JPH0926682A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH0926682A JPH0926682A JP17523795A JP17523795A JPH0926682A JP H0926682 A JPH0926682 A JP H0926682A JP 17523795 A JP17523795 A JP 17523795A JP 17523795 A JP17523795 A JP 17523795A JP H0926682 A JPH0926682 A JP H0926682A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】帯電磁気ブラシの導電磁性粒子が感光ドラムに
付着して露光不良、現像不良を起こすことを防止する。 【解決手段】芯金24の周囲に磁性ローラ23を設け、
その表面に導電層22を設け、表面に導電磁性粒子21
を担持して帯電磁気ブラシ2を構成し、これに電圧を印
加して導電磁性粒子21を介して感光ドラム1を帯電す
る。導電磁性粒子21と感光ドラム1との接触面のうち
その最下流端cにおいて導電磁性粒子21が感光ドラム
1に付着しがちとなる。この最下流端cに、磁性ローラ
23の極間が向かうようにする。これにより、最下流端
cにおいては穂立ちがなく、磁性粒子密度が高いので、
導電磁性粒子21が感光ドラム1に付着しにくい。
付着して露光不良、現像不良を起こすことを防止する。 【解決手段】芯金24の周囲に磁性ローラ23を設け、
その表面に導電層22を設け、表面に導電磁性粒子21
を担持して帯電磁気ブラシ2を構成し、これに電圧を印
加して導電磁性粒子21を介して感光ドラム1を帯電す
る。導電磁性粒子21と感光ドラム1との接触面のうち
その最下流端cにおいて導電磁性粒子21が感光ドラム
1に付着しがちとなる。この最下流端cに、磁性ローラ
23の極間が向かうようにする。これにより、最下流端
cにおいては穂立ちがなく、磁性粒子密度が高いので、
導電磁性粒子21が感光ドラム1に付着しにくい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザビ
ームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関す
る。
ームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の帯電装置としては
コロナ帯電器が広く使用されてきたが、近年、これに代
わって、接触帯電装置が実用化されてきている。これ
は、像担持体等の被帯電体に接触させた接触帯電部材に
電圧を印加することで被帯電体を帯電するもので、低オ
ゾン、低電力等を目的としている。
コロナ帯電器が広く使用されてきたが、近年、これに代
わって、接触帯電装置が実用化されてきている。これ
は、像担持体等の被帯電体に接触させた接触帯電部材に
電圧を印加することで被帯電体を帯電するもので、低オ
ゾン、低電力等を目的としている。
【0003】このときの接触帯電部材(以下単に「帯電
部材」という)に要求される一般的な特性としては、抵
抗値を1×104 〜1×107 Ω程度に設定することで
ある。すなわち、抵抗値の低い帯電部材を使用した場
合、被帯電体上にキズや、ピンホール等があると、帯電
部材から過大なリーク電流が流れ込み、周辺の帯電不良
やピンホールの拡大、帯電部材の通電破壊が生じる。こ
れを防止するためには、帯電部材の抵抗値を1×104
Ω程度以上にする必要がある。一方、1×107Ω以上
では、抵抗値が高過ぎて、帯電に必要な電流を流すこと
ができない。したがって、帯電部材の抵抗値は1×10
4 〜1×107 Ωの範囲でなければならない。
部材」という)に要求される一般的な特性としては、抵
抗値を1×104 〜1×107 Ω程度に設定することで
ある。すなわち、抵抗値の低い帯電部材を使用した場
合、被帯電体上にキズや、ピンホール等があると、帯電
部材から過大なリーク電流が流れ込み、周辺の帯電不良
やピンホールの拡大、帯電部材の通電破壊が生じる。こ
れを防止するためには、帯電部材の抵抗値を1×104
Ω程度以上にする必要がある。一方、1×107Ω以上
では、抵抗値が高過ぎて、帯電に必要な電流を流すこと
ができない。したがって、帯電部材の抵抗値は1×10
4 〜1×107 Ωの範囲でなければならない。
【0004】上述の帯電部材にうちでは、被帯電体に対
する帯電の安定性という観点から、導電性ローラを用い
たローラ帯電方式が好ましい。
する帯電の安定性という観点から、導電性ローラを用い
たローラ帯電方式が好ましい。
【0005】ローラ帯電方式では、弾性を有する導電性
ローラ(以下「帯電ローラ」という)を被帯電体に加圧
当接させ、これに電圧を印加することによって被帯電体
の帯電を行う。
ローラ(以下「帯電ローラ」という)を被帯電体に加圧
当接させ、これに電圧を印加することによって被帯電体
の帯電を行う。
【0006】ローラ帯電においては、帯電は帯電ローラ
から被帯電体への放電によって主に行われるため、ある
しきい(閾)値電圧以上の電圧を印加することによって
帯電が開始される。例えば、厚さ25μmのOPC感光
体に対して帯電ローラを加圧当接させた場合には、約6
40V以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が上昇
し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形に感
光体表面電位が増加する。以下、このしきい値電圧を帯
電開始電圧Vthという。つまり、電子写真感光体に必要
とされる感光体表面電位Vd を得るためには、帯電ロー
ラには(Vd +Vth)以上のDC電圧の印加が必要とな
る。このような、DC電圧のみを接触帯電部材に印加し
て帯電を行う方法をDC帯電という。。
から被帯電体への放電によって主に行われるため、ある
しきい(閾)値電圧以上の電圧を印加することによって
帯電が開始される。例えば、厚さ25μmのOPC感光
体に対して帯電ローラを加圧当接させた場合には、約6
40V以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が上昇
し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1で線形に感
光体表面電位が増加する。以下、このしきい値電圧を帯
電開始電圧Vthという。つまり、電子写真感光体に必要
とされる感光体表面電位Vd を得るためには、帯電ロー
ラには(Vd +Vth)以上のDC電圧の印加が必要とな
る。このような、DC電圧のみを接触帯電部材に印加し
て帯電を行う方法をDC帯電という。。
【0007】しかし、DC帯電においては環境変動等に
よって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、また、感
光体が削られることによって膜厚が変化するとVthが変
動するため、感光体の電位を所望の値にすることが難し
かった。
よって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、また、感
光体が削られることによって膜厚が変化するとVthが変
動するため、感光体の電位を所望の値にすることが難し
かった。
【0008】このため、さらなる帯電の均一化を図るた
めに特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望のVd に相当するDC電圧にVthの2倍以上の
ピーク間電圧を持つAC成分を重畳した電圧を接触帯電
部材に印加するAC帯電方式が用いられる。これは、A
Cによる電位のならし効果を目的としたものであり、感
光体の電位はAC電圧のピークの中央であるVd に収束
し、環境等の外乱には影響されることはない。
めに特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望のVd に相当するDC電圧にVthの2倍以上の
ピーク間電圧を持つAC成分を重畳した電圧を接触帯電
部材に印加するAC帯電方式が用いられる。これは、A
Cによる電位のならし効果を目的としたものであり、感
光体の電位はAC電圧のピークの中央であるVd に収束
し、環境等の外乱には影響されることはない。
【0009】ところが、このような接触帯電装置におい
ても、その本質的な帯電機構は、帯電部材から感光体へ
の放電現象を用いているため、先に述べたように帯電に
必要とされる電圧は感光体表面電位以上の値が必要とさ
れ、微量のオゾンは発生する。また、帯電均一化のため
にAC帯電を行った場合にはさらなるオゾン量の発生、
AC電圧の電界による帯電部材と感光体の振動、騒音
(以下「帯電音」という)の発生、また、放電による感
光体表面の劣化等が顕著になり、新たな問題となってい
た。
ても、その本質的な帯電機構は、帯電部材から感光体へ
の放電現象を用いているため、先に述べたように帯電に
必要とされる電圧は感光体表面電位以上の値が必要とさ
れ、微量のオゾンは発生する。また、帯電均一化のため
にAC帯電を行った場合にはさらなるオゾン量の発生、
AC電圧の電界による帯電部材と感光体の振動、騒音
(以下「帯電音」という)の発生、また、放電による感
光体表面の劣化等が顕著になり、新たな問題となってい
た。
【0010】そこで新たな帯電方式として、感光体への
電荷の直接注入による帯電方式が、特開平06−003
921号公報にて開示さら、あるいは特願平05−06
6150号等に提案中である。この帯電方式は、帯電ロ
ーラ、帯電ブラシ、帯電磁気ブラシ等の接触導電部材に
電圧を印加し、表面に注入層を設けた感光体上のフロー
ト電極に電荷を注入して接触注入帯電を行う方法であ
る。具体的には、上述の特開平06−003921で
は、電荷注入層として、感光体表面にアクリル樹脂に導
電フィーラであるアンチモンドープで導電化したSnO
2 粒子を分散させたものを塗工して用いることが可能で
あるとの記述がある。帯電磁気ブラシとは導電性磁性粒
子をマグネットロール等で磁気拘束しブラシ状に形成し
た帯電部材であり、ブラシを感光体に当接させて帯電を
行うものである。この帯電方式では、放電現象を利用し
ないため、帯電に必要とされる電圧は所望する感光体表
面電位分のみDC電圧であり、オゾンの発生もない。さ
らに、AC電圧を印加しないので、帯電音の発生もな
く、前述のローラ帯電方式と比べると、より低オゾン、
低電圧の優れた帯電方式である。
電荷の直接注入による帯電方式が、特開平06−003
921号公報にて開示さら、あるいは特願平05−06
6150号等に提案中である。この帯電方式は、帯電ロ
ーラ、帯電ブラシ、帯電磁気ブラシ等の接触導電部材に
電圧を印加し、表面に注入層を設けた感光体上のフロー
ト電極に電荷を注入して接触注入帯電を行う方法であ
る。具体的には、上述の特開平06−003921で
は、電荷注入層として、感光体表面にアクリル樹脂に導
電フィーラであるアンチモンドープで導電化したSnO
2 粒子を分散させたものを塗工して用いることが可能で
あるとの記述がある。帯電磁気ブラシとは導電性磁性粒
子をマグネットロール等で磁気拘束しブラシ状に形成し
た帯電部材であり、ブラシを感光体に当接させて帯電を
行うものである。この帯電方式では、放電現象を利用し
ないため、帯電に必要とされる電圧は所望する感光体表
面電位分のみDC電圧であり、オゾンの発生もない。さ
らに、AC電圧を印加しないので、帯電音の発生もな
く、前述のローラ帯電方式と比べると、より低オゾン、
低電圧の優れた帯電方式である。
【0011】図6に、直接帯電方式の例を示す。同図
は、磁性ローラに直接導電磁性粒子を担持し構成する帯
電磁気ブラシ102を、電子写真方式の画像形成装置の
帯電器として用いた場合の装置全体の概略図である。感
光体101の周囲に帯電磁気ブラシ102、露光器10
3、現像器108、転写帯電器105、クリーナ106
を配置し、さらに、記録紙P上のトナーを定着する定着
器107を設けている。
は、磁性ローラに直接導電磁性粒子を担持し構成する帯
電磁気ブラシ102を、電子写真方式の画像形成装置の
帯電器として用いた場合の装置全体の概略図である。感
光体101の周囲に帯電磁気ブラシ102、露光器10
3、現像器108、転写帯電器105、クリーナ106
を配置し、さらに、記録紙P上のトナーを定着する定着
器107を設けている。
【0012】帯電磁気ブラシ102は、芯金124上に
磁性ローラ123を形成し、磁性ローラ123表面を導
電層122で覆い、さらに導電層122表面に導電磁性
粒子121を担持させて構成したものであり、感光体1
01を印加されたバイアスとほぼ同じ電位に帯電するこ
とができる。
磁性ローラ123を形成し、磁性ローラ123表面を導
電層122で覆い、さらに導電層122表面に導電磁性
粒子121を担持させて構成したものであり、感光体1
01を印加されたバイアスとほぼ同じ電位に帯電するこ
とができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁性ロ
ーラ123に導電磁性粒子121を担持させて形成する
上述の帯電磁気ブラシ102においては、導電磁性粒子
121が磁性ローラ123の拘束をのがれて感光体10
1上に付着した場合に、静電潜像を形成する露光器10
3の露光を遮り画像不良が生じる、あるいは現像不良を
引き起こすという問題がある。
ーラ123に導電磁性粒子121を担持させて形成する
上述の帯電磁気ブラシ102においては、導電磁性粒子
121が磁性ローラ123の拘束をのがれて感光体10
1上に付着した場合に、静電潜像を形成する露光器10
3の露光を遮り画像不良が生じる、あるいは現像不良を
引き起こすという問題がある。
【0014】感光体101に帯電磁気ブラシ102を当
接させ回転させながら感光体表面を帯電する構成では、
導電磁性粒子121の感光体101に接する最も下流端
(図6のM)の導電磁性粒子121が感光体101に付
着する。その結果、付着した導電磁性粒子121は露光
を遮り画像不良を生じるのである。また、静電潜像を現
像する際にも、感光体101表面における導電磁性粒子
121の付着部分が放電を起こしやすく、放電が発生し
た箇所あるいは長手全体の領域で現像不良が生じること
がある。
接させ回転させながら感光体表面を帯電する構成では、
導電磁性粒子121の感光体101に接する最も下流端
(図6のM)の導電磁性粒子121が感光体101に付
着する。その結果、付着した導電磁性粒子121は露光
を遮り画像不良を生じるのである。また、静電潜像を現
像する際にも、感光体101表面における導電磁性粒子
121の付着部分が放電を起こしやすく、放電が発生し
た箇所あるいは長手全体の領域で現像不良が生じること
がある。
【0015】そこで、本発明は、導電磁性粒子が像担持
体(上述では感光体)に付着することに起因する画像不
良を防止するようにした画像形成装置を提供することを
目的とするものである。
体(上述では感光体)に付着することに起因する画像不
良を防止するようにした画像形成装置を提供することを
目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、移動可能な光導電性の像担
持体表面を帯電器によって一様に帯電し、露光器の光照
射によって静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付
着させてトナー像として現像するとともに、該トナー像
を転写帯電器によって記録材に転写する画像形成装置に
おいて、前記帯電器は、周方向に沿って配置したN極と
S極とを交互に有し前記像担持体表面に微小間隙を介し
て対向配置された磁性ローラと、該磁性ローラ表面に磁
気的に担持されるとともに前記微小間隙を埋めて前記像
担持体表面に接触する導電磁性粒子と、該導電性粒子を
介して前記像担持体表面を帯電する電源と、を備え、前
記磁性ローラは、該磁性ローラ表面の径方向の磁束密度
分布において複数のピークを有し、該ピーク強度の50
%未満の強度を持つ角度領域が、前記像担持体表面と前
記導電磁性粒子との接触面のうちの前記像担持体移動方
向についての最下流端に向く第1の位置に位置決めされ
た状態で前記像担持体表面を帯電する、ことを特徴とす
る。
みてなされたものであって、移動可能な光導電性の像担
持体表面を帯電器によって一様に帯電し、露光器の光照
射によって静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付
着させてトナー像として現像するとともに、該トナー像
を転写帯電器によって記録材に転写する画像形成装置に
おいて、前記帯電器は、周方向に沿って配置したN極と
S極とを交互に有し前記像担持体表面に微小間隙を介し
て対向配置された磁性ローラと、該磁性ローラ表面に磁
気的に担持されるとともに前記微小間隙を埋めて前記像
担持体表面に接触する導電磁性粒子と、該導電性粒子を
介して前記像担持体表面を帯電する電源と、を備え、前
記磁性ローラは、該磁性ローラ表面の径方向の磁束密度
分布において複数のピークを有し、該ピーク強度の50
%未満の強度を持つ角度領域が、前記像担持体表面と前
記導電磁性粒子との接触面のうちの前記像担持体移動方
向についての最下流端に向く第1の位置に位置決めされ
た状態で前記像担持体表面を帯電する、ことを特徴とす
る。
【0017】この場合、前記磁性ローラを回転可能に支
持するとともに、非画像形成時に該磁性ローラを回転駆
動し、画像形成時に該磁性ローラを前記第1の位置に位
置決めするようにしてもよい。
持するとともに、非画像形成時に該磁性ローラを回転駆
動し、画像形成時に該磁性ローラを前記第1の位置に位
置決めするようにしてもよい。
【0018】〔作用〕以上構成に基づき、磁性ローラの
ピーク強度の50%未満の強度を持つ角度領域が、前述
のように、像担持体表面と導電磁性粒子との接触面のう
ちの像担持体移動方向についての最下流端に向く第1の
位置に位置決めされた状態、つまり、上述の最下流端
に、磁性ローラの極間が向くようにする。
ピーク強度の50%未満の強度を持つ角度領域が、前述
のように、像担持体表面と導電磁性粒子との接触面のう
ちの像担持体移動方向についての最下流端に向く第1の
位置に位置決めされた状態、つまり、上述の最下流端
に、磁性ローラの極間が向くようにする。
【0019】導電磁性粒子の最下流端に磁性ローラ極が
向いているときは、最下流端の導電磁性粒子が線状に穂
立ち、導電磁性粒子21が疎の状態になる。導電磁性粒
子が疎になるとその部分は非常に脆くなり、像担持体表
面との摩擦に対し弱く像担持体表面に付着しやすくな
る。また、磁性ローラの極位置では、磁束密度が高く磁
気拘束力が強いが、逆に磁気拘束力が強いために導電磁
性粒子が穂立ち、その状態で像担持体表面が移動する
と、像担持体とともに導電磁性粒子の穂が振動する。そ
の結果、付着が増加する。これに対し、磁性ローラの極
間(N極とS極との間)が最下流端に向いているとき
は、導電磁性粒子は穂立つことなく非常に密に最下流端
に存在する。この位置では磁気拘束力は弱いが、導電磁
性粒子が密に詰まっているため、像担持体の摺察に対し
ても導電磁性粒子が振動することもなく、像担持体に対
する導電磁性粒子の付着はない。
向いているときは、最下流端の導電磁性粒子が線状に穂
立ち、導電磁性粒子21が疎の状態になる。導電磁性粒
子が疎になるとその部分は非常に脆くなり、像担持体表
面との摩擦に対し弱く像担持体表面に付着しやすくな
る。また、磁性ローラの極位置では、磁束密度が高く磁
気拘束力が強いが、逆に磁気拘束力が強いために導電磁
性粒子が穂立ち、その状態で像担持体表面が移動する
と、像担持体とともに導電磁性粒子の穂が振動する。そ
の結果、付着が増加する。これに対し、磁性ローラの極
間(N極とS極との間)が最下流端に向いているとき
は、導電磁性粒子は穂立つことなく非常に密に最下流端
に存在する。この位置では磁気拘束力は弱いが、導電磁
性粒子が密に詰まっているため、像担持体の摺察に対し
ても導電磁性粒子が振動することもなく、像担持体に対
する導電磁性粒子の付着はない。
【0020】さらに、非画像形成時にある頻度で磁性ロ
ーラ23を回転させ、その後再度、極間が最下流端に向
くように位置決めすることにより、クリーナをすり抜け
て帯電部材に混入するトナーやその他の汚染物質の滞留
により帯電部材の帯電性が損なわれることを防止する。
ーラ23を回転させ、その後再度、極間が最下流端に向
くように位置決めすることにより、クリーナをすり抜け
て帯電部材に混入するトナーやその他の汚染物質の滞留
により帯電部材の帯電性が損なわれることを防止する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画像形成装置を
表わす断面図である。同図の画像形成装置は、表面に電
荷注入機能を有する感光ドラム(像担持体)1とその周
りに配置された帯電磁気ブラシ2、露光器3、現像器
8、転写帯電器5、クリーナ6、定着器7等を主要構成
部材として構成されている。なお、帯電磁気ブラシ2を
除いた構成、動作については、図6を参照して説明した
従来例とほぼ同様なのでその説明は省略し、以下では、
本発明の特徴である帯電磁気ブラシ2を中心に説明する
ものとする。
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画像形成装置を
表わす断面図である。同図の画像形成装置は、表面に電
荷注入機能を有する感光ドラム(像担持体)1とその周
りに配置された帯電磁気ブラシ2、露光器3、現像器
8、転写帯電器5、クリーナ6、定着器7等を主要構成
部材として構成されている。なお、帯電磁気ブラシ2を
除いた構成、動作については、図6を参照して説明した
従来例とほぼ同様なのでその説明は省略し、以下では、
本発明の特徴である帯電磁気ブラシ2を中心に説明する
ものとする。
【0022】図2に示すように、帯電磁気ブラシ2は、
芯金24、磁性ローラ23、導電層22、導電磁性粒子
21を主要構成要素として構成されている。駆動及び給
電を兼ねた芯金24に磁性ローラ23を形成後、磁性ロ
ーラ23の表面に導電層22を形成し、さらに導電層2
2の表面に導電磁性粒子21を磁性ローラ23で磁気拘
束する。磁性ローラ23としてはフェライトなどの一般
的な永久磁石はもちろん、その他にこれの粉末を樹脂と
ともに形成したものを用いることができる。その後、所
望の温度下で所望の磁束パターンに着磁し使用する。こ
こでは、N極とS極とを周方向に沿って交互に等間隔に
配置した4極の磁性ローラを用いた。また、磁性ローラ
23表面の最大磁束密度は0.08(T)であった。導
電磁性粒子21に安定して均一に給電するため、磁性ロ
ーラ23の表面は導電化する必要がある。例えば、導電
粉を樹脂に分散させて形成したチューブを被せる、ある
いは同種の導電材を塗布する、または導電性のテープを
一面に貼るなどして導電層22を設ける。さらに、導電
層22上に導電磁性粒子21を担持し磁気ブラシ2を構
成する。ここで、導電磁性粒子21としては平均粒径が
15μm、体積抵抗値が1×106 Ω・cmのフィライト
粒子であって、飽和磁化が58(A・m2 /kg)のも
のを用いた。導電磁性粒子21の抵抗測定は底面積28
8mm2 の筒状の容器に導電磁性粒子21を2g充填し
て加圧し上下から100Vの電圧を印加してこの系に流
れる電流から算出し正規化したもので定義した。導電磁
性粒子21としては、フェライト、マグネタイトなどの
磁性金属粒子やまたこれらの磁性金属粒子を樹脂で結着
したものも使用可能である。抵抗値は1×104 〜1×
107 Ω・cmのものが帯電性と感光ドラム1のピンホー
ルリークに対する耐圧の点で有利である。また、複数の
導電磁性粒子21を混合し用いることで帯電性の向上も
図ることが可能である。飽和磁化については30(A・
m2 /kg)以上のものが適当である。粒径は、10〜
50μm程度が帯電性と磁力保持の点で使用可能であ
る。
芯金24、磁性ローラ23、導電層22、導電磁性粒子
21を主要構成要素として構成されている。駆動及び給
電を兼ねた芯金24に磁性ローラ23を形成後、磁性ロ
ーラ23の表面に導電層22を形成し、さらに導電層2
2の表面に導電磁性粒子21を磁性ローラ23で磁気拘
束する。磁性ローラ23としてはフェライトなどの一般
的な永久磁石はもちろん、その他にこれの粉末を樹脂と
ともに形成したものを用いることができる。その後、所
望の温度下で所望の磁束パターンに着磁し使用する。こ
こでは、N極とS極とを周方向に沿って交互に等間隔に
配置した4極の磁性ローラを用いた。また、磁性ローラ
23表面の最大磁束密度は0.08(T)であった。導
電磁性粒子21に安定して均一に給電するため、磁性ロ
ーラ23の表面は導電化する必要がある。例えば、導電
粉を樹脂に分散させて形成したチューブを被せる、ある
いは同種の導電材を塗布する、または導電性のテープを
一面に貼るなどして導電層22を設ける。さらに、導電
層22上に導電磁性粒子21を担持し磁気ブラシ2を構
成する。ここで、導電磁性粒子21としては平均粒径が
15μm、体積抵抗値が1×106 Ω・cmのフィライト
粒子であって、飽和磁化が58(A・m2 /kg)のも
のを用いた。導電磁性粒子21の抵抗測定は底面積28
8mm2 の筒状の容器に導電磁性粒子21を2g充填し
て加圧し上下から100Vの電圧を印加してこの系に流
れる電流から算出し正規化したもので定義した。導電磁
性粒子21としては、フェライト、マグネタイトなどの
磁性金属粒子やまたこれらの磁性金属粒子を樹脂で結着
したものも使用可能である。抵抗値は1×104 〜1×
107 Ω・cmのものが帯電性と感光ドラム1のピンホー
ルリークに対する耐圧の点で有利である。また、複数の
導電磁性粒子21を混合し用いることで帯電性の向上も
図ることが可能である。飽和磁化については30(A・
m2 /kg)以上のものが適当である。粒径は、10〜
50μm程度が帯電性と磁力保持の点で使用可能であ
る。
【0023】帯電磁気ブラシ2は、長手方向(芯金24
の軸方向)の両端部にそれぞれスペーサ(不図示)を有
する。これらスペーサを感光ドラム1表面に当接させる
ことにより、感光ドラム1表面と磁性ローラ23表面と
の最近接距離が0.5mmになるように設定されてい
る。これにより導電磁性粒子21は、感光ドラム1表面
に適度な幅をもって接触する。感光ドラム1と帯電磁気
ブラシ2とは同方向(同図中、時計回り方向)に回転駆
動される。したがって、導電磁性粒子21の接触部分に
おける感光ドラム1表面と導電性磁気ブラシ2表面とは
相互に逆方向に移動する。そして、帯電時には、導電層
22に所望の電圧を印加することで感光ドラム1表面の
電荷注入層16(図3参照)に電荷が注入され、感光ド
ラム1表面は最終的に帯電磁気ブラシ2と同電位に帯電
(充電)される。
の軸方向)の両端部にそれぞれスペーサ(不図示)を有
する。これらスペーサを感光ドラム1表面に当接させる
ことにより、感光ドラム1表面と磁性ローラ23表面と
の最近接距離が0.5mmになるように設定されてい
る。これにより導電磁性粒子21は、感光ドラム1表面
に適度な幅をもって接触する。感光ドラム1と帯電磁気
ブラシ2とは同方向(同図中、時計回り方向)に回転駆
動される。したがって、導電磁性粒子21の接触部分に
おける感光ドラム1表面と導電性磁気ブラシ2表面とは
相互に逆方向に移動する。そして、帯電時には、導電層
22に所望の電圧を印加することで感光ドラム1表面の
電荷注入層16(図3参照)に電荷が注入され、感光ド
ラム1表面は最終的に帯電磁気ブラシ2と同電位に帯電
(充電)される。
【0024】また、感光ドラム1は、図3の断面図に示
すように、アルミニウム性の基体11上に、下引き層1
2、正電荷注入防止層13、電荷発生層14、電荷輸送
層15の順に重ねて塗工された一般的なOPCドラム上
にさらに、電荷注入層16を塗布した構造を有する。本
実施の形態で用いる電荷注入層16は光硬化型のアクリ
ル樹脂にSnO2 超微粒子(直径が約0.03μm)を
分散させたものである。電荷注入層16は、帯電磁気ブ
ラシ2から電荷を直接注入することで表面を均一に帯電
するための注入サイトを意図的に作成したものである
が、潜像の電荷が表面を流れないようこの電荷注入層1
6の抵抗値は1×108 Ω・cm以上であることが必要で
ある。電荷注入層16の抵抗値は、例えば、絶縁性シー
ト上に電荷注入層を塗布しこれを測定器(HP社製の高
抵抗計4329A)で印加電圧100Vにて表面抵抗を
測定したものである。また、本実施の形態では電荷注入
層16を独立した層として形成したが、感光ドラム表層
が電子の授与可能な電子準位を持つことが重要なのであ
って、特に独立した電荷注入層16を有する構成に限定
するものではない。また、感光ドラム表面に対する導電
磁性粒子21の付着を低減するため、感光ドラム1表面
は、低表面エネルギの特性が好ましく、感光ドラム最表
面は所望の滑剤を添加し一定の滑性を得ている。
すように、アルミニウム性の基体11上に、下引き層1
2、正電荷注入防止層13、電荷発生層14、電荷輸送
層15の順に重ねて塗工された一般的なOPCドラム上
にさらに、電荷注入層16を塗布した構造を有する。本
実施の形態で用いる電荷注入層16は光硬化型のアクリ
ル樹脂にSnO2 超微粒子(直径が約0.03μm)を
分散させたものである。電荷注入層16は、帯電磁気ブ
ラシ2から電荷を直接注入することで表面を均一に帯電
するための注入サイトを意図的に作成したものである
が、潜像の電荷が表面を流れないようこの電荷注入層1
6の抵抗値は1×108 Ω・cm以上であることが必要で
ある。電荷注入層16の抵抗値は、例えば、絶縁性シー
ト上に電荷注入層を塗布しこれを測定器(HP社製の高
抵抗計4329A)で印加電圧100Vにて表面抵抗を
測定したものである。また、本実施の形態では電荷注入
層16を独立した層として形成したが、感光ドラム表層
が電子の授与可能な電子準位を持つことが重要なのであ
って、特に独立した電荷注入層16を有する構成に限定
するものではない。また、感光ドラム表面に対する導電
磁性粒子21の付着を低減するため、感光ドラム1表面
は、低表面エネルギの特性が好ましく、感光ドラム最表
面は所望の滑剤を添加し一定の滑性を得ている。
【0025】次に、画像形成装置の動作について述べ
る。前述の帯電磁気ブラシ2には−700Vの電圧が印
加され感光ドラム1はこれと同電位に帯電される。その
後、プリントパターンに応じて画像部を、例えばレーザ
スキャナ等の露光器3で走査し感光ドラム1上に静電潜
像を作る。その後、感光ドラム表面と0.3mm隔てて
固定された現像スリーブ8a(図3参照)に−500V
のDC電圧と、周波数1.8kHz、ピーク間電圧1.
6kVの矩形波AC電圧を重畳した電圧を印加すること
で現像スリーブ8a上に運ばれてくる負に摩擦帯電され
たトナーを転写電界によって潜像の画像部に付着させて
現像する。現像された感光ドラム1上のトナー像は転写
帯電器5により裏面を帯電された記録材Pに転写され、
定着器7にて記録材P表面に定着される。転写帯電器5
には転写ローラが使用され転写ローラは芯金に中抵抗発
泡層を形成したものを使用する。その抵抗値は5×10
8 Ωのものを使用し、転写は、+2.0kVの電圧を芯
金に印加して行った。トナー像転写後の感光ドラム1
は、表面に残留したトナーがクリーナ6で掻き取られ、
帯電磁気ブラシ2により帯電から始まる次の画像形成装
置に供される。以上を繰り返すことで順次に、記録材P
上に画像を形成することができる。以上、画像形成装
置、帯電磁気ブラシ2、感光ドラム1の構成と動作の概
要について述べた。
る。前述の帯電磁気ブラシ2には−700Vの電圧が印
加され感光ドラム1はこれと同電位に帯電される。その
後、プリントパターンに応じて画像部を、例えばレーザ
スキャナ等の露光器3で走査し感光ドラム1上に静電潜
像を作る。その後、感光ドラム表面と0.3mm隔てて
固定された現像スリーブ8a(図3参照)に−500V
のDC電圧と、周波数1.8kHz、ピーク間電圧1.
6kVの矩形波AC電圧を重畳した電圧を印加すること
で現像スリーブ8a上に運ばれてくる負に摩擦帯電され
たトナーを転写電界によって潜像の画像部に付着させて
現像する。現像された感光ドラム1上のトナー像は転写
帯電器5により裏面を帯電された記録材Pに転写され、
定着器7にて記録材P表面に定着される。転写帯電器5
には転写ローラが使用され転写ローラは芯金に中抵抗発
泡層を形成したものを使用する。その抵抗値は5×10
8 Ωのものを使用し、転写は、+2.0kVの電圧を芯
金に印加して行った。トナー像転写後の感光ドラム1
は、表面に残留したトナーがクリーナ6で掻き取られ、
帯電磁気ブラシ2により帯電から始まる次の画像形成装
置に供される。以上を繰り返すことで順次に、記録材P
上に画像を形成することができる。以上、画像形成装
置、帯電磁気ブラシ2、感光ドラム1の構成と動作の概
要について述べた。
【0026】次に、本発明の特徴である磁性ローラ23
および導電磁性粒子21の構成および動作について説明
する。
および導電磁性粒子21の構成および動作について説明
する。
【0027】磁性ローラ23に直接、導電磁性粒子21
を担持して構成する帯電磁気ブラシ2では、導電磁性粒
子21の感光ドラム1への付着という大きな問題があ
る。付着した導電磁性粒子21は、潜像露光を遮り画像
不良を生じるおそれがある。そこで、本実施の形態では
感光ドラム1に潜像形成を行うときは導電磁性粒子21
の付着の少ない極位置条件(後述)で行うよう構成した
ものである。しかし、帯電磁気ブラシ2を常に停止させ
た状態で使用した場合、クリーナ6をすり抜けて帯電磁
気ブラシ2に混入するトナーやその他の汚染物質の滞留
により帯電磁気ブラシ2の帯電性が損なわれることがあ
る。
を担持して構成する帯電磁気ブラシ2では、導電磁性粒
子21の感光ドラム1への付着という大きな問題があ
る。付着した導電磁性粒子21は、潜像露光を遮り画像
不良を生じるおそれがある。そこで、本実施の形態では
感光ドラム1に潜像形成を行うときは導電磁性粒子21
の付着の少ない極位置条件(後述)で行うよう構成した
ものである。しかし、帯電磁気ブラシ2を常に停止させ
た状態で使用した場合、クリーナ6をすり抜けて帯電磁
気ブラシ2に混入するトナーやその他の汚染物質の滞留
により帯電磁気ブラシ2の帯電性が損なわれることがあ
る。
【0028】このような帯電磁気ブラシ2の劣化を防止
すべく非画像形成時に帯電磁気ブラシ2を回転させて感
光ドラム1表面との接触面に汚染物質が滞留するのを防
止し、画像形成時には付着に有利な極位置に再度固定す
ることで、常に、良好なブラシ接触面を維持することが
できる。
すべく非画像形成時に帯電磁気ブラシ2を回転させて感
光ドラム1表面との接触面に汚染物質が滞留するのを防
止し、画像形成時には付着に有利な極位置に再度固定す
ることで、常に、良好なブラシ接触面を維持することが
できる。
【0029】次に、磁気ローラ23の極位置の設定につ
いて説明する。図2は帯電磁気ブラシ2の詳細を示す図
である。本実施の形態では、帯電磁気ブラシ2を感光ド
ラム1と同一回転方向に回転させ、導電磁性粒子21の
接触面においては感光ドラム1表面と磁性ローラ23表
面とが相互に逆方向に移動する構成をとるため、感光ド
ラム1表面の移動方向についての下流側に導電磁性粒子
21の溜り部分が生じる。導電磁性粒子21の最下流端
(図中のc点)に磁性ローラ23の極が向いている時
は、溜り部分の導電磁性粒子21が線状に穂立ち、導電
磁性粒子21が疎の状態になる。導電磁性粒子21が疎
になると溜り部分は非常に脆くなり、感光ドラム1表面
との摩擦に対し弱く感光ドラム1表面に付着しやすくな
る。また、磁性ローラ23の極位置では、磁束密度が高
く磁気拘束力が強いが、逆に磁気拘束力が強いために導
電磁性粒子21が穂立ち、その状態で感光ドラム1が回
転すると、感光ドラム1とともに導電磁性粒子21の穂
が振動する。その結果、付着が増加する。一方、溜り部
分の最下流端に極間が向いているときは、導電磁性粒子
21は穂立つことなく非常に密に溜り部分に存在する。
この位置では磁性ローラ23に向う磁気拘束力は弱い
が、導電磁性粒子21が密に詰まっているため、感光ド
ラム1の摺察に対しても導電磁性粒子21が振動するこ
ともなく、感光ドラム1に対する導電磁性粒子21の付
着はない。したがって、先に説明したように、画像形成
時には磁性ローラ23の極間が導電磁性粒子21の溜り
部分の最下流端に対向する第1の位置に位置決めし(固
定し)、さらに非画像形成時にある頻度で磁性ローラ2
3を回転させ、再度極間が溜り部分の最下流端に向くよ
うに固定することにより、導電磁性粒子21の付着にと
もなう画像劣化を防止し良好な画像形成を行うことがで
きる。
いて説明する。図2は帯電磁気ブラシ2の詳細を示す図
である。本実施の形態では、帯電磁気ブラシ2を感光ド
ラム1と同一回転方向に回転させ、導電磁性粒子21の
接触面においては感光ドラム1表面と磁性ローラ23表
面とが相互に逆方向に移動する構成をとるため、感光ド
ラム1表面の移動方向についての下流側に導電磁性粒子
21の溜り部分が生じる。導電磁性粒子21の最下流端
(図中のc点)に磁性ローラ23の極が向いている時
は、溜り部分の導電磁性粒子21が線状に穂立ち、導電
磁性粒子21が疎の状態になる。導電磁性粒子21が疎
になると溜り部分は非常に脆くなり、感光ドラム1表面
との摩擦に対し弱く感光ドラム1表面に付着しやすくな
る。また、磁性ローラ23の極位置では、磁束密度が高
く磁気拘束力が強いが、逆に磁気拘束力が強いために導
電磁性粒子21が穂立ち、その状態で感光ドラム1が回
転すると、感光ドラム1とともに導電磁性粒子21の穂
が振動する。その結果、付着が増加する。一方、溜り部
分の最下流端に極間が向いているときは、導電磁性粒子
21は穂立つことなく非常に密に溜り部分に存在する。
この位置では磁性ローラ23に向う磁気拘束力は弱い
が、導電磁性粒子21が密に詰まっているため、感光ド
ラム1の摺察に対しても導電磁性粒子21が振動するこ
ともなく、感光ドラム1に対する導電磁性粒子21の付
着はない。したがって、先に説明したように、画像形成
時には磁性ローラ23の極間が導電磁性粒子21の溜り
部分の最下流端に対向する第1の位置に位置決めし(固
定し)、さらに非画像形成時にある頻度で磁性ローラ2
3を回転させ、再度極間が溜り部分の最下流端に向くよ
うに固定することにより、導電磁性粒子21の付着にと
もなう画像劣化を防止し良好な画像形成を行うことがで
きる。
【0030】次に、帯電磁気ブラシ2の間欠回転につい
て述べる。前述のとおり非画像形成時に、帯電磁気ブラ
シ2を断続的に回転させる。回転のタイミングとして
は、感光ドラム停止時、感光ドラム始動後画像形成前、
連続画像形成中の記録材P間、感光ドラム停止前のうち
のいずれか一つまたはこれらを適宜に組み合わせて行う
ことが可能であるが、導電磁性粒子21の現像器混入や
転写やクリーニングにおける悪影響を考慮した場合、感
光ドラム停止時が好適である。例えば、帯電時に帯電磁
気ブラシ2から感光ドラム1のアースに流れる注入電流
をモニタするなどして、帯電磁気ブラシ2の汚れによる
帯電不良を検知し、所望のタイミングで帯電磁気ブラシ
2を間欠回転するのも効果的である。また、帯電磁気ブ
ラシ2の回転および停止動作は所望のスロープを持たせ
るようにすれば、回転時の付着量を減らせることができ
るため、さらによい装置構成をとることが可能である。
て述べる。前述のとおり非画像形成時に、帯電磁気ブラ
シ2を断続的に回転させる。回転のタイミングとして
は、感光ドラム停止時、感光ドラム始動後画像形成前、
連続画像形成中の記録材P間、感光ドラム停止前のうち
のいずれか一つまたはこれらを適宜に組み合わせて行う
ことが可能であるが、導電磁性粒子21の現像器混入や
転写やクリーニングにおける悪影響を考慮した場合、感
光ドラム停止時が好適である。例えば、帯電時に帯電磁
気ブラシ2から感光ドラム1のアースに流れる注入電流
をモニタするなどして、帯電磁気ブラシ2の汚れによる
帯電不良を検知し、所望のタイミングで帯電磁気ブラシ
2を間欠回転するのも効果的である。また、帯電磁気ブ
ラシ2の回転および停止動作は所望のスロープを持たせ
るようにすれば、回転時の付着量を減らせることができ
るため、さらによい装置構成をとることが可能である。
【0031】次に、磁性ローラ23における極および極
間の定義について記す。図の4は本実施の形態の磁性ロ
ーラ23についてその径方向の磁束密度分布を測定した
結果である。本実施の形態では、極を示す角度範囲は磁
束密度分布にいて極大値を中心にそのピーク強度の50
%以上の強度をもつ角度の範囲(図4中のXの範囲)を
いう。一方、極間を示す角度範囲は50%未満の強度を
持つ角度の範囲(図4のYの範囲)を意味する。
間の定義について記す。図の4は本実施の形態の磁性ロ
ーラ23についてその径方向の磁束密度分布を測定した
結果である。本実施の形態では、極を示す角度範囲は磁
束密度分布にいて極大値を中心にそのピーク強度の50
%以上の強度をもつ角度の範囲(図4中のXの範囲)を
いう。一方、極間を示す角度範囲は50%未満の強度を
持つ角度の範囲(図4のYの範囲)を意味する。
【0032】次に、本実施の形態の帯電磁気ブラシ2構
成を比較例とともに図7に示す。
成を比較例とともに図7に示す。
【0033】比較例の構成は帯電磁気ブラシ2を常に回
転した場合についてみると、印刷初期から耐久後までを
通して像露光を遮るためベタ黒部に白抜け点や、現像時
に放電し現像できなかったため広範囲に白抜け箇所が見
られた。また、実施の形態1の条件2は帯電磁気ブラシ
2を付着に対して有利な極間に固定し帯電を行ったとこ
ろ、初期は良好な画像を得ることができたが、耐久する
に従い、異物により帯電磁気ブラシ2が汚染され帯電性
能が著しく低下するため、帯電性が大幅に低下し、また
帯電性の低下により帯電磁気ブラシ2と感光ドラム1と
の間の電位差が大きくなるため、静電的要因の導電磁性
粒子21の付着現象が見られた。それに対して、本実施
の形態1の条件1では、画像形成時には付着に対して有
利な極間を使用し、非画像形成時には適宜に回転させて
付着物の滞留を防ぎ、常に良好な接触面を作ることで初
期および耐久後も良好な画像形成を行うことが可能とな
った。 〈実施の形態2〉図5は、実施の形態2を示す画像形成
装置の概略図である。
転した場合についてみると、印刷初期から耐久後までを
通して像露光を遮るためベタ黒部に白抜け点や、現像時
に放電し現像できなかったため広範囲に白抜け箇所が見
られた。また、実施の形態1の条件2は帯電磁気ブラシ
2を付着に対して有利な極間に固定し帯電を行ったとこ
ろ、初期は良好な画像を得ることができたが、耐久する
に従い、異物により帯電磁気ブラシ2が汚染され帯電性
能が著しく低下するため、帯電性が大幅に低下し、また
帯電性の低下により帯電磁気ブラシ2と感光ドラム1と
の間の電位差が大きくなるため、静電的要因の導電磁性
粒子21の付着現象が見られた。それに対して、本実施
の形態1の条件1では、画像形成時には付着に対して有
利な極間を使用し、非画像形成時には適宜に回転させて
付着物の滞留を防ぎ、常に良好な接触面を作ることで初
期および耐久後も良好な画像形成を行うことが可能とな
った。 〈実施の形態2〉図5は、実施の形態2を示す画像形成
装置の概略図である。
【0034】構成については、実施の形態1と同様であ
り、説明の説明は省略する。
り、説明の説明は省略する。
【0035】その動作については、帯電磁気ブラシ2の
回転方向が、感光ドラム1と逆方向であり、導電磁性粒
子21の接触部における相互の表面は同一方向に移動す
る。つまり、帯電磁気ブラシ2の回転方向が実施の形態
1の場合と逆である。したがって、導電磁性粒子21の
溜り部分は、感光ドラム1表面の移動方向の上流側に生
じる。この場合でも、付着はやはり、最下流端(この場
合ドラムの下流の意味)に存在する導電磁性粒子21が
ドラムに付着することで行われる。この場合も、実施の
形態1と同様で図5中のd点において、磁性ローラ23
の極が向かう場合には導電磁性粒子21は穂立ち、磁束
密度は疎になる。その結果、導電磁性粒子21の穂は感
光ドラム1の移動に伴って振動し導電磁性粒子21が付
着しやすくなるのである。これに対し、極間がd点に向
かう場合には導電磁性粒子21が密に存在するため、磁
性ローラ23に向かう磁気力は低いが密に存在するた
め、感光ドラム1との摩擦に対して強く、したがって付
着は減少する。また、実施の形態2の場合は、感光ドラ
ム1移動方向の上流側に導電磁性粒子21の溜り部分が
形成されるため、感光ドラム下流側に穂立つ部分が少な
い。そのため、実施の形態1の構成よりも付着に対して
より有利であり、帯電性の維持という点では優れた構成
である。
回転方向が、感光ドラム1と逆方向であり、導電磁性粒
子21の接触部における相互の表面は同一方向に移動す
る。つまり、帯電磁気ブラシ2の回転方向が実施の形態
1の場合と逆である。したがって、導電磁性粒子21の
溜り部分は、感光ドラム1表面の移動方向の上流側に生
じる。この場合でも、付着はやはり、最下流端(この場
合ドラムの下流の意味)に存在する導電磁性粒子21が
ドラムに付着することで行われる。この場合も、実施の
形態1と同様で図5中のd点において、磁性ローラ23
の極が向かう場合には導電磁性粒子21は穂立ち、磁束
密度は疎になる。その結果、導電磁性粒子21の穂は感
光ドラム1の移動に伴って振動し導電磁性粒子21が付
着しやすくなるのである。これに対し、極間がd点に向
かう場合には導電磁性粒子21が密に存在するため、磁
性ローラ23に向かう磁気力は低いが密に存在するた
め、感光ドラム1との摩擦に対して強く、したがって付
着は減少する。また、実施の形態2の場合は、感光ドラ
ム1移動方向の上流側に導電磁性粒子21の溜り部分が
形成されるため、感光ドラム下流側に穂立つ部分が少な
い。そのため、実施の形態1の構成よりも付着に対して
より有利であり、帯電性の維持という点では優れた構成
である。
【0036】ここで、極および極間の定義は実施の形態
1に準ずる。また、帯電磁気ブラシ2の間欠回転につい
ても実施の形態1と同様である。
1に準ずる。また、帯電磁気ブラシ2の間欠回転につい
ても実施の形態1と同様である。
【0037】以上、説明したように、磁性ローラ23が
感光ドラム1と逆回転する構成においても、つまり導電
磁性粒子21の溜り部分を感光ドラム移動方向上流側に
持つ構成においても、導電磁性粒子21の最下流端d点
に磁性ローラ23の極間を向けて固定することで、導電
磁性粒子21付着による画像劣化を防止し、同時に、非
画像形成時において、磁性ローラ23を回転し帯電磁気
ブラシ2表面の汚染物質の滞留を防止し、導電磁性粒子
21の感光ドラム1への付着を防止し画像不良をなくす
とともに、良好な帯電性を維持することができる。
感光ドラム1と逆回転する構成においても、つまり導電
磁性粒子21の溜り部分を感光ドラム移動方向上流側に
持つ構成においても、導電磁性粒子21の最下流端d点
に磁性ローラ23の極間を向けて固定することで、導電
磁性粒子21付着による画像劣化を防止し、同時に、非
画像形成時において、磁性ローラ23を回転し帯電磁気
ブラシ2表面の汚染物質の滞留を防止し、導電磁性粒子
21の感光ドラム1への付着を防止し画像不良をなくす
とともに、良好な帯電性を維持することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像記録時に、磁気ローラ表面に担持された導電磁性粒
子が像担持体に付着にしないような磁束分布配置にす
る、つまり導電磁性粒子の最下流端に磁性ローラの極間
が向かうように磁性ローラを配置し帯電することによ
り、像担持体に対する導電磁性粒子の付着を防止し、付
着にもとづく画像不良を防止して良好な画像形成を実現
することができる。さらに、非画像記録時に適宜に帯電
部材を回転させて導電磁性粒子に入り込んだ汚染物を拡
散させることにより、導電磁性粒子の像担持体への付着
による画像不良を防止し、かつ良好な帯電性を維持する
ことが可能になる。
画像記録時に、磁気ローラ表面に担持された導電磁性粒
子が像担持体に付着にしないような磁束分布配置にす
る、つまり導電磁性粒子の最下流端に磁性ローラの極間
が向かうように磁性ローラを配置し帯電することによ
り、像担持体に対する導電磁性粒子の付着を防止し、付
着にもとづく画像不良を防止して良好な画像形成を実現
することができる。さらに、非画像記録時に適宜に帯電
部材を回転させて導電磁性粒子に入り込んだ汚染物を拡
散させることにより、導電磁性粒子の像担持体への付着
による画像不良を防止し、かつ良好な帯電性を維持する
ことが可能になる。
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成図。
【図2】実施の形態1の帯電器の詳細構成図。
【図3】実施の形態1の感光ドラム(被帯電体)の概略
構成図。
構成図。
【図4】磁性ローラの磁束密度分布を示す図。
【図5】実施の形態2の画像形成装置の概略構成図。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成図。
【図7】磁気ブラシの構成の比較と評価を示す図。
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電部材(帯電磁気ブラシ) 3 露光器 5 転写帯電器 6 クリーナ 7 定着器 8 現像器 11 アルミ基体 12 下引き層 13 正電荷注入防止層 14 電荷発生層 15 電荷輸送層 16 電荷注入層 21 導電磁性粒子 22 導電層 23 磁性ローラ 24 芯金 c 最下流端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真下 精二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 移動可能な光導電性の像担持体表面を帯
電器によって一様に帯電し、露光器の光照射によって静
電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させてトナ
ー像として現像するとともに、該トナー像を転写帯電器
によって記録材に転写する画像形成装置において、 前記帯電器は、 周方向に沿って配置したN極とS極とを交互に有し前記
像担持体表面に微小間隙を介して対向配置された磁性ロ
ーラと、 該磁性ローラ表面に磁気的に担持されるとともに前記微
小間隙を埋めて前記像担持体表面に接触する導電磁性粒
子と、 該導電性粒子を介して前記像担持体表面を帯電する電源
と、を備え、 前記磁性ローラは、 該磁性ローラ表面の径方向の磁束密度分布において複数
のピークを有し、該ピーク強度の50%未満の強度を持
つ角度領域が、前記像担持体表面と前記導電磁性粒子と
の接触面のうちの前記像担持体移動方向についての最下
流端に向く第1の位置に位置決めされた状態で前記像担
持体表面を帯電する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記磁性ローラを回転可能に支持すると
ともに、非画像形成時に該磁性ローラを回転駆動し、画
像形成時に該磁性ローラを前記第1の位置に位置決めす
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17523795A JPH0926682A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17523795A JPH0926682A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926682A true JPH0926682A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15992664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17523795A Pending JPH0926682A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926682A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09288400A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Canon Inc | 接触帯電部材及び接触帯電装置 |
| JPH09288401A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Canon Inc | 接触帯電部材及び接触帯電装置 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17523795A patent/JPH0926682A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09288400A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Canon Inc | 接触帯電部材及び接触帯電装置 |
| JPH09288401A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Canon Inc | 接触帯電部材及び接触帯電装置 |
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