JPH09296844A - 液体封入式マウント - Google Patents

液体封入式マウント

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JPH09296844A
JPH09296844A JP9070658A JP7065897A JPH09296844A JP H09296844 A JPH09296844 A JP H09296844A JP 9070658 A JP9070658 A JP 9070658A JP 7065897 A JP7065897 A JP 7065897A JP H09296844 A JPH09296844 A JP H09296844A
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stud
liquid
small
cylindrical sleeve
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Yoshihiro Nagata
義弘 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブの横剛性をアップすると共に、構造が
簡単で製作コストの安価な液体封入式マウントを提供す
る。 【解決手段】 車体30に取着され、キャブ20を支持
する弾性体と高粘度の減衰液を用いた液体封入式マウン
トにおいて、円筒スリーブ7と、円筒状のプレート8と
を内包して一体的に形成する弾性体2を備えた構成とし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械のキャブを車体上に防振マウントする技術に係
り、特に、キャブの横剛性をアップする液体封入式マウ
ントに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、建設機械は走行のスピードアップ
が図られているが、一方で建設機械のキャブの快適な居
住性、操作性が要求され、走行中のキャブの振動を改善
するための高性能なコストの安いキャブマウントが必要
になっている。
【0003】従来からキャブマウントとして、弾性体と
減衰液とを使用した液体封入式マウント装置が知られて
いる。例えば、実開平5−50199号公報によれば、
軸線方向が上下方向の小径筒部の下端に、底のある大径
筒部を有する形状にケーシング金具を形成し、このケー
シング金具内に筒状弾性体を介してスタッドを取り付
け、スタッドの下端に減衰板を取り付けるとともに、減
衰板を囲む位置のケーシング金具内に減衰液を充填した
液体封入式マウントにおいて、減衰板の上面側に弾性材
のストッパを取り付けるとともに、そのストッパの位置
を規制する鍔材を大径筒部に取り付け、減衰板の下面側
にスポンジ状弾性体を取付けた技術が記載されている。
【0004】また、本特許出願人は、先に特開平6−2
57638号を出願しており、同公報によれば、それぞ
れ独立した一方の部材と他方の部材とを、円筒形のマウ
ント用のゴムを介して連結し、前記一方の部材に固着さ
れた液体封入室に、減衰液と、前記他方の部材に固着さ
れたダンパプレートとを内蔵する液体封入形防振マウン
トにおいて、前記円筒形のマウント用ゴムが、内部に挟
着して積層状を成す円筒形のプレートを具備する技術が
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
実開平5−50199号公報においては、上下方向の変
位に対しては減衰板の直径の面積に対して減衰力が働く
ため、大きな減衰力が得られるが、横方向の変位に対し
てはストッパゴムの厚さの投影面積にしか減衰力が働か
ないので横揺れが生じる。
【0006】また、前記の特開平6−257638号公
報においては、マウント用ゴムの内部に円筒形のプレー
トを積層状に挟着しているため、水平方向のバネ定数が
大きくなり横揺れは低減できるが、円筒形のプレートを
多重積層して、ゴムマウントとしての性能を維持するた
めには、円筒形のプレート間寸法の均一化を図る必要が
ある。このため製作時に治具が必要となり、しかもその
治具のセット工数が多くなり、多重積層化による部品費
の増大と相まってコストが高くなるという問題がある。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目し、マウ
ント用弾性体に、単層の円筒スリーブと円板状のプレー
ト、または、鍔付円筒スリーブを内包して一体的に形成
する、あるいはマウント用弾性体に高硬度の弾性体を用
いて、バネ定数を高くし、キャブの横剛性をアップする
と共に、構造が簡単で製作コストの安価な液体封入式マ
ウントを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係る液体封入式マウントの
第1発明は、運転室の下面に取着されたスタッドと、ス
タッドの外径に固設された弾性体と、上方端部がスタッ
ドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾性体を収納す
る小径筒部と、スタッドの下端部に固着する減衰板と、
減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小径筒部を内方
に収納するとともに、小径筒部の水平面と一体的に結合
されて車体に取着される大径筒部とからなる液体封入式
マウントにおいて、前記弾性体2内で、かつ、スタッド
5と小径筒部4との間に配設された円筒スリーブ7と、
円筒スリーブ7の外方で、かつ、小径筒部4の水平面の
上方でスタッド5に対して垂直方向に弾性体2内に配設
された円板状のプレート8とからなる構成としたもので
ある。上記構成によれば、弾性体2に内包して一体的に
形成する円筒スリーブ7と円板状のプレート8とを設け
たので、円筒スリーブ7により水平方向のバネ定数は大
きくなる。また、円板状のプレート8により上部ストッ
パ部の垂直方向のバネ定数は大きくなる。このため、水
平方向の荷重が作用したときは図6に示すように、先ず
A負荷点については円筒スリーブ7が有効に働き、次い
でB負荷点については円板状のプレート8が有効に働
く。このように、水平方向の荷重を円筒スリーブ7の内
外部の弾性体2で受け持ち、次いで、キャブが傾斜して
垂直方向の荷重が作用したときは円板状のプレート8の
上下部の弾性体2で荷重を受け持ち、キャブの横揺れを
防止することができる。したがって、キャブの横剛性を
アップすることができると共に、従来の多重積層スリー
ブタイプに対して構造が簡素化できるのでコストが安価
となる。
【0009】第2発明は、第1発明の構成において、前
記弾性体2の上端部にストッパ部2bを一体的に形成し
た構成としたものである。上記構成によれば、弾性体2
の上端部のストッパ部2bのバネ定数が大きくなり、更
にキャブの横揺れを防止することができる。したがっ
て、キャブの横剛性を更にアップすることができると共
に、従来の多重積層スリーブタイプに対して構造が簡素
化できるのでコストが安価となる。
【0010】第3発明は、運転室の下面に取着されたス
タッドと、スタッドの外径に固設された弾性体と、上方
端部がスタッドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾
性体を収納する小径筒部と、スタッドの下端部に固着す
る減衰板と、減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小
径筒部を内方に収納するとともに、小径筒部の水平面と
一体的に結合されて車体に取着される大径筒部とからな
る液体封入式マウントにおいて、弾性体15に内包して
一体的に形成する円筒スリーブ7と、前記スタッド5を
包む第1弾性体15aの硬度をHs45°〜60°と
し、かつ、第1弾性体15aの外側に配設する第2弾性
体15bの硬度をHs55°〜70°とからなる弾性体
15,15a,15bを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、円筒スリーブ7により水平方向のバ
ネ定数は大きくなる。また、第2弾性体15bにより垂
直方向のバネ定数は大きくなる。このように、水平方向
の荷重を円筒スリーブ7の内外部の弾性体15,15a
で受け持ち、キャブが傾斜して垂直方向の荷重が作用し
たときは第2弾性体15bで荷重を受け持ちキャブの横
揺れを防止することができる。したがって、キャブの横
剛性をアップすることができると共に、従来の多重積層
スリーブタイプに対して構造が簡素化できるのでコスト
が安価となる。また、前記弾性体の硬度を上記の範囲内
で選ぶことにより、建設機械のキャブの大きさに応じて
最適なものにすることができる。
【0011】第4発明は、第3発明の構成において、前
記第2弾性体15bの上端部にストッパ部15cを形成
した構成としたものである。上記構成によれば、弾性体
15bの上端部のストッパ部15cのバネ定数が大きく
なり、更にキャブの横揺れを防止することができる。し
たがって、キャブの横剛性を更にアップすることができ
ると共に、従来の多重積層スリーブタイプに対して構造
が簡素化できるのでコストが安価となる。
【0012】第5発明は、運転室の下面に取着されたス
タッドと、スタッドの外径に固設された弾性体と、上方
端部がスタッドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾
性体を収納する小径筒部と、スタッドの下端部に固着す
る減衰板と、減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小
径筒部を内方に収納するとともに、小径筒部の水平面と
一体的に結合されて車体に取着される大径筒部とからな
る液体封入式マウントにおいて、前記弾性体16内で、
かつ、スタッド5と小径筒部4との間に配設された円筒
スリーブ7と、円筒スリーブ7の外方で、かつ、小径筒
部4の水平面の上方でスタッド5と同心に弾性体16内
に配設された鍔付円筒スリーブ8aとからなる構成とし
たものである。上記構成によれば、弾性体16に内包し
て一体的に形成する円筒スリーブ7と鍔付円筒スリーブ
8aとを設けたので、円筒スリーブ7と鍔付円筒スリー
ブ8aの円筒部8dにより水平方向のバネ定数は大きく
なる。また、鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bにより上
部ストッパ部の垂直方向のバネ定数は大きくなる。この
ため、水平方向に大きな荷重が作用したときは図12に
示すように、先ずE負荷点では、円筒スリーブ7と鍔付
円筒スリーブ8aの円筒部8dが有効に働き、次いでF
負荷点では、鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bが有効に
働く。このように、水平方向の荷重を円筒スリーブ7と
鍔付円筒スリーブ8aの円筒部8dの内外部の弾性体1
6で受け持ち、次いで、キャブが傾斜して垂直方向の荷
重が作用したときは鍔部8bの上下部の弾性体16で荷
重を受け持ち、キャブの横揺れを防止することができ
る。したがって、キャブの横剛性をアップすることがで
きると共に、従来の多重積層スリーブタイプに対して構
造が簡素化できるのでコストが安価となる。
【0013】第6発明は、第5発明の構成において、前
記弾性体16の上端部にストッパ部16cを形成した構
成としたものである。上記構成によれば、弾性体16の
上端部のストッパ部16cのバネ定数が大きくなり、更
にキャブの横揺れを防止することができる。したがっ
て、キャブの横剛性を更にアップすることができると共
に、従来の多重積層スリーブタイプに対して構造が簡素
化できるのでコストが安価となる。
【0014】第7発明は、第5発明の構成において、前
記鍔付円筒スリーブ8aは、円筒部8dから延在する鍔
部8bを間欠的に複数配設し、かつ、隣合う鍔部8bの
間に切欠部8cを有する構成としたものである。上記構
成によれば、鍔部8bの上下で弾性体16が連通してい
るので、垂直方向のバネ定数が小さくなり、通常の垂直
方向の荷重に対して弾性体16が有効に働き、乗り心地
を向上させることができる。したがって、キャブの横剛
性をアップさせながら、縦剛性をダウンさせることがで
きると共に、従来の多重積層スリーブタイプに対して構
造が簡素化できる。また、図9,図10に示す如く、弾
性体16の成形時に鍔部8bの切欠部8cを通じて弾性
体16のゴム素材のストッパ部16cへの廻り込みが容
易であり、製造が簡単でコストが安価となる。
【0015】第8発明は、第5発明の構成において、前
記鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bの外径D1 は前記小
径筒部4の水平面の上部に形成される弾性体16の外径
Dと同一に形成した構成としたものである。上記構成に
よれば、図10に示す如く、鍔付円筒スリーブ8aの位
置決めに下型17の弾性体16の外径Dを利用できるの
で、別の位置決め手段を用いる必要がない。したがっ
て、従来の多重積層スリーブタイプに対して製造が簡単
でコストが安価となる。
【0016】第9発明は、第5発明の構成において、前
記スタッド5と前記円筒スリーブ7の間に配設される第
3弾性体16aの硬度をHs45°〜60°とし、か
つ、前記円筒スリーブ7の外側に配設される第4弾性体
16bの硬度をHs55°〜70°とした構成としたも
のである。上記構成によれば、弾性体16は第3弾性体
16a、第4弾性体16bにより円筒スリーブ7と鍔付
円筒スリーブ8aを内包して一体的に形成しているの
で、水平方向のバネ定数は第1発明よりも大きくしてあ
る。また、鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bと硬度の高
い第4弾性体16bにより上部ストッパ部16cの垂直
方向のバネ定数も第1発明よりも大きくしてある。ま
た、スタッド5と円筒スリーブ7の間の硬度の低い第3
弾性体16aと鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bの切欠
部8cにより連通した第4弾性体16bとにより、通常
時の垂直方向のバネ定数は第1発明よりも小さくしてあ
る。したがって、第3弾性体16a、第4弾性体16b
のゴム硬度を上記の範囲内で選び、組み合わせることに
より建設機械のキャブの大きさに応じた最適な水平方
向、垂直方向およびストッパ部のバネ定数を得ることが
できるので、キャブの横剛性をアップさせながら、縦剛
性をダウンさせ、キャブの横揺れを防止し、しかも乗り
心地を良くすることができる。しかも、従来の多重積層
スリーブタイプに対して製造が簡単でコストが安価とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る液体封入式マ
ウントの第1実施例を図1乃至図6を参照して説明す
る。図1は第1実施例に係る液体封入式マウント10の
断面図である。図2は図1のZ視図である。図3はケー
ス1の斜視図である。図4は小径筒部の斜視図である。
図5はスタッド5、小径筒部4、円筒スリーブ7、円板
状のプレート8を内包して一体的に形成する弾性体2の
断面図である。図6は水平荷重が作用した時の弾性体2
の変形状態図である。
【0018】先ず、図1に示す、大径筒部1は図3に示
すように、カップ部1aは複数の取付孔1bおよび固定
爪1cを有する取付板1dとから構成されている。図4
に示す小径筒部4の取付板4cは図1に示す大径筒部1
の取付板1dに当接して取付板4cの取付孔4bと取付
板1dの取付孔1を整合させて、図示しないボルトで図
1に示すように車体30に固着している。また、図1の
大径筒部1の底部には減衰液12を入れるための注入口
1eが設けられ、シールベット11で閉じられている。
図1,図5に示すスタッド5は軸方向に、上部にネジ孔
5a、下部に減衰板3を取着する凸部5bを有してい
る。
【0019】図1に示す減衰板3は中心部に取付孔3a
が設けられている。この取付孔3aに図5に示す上記ス
タッド5の凸部5bが挿入され、カシメ等の手段により
一体的に固着している。小径筒部4は図4に示すよう
に、円筒部4aと複数の取付孔4bを有する取付板4c
とから構成されている。
【0020】図1,図5に示す弾性体2は、スタッド
5、筒状ケース4、円筒スリーブ7および円板状のプレ
ート8を内包して一体的に形成されている。図5に示す
弾性体2の外周面にはテーパ2aが設けられている。こ
の弾性体2は、図3に示す大径筒部1のカップ部1aの
内周面1fに密着している。また、図1に示すキャブ2
0が上下に振動中は、弾性体2のストッパ部2bがキャ
ブ20に当接し、弾性体2の下面部が減衰板3に当接す
るようになっている。
【0021】図1に示すボルト6の一端にはネジ6bが
設けられ、このネジ6bはスタッド5のネジ孔5aに取
着している。このボルト6の他端にはネジ6aが設けら
れており、このネジ6aを用いてキャブ20を固着して
いる。回り止めピン9の一端はスタッド5の上側に取り
付けられ、他端はキャブ20の孔に嵌合している。
【0022】次に上記構成の液体封入マウントの製作お
よびキャブとの取付について図1乃至図5により説明す
る。 (1)弾性体2はスタッド5、小径筒部4、円筒スリー
ブ7および円板状のプレート8を内包して一体的に形成
する。 (2)スタッド5の下端の凸部5bに減衰板3を挿入し
一体的に固着している。 (3)一体化した弾性体2を大径筒部1のカップ部1a
の内面に挿入し、弾性体2の外周面のテーパ2aをカッ
プ部1aの内周面1fに密着させる。 (4)大径筒部1の取付孔1bと小径筒部4の取付孔4
bとを整合して大径筒部1の固定爪1cを小径筒部4の
取付板4cの側面を包み込むように折り曲げて、カシメ
ることにより、大径筒部1と小径筒部4を一体化する。 (5)スタッド5のネジ孔5aにボルト6の一端6bを
ネジ込み固着する。 (6)大径筒部1の注入口1eから減衰液12を入れ
て、シールベット11で閉じる。 (7)ボルト6の他端6aに図示しないナットでキャブ
20を取着している。この大径筒部1の取付板1bと小
径筒部4の取付板4bを図示しないボルトとナットで車
体30に共締めして取着している。
【0023】次に、第1実施例の図1乃至図5の作動に
ついて説明する。弾性体2は円筒スリーブ7と円板状の
プレート8を内包して一体的に形成しているので、円筒
スリーブ7により水平方向のバネ定数は大きくなる。ま
た、円板状のプレート8により上部ストッパ部2bの垂
直方向のバネ定数は大きくなる。水平方向の荷重が作用
したときは図6に示すように、先ずA負荷点については
円筒スリーブ7が有効に働き、次いでB負荷点について
は円板状のプレート8が有効に働く。従って、水平方向
の荷重を円筒スリーブ7の内外の弾性体2で受け持ち、
更に水平荷重が作用し、キャブが傾斜して垂直方向の荷
重か作用したときは円板状のプレート8の上下部の弾性
体2,2bで荷重を受け持つことができる。したがっ
て、横揺れの発生を防止することができると共に、構造
が簡素化してコストが安価となる。
【0024】次に本発明に係る液体封入式マウントの第
2実施例を図7を参照して説明する。尚、図1乃至図5
と同一符号を付したものは同一であり、構成および作動
説明は省略する。図7は第2実施例に係る液体封入式マ
ウント10Aの断面図である。図7は図1で説明した弾
性体2の内部分と上部分とでゴムの性質を変えて、一体
的に形成し、第1実施例の円板状のプレート8を削除し
たものである。すなわち、弾性体15の内部分15aの
ゴム硬度をHs45°〜60°とし、上部分15bのゴ
ム硬度をHs55°〜70°としている。
【0025】次に、第2実施例の図7の作動について説
明する。第1実施例に示す円板状のプレート8の上下部
で受け持っていた荷重を、第2実施例においては、硬度
の高いゴム15bで受け持つことができる。したがっ
て、第1実施例よりも更に簡単な構造で、キャブの横揺
れの発生を防止することができる。ゴムの硬度を上記の
範囲内で選ぶことにより、建設機械のキャブの大きさに
応じて最適なものにすることができる。
【0026】次に、本発明に係る液体封入式マウントの
第3実施例を図8乃至図12を参照して説明する。尚、
図1乃至図5と同一符号を付したものは同一であり、構
成および作動説明は省略する。図8は第3実施例に係る
液体封入式マウント10Bの断面図である。図9は鍔付
円筒スリーブ8aの斜視図である。図10は弾性体16
の製作型図である。図11は弾性体16の荷重−タワミ
特性図である。図12は水平荷重が作用した時の弾性体
16の変形状態図である。図8に示す、弾性体16は、
第1実施例の図1に示す弾性体2を改良したものであ
る。この弾性体16は、内側に第3弾性体16aと、外
側に第4弾性体16bを有している。この第3弾性体1
6aと第4弾性体16bは、それぞれゴムの硬度を変え
ている。この第3弾性体16aのゴム硬度はHs45°
〜60°とし、第4弾性体16bのゴム硬度はHs55
°〜70°としている。また、第1実施例の図1に示
す、円板状のプレート8の代わりに、第3実施例では鍔
付円筒スリーブ8aを内包して一体的に形成している。
さらに、大径筒部1の内周面1fの内部には、第4弾性
体16bの下部に当接する減衰リング1gを配設してい
る。また、減衰板3の下面に防振スポンジ3bを設けて
いる。これにより、図8に示すキャブ20が上下に振動
中は、ストッパ部16cがキャブ20に当接し、第4弾
性体16bの下面部が減衰リング1gを介して減衰板3
に当接するようになっている。図8,図9に示す、鍔付
円筒スリーブ8aは、円筒部8dから延在する鍔部8b
を間欠的に複数配設している。この隣合う鍔部8bの間
に切欠部8cを有している。
【0027】次に、弾性体16の製作について図10に
より説明する。下型17、中型18、上型19にスタッ
ド5、小径筒部4、円筒スリーブ7および鍔付円筒スリ
ーブ8aをセットし、上型19の注入口19aから第3
弾性体16aのゴム素材を注入し、注入口19bから第
4弾性体16bのゴム素材を注入する。鍔付円筒スリー
ブ8aを下型17にセットするとき、鍔付円筒スリーブ
8aの外径D1 が第4弾性体16bの外径Dと同一のた
め、下型17における第4弾性体16bの外径を利用で
きるので、別の位置決め手段を用いる必要がない。ま
た、鍔付円筒スリーブ8aは、円筒部8dから延在する
鍔部8bを間欠的に複数配設し、かつ、隣合う鍔部8b
の間に切欠部8cを有しているので、この切欠部8cを
通じて第4弾性体16bのゴム素材のストッパ部16c
への廻り込みが容易になっている。
【0028】次に、第3実施例の図8乃至図10の作動
について図11,図12を参照して説明する。第3実施
例の弾性体16は、第3弾性体16aと第4弾性体16
bを有して、円筒スリーブ7と鍔付円筒スリーブ8aを
内包して一体的に形成している。このため、第3実施例
は、水平方向のバネ定数は図11に示す如く、第1実施
例よりも大きくしてある。また、第3実施例は、鍔付円
筒スリーブ8aの鍔部8bと硬度の高い第4弾性体16
bを設けたことにより、上部ストッパ部16cの垂直方
向のバネ定数は図11に示す如く、第1実施例よりも大
きくしてある。これにより、水平方向の荷重が作用した
ときは、図12に示すように、先ずE負荷点では、円筒
スリーブ7と鍔付円筒スリーブ8aの円筒部8dと硬度
の高い第4弾性体16bが有効に働き、次いでF負荷点
では、鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8bと硬度の高い第
4弾性体16bが有効に働く。したがって、水平方向の
荷重を円筒スリーブ7および鍔付円筒スリーブ8aの内
外の第3弾性体16a、第4弾性体16bで受持ち、更
に水平方向の荷重が作用してキャビンが傾斜し、垂直方
向の荷重が作用したときは鍔付円筒スリーブ8aの鍔部
8bの上下部の第4弾性体16bおよびストッパ部16
cで受け持つことができる。また、第3実施例はスタッ
ド5と円筒スリーブ7の間には硬度の低い第3弾性体1
6aが配設され、かつ、鍔付円筒スリーブ8aの鍔部8
bの切欠部8cによりストッパ部16cと第4弾性体1
6bが連通しているので、通常時の垂直荷重に対すバネ
定数は図11に示す如く、第1実施例よりも小さくして
ある。したがって、通常の走行時あるいは作業時の垂直
荷重に対しては柔軟に応答し、乗り心地がよい。また減
衰リング1g、防振スポンジ3bの作用により振動が除
去され、更に乗り心地がよくなる。このように、第3実
施例は、さらに横揺れの発生を防止し、しかも乗り心地
を良くすることができると共に、構造が簡素化してコス
トが安価となる。前記第3弾性体16a、第4弾性体1
6bのゴムの硬度を上記の範囲内で選び、組み合わせる
ことにより、建設機械のキャブの大きさに応じて最適な
マウントにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液体封入式マウント
の断面図である。
【図2】同、図1のZ視図である。
【図3】同、大径筒部の斜視図である。
【図4】同、小径筒部の斜視図である。
【図5】同、スタッド、小径筒部、円筒スリーブ、円板
状のプレートを内包して一体的に形成された弾性体2の
断面図である。
【図6】同、弾性体に水平荷重が作用した時の変形状態
説明図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る液体封入式マウント
の断面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る液体封入式マウント
の断面図である。
【図9】同、鍔付円筒スリーブの斜視図である。
【図10】同、弾性体の製作型図である。
【図11】同、弾性体の荷重−タワミ特性図である。
【図12】同、弾性体に水平荷重が作用した時の変形状
態説明図である。
【符号の説明】
1 大径筒部 1g 減衰リング 2,15,15a,15b,16,16a,16b 弾
性体 2b,15c,16c ストッパ 3 減衰板 3b 防振スポンジ 4 小径筒部 5 スタッド 6 ボルト 7 円筒スリーブ 8 円板状のプレート 8a 鍔付円筒スリーブ 9 回り止めピン 10,10A,10B 液体封入式マウント 11 シールベット 12 減衰液 20 キャブ 30 車体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の下面に取着されたスタッドと、
    スタッドの外径に固設された弾性体と、上方端部がスタ
    ッドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾性体を収納
    する小径筒部と、スタッドの下端部に固着する減衰板
    と、減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小径筒部を
    内方に収納するとともに、小径筒部の水平面と一体的に
    結合されて車体に取着される大径筒部とからなる液体封
    入式マウントにおいて、前記弾性体(2) 内で、かつ、ス
    タッド(5) と小径筒部(4) との間に配設された円筒スリ
    ーブ(7) と、円筒スリーブ(7) の外方で、かつ、小径筒
    部の水平面の上方でスタッド(5) に対して垂直方向に弾
    性体(2) 内に配設された円板状のプレート(8) とからな
    ることを特徴とする液体封入式マウント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記弾性体(2) の上端部にストッパ部(2b)を形成
    したことを特徴とする液体封入式マウント。
  3. 【請求項3】 運転室の下面に取着されたスタッドと、
    スタッドの外径に固設された弾性体と、上方端部がスタ
    ッドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾性体を収納
    する小径筒部と、スタッドの下端部に固着する減衰板
    と、減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小径筒部を
    内方に収納するとともに、小径筒部の水平面と一体的に
    結合されて車体に取着される大径筒部とからなる液体封
    入式マウントにおいて、弾性体(15)に内包して一体的に
    形成する円筒スリーブ(7) と、前記スタッド(5) を包む
    第1弾性体(15a) の硬度をHs45°〜60°とし、か
    つ、第1弾性体(15a) の外側に配設する第2弾性体(15
    b) の硬度をHs55°〜70°とからなる弾性体(15,1
    5a,15b)を備えたことを特徴とする液体封入式マウン
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記第2弾性体(15b) の上端部にストッパ部(15
    c) を形成したことを特徴とする液体封入式マウント。
  5. 【請求項5】 運転室の下面に取着されたスタッドと、
    スタッドの外径に固設された弾性体と、上方端部がスタ
    ッドに対して垂直な水平面を有し、かつ、弾性体を収納
    する小径筒部と、スタッドの下端部に固着する減衰板
    と、減衰板とともに減衰液を収納し、かつ、小径筒部を
    内方に収納するとともに、小径筒部の水平面と一体的に
    結合されて車体に取着される大径筒部とからなる液体封
    入式マウントにおいて、前記弾性体(16)内で、かつ、ス
    タッド(5) と小径筒部(4) との間に配設された円筒スリ
    ーブ(7) と、円筒スリーブ(7) の外方で、かつ、小径筒
    部(4) の水平面の上方でスタッド(5) と同心に弾性体(1
    6)内に配設された鍔付円筒スリーブ(8a)とからなること
    を特徴とする液体封入式マウント。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記弾性体(16)は、上端部にストッパ部(16c) を
    形成したことを特徴とする液体封入式マウント。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記鍔付円筒スリーブ(8a)は、円筒部(8d)から延
    在する鍔部(8b)を間欠的に複数配設し、かつ、隣合う鍔
    部(8b)の間に切欠部(8c)を有することを特徴とする液体
    封入式マウント。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記鍔付円筒スリーブ(8a)の鍔部(8b)の外径(D1)
    は前記小径筒部(4) の水平面の上部に形成される弾性体
    (16)の外径(D) と同一に形成したことを特徴とする液体
    封入式マウント。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の液体封入式マウントにお
    いて、前記スタッド(5) と前記円筒スリーブ(7) の間に
    配設される第3弾性体(16a) の硬度をHs45°〜60
    °とし、かつ、前記円筒スリーブ(7) の外側に配設され
    る第4弾性体(16b) の硬度をHs55°〜70°とした
    ことを特徴とする液体封入式マウント。
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