JPH0925585A - エッチング部品の製造方法 - Google Patents
エッチング部品の製造方法Info
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- JPH0925585A JPH0925585A JP17087695A JP17087695A JPH0925585A JP H0925585 A JPH0925585 A JP H0925585A JP 17087695 A JP17087695 A JP 17087695A JP 17087695 A JP17087695 A JP 17087695A JP H0925585 A JPH0925585 A JP H0925585A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フォトエッチング法により、エッチング部品を
製造する方法に係わる。 【構成】エッチング部品の製造方法において、エッチン
グ処理後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置し、金
属素材上のエッチング液を除去する水切りロールの表面
に付着した洗浄水を除去する手段が、端部同志が一部重
複するスキージ領域を持つよう、前記水切りロールの回
転軸と略平行に縦列とした、二本の水切り用スキージで
構成され、かつ、前記水切りロールの回転方向に末広が
りとした略ハの字状となるよう、少なくとも水切りロー
ル上に一か所設けたことを特徴とするエッチング部品の
製造方法。
製造する方法に係わる。 【構成】エッチング部品の製造方法において、エッチン
グ処理後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置し、金
属素材上のエッチング液を除去する水切りロールの表面
に付着した洗浄水を除去する手段が、端部同志が一部重
複するスキージ領域を持つよう、前記水切りロールの回
転軸と略平行に縦列とした、二本の水切り用スキージで
構成され、かつ、前記水切りロールの回転方向に末広が
りとした略ハの字状となるよう、少なくとも水切りロー
ル上に一か所設けたことを特徴とするエッチング部品の
製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトエッチング法に
より、板状の金属素材にエッチング部品を製造する方法
に係わる。
より、板状の金属素材にエッチング部品を製造する方法
に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー受像管等に用いるシャドウ
マスク、または、半導体装置用のリードフレーム等のエ
ッチング部品は、金属素材を腐食溶解する、すなわちフ
ォトエッチング法を用いて製造されている。例えばカラ
ー受像管等に用いるシャドウマスクは、図5の例に示す
ような工程で造られる。すなわち、金属素材1として巻
取りロールから供給された長尺帯状の金属板、例えば板
厚0.13mmの低炭素鋼板を用い、その両面を脱脂、整面、
洗浄処理した後、その両面にカゼインやポリビニルアル
コールと重クロム酸アンモニウムからなる水溶性感光液
を塗布乾燥して、フォトレジスト膜10を形成する。次い
で、金属素材1の一方の面に小孔像のネガパターンを、
他方の面に大孔像のネガパターンを露光する。その後、
温水にて、未露光未硬化のフォトレジスト膜を溶解する
現像処理を行なえば、図5(a)に示すように、小孔レ
ジスト膜 10aと大孔レジスト膜 10bを表裏に有する金属
素材1が得られる。その後、レジスト膜10に対して硬膜
処理およびバーニング処理を施す。
マスク、または、半導体装置用のリードフレーム等のエ
ッチング部品は、金属素材を腐食溶解する、すなわちフ
ォトエッチング法を用いて製造されている。例えばカラ
ー受像管等に用いるシャドウマスクは、図5の例に示す
ような工程で造られる。すなわち、金属素材1として巻
取りロールから供給された長尺帯状の金属板、例えば板
厚0.13mmの低炭素鋼板を用い、その両面を脱脂、整面、
洗浄処理した後、その両面にカゼインやポリビニルアル
コールと重クロム酸アンモニウムからなる水溶性感光液
を塗布乾燥して、フォトレジスト膜10を形成する。次い
で、金属素材1の一方の面に小孔像のネガパターンを、
他方の面に大孔像のネガパターンを露光する。その後、
温水にて、未露光未硬化のフォトレジスト膜を溶解する
現像処理を行なえば、図5(a)に示すように、小孔レ
ジスト膜 10aと大孔レジスト膜 10bを表裏に有する金属
素材1が得られる。その後、レジスト膜10に対して硬膜
処理およびバーニング処理を施す。
【0003】次いで、図5(b)に示すように、金属素
材1に対しエッチング液7を接触させるエッチング処理
を表裏両面から行った後、水洗洗浄および乾燥を行なう
第一エッチング工程を行う。エッチング液には塩化第二
鉄のボーメ濃度35〜50を用い、スプレー圧 1.5〜3.5kg/
cm2 のスプレーエッチングで行なうのが一般的である。
材1に対しエッチング液7を接触させるエッチング処理
を表裏両面から行った後、水洗洗浄および乾燥を行なう
第一エッチング工程を行う。エッチング液には塩化第二
鉄のボーメ濃度35〜50を用い、スプレー圧 1.5〜3.5kg/
cm2 のスプレーエッチングで行なうのが一般的である。
【0004】次いで、図5(c)に示すように、金属素
材1に樹脂を塗布し、前段のエッチングで形成された小
孔側の凹部を完全に埋め尽くすエッチング防止層11を形
成する。続いて、図5(d)に示すように、大孔側から
のみ金属素材1にエッチング液7を接触させエッチング
処理した後、水洗洗浄を行う第二エッチング工程を行な
い、大孔側から小孔に貫通する開孔を形成する。最後
に、アルカリ液等によりエッチング防止層11およびレジ
スト膜10を剥がす剥膜処理を行った後、水洗乾燥して図
5(e)に示すフラット型のシャドウマスク5を得るも
のである。
材1に樹脂を塗布し、前段のエッチングで形成された小
孔側の凹部を完全に埋め尽くすエッチング防止層11を形
成する。続いて、図5(d)に示すように、大孔側から
のみ金属素材1にエッチング液7を接触させエッチング
処理した後、水洗洗浄を行う第二エッチング工程を行な
い、大孔側から小孔に貫通する開孔を形成する。最後
に、アルカリ液等によりエッチング防止層11およびレジ
スト膜10を剥がす剥膜処理を行った後、水洗乾燥して図
5(e)に示すフラット型のシャドウマスク5を得るも
のである。
【0005】フォトエッチング法を用いた他のエッチン
グ部品、例えば半導体装置用のリードフレーム等の製造
においても、上述したような金属素材へのレジスト膜の
形成、金属素材へのエッチング処理およびレジスト膜の
剥膜処理は必要な工程といえる。
グ部品、例えば半導体装置用のリードフレーム等の製造
においても、上述したような金属素材へのレジスト膜の
形成、金属素材へのエッチング処理およびレジスト膜の
剥膜処理は必要な工程といえる。
【0006】上述したようにエッチング工程において
は、エッチング処理の後、水洗洗浄が行われるものであ
る。図3に示すように、エッチングチャンバー6内に
て、例えばノズル 12aからエッチング液7を噴射させる
スプレー法等にてエッチング液7を金属素材1に接触さ
せることで、表面にレジスト膜を有する金属素材1は、
エッチング処理されるものである。
は、エッチング処理の後、水洗洗浄が行われるものであ
る。図3に示すように、エッチングチャンバー6内に
て、例えばノズル 12aからエッチング液7を噴射させる
スプレー法等にてエッチング液7を金属素材1に接触さ
せることで、表面にレジスト膜を有する金属素材1は、
エッチング処理されるものである。
【0007】次いで、金属素材1はエッチングチャンバ
ー6を出て搬送されるが、金属素材1表面、特に水平搬
送される金属素材1の上面にはエッチング液7が、例え
ば膜状に残留付着しており、エッチングチャンバー6を
出た後も、金属素材1へのエッチングは継続して行われ
ている。そのため、金属素材1表面に残留付着したエッ
チング液7を除去し、金属素材1へのエッチングを停止
させる処理が必要となる。
ー6を出て搬送されるが、金属素材1表面、特に水平搬
送される金属素材1の上面にはエッチング液7が、例え
ば膜状に残留付着しており、エッチングチャンバー6を
出た後も、金属素材1へのエッチングは継続して行われ
ている。そのため、金属素材1表面に残留付着したエッ
チング液7を除去し、金属素材1へのエッチングを停止
させる処理が必要となる。
【0008】通常、この金属素材1へのエッチング停止
処理は、金属素材1を水洗洗浄することで行われてお
り、例えば図3に示すように水洗チャンバー8内にて、
金属素材1に洗浄水9を接触させ、金属素材1表面に残
留付着したエッチング液7を洗浄除去するものである。
ちなみに、図3の例においては、水洗ノズル 12bより洗
浄水9を金属素材1に噴射し、エッチング液7の洗浄除
去を行っている。
処理は、金属素材1を水洗洗浄することで行われてお
り、例えば図3に示すように水洗チャンバー8内にて、
金属素材1に洗浄水9を接触させ、金属素材1表面に残
留付着したエッチング液7を洗浄除去するものである。
ちなみに、図3の例においては、水洗ノズル 12bより洗
浄水9を金属素材1に噴射し、エッチング液7の洗浄除
去を行っている。
【0009】上述した金属素材1からのエッチング液7
の洗浄除去は、瞬時に行われることが望ましい。例え
ば、水洗チャンバー8を出るまでにはエッチング液7の
洗浄除去は完全に行われるものであるが、水洗チャンバ
ー8内で、金属素材1からのエッチング液7の洗浄除去
が緩慢に行われたとする。その場合、水洗チャンバー8
内で暫くの間、高濃度のエッチング液7が金属素材1表
面に部分的に残留していたり、洗浄水9による金属素材
1表面のエッチング液7への濃度希釈速度が部分的に異
なる等の可能性が生じる。
の洗浄除去は、瞬時に行われることが望ましい。例え
ば、水洗チャンバー8を出るまでにはエッチング液7の
洗浄除去は完全に行われるものであるが、水洗チャンバ
ー8内で、金属素材1からのエッチング液7の洗浄除去
が緩慢に行われたとする。その場合、水洗チャンバー8
内で暫くの間、高濃度のエッチング液7が金属素材1表
面に部分的に残留していたり、洗浄水9による金属素材
1表面のエッチング液7への濃度希釈速度が部分的に異
なる等の可能性が生じる。
【0010】上述したようにエッチング液7の洗浄除去
が緩慢に行われた場合、金属素材1表面のエッチング停
止時期が金属素材1部位により異なることとなり、エッ
チングで形成されるエッチングパターンの寸法が金属素
材1部位により異なるエッチング不良が生じることとな
る。これを防ぐため、金属素材1表面からのエッチング
液7の洗浄除去は、瞬時に行われることが望ましいとい
える。
が緩慢に行われた場合、金属素材1表面のエッチング停
止時期が金属素材1部位により異なることとなり、エッ
チングで形成されるエッチングパターンの寸法が金属素
材1部位により異なるエッチング不良が生じることとな
る。これを防ぐため、金属素材1表面からのエッチング
液7の洗浄除去は、瞬時に行われることが望ましいとい
える。
【0011】通常、金属素材1表面からのエッチング液
7の洗浄除去を、瞬時に行うための手段として、図3に
示すように、金属素材1の搬送方向に回転し、表面に弾
性を有する円筒形の回転ロール(以下、水切りロール2
と記す)を、水洗チャンバー8の金属素材1の搬入口
に、金属素材1と接触するよう設けている。水切りロー
ル2は金属素材1との接触面でスキージの役目をしてい
る。すなわち、水切りロール2と金属素材1との接触面
で、金属素材1表面に残留付着していたエッチング液7
の大部分を、金属素材1の搬送方向と反対側に押し返
し、エッチング液7を水洗チャンバー8内に持ち込むこ
とを防ぐものである。これにより、水切りロール2との
接触面を境にして、金属素材1表面で接触する液は、エ
ッチング液7から洗浄水9へと、ほぼ瞬時に変わること
となり、水洗チャンバー8内における金属素材1からの
エッチング液7の洗浄除去は、迅速かつ効率的に行われ
ることになる。
7の洗浄除去を、瞬時に行うための手段として、図3に
示すように、金属素材1の搬送方向に回転し、表面に弾
性を有する円筒形の回転ロール(以下、水切りロール2
と記す)を、水洗チャンバー8の金属素材1の搬入口
に、金属素材1と接触するよう設けている。水切りロー
ル2は金属素材1との接触面でスキージの役目をしてい
る。すなわち、水切りロール2と金属素材1との接触面
で、金属素材1表面に残留付着していたエッチング液7
の大部分を、金属素材1の搬送方向と反対側に押し返
し、エッチング液7を水洗チャンバー8内に持ち込むこ
とを防ぐものである。これにより、水切りロール2との
接触面を境にして、金属素材1表面で接触する液は、エ
ッチング液7から洗浄水9へと、ほぼ瞬時に変わること
となり、水洗チャンバー8内における金属素材1からの
エッチング液7の洗浄除去は、迅速かつ効率的に行われ
ることになる。
【0012】しかし、上述した水切りロール2を用いた
エッチング液7の液切りでは以下の問題が生じるもので
ある。すなわち、図3に示すように、水洗チャンバー8
内で水切りロール2表面に洗浄水9が付着し、この付着
した洗浄水9が水切りロール2の回転とともに、水切り
ロール2と金属素材1との接触面に到達していた。この
ため、水切りロール2表面に付着した洗浄水9とエッチ
ング液7とが、水切りロール2と金属素材1との接触面
で混合し、接触領域でエッチング液7の液濃度が異なる
部位が生じ、これにより、エッチングパターンの寸法が
部分的に異なるエッチング不良の問題が生じていた。こ
の問題を防ぐため、従来は、図4に示すように、少なく
とも水切りロール2の長さを持つ水切り用スキージ3
を、水切りロール2表面と接するよう、水切りロール2
の回転軸と平行に設けていた。この水切り用スキージ3
により、水切りロール2表面に付着した洗浄水9をスキ
ージすることで除去し、水切りロール2と金属素材1と
の接触面に洗浄水9が回り込むことを防ぐものである。
エッチング液7の液切りでは以下の問題が生じるもので
ある。すなわち、図3に示すように、水洗チャンバー8
内で水切りロール2表面に洗浄水9が付着し、この付着
した洗浄水9が水切りロール2の回転とともに、水切り
ロール2と金属素材1との接触面に到達していた。この
ため、水切りロール2表面に付着した洗浄水9とエッチ
ング液7とが、水切りロール2と金属素材1との接触面
で混合し、接触領域でエッチング液7の液濃度が異なる
部位が生じ、これにより、エッチングパターンの寸法が
部分的に異なるエッチング不良の問題が生じていた。こ
の問題を防ぐため、従来は、図4に示すように、少なく
とも水切りロール2の長さを持つ水切り用スキージ3
を、水切りロール2表面と接するよう、水切りロール2
の回転軸と平行に設けていた。この水切り用スキージ3
により、水切りロール2表面に付着した洗浄水9をスキ
ージすることで除去し、水切りロール2と金属素材1と
の接触面に洗浄水9が回り込むことを防ぐものである。
【0013】しかし、図4に示す水切り用スキージ3を
設けても、水切りロール2表面に付着した洗浄水9のス
キージによる除去は完全ではなく、水切りロール2と金
属素材1との接触面に、例えばスジ状となった除去残り
の洗浄水9’が回り込み、これによりエッチングパター
ンの寸法が金属素材部位により異なるエッチング不良が
生じていた。また、水切りロール2と水切り用スキージ
3との接触部に、スキージされた洗浄水9が滞留し、そ
の滞留水中にエッチング処理および水洗洗浄中に発生し
た金属粉またはレジストかす等の異物が混入しているこ
とがあった。この異物が、回転する水切りロール2を介
して金属素材1に再付着し、金属素材1にキズを付ける
という問題もあった。
設けても、水切りロール2表面に付着した洗浄水9のス
キージによる除去は完全ではなく、水切りロール2と金
属素材1との接触面に、例えばスジ状となった除去残り
の洗浄水9’が回り込み、これによりエッチングパター
ンの寸法が金属素材部位により異なるエッチング不良が
生じていた。また、水切りロール2と水切り用スキージ
3との接触部に、スキージされた洗浄水9が滞留し、そ
の滞留水中にエッチング処理および水洗洗浄中に発生し
た金属粉またはレジストかす等の異物が混入しているこ
とがあった。この異物が、回転する水切りロール2を介
して金属素材1に再付着し、金属素材1にキズを付ける
という問題もあった。
【0014】なお上記の記述は、エッチング工程につい
て述べているが、レジスト膜の剥膜工程においても、金
属素材からの剥膜液の洗浄除去は、瞬時に行われること
が望ましい。ちなみに、剥膜液の洗浄除去が緩慢に行わ
れた場合、金属素材表面部位により金属素材の変色を起
こす問題が生じるものである。このため、上述した水切
りロール2および水切り用スキージ3を、剥膜処理後の
水洗洗浄手段、例えば水洗チャンバー8の金属素材1搬
入口にも設けるものであるが、上述した水切り不良およ
び異物混入により、剥膜工程においては金属素材1の変
色およびキズが発生するという問題が生じていた。
て述べているが、レジスト膜の剥膜工程においても、金
属素材からの剥膜液の洗浄除去は、瞬時に行われること
が望ましい。ちなみに、剥膜液の洗浄除去が緩慢に行わ
れた場合、金属素材表面部位により金属素材の変色を起
こす問題が生じるものである。このため、上述した水切
りロール2および水切り用スキージ3を、剥膜処理後の
水洗洗浄手段、例えば水洗チャンバー8の金属素材1搬
入口にも設けるものであるが、上述した水切り不良およ
び異物混入により、剥膜工程においては金属素材1の変
色およびキズが発生するという問題が生じていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑み、フォトエッチング法を用いたエッチング
部品の製造方法において、エッチング不良および金属素
材の変色が生じない製造方法を立案して、本発明に至っ
たものであり、得られるエッチング部品にエッチング不
良および金属素材の変色が生じないエッチング部品の製
造方法を提供しようとするものである。
な事情に鑑み、フォトエッチング法を用いたエッチング
部品の製造方法において、エッチング不良および金属素
材の変色が生じない製造方法を立案して、本発明に至っ
たものであり、得られるエッチング部品にエッチング不
良および金属素材の変色が生じないエッチング部品の製
造方法を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、所
定パターンに従って一部金属面を露出させているレジス
ト膜が表面に形成されている板状の金属素材にエッチン
グ処理を行った後、水洗洗浄を行なうエッチング工程
と、前記レジスト膜を前記金属素材より剥膜する剥膜処
理後、水洗洗浄を行う剥膜工程とを少なくとも有するエ
ッチング部品の製造方法において、前記エッチング処理
後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置し、搬送中の
金属素材に接触することで金属素材表面に残留したエッ
チング液を除去する水切りロールの表面に付着した洗浄
水を除去する手段が、水切りロールの中央部領域で端部
同志が一部重複するスキージ領域を持つよう、前記水切
りロールの回転軸と略平行に縦列とした二本の水切り用
スキージで構成され、かつ、前記二本の水切り用スキー
ジが、前記水切りロールの回転方向に対し末広がりとな
る略ハの字状となるよう、少なくとも水切りロール上に
一か所設けたことを特徴とするエッチング部品の製造方
法を提供することで、上記の課題を解決したものであ
る。
定パターンに従って一部金属面を露出させているレジス
ト膜が表面に形成されている板状の金属素材にエッチン
グ処理を行った後、水洗洗浄を行なうエッチング工程
と、前記レジスト膜を前記金属素材より剥膜する剥膜処
理後、水洗洗浄を行う剥膜工程とを少なくとも有するエ
ッチング部品の製造方法において、前記エッチング処理
後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置し、搬送中の
金属素材に接触することで金属素材表面に残留したエッ
チング液を除去する水切りロールの表面に付着した洗浄
水を除去する手段が、水切りロールの中央部領域で端部
同志が一部重複するスキージ領域を持つよう、前記水切
りロールの回転軸と略平行に縦列とした二本の水切り用
スキージで構成され、かつ、前記二本の水切り用スキー
ジが、前記水切りロールの回転方向に対し末広がりとな
る略ハの字状となるよう、少なくとも水切りロール上に
一か所設けたことを特徴とするエッチング部品の製造方
法を提供することで、上記の課題を解決したものであ
る。
【0017】また、本発明の変形として、剥膜処理後の
水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置する水切りロール
に、上述したのと同様な構造を持つ二本の水切り用スキ
ージを、少なくとも一か所設けることも、上記の課題解
決の手段として有効といえる。
水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置する水切りロール
に、上述したのと同様な構造を持つ二本の水切り用スキ
ージを、少なくとも一か所設けることも、上記の課題解
決の手段として有効といえる。
【0018】以下に、本発明を用いたエッチング部品の
製造方法の一例の要部を示す図を用い、説明を行う。図
において、金属素材1は巻取りロールから供給された長
尺物の金属板であって、前述した(従来の技術)の項に
記した工程等に従い、所定のパターンに従って一部金属
素材を露出したレジスト膜10を有しているものである。
製造方法の一例の要部を示す図を用い、説明を行う。図
において、金属素材1は巻取りロールから供給された長
尺物の金属板であって、前述した(従来の技術)の項に
記した工程等に従い、所定のパターンに従って一部金属
素材を露出したレジスト膜10を有しているものである。
【0019】次いで、前述した(従来の技術)の項で記
したように、図2に示すエッチングチャンバー6内に
て、例えばノズル 12aよりエッチング液7を噴射するス
プレー法によりエッチングされた金属素材1は、エッチ
ングチャンバー6より搬送され、水洗ノズル 12bを有す
る水洗チャンバー8に入る。次いで、水洗チャンバー8
の金属素材1搬入口には、前述した(従来の技術)の項
に記したように金属素材1と接触する水切りロール2が
設けられており、この水切りロール2は、例えば膜状に
金属素材1上に残留付着したエッチング液7を除去して
いる。なお、水切りロール2は、回転軸を中心にして金
属素材1の搬送方向に回転するものである。
したように、図2に示すエッチングチャンバー6内に
て、例えばノズル 12aよりエッチング液7を噴射するス
プレー法によりエッチングされた金属素材1は、エッチ
ングチャンバー6より搬送され、水洗ノズル 12bを有す
る水洗チャンバー8に入る。次いで、水洗チャンバー8
の金属素材1搬入口には、前述した(従来の技術)の項
に記したように金属素材1と接触する水切りロール2が
設けられており、この水切りロール2は、例えば膜状に
金属素材1上に残留付着したエッチング液7を除去して
いる。なお、水切りロール2は、回転軸を中心にして金
属素材1の搬送方向に回転するものである。
【0020】ここで、本発明の製造方法においては、水
切りロール2表面に付着した洗浄水9を除去する手段と
して、水切り用スキージを用いるものであるが、水切り
用スキージ3を、図2に示すように、二本設けるもので
ある。ここで、二本の水切り用スキージ3は、図1の平
面図に示すように、水切りロール2の中央部領域で端部
同志が一部重複するスキージ領域を持つよう、水切りロ
ール2の回転軸と略平行に縦に二本設けるものである。
また、二本の水切り用スキージ3は、図1中の矢印に示
す水切りロール2の回転方向に対し末広がりとなるハの
字状に設けている。
切りロール2表面に付着した洗浄水9を除去する手段と
して、水切り用スキージを用いるものであるが、水切り
用スキージ3を、図2に示すように、二本設けるもので
ある。ここで、二本の水切り用スキージ3は、図1の平
面図に示すように、水切りロール2の中央部領域で端部
同志が一部重複するスキージ領域を持つよう、水切りロ
ール2の回転軸と略平行に縦に二本設けるものである。
また、二本の水切り用スキージ3は、図1中の矢印に示
す水切りロール2の回転方向に対し末広がりとなるハの
字状に設けている。
【0021】なお、本発明に用いる水切り用スキージ3
の材質としては、従来の水切り用スキージに用いられて
いた材質、すなわち、ウレタンゴムまたはFRP等を用
いるものである。また、各々の水切り用スキージ3が水
切りロール2の回転軸となす角度、および、各々の水切
り用スキージ3の端部同志の重複量等は、製造条件、す
なわち、水切りロール2の回転速度、材質および大きさ
等により異なるため、製造条件毎に適宜設定することが
望ましいといえる。
の材質としては、従来の水切り用スキージに用いられて
いた材質、すなわち、ウレタンゴムまたはFRP等を用
いるものである。また、各々の水切り用スキージ3が水
切りロール2の回転軸となす角度、および、各々の水切
り用スキージ3の端部同志の重複量等は、製造条件、す
なわち、水切りロール2の回転速度、材質および大きさ
等により異なるため、製造条件毎に適宜設定することが
望ましいといえる。
【0022】図4に示すように、従来の水切り用スキー
ジは、水切りロール2の回転軸と平行とした一本であっ
た。このため、水切り用スキージに負担が掛かり、水切
り用スキージ3と水切りロール2との接触部で、水切り
用スキージ3のブレード部が部分的なねじれを生じる
等、水切り性が悪いものであった。しかし、本発明で
は、水切り用スキージ3を二本とし、各々の水切り用ス
キージに掛かる負担を減らしている。これにより水切り
用スキージ3のブレード部と水切りロール2との接触性
が増し、水切り性が良好となる。
ジは、水切りロール2の回転軸と平行とした一本であっ
た。このため、水切り用スキージに負担が掛かり、水切
り用スキージ3と水切りロール2との接触部で、水切り
用スキージ3のブレード部が部分的なねじれを生じる
等、水切り性が悪いものであった。しかし、本発明で
は、水切り用スキージ3を二本とし、各々の水切り用ス
キージに掛かる負担を減らしている。これにより水切り
用スキージ3のブレード部と水切りロール2との接触性
が増し、水切り性が良好となる。
【0023】また、二本の水切り用スキージ3は水切り
ロール2上で、水切りロール2の回転方向に対し末広が
りとなるハの字状に設けている。これにより、水切り用
スキージ3によりスキージされた水切りロール2上の洗
浄水9が、水切り用スキージ3と水切りロール2との接
触部に滞留することが無くなる。すなわち、水切り用ス
キージ3により、水切りロール2表面よりスキージされ
た洗浄水9は、水切りロール2の回転に押され、水切り
用スキージ3の側面に沿って順次水切りロール2端部方
向に運ばれ、最終的に水切りロール2の端部から外に排
除されるものである。
ロール2上で、水切りロール2の回転方向に対し末広が
りとなるハの字状に設けている。これにより、水切り用
スキージ3によりスキージされた水切りロール2上の洗
浄水9が、水切り用スキージ3と水切りロール2との接
触部に滞留することが無くなる。すなわち、水切り用ス
キージ3により、水切りロール2表面よりスキージされ
た洗浄水9は、水切りロール2の回転に押され、水切り
用スキージ3の側面に沿って順次水切りロール2端部方
向に運ばれ、最終的に水切りロール2の端部から外に排
除されるものである。
【0024】なお、上述したのとは逆に、二本の水切り
用スキージが水切りロールの回転方向と反対方向に末広
がりとなるハの字状とした場合、水切り用スキージがス
キージした洗浄水は、水切りロールの回転に押され、水
切りロールの中央方向に移動し、水切り用スキージと水
切りロールとの接触部に滞留してしまうといえる。この
ため、二本の水切り用スキージは、上述したように、水
切りロールの回転方向に対し末広がりとなるハの字状に
設けることが望ましいといえる。
用スキージが水切りロールの回転方向と反対方向に末広
がりとなるハの字状とした場合、水切り用スキージがス
キージした洗浄水は、水切りロールの回転に押され、水
切りロールの中央方向に移動し、水切り用スキージと水
切りロールとの接触部に滞留してしまうといえる。この
ため、二本の水切り用スキージは、上述したように、水
切りロールの回転方向に対し末広がりとなるハの字状に
設けることが望ましいといえる。
【0025】次いで、水洗洗浄が終了し、水洗チャンバ
ー8を出た金属素材1は、以降、従来通りの工程が行わ
れ、エッチング部品となるものである。
ー8を出た金属素材1は、以降、従来通りの工程が行わ
れ、エッチング部品となるものである。
【0026】なお、本発明の変形として、レジスト膜等
の剥膜処理後の水洗洗浄においても、図1に示すよう
に、水切りロールに上述した二本の水切り用スキージ3
を設けるものである。なお、本発明の構成は上述した図
に限定されるものではなく、例えば水切りロール2の径
が大きい等で、上述した二本で一対とした水切り用スキ
ージ3を設ける場所が一か所では、水切り性が不十分で
ある場合、上述した二本で一対とした水切り用スキージ
3を、水切りロール2上に複数箇所に設けても構わない
といえる。また、上述した図では、水切りロール2は金
属素材1の上面に設けているが、金属素材1の下面に設
けてあっても構わない。その場合には、下面の水切りロ
ールにも、上述した二本で一対とした水切り用スキージ
3を設けても構わないといえる。なお、上述した図で
は、長尺帯状の金属素材としているが、枚葉の金属素材
であっても構わないといえる。
の剥膜処理後の水洗洗浄においても、図1に示すよう
に、水切りロールに上述した二本の水切り用スキージ3
を設けるものである。なお、本発明の構成は上述した図
に限定されるものではなく、例えば水切りロール2の径
が大きい等で、上述した二本で一対とした水切り用スキ
ージ3を設ける場所が一か所では、水切り性が不十分で
ある場合、上述した二本で一対とした水切り用スキージ
3を、水切りロール2上に複数箇所に設けても構わない
といえる。また、上述した図では、水切りロール2は金
属素材1の上面に設けているが、金属素材1の下面に設
けてあっても構わない。その場合には、下面の水切りロ
ールにも、上述した二本で一対とした水切り用スキージ
3を設けても構わないといえる。なお、上述した図で
は、長尺帯状の金属素材としているが、枚葉の金属素材
であっても構わないといえる。
【0027】
【作用】本発明によるシャドウマスクの製造方法におい
ては、水切りロール表面に付着した洗浄水を除去する水
切り用スキージを二本とし、各々の水切り用スキージに
掛かる負担を減らしている。これにより水切り用スキー
ジと水切りロールとの接触性が増し、水切り用スキージ
の水切り性が良好となる。
ては、水切りロール表面に付着した洗浄水を除去する水
切り用スキージを二本とし、各々の水切り用スキージに
掛かる負担を減らしている。これにより水切り用スキー
ジと水切りロールとの接触性が増し、水切り用スキージ
の水切り性が良好となる。
【0028】
【実施例】本発明の実施例を、以下に記す。 <実施例>金属素材1として、巻取りロールから供給さ
れた長尺物の金属板であって、板厚0.13mmの低膨張性の
アンバー材を用いた。次いで、前述した(従来の技術)
の項で説明した工程に従い、小孔レジスト膜10aと大孔
レジスト膜 10bを表裏に有する金属素材1(以下、シャ
ドウマスク材と記す)を得た。
れた長尺物の金属板であって、板厚0.13mmの低膨張性の
アンバー材を用いた。次いで、前述した(従来の技術)
の項で説明した工程に従い、小孔レジスト膜10aと大孔
レジスト膜 10bを表裏に有する金属素材1(以下、シャ
ドウマスク材と記す)を得た。
【0029】次いで、図2に示すように第一エッチング
チャンバー6内にてシャドウマスク材に第一エッチング
を行った。次いで、第一エッチングチャンバー6を出た
シャドウマスク材に対し、水洗チャンバー8内にて、水
温20℃の洗浄水9を、スプレー圧1.2 Kg/cm2 にて水洗
ノズル 12bよりスプレーし、シャドウマスク材に水洗洗
浄を行った。その際、図2に示すように、ネオプレンゴ
ムよりなる長さ80cmの水切りロール2にて、シャドウマ
スク材表面に残留付着したエッチング液7を除去した。
チャンバー6内にてシャドウマスク材に第一エッチング
を行った。次いで、第一エッチングチャンバー6を出た
シャドウマスク材に対し、水洗チャンバー8内にて、水
温20℃の洗浄水9を、スプレー圧1.2 Kg/cm2 にて水洗
ノズル 12bよりスプレーし、シャドウマスク材に水洗洗
浄を行った。その際、図2に示すように、ネオプレンゴ
ムよりなる長さ80cmの水切りロール2にて、シャドウマ
スク材表面に残留付着したエッチング液7を除去した。
【0030】ここで、本発明により、図1に示すよう
に、ウレタンゴムよりなる長さ42cmの水切り用スキージ
3を二本、水切りロール2の中央部領域にて端部同志が
一部重複するスキージ領域を持つよう、水切りロール2
と接触させて設けた。その際、水切りロール2の回転軸
と各水切り用スキージ3とがなす角度を5°とし、図1
に示すように、水切りロール2の回転方向に対し末広が
りのハの字状とした。また、各水切り用スキージ3は、
2Kgfの押し圧で水切りロール2と接触させた。
に、ウレタンゴムよりなる長さ42cmの水切り用スキージ
3を二本、水切りロール2の中央部領域にて端部同志が
一部重複するスキージ領域を持つよう、水切りロール2
と接触させて設けた。その際、水切りロール2の回転軸
と各水切り用スキージ3とがなす角度を5°とし、図1
に示すように、水切りロール2の回転方向に対し末広が
りのハの字状とした。また、各水切り用スキージ3は、
2Kgfの押し圧で水切りロール2と接触させた。
【0031】次いで、水洗洗浄が終了し、水洗チャンバ
ー8を出たシャドウマスク材に対し、従来通りの製造工
程、エッチング防止層形成、第二エッチング、剥膜処理
等を行いシャドウマスクを得た。
ー8を出たシャドウマスク材に対し、従来通りの製造工
程、エッチング防止層形成、第二エッチング、剥膜処理
等を行いシャドウマスクを得た。
【0032】なお、第二エッチング処理後、および、剥
膜処理後の水洗洗浄においても、上述したように、二本
の水切り用スキージを水切りロールに設けた。
膜処理後の水洗洗浄においても、上述したように、二本
の水切り用スキージを水切りロールに設けた。
【0033】上述した実施例で得られたシャドウマスク
において、水切り用スキージの水切り不良によるエッチ
ング不良、金属素材の変色不良、および、水切り用スキ
ージにより除去された洗浄水中の異物を原因とするキズ
の有無を調べたが、異常は認められなかった。
において、水切り用スキージの水切り不良によるエッチ
ング不良、金属素材の変色不良、および、水切り用スキ
ージにより除去された洗浄水中の異物を原因とするキズ
の有無を調べたが、異常は認められなかった。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本発明のシャドウマス
クの製造方法においては、エッチング処理後の水洗洗浄
手段および剥膜処理後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口
に位置する水切りロール表面に付着した洗浄水を除去す
る手段として、水切り用スキージを縦列構造とした二本
とし、各々の水切り用スキージに掛かる負担を減らして
いる。これにより水切り用スキージと水切りロールとの
接触性が増し、水切り用スキージの水切り性が良好とな
る。これにより、水切りロール上の除去残りの洗浄水
が、水切りロールと金属素材との接触面に回り込むこと
が無くなり、エッチングパターンの寸法が金属素材部位
により異なるエッチング不良、および、剥膜工程におけ
る金属素材の変色不良を防止できる。
クの製造方法においては、エッチング処理後の水洗洗浄
手段および剥膜処理後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口
に位置する水切りロール表面に付着した洗浄水を除去す
る手段として、水切り用スキージを縦列構造とした二本
とし、各々の水切り用スキージに掛かる負担を減らして
いる。これにより水切り用スキージと水切りロールとの
接触性が増し、水切り用スキージの水切り性が良好とな
る。これにより、水切りロール上の除去残りの洗浄水
が、水切りロールと金属素材との接触面に回り込むこと
が無くなり、エッチングパターンの寸法が金属素材部位
により異なるエッチング不良、および、剥膜工程におけ
る金属素材の変色不良を防止できる。
【0035】また、二本の水切り用スキージは、水切り
ロール上で、水切りロールの回転方向に対し末広がりと
なるハの字状に設けており、水切り用スキージが、水切
りロール表面よりスキージした洗浄水は、水切りロール
の回転に押され、水切り用スキージ側面に沿って順次水
切りロール端部方向に運ばれ、最終的に水切りロールの
端部から外に排除される。従来の水切り用スキージで
は、水切りロールと水切り用スキージとの接触部にスキ
ージした洗浄水が滞留し、その滞留水中にエッチング処
理および剥膜処理で発生した金属粉またはレジストかす
等の異物が混入し、この異物が、回転する水切りロール
を介して金属素材に再付着し、金属素材にキズを付ける
という問題が発生していた。しかし、本発明のシャドウ
マスクの製造方法では、水切り用スキージがスキージし
た、異物を含む洗浄水は、上述したように、水切りロー
ルと水切り用スキージとの接触部に滞留することなく、
水切りロールの端部から随時外に排除されるものであ
り、上述した金属素材にキズが付くという問題を防止で
きる等、本発明は高品質のエッチング部品を得る上で実
用上優れているといえる。
ロール上で、水切りロールの回転方向に対し末広がりと
なるハの字状に設けており、水切り用スキージが、水切
りロール表面よりスキージした洗浄水は、水切りロール
の回転に押され、水切り用スキージ側面に沿って順次水
切りロール端部方向に運ばれ、最終的に水切りロールの
端部から外に排除される。従来の水切り用スキージで
は、水切りロールと水切り用スキージとの接触部にスキ
ージした洗浄水が滞留し、その滞留水中にエッチング処
理および剥膜処理で発生した金属粉またはレジストかす
等の異物が混入し、この異物が、回転する水切りロール
を介して金属素材に再付着し、金属素材にキズを付ける
という問題が発生していた。しかし、本発明のシャドウ
マスクの製造方法では、水切り用スキージがスキージし
た、異物を含む洗浄水は、上述したように、水切りロー
ルと水切り用スキージとの接触部に滞留することなく、
水切りロールの端部から随時外に排除されるものであ
り、上述した金属素材にキズが付くという問題を防止で
きる等、本発明は高品質のエッチング部品を得る上で実
用上優れているといえる。
【0036】
【図1】本発明のエッチング部品の製造方法における一
実施例の要部を示す平面図。
実施例の要部を示す平面図。
【図2】本発明のエッチング部品の製造方法における一
実施例の要部を示す側断面図。
実施例の要部を示す側断面図。
【図3】従来のエッチング部品の製造方法における一例
の要部を示す説明図。
の要部を示す説明図。
【図4】従来のエッチング部品の製造方法における他の
例の要部を示す説明図。
例の要部を示す説明図。
【図5】(a)〜(e)はエッチング部品の製造方法の
一例を工程順に示す説明図。
一例を工程順に示す説明図。
1 金属素材 2 水切りロール 3 水切り用スキージ 4 開孔 5 シャドウマスク 6 エッチングチャンバー 7 エッチング液 8 水洗チャンバー 9 洗浄水 10 レジスト膜 11 エッチング防止層 12 ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】所定パターンに従って一部金属面を露出さ
せているレジスト膜が表面に形成されている板状の金属
素材にエッチング処理を行った後、水洗洗浄を行なうエ
ッチング工程と、前記レジスト膜を前記金属素材より剥
膜する剥膜処理後、水洗洗浄を行う剥膜工程とを少なく
とも有するエッチング部品の製造方法において、前記エ
ッチング処理後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置
し、搬送中の金属素材に接触することで金属素材表面に
残留したエッチング液を除去する水切りロールの表面に
付着した洗浄水を除去する手段が、水切りロールの中央
部領域で端部同志が一部重複するスキージ領域を持つよ
う、前記水切りロールの回転軸と略平行に縦列とした二
本の水切り用スキージで構成され、かつ、前記二本の水
切り用スキージが、前記水切りロールの回転方向に対し
末広がりとなる略ハの字状となるよう、少なくとも水切
りロール上に一か所設けたことを特徴とするエッチング
部品の製造方法。 - 【請求項2】前記二本の水切り用スキージを、剥膜処理
後の水洗洗浄手段の金属素材搬入口に位置する水切りロ
ールに、少なくとも一か所設けたことを特徴とする請求
項1記載のエッチング部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17087695A JP3716456B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | エッチング部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17087695A JP3716456B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | エッチング部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0925585A true JPH0925585A (ja) | 1997-01-28 |
| JP3716456B2 JP3716456B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=15912957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17087695A Expired - Fee Related JP3716456B2 (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | エッチング部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3716456B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP17087695A patent/JP3716456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3716456B2 (ja) | 2005-11-16 |
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