JPH09246571A - ダイオードの製造方法 - Google Patents
ダイオードの製造方法Info
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- JPH09246571A JPH09246571A JP5578296A JP5578296A JPH09246571A JP H09246571 A JPH09246571 A JP H09246571A JP 5578296 A JP5578296 A JP 5578296A JP 5578296 A JP5578296 A JP 5578296A JP H09246571 A JPH09246571 A JP H09246571A
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Abstract
て、ガラス焼成後にガラス中の電荷の極性が負となり、
リーク電流が多く流れる。 【解決手段】ガラス焼成後に水素アニール処理を施し、
ガラス中の電荷の極性を正にする。 【効果】ガラス焼成後に水素アニール処理を施し、ガラ
ス中の電荷の極性を正にすることにより、n型半導体領
域表面を蓄積型にして、チャネル電流によるリーク電流
の発生を防止して、リーク電流の低減を図ることができ
る。
Description
方法に係り、特に逆方向リーク電流が低減できるダイオ
ードの製造方法に関する。
n接合が主表面からエッチングによって溝が形成され、
溝の側壁にpn接合が露出する半導体装置)を高耐圧化
するために従来から種々の技術が提案されている。
関する従来技術として、特開昭60−186071号公報に記載
された技術が知られている。この従来技術は、メサ溝内
壁をガラスで被覆した半導体装置の製造方法において、
メサ溝を形成した後に熱処理等により、pn接合部を当
初の位置より移動させることにより、高耐圧が得られる
とされている。
関する他の従来技術として、特開平7−221049 号公報に
記載された技術が知られている。この従来技術は、一定
の幅内に隣接する2つのメサ溝の中間に凸状の部分を設
け、この凸状の部分が半導体基板の表面よりも低くなる
ようにエッチングにより形成することにより、ダイシン
グ時にガラス内部にクラックが入らないようにでき、信
頼性と高耐圧化が図れるものとされている。
来技術では、ダイオードに逆バイアス電圧が印加される
阻止状態において、メサ部分の半導体表面に形成される
反転層によるチャネル電流によるリーク電流増大に関す
る問題については考慮されていなかった。
を解決した半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
向電圧が印加された阻止状態でのリーク電流を低減でき
るダイオードの製造方法を提供することにある。
めに本発明は、一対の主表面を有し、一方の主表面から
基板と反対導電型の不純物を拡散してpn接合を形成し
た後に、一方の主表面から所定の領域にpn接合が露出
するようメサ型に溝を設け、このメサ部にガラス被膜が
形成されているダイオードの製造方法において、鉛系ガ
ラス被膜を形成した後に水素あるいは水素を含むガス中
でアニールすることにより、上記ガラス膜中の電荷の極
性を等価的に正にするようにしたものである。
ガス中で酸化し、その後鉛系ガラス被膜を形成した後に
水素あるいは水素を含むガス中でアニールすることによ
り、ガラス膜中の電荷の極性を一層正にするようにした
ものである。
ードの逆方向電圧−電流波形の内、低電圧領域における
オーミック特性が0.1V 以下となるようにしたもので
ある。
明する。
してCZ(111)のn型35〜45Ωcmを用い、一方
の主表面からU01エッチャントで約60μmエッチン
グし表面を水洗し乾燥した後、スクリーン印刷法により
ペースト状の鉛系ガラス(主成分:PbO,SiO2,
Al2O3)を50μm塗布した。次に、ガラス焼成とし
て酸素雰囲気中で800〜850℃,40分の熱処理を
した。その後、Alをマスク蒸着して、MISダイオー
ドを作製した。
よる電荷密度の変化を示す。ここで言う電荷密度とは、
ガラス中のトラップ電荷,可動電荷,ガラスとシリコン
界面近傍の固定電荷,ガラスとシリコン界面の界面トラ
ップ電荷が半導体表面に実質的に影響するものと考え、
デルタ関数的にガラスとシリコン界面のガラス側に存在
しているとみなした単位面積当りの正味の電荷密度のこ
とを示す。図1から明らかなように、ガラス焼成後で
は、電荷密度Nは負の極性を示しその値は−8±2×1
011/cm2であったのに対して、低温H2アニール(41
0±10℃,10〜20分)を1回行えば、、電荷密度
Nはやはり負の極性を示しその値は−6.2±1.8×1
011/cm2と約1.8×1011/cm2正方向にシフトし、
上記低温H2アニールを2回行うと、電荷密度Nはさら
に2.2×1011/cm2正方向にシフトし、−3.8±1.
8×1011/cm2の値を示した。ところが、高温H2アニ
ール(620±20℃,10〜20分)を行うと、電荷
密度Nは正の極性を有し、その値は2.3±1.8×10
11/cm2 の値を示した。このように、鉛系ガラスでシリ
コン表面を被覆した場合、ガラス中の電荷密度はガラス
焼成後で負の極性で絶対値が大きかったが、H2 アニー
ルを行うことにより、同じく負の極性を有しても絶対値
が小さくなったり、正の極性をもたらすことができるこ
とがわかった。さらに、この傾向は水素を含む、例え
ば、水素が10〜50%,窒素が50〜90%の混合ガ
ス中でアニールしても同様の効果があることを確認し
た。
よるpnダイオードの逆方向印加電圧が400Vでのリ
ーク電流の変化を示す。図2の横軸にはガラス焼成後の
リーク電流の値、縦軸にはH2 アニール後でのリーク電
流の値を示す。図2の線Iはガラス焼成後の値でばらつ
いているが、H2 アニール後の値との比較のために示し
たものであり、縦軸及び横軸での値は等しい。線IIは低
温H2アニール(410±10℃,10〜20分)を1回
行った時のリーク電流の変化を示し、初期値すなわちガ
ラス焼成後では500nA前後の値を示していたもの
が、200nA程度に低減できている。線IIIは低温H2
アニール(410±10℃,10〜20分)を2回行った
時のリーク電流の変化を示し、初期値すなわちガラス焼
成後では500nA前後の値を示していたものが、10
0nA程度に低減できており、低温H2 アニールでも回
数を増やせば、一層リーク電流を低減できることが判
る。さらに、線IVが示すように、高温H2 アニール(6
20±20℃,10〜20分)を行うと、リーク電流は
ガラス焼成後で60〜680nAとばらついていた値が
すべて20nA以下と大幅に低減でき、高温アニールが
リーク電流低減に極めて有効であることが明らかであろ
う。
よるpnダイオードの逆方向電圧−電流波形の変化を示
す図である。図3において、特性I,II,III 及びIVは
それぞれガラス焼成後、低温H2アニールを1回実施
後、低温H2アニールを2回実施後及び高温H2 アニー
ル後での逆方向電圧−電流波形を示す。特性Iが示すよ
うにガラス焼成後において、逆方向印加電圧VR が40
0Vでのリーク電流(図中■印で示す)が多いのは、逆
方向印加電圧VR が約2V以下の低電圧領域でリーク電
流が逆方向印加電圧に対してオーミック法則により流れ
ていることによることは明らかである。低温H2 アニー
ルを1回さらに2回実施すると、逆方向印加電圧VR が
400Vでのリーク電流(図中●及び▲印で示す)の値
は、ガラス焼成後よりさらに低減でき、同時に低電圧領
域でオーミック法則からずれる電圧値は約1V,0.8
V と低下していることが判る。
ールを1回さらに2回実施した場合は、図1で示したよ
うに電荷密度が負の極性を有しており、n型半導体領域
表面にp型反転層が形成されることによるためである。
ところが、特性IVが示すように、高温H2 アニール後で
は逆方向印加電圧が400Vでのリーク電流(図中○印
で示す)はガラス焼成後と比べて、約2桁も少なくなり
極めて高温H2 アニールがリーク電流の低減に効果があ
ることが理解できる。同時に低電圧領域でオーミック法
則からずれる電圧値は約0.04V と極めて小さな値を
示していることから、低電圧領域からのオーミック伝導
を抑制することがリーク電流低減にもっとも効果的であ
ることが判った。このことは、ガラス焼成後に高温H2
アニールを実施した場合は、図1で示したように電荷密
度が正の極性を有しており、n型半導体領域表面にはp
型反転層が形成されなく、蓄積層が存在していることを
示している。なお、発明者等は、低電圧領域でオーミッ
ク法則からずれる電圧値が約0.1V 以下となるよう高
温H2 アニール、あるいは窒素と水素の混合ガス中での
高温アニールを実施することにより、極めてリーク電流
の値を少なくでき、生産性を大幅に向上できることを確
認した。
オードの実施例について図4を用いて説明する。(a)
は本発明を適用したダイオードの実施例であり、CZ
(111)のn型35〜45Ωcmのn型半導体領域1の
一方の主表面に高不純物濃度のp+ 型半導体領域2を形
成し、他方の主表面に高不純物濃度のn+ 型半導体領域
3を形成し、一方の主表面から所定の領域にpn接合が
露出するようU01エッチャントで約60μmエッチン
グしメサ溝を設け、このメサ部に鉛系ガラスをスクリー
ン印刷法によりペースト状の鉛系ガラス4(主成分:P
bO,SiO2,Al2O3)を50μm塗布した。次
に、ガラス焼成として酸素雰囲気中で800〜850
℃,40分の熱処理をした後、Cr−Ni−Ag電極を
通常のホトリソグラフィと蒸着及びリフトオフにより、
アノード電極20及びカソード電極30を形成してダイ
オードを作製した。その後、本発明による低温H2アニ
ールや高温H2アニールを施し、電荷密度が正で低電圧
領域におけるオーミック伝導が0.1V 以下となるよう
にした。本実施例を用いたダイオードの耐圧は約800
Vであり、リーク電流も逆方向印加電圧が400Vで1
0nA以下となり、極めて阻止特性の優れた半導体装置
の製造方法であることを確認した。さらに、高温逆バイ
アス試験(DC400V,接合温度150℃,時間10
00h)を実施したが、リーク電流は初期値の50%増
加にとどまり、高信頼性を示すことを確認した。
イオードの他の実施例であり、CZ(111)のn型3
5〜45Ωcmのn型半導体領域1の一方の主表面に高不
純物濃度のp+ 型半導体領域2を形成し、他方の主表面
に高不純物濃度のn+ 型半導体領域3を形成し、一方の
主表面から所定の領域にpn接合が露出するようU01
エッチャントで約60μmエッチングしメサ溝を設け、
その後、ドライ酸素雰囲気内あるいはウェット雰囲気
(水素と酸素からなる)内で熱処理をして50nm〜2
μmのSiO2膜を形成し、実質的に電荷密度をガラス
焼成後より約2×1011/cm2正の方向にした。続い
て、このメサ部に鉛系ガラスをスクリーン印刷法により
ペースト状の鉛系ガラス4(主成分:PbO,SiO2,
Al2O3)を50μm塗布した。次に、ガラス焼成とし
て酸素雰囲気中で800〜850℃,40分の熱処理を
した後、Cr−Ni−Ag電極を通常のホトリソグラフ
ィと蒸着及びリフトオフにより、アノード電極20及び
カソード電極30を形成してダイオードを作製した。そ
の後、本発明による低温H2アニールや高温H2アニール
を施し、電荷密度が正で低電圧領域におけるオーミック
伝導が0.1V 以下となるようにした。本実施例を用い
たダイオードの耐圧は約750Vであり、リーク電流も
逆方向印加電圧が400Vで5nA以下となり、極めて
阻止特性の優れた半導体装置の製造方法であることを確
認した。さらに、高温逆バイアス試験(DC400V,
接合温度150℃,時間1000h)を実施したが、リ
ーク電流は初期値の30%増加にとどまり、一層高信頼
性を示すことを確認した。
れば、鉛系ガラスで被覆されたメサ型ダイオードにおい
て、正味の電荷密度の極性を正にし、逆方向電圧−電流
波形においてオーミック法則により流れるリーク電流を
印加電圧の0.1V 以下の低電圧領域にすることによ
り、高耐圧でリーク電流の極めて少ないダイオードを製
造可能とすることができる。
と安定化膜中の電荷密度の関係を示す図。
でのリーク電流の低減効果を示す図。
での逆方向電圧−電流波形の変化を示す図。
面図。
型半導体領域、4…鉛系ガラス、5…二酸化珪素、20
…アノード電極、30…カソード電極。
Claims (3)
- 【請求項1】一対の主表面を有し、一方の主表面から基
板と反対導電型の不純物を拡散してpn接合を形成した
後に、一方の主表面から所定の領域にpn接合が露出す
るようメサ型に溝を設け、このメサ部にガラス被膜が形
成されているダイオードの製造方法において、鉛系ガラ
ス被膜を形成した後に水素あるいは水素を含むガス中で
アニールすることにより、上記ガラス膜中の電荷の極性
を等価的に正にすることを特徴とするダイオードの製造
方法。 - 【請求項2】一対の主表面を有し、一方の主表面から基
板と反対導電型の不純物を拡散してpn接合を形成した
後に、一方の主表面から所定の領域にpn接合が露出す
るようメサ型に溝を設け、このメサ部にガラス被膜が形
成されているダイオードの製造方法において、メサ部を
形成した後に酸素を含むガス中で酸化し、その後鉛系ガ
ラス被膜を形成した後に水素あるいは水素を含むガス中
でアニールすることにより、ガラス膜中の電荷の極性を
等価的に正にすることを特徴とするダイオードの製造方
法。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項及び第2項におい
て、ダイオードの逆方向電圧−電流波形の内、低電圧領
域におけるオーミック特性が0.1V 以下であることを
特徴とするダイオードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05578296A JP3313566B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | ダイオードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05578296A JP3313566B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | ダイオードの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246571A true JPH09246571A (ja) | 1997-09-19 |
| JP3313566B2 JP3313566B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=13008477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05578296A Expired - Lifetime JP3313566B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | ダイオードの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3313566B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19804580A1 (de) * | 1998-02-05 | 1999-08-19 | Siemens Ag | Leistungshalbleiterdiode |
| EP0982768A1 (de) * | 1998-08-21 | 2000-03-01 | Asea Brown Boveri AG | Verfahren zur Einstellung der Trägerlebensdauer in einem Halbleiterbauelement |
| DE19744197C2 (de) * | 1996-12-20 | 2003-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | Verfahren zur Herstellung einer Siliziumsolarzelle und Solarzelle |
| JP5308595B1 (ja) * | 2012-11-28 | 2013-10-09 | 新電元工業株式会社 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法及び樹脂封止型半導体装置 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP05578296A patent/JP3313566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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| EP0982768A1 (de) * | 1998-08-21 | 2000-03-01 | Asea Brown Boveri AG | Verfahren zur Einstellung der Trägerlebensdauer in einem Halbleiterbauelement |
| US6475876B2 (en) | 1998-08-21 | 2002-11-05 | Abb Schweiz Holding Ag | Process for fabricating a semiconductor component |
| JP5308595B1 (ja) * | 2012-11-28 | 2013-10-09 | 新電元工業株式会社 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法及び樹脂封止型半導体装置 |
| WO2014083647A1 (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-05 | 新電元工業株式会社 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法及び樹脂封止型半導体装置 |
| CN103975422A (zh) * | 2012-11-28 | 2014-08-06 | 新电元工业株式会社 | 树脂封装型半导体装置的制造方法以及树脂封装型半导体装置 |
Also Published As
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| JP3313566B2 (ja) | 2002-08-12 |
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