JPH0929754A - 樹脂型の製作方法 - Google Patents
樹脂型の製作方法Info
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- JPH0929754A JPH0929754A JP18394895A JP18394895A JPH0929754A JP H0929754 A JPH0929754 A JP H0929754A JP 18394895 A JP18394895 A JP 18394895A JP 18394895 A JP18394895 A JP 18394895A JP H0929754 A JPH0929754 A JP H0929754A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形品にバリが発生しにくい樹脂型をより短
い製作時間で且つ低コストで製作する方法を得る。 【解決手段】 マスターモデル1は孔およびきり欠きを
有しており、これを塞ぐようにステンレス箔に粘着材2
aを塗布した粘着シート2が隙間無く貼り付けられてい
る。さらに、液状の樹脂を注入した際に樹脂の重量で粘
着シート2がマスターモデル1から剥がれることを防止
するため、粘着シート2を貼ったマスターモデル1の裏
側に粘土3が詰められている。そして、上記マスターモ
デル1を型枠定盤4上に設置し、その周りを外周枠5で
囲繞する。
い製作時間で且つ低コストで製作する方法を得る。 【解決手段】 マスターモデル1は孔およびきり欠きを
有しており、これを塞ぐようにステンレス箔に粘着材2
aを塗布した粘着シート2が隙間無く貼り付けられてい
る。さらに、液状の樹脂を注入した際に樹脂の重量で粘
着シート2がマスターモデル1から剥がれることを防止
するため、粘着シート2を貼ったマスターモデル1の裏
側に粘土3が詰められている。そして、上記マスターモ
デル1を型枠定盤4上に設置し、その周りを外周枠5で
囲繞する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用の樹脂型を
製作する方法に関する。
製作する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックを成形する際は金型
を用いて成形を行っていた。しかしながら、金型は金属
を切削加工や放電加工等の機械加工により製作するた
め、金型の製作に多大な日数と費用とを要していた。そ
のため、短納期・低コストが特に求められる試作等の少
量成形用として、例えば実開昭56ー44113号公報
に記載されるような樹脂型が用いられている。
を用いて成形を行っていた。しかしながら、金型は金属
を切削加工や放電加工等の機械加工により製作するた
め、金型の製作に多大な日数と費用とを要していた。そ
のため、短納期・低コストが特に求められる試作等の少
量成形用として、例えば実開昭56ー44113号公報
に記載されるような樹脂型が用いられている。
【0003】上記考案の樹脂型を図10および図11を
用いて説明する。なお、図10は断面図、図11は図1
0のA部拡大断面図である。まず得ようとする成形品と
相似形状をしたマスターモデル91の周囲を外周枠93
で囲繞する。この外周枠93の中にアルミ粉末が充填さ
れたエポキシ樹脂等の樹脂92を注入して固化させる。
次に、これを上下反転させて外周枠93の上を新たな外
周枠で囲み、樹脂92を注入して固化させる。その後、
先に固化した樹脂92と後で固化した樹脂92との両者
を分離し、機械加工を加えて得るものである。
用いて説明する。なお、図10は断面図、図11は図1
0のA部拡大断面図である。まず得ようとする成形品と
相似形状をしたマスターモデル91の周囲を外周枠93
で囲繞する。この外周枠93の中にアルミ粉末が充填さ
れたエポキシ樹脂等の樹脂92を注入して固化させる。
次に、これを上下反転させて外周枠93の上を新たな外
周枠で囲み、樹脂92を注入して固化させる。その後、
先に固化した樹脂92と後で固化した樹脂92との両者
を分離し、機械加工を加えて得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、マスターモ
デル91が孔91aや切り欠き91bを有した複雑な形
状の場合、マスターモデル91の裏側に樹脂92が回り
込まないように、孔91aや切り欠き91bを埋める型
割ジグ95,96を使用する必要があった。この型割ジ
グ95,96は金属やプラスチック材料を機械加工して
製作されるが、マスターモデル91との隙間が極めて小
さくなるように高精度な加工が要求されるため、製作時
間が長くなり、コストも高くなる。
デル91が孔91aや切り欠き91bを有した複雑な形
状の場合、マスターモデル91の裏側に樹脂92が回り
込まないように、孔91aや切り欠き91bを埋める型
割ジグ95,96を使用する必要があった。この型割ジ
グ95,96は金属やプラスチック材料を機械加工して
製作されるが、マスターモデル91との隙間が極めて小
さくなるように高精度な加工が要求されるため、製作時
間が長くなり、コストも高くなる。
【0005】また、仮に図11に示すようなマスターモ
デル91と型割ジグ96との間に微少な隙間が生じた場
合、粘土98でその隙間を埋める作業が必要となり、さ
らに製作時間やコストを要してしまう。型割ジグ95,
96とマスターモデル91との隙間が大きいまま樹脂型
を製作した場合、出来上がった樹脂型の型割部の合わせ
精度が劣り、成形した際にバリが発生しやすくなる。
デル91と型割ジグ96との間に微少な隙間が生じた場
合、粘土98でその隙間を埋める作業が必要となり、さ
らに製作時間やコストを要してしまう。型割ジグ95,
96とマスターモデル91との隙間が大きいまま樹脂型
を製作した場合、出来上がった樹脂型の型割部の合わせ
精度が劣り、成形した際にバリが発生しやすくなる。
【0006】請求項1〜3の課題は、成形品にバリが発
生しにくい樹脂型をより短い製作時間で且つ低コストで
製作する方法の提供にある。
生しにくい樹脂型をより短い製作時間で且つ低コストで
製作する方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マス
ターモデルをセットした型枠内に液状の樹脂を流し込ん
で硬化させ、マスターモデルの形状を転写して成形用の
樹脂型を製作する方法において、前記液状の樹脂がマス
ターモデルの裏面に回り込むことを防ぐ粘着シートをマ
スターモデルの型割部に貼着した後、液状の樹脂を流し
込むことを特徴とする樹脂型の製作方法である。
ターモデルをセットした型枠内に液状の樹脂を流し込ん
で硬化させ、マスターモデルの形状を転写して成形用の
樹脂型を製作する方法において、前記液状の樹脂がマス
ターモデルの裏面に回り込むことを防ぐ粘着シートをマ
スターモデルの型割部に貼着した後、液状の樹脂を流し
込むことを特徴とする樹脂型の製作方法である。
【0008】請求項2の発明は、前記粘着シートが少な
くとも1面に粘着材を塗布した箔であることを特徴とす
る請求項1記載の樹脂型の製作方法である。
くとも1面に粘着材を塗布した箔であることを特徴とす
る請求項1記載の樹脂型の製作方法である。
【0009】請求項3の発明は、マスターモデルをセッ
トした型枠内に液状の樹脂を流し込んで硬化させ、マス
ターモデルの形状を転写して成形用の樹脂型を製作する
方法において、前記液状の樹脂がマスターモデルの裏面
に回り込むことを防ぐ粘着シートをマスターモデルの型
割部に貼着するとともに、該粘着シートと型枠定盤との
間に裏面支持物を介在させた後、液状の樹脂を流し込む
ことを特徴とする樹脂型の製作方法である。
トした型枠内に液状の樹脂を流し込んで硬化させ、マス
ターモデルの形状を転写して成形用の樹脂型を製作する
方法において、前記液状の樹脂がマスターモデルの裏面
に回り込むことを防ぐ粘着シートをマスターモデルの型
割部に貼着するとともに、該粘着シートと型枠定盤との
間に裏面支持物を介在させた後、液状の樹脂を流し込む
ことを特徴とする樹脂型の製作方法である。
【0010】請求項1〜3の方法によれば、マスターモ
デルの型割部に粘着シートを貼着することにより、液状
の樹脂がマスターモデルの裏面に回り込むことを阻止で
きる。これにより、短い製作時間且つ低コストで合わせ
面の精度が向上した樹脂型を得られる。
デルの型割部に粘着シートを貼着することにより、液状
の樹脂がマスターモデルの裏面に回り込むことを阻止で
きる。これにより、短い製作時間且つ低コストで合わせ
面の精度が向上した樹脂型を得られる。
【0011】
(発明の第1の実施の形態)図1〜図5は本発明の実施
の形態を示し、図1および図2は斜視図、図3〜図5は
縦断面図である。1は成形して得ようとする成形品と相
似形状のマスターモデルで、このマスターモデル1は孔
1aおよびきり欠き1bを有している(図1参照)。マ
スターモデル1には孔1aおよびきり欠き1bを塞ぐよ
うにステンレス箔に粘着材2aを塗布した粘着シート2
が隙間無く貼り付けられ、これが型割部となる。
の形態を示し、図1および図2は斜視図、図3〜図5は
縦断面図である。1は成形して得ようとする成形品と相
似形状のマスターモデルで、このマスターモデル1は孔
1aおよびきり欠き1bを有している(図1参照)。マ
スターモデル1には孔1aおよびきり欠き1bを塞ぐよ
うにステンレス箔に粘着材2aを塗布した粘着シート2
が隙間無く貼り付けられ、これが型割部となる。
【0012】さらに、液状の樹脂6を注入した際に樹脂
6の重量で粘着シート2がマスターモデル1から剥がれ
ることを防止するため、粘着シート2を貼ったマスター
モデル1の裏側に粘土3が詰められている(図2参
照)。そして、上記マスターモデル1を型枠定盤4上に
設置し、その周りを外周枠5で囲繞する(図3参照)。
6の重量で粘着シート2がマスターモデル1から剥がれ
ることを防止するため、粘着シート2を貼ったマスター
モデル1の裏側に粘土3が詰められている(図2参
照)。そして、上記マスターモデル1を型枠定盤4上に
設置し、その周りを外周枠5で囲繞する(図3参照)。
【0013】続いて、外周枠5で囲繞された空間の全
て、すなわちマスターモデル1,粘着シート2,型枠定
盤4の表面と外周枠5の内周面とに離型剤を塗布する。
次に、マスターモデル1が埋没する量の液状の樹脂6を
外周枠5内に注入する。この時、マスターモデル1の孔
1aおよび切り欠き1bには粘着シート2が貼ってある
ため、マスターモデル1の内側に樹脂6が侵入すること
はない。次いで、注入した樹脂6を硬化させ、型枠定盤
4と粘土3とを取り除き、粘着シート2をマスターモデ
ル1から剥がす。以上のようにして樹脂型第1面7を製
作する(図4参照)。
て、すなわちマスターモデル1,粘着シート2,型枠定
盤4の表面と外周枠5の内周面とに離型剤を塗布する。
次に、マスターモデル1が埋没する量の液状の樹脂6を
外周枠5内に注入する。この時、マスターモデル1の孔
1aおよび切り欠き1bには粘着シート2が貼ってある
ため、マスターモデル1の内側に樹脂6が侵入すること
はない。次いで、注入した樹脂6を硬化させ、型枠定盤
4と粘土3とを取り除き、粘着シート2をマスターモデ
ル1から剥がす。以上のようにして樹脂型第1面7を製
作する(図4参照)。
【0014】その後、樹脂型第1面7の上下を反転さ
せ、反転した外周枠5の上端部と嵌合する新たな外周枠
8を外周枠5に重ねる(図5参照)。続いて、樹脂型第
1面7の表面と外周枠8の内周面とに離型剤を塗布し、
液状の樹脂を注入して硬化させ、樹脂型第2面を製作す
る。次に、外周枠5および外周枠8を外し、樹脂型第1
面7と樹脂型第2面とを分離する。次いで、マスターモ
デル1を外し、ゲート,ランナ,エジェクタピン孔等を
機械加工により製作することで樹脂型を完成させる。
せ、反転した外周枠5の上端部と嵌合する新たな外周枠
8を外周枠5に重ねる(図5参照)。続いて、樹脂型第
1面7の表面と外周枠8の内周面とに離型剤を塗布し、
液状の樹脂を注入して硬化させ、樹脂型第2面を製作す
る。次に、外周枠5および外周枠8を外し、樹脂型第1
面7と樹脂型第2面とを分離する。次いで、マスターモ
デル1を外し、ゲート,ランナ,エジェクタピン孔等を
機械加工により製作することで樹脂型を完成させる。
【0015】本発明の実施の形態によれば、マスターモ
デル1が有する孔1aや切り欠き1bの形状に合わせて
型割ジグを機械加工で製作する必要がないため、容易に
樹脂型を製作することが出来、ひいては製作期間の短縮
および製作コストの低減が図れる。さらに、孔1aや切
り欠き1bに粘着シート2を接着するために作業が容易
であり、且つ孔1aや切り欠き1bと粘着シート2との
間に隙間が生じることが無く、樹脂6がマスターモデル
1の内側に回り込むことを完全に防止できる。因って、
高精度な樹脂型を得ることが出来、これで成形した成形
品の型割部のバリは極めて小さい。
デル1が有する孔1aや切り欠き1bの形状に合わせて
型割ジグを機械加工で製作する必要がないため、容易に
樹脂型を製作することが出来、ひいては製作期間の短縮
および製作コストの低減が図れる。さらに、孔1aや切
り欠き1bに粘着シート2を接着するために作業が容易
であり、且つ孔1aや切り欠き1bと粘着シート2との
間に隙間が生じることが無く、樹脂6がマスターモデル
1の内側に回り込むことを完全に防止できる。因って、
高精度な樹脂型を得ることが出来、これで成形した成形
品の型割部のバリは極めて小さい。
【0016】尚、本発明の実施の形態ではステンレス箔
に粘着材2aを塗布したものを粘着シート2として用い
たが、本発明はこれに限定するものではなく、セロハン
テープや金属箔に市販の両面テープを貼ったものを用い
ても良い。
に粘着材2aを塗布したものを粘着シート2として用い
たが、本発明はこれに限定するものではなく、セロハン
テープや金属箔に市販の両面テープを貼ったものを用い
ても良い。
【0017】(発明の第2の実施の形態)図6および図
7は本発明の実施の形態を示し、図6は斜視図、図7は
縦断面図である。11は成形して得ようとする成形品と
相似形状のマスターモデルで、このマスターモデル11
は平板状であるが、端部に反り11aがある。反り11
aは、品質に影響を及ぼさない程度の量であり、図6お
よび図7では反り11aを誇張して描いてある。
7は本発明の実施の形態を示し、図6は斜視図、図7は
縦断面図である。11は成形して得ようとする成形品と
相似形状のマスターモデルで、このマスターモデル11
は平板状であるが、端部に反り11aがある。反り11
aは、品質に影響を及ぼさない程度の量であり、図6お
よび図7では反り11aを誇張して描いてある。
【0018】マスターモデル11の下面にはその接触面
(上面)に粘着剤12aが塗布された粘着シート12が
貼られており、ここが型割部となる。そして、この状態
で型枠定盤13上に設置されている。設置した際、マス
ターモデル11の反り11aの部分に貼り付いた粘着シ
ート12の裏面は、反り11aに付着して盛り上がり型
枠定盤13とは離れて空間の状態であるが、その周囲は
粘着シート12の裏面が型枠定盤13に接した状態であ
る。
(上面)に粘着剤12aが塗布された粘着シート12が
貼られており、ここが型割部となる。そして、この状態
で型枠定盤13上に設置されている。設置した際、マス
ターモデル11の反り11aの部分に貼り付いた粘着シ
ート12の裏面は、反り11aに付着して盛り上がり型
枠定盤13とは離れて空間の状態であるが、その周囲は
粘着シート12の裏面が型枠定盤13に接した状態であ
る。
【0019】次に、マスターモデル11の周囲を囲繞す
る外周枠14を粘着シート12に貼り付ける。この場
合、粘着シート12上に矩形形状(円筒形状でも良い)
の外周枠14を設置することになる。次いで、マスター
モデル11および粘着シート12の表面と外周枠14の
内周面とに離型剤を塗布する。そして、マスターモデル
11が埋没するまで液状の樹脂を外周枠14内に注入す
る。この時、マスターモデル11の下面には粘着シート
12が貼ってあるため、マスターモデル11の裏側に樹
脂が侵入することはない。また、マスターモデル11の
反り11aの部分に貼り付いた粘着シート12の裏面空
間は、粘着シート12の強度によってその形状が保たれ
た状態となっている。
る外周枠14を粘着シート12に貼り付ける。この場
合、粘着シート12上に矩形形状(円筒形状でも良い)
の外周枠14を設置することになる。次いで、マスター
モデル11および粘着シート12の表面と外周枠14の
内周面とに離型剤を塗布する。そして、マスターモデル
11が埋没するまで液状の樹脂を外周枠14内に注入す
る。この時、マスターモデル11の下面には粘着シート
12が貼ってあるため、マスターモデル11の裏側に樹
脂が侵入することはない。また、マスターモデル11の
反り11aの部分に貼り付いた粘着シート12の裏面空
間は、粘着シート12の強度によってその形状が保たれ
た状態となっている。
【0020】注入した樹脂が硬化した後、型枠定盤13
を取り除き、粘着シート12をマスターモデル11から
剥がして樹脂型第1面を製作する。その後、樹脂型第1
面の上下を反転させ、前記外周枠の上に新たな外周枠を
重ねる。続いて、樹脂型第1面の表面と新たな外周枠の
内周面とに離型剤を塗布し、液状の樹脂を注入して硬化
させ、樹脂型第2面を作成する。次に、2つの外周枠を
外し、樹脂型第1面と樹脂型第2面とを分離する。さら
に、マスターモデル11を外し、ゲート,ランナ,エジ
ェクタピン孔等を機械加工にて製作することにより樹脂
型を完成させる。
を取り除き、粘着シート12をマスターモデル11から
剥がして樹脂型第1面を製作する。その後、樹脂型第1
面の上下を反転させ、前記外周枠の上に新たな外周枠を
重ねる。続いて、樹脂型第1面の表面と新たな外周枠の
内周面とに離型剤を塗布し、液状の樹脂を注入して硬化
させ、樹脂型第2面を作成する。次に、2つの外周枠を
外し、樹脂型第1面と樹脂型第2面とを分離する。さら
に、マスターモデル11を外し、ゲート,ランナ,エジ
ェクタピン孔等を機械加工にて製作することにより樹脂
型を完成させる。
【0021】従来はマスターモデル11が微少に反って
いる場合、型割ジグの製作が非常に困難であるため、マ
スターモデルを作り直す必要があった。しかしながら、
本発明の実施の形態によれば容易にマスターモデル11
の下面の隙間を粘着シート12で塞ぐことが出来、樹脂
を注入した際にマスターモデル11の下面へ樹脂が回り
込むことを防止できる。因って、高精度な樹脂型を得る
ことが出来、これで成形した成形品の型割部のバリは極
めて小さい。
いる場合、型割ジグの製作が非常に困難であるため、マ
スターモデルを作り直す必要があった。しかしながら、
本発明の実施の形態によれば容易にマスターモデル11
の下面の隙間を粘着シート12で塞ぐことが出来、樹脂
を注入した際にマスターモデル11の下面へ樹脂が回り
込むことを防止できる。因って、高精度な樹脂型を得る
ことが出来、これで成形した成形品の型割部のバリは極
めて小さい。
【0022】尚、本発明の実施の形態では上面に粘着剤
12aが塗布された粘着シート12を用いたが、本発明
はこれに限定するものではなく、粘着シート12の両面
に粘着剤12aを塗布しても良い。この場合、下面に塗
布した粘着剤12aの粘着作用によりマスターモデル1
1の移動を防止し、マスターモデル11の位置設定を容
易に行える。また、マスターモデル11の反り11aの
部分に貼り付いた粘着シート12の裏面空間を、下面に
塗布した粘着剤12aの粘着作用によって更にその形状
が保たれる。
12aが塗布された粘着シート12を用いたが、本発明
はこれに限定するものではなく、粘着シート12の両面
に粘着剤12aを塗布しても良い。この場合、下面に塗
布した粘着剤12aの粘着作用によりマスターモデル1
1の移動を防止し、マスターモデル11の位置設定を容
易に行える。また、マスターモデル11の反り11aの
部分に貼り付いた粘着シート12の裏面空間を、下面に
塗布した粘着剤12aの粘着作用によって更にその形状
が保たれる。
【0023】(発明の第3の実施の形態)図8および図
9は本発明の実施の形態を示し、図8は斜視図、図9は
縦断面図である。21は成形して得ようとする成形品と
相似形状のマスターモデルで、このマスターモデル21
は箱形状であるが、底部が曲面21aになっている。マ
スターモデル21の底部には曲面21aに倣って粘着シ
ート22が貼ってあり、ここが型割部となる。そして、
粘着シート22と型枠定盤24との間の隙間には粘土2
3が埋めてある。
9は本発明の実施の形態を示し、図8は斜視図、図9は
縦断面図である。21は成形して得ようとする成形品と
相似形状のマスターモデルで、このマスターモデル21
は箱形状であるが、底部が曲面21aになっている。マ
スターモデル21の底部には曲面21aに倣って粘着シ
ート22が貼ってあり、ここが型割部となる。そして、
粘着シート22と型枠定盤24との間の隙間には粘土2
3が埋めてある。
【0024】次に、型枠定盤24上に矩形または円筒形
の外周枠25を設置し、マスターモデル21の周囲を囲
繞する。そして、マスターモデル21,粘着シート22
および型枠定盤24の表面と外周枠25の内周面に離型
剤を塗布する。この時、粘土23に離型剤を塗布しても
しなくても型表面には影響しない。また、粘土23とし
て油粘土,紙粘土および土粘土等を用いることが出来
る。
の外周枠25を設置し、マスターモデル21の周囲を囲
繞する。そして、マスターモデル21,粘着シート22
および型枠定盤24の表面と外周枠25の内周面に離型
剤を塗布する。この時、粘土23に離型剤を塗布しても
しなくても型表面には影響しない。また、粘土23とし
て油粘土,紙粘土および土粘土等を用いることが出来
る。
【0025】続いて、マスターモデル21が埋没するま
で液状の樹脂を外周枠25内に注入する。この時、マス
ターモデル21の底部には粘着シート22が貼ってある
ため、マスターモデル21の内側に樹脂が侵入すること
はない。注入した樹脂を硬化させた後、型枠定盤24お
よび粘土23を取り除き、粘着シート22をマスターモ
デル21から剥がして樹脂型第1面を作成する。
で液状の樹脂を外周枠25内に注入する。この時、マス
ターモデル21の底部には粘着シート22が貼ってある
ため、マスターモデル21の内側に樹脂が侵入すること
はない。注入した樹脂を硬化させた後、型枠定盤24お
よび粘土23を取り除き、粘着シート22をマスターモ
デル21から剥がして樹脂型第1面を作成する。
【0026】その後、樹脂型第1面の上下を反転させ、
外周枠25の上に新たな外周枠を重ね、樹脂型第1面の
表面と新たな外周枠の内周面とに離型剤を塗布する。次
いで、新たな外周枠内に液状の樹脂を注入して硬化さ
せ、樹脂型第2面を製作する。そして、2つの外周枠を
外し、樹脂型第1面と樹脂型第2面とを分離する。さら
に、マスターモデル21を外し、ゲート,ランナ,エジ
ェクタピン孔等を機械加工にて製作することにより樹脂
型を完成させる。
外周枠25の上に新たな外周枠を重ね、樹脂型第1面の
表面と新たな外周枠の内周面とに離型剤を塗布する。次
いで、新たな外周枠内に液状の樹脂を注入して硬化さ
せ、樹脂型第2面を製作する。そして、2つの外周枠を
外し、樹脂型第1面と樹脂型第2面とを分離する。さら
に、マスターモデル21を外し、ゲート,ランナ,エジ
ェクタピン孔等を機械加工にて製作することにより樹脂
型を完成させる。
【0027】本発明の実施の形態によれば、マスターモ
デル21の曲面21aの形状に合わせて型割ジグを機械
加工にて製作する必要がないため、容易に樹脂型を製作
することが出来、ひいては製作期間の短縮および製作コ
ストの低減が図れる。さらに、マスターモデル21の曲
面21aに粘着シート22を接着するため、作業が容易
で且つ曲面21aと粘着シート22との間に隙間を生じ
ることが無く、樹脂がマスターモデル21の内側に回り
込むことを完全に防止できる。因って、高精度な樹脂型
を得ることが出来、これで成形した成形品の型割部のバ
リは極めて小さい。
デル21の曲面21aの形状に合わせて型割ジグを機械
加工にて製作する必要がないため、容易に樹脂型を製作
することが出来、ひいては製作期間の短縮および製作コ
ストの低減が図れる。さらに、マスターモデル21の曲
面21aに粘着シート22を接着するため、作業が容易
で且つ曲面21aと粘着シート22との間に隙間を生じ
ることが無く、樹脂がマスターモデル21の内側に回り
込むことを完全に防止できる。因って、高精度な樹脂型
を得ることが出来、これで成形した成形品の型割部のバ
リは極めて小さい。
【0028】尚、発明の第1の実施の形態および発明の
第3の実施の形態においては粘土を用いたが、本発明は
これに限定するものではなく、粘土の代わりにスポン
ジ,紙を丸めたもの,砂の入った袋等の形状が自在に変
更できる支持物、あるいはシリコン樹脂からなる封止剤
(例えば、壁に生じた隙間や浴用タイルの目止め用に用
いられる封止剤)であれば、裏面支持物として同様な効
果を得ることが出来る。
第3の実施の形態においては粘土を用いたが、本発明は
これに限定するものではなく、粘土の代わりにスポン
ジ,紙を丸めたもの,砂の入った袋等の形状が自在に変
更できる支持物、あるいはシリコン樹脂からなる封止剤
(例えば、壁に生じた隙間や浴用タイルの目止め用に用
いられる封止剤)であれば、裏面支持物として同様な効
果を得ることが出来る。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜3の効果は、容易な作業にて
液状の樹脂がマスターモデルの裏面へ回り込むことを防
止でき、樹脂型の合わせ面の精度が向上した樹脂型をよ
り短い製作時間および低コストで得ることが出来る。ま
た、この樹脂型で成形すると成形品の型割部のバリが発
生しにくい。
液状の樹脂がマスターモデルの裏面へ回り込むことを防
止でき、樹脂型の合わせ面の精度が向上した樹脂型をよ
り短い製作時間および低コストで得ることが出来る。ま
た、この樹脂型で成形すると成形品の型割部のバリが発
生しにくい。
【図1】発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】発明の第1の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】発明の第1の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】発明の第1の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】発明の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】発明の第2の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】発明の第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】発明の第3の実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図10】従来例を示す断面図である。
【図11】図10のA部拡大断面図である。
1 マスターモデル 2 粘着シート 3 粘土 4 型枠定盤 5,8 外周枠 6 樹脂 7 樹脂型第1面
Claims (3)
- 【請求項1】 マスターモデルをセットした型枠内に液
状の樹脂を流し込んで硬化させ、マスターモデルの形状
を転写して成形用の樹脂型を製作する方法において、前
記液状の樹脂がマスターモデルの裏面に回り込むことを
防ぐ粘着シートをマスターモデルの型割部に貼着した
後、液状の樹脂を流し込むことを特徴とする樹脂型の製
作方法。 - 【請求項2】 前記粘着シートが少なくとも1面に粘着
材を塗布した箔であることを特徴とする請求項1記載の
樹脂型の製作方法。 - 【請求項3】 マスターモデルをセットした型枠内に液
状の樹脂を流し込んで硬化させ、マスターモデルの形状
を転写して成形用の樹脂型を製作する方法において、前
記液状の樹脂がマスターモデルの裏面に回り込むことを
防ぐ粘着シートをマスターモデルの型割部に貼着すると
ともに、該粘着シートと型枠定盤との間に裏面支持物を
介在させた後、液状の樹脂を流し込むことを特徴とする
樹脂型の製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18394895A JPH0929754A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂型の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18394895A JPH0929754A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂型の製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929754A true JPH0929754A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16144627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18394895A Withdrawn JPH0929754A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂型の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929754A (ja) |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP18394895A patent/JPH0929754A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |