JPH09242084A - 地中梁用型枠および基礎型枠の施工方法 - Google Patents

地中梁用型枠および基礎型枠の施工方法

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JPH09242084A
JPH09242084A JP5216896A JP5216896A JPH09242084A JP H09242084 A JPH09242084 A JP H09242084A JP 5216896 A JP5216896 A JP 5216896A JP 5216896 A JP5216896 A JP 5216896A JP H09242084 A JPH09242084 A JP H09242084A
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underground beam
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reinforcing bar
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KOSHIN KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配筋,配筋補強作業を殆ど不要にし、上方空間
を長時間占拠することなく施工する。 【解決手段】少なくとも一定間隔を介して側面枠板11
4が組付けられ内部にコンクリート打設間隙115が設
けられた型枠本体11と、型枠本体11のコンクリート
打設間隙115に配筋固定され型枠本体11の端口から
一定長突出した鉄筋12とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中梁用型枠およ
び基礎型枠の施工方法に関する。さらに詳しくは、地中
梁用型枠における鉄筋の配筋構造に係る改良と、この地
中梁用型枠を利用した新規な基礎型枠の施工方法にとに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎型枠,基礎型枠の施工方法と
しては、例えば、本出願人が先に提案した特開平6−3
46463号に記載のものがある。
【0003】この本出願人の先提案に係る基礎型枠,基
礎型枠の施工方法は、根切り溝の余掘り量を減量するこ
と等を指向して埋め殺しにするユニット型の捨型枠に構
成してなるもので、根切り溝に建込まれた基礎型枠の上
方で鉄筋を組付けてそのまま基礎型枠の内部に落込み配
筋するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の本出願人
の先提案に係る基礎型枠,基礎型枠の施工方法では、鉄
筋の落込み配筋の際に、鉄筋を基礎型枠の枠板等に位置
決め調整して固定する配筋補助作業が要求されるが、基
礎型枠が狭い地中梁用型枠である場合に配筋補助作業が
困難になるという問題点がある。さらに、鉄筋の組付け
作業によって長時間基礎型枠の上方空間を占拠してしま
うため、他の工事の邪魔になるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、配筋,配筋補助作業を殆ど不要にし、上
方空間を長時間占拠することなく施工することができる
ようにした地中梁用型枠と、この地中梁用型枠を利用し
た基礎型枠の施工方法とを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る地中梁用型枠は、請求項1に記載のよ
うに、少なくとも一定間隔を介して側面枠板が組付けら
れ内部にコンクリート打設間隙が設けられた型枠本体
と、型枠本体のコンクリート打設間隙に配筋固定され型
枠本体の端口から一定長突出した鉄筋とからなる手段を
採用する。
【0007】また、本発明に係る基礎型枠の施工方法
は、請求項2に記載のように、独立基礎用型枠を建込ん
だ後に、請求項1の地中梁用型枠を地中梁用の根切り溝
に落込んで建込みし、地中梁用型枠の端口から突出した
鉄筋を独立基礎用型枠の内部に突入させ、独立基礎用型
枠の内部で地中梁用型枠の鉄筋を直接または間接に連結
することを特徴とする。
【0008】前述の手段によると、請求項1では、型枠
本体に鉄筋が配筋固定されているため、型枠本体を建込
めば鉄筋の配筋も完了することになる。型枠本体,鉄筋
は、工場で一体的に製造して工事現場に搬入することが
できる。型枠本体の端口から突出した鉄筋は、他の型枠
本体の鉄筋との連結に供される。
【0009】また、請求項2では、比較的広い独立基礎
用型枠の内部で比較的容易な作業の下で鉄筋が連結され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る地中梁用型枠
および基礎型枠の施工方法の実施例を図面に基いて説明
する。
【0011】この実施例の基礎型枠の一部を構成する地
中梁用型枠1は、図1,図2に示すように、型枠本体1
1,鉄筋12,スペーサ13とからなる。
【0012】型枠本体11は、図2に詳細に示されるよ
うに、天端フレ止板111,中央フレ止板112,下端
フレ止板113を介して一定間隔で相対して2枚の側面
枠板114が組付けられ、内部にコンクリート打設間隙
115が形成されている。側面枠板114は、薄性材の
波板を採用して、軽量化と一定の耐圧強度とが確保され
ている。この側面枠板114と天端フレ止板111,下
端フレ止板113とは、L字形のアングル116を介し
てボルト117で固定されている。また、この側面枠板
114と中央フレ止板112とは、溶接で固定されてい
る。さらに、この両側面枠板114の間には、座金11
8を介してセパレータ119が掛け渡されている。
【0013】鉄筋12は、図2に詳細に示されるよう
に、型枠本体11の長さ方向へ複数段に配筋された主筋
121と、主筋121全体の周囲を囲むフープ筋122
と、中段部分の主筋121に掛け渡された腹筋123と
からなる。この主筋121,フープ筋122,腹筋12
3は、溶接,番線結束等によって組付けられている。ま
た、フープ筋122と型枠本体11のセパレータ119
とは、スポット溶接で固定されている。なお、この鉄筋
12は、図1に示すように、型枠本体11の端口から一
定長が突出している。ただし、突出した鉄筋12の各主
筋121の突出長は、不統一に設定され、後述の連結の
継目に応力が集中するのを避けている。
【0014】スペーサ13は、山形に形成されてなるも
ので、型枠本体11の下端フレ止板113に固定されて
鉄筋12の全体を長さ方向に亘って支承している。又、
型枠本体11の下端内側壁には対のトラス筋14を長さ
方向に亘って添設することができる。これによって型枠
本体11と鉄筋12の撓みに対する補強を行なうことが
できる。
【0015】この実施例の地中梁用型枠1は、型枠本体
11のセパレータ119と鉄筋12のフープ筋122と
を介して、型枠本体11,鉄筋12,スペーサ13の全
体が強固に組付けられている。従って、全体を工場で製
造し、トラック等で工事現場まで損壊せずに搬送するこ
とができる。さらに、工事現場まで搬送した後には、ク
レーン等で吊持して、地中梁用の根切り溝2に落込んで
建込みすることができる。なお、この地中梁用型枠1の
建込みの完了は、型枠本体11,鉄筋12が一体化され
ていることにより、地中梁用型枠1のコンクリート打設
間隙115における鉄筋12の配筋の完了をも意味する
ことになる。
【0016】このため、この実施例によると、狭い地中
梁用型枠1のコンクリート打設間隙115の内部での配
筋作業,配筋補助作業が不要となるため、型枠工事の施
工期間が短縮されることになる。また、地中梁用の根切
り溝2の上方空間を長時間占拠することがないため、他
の工事の邪魔になることがなく工事全体の施工期間が短
縮されることになる。
【0017】この実施例の地中梁用型枠1は、地中梁用
の根切り溝2に建込まれることにより、鉄筋12の型枠
本体11の端口から突出した部分が基礎型枠の他の一部
を構成する独立基礎用型枠3の内部に突入することにな
る。
【0018】即ち、独立基礎用型枠3は、地中梁用の根
切り溝2に連通して掘溝された方形の独立基礎用の根切
り溝42に建込まれるもので、側面枠板31に地中梁用
型枠1を接続するための接続用窓32が開口されてい
る。
【0019】独立基礎用型枠3の内部では、突入した鉄
筋12の主筋121の連結を行うことになる。
【0020】この連結では、図3に示すように、上段の
主筋121に対してカプラジョイント(スリーブジョイ
ント)金具5を用いて突出端を突合せ、連結の継目がコ
ンクリート打設の障害となったり打設圧力で変形するこ
とがないように構成されている。なお、例えば、ガス圧
接により突合せることも可能である。また、下段の主筋
121に対しては、突出端を一定長重ね隣接させるラッ
プジョイントが選択される。
【0021】また、独立基礎用型枠3の4方向に地中梁
用型枠1が接続される場合には、先行する2方向の接続
側で前述の図3に示した構造とし、後行する2方向の接
続側で図4に示すような補助鉄筋6を利用した構造とす
る。即ち、後行する2方向の接続側の鉄筋12の突出長
を先行する2方向の接続側の鉄筋12の連結幅を避ける
長さに短くしておき、連結に足りない長さを別個の補助
鉄筋6で継続連結する。なお、図4には、上段の主筋1
21に対してガス圧接により突合せた例を示してある。
【0022】さらに、この実施例の鉄筋12の主筋12
1が表面に凹凸部のある異形鋼棒ではなく丸鋼棒である
場合には、図5に示すように、定着性を備えるためのア
ンカ7を用いる。このアンカ7は、前述の図3,図4に
示したジョイント部分から主筋121を折り曲げ形成し
たり継ぎ足し延長したりして交差する主筋121等に係
止させる。
【0023】これ等の連結作業,定着作業は、比較的広
い独立基礎用型枠3の内部で行われ、作業自体も簡単な
ものであるため、容易に行うことができる。特に、独立
基礎用型枠3における柱筋建作業と連係,併行して行う
ことが可能であるため、特別な作業が追加されたような
弊害はない。
【0024】以上、図示した実施例の外に、枠板本体1
1を底面枠板に側面枠板114を溶接固定してコ字形に
形成して、天端フレ止板111,中央フレ止板112,
下端フレ止板113,セパレータ119を除去した実施
例とすることも可能である。この実施例によると、枠板
本体11の部材点数が削減され構造が簡素化される。
【0025】さらに、地中梁用型枠1と独立基礎用型枠
3の接続用窓32との間に、両者を強固に固定する固定
構造を設ける実施例とすることも可能である。この実施
例によると、地中梁用型枠1と独立基礎用型枠3とのズ
レが防止され、鉄筋12に無用の応力が掛からなくな
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る地中梁用型枠
および基礎型枠の施工方法は、地中梁用型枠の建込み完
了により鉄筋の配筋も完了することになるため、狭い地
中梁用型枠の内部での配筋作業,配筋補助作業が殆ど不
要となる効果がある。また、この効果により、型枠工事
の施工期間が短縮される効果が生ずる。
【0027】さらに、地中梁用型枠の上方の空間を長時
間占拠することがないため、他の工事の邪魔にならない
効果がある。このため、工事全体の施工期間が短縮され
る効果が生ずる。
【0028】さらに、本発明に係る地中梁用型枠のみと
しては、地中梁用型枠の端口から鉄筋が突出しているた
め、簡単な工作で鉄筋の連結を行うことができる効果が
ある。
【0029】さらに、本発明に係る基礎型枠の施工方法
のみとしては、比較的広い独立基礎用型枠の内部で鉄筋
の連結作業を行うため、鉄筋の連結作業が容易となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地中梁用型枠および基礎型枠の施
工方法の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る地中梁用型枠の実施例を示す断面
図である。
【図3】図1における鉄筋の連結例を示す要部の斜視図
である。
【図4】図3の変形例を示す斜視図である。
【図5】図1における鉄筋の定着例を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】 1 地中梁用型枠 11 型枠本体 114 側面型板 115 コンクリート打設間隙 12 鉄筋 121 主筋 2 地中梁用の根切り溝 3 独立基礎用型枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 地中梁用型枠および基礎型枠の
施工方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中梁用型枠およ
び基礎型枠の施工方法に関する。さらに詳しくは、地中
梁用型枠における鉄筋の配筋構造に係る改良と、この地
中梁用型枠を利用した新規な基礎型枠の施工方法とに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎型枠,基礎型枠の施工方法と
しては、例えば、本出願人が先に提案した特開平6−3
4643号に記載のものがある。
【0003】この本出願人の先提案に係る基礎型枠,基
礎型枠の施工方法は、根切り溝の余掘り量を減量するこ
と等を指向して埋め殺しにするユニット型の捨型枠に構
成してなるもので、根切り溝に建込まれた基礎型枠の上
方で鉄筋を組付けてそのまま基礎型枠の内部に落込み配
筋するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の本出願人
の先提案に係る基礎型枠,基礎型枠の施工方法では、鉄
筋の落込み配筋の際に、鉄筋を基礎型枠の枠板等に位置
決め調整して固定する配筋補助作業が要求されるが、基
礎型枠が狭い地中梁用型枠である場合に配筋補助作業が
困難になるという問題点がある。さらに、鉄筋の組付け
作業によって長時間基礎型枠の上方空間を占拠してしま
うため、他の工事の邪魔になるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、配筋,配筋補助作業を殆ど不要にし、上
方空間を長時間占拠することなく施工することができる
ようにした地中梁用型枠と、この地中梁用型枠を利用し
た基礎型枠の施工方法とを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る地中梁用型枠は、請求項1に記載のよ
うに、少なくとも一定間隔を介して側面枠板が組付けら
れ内部にコンクリート打設間隙が設けられた型枠本体
と、型枠本体のコンクリート打設間隙に配筋固定され型
枠本体の端口から一定長突出した鉄筋とからなる手段を
採用する。
【0007】この手段によると、型枠本体に鉄筋が配筋
固定されているため、型枠本体を建込めば鉄筋の配筋も
完了することになる。型枠本体,鉄筋は、工場で一体的
に製造して工事現場に搬入することができる。型枠本体
の端口から突出した鉄筋は、他の型枠本体の鉄筋との連
結に供される。
【0008】また、本発明に係る基礎型枠の施工方法
は、請求項2に記載のように、独立基礎用型枠を建込ん
だ後に、請求項1の地中梁用型枠を地中梁用の根切り溝
に落込んで建込みし、地中梁用型枠の端口から突出した
鉄筋を独立基礎用型枠の内部に突入させ、独立基礎用型
枠の内部で地中梁用型枠の鉄筋を直接または間接に連結
することを特徴とする。
【0009】この手段によると、比較的広い独立基礎用
型枠の内部で比較的容易な作業の下で鉄筋が連結され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る地中梁用型枠
および基礎型枠の施工方法の実施の形態を図面に基いて
説明する。
【0011】この実施の形態の基礎型枠の一部を構成す
る地中梁用型枠1は、図1,図2に示すように、型枠本
体11,鉄筋12,スペーサ13とからなる。
【0012】型枠本体11は、図2に詳細に示されるよ
うに、天端フレ止板111,中央フレ止板112,下端
フレ止板113を介して一定間隔で相対して2枚の側面
枠板114が組付けられ、内部にコンクリート打設間隙
115が形成されている。側面枠板114は、薄性材の
波板を採用して、軽量化と一定の耐圧強度とが確保され
ている。この側面枠板114と天端フレ止板111,下
端フレ止板113とは、L字形のアングル116を介し
てボルト117で固定されている。また、この側面枠板
114と中央フレ止板112とは、溶接で固定されてい
る。さらに、この両側面枠板114の間には、座金11
8を介してセパレータ119が掛け渡されている。
【0013】鉄筋12は、図2に詳細に示されるよう
に、型枠本体11の長さ方向へ複数段に配筋された主筋
121と、主筋121全体の周囲を囲むフープ筋122
と、中段部分の主筋121に掛け渡された腹筋123と
からなる。この主筋121,フープ筋122,腹筋12
3は、溶接,番線結束等によって組付けられている。ま
た、フープ筋122と型枠本体11のセパレータ119
とは、スポット溶接で固定されている。なお、この鉄筋
12は、図1に示すように、型枠本体11の端口から一
定長が突出している。ただし、突出した鉄筋12の各主
筋121の突出長は、不統一に設定され、後述の連結の
継目に応力が集中するのを避けている。
【0014】スペーサ13は、山形に形成されてなるも
ので、型枠本体11の下端フレ止板113に固定されて
鉄筋12の全体を長さ方向に亘って支承している。又、
型枠本体11の下端内側壁には対のトラス筋14を長さ
方向に亘って添設することができる。これによって型枠
本体11と鉄筋12の撓みに対する補強を行うことがで
きる。
【0015】この実施の形態の地中梁用型枠1は、型枠
本体11のセパレータ119と鉄筋12のフープ筋12
2とを介して、型枠本体11,鉄筋12,スペーサ13
の全体が強固に組付けられている。従って、全体を工場
で製造し、トラック等で工事現場まで損壊せずに搬送す
ることができる。さらに、工事現場まで搬送した後に
は、クレーン等で吊持して、地中梁用の根切り溝2に落
込んで建込みすることができる。なお、この地中梁用型
枠1の建込みの完了は、型枠本体11,鉄筋12が一体
化されていることにより、地中梁用型枠1のコンクリー
ト打設間隙115における鉄筋12の配筋の完了をも意
味することになる。
【0016】このため、この実施の形態によると、狭い
地中梁用型枠1のコンクリート打設間隙115の内部で
の配筋作業,配筋補助作業が不要となるため、型枠工事
の施工期間が短縮されることになる。また、地中梁用の
根切り溝2の上方空間を長時間占拠することがないた
め、他の工事の邪魔になることがなく工事全体の施工期
間が短縮されることになる。
【0017】この実施の形態の地中梁用型枠1は、地中
梁用の根切り溝2に建込まれることにより、鉄筋12の
型枠本体11の端口から突出した部分が基礎型枠の他の
一部を構成する独立基礎用型枠3の内部に突入すること
になる。
【0018】即ち、独立基礎用型枠3は、地中梁用の根
切り溝2に連通して掘溝された方形の独立基礎用の根切
り溝42に建込まれるもので、側面枠板31に地中梁用
型枠1を接続するための接続用窓32が開口されてい
る。
【0019】独立基礎用型枠3の内部では、突入した鉄
筋12の主筋121の連結を行うことになる。
【0020】この連結では、図3に示すように、上段の
主筋121に対してカプラジョイント(スリーブジョイ
ント)金具5を用いて突出端を突合せ、連結の継目がコ
ンクリート打設の障害となったり打設圧力で変形するこ
とがないように構成されている。なお、例えば、ガス圧
接により突合せることも可能である。また、下段の主筋
121に対しては、突出端を一定長重ね隣接させるラッ
プジョイントが選択される。
【0021】また、独立基礎用型枠3の4方向に地中梁
用型枠1が接続される場合には、先行する2方向の接続
側で前述の図3に示した構造とし、後行する2方向の接
続側で図4に示すような補助鉄筋6を利用した構造とす
る。即ち、後行する2方向の接続側の鉄筋12の突出長
を先行する2方向の接続側の鉄筋12の連結幅を避ける
長さに短くしておき、連結に足りない長さを別個の補助
鉄筋6で継続連結する。なお、図4には、上段の主筋1
21に対してガス圧接により突合せた形態を示してあ
る。
【0022】さらに、この実施の形態の鉄筋12の主筋
121が表面に凹凸部のある異形鋼棒ではなく丸鋼棒で
ある場合には、図5に示すように、定着性を備えるため
のアンカ7を用いる。このアンカ7は、前述の図3,図
4に示したジョイント部分から主筋121を折り曲げ形
成したり継ぎ足し延長したりして交差する主筋121等
に係止させる。
【0023】これ等の連結作業,定着作業は、比較的広
い独立基礎用型枠3の内部で行われ、作業自体も簡単な
ものであるため、容易に行うことができる。特に、独立
基礎用型枠3における柱筋建作業と連係,併行して行う
ことが可能であるため、特別な作業が追加されたような
弊害はない。
【0024】以上、図示した実施の形態の外に、枠板本
体11を底面枠板に側面枠板114を溶接固定してコ字
形に形成して、天端フレ止板111,中央フレ止板11
2,下端フレ止板113,セパレータ119を除去した
実施の形態とすることも可能である。この実施の形態に
よると、枠板本体11の部材点数が削減され構造が簡素
化される。
【0025】さらに、地中梁用型枠1と独立基礎用型枠
3の接続用窓32との間に、両者を強固に固定する固定
構造を設ける実施の形態とすることも可能である。この
実施の形態によると、地中梁用型枠1と独立基礎用型枠
3とのズレが防止され、鉄筋12に無用の応力が掛から
なくなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る地中梁用型枠
および基礎型枠の施工方法は、地中梁用型枠の建込み完
了により鉄筋の配筋も完了することになるため、狭い地
中梁用型枠の内部での配筋作業,配筋補助作業が殆ど不
要となる効果がある。また、この効果により、型枠工事
の施工期間が短縮される効果が生ずる。
【0027】さらに、地中梁用型枠の上方の空間を長時
間占拠することがないため、他の工事の邪魔にならない
効果がある。このため、工事全体の施工期間が短縮され
る効果が生ずる。
【0028】さらに、本発明に係る地中梁用型枠のみと
しては、地中梁用型枠の端口から鉄筋が突出しているた
め、簡単な工作で鉄筋の連結を行うことができる効果が
ある。
【0029】さらに、本発明に係る基礎型枠の施工方法
のみとしては、比較的広い独立基礎用型枠の内部で鉄筋
の連結作業を行うため、鉄筋の連結作業が容易となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地中梁用型枠および基礎型枠の施
工方法の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る地中梁用型枠の実施の形態を示す
断面図である。
【図3】図1における鉄筋の連結例を示す要部の斜視図
である。
【図4】図3の変形例を示す斜視図である。
【図5】図1における鉄筋の定着例を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】 1 地中梁用型枠 11 型枠本体 114 側面型板 115 コンクリート打設間隙 12 鉄筋 121 主筋 2 地中梁用の根切り溝 3 独立基礎用型枠
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図1】
【図2】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一定間隔を介して側面枠板が
    組付けられ内部にコンクリート打設間隙が設けられた型
    枠本体と、型枠本体のコンクリート打設間隙に配筋固定
    され型枠本体の端口から一定長突出した鉄筋とからなる
    地中梁用型枠。
  2. 【請求項2】 独立基礎用型枠を建込んだ後に、請求項
    1の地中梁用型枠を地中梁用の根切り溝に落込んで建込
    みし、地中梁用型枠の端口から突出した鉄筋を独立基礎
    用型枠の内部に突入させ、独立基礎用型枠の内部で地中
    梁用型枠の鉄筋を直接または間接に連結することを特徴
    とする基礎型枠の施工方法。
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