JPH09257965A - スイッチ装置およびスイッチ装置を備えた腕時計 - Google Patents
スイッチ装置およびスイッチ装置を備えた腕時計Info
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- JPH09257965A JPH09257965A JP8071717A JP7171796A JPH09257965A JP H09257965 A JPH09257965 A JP H09257965A JP 8071717 A JP8071717 A JP 8071717A JP 7171796 A JP7171796 A JP 7171796A JP H09257965 A JPH09257965 A JP H09257965A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーが意図した場合以外、みだりに動作
指示することがないスイッチ装置およびスイッチ装置を
用いた腕時計を実現する。 【解決手段】 オートモードON/OFFスイッチSW
2がオン設定しておくと、加速度スイッチSW3のスイ
ッチ入力が為された後の所定時間内に、傾斜スイッチS
W4のスイッチ入力が為されると、点灯回路がELパネ
ルを点灯し、所定時間経過後に自動的に消灯する。ま
た、オートモードON/OFFスイッチSW2をオフ設
定しておけば、ユーザーが腕時計の時刻を見ようとする
身振りをしてもELパネルを点灯させる虞がなくなる。
この結果、ユーザーが意図した場合以外、みだりにEL
パネルを点灯させることがなくなり、不要な電力消費を
抑えて電池寿命を延すことが可能になる。
指示することがないスイッチ装置およびスイッチ装置を
用いた腕時計を実現する。 【解決手段】 オートモードON/OFFスイッチSW
2がオン設定しておくと、加速度スイッチSW3のスイ
ッチ入力が為された後の所定時間内に、傾斜スイッチS
W4のスイッチ入力が為されると、点灯回路がELパネ
ルを点灯し、所定時間経過後に自動的に消灯する。ま
た、オートモードON/OFFスイッチSW2をオフ設
定しておけば、ユーザーが腕時計の時刻を見ようとする
身振りをしてもELパネルを点灯させる虞がなくなる。
この結果、ユーザーが意図した場合以外、みだりにEL
パネルを点灯させることがなくなり、不要な電力消費を
抑えて電池寿命を延すことが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーの意図し
た動作以外ではスイッチ入力することがないスイッチ装
置および当該スイッチ装置を備えた腕時計に関する。
た動作以外ではスイッチ入力することがないスイッチ装
置および当該スイッチ装置を備えた腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、暗いところでも時刻が分かる
ように、ランプやエレクトロルミネッセンス(EL)等
の発光素子を用いて、文字盤あるいは液晶時刻表示部を
照明するようにした腕時計が知られている。この種の腕
時計では、ユーザーが特定のスイッチを操作した時にラ
ンプを点灯するようにしたものや、スイッチを操作する
と一定時間ランプを点灯するものが知られている。ま
た、近年では、姿勢検出スイッチを備え、ユーザーが時
計を見る時の身振りの内の一挙動を、この姿勢検出スイ
ッチで検出してランプを点灯させる態様としたものも案
出されている。
ように、ランプやエレクトロルミネッセンス(EL)等
の発光素子を用いて、文字盤あるいは液晶時刻表示部を
照明するようにした腕時計が知られている。この種の腕
時計では、ユーザーが特定のスイッチを操作した時にラ
ンプを点灯するようにしたものや、スイッチを操作する
と一定時間ランプを点灯するものが知られている。ま
た、近年では、姿勢検出スイッチを備え、ユーザーが時
計を見る時の身振りの内の一挙動を、この姿勢検出スイ
ッチで検出してランプを点灯させる態様としたものも案
出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイッ
チを操作してランプを点灯/消灯させる方法は、文字盤
等を照明したいときに、その都度、ユーザーがスイッチ
を操作しなければならず、このため、荷物などを持って
手が塞がっている時などでは、特にその操作が面倒であ
った。
チを操作してランプを点灯/消灯させる方法は、文字盤
等を照明したいときに、その都度、ユーザーがスイッチ
を操作しなければならず、このため、荷物などを持って
手が塞がっている時などでは、特にその操作が面倒であ
った。
【0004】他方、姿勢検出スイッチを用いる場合、す
なわち、例えばユーザが時計の文字盤を見るために文字
盤の12時方向を上に向けたか否かを姿勢検出スイッチ
等により検出してランプを点灯させるものでは、ランプ
を点灯させるスイッチ操作を行う必要がなくなるが、ラ
ンプを点灯させる必要がない時でも上記姿勢となった場
合には一意的にランプが点灯してしまい、無駄な電力消
費となって電池寿命を縮めてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ユーザーが意図した場合以外、みだりに動作指示
することがないスイッチ装置およびスイッチ装置を用い
た腕時計を提供することを目的としている。
なわち、例えばユーザが時計の文字盤を見るために文字
盤の12時方向を上に向けたか否かを姿勢検出スイッチ
等により検出してランプを点灯させるものでは、ランプ
を点灯させるスイッチ操作を行う必要がなくなるが、ラ
ンプを点灯させる必要がない時でも上記姿勢となった場
合には一意的にランプが点灯してしまい、無駄な電力消
費となって電池寿命を縮めてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ユーザーが意図した場合以外、みだりに動作指示
することがないスイッチ装置およびスイッチ装置を用い
た腕時計を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によるスイッチ装置では、衝
撃を与えることによってスイッチ入力が為される第1の
スイッチ手段と、予め定められた姿勢となった時にスイ
ッチ入力が為される第2のスイッチ手段と、前記第1の
スイッチ手段のスイッチ入力が為された後の所定時間内
に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力が為された
際に動作する回路手段とを備えたことを特徴としてい
る。
め、請求項1に記載の発明によるスイッチ装置では、衝
撃を与えることによってスイッチ入力が為される第1の
スイッチ手段と、予め定められた姿勢となった時にスイ
ッチ入力が為される第2のスイッチ手段と、前記第1の
スイッチ手段のスイッチ入力が為された後の所定時間内
に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力が為された
際に動作する回路手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明によるスイッ
チ装置では、衝撃を与えることによってスイッチ入力が
為される第1のスイッチ手段と、予め定められた姿勢と
なった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手段
と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された
後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ
入力が為された際に動作する回路手段と、この回路手段
の動作を禁止する為に操作される第3のスイッチ手段と
を備えたことを特徴としている。
チ装置では、衝撃を与えることによってスイッチ入力が
為される第1のスイッチ手段と、予め定められた姿勢と
なった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手段
と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された
後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ
入力が為された際に動作する回路手段と、この回路手段
の動作を禁止する為に操作される第3のスイッチ手段と
を備えたことを特徴としている。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明であるスイ
ッチ装置を備えた腕時計では、時刻を表示する表示部を
有する腕時計ケースと、この腕時計ケースに衝撃が与え
られることによってスイッチ入力が為される第1のスイ
ッチ手段と、前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿
勢となった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ
手段と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為さ
れた後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイ
ッチ入力が為された際に前記表示部を照明する照明装置
とを備えたことを特徴する。
ッチ装置を備えた腕時計では、時刻を表示する表示部を
有する腕時計ケースと、この腕時計ケースに衝撃が与え
られることによってスイッチ入力が為される第1のスイ
ッチ手段と、前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿
勢となった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ
手段と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為さ
れた後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイ
ッチ入力が為された際に前記表示部を照明する照明装置
とを備えたことを特徴する。
【0008】また、請求項4に記載の発明によるスイッ
チ装置を備えた腕時計では、時刻を表示する表示部を有
する腕時計ケースと、この腕時計ケースに衝撃が与えら
れることによってスイッチ入力が為される第1のスイッ
チ手段と、前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿勢
となった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手
段と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為され
た後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッ
チ入力が為された際に前記表示部を照明する照明装置
と、この照明装置の照明動作を無効にする第3のスイッ
チ手段とを備えたことを特徴としている。
チ装置を備えた腕時計では、時刻を表示する表示部を有
する腕時計ケースと、この腕時計ケースに衝撃が与えら
れることによってスイッチ入力が為される第1のスイッ
チ手段と、前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿勢
となった時にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手
段と、前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為され
た後の所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッ
チ入力が為された際に前記表示部を照明する照明装置
と、この照明装置の照明動作を無効にする第3のスイッ
チ手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】本発明のスイッチ装置では、衝撃を与えた
後の所定時間以内に所定の姿勢にした時に回路手段を動
作させたり、あるいはこの回路手段の動作を禁止する第
3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ回路手段を
動作させるので、ユーザーが意図した場合以外、みだり
に動作指示することがなくなる。また、本発明のスイッ
チ装置を備えた腕時計では、衝撃を与えた後の所定時間
以内に所定の姿勢にした時に時刻を表示する表示部を照
明したり、あるいは照明動作を無効にする第3のスイッ
チが操作されていない状態で衝撃を与えた後の所定時間
以内に所定の姿勢にした時にのみ表示部を照明するよう
にしたので、ユーザーが意図した場合以外、みだりに照
明動作することがなくなる。
後の所定時間以内に所定の姿勢にした時に回路手段を動
作させたり、あるいはこの回路手段の動作を禁止する第
3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ回路手段を
動作させるので、ユーザーが意図した場合以外、みだり
に動作指示することがなくなる。また、本発明のスイッ
チ装置を備えた腕時計では、衝撃を与えた後の所定時間
以内に所定の姿勢にした時に時刻を表示する表示部を照
明したり、あるいは照明動作を無効にする第3のスイッ
チが操作されていない状態で衝撃を与えた後の所定時間
以内に所定の姿勢にした時にのみ表示部を照明するよう
にしたので、ユーザーが意図した場合以外、みだりに照
明動作することがなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるスイッチ装置は、腕
時計に内蔵される照明装置や液晶表示部のオンオフ制御
に用いたり、ストップウォッチやタイマー、あるいは電
子万歩計などの計測開始/停止の制御に適用し得る。以
下では、本発明の実施の形態であるスイッチ装置を備え
た腕時計を実施例として図面を参照して説明する。
時計に内蔵される照明装置や液晶表示部のオンオフ制御
に用いたり、ストップウォッチやタイマー、あるいは電
子万歩計などの計測開始/停止の制御に適用し得る。以
下では、本発明の実施の形態であるスイッチ装置を備え
た腕時計を実施例として図面を参照して説明する。
【0011】A.実施例の構成 (1)外観 図1は、本発明の一実施例によるスイッチ装置を備えた
腕時計の外観を示す外観図である。この図に示す腕時計
において、1はEL(エレクトロルミネッセンス)パネ
ルが形成されるガラス板であり、このELパネルを点灯
することで内部の文字盤が照光される。ELパネルは、
例えばZnS系蛍光体の薄膜を透明電極で挟んだ一種の
コンデンサであって、これに交流電圧を印加することで
発光するものである。2は腕時計ケース側部に配設され
るボタンであり、「引出位置」、「中立位置」および
「押込位置」の3つの位置を取るスイッチ機構(後述す
る)を備える。3は時刻合わせの際に操作される竜頭で
ある。
腕時計の外観を示す外観図である。この図に示す腕時計
において、1はEL(エレクトロルミネッセンス)パネ
ルが形成されるガラス板であり、このELパネルを点灯
することで内部の文字盤が照光される。ELパネルは、
例えばZnS系蛍光体の薄膜を透明電極で挟んだ一種の
コンデンサであって、これに交流電圧を印加することで
発光するものである。2は腕時計ケース側部に配設され
るボタンであり、「引出位置」、「中立位置」および
「押込位置」の3つの位置を取るスイッチ機構(後述す
る)を備える。3は時刻合わせの際に操作される竜頭で
ある。
【0012】(2)スイッチ機構の構成 次に、ボタン2のスイッチ機構について説明する。ま
ず、図2を参照してスイッチ機構の概略について述べ
る。ボタン2は、上述したように、「引出位置」、「中
立位置」および「押込位置」の各位置に応じてELパネ
ルを点灯駆動する点灯回路(後述する)にスイッチ入力
を与える。すなわち、ボタン2は、ELパネルを強制点
灯させる一時点灯スイッチSW1と、後述する加速度ス
イッチSW3および傾斜スイッチSW4のスイッチ出力
に応じて自動的にELパネルを点灯/消灯させるオート
モードを有効あるいは禁止するオートモードON/OF
FスイッチSW2とを構成している。
ず、図2を参照してスイッチ機構の概略について述べ
る。ボタン2は、上述したように、「引出位置」、「中
立位置」および「押込位置」の各位置に応じてELパネ
ルを点灯駆動する点灯回路(後述する)にスイッチ入力
を与える。すなわち、ボタン2は、ELパネルを強制点
灯させる一時点灯スイッチSW1と、後述する加速度ス
イッチSW3および傾斜スイッチSW4のスイッチ出力
に応じて自動的にELパネルを点灯/消灯させるオート
モードを有効あるいは禁止するオートモードON/OF
FスイッチSW2とを構成している。
【0013】具体的には、図2に示すコイルスプリング
21と、ボタン2の押込み操作に応じてこのコイルスプ
リング21に接触する接点バネ15cとがELパネルを
強制点灯させる一時点灯スイッチSW1を形成する。一
方、コイルスプリング20と、ボタン2の引出し操作に
応じてこのコイルスプリング20に接触するカンヌキ1
1の接点バネ11bとがオートモードを有効あるいは禁
止するオートモードON/OFFスイッチSW2を形成
している。
21と、ボタン2の押込み操作に応じてこのコイルスプ
リング21に接触する接点バネ15cとがELパネルを
強制点灯させる一時点灯スイッチSW1を形成する。一
方、コイルスプリング20と、ボタン2の引出し操作に
応じてこのコイルスプリング20に接触するカンヌキ1
1の接点バネ11bとがオートモードを有効あるいは禁
止するオートモードON/OFFスイッチSW2を形成
している。
【0014】つまり、ボタン2が「中立位置」にある場
合には、図3に示すように、オシドリ13の裏面側に配
設されるピン13bがカンヌキ11の溝11aの略中央
に位置するから、カンヌキ11の接点バネ11bはコイ
ルスプリング20と離間し、これによりオートモードO
N/OFFスイッチSW2がオフ状態に設定され、オー
トモードを禁止する。また、この場合、裏抑え15の接
点バネ15cはボタン2の先端がストロークしないた
め、接点バネ15cはコイルスプリング21と離間した
状態にあり、これにより一時点灯スイッチSW1がオフ
状態に設定される。
合には、図3に示すように、オシドリ13の裏面側に配
設されるピン13bがカンヌキ11の溝11aの略中央
に位置するから、カンヌキ11の接点バネ11bはコイ
ルスプリング20と離間し、これによりオートモードO
N/OFFスイッチSW2がオフ状態に設定され、オー
トモードを禁止する。また、この場合、裏抑え15の接
点バネ15cはボタン2の先端がストロークしないた
め、接点バネ15cはコイルスプリング21と離間した
状態にあり、これにより一時点灯スイッチSW1がオフ
状態に設定される。
【0015】一方、ボタン2を「中立位置」から「引出
位置」にまで引出すと、図4に示すように、ボタン2が
引出されるに連れてオシドリ13が軸14(ピン14a
の下部)を中心にして時計回り方向に回動する。こうし
てオシドリ13が時計回り方向に回動すると、その裏面
のピン13bがカンヌキ11の溝11aの下方向にスラ
イドする。すると、カンヌキ11が図示されていない軸
を中心に時計回り方向に回動し、カンヌキ11の接点バ
ネ11bがコイルスプリング20と接触する。この結
果、オートモードON/OFFスイッチSW2がオン状
態に設定され、後述するオートモードが有効となる。ま
た、ボタン2が「引出位置」にあると、裏抑え15の接
点バネ15cの位置は上述した「中立位置」の時と変化
せず、故に接点バネ15cはコイルスプリング21と離
間したままなので、一時点灯スイッチSW1はオフ状態
を維持する。
位置」にまで引出すと、図4に示すように、ボタン2が
引出されるに連れてオシドリ13が軸14(ピン14a
の下部)を中心にして時計回り方向に回動する。こうし
てオシドリ13が時計回り方向に回動すると、その裏面
のピン13bがカンヌキ11の溝11aの下方向にスラ
イドする。すると、カンヌキ11が図示されていない軸
を中心に時計回り方向に回動し、カンヌキ11の接点バ
ネ11bがコイルスプリング20と接触する。この結
果、オートモードON/OFFスイッチSW2がオン状
態に設定され、後述するオートモードが有効となる。ま
た、ボタン2が「引出位置」にあると、裏抑え15の接
点バネ15cの位置は上述した「中立位置」の時と変化
せず、故に接点バネ15cはコイルスプリング21と離
間したままなので、一時点灯スイッチSW1はオフ状態
を維持する。
【0016】これに対し、ボタン2を「中立位置」から
「押込位置」にまで押込むと、図5に示すように、ボタ
ン2が押込まれるに連れてオシドリ13が軸14を中心
にして反時計回り方向に回動する。オシドリ13が反時
計回り方向に回動すると、その裏面にあるピン13bが
カンヌキ11の溝11aの上方にスライドする。そうす
ると、カンヌキ11は回動せず、前述した「中立位置」
と同じ状態を保つので、接点バネ11bはコイルスプリ
ング20と接触せず離間した状態を維持する。この結
果、オートモードON/OFFスイッチSW2がオフ状
態に設定され、オートモードを禁止にする。また、ボタ
ン2が「押込位置」にまで押込められると、ボタン2の
先端がストロークして裏抑え15の接点バネ15cを押
圧してコイルスプリング21に接触させる。これによ
り、一時点灯スイッチSW1はオン状態に設定される。
「押込位置」にまで押込むと、図5に示すように、ボタ
ン2が押込まれるに連れてオシドリ13が軸14を中心
にして反時計回り方向に回動する。オシドリ13が反時
計回り方向に回動すると、その裏面にあるピン13bが
カンヌキ11の溝11aの上方にスライドする。そうす
ると、カンヌキ11は回動せず、前述した「中立位置」
と同じ状態を保つので、接点バネ11bはコイルスプリ
ング20と接触せず離間した状態を維持する。この結
果、オートモードON/OFFスイッチSW2がオフ状
態に設定され、オートモードを禁止にする。また、ボタ
ン2が「押込位置」にまで押込められると、ボタン2の
先端がストロークして裏抑え15の接点バネ15cを押
圧してコイルスプリング21に接触させる。これによ
り、一時点灯スイッチSW1はオン状態に設定される。
【0017】このように、ボタン2はELパネルを強制
点灯させる一時点灯スイッチSW1と、後述する加速度
スイッチSW3および傾斜スイッチSW4のスイッチ出
力に応じて自動的にELパネルを点灯/消灯させるオー
トモードを有効あるいは禁止するオートモードON/O
FFスイッチSW2(第3のスイッチ手段)とを構成し
ており、通常の「中立位置」では両スイッチSW1,2
をオフ状態に設定し、ユーザーの引出し操作により「引
出位置」に設定されると、オートモードON/OFFス
イッチSW2をオン設定してオートモードを有効とし、
一方、「押込位置」に設定されると、一時点灯スイッチ
SW1をオン設定してELパネルを強制点灯させるよう
になっている。
点灯させる一時点灯スイッチSW1と、後述する加速度
スイッチSW3および傾斜スイッチSW4のスイッチ出
力に応じて自動的にELパネルを点灯/消灯させるオー
トモードを有効あるいは禁止するオートモードON/O
FFスイッチSW2(第3のスイッチ手段)とを構成し
ており、通常の「中立位置」では両スイッチSW1,2
をオフ状態に設定し、ユーザーの引出し操作により「引
出位置」に設定されると、オートモードON/OFFス
イッチSW2をオン設定してオートモードを有効とし、
一方、「押込位置」に設定されると、一時点灯スイッチ
SW1をオン設定してELパネルを強制点灯させるよう
になっている。
【0018】(3)傾斜スイッチSW4の構成 次に、腕時計のムーブメント上に配置される傾斜スイッ
チSW4の構成について説明する。傾斜スイッチSW4
は、腕時計が所定の姿勢となった時、具体的には、腕に
はめた腕時計の時刻を見る際の傾斜角度でオン状態とな
る構造を有しており、以下、図6に示す平面図、図7に
示す側面図、図8に示す断面A−A図および図9に示す
組み立て斜視図を参照して説明する。傾斜スイッチSW
4は、内部枠体30と、この内部枠体30にそれぞれ対
向して取り付けられる外部枠体32,33と、内部枠体
30内に入れられる金属球40と、外部枠体32,33
を貫通して内部枠体30内に突出する電極ピン34,3
5とからなる。
チSW4の構成について説明する。傾斜スイッチSW4
は、腕時計が所定の姿勢となった時、具体的には、腕に
はめた腕時計の時刻を見る際の傾斜角度でオン状態とな
る構造を有しており、以下、図6に示す平面図、図7に
示す側面図、図8に示す断面A−A図および図9に示す
組み立て斜視図を参照して説明する。傾斜スイッチSW
4は、内部枠体30と、この内部枠体30にそれぞれ対
向して取り付けられる外部枠体32,33と、内部枠体
30内に入れられる金属球40と、外部枠体32,33
を貫通して内部枠体30内に突出する電極ピン34,3
5とからなる。
【0019】内部枠体30は、合成樹脂材によって一体
形成される部材であって、直方体形状の板体中央に側面
視台形状の切り欠き31を開口し、かつ、この板体両面
の4隅に嵌合柱30a〜30d,30e〜30gを形成
したものである。一方、外部枠体32,33は、上記内
部枠体30と同様、合成樹脂材によって一体形成される
部材であり、内部枠体30と同サイズの板体に、前記嵌
合柱30a〜30d,30e〜30gがそれぞれ嵌装さ
れる挿入孔32a〜32d,33a〜33dが穿設され
ると共に、内部枠体30に対向する面側には図7に示す
ように、切り欠き31の斜辺以外の他辺と一致する形状
の凹部が形成される。
形成される部材であって、直方体形状の板体中央に側面
視台形状の切り欠き31を開口し、かつ、この板体両面
の4隅に嵌合柱30a〜30d,30e〜30gを形成
したものである。一方、外部枠体32,33は、上記内
部枠体30と同様、合成樹脂材によって一体形成される
部材であり、内部枠体30と同サイズの板体に、前記嵌
合柱30a〜30d,30e〜30gがそれぞれ嵌装さ
れる挿入孔32a〜32d,33a〜33dが穿設され
ると共に、内部枠体30に対向する面側には図7に示す
ように、切り欠き31の斜辺以外の他辺と一致する形状
の凹部が形成される。
【0020】また、外部枠体32,33の凹部の所定位
置には、電極ピン34,35がそれぞれ介挿される貫通
孔32e,33eが設けられる。電極ピン34,35
は、大径の切頭円錐をなす先頭部と小径の円柱部とから
なる金属部材である。このような構造によれば、内部枠
体30および外部枠体32,33によって封入される金
属球40は、台形状の切り欠き31の斜辺に沿ってのみ
転がり移動が可能になる。
置には、電極ピン34,35がそれぞれ介挿される貫通
孔32e,33eが設けられる。電極ピン34,35
は、大径の切頭円錐をなす先頭部と小径の円柱部とから
なる金属部材である。このような構造によれば、内部枠
体30および外部枠体32,33によって封入される金
属球40は、台形状の切り欠き31の斜辺に沿ってのみ
転がり移動が可能になる。
【0021】したがって、腕時計の姿勢が水平の時に
は、図7に示すように、切り欠き31の斜辺の端に金属
球40が留まるが、図10に示すように、腕時計の6時
方向を下げ、12時方向を上げる姿勢角θになると、切
り欠き31の斜辺を金属球40が転がり上がり、電極ピ
ン34,35の先頭部と接触して電極ピン34,35を
導通してスイッチ入力となる。なお、本実施例の場合、
姿勢角θが15゜〜90゜の範囲でオン状態となる。
は、図7に示すように、切り欠き31の斜辺の端に金属
球40が留まるが、図10に示すように、腕時計の6時
方向を下げ、12時方向を上げる姿勢角θになると、切
り欠き31の斜辺を金属球40が転がり上がり、電極ピ
ン34,35の先頭部と接触して電極ピン34,35を
導通してスイッチ入力となる。なお、本実施例の場合、
姿勢角θが15゜〜90゜の範囲でオン状態となる。
【0022】(4)加速度スイッチSW3の構成 加速度スイッチSW3は、腕時計に加わる衝撃(あるい
は加速度)を検知した時にオン状態となる構成を有す
る。例えば、2枚の細長い圧電素子を張合わせてその一
端側をムーブメント側に固定しておき、衝撃あるいは加
速度が加わることによって全体が変形した時に発生する
電圧が予め定められた電圧以上か否かによってスイッチ
入力を行わせるようにする。また、衝撃(あるいは加速
度)に応じて静電容量が変化する加速度センサを用いて
スイッチ入力する態様としても良い。
は加速度)を検知した時にオン状態となる構成を有す
る。例えば、2枚の細長い圧電素子を張合わせてその一
端側をムーブメント側に固定しておき、衝撃あるいは加
速度が加わることによって全体が変形した時に発生する
電圧が予め定められた電圧以上か否かによってスイッチ
入力を行わせるようにする。また、衝撃(あるいは加速
度)に応じて静電容量が変化する加速度センサを用いて
スイッチ入力する態様としても良い。
【0023】本実施例の場合、加速度スイッチSW3
は、図11に図示するように、腕時計の12時方向に加
わる衝撃(あるいは加速度)を検知するように配置され
ている。このようにしたのは、腕時計を腕にはめた状態
では自ずと12時方向が下に向き重力加速度が加わるた
め、この状態から時刻を見る動作によって、ごく軽い衝
撃(あるいは加速度)を与えるだけで加速度スイッチS
W3をオン状態にさせ得るからである。
は、図11に図示するように、腕時計の12時方向に加
わる衝撃(あるいは加速度)を検知するように配置され
ている。このようにしたのは、腕時計を腕にはめた状態
では自ずと12時方向が下に向き重力加速度が加わるた
め、この状態から時刻を見る動作によって、ごく軽い衝
撃(あるいは加速度)を与えるだけで加速度スイッチS
W3をオン状態にさせ得るからである。
【0024】(5)点灯回路の構成 次に、図12を参照し、ELパネルを点灯駆動する点灯
回路の構成について説明する。この図において、Tr,
PT,C1は、ブロッキングオシレータを構成するトラ
ンジスタ、ブロッキングトランスおよびコンデンサであ
る。ELは、前述したELパネルであり、このブロッキ
ングオシレータが自励発振するパルス信号により駆動さ
れて発光する。R1,R2は分圧抵抗、FETはこれら
分圧抵抗R1,R2にシリーズ接続され、スイッチング
素子として作用する電界効果トランジスタである。R3
およびR4は負荷抵抗、C2は電荷蓄積用の電解コンデ
ンサである。
回路の構成について説明する。この図において、Tr,
PT,C1は、ブロッキングオシレータを構成するトラ
ンジスタ、ブロッキングトランスおよびコンデンサであ
る。ELは、前述したELパネルであり、このブロッキ
ングオシレータが自励発振するパルス信号により駆動さ
れて発光する。R1,R2は分圧抵抗、FETはこれら
分圧抵抗R1,R2にシリーズ接続され、スイッチング
素子として作用する電界効果トランジスタである。R3
およびR4は負荷抵抗、C2は電荷蓄積用の電解コンデ
ンサである。
【0025】上記構成によれば、一時点灯スイッチSW
1がオンされた時には、電界効果トランジスタFETが
オン状態となり、トランジスタTrのベースBに分圧抵
抗R1,R2に比例した電源電圧が印加されて順バイア
スされる。そうすると、当該トランジスタTrはオン状
態となり、ブロッキングトランスPTの一次側に電流が
流れて二次側に電圧が誘起される。
1がオンされた時には、電界効果トランジスタFETが
オン状態となり、トランジスタTrのベースBに分圧抵
抗R1,R2に比例した電源電圧が印加されて順バイア
スされる。そうすると、当該トランジスタTrはオン状
態となり、ブロッキングトランスPTの一次側に電流が
流れて二次側に電圧が誘起される。
【0026】二次側に誘起された電圧はトランジスタT
rのベースBにフィードバックされ、トランジスタTr
を一旦オフ状態にするが、このトランジスタTrがオフ
すると、ブロッキングトランスPTの二次側には電圧が
誘起されなくなり、再びトランジスタTrのベースBが
順バイアスされてオン状態となる。つまり、スイッチS
W1がオンされている間、トランジスタTrがオンオフ
を繰り返すブロッキング発振が行われ、この発振により
ブロッキングトランスPTの二次側から出力されるパル
ス信号でELパネルが駆動されて発光する。
rのベースBにフィードバックされ、トランジスタTr
を一旦オフ状態にするが、このトランジスタTrがオフ
すると、ブロッキングトランスPTの二次側には電圧が
誘起されなくなり、再びトランジスタTrのベースBが
順バイアスされてオン状態となる。つまり、スイッチS
W1がオンされている間、トランジスタTrがオンオフ
を繰り返すブロッキング発振が行われ、この発振により
ブロッキングトランスPTの二次側から出力されるパル
ス信号でELパネルが駆動されて発光する。
【0027】一方、前述したオートモードON/OFF
スイッチSW2がオン設定された状態、つまり、オート
モードが有効とされた状態において、まず加速度スイッ
チSW3がオンされると、電解コンデンサC2に電荷が
蓄積される。電解コンデンサC2の電荷は、抵抗R4で
徐々に放電され、これにより電解コンデンサC2の電位
は次第に低下して行く。
スイッチSW2がオン設定された状態、つまり、オート
モードが有効とされた状態において、まず加速度スイッ
チSW3がオンされると、電解コンデンサC2に電荷が
蓄積される。電解コンデンサC2の電荷は、抵抗R4で
徐々に放電され、これにより電解コンデンサC2の電位
は次第に低下して行く。
【0028】ここで、電解コンデンサC2の電位が一定
レベル以上、つまり、電界効果トランジスタFETをオ
ン状態とするスレッショルド電圧以上を保つ所定時間内
に傾斜スイッチSW4がオンされると、電界効果トラン
ジスタFETがオンされ、これにより上述したブロッキ
ング発振でELパネルが駆動されて発光する。
レベル以上、つまり、電界効果トランジスタFETをオ
ン状態とするスレッショルド電圧以上を保つ所定時間内
に傾斜スイッチSW4がオンされると、電界効果トラン
ジスタFETがオンされ、これにより上述したブロッキ
ング発振でELパネルが駆動されて発光する。
【0029】そして、傾斜スイッチSW4がオン状態を
持続すると、電解コンデンサC2の電荷は、抵抗R3,
R4の合成抵抗で放電され、その電位が電界効果トラン
ジスタFETのスレッショルド電圧以下になると、当該
FETがオフ状態となり、この結果、ブロッキング発振
が停止してELパネルが自動的に消灯する。
持続すると、電解コンデンサC2の電荷は、抵抗R3,
R4の合成抵抗で放電され、その電位が電界効果トラン
ジスタFETのスレッショルド電圧以下になると、当該
FETがオフ状態となり、この結果、ブロッキング発振
が停止してELパネルが自動的に消灯する。
【0030】B.実施例の動作 次に、上述したスイッチ機構および点灯回路を備える腕
時計の照明動作について説明する。ここでは、ボタン2
の操作位置別に場合分けして動作説明する。 (1)中立位置 通常、ボタン2は「中立位置」に位置する。この状態で
は図3で図示したように、オートモードON/OFFス
イッチSW2がオフ状態にあり、オートモードを禁止す
る一方、一時点灯スイッチSW1がオフ状態にある。し
たがって、この状態では、ユーザーが腕にはめている腕
時計の時刻を見ようとする身振りで加速度スイッチSW
3および傾斜スイッチSW4がそれぞれオン状態となっ
ても、ELパネルは点灯されない。
時計の照明動作について説明する。ここでは、ボタン2
の操作位置別に場合分けして動作説明する。 (1)中立位置 通常、ボタン2は「中立位置」に位置する。この状態で
は図3で図示したように、オートモードON/OFFス
イッチSW2がオフ状態にあり、オートモードを禁止す
る一方、一時点灯スイッチSW1がオフ状態にある。し
たがって、この状態では、ユーザーが腕にはめている腕
時計の時刻を見ようとする身振りで加速度スイッチSW
3および傾斜スイッチSW4がそれぞれオン状態となっ
ても、ELパネルは点灯されない。
【0031】(2)押込位置 次に、ユーザーが「中立位置」にあるボタン2を「押込
位置」にまで押込む操作をしたとする。そうすると、図
5に図示したように、オートモードON/OFFスイッ
チSW2をオフ状態としてオートモードを禁止にする一
方、一時点灯スイッチSW1をオン状態にする。スイッ
チSW1がオン状態になると、点灯回路では、上述した
ように、電界効果トランジスタFETがオンされてブロ
ッキング発振が開始され、ELパネルが点灯する。そし
て、押込み操作を解除すれば、ボタン2が「中立位置」
に復帰してスイッチSW1をオフ状態とし、ELパネル
が消灯する。
位置」にまで押込む操作をしたとする。そうすると、図
5に図示したように、オートモードON/OFFスイッ
チSW2をオフ状態としてオートモードを禁止にする一
方、一時点灯スイッチSW1をオン状態にする。スイッ
チSW1がオン状態になると、点灯回路では、上述した
ように、電界効果トランジスタFETがオンされてブロ
ッキング発振が開始され、ELパネルが点灯する。そし
て、押込み操作を解除すれば、ボタン2が「中立位置」
に復帰してスイッチSW1をオフ状態とし、ELパネル
が消灯する。
【0032】(3)引出位置 次いで、ユーザーが「中立位置」にあるボタン2を「引
出位置」にまで引出し操作すると、図4に図示したよう
に、一時点灯スイッチSW1をオフ状態としつつ、オー
トモードON/OFFスイッチSW2をオン状態として
オートモードを有効にする。オートモードが有効の場
合、加速度スイッチSW3がオン状態となってから、所
定時間以内に傾斜スイッチSW4がオン状態となる動作
・姿勢を腕時計に与えないとELパネルは点灯しない。
出位置」にまで引出し操作すると、図4に図示したよう
に、一時点灯スイッチSW1をオフ状態としつつ、オー
トモードON/OFFスイッチSW2をオン状態として
オートモードを有効にする。オートモードが有効の場
合、加速度スイッチSW3がオン状態となってから、所
定時間以内に傾斜スイッチSW4がオン状態となる動作
・姿勢を腕時計に与えないとELパネルは点灯しない。
【0033】つまり、ユーザーが腕にはめている腕時計
の時刻を見ようとする身振りを行うと、加速度スイッチ
SW3に衝撃(あるいは加速度)を与えてから所定時間
以内に傾斜スイッチSW4を所定の姿勢(傾斜)にす
る。これにより、点灯回路では、上述したように、加速
度スイッチSW3のオンと共にチャージされる電解コン
デンサC2の電位が、電界効果トランジスタFETのス
レッショルド電圧以上を保つ所定時間以内に、傾斜スイ
ッチSW4がオンされるので、ELパネルが自動的に点
灯する。そして、点灯開始後、一定時間経過して電解コ
ンデンサC2の電位が電界効果トランジスタFETのス
レッショルド電圧以下になると、ブロッキング発振が停
止してELパネルが自動的に消灯する。
の時刻を見ようとする身振りを行うと、加速度スイッチ
SW3に衝撃(あるいは加速度)を与えてから所定時間
以内に傾斜スイッチSW4を所定の姿勢(傾斜)にす
る。これにより、点灯回路では、上述したように、加速
度スイッチSW3のオンと共にチャージされる電解コン
デンサC2の電位が、電界効果トランジスタFETのス
レッショルド電圧以上を保つ所定時間以内に、傾斜スイ
ッチSW4がオンされるので、ELパネルが自動的に点
灯する。そして、点灯開始後、一定時間経過して電解コ
ンデンサC2の電位が電界効果トランジスタFETのス
レッショルド電圧以下になると、ブロッキング発振が停
止してELパネルが自動的に消灯する。
【0034】このように、本実施例によれば、オートモ
ードON/OFFスイッチSW2(第3のスイッチ手
段)がオン設定されてオートモードを有効にしておく
と、加速度スイッチSW3(第1のスイッチ手段)のス
イッチ入力が為された後の所定時間内に、傾斜スイッチ
SW4(第2のスイッチ手段)のスイッチ入力が為され
ると、点灯回路がELパネルを点灯し、所定時間経過後
に自動的に消灯する。また、オートモードON/OFF
スイッチSW2をオフ設定しておけば、オートモードが
禁止されるので、ユーザーが腕時計の時刻を見ようとす
る身振りをしてもELパネルを点灯させる虞がなくな
る。この結果、ユーザーが意図した場合以外、みだりに
ELパネルを点灯させることがなくなり、不要な電力消
費を抑えて電池寿命を延すことが可能になる。
ードON/OFFスイッチSW2(第3のスイッチ手
段)がオン設定されてオートモードを有効にしておく
と、加速度スイッチSW3(第1のスイッチ手段)のス
イッチ入力が為された後の所定時間内に、傾斜スイッチ
SW4(第2のスイッチ手段)のスイッチ入力が為され
ると、点灯回路がELパネルを点灯し、所定時間経過後
に自動的に消灯する。また、オートモードON/OFF
スイッチSW2をオフ設定しておけば、オートモードが
禁止されるので、ユーザーが腕時計の時刻を見ようとす
る身振りをしてもELパネルを点灯させる虞がなくな
る。この結果、ユーザーが意図した場合以外、みだりに
ELパネルを点灯させることがなくなり、不要な電力消
費を抑えて電池寿命を延すことが可能になる。
【0035】なお、この実施例では、ELパネルを点灯
駆動する点灯回路に本発明によるスイッチ装置を用いた
一例を述べたが、本発明の要旨はこれに限定されず、例
えば、時刻や日付などを表示する液晶表示部を駆動する
表示駆動回路にも勿論適用可能であり、この場合、上述
した実施例と同様に、ユーザーが腕にはめている腕時計
の時刻を見ようとする身振りを行えば、加速度スイッチ
SW3がオンされてから所定時間以内に傾斜スイッチS
W4がオンされることによって、液晶表示部を駆動して
時刻や日付を表示させ、所定時間経過後に自動的に駆動
をオフして表示を消す態様となる。また、これに替え
て、ストップウォッチやタイマーの時間計測開始/停止
のスイッチとしても利用することができる。
駆動する点灯回路に本発明によるスイッチ装置を用いた
一例を述べたが、本発明の要旨はこれに限定されず、例
えば、時刻や日付などを表示する液晶表示部を駆動する
表示駆動回路にも勿論適用可能であり、この場合、上述
した実施例と同様に、ユーザーが腕にはめている腕時計
の時刻を見ようとする身振りを行えば、加速度スイッチ
SW3がオンされてから所定時間以内に傾斜スイッチS
W4がオンされることによって、液晶表示部を駆動して
時刻や日付を表示させ、所定時間経過後に自動的に駆動
をオフして表示を消す態様となる。また、これに替え
て、ストップウォッチやタイマーの時間計測開始/停止
のスイッチとしても利用することができる。
【0036】さらに、上述した実施例では、一時点灯ス
イッチSW1およびオートモードON/OFFスイッチ
SW4を機械的なスイッチ機構で実現したが、これに限
定されず、例えば、腕時計のガラス板1に透明タッチス
イッチを敷設したり、あるいはケース側面に押圧力に応
じてオンオフする感圧スイッチ、もしくは静電容量の変
化に応じてオンオフするタッチスイッチなどに替えても
良い。
イッチSW1およびオートモードON/OFFスイッチ
SW4を機械的なスイッチ機構で実現したが、これに限
定されず、例えば、腕時計のガラス板1に透明タッチス
イッチを敷設したり、あるいはケース側面に押圧力に応
じてオンオフする感圧スイッチ、もしくは静電容量の変
化に応じてオンオフするタッチスイッチなどに替えても
良い。
【0037】
【発明の効果】本発明のスイッチ装置によれば、衝撃を
与えた後の所定時間以内に所定の姿勢にした時に回路手
段を動作させたり、あるいはこの回路手段の動作を禁止
する第3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与
えた後の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ回路
手段を動作させるので、ユーザーが意図した場合以外、
みだりに動作指示することがなくなる。また、本発明の
スイッチ装置を備えた腕時計によれば、衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時に時刻を表示する
表示部を照明したり、あるいは照明動作を無効にする第
3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ表示部を照
明するようにしたので、ユーザーが意図した場合以外、
みだりに照明動作することがなくなる。
与えた後の所定時間以内に所定の姿勢にした時に回路手
段を動作させたり、あるいはこの回路手段の動作を禁止
する第3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与
えた後の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ回路
手段を動作させるので、ユーザーが意図した場合以外、
みだりに動作指示することがなくなる。また、本発明の
スイッチ装置を備えた腕時計によれば、衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時に時刻を表示する
表示部を照明したり、あるいは照明動作を無効にする第
3のスイッチが操作されていない状態で衝撃を与えた後
の所定時間以内に所定の姿勢にした時にのみ表示部を照
明するようにしたので、ユーザーが意図した場合以外、
みだりに照明動作することがなくなる。
【図1】本発明によるスイッチ装置の一実施例の外観を
示す外観図である。
示す外観図である。
【図2】同実施例におけるムーブメントの概略構造を示
す図である。
す図である。
【図3】同実施例におけるボタン2が中立位置にある場
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
【図4】同実施例におけるボタン2が引出位置にある場
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
【図5】同実施例におけるボタン2が押込位置にある場
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
合のスイッチ機構の構造を示す図である。
【図6】同実施例における傾斜スイッチSW4の構造を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】同実施例における傾斜スイッチSW4の構造を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図8】同実施例における傾斜スイッチSW4の断面A
−Aの構造を示す断面図である。
−Aの構造を示す断面図である。
【図9】同実施例における傾斜スイッチSW4の構造を
示す組み立て斜視図である。
示す組み立て斜視図である。
【図10】傾斜スイッチSW4の感度方向を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図11】同実施例における加速度スイッチSW3の感
度方向を説明するための図である。
度方向を説明するための図である。
【図12】同実施例における点灯回路の構成を示す回路
図である。
図である。
SW1 一時点灯スイッチ SW2 オートモードON/OFFスイッチ(第3のス
イッチ手段) SW3 加速度スイッチ(第1のスイッチ手段) SW4 傾斜スイッチ(第2のスイッチ手段) C2 電解コンデンサ(回路手段) R1〜R4 抵抗(回路手段) FET 電界効果トランジスタ(回路手段) EL エレクトロルミネッセンスパネル(照明装置) C1,PT,Tr ブロッキングオシレータ(照明装
置)
イッチ手段) SW3 加速度スイッチ(第1のスイッチ手段) SW4 傾斜スイッチ(第2のスイッチ手段) C2 電解コンデンサ(回路手段) R1〜R4 抵抗(回路手段) FET 電界効果トランジスタ(回路手段) EL エレクトロルミネッセンスパネル(照明装置) C1,PT,Tr ブロッキングオシレータ(照明装
置)
Claims (4)
- 【請求項1】 衝撃を与えることによってスイッチ入力
が為される第1のスイッチ手段と、 予め定められた姿勢となった時にスイッチ入力が為され
る第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された後の
所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力
が為された際に動作する回路手段とを備えたことを特徴
とするスイッチ装置。 - 【請求項2】 衝撃を与えることによってスイッチ入力
が為される第1のスイッチ手段と、 予め定められた姿勢となった時にスイッチ入力が為され
る第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された後の
所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力
が為された際に動作する回路手段と、 この回路手段の動作を禁止する為に操作される第3のス
イッチ手段とを備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項3】 時刻を表示する表示部を有する腕時計ケ
ースと、 この腕時計ケースに衝撃が与えられることによってスイ
ッチ入力が為される第1のスイッチ手段と、 前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿勢となった時
にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された後の
所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力
が為された際に前記表示部を照明する照明装置とを備え
たことを特徴するスイッチ装置を備えた腕時計。 - 【請求項4】 時刻を表示する表示部を有する腕時計ケ
ースと、 この腕時計ケースに衝撃が与えられることによってスイ
ッチ入力が為される第1のスイッチ手段と、 前記腕時計ケースの6時方向が下になる姿勢となった時
にスイッチ入力が為される第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段のスイッチ入力が為された後の
所定時間内に、前記第2のスイッチ手段のスイッチ入力
が為された際に前記表示部を照明する照明装置と、 この照明装置の照明動作を無効にする第3のスイッチ手
段とを備えたことを特徴とするスイッチ装置を備えた腕
時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8071717A JPH09257965A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置を備えた腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8071717A JPH09257965A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置を備えた腕時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09257965A true JPH09257965A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13468564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8071717A Pending JPH09257965A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置を備えた腕時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09257965A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11195359A (ja) * | 1997-10-27 | 1999-07-21 | Alps Electric Co Ltd | 傾斜センサ |
| CN104793866A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-07-22 | 陈王胜 | 一种智能腕式可穿戴设备背光控制单元和控制方法 |
| US9349557B2 (en) | 2012-09-19 | 2016-05-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Function driving apparatus, function driving method, and computer-readable storage medium having function driving program thereon |
| JP2017527053A (ja) * | 2014-07-18 | 2017-09-14 | アップル インコーポレイテッド | デバイスにおけるレイズジェスチャ検出 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8071717A patent/JPH09257965A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11195359A (ja) * | 1997-10-27 | 1999-07-21 | Alps Electric Co Ltd | 傾斜センサ |
| US9349557B2 (en) | 2012-09-19 | 2016-05-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Function driving apparatus, function driving method, and computer-readable storage medium having function driving program thereon |
| JP2017527053A (ja) * | 2014-07-18 | 2017-09-14 | アップル インコーポレイテッド | デバイスにおけるレイズジェスチャ検出 |
| US10101793B2 (en) | 2014-07-18 | 2018-10-16 | Apple Inc. | Raise gesture detection in a device |
| US10120431B2 (en) | 2014-07-18 | 2018-11-06 | Apple Inc. | Raise gesture detection in a device with preheating of a processor |
| US10303239B2 (en) | 2014-07-18 | 2019-05-28 | Apple Inc. | Raise gesture detection in a device |
| CN104793866A (zh) * | 2015-05-05 | 2015-07-22 | 陈王胜 | 一种智能腕式可穿戴设备背光控制单元和控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040716 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |