサービス性の向上を図ることができる
エスカレータの制御装置の提供することである。
装置の異常時にもサービス性の向上を図ることができる
エスカレータの制御装置の提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、特殊
踏段が乗降口部を通過した情報に基づいて車椅子運転の
モードを設定するモード設定手段と、車椅子運転中に停
電となり復電したときは停電発生時のモードに合致する
ように初期設定を行う初期設定手段とを備えたものであ
る。
踏段が乗降口部を通過した情報に基づいて車椅子運転の
モードを設定するモード設定手段と、車椅子運転中に停
電となり復電したときは停電発生時のモードに合致する
ように初期設定を行う初期設定手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項1の発明では、モード設定手段によ
り車椅子運転中の特殊踏段の状態を検出し各々のモード
を設定記憶する。そして、初期化設定手段は車椅子運転
中に停電し復電したときにはモード設定手段に設定され
たモードに基づき停電発生時のモードに合致するように
初期化を行う。これにより、停電時の特殊踏段の状態で
運転を再開する。
り車椅子運転中の特殊踏段の状態を検出し各々のモード
を設定記憶する。そして、初期化設定手段は車椅子運転
中に停電し復電したときにはモード設定手段に設定され
たモードに基づき停電発生時のモードに合致するように
初期化を行う。これにより、停電時の特殊踏段の状態で
運転を再開する。
【0012】請求項2の発明は、車椅子運転切換スイッ
チが通常運転を選択しているときは通常運転を行い車椅
子運転を選択しているときは車椅子運転を行う主制御装
置と、主制御装置が車椅子運転中に異常となったときは
主制御装置に代わって車椅子運転を行う補助制御装置と
を備えたものである。
チが通常運転を選択しているときは通常運転を行い車椅
子運転を選択しているときは車椅子運転を行う主制御装
置と、主制御装置が車椅子運転中に異常となったときは
主制御装置に代わって車椅子運転を行う補助制御装置と
を備えたものである。
【0013】請求項2の発明では、車椅子運転中に主制
御装置に異常が発生したときは、補助制御装置は車椅子
運転を継続する。
御装置に異常が発生したときは、補助制御装置は車椅子
運転を継続する。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、補助制御装置が車椅子運転を開始したことを出力す
る出力装置を追加して設けたものである。
て、補助制御装置が車椅子運転を開始したことを出力す
る出力装置を追加して設けたものである。
【0015】請求項3の発明では、請求項2の発明の作
用に加え、主制御部から補助制御部にエスカレータの制
御が切換わったことを出力装置に出力する。
用に加え、主制御部から補助制御部にエスカレータの制
御が切換わったことを出力装置に出力する。
【0016】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
の発明において、補助制御装置は、特殊踏段が車椅子利
用者の降車可能な階床位置に到達するまで車椅子運転を
行うようにしたものである。
の発明において、補助制御装置は、特殊踏段が車椅子利
用者の降車可能な階床位置に到達するまで車椅子運転を
行うようにしたものである。
【0017】請求項4の発明では、請求項2又は請求項
3の発明において、車椅子運転中に主制御装置に異常が
発生したときは、補助制御装置は車椅子運転を継続し車
椅子を次階床まで運搬する運転を行う。
3の発明において、車椅子運転中に主制御装置に異常が
発生したときは、補助制御装置は車椅子運転を継続し車
椅子を次階床まで運搬する運転を行う。
【0018】請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4
の発明において、補助制御装置による車椅子運転の運転
速度は、主制御装置による車椅子運転の運転速度と同じ
運転速度としたものである。
の発明において、補助制御装置による車椅子運転の運転
速度は、主制御装置による車椅子運転の運転速度と同じ
運転速度としたものである。
【0019】請求項5の発明では、請求項2乃至請求項
4の発明の作用に加え、補助制御装置は主制御装置での
車椅子運転と同じ運転速度で車椅子運転を継続し、車椅
子利用者に不安感を与えないようにする。
4の発明の作用に加え、補助制御装置は主制御装置での
車椅子運転と同じ運転速度で車椅子運転を継続し、車椅
子利用者に不安感を与えないようにする。
【0020】請求項6の発明は、請求項2乃至請求項5
の発明において、補助制御装置の車椅子運転中に主制御
装置が正常復帰したときは、車椅子運転中は主制御装置
への制御の切換は禁止し、補助制御装置の車椅子運転完
了後に主制御装置の運転を再開させるようにしたもので
ある。
の発明において、補助制御装置の車椅子運転中に主制御
装置が正常復帰したときは、車椅子運転中は主制御装置
への制御の切換は禁止し、補助制御装置の車椅子運転完
了後に主制御装置の運転を再開させるようにしたもので
ある。
【0021】請求項6の発明では、主制御装置が正常復
帰したときは、車椅子運転中においては主制御装置への
制御の切換は禁止し、補助制御装置の車椅子運転完了後
に主制御装置の運転を再開させ、車椅子利用者に不安感
を与えないようにする。
帰したときは、車椅子運転中においては主制御装置への
制御の切換は禁止し、補助制御装置の車椅子運転完了後
に主制御装置の運転を再開させ、車椅子利用者に不安感
を与えないようにする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態を示す構成図
である。この第1の実施の形態は、車椅子運転中に停電
が発生し復電した場合に、車椅子運転を円滑に行うよう
にしたものである。すなわち、主制御装置1に、特殊踏
段が乗降口部を通過した情報に基づいて車椅子運転のモ
ードを設定するモード設定手段12と、車椅子運転中に
停電となり復電したときは停電発生時のモードに合致す
るように初期設定を行う初期設定手段13とを設けたも
のである。
する。図1は、本発明の第1の実施の形態を示す構成図
である。この第1の実施の形態は、車椅子運転中に停電
が発生し復電した場合に、車椅子運転を円滑に行うよう
にしたものである。すなわち、主制御装置1に、特殊踏
段が乗降口部を通過した情報に基づいて車椅子運転のモ
ードを設定するモード設定手段12と、車椅子運転中に
停電となり復電したときは停電発生時のモードに合致す
るように初期設定を行う初期設定手段13とを設けたも
のである。
【0023】三相交流電源14からの電源は、電動機駆
動装置2の回生装置15及びインバータ装置16を介し
て交流モータである主電動機3に供給される。インバー
タ装置16により、通常運転だけでなく車椅子運転を行
うためのモータ可変速制御を行う。一方、三相交流電源
14からの電源は、トランス17を介して整流器18に
入力され、直流電源として上階入出力装置19及び下階
入出力装置20に供給される。また、主制御装置1はマ
イクロコンピュータで構成されており、主制御装置1へ
の制御電源も整流器18からの直流電源が供給され、さ
らには、ブレーキ21にも整流器18からの直流電源が
供給される。主制御装置1は、上階入出力装置8及び下
階入出力装置10を介してトラス内の各スイッチの入力
を行い、またインバータ装置16を制御する。
動装置2の回生装置15及びインバータ装置16を介し
て交流モータである主電動機3に供給される。インバー
タ装置16により、通常運転だけでなく車椅子運転を行
うためのモータ可変速制御を行う。一方、三相交流電源
14からの電源は、トランス17を介して整流器18に
入力され、直流電源として上階入出力装置19及び下階
入出力装置20に供給される。また、主制御装置1はマ
イクロコンピュータで構成されており、主制御装置1へ
の制御電源も整流器18からの直流電源が供給され、さ
らには、ブレーキ21にも整流器18からの直流電源が
供給される。主制御装置1は、上階入出力装置8及び下
階入出力装置10を介してトラス内の各スイッチの入力
を行い、またインバータ装置16を制御する。
【0024】図2は、本発明における主制御装置1の運
転制御の処理内容を示すフローチャートである。主制御
装置1は電源投入により処理が開始され(S1)、初期
化が行われる(S2)。そして、リピートスタートポイ
ントを確認し(S3)、電源投入後において以下の処理
を繰り返し行うことになる。
転制御の処理内容を示すフローチャートである。主制御
装置1は電源投入により処理が開始され(S1)、初期
化が行われる(S2)。そして、リピートスタートポイ
ントを確認し(S3)、電源投入後において以下の処理
を繰り返し行うことになる。
【0025】まず、車椅子停電フラグがオンしているか
否かを確認する(S4)。すなわち、車椅子運転中に停
電が発生したか否かを判定するためのステータスフラグ
状態を確認する。この車椅子停電フラグは、車椅子運転
中に停電が発生したときにフラグがオンするものであ
り、停電中において非常用電源でセーブされた記憶装置
に記憶されている。
否かを確認する(S4)。すなわち、車椅子運転中に停
電が発生したか否かを判定するためのステータスフラグ
状態を確認する。この車椅子停電フラグは、車椅子運転
中に停電が発生したときにフラグがオンするものであ
り、停電中において非常用電源でセーブされた記憶装置
に記憶されている。
【0026】次に、ステップS4にて車椅子運転中に停
電が発生したと判定されたときは、特殊踏段6の停電発
生時の最終位置を表すモードを確認し、そのモードに合
致したモードになるように初期化処理を行う(S5)。
このステップS4及びステップS5の処理が初期化設定
手段13での処理内容である。
電が発生したと判定されたときは、特殊踏段6の停電発
生時の最終位置を表すモードを確認し、そのモードに合
致したモードになるように初期化処理を行う(S5)。
このステップS4及びステップS5の処理が初期化設定
手段13での処理内容である。
【0027】一方、ステップS4にて車椅子運転中に停
電が発生しなかったと判定されたときは、車椅子運転選
択スイッチ8にて車椅子運転が選択されているか否かを
判定する(S6)。そして、車椅子運転が選択されてい
ないときは通常運転を行い(S7)、ステップS3に戻
る。ステップS6での判定で車椅子運転が選択されてい
ると判定されたとき、又は車椅子運転中の停電後に復電
し停電発生時のモードがステップS5で初期設定された
ときは、車椅子運転を行う(S8)。
電が発生しなかったと判定されたときは、車椅子運転選
択スイッチ8にて車椅子運転が選択されているか否かを
判定する(S6)。そして、車椅子運転が選択されてい
ないときは通常運転を行い(S7)、ステップS3に戻
る。ステップS6での判定で車椅子運転が選択されてい
ると判定されたとき、又は車椅子運転中の停電後に復電
し停電発生時のモードがステップS5で初期設定された
ときは、車椅子運転を行う(S8)。
【0028】次に、車椅子運転中に特殊踏段がトラス内
の検出スイッチ7に接触して検出スイッチ7が動作した
か否かを判定し(S9)、検出スイッチ7が動作してい
ないときはステップS3に戻る。一方、検出スイッチ7
が動作したときは、いずれの特殊踏段6かを判定し(S
10)、各々の特殊踏段6ごとにモードを設定してい
く。図2では、3個の特殊踏段6を有した場合のもので
あり、特殊踏段6aについてはステップS11でモード
SAの設定を行い、同様に、特殊踏段6bについてはス
テップS12でモードSBの設定を行い、特殊踏段6c
についてはステップS13でモードSCの設定を行う。
そして、これらのモードSA、SB、SCを統合したモ
ードを求め(S14)、ステップS3に戻る。ステップ
S9乃至ステップS14の処理がモード設定手段12で
の処理内容である。
の検出スイッチ7に接触して検出スイッチ7が動作した
か否かを判定し(S9)、検出スイッチ7が動作してい
ないときはステップS3に戻る。一方、検出スイッチ7
が動作したときは、いずれの特殊踏段6かを判定し(S
10)、各々の特殊踏段6ごとにモードを設定してい
く。図2では、3個の特殊踏段6を有した場合のもので
あり、特殊踏段6aについてはステップS11でモード
SAの設定を行い、同様に、特殊踏段6bについてはス
テップS12でモードSBの設定を行い、特殊踏段6c
についてはステップS13でモードSCの設定を行う。
そして、これらのモードSA、SB、SCを統合したモ
ードを求め(S14)、ステップS3に戻る。ステップ
S9乃至ステップS14の処理がモード設定手段12で
の処理内容である。
【0029】以下、図3乃至図5を参照して、モード設
定手段12でのモード設定の仕方について説明する。図
3は、トラス22内に設けられた検出スイッチ7と特殊
踏段6との関係を示した説明図である。特殊踏段6は3
個の特殊踏段6a、6b、6cからなり、検出スイッチ
7は上下の乗降口部にそれぞれ3個ずつの合計6個の検
出スイッチ7a1、7a2、7a3、7b1、7b2、
7b3が設けられている。エレベータの運転中は、各々
の特殊踏段6a、6b、6cがトラス22内の各々の検
出スイッチ7a1、7a2、7a3、7b1、7b2、
7b3に接触し、各々の検出スイッチ7a1〜7b3
は、各々の特殊踏段6a、6b、6cが乗降口部を通過
したことを検出する。
定手段12でのモード設定の仕方について説明する。図
3は、トラス22内に設けられた検出スイッチ7と特殊
踏段6との関係を示した説明図である。特殊踏段6は3
個の特殊踏段6a、6b、6cからなり、検出スイッチ
7は上下の乗降口部にそれぞれ3個ずつの合計6個の検
出スイッチ7a1、7a2、7a3、7b1、7b2、
7b3が設けられている。エレベータの運転中は、各々
の特殊踏段6a、6b、6cがトラス22内の各々の検
出スイッチ7a1、7a2、7a3、7b1、7b2、
7b3に接触し、各々の検出スイッチ7a1〜7b3
は、各々の特殊踏段6a、6b、6cが乗降口部を通過
したことを検出する。
【0030】図4は、検出スイッチ7a1、7a2、7
a3が特殊踏段6a、6b、6cの通過を検出した場合
の説明図であり、車椅子が上昇運転であるときの特殊踏
段6a、6b、6cのモード設定を示している。各々の
特殊踏段6a、6b、6cはその上昇時にトラス22内
の検出スイッチ7a1、7a2、7a3にそれぞれ接触
していくので、図4のように、各々の特殊踏段6a、6
b、6cについて、各検出スイッチ7a1、7a2、7
a3からの動作信号は、3つのパルス信号となる。した
がって、特殊踏段6aについてのモードSAは0から3
のモードを示し、同様に特殊踏段6b、6CのモードS
B、SCについても、それぞれモードSAより時間的に
ずれた0から3のモードとなる。
a3が特殊踏段6a、6b、6cの通過を検出した場合
の説明図であり、車椅子が上昇運転であるときの特殊踏
段6a、6b、6cのモード設定を示している。各々の
特殊踏段6a、6b、6cはその上昇時にトラス22内
の検出スイッチ7a1、7a2、7a3にそれぞれ接触
していくので、図4のように、各々の特殊踏段6a、6
b、6cについて、各検出スイッチ7a1、7a2、7
a3からの動作信号は、3つのパルス信号となる。した
がって、特殊踏段6aについてのモードSAは0から3
のモードを示し、同様に特殊踏段6b、6CのモードS
B、SCについても、それぞれモードSAより時間的に
ずれた0から3のモードとなる。
【0031】そして、これらのモードSA、SB、SC
を統合したモードは、0から9のモードとなる。図5
に、統合したモードとモードSA、SB、SCとの関係
を示す。モード0の状態は、いずれの特殊踏段6も検出
スイッチ7に接触していない状態であり、特殊踏段6は
形成されていない状態である。一方、モード9の状態は
全ての特殊階段6が検出スイッチ7に接触しており、3
個の特殊階段6が車椅子を搭載するに適した車椅子踏段
に形成完了した状態である。途中のモード1からモード
8は3個の特殊踏段6が車椅子踏段を形成している途中
にあることを示しており、モードの数字が大きくなるほ
ど車椅子踏段の形成が進んでいることを示している。
を統合したモードは、0から9のモードとなる。図5
に、統合したモードとモードSA、SB、SCとの関係
を示す。モード0の状態は、いずれの特殊踏段6も検出
スイッチ7に接触していない状態であり、特殊踏段6は
形成されていない状態である。一方、モード9の状態は
全ての特殊階段6が検出スイッチ7に接触しており、3
個の特殊階段6が車椅子を搭載するに適した車椅子踏段
に形成完了した状態である。途中のモード1からモード
8は3個の特殊踏段6が車椅子踏段を形成している途中
にあることを示しており、モードの数字が大きくなるほ
ど車椅子踏段の形成が進んでいることを示している。
【0032】本発明のモード設定手段12は、このよう
にして、特殊踏段6により形成される車椅子踏段がどの
程度の形成過程であるかをモードにより表現して更新記
憶している。そして、停電発生後の復電時には、初期設
定手段13にてこのモードを初期設定することになる。
にして、特殊踏段6により形成される車椅子踏段がどの
程度の形成過程であるかをモードにより表現して更新記
憶している。そして、停電発生後の復電時には、初期設
定手段13にてこのモードを初期設定することになる。
【0033】次に、図6に、停電発生時における主制御
装置1の処理内容を示す。この処理は、停電発生時に主
制御装置1の内部で発生する割り込み処理であり、停電
の発生により処理が始まる。ここで、本発明では停電が
発生しても、主制御装置1及びその記憶装置は、バッテ
リー等の非常用電源でバックアップされるように構成さ
れている。したがって、停電が発生しても主制御装置1
は動作可能であり、また記憶装置に処理結果の内容を記
憶させる動作の可能となっている。
装置1の処理内容を示す。この処理は、停電発生時に主
制御装置1の内部で発生する割り込み処理であり、停電
の発生により処理が始まる。ここで、本発明では停電が
発生しても、主制御装置1及びその記憶装置は、バッテ
リー等の非常用電源でバックアップされるように構成さ
れている。したがって、停電が発生しても主制御装置1
は動作可能であり、また記憶装置に処理結果の内容を記
憶させる動作の可能となっている。
【0034】このような状態で、いま停電が発生したと
すると、停電発生により主制御装置1が起動される(S
1)。まず、停電発生時の運転は車椅子運転中であるか
否かを判定し(S2)、車椅子運転中である場合には車
椅子停電フラグを設定し(S3)、エラー情報をセーブ
する(S4)。一方、車椅子運転中でないときは、車椅
子停電フラグの設定は行わず直接エラー情報をセーブす
る(S4)。そして、モード設定手段12で設定された
停電発生時のモードをセーブし(S5)、停電発生時の
処理は終了する(S6)。
すると、停電発生により主制御装置1が起動される(S
1)。まず、停電発生時の運転は車椅子運転中であるか
否かを判定し(S2)、車椅子運転中である場合には車
椅子停電フラグを設定し(S3)、エラー情報をセーブ
する(S4)。一方、車椅子運転中でないときは、車椅
子停電フラグの設定は行わず直接エラー情報をセーブす
る(S4)。そして、モード設定手段12で設定された
停電発生時のモードをセーブし(S5)、停電発生時の
処理は終了する(S6)。
【0035】ここで、ステップS3での車椅子停電フラ
グの設定情報は、図2に示したステップS4での判定に
使用される。また、ステップS5でセーブされた車椅子
運転のモードは、図2に示したステップS5での初期設
定の際に使用される。なお、図2に示したステップS5
での初期化処理は、復電時に主制御装置1が正常に起動
した場合、図2のステップS2での初期化処理のために
停電時の情報がクリアされてしまうので、運転継続のた
めの必要情報である車椅子運転のモードを再設定するた
めの処理である。
グの設定情報は、図2に示したステップS4での判定に
使用される。また、ステップS5でセーブされた車椅子
運転のモードは、図2に示したステップS5での初期設
定の際に使用される。なお、図2に示したステップS5
での初期化処理は、復電時に主制御装置1が正常に起動
した場合、図2のステップS2での初期化処理のために
停電時の情報がクリアされてしまうので、運転継続のた
めの必要情報である車椅子運転のモードを再設定するた
めの処理である。
【0036】以上述べたように、この第1の実施の形態
では、車椅子運転中に特殊踏段6の位置をトラス22内
の各検出スイッチ7との接触状態により常時把握してお
き、停電が発生した場合の最終位置を記憶する。その
後、電源が復電した場合には、この記憶した最終位置情
報を基に、車椅子運転を自動的に再開する。
では、車椅子運転中に特殊踏段6の位置をトラス22内
の各検出スイッチ7との接触状態により常時把握してお
き、停電が発生した場合の最終位置を記憶する。その
後、電源が復電した場合には、この記憶した最終位置情
報を基に、車椅子運転を自動的に再開する。
【0037】したがって、停電後の復電時においても車
椅子運転を継続して行うことができ、車椅子利用者に不
安感を与えることがない。つまり、サービスの向上を図
ることができる。
椅子運転を継続して行うことができ、車椅子利用者に不
安感を与えることがない。つまり、サービスの向上を図
ることができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図7は、本発明の第2の実施の形態を示す構成図で
ある。この第2の実施の形態は、主制御装置1に異常が
発生した場合に、車椅子運転を継続して行えるようにし
たものであり、図11に示した従来のものに対し、車椅
子運転中に主制御装置1に異常が発生したときに、車椅
子運転を継続するための補助制御装置23を追加して設
けたものである。
る。図7は、本発明の第2の実施の形態を示す構成図で
ある。この第2の実施の形態は、主制御装置1に異常が
発生した場合に、車椅子運転を継続して行えるようにし
たものであり、図11に示した従来のものに対し、車椅
子運転中に主制御装置1に異常が発生したときに、車椅
子運転を継続するための補助制御装置23を追加して設
けたものである。
【0039】すなわち、主制御部1は、車椅子運転切換
スイッチ8からの運転切換信号aが通常運転であるとき
は通常運転を行い、車椅子運転であるときは車椅子運転
を行う。そして、補助制御装置23は、主制御装置1が
車椅子運転中に異常となったときは主制御装置1に代わ
って車椅子運転を行う。
スイッチ8からの運転切換信号aが通常運転であるとき
は通常運転を行い、車椅子運転であるときは車椅子運転
を行う。そして、補助制御装置23は、主制御装置1が
車椅子運転中に異常となったときは主制御装置1に代わ
って車椅子運転を行う。
【0040】図7において、主制御装置1が正常である
とする。この場合は、図11に示した従来例と同様に、
車椅子利用者11がエスカレータを利用する場合には、
まず係員10により車椅子運転選択スイッチ8が押さ
れ、その運転選択信号aにより、主制御装置1は踏段変
形装置9に踏段変形指令信号bを出力し踏段変形装置9
を駆動すると共に、電動機駆動装置2に車椅子運転指令
を出力して主電動機3を駆動し動力伝達装置4を介して
エスカレータを制御する。これにより、特殊踏段6は車
椅子踏段を形成し車椅子運転となる。
とする。この場合は、図11に示した従来例と同様に、
車椅子利用者11がエスカレータを利用する場合には、
まず係員10により車椅子運転選択スイッチ8が押さ
れ、その運転選択信号aにより、主制御装置1は踏段変
形装置9に踏段変形指令信号bを出力し踏段変形装置9
を駆動すると共に、電動機駆動装置2に車椅子運転指令
を出力して主電動機3を駆動し動力伝達装置4を介して
エスカレータを制御する。これにより、特殊踏段6は車
椅子踏段を形成し車椅子運転となる。
【0041】そして、特殊踏段6が次階床に到着した
ら、検出スイッチ7が動作し、その動作信号cにより主
制御装置1はエスカレータの運転を停止もしくは徐行運
転すし、車椅子利用者11が降車すると通常運転に復帰
する。一方、通常運転のときは通常踏段5のままでの運
転を行う。
ら、検出スイッチ7が動作し、その動作信号cにより主
制御装置1はエスカレータの運転を停止もしくは徐行運
転すし、車椅子利用者11が降車すると通常運転に復帰
する。一方、通常運転のときは通常踏段5のままでの運
転を行う。
【0042】すなわち、主制御装置1が正常な場合に
は、電動機駆動装置2は主制御装置1により制御され
る。一方、車椅子利用者11が乗車する場合には、係員
10が車椅子運転スイッチ8により車椅子運伝を選択す
る。そうすると、その運転選択信号aが主制御装置1に
入力され、主制御装置1は踏段変形装置9を駆動し特殊
踏段6を平坦にすることにより車椅子踏段を形成する。
は、電動機駆動装置2は主制御装置1により制御され
る。一方、車椅子利用者11が乗車する場合には、係員
10が車椅子運転スイッチ8により車椅子運伝を選択す
る。そうすると、その運転選択信号aが主制御装置1に
入力され、主制御装置1は踏段変形装置9を駆動し特殊
踏段6を平坦にすることにより車椅子踏段を形成する。
【0043】この車椅子運転中に主制御装置1が異常に
なった場合には、その主制御装置1が発報する異常信号
dを補助制御装置9が受取り、そのトリガにより補助制
御装置9は電動機駆動装置2を制御する。一方、車椅子
利用者11が搭乗していない場合、つまり通常運転の場
合には、主制御装置1が異常となっても補助制御装置2
3は起動せずエスカレータ運転を続ける。
なった場合には、その主制御装置1が発報する異常信号
dを補助制御装置9が受取り、そのトリガにより補助制
御装置9は電動機駆動装置2を制御する。一方、車椅子
利用者11が搭乗していない場合、つまり通常運転の場
合には、主制御装置1が異常となっても補助制御装置2
3は起動せずエスカレータ運転を続ける。
【0044】図8は、補助制御装置23の処理内容を示
すフローチャートである。主制御装置1に異常が発生し
たか否かを常時監視しており(S1)、主制御装置1に
異常が発生したと判定したときは、車椅子運転中か否か
を判定する(S2)。この判定は、車椅子利用者11が
乗り込んだ後か否かを判定することにより行う。すなわ
ち、特殊踏段6が車椅子踏段の形成を完了し主電動機3
が駆動中であることにより判定する。この判定で車椅子
運転中でないと判定されたときは補助制御装置9はエス
カレータの制御は行わない。
すフローチャートである。主制御装置1に異常が発生し
たか否かを常時監視しており(S1)、主制御装置1に
異常が発生したと判定したときは、車椅子運転中か否か
を判定する(S2)。この判定は、車椅子利用者11が
乗り込んだ後か否かを判定することにより行う。すなわ
ち、特殊踏段6が車椅子踏段の形成を完了し主電動機3
が駆動中であることにより判定する。この判定で車椅子
運転中でないと判定されたときは補助制御装置9はエス
カレータの制御は行わない。
【0045】一方、この判定で車椅子運転中であると判
定されたときは、補助制御装置9による車椅子運転を開
始し、電動機駆動装置2により、主制御装置1が異常と
なった時点と同方向性に主電動機3を駆動させる(S
3)。つまり、車椅子利用者の救出運転を開始する。そ
の後、乗降口部に設けられた検出スイッチ7の動作信号
cに基づいて、特殊踏段6で形成された車椅子踏段が階
床に到着したか否かを判定し(S4)、車椅子踏段が階
床に到着したと判定されたときは、エスカレータ運転は
停止される(S5)。
定されたときは、補助制御装置9による車椅子運転を開
始し、電動機駆動装置2により、主制御装置1が異常と
なった時点と同方向性に主電動機3を駆動させる(S
3)。つまり、車椅子利用者の救出運転を開始する。そ
の後、乗降口部に設けられた検出スイッチ7の動作信号
cに基づいて、特殊踏段6で形成された車椅子踏段が階
床に到着したか否かを判定し(S4)、車椅子踏段が階
床に到着したと判定されたときは、エスカレータ運転は
停止される(S5)。
【0046】これにより、車椅子使用者11は係員10
の簡単な補助により救出される。したがって、主制御装
置1の異常により主制御装置1による制御が停止しても
車椅子利用者11の途中階での缶詰は回避され、車椅子
利用者を缶詰状態から救出することができる。
の簡単な補助により救出される。したがって、主制御装
置1の異常により主制御装置1による制御が停止しても
車椅子利用者11の途中階での缶詰は回避され、車椅子
利用者を缶詰状態から救出することができる。
【0047】ここで、この補助制御装置23による制御
は、主制御装置1が異常となった場合の車椅子利用者1
1の救出運転であるので、主制御装置1による車椅子運
転の場合と異なり緩やかな速度で運転するようにしても
良い。この場合は、より安全に救出できる。また、主制
御装置1による車椅子運転と同じ運転速度で運転し、運
転速度を落とさない制御とすることも可能である。この
場合は、より迅速な救出と復旧作業が可能となる。この
第1の実施の形態では、主制御装置1による車椅子運転
と同じ運転速度で運転するようにしている。
は、主制御装置1が異常となった場合の車椅子利用者1
1の救出運転であるので、主制御装置1による車椅子運
転の場合と異なり緩やかな速度で運転するようにしても
良い。この場合は、より安全に救出できる。また、主制
御装置1による車椅子運転と同じ運転速度で運転し、運
転速度を落とさない制御とすることも可能である。この
場合は、より迅速な救出と復旧作業が可能となる。この
第1の実施の形態では、主制御装置1による車椅子運転
と同じ運転速度で運転するようにしている。
【0048】図9は、主制御装置1と補助制御装置23
との切換論理回路の説明図である。主制御装置1が正常
であるときには、主制御装置1の電動機駆動指令回路2
4からの指令信号s1により電動機駆動装置2は駆動さ
れている。すなわち、電動機駆動指令回路24からの指
令信号は出力回路25を介して電動機駆動装置2に出力
される。
との切換論理回路の説明図である。主制御装置1が正常
であるときには、主制御装置1の電動機駆動指令回路2
4からの指令信号s1により電動機駆動装置2は駆動さ
れている。すなわち、電動機駆動指令回路24からの指
令信号は出力回路25を介して電動機駆動装置2に出力
される。
【0049】主制御装置1に異常が発生すると、その異
常は異常検出器26により検出され、異常信号dは補助
制御装置23に出力される。補助制御装置23はAND
回路27、28を有しており、異常信号dはAND回路
27に入力される。AND回路28は、特殊踏段6が車
椅子踏段を形成完了したことを示す踏段形成完了信号e
と、車椅子利用者が車椅子踏段に乗り込んだことを示す
乗込完了信号fとの双方が成立したときに論理信号
「1」を出力する。したがって、AND回路28の出力
が成立しているときは、エスカレータが車椅子運転中で
あることを示すことになる。
常は異常検出器26により検出され、異常信号dは補助
制御装置23に出力される。補助制御装置23はAND
回路27、28を有しており、異常信号dはAND回路
27に入力される。AND回路28は、特殊踏段6が車
椅子踏段を形成完了したことを示す踏段形成完了信号e
と、車椅子利用者が車椅子踏段に乗り込んだことを示す
乗込完了信号fとの双方が成立したときに論理信号
「1」を出力する。したがって、AND回路28の出力
が成立しているときは、エスカレータが車椅子運転中で
あることを示すことになる。
【0050】AND回路27にはAND回路28の出力
信号が入力されており、車椅子運転中であり、かつ主制
御装置1に異常信号dが発生したときに、論理値「1」
の信号を出力することになる。したがって、AND回路
27からは、主制御装置1が車椅子運転をしておりその
状態で異常となったときに、主制御装置1から補助制御
装置23への切換信号gが出力されることになる。
信号が入力されており、車椅子運転中であり、かつ主制
御装置1に異常信号dが発生したときに、論理値「1」
の信号を出力することになる。したがって、AND回路
27からは、主制御装置1が車椅子運転をしておりその
状態で異常となったときに、主制御装置1から補助制御
装置23への切換信号gが出力されることになる。
【0051】この切換信号gは出力回路25に出力さ
れ、接点25bを開き接点25aを閉じて、主制御装置
1の電動機駆動指令回路24からの指令信号s1を、補
助制御装置23の電動機駆動指令回路29からの指令信
号s2に切り換える。これにより、補助制御装置23の
電動機駆動指令回路29からの指令信号s2が電動機駆
動装置2に出力され、補助制御装置23による制御に切
り換わる。
れ、接点25bを開き接点25aを閉じて、主制御装置
1の電動機駆動指令回路24からの指令信号s1を、補
助制御装置23の電動機駆動指令回路29からの指令信
号s2に切り換える。これにより、補助制御装置23の
電動機駆動指令回路29からの指令信号s2が電動機駆
動装置2に出力され、補助制御装置23による制御に切
り換わる。
【0052】また、主制御装置1の異常検出器26から
の異常信号d及びAND回路27からの切換信号gは、
安全回路駆動回路30に出力される。安全回路駆動回路
30は、主制御装置1に異常が発生し(接点30b)、
補助制御装置23への切換が行われず(接点30a
1)、かつ車椅子運転選択スイッチ8により車椅子運転
が選択されていない(接点30a2)状態で、安全回路
31を動作させるものである。このように、安全回路3
1は電源入力が断となったときに動作する。
の異常信号d及びAND回路27からの切換信号gは、
安全回路駆動回路30に出力される。安全回路駆動回路
30は、主制御装置1に異常が発生し(接点30b)、
補助制御装置23への切換が行われず(接点30a
1)、かつ車椅子運転選択スイッチ8により車椅子運転
が選択されていない(接点30a2)状態で、安全回路
31を動作させるものである。このように、安全回路3
1は電源入力が断となったときに動作する。
【0053】ここで、図9では、出力回路25は、AN
D回路27からの切換信号gの成立により主制御装置1
から補助制御装置23へ切換え、切換信号gが不成立に
なると補助制御装置23から主制御装置1に切り換える
ように構成されている。すなわち、主制御装置1が正常
復帰すると、補助制御装置23による車椅子運転中(車
椅子の救出運転中)であっても、補助制御装置23から
主制御装置1への制御切換が行われることになる。この
場合、その切り換わり時に係員10を必要とする場合が
あるので、補助制御装置23による車椅子運転の終了後
に主制御装置1への切換を行うようにすることも可能で
ある。
D回路27からの切換信号gの成立により主制御装置1
から補助制御装置23へ切換え、切換信号gが不成立に
なると補助制御装置23から主制御装置1に切り換える
ように構成されている。すなわち、主制御装置1が正常
復帰すると、補助制御装置23による車椅子運転中(車
椅子の救出運転中)であっても、補助制御装置23から
主制御装置1への制御切換が行われることになる。この
場合、その切り換わり時に係員10を必要とする場合が
あるので、補助制御装置23による車椅子運転の終了後
に主制御装置1への切換を行うようにすることも可能で
ある。
【0054】この場合、出力回路25を自己保持回路で
構成し、補助制御装置23の車椅子運転の終了を条件に
自己保持回路を解除するように構成する。これにより、
補助制御装置23による車椅子運転中(救出運転中)
は、主制御装置1が正常復帰しても、主制御装置1の出
力信号を無視し、救出終了まで補助制御装置23による
制御を継続する。そして、車椅子利用者の降車後に、主
制御装置1の制御による運転を再開する。その場合、上
述の自己保持回路の解除を、手動で行い主制御装置1を
再起動するようにしても良い。
構成し、補助制御装置23の車椅子運転の終了を条件に
自己保持回路を解除するように構成する。これにより、
補助制御装置23による車椅子運転中(救出運転中)
は、主制御装置1が正常復帰しても、主制御装置1の出
力信号を無視し、救出終了まで補助制御装置23による
制御を継続する。そして、車椅子利用者の降車後に、主
制御装置1の制御による運転を再開する。その場合、上
述の自己保持回路の解除を、手動で行い主制御装置1を
再起動するようにしても良い。
【0055】このように、補助制御装置23による車椅
子運転中に主制御装置1が正常復帰している場合、補助
制御装置23による車椅子運転の終了後に、主制御装置
1の制御を再開するようにすれば、係員を必要としない
より早い通常運転への復帰が可能となる。
子運転中に主制御装置1が正常復帰している場合、補助
制御装置23による車椅子運転の終了後に、主制御装置
1の制御を再開するようにすれば、係員を必要としない
より早い通常運転への復帰が可能となる。
【0056】次に、図10に、本発明の第3の実施の形
態を示す。この第3の実施の形態は、図7に示した第2
の実施の形態に対し、補助制御装置23が車椅子運転を
開始したことを出力する出力装置32を追加して設けた
ものである。
態を示す。この第3の実施の形態は、図7に示した第2
の実施の形態に対し、補助制御装置23が車椅子運転を
開始したことを出力する出力装置32を追加して設けた
ものである。
【0057】図10において、補助制御装置23による
車椅子運転中(救出運転中)に車椅子利用者11と係員
10の不安感を低減させるために、正常運転中ではない
ことを外部に知らせる出力装置32を設けている。この
出力装置は主制御部1から補助制御部23にエスカレー
タの制御が切換わったことを出力するものであり、表示
装置で構成されている。係員10は、この出力装置32
の表示を見て補助制御装置23による運転であることを
確認することができるので、より迅速で的確な対応をと
れるようになる。ここで、出力装置32としては、表示
装置に限らず音による出力装置、例えば音声出力装置を
用いても良く、表示装置との併用でも良い。
車椅子運転中(救出運転中)に車椅子利用者11と係員
10の不安感を低減させるために、正常運転中ではない
ことを外部に知らせる出力装置32を設けている。この
出力装置は主制御部1から補助制御部23にエスカレー
タの制御が切換わったことを出力するものであり、表示
装置で構成されている。係員10は、この出力装置32
の表示を見て補助制御装置23による運転であることを
確認することができるので、より迅速で的確な対応をと
れるようになる。ここで、出力装置32としては、表示
装置に限らず音による出力装置、例えば音声出力装置を
用いても良く、表示装置との併用でも良い。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、本発
明のエスカレータの制御装置では、車椅子運転中に特殊
踏段の位置を常時把握し、停電が発生し復電した場合に
は特殊踏段のモードを基に、車椅子運転を自動的に再開
するようにしたので、停電後の復電時にもサービス性の
向上を図ることができる。
明のエスカレータの制御装置では、車椅子運転中に特殊
踏段の位置を常時把握し、停電が発生し復電した場合に
は特殊踏段のモードを基に、車椅子運転を自動的に再開
するようにしたので、停電後の復電時にもサービス性の
向上を図ることができる。
【0059】また、車椅子運転中に主制御装置が異常と
なった場合でも、車椅子運転を止めることなく車椅子利
用者を次階床まで運搬できるので、エスカレータのサー
ビス性を向上することができる。
なった場合でも、車椅子運転を止めることなく車椅子利
用者を次階床まで運搬できるので、エスカレータのサー
ビス性を向上することができる。
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す全体
構成図である。
構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における主
制御装置の処理内容を示すフローチャートである。
制御装置の処理内容を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態での検出ス
イッチと特殊踏段との関係を示した説明図である。
イッチと特殊踏段との関係を示した説明図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態での検出ス
イッチが特殊踏段の通過を検出した場合の説明図であ
る。
イッチが特殊踏段の通過を検出した場合の説明図であ
る。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態におけるモ
ード設定手段で設定される車椅子運転モードの説明図で
ある。
ード設定手段で設定される車椅子運転モードの説明図で
ある。
【図6】図6は、本発明の第1の実施の形態における主
制御装置の停電発生時の処理内容を示すフローチャート
である。
制御装置の停電発生時の処理内容を示すフローチャート
である。
【図7】図7は、本発明の第2の実施の形態を示す構成
図である。
図である。
【図8】図8は、本発明の第2の実施の形態における補
助制御装置の処理内容を示すフローチャートである。
助制御装置の処理内容を示すフローチャートである。
【図9】図9は、主制御装置と補助制御装置との切換論
理回路の説明図である。
理回路の説明図である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。
構成図である。
【図11】図11は、従来例の説明図である。
1 主制御装置 2 電動機駆動装置 3 主電動機 4 動力伝達装置 5 通常踏段 6 特殊踏段 7 検出スイッチ 8 車椅子運転選択スイッチ 9 踏段変形装置 10 係員 11 車椅子利用者 12 モード設定手段 13 初期設定手段 14 三相交流電源 15 回生装置 16 インバータ装置 17 トランス 18 整流器 19 上階入出力装置 20 下階入出力装置 21 ブレーキ 22 トラス 23 補助制御装置 24 電動機駆動指令回路 25 出力回路 26 異常検出器 27 AND回路 28 AND回路 29 電動機駆動指令回路 30 安全回路駆動回路 31 安全回路 32 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幡野 一尋 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 中島 豊 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 車椅子を乗せることが可能な特殊踏段を
有し、車椅子運転切換スイッチにより通常運転と車椅子
運転とを切り換えて運転するようにしたエスカレータの
制御装置において、前記特殊踏段が乗降口部を通過した
情報に基づいて前記車椅子運転のモードを設定するモー
ド設定手段と、車椅子運転中に停電となり復電したとき
は停電発生時のモードに合致するように初期設定を行う
初期設定手段とを備えたことを特徴とするエスカレータ
の制御装置。 - 【請求項2】 車椅子を乗せることが可能な特殊踏段を
有し、車椅子運転切換スイッチにより通常運転と車椅子
運転とを切り換えて運転するようにしたエスカレータの
制御装置において、前記車椅子運転切換スイッチが通常
運転を選択しているときは通常運転を行い車椅子運転を
選択しているときは車椅子運転を行う主制御装置と、前
記主制御装置が車椅子運転中に異常となったときは前記
主制御装置に代わって前記車椅子運転を行う補助制御装
置とを備えたことを特徴とするエスカレータの制御装
置。 - 【請求項3】 前記補助制御装置が車椅子運転を開始し
たことを出力する出力装置を設けたことを特徴とする請
求項2に記載のエスカレータの制御装置。 - 【請求項4】 前記補助制御装置は、前記特殊踏段が車
椅子利用者の降車可能な階床位置に到達するまで車椅子
運転を行うようにしたことを特徴とする請求項2又は請
求項3に記載の記載のエスカレータの制御装置。 - 【請求項5】 前記補助制御装置による車椅子運転の運
転速度は、前記主制御装置による車椅子運転の運転速度
と同じ運転速度としたことを特徴とする請求項2乃至請
求項4に記載のエスカレータの制御装置。 - 【請求項6】 前記補助制御装置の車椅子運転中に前記
主制御装置が正常復帰したときは、車椅子運転中は主制
御装置への制御の切換は禁止し、前記補助制御装置の車
椅子運転完了後に前記主制御装置の運転を再開させるよ
うにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項5に記載
のエスカレータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7538496A JPH09240978A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エスカレータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7538496A JPH09240978A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エスカレータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09240978A true JPH09240978A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13574655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7538496A Pending JPH09240978A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エスカレータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09240978A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1179642A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-23 | Toshiba Elevator Kk | 車いす用踏段付きエスカレータの制御装置 |
| JP2003341969A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | エスカレータ制御システム |
| JP2019142699A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 株式会社日立ビルシステム | 乗客コンベア |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP7538496A patent/JPH09240978A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1179642A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-23 | Toshiba Elevator Kk | 車いす用踏段付きエスカレータの制御装置 |
| JP2003341969A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Toshiba Elevator Co Ltd | エスカレータ制御システム |
| JP2019142699A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 株式会社日立ビルシステム | 乗客コンベア |
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