JPH0925325A - アミド/イミド基を有するブロックドポリイソシアネートおよび焼付ラッカーにおけるその使用 - Google Patents

アミド/イミド基を有するブロックドポリイソシアネートおよび焼付ラッカーにおけるその使用

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JPH0925325A
JPH0925325A JP8191681A JP19168196A JPH0925325A JP H0925325 A JPH0925325 A JP H0925325A JP 8191681 A JP8191681 A JP 8191681A JP 19168196 A JP19168196 A JP 19168196A JP H0925325 A JPH0925325 A JP H0925325A
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ラインハルト・ハルパープ
Hans Schlegel
ハンス・シユレーゲル
Jan Dr Mazanek
ヤン・マツアネク
Hans-Ulrich Dr Meier-Westhues
ハンス−ウルリツヒ・マイアー−ヴエストヒユース
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 向上した耐熱性と比較的低温度におけるハン
ダ付適性との両者を兼備する耐熱性支持体のための(特
にワイヤ被覆のための)被覆組成物を提供する。 【解決手段】 (i) 0.5〜10重量%のアミド及
び/又はイミド構造単位(−CO−N=、MW=42と
して計算)と、(ii) イソシアネート付加反応に関
し一官能性であるブロッキング剤でブロックされた5〜
20重量%のイソシアネート基(−NCO、MW=42
として計算)と、(iii) イソシアネート基と有機
ポリヒドロキシル化合物のヒドロキシル基との反応から
得られる0〜30重量%の化学的に組込まれたウレタン
基(−NH−CO−O−、MW=59として計算)とを
有するポリイソシアネート。さらにこれらラッカーポリ
イソシアネートの製造方法、および適宜有機ポリヒドロ
キシル化合物と組合せた焼付ラッカー用の結合剤として
の使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミドおよび/ま
たはイミド構造単位の存在を特徴とするブロックドイソ
シアネート基を有する新規なラッカーポリイソシアネー
ト、これらラッカーポリイソシアネートの製造方法、お
よび有機ヒドロキシル化合物と組合せた焼付ラッカーと
しての或いは焼付ラッカーを製造するためのその使用に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン系ワイヤ被覆組成物を用い
て、ワイヤを約370〜390℃の比較的低温度にてハ
ンダ付けしうるようなラッカー被覆ワイヤを製造するこ
とが永年にわたり知られている。これらワイヤー被覆組
成物の結合剤はポリエステルポリオールとフェノール−
もしくはアルカノール−ブロックドポリイソシアネート
との組合せに基づいていた(DE−AS 1,170,
096号またはDE−AS 2,626,175号)。
ハンダ付け適性はブロックドポリイソシアネートをヒド
ロキシ官能性オリゴウレタンと組合せることによりポリ
マーフィルムにおけるウレタン基含有量を増大させて向
上させることができる(DE−OS 1,644,79
4号)。ワイヤのためのこれらポリウレタン被覆組成物
は容易にハンダ付けしうるラッカー被覆銅線の製造に広
く使用されるが、これらは極く僅かな熱安定性(130
〜155℃のIEC172による温度指数TI、IEC
=インターナショナル・エレクトロテクニカル・コミッ
ション)しか持たないため全ゆる用途には使用すること
ができない。ワイヤーラッカーのための断熱材の温度分
類もしくは指数がたとえばS.ダーリング、インターナ
ショナル・ワイヤ・スタンダード−プログレス・ツオー
ズ・ハーモニーゼーション・イン・プロシーディング
ス、第19回EEI会議、シカゴ、1989年9月25
〜28日、第56頁に記載されている。
【0003】さらに、ずっと良好な長期熱安定性(約1
80℃のIEC172による温度指数TI)を有するコ
ーチングを金属線に施すことも知られている。これらラ
ッカーコーチングを製造すべく使用される被覆組成物は
ポリウレタンに基づかず、たとえばポリヒダントイン
(たとえばFR−PS 1,484,694号、DE−
PS 2,460,206号)、ポリアミドイミド(た
とえばDE−OS 3,544,548号、DE−OS
3,714,033号、DE−OS 3,817,6
14号)もしくはポリエステル−アミドイミド(たとえ
ばUS−PS 3,652,471号、US−PS
4,997,891号、DE−PS 3,249,49
7号)のような耐熱性プラスチックに基づく。しかしな
がら、これらプラスチックに基づくワイヤ被覆組成物で
被覆されたワイヤはいずれも400℃未満ではハンダ付
けしえない。S.ダーリングの刊行物は180℃の温度
指数TIを有するポリエステルイミドを「ハンダ付けし
うる」(臘付け性、ハンダ付け性)として記載している
が、IEC851によるこの種のハンダ付け適性は40
0℃より高い温度においてのみ達成される。各種のラッ
カー被覆ワイヤに関する要件がIEC317に記載され
ている。この説明において、たとえば470℃のハンダ
付け温度が180℃の温度指数を有するハンダ付け可能
なポリエステルイミドにつき示されている(IEC31
7、部23)。耐熱性ブロックドポリイソシアネートと
組合せて増加したヒドロキシル基含有量を有するポリエ
ステルイミドは370℃にてハンダ付けしうるが、慣用
のポリエステルイミドと比較してtanδ臨界点および
軟化温度に関し急激に低下する性質を示す。EP 36
5,877号に記載されたアミドイミド/ポリウレタン
組合せ物も同様な欠点を示す。
【0004】カルボジイミド基および/またはウロトン
イミン基を有するポリイソシアネートおよびワイヤ被覆
組成物におけるその使用がEP−B 231,509号
に開示されている。反応相手に応じ、これらポリイソシ
アネートはハンダ付けしうるラッカー被覆ワイヤ(EP
−B 231,509号における例1)または耐熱性ラ
ッカー被覆ワイヤ(EP−B 231,509号の例
3)の製造に適している。無水トリメリチン酸に基づく
極めて特異的なポリアミドイミドとEP−B 231,
509号による特定のブロックドポリイソシアネートと
の混合物からなるラッカー結合剤も知られており、EP
−A 291,699号によれば高度の耐熱性フィルム
を与える。さらに、技術的性質を向上させるためブロッ
クドイソシアネートに基づく結合剤系に低分子量添加剤
を使用することも既に知られている。EP−A 28
7,947号によれば、耐熱性ラッカー被覆ワイヤは、
カルボジイミド基および/またはウレトンイミン基を有
するポリイソシアネートと組合せた不飽和カルボン酸を
用いることにより得られる。ポリウレタン系ワイヤラッ
カーのための添加剤としてN,N′、N″−トリス−
(2−ヒドロキシエチル)−イソシアヌレートを用いて
も耐熱性ラッカー被覆ワイヤが得られる(DE−OS
3,133,571号)。要約すれば、従来技術は向上
した耐熱性(約180℃の温度指数TI)有するラッカ
ーコーチングまたは比較的低温度(約370℃)でハン
ダ付けしうるラッカー被覆ワイヤを得ることに向けられ
ると思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、これ
ら利点の両者、すなわち高められた耐熱性および比較的
比較的低温度におけるハンダ付け適性を兼備する(特に
ワイヤ被覆のための)耐熱性支持体用の被覆組成物を提
供することにある。本発明の被覆組成物で被覆されるワ
イヤは特にIEC851により約370℃にてハンダ付
けすることができ、しかも少なくとも180℃のIEC
172による温度指数TIを持たねばならない。さら
に、残余の性質は公知のワイヤ被覆組成物または得られ
る被覆ワイヤの性質にできるだけ合致せねばならない。
この課題は、以下詳細に説明するラッカーポリイソシア
ネートまたは特にワイヤコーチングのための焼付ラッカ
ーにおける有機ポリヒドロキシル化合物と組合せたその
使用によって解決することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(i) 0.
5〜10重量%のアミドおよびイミド構造単位(−CO
−N=、MW=42として計算)と、(ii) イソシ
アネート付加反応に関し一官能性であるブロッキング剤
でブロックされた5〜20重量%のイソシアネート基
(−NCO、MW=42として計算)と、(iii)
イソシアネート基と有機ポリヒドロキシル化合物のヒド
ロキシル基との反応から得られる0〜30重量%の化学
的に組込まれたウレタン基(−NH−CO−O−、MW
=59として計算)とを有するポリイソシアネートに関
するものである。
【0007】さらに本発明は、(a) 最高2.6の平
均NCO官能価と140〜500の分子量とを有する有
機ポリイソシアネートを、(b) イソシアネート基の
ための一官能性ブロッキング剤、(c) 少なくとも2
個のカルボキシル基および/または無水カルボキシル基
と90〜400の分子量とを有する化合物、および
(d) 必要に応じ62〜3000の分子量を有する有
機ポリヒドロキシル化合物と反応させることからなり、
(i) ブロッキング剤(b)を成分(a)のイソシア
ネート基の20〜95%をブロックするのに充分な量で
使用し、(ii) 成分(c)および(d)を、ブロッ
キング反応の後に存在する遊離イソシアネート基とカル
ボキシル基、無水カルボキシル基およびヒドロキシル基
の合計との当量比を0.5:1〜1.05:1にするの
に充分な量で使用し、(iii) 成分(c)のカルボ
キトル基および無水カルボキシル基の合計と成分(d)
のヒドロキシル基との当量比が1:0〜1:20である
ことを特徴とするポリイソシアネートの製造方法にも関
するものである。
【0008】さらに本発明は、結合剤として本発明によ
るポリイソシアネートを含有すると共に、(i)ポリイ
ソシアネートのブロックドイソシアネート基と適宜ポリ
イソシアネートに存在するヒドロキシル基およびポリヒ
ドロキシル化合物のヒドロキシル基の合計との当量比が
2:1〜1:1.2となるのに充分な量の有機ポリヒド
ロキシル化合物を含有することを特徴とする焼付ラッカ
ーに関するものである。最後に本発明は、遊離ヒドロキ
シル基と必要に応じブロックドイソシアネート基とを有
し、結合剤成分として使用するのに適すると共に、本発
明によるポリイソシアネートを1:1.21〜1:3の
(i)ポリイソシアネートにおけるブロックドイソシア
ネート基と(ii)適宜ポリイソシアネートに存在する
ヒドロキシル基およびポリヒドロキシル化合物のヒドロ
キシル基の合計との当量比を与えるのに充分な量の62
〜350の分子量を有する有機ポリヒドロキシル化合物
と反応させおよび/または配合することにより作成され
ることを特徴とする化合物に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】成分(a)に関する分子量は全て
数平均分子量であって、NCO含有量と平均NCO官能
価とから計算することができる。成分(d)に関する分
子量は全て数平均分子量であって、ヒドロキシル基含有
量と平均ヒドロキシル官能価とから計算することができ
る。本発明によるブロックドイソシアネート基を有する
ラッカーポリイソシアネートを製造するには、出発ポリ
イソシアネート(a)をイソシアネート重付加反応にて
ブロッキング剤(b)、多官能性カルボキシル化合物お
よび/または無水カルボキシル化合物(c)および必要
に応じ有機ポリヒドロキシル化合物(d)と反応させ
る。さらにイソシアネート基およびヒドロキシル基から
のウレタン基の形成に関し、「イソシアネート重付加反
応」という用語はCO2 を除去しながらアミドもしくは
イミド構造単位を形成する無水カルボキシル基に対する
イソシアネート基の付加を意味する。「ブロックドイソ
シアネート基」という用語は、イソシアネート基とイソ
シアネート付加反応の意味で一官能性であるブロッキン
グ剤(b)との反応生成物を意味する。ラッカーポリイ
ソシアネートに存在する「ウレタン基」の個数を規定す
る際、イソシアネート基と有機ポリヒドロキシル化合物
(d)のヒドロキシル基との反応から形成されたウレタ
ン基のみが含まれる。ブロッキング剤とイソシアネート
基との反応から形成されるウレタン基は含まれない。
【0010】ブロッキング剤(b)は、出発ポリイソシ
アネート(a)に存在するイソシアネート基の20〜9
5%、好ましくは35〜90%、)、より好ましくは5
0〜85%をブロックするのに充分な量で存在させる。
成分(c)および(d)は、ブロッキング反応の後に残
留する成分(a)のイソシアネート基とカルボキシル
基、無水カルボキシル基およびヒドロキシル基の合計と
の当量比が0.5:1〜1.05:1、好ましくは0.
7:1〜1.0:1になると共に成分(c)のカルボキ
シル基および無水カルボキシル基の合計と成分(d)の
ヒドロキシル基との当量比が1:0〜1:20、好まし
くは1:0〜1:6、より好ましくは1:0となるよう
な量で存在させる。好ましくは、ブロッキング反応の後
に残留する成分(a)のイソシアネート基と成分(c)
のカルボキシル基および無水カルボキシル基の合計との
当量比は少なくとも1:1、好ましくは1:1である。
出発成分(d)をブロッキング反応の後に残留する成分
(a)のイソシアネート基と成分(c)および(d)の
カルボキシル基、無水カルボキシル基およびヒドロキシ
ル基の合計との当量比が1:1未満となるような量で使
用する場合は、反応に際し各カルボキシル基および/ま
たは無水カルボキシル基につき利用しうる少なくとも1
個の遊離NCO基が存在するよう確保せねばならない。
これは、成分(d)または少なくとも部分過剰量の成分
(d)を成分(c)が反応し終わるまで反応混合物に添
加しなければ達成される。
【0011】適する出発ポリイソシアネート(a)は1
40〜500の平均分子量と最高2.6、好ましくは2
〜2.2の平均NCO官能価とを有する芳香族、脂肪族
もしくは脂環式ポリイソシアネートから選択される。そ
の例は1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−
および/または2,6−ジイソシアナトトルエン(TD
I)、4,4′−、2,4′−および/または2,2′
−ジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)、または
これら異性体と高級同族体(公知方法でアニリン/ホル
ムアルデヒド縮合生成物のホスゲン化により得られる)
との混合物、1,5−ナフチレンジイソシアネート、
1,4−ブタンジイソシアネート、2−メチルペンタン
−1,5−ジイソシアネート、1,5−ヘキサンジイソ
シアネート、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HD
I)、1,3−および/または1,4−シクロヘキサン
ジイソシアネート、2,4−および/または2,6−ジ
イソシアナト−1−メチルシクロヘキサン、3,5,5
−トリメチル−3−イソシアナトメチルシクロヘキサン
イソシアネート(IPDI)、ジシクロヘキシルメタン
−2,4′−および/または4,4′−ジイソシアネー
ト並びにこれらジイソシアネートの混合物を包含する。
好適出発ポリイソシアネート(a)は、174〜300
の分子量を有する芳香族結合したイソシアネート基を有
するものである。より好適なジイソシアネートは2,4
−ジイソシアナトトルエンおよび2,6−ジイソシアナ
トトルエン、並びにこれら異性体の工業混合物;4,
4′−、2,4′−および2,2′−ジイソシアナト−
ジフェニルメタン、並びにこれら異性体の混合物もしく
はこれら異性体とその高級同族体(公知方法でアニリン
/ホルムアルデヒド縮合生成物のホスゲン化により得ら
れる)との混合物;さらに先の芳香族ポリイソシアネー
トの混合物である。
【0012】適するブロッキング剤(b)は60〜30
0、好ましくは87〜160の分子量を有するイソシア
ネート基用の公知の一官能性ブロッキング剤から選択さ
れ、これらはZ.W.ウィックス、プログレス・イン・
オーガニック・コーチングス、第3巻、第73頁以降
(1975)および第9巻、第3頁以降(1981)に
記載されたものである。適するブロッキング剤(b)は
フェノール、クレゾール、キシレノールおよびその工業
異性体混合物、イソプロパノール、シクロヘキサノー
ル、1−メトキシ−2−プロパノール(MP)、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ベンジルアルコー
ル、ブタノンオキシム、シクロヘキサノンオキシム、ε
−カプロラクタムおよびその混合物を包含する。フェノ
ール、脂肪族アルコール、オキシムおよびラクタムが好
適であり、フェノール、クレゾールもしくはキシレノー
ルが特に好適である。
【0013】少なくとも2個のカルボキシル基および/
または無水カルボキシル基を有する適する化合物(c)
は90〜400の分子量を有するもの、たとえばマレイ
ン酸、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
イソフタル酸、テレフタル、無水トリメリチン酸、無水
ピロメリチン酸、無水ナフタレン−テトラカルボン酸お
よび無水ベンゾフェノン−テトラカルボン酸である。無
水トリメリチン酸および無水ピロメリチン酸が特に好適
である。
【0014】62〜350の分子量を有するジオールお
よび/またはトリオールが適宜のポリヒドロキシル化合
物(d)として好適に使用されるが、350〜3000
よりも大の分子量を有する高分子量ポリヒドロキシル化
合物も使用することができる。62〜350の分子量を
有する適するポリヒドロキシル化合物はエチレングリコ
ール、異性型プロパンジオール、ブタンジオールおよび
ヘキサンジオール、ジ−、トリ−、テトラ−エチレング
リコール、ジー、トリーもしくはテトラ−プロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシ
クロヘキシル)プロパン、グリセリン、ヘキサントリオ
ール、N,N′,N″−トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレート(THEIC)およびペンタエリ
スリトールを包含する。より高分子量のポリヒドロキシ
ル化合物は、たとえばフタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸およびアジピン酸のようなジカルボン酸を過剰量
の上記ポリオールと反応させて得られる公知のポリヒド
ロキシポリエステルを包含する。低分子量の出発分子を
アルコキシル化して得られるような公知のポリヒドロキ
シポリエーテルも高分子量ポリオールとして使用しうる
が、これらは大して好適でない。さらに上記出発物質の
混合物を本発明により使用することも可能である。
【0015】本発明の方法を実施する際は出発物質
(b)、(c)および必要に応じ(d)を任意所望の順
序でポリイソシアネート成分(a)と反応させることが
できる。しかしながら、成分(c)を添加する際にカル
ボキシル基および特に無水カルボキシル基と反応してエ
ステル基を形成しうるようなヒドロキシル基が(もは
や)残留しないよう確保すべく注意せねばならない。ウ
レタン基、アミド基およびイミド基の形成がエステル基
の形成よりも好適である。この理由で本発明の方法は、
好ましくは成分(a)を先ず最初に成分(b)および必
要に応じ成分(d)と反応させた後、成分(c)を反応
混合物に混入するよう行われる。この具体例の場合に
も、上記したように成分(c)の各カルボキシル基およ
び無水カルボキシル基につき利用しうる成分(a)の少
なくとも1個の遊離イソシアネート基が存在せねばなら
ない。反応は一般に20〜200℃、好ましくは60〜
180℃の温度にて行われる。
【0016】本発明による方法は一般に溶液で行われる
が、仕上製品の所望の性質(たとえば分岐程度および溶
融粘度)に応じ溶融物で行うことも可能である。適する
溶剤はイソシアネート基に対し不活性な公知のラッカー
溶剤、たとえば酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテート、1−メトキシ−2
−プロピルアセテート、2−ブタノン、4−メチル−2
−ペンタノン、シクロヘキサノン、トルエン、キシレ
ン、溶剤ナフサおよびその混合物を包含する。溶剤とし
て適するが大して好適でないものはたとえば燐酸、スル
ホン酸もしくはフタル酸のエステルに基づくような可塑
剤である。NCOに対し不活性なラッカー溶剤の他に、
少量のNCO−反応性溶剤をも使用することができる。
これら溶剤は、反応が完結または実質的に完結するま
で、すなわちNCO含有量が≦1%、好ましくは≦0.
5%になるまで添加されない。これは実質的に、反応性
溶剤の実質的不存在下で生成されるラッカーポリイソシ
アネートが生成されると溶剤に溶解しうることを意味す
る。好適な反応性溶剤は一官能性の脂肪族、脂環式もし
くは芳香脂肪族アルコールおよびフェノール、たとえば
イソプロパノール、n−ブタノール、n−オクタノー
ル、2−メトキシエタノール、2−エトキシ−エタノー
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルおよび1−メトキシ
−2−プロパノール;シクロアルカノール、たとえばベ
ンジルアルコール;並びにフェノール類、たとえばクレ
ゾールもしくはキシレノールである。これら反応性の一
価アルコールもしくはフェノール溶剤はブロッキング剤
としても適しているので、これら溶剤は存在させる場合
は反応体(a)と(d)との量比の計算に含まれず、本
発明による反応が実質的に完結した後の溶剤としてのみ
使用されることは明かである。
【0017】本発明による方法の好適具体例によれば、
出発ジイソシアネート(a)は上記量のブロッキング剤
(b)を用いて封鎖される。ブロッキング剤の性質に応
じ、ブロッキングは生成物が理論NCO含有量もしくは
それより若干低い含有量を有するまで20〜200℃、
好ましくは60〜160℃の温度にて行われる。ブロッ
キングが完結した後、溶解した仕上製品を製造する場合
は溶剤を添加し、さらに第2反応段階にて部分ブロック
ドジイソシアネートをカルボキシル基および/または無
水カルボキシル基を含有する成分(c)(好ましくは無
水トリメリチン酸)と60〜200℃、好ましくは10
0〜180℃の温度にて反応させ、ここでCO2 が発生
する。反応は発生CO2 を接続ガスメータにより測定し
て監視される。発生CO2 は生成したアミド基および/
またはイミド基の尺度である。もはやCO2 発生が観察
されなければ反応が完結し、生成物は理論NCO含有量
もしくはそれより若干低い含有量を有する。必要に応じ
ポリヒドロキシル成分(d)を使用する場合はこれを成
分(a)と成分(b)との好適具体例による反応の前、
反応中または反応後に反応物中へ導入し、或いは成分
(a)が成分(b)および(c)と反応した後にその後
の段階で反応物に導入する。反応は、反応混合物の遊離
イソシアネート基が1.0重量%未満、好ましくは0.
5重量%未満の数値まで低下すれば完結する。
【0018】この方法の好適具体例によれば、本発明に
よるラッカーポリイソシアネートはラッカー溶剤におけ
る透明溶液として、或いは一般に溶融物から固体樹脂と
して固化する溶剤フリーの樹脂として生成される。溶解
した生成物を製造する場合は溶剤もしくは溶剤混合物を
たとえばブロッキングの後に好適具体例に記載したよう
に添加しうるが、この方法の他の具体例においては反応
の初期ブロッキング段階を適する溶剤の存在下で行うこ
ともでき、或いはカルボキシル基および/または無水カ
ルボキシル基を有する成分(c)を溶剤と一緒に添加し
て反応させる。本発明による方法の他の具体例において
は、ポリイソシアネート(a)とブロッキング剤(b)
とカルボキシル基および/または無水カルボキシル基を
有する化合物(c)とを単一容器反応にて一緒に加熱す
る。好適に使用されるフェノールブロッキング剤は90
〜120℃の温度にて反応し、アミド/イミドを生成す
るCO2 の発生を伴う成分(c)との反応は120〜1
60℃の温度にて進行する。個々の反応段階は重なると
共に一般にNCO含有量の滴定、CO2 発生量の測定お
よび必要に応じ遊離熱により監視することができる。適
宜のポリオール(d)との反応は上記の単一容器反応の
前および/または後に行われる。しかしながら、ある場
合には好適ではないがポリイソシアネート(a)を成分
(b)、(c)および(d)と同時に反応させることも
可能である。
【0019】本発明によるラッカーポリイソシアネート
は有機ポリヒドロキシル化合物の貴重な反応相手を構成
し、これらポリヒドロキシル化合物と組合せて焼付ラッ
カーとして或いは任意所望の耐熱性支持体のための焼付
ラッカーを製造すべく使用することができる。この種の
ラッカーを製造するのに適するポリヒドロキシル化合物
は下記1〜5に示す化合物またはこれら化合物の任意所
望の混合物を包含する。
【0020】1. 350の最大分子量と2〜4のヒド
ロキシル官能価とを有する低分子量多価アルコール、た
とえばポリオール(d)として使用すべく上記したポリ
オール、並びに2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2
−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、マレイ
ン酸ビスエチレングリコールエステルおよびアジピン酸
ビスエチレングリコールエステル。 2. たとえばアジピン酸、フタル酸、テトラヒドロフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸もしくはその無水物のよ
うな多塩基性カルボン酸を過剰量の上記1に示した多価
アルコールと反応させて得られると共にOH含有量およ
びOH官能価から計算して350より大の分子量を有す
る25〜600mg KOH/g、好ましくは40〜4
00mg KOH/gのOH価を有する高分子量ポリヒ
ドロキシルポリエステル。 3. 脂肪族結合したヒドロキシル基を有し、アルコー
ル(1)とは相違し、さらに上記1に示したアルカンジ
オールもしくはアルカントリオール(これらは必要に応
じエーテル基をも含有することができる)を、ポリイソ
シアネート成分(a)として使用するのに適するとして
上記すると共にDE−PS 1,644,794号およ
びGB−PS 1,195,886号に記載されたよう
な理論量未満のジイソシアネートと反応させて得られる
50〜400mg KOH/g、好ましくは80〜25
0mg KOH/gのOH価を有するオリゴウレタン。 4. 20〜200mg KOH/g、好ましくは60
〜200mg KOH/gのOH価を有し、ヒドロキシ
ル基を含有するがアルコール(I)とは相違し、たとえ
ばヒドロキシアルキルアクリレートもしくはメタクリレ
ートをアクリル酸もしくはメタクリル酸アルキルエステ
ルおよび必要に応じ他のオレフィン系不飽和モノマー
(たとえばスチレン)と共重合させて得られ、或いは酸
化エチレンでの酸基の部分エステル化によりスチレン/
マレイン酸コポリマーからDE−OS 2,137,2
39号により得られるコポリマー。 5. 公知であり50〜650mg KOH/g、好ま
しくは100〜450mg KOH/gのOH価を有
し、アルコール(1)とは相違し、さらにたとえば1,
3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールおよび
/または1,6−ヘキサンジオール、ジー、トリーおよ
び/またはテトラエチレングリコールのようなジオール
をホスゲンまたはたとえばジフェニルカーボネートのよ
うなジアリールオーボネート、好ましくは1,6−ヘキ
サンジオールに基づくポリカーボネートと、必要に応じ
ジオールの全モル数に対し約5〜35モル%の他のジオ
ールと一緒に反応させて得られるポリカーボネート。H
O(CH2 )6 −OCO−(CH2 )5 −OHに基づく
ポリカーボネートも使用することができる。
【0021】上記2および3に示した化合物が、焼付ラ
ッカーを製造するための本発明によるラッカーポリイソ
シアネートにつき好適な反応相手である。しかしながら
上記反応相手の他にイソシアネート基と反応しうる他の
化合物も焼付ラッカー中に存在させうるが、これは一般
に大して好適でない。この点に関し挙げうる化合物はヒ
ドロキシル基を有するオリゴマーエポキシド、イミドエ
ステル、イミドエステルアミド、ヒダントインおよびア
ミノ基を有する化合物、たとえばヘキサメチレンジアミ
ン、メラミン/ホルムアルデヒド樹脂またはアミノポリ
エーテルを包含する。焼付ラッカーから得られるコーチ
ングの肉眼的性質は、使用すべきポリヒドロキシル化合
物の分子量を選択して変化させることができる。より高
分子量のポリヒドロキシル化合物を用いれば一般に一層
弾性のコーチングを与えるが、低分子量のポリヒドロキ
シル化合物を用いれば一層硬質のコーチングが得られ
る。本発明による1つの用途においては、ラッカーポリ
イソシアネートを、(i)ラッカーポリイソシアネート
のブロックドイソシアネート基と(ii)適宜ラッカー
ポリイソシアネートに存在するヒドロキシル基および添
加ポリヒドロキシル化合物に存在するヒドロキシル基の
合計との当量比が2:1〜1:1.2となるような量で
ポリヒドロキシル化合物と合する。
【0022】ラッカーポリイソシアネートに化学的に組
込まれるヒドロキシル基の濃度が上記当量比に相当する
場合、本発明によるラッカーポリイソシアネートが熱的
に自己架橋性の1−成分結合剤となりうることはこの当
量比から明かであろう。適する添加剤に関する以下の説
明は、大して好適でないが本発明のこの具体例に適用さ
れる。本発明によるラッカーポリイソシアネートと結合
剤としてのポリヒドロキシル化合物とを含有する組成物
は焼付ラッカーとしてそのまま使用することができ、或
いはたとえば溶剤、触媒および顔料のような添加剤と配
合することもできる。適する溶剤は上記したものを包含
する。一価アルコールもしくはフェノールを溶剤として
使用する場合、これらは焼付操作に際し不揮発性ポリヒ
ドロキシル化合物により置換されると共にブロッキング
剤と一緒に焼付操作の際の蒸留により反応混合物から除
去される。好適なワイヤ被覆組成物においては、ラッカ
ーポリイソシアネートおよびポリヒドロキシル化合物の
15〜75重量%溶液(特に20〜60重量%溶液)が
一般に使用される。本発明により使用しうる触媒の例は
クンストストッフ・ハンドブーフ(ベッカー/ブラウン
編)、第7巻、ポリウレタン、第92頁以降、カール・
ハンサー・フェアラーク出版、ミュンヘン、ウイーン
(1966)に記載されている。DE−AS 2,62
6,175号、第7欄第35行〜第8欄第27行に記載
された触媒も適している。有機金属触媒、特にチタン、
亜鉛もしくは錫の化合物、たとえばチタン酸テトライソ
プロピル、オクタン酸錫、酸化ジブチル錫およびジラウ
リン酸ジブチル錫が特に適している。使用する場合、こ
れら触媒は本発明によるブロックドポリイソシアネート
の重量に対し0.01〜5.0重量%、好ましくは0.
1〜3.0重量%の量で使用される。
【0023】結合剤および添加剤を含有する組成物は室
温または若干高められた温度(約50℃まで)における
貯蔵に際し安定でであり、60℃より高い温度、好まし
くは100〜500℃、特に180〜400℃の温度ま
で加熱すると、たとえば溶剤のような揮発性成分を同時
に蒸発しながら反応して架橋プラスチックを生成する。
焼付ラッカーは任意所望の耐熱性支持体(特にガラス繊
維、より好ましくは金属線)を被覆するのに適してい
る。これら焼付ラッカーは任意の被覆技術を用いて支持
体に施すことができ、次いで上記の温度範囲内で硬化さ
せることができる。好適ワイヤコーチングの場合、ワイ
ヤを公知の浸漬、ローラ塗布もしくは吸収剤フェルト法
を用いて被覆し、次いで慣用の乾燥オーブン内で上記温
度範囲にて硬化させる。本発明による生成物をワイヤラ
ッカーコーチングの架橋剤として使用する場合は、その
増大した耐熱性にも拘らず顕著なハンダ付け適性、その
軟化温度の上昇および向上した耐熱衝撃性を強調すべき
であり、公知の被覆線と比較して得られる被覆線の優秀
な耐水性および特に高いtanδ臨界点を兼備する。本
発明により得られるプラスチックの優秀な電気的および
機械的性質に基づき、断熱布地の製造または電気モータ
の含浸にも適している。
【0024】本発明による第2の用途においては、本発
明のラッカーポリイソシアネートを有機ポリヒドロキシ
ル化合物(e)と配合および/または反応させて、ヒド
ロキシル基と必要に応じブロックドイソシアネート基と
を有する結合剤もしくは結合剤成分を形成させる。ポリ
ヒドロキシル化合物(e)は、(i)ラッカーポリイソ
シアネートのブロックドイソシアネート基と成分(e)
のヒドロキシル基およびラッカーポリイソシアネートに
存在するヒドロキシル基の合計との当量比が1:1.2
1〜1:3、好ましくは1:1.4〜1:2.5に相当
する量で使用する。ポリヒドロキシル化合物(e)は6
2〜350の分子量を有し、ポリヒドロキシル化合物
(d)の説明に対応すると共に、化合物(d)と同一で
も異なってもよい。この第2の用途において、ブロック
ドイソシアネート基をヒドロキシル基と反応させず或い
は不完全にのみ反応させる場合は、ブロックドイソシア
ネート基と遊離ヒドロキシル基とを有する組成物が生成
される。しかしながら、適する温度制御(たとえば12
0〜200℃まで加熱)により、イソシアネート基を過
剰に存在するヒドロキシル基とほぼ完全に反応させると
共にブロッキング剤を遊離させるよう確保すれば、ヒド
ロキシル基を有するがほぼ全くブロックドイソシアネー
ト基を持たない組成物が本発明の第2用途にて得られ
る。放出されたブロッキング剤(たとえばクレゾール)
は溶剤として作用することができ、或いは所望ならば蒸
留により除去することもできる。いずれにせよ、第2の
用途によれば最終的架橋には低過ぎるブロックドイソシ
アネート基含有量を有する組成物が得られる。したがっ
て、これら組成物はその結合剤成分としての最終的使用
の前に公知のブロックドポリイソシアネートと配合せね
ばならない。これら組成物も上記の添加剤を含有するこ
とができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明し、
ここで部数および%は特記しない限り全て重量による。
ブロックドNCO基の含有量は「NCO」として計算
し、すなわち42の分子量に基づいて計算した。ウレタ
ン基含有量はイソシアネート基と多価アルコールとの反
応により形成されたウレタン基のみに関し、したがって
たとえブロックドイソシアネート基がウレタン基であっ
てもイソシアネート基と一価アルコールもしくはフェノ
ールブロッキング剤とから形成されたブロックドイソシ
アネート基を含まない。アミド/イミド含有量に関する
データは全て両基に共通である構造単位−CO−N=
(分子量=42)に関する。
【0026】実施例1(製造) 2661部のクレゾール(市販の異性体混合物)を、8
0℃から開始して130℃まで加熱しながら約1時間以
内に130.5のNCO当量を有すると共に90%のジ
イソシアナトジフェニルメタン異性体と10%の高級同
族体とを含有するジフェニルメタン系列のポリイソシア
ネート混合物4019部に滴下した。この混合物を、触
媒としての1部のジアザビシクロオクタンの存在下に約
8〜15時間にわたり120〜140℃にて3.9〜
4.3%のNCO含有量(NCO理論値=3.9%)が
得られるまで反応させた。混合物を2867部の1−メ
トキシ−2−プロピルアセテート(MPA)に溶解さ
せ、591部の無水トリメリチン酸を約120℃にて少
しづつ添加した。この混合物を150〜160℃にて2
4〜28時間にわたり撹拌し、もはやCO2 の放出がガ
スメーターでの測定により観察されなくなった際に停止
させた。さらに132部のクレゾールを溶剤として添加
し、次の性質を有するブロックドポリイソシアネートの
透明溶液を得た(この実施例および以下の製造例に示し
たデータは全て溶液に基づくものである): 濃度: 70% 粘度(23℃): 41,000mPa.s 遊離NCO含有量: 0.6% ブロックドNCO含有量:10.3% アミド/イミド含有量: 2.6%
【0027】実施例2(製造) 1831部のクレゾール(市販の異性体混合物)を、8
0℃から出発して130℃まで加熱しながら約1時間以
内に実施例1に記載した3161部ポリイソシアネート
混合物に滴下した。この混合物を触媒としての1部のジ
アザビシクロオクタンの存在下に約10時間にわたり1
30〜140℃にて反応させ、次いで2302部のMP
Aを溶剤として添加した。698部の無水トリメリチン
酸を約120℃にて少しづつ添加し、混合物を150〜
160℃にて24〜48時間にわたりCO2 を発生させ
ながら反応させた。反応を、もはやガスの放出が観察さ
れなくなった時点で停止させた。ブロックドポリイソシ
アネートの溶液は次の性質を有した: 濃度: 70% 遊離NCO含有量: 0.8% ブロックドNCO含有量:9.3% アミド/イミド含有量: 4.0%
【0028】実施例3(製造) 1603部のクレゾールを80〜100℃にて4920
部のMPAにおける実施例1に記載した2981部のポ
リイソシアネート混合物の溶液に滴下し、触媒としての
1部のジアザビシクロオクタンの存在下に反応させた。
その直後に767部の無水トリメリチン酸を100〜1
20℃にて少しづつ添加し、反応温度を150〜160
℃まで上昇させた。約4時間後、もはやCO2 の発生が
接続ガスメータにより観察されなくなり、80部の過剰
のクレソールを添加し、120℃にて2時間にわたり連
続撹拌した。次の性質を有するブロックドポリイソシア
ネートの透明溶液が得られた: 濃度: 50% 粘度(23℃): 2800mPa.s 遊離NCO含有量: 0.2% ブロックドNCO含有量:6.2% アミド/イミド含有量: 3.4%
【0029】実施例4(製造) 2631部のクレゾールを80〜100℃にて約1時間
以内に3973部の実施例1に記載したポリイソシアネ
ート混合物に滴下し、混合物を120〜140℃にて約
4時間にわたり触媒としての1部のジアザビシクロオク
タンの存在下に反応させた。7.0%のNCO含有量
(NCO理論値=3.9%)にて混合物を2870部の
MPAに溶解させ、664部の無水ピロメリチン酸を1
20℃にて少しづつ添加した。この混合物を150〜1
60℃にて約40時間にわたり、CO2 の発生がガスメ
ータにより測定して停止するまで撹拌した。さらに13
0部の過剰のクレゾールを添加し、撹拌を130℃にて
2時間続けた。次の性質を有するブロックドポリイソシ
アネートの透明溶液が得られた: 濃度: 70% 粘度(23℃): 32,000mPa.s 遊離NCO含有量: 0.8% ブロックドNCO含有量:10.2% イミド含有量: 2.5%
【0030】実施例5(製造) 2079部のフェノールと332部の1,3−ブタンジ
オールと1部のジアザビシクロオクタンとの混合物を8
0℃にて約1時間以内に3206部の2,4−および
2,6−ジイソシアナトトルエン(TDI、80:20
の異性体混合物)に滴下した。この混合物を130℃に
て約10時間にわたり5.7%のNCO含有量(NCO
理論値=5.5%)が得られるまで反応させ、次いで3
200部のMPAを溶剤として添加した。707部の無
水トリメリチン酸を少しづつ添加し、混合物を150℃
にて約40時間にわたり、もはやCO2 の発生が接続ガ
スメータで観察されなくなるまで反応させた。さらに8
00部のフェノールを添加し、撹拌を125℃にて1時
間続けた。次の性質を有するブロックドポリイソシアネ
ートの透明溶液が得られた: 濃度: 60% 粘度(23℃): 22,000mPa.s 遊離NCO含有量: 0.1% ブロックドNCO含有量:9.3% アミド/イミド含有量: 3.1%
【0031】実施例6(本発明による第1用途) 実施例1からの268部のブロックドポリイソシアネー
ト溶液を162部の固体ヒドロキシウレタン(99.9
部の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンと3
0.8部のトリメチロールプロパンと16.9部のジエ
チレングリコールと14.4部の1,3−ブタンジオー
ルとの反応生成物;OH価180mg KOH/g)と
一緒に、285部のクレゾールおよび285部のキシレ
ンから作成された溶剤混液に溶解させた。アニリンとブ
チルアルデヒドとに基づく10.5部のアルジミンを、
得られた溶液に触媒として添加した。 固形物含有量: 35% 粘度(4mmDINカップ):51s(DIN 532
11) 0.5mmの直径を有する銅線をこの溶液で被覆し、そ
の際2.40mのオーブン長さ(中庸太さのワイヤ直径
につき若干変更)を有するオウマン社、エスペルキャン
プ、FRGからのモデルFLK240型水平ラッカー被
覆プラントにて7回通過させるフェルトワイパを450
℃/500℃のオーブン温度および23m/minの速
度で用いた。ラッカー被覆ワイヤは3秒以内に370℃
にてハンダ付け可能であり(IEC851/部4、試験
17)、tan−δ臨界点(IEC 851/部5、試
験19)は185℃であり、軟化温度(IEC 851
/部6、4.1.2)は250℃であった。コーチング
は向上した柔軟性を示した。20%の予備伸長の後、ワ
イヤを0.5mmの円筒マンドレルに巻付けたがコーチ
ングには亀裂が生じなかった。溶剤に露出した後の鉛筆
硬度:2H(IEC 851/部4、3.12、ただし
石油ナフサとキシレンとキシレンとブタノールとの混液
の代わりにエタノールを用いた)。毛髪状亀裂は水の下
で伸長させた後にラッカー被覆ワイヤに生じなかった。
【0032】実施例7(本発明による第1用途) 242部の実施例4からのブロックドポリイソシアネー
ト溶液を181部の固体ヒドロキシウレタン(111.
7部の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンと3
4.4部のトリメチロールプロパンと18.8部のジエ
チレングリコールと16.1部の1,3−ブタンジオー
ルとの反応生成物;OH価180mgKOH/g)と一
緒に、289部のクレゾールおよび288部のキシレン
から作成された溶剤混液に溶解させた。アニリンとブチ
ルアルデヒドとに基づく10.5部のアルジミンを得ら
れた溶液に触媒として添加した。 固形物含有量: 35% 粘度(4mmDINカップ):48s(DIN 532
11) 0.5mmの直径を有する銅線をこの溶液で被覆し、そ
の際2.40mのオーブン長さを有するオウマン社、エ
スペルキャンプ、FRGからのモデルFLK240型水
平ラッカー被覆プラントにて7回通過させるフェルトワ
イパを450℃/500℃のオーブン温度および23m
m/minの速度で用いた。ラッカー被覆ワイヤは4秒
以内に370℃にてハンダ付け可能であり(IEC85
1)、tan−δ臨界点(IEC 851/部5、試験
19)は200℃であり、軟化温度(IEC 851/
部6、4.1.2)は260℃であった。このコーチン
グは向上した柔軟性を示した。20%の予備伸長の後、
ワイヤを0.5mmの円筒マンドレルに巻付けたがコー
チングには亀裂が生じなかった。溶剤に露出した後の鉛
筆硬度:5H(IEC 851/部4、3.12、ただ
し石油ナフサとキシレンとブタノールとの混液の代わり
にエタノールを用いた)。毛髪状の亀裂は、水の下で伸
長させた後にラッカー被覆ワイヤに生じなかった。
【0033】実施例8(本発明による第2用途) 844部のトリメチロールプロパンと334部のジエチ
レングリコールと283部の1,3−ブタンジオールと
241部のクレゾールと626部のMPAとを実施例2
からのブロックドポリイソシアネート溶液に添加し、1
50℃にて4時間にわたりホモゲナイズした。得られた
溶液は次の性質を有した: 濃度: 68% 粘度(23℃): 41,000mPa.s 遊離NCO含有量:0% OH価: 176mg KOH/g 追加ブロックドポリイソシアネートとの架橋反応につ
き、ヒドロキシル基の47%が利用できた。残余のヒド
ロキシル基は、ラッカーポリイソシアネートに存在する
ブロックドイソシアネート基の量に相当する。溶剤とし
て添加しかつブロッキング剤として除去したクレゾール
はOH価の目的で無視した。
【0034】実施例9 実施例8により得られた294部の溶液を150部のフ
ェノール−ブロックドポリイソシアネート(2,4−お
よび2,6−ジイソシアナトトルエンの80:20混合
物とトリメチロールプロパンと1,3−ブタンジオール
とフェノールとの固体反応生成物;ブロックドNCO含
有量12%)と一緒に278部のクレゾールおよび27
8部のキシレンに溶解させ、アニリンとブチルアルデヒ
ドとに基づく触媒としての10.5部のアルジミンと合
した。 固形物含有量: 35% 粘度(4mmDINカップ):21s(DIN 532
11) 0.5mmの直径を有する銅線をこの溶液により被覆
し、その際2.40mのオーブン長さを有するオウマン
社、エスペルキャンプ、FRGからのモデルFLK24
0型水平ラッカー被覆プラントにて7回通過させるフェ
ルトワイパを450℃/500℃のオーブン温度および
23m/minの速度で用いた。ラッカー被覆ワイヤは
3秒以内に370℃にてハンダ付け可能(IEC 85
1)であり、tan−δ臨界点(IEC 851/部
5、試験19)は180℃であり、軟化温度(IEC
851/部6、4.1.2)は250℃であった。この
コーチングは向上した柔軟性を示した。20%の予備伸
長の後、ワイヤを0.5mmの円筒マンドレルに巻付け
たがコーチングには亀裂が生じなかった。溶剤に露出し
た後の鉛筆硬度:5H(IEC 851/部4、3.1
2、ただし石油ナフサとキシレンとブタノールとの混液
の代わりにエタノールを用いた)。
【0035】実施例10 294部の実施例8により得られた溶液を150部のク
レゾール−ブロックドポリイソシアネート(4,4′−
ジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)とトリメチ
ロールプロパンと1,6−ヘキサンジオールとクレゾー
ルとの固体反応生成物;ブロックドNCO含有量11
%)と一緒に278部のクレゾールおよび278部のキ
シレンに溶解させ、触媒としてのアニリンとブチルアル
デヒドとに基づく10.5部のアルジミンと合した。 固形物含有量: 35% 粘度(4mmDINカップ):21s(DIN 532
11) 0.5mmの直径を有する銅線をこの溶液により被覆
し、その際2.40のオーブン長さを有するオウマン
社、エスペルキャンプ、FRGからのモデルFLK24
0型水平ラッカー被覆プラントにて7回通過させるフェ
ルトワイパを450℃/500℃のオーブン温度および
23m/minの速度で用いた。ラッカー被覆ワイヤは
3秒以内に370℃にてハンダ付け可能(IEC 85
1)であり、tan−δ臨界点(IEC 851/部
5、試験19)は190℃であり、軟化温度(IEC
851/部6、4.1.2)は250℃であった。この
コーチングは向上した柔軟性を示した。20%の予備伸
長の後、ワイヤを0.5mmの円筒マンドレルに巻付け
たがコーチングには亀裂が生じなかった。溶剤に露出し
た後の鉛筆硬度:5H(IEC 851/部4、3.1
2、ただし石油ナフサとキシレンとブタノールとの混液
の代わりにエタノールを用いた)。水の下で露出した後
に、ラッカー被覆ワイヤには毛髪状の亀裂は形成しなか
った。
【0036】実施例11(本発明による第1用途) 187部の実施例1からのブロックドポリイソシアネー
ト溶液を実施例8により得られた313部の溶液と一緒
に250部のクレゾールおよび250部のキシレンに溶
解させた。10.5部のアニリンとブチルアルデヒドと
に基づくアルジミンを、得られた溶液に触媒として添加
した。 固形物含有量: 35% 粘度(4mmDINカップ):18s(DIN 532
11) 0.5mmの直径を有する銅線をこの溶液により被覆
し、その際2.40mのオーブン長さを有するオウマン
社、エスペルキャンプ、FRGからのモデルFLK24
0型水平ラッカー被覆プラントにて7回通過させるフェ
ルトワイパを450℃/500℃のオーブン温度および
23m/minの速度で用いた。ラッカー被覆ワイヤは
3秒以内に370℃にてハンダ付け可能(IEC 85
1)であり、tan−δ臨界点(IEC 851/部
5、試験19)は220℃であり、軟化温度(IEC
851/部6、4.1.2)は270℃であった。この
コーチングは向上した柔軟性を示した。20%の予備伸
長の後、ワイヤを0.5mmの円筒マンドレルに巻付け
たがコーチングには亀裂が生じなかった。溶剤に露出し
た後の鉛筆硬度:5H(IEC 851/部4、3.1
2、ただし石油ナフサとキシレンとブタノールとの混液
の代わりにエタノールを用いた)。水の下で伸長させた
後、ラッカー被覆ワイヤには毛髪状の亀裂が生じなかっ
た。
【0037】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. (i) 0.5〜10重量%のアミドおよび/ま
たはイミド構造単位(−CO−N=、MW=42として
計算)と、(ii) イソシアネート付加反応に関し一
官能性であるブロッキング剤でブロックされた5〜20
重量%のイソシアネート基(−NCO、MW=42とし
て計算)と、(iii) イソシアネート基と有機ポリ
ヒドロキシル化合物のヒドロキシル基との反応から得ら
れる0〜30重量%の化学的に組込まれたウレタン基
(−NH−CO−O−、MW=59として計算)とを有
するポリイソシアネート。
【0038】2. (a) 最高2.6の平均NCO官
能価と140〜500の分子量とを有する有機ポリイソ
シアネートを、(b) イソシアネート基のための一官
能性ブロッキング剤、(c) 少なくとも2個のカルボ
キシル基および/または無水カルボキシル基と90〜4
00の分子量とを有する化合物、および(d) 必要に
応じ62〜3000の分子量を有する有機ポリヒドロキ
シル化合物と反応させることからなり、(i) ブロッ
キング剤(b)を成分(a)のイソシアネート基の20
〜95%をブロックするのに充分な量で使用し、(i
i) 成分(c)および(d)を、ブロッキング反応の
後に存在する遊離イソシアネート基とカルボキシル基、
無水カルボキシル基およびヒドロキシル基の合計との当
量比を0.5:1〜1.05:1にするのに充分な量で
使用し、(iii) 成分(c)のカルボキシル基およ
び無水カルボキシル基の合計と成分(d)のヒドロキシ
ル基との当量比が1:0〜1:20であることを特徴と
するポリイソシアネートの製造方法。
【0039】3. (i) ブロッキング剤(b)を成
分(a)のイソシアネート基の35〜90%をブロック
するのに充分な量で使用し、(ii) 成分(c)およ
び(d)を、ブロッキング反応の後に存在する遊離イソ
シアネート基とカルボキシル基、無水カルボキトル基お
よびヒドロキシル基の合計との当量比を0.7:1〜
1:1にするのに充分な量で使用し、(iii) 成分
(c)のカルボキシル基および無水カルボキシル基の合
計と成分(d)のヒドロキシル基との合計が1:0〜
1:6である上記第2項に記載の方法。
【0040】4. 成分(a)が、芳香族結合したイソ
シアネート基と2〜2.2の平均NCO官能価と174
〜300の平均分子量とを有する1種もしくはそれ以上
のポリイソシアネートからなる上記第2項に記載の方
法。 5. 成分(a)が、芳香族結合したイソシアネート基
と2〜2.2の平均NCO官能価と174〜300の平
均分子量とを有する1種もしくはそれ以上のポリイソシ
アネートからなる上記第3項に記載の方法。 6. 成分(b)がフェノール、脂肪族アルコール、オ
キシムおよびラクタムよりなる群から選択されるブロッ
キング剤からなる上記第2項に記載の方法。 7. 成分(b)がフェノール、脂肪族アルコール、オ
キシムおよびラクタムよりなる群から選択されるブロッ
キング剤からなる上記第4項に記載の方法。
【0041】8. 成分(c)が無水トリメリチン酸お
よび/または無水ピロメリチン酸からなる上記第2項に
記載の方法。 9. 成分(c)が無水トリメリチン酸および/または
無水ピロメリチン酸からなる上記第4項に記載の方法。 10. 成分(c)が無水トリメリチン酸および/また
は無水ピロメリチン酸からなる上記第6項に記載の方
法。 11. 成分(c)が無水トリメリチン酸および/また
は無水ピロメリチン酸からなる上記第7項に記載の方
法。
【0042】12. 成分(d)が、エーテル基もしく
はイソシアヌレート環をも有しうる62〜350の分子
量を持った脂肪族および/または脂環式の多価アルコー
ルからなる上記第2項に記載の方法。 13. 成分(d)がエーテル基もしくはイソシアヌレ
ート環をも有しうる62〜350の分子量を持った脂肪
族および/または脂環式の多価アルコールからなる上記
第4項に記載の方法。 14. 成分(d)がエーテル基もしくはイソシアヌレ
ート環をも有しうる62〜350の分子量を持った脂肪
族および/または脂環式の多価アルコールからなる上記
第8項に記載の方法。 15. 成分(d)がエーテル基もしくはイソシアヌレ
ート環をも有しうる62〜350の分子量を持った脂肪
族および/または脂環式の多価アルコールからなる上記
第9項に記載の方法。
【0043】16. 結合剤として上記第1項に記載の
ポリイソシアネートを含有すると共に、(i)ポリイソ
シアネートのブロックドイソシアネート基と適宜ポリイ
ソシアネートに存在するヒドロキシル基およびポリヒド
ロキシル化合物のヒドロキシル基の合計との当量比が
2:1〜1:1.2となるのに充分な量の有機ポリヒド
ロキシル化合物を含有することを特徴とする焼付ラッカ
ー。 17. 遊離ヒドロキシル基と必要に応じブロックドイ
ソシアネート基とを有し、結合剤成分として使用するの
に適すると共に、上記第1項に記載のポリイソシアネー
トを1:1.21〜1:3の(i)ポリイソシアネート
におけるブロックドイソシアネート基と(ii)適宜ポ
リイソシアネートに存在するヒドロキシル基およびポリ
ヒドロキシル化合物のヒドロキシル基の合計との当量比
を与えるのに充分な量の62〜350の分子量を有する
ポリヒドロキシル化合物と反応させおよび/または配合
することにより作成される化合物。
【0044】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく種々の改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤン・マツアネク ドイツ連邦共和国デイー51061 ケルン、 ハーフエルカムプ 2 (72)発明者 ハンス−ウルリツヒ・マイアー−ヴエスト ヒユース ドイツ連邦共和国デイー51379 レーフエ ルクーゼン、アム・ローゼンヒユーゲル 10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i) 0.5〜10重量%のアミドお
    よび/またはイミド構造単位(−CO−N=、MW=4
    2として計算)と、(ii) イソシアネート付加反応
    に関し一官能性であるブロッキング剤でブロックされた
    5〜20重量%のイソシアネート基(−NCO、MW=
    42として計算)と、(iii) イソシアネート基と
    有機ポリヒドロキシル化合物のヒドロキシル基との反応
    から得られる0〜30重量%の化学的に組込まれたウレ
    タン基(−NH−CO−O−、MW=59として計算)
    とを有するポリイソシアネート。
  2. 【請求項2】 (a) 最高2.6の平均NCO官能価
    と140〜500の分子量とを有する有機ポリイソシア
    ネートを、(b) イソシアネート基のための一官能性
    ブロッキング剤、(c) 少なくとも2個のカルボキシ
    ル基および/または無水カルボキシル基と90〜400
    の分子量とを有する化合物、および(d) 必要に応じ
    62〜3000の分子量を有する有機ポリヒドロキシル
    化合物と反応させることからなり、(i) ブロッキン
    グ剤(b)を成分(a)のイソシアネート基の20〜9
    5%をブロックするのに充分な量で使用し、(ii)
    成分(c)および(d)を、ブロッキング反応の後に存
    在する遊離イソシアネート基とカルボキシル基、無水カ
    ルボキシル基およびヒドロキシル基の合計との当量比を
    0.5:1〜1.05:1にするのに充分な量で使用
    し、(iii) 成分(c)のカルボキシル基および無
    水カルボキシル基の合計と成分(d)のヒドロキシル基
    との当量比が1:0〜1:20であることを特徴とする
    ポリイソシアネートの製造方法。
  3. 【請求項3】 結合剤として請求項1に記載のポリイソ
    シアネートを含有すると共に、(i)ポリイソシアネー
    トのブロックドイソシアネート基と適宜ポリイソシアネ
    ートに存在するヒドロキシル基およびポリヒドロキシル
    化合物のヒドロキシル基の合計との当量比が2:1〜
    1:1.2となるのに充分な量の有機ポリヒドロキシル
    化合物を含有することを特徴とする焼付ラッカー。
JP8191681A 1995-07-05 1996-07-03 アミド/イミド基を有するブロックドポリイソシアネートおよび焼付ラッカーにおけるその使用 Pending JPH0925325A (ja)

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