JPH0924821A - トレーラ用エアブレーキシステム - Google Patents

トレーラ用エアブレーキシステム

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Publication number
JPH0924821A
JPH0924821A JP7176158A JP17615895A JPH0924821A JP H0924821 A JPH0924821 A JP H0924821A JP 7176158 A JP7176158 A JP 7176158A JP 17615895 A JP17615895 A JP 17615895A JP H0924821 A JPH0924821 A JP H0924821A
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JP
Japan
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trailer
flow rate
air
valve
brake
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Application number
JP7176158A
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English (en)
Inventor
Sadao Takeshima
貞郎 竹島
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタ・トレーラの各車両毎のブレーキ作動
に生じるアンバランスをできるだけ小さくしてサービス
ブレーキ作動時の連結車両の挙動を安定する。 【構成】サービスブレーキ作動時、トレーラサービスラ
インAに流れるエアの流量が流量センサ37により検出
される。ECU44は、このエアの流量により計算した
流量積分値が所定値より大きいときエアの供給時間を決
定し、この供給時間により給気バルブ39,42および
排気バルブ40,43を作動する。サービスラインAの
エアがダブルチェックバルブ38,41に到達するより
速く、トレーラ用リザーバ27のエアがダブルチェック
バルブ38を通って各リレーバルブ30,33に供給さ
れ、各リレーバルブ30,33が作動する。リザーバ2
7のエアが各ブレーキアクチュエータ10,11,13,
14に供給され、トレーラのサービスブレーキがトラク
タのそれにほとんど遅れることなく迅速に作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタに連結される
トレーラにおけるエアブレーキシステムに関し、特にト
ラクタ側のブレーキ操作に迅速に応答して作動するよう
になっているトレーラ用エアブレーキシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ・トレーラの連結車両において
は、一般にエアブレーキシステムが採用されている。従
来の一般的なトラクタ・トレーラのエアブレーキシステ
ムとして、図9および図10に示すエアブレーキシステ
ムがある。
【0003】図9に示すエアブレーキシステムは、トラ
クタ側のエアブレーキシステム1であり、図中、2はブ
レーキ操作を行うためのブレーキペダル、3はトラクタ
・トレーラのサービスブレーキのためのブレーキ作動指
示圧の給排を制御するデュアルブレーキバルブ、4はエ
アを所定圧に貯溜する第1リザーバ4、5は第1リザー
バ4に接続されて第1リザーバ4からのエアを所定圧に
貯溜する第2リザーバ、6は第1リザーバ4にエアを送
給する圧縮機、7,8はエアが供給されることにより左
右前輪にそれぞれブレーキをかけるためのブレーキ力を
発生する左右前輪用パワーチャンバ、9はブレーキバル
ブ3からのブレーキ作動指示圧により左右前輪用パワー
チャンバ7,8に対するエアの給排を制御する前輪用リ
レーバルブ、10,11はエアが供給されることにより
左右前後輪にそれぞれブレーキをかけるためのブレーキ
力を発生するスプリングブレーキ付きの左右前後輪用ス
プリングブレーキアクチュエータ、12はブレーキバル
ブ3からのブレーキ作動指示圧により左右前後輪用スプ
リングブレーキアクチュエータ10,11に対するエア
の給排を制御する前後輪用リレーバルブ、13,14は
エアが供給されることにより左右後後輪にそれぞれブレ
ーキをかけるためのブレーキ力を発生するスプリングブ
レーキ付きの左右後後輪用スプリングブレーキアクチュ
エータ、15はブレーキバルブ3からのブレーキ作動指
示圧により左右後後輪用スプリングブレーキアクチュエ
ータ13,14に対するエアの給排を制御する後後輪用
リレーバルブ、16は左右前後輪用スプリングブレーキ
アクチュエータ10,11および左右後後輪用スプリン
グブレーキアクチュエータ13,14の各スプリングブ
レーキの作動を阻止するエアの給排を制御するモジュレ
ーティングバルブ、17はトレーラのブレーキを制御す
る手動のトレーラコントロールバルブ、18は第2リザ
ーバ5のエアを後述するトレーラ用リザーバ27に供給
するためのトレーラサプライバルブ、19はトラクタと
トレーラの手動による非常ブレーキの作動を同期させる
シンクロバルブ、20はバルブマニホールド、21はス
トップランプスイッチ、22はトレーラのブレーキ作動
解除を迅速に行うためのクィックリリースバルブ、23
はパーキングコントロールバルブ、24はトレーラサー
ビスラインA用トラクタ側カップリング、25はトレー
ラサプライラインB用トラクタ側カップリングである。
【0004】図10に示すエアブレーキシステムは、ト
レーラ側のエアブレーキシステム26であり、図中、2
7はトレーラサービスブレーキのためのエアを所定圧に
貯溜するトレーラ用リザーバ、28,29はエアが供給
されることにより左右前側輪にそれぞれブレーキをかけ
るためのブレーキ力を発生するスプリングブレーキ付き
の左右前側輪用スプリングブレーキアクチュエータ、3
0はトラクタ側のブレーキバルブ3からのブレーキ作動
指示圧により左右前側輪用スプリングブレーキアクチュ
エータ28,29に対するエアの給排を制御する前側輪
用リレーバルブ、31,32はエアが供給されることに
より左右後側輪にそれぞれブレーキをかけるためのブレ
ーキ力を発生するスプリングブレーキ付きの左右後側輪
用スプリングブレーキアクチュエータ、33はブレーキ
バルブ3からのブレーキ作動指示圧により左右後側輪用
スプリングブレーキアクチュエータ31,32に対する
エアの給排を制御する後側輪用リレーバルブ、34は左
右前側輪用スプリングブレーキアクチュエータ28,2
9および左右後側輪用スプリングブレーキアクチュエー
タ31,32の各スプリングブレーキを解放するエアの
給排を制御するコントロールバルブ、35はトレーラサ
ービスラインA用トラクタ側カップリング24と連結さ
れるトレーラサービスラインA用トレーラ側カップリン
グ、36はトレーラサプライラインB用トレーラ側カッ
プリングである。
【0005】このように構成されたトラクタ・トレーラ
のエアブレーキシステムにおいては、例えばトレーラを
走行させるため等にトラクタにトレーラが連結されると
き、トレーラサービスラインA用トラクタ側カップリン
グ24にトレーラサービスラインA用トレーラ側カップ
リング35が連結されるとともに、トレーラサプライラ
インB用トラクタ側カップリング25にトレーラサプラ
イラインB用トレーラ側カップリング36が連結され
る。そして、パーキングコントロールバルブ23が解放
位置Iにされてその入口Sと出口Dとが連通することによ
り、第2リザーバ5のエアがパーキングコントロールバ
ルブ23およびモジュレーティングバルブ16を通して
各スプリングブレーキアクチュエータ10,11,13,
14のスプリングブレーキ解放室(不図示)に供給され
る。これにより、トラクタの駐車ブレーキであるスプリ
ングブレーキが解放される。
【0006】パーキングコントロールバルブ23を通る
第2リザーバ5のエアはシンクロバルブ19の指示圧口
Cにも供給され、これによりシンクロバルブ19の入口S
と出口Dとが連通される。また、トレーラサプライバル
ブ18が作動位置にされてその入口Sと出口Dとが連通す
ることにより、第2リザーバ5のエアがトレーラサプラ
イバルブ18、シンクロバルブ19、バルブマニホール
ド20、トレーラサプライラインB用トラクタ側カップ
リング25、トレーラサプライラインB用トレーラ側カ
ップリング36を通ってトレーラ用リザーバ27に供給
されかつ蓄えられるとともに、コントロールバルブ34
の指示圧口Sに供給される。これにより、トレーラ27
用リザーバ27のエアがスプリングブレーキアクチュエ
ータ28,29,31,32に供給される。これにより、
トレーラの駐車ブレーキであるスプリングブレーキが解
放される。
【0007】この状態でトラクタ・トレーラが走行し、
その走行中にサービスブレーキをかけるためにブレーキ
ペダル2が踏み込まれると、ブレーキバルブ3が切り換
えられ、第1および第2入口S1,S2がそれぞれ対応する
第1および第2出口D1,D2に接続される。これにより、
第1リザーバ4のエアが第1入口S1および第1出口D1を
通って前後輪用リレーバルブ12および後後輪用リレー
バルブ15の各指示圧室(不図示)にその指示圧口Cか
らブレーキ作動指示圧として供給される。このため、こ
れらの各リレーバルブ12,15の制御弁(不図示)が
切り換えられ、各リレーバルブ12,15の各入口Sまで
供給されている第1リザーバ4のエアがそれぞれ各出口
Dを通って各スプリングブレーキアクチュエータ10,1
1,13,14のサービスブレーキ作動室(不図示)に供
給され、トラクタの前後輪および後後輪のサービスブレ
ーキがそれぞれかけられる。
【0008】また、第2リザーバ5のエアがブレーキバ
ルブ3の第2入口S2および第2出口D2を通って前輪用リ
レーバルブ9の指示圧室(不図示)にその指示圧口Cか
らブレーキ作動指示圧として供給される。このため、こ
のリレーバルブ9の制御弁(不図示)が切り換えられ、
リレーバルブ9の入口Sまで供給されている第2リザー
バ5のエアが出口Dを通って各スプリングブレーキアク
チュエータ7,8のサービスブレーキ作動室(不図示)
に供給され、トラクタの前輪のサービスブレーキがかけ
られる。
【0009】一方、サービスブレーキ作動時にブレーキ
バルブ3の第1および第2出口D1,D2から流出する各エ
アはそれぞれブレーキ作動指示圧としてバルブマニホー
ルド20の第1および第2指示圧口C1,C2にも供給され
る。第1および第2指示圧口C1,C2と第2出口D2とがダ
ブルチェックバルブ(不図示)を介して接続されている
ので、第1および第2指示圧口C1,C2に供給されるエア
のいずれかが第2出口D2からクィックリリースバルブ2
2に供給される。クィックリリースバルブ22は供給さ
れたエアにより入口Sと出口Dとが接続される。このた
め、クィックリリースバルブ22に供給されたエアが、
更にトレーラサービスラインA、トレーラサービスライ
ンA用トラクタ側カップリング24およびトレーラサー
ビスラインA用トレーラ側カップリング35を通って、
前側輪用リレーバルブ30および後側輪用リレーバルブ
33の各指示圧室(不図示)にその指示圧口Cからブレ
ーキ作動指示圧として供給される。このため、これらの
各リレーバルブ30,33の制御弁(不図示)が切り換
えられ、各リレーバルブ30,33の各入口Sまで供給さ
れているトレーラ用リザーバ27のエアがそれぞれ各出
口Dを通って各スプリングブレーキアクチュエータ28,
29,31,32の各サービスブレーキ作動室(不図示)
に供給され、トレーラの前側輪および後側輪のサービス
ブレーキがそれぞれかけられる。
【0010】また、バルブマニホールド20の第2出口
D2に供給されるエアによりストップランプスイッチ21
が作動してストップランプが点灯され、ブレーキ操作が
表示されて後続車に知らされる。
【0011】サービスブレーキの解除ためブレーキペダ
ル2を解放すると、ブレーキバルブ3の各出口D1,D2が
排気口Aと接続され、トラクタ側のリレーバルブ9,1
2,15の指示圧口Cに供給されているエアがその排気口
Aから排気される。このため、各リレーバルブ9,12,
15が非作動となり、パワーチャンバ7,8およびスプ
リングブレーキアクチュエータ10,11,13,14に
それぞれ供給されているエアがそれぞれ各リレーバルブ
9,12,15の排気口から排気され、トラクタのサービ
スブレーキが解除する。また、バルブマニホールド20
およびクィックリリースバルブ22に供給されているエ
アもブレーキバルブ3から排気されるので、クィックリ
リースバルブ22の出口Dと排気口Aとが接続される。こ
のため、トレーラ側のリレーバルブ30,33の各指示
圧口Cに供給されているエアがトレーラサービスライン
Aを通ってクィックリリースバルブ22から排気され
る。このため、各リレーバルブ30,33が非作動とな
り、各スプリングブレーキアクチュエータ28,29,3
1,32にそれぞれ供給されているエアがそれぞれ各リ
レーバルブ30,33の排気口から排気され、トレーラ
のサービスブレーキが解除する。その場合、リレーバル
ブ30,33の各指示圧口Cのエアがブレーキバルブ3よ
りはトレーラ側のクィックリリースバルブ22から排気
されるので、トレーラのサービスブレーキの解除は比較
的迅速に行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の一般的なトラクタ・トレーラのエアブレーキシス
テムにおいては、ブレーキバルブ3からトレーラのエア
ブレーキシステムの前側輪用リレーバルブ30および後
側輪用リレーバルブ33までのトレーラ用ブレーキ作動
指示圧としてのエアが流れるラインが非常に長くなって
いる。特に、トレーラコントロールライン用トレーラ側
カップリング35から各リレーバルブ30,33までの
トレーラコントロールラインAの長さが比較的長くなっ
ている。
【0013】このため、トラクタ・トレーラの連結車両
の走行中のサービスブレーキ作動において、ブレーキペ
ダル2の踏込後、まずトラクタの車輪がブレーキがかけ
られ、このトラクタの車輪のブレーキ作動に遅れてトレ
ーラの車輪のブレーキがかけられる、すなわちトラクタ
のブレーキ作動とトレーラのブレーキ作動との間に、大
きなアンバランスが生じるようになる。そして、このブ
レーキ作動のアンバランスにより、サービスブレーキ作
動時の連結車両の挙動が不安定になるという問題があ
る。
【0014】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的はトラクタ・トレーラの連結車
両における各車両毎のブレーキ作動に生じるアンバラン
スをできるだけ小さくしてサービスブレーキ作動時の連
結車両の挙動を安定することができるトレーラ用エアブ
レーキシステムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、所定圧のエアが蓄えられたト
レーラ用リザーバと、トラクタ側トレーラサプライライ
ンに着脱自在に連結されて前記トレーラ用リザーバに前
記エアを供給するためのトレーラ側トレーラサプライラ
インと、前記トラクタのブレーキバルブの出口側に接続
されたトラクタ側トレーラサービスラインに、入口部が
着脱自在に連結されるトレーラ側トレーラサービスライ
ンと、前記トレーラ用リザーバのエアが供給されること
によりトレーラの車輪にブレーキをかけるブレーキアク
チュエータと、指示圧室が前記トレーラ側トレーラサー
ビスラインに接続されるとともにこの指示圧室に供給さ
れるブレーキ作動指示圧に応じて前記トレーラ用リザー
バのエアを前記ブレーキアクチュエータに供給制御する
リレーバルブとを備え、サービスブレーキ作動時に前記
指示圧室に前記トレーラ側トレーラサービスラインを通
して前記ブレーキ作動指示圧ためのトラクタからのエア
が供給されて前記リレーバルブ作動することによりトレ
ーラの車輪にサービスブレーキをかけるようになってい
るトレーラ用エアブレーキシステムにおいて、前記リレ
ーバルブの近傍に設けられて一方の入口が前記トレーラ
側トレーラサービスラインに接続されるとともに他方の
入口が前記トレーラ用リザーバに接続可能とされ、更に
出口が前記リレーバルブの前記指示圧室に接続されてい
るダブルチェックバルブと、前記ダブルチェックバルブ
の前記他方の入口と前記トレーラ用リザーバとを接続す
る通路に配設され、前記他方の入口に対して前記トレー
ラ用リザーバのエアを供給、排出する電磁弁からなる給
排弁と、前記トレーラ側トレーラサービスラインの前記
入口部にこのトレーラ側トレーラサービスラインを流れ
る前記ブレーキ作動指示圧ためのトラクタからのエアの
流量を検出する流量検出手段と、この流量検出手段から
の流量検出信号に基づいて前記給排弁を作動制御する電
子制御装置とを備えていることを特徴としている。
【0016】また、請求項2の発明は、前記給排弁が、
前記トレーラ用リザーバのエアを前記ダブルチェックバ
ルブの前記他方の入口に供給する電磁弁からなる常閉の
給気バルブと、前記リレーバルブの前記指示圧室のエア
を前記他方の入口から大気に排出する電磁弁からなる常
開の排気バルブとからなることを特徴としている。
【0017】更に請求項3の発明は、前記電子制御装置
が、前記流量検出手段からの流量検出信号に基づいて流
量積分値を計算する流量積分値演算手段と、計算された
流量積分値があらかじめ設定されている所定値より大き
いか否かを判断する流量積分値比較手段と、前記流量積
分値比較手段により前記流量積分値が前記所定値より大
きいと判断されたとき、前記流量積分値に基づいてブレ
ーキ作動指示圧のためのエアの供給時間を決定する供給
時間決定手段と、決定された供給時間に基づいて前記給
排弁を作動制御する給排弁作動制御手段とを少なくとも
備えていることを特徴としている。
【0018】更に請求項4の発明は、前記電子制御装置
が、前記流量検出手段からの流量検出信号に基づいて前
記エアの流量があらかじめ設定されている所定値より大
きいか否かを判断する流量比較手段と、前記流量検出手
段からの流量検出信号に基づいて流量積分値を計算する
流量積分値演算手段と、前記流量比較手段により前記流
量が前記所定値より大きいと判断されたとき、前記流量
積分値に基づいてブレーキ作動指示圧のためのエアの供
給時間を決定する供給時間決定手段と、前記流量比較手
段により前記流量が前記所定値より大きいと判断された
とき前記給排弁を作動するとともに、前記給排弁の作動
時間が前記供給時間より大きくなったとき、前記給排弁
を非作動に制御する給排弁作動制御手段とを少なくとも
備えていることを特徴としている。
【0019】更に請求項5の発明は、前記電子制御装置
が、更に前記流量積分値演算手段による流量積分値計算
を行った回数をカウントするカウンタを備えており、前
記供給時間決定手段は前記カウンタのカウンタ数に応じ
た基準に基づいて今回までの流量積分値の和により前記
供給時間を決定する手段であることを特徴としている。
【0020】更に請求項6の発明は、サービスブレーキ
作動時に作動してストップランプを点灯するストップラ
ンプスイッチが前記電子制御装置に接続されており、前
記電子制御装置が、前記ストップランプスイッチからの
作動信号と前記流量検出手段からの流量検出信号とに基
づいて前記給排弁を作動制御する制御装置であることを
特徴としている。
【0021】
【作用】このような構成をした本発明においては、トレ
ーラサービスラインのトレーラ側入口に設けた流量検出
手段によりエアの流量が検出されて流量検出信号が出力
される。すなわちブレーキ操作が行われたことが検出さ
れる。そして、電子制御装置がこの流量検出信号に基づ
いてトレーラのブレーキ用リレーバルブの近傍に設けた
給排弁を電気的に制御する。これにより、トレーラ用サ
ービスラインを通って供給されるブレーキバルブからの
エアより速く、トレーラ用リザーバのエアがトレーラ用
リレーバルブに供給される。したがって、トレーラのサ
ービスブレーキが迅速に作動するようになる。こうし
て、トレーラのサービスブレーキがトラクタのサービス
ブレーキにほとんど遅れることなく作動するようにな
り、トラクタのブレーキ作動とトレーラのブレーキ作動
との間にアンバランスが生じなくなる。これにより、サ
ービスブレーキ作動時のトラクタ・トレーラの挙動が安
定するようになる。
【0022】しかも、請求項6の発明においては、電子
制御装置がストップランプスイッチからのブレーキ操作
信号と流量検出手段からの流量検出信号とのANDによ
り給排弁を制御する。これにより、給排弁の制御をより
一層確実に行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明にかかるトレーラ用エアブレーキシ
ステムの一実施例を示す、図10と同様のエアブレーキ
回路図である。なお、前述の図9および図10に示す従
来のトラクタ・トレーラの連結車両におけるエアブレー
キシステムと同じ構成要素には同じ符号を付すことによ
り、それらの詳細な説明は省略する。
【0024】図1に示すように、本実施例においてはト
レーラ側のトレーラコントロールラインAの入口(例え
ば図1ではトレーラ側カップリング35の下流側近傍)
に、トレーラコントロールラインAを流れるエアの流量
を検出する流量センサ37が配設されている。また、ト
レーラコントロールラインAの前側輪用リレーバルブ3
0近傍にダブルチェックバルブ38が設けられている。
そして、トレーラサービスラインA用トレーラ側カップ
リング35からトレーラコントロールラインAを通って
流れてくるエアがこのダブルチェックバルブ38の一方
の入口38aから出口38cを通ってリレーバルブ30
の指示圧口Cに供給されるようになっている。更に、ダ
ブルチェックバルブ38の他方の入口38bには給気バ
ルブ39を介してトレーラ用リザーバ27が接続されて
いるとともに、ダブルチェックバルブ38の他方の入口
38bと給気バルブ39との間の通路が排気バルブ40
を介して大気に接続可能とされている。
【0025】同様に、トレーラコントロールラインAの
後側輪用リレーバルブ33近傍にもダブルチェックバル
ブ41が設けられているとともに、給気バルブ42およ
び排気バルブ43がそれぞれ設けられている。各給気バ
ルブ39,42は遮断位置Iと連通位置IIとが設定された
電磁弁からなっている。各給気バルブ39,42のは通
常時遮断位置Iに設定されかつ作動時に連通位置IIに設
定されるようになっている。また各排気バルブ40,4
3は連通位置Iと遮断位置IIとが設定された電磁弁から
なっている。各排気バルブ40,43のは通常時連通位
置Iに設定されかつ作動時に遮断位置IIに設定されるよ
うになっている。これらの給気バルブ39,42と排気
バルブ40,43とは本発明の給排弁を構成している。
【0026】したがって、各ダブルチェックバルブ3
8,41の他方の入口38a,41aは、それぞれ給気バ
ルブ39,42および排気バルブ40,43がともに非作
動時には大気に連通しかつトレーラ用リザーバ27から
遮断されるとともに、排気バルブ40,43のみが作動
時には大気およびトレーラ用リザーバ27のいずれから
も遮断され、更に給気バルブ39,42および排気バル
ブ40,43がともに作動時には大気から遮断されかつ
トレーラ用リザーバ27に連通している。
【0027】これらの給気バルブ39,42および排気
バルブ40,43はともに電子制御装置(以下、ECU
とも表記する)44に接続されている。またこのECU
44には流量センサ37が接続されていて流量センサ3
7からエアの流量検出信号が入力されるとともに、スト
ップランプスイッチ21が接続されていてストップラン
プスイッチ21からブレーキ操作信号が入力されるよう
になっている。
【0028】図2に示すように、ECU44は、タイマ
45と、タイマ時間比較手段46と、流量積分値演算手
段47と、流量積分値比較手段48と、供給時間決定手
段49と、給気・排気バルブ作動制御手段50とを備え
ている。
【0029】タイマ45は、後述する流量積分値演算手
段47による流量積分値計算の計算時間を計測するとと
もに、給排弁のオン時間を計測するようになっている。
【0030】タイマ時間比較手段46は、タイマ時間が
流量積分値計算のための予め設定された所定時間より大
きいか否かを判断するとともに、タイマ時間が後述する
供給時間決定手段49により決定された供給時間より大
きいか否かを判断するようになっている。
【0031】流量積分値演算手段47は、流量センサ3
7からの流量検出信号に基づいてトレーラ側のトレーラ
サービスラインAを流動するエアの流量を積分すること
により、流量積分値を計算するようになっている。この
流量積分値は、ブレーキペダル2の踏込量に応じたブレ
ーキ作動指示圧に対応している。
【0032】流量積分値比較手段48は、計算された流
量積分値があらかじめ設定されている所定値より大きい
か否かを判断するようになっている。
【0033】供給時間決定手段49は、流量積分値比較
手段48から出力信号があると、流量積分値演算手段4
7で計算された流量積分値に基づいてエアの供給時間を
計算し決定するようになっている。
【0034】給気・排気バルブ作動制御手段50は、供
給時間決定手段49で計算された供給時間に基づいて給
気バルブ39,42および排気バルブ40,43を作動制
御するようになっている。本実施例の他の構成は、前述
の図9および図10に示すエアブレーキシステムと同じ
である。
【0035】図3は、ECU34により各電磁弁を制御
する方法のフローを示す図である。図3に示すように、
まずステップS1においてストップランプスイッチ21
がオンしているか否か、すなわちサービスブレーキ操作
が行われたか否かが判断され、ストップランプスイッチ
21がオンしていないと判断されたとき、ステップS2
において給気バルブ39,42および排気バルブ40,4
3がともに図1に示すようにオフにされる。その後で、
ステップS3においてフラグが0に設定され、スタート
に戻る。
【0036】ステップS1において、ストップランプス
イッチ21がオンしていると判断されたとき、ステップ
S4においてフラグが1であるか否かが判断され、フラ
グが1であると判断されると、ステップS2に移行し、
以後前述と同様の処理が行われる。ステップS4におい
て、フラグが1でないと判断されたとき、ステップS5
においてタイマ45がオンされると同時に、ステップS
6において流量積分値演算手段47により流量センサ3
7からの流量検出信号に基づいてトレーラサービスライ
ンAを流れるエアの流量の積分値が計算される。この流
量の積分値は各リレーバルブ30,33の指示圧室に供
給されるブレーキ作動指示圧に相当する。そしてステッ
プS7においてタイマ時間比較手段46により、タイマ
時間が所定時間より大きいか否か、すなわち計算開始後
所定時間が経過したか否かが判断され、タイマ時間が所
定時間より大きくないと判断されると、ステップS6に
移行し、以後ステップS6とステップS7の各処理を繰
り返す。こうして、所定時間流量の積分値の計算が行わ
れる。
【0037】ステップS7において所定時間が経過した
と判断されると、ステップS8においてタイマ45がリ
セットされた後、ステップS9において流量積分値比較
手段48により計算した流量の積分値が所定値より大き
いか否かが判断され、流量の積分値が所定値以下である
と判断されると、ステップS2に移行し、以後前述と同
様の処理が行われる。ステップS9において計算した流
量の積分値が所定値より大きいと判断されると、ステッ
プS10において供給時間決定手段49によりこの流量
積分値に基づいてエアの供給時間が決定される。その場
合、流量積分値が大きくなるとエアの供給時間も大きな
値となるように決定される。
【0038】次にステップS11においてタイマ45が
再びオンされるとと同時に、ステップS12において給
気バルブ39,42および排気バルブ40,43がともに
オンされる。これにより、ダブルチェックバルブ38,
41の各他方の入口38b,41bは大気と遮断されか
つトレーラ用リザーバ27と連通し、このリザーバ27
のエアがダブルチェックバルブ38,41の各他方の入
口Sおよび出口Dを経て、前側輪用リレーバルブ30およ
び後側用リレーバルブ33の各指示圧口Cに供給され
る。そしてステップS13においてタイマ時間比較手段
46により、タイマ時間が供給時間より大きいか否か、
すなわち各給気バルブ39,42および各排気バルブ4
0,43のオン後、ステップS10で決定された供給時
間が経過したか否かが判断され、供給時間が経過してい
ないと判断されると、ステップS12に移行し、ステッ
プS12およびステップS13の各処理が繰り返され
る。
【0039】ステップS13において、タイマ時間が供
給時間より大きいと判断されると、ステップS14にお
いて各給気バルブ39,42がオフされる。すなわち、
ダブルチェックバルブ38,41の他方の入口がトレー
ラ用リザーバ27と大気とのいずれからも遮断された状
態となり、トレーラ用リザーバ27から給気バルブ3
9,42とダブルチェックバルブ38,41を経てリレー
バルブ30,33の各指示圧口Cに供給されている指示
圧は、その指示圧に保持される。これにより、給気・排
気バルブ作動制御手段50が給気・排気バルブ39,4
2;40,43を作動制御して決定された供給時間だけ
エアを各リレーバルブ30,33の指示圧室に供給す
る。したがって、この指示圧室がブレーキペダル2の踏
込量に対応するブレーキ作動指示圧に制御され、トレー
ラ用リザーバ27のエアが各スプリングブレーキアクチ
ュエータ10,11,13,14のサービスブレーキ作動
室に供給される。
【0040】こうして、トレーラサービスラインAのエ
ア流量すなわちブレーキペダル2の踏込量に応じた所定
量のブレーキ作動指示圧のためのエアがトラクタのブレ
ーキバルブ3からトレーラサービスラインAを経てリレ
ーバルブ30,33の各指示圧口Cに指示圧が供給され
る前に、トレーラ用リザーバ27のエアが各リレーバル
ブ30,33の指示圧室に供給される。次いで、ステッ
プS15においてタイマ45だリセットされるとともに
ステップS16においてフラグが1に設定された後、ス
タートに戻る。
【0041】運転者がブレーキを解除するためにブレー
キペダル2を開放すると、ステップS1でストップラン
プスイッチ21がオンでないと判断され、ステップS2
に移行し、給気バルブ39,42および排気バルブ40,
43がオフとなり、ステップS3でフラグが0に設定さ
れてスタートに戻る。したがって、トレーラ用リザーバ
27から給気バルブ39,42とダブルチェックバルブ
38,41を経てリレーバルブ30,33の各指示圧口C
に供給されている指示圧は、排気バルブ40,43から
大気に排出される。そして、ブレーキバルブ3から供給
されている指示圧は、クイックリリースバルブ22から
大気に排出されるので、ブレーキの解除がスムーズに行
われる。
【0042】このように構成された第1実施例の作用に
ついて説明する。この第1実施例の作用は、ブレーキペ
ダル2の踏込およびトレーラコントロールバルブの手動
操作によるトレーラのサービスブレーキ時の作用が異な
るだけで、他の作用は前述の従来のトラクタおよびトレ
ーラのエアブレーキシステムの各作用と同じである。し
たがって、トレーラのサービスブレーキの作用について
のみ説明し、他の作用は省略する。
【0043】トラクタおよびトレーラの両サービスブレ
ーキをともに作動するため、ブレーキペダル2が踏み込
まれると、前述と同様にトレーラのブレーキ作動指示圧
のためのエアがトレーラサービスラインA用トレーラ側
カップリング35を通ってトレーラ側のトレーラサービ
スラインAに流れてくる。このエアの流量が流量センサ
37により検出され、その流量検出信号がECU44に
出力される。また、ストップランプスイッチ21が作動
してストップランプが点灯するとともに、その作動信号
がECU44に出力される。
【0044】ECU44は、ストップランプスイッチ2
1の作動信号と流量センサ37の流量検出信号とにより
決定されたエアの供給時間に基づいて、前述の図2に示
すように給気バルブ39,42および排気バルブ40,4
3を制御する。これにより、トレーラ用リザーバ27の
エアがダブルチェックバルブ38の他方の入口および出
口を通って各リレーバルブ30,33の指示圧口Cに供給
される。したがって、各リレーバルブ30,33が作動
して、前述と同様にトレーラ用リザーバ27のエアが各
スプリングブレーキアクチュエータ10,11,13,1
4に供給され、トレーラのサービスブレーキが作動す
る。
【0045】その場合、ECU44は流量検出センサ3
7からの流量検出信号に基づいて電気制御信号を出力
し、この電気制御信号により各リレーバルブ30,33
の近傍の給気バルブ39,42および排気バルブ40,4
3が作動されるので、トレーラサービスラインAを通っ
て流れてくるエアがダブルチェックバルブ38,41の
一方の入口38a,41aに到達するよりはるかに速
く、トレーラ用リザーバ27からのエアがダブルチェッ
クバルブ38,41の他方の入口38b,41bに到達し
て、各リレーバルブ30,33の指示圧室に供給され
る。したがって、トレーラのサービスブレーキが迅速に
作動する。
【0046】このようにして、本実施例においては、ト
レーラのサービスブレーキがトラクタのサービスブレー
キにほとんど遅れることなく作動し、トラクタのブレー
キ作動とトレーラのブレーキ作動との間にアンバランス
が生じることはなくなる。これにより、サービスブレー
キ作動時のトラクタ・トレーラの挙動が安定するように
なる。
【0047】しかも、この実施例ではストップランプス
イッチ21からのブレーキ操作信号と流量センサ37か
らの流量検出信号とのANDにより各電磁弁を制御して
いるので、制御がより一層確実に行われるようになる。
【0048】また、ダブルチェックバルブ38,41を
用いて、トレーラ用リザーバのエアを給気バルブ39,
42を通して各リレーバルブ30,33の指示圧室に供
給するばかりでなく、従来と同様にトレーラサービスラ
インAを通って流れてくるトラクタ側の第1または第2
リザーバ4,5のいずれかのエアも各リレーバルブ30,
33の指示圧室に供給できるようにしているので、仮に
電磁弁あるいは流量センサ等に故障が生じても、従来と
同様にトレーラのサービスブレーキを確実に作動させる
ことができる。
【0049】トレーラのサービスブレーキのみを作動す
るため、トレーラコントロールバルブ17を手動により
作動した場合も、トレーラのサービスブレーキの作用に
ついてはブレーキペダル2の踏込の場合と同じであり、
その説明は省略する。
【0050】図4は本発明の第2実施例を示す、図2と
同様の図であり、図5は第2実施例の制御フローを示
す、図3と同様の図である。なお、前述と同じ構成要素
には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略
する。
【0051】図4に示すように、この第2実施例におい
てはECU44が前述の第1実施例の流量積分値比較手
段48に代えて流量比較手段50を備えている。第2実
施例のECU44の他の構成要素は第1実施例のそれと
同じである。
【0052】この第2実施例のタイマ45は給排弁のオ
ン時間を計測しかつ制御するとともに流量積分値演算手
段47による流量積分値計算の時間を計測しかつ制御す
るようになっている。
【0053】流量比較手段51は、流量センサ37から
の流量検出信号に基づいてトレーラ側のトレーラサービ
スラインAを流動するエアの流量をあらかじめ設定され
ている所定値と比較して、流量が所定値より大きいか否
かを判断するようになっている。本実施例の他の構成
は、前述の図9および図10に示すエアブレーキシステ
ムと同じである。
【0054】図5に示すように、まずステップS1にお
いてストップランプスイッチ21がオンしているか否
か、すなわちサービスブレーキ操作が行われたか否かが
判断され、ストップランプスイッチ21がオンしていな
いと判断されたとき、ステップS2において給気バルブ
39,42および排気バルブ40,43がともに図1に示
すようにオフにされる。その後で、ステップS3におい
て第1および第2タイマ45a,45bがともにリセッ
トされ、スタートに戻る。
【0055】ステップS1において、ストップランプス
イッチ21がオンしていると判断されたとき、ステップ
S4においてタイマ45がオンしているか否かが判断さ
れる。最初は、タイマ45はオフとなっているので、ス
テップS5に移行し、流量比較手段51により、流量セ
ンサ37からの流量検出信号に基づいてトレーラサービ
スラインAを流れるエアの流量が所定値より大きいか否
かが判断される。エアの流量が所定値より大きくないと
判断されると、ステップS2に移行し、以後前述と同様
の処理が行われる。
【0056】ステップS5においてエアの流量が所定値
より大きいと判断されると、ステップS6において給気
・排気バルブ作動制御手段50により給気バルブ39,
42および排気バルブ40,43がともにオンされる。
これにより、ダブルチェックバルブ38,41の各他方
の入口38a,41aは大気と遮断されかつトレーラ用
リザーバ27と連通し、このリザーバ27のエアがダブ
ルチェックバルブ38,41の各他方の入口38a,41
aおよび出口38c,41cを経て、前側輪用リレーバ
ルブ30および後側輪用リレーバルブ33の各指示圧口
Cに供給される。したがって、トレーラ用リザーバ27
のエアが各スプリングブレーキアクチュエータ10,1
1,13,14のサービスブレーキ作動室に供給される。
また同時にステップS7においてタイマ45がオンされ
る。
【0057】次に、ステップS8において流量積分値演
算手段47により前述と同様にトレーラサービスライン
Aを流れるエアの流量の積分値が計算される。この流量
の積分値は各リレーバルブ30,33の指示圧室に供給
されるブレーキ作動指示圧に相当する。次いで、ステッ
プS9においてタイマ時間比較手段46により、タイマ
時間が第1所定時間より大きいか否か、すなわち計算開
始後第1所定時間が経過したか否かが判断され、第1所
定時間が経過していないと判断されると、ステップS8
に移行し、以後ステップS8とステップS9の各処理が
繰り返される。こうして、第1所定時間流量の積分値の
計算が行われる。
【0058】ステップS9において第1所定時間が経過
したと判断されると、ステップS10において前述と同
様に供給時間決定手段49によりこの流量積分値に基づ
いてエアの供給時間が決定され、次いでステップS11
においてタイマ時間比較手段46により、タイマ時間が
供給時間より大きいか否か、すなわち給気および排気バ
ルブ39,42;40,43のオン後供給時間が経過した
か否かが判断される。タイマ時間が供給時間より大きく
ないと判断されると、ステップS11の処理が繰り返さ
れる。
【0059】タイマ時間が供給時間より大きいと判断さ
れると、ステップS12において給気バルブ39,42
がオフされ、トレーラ用リザーバ27からのエアの供給
が停止するとともに給気バルブ38,41およびダブル
チェックバルブ38,41を経てリレーバルブ30,33
の各指示圧室に供給されたエア圧はその圧力に保持さ
れ、スタートに戻る。こうして、給気・排気バルブ作動
制御手段50が給気・排気バルブ39,42;40,43
を作動制御して決定された供給時間だけエアを各リレー
バルブ30,33の指示圧室に供給することにより、こ
の指示圧室がブレーキペダル2の踏込量に対応するブレ
ーキ作動指示圧に制御される。
【0060】次に、ステップS1において再びストップ
ランプスイッチ21がオンしているか否かが判断され、
この場合ストップランプスイッチ21がオンしているの
で、前述と同様にステップS4においてタイマ45がオ
ンしているか否かが判断される。この場合、タイマ45
がオンしているので、ステップS13に移行し、タイマ
時間が第2所定時間より大きいか否か、すなわち給気お
よび排気バルブ39,42;40,43がともにオンした
後第2所定時間が経過したか否かが判断される。タイマ
時間が第2所定時間より大きくないと判断されるとその
ままスタートに戻る。
【0061】また、タイマ時間が第2所定時間より大き
いと判断されるとステップS2に移行し、給気および排
気バルブ39,42;40,43がともにオフとなる。こ
れにより、トレーラ用リザーバ27から給気バルブ3
9,42とダブルチェックバルブ38,41を経てリレー
バルブ30,33の各指示圧口に供給されていたエアは
排気バルブ40,43より大気に排気される。このと
き、第2所定時間はトラクタ側のブレーキバルブ3から
の指示圧がトレーラサービスラインAを経てリレーバル
ブ30,33の各指示圧口に到達する時間より大きくし
てあるので、ブレーキバルブ3からの指示圧によりリレ
ーバルブ30,33は作動状態が保持されたままであ
る。次に、ステップS3においてタイマ45がともにリ
セットされた後、スタートに戻る。
【0062】なお、タイマ45の時間が第2所定時間よ
り大きくなる前にブレーキ操作を解除すると、ステップ
S1でストップランプスイッチ21がオフとなるので、
スイッチS2において給気および排気バルブ39,42;
40,43がともにオフとなるとともに、ステップS3
で第1および第2タイマ45a,45bがともにリセッ
トされる。
【0063】このようにこの第2実施例では、エアの流
量が所定値以上となると、まず給気バルブ39,42と
排気バルブ40,43とをオンさせ、次に流量の積分値
により供給時間を決めて給気バルブ39,42を制御し
ているので、トレーラのスプリングブレーキアクチュエ
ータの作動に遅れが生じなく、トラクタとのブレーキ作
動のアンバランスが生じない。
【0064】図6は本発明の第3実施例を示す、図2と
同様の図であり、図7は第3実施例の制御フローを示
す、図3と同様の図である。なお、前述と同じ構成要素
には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略
する。
【0065】前述の第2実施例では流量の積分値計算を
1回しか行わないようになっているが、この第3実施例
では給気バルブ39,42と排気バルブ40,43をオン
した後、第2所定時間の積分値計算を繰り返し行い、そ
の計算結果により供給時間を変更して、より正確な制御
を行うようにしている。すなわち、給気バルブ39,4
2および排気バルブ40,43のオン後におけるエア流
量の変化の様子により、供給時間を変更するようにして
いる。
【0066】このために図6に示すように、この第3実
施例ではECU44が前述の第2実施例のECUのタイ
マ45として二つの第1および第2タイマ45a,45
bを備えている。第1タイマ45aは給排弁のオン時間
を計測しかつ制御し、第2タイマ45bは流量積分値演
算手段47による流量積分値計算の時間を計測しかつ制
御するようになっている。
【0067】更に、第3実施例のECU44は、第2実
施例の他の各構成要素に加えて更にカウンタ52を備え
ている。このカウンタ52は第2所定時間の積分値計算
の回数をカウントするようになっている。本実施例の他
の構成は、前述の図9および図10に示すエアブレーキ
システムと同じである。
【0068】図7は、第3実施例でのECU34により
各電磁弁を制御する方法のフローを示す図である。図7
に示すように、第3実施例における各電磁弁の制御フロ
ーは、ステップS1からステップS9まではステップS
3で第1および第2タイマ45a,45bがリセットさ
れることに加えてカウンタ52もリセットされる以外
は、この第2実施例の場合と同じである。
【0069】更に第3実施例においては、ステップS8
およびS9において第2所定時間の流量の積分値計算を
終了した後、ステップS10においてカウンタ52が1
だけカウントアップする。そして、ステップS11にお
いてカウンタ52のカウンタ数に応じた基準に基づいて
今回までの流量積分値の和により供給時間を決定し、前
回の供給時間をこの新たに決定された供給時間に変更す
る。
【0070】次に、ステップS12においてタイマ時間
比較手段46により、第1タイマ時間がこの新たな供給
時間より大きいか否かが判断される。第1タイマ時間が
供給時間より大きくないと判断されると、そのままスタ
ートに戻る。このときストップランプスイッチ21がオ
ンしているので、ステップS1からステップS4に移行
する。第1タイマ45aがオンしているので、ステップ
S4からステップS14に移行し、第1タイマ時間が第
1所定時間より大きいか否かが判断される。第1タイマ
時間が第1所定時間より大きくないと判断されると、ス
テップS8に移行し、以後ステップS8以降の各処理が
行われる。ステップS14で第1タイマ時間が第1所定
時間より大きいと判断されると、ステップS2に移行
し、以後ステップS2以降の各処理が行われる。
【0071】ステップS12において、第1タイマ時間
が供給時間より大きいと判断されると、ステップS13
において給気バルブ39,42をオフした後、スタート
に戻る。その場合、給気バルブ39,42がオフになる
ことにより、給気バルブ39,42からリレーバルブ3
0,33に供給されている指示圧はその圧力に保持され
る。
【0072】更に、ステップS1、S4、S14、S
8、S9、S10およびS11の順に各処理が行われ、
再びステップS12で第1タイマ時間が供給時間より大
きいか否かが判断される。このとき、通常は第1タイマ
時間が供給時間より大きいので、ステップS13に移行
し、それ以後ステップS13以降の各処理が繰り返し行
われる。
【0073】ステップS4において、第1タイマ時間が
第1所定時間より大きいと判断されると、ステップS2
に移行し、給気バルブ39,42と排気バルブ40,43
とがオフとなるとともに、ステップS3で第1および第
2タイマ454a,45bおよびカウンタ52がともに
リセットされる。これにより、給気バルブ39,42か
らリレーバルブ30,33に供給されていた指示圧のエ
アは排気バルブ40,43から大気に排出され、それ以
後はトラクタのブレーキバルブ3からの指示圧により制
御されるようになる。
【0074】このようにこの第3実施例では、給気バル
ブ39,42と排気バルブ40,43とをオンした後も繰
り返し流量の積分値計算を行い、その結果により供給時
間を変更するようにしているので、前述の第2実施例と
比較してより一層正確な制御を行うことができる。
【0075】なお、ステップS10およびS11の供給
時間の決定方法に代えて、前回の流量積分値と今回の流
量積分値との変化量(または変化率)により前回の供給
時間を補正するようにすることもできる。
【0076】また、前述の各実施例においては、ECU
44がストップランプスイッチ21と流量センサ37の
各出力信号のANDにより各電磁弁を制御しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、流量センサ3
7の出力信号のみにより各電磁弁を制御するようにして
もよい。
【0077】更に、前述の各実施例においては、給排弁
を給気バルブと排気バルブとの二つの電磁弁で構成して
いるが、例えば図8に示すようにダブルチェックバルブ
38の他方の入口38aを大気に連通させる位置Iと他
方の入口38aを大気およびトレーラ用リザーバ27の
いずれからも遮断する位置IIと他方の入口38aをトレ
ーラ用リザーバ27に連通させる位置IIIとの3位置が
設定された一つの電磁弁53で給排弁を構成することも
できる。図示しないが後側輪用リレーバルブに対する場
合も同様であることはもちろんである。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるトレーラ用エアブレーキによれば、トレーラサ
ービスラインのトレーラ側入口に設けた流量検出手段に
よりエアの流量検出信号を検出することによりブレーキ
操作を検出し、この流量検出信号に基づいてトレーラの
ブレーキ用リレーバルブの近傍に設けた給排弁を電気的
に制御することにより、トレーラのサービスブレーキを
迅速に作動させることができる。したがって、トレーラ
のサービスブレーキをトラクタのサービスブレーキにほ
とんど遅れることなく作動させることができ、トラクタ
のブレーキ作動とトレーラのブレーキ作動との間にアン
バランスが生じるのを防止できるようになる。これによ
り、サービスブレーキ作動時のトラクタ・トレーラの挙
動を安定させることができる。
【0079】また、トラクタとトレーラは切り離されて
別々に運行される場合もあり、トラクタに連結されるト
レーラは固定ではなく種々変わる。この状況において、
本発明はトレーラのみの対応でトラクタとトレーラのブ
レーキ作動におけるアンバランスを防止したことに実用
的な効果がある。また、ABS装着車両においても、各
左右輪制御に対して適用することができる。
【0080】しかも、請求項4の発明によれば、ストッ
プランプスイッチからのブレーキ操作信号と流量検出手
段からの流量検出信号とのANDにより給排弁を制御し
ているので、給排弁の制御をより一層確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるトレーラ用エアブレーキシス
テムの第1実施例を示すエアブレーキ回路図である。
【図2】 図1に示す第1実施例の電子制御装置の構成
を示す図である。
【図3】 図2に示す電子制御装置により給気バルブお
よび排気バルブを制御する方法のフローを示す図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例の電子制御装置の構成を
示す図である。
【図5】 図4に示す電子制御装置により給気バルブお
よび排気バルブを制御する方法のフローを示す図であ
る。
【図6】 本発明の第3実施例の電子制御装置の構成を
示す図である。
【図7】 図6に示す電子制御装置により給気バルブお
よび排気バルブを制御する方法のフローを示す図であ
る。
【図8】 本発明の第4実施例を示すエアブレーキ回路
図である。
【図9】 従来のトラクタ側のエアブレーキシステムの
一例を示す回路図である。
【図10】 従来のトレーラ側のエアブレーキシステム
の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…トラクタ側のエアブレーキシステム、2…ブレーキ
ペダル、3…デュアルブレーキバルブ、4…第1リザー
バ、5…第2リザーバ、7…左前輪用パワーチャンバ、
8…右前輪用パワーチャンバ、9…前輪用リレーバル
ブ、10…左前後輪用スプリングブレーキアクチュエー
タ、11…右前後輪用スプリングブレーキアクチュエー
タ、12…前後輪用リレーバルブ、13…左後後輪用ス
プリングブレーキアクチュエータ、14…右後後輪用ス
プリングブレーキアクチュエータ、15…後後輪用リレ
ーバルブ、16…モジュレーティングバルブ、17…ト
レーラコントロールバルブ、18…トレーラサプライバ
ルブ、21…ストップランプスイッチ、23…パーキン
グコントロールバルブ、26…トレーラ側のエアブレー
キシステム、27…トレーラ用リザーバ、28…左前側
輪用スプリングブレーキアクチュエータ、29…右前側
輪用スプリングブレーキアクチュエータ、30…前側輪
用リレーバルブ、31…左後側輪用スプリングブレーキ
アクチュエータ、32…右後側輪用スプリングブレーキ
アクチュエータ、33…後側輪用リレーバルブ、34…
コントロールバルブ、35…トレーラサービスラインA
用トレーラ側カップリング、36…トレーラサプライラ
インB用トレーラ側カップリング、37…流量センサ、
38,41…ダブルチェックバルブ、39,42…給気バ
ルブ、40,43…排気バルブ、44…電子制御装置
(ECU)、45…流量積分値演算手段、46…流量積
分値比較手段、47…供給時間決定手段、48…給気・
排気バルブ作動制御手段、49…電磁弁、50…流量比
較手段、51…タイマ、52…タイマ時間比較手段、5
3…カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定圧のエアが蓄えられたトレーラ用リ
    ザーバと、トラクタ側トレーラサプライラインに着脱自
    在に連結されて前記トレーラ用リザーバに前記エアを供
    給するためのトレーラ側トレーラサプライラインと、前
    記トラクタのブレーキバルブの出口側に接続されたトラ
    クタ側トレーラサービスラインに、入口部が着脱自在に
    連結されるトレーラ側トレーラサービスラインと、前記
    トレーラ用リザーバのエアが供給されることによりトレ
    ーラの車輪にブレーキをかけるブレーキアクチュエータ
    と、指示圧室が前記トレーラ側トレーラサービスライン
    に接続されるとともにこの指示圧室に供給されるブレー
    キ作動指示圧に応じて前記トレーラ用リザーバのエアを
    前記ブレーキアクチュエータに供給制御するリレーバル
    ブとを備え、サービスブレーキ作動時に前記指示圧室に
    前記トレーラ側トレーラサービスラインを通して前記ブ
    レーキ作動指示圧ためのトラクタからのエアが供給され
    て前記リレーバルブ作動することによりトレーラの車輪
    にサービスブレーキをかけるようになっているトレーラ
    用エアブレーキシステムにおいて、前記リレーバルブの
    近傍に設けられて一方の入口が前記トレーラ側トレーラ
    サービスラインに接続されるとともに他方の入口が前記
    トレーラ用リザーバに接続可能とされ、更に出口が前記
    リレーバルブの前記指示圧室に接続されているダブルチ
    ェックバルブと、前記ダブルチェックバルブの前記他方
    の入口と前記トレーラ用リザーバとを接続する通路に配
    設され、前記他方の入口に対して前記トレーラ用リザー
    バのエアを供給、排出する電磁弁からなる給排弁と、前
    記トレーラ側トレーラサービスラインの前記入口部にこ
    のトレーラ側トレーラサービスラインを流れる前記ブレ
    ーキ作動指示圧ためのトラクタからのエアの流量を検出
    する流量検出手段と、この流量検出手段からの流量検出
    信号に基づいて前記給排弁を作動制御する電子制御装置
    とを備えていることを特徴とするトレーラ用エアブレー
    キシステム。
  2. 【請求項2】 前記給排弁は、前記トレーラ用リザーバ
    のエアを前記ダブルチェックバルブの前記他方の入口に
    供給する電磁弁からなる常閉の給気バルブと、前記リレ
    ーバルブの前記指示圧室のエアを前記他方の入口から大
    気に排出する電磁弁からなる常開の排気バルブとからな
    ることを特徴とする請求項1記載のトレーラ用エアブレ
    ーキシステム。
  3. 【請求項3】 前記電子制御装置は、前記流量検出手段
    からの流量検出信号に基づいて流量積分値を計算する流
    量積分値演算手段と、計算された流量積分値があらかじ
    め設定されている所定値より大きいか否かを判断する流
    量積分値比較手段と、前記流量積分値比較手段により前
    記流量積分値が前記所定値より大きいと判断されたと
    き、前記流量積分値に基づいてブレーキ作動指示圧のた
    めのエアの供給時間を決定する供給時間決定手段と、決
    定された供給時間に基づいて前記給排弁を作動制御する
    給排弁作動制御手段とを少なくとも備えていることを特
    徴とする請求項1または2記載のトレーラ用エアブレー
    キシステム。
  4. 【請求項4】 前記電子制御装置は、前記流量検出手段
    からの流量検出信号に基づいて前記エアの流量があらか
    じめ設定されている所定値より大きいか否かを判断する
    流量比較手段と、前記流量検出手段からの流量検出信号
    に基づいて流量積分値を計算する流量積分値演算手段
    と、前記流量比較手段により前記流量が前記所定値より
    大きいと判断されたとき、前記流量積分値に基づいてブ
    レーキ作動指示圧のためのエアの供給時間を決定する供
    給時間決定手段と、前記流量比較手段により前記流量が
    前記所定値より大きいと判断されたとき前記給排弁を作
    動するとともに、前記給排弁の作動時間が前記供給時間
    より大きくなったとき、前記給排弁を非作動に制御する
    給排弁作動制御手段とを少なくとも備えていることを特
    徴とする請求項1または2記載のトレーラ用エアブレー
    キシステム。
  5. 【請求項5】 前記電子制御装置は、更に前記流量積分
    値演算手段による流量積分値計算を行った回数をカウン
    トするカウンタを備えており、前記供給時間決定手段は
    前記カウンタのカウンタ数に応じた基準に基づいて今回
    までの流量積分値の和により前記供給時間を決定する手
    段であることを特徴とする請求項4記載のトレーラ用エ
    アブレーキシステム。
  6. 【請求項6】 サービスブレーキ作動時に作動してスト
    ップランプを点灯するストップランプスイッチが前記電
    子制御装置に接続されており、前記電子制御装置は、前
    記ストップランプスイッチからの作動信号と前記流量検
    出手段からの流量検出信号とに基づいて前記給排弁を作
    動制御する制御装置であることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1記載のトレーラ用エアブレーキシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010149616A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Tokyu Car Corp ポールトレーラ
CN117400894A (zh) * 2023-12-14 2024-01-16 威驰腾(福建)汽车有限公司 一种氢能源刹车系统及具有其的氢能源车

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