JPH09241205A - ヒノキチオールの易溶化方法 - Google Patents
ヒノキチオールの易溶化方法Info
- Publication number
- JPH09241205A JPH09241205A JP7110196A JP7110196A JPH09241205A JP H09241205 A JPH09241205 A JP H09241205A JP 7110196 A JP7110196 A JP 7110196A JP 7110196 A JP7110196 A JP 7110196A JP H09241205 A JPH09241205 A JP H09241205A
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- JP
- Japan
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- hinokitiol
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- water
- organic solvent
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- Pending
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】極めて少ない有機溶媒添加量と多量の水添加量
でも、透明で白濁がなく、水系食品にも使用可能なヒノ
キチオール溶液を得ること。 【解決手段】ヒノキチオールを溶液化するに際し、HL
B17以上のショ糖脂肪酸エステルを使用する。
でも、透明で白濁がなく、水系食品にも使用可能なヒノ
キチオール溶液を得ること。 【解決手段】ヒノキチオールを溶液化するに際し、HL
B17以上のショ糖脂肪酸エステルを使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品保存に用いら
れるヒノキチオールを溶液化する場合の易溶化方法に関
する。
れるヒノキチオールを溶液化する場合の易溶化方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ヒノキチオールは、強い抗菌作用を持つ
天然物質として既知の物質であり、近年、化学合成品以
外の食品添加物リストにも収載され、食品用の保存料と
して使用されるに至っている。このようなヒノキチオー
ルを、保存すべき食品に使用するには、溶液化を必要と
する。ヒノキチオール溶液は、通常、エタノール、アセ
トン、エーテル等の有機溶媒に溶解し、これに水を添加
することで得ることができる。
天然物質として既知の物質であり、近年、化学合成品以
外の食品添加物リストにも収載され、食品用の保存料と
して使用されるに至っている。このようなヒノキチオー
ルを、保存すべき食品に使用するには、溶液化を必要と
する。ヒノキチオール溶液は、通常、エタノール、アセ
トン、エーテル等の有機溶媒に溶解し、これに水を添加
することで得ることができる。
【0003】ところで、ヒノキチオールは、上記有機溶
媒には易溶である反面、水には難溶であるという性質を
有しているため、得られるヒノキチオール溶液は、有機
溶媒添加量が相対的に多ければ透明となり、水添加量が
相対的に多ければ白濁する。したがって、食品保存に適
したヒノキチオール溶液を作り出すには、これらの性質
を前提としたうえで、有機溶媒と水との添加量を調整
し、透明な溶液とすることが重要な要素となっていた。
媒には易溶である反面、水には難溶であるという性質を
有しているため、得られるヒノキチオール溶液は、有機
溶媒添加量が相対的に多ければ透明となり、水添加量が
相対的に多ければ白濁する。したがって、食品保存に適
したヒノキチオール溶液を作り出すには、これらの性質
を前提としたうえで、有機溶媒と水との添加量を調整
し、透明な溶液とすることが重要な要素となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来調整溶液の場合、これを透明な溶液にすると、必然的
に有機溶媒の多量添加を伴なうことになるので、保存す
べき食品に有機溶媒の味が移行してしまい、該食品本来
の食味を損なうことになる。また、有機溶媒添加量を極
力減らして保存すべき食品の本来的な食味を優先する
と、ヒノキチオールの水難溶性により、溶液が白濁して
しまい、その結果、食品自体にも白濁、変色等の弊害が
生じる。したがって、従来調整溶液では、油脂系の食
品、例えば、食用油、マーガリン、ショートニング、生
クリーム等への使用は可能であっても、水系の食品、例
えば、野菜などの水煮液、ノンオイルの調味液等へは使
用できなかった。
来調整溶液の場合、これを透明な溶液にすると、必然的
に有機溶媒の多量添加を伴なうことになるので、保存す
べき食品に有機溶媒の味が移行してしまい、該食品本来
の食味を損なうことになる。また、有機溶媒添加量を極
力減らして保存すべき食品の本来的な食味を優先する
と、ヒノキチオールの水難溶性により、溶液が白濁して
しまい、その結果、食品自体にも白濁、変色等の弊害が
生じる。したがって、従来調整溶液では、油脂系の食
品、例えば、食用油、マーガリン、ショートニング、生
クリーム等への使用は可能であっても、水系の食品、例
えば、野菜などの水煮液、ノンオイルの調味液等へは使
用できなかった。
【0005】本発明は、少量添加の有機溶媒と多量添加
の水によっても、透明で白濁がなく、油脂系食品のみな
らず水系食品へも使用できるヒノキチオール溶液を得る
ことを目的とするものである。
の水によっても、透明で白濁がなく、油脂系食品のみな
らず水系食品へも使用できるヒノキチオール溶液を得る
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、有機溶媒添
加量を少量にしたうえで、ヒノキチオールの水難溶性を
解決できないか鋭意研究を重ねた結果、高いHLBを有
するショ糖脂肪酸エステルがヒノキチオールを水に溶解
させることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、
本発明は、ヒノキチオールを溶液化するに際し、HLB
17以上のショ糖脂肪酸エステルを使用することによ
り、ヒノキチオールを易溶化する方法である。
加量を少量にしたうえで、ヒノキチオールの水難溶性を
解決できないか鋭意研究を重ねた結果、高いHLBを有
するショ糖脂肪酸エステルがヒノキチオールを水に溶解
させることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、
本発明は、ヒノキチオールを溶液化するに際し、HLB
17以上のショ糖脂肪酸エステルを使用することによ
り、ヒノキチオールを易溶化する方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】結晶ヒノキチオールを少量の有機
溶媒、例えば、エタノールに溶解して得られた溶液に、
HLB17以上のショ糖脂肪酸エステル少量を加え、溶
解させた後、これに水を添加すると、ヒノキチオール
は、水に容易に溶解し、透明なヒノキチオール溶液を得
ることができる。本発明方法の対象は食品の加工である
ので、使用するショ糖脂肪酸エステルも食品添加物であ
ることが必要である。
溶媒、例えば、エタノールに溶解して得られた溶液に、
HLB17以上のショ糖脂肪酸エステル少量を加え、溶
解させた後、これに水を添加すると、ヒノキチオール
は、水に容易に溶解し、透明なヒノキチオール溶液を得
ることができる。本発明方法の対象は食品の加工である
ので、使用するショ糖脂肪酸エステルも食品添加物であ
ることが必要である。
【0008】
(実施例1)ヒノキチオールのショ糖脂肪酸エステルに
よる易溶化 コルベンに結晶ヒノキチオール10gを40gのエタノ
ールで溶解した溶液を入れて6検体作製し、これらに、
それぞれHLB15〜20のショ糖脂肪酸エステル40
gを加え、80℃程度に加温、攪拌しながら溶解させ
る。これらを室温(約20℃)まで冷却後、それぞれに
水910gを加え、攪拌溶解することにより、ヒノキチ
オール1%、エタノール4%、ショ糖脂肪酸エステル4
%のヒノキチオールA溶液を得た。得られたヒノキチオ
ール溶液Aは、表1に示すように、ショ糖脂肪酸エステ
ルのHLB値が17以上で、白濁のない透明な状態とな
った。
よる易溶化 コルベンに結晶ヒノキチオール10gを40gのエタノ
ールで溶解した溶液を入れて6検体作製し、これらに、
それぞれHLB15〜20のショ糖脂肪酸エステル40
gを加え、80℃程度に加温、攪拌しながら溶解させ
る。これらを室温(約20℃)まで冷却後、それぞれに
水910gを加え、攪拌溶解することにより、ヒノキチ
オール1%、エタノール4%、ショ糖脂肪酸エステル4
%のヒノキチオールA溶液を得た。得られたヒノキチオ
ール溶液Aは、表1に示すように、ショ糖脂肪酸エステ
ルのHLB値が17以上で、白濁のない透明な状態とな
った。
【0009】
【表1】
【0010】(比較例)ヒノキチオールのエタノールに
よる溶液化 コルベンに結晶ヒノキチオール10gを40g〜400
gのエタノールでそれぞれ溶解した溶液を入れて8検体
作製し、これらにそれぞれ、ヒノキチオールが1%とな
るような割合で表2に示す量の水を加えて各ヒノキチオ
ール溶液Bを得た。得られた各ヒノキチオール溶液Bの
状態は、表2の通りとなった。
よる溶液化 コルベンに結晶ヒノキチオール10gを40g〜400
gのエタノールでそれぞれ溶解した溶液を入れて8検体
作製し、これらにそれぞれ、ヒノキチオールが1%とな
るような割合で表2に示す量の水を加えて各ヒノキチオ
ール溶液Bを得た。得られた各ヒノキチオール溶液Bの
状態は、表2の通りとなった。
【0011】
【表2】
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明方法によれば、極
めて少ないエタノール添加量で透明なヒノキチオール溶
液を得ることができ、従来法では白濁等の不都合の生じ
ていた水系食品への添加が容易となり、保存すべき食品
本来の食味の維持および該食品の白濁化を防ぐことがで
きた。
めて少ないエタノール添加量で透明なヒノキチオール溶
液を得ることができ、従来法では白濁等の不都合の生じ
ていた水系食品への添加が容易となり、保存すべき食品
本来の食味の維持および該食品の白濁化を防ぐことがで
きた。
Claims (1)
- 【請求項1】ヒノキチオールを溶液化するに際し、HL
B17以上のショ糖脂肪酸エステルを使用することを特
徴とするヒノキチオールの易溶化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110196A JPH09241205A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | ヒノキチオールの易溶化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110196A JPH09241205A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | ヒノキチオールの易溶化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09241205A true JPH09241205A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13450825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110196A Pending JPH09241205A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | ヒノキチオールの易溶化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09241205A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215218A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center | 種子消毒剤及び種子消毒方法 |
| JP2019026603A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | ライオン株式会社 | 忌避剤組成物 |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP7110196A patent/JPH09241205A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215218A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center | 種子消毒剤及び種子消毒方法 |
| JP2019026603A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | ライオン株式会社 | 忌避剤組成物 |
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