JPH09287576A - ギアポンプ並びにそのシール部材 - Google Patents

ギアポンプ並びにそのシール部材

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JPH09287576A
JPH09287576A JP9556096A JP9556096A JPH09287576A JP H09287576 A JPH09287576 A JP H09287576A JP 9556096 A JP9556096 A JP 9556096A JP 9556096 A JP9556096 A JP 9556096A JP H09287576 A JPH09287576 A JP H09287576A
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JP
Japan
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pair
discharge port
gear
gears
suction port
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Application number
JP9556096A
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English (en)
Inventor
Sadao Suzuki
貞緒 鈴木
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対の歯車軸周りへのシール材の組付作業の容
易化を図り得るとともに、耐久性の良いシール構造とす
る。 【解決手段】 第1の解決手段は、プレッシャバランス
式ギアポンプにおいて、対の内シール21,22を歯車
軸14b,15bに対し吸入口11側に偏心させて、吐
出口12側における圧力室24のブッシュ19,20に
対する有効面積が吸入口11側よりも大きくなし、この
偏心された対の内シール21,22を略8字状に一体形
成する。第2の解決手段は、対の内シール21,22を
略8字状に一体形成し、吸入口11側よりも吐出口12
側における断面積の方を大きく形成し、少なくとも吐出
口12側に対応する部分を歯車軸14b,15bの軸心
方向に圧縮状態で装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業機械や建設機
械等の各種油圧機械に装着されるギアポンプの技術分野
に属し、特に、ポンプ内部のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のギアポンプとして、例え
ば、実開昭57−120784号公報に開示されたもの
がある。このギアポンプは、ケーシング内に一対の歯車
を互いに噛み合わせた状態に設けるとともに歯車側面と
ケーシング内壁面間に歯車側面をシールする側板を設け
てなる。また、側板の外側面には側板外周に沿わせた円
形の外シール部材と側板内周に沿わせた円形の内シール
部材と内外シール部材にて囲まれた空間を適宜広さに区
画する一対の遮蔽部材とにて吐出口方向に第1閉鎖室を
形成し、また前記側板には第1閉鎖室を吐出口側に連通
させる連通口を設け、前記閉鎖室に吐出口側の圧力を導
くことにより、側板両側面を圧力バランスさせるように
したものである。なお、内外シール部材は、歯車と略同
心状となされている。
【0003】この従来技術では、吐出口方向に形成され
た第1閉鎖室に吐出口側の圧力を導くことによって、適
正な圧力バランスを得て、側板による歯車側面における
シール性を向上せんとしている。即ち、このようなギア
ポンプの作動状態にあっては、吸入口側においては差ほ
ど圧力が高くはないが、吐出口側に近づく程、次第に圧
力が上昇する傾向を示し、側板内側面に対しては、吐出
口側で大きな押圧力が作用するが、吸入口側では殆ど押
圧力が作用しない。
【0004】仮に、側板外側面を吐出口側でも吸入口側
でも一様な圧力でバックアップすると、吐出口側では内
面からの圧力に負け、吸入口側では外側面の押圧力が強
すぎる状態となり、側板が傾くように力が作用し、側板
によるシールの確実性が損なわれることとなる。そこ
で、この従来技術では、吐出口側で側板の外側面に大き
な圧力を付与することによって、適正な圧力バランスを
得て、側板によるシール性を担保せしめるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、第1閉鎖室内の高圧流体を遮蔽部材により密封せ
んとするものであるが、技術常識に鑑みれば、シール材
からなる遮蔽部材によってそのような作用は奏すること
ができず、遮蔽部材は高圧流体によって即座に破断さ
れ、吐出口側の第1閉鎖室と吸入口側の第2閉鎖室とが
連通してしまい、吐出口側に大きな押圧力を作用させる
ことができなくなる。
【0006】こののような問題がないものとして、本願
出願前に、図16〜図19に示すギアポンプ40を開発
している。このギアポンプ40は、吸入口41と吐出口
42とを有するケーシング43内に、吸入口41から流
体を吸入して吐出口42から吐出するように対の歯車4
4を互いに噛み合わせた状態で設けるとともに、歯車4
4側面とケーシング43内壁面間に歯車軸45を受ける
ブッシュ46を設け、該ブッシュ46の内側面は歯車4
4側面に当接されており、該ブッシュ46の外側面側に
は、対の歯車軸45周りに装着される対のリング状の内
シール47とこれら内シール47の外周側に装着される
環状の外シール48とで囲まれた圧力室49が設けら
れ、該圧力室49が吐出口42側に連通されており、さ
らに、前記内シール47が歯車軸45に対し吸入口41
側に偏心されて、吐出口42側における圧力室49のブ
ッシュ46に対する有効面積が吸入口41側よりも大き
くなされている。
【0007】従って、ブッシュ46の外側面には、吸入
側よりも吐出側の方で大きな押付力が生じて、適正な圧
力バランスを得ることができるものである。しかし、こ
のギアポンプ40では対の内シール47が別体であるこ
とから、組付作業が煩雑であるとともに、組付後におい
ては、偏心させたことに起因して内シール47が軸心回
りに回転したり、捩じれが生じたりし易くなり、内シー
ル47の耐久性を悪化させるという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、対の歯車軸周りへのシ
ール材の組付作業の容易化を図り得るとともに、耐久性
の良いシール構造とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸入口と吐出
口とを有するケーシング内に、吸入口から流体を吸入し
て吐出口から吐出するように対の歯車を互いに噛み合わ
せた状態で設けるとともに、歯車側面とケーシング内壁
面間に歯車軸を受けるブッシュを設け、該ブッシュの内
側面は歯車側面に当接されており、該ブッシュの外側面
側には、対の歯車軸周りに装着される対のリング状の内
シールとこれら内シールの外周側に装着される環状の外
シールとで囲まれた圧力室が設けられ、該圧力室が吐出
口側に連通されたギアポンプに適用され、特に、内シー
ルの構造に関し、以下のような特徴を有している。
【0010】第1に、前記内シールを歯車軸に対し吸入
口側に偏心させて、吐出口側における圧力室のブッシュ
に対する有効面積を吸入口側よりも大きくなし、この偏
心された対の内シールを、略8字状に一体形成する。即
ち、対の内シールを一体形成して一つのシール部材を構
成するのである。この第1の特徴的構成により、対の内
シールの装着作業を同時に行うことができて、組付作業
の省力化、迅速化が図られる。また、側板の外側面の押
付力をを吸入側よりも吐出側の方で大きくする手段とし
て、対の内シールを歯車軸に対して偏心させることとし
たので、従来技術における遮蔽部材というものを必要と
せず、構造の簡素化、コスト低減を図り得るとともに、
破損も少なくなる。さらに、内シールを偏心させたこと
によって内シールに対しては回転や捩じれ方向の力が作
用しても、この偏心された対の内シールを一体に形成し
たので、そのような回転や捩じれを防止してシール性能
の安定化、耐久性の向上が図られる。
【0011】第2に、対の内シールを略8字状に一体形
成するとともに、吸入口側よりも吐出口側における断面
積の方を大きく形成し、少なくとも吐出口側に対応する
部分を歯車軸の軸心方向に圧縮状態で装着する。この第
2の特徴的構成により、対の内シールの装着作業を同時
に行うことができて、組付作業の省力化、迅速化が図ら
れる。また、内シールは、吸入口側よりも吐出口側にお
ける断面積の方大きく形成されているので、ケーシング
へ組付けた状態では、内シールの吐出側部分が歯車軸の
軸心方向に強く圧縮された状態となり、その反発力を利
用することによって、側板の外側面の押付力を吸入側よ
りも吐出側の方で大きくしている。このように、内シー
ルの断面積を部位に応じて変化させる手段は、対の内シ
ールを略8字状に一体形成することによって始めて可能
になったものである。即ち、対の内シールが別体の従来
技術では、各内シールが回転するおそれがあり、上記の
作用を保証できない。本発明では、構造を簡素なものと
しつつも、以上の有利な作用を奏し得るのである。
【0012】上記第1及び第2の手段において、対の内
シールの間の接続部分に、対の内シールを区切る方向に
延びる溝部を形成すれば、対の内シールの装着作業を同
時に行うことができて、組付作業の省力化、迅速化が図
られるとともに、内シールの回転や捩じれを防止してシ
ール性能の安定化、耐久性の向上が図られる。さらに、
溝部を形成しておくことによって、対の内シールを一体
のものとしつつも対の内シール間を流体が流通し易く
し、圧力室全体に円滑に圧油が供給されるようにして、
圧力室内の流体圧を均一化する。また、組付時において
は、溝部が、対の内シールの接続部分におけるいわゆる
潰し代となり、シール部材のはみ出しを防止して、内シ
ールのちびれ現象を防止する。
【0013】なお、外シールを、対の内シールと一体的
に形成することもでき、さらなる組付作業性の向上を図
り得る。また、多連ギアポンプの場合には、各対の歯車
ごとに、対の内シールを一体形成してなるシール部材を
それぞれ配設する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1〜図4に示すギアポンプ1
0は、プレッシャバランス式の油圧ギアポンプを示し、
吸入口11が設けられた吸入ポートと吐出口12が設け
られた吐出ポートとを有するケーシング13(ポンプケ
ース)内に、吸入口11から作動油(流体)を吸入して
吐出口12から所要圧で吐出するように一対の歯車1
4,15を互いに噛み合わせた状態で設けてなる。
【0015】ケーシング13は、ハウジング16と、そ
の後端面にボルト17等の固定手段によって取付固定さ
れるカバー18とにより構成されている。吸入口11と
吐出口12は、ハウジング16の左右に設けられてお
り、両口11,12間に対の平歯車14,15が、軸心
が前後方向に向くように配置されている。
【0016】各歯車14,15には、前方へ向く前部歯
車軸14a,15aと、後方へ向く後部歯車軸14b,
15bとが一体的に設けられている。前部歯車軸14
a,15aは、ハウジング16に形成された軸挿通保持
孔16aに挿通保持されている。また、各歯車14,1
5の後側面と、ケーシング内壁面となるカバー18の前
側面との間には、各歯車14,15の後部歯車軸14
a,15aを受ける軸受ブッシュ19,20(側板)が
それぞれ設けられている。なお、これらブッシュを一体
化して、一つのブッシュによって両歯車軸14a,15
aを受けるように構成することもできる。
【0017】なお、上側の歯車14の前部歯車軸14a
は、ハウジング16から前方へ突出されており、回転駆
動力の入力軸となされている。該歯車軸14aはベアリ
ング25を介してハウジング16に支持されており、ベ
アリング25は止め具26によってハウジング16に取
付固定されている。ブッシュ19,20の前側端面は、
歯車14,15の後側面に当接されており、歯車側面か
らの作動油の漏出を防止している。
【0018】ブッシュ19,20の後側面側には、対の
後部歯車軸14b,15b周りに装着される対のリング
状の内シール21,22とこれら内シール21,22の
外周側に装着される環状の外シール23とで囲まれた圧
力室24が設けられている。この圧力室24は、ブッシ
ュ19,20の背圧によって押付力を発生させるもので
ある。内シール21,22は、ブッシュ19,20の後
端部に後方突出状に形成された筒状突出部27の外周に
装着されており、外シール23は、ハウジング16の後
面に形成された周状切欠部28内に装着されている。
【0019】ハウジング16内には、圧力室24を吐出
口12側に連通する連通路25が設けられており吐出口
12における圧油が圧力室24内に供給され、該圧油に
よってブッシュ19,20を圧力バランスさせ、ブッシ
ュ19,20による歯車14,15側面のシール性を担
保している。なお、圧力室24のブッシュ19,20に
対する有効面積を図1に点線で示している。即ち、本実
施形態では、ブッシュ19,20の後端面のうち圧力室
24に面する部分の面積が、圧力室24のブッシュ1
9,20に対する有効面積となる。
【0020】内シール21,22が装着される突出部2
7の外周形状は略円状となされているが、各歯車軸14
b,15bよりも吸入口11側に偏心されている。従っ
て、該突出部27外周に装着された内シール21も、歯
車軸14b,15bよりも吸入口11側に偏心されてお
り、而して、吐出口12側における圧力室24のブッシ
ュ19,20に対する有効面積が吸入口11側よりも大
きくなされている。
【0021】このような偏心構造を採用することによ
り、ブッシュ19,20の前端面、即ち歯車14,15
への対向側面における圧力の偏りに応じた適正な押圧力
でブッシュ19,20の後端面を押圧させることができ
て、圧力バランスを最適化し、ブッシュ19,20によ
るシール性の向上と、歯車14,15の回転動作の円滑
性とを担保している。
【0022】この偏心された対の内シール21,22
は、略8字状に一体形成されており、内シール21,2
2の装着作業の迅速化、容易化を図るとともに、内シー
ル21,22の捩じれや回転が生ずることを防止して、
耐久性の向上、シール性能の確実化を図っている。この
ような対の内シール21,22からなるシール部材の実
施例としては、図5〜図12にそれぞれ示すものが挙げ
られる。これら各実施例を順に説明すると、図5に示す
第1実施例においては、内シール21,22は断面角形
状となされ、対の内シール21,22が8字状に一体構
成されてなる。このような内シール21,22は、シー
ト状のシール部材を8字状にくり抜くことによっても製
造できるし、型を用いて製造することもできる。この内
シール21,22は、断面角形状であるから、ブッシュ
19,20の後端面及びカバー18の前面への密着性が
良く、シール性能を向上できるとともに、内シール2
1,22の捩じれの防止にもなり、さらに、歯車14,
15側面の隙間から漏れていく作動油を最小最適値にす
るよう歯車14,15の荷重を支持しながら、歯車1
4,15側面との隙間を最小最適値になるよう背圧によ
って歯車14,15を押し付ける軸受ブッシュ19,2
0の圧力室24のシール性が向上される。なお、内シー
ル21,22の厚さは、ブッシュ19,20の突出部2
7の突出高さよりも厚くされ、カバー18を装着した状
態で軸方向に若干圧縮されるようにして、シール性能を
担保している。
【0023】図6に示す第2実施例では、内シール2
1,22がブッシュ19,20の突出部に装着されたと
きに吐出口12側に対応する部分に、上下に突出し且つ
周方向に延びる凸条28が設けられており、而して、内
シール21,22は、吸入口側よりも吐出口側における
断面積の方が大きくなされている。従って、ハウジング
16にカバー18を装着したとき、内シール21,22
は吸入口側よりも吐出口側の部分の方が大きな力で圧縮
され、吐出口側部分で大きな圧縮内部応力が生じ、該内
シール21,22の内部応力によって、ブッシュ19,
20の吐出口側を大きな力で押圧することができる。こ
のように、内シール21,22の形状によって圧力バラ
ンスの適正化を図る場合には、内シール21,22を歯
車軸14b,15bに対して必ずしも偏心させなくとも
良い。また、対の内シール21,22を一体化すること
により各シール21,22が回転することが防止されて
いるので、断面積が大きくなされた部位を確実に吐出口
側に保持しておくことができる。
【0024】図7に示す第3実施例では、内シール2
1,22がブッシュ19,20の突出部に装着されたと
きに吸入口11側に対応する部分に、周方向に延びる凹
溝29が設けられており、而して、内シール21,22
は、吸入口側よりも吐出口側における断面積の方が大き
くなされている。この第3実施例においても、第2実施
例と同様の作用効果が得られる。なお、凹溝29は、図
8に示すように表裏一方のみに設けてもよく、また、図
9に示すように表裏両面に設けても良い。
【0025】図10に示す第4実施例では、内シール2
1,22がブッシュ19,20の突出部に装着されたと
きに吐出口12側に対応する部分の幅が、吸入口11側
に対応する部分の幅よりも大きくなされており、而し
て、内シール21,22は、吸入口側よりも吐出口側に
おける断面積の方が大きくなされている。この第4実施
例においても、第2実施例と同様の作用効果が得られ
る。
【0026】図11に示す第5実施例では、内シール2
1,22がブッシュ19,20の突出部に装着されたと
きに吐出口12側に対応する部分が、側面視略山形とな
るように厚肉に形成されており、而して、内シール2
1,22は、吸入口側よりも吐出口側における断面積の
方が大きくなされている。このように、内シール21,
22の肉厚を徐々に変化させることで、圧力バランスの
微調整を行うことができるようになる。
【0027】図12に示す第6実施例では、対の内シー
ル21,22の接続部分に、対の内シール21,22を
区切る方向に延びる溝部30が形成されている。なお、
この溝部30は、表裏一方のみに設けてもよいし、ま
た、表裏両面に設けることもできる。この溝部30は、
内シール21,22の潰し代となり、内シール21,2
2が圧縮状態で装着されるときに内シールの装着溝部分
からはみ出すことを防止して、内シールのいわゆるちび
れ現象を防止する。さらに、溝部30を形成しておくこ
とによって、対の内シール21,22の接続部分を圧油
が流通し易くなり、圧力室24の吸入口側部分にも円滑
に圧油を流通させることもできる。
【0028】なお、対の内シール21,22と、外シー
ル23とを、薄膜状の連結部等によって一体的に形成す
ることもでき、さらなる取付作業の容易化が図られる。
図13〜図15は、本発明の第2の実施の形態に係る二
連油圧ギアポンプ10を示しており、2対の歯車14,
15が並列に設けられ、ブッシュ19,20は、各対の
歯車14,15の両側にそれぞれ設けられている。その
他の構成については上記第1の実施形態と略同様である
ので、同符号を付して詳細説明を省略する。
【0029】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対の内シールを略8字状に一体形成することによって、
組付作業の容易化、迅速化を図ることができる。また、
吐出側における側板の外側面の押圧力を大きくするため
に内シールを歯車軸に対して偏心したり、断面積を変化
させたりしたものでありながら、対の内シールが一体で
あるので内シールの回転や捩じれを防止することができ
て、シール性能の向上、耐久性の向上を図ることができ
る。
【0031】また、対の内シールの接続部分に形成した
溝によって、潰し代の確保、圧力室内の流体の流路の確
保をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る単式ギアポンプを示
し、前面カバーを取り外した状態を示す正面図である。
【図2】同ギアポンプの縦断面図である。
【図3】同ギアポンプの正面図である。
【図4】同ギアポンプの背面図である。
【図5】シール部材の第1実施例を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図6】シール部材の第2実施例を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図7】シール部材の第3実施例を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】第3実施例に係るシール部材の変形例を示し、
図7のA−A線断面相当図である。
【図10】シール部材の第4実施例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図11】シール部材の第5実施例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図12】シール部材の第6実施例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る二連ギアポンプを
示し、(a)は縦断面図、(b)は底端面図である。
【図14】同ギアポンプを示し、(a)は左側面図、
(b)は横断面図である。
【図15】同ギアポンプを示し、(a)は上側端面図、
(b)は右側面図である。
【図16】比較例に係るギアポンプのカバーを開けた状
態を示す正面図である。
【図17】同ギアポンプの縦断面図である。
【図18】同ギアポンプのカバーを装着した状態を示す
正面図である。
【図19】同ギアポンプの背面図である。
【符号の説明】
10 ギアポンプ 11 吸入口 12 吐出口 13 ケーシング 14 歯車 15 歯車 19 ブッシュ 20 ブッシュ 21 内シール 22 内シール 23 外シール 24 圧力室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口(11)と吐出口(12)とを有
    するケーシング(13)内に、吸入口(11)から流体
    を吸入して吐出口(12)から吐出するように対の歯車
    (14,15)を互いに噛み合わせた状態で設けるとと
    もに、歯車(14,15)側面とケーシング(13)内
    壁面間に歯車軸(14b,15b)を受けるブッシュ
    (19,20)を設け、該ブッシュ(19,20)の内
    側面は歯車(14,15)側面に当接されており、 該ブッシュ(14,15)の外側面側には、対の歯車軸
    (14b,15b)周りに装着される対のリング状の内
    シール(21,22)とこれら内シール(21,22)
    の外周側に装着される環状の外シール(23)とで囲ま
    れた圧力室(24)が設けられ、該圧力室(24)は吐
    出口(12)側に連通されており、 前記内シール(21,22)は歯車軸(14b,15
    b)に対し吸入口(11)側に偏心されて、吐出口(1
    2)側における圧力室(24)のブッシュ(19,2
    0)に対する有効面積が吸入口(11)側よりも大きく
    なされ、 この偏心された対の内シール(21,22)が、略8字
    状に一体形成されていることを特徴とするギアポンプ。
  2. 【請求項2】 吸入口(11)と吐出口(12)とを有
    するケーシング(13)内に、吸入口(11)から流体
    を吸入して吐出口(12)から吐出するように対の歯車
    (14,15)を互いに噛み合わせた状態で設けるとと
    もに、歯車(14,15)側面とケーシング(13)内
    壁面間に歯車軸(14b,15b)を受けるブッシュ
    (19,20)を設け、該ブッシュ(19,20)の内
    側面は歯車(14,15)側面に当接されており、 該ブッシュ(19,20)の外側面側には、対の歯車軸
    (14b,15b)周りに装着される対のリング状の内
    シール(21,22)とこれら内シール(21,22)
    の外周側に装着される環状の外シール(23)とで囲ま
    れた圧力室(24)が設けられ、該圧力室(24)は吐
    出口(12)側に連通されており、 対の内シール(21,22)は、略8字状に一体形成さ
    れているとともに、吸入口(11)側よりも吐出口(1
    2)側における断面積の方が大きく形成され、少なくと
    も吐出口(12)側に対応する部分が歯車軸(14b,
    15b)の軸心方向に圧縮状態で装着されていることを
    特徴とするギアポンプ。
  3. 【請求項3】 対の内シール(21,22)の間の接続
    部分には、対の内シール(21,22)を区切る方向に
    延びる溝部(30)が形成されていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のギアポンプ。
  4. 【請求項4】 吸入口(11)と吐出口(12)とを有
    するケーシング(13)内に、吸入口(11)から流体
    を吸入して吐出口(12)から吐出するように対の歯車
    (14,15)を互いに噛み合わせた状態で設けるとと
    もに、歯車(14,15)側面とケーシング(13)内
    壁面間に歯車軸(14b,15b)を受けるブッシュ
    (19,20)を設け、該ブッシュ(19,20)の内
    側面が歯車(14,15)側面に当接されたギアポンプ
    (10)に装着されるシール部材であって、 ブッシュ(19,20)の外側面側に形成された吐出口
    (12)側に連通する圧力室(24)内の流体が歯車軸
    (14b,15b)側に漏出することを阻止するべく各
    歯車軸(14b,15b)の周りに装着される対のリン
    グ状内シール(21,22)を略8字状に一体形成して
    なるとともに、前記内シール(21,22)は、ギアポ
    ンプ(10)の吸入口(11)側よりも吐出口(12)
    側における断面積の方が大きく形成されていることを特
    徴とするシール部材。
  5. 【請求項5】 吸入口(11)と吐出口(12)とを有
    するケーシング(13)内に、吸入口(11)から流体
    を吸入して吐出口(12)から吐出するように対の歯車
    (14,15)を互いに噛み合わせた状態で設けるとと
    もに、歯車(14,15)側面とケーシング(13)内
    壁面間に歯車軸(14b,15b)を受けるブッシュ
    (19,20)を設け、該ブッシュ(19,20)の内
    側面が歯車(14,15)側面に当接されたギアポンプ
    (10)に装着されるシール部材であって、 ブッシュ(19,20)の外側面側に形成された吐出口
    (12)側に連通する圧力室(24)内の流体が歯車軸
    (14b,15b)側に漏出することを阻止するべく各
    歯車軸(14b,15b)の周りに装着される対のリン
    グ状内シール(21,22)を略8字状に一体形成して
    なるとともに、対の内シール(21,22)の間の接続
    部分に、対の内シール(21,22)を区切る方向に延
    びる溝部(30)が形成されていることを特徴とするシ
    ール部材。
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WO2014118876A1 (ja) * 2013-01-29 2014-08-07 株式会社日立製作所 回転型流体機械

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WO2014118876A1 (ja) * 2013-01-29 2014-08-07 株式会社日立製作所 回転型流体機械
JP6006811B2 (ja) * 2013-01-29 2016-10-12 株式会社日立製作所 回転型流体機械
US9828993B2 (en) 2013-01-29 2017-11-28 Hitachi, Ltd. Rotary fluid machine

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