JPH09262855A - カレンダーの温度制御方法及び装置 - Google Patents
カレンダーの温度制御方法及び装置Info
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- JPH09262855A JPH09262855A JP7664096A JP7664096A JPH09262855A JP H09262855 A JPH09262855 A JP H09262855A JP 7664096 A JP7664096 A JP 7664096A JP 7664096 A JP7664096 A JP 7664096A JP H09262855 A JPH09262855 A JP H09262855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- resin
- calender rolls
- calender
- speed
- Prior art date
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- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 応答性良く樹脂の温度を微調整させ得るよう
にする。 【解決手段】 バンク33〜35の出側に取付けられた
非接触式の温度検出器38〜40で、バンク33〜35
から出た直後の樹脂36の温度を検出し、得られた温度
検出信号41〜43を演算制御装置51へ送って、演算
制御装置51で、設定器44に入力されたバンク33〜
35出側における設定樹脂温度45〜47と比較し、運
転の最中に駆動モータ29,31,32へ速度制御信号
48〜50を送って、カレンダーロール25,27,2
8の速度に一時的な差を付けさせるようにしている。
にする。 【解決手段】 バンク33〜35の出側に取付けられた
非接触式の温度検出器38〜40で、バンク33〜35
から出た直後の樹脂36の温度を検出し、得られた温度
検出信号41〜43を演算制御装置51へ送って、演算
制御装置51で、設定器44に入力されたバンク33〜
35出側における設定樹脂温度45〜47と比較し、運
転の最中に駆動モータ29,31,32へ速度制御信号
48〜50を送って、カレンダーロール25,27,2
8の速度に一時的な差を付けさせるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレンダーの温度
制御方法及び装置に関するものである。
制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂などを圧延成形するのに、従来より
カレンダーが使われている。
カレンダーが使われている。
【0003】該カレンダーは、図3に示すように、複数
本のカレンダーロール1〜4を組合せて(図では逆L型
に組合せてある)、カレンダーロール1〜4間に複数の
バンク5〜7を形成し、各バンク5〜7へ順番に樹脂8
などを通させることにより、樹脂8などを複数回に亘り
圧延させてシート9を得るようにしたものである。
本のカレンダーロール1〜4を組合せて(図では逆L型
に組合せてある)、カレンダーロール1〜4間に複数の
バンク5〜7を形成し、各バンク5〜7へ順番に樹脂8
などを通させることにより、樹脂8などを複数回に亘り
圧延させてシート9を得るようにしたものである。
【0004】カレンダーで圧延成形される樹脂8は、僅
かの温度の違いによって粘度などの物性が大きく変化す
るので、品質の良いシート9を得るためには、樹脂8の
温度を正確に制御することが重要となる。
かの温度の違いによって粘度などの物性が大きく変化す
るので、品質の良いシート9を得るためには、樹脂8の
温度を正確に制御することが重要となる。
【0005】そこで従来は、図4・図5に示すように、
軸心部に大径の中央貫通孔10を形成して、閉止板1
1,12で中央貫通孔10の両端を閉止すると共に、カ
レンダーロール1〜4の胴部周縁部分に軸線方向へ延び
る小径の周縁貫通孔13を周方向に複数形成し、各周縁
貫通孔13の両端と中央貫通孔10との間に連通孔1
4,15を形成して、閉止部材16,17で周縁貫通孔
13の両端部を閉止し、更に、中央貫通孔10における
連通孔14,15接続部の中間位置を仕切部材18で仕
切って中央貫通孔10を供給部19と排出部20に分
け、外部と排出部20との間に供給部19側の閉止板1
1及び供給部19並びに仕切部材18を貫通する排出管
21を配置して、供給部19側の閉止板11に、供給部
19及び排出管21の両方とそれぞれ接続する熱媒体2
4の給排用のロータリージョイント22を取付けて成る
ドリルドロール23が、各カレンダーロール1〜4とし
て用いられている。
軸心部に大径の中央貫通孔10を形成して、閉止板1
1,12で中央貫通孔10の両端を閉止すると共に、カ
レンダーロール1〜4の胴部周縁部分に軸線方向へ延び
る小径の周縁貫通孔13を周方向に複数形成し、各周縁
貫通孔13の両端と中央貫通孔10との間に連通孔1
4,15を形成して、閉止部材16,17で周縁貫通孔
13の両端部を閉止し、更に、中央貫通孔10における
連通孔14,15接続部の中間位置を仕切部材18で仕
切って中央貫通孔10を供給部19と排出部20に分
け、外部と排出部20との間に供給部19側の閉止板1
1及び供給部19並びに仕切部材18を貫通する排出管
21を配置して、供給部19側の閉止板11に、供給部
19及び排出管21の両方とそれぞれ接続する熱媒体2
4の給排用のロータリージョイント22を取付けて成る
ドリルドロール23が、各カレンダーロール1〜4とし
て用いられている。
【0006】このようなドリルドロール23では、熱水
や熱油などの熱媒体24をロータリージョイント22の
供給部へ送給すると、熱媒体24は、中央貫通孔10の
供給部19へ入り、該供給部19から連通孔14を介し
て、ドリルドロール23の胴部周縁部分に形成された各
周縁貫通孔13へ分配されて、ドリルドロール23の胴
部を加熱昇温する。その後、熱媒体24は、連通孔15
を介して中央貫通孔10の排出部20へ送られ、排出管
21を通って、ロータリージョイント22の排出部から
排出される。
や熱油などの熱媒体24をロータリージョイント22の
供給部へ送給すると、熱媒体24は、中央貫通孔10の
供給部19へ入り、該供給部19から連通孔14を介し
て、ドリルドロール23の胴部周縁部分に形成された各
周縁貫通孔13へ分配されて、ドリルドロール23の胴
部を加熱昇温する。その後、熱媒体24は、連通孔15
を介して中央貫通孔10の排出部20へ送られ、排出管
21を通って、ロータリージョイント22の排出部から
排出される。
【0007】このように熱媒体24を供給することによ
り、ドリルドロール23で構成された各カレンダーロー
ル1〜4の表面温度を調節し、各バンク5〜7の樹脂8
の温度を制御させるようにしている。
り、ドリルドロール23で構成された各カレンダーロー
ル1〜4の表面温度を調節し、各バンク5〜7の樹脂8
の温度を制御させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドリルドロール23を用いたカレンダーには、以下
のような問題があった。
来のドリルドロール23を用いたカレンダーには、以下
のような問題があった。
【0009】即ち、カレンダーロール1〜4は熱容量が
大きいため、所望の温度の熱媒体24を供給してからカ
レンダーロール1〜4がその温度となるまでに時間が掛
り、応答性が悪い。且つ、温度の微調整も困難である。
大きいため、所望の温度の熱媒体24を供給してからカ
レンダーロール1〜4がその温度となるまでに時間が掛
り、応答性が悪い。且つ、温度の微調整も困難である。
【0010】本発明は、上述の実情に鑑み、応答性良く
樹脂の温度を微調整させ得るようにしたカレンダーの温
度制御方法及び装置を提供することを目的とするもので
ある。
樹脂の温度を微調整させ得るようにしたカレンダーの温
度制御方法及び装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本のカレ
ンダーロール間に形成されるバンクで樹脂を圧延成形し
ている最中に、カレンダーロールの速度を変えることに
より対を成すカレンダーロールの間に速度差を生じさ
せ、樹脂に剪断力を与えて、樹脂自身に剪断発熱を起こ
させ、樹脂の温度を最適温度に調整することを特徴とす
るカレンダーの温度制御方法にかかるものである。
ンダーロール間に形成されるバンクで樹脂を圧延成形し
ている最中に、カレンダーロールの速度を変えることに
より対を成すカレンダーロールの間に速度差を生じさ
せ、樹脂に剪断力を与えて、樹脂自身に剪断発熱を起こ
させ、樹脂の温度を最適温度に調整することを特徴とす
るカレンダーの温度制御方法にかかるものである。
【0012】又、本発明は、複数本のカレンダーロール
を組合せて、対を成すカレンダーロール間に樹脂を圧延
成形するバンクを形成して成るカレンダーにおける、バ
ンクの出側に非接触式の温度検出器を取付け、温度検出
器からの温度検出信号を入力して、設定器に入力された
バンク出側における設定樹脂温度と比較し、駆動モータ
へ速度制御信号を送り、運転の最中に、対応するカレン
ダーロールの速度に一時的な差を付けさせる演算制御装
置を設けたことを特徴とするカレンダーの温度制御装置
にかかるものである。
を組合せて、対を成すカレンダーロール間に樹脂を圧延
成形するバンクを形成して成るカレンダーにおける、バ
ンクの出側に非接触式の温度検出器を取付け、温度検出
器からの温度検出信号を入力して、設定器に入力された
バンク出側における設定樹脂温度と比較し、駆動モータ
へ速度制御信号を送り、運転の最中に、対応するカレン
ダーロールの速度に一時的な差を付けさせる演算制御装
置を設けたことを特徴とするカレンダーの温度制御装置
にかかるものである。
【0013】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0014】各バンクの出側にそれぞれ取付けられた非
接触式の温度検出器で、各バンクから出た直後の樹脂の
温度をそれぞれ検出し、得られた温度検出信号を演算制
御装置へ送って、演算制御装置で、設定器に入力された
各バンク出側における設定樹脂温度とそれぞれ比較し、
基準となるカレンダーロールの駆動モータを除く、各駆
動モータへ、運転の最中に、それぞれ速度制御信号を送
って、カレンダーロールを除くカレンダーロールの速度
に一時的な差を付けさせるようにする(予めカレンダー
ロール間に速度差が付けられている場合には、速度差を
より大きくさせるようにする)。
接触式の温度検出器で、各バンクから出た直後の樹脂の
温度をそれぞれ検出し、得られた温度検出信号を演算制
御装置へ送って、演算制御装置で、設定器に入力された
各バンク出側における設定樹脂温度とそれぞれ比較し、
基準となるカレンダーロールの駆動モータを除く、各駆
動モータへ、運転の最中に、それぞれ速度制御信号を送
って、カレンダーロールを除くカレンダーロールの速度
に一時的な差を付けさせるようにする(予めカレンダー
ロール間に速度差が付けられている場合には、速度差を
より大きくさせるようにする)。
【0015】これにより、カレンダーロールの速度が対
応するカレンダーロールに対して変化され、対を成すカ
レンダーロールとの間に新たに生じた速度差により樹脂
に剪断力が与えられて、樹脂自身が剪断発熱を起こし、
樹脂の温度が即座に上昇されるので、応答性良く、樹脂
の温度を微調整することができる。
応するカレンダーロールに対して変化され、対を成すカ
レンダーロールとの間に新たに生じた速度差により樹脂
に剪断力が与えられて、樹脂自身が剪断発熱を起こし、
樹脂の温度が即座に上昇されるので、応答性良く、樹脂
の温度を微調整することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0017】図1・図2は、本発明の実施の形態の一例
である。
である。
【0018】図中、25〜28は図4・図5に示すよう
なドリルドロールなどを使用して個別に温度を調整可能
としたカレンダーロール、29〜32はカレンダーロー
ル25〜28を個別に駆動する駆動モータ、33〜35
は逆L型などに組合わされたカレンダーロール25〜2
8間に形成されるバンク、36はバンク33〜35へ供
給される樹脂、37は最終的に得られるシートである。
尚、カレンダーロール25〜28の本数は4本に限るも
のではなく、又、カレンダーロール25〜28の組合せ
方も逆L型に限るものではない。
なドリルドロールなどを使用して個別に温度を調整可能
としたカレンダーロール、29〜32はカレンダーロー
ル25〜28を個別に駆動する駆動モータ、33〜35
は逆L型などに組合わされたカレンダーロール25〜2
8間に形成されるバンク、36はバンク33〜35へ供
給される樹脂、37は最終的に得られるシートである。
尚、カレンダーロール25〜28の本数は4本に限るも
のではなく、又、カレンダーロール25〜28の組合せ
方も逆L型に限るものではない。
【0019】本発明では、各バンク33〜35の出側に
非接触式の温度検出器38〜40をそれぞれ取付け、各
温度検出器38〜40からの温度検出信号41〜43を
入力して、設定器44に入力された各バンク33〜35
出側における設定樹脂温度45〜47と比較し、基準と
なるカレンダーロール26の駆動モータ30を除く、各
駆動モータ29,31,32へ速度制御信号48〜50
を送り、運転の最中に、対応するカレンダーロール2
5,27,28の速度(回転速度)に一時的な差を付け
させる演算制御装置51を設ける。
非接触式の温度検出器38〜40をそれぞれ取付け、各
温度検出器38〜40からの温度検出信号41〜43を
入力して、設定器44に入力された各バンク33〜35
出側における設定樹脂温度45〜47と比較し、基準と
なるカレンダーロール26の駆動モータ30を除く、各
駆動モータ29,31,32へ速度制御信号48〜50
を送り、運転の最中に、対応するカレンダーロール2
5,27,28の速度(回転速度)に一時的な差を付け
させる演算制御装置51を設ける。
【0020】そして、駆動モータ29〜32により各カ
レンダーロール25〜28を図中矢印方向(対を成すカ
レンダーロール25〜28とは反対の方向)へ回転させ
ると共に、カレンダーロール25と26との間に形成さ
れたバンク33へ樹脂36を供給すると、樹脂36は先
ずバンク33で圧延成形され、次に、カレンダーロール
26に沿ってカレンダーロール26と27との間に形成
されたバンク34へ送られて圧延成形され、最後に、カ
レンダーロール27に沿ってカレンダーロール27と2
8との間に形成されたバンク35へ送られて圧延成形さ
れ、シート37とされる。
レンダーロール25〜28を図中矢印方向(対を成すカ
レンダーロール25〜28とは反対の方向)へ回転させ
ると共に、カレンダーロール25と26との間に形成さ
れたバンク33へ樹脂36を供給すると、樹脂36は先
ずバンク33で圧延成形され、次に、カレンダーロール
26に沿ってカレンダーロール26と27との間に形成
されたバンク34へ送られて圧延成形され、最後に、カ
レンダーロール27に沿ってカレンダーロール27と2
8との間に形成されたバンク35へ送られて圧延成形さ
れ、シート37とされる。
【0021】この際、成形される樹脂36は、僅かの温
度の違いによって粘度などの物性が大きく変化するの
で、品質の良いシート37を得るためには、樹脂36の
温度を正確に制御することが重要となるが、各カレンダ
ーロール25〜28は、ドリルドロールなどの温度調整
可能なロールで構成されているので、各カレンダーロー
ル25〜28に所望の温度の熱媒体を供給することによ
り、カレンダーロール25〜28の表面温度を調整し
て、樹脂36の温度を制御することができる。
度の違いによって粘度などの物性が大きく変化するの
で、品質の良いシート37を得るためには、樹脂36の
温度を正確に制御することが重要となるが、各カレンダ
ーロール25〜28は、ドリルドロールなどの温度調整
可能なロールで構成されているので、各カレンダーロー
ル25〜28に所望の温度の熱媒体を供給することによ
り、カレンダーロール25〜28の表面温度を調整し
て、樹脂36の温度を制御することができる。
【0022】但し、カレンダーロール25〜28は熱容
量が大きいため、所望の温度の熱媒体を供給してからカ
レンダーロール25〜28がその温度となるまでに時間
が掛り、応答性が悪く、且つ、温度の微調整も困難であ
る。
量が大きいため、所望の温度の熱媒体を供給してからカ
レンダーロール25〜28がその温度となるまでに時間
が掛り、応答性が悪く、且つ、温度の微調整も困難であ
る。
【0023】そこで、本発明では、各バンク33〜35
の出側にそれぞれ取付けられた非接触式の温度検出器3
8〜40で、各バンク33〜35から出た直後の樹脂3
6の温度をそれぞれ検出し、得られた温度検出信号41
〜43を演算制御装置51へ送って、演算制御装置51
で、設定器44に入力された各バンク33〜35出側に
おける設定樹脂温度45〜47とそれぞれ比較し、基準
となるカレンダーロール26の駆動モータ30を除く、
各駆動モータ29,31,32へ、運転の最中に、それ
ぞれ速度制御信号48〜50を送って、カレンダーロー
ル26を除くカレンダーロール25,27,28の速度
に一時的な差を付けさせるようにする(予めカレンダー
ロール25〜28間に速度差が付けられている場合に
は、速度差をより大きくさせるようにする)。
の出側にそれぞれ取付けられた非接触式の温度検出器3
8〜40で、各バンク33〜35から出た直後の樹脂3
6の温度をそれぞれ検出し、得られた温度検出信号41
〜43を演算制御装置51へ送って、演算制御装置51
で、設定器44に入力された各バンク33〜35出側に
おける設定樹脂温度45〜47とそれぞれ比較し、基準
となるカレンダーロール26の駆動モータ30を除く、
各駆動モータ29,31,32へ、運転の最中に、それ
ぞれ速度制御信号48〜50を送って、カレンダーロー
ル26を除くカレンダーロール25,27,28の速度
に一時的な差を付けさせるようにする(予めカレンダー
ロール25〜28間に速度差が付けられている場合に
は、速度差をより大きくさせるようにする)。
【0024】即ち、バンク33では、温度検出器38か
らの温度検出信号41が設定器44からの設定樹脂温度
45よりも低い場合に、カレンダーロール25の速度を
一時的に現在の速度よりも落とすようにする。
らの温度検出信号41が設定器44からの設定樹脂温度
45よりも低い場合に、カレンダーロール25の速度を
一時的に現在の速度よりも落とすようにする。
【0025】又、バンク34では、温度検出器39から
の温度検出信号42が設定器44からの設定樹脂温度4
6よりも低い場合に、カレンダーロール27の速度を一
時的に現在の速度よりも速めるようにする。
の温度検出信号42が設定器44からの設定樹脂温度4
6よりも低い場合に、カレンダーロール27の速度を一
時的に現在の速度よりも速めるようにする。
【0026】同様に、バンク35では、温度検出器40
からの温度検出信号43が設定器44からの設定樹脂温
度47よりも低い場合に、カレンダーロール28の速度
を一時的に現在の速度よりも速めるようにする。
からの温度検出信号43が設定器44からの設定樹脂温
度47よりも低い場合に、カレンダーロール28の速度
を一時的に現在の速度よりも速めるようにする。
【0027】これにより、カレンダーロール25,2
7,28の速度が対応するカレンダーロール26,2
6,27に対して変化され、対を成すカレンダーロール
25〜28との間に新たに生じた速度差により樹脂36
に剪断力が与えられて、樹脂36自身が剪断発熱を起こ
し、樹脂36の温度が即座に上昇されるので、応答性良
く、樹脂36の温度を微調整することができる。
7,28の速度が対応するカレンダーロール26,2
6,27に対して変化され、対を成すカレンダーロール
25〜28との間に新たに生じた速度差により樹脂36
に剪断力が与えられて、樹脂36自身が剪断発熱を起こ
し、樹脂36の温度が即座に上昇されるので、応答性良
く、樹脂36の温度を微調整することができる。
【0028】この際、図2に示すように、バンクA内の
樹脂Bは、速度の速いカレンダーロールCの側が剪断発
熱により昇温され(昇温域D)、昇温域Dの樹脂Bがそ
のままバンクAから出て行くことが確認されているの
で、各バンク33〜35の出側に非接触式の温度検出器
38〜40を取付けることが不可欠となる。
樹脂Bは、速度の速いカレンダーロールCの側が剪断発
熱により昇温され(昇温域D)、昇温域Dの樹脂Bがそ
のままバンクAから出て行くことが確認されているの
で、各バンク33〜35の出側に非接触式の温度検出器
38〜40を取付けることが不可欠となる。
【0029】又、例えば樹脂36が軟質塩化ビニールの
場合、速度の遅いカレンダーロールEと速度の速いカレ
ンダーロールCとの速度比を1:1.24にすると、バ
ンクAから取り出される樹脂36の温度がほぼ0.6〜
0.8℃昇温されることがわかっている。カレンダーロ
ールE,Cの速度比による樹脂36の昇温の度合いは、
樹脂36によってそれぞれ異なる。
場合、速度の遅いカレンダーロールEと速度の速いカレ
ンダーロールCとの速度比を1:1.24にすると、バ
ンクAから取り出される樹脂36の温度がほぼ0.6〜
0.8℃昇温されることがわかっている。カレンダーロ
ールE,Cの速度比による樹脂36の昇温の度合いは、
樹脂36によってそれぞれ異なる。
【0030】尚、カレンダーロール25〜28は、圧延
成形された樹脂36のロールへの巻付性を安定させるた
め、通常、上流側のもの程速度が遅くなり、下流側のも
の程速度が早くなるように予め速度差が付けてあるが
(例えばカレンダーロール25と26と27と28の速
度比は、0.85:1.0:1.03:1.06などと
なっている)、運転の最中に、速度差を与えて樹脂36
の温度制御を行わせるものではない。
成形された樹脂36のロールへの巻付性を安定させるた
め、通常、上流側のもの程速度が遅くなり、下流側のも
の程速度が早くなるように予め速度差が付けてあるが
(例えばカレンダーロール25と26と27と28の速
度比は、0.85:1.0:1.03:1.06などと
なっている)、運転の最中に、速度差を与えて樹脂36
の温度制御を行わせるものではない。
【0031】又、運転の最中に、カレンダーロール25
〜28の速度比を変えるようにするといっても、所望温
度の熱媒体を供給してからカレンダーロール25〜28
の表面温度が変化するまでの間に、カレンダーロール2
5〜28の速度比を一時的に変化させて樹脂36の温度
の微調整を行うのみなので、シート37の品質に影響を
与えることはほとんどない。
〜28の速度比を変えるようにするといっても、所望温
度の熱媒体を供給してからカレンダーロール25〜28
の表面温度が変化するまでの間に、カレンダーロール2
5〜28の速度比を一時的に変化させて樹脂36の温度
の微調整を行うのみなので、シート37の品質に影響を
与えることはほとんどない。
【0032】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、カレンダーロール26を基準と
しているため、運転の最中にカレンダーロール26の速
度が一定に保たれるようにしてあるが、カレンダーロー
ル26以外のカレンダーロール25,27,28を基準
とするようにしても良いこと、又、基準となるカレンダ
ーロール25〜28を設けず、全てのカレンダーロール
25〜28の速度制御を行わせるようにしても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
定されるものではなく、カレンダーロール26を基準と
しているため、運転の最中にカレンダーロール26の速
度が一定に保たれるようにしてあるが、カレンダーロー
ル26以外のカレンダーロール25,27,28を基準
とするようにしても良いこと、又、基準となるカレンダ
ーロール25〜28を設けず、全てのカレンダーロール
25〜28の速度制御を行わせるようにしても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
応答性良く樹脂の温度を微調整させることができるとい
う優れた効果を奏し得る。
応答性良く樹脂の温度を微調整させることができるとい
う優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の全体概略側面図で
ある。
ある。
【図2】バンク部分を拡大した樹脂の温度分布図であ
る。
る。
【図3】従来例の全体概略側面図である。
【図4】図3に使用されているドリルドロールの側方断
面図である。
面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
25〜28 カレンダーロール 29〜32 駆動モータ 33〜35 バンク 36 樹脂 38〜40 温度検出器 41〜43 温度検出信号 44 設定器 45〜47 設定樹脂温度 48〜50 速度制御信号 51 演算制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 昭博 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本のカレンダーロール間に形成され
るバンクで樹脂を圧延成形している最中に、カレンダー
ロールの速度を変えることにより対を成すカレンダーロ
ールの間に速度差を生じさせ、樹脂に剪断力を与えて、
樹脂自身に剪断発熱を起こさせ、樹脂の温度を最適温度
に調整することを特徴とするカレンダーの温度制御方
法。 - 【請求項2】 複数本のカレンダーロールを組合せて、
対を成すカレンダーロール間に樹脂を圧延成形するバン
クを形成して成るカレンダーにおける、バンクの出側に
非接触式の温度検出器を取付け、温度検出器からの温度
検出信号を入力して、設定器に入力されたバンク出側に
おける設定樹脂温度と比較し、駆動モータへ速度制御信
号を送り、運転の最中に、対応するカレンダーロールの
速度に一時的な差を付けさせる演算制御装置を設けたこ
とを特徴とするカレンダーの温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7664096A JPH09262855A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | カレンダーの温度制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP7664096A JPH09262855A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | カレンダーの温度制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262855A true JPH09262855A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13610989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7664096A Pending JPH09262855A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | カレンダーの温度制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262855A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007160740A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Bridgestone Corp | Evaフィルムの製造方法及び製造装置 |
| JP2008137361A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム状シートの製造方法 |
| WO2014027711A1 (ko) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | 진우통상(주) | 사출기 실린더 보온 및 온도 제어 장치 |
| JP2015128854A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 住友ゴム工業株式会社 | カレンダーロールの接触検出装置およびゴムカレンダー装置 |
| WO2016056347A1 (ja) * | 2014-10-09 | 2016-04-14 | リケンテクノス株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物フィルムの製造方法 |
| US9748017B2 (en) | 2013-09-10 | 2017-08-29 | Riken Technos Corporation | Electrically conductive resin composition, and film produced from same |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7664096A patent/JPH09262855A/ja active Pending
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| US10767035B2 (en) | 2014-10-09 | 2020-09-08 | Riken Technos Corporation | Method for producing thermoplastic resin composition film |
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