JPH09262859A - 反応射出成形方法と金型 - Google Patents
反応射出成形方法と金型Info
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- JPH09262859A JPH09262859A JP7494896A JP7494896A JPH09262859A JP H09262859 A JPH09262859 A JP H09262859A JP 7494896 A JP7494896 A JP 7494896A JP 7494896 A JP7494896 A JP 7494896A JP H09262859 A JPH09262859 A JP H09262859A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿入体の一部が成形体から露出する成形体を
効率的にしかも低コストで製造することができる反応射
出成形方法およびそれに用いる金型を提供すること。 【解決手段】 一部が弾性部材8で構成された金型2,
3の内部に、挿入体10の一部が金型2,3の弾性部材
8に接触して金型2,3の外部に露出するように、挿入
体10を配置し、金型2,3の内部に反応原液を射出
し、反応射出成形を行い、挿入体10の周囲に反応射出
成形により得られる成形体を一体的に形成する。
効率的にしかも低コストで製造することができる反応射
出成形方法およびそれに用いる金型を提供すること。 【解決手段】 一部が弾性部材8で構成された金型2,
3の内部に、挿入体10の一部が金型2,3の弾性部材
8に接触して金型2,3の外部に露出するように、挿入
体10を配置し、金型2,3の内部に反応原液を射出
し、反応射出成形を行い、挿入体10の周囲に反応射出
成形により得られる成形体を一体的に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応射出成形方法
とそれに用いる金型に係り、さらに詳しくは、挿入体の
一部が成形体から露出する成形体を反応射出成形により
形成するための反応射出成形方法とそれに用いる金型に
関する。
とそれに用いる金型に係り、さらに詳しくは、挿入体の
一部が成形体から露出する成形体を反応射出成形により
形成するための反応射出成形方法とそれに用いる金型に
関する。
【0002】
【従来の技術】反応射出成形(以下、RIMとも言う)
法は、二つの反応原液をミキシングチャンバで混合して
金型のキャビティに送り込み、金型内で反応させつつ射
出成形を行う製法である。このRIM法は、ノルボルネ
ン系モノマーからポリマー(成形品)を成形する場合な
どに好適に用いられている。
法は、二つの反応原液をミキシングチャンバで混合して
金型のキャビティに送り込み、金型内で反応させつつ射
出成形を行う製法である。このRIM法は、ノルボルネ
ン系モノマーからポリマー(成形品)を成形する場合な
どに好適に用いられている。
【0003】このようなRIM法により、たとえば金属
などで形成された挿入体の一部が成形体から露出する成
形体を成形しようとする場合には、金型内に、挿入体の
一部が金型の外部に露出するように、挿入体を配置し、
金型内で反応射出成形を行っている。その際に用いる金
型には、挿入体の一部が金型外部に露出できるように、
溝などが形成してある。
などで形成された挿入体の一部が成形体から露出する成
形体を成形しようとする場合には、金型内に、挿入体の
一部が金型の外部に露出するように、挿入体を配置し、
金型内で反応射出成形を行っている。その際に用いる金
型には、挿入体の一部が金型外部に露出できるように、
溝などが形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、金型内に反
応原液を射出する際に、挿入体と金型の溝との間の隙間
から反応原液が漏れるおそれがある。そこで、従来で
は、挿入体と金型の溝との間の隙間を埋めるようにパッ
キンを装着し、反応射出成形を行う必要があった。
応原液を射出する際に、挿入体と金型の溝との間の隙間
から反応原液が漏れるおそれがある。そこで、従来で
は、挿入体と金型の溝との間の隙間を埋めるようにパッ
キンを装着し、反応射出成形を行う必要があった。
【0005】しかしながら、このように反応射出成形毎
に、パッキンを装着するのでは、その作業が煩雑であ
り、成形品の製造歩留まり低下およびコストアップにな
っていた。本発明は、このような実状に鑑みてなされ、
挿入体の一部が成形体から露出する成形体を効率的にし
かも低コストで製造することができる反応射出成形方法
およびそれに用いる金型を提供することを目的とする。
に、パッキンを装着するのでは、その作業が煩雑であ
り、成形品の製造歩留まり低下およびコストアップにな
っていた。本発明は、このような実状に鑑みてなされ、
挿入体の一部が成形体から露出する成形体を効率的にし
かも低コストで製造することができる反応射出成形方法
およびそれに用いる金型を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る反応射出成形方法は、一部が弾性部材
で構成された金型の内部に、挿入体の一部が金型の弾性
部材に接触して金型の外部に露出するように、挿入体を
配置する工程と、金型の内部に反応原液を射出し、反応
射出成形を行い、前記挿入体の周囲に反応射出成形によ
り得られる成形体を一体的に形成する工程とを有する。
に、本発明に係る反応射出成形方法は、一部が弾性部材
で構成された金型の内部に、挿入体の一部が金型の弾性
部材に接触して金型の外部に露出するように、挿入体を
配置する工程と、金型の内部に反応原液を射出し、反応
射出成形を行い、前記挿入体の周囲に反応射出成形によ
り得られる成形体を一体的に形成する工程とを有する。
【0007】本発明に係る金型は、挿入体の一部が成形
体から露出する成形体を反応射出成形により形成するた
めの金型であって、前記挿入体の一部が金型の外部に露
出する位置で、金型の一部が、弾性部材で構成してある
ことを特徴とする。反応射出成形に用いる反応原液とし
ては、特に限定されないが、ウレタン系、ウレア系、ナ
イロン系、エポキシ系、不飽和ポリエステル系、フェノ
ール系および、ノルボルネン系などが挙げられ、一般的
成形条件としては、反応原液温度は20〜80°C、反
応原液の粘性は、たとえば、30°Cにおいて、5cp
s〜3000cps好ましくは100cps〜1000
cps程度である。
体から露出する成形体を反応射出成形により形成するた
めの金型であって、前記挿入体の一部が金型の外部に露
出する位置で、金型の一部が、弾性部材で構成してある
ことを特徴とする。反応射出成形に用いる反応原液とし
ては、特に限定されないが、ウレタン系、ウレア系、ナ
イロン系、エポキシ系、不飽和ポリエステル系、フェノ
ール系および、ノルボルネン系などが挙げられ、一般的
成形条件としては、反応原液温度は20〜80°C、反
応原液の粘性は、たとえば、30°Cにおいて、5cp
s〜3000cps好ましくは100cps〜1000
cps程度である。
【0008】かかる成形においては、補強材を予め金型
内に設置しておき、その中に反応液を供給して重合させ
ることにより強化ポリマー(成形品)を製造することが
できる。補強材としては、例えば、ガラス繊維、アラミ
ド繊維、カーボン繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、
金属繊維、ポリプロピレン繊維、アルミコーティングガ
ラス繊維、木綿、アクリル繊維、ボロン繊維、シリコン
カーバイド繊維、アルミナ繊維などを挙げることができ
る。また、チタン酸カリウムや硫酸カルシウムなどのウ
ィスカーも挙げることができる。さらに、これらの強化
剤は、長繊維状またはチョップドストランド状のものを
マット化したもの、布状に織ったもの、チョップ形状の
ままのものなど、種々の形状で使用することができる。
これらの補強材は、その表面をシランカップリング材等
のカップリング剤で処理したものが、樹脂との密着性を
向上させる上で好ましい。配合量は、特に制限はない
が、通常10重量%以上、好ましくは20〜60重量%
である。
内に設置しておき、その中に反応液を供給して重合させ
ることにより強化ポリマー(成形品)を製造することが
できる。補強材としては、例えば、ガラス繊維、アラミ
ド繊維、カーボン繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、
金属繊維、ポリプロピレン繊維、アルミコーティングガ
ラス繊維、木綿、アクリル繊維、ボロン繊維、シリコン
カーバイド繊維、アルミナ繊維などを挙げることができ
る。また、チタン酸カリウムや硫酸カルシウムなどのウ
ィスカーも挙げることができる。さらに、これらの強化
剤は、長繊維状またはチョップドストランド状のものを
マット化したもの、布状に織ったもの、チョップ形状の
ままのものなど、種々の形状で使用することができる。
これらの補強材は、その表面をシランカップリング材等
のカップリング剤で処理したものが、樹脂との密着性を
向上させる上で好ましい。配合量は、特に制限はない
が、通常10重量%以上、好ましくは20〜60重量%
である。
【0009】また、酸化防止剤、充填剤、顔料、着色
剤、発泡剤、難燃剤、摺動付与剤、エラストマー、ジシ
クロペンタジエン系熱重合樹脂およびその水添物など種
々の添加剤を配合することにより、得られるポリマーの
特性を改質することができる。酸化防止剤としては、フ
ェノール系、リン系、アミン系など各種のプラスチック
・ゴム用酸化防止剤がある。充填剤にはミルドガラス、
カーボンブラック、タルク、炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、雲母などの無機質充填剤がある。エラスト
マーとしては、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプ
レン、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SB
S)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(SIS)、エチレン−プロピレン−ジエンターポリ
マー(EPDM)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)およびこれらの水素化物などがある。
剤、発泡剤、難燃剤、摺動付与剤、エラストマー、ジシ
クロペンタジエン系熱重合樹脂およびその水添物など種
々の添加剤を配合することにより、得られるポリマーの
特性を改質することができる。酸化防止剤としては、フ
ェノール系、リン系、アミン系など各種のプラスチック
・ゴム用酸化防止剤がある。充填剤にはミルドガラス、
カーボンブラック、タルク、炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、雲母などの無機質充填剤がある。エラスト
マーとしては、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプ
レン、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SB
S)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(SIS)、エチレン−プロピレン−ジエンターポリ
マー(EPDM)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)およびこれらの水素化物などがある。
【0010】添加剤は、通常、予め反応液のいずれか一
方または双方に混合しておく。反応射出成形に用いる金
型本体は、必ずしも剛性の高い高価な金型である必要は
なく、金属製金型に限らず、樹脂製金型、または単なる
型枠を用いることができる。反応射出成形は、低粘度の
反応液を用い、比較的低温低圧で成形できるためであ
る。金型内は不活性ガスでシールし、重合反応に用いる
成分類は窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で貯蔵し、
かつ操作することが好ましい。
方または双方に混合しておく。反応射出成形に用いる金
型本体は、必ずしも剛性の高い高価な金型である必要は
なく、金属製金型に限らず、樹脂製金型、または単なる
型枠を用いることができる。反応射出成形は、低粘度の
反応液を用い、比較的低温低圧で成形できるためであ
る。金型内は不活性ガスでシールし、重合反応に用いる
成分類は窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で貯蔵し、
かつ操作することが好ましい。
【0011】金型温度は、好ましくは、10〜150
℃、より好ましくは、30〜120℃、さらに好ましく
は、50〜100℃である。金型圧力は通常0.1〜1
00Kg/cm2 の範囲である。重合時間は、適宜選択
すればよいが、通常、反応液の注入終了後、30秒〜2
0分、好ましくは、5分以下である。
℃、より好ましくは、30〜120℃、さらに好ましく
は、50〜100℃である。金型圧力は通常0.1〜1
00Kg/cm2 の範囲である。重合時間は、適宜選択
すればよいが、通常、反応液の注入終了後、30秒〜2
0分、好ましくは、5分以下である。
【0012】本発明では、金型の一部を弾性部材で構成
してある。弾性部材としては、特に限定されず、スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(B
R)、イソプレンゴム(IR)、ニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などのジエン
系ゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン
−ジエンターポリマーゴム(EPDM)、アクリルゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴムな
どのオレフィン系ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、多硫化ゴム、またはこれらの発泡体、またはウレタ
ンもしくはナイロンの発泡体などで構成される。特に好
ましくは、本発明での弾性部材は、耐熱性を有するゴム
材で構成することが望ましいが、必ずしも耐熱性を有さ
なくても良い。
してある。弾性部材としては、特に限定されず、スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(B
R)、イソプレンゴム(IR)、ニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などのジエン
系ゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン
−ジエンターポリマーゴム(EPDM)、アクリルゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴムな
どのオレフィン系ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、多硫化ゴム、またはこれらの発泡体、またはウレタ
ンもしくはナイロンの発泡体などで構成される。特に好
ましくは、本発明での弾性部材は、耐熱性を有するゴム
材で構成することが望ましいが、必ずしも耐熱性を有さ
なくても良い。
【0013】この弾性部材には、金型の外部に露出する
挿入体の一部が接触する溝が形成してあることが好まし
い。金型は、通常、上金型と下金型とから構成される
が、これらは同一構造でも相違する構造であっても良
い。弾性部材は、挿入体の一部が金型の外部に露出する
位置で、金型の割面付近に設けることが好ましい。
挿入体の一部が接触する溝が形成してあることが好まし
い。金型は、通常、上金型と下金型とから構成される
が、これらは同一構造でも相違する構造であっても良
い。弾性部材は、挿入体の一部が金型の外部に露出する
位置で、金型の割面付近に設けることが好ましい。
【0014】本発明に係る金型を用いた反応射出成形で
は、挿入体の一部が金型の外部に露出する位置で、挿入
体が弾性部材に接触し、ここでシールされるため、金型
内に射出された反応原液は、金型内部から漏れ難くな
り、バリなどが少ない、挿入体が一体化された良質の成
形品を成形することができる。しかも、本発明では、成
形毎にパッキンなどを交換する必要がなく、製造歩留ま
りも良く、しかも低コストで成形することができる。
は、挿入体の一部が金型の外部に露出する位置で、挿入
体が弾性部材に接触し、ここでシールされるため、金型
内に射出された反応原液は、金型内部から漏れ難くな
り、バリなどが少ない、挿入体が一体化された良質の成
形品を成形することができる。しかも、本発明では、成
形毎にパッキンなどを交換する必要がなく、製造歩留ま
りも良く、しかも低コストで成形することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る反応射出成形
方法およびそれに用いる金型を、図面に示す実施形態に
基づき、詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の一実施形態に係る金型の斜視図、図2は
金型内に挿入される挿入体の一例を示す斜視図、図3は
金型内に挿入体が挿入された状態を示す断面図である。
方法およびそれに用いる金型を、図面に示す実施形態に
基づき、詳細に説明する。第1実施形態 図1は本発明の一実施形態に係る金型の斜視図、図2は
金型内に挿入される挿入体の一例を示す斜視図、図3は
金型内に挿入体が挿入された状態を示す断面図である。
【0016】図1,3に示すように、本実施形態に係る
金型は、上金型3と下金型2とを有し、それらの割面5
相互が組み合わされることにより、内部に円筒状のキャ
ビティ4が形成されるようになっている。本実施形態で
は、上金型3と下金型2とは、同一形状および構造なの
で、以下の説明では、下金型2についてのみ詳細に説明
し、上金型3に関する詳細な説明は省略する。
金型は、上金型3と下金型2とを有し、それらの割面5
相互が組み合わされることにより、内部に円筒状のキャ
ビティ4が形成されるようになっている。本実施形態で
は、上金型3と下金型2とは、同一形状および構造なの
で、以下の説明では、下金型2についてのみ詳細に説明
し、上金型3に関する詳細な説明は省略する。
【0017】図1に示すように、本実施形態の下金型2
は、金型本体6と弾性部材8とを有する。金型本体6
は、たとえば必ずしも金属製である必要はなく、たとえ
ば鉄、アルミニウムなどの金属やガラス、木材、セラミ
クスなどで構成される。この金型本体6には、図2に示
す挿入体10の一部である突出部分10aが図3に示す
ように金型の外部に露出する位置に、切欠き7が形成し
てあり、この切欠き7に弾性部材8が装着してある。弾
性部材8は、切欠き7の全てを埋めることなく、溝9が
形成されるように、切欠き7に装着してある。弾性部材
8を切欠きに装着するための手段としては、特に限定さ
れないが、たとえばエポキシ系接着剤、シアノアクリレ
ート系接着剤、ゴム系接着剤などの接着剤を用いた接着
が好ましい。溝9の内径は、図2,3に示す挿入体の突
出部分10aの外径よりも小さく設定される。たとえば
図3に示すように、挿入体10の突出部分10aが弾性
部材8の溝9内に圧着した状態で、弾性部材8が径方向
に0.3〜2mm程度に弾性圧縮変形するように、溝9の
大きさが決定される。
は、金型本体6と弾性部材8とを有する。金型本体6
は、たとえば必ずしも金属製である必要はなく、たとえ
ば鉄、アルミニウムなどの金属やガラス、木材、セラミ
クスなどで構成される。この金型本体6には、図2に示
す挿入体10の一部である突出部分10aが図3に示す
ように金型の外部に露出する位置に、切欠き7が形成し
てあり、この切欠き7に弾性部材8が装着してある。弾
性部材8は、切欠き7の全てを埋めることなく、溝9が
形成されるように、切欠き7に装着してある。弾性部材
8を切欠きに装着するための手段としては、特に限定さ
れないが、たとえばエポキシ系接着剤、シアノアクリレ
ート系接着剤、ゴム系接着剤などの接着剤を用いた接着
が好ましい。溝9の内径は、図2,3に示す挿入体の突
出部分10aの外径よりも小さく設定される。たとえば
図3に示すように、挿入体10の突出部分10aが弾性
部材8の溝9内に圧着した状態で、弾性部材8が径方向
に0.3〜2mm程度に弾性圧縮変形するように、溝9の
大きさが決定される。
【0018】弾性部材8としては、本実施形態では、耐
熱性に優れた板状シリコーンゴムで構成してある。板状
の弾性部材8が半円形の切欠き7に沿って曲折して装着
してある。弾性部材8が板状である場合には、その厚み
(溝9の径方向の厚み)は、好ましくは3mm以上、さら
に好ましくは5mm以上、特に好ましくは7mm以上であ
る。また、その厚みの上限は、好ましくは20mm以下、
さらに好ましくは15mm以下である。厚みが余りに薄い
と、弾性部材8として十分な弾力性が得られないおそれ
があり、余りに厚いと反応射出成形体の外形の精度上好
ましくない。なお、弾性部材8としては、適度な弾力性
を有し、反応射出成形に用いる反応原液に侵されず、得
られる成形体と融着しないものであれば、特に限定され
ない。
熱性に優れた板状シリコーンゴムで構成してある。板状
の弾性部材8が半円形の切欠き7に沿って曲折して装着
してある。弾性部材8が板状である場合には、その厚み
(溝9の径方向の厚み)は、好ましくは3mm以上、さら
に好ましくは5mm以上、特に好ましくは7mm以上であ
る。また、その厚みの上限は、好ましくは20mm以下、
さらに好ましくは15mm以下である。厚みが余りに薄い
と、弾性部材8として十分な弾力性が得られないおそれ
があり、余りに厚いと反応射出成形体の外形の精度上好
ましくない。なお、弾性部材8としては、適度な弾力性
を有し、反応射出成形に用いる反応原液に侵されず、得
られる成形体と融着しないものであれば、特に限定され
ない。
【0019】図2に示す挿入体10は、挿入本体10b
と突出部分10aとから成り、例示的には、鉄、アルミ
ニウムなどの金属、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のプラスチックなどで構成される。挿入体は中空体であ
ってもよい。反応射出成形に際しては、まず、下金型2
と上金型3との間に、挿入体10の突出部分10aが弾
性部材8の溝に嵌合するように挿入体10を配置し、金
型2,3の割面を合わせ、図示省略してある注入口から
キャビティ4内に反応原液を射出する。
と突出部分10aとから成り、例示的には、鉄、アルミ
ニウムなどの金属、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
のプラスチックなどで構成される。挿入体は中空体であ
ってもよい。反応射出成形に際しては、まず、下金型2
と上金型3との間に、挿入体10の突出部分10aが弾
性部材8の溝に嵌合するように挿入体10を配置し、金
型2,3の割面を合わせ、図示省略してある注入口から
キャビティ4内に反応原液を射出する。
【0020】反応射出成形が、ノルボルネン系モノマー
を用いた反応射出成形である場合には、本実施形態にお
いて使用するモノマーは、ジシクロペンタジエンやジヒ
ドロジシクロペンタジエン、テトラシクロドデセン、ト
リシクロペンタジエン等のノルボルネン環を有するシク
ロオレフィンである。
を用いた反応射出成形である場合には、本実施形態にお
いて使用するモノマーは、ジシクロペンタジエンやジヒ
ドロジシクロペンタジエン、テトラシクロドデセン、ト
リシクロペンタジエン等のノルボルネン環を有するシク
ロオレフィンである。
【0021】ノルボルネン系モノマーを用いた反応射出
成形において使用することができるメタセシス触媒は、
六塩化タングステン、トリドデシルアンモニウムモリブ
デート、トリ(トリデシル)アンモニウムモリブデート
等のモリブデン酸有機アンモニウム塩等のノルボルネン
系モノマーの塊状重合用触媒として公知のメタセシス触
媒であれば特に制限はないが、モリブデン酸有機アンモ
ニウム塩が好ましい。
成形において使用することができるメタセシス触媒は、
六塩化タングステン、トリドデシルアンモニウムモリブ
デート、トリ(トリデシル)アンモニウムモリブデート
等のモリブデン酸有機アンモニウム塩等のノルボルネン
系モノマーの塊状重合用触媒として公知のメタセシス触
媒であれば特に制限はないが、モリブデン酸有機アンモ
ニウム塩が好ましい。
【0022】活性剤(共触媒)としては、エチルアルミ
ニウムジクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド等の
アルキルアルミニウムハライド、これらのアルコキシア
ルキルアルミニウムハライド、有機スズ化合物等が挙げ
られる。反応射出成形の前準備として、ノルボルネン系
モノマー、メタセシス触媒及び活性剤を主材とする反応
射出成形用材料をノルボルネン系モノマーとメタセシス
触媒とよりなるA液と、前記のノルボルネン系モノマー
と活性剤とよりなるB液との安定な2液に分けて、それ
ぞれを別のタンクに入れておく。反応射出成形に際して
は、これらの2液をミキシングチャンバー内で混合し、
次いで、この混合液を、金型のキャビティ4に注入し、
塊状重合して、挿入体10と一体化された成形品を得
る。
ニウムジクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド等の
アルキルアルミニウムハライド、これらのアルコキシア
ルキルアルミニウムハライド、有機スズ化合物等が挙げ
られる。反応射出成形の前準備として、ノルボルネン系
モノマー、メタセシス触媒及び活性剤を主材とする反応
射出成形用材料をノルボルネン系モノマーとメタセシス
触媒とよりなるA液と、前記のノルボルネン系モノマー
と活性剤とよりなるB液との安定な2液に分けて、それ
ぞれを別のタンクに入れておく。反応射出成形に際して
は、これらの2液をミキシングチャンバー内で混合し、
次いで、この混合液を、金型のキャビティ4に注入し、
塊状重合して、挿入体10と一体化された成形品を得
る。
【0023】金型2,3の温度は、好ましくは、10〜
150℃、より好ましくは、30〜120℃、さらに好
ましくは、50〜100℃である。金型2,3の型締め
圧力は通常0.1〜100Kg/cm2 の範囲である。
重合時間は、適宜選択すればよいが、通常、反応液の注
入終了後、30秒〜20分、好ましくは、5分以下であ
る。
150℃、より好ましくは、30〜120℃、さらに好
ましくは、50〜100℃である。金型2,3の型締め
圧力は通常0.1〜100Kg/cm2 の範囲である。
重合時間は、適宜選択すればよいが、通常、反応液の注
入終了後、30秒〜20分、好ましくは、5分以下であ
る。
【0024】本実施形態に係る金型2,3を用いた反応
射出成形では、挿入体10の一部である突出部分10a
が金型2,3の外部に露出する位置で、挿入体10の突
出部分10aが弾性部材8に接触し、ここでシールされ
るため、金型2,3内に射出された反応原液は、金型内
部から漏れ難くなる。そのため、バリなどが少ない状態
で、挿入体10が一体化された良質の成形品を成形する
ことができる。しかも、本実施形態では、成形毎にパッ
キンなどを交換する必要がなく、製造歩留まりも良く、
しかも低コストで成形することができる。
射出成形では、挿入体10の一部である突出部分10a
が金型2,3の外部に露出する位置で、挿入体10の突
出部分10aが弾性部材8に接触し、ここでシールされ
るため、金型2,3内に射出された反応原液は、金型内
部から漏れ難くなる。そのため、バリなどが少ない状態
で、挿入体10が一体化された良質の成形品を成形する
ことができる。しかも、本実施形態では、成形毎にパッ
キンなどを交換する必要がなく、製造歩留まりも良く、
しかも低コストで成形することができる。
【0025】第2実施形態 図4は本発明の第2実施形態に係る金型の斜視図、図5
は金型内に挿入される挿入体の一例を示す斜視図、図6
は金型内に挿入体が挿入された状態を示す断面図であ
る。
は金型内に挿入される挿入体の一例を示す斜視図、図6
は金型内に挿入体が挿入された状態を示す断面図であ
る。
【0026】図4〜6に示すように、本実施形態に係る
金型は、挿入体20の本体20bが成形体内部に埋設さ
れ、突出部分20aの先端のみが成形体から露出する成
形体を反応射出成形により作製するための金型である。
図4〜6では、下金型22のみを図示してあるが、上金
型に関しても同様である。
金型は、挿入体20の本体20bが成形体内部に埋設さ
れ、突出部分20aの先端のみが成形体から露出する成
形体を反応射出成形により作製するための金型である。
図4〜6では、下金型22のみを図示してあるが、上金
型に関しても同様である。
【0027】図4に示すように、本実施形態の下金型2
2は、金型本体26と弾性部材28とを有する。金型本
体26は、図1に示す金型本体6と同様な金属で構成さ
れる。この金型本体26には、図5に示す挿入体20の
一部である突出部分20aが図6に示すように金型の外
部に露出する位置に、切欠き27が形成してあり、この
切欠き27に弾性部材28が装着してある。弾性部材2
8は、切欠き27の全てを埋めることなく、溝29が形
成されるように、切欠き27に装着してある。弾性部材
28を切欠き27に装着するための手段としては、特に
限定されないが、前記第1実施形態な接着による方法が
好ましい。溝29の内径は、図5,6に示す挿入体20
の突出部分20aの外径よりも小さく設定される。たと
えば図6に示すように、挿入体20の突出部分20aが
弾性部材28の溝29内に圧着した状態で、弾性部材2
8が径方向に0.3〜2mm程度に弾性圧縮変形するよう
に、溝29の大きさが決定される。溝29は、切削加工
などで形成しても良い。
2は、金型本体26と弾性部材28とを有する。金型本
体26は、図1に示す金型本体6と同様な金属で構成さ
れる。この金型本体26には、図5に示す挿入体20の
一部である突出部分20aが図6に示すように金型の外
部に露出する位置に、切欠き27が形成してあり、この
切欠き27に弾性部材28が装着してある。弾性部材2
8は、切欠き27の全てを埋めることなく、溝29が形
成されるように、切欠き27に装着してある。弾性部材
28を切欠き27に装着するための手段としては、特に
限定されないが、前記第1実施形態な接着による方法が
好ましい。溝29の内径は、図5,6に示す挿入体20
の突出部分20aの外径よりも小さく設定される。たと
えば図6に示すように、挿入体20の突出部分20aが
弾性部材28の溝29内に圧着した状態で、弾性部材2
8が径方向に0.3〜2mm程度に弾性圧縮変形するよう
に、溝29の大きさが決定される。溝29は、切削加工
などで形成しても良い。
【0028】弾性部材28としては、本実施形態では、
耐熱性に優れた板状シリコーンゴムで構成してある。弾
性部材28の厚みt(溝29の半径方向の厚み)は、そ
の最小部分で、好ましくは3mm以上、さらに好ましくは
5mm以上、特に好ましくは7mm以上である。また、その
厚みの上限は、好ましくは20mm以下、さらに好ましく
は15mm以下である。最小厚みtが余りに薄いと、弾性
部材28として十分な弾力性が得られないおそれがあ
り、余りに厚いと反応射出成形体の外形の精度上好まし
くない。なお、弾性部材28としては、適度な弾力性を
有し、反応射出成形に用いる反応原液に侵されず、得ら
れる成形体と融着しないものであれば、特に限定されな
い。
耐熱性に優れた板状シリコーンゴムで構成してある。弾
性部材28の厚みt(溝29の半径方向の厚み)は、そ
の最小部分で、好ましくは3mm以上、さらに好ましくは
5mm以上、特に好ましくは7mm以上である。また、その
厚みの上限は、好ましくは20mm以下、さらに好ましく
は15mm以下である。最小厚みtが余りに薄いと、弾性
部材28として十分な弾力性が得られないおそれがあ
り、余りに厚いと反応射出成形体の外形の精度上好まし
くない。なお、弾性部材28としては、適度な弾力性を
有し、反応射出成形に用いる反応原液に侵されず、得ら
れる成形体と融着しないものであれば、特に限定されな
い。
【0029】図5に示す挿入体20は、挿入本体20b
と突出部分20aとから成り、例示的には、挿入本体2
0bがコイルなどで構成され、突出部分20aがコイル
のための端子などで構成される。反応射出成形の具体的
方法に関しては、前記第1実施形態に開示した方法と同
様である。
と突出部分20aとから成り、例示的には、挿入本体2
0bがコイルなどで構成され、突出部分20aがコイル
のための端子などで構成される。反応射出成形の具体的
方法に関しては、前記第1実施形態に開示した方法と同
様である。
【0030】本実施形態に係る金型を用いた反応射出成
形では、挿入体20の一部である突出部分20aが金型
の外部に露出する位置で、挿入体20の突出部分20a
が弾性部材28に接触し、ここでシールされるため、金
型のキャビティ24内に射出された反応原液は、金型内
部から漏れ難くなる。そのため、バリなどが少ない状態
で、挿入体20が一体化された良質の成形品を成形する
ことができる。しかも、本実施形態では、成形毎にパッ
キンなどを交換する必要がなく、製造歩留まりも良く、
しかも低コストで成形することができる。
形では、挿入体20の一部である突出部分20aが金型
の外部に露出する位置で、挿入体20の突出部分20a
が弾性部材28に接触し、ここでシールされるため、金
型のキャビティ24内に射出された反応原液は、金型内
部から漏れ難くなる。そのため、バリなどが少ない状態
で、挿入体20が一体化された良質の成形品を成形する
ことができる。しかも、本実施形態では、成形毎にパッ
キンなどを交換する必要がなく、製造歩留まりも良く、
しかも低コストで成形することができる。
【0031】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、反応射出成形体の内部に一体
的に埋め込まれる挿入体の具体的形状は、前記第1およ
び第2実施形態に限定されず、種々に改変する事ができ
る。また、成形体の用途も特に限定されない。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、反応射出成形体の内部に一体
的に埋め込まれる挿入体の具体的形状は、前記第1およ
び第2実施形態に限定されず、種々に改変する事ができ
る。また、成形体の用途も特に限定されない。
【0032】
【実施例】以下、本発明をさらに具体化した実施例に基
づき、比較例と比較して説明するが、本発明は、これら
の実施例に限定されない。なお、以下の実施例はおよび
比較例において、部や%は、断わりのない限り重量基準
である。
づき、比較例と比較して説明するが、本発明は、これら
の実施例に限定されない。なお、以下の実施例はおよび
比較例において、部や%は、断わりのない限り重量基準
である。
【0033】比較例1 図8に示すように、キャビティ44の大きさが、500
mm×300mm×20mmである掲示板成形用金型の下金型
42の一部に、幅100mmおよび深さ5mmの切込み47
を形成した。一方、100mm×100mm×5mmのアルミ
製の板50aと、その板50aの端部に溶接された10
0mm×10mm×5mmのアルミ製小片50bとを有する挿
入体としての吊り下げ金具50を準備した。
mm×300mm×20mmである掲示板成形用金型の下金型
42の一部に、幅100mmおよび深さ5mmの切込み47
を形成した。一方、100mm×100mm×5mmのアルミ
製の板50aと、その板50aの端部に溶接された10
0mm×10mm×5mmのアルミ製小片50bとを有する挿
入体としての吊り下げ金具50を準備した。
【0034】この吊り下げ用金具50を、図8に示すよ
うに、小片50bと反対側が金型から50mm突出するよ
うに、下金型42の切込み47に取り付け、上金型43
と下金型42の割面を合わせた。上金型43には、切込
みは形成しなかった。上金型43および下金型42は、
共にステンレスS50Cで構成した。
うに、小片50bと反対側が金型から50mm突出するよ
うに、下金型42の切込み47に取り付け、上金型43
と下金型42の割面を合わせた。上金型43には、切込
みは形成しなかった。上金型43および下金型42は、
共にステンレスS50Cで構成した。
【0035】一方、ジシクロペンタジエン(DCP)9
0%と、非対称型シクロペンタジエン3量体10%とか
ら成るノルボルネン系モノマーを2つの容器に入れ、一
方にはモノマーに対しジエチルアルミニウムクロリド
(DEAC)を40モル濃度、1,3−ジクロロ−2−
プロパノール(dcPrOH)48モル濃度に成るよう
に添加した(A液)。他方には、モノマーに対し、トリ
(トリデシル)アンモニウムモリブデートを10ミリモ
ル濃度となるように添加した(B液)。これらA液およ
びB液は、それぞれAタンクおよびBタンクに貯留し
た。
0%と、非対称型シクロペンタジエン3量体10%とか
ら成るノルボルネン系モノマーを2つの容器に入れ、一
方にはモノマーに対しジエチルアルミニウムクロリド
(DEAC)を40モル濃度、1,3−ジクロロ−2−
プロパノール(dcPrOH)48モル濃度に成るよう
に添加した(A液)。他方には、モノマーに対し、トリ
(トリデシル)アンモニウムモリブデートを10ミリモ
ル濃度となるように添加した(B液)。これらA液およ
びB液は、それぞれAタンクおよびBタンクに貯留し
た。
【0036】上金型43および下金型42の内部に装着
された温調配管に温水を流すことで、金型の温度を50
°Cに設定し、金型のキャビティ44内に、同容量のA
液とB液とを混合して注入し、約5分程度経過した後、
金型内から金具50が一体化された反応射出成形体を取
り出した。
された温調配管に温水を流すことで、金型の温度を50
°Cに設定し、金型のキャビティ44内に、同容量のA
液とB液とを混合して注入し、約5分程度経過した後、
金型内から金具50が一体化された反応射出成形体を取
り出した。
【0037】成形体を観察したところ、樹脂部分には問
題はなかったが、金具50において、金型と接触した部
分に、金型による傷が観察された。また、金具50の部
分に樹脂バリも観察された。実施例1 図7に示すように、下金型32のステンレスS50C製
の金型本体36に、幅120mmおよび深さ15mmの切込
み37aを形成すると共に、ステンレスS50C製の上
金型33の対応する位置に、幅120mmおよび深さ10
mmの切込み37bを形成し、各切込み37a,37bに
は、厚さt=11mmのシリコーンゴム板製弾性部材38
をシアノアクリレート系接着剤で貼付けた以外は、比較
例1と同様にして、金型を製作した。 金型の弾性部材
38,38間の隙間に、比較例1と同様な金具50を、
比較例1と同様な寸法で突出して装着し、比較例1と同
様にして、キャビティ34内に反応原液を注入し、反応
射出成形を行った。
題はなかったが、金具50において、金型と接触した部
分に、金型による傷が観察された。また、金具50の部
分に樹脂バリも観察された。実施例1 図7に示すように、下金型32のステンレスS50C製
の金型本体36に、幅120mmおよび深さ15mmの切込
み37aを形成すると共に、ステンレスS50C製の上
金型33の対応する位置に、幅120mmおよび深さ10
mmの切込み37bを形成し、各切込み37a,37bに
は、厚さt=11mmのシリコーンゴム板製弾性部材38
をシアノアクリレート系接着剤で貼付けた以外は、比較
例1と同様にして、金型を製作した。 金型の弾性部材
38,38間の隙間に、比較例1と同様な金具50を、
比較例1と同様な寸法で突出して装着し、比較例1と同
様にして、キャビティ34内に反応原液を注入し、反応
射出成形を行った。
【0038】成形体を観察したところ、比較例1で観察
されたような金具50の表面の傷は観察されなかった。
また、金具50の部分に樹脂バリも観察されなかった。
されたような金具50の表面の傷は観察されなかった。
また、金具50の部分に樹脂バリも観察されなかった。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
金型を用いた反応射出成形では、挿入体の一部が金型の
外部に露出する位置で、挿入体が弾性部材に接触し、こ
こでシールされるため、金型内に射出された反応原液
は、金型内部から漏れ難くなり、バリなどが少ない、挿
入体が一体化された良質の成形品を成形することができ
る。しかも、本発明では、成形毎にパッキンなどを交換
する必要がなく、製造歩留まりも良く、しかも低コスト
で成形することができる。
金型を用いた反応射出成形では、挿入体の一部が金型の
外部に露出する位置で、挿入体が弾性部材に接触し、こ
こでシールされるため、金型内に射出された反応原液
は、金型内部から漏れ難くなり、バリなどが少ない、挿
入体が一体化された良質の成形品を成形することができ
る。しかも、本発明では、成形毎にパッキンなどを交換
する必要がなく、製造歩留まりも良く、しかも低コスト
で成形することができる。
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る金型の斜視図
である。
である。
【図2】図2は金型内に挿入される挿入体の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図3は金型内に挿入体が挿入された状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】図4は本発明の第2実施形態に係る金型の斜視
図である。
図である。
【図5】図5は金型内に挿入される挿入体の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】図6は金型内に挿入体が挿入された状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】図7は本発明の実施例に係る金型の斜視図であ
る。
る。
【図8】図8は比較例に係る金型の斜視図である。
2,22,32,42… 下金型 3,33,43… 上金型 4,24,34,44… キャビティ 5… 割面 6,26,36… 金型本体 8,28,38… 弾性部材 9,29… 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 一部が弾性部材で構成された金型の内部
に、挿入体の一部が金型の弾性部材に接触して金型の外
部に露出するように、挿入体を配置する工程と、 金型の内部に反応原液を射出し、反応射出成形を行い、
前記挿入体の周囲に反応射出成形により得られる成形体
を一体的に形成する工程とを有する、 反応射出成形方法。 - 【請求項2】 挿入体の一部が成形体から露出する成形
体を反応射出成形により形成するための金型であって、 前記挿入体の一部が金型の外部に露出する位置で、金型
の一部が、弾性部材で構成してある金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7494896A JPH09262859A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 反応射出成形方法と金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7494896A JPH09262859A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 反応射出成形方法と金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262859A true JPH09262859A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13562072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7494896A Pending JPH09262859A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 反応射出成形方法と金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262859A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016132194A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | ニチコン株式会社 | 樹脂漏れ防止パッキン |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7494896A patent/JPH09262859A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016132194A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | ニチコン株式会社 | 樹脂漏れ防止パッキン |
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