JPH09301944A - ベンゼン誘導体 - Google Patents
ベンゼン誘導体Info
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- JPH09301944A JPH09301944A JP8148382A JP14838296A JPH09301944A JP H09301944 A JPH09301944 A JP H09301944A JP 8148382 A JP8148382 A JP 8148382A JP 14838296 A JP14838296 A JP 14838296A JP H09301944 A JPH09301944 A JP H09301944A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
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- C07D295/16—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms
- C07D295/18—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms by radicals derived from carboxylic acids, or sulfur or nitrogen analogues thereof
- C07D295/182—Radicals derived from carboxylic acids
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C237/00—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups
- C07C237/28—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a non-condensed six-membered aromatic ring of the carbon skeleton
- C07C237/42—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a non-condensed six-membered aromatic ring of the carbon skeleton having nitrogen atoms of amino groups bound to the carbon skeleton of the acid part, further acylated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 血圧に対する作用を有さず、腎疾患に対して
は充分な改善効果を示し、しかも血中濃度における動態
が改善された新規化合物を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 で表される新規ベンゼン誘導体〔具体的には、例えば、
3−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチルピペ
ラジド〕又はその塩。
は充分な改善効果を示し、しかも血中濃度における動態
が改善された新規化合物を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 で表される新規ベンゼン誘導体〔具体的には、例えば、
3−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチルピペ
ラジド〕又はその塩。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベンゼン誘導体又は
その塩及びそのベンゼン誘導体又はその塩を有効成分と
して含有する医薬組成物、特に抗腎疾患剤に関する。
その塩及びそのベンゼン誘導体又はその塩を有効成分と
して含有する医薬組成物、特に抗腎疾患剤に関する。
【0002】
【従来の技術】腎機能に障害を有する患者は近年ますま
す増加する傾向を示している。その理由としては、人口
の高齢化、生活環境の変化と共に、腎疾患に対する的確
な薬剤の開発が遅れていることなどが考えられる。従っ
て、その治療薬が従来から強く求められている。即ち、
腎炎や糖尿病性腎症、腎不全などの腎疾患では、疾患に
伴う病変を治療する対症療法が未だ主体となっている。
つまり、降圧剤、利尿剤、抗炎症剤や食事療法、運動療
法などである。特に、腎疾患では高血圧を伴うことが多
く、また高血圧は腎疾患の悪化要因の一つと考えられて
いるので、降圧剤が用いられることが多い。その中で
も、アンジオテンシンIIの産生や作用を抑制する薬剤に
ついての試みが多い。即ち、アンジオテンシンIIが血圧
を上昇させる作用を有するとともに、腎臓の間質細胞の
増殖を促すなどにより腎疾患を増悪させる原因となると
考えられており、従ってその要因をできるだけ排除する
ことが腎疾患の改善をもたらすものと考えられるからで
ある。
す増加する傾向を示している。その理由としては、人口
の高齢化、生活環境の変化と共に、腎疾患に対する的確
な薬剤の開発が遅れていることなどが考えられる。従っ
て、その治療薬が従来から強く求められている。即ち、
腎炎や糖尿病性腎症、腎不全などの腎疾患では、疾患に
伴う病変を治療する対症療法が未だ主体となっている。
つまり、降圧剤、利尿剤、抗炎症剤や食事療法、運動療
法などである。特に、腎疾患では高血圧を伴うことが多
く、また高血圧は腎疾患の悪化要因の一つと考えられて
いるので、降圧剤が用いられることが多い。その中で
も、アンジオテンシンIIの産生や作用を抑制する薬剤に
ついての試みが多い。即ち、アンジオテンシンIIが血圧
を上昇させる作用を有するとともに、腎臓の間質細胞の
増殖を促すなどにより腎疾患を増悪させる原因となると
考えられており、従ってその要因をできるだけ排除する
ことが腎疾患の改善をもたらすものと考えられるからで
ある。
【0003】具体的には、アンジオテンシンIから昇圧
作用を有するアンジオテンシンIIへ変換する酵素を阻害
する物質、即ちアンジオテンシン変換酵素阻害剤(例え
ば、エナラプリルやカプトプリル)やアンジオテンシン
IIの受容体拮抗剤(例えばDuP753やMK954)
が降圧剤として腎疾患の治療を目的として開発されてい
る。しかし、腎疾患において高血圧は是正すべき重要な
病態ではあるが、単に低下させればよいのではなくて、
適正な血圧に維持することが重要である。そのためには
病態に応じて降圧剤の種類や用量を組み合わせて血圧を
調節することが必要になる。一方、腎疾患自体は充分な
用量による持続的治療が望ましいので、従来の薬剤を使
用する限り、一つの薬剤で血圧の調節と腎疾患の効果的
な治療とを両立させるには、基本的に無理があった。前
記降圧剤を腎疾患に適用した場合の急性腎不全の危険の
問題は、その一例である。これに対して、本発明者等の
うちのある者は、血圧に対する作用を有さずに腎疾患に
対しては充分な改善効果を示すという新しい特性を有す
る化合物を既に提案した。即ち、アンジオテンシンIIの
タイプ1受容体に対する拮抗力が降圧剤として標準的な
効果を有する拮抗剤の1/100から1/1000以下
であって実質的な拮抗作用がないにもかかわらず、腎疾
患に対しては充分な改善効果を示すベンゼン誘導体であ
る(特開平8−48651号公報)。
作用を有するアンジオテンシンIIへ変換する酵素を阻害
する物質、即ちアンジオテンシン変換酵素阻害剤(例え
ば、エナラプリルやカプトプリル)やアンジオテンシン
IIの受容体拮抗剤(例えばDuP753やMK954)
が降圧剤として腎疾患の治療を目的として開発されてい
る。しかし、腎疾患において高血圧は是正すべき重要な
病態ではあるが、単に低下させればよいのではなくて、
適正な血圧に維持することが重要である。そのためには
病態に応じて降圧剤の種類や用量を組み合わせて血圧を
調節することが必要になる。一方、腎疾患自体は充分な
用量による持続的治療が望ましいので、従来の薬剤を使
用する限り、一つの薬剤で血圧の調節と腎疾患の効果的
な治療とを両立させるには、基本的に無理があった。前
記降圧剤を腎疾患に適用した場合の急性腎不全の危険の
問題は、その一例である。これに対して、本発明者等の
うちのある者は、血圧に対する作用を有さずに腎疾患に
対しては充分な改善効果を示すという新しい特性を有す
る化合物を既に提案した。即ち、アンジオテンシンIIの
タイプ1受容体に対する拮抗力が降圧剤として標準的な
効果を有する拮抗剤の1/100から1/1000以下
であって実質的な拮抗作用がないにもかかわらず、腎疾
患に対しては充分な改善効果を示すベンゼン誘導体であ
る(特開平8−48651号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記特開
平8−48651号公報記載の化合物と同様の優れた特
性を有する更に別異の化合物の開発を進めた結果、前記
化合物と同様に、降圧作用を示さずに抗腎疾患作用を有
すると共に、血中濃度における動態が一層改善された新
規な化合物が存在することを見出した。本発明は、こう
した知見に基づくものである。
平8−48651号公報記載の化合物と同様の優れた特
性を有する更に別異の化合物の開発を進めた結果、前記
化合物と同様に、降圧作用を示さずに抗腎疾患作用を有
すると共に、血中濃度における動態が一層改善された新
規な化合物が存在することを見出した。本発明は、こう
した知見に基づくものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は一般式
(I)
(I)
【化2】 〔式中、R1 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、
炭素数1〜8のハロアルキル基、又は−NR7 R8 であ
り;R2 は−C(=O)−又は単結合であり;R3 は−
OR9 、窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在す
ることのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素
数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアル
キル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8の
アルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置
換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は−NR10
R11であり;R4 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、炭素数1〜8のハロアルキル基、−(CH2 )mN
R12R13、−(CH2 )n R14、−(CH2 )p CH
(NR15R16)COOR17、−R18−COOR19、−C
H(R20)OC(=O)OR21、又は−CH(R22)O
C(=O)R23であり;R10及びR11はそれぞれ独立し
て水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8
のハロアルキル基、又は−(CH2 )q NR24R25であ
り;R14は窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在
することのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭
素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロア
ルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8
のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で
置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は3〜7
員の不飽和ヘテロ環基であり;R18は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む
3〜7員の飽和脂肪族環状アルキレン基であり;R21及
びR23は−(CH2 )r R26であり;R26は水素原子、
炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のハロアルキ
ル基、−NR27R28、又は3〜8員の飽和脂肪族環状ア
ルキル基であり;ZはC、CH、又はNであり;AはC
H、又はNであり;R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R
12、R13、R15、R16、R17、R19、R20、R22、
R24、R25、R27及びR28はそれぞれ独立して水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8のハ
ロアルキル基であり;m、n、p、q及びrはそれぞれ
独立して0又は1〜6の整数であるが、但し、R4 が水
素原子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8
のハロアルキル基の場合には、R3 は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
された少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若
しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていて
もよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及びR11の少なく
とも一方が−(CH2 )q NR24R25となる−NR10R
11であるものとする〕で表されるベンゼン誘導体又はそ
の塩に関する。
炭素数1〜8のハロアルキル基、又は−NR7 R8 であ
り;R2 は−C(=O)−又は単結合であり;R3 は−
OR9 、窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在す
ることのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素
数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアル
キル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8の
アルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置
換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は−NR10
R11であり;R4 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、炭素数1〜8のハロアルキル基、−(CH2 )mN
R12R13、−(CH2 )n R14、−(CH2 )p CH
(NR15R16)COOR17、−R18−COOR19、−C
H(R20)OC(=O)OR21、又は−CH(R22)O
C(=O)R23であり;R10及びR11はそれぞれ独立し
て水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8
のハロアルキル基、又は−(CH2 )q NR24R25であ
り;R14は窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在
することのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭
素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロア
ルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8
のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で
置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は3〜7
員の不飽和ヘテロ環基であり;R18は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む
3〜7員の飽和脂肪族環状アルキレン基であり;R21及
びR23は−(CH2 )r R26であり;R26は水素原子、
炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のハロアルキ
ル基、−NR27R28、又は3〜8員の飽和脂肪族環状ア
ルキル基であり;ZはC、CH、又はNであり;AはC
H、又はNであり;R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R
12、R13、R15、R16、R17、R19、R20、R22、
R24、R25、R27及びR28はそれぞれ独立して水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8のハ
ロアルキル基であり;m、n、p、q及びrはそれぞれ
独立して0又は1〜6の整数であるが、但し、R4 が水
素原子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8
のハロアルキル基の場合には、R3 は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
された少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若
しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていて
もよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及びR11の少なく
とも一方が−(CH2 )q NR24R25となる−NR10R
11であるものとする〕で表されるベンゼン誘導体又はそ
の塩に関する。
【0006】更に本発明は、前記一般式(I)で表され
る化合物又はその薬学上許容することのできる塩を含有
することを特徴とする医薬組成物、特に抗腎疾患剤にも
関するものである。
る化合物又はその薬学上許容することのできる塩を含有
することを特徴とする医薬組成物、特に抗腎疾患剤にも
関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本明細書においてアルキル基は、
直鎖状又は分枝状アルキル基を含み、例えば、炭素数1
〜5のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、i−ペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,
2−ジメチルプロピル基又は1−エチルプロピル基を挙
げることができ、炭素数1〜6のアルキル基としては、
前記の各基の他に、例えば、n−ヘキシル基、i−ヘキ
シル基又は2−エチルブチル基を挙げることができ、そ
して炭素数1〜8のアルキル基としては、前記の各基の
他に、例えば、n−ヘプチル基、5−メチルヘキシル
基、n−オクチル基又は4−エチルヘキシル基を挙げる
ことができる。
直鎖状又は分枝状アルキル基を含み、例えば、炭素数1
〜5のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、i−ペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,
2−ジメチルプロピル基又は1−エチルプロピル基を挙
げることができ、炭素数1〜6のアルキル基としては、
前記の各基の他に、例えば、n−ヘキシル基、i−ヘキ
シル基又は2−エチルブチル基を挙げることができ、そ
して炭素数1〜8のアルキル基としては、前記の各基の
他に、例えば、n−ヘプチル基、5−メチルヘキシル
基、n−オクチル基又は4−エチルヘキシル基を挙げる
ことができる。
【0008】また、炭素数1〜8のハロアルキル基は、
前記の炭素数1〜8のアルキル基にハロゲン原子1〜1
7個が置換した基であり、ハロゲン原子は、例えば、塩
素原子、臭素原子、フッ素原子、又はヨウ素原子であ
る。好ましいハロアルキル基としては、例えば、トリフ
ルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、又は4,
4,4−トリフルオロブチル基を挙げることができる。
前記の炭素数1〜8のアルキル基にハロゲン原子1〜1
7個が置換した基であり、ハロゲン原子は、例えば、塩
素原子、臭素原子、フッ素原子、又はヨウ素原子であ
る。好ましいハロアルキル基としては、例えば、トリフ
ルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、又は4,
4,4−トリフルオロブチル基を挙げることができる。
【0009】窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介
在することのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基
は、場合によりヘテロ原子(例えば窒素原子、酸素原子
又は硫黄原子)1個が介在していることのあるアルキレ
ンアミノ基であり、例えば、1−アジリジニル基、1−
アゼチニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、モ
ルホリノ基、チオモルホリノ基、1−ピペラジニル基、
1−イミダゾリジニル基又は1−ピラゾリニル基を挙げ
ることができる。
在することのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基
は、場合によりヘテロ原子(例えば窒素原子、酸素原子
又は硫黄原子)1個が介在していることのあるアルキレ
ンアミノ基であり、例えば、1−アジリジニル基、1−
アゼチニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、モ
ルホリノ基、チオモルホリノ基、1−ピペラジニル基、
1−イミダゾリジニル基又は1−ピラゾリニル基を挙げ
ることができる。
【0010】炭素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数
1〜8のハロアルキル基で置換された少なくとも1個の
窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基
は、例えば、4−メチルピペラジン−1−イル基、4−
エチルピペラジン−1−イル基、4−プロピルピペラジ
ン−1−イル基、4−ブチルピペラジン−1−イル基、
4−ペンチルピペラジン−1−イル基、4−ヘキシルピ
ペラジン−1−イル基、3−メチルイミダゾリジン−1
−イル基、2−メチルピラゾリジン−1−イル基、4−
トリフルオロメチルピペラジン−1−イル基又は4−ト
リフルオロエチルピペラジン−1−イル基を挙げること
ができる。
1〜8のハロアルキル基で置換された少なくとも1個の
窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基
は、例えば、4−メチルピペラジン−1−イル基、4−
エチルピペラジン−1−イル基、4−プロピルピペラジ
ン−1−イル基、4−ブチルピペラジン−1−イル基、
4−ペンチルピペラジン−1−イル基、4−ヘキシルピ
ペラジン−1−イル基、3−メチルイミダゾリジン−1
−イル基、2−メチルピラゾリジン−1−イル基、4−
トリフルオロメチルピペラジン−1−イル基又は4−ト
リフルオロエチルピペラジン−1−イル基を挙げること
ができる。
【0011】炭素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数
1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい少なく
とも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環
状アルキル基は、例えば、1−メチルアジリジニル基、
1−メチルアゼチジニル基、1−メチルピロリジニル
基、1−エチルピロリジニル基、1−プロピルピロリジ
ニル基、ピロリジニル基、3−メチルイミダゾリジン−
4−イル基、1−メチルピラゾリジン−4−イル基、ピ
ペリジル基、1−メチルピペリジル基、1−エチルピペ
リジル基、1−プロピルピペリジル基、1−トリフルオ
ロメチルピロリジニル基、1−トリフルオロエチルピロ
リジニル基、1−トリフルオロメチルピペリジル基又は
1−トリフルオロエチルピペリジル基を挙げることがで
きる。
1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい少なく
とも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環
状アルキル基は、例えば、1−メチルアジリジニル基、
1−メチルアゼチジニル基、1−メチルピロリジニル
基、1−エチルピロリジニル基、1−プロピルピロリジ
ニル基、ピロリジニル基、3−メチルイミダゾリジン−
4−イル基、1−メチルピラゾリジン−4−イル基、ピ
ペリジル基、1−メチルピペリジル基、1−エチルピペ
リジル基、1−プロピルピペリジル基、1−トリフルオ
ロメチルピロリジニル基、1−トリフルオロエチルピロ
リジニル基、1−トリフルオロメチルピペリジル基又は
1−トリフルオロエチルピペリジル基を挙げることがで
きる。
【0012】3〜7員の不飽和ヘテロ環基は、ヘテロ原
子(例えば、窒素原子、酸素原子、硫黄原子)1〜7個
を含む3〜7員のヘテロ環式化合物の基であり、例え
ば、イミダゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、
ピラゾリル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル
基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾ
リル基、テトラゾリル基、オキサトリアゾリル基、チア
トリアゾリル基、チエニル基、フリル基、ピラニル基、
ピロリル基、ピラゾリニル基、イミダゾリニル基、ピリ
ジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニ
ル基を挙げることができる。
子(例えば、窒素原子、酸素原子、硫黄原子)1〜7個
を含む3〜7員のヘテロ環式化合物の基であり、例え
ば、イミダゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、
ピラゾリル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル
基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾ
リル基、テトラゾリル基、オキサトリアゾリル基、チア
トリアゾリル基、チエニル基、フリル基、ピラニル基、
ピロリル基、ピラゾリニル基、イミダゾリニル基、ピリ
ジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニ
ル基を挙げることができる。
【0013】炭素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数
1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい少なく
とも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環
状アルキレン基は、場合により前記の炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
されていることができ、少なくとも1個の窒素原子を環
に含む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキレン基である。
例えば、1−メチルアジリジニレン基、1−メチルアゼ
チジニレン基、1−メチルピロリジニレン基、1−エチ
ルピロリジニレン基、1−プロピルピロリジニレン基、
ピロリジニレン基、3−メチルイミダゾリジン−4−イ
レン基、1−メチルピラゾリジン−4−イレン基、ピペ
リジレン基、1−メチルピペリジレン基、1−エチルピ
ペリジレン基、1−プロピルピペリジレン基、1−トリ
フルオロメチルピロリジニレン基、1−トリフルオロエ
チルピロリジニレン基、1−トリフルオロメチルピペリ
ジレン基又は1−トリフルオロエチルピペリジレン基を
挙げることができる。
1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい少なく
とも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂肪族環
状アルキレン基は、場合により前記の炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
されていることができ、少なくとも1個の窒素原子を環
に含む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキレン基である。
例えば、1−メチルアジリジニレン基、1−メチルアゼ
チジニレン基、1−メチルピロリジニレン基、1−エチ
ルピロリジニレン基、1−プロピルピロリジニレン基、
ピロリジニレン基、3−メチルイミダゾリジン−4−イ
レン基、1−メチルピラゾリジン−4−イレン基、ピペ
リジレン基、1−メチルピペリジレン基、1−エチルピ
ペリジレン基、1−プロピルピペリジレン基、1−トリ
フルオロメチルピロリジニレン基、1−トリフルオロエ
チルピロリジニレン基、1−トリフルオロメチルピペリ
ジレン基又は1−トリフルオロエチルピペリジレン基を
挙げることができる。
【0014】3〜8員の飽和脂肪族環状アルキル基は、
例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又はシ
クロオクチル基を挙げることができる。
例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又はシ
クロオクチル基を挙げることができる。
【0015】前記一般式(I)において、R1 が水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のハロア
ルキル基、又は−NR7 R8 であり;R2 は−C(=
O)−又は単結合であり;R3 は−OR9 、窒素原子、
酸素原子若しくは硫黄原子が介在することのある3〜6
員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル
基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又は−NR10R11であり;R4 が
水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5の
ハロアルキル基、−(CH2 )m NR12R13、−(CH
2 )n R14、−(CH2 )p CH(NR15R16)COO
R17、−R18−COOR19、−CH(R20)OC(=
O)OR21、又は−CH(R22)OC(=O)R23であ
り;R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、炭素数
1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のハロアルキル基、
又は−(CH2 )q NR24R25であり;R14が窒素原
子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在することのある3
〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアル
キル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換さ
れた少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽
和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若し
くは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていても
よい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽
和脂肪族環状アルキル基、又は3〜6員の不飽和ヘテロ
環基であり;R18が炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アルキレン基であり;R21及びR23は−(CH
2 )r R26であり;R26は水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基、炭素数1〜5のハロアルキル基、−NR27R
28、又は3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基であり;
ZがC、CH、又はNであり;AがCH、又はNであ
り;R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R12、R13、
R15、R16、R17、R19、R20、R22、R24、R25、R
27及びR28はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜5
のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロアルキル基であ
り;m、n、p、q及びrがそれぞれ独立して0又は1
〜4の整数であるが、但し、R4 が水素原子、炭素数1
〜5のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロアルキル基
の場合には、R3 は炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換された少なくとも
1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状ア
ミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜
6のハロアルキル基で置換されていてもよい少なくとも
1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状ア
ルキル基、又はR10及びR11の少なくとも一方が−(C
H2 )q NR24R25となる−NR10R11であるものとす
る、前記一般式(I)で表されるベンゼン誘導体又はそ
の塩が好ましい。
子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のハロア
ルキル基、又は−NR7 R8 であり;R2 は−C(=
O)−又は単結合であり;R3 は−OR9 、窒素原子、
酸素原子若しくは硫黄原子が介在することのある3〜6
員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル
基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又は−NR10R11であり;R4 が
水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5の
ハロアルキル基、−(CH2 )m NR12R13、−(CH
2 )n R14、−(CH2 )p CH(NR15R16)COO
R17、−R18−COOR19、−CH(R20)OC(=
O)OR21、又は−CH(R22)OC(=O)R23であ
り;R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、炭素数
1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のハロアルキル基、
又は−(CH2 )q NR24R25であり;R14が窒素原
子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在することのある3
〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアル
キル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換さ
れた少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽
和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若し
くは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていても
よい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽
和脂肪族環状アルキル基、又は3〜6員の不飽和ヘテロ
環基であり;R18が炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂
肪族環状アルキレン基であり;R21及びR23は−(CH
2 )r R26であり;R26は水素原子、炭素数1〜5のア
ルキル基、炭素数1〜5のハロアルキル基、−NR27R
28、又は3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基であり;
ZがC、CH、又はNであり;AがCH、又はNであ
り;R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R12、R13、
R15、R16、R17、R19、R20、R22、R24、R25、R
27及びR28はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜5
のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロアルキル基であ
り;m、n、p、q及びrがそれぞれ独立して0又は1
〜4の整数であるが、但し、R4 が水素原子、炭素数1
〜5のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロアルキル基
の場合には、R3 は炭素数1〜6のアルキル基若しくは
炭素数1〜6のハロアルキル基で置換された少なくとも
1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状ア
ミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜
6のハロアルキル基で置換されていてもよい少なくとも
1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状ア
ルキル基、又はR10及びR11の少なくとも一方が−(C
H2 )q NR24R25となる−NR10R11であるものとす
る、前記一般式(I)で表されるベンゼン誘導体又はそ
の塩が好ましい。
【0016】更に前記一般式(I)において、R3 が炭
素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロア
ルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6
のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で
置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及
びR11の少なくとも一方が−(CH2 )q NR24R25と
なる−NR10R11であるものとする、前記一般式(I)
で表されるベンゼン誘導体又はその塩がより好ましい。
素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロア
ルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6
のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で
置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及
びR11の少なくとも一方が−(CH2 )q NR24R25と
なる−NR10R11であるものとする、前記一般式(I)
で表されるベンゼン誘導体又はその塩がより好ましい。
【0017】あるいは前記一般式(I)において、R4
が−(CH2 )m NR12R13、−(CH2 )n R14、−
(CH2 )p CH(NR15R16)COOR17、−R18−
COOR19、−CH(R20)OC(=O)OR21、又は
−CH(R22)OC(=O)R23である、前記一般式
(I)で表されるベンゼン誘導体又はその塩がより好ま
しい。
が−(CH2 )m NR12R13、−(CH2 )n R14、−
(CH2 )p CH(NR15R16)COOR17、−R18−
COOR19、−CH(R20)OC(=O)OR21、又は
−CH(R22)OC(=O)R23である、前記一般式
(I)で表されるベンゼン誘導体又はその塩がより好ま
しい。
【0018】前記一般式(I)で表されるベンゼン誘導
体の塩には、無機酸若しくは有機酸との塩や無機塩基若
しくは有機塩基との塩が含まれ、薬学的に許容される塩
が好ましい。酸付加塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸
塩、メタンスルホン酸塩又はp−トルエンスルホン酸
塩、更には、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン
酸又はフマル酸などのジカルボン酸との塩、更に、酢
酸、プロピオン酸又は酪酸などのモノカルボン酸との塩
等を挙げることができる。また、本発明のベンゼン誘導
体の塩の形成に適した無機塩基は、例えば、アンモニ
ア、ナトリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウ
ム、アルミニウム等の水酸化物、炭酸塩及び重炭酸塩等
である。有機塩基との塩としては、例えば、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリエチルアミンのようなモノ
−、ジ−、及びトリ−アルキルアミン塩、ヒドロキシル
アミン塩、グアニジン塩、N−メチルグルコサミン塩、
アミノ酸塩等を挙げることができる。
体の塩には、無機酸若しくは有機酸との塩や無機塩基若
しくは有機塩基との塩が含まれ、薬学的に許容される塩
が好ましい。酸付加塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸
塩、メタンスルホン酸塩又はp−トルエンスルホン酸
塩、更には、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン
酸又はフマル酸などのジカルボン酸との塩、更に、酢
酸、プロピオン酸又は酪酸などのモノカルボン酸との塩
等を挙げることができる。また、本発明のベンゼン誘導
体の塩の形成に適した無機塩基は、例えば、アンモニ
ア、ナトリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウ
ム、アルミニウム等の水酸化物、炭酸塩及び重炭酸塩等
である。有機塩基との塩としては、例えば、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリエチルアミンのようなモノ
−、ジ−、及びトリ−アルキルアミン塩、ヒドロキシル
アミン塩、グアニジン塩、N−メチルグルコサミン塩、
アミノ酸塩等を挙げることができる。
【0019】本発明のベンゼン誘導体の塩として特に好
ましいものは、下記の(イ)〜(ハ)の場合の窒素原子
に形成される酸付加塩である。すなわち、前記一般式
(I)において、(イ)R3 が炭素数1〜8のアルキル
基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若しくは
炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又はR10及びR11の少なくとも一
方が−(CH2 )q NR24R25となるNR10R11である
場合、あるいは、(ロ)R14が炭素数1〜8のアルキル
基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若しくは
炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又は3〜7員の不飽和ヘテロ環基
(但し、窒素原子を少なくとも1個含む)である場合、
更にあるいは、(ハ)R18が炭素数1〜8のアルキル基
若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されてい
てもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員
の飽和脂肪族環状アルキレン基を有する場合において、
これらの窒素原子に形成した酸付加塩が特に好ましい。
ましいものは、下記の(イ)〜(ハ)の場合の窒素原子
に形成される酸付加塩である。すなわち、前記一般式
(I)において、(イ)R3 が炭素数1〜8のアルキル
基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若しくは
炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又はR10及びR11の少なくとも一
方が−(CH2 )q NR24R25となるNR10R11である
場合、あるいは、(ロ)R14が炭素数1〜8のアルキル
基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換された
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若しくは
炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていてもよい
少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の飽和脂
肪族環状アルキル基、又は3〜7員の不飽和ヘテロ環基
(但し、窒素原子を少なくとも1個含む)である場合、
更にあるいは、(ハ)R18が炭素数1〜8のアルキル基
若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されてい
てもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員
の飽和脂肪族環状アルキレン基を有する場合において、
これらの窒素原子に形成した酸付加塩が特に好ましい。
【0020】本発明のベンゼン誘導体の具体例として、
化合物No.1〜No.87の構造を表1〜4に示す。
なお、表1〜4に示した化合物を、本明細書の以下の記
載において、その化合物No.で示すことがある。表1
〜4において、Meはメチル基、Etはエチル基、Pr
はプロピル基、Buはブチル基、Hexはヘキシル基、
Hepはヘプチル基、NC4 H8 Oはモルホリノ基、N
C4 H8 NR(式中Rはアルキル基)は4−アルキルピ
ペラジン−1−イル基、cycC4 H6 NHはピロリジ
ニレン基、NC4 H8 は1−ピロリジニル基、NC5 H
10はピペリジノ基、NC4 H8 Sはチオモルホリノ基、
NC4 H8 NHは1−ピペラジニル基を示す。
化合物No.1〜No.87の構造を表1〜4に示す。
なお、表1〜4に示した化合物を、本明細書の以下の記
載において、その化合物No.で示すことがある。表1
〜4において、Meはメチル基、Etはエチル基、Pr
はプロピル基、Buはブチル基、Hexはヘキシル基、
Hepはヘプチル基、NC4 H8 Oはモルホリノ基、N
C4 H8 NR(式中Rはアルキル基)は4−アルキルピ
ペラジン−1−イル基、cycC4 H6 NHはピロリジ
ニレン基、NC4 H8 は1−ピロリジニル基、NC5 H
10はピペリジノ基、NC4 H8 Sはチオモルホリノ基、
NC4 H8 NHは1−ピペラジニル基を示す。
【0021】
【表1】No. R1 A Z R2 R3 R4 R5 R6 1 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 2 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 3 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NH2 Me Me 4 nBu N C CO NC4H8O CH2CH(CO2Et)NH2 Me Me 5 nBu N C CO NC4H8O cycC4H6NH(CO2Et) Me Me 6 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 7 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 8 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2NEt2 Me Me 9 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2NC4H8O Me Me 10 nBu N C CO NC4H8NMe H Me Me 11 nBu N C CO NC4H8NnPr H Me Me 12 nHex N C CO NC4H8NnPr H Me Me 13 nHex N C CO NC4H8NMe H Me Me 14 nHep N C CO NC4H8NMe H Me Me 15 nBu CH C CO NC4H8NMe H Me Me 16 nBu CH C CO NC4H8NMe Et Me Me 17 nBu CH C CO N(Et)CH2CH2NEt2 H Me Me 18 nHex CH C CO NC4H8NMe H Me Me 19 nBu CH C CO NC4H8NnPr H Me Me 20 nHex CH C CO NC4H8NnPr H Me Me 21 Et N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 22 nPr N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 23 nPen N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 24 nHex N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 25 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2NEt2 Me Me 26 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Et Et
【0022】
【表2】No. R1 A Z R2 R3 R4 R5 R6 27 nBu N C CO NC4H8 CH2CH2NMe2 Me Me 28 nBu N C CO NC5H10 CH2CH2NMe2 Me Me 29 nBu N C CO NC4H8S CH2CH2NMe2 Me Me 30 nBu N C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 31 nBu N C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 32 Et N C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 33 Et N C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 34 Et N C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 35 nPr N C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 36 nPr N C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 37 nPr N C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 38 nHex N C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 39 nHex N C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 40 nHex N C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 41 Et N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 42 nPr N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 43 nPen N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 44 nHex N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 45 nBu N C CO NC4H8 CH2CH2CH2NMe2 Me Me 46 nBu N C CO NC5H10 CH2CH2CH2NMe2 Me Me 47 nBu N C CO NC4H8S CH2CH2CH2NMe2 Me Me 48 nBu N C CO NC4H8NH CH2CH2CH2NMe2 Me Me 49 nBu N C CO NC4H8NMe CH2CH2CH2NMe2 Me Me 50 nBu N C CO NC4H8O CH2CH2CH2NEt2 Me Me 51 Et CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 52 nPr CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me
【0023】
【表3】No. R1 A Z R2 R3 R4 R5 R6 53 nPen CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 54 nHex CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Me Me 55 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2NEt2 Me Me 56 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2NMe2 Et Et 57 nBu CH C CO NC4H8 CH2CH2NMe2 Me Me 58 nBu CH C CO NC5H10 CH2CH2NMe2 Me Me 59 nBu CH C CO NC4H8S CH2CH2NMe2 Me Me 60 nBu CH C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 61 nBu CH C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 62 Et CH C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 63 Et CH C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 64 Et CH C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 65 nPr CH C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 66 nPr CH C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 67 nPr CH C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 68 nHex CH C CO NC4H8NH CH2CH2NMe2 Me Me 69 nHex CH C CO NC4H8NMe CH2CH2NMe2 Me Me 70 nHex CH C CO NC4H8NnPr CH2CH2NMe2 Me Me 71 Et CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 72 nPr CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 73 nPen CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 74 nHex CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NMe2 Me Me 75 nBu CH C CO NC4H8 CH2CH2CH2NMe2 Me Me 76 nBu CH C CO NC5H10 CH2CH2CH2NMe2 Me Me 77 nBu CH C CO NC4H8S CH2CH2CH2NMe2 Me Me 78 nBu CH C CO NC4H8NH CH2CH2CH2NMe2 Me Me
【0024】
【表4】No. R1 A Z R2 R3 R4 R5 R6 79 nBu CH C CO NC4H8NMe CH2CH2CH2NMe2 Me Me 80 nBu CH C CO NC4H8O CH2CH2CH2NEt2 Me Me 81 nBu N C CO NC4H8NEt H Me Me 82 nPr N C CO NC4H8NnPr H Me Me 83 nPen N C CO NC4H8NnPr H Me Me 84 nBu N C CO NC4H8NnPr H Et Et 85 nBu N C CO NC4H8NnBu H Me Me 86 nBu CH C CO NC4H8NEt H Me Me 87 nBu CH C CO NC4H8NnPr H Et Et
【0025】本発明のベンゼン誘導体は、それ自体公知
の方法によって調製することができる。以下、本発明の
ベンゼン誘導体を調製する場合に使用することのできる
合成経路の代表例を示す。合成経路〔1〕:
の方法によって調製することができる。以下、本発明の
ベンゼン誘導体を調製する場合に使用することのできる
合成経路の代表例を示す。合成経路〔1〕:
【式1】
【0026】〔1〕−(a),(a’)ステップ 一般式(11)(式中、R5 、R6 及びAは前記と同じ
意味であり、R29は水素原子又は炭素数1〜6のアルキ
ル基である)で表される化合物を無水酢酸等の溶媒に溶
解し、発煙硝酸を加え、−10〜30℃で1〜10時間
反応させるか、無溶媒で、硫酸と硝酸との混酸を加えて
−10〜30℃で1〜10時間反応させることにより一
般式(12)(但し、R5 、R6 、R29及びAは前記と
同じ意味である)で表される化合物を得る。
意味であり、R29は水素原子又は炭素数1〜6のアルキ
ル基である)で表される化合物を無水酢酸等の溶媒に溶
解し、発煙硝酸を加え、−10〜30℃で1〜10時間
反応させるか、無溶媒で、硫酸と硝酸との混酸を加えて
−10〜30℃で1〜10時間反応させることにより一
般式(12)(但し、R5 、R6 、R29及びAは前記と
同じ意味である)で表される化合物を得る。
【0027】〔1〕−(b)ステップ 一般式(12)で表される化合物をメタノール、エタノ
ール、テトラヒドロフラン、又はジオキサン等の溶媒に
溶解し、10℃ないし溶媒の沸点以下でアルカリ水溶液
で処理し、冷却後に酸析して一般式(13)(式中、R
5 、R6 及びAは前記と同じ意味である)で表される化
合物を得る。
ール、テトラヒドロフラン、又はジオキサン等の溶媒に
溶解し、10℃ないし溶媒の沸点以下でアルカリ水溶液
で処理し、冷却後に酸析して一般式(13)(式中、R
5 、R6 及びAは前記と同じ意味である)で表される化
合物を得る。
【0028】〔1〕−(c)ステップ 一般式(13)で表される化合物をクロロホルム、テト
ラヒドロフラン、ベンゼン、ピリジン、又はN,N−ジ
メチルホルムアミド等の溶媒に溶解し、−COOH基を
−COR3 基(R3 は前記と同じ意味である)に変換す
ることのできる化合物と適当な縮合剤等と共に反応させ
て一般式(14)(式中、R5 、R6 、R3 及びAは前
記と同じ意味である)で表される化合物を得る。−CO
OH基を−COR3 基に変換することのできる化合物
は、例えば、R3 基がモルホリノの場合には、例えば、
モルホリンを挙げることができる。その他のR3 基の場
合には、目的とするR3 基に応じて当業者が適宜選択す
ることができる。
ラヒドロフラン、ベンゼン、ピリジン、又はN,N−ジ
メチルホルムアミド等の溶媒に溶解し、−COOH基を
−COR3 基(R3 は前記と同じ意味である)に変換す
ることのできる化合物と適当な縮合剤等と共に反応させ
て一般式(14)(式中、R5 、R6 、R3 及びAは前
記と同じ意味である)で表される化合物を得る。−CO
OH基を−COR3 基に変換することのできる化合物
は、例えば、R3 基がモルホリノの場合には、例えば、
モルホリンを挙げることができる。その他のR3 基の場
合には、目的とするR3 基に応じて当業者が適宜選択す
ることができる。
【0029】〔1〕−(d)ステップ 一般式(14)で表される化合物をテトラヒドロフラ
ン、アルコール又は酢酸エチル等に溶解し、適当な還元
剤(例えば、ヒドラジン1水和物及び10%Pd/C、
塩化スズ(II)2水和物、又はハイドロサルファイトナ
トリウム等)を加え、0〜100℃で処理して一般式
(15)(式中、R5 、R6 、R3 及びAは前記と同じ
意味である)で表される化合物を得る。
ン、アルコール又は酢酸エチル等に溶解し、適当な還元
剤(例えば、ヒドラジン1水和物及び10%Pd/C、
塩化スズ(II)2水和物、又はハイドロサルファイトナ
トリウム等)を加え、0〜100℃で処理して一般式
(15)(式中、R5 、R6 、R3 及びAは前記と同じ
意味である)で表される化合物を得る。
【0030】〔1〕−(e)ステップ 一般式(15)で表される化合物をピリジン又はN,N
−ジメチルホルムアミド等の溶媒に溶解し、所望の置換
基を有する化合物と−10〜100℃で反応させて一般
式(16)(式中、R5 、R6 、R3 、R1 及びAは前
記と同じ意味である)で表される化合物を得る。
−ジメチルホルムアミド等の溶媒に溶解し、所望の置換
基を有する化合物と−10〜100℃で反応させて一般
式(16)(式中、R5 、R6 、R3 、R1 及びAは前
記と同じ意味である)で表される化合物を得る。
【0031】〔1〕−(f)ステップ 一般式(16)で表される化合物をジメチルスルホキシ
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、t−ブチルメチルエーテル等の溶媒に溶解し、水素
化ナトリウム、又は水酸化ナトリウム等の塩基の存在下
で、一般式(18)
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、t−ブチルメチルエーテル等の溶媒に溶解し、水素
化ナトリウム、又は水酸化ナトリウム等の塩基の存在下
で、一般式(18)
【化3】 Y−CH2 (C6 H4 )COOR4 (18) 〔R4 は前記と同じ意味であり、(C6 H4 )はp−フ
ェニレン基であり、Yはハロゲン原子等の脱離基であ
る〕で表される化合物と−20〜100℃で反応させ
て、一般式(17)(式中、R5 、R6 、R3 、R1 、
R4 及びAは前記と同じ意味である)で表される化合物
を得る。また、これらの化合物に存在することのある保
護基は必要に応じて酸及び/又は塩基で処理して外すこ
とができる。この処理でR4 が水素原子である化合物を
得た後に、更に通常のエステル化反応による処理を行う
ことにより、R4 が水素原子以外の前記と同じ意味の基
を有する化合物を得ることができる。
ェニレン基であり、Yはハロゲン原子等の脱離基であ
る〕で表される化合物と−20〜100℃で反応させ
て、一般式(17)(式中、R5 、R6 、R3 、R1 、
R4 及びAは前記と同じ意味である)で表される化合物
を得る。また、これらの化合物に存在することのある保
護基は必要に応じて酸及び/又は塩基で処理して外すこ
とができる。この処理でR4 が水素原子である化合物を
得た後に、更に通常のエステル化反応による処理を行う
ことにより、R4 が水素原子以外の前記と同じ意味の基
を有する化合物を得ることができる。
【0032】合成経路〔2〕:
【式2】
【0033】〔2〕−(a)ステップ 一般式(21)(式中、R5 、R6 、R3 、R1 、
R2 、Z及びAは前記と同じ意味である)で表される化
合物をクロロホルム、四塩化炭素、トルエン、又はN,
N−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒に溶解し、必要
に応じて適当なハロゲン化剤と反応させた後に−COO
H基を−COOR4 基(R4 は前記と同じ意味である)
に変換することのできる化合物と適当な触媒及び縮合剤
とともに−20〜120℃で0.5〜72時間反応させ
て一般式(22)の化合物を得る。適当なハロゲン化剤
としては、例えば、塩化チオニル等が挙げられ、また、
適当な縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカル
ボジイミド等が挙げられ、また、適当な触媒としては、
例えば、ジメチルアミノピリジン等が挙げられる。−C
OOH基を−COOR4 基に変換することのできる化合
物とは、例えば、R4 基が2−ジメチルアミノエチル基
の場合には2−ジメチルアミノエタノールを挙げること
ができる。その他のR4 基の場合には目的とするR4 基
に応じて適宜選択することができる。また、これらの化
合物に存在することのある保護基は必要に応じて酸及び
/又は塩基で処理して外すことができる。
R2 、Z及びAは前記と同じ意味である)で表される化
合物をクロロホルム、四塩化炭素、トルエン、又はN,
N−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒に溶解し、必要
に応じて適当なハロゲン化剤と反応させた後に−COO
H基を−COOR4 基(R4 は前記と同じ意味である)
に変換することのできる化合物と適当な触媒及び縮合剤
とともに−20〜120℃で0.5〜72時間反応させ
て一般式(22)の化合物を得る。適当なハロゲン化剤
としては、例えば、塩化チオニル等が挙げられ、また、
適当な縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカル
ボジイミド等が挙げられ、また、適当な触媒としては、
例えば、ジメチルアミノピリジン等が挙げられる。−C
OOH基を−COOR4 基に変換することのできる化合
物とは、例えば、R4 基が2−ジメチルアミノエチル基
の場合には2−ジメチルアミノエタノールを挙げること
ができる。その他のR4 基の場合には目的とするR4 基
に応じて適宜選択することができる。また、これらの化
合物に存在することのある保護基は必要に応じて酸及び
/又は塩基で処理して外すことができる。
【0034】本発明による前記一般式(I)で表される
ベンゼン誘導体又はその薬学的に許容することのできる
塩(以下、本物質と称することがある)は、血圧に対す
る作用を有さずに、腎障害に対しては充分な改善効果を
示す。その上、血中濃度における動態が優れている。従
って、本発明は、前記一般式(I)で表されるベンゼン
誘導体又はその薬学上許容することのできる塩を有効成
分として含有することを特徴とする医薬組成物、特に抗
腎疾患剤にも関する。本物質は抗腎疾患剤として有用で
ある。腎炎、腎症、腎不全、ネフローゼ症候群、無症候
性蛋白尿、血尿、糖尿病性腎症、薬物性腎障害、尿路感
染症、又は前立腺炎等に有用である。本物質はヒトを含
めた哺乳動物に経口的又は非経口的(例えば、経皮、動
脈内、腹腔内など)に投与することができる。本物質を
マウスに500mg/kgの量で経口投与して一週間観
察したが死亡例は認められなかった。
ベンゼン誘導体又はその薬学的に許容することのできる
塩(以下、本物質と称することがある)は、血圧に対す
る作用を有さずに、腎障害に対しては充分な改善効果を
示す。その上、血中濃度における動態が優れている。従
って、本発明は、前記一般式(I)で表されるベンゼン
誘導体又はその薬学上許容することのできる塩を有効成
分として含有することを特徴とする医薬組成物、特に抗
腎疾患剤にも関する。本物質は抗腎疾患剤として有用で
ある。腎炎、腎症、腎不全、ネフローゼ症候群、無症候
性蛋白尿、血尿、糖尿病性腎症、薬物性腎障害、尿路感
染症、又は前立腺炎等に有用である。本物質はヒトを含
めた哺乳動物に経口的又は非経口的(例えば、経皮、動
脈内、腹腔内など)に投与することができる。本物質を
マウスに500mg/kgの量で経口投与して一週間観
察したが死亡例は認められなかった。
【0035】本物質は薬学的に許容される添加剤1種又
はそれ以上を加えて、製剤、例えば、散剤、錠剤、顆
粒、カプセル、座剤、注射剤、又は経口用液剤等にする
ことができる。添加剤としては、例えば、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、乳糖、デキストリン、デンプン
類、メチルセルロール、脂肪酸グリセリド類、水、プロ
ピレングリコール、マクロゴール類、アルコール、結晶
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース類、ポビ
ドン、ポリビニルアルコール、又はステアリン酸カルシ
ウム等を挙げることができる。更に、必要に応じて、着
色剤、安定化剤、抗酸化剤、防腐剤、pH調節剤、等張
化剤、溶解補助剤及び/又は無痛化剤等を添加すること
ができる。顆粒剤、錠剤又はカプセル剤は、コーティン
グ基剤、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、又はヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト等によってコーティングすることもできる。
はそれ以上を加えて、製剤、例えば、散剤、錠剤、顆
粒、カプセル、座剤、注射剤、又は経口用液剤等にする
ことができる。添加剤としては、例えば、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、乳糖、デキストリン、デンプン
類、メチルセルロール、脂肪酸グリセリド類、水、プロ
ピレングリコール、マクロゴール類、アルコール、結晶
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース類、ポビ
ドン、ポリビニルアルコール、又はステアリン酸カルシ
ウム等を挙げることができる。更に、必要に応じて、着
色剤、安定化剤、抗酸化剤、防腐剤、pH調節剤、等張
化剤、溶解補助剤及び/又は無痛化剤等を添加すること
ができる。顆粒剤、錠剤又はカプセル剤は、コーティン
グ基剤、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、又はヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト等によってコーティングすることもできる。
【0036】単位投与量中に本物質を0.1〜500m
g、好ましくは1〜100mg含有させることができ
る。本物質の使用量は一日につき体重1kg当たり0.
1〜150mg、好ましくは1〜100mgである。こ
れを一日1回又は2〜3回に分けて投与する。しかしな
がらその投与量は患者の病状によって適宜選択すること
ができる。
g、好ましくは1〜100mg含有させることができ
る。本物質の使用量は一日につき体重1kg当たり0.
1〜150mg、好ましくは1〜100mgである。こ
れを一日1回又は2〜3回に分けて投与する。しかしな
がらその投与量は患者の病状によって適宜選択すること
ができる。
【0037】
【作用】本物質の血中濃度における動態向上の要因の1
つは、本発明の一般式(I)のベンゼン誘導体の分子構
造中に存在する塩基性窒素により形成される酸付加塩に
基づく水溶性及び適度の脂溶性にあるものと考えられる
が、この推論は本発明を限定するものではない。
つは、本発明の一般式(I)のベンゼン誘導体の分子構
造中に存在する塩基性窒素により形成される酸付加塩に
基づく水溶性及び適度の脂溶性にあるものと考えられる
が、この推論は本発明を限定するものではない。
【0038】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1:4−ジメチルアミノ−3−N−〔〔〔4−
(2’−ジメチルアミノエトキシカルボニル)フェニ
ル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−1〕(化合物No.1)の調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(300mg)をクロロホルム(6ml)
に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、
及び塩化チオニル(381mg)を加え、室温で2.5
時間撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオ
ニルを留去し、再びクロロホルム(4.5ml)を加え
た。ここに2−ジメチルアミノエタノール(171m
g)を加え、室温で13時間撹拌した。反応溶液に水を
加え、炭酸水素ナトリウムで中和し、クロロホルムで抽
出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,15g,クロロホルム/メタノール=
20/1)で精製した後、標記の化合物(〔2〕−(2
2)−1)(化合物No.1)(288mg)を白色固
体として得た。 融点:125.5−126.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.24(sext,2H),1.6
4(quint,2H),2.11(dt,1H),
2.26(dt,1H),2.32(s,6H),2.
68(t,2H),2.87(s,6H),3.0−
3.9(br,8H),4.18(d,1H),4.4
0(t,2H),5.73(d,1H),6.54
(d,1H),7.01(d,1H),7.20(d,
2H),7.33(dd,1H),7.87(d,2
H)
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1:4−ジメチルアミノ−3−N−〔〔〔4−
(2’−ジメチルアミノエトキシカルボニル)フェニ
ル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−1〕(化合物No.1)の調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(300mg)をクロロホルム(6ml)
に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、
及び塩化チオニル(381mg)を加え、室温で2.5
時間撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオ
ニルを留去し、再びクロロホルム(4.5ml)を加え
た。ここに2−ジメチルアミノエタノール(171m
g)を加え、室温で13時間撹拌した。反応溶液に水を
加え、炭酸水素ナトリウムで中和し、クロロホルムで抽
出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,15g,クロロホルム/メタノール=
20/1)で精製した後、標記の化合物(〔2〕−(2
2)−1)(化合物No.1)(288mg)を白色固
体として得た。 融点:125.5−126.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.24(sext,2H),1.6
4(quint,2H),2.11(dt,1H),
2.26(dt,1H),2.32(s,6H),2.
68(t,2H),2.87(s,6H),3.0−
3.9(br,8H),4.18(d,1H),4.4
0(t,2H),5.73(d,1H),6.54
(d,1H),7.01(d,1H),7.20(d,
2H),7.33(dd,1H),7.87(d,2
H)
【0039】実施例2:4−ジメチルアミノ−3−N−
〔〔〔4−(3’−ジメチルアミノプロポキシカルボニ
ル)フェニル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸 モルホ
ライド(〔2〕−(22)−2)(化合物No.2)の
調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(300mg)をクロロホルム(6ml)
に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、
及び塩化チオニル(381mg)を加え、室温で2時間
撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニル
を留去し、再びクロロホルム(4.5ml)を加えた。
ここに3−ジメチルアミノ−1−プロパノール(199
mg)を徐々に加え、室温で13時間撹拌した。反応系
に水を加え、炭酸水素ナトリウムで中和し、クロロホル
ムで抽出した。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後
に溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,12g,クロロホルム/
メタノール=20/1)で精製した後、標記の化合物
(〔2〕−(22)−2)(化合物No.2)(313
mg)を白色固体として得た。 融点:128.0−129.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.24(sext,2H),1.6
2(quint,2H),1.92(quint,2
H),2.11(dt,1H),2.2−2.4(m,
7H),2.41(t,2H),2.87(s,6
H),3.0−3.9(br,8H),4.17(d,
1H),4.34(t,2H),5.73(d,1
H),6.54(d,1H),7.01(d,1H),
7.22(d,2H),7.33(dd,1H),7.
86(d,2H)
〔〔〔4−(3’−ジメチルアミノプロポキシカルボニ
ル)フェニル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸 モルホ
ライド(〔2〕−(22)−2)(化合物No.2)の
調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(300mg)をクロロホルム(6ml)
に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、
及び塩化チオニル(381mg)を加え、室温で2時間
撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニル
を留去し、再びクロロホルム(4.5ml)を加えた。
ここに3−ジメチルアミノ−1−プロパノール(199
mg)を徐々に加え、室温で13時間撹拌した。反応系
に水を加え、炭酸水素ナトリウムで中和し、クロロホル
ムで抽出した。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後
に溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,12g,クロロホルム/
メタノール=20/1)で精製した後、標記の化合物
(〔2〕−(22)−2)(化合物No.2)(313
mg)を白色固体として得た。 融点:128.0−129.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.24(sext,2H),1.6
2(quint,2H),1.92(quint,2
H),2.11(dt,1H),2.2−2.4(m,
7H),2.41(t,2H),2.87(s,6
H),3.0−3.9(br,8H),4.17(d,
1H),4.34(t,2H),5.73(d,1
H),6.54(d,1H),7.01(d,1H),
7.22(d,2H),7.33(dd,1H),7.
86(d,2H)
【0040】実施例3:3−N−〔〔〔4−(3’−t
−ブトキシカルボニルアミノプロポキシカルボニル)フ
ェニル〕メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安
息香酸モルホライド(〔2〕−(22)−3’)の調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(500mg)をクロロホルム(10m
l)に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒
量)、及び塩化チオニル(640mg)を加え、室温で
2時間撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チ
オニルを留去し、ピリジン(7.5ml)を加えた。3
−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−プロパノール
(375mg)を加え、室温で24時間撹拌した。反応
系に水を加え、酢酸エチルで抽出し、水洗した。これを
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,27g,ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−3’)(4
52mg)を白色固体として得た。 融点:83.0−85.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(sext,2H),1.4
4(s,9H),1.62(quint,2H),1.
92(quint,2H),2.11(dt,1H),
2.28(dt,1H),2.88(s,6H),3.
0−3.9(br,10H),4.16(d,1H),
4.35(m,2H),4.89(br s,1H),
5.75(d,1H),6.51(d,1H),7.0
1(d,1H),7.23(d,2H),7.33(d
d,1H),7.86(d,2H)
−ブトキシカルボニルアミノプロポキシカルボニル)フ
ェニル〕メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安
息香酸モルホライド(〔2〕−(22)−3’)の調製 特開平8−48651号公報に記載されている化合物N
o.184の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)
メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸
モルホライド(500mg)をクロロホルム(10m
l)に溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒
量)、及び塩化チオニル(640mg)を加え、室温で
2時間撹拌した。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チ
オニルを留去し、ピリジン(7.5ml)を加えた。3
−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−プロパノール
(375mg)を加え、室温で24時間撹拌した。反応
系に水を加え、酢酸エチルで抽出し、水洗した。これを
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,27g,ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−3’)(4
52mg)を白色固体として得た。 融点:83.0−85.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(sext,2H),1.4
4(s,9H),1.62(quint,2H),1.
92(quint,2H),2.11(dt,1H),
2.28(dt,1H),2.88(s,6H),3.
0−3.9(br,10H),4.16(d,1H),
4.35(m,2H),4.89(br s,1H),
5.75(d,1H),6.51(d,1H),7.0
1(d,1H),7.23(d,2H),7.33(d
d,1H),7.86(d,2H)
【0041】実施例4:3−N−〔〔〔4−(3’−ア
ミノプロポキシカルボニル)フェニル〕メチル〕バレラ
ミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−3)(化合物No.3)の調製 前記実施例3で調製した化合物(〔2〕−(22)−
3’)(452mg)をテトラヒドロフラン(THF)
(3.4ml)及びエタノール(3.4ml)に溶解
し、氷冷下で濃塩酸2.3mlを徐々に加えた。室温ま
で温度を戻し、3時間撹拌し、反応終了後に有機溶媒を
留去した。残渣に水10mlを加え、炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で中和し、クロロホルムで抽出した。これを無
水硫酸ナトリウムで乾燥後に、溶媒を留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって生成し、
標記化合物(〔2〕−(22)−3)(化合物No.
3)(225mg)を白色結晶として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(sext,2H),1.4
4(s,9H),1.61(quint,2H),1.
92(m,4H),2.11(dt,1H),2.28
(dt,1H),2.87(s,6H),3.0−3.
9(br,10H),4.17(d,1H),5.74
(d,1H),6.53(d,1H),7.01(d,
1H),7.23(d,2H),7.33(dd,1
H),7.86(d,2H)
ミノプロポキシカルボニル)フェニル〕メチル〕バレラ
ミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−3)(化合物No.3)の調製 前記実施例3で調製した化合物(〔2〕−(22)−
3’)(452mg)をテトラヒドロフラン(THF)
(3.4ml)及びエタノール(3.4ml)に溶解
し、氷冷下で濃塩酸2.3mlを徐々に加えた。室温ま
で温度を戻し、3時間撹拌し、反応終了後に有機溶媒を
留去した。残渣に水10mlを加え、炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で中和し、クロロホルムで抽出した。これを無
水硫酸ナトリウムで乾燥後に、溶媒を留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって生成し、
標記化合物(〔2〕−(22)−3)(化合物No.
3)(225mg)を白色結晶として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(sext,2H),1.4
4(s,9H),1.61(quint,2H),1.
92(m,4H),2.11(dt,1H),2.28
(dt,1H),2.87(s,6H),3.0−3.
9(br,10H),4.17(d,1H),5.74
(d,1H),6.53(d,1H),7.01(d,
1H),7.23(d,2H),7.33(dd,1
H),7.86(d,2H)
【0042】実施例5:3−N−〔〔〔〔4−(2’−
t−ブトキシカルボニルアミノ−2’−エトキシカルボ
ニル)エトキシカルボニル〕フェニル〕メチル〕バレラ
ミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−4’)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.18
4の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸モルホライ
ド(3.10g)のクロロホルム(62ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(2.4ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(31ml)及びトリ
エチルアミン(1.9ml)に溶解させ、t−ブトキシ
カルボニル−L−セリン エチルエステル(1.70
g)のクロロホルム(31ml)溶液を注加した。室温
にて2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、クロロホ
ルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過、濃縮して黄褐色泡状物質(4.96g)を
得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel60,n−ヘキサン/酢酸エチル=2
/3)にて精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−
4’)(2.52g)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.2−1.3
(m,2H),1.27(t,3H,J=7.3H
z),1.45(s,9H),1.6−1.7(m,2
H),2.07−2.14(m,1H),2.24−
2.8(m,1H),2.88(s,6H),2.9−
4.0(b,8H),4.16(t,1H,J=13.
5Hz),4.24(q,2H,J=7.3Hz),
4.60(b,2H),4.67(b,1H),5.5
6(dd,1H,J=7.7,33.5Hz),5.7
3(dd,1H,J=2.5,14.4Hz),6.5
5(d,1H,J=12.8Hz),7.02(d,1
H,J=8.2Hz),7.22(d,2H,J=8.
2Hz),7.34(dd,1H,J=1.4,8.2
Hz),7.83(dd,2H,J=1.8,8.2H
z)
t−ブトキシカルボニルアミノ−2’−エトキシカルボ
ニル)エトキシカルボニル〕フェニル〕メチル〕バレラ
ミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−4’)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.18
4の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸モルホライ
ド(3.10g)のクロロホルム(62ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(2.4ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(31ml)及びトリ
エチルアミン(1.9ml)に溶解させ、t−ブトキシ
カルボニル−L−セリン エチルエステル(1.70
g)のクロロホルム(31ml)溶液を注加した。室温
にて2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、クロロホ
ルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過、濃縮して黄褐色泡状物質(4.96g)を
得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel60,n−ヘキサン/酢酸エチル=2
/3)にて精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−
4’)(2.52g)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.2−1.3
(m,2H),1.27(t,3H,J=7.3H
z),1.45(s,9H),1.6−1.7(m,2
H),2.07−2.14(m,1H),2.24−
2.8(m,1H),2.88(s,6H),2.9−
4.0(b,8H),4.16(t,1H,J=13.
5Hz),4.24(q,2H,J=7.3Hz),
4.60(b,2H),4.67(b,1H),5.5
6(dd,1H,J=7.7,33.5Hz),5.7
3(dd,1H,J=2.5,14.4Hz),6.5
5(d,1H,J=12.8Hz),7.02(d,1
H,J=8.2Hz),7.22(d,2H,J=8.
2Hz),7.34(dd,1H,J=1.4,8.2
Hz),7.83(dd,2H,J=1.8,8.2H
z)
【0043】実施例6:3−N−〔〔〔〔4−(2’−
アミノ−2’−エトキシカルボニル)エトキシカルボニ
ル〕フェニル〕メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルア
ミノ安息香酸 モルホライド(〔2〕−(22)−4)
(化合物No.4)の調製 前記実施例5で調製した化合物(〔2〕−(22)−
4’)(2.53g)のTHF(19ml)及びエタノ
ール(19ml)混合溶液に濃塩酸(13ml)を加
え、室温にて3.5時間放置した。反応液を濃縮した
後、クロロホルムに溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、濃縮して淡黄色泡状物質(2.29
g)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノ
ール=40/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−
(22)−4)(化合物No.4)(2.15g)を白
色泡状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.18−1.39
(m,2H),1.26(t,3H,J=7.3H
z),1.55−1.75(m,4H),2.07−
2.14(m,1H),2.25−2.31(m,1
H),2.87(s,6H),3.0−3.8(b,8
H),3.82(t,1H,J=4.8Hz),4.1
7−4.24(m,1H),4.22(q,2H,J=
7.3Hz),4.5−4.56(m,2H),5.7
1(dd,1H,J=2.3,14.2Hz),6.5
6(t,1H,J=2.3Hz),7.01(d,1
H,J=8.2Hz),7.21(d,2H,J=7.
8Hz),7.33(dd,1H,J=2.3,8.2
Hz),7.85(d,1H,J=7.8Hz)
アミノ−2’−エトキシカルボニル)エトキシカルボニ
ル〕フェニル〕メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルア
ミノ安息香酸 モルホライド(〔2〕−(22)−4)
(化合物No.4)の調製 前記実施例5で調製した化合物(〔2〕−(22)−
4’)(2.53g)のTHF(19ml)及びエタノ
ール(19ml)混合溶液に濃塩酸(13ml)を加
え、室温にて3.5時間放置した。反応液を濃縮した
後、クロロホルムに溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、濃縮して淡黄色泡状物質(2.29
g)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノ
ール=40/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−
(22)−4)(化合物No.4)(2.15g)を白
色泡状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.18−1.39
(m,2H),1.26(t,3H,J=7.3H
z),1.55−1.75(m,4H),2.07−
2.14(m,1H),2.25−2.31(m,1
H),2.87(s,6H),3.0−3.8(b,8
H),3.82(t,1H,J=4.8Hz),4.1
7−4.24(m,1H),4.22(q,2H,J=
7.3Hz),4.5−4.56(m,2H),5.7
1(dd,1H,J=2.3,14.2Hz),6.5
6(t,1H,J=2.3Hz),7.01(d,1
H,J=8.2Hz),7.21(d,2H,J=7.
8Hz),7.33(dd,1H,J=2.3,8.2
Hz),7.85(d,1H,J=7.8Hz)
【0044】実施例7:4−ジメチルアミノ−3−N−
〔〔〔〔4−(1’−t−ブトキシカルボニル−2’−
エトキシカルボニルピロリジン−4’−イルオキシ)カ
ルボニル〕フェニル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸
モルホライド(〔2〕−(22)−5’)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.18
4の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸モルホライ
ド(2.22g)のピリジン(11ml)及びN,N−
ジメチルホルムアミド(11ml)混合溶液にジシクロ
ヘキシルカルボジイミド(1.96g)、ジメチルアミ
ノピリジン(0.29g)、及びt−ブトキシカルボニ
ル−L−ヒドロキシプロリンエチルエステル(1.36
g)を加え、室温にて10日間撹拌した。反応液を濃縮
し、クロロホルムに溶解させ、蒸留水、及び飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮
して淡黄色油状物(5.68g)を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(LiChroprep
Si 60,n−ヘキサン/酢酸エチル=1/2)で
精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−5’)
(1.33g)を無色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.15−1.35
(m,5H),1.44,1.46(eachs,9
H),1.5−1.7(m,2H),2.1−2.2
(m,1H),2.25−2.35(m,2H),2.
45−2.55(m,1H),2.88(s,6H),
2.95−3.75(b,8H),3.79−3.9
(m,2H),4.15−4.3(m,3H),4.3
5−4.5(m,1H),5.51(b,1H),5.
7−5.73(m,1H),6.58(bs,1H),
7.02(d,1H,J=8.7Hz),7.23
(d,2H,J=8.3Hz),7.32−7.35
(m,1H),7.85(d,2H,J=8.3Hz)
〔〔〔〔4−(1’−t−ブトキシカルボニル−2’−
エトキシカルボニルピロリジン−4’−イルオキシ)カ
ルボニル〕フェニル〕メチル〕バレラミド〕安息香酸
モルホライド(〔2〕−(22)−5’)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.18
4の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安息香酸モルホライ
ド(2.22g)のピリジン(11ml)及びN,N−
ジメチルホルムアミド(11ml)混合溶液にジシクロ
ヘキシルカルボジイミド(1.96g)、ジメチルアミ
ノピリジン(0.29g)、及びt−ブトキシカルボニ
ル−L−ヒドロキシプロリンエチルエステル(1.36
g)を加え、室温にて10日間撹拌した。反応液を濃縮
し、クロロホルムに溶解させ、蒸留水、及び飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮
して淡黄色油状物(5.68g)を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(LiChroprep
Si 60,n−ヘキサン/酢酸エチル=1/2)で
精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−5’)
(1.33g)を無色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.15−1.35
(m,5H),1.44,1.46(eachs,9
H),1.5−1.7(m,2H),2.1−2.2
(m,1H),2.25−2.35(m,2H),2.
45−2.55(m,1H),2.88(s,6H),
2.95−3.75(b,8H),3.79−3.9
(m,2H),4.15−4.3(m,3H),4.3
5−4.5(m,1H),5.51(b,1H),5.
7−5.73(m,1H),6.58(bs,1H),
7.02(d,1H,J=8.7Hz),7.23
(d,2H,J=8.3Hz),7.32−7.35
(m,1H),7.85(d,2H,J=8.3Hz)
【0045】実施例8:4−ジメチルアミノ−3−N−
〔〔〔〔4−(2’−エトキシカルボニルピロリジン−
4’−イルオキシ)カルボニル〕フェニル〕メチル〕バ
レラミド〕安息香酸 モルホライド(〔2〕−(22)
−5)(化合物No.5)の調製 前記実施例7で調製した化合物(〔2〕−(22)−
5’)(1.33g)のTHF(10ml)及びエタノ
ール(10ml)混合溶液に濃塩酸(7ml)を加え、
室温にて3.5時間放置した。反応液を濃縮した後、ク
ロロホルムに溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾過し、濃縮して無色油状物(1.16g)を得
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Ki
eselgel 60,クロロホルム/メタノール=4
0/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−
5)(化合物No.5)(0.95g)を無色油状物と
して得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.2−1.3
(m,2H),1.29(t,3H,J=7.3H
z),1.5−1.85(m,3H),2.07−2.
14(m,1H),2.22−2.3(m,2H),
2.34−2.39(m,1H),2.88(s,6
H),3.0−3.85(b,8H),3.15(d,
1H,J=17.9Hz),3.43(dd,1H,J
=5.0,12.4Hz),4.01(t,1H,J=
7.8Hz),4.15−4.2(m,1H),4.2
1(q,2H,J=7.3Hz),5.47(b,1
H),5.74(d,1H,J=14.2Hz),6.
53(t,1H,J=1.8Hz),7.01(d,1
H,J=8.3Hz),7.21(d,2H,J=8.
3Hz),7.33(dd,1H,J=2.3,8.3
Hz),7.86(d,2H,J=8.3Hz)
〔〔〔〔4−(2’−エトキシカルボニルピロリジン−
4’−イルオキシ)カルボニル〕フェニル〕メチル〕バ
レラミド〕安息香酸 モルホライド(〔2〕−(22)
−5)(化合物No.5)の調製 前記実施例7で調製した化合物(〔2〕−(22)−
5’)(1.33g)のTHF(10ml)及びエタノ
ール(10ml)混合溶液に濃塩酸(7ml)を加え、
室温にて3.5時間放置した。反応液を濃縮した後、ク
ロロホルムに溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾過し、濃縮して無色油状物(1.16g)を得
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Ki
eselgel 60,クロロホルム/メタノール=4
0/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−
5)(化合物No.5)(0.95g)を無色油状物と
して得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H,J=7.3Hz),1.2−1.3
(m,2H),1.29(t,3H,J=7.3H
z),1.5−1.85(m,3H),2.07−2.
14(m,1H),2.22−2.3(m,2H),
2.34−2.39(m,1H),2.88(s,6
H),3.0−3.85(b,8H),3.15(d,
1H,J=17.9Hz),3.43(dd,1H,J
=5.0,12.4Hz),4.01(t,1H,J=
7.8Hz),4.15−4.2(m,1H),4.2
1(q,2H,J=7.3Hz),5.47(b,1
H),5.74(d,1H,J=14.2Hz),6.
53(t,1H,J=1.8Hz),7.01(d,1
H,J=8.3Hz),7.21(d,2H,J=8.
3Hz),7.33(dd,1H,J=2.3,8.3
Hz),7.86(d,2H,J=8.3Hz)
【0046】実施例9:3−N−〔〔〔4−(2’−ジ
メチルアミノエトキシカルボニル)フェニル〕メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(〔2〕−(22)−6)(化合物No.6)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(2.01g)のクロロホルム(40ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(1.6ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(40ml)及びトリ
エチルアミン(1.2ml)に溶解させ、2−ジメチル
アミノエタノール(0.65ml)を注加した。室温に
て2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、クロロホル
ム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾過し、濃縮して黄色固体(2.31g)を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kies
elgel 60,クロロホルム/メタノール=20/
1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−6)
(化合物No.6)(2.18g)を淡黄色固体として
得た。 融点:106.5−110℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H,J=7.3Hz),1.18(d,3
H,J=6.9Hz),1.21(d,3H,J=6.
9Hz),1.18−1.25(m,2H),1.54
−1.8(m,3H),1.88−1.94(m,1
H),1.98−2.04(m,1H),2.33
(s,6H),2.70(t,2H,J=6.0H
z),2.75−3.95(b,8H),3.01−
3.07(m,1H),3.99(d,1H,J=1
4.2Hz),4.42(t,2H,J=6.0H
z),5.72(d,1H,J=14.2Hz),6.
59(d,1H,J=1.6Hz),7.27(d,2
H,J=8.3Hz),7.43(dd,1H,J=
1.6,8.0Hz),7.46(d,1H,J=8.
0Hz),7.94(d,2H,J=8.3Hz)
メチルアミノエトキシカルボニル)フェニル〕メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(〔2〕−(22)−6)(化合物No.6)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(2.01g)のクロロホルム(40ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(1.6ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(40ml)及びトリ
エチルアミン(1.2ml)に溶解させ、2−ジメチル
アミノエタノール(0.65ml)を注加した。室温に
て2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、クロロホル
ム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、濾過し、濃縮して黄色固体(2.31g)を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kies
elgel 60,クロロホルム/メタノール=20/
1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(22)−6)
(化合物No.6)(2.18g)を淡黄色固体として
得た。 融点:106.5−110℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H,J=7.3Hz),1.18(d,3
H,J=6.9Hz),1.21(d,3H,J=6.
9Hz),1.18−1.25(m,2H),1.54
−1.8(m,3H),1.88−1.94(m,1
H),1.98−2.04(m,1H),2.33
(s,6H),2.70(t,2H,J=6.0H
z),2.75−3.95(b,8H),3.01−
3.07(m,1H),3.99(d,1H,J=1
4.2Hz),4.42(t,2H,J=6.0H
z),5.72(d,1H,J=14.2Hz),6.
59(d,1H,J=1.6Hz),7.27(d,2
H,J=8.3Hz),7.43(dd,1H,J=
1.6,8.0Hz),7.46(d,1H,J=8.
0Hz),7.94(d,2H,J=8.3Hz)
【0047】実施例10:3−N−〔〔〔4−(3’−
ジメチルアミノ−1’−プロポキシカルボニル)フェニ
ル〕メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸
モルホライド(〔2〕−(22)−7)(化合物N
o.7)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(2.02g)のクロロホルム(40ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(1.6ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(40ml)及びトリ
エチルアミン(1.2ml)に溶解させ、3−ジメチル
アミノ−1−プロパノール(0.76ml)を注加し
た。室温にて2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、
クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濾過、濃縮して黄色固体(2.52g)
を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノー
ル=20/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(2
2)−7)(化合物No.7)(2.16g)を淡黄色
固体として得た。 融点:95−98.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H,J=7.3Hz),1.18(d,3
H,J=6.9Hz),1.21(d,3H,J=6.
9Hz),1.54−1.7(m,4H),1.88−
2.04(m,4H),2.25(s,6H),2.4
2(t,2H,J=6.9Hz),2.85−3.9
(b,8H),3.04(quint,1H,J=6.
9Hz),3.99(d,1H,J=14.2Hz),
4.37(t,2H,J=6.9Hz),5.72
(d,1H,J=14.2Hz),6.59(d,1
H,J=1.4Hz),7.27(d,2H,J=7.
8Hz),7.43(dd,1H,J=1.4,7.8
Hz),7.46(d,1H,J=7.8Hz),7.
92(d,2H,J=7.8Hz)
ジメチルアミノ−1’−プロポキシカルボニル)フェニ
ル〕メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸
モルホライド(〔2〕−(22)−7)(化合物N
o.7)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(2.02g)のクロロホルム(40ml)溶液に触
媒量のN,N−ジメチルホルムアミド及び塩化チオニル
(1.6ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、残渣をクロロホルム(40ml)及びトリ
エチルアミン(1.2ml)に溶解させ、3−ジメチル
アミノ−1−プロパノール(0.76ml)を注加し
た。室温にて2時間撹拌した後、反応液を水中にあけ、
クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濾過、濃縮して黄色固体(2.52g)
を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノー
ル=20/1)で精製し、標記の化合物(〔2〕−(2
2)−7)(化合物No.7)(2.16g)を淡黄色
固体として得た。 融点:95−98.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H,J=7.3Hz),1.18(d,3
H,J=6.9Hz),1.21(d,3H,J=6.
9Hz),1.54−1.7(m,4H),1.88−
2.04(m,4H),2.25(s,6H),2.4
2(t,2H,J=6.9Hz),2.85−3.9
(b,8H),3.04(quint,1H,J=6.
9Hz),3.99(d,1H,J=14.2Hz),
4.37(t,2H,J=6.9Hz),5.72
(d,1H,J=14.2Hz),6.59(d,1
H,J=1.4Hz),7.27(d,2H,J=7.
8Hz),7.43(dd,1H,J=1.4,7.8
Hz),7.46(d,1H,J=7.8Hz),7.
92(d,2H,J=7.8Hz)
【0048】実施例11:3−N−〔〔〔4−(2’−
ジエチルアミノエトキシカルボニル)フェニル〕メチ
ル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホ
ライド(〔2〕−(22)−8)(化合物No.8)の
調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(500mg)をクロロホルム(7.5ml)に溶解
し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、及び塩
化チオニル(636mg)を加え、室温で3時間撹拌し
た。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニルを留去
し、再びクロロホルム(5ml)を加えた。2−ジエチ
ルアミノエタノール(376mg)を徐々に加え、室温
で一晩撹拌した。反応系に水を加え、炭酸水素ナトリウ
ムで中和し、クロロホルムで抽出した。これを無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(Kieselgel 60,
50g,クロロホルム/メタノール=20/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−8)(化合
物No.8)(480mg)を白色固体として得た。 融点:78.0−82.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),1.06(t,6H),1.1−1.
3(m,8H),1.58(quint,2H),1.
92(dt,1H),2.01(dt,1H),2.6
2(q,4H),2.84(t,2H),3.04(s
ext,1H),3.2−3.9(br,8H),4.
01(d,1H),4.38(t,2H),5.69
(d,1H),6.60(s,1H),7.27(d,
2H),7.4−7.5(m,2H),7.92(d,
2H)
ジエチルアミノエトキシカルボニル)フェニル〕メチ
ル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホ
ライド(〔2〕−(22)−8)(化合物No.8)の
調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(500mg)をクロロホルム(7.5ml)に溶解
し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、及び塩
化チオニル(636mg)を加え、室温で3時間撹拌し
た。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニルを留去
し、再びクロロホルム(5ml)を加えた。2−ジエチ
ルアミノエタノール(376mg)を徐々に加え、室温
で一晩撹拌した。反応系に水を加え、炭酸水素ナトリウ
ムで中和し、クロロホルムで抽出した。これを無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(Kieselgel 60,
50g,クロロホルム/メタノール=20/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−8)(化合
物No.8)(480mg)を白色固体として得た。 融点:78.0−82.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),1.06(t,6H),1.1−1.
3(m,8H),1.58(quint,2H),1.
92(dt,1H),2.01(dt,1H),2.6
2(q,4H),2.84(t,2H),3.04(s
ext,1H),3.2−3.9(br,8H),4.
01(d,1H),4.38(t,2H),5.69
(d,1H),6.60(s,1H),7.27(d,
2H),7.4−7.5(m,2H),7.92(d,
2H)
【0049】実施例12:3−N−〔〔〔4−(2’−
モルホリノエトキシカルボニル)フェニル〕メチル〕バ
レラミド〕−i−プロピル安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−9)(化合物No.9)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(3.00g)をクロロホルム(60ml)に溶解
し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、及び塩
化チオニル(3.82g)を加え、室温で2時間撹拌し
た。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニルを留去
し、再びクロロホルム(45ml)を加えた。2−モル
ホリノエタノール(2.02g)を徐々に加え、室温で
一晩撹拌した。反応系に水を加え、炭酸水素ナトリウム
で中和し、クロロホルムで抽出した。これを無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(Kieselgel 60,1
50g,クロロホルム/メタノール=50/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−9)(化合
物No.9)(2.98g)を白色固体として得た。 融点:94.5−98.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),1.1−1.3(m,2H),1.5
9(quint,2H),1.92(dt,1H),
2.01(dt,1H),2.56(t,4H),2.
76(t,2H),3.04(sext,1H),2.
9−3.9(br,8H),3.71(t,4H),
3.99(d,1H),4.45(t,2H),5.7
2(d,1H),6.60(d,1H),7.28
(d,2H),7.4−7.5(m,2H),7.92
(d,2H)
モルホリノエトキシカルボニル)フェニル〕メチル〕バ
レラミド〕−i−プロピル安息香酸 モルホライド
(〔2〕−(22)−9)(化合物No.9)の調製 特開平8−48651号公報に記載の化合物No.37
2の3−N−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕
バレラミド〕−4−i−プロピル安息香酸 モルホライ
ド(3.00g)をクロロホルム(60ml)に溶解
し、N,N−ジメチルホルムアミド(触媒量)、及び塩
化チオニル(3.82g)を加え、室温で2時間撹拌し
た。反応終了後、溶媒及び過剰量の塩化チオニルを留去
し、再びクロロホルム(45ml)を加えた。2−モル
ホリノエタノール(2.02g)を徐々に加え、室温で
一晩撹拌した。反応系に水を加え、炭酸水素ナトリウム
で中和し、クロロホルムで抽出した。これを無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後に溶媒を留去し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(Kieselgel 60,1
50g,クロロホルム/メタノール=50/1)で精製
した後、標記の化合物(〔2〕−(22)−9)(化合
物No.9)(2.98g)を白色固体として得た。 融点:94.5−98.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),1.1−1.3(m,2H),1.5
9(quint,2H),1.92(dt,1H),
2.01(dt,1H),2.56(t,4H),2.
76(t,2H),3.04(sext,1H),2.
9−3.9(br,8H),3.71(t,4H),
3.99(d,1H),4.45(t,2H),5.7
2(d,1H),6.60(d,1H),7.28
(d,2H),7.4−7.5(m,2H),7.92
(d,2H)
【0050】実施例13:4−ジメチルアミノ−3−ニ
トロ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
4)−10)の調製 4−ジメチルアミノ−3−ニトロ安息香酸(〔1〕−
(13)−10)(12.5g)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(375ml)に溶解した。ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(10.4g)、トリエチルアミン(1
0.7ml)、WSCI〔1−エチル−3−(3−ジメ
チルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩〕、及びト
リチルピペラジン(25g)を加え、室温で12時間撹
拌し、反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,500g,
クロロホルム/メタノール=10/1)によって精製
し、標記の化合物(〔1〕−(14)−10)(17.
30g)を赤褐色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:2.3
3(s,3H),2.43(bs,4H),2.95
(s,6H),3.65(bs,4H),7.01
(d,1H),7.50(dd,1H),7.89
(d,1H)
トロ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
4)−10)の調製 4−ジメチルアミノ−3−ニトロ安息香酸(〔1〕−
(13)−10)(12.5g)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(375ml)に溶解した。ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(10.4g)、トリエチルアミン(1
0.7ml)、WSCI〔1−エチル−3−(3−ジメ
チルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩〕、及びト
リチルピペラジン(25g)を加え、室温で12時間撹
拌し、反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,500g,
クロロホルム/メタノール=10/1)によって精製
し、標記の化合物(〔1〕−(14)−10)(17.
30g)を赤褐色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:2.3
3(s,3H),2.43(bs,4H),2.95
(s,6H),3.65(bs,4H),7.01
(d,1H),7.50(dd,1H),7.89
(d,1H)
【0051】実施例14:3−アミノ−4−ジメチルア
ミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
5)−10)の調製 前記実施例13で調製した化合物(〔1〕−(14)−
10)(17.3g)をTHF(300ml)、及び水
(300ml)に溶解した。ハイドロサルファイトナト
リウム(51.5g)を加え、室温で0.5時間撹拌
し、反応液に炭酸カリウムを加えて中和し、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し
た。残渣をクロマトグラフィー(Kieselgel
60,300g,クロロホルム/メタノール=5/1)
によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)−1
0)(10.64g)を淡黄色固体として得た。 融点:83.1−84.2℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:2.3
1(s,3H),2.40(bs,4H),2.66
(s,3H),2.67(s,3H),3.40−3.
85(br,4H),4.02(s,2H),6.75
(d,1H),7.97(d,1H),7.29(s,
1H)
ミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
5)−10)の調製 前記実施例13で調製した化合物(〔1〕−(14)−
10)(17.3g)をTHF(300ml)、及び水
(300ml)に溶解した。ハイドロサルファイトナト
リウム(51.5g)を加え、室温で0.5時間撹拌
し、反応液に炭酸カリウムを加えて中和し、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し
た。残渣をクロマトグラフィー(Kieselgel
60,300g,クロロホルム/メタノール=5/1)
によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)−1
0)(10.64g)を淡黄色固体として得た。 融点:83.1−84.2℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:2.3
1(s,3H),2.40(bs,4H),2.66
(s,3H),2.67(s,3H),3.40−3.
85(br,4H),4.02(s,2H),6.75
(d,1H),7.97(d,1H),7.29(s,
1H)
【0052】実施例15:4−ジメチルアミノ−3−バ
レラミド安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−10)の調製 前記実施例14で調製した化合物(〔1〕−(15)−
10)(0.32g)をピリジン(3.8ml)に溶解
した。吉草酸クロライド(0.16ml)を氷冷下で加
え、0℃で1時間撹拌した。反応液に水を加え、クロロ
ホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Kiesel
gel 60,15g,クロロホルム/メタノール=1
0/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
6)−10)(0.38g)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
6(t,3H),1.43(tq,2H),1.73
(tt,2H),2.33(s,3H),2.42
(t,2H),2.40−2.55(br,4H),
2.66(s,3H),3.55(bs,2H),3.
78(bs,2H),7.16(d,1H),7.18
(d,1H),8.33(s,1H),8.41(s,
1H)
レラミド安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−10)の調製 前記実施例14で調製した化合物(〔1〕−(15)−
10)(0.32g)をピリジン(3.8ml)に溶解
した。吉草酸クロライド(0.16ml)を氷冷下で加
え、0℃で1時間撹拌した。反応液に水を加え、クロロ
ホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Kiesel
gel 60,15g,クロロホルム/メタノール=1
0/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
6)−10)(0.38g)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
6(t,3H),1.43(tq,2H),1.73
(tt,2H),2.33(s,3H),2.42
(t,2H),2.40−2.55(br,4H),
2.66(s,3H),3.55(bs,2H),3.
78(bs,2H),7.16(d,1H),7.18
(d,1H),8.33(s,1H),8.41(s,
1H)
【0053】実施例16:4−ジメチルアミノ−3−
〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕バレ
ラミド〕安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−10’)の調製 60%水素化ナトリウム(51.5mg)にジメチルス
ルホキシド(3.4ml)を加え、氷冷下、前記実施例
15で調製した化合物(〔1〕−(16)−10)(3
43mg)のジメチルスルホキシド(3.4ml)溶液
を滴下した。室温で10分間撹拌し、4−ブロモメチル
安息香酸メチル(272mg)のジメチルスルホキシド
(1.7ml)溶液を滴下した。室温で2時間撹拌し、
反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫
酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマト
グラフィー(Kieselgel 60,15g,クロ
ロホルム/メタノール=10/1)によって精製し、標
記の化合物(〔1〕−(17)−10’)(442m
g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(tq,2H),1.64
(tt,2H),2.11(dt,1H),2.25
(s,3H),2.29(dt,1H),2.61
(s,6H),2.87(s,3H),4.18(d,
1H),5.73(d,1H),6.55(d,1
H),7.01(d,1H),7.21(d,2H),
7.32(dd,1H),7.87(d,2H)
〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕バレ
ラミド〕安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−10’)の調製 60%水素化ナトリウム(51.5mg)にジメチルス
ルホキシド(3.4ml)を加え、氷冷下、前記実施例
15で調製した化合物(〔1〕−(16)−10)(3
43mg)のジメチルスルホキシド(3.4ml)溶液
を滴下した。室温で10分間撹拌し、4−ブロモメチル
安息香酸メチル(272mg)のジメチルスルホキシド
(1.7ml)溶液を滴下した。室温で2時間撹拌し、
反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫
酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマト
グラフィー(Kieselgel 60,15g,クロ
ロホルム/メタノール=10/1)によって精製し、標
記の化合物(〔1〕−(17)−10’)(442m
g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.25(tq,2H),1.64
(tt,2H),2.11(dt,1H),2.25
(s,3H),2.29(dt,1H),2.61
(s,6H),2.87(s,3H),4.18(d,
1H),5.73(d,1H),6.55(d,1
H),7.01(d,1H),7.21(d,2H),
7.32(dd,1H),7.87(d,2H)
【0054】実施例17:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安
息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(17)−
10)(化合物No.10)の調製 前記実施例16で調製した化合物(〔1〕−(17)−
10’)(0.40g)をメタノール(2ml)に溶解
した。氷冷下、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2m
l)を加え、室温で1.5時間撹拌した。1規定塩酸で
中和し、反応液を濃縮し、乾燥し、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,20g,ク
ロロホルム/メタノール=6/1)によって精製し、標
記の化合物(〔1〕−(17)−10)(化合物No.
10)(169mg)を淡黄色固体として得た。 融点:115.0−116.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
6(t,3H),1.24(tq,2H),1.64
(ddt,5H),2.08(dt,1H),2.30
(dt,1H),2.38(s,3H),2.40−
3.70(br,8H),2.92(s,6H),4.
08(d,1H),5.88(d,1H),6.35
(s,1H),7.02(d,1H),7.14(b
s,2H),7.35(d,1H),7.87(d,2
H)
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−ジメチルアミノ安
息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(17)−
10)(化合物No.10)の調製 前記実施例16で調製した化合物(〔1〕−(17)−
10’)(0.40g)をメタノール(2ml)に溶解
した。氷冷下、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2m
l)を加え、室温で1.5時間撹拌した。1規定塩酸で
中和し、反応液を濃縮し、乾燥し、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,20g,ク
ロロホルム/メタノール=6/1)によって精製し、標
記の化合物(〔1〕−(17)−10)(化合物No.
10)(169mg)を淡黄色固体として得た。 融点:115.0−116.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
6(t,3H),1.24(tq,2H),1.64
(ddt,5H),2.08(dt,1H),2.30
(dt,1H),2.38(s,3H),2.40−
3.70(br,8H),2.92(s,6H),4.
08(d,1H),5.88(d,1H),6.35
(s,1H),7.02(d,1H),7.14(b
s,2H),7.35(d,1H),7.87(d,2
H)
【0055】実施例18:3−アミノ−4−ジメチルア
ミノ安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(15)−11)の調製 3−ニトロ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−n−
プロピルピペラジド(〔1〕−(14)−11)(5.
25g)を、水(105ml)及びTHF(105m
l)に溶解し、ハイドロサルファイトナトリウム(1
6.45g)を加え、反応液を室温で30分間撹拌し
た。反応終了後、水層と有機層を分離した。水層を炭酸
水素ナトリウムで中和後にクロロホルムで抽出した溶液
を、先の有機層と合わせた。これを無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,100g,クロロホル
ム/メタノール=20/1)で精製して標記の化合物
(〔1〕−(15)−11)(3.39g)を黄色油状
物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
1(s,3H),1.51(sext,2H),2.3
2(t,2H),2.4−2.6(br,4H),2.
67(s,6H),3.4−3.9(br,4H),
4.00(s,2H),6.7−6.8(m,2H),
6.96(d,1H)
ミノ安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(15)−11)の調製 3−ニトロ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−n−
プロピルピペラジド(〔1〕−(14)−11)(5.
25g)を、水(105ml)及びTHF(105m
l)に溶解し、ハイドロサルファイトナトリウム(1
6.45g)を加え、反応液を室温で30分間撹拌し
た。反応終了後、水層と有機層を分離した。水層を炭酸
水素ナトリウムで中和後にクロロホルムで抽出した溶液
を、先の有機層と合わせた。これを無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,100g,クロロホル
ム/メタノール=20/1)で精製して標記の化合物
(〔1〕−(15)−11)(3.39g)を黄色油状
物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
1(s,3H),1.51(sext,2H),2.3
2(t,2H),2.4−2.6(br,4H),2.
67(s,6H),3.4−3.9(br,4H),
4.00(s,2H),6.7−6.8(m,2H),
6.96(d,1H)
【0056】実施例19:4−ジメチルアミノ−3−バ
レラミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(16)−11)の調製 前記実施例18で調製した化合物(〔1〕−(15)−
11)(344mg)をピリジン(7ml)に溶解し、
吉草酸クロライド(201mg)を加え、室温で30分
間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えてクロロホルムで抽出した。これを
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去し、カラムク
ロマトグラフィー(Kieselgel 60,15
g,クロロホルム/メタノール=40/1)で精製して
標記の化合物(〔1〕−(16)−11)(358m
g)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
1(t,3H),0.96(t,3H),1.44(s
ext,2H),1.49(sext,2H),1.7
3(quint,2H),2.33(t,2H),2.
43(t,2H),2.50(br,4H),2.66
(s,3H),3.52(br,2H),3.77(b
r,2H),7.1−7.2(m,2H),8.41
(s,1H),8.33(s,1H)
レラミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(16)−11)の調製 前記実施例18で調製した化合物(〔1〕−(15)−
11)(344mg)をピリジン(7ml)に溶解し、
吉草酸クロライド(201mg)を加え、室温で30分
間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えてクロロホルムで抽出した。これを
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去し、カラムク
ロマトグラフィー(Kieselgel 60,15
g,クロロホルム/メタノール=40/1)で精製して
標記の化合物(〔1〕−(16)−11)(358m
g)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
1(t,3H),0.96(t,3H),1.44(s
ext,2H),1.49(sext,2H),1.7
3(quint,2H),2.33(t,2H),2.
43(t,2H),2.50(br,4H),2.66
(s,3H),3.52(br,2H),3.77(b
r,2H),7.1−7.2(m,2H),8.41
(s,1H),8.33(s,1H)
【0057】実施例20:4−ジメチルアミノ−3−N
−〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕バ
レラミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−11’)の調製 前記実施例19で調製した化合物(〔1〕−(16)−
11)(344mg)をTHF(6ml)に溶解し、水
素化ナトリウム(38mg)を加えた。室温で15分間
撹拌した後、4−ブロモメチル安息香酸メチル(199
mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応終了後、1
規定塩酸水溶液を加えて溶媒を留去し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加えた。これをクロロホルムで抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,20g,クロロホルム/メタノール=50/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
1’)(295mg)を淡黄色固体として得た。 融点:145.5−146.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),0.91(t,3H),1.24(s
ext,2H),1.47(sext,2H),1.6
3(sext,2H),1.9−2.5(br,4
H),2.11(td,1H),2.3−2.5(m,
3H),2.90(s,6H),2.9−3.9(b
r,4H),3.88(s,3H),4.18(d,1
H),5.73(d,1H),6.54(d,1H),
7.01(d,1H),7.21(d,2H),7.3
4(dd,1H),7.87(d,2H)
−〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕バ
レラミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−11’)の調製 前記実施例19で調製した化合物(〔1〕−(16)−
11)(344mg)をTHF(6ml)に溶解し、水
素化ナトリウム(38mg)を加えた。室温で15分間
撹拌した後、4−ブロモメチル安息香酸メチル(199
mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応終了後、1
規定塩酸水溶液を加えて溶媒を留去し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加えた。これをクロロホルムで抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,20g,クロロホルム/メタノール=50/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
1’)(295mg)を淡黄色固体として得た。 融点:145.5−146.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),0.91(t,3H),1.24(s
ext,2H),1.47(sext,2H),1.6
3(sext,2H),1.9−2.5(br,4
H),2.11(td,1H),2.3−2.5(m,
3H),2.90(s,6H),2.9−3.9(b
r,4H),3.88(s,3H),4.18(d,1
H),5.73(d,1H),6.54(d,1H),
7.01(d,1H),7.21(d,2H),7.3
4(dd,1H),7.87(d,2H)
【0058】実施例21:4−ジメチルアミノ−3−N
−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(17)−11)(化合物No.11)の調製 前記実施例20で調製した化合物(〔1〕−(17)−
11’)(272mg)をTHF(1.4ml)及びメ
タノール(2ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
水溶液(2.7ml)を加えて室温で2日間撹拌した。
反応終了後、有機溶媒を留去して1規定塩酸水溶液を加
えてpHを4付近とした。これをクロロホルムで抽出
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,15g,クロロホルム/メタノール=
20/1)によって精製して標記の化合物(〔1〕−
(17)−11)(化合物No.11)(187mg)
を淡黄色固体として得た。 融点:113.0−115.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),0.91(t,3H),1.2−1.
4(m,2H),1.51(br,2H),1.64
(sext,2H),1.9−2.5(br,4H),
2.08(td,1H),2.1−4.1(br,8
H),2.28(td,1H),2.44(br,2
H),2.88(s,6H),3.88(s,3H),
4.11(d,1H),5.73(d,1H),6.4
1(s,1H),6.98(d,1H),7.06
(d,2H),7.30(d,1H),7.86(d,
2H)
−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(17)−11)(化合物No.11)の調製 前記実施例20で調製した化合物(〔1〕−(17)−
11’)(272mg)をTHF(1.4ml)及びメ
タノール(2ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム
水溶液(2.7ml)を加えて室温で2日間撹拌した。
反応終了後、有機溶媒を留去して1規定塩酸水溶液を加
えてpHを4付近とした。これをクロロホルムで抽出
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,15g,クロロホルム/メタノール=
20/1)によって精製して標記の化合物(〔1〕−
(17)−11)(化合物No.11)(187mg)
を淡黄色固体として得た。 融点:113.0−115.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),0.91(t,3H),1.2−1.
4(m,2H),1.51(br,2H),1.64
(sext,2H),1.9−2.5(br,4H),
2.08(td,1H),2.1−4.1(br,8
H),2.28(td,1H),2.44(br,2
H),2.88(s,6H),3.88(s,3H),
4.11(d,1H),5.73(d,1H),6.4
1(s,1H),6.98(d,1H),7.06
(d,2H),7.30(d,1H),7.86(d,
2H)
【0059】実施例22:4−ジメチルアミノ−3−n
−ヘプタンアミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラ
ジド(〔1〕−(16)−12)の調製 前記実施例18で調製した化合物(〔1〕−(15)−
11)(380mg)をピリジン(7ml)に溶解し、
ヘプタノイルクロライド(274mg)を加えた。室温
で30分間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出し
た。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去
し、カラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,15g,クロロホルム/メタノール=40/1)
で精製して標記の化合物(〔1〕−(16)−12)
(413mg)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(br,3H),0.91(t,3H),1.2−
1.4(m,6H),1.51(sext,2H),
1.74(quint,2H),2.34(t,2
H),2.41(t,2H),2.43(br,4
H),2.65(s,3H),3.52(br,2
H),3.77(br,2H),7.1−7.2(m,
2H),8.33(s,1H),8.41(s,1H)
−ヘプタンアミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラ
ジド(〔1〕−(16)−12)の調製 前記実施例18で調製した化合物(〔1〕−(15)−
11)(380mg)をピリジン(7ml)に溶解し、
ヘプタノイルクロライド(274mg)を加えた。室温
で30分間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出し
た。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去
し、カラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,15g,クロロホルム/メタノール=40/1)
で精製して標記の化合物(〔1〕−(16)−12)
(413mg)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(br,3H),0.91(t,3H),1.2−
1.4(m,6H),1.51(sext,2H),
1.74(quint,2H),2.34(t,2
H),2.41(t,2H),2.43(br,4
H),2.65(s,3H),3.52(br,2
H),3.77(br,2H),7.1−7.2(m,
2H),8.33(s,1H),8.41(s,1H)
【0060】実施例23:4−ジメチルアミノ−3−N
−〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕n
−ヘプタンアミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペ
ラジド(〔1〕−(17)−12’)の調製 前記実施例22で調製した化合物(〔1〕−(16)−
12)(363mg)をTHF(7ml)に溶解し、水
素化ナトリウム(43mg)を加えた。室温で15分間
撹拌した後、4−ブロモメチル安息香酸メチル(227
mg)を加え、室温で2日間撹拌した。反応終了後、1
規定塩酸水溶液を加えて溶媒を留去し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加えた。これをクロロホルムで抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,20g,クロロホルム/メタノール=70/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
2’)(303mg)を淡黄色固体として得た。 融点:144.5−145.3℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.91(t,3H),1.2−1.
3(m,6H),1.47(sext,2H),1.6
5(m,2H),1.9−2.5(br,4H),2.
11(td,1H),2.3−2.5(m,3H),
2.87(s,6H),2.9−3.9(br,4
H),3.88(s,3H),4.18(d,1H),
5.74(d,1H),6.53(d,1H),7.0
1(d,1H),7.21(d,2H),7.34(d
d,1H),7.87(d,2H)
−〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕n
−ヘプタンアミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペ
ラジド(〔1〕−(17)−12’)の調製 前記実施例22で調製した化合物(〔1〕−(16)−
12)(363mg)をTHF(7ml)に溶解し、水
素化ナトリウム(43mg)を加えた。室温で15分間
撹拌した後、4−ブロモメチル安息香酸メチル(227
mg)を加え、室温で2日間撹拌した。反応終了後、1
規定塩酸水溶液を加えて溶媒を留去し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加えた。これをクロロホルムで抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,20g,クロロホルム/メタノール=70/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
2’)(303mg)を淡黄色固体として得た。 融点:144.5−145.3℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.91(t,3H),1.2−1.
3(m,6H),1.47(sext,2H),1.6
5(m,2H),1.9−2.5(br,4H),2.
11(td,1H),2.3−2.5(m,3H),
2.87(s,6H),2.9−3.9(br,4
H),3.88(s,3H),4.18(d,1H),
5.74(d,1H),6.53(d,1H),7.0
1(d,1H),7.21(d,2H),7.34(d
d,1H),7.87(d,2H)
【0061】実施例24:4−ジメチルアミノ−3−N
−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕n−ヘプタ
ンアミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−12)(化合物No.12)の調
製 前記実施例23で調製した化合物(〔1〕−(17)−
12’)(285mg)をTHF(2ml)及びメタノ
ール(4ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶
液(3ml)を加えて室温で2日間撹拌した。反応終了
後、有機溶媒を留去して1規定塩酸水溶液を加えてpH
を4付近とした。これをクロロホルムで抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,15g,クロロホルム/メタノール=15/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
2)(化合物No.12)(196mg)を淡黄色固体
として得た。 融点:78.0−79.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.90(t,3H),1.2−1.
3(m,6H),1.6−1.8(m,4H),2.1
1(td,1H),2.3−2.5(m,3H),2.
5−3.2(br,4H),2.88(s,6H),
3.3−4.1(br,4H),4.12(d,1
H),5.86(d,1H),6.40(s,1H),
7.01(d,1H),7.13(d,2H),7.3
4(dd,1H),7.87(d,2H)
−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕n−ヘプタ
ンアミド〕安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−12)(化合物No.12)の調
製 前記実施例23で調製した化合物(〔1〕−(17)−
12’)(285mg)をTHF(2ml)及びメタノ
ール(4ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶
液(3ml)を加えて室温で2日間撹拌した。反応終了
後、有機溶媒を留去して1規定塩酸水溶液を加えてpH
を4付近とした。これをクロロホルムで抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,15g,クロロホルム/メタノール=15/1)に
よって精製して標記の化合物(〔1〕−(17)−1
2)(化合物No.12)(196mg)を淡黄色固体
として得た。 融点:78.0−79.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.90(t,3H),1.2−1.
3(m,6H),1.6−1.8(m,4H),2.1
1(td,1H),2.3−2.5(m,3H),2.
5−3.2(br,4H),2.88(s,6H),
3.3−4.1(br,4H),4.12(d,1
H),5.86(d,1H),6.40(s,1H),
7.01(d,1H),7.13(d,2H),7.3
4(dd,1H),7.87(d,2H)
【0062】実施例25:4−ジメチルアミノ−3−n
−ヘプタンアミド安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−13)の調製 3−アミノ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチ
ルピペラジド(〔1〕−(15)−13)(1.00
g)をピリジン(12ml)に溶解した。ヘプタノイル
クロライド(0.77ml)を氷冷下加え、0℃で50
分間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出
し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,50g,クロロホルム/メタノール=10/1)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(16)−1
3)(1.43g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
9(t,3H),1.28−1.45(m,6H),
1.74(tt,2H),2.32(s,3H),2.
42(t,2H),2.35−2.55(br,4
H),2.65(s,6H),3.53(bs,2
H),3.76(bs,2H),7.17(d,1
H),8.34(s,1H),8.41(s,1H)
−ヘプタンアミド安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−13)の調製 3−アミノ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチ
ルピペラジド(〔1〕−(15)−13)(1.00
g)をピリジン(12ml)に溶解した。ヘプタノイル
クロライド(0.77ml)を氷冷下加え、0℃で50
分間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出
し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,50g,クロロホルム/メタノール=10/1)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(16)−1
3)(1.43g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
9(t,3H),1.28−1.45(m,6H),
1.74(tt,2H),2.32(s,3H),2.
42(t,2H),2.35−2.55(br,4
H),2.65(s,6H),3.53(bs,2
H),3.76(bs,2H),7.17(d,1
H),8.34(s,1H),8.41(s,1H)
【0063】実施例26:4−ジメチルアミノ−3−
〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕n−
ヘプタンアミド〕安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(17)−13’)の調製 60%水素化ナトリウム(26.7mg)にTHF(3
ml)を加え、前記実施例25で調製した化合物
(〔1〕−(16)−13)(295mg)のTHF
(3ml)溶液を滴下した。室温で5分間撹拌し、4−
ブロモメチル安息香酸メチル(235mg)のTHF
(1.5ml)溶液を滴下した。室温で3時間撹拌し、
反応液に少量の水を加え、濃縮し、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,15g,ク
ロロホルム/メタノール=10/1)によって精製し、
標記の化合物(〔1〕−(17)−13’)(254m
g)を淡黄色固体として得た。 融点:120.5−121.9℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),1.14−1.29(m,6H),
1.55−1.72(m,2H),2.10(dt,1
H),2.25(s,3H),2.29(dt,2
H),2.87(s,6H),1.80−2.50(b
r,4H),2.90−3.80(br,4H),3.
88(s,3H),4.18(d,1H),5.74
(d,1H),6.54(d,1H),7.01(d,
1H),7.21(d,2H),7.33(dd,1
H),7.87(d,2H)
〔〔(4−メトキシカルボニルフェニル)メチル〕n−
ヘプタンアミド〕安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(17)−13’)の調製 60%水素化ナトリウム(26.7mg)にTHF(3
ml)を加え、前記実施例25で調製した化合物
(〔1〕−(16)−13)(295mg)のTHF
(3ml)溶液を滴下した。室温で5分間撹拌し、4−
ブロモメチル安息香酸メチル(235mg)のTHF
(1.5ml)溶液を滴下した。室温で3時間撹拌し、
反応液に少量の水を加え、濃縮し、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(Kieselgel 60,15g,ク
ロロホルム/メタノール=10/1)によって精製し、
標記の化合物(〔1〕−(17)−13’)(254m
g)を淡黄色固体として得た。 融点:120.5−121.9℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),1.14−1.29(m,6H),
1.55−1.72(m,2H),2.10(dt,1
H),2.25(s,3H),2.29(dt,2
H),2.87(s,6H),1.80−2.50(b
r,4H),2.90−3.80(br,4H),3.
88(s,3H),4.18(d,1H),5.74
(d,1H),6.54(d,1H),7.01(d,
1H),7.21(d,2H),7.33(dd,1
H),7.87(d,2H)
【0064】実施例27:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−ジメチル
アミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−13)(化合物No.13)の調製 前記実施例26で調製した化合物(〔1〕−(17)−
13’)(253mg)をメタノール(2.5ml)に
溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.25m
l)を加え、室温で30分間撹拌した。酸性のレジンC
G50で中和し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥
し、標記の化合物(〔1〕−(16)−13)(化合物
No.13)(163mg)を淡黄色固体として得た。 融点:78.0−79.4℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.16−1.30(m,6H),
1.55−1.74(m,2H),2.09(ddd,
1H),2.29(ddd,2H),2.40(s,3
H),2.45(bs,2H),2.92(s,6
H),2.55−3.00(br,6H),4.10
(d,1H),5.92(d,1H),6.36(d,
1H),7.03(d,1H),7.18(d,2
H),7.38(dd,1H),7.89(d,2H)
ェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−ジメチル
アミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−13)(化合物No.13)の調製 前記実施例26で調製した化合物(〔1〕−(17)−
13’)(253mg)をメタノール(2.5ml)に
溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.25m
l)を加え、室温で30分間撹拌した。酸性のレジンC
G50で中和し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥
し、標記の化合物(〔1〕−(16)−13)(化合物
No.13)(163mg)を淡黄色固体として得た。 融点:78.0−79.4℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.16−1.30(m,6H),
1.55−1.74(m,2H),2.09(ddd,
1H),2.29(ddd,2H),2.40(s,3
H),2.45(bs,2H),2.92(s,6
H),2.55−3.00(br,6H),4.10
(d,1H),5.92(d,1H),6.36(d,
1H),7.03(d,1H),7.18(d,2
H),7.38(dd,1H),7.89(d,2H)
【0065】実施例28:4−ジメチルアミノ−3−n
−オクタンアミド安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−14)の調製 3−アミノ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチ
ルピペラジド(〔1〕−(15)−14)(1.02
g)をピリジン(12ml)に溶解した。オクタノイル
クロライド(0.9ml)を氷冷下に加え、0℃で2時
間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出
し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,40g,クロロホルム/メタノール=10/1)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(16)−1
4)(1.47g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
9(t,3H),1.19−1.42(m,8H),
1.74(tt,2H),2.32(s,3H),2.
41(t,2H),2.35−2.55(br,4
H),2.66(s,6H),3.54(bs,2
H),3.77(bs,2H),7.16(d,1
H),7.18(d,1H),8.33(s,1H),
8.41(s,1H)
−オクタンアミド安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−14)の調製 3−アミノ−4−ジメチルアミノ安息香酸 4’−メチ
ルピペラジド(〔1〕−(15)−14)(1.02
g)をピリジン(12ml)に溶解した。オクタノイル
クロライド(0.9ml)を氷冷下に加え、0℃で2時
間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出
し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,40g,クロロホルム/メタノール=10/1)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(16)−1
4)(1.47g)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
9(t,3H),1.19−1.42(m,8H),
1.74(tt,2H),2.32(s,3H),2.
41(t,2H),2.35−2.55(br,4
H),2.66(s,6H),3.54(bs,2
H),3.77(bs,2H),7.16(d,1
H),7.18(d,1H),8.33(s,1H),
8.41(s,1H)
【0066】実施例29:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕n−オクタンアミド〕−4−ジメチル
アミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−14)(化合物No.14)の調製 60%水素化ナトリウム(0.2g)にTHF(15m
l)を加え、前記実施例28で調製した化合物(〔1〕
−(16)−14)(1.47g)のTHF(15m
l)溶液を滴下した。室温で10分間撹拌し、4−ブロ
モメチル安息香酸メチル(1.13g)のTHF(7.
5ml)溶液を滴下した。室温で2時間撹拌し、反応液
に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(Kieselgel 60,20g,クロロホル
ム/メタノール=20/1)に付し、化合物(〔1〕−
(17)−14’)を含む残渣911mgのうち、90
0mgをメタノール(9ml)、及びTHF(9ml)
に溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(9ml)
を加え、室温で3.5時間撹拌した。1規定塩酸で中和
し、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel 60,20g,クロロホルム/メタ
ノール=5/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−14)(化合物No.14)(3
08mg)を淡黄色固体として得た。 融点:91.5−93.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.15−1.32(m,8H),
1.55−1.73(m,2H),2.07(ddd,
1H),2.28(ddd,1H),2.37(s,3
H),2.43(bs,2H),2.55−3.00
(br,6H),2.91(s,6H),4.09
(d,1H),5.90(d,1H),6.35(s,
2H),7.02(d,1H),7.16(d,2
H),7.36(d,1H),7.88(d,2H)
ェニル)メチル〕n−オクタンアミド〕−4−ジメチル
アミノ安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−14)(化合物No.14)の調製 60%水素化ナトリウム(0.2g)にTHF(15m
l)を加え、前記実施例28で調製した化合物(〔1〕
−(16)−14)(1.47g)のTHF(15m
l)溶液を滴下した。室温で10分間撹拌し、4−ブロ
モメチル安息香酸メチル(1.13g)のTHF(7.
5ml)溶液を滴下した。室温で2時間撹拌し、反応液
に水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(Kieselgel 60,20g,クロロホル
ム/メタノール=20/1)に付し、化合物(〔1〕−
(17)−14’)を含む残渣911mgのうち、90
0mgをメタノール(9ml)、及びTHF(9ml)
に溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(9ml)
を加え、室温で3.5時間撹拌した。1規定塩酸で中和
し、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel 60,20g,クロロホルム/メタ
ノール=5/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−14)(化合物No.14)(3
08mg)を淡黄色固体として得た。 融点:91.5−93.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
5(t,3H),1.15−1.32(m,8H),
1.55−1.73(m,2H),2.07(ddd,
1H),2.28(ddd,1H),2.37(s,3
H),2.43(bs,2H),2.55−3.00
(br,6H),2.91(s,6H),4.09
(d,1H),5.90(d,1H),6.35(s,
2H),7.02(d,1H),7.16(d,2
H),7.36(d,1H),7.88(d,2H)
【0067】実施例30:3−ニトロ−4−i−プロピ
ル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
4)−15)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−15)(9.7g)をジメチルホルムアミド(1
45ml)に溶解した。ヒドロキシベンゾトリアゾール
(8.1g)、トリエチルアミン(8.3ml)、WS
CI(11.5g)、及びメチルピペラジン(6.7m
l)を加え、室温で15時間撹拌し、反応液に水を加
え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel 60,200g,クロロホルム/メ
タノール=15/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(14)−15)(13.5g)を黄色油状
物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:1.3
1(d,6H),2.33(s,3H),2.39(b
s,2H),2.48(bs,2H),3.44(se
pt,1H),3.45(bs,2H),3.79(b
s,2H),7.54(d,1H),7.59(dd,
1H),7.75(d,1H)
ル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
4)−15)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−15)(9.7g)をジメチルホルムアミド(1
45ml)に溶解した。ヒドロキシベンゾトリアゾール
(8.1g)、トリエチルアミン(8.3ml)、WS
CI(11.5g)、及びメチルピペラジン(6.7m
l)を加え、室温で15時間撹拌し、反応液に水を加
え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(K
ieselgel 60,200g,クロロホルム/メ
タノール=15/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(14)−15)(13.5g)を黄色油状
物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:1.3
1(d,6H),2.33(s,3H),2.39(b
s,2H),2.48(bs,2H),3.44(se
pt,1H),3.45(bs,2H),3.79(b
s,2H),7.54(d,1H),7.59(dd,
1H),7.75(d,1H)
【0068】実施例31:3−アミノ−4−i−プロピ
ル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
5)−15)の調製 前記実施例30で調製した化合物(〔1〕−(14)−
15)(13.5g)をエタノール(650ml)に溶
解した。10%Pd−C(1.35g)、及びヒドラジ
ン一水和物(13.5ml)を加え、65℃で24時間
撹拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残
渣をカラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,240g,クロロホルム/メタノール=10/
1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)
−15)(12.0g)を淡赤褐色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:1.2
5(d,6H),2.31(s,3H),2.30−
2.55(br,4H),3.40−3.85(br,
6H),6.71(d,1H),6.76(dd,1
H),7.13(d,1H)
ル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
5)−15)の調製 前記実施例30で調製した化合物(〔1〕−(14)−
15)(13.5g)をエタノール(650ml)に溶
解した。10%Pd−C(1.35g)、及びヒドラジ
ン一水和物(13.5ml)を加え、65℃で24時間
撹拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残
渣をカラムクロマトグラフィー(Kieselgel
60,240g,クロロホルム/メタノール=10/
1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)
−15)(12.0g)を淡赤褐色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:1.2
5(d,6H),2.31(s,3H),2.30−
2.55(br,4H),3.40−3.85(br,
6H),6.71(d,1H),6.76(dd,1
H),7.13(d,1H)
【0069】実施例32:4−i−プロピル−3−バレ
ラミド安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−15)の調製 前記実施例31で調製した化合物(〔1〕−(15)−
15)(11.69g)をピリジン(2.6ml)に溶
解した。吉草酸クロライド(0.1ml)を氷冷下に加
え、0℃で1.5時間撹拌した。反応液に水を加え、ク
ロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥
し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Kie
selgel 60,15g,クロロホルム/メタノー
ル=10/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕
−(16)−15)(115.9mg)を黄色油状物質
として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,3H),1.24(d,6H),1.44(t
q,2H),1.73(tt,2H),2.33(s,
3H),2.40(t,2H),2.30−2.55
(br,4H),3.02(sept,1H),3.5
6(bs,2H),3.80(bs,2H),7.17
(d,1H),7.25(d,1H),7.45(s,
1H),7.74(bs,1H)
ラミド安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(16)−15)の調製 前記実施例31で調製した化合物(〔1〕−(15)−
15)(11.69g)をピリジン(2.6ml)に溶
解した。吉草酸クロライド(0.1ml)を氷冷下に加
え、0℃で1.5時間撹拌した。反応液に水を加え、ク
ロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥
し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Kie
selgel 60,15g,クロロホルム/メタノー
ル=10/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕
−(16)−15)(115.9mg)を黄色油状物質
として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,3H),1.24(d,6H),1.44(t
q,2H),1.73(tt,2H),2.33(s,
3H),2.40(t,2H),2.30−2.55
(br,4H),3.02(sept,1H),3.5
6(bs,2H),3.80(bs,2H),7.17
(d,1H),7.25(d,1H),7.45(s,
1H),7.74(bs,1H)
【0070】実施例33:3−〔〔4−(メトキシカル
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
7)−15’)の調製 60%水素化ナトリウム(26.7mg)にジメチルス
ルホキシド(3ml)を加え、前記実施例32で調製し
た化合物(〔1〕−(16)−15)(295mg)の
ジメチルスルホキシド(3ml)溶液を滴下した。室温
で5分間撹拌し、4−ブロモメチル安息香酸メチル(2
35mg)のジメチルスルホキシド(1.5ml)溶液
を滴下した。室温で3時間撹拌し、反応液に少量の水を
加え、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Ki
eselgel 60,15g,クロロホルム/メタノ
ール=10/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−15’)(254mg)を淡黄色
泡状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
6(t,3H),1.10(d,6H),1.30(t
q,2H),1.57(tt,2H),2.35(b
s,2H),2.80−3.35(br,4H),3.
09(sept,1H),3.19(s,3H),3.
90(s,3H),3.75−4.10(br,4
H),5.01(bs,2H),7.23(d,1
H),7.44(bd,1H),7.56(bs,1
H),7.67(d,2H),7.95(d,2H)
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
7)−15’)の調製 60%水素化ナトリウム(26.7mg)にジメチルス
ルホキシド(3ml)を加え、前記実施例32で調製し
た化合物(〔1〕−(16)−15)(295mg)の
ジメチルスルホキシド(3ml)溶液を滴下した。室温
で5分間撹拌し、4−ブロモメチル安息香酸メチル(2
35mg)のジメチルスルホキシド(1.5ml)溶液
を滴下した。室温で3時間撹拌し、反応液に少量の水を
加え、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(Ki
eselgel 60,15g,クロロホルム/メタノ
ール=10/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−15’)(254mg)を淡黄色
泡状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
6(t,3H),1.10(d,6H),1.30(t
q,2H),1.57(tt,2H),2.35(b
s,2H),2.80−3.35(br,4H),3.
09(sept,1H),3.19(s,3H),3.
90(s,3H),3.75−4.10(br,4
H),5.01(bs,2H),7.23(d,1
H),7.44(bd,1H),7.56(bs,1
H),7.67(d,2H),7.95(d,2H)
【0071】実施例34:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息
香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(17)−1
5)(化合物No.15)の調製 前記実施例33で調製した化合物(〔1〕−(17)−
15’)(253mg)をメタノール(2.5ml)に
溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.25m
l)を加え、室温で30分間撹拌した。酸性のレジンC
G50で中和し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥
して、標記の化合物(〔1〕−(17)−15)(化合
物No.15)(163mg)を淡黄色固体として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
9(t,3H),1.23(d,6H),1.45(t
q,2H),1.72(tt,2H),2.46(t,
2H),3.14(s,3H),3.22(sept,
1H),3.31(s,2H),3.48(bs,2
H),3.65(bt,2H),3.86(bt,2
H),4.73(s,2H),7.40(dd,1
H),7.44(d,1H),7.49(d,1H),
7.59(d,2H),8.05(d,2H)
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息
香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(17)−1
5)(化合物No.15)の調製 前記実施例33で調製した化合物(〔1〕−(17)−
15’)(253mg)をメタノール(2.5ml)に
溶解した。1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.25m
l)を加え、室温で30分間撹拌した。酸性のレジンC
G50で中和し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥
して、標記の化合物(〔1〕−(17)−15)(化合
物No.15)(163mg)を淡黄色固体として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
9(t,3H),1.23(d,6H),1.45(t
q,2H),1.72(tt,2H),2.46(t,
2H),3.14(s,3H),3.22(sept,
1H),3.31(s,2H),3.48(bs,2
H),3.65(bt,2H),3.86(bt,2
H),4.73(s,2H),7.40(dd,1
H),7.44(d,1H),7.49(d,1H),
7.59(d,2H),8.05(d,2H)
【0072】実施例35:3−〔〔(4−エトキシカル
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
7)−16)(化合物No.16)の調製 3−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕−4−i−プロピル安息香酸 4’−メチルピペラ
ジド(〔1〕−(17)−15)(化合物No.15)
(363mg)を四塩化炭素(3.5ml)に溶解し
た。ジメチルホルムアミド(36μl)及び塩化チオニ
ル(0.55ml)を加え、60℃で20分間撹拌し、
反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロホルム(5m
l)に溶解した。トリエチルアミン(0.1ml)及び
エタノール(0.1ml)を加え、室温で2時間撹拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,30g,クロロホルム/メタノー
ル=5/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−
(17)−16)(化合物No.16)(200mg)
を淡黄色固体として得た。 融点:153.2−155.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
2(t,3H),1.15−1.28(m,8H),
1.33(t,3H),1.58(tt,2H),1.
89(dt,1H),1.99(dt,1H),3.0
5(sept,1H),3.34(s,3H),3.4
0−3.65(br,2H),3.77−3.97(b
r,4H),4.19−4.30(br,2H),5.
36(bd,1H),5.82(bd,1H),6.5
2(bs,1H),7.48(d,1H),7.59
(d,1H),7.77(d,2H),8.10(d,
2H)
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−(1
7)−16)(化合物No.16)の調製 3−〔〔(4−カルボキシフェニル)メチル〕バレラミ
ド〕−4−i−プロピル安息香酸 4’−メチルピペラ
ジド(〔1〕−(17)−15)(化合物No.15)
(363mg)を四塩化炭素(3.5ml)に溶解し
た。ジメチルホルムアミド(36μl)及び塩化チオニ
ル(0.55ml)を加え、60℃で20分間撹拌し、
反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロホルム(5m
l)に溶解した。トリエチルアミン(0.1ml)及び
エタノール(0.1ml)を加え、室温で2時間撹拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,30g,クロロホルム/メタノー
ル=5/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−
(17)−16)(化合物No.16)(200mg)
を淡黄色固体として得た。 融点:153.2−155.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
2(t,3H),1.15−1.28(m,8H),
1.33(t,3H),1.58(tt,2H),1.
89(dt,1H),1.99(dt,1H),3.0
5(sept,1H),3.34(s,3H),3.4
0−3.65(br,2H),3.77−3.97(b
r,4H),4.19−4.30(br,2H),5.
36(bd,1H),5.82(bd,1H),6.5
2(bs,1H),7.48(d,1H),7.59
(d,1H),7.77(d,2H),8.10(d,
2H)
【0073】実施例36:4−i−プロピル−3−ニト
ロ安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−
N−エチルアミド(〔1〕−(14)−17)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−17)(500mg)をクロロホルム(5.0m
l)に溶解した。ジメチルホルムアミド(50μl)及
び塩化チオニル(1.74ml)を加え、65℃で45
分間攪拌し、反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロ
ホルム(7.5ml)に溶解した。トリエチルアミン
(1.0ml)及びN,N,N’−トリエチルエチレン
ジアミン(0.6ml)を加え、室温で18時間攪拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1
/4)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
4)−17)(590mg)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )δ:0.7
0−1.30(br,9H),1.30(d,6H),
2.20−2.75(br,6H),3.15−3.6
5(br,4H),3.43(sept,1H),7.
51(d,1H),7.57(bs,1H),7.74
(bs,1H)
ロ安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−
N−エチルアミド(〔1〕−(14)−17)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−17)(500mg)をクロロホルム(5.0m
l)に溶解した。ジメチルホルムアミド(50μl)及
び塩化チオニル(1.74ml)を加え、65℃で45
分間攪拌し、反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロ
ホルム(7.5ml)に溶解した。トリエチルアミン
(1.0ml)及びN,N,N’−トリエチルエチレン
ジアミン(0.6ml)を加え、室温で18時間攪拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1
/4)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
4)−17)(590mg)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )δ:0.7
0−1.30(br,9H),1.30(d,6H),
2.20−2.75(br,6H),3.15−3.6
5(br,4H),3.43(sept,1H),7.
51(d,1H),7.57(bs,1H),7.74
(bs,1H)
【0074】実施例37:3−アミノ−4−i−プロピ
ル安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−
N−エチルアミド(〔1〕−(15)−17)の調製 前記実施例36で調製した化合物(〔1〕−(14)−
17)(573mg)をエタノール(28.6ml)に
溶解した。10%Pd−C(57mg)、及びヒドラジ
ン一水和物(0.60ml)を加え、65℃で1時間攪
拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残渣
をカラムクロマトグラフィー(LiChroprep
Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1/5)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)−1
7)(522mg)を無色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5−1.30(br,9H),1.24(d,6H),
2.20−2.75(br,6H),2.89(sep
t,1H),3.20−3.60(br,4H),3.
70(bs,2H),6.67(d,1H),6.74
(dd,1H),7.11(d,1H)
ル安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−
N−エチルアミド(〔1〕−(15)−17)の調製 前記実施例36で調製した化合物(〔1〕−(14)−
17)(573mg)をエタノール(28.6ml)に
溶解した。10%Pd−C(57mg)、及びヒドラジ
ン一水和物(0.60ml)を加え、65℃で1時間攪
拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残渣
をカラムクロマトグラフィー(LiChroprep
Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1/5)に
よって精製し、標記の化合物(〔1〕−(15)−1
7)(522mg)を無色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5−1.30(br,9H),1.24(d,6H),
2.20−2.75(br,6H),2.89(sep
t,1H),3.20−3.60(br,4H),3.
70(bs,2H),6.67(d,1H),6.74
(dd,1H),7.11(d,1H)
【0075】実施例38:4−i−プロピル−3−バレ
ラミド安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕−N−エチルアミド(〔1〕−(16)−17)の
調製 前記実施例37で調製した化合物(〔1〕−(15)−
17)(504mg)をピリジン(6.0ml)に溶解
した。吉草酸クロライド(0.24ml)を氷冷下で加
え、0℃で1時間攪拌した。反応液に飽和重曹水(10
ml)を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラ
フィー(LiChroprep Si 60,20g、
ヘキサン/アセトン=1/4)によって精製し、標記の
化合物(〔1〕−(16)−17)(423mg)を黄
色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5−1.28(br,13H),1.21(d,6
H),1.35−1.47(br,2H),1.65−
1.80(br,2H),2.37−2.75(br,
7H),2.98−3.05(br,1H),3.25
−3.38(br,2H),3.49−3.60(b
r,2H),7.14(bs,1H),7.24(d,
1H),7.48−7.63(br,2H)
ラミド安息香酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチ
ル〕−N−エチルアミド(〔1〕−(16)−17)の
調製 前記実施例37で調製した化合物(〔1〕−(15)−
17)(504mg)をピリジン(6.0ml)に溶解
した。吉草酸クロライド(0.24ml)を氷冷下で加
え、0℃で1時間攪拌した。反応液に飽和重曹水(10
ml)を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラ
フィー(LiChroprep Si 60,20g、
ヘキサン/アセトン=1/4)によって精製し、標記の
化合物(〔1〕−(16)−17)(423mg)を黄
色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5−1.28(br,13H),1.21(d,6
H),1.35−1.47(br,2H),1.65−
1.80(br,2H),2.37−2.75(br,
7H),2.98−3.05(br,1H),3.25
−3.38(br,2H),3.49−3.60(b
r,2H),7.14(bs,1H),7.24(d,
1H),7.48−7.63(br,2H)
【0076】実施例39:3−〔〔(4−メトキシカル
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 N−エチル−N−〔2−(ジエチルアミ
ノ)エチル〕アミド(〔1〕−(17)−17’)の調
製 60%水酸化ナトリウム(54mg)にTHF(4m
l)を加え、氷冷下、前記実施例38で調製した化合物
(〔1〕−(16)−17)(407mg)のテトラヒ
ドラフラン(4ml)溶液を滴下した。室温で15分間
攪拌し、氷冷下で、4−ブロモメチル安息香酸メチル
(287ml)のTHF(2ml)溶液を滴下した。0
℃で1.5時間攪拌し、反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、
残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChropre
p Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1/
1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)
−17’)(290.3mg)を無色シロップとして得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),0.80−1.28(br,11
H),1.59(tt,2H),1.94(dt,1
H),2.03(dt,1H),2.21−2.38
(br,2H),2.45−2.66(br,4H),
2.90−3.10(br,3H),3.33−3.6
0(br,2H),3.90(s,3H),4.13
(bd,1H),5.57(bd,1H),6.67
(bs,1H),7.29(d,2H),7.37
(d,1H),7.41(d,1H),7.93(d,
2H)
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 N−エチル−N−〔2−(ジエチルアミ
ノ)エチル〕アミド(〔1〕−(17)−17’)の調
製 60%水酸化ナトリウム(54mg)にTHF(4m
l)を加え、氷冷下、前記実施例38で調製した化合物
(〔1〕−(16)−17)(407mg)のテトラヒ
ドラフラン(4ml)溶液を滴下した。室温で15分間
攪拌し、氷冷下で、4−ブロモメチル安息香酸メチル
(287ml)のTHF(2ml)溶液を滴下した。0
℃で1.5時間攪拌し、反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、
残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChropre
p Si 60,20g、ヘキサン/アセトン=1/
1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)
−17’)(290.3mg)を無色シロップとして得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),0.80−1.28(br,11
H),1.59(tt,2H),1.94(dt,1
H),2.03(dt,1H),2.21−2.38
(br,2H),2.45−2.66(br,4H),
2.90−3.10(br,3H),3.33−3.6
0(br,2H),3.90(s,3H),4.13
(bd,1H),5.57(bd,1H),6.67
(bs,1H),7.29(d,2H),7.37
(d,1H),7.41(d,1H),7.93(d,
2H)
【0077】実施例40:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕バレラミド−4−i−プロピル安息香
酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−N−エチ
ルアミド(〔1〕−(17)−17)(化合物No.1
7)の調製 前記実施例39で調製した化合物(〔1〕−(17)−
17’)(275mg)をメタノール(2.7ml)に
溶解した。氷冷下で、1規定水酸化ナトリウム水溶液
(2.7ml)を加え、室温で2時間攪拌した。1規定
塩酸で中和し、反応液をクロロホルムで抽出し、有機層
を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、乾燥して、標記の
化合物(〔1〕−(17)−17)(化合物No.1
7)(262mg)を白色固体として得た。 融点:67.0−67.8℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5(t,3H),0.83(t,3H),1.19−
1.30(m,11H),1.34(d,3H),1.
60(tt,2H),1.90(dt,1H),2.0
3(dt,1H),2.81−2.94(br,2
H),2.94−3.18(br,6H),3.64
(d,1H),3.60−3.80(br,2H),
6.06(d,1H),6.39(s,1H),7.1
2(d,2H),7.33(d,1H),7.45
(d,1H),7.88(d,2H)
ェニル)メチル〕バレラミド−4−i−プロピル安息香
酸 N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕−N−エチ
ルアミド(〔1〕−(17)−17)(化合物No.1
7)の調製 前記実施例39で調製した化合物(〔1〕−(17)−
17’)(275mg)をメタノール(2.7ml)に
溶解した。氷冷下で、1規定水酸化ナトリウム水溶液
(2.7ml)を加え、室温で2時間攪拌した。1規定
塩酸で中和し、反応液をクロロホルムで抽出し、有機層
を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、乾燥して、標記の
化合物(〔1〕−(17)−17)(化合物No.1
7)(262mg)を白色固体として得た。 融点:67.0−67.8℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.7
5(t,3H),0.83(t,3H),1.19−
1.30(m,11H),1.34(d,3H),1.
60(tt,2H),1.90(dt,1H),2.0
3(dt,1H),2.81−2.94(br,2
H),2.94−3.18(br,6H),3.64
(d,1H),3.60−3.80(br,2H),
6.06(d,1H),6.39(s,1H),7.1
2(d,2H),7.33(d,1H),7.45
(d,1H),7.88(d,2H)
【0078】実施例41:3−n−ヘプタンアミド−4
−i−プロピル安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−18)の調製 3−アミノ−4−イソプロピル安息香酸 4’−メチル
ピペラジド(〔1〕−(15)−18)(0.52g)
のピリジン(6.3ml)溶液に、氷冷攪拌下でエナン
チルクロライド(0.31ml)を滴下し、1.5時間
氷冷攪拌した。反応液を濃縮し、得られた黄色泡状物質
(0.97g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノー
ル=15/1)にて精製し、標記の化合物(〔1〕−
(16)−18)(0.58g)を黄褐色泡状物質とし
て得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(t,3H,J=6.4Hz),1.23(d,6
H,J=6.9Hz),1.33(bs,4H),1.
41(bs,2H),1.55−1.8(b,4H),
2.3−2.55(m,5H),2.31(s,3
H),3.02(bt,1H,J=6.4Hz),3.
53(bs,2H),3.78(bs,2H),7.1
5−7.35(m,2H),7.64(b,1H)
−i−プロピル安息香酸 4’−メチルピペラジド
(〔1〕−(16)−18)の調製 3−アミノ−4−イソプロピル安息香酸 4’−メチル
ピペラジド(〔1〕−(15)−18)(0.52g)
のピリジン(6.3ml)溶液に、氷冷攪拌下でエナン
チルクロライド(0.31ml)を滴下し、1.5時間
氷冷攪拌した。反応液を濃縮し、得られた黄色泡状物質
(0.97g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノー
ル=15/1)にて精製し、標記の化合物(〔1〕−
(16)−18)(0.58g)を黄褐色泡状物質とし
て得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(t,3H,J=6.4Hz),1.23(d,6
H,J=6.9Hz),1.33(bs,4H),1.
41(bs,2H),1.55−1.8(b,4H),
2.3−2.55(m,5H),2.31(s,3
H),3.02(bt,1H,J=6.4Hz),3.
53(bs,2H),3.78(bs,2H),7.1
5−7.35(m,2H),7.64(b,1H)
【0079】実施例42:3−N−〔〔(4−メトキシ
カルボニルフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕4
−i−プロピル安息香酸 N−メチルピペラジド
(〔1〕−(17)−18’)の調製 60%水素化ナトリウム(0.042g)の油分をn−
ヘキサンにて洗浄した後、THF(3.0ml)に懸濁
させた。氷冷攪拌下で前記実施例41で調製した化合物
(〔1〕−(16)−18)(0.30g)のTHF
(3.0ml)溶液を滴下し、次いで同温度で4−ブロ
モメチル安息香酸メチルエステル(0.22g)のTH
F(1.5ml)溶液を滴下し、0.5時間攪拌した。
室温にて更に2時間攪拌後、反応液を水中に注加し、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を蒸留水、及び飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過
し、濃縮して、橙黄色油状物(0.50g)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,クロロホルム/メタノール=20/
1)にて精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)−1
8’)(0.30g)を淡黄色固体として得た。 融点:138−139.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),1.15−1.35
(m,6H),1.19,1.21(eachd,ea
ch 3H,J=6.9Hz),1.55−1.65
(m,2H),1.7−3.8(b,8H),1.9−
2.05(m,2H),2.25(s,3H),2.9
5−3.1(m,1H),3.90(s,3H),3.
98(d,1H,J=14.2Hz),5.73(d,
1H,J=14.2Hz),6.59(d,1H,J=
1.4Hz),7.28(d,2H,J=8.3H
z),7.42(dd,1H,J=1.4,8.3H
z),7.45(d,1H,J=8.3Hz)
カルボニルフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕4
−i−プロピル安息香酸 N−メチルピペラジド
(〔1〕−(17)−18’)の調製 60%水素化ナトリウム(0.042g)の油分をn−
ヘキサンにて洗浄した後、THF(3.0ml)に懸濁
させた。氷冷攪拌下で前記実施例41で調製した化合物
(〔1〕−(16)−18)(0.30g)のTHF
(3.0ml)溶液を滴下し、次いで同温度で4−ブロ
モメチル安息香酸メチルエステル(0.22g)のTH
F(1.5ml)溶液を滴下し、0.5時間攪拌した。
室温にて更に2時間攪拌後、反応液を水中に注加し、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を蒸留水、及び飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過
し、濃縮して、橙黄色油状物(0.50g)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,クロロホルム/メタノール=20/
1)にて精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)−1
8’)(0.30g)を淡黄色固体として得た。 融点:138−139.5℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),1.15−1.35
(m,6H),1.19,1.21(eachd,ea
ch 3H,J=6.9Hz),1.55−1.65
(m,2H),1.7−3.8(b,8H),1.9−
2.05(m,2H),2.25(s,3H),2.9
5−3.1(m,1H),3.90(s,3H),3.
98(d,1H,J=14.2Hz),5.73(d,
1H,J=14.2Hz),6.59(d,1H,J=
1.4Hz),7.28(d,2H,J=8.3H
z),7.42(dd,1H,J=1.4,8.3H
z),7.45(d,1H,J=8.3Hz)
【0080】実施例43:3−N−〔〔(4−カルボキ
シフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−i−
プロピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−18)(化合物No.18)の調製 前記実施例42で調製した化合物(〔1〕−(17)−
18’)(0.27g)のメタノール(1.1ml)及
びTHF(1.1ml)混合溶液に、1規定水酸化ナト
リウム水溶液(2.1ml)を加え、室温にて0.5時
間放置した。反応液を塩酸にて中和した後、濃縮し、淡
黄色泡状物質(0.27g)を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,クロロホルム/メタノール=5/1)にて精製し、
標記の化合物(〔1〕−(17)−18)(化合物N
o.18)(0.26g)を淡黄色固体として得た。 融点:102.5−106℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),1.0−1.4
(m,6H),1.23,1.36(each d,e
ach 3H,J=6.9Hz),1.4−1.7
(m,2H),1.8−1.9(m,1H),1.9−
2.1(m,1H),2.2−5.0(b,8H),
2.37(s,3H),3.0−3.2(m,1H),
3.65(d,1H,J=14.2Hz),6.14
(d,1H,J=14.2Hz),6.38(s,1
H),7.21(d,2H,J=7.8Hz),7.5
1(s,2H),7.96(d,2H,J=7.8H
z)
シフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−i−
プロピル安息香酸 4’−メチルピペラジド(〔1〕−
(17)−18)(化合物No.18)の調製 前記実施例42で調製した化合物(〔1〕−(17)−
18’)(0.27g)のメタノール(1.1ml)及
びTHF(1.1ml)混合溶液に、1規定水酸化ナト
リウム水溶液(2.1ml)を加え、室温にて0.5時
間放置した。反応液を塩酸にて中和した後、濃縮し、淡
黄色泡状物質(0.27g)を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 6
0,クロロホルム/メタノール=5/1)にて精製し、
標記の化合物(〔1〕−(17)−18)(化合物N
o.18)(0.26g)を淡黄色固体として得た。 融点:102.5−106℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),1.0−1.4
(m,6H),1.23,1.36(each d,e
ach 3H,J=6.9Hz),1.4−1.7
(m,2H),1.8−1.9(m,1H),1.9−
2.1(m,1H),2.2−5.0(b,8H),
2.37(s,3H),3.0−3.2(m,1H),
3.65(d,1H,J=14.2Hz),6.14
(d,1H,J=14.2Hz),6.38(s,1
H),7.21(d,2H,J=7.8Hz),7.5
1(s,2H),7.96(d,2H,J=7.8H
z)
【0081】実施例44:3−ニトロ−4−i−プロピ
ル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕−
(14)−19)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−19)(500mg)をクロロホルム(5.0m
l)に溶解した。ジメチルホルムアミド(50μl)及
び塩化チオニル(1.74ml)を加え、60℃で45
分間攪拌し、反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロ
ホルム(7.5ml)に溶解した。トリエチルアミン
(1.0ml)及びn−プロピルピペラジン二塩酸塩
(0.6g)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液に
飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホルムで抽出し、
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(LiChroprep Si
60,25g、ヘキサン/アセトン=1/4)によって
精製し、標記の化合物(〔1〕−(14)−19)(7
61mg)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,3H),1.31(d,6H),1.51(t
q,2H),2.35(t,2H),2.41(bs,
2H),2.51(bs,2H),3.43(sep
t,1H),3.45(bs,2H),3.79(b
s,2H),7.53(d,1H),7.59(dd,
1H),7.75(d,1H)
ル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕−
(14)−19)の調製 3−ニトロ−4−i−プロピル安息香酸(〔1〕−(1
3)−19)(500mg)をクロロホルム(5.0m
l)に溶解した。ジメチルホルムアミド(50μl)及
び塩化チオニル(1.74ml)を加え、60℃で45
分間攪拌し、反応液を濃縮し、乾燥した。これをクロロ
ホルム(7.5ml)に溶解した。トリエチルアミン
(1.0ml)及びn−プロピルピペラジン二塩酸塩
(0.6g)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液に
飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホルムで抽出し、
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(LiChroprep Si
60,25g、ヘキサン/アセトン=1/4)によって
精製し、標記の化合物(〔1〕−(14)−19)(7
61mg)を黄色油状物質として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,3H),1.31(d,6H),1.51(t
q,2H),2.35(t,2H),2.41(bs,
2H),2.51(bs,2H),3.43(sep
t,1H),3.45(bs,2H),3.79(b
s,2H),7.53(d,1H),7.59(dd,
1H),7.75(d,1H)
【0082】実施例45:4−i−プロピル−3−バレ
ラミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(16)−19)の調製 前記実施例44で調製した化合物(〔1〕−(14)−
19)(231mg)をエタノール(11.6ml)に
溶解した。10%Pd−C(23mg)、及びヒドラジ
ン一水和物(0.23ml)を加え、70℃で1時間攪
拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残渣
(205.6mg)のうちの一部(186.6mg)を
ピリジン(2.2ml)に溶解した。吉草酸クロライド
(0.12ml)を氷冷下に加え、0℃で1時間攪拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,25g、ヘキサン/アセトン=1
/4)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
6)−19)(288mg)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(t,3H),0.97(t,3H),1.23
(d,6H),1.43(tq,2H),1.50(t
q,2H),1.74(tt,2H),2.33(t,
2H),2.35−2.45(br,4H),2.50
(bs,2H),3.02(sept,1H),3.5
2(bs,2H),3.77(bs,2H),7.21
(d,1H),7.28(d,1H),7.60(s,
1H)
ラミド安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(16)−19)の調製 前記実施例44で調製した化合物(〔1〕−(14)−
19)(231mg)をエタノール(11.6ml)に
溶解した。10%Pd−C(23mg)、及びヒドラジ
ン一水和物(0.23ml)を加え、70℃で1時間攪
拌し、反応液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥した。残渣
(205.6mg)のうちの一部(186.6mg)を
ピリジン(2.2ml)に溶解した。吉草酸クロライド
(0.12ml)を氷冷下に加え、0℃で1時間攪拌し
た。反応液に飽和重曹水(5ml)を加え、クロロホル
ムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChrop
rep Si 60,25g、ヘキサン/アセトン=1
/4)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−(1
6)−19)(288mg)を黄色油状物質として得
た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
0(t,3H),0.97(t,3H),1.23
(d,6H),1.43(tq,2H),1.50(t
q,2H),1.74(tt,2H),2.33(t,
2H),2.35−2.45(br,4H),2.50
(bs,2H),3.02(sept,1H),3.5
2(bs,2H),3.77(bs,2H),7.21
(d,1H),7.28(d,1H),7.60(s,
1H)
【0083】実施例46:3−〔〔(4−メトキシカル
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(17)−19’)の調製 60%水酸化ナトリウム(1.3g)にTHF(93m
l)を加え、氷冷下に、前記実施例45で調製した化合
物(〔1〕−(16)−19)(9.255g)のTH
F(46ml)溶液を滴下した。室温で15分間攪拌
し、氷冷下に、4−ブロモメチル安息香酸メチル(7.
4g)のTHF(46ml)溶液を滴下した。室温で1
時間攪拌し、反応液に水(500ml)を加え、クロロ
ホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChro
prep Si 60,400g、ヘキサン/アセトン
=1/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−
(17)−19’)(9.439g)を黄白色固体とし
て得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),0.92(t,3H),1.15−
1.25(m,8H),1.48(tq,2H),1.
60(tt,2H),1.63(bs,2H),1.9
7(ddt,2H),2.26(bt,2H),2.3
0−2.55(br,4H),3.01(bs,2
H),3.04(sept,1H),3.67(bs,
2H),3.99(d,1H),5.72(d,2
H),6.59(d,1H),7.28(d,2H),
7.42(dd,1H),7.45(d,1H),7.
93(d,2H)
ボニルフェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロ
ピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕
−(17)−19’)の調製 60%水酸化ナトリウム(1.3g)にTHF(93m
l)を加え、氷冷下に、前記実施例45で調製した化合
物(〔1〕−(16)−19)(9.255g)のTH
F(46ml)溶液を滴下した。室温で15分間攪拌
し、氷冷下に、4−ブロモメチル安息香酸メチル(7.
4g)のTHF(46ml)溶液を滴下した。室温で1
時間攪拌し、反応液に水(500ml)を加え、クロロ
ホルムで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChro
prep Si 60,400g、ヘキサン/アセトン
=1/1)によって精製し、標記の化合物(〔1〕−
(17)−19’)(9.439g)を黄白色固体とし
て得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
3(t,3H),0.92(t,3H),1.15−
1.25(m,8H),1.48(tq,2H),1.
60(tt,2H),1.63(bs,2H),1.9
7(ddt,2H),2.26(bt,2H),2.3
0−2.55(br,4H),3.01(bs,2
H),3.04(sept,1H),3.67(bs,
2H),3.99(d,1H),5.72(d,2
H),6.59(d,1H),7.28(d,2H),
7.42(dd,1H),7.45(d,1H),7.
93(d,2H)
【0084】実施例47:3−〔〔(4−カルボキシフ
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息
香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕−(1
7)−19)(化合物No.19)の調製 前記実施例46で調製した化合物(〔1〕−(17)−
19’)(9.439g)をメタノール(94ml)及
びTHF(94ml)に溶解した。氷冷下で、1規定水
酸化ナトリウム水溶液(94ml)を加え、室温で3時
間攪拌した。1規定塩酸で中和し、反応液を濃縮し、乾
燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChro
prep Si 60,150g,クロロホルム/メタ
ノール=10/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−19)(化合物No.19)
(8.228g)を白色固体として得た。 融点:157.8−158.7℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.89(t,3H),1.15−
1.25(m,5H),1.33(d,3H),1.5
2−1.67(m,4H),1.89(dt,1H),
2.03(dt,1H),2.15(bs,1H),
2.40−2.52(br,3H),2.57(bs,
1H),2.75−2.90(br,2H),3.03
(bs,1H),3.12(sept,1H),3.4
4(bs,1H),3.72(d,1H),4.11
(bs,1H),6.06(d,2H),6.44
(s,1H),7.22(d,2H),7.49(s,
2H),7.97(d,2H)
ェニル)メチル〕バレラミド〕−4−i−プロピル安息
香酸 4’−n−プロピルピペラジド(〔1〕−(1
7)−19)(化合物No.19)の調製 前記実施例46で調製した化合物(〔1〕−(17)−
19’)(9.439g)をメタノール(94ml)及
びTHF(94ml)に溶解した。氷冷下で、1規定水
酸化ナトリウム水溶液(94ml)を加え、室温で3時
間攪拌した。1規定塩酸で中和し、反応液を濃縮し、乾
燥し、残渣をカラムクロマトグラフィー(LiChro
prep Si 60,150g,クロロホルム/メタ
ノール=10/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(17)−19)(化合物No.19)
(8.228g)を白色固体として得た。 融点:157.8−158.7℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H),0.89(t,3H),1.15−
1.25(m,5H),1.33(d,3H),1.5
2−1.67(m,4H),1.89(dt,1H),
2.03(dt,1H),2.15(bs,1H),
2.40−2.52(br,3H),2.57(bs,
1H),2.75−2.90(br,2H),3.03
(bs,1H),3.12(sept,1H),3.4
4(bs,1H),3.72(d,1H),4.11
(bs,1H),6.06(d,2H),6.44
(s,1H),7.22(d,2H),7.49(s,
2H),7.97(d,2H)
【0085】実施例48:3−n−ヘプタンアミド−4
−i−プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジ
ド(〔1〕−(16)−20)の調製 3−アミノ−4−イソプロピル安息香酸 4’−n−プ
ロピルピペラジド(〔1〕−(15)−20)(6.6
8g)のピリジン(80ml)溶液に、氷冷攪拌下でエ
ナンチルクロライド(3.6ml)を滴下し、1時間氷
冷下で攪拌した。反応液を濃縮し、得られた黄色油状物
(10.61g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノ
ール=15/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(15)−20)(8.94g)を黄色油状
物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,6H,J=7.3Hz),1.22(d,6
H,J=6.9Hz),1.3−1.45(m,6
H),1.45−1.6(b,2H),1.7−1.8
(m,2H),2.35−2.45(m,4H),2.
4−2.65(b,4H),2.95−3.1(m,1
H),3.5−3.65(b,2H),3.7−3.9
(b,2H),7.20(d,1H,J=7.8H
z),7.27(d,1H,J=7.8Hz),7.4
6(s,1H),7.56(s,1H)
−i−プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジ
ド(〔1〕−(16)−20)の調製 3−アミノ−4−イソプロピル安息香酸 4’−n−プ
ロピルピペラジド(〔1〕−(15)−20)(6.6
8g)のピリジン(80ml)溶液に、氷冷攪拌下でエ
ナンチルクロライド(3.6ml)を滴下し、1時間氷
冷下で攪拌した。反応液を濃縮し、得られた黄色油状物
(10.61g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(Kieselgel 60,クロロホルム/メタノ
ール=15/1)によって精製し、標記の化合物
(〔1〕−(15)−20)(8.94g)を黄色油状
物として得た。1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.9
2(t,6H,J=7.3Hz),1.22(d,6
H,J=6.9Hz),1.3−1.45(m,6
H),1.45−1.6(b,2H),1.7−1.8
(m,2H),2.35−2.45(m,4H),2.
4−2.65(b,4H),2.95−3.1(m,1
H),3.5−3.65(b,2H),3.7−3.9
(b,2H),7.20(d,1H,J=7.8H
z),7.27(d,1H,J=7.8Hz),7.4
6(s,1H),7.56(s,1H)
【0086】実施例49:3−N−〔〔(4−メトキシ
カルボニルフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕4
−i−プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジ
ド(〔1〕−(17)−20’)の調製 60%水素化ナトリウム(1.15g)の油分をn−ヘ
キサンにて洗浄した後、THF(90ml)に懸濁させ
た。氷冷攪拌下に、前記実施例48で調製した化合物
(〔1〕−(16)−20)(8.87g)のTHF
(90ml)溶液を滴下し、次いで同温度で4−ブロモ
メチル安息香酸メチルエステル(6.07g)のTHF
(45ml)溶液を滴下し、0.5時間攪拌した。室温
にて更に3時間攪拌後、反応液を水中に注加し、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を蒸留水、及び飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃
縮して、黄褐色固体(12.61g)を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(Kieselge
l 60,クロロホルム/メタノール=50/1)によ
って精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)−2
0’)(8.96g)を白色固体として得た。 融点:139−141.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),0.91(t,3
H,J=7.3Hz),1.15−1.3(m,6
H),1.19(d,3H,J=6.9Hz),1.2
0(d,3H,J=6.9Hz),1.47(quin
t,2H,J=7.3Hz),1.55−1.65
(m,2H),1.87−1.93(m,1H),1.
99−2.04(m,1H),2.05−2.2(b,
2H),2.23−2.27(m,2H),2.3−
2.5(b,2H),2.9−3.1(b,2H),
3.04(quint,1H,J=6.9Hz),3.
6−3.75(b,2H),3.90(s,3H),
3.98(d,1H,J=14.2Hz),5.73
(d,1H,J=14.2Hz),6.59(d,1
H,J=1.4Hz),7.28(d,2H,J=8.
3Hz),7.42−7.46(m,2H),7.93
(d,2H,J=8.3Hz)
カルボニルフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕4
−i−プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジ
ド(〔1〕−(17)−20’)の調製 60%水素化ナトリウム(1.15g)の油分をn−ヘ
キサンにて洗浄した後、THF(90ml)に懸濁させ
た。氷冷攪拌下に、前記実施例48で調製した化合物
(〔1〕−(16)−20)(8.87g)のTHF
(90ml)溶液を滴下し、次いで同温度で4−ブロモ
メチル安息香酸メチルエステル(6.07g)のTHF
(45ml)溶液を滴下し、0.5時間攪拌した。室温
にて更に3時間攪拌後、反応液を水中に注加し、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を蒸留水、及び飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃
縮して、黄褐色固体(12.61g)を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(Kieselge
l 60,クロロホルム/メタノール=50/1)によ
って精製し、標記の化合物(〔1〕−(17)−2
0’)(8.96g)を白色固体として得た。 融点:139−141.0℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),0.91(t,3
H,J=7.3Hz),1.15−1.3(m,6
H),1.19(d,3H,J=6.9Hz),1.2
0(d,3H,J=6.9Hz),1.47(quin
t,2H,J=7.3Hz),1.55−1.65
(m,2H),1.87−1.93(m,1H),1.
99−2.04(m,1H),2.05−2.2(b,
2H),2.23−2.27(m,2H),2.3−
2.5(b,2H),2.9−3.1(b,2H),
3.04(quint,1H,J=6.9Hz),3.
6−3.75(b,2H),3.90(s,3H),
3.98(d,1H,J=14.2Hz),5.73
(d,1H,J=14.2Hz),6.59(d,1
H,J=1.4Hz),7.28(d,2H,J=8.
3Hz),7.42−7.46(m,2H),7.93
(d,2H,J=8.3Hz)
【0087】実施例50:3−N−〔〔(4−カルボキ
シフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−i−
プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−20)(化合物No.20)の調
製 前記実施例49で調製した化合物(〔1〕−(17)−
20’)(8.91gのメタノール(36ml)及びT
HF(36ml)混合溶液に、1規定水酸化ナトリウム
水溶液(72ml)を加え、室温にて3.5時間放置し
た。反応液を塩酸にて中和した後、濃縮し、残渣をクロ
ロホルムに溶解させた。クロロホルム層を蒸留水、及び
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾
過し、濃縮して黄色油状物(12.35g)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,クロロホルム/メタノール=10/
1)によって精製し、淡黄色油状物を得た。n−ヘキサ
ンにて結晶化させ、標記の化合物(〔1〕−(17)−
20)(化合物No.20)(8.32g)を白色固体
として得た。 融点:165.5−168℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),0.91(t,3
H,J=7.3Hz),1.15−1.3(m,6
H),1.23(d,3H,J=6.9Hz),1.3
5(d,3H,J=6.9Hz),1.55−1.7
(m,4H),1.85−1.95(m,1H),2.
0−2.1(m,1 H),2.1−2.25(b,1
H),2.4−2.7(b,4H),2.7−2.9
(b,2H),3.0−3.15(b,1H),3.1
4(quint,1H,J=6.9Hz),3.35−
3.6(b,1H),3.69(d,1H,J=14.
2Hz),4.0−4.2(b,1H),6.11
(d,1H,J=14.2Hz),6.45(s,1
H),7.23(d,2H,J=8.3Hz),7.4
9−7.52(m,2H),7.97(d,2H,J=
8.3Hz)
シフェニル)メチル〕n−ヘプタンアミド〕−4−i−
プロピル安息香酸 4’−n−プロピルピペラジド
(〔1〕−(17)−20)(化合物No.20)の調
製 前記実施例49で調製した化合物(〔1〕−(17)−
20’)(8.91gのメタノール(36ml)及びT
HF(36ml)混合溶液に、1規定水酸化ナトリウム
水溶液(72ml)を加え、室温にて3.5時間放置し
た。反応液を塩酸にて中和した後、濃縮し、残渣をクロ
ロホルムに溶解させた。クロロホルム層を蒸留水、及び
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾
過し、濃縮して黄色油状物(12.35g)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Kiese
lgel 60,クロロホルム/メタノール=10/
1)によって精製し、淡黄色油状物を得た。n−ヘキサ
ンにて結晶化させ、標記の化合物(〔1〕−(17)−
20)(化合物No.20)(8.32g)を白色固体
として得た。 融点:165.5−168℃1 H−NMR(500MHz,CDCl3 )δ:0.8
4(t,3H,J=7.3Hz),0.91(t,3
H,J=7.3Hz),1.15−1.3(m,6
H),1.23(d,3H,J=6.9Hz),1.3
5(d,3H,J=6.9Hz),1.55−1.7
(m,4H),1.85−1.95(m,1H),2.
0−2.1(m,1 H),2.1−2.25(b,1
H),2.4−2.7(b,4H),2.7−2.9
(b,2H),3.0−3.15(b,1H),3.1
4(quint,1H,J=6.9Hz),3.35−
3.6(b,1H),3.69(d,1H,J=14.
2Hz),4.0−4.2(b,1H),6.11
(d,1H,J=14.2Hz),6.45(s,1
H),7.23(d,2H,J=8.3Hz),7.4
9−7.52(m,2H),7.97(d,2H,J=
8.3Hz)
【0088】実施例51:経口吸収性 12週齢のSprague−Dawley系雌ラットを
各群3匹に分け、1週間訓化飼育した後、本物質及び比
較物質の各水溶液を単回経口投与(投与量=160mg
/kg)し、0.5時間後、1時間後、2時間後、4時
間後、6時間後、8時間後、及び24時間後の血清1m
lあたりに含有される各化合物量(ng)を高速液体ク
ロマトグラフィーを用いて測定した。投与後の経過時間
と各時点での血清中の化合物量の関係から曲線を描き、
この曲線下面積の平均値を求めた。結果を表5に示す。
各群3匹に分け、1週間訓化飼育した後、本物質及び比
較物質の各水溶液を単回経口投与(投与量=160mg
/kg)し、0.5時間後、1時間後、2時間後、4時
間後、6時間後、8時間後、及び24時間後の血清1m
lあたりに含有される各化合物量(ng)を高速液体ク
ロマトグラフィーを用いて測定した。投与後の経過時間
と各時点での血清中の化合物量の関係から曲線を描き、
この曲線下面積の平均値を求めた。結果を表5に示す。
【0089】
【表5】 比較物質には、特開平8−48651号公報に記載され
ている化合物No.184を用いた。この化合物No.
184は、本発明の一般式(I)において、R1 =nB
u、A=N、Z=C、R2 =CO、R3 =NC4 H
8 O、R4 =H、R5 =Me、及びR6 =Meの場合の
化合物に相当する。
ている化合物No.184を用いた。この化合物No.
184は、本発明の一般式(I)において、R1 =nB
u、A=N、Z=C、R2 =CO、R3 =NC4 H
8 O、R4 =H、R5 =Me、及びR6 =Meの場合の
化合物に相当する。
【0090】実施例52:急性毒性 5週齢のICR系マウス(雌)を各群5匹に分け、1週
間の訓化飼育後、本物質水溶液を単回経口投与(投与量
=500mg/kg)し、6日後の死亡数を調べた。結
果を表6に示す。
間の訓化飼育後、本物質水溶液を単回経口投与(投与量
=500mg/kg)し、6日後の死亡数を調べた。結
果を表6に示す。
【0091】
【表6】
【0092】実施例53:レセプターとの結合 本実施例では、アンジオテンシンIIのタイプ1、及びタ
イプ2の受容体に対する親和性を、文献(Bioche
m.Phamacol.,33:4057−4062,
1984)記載の方法に準じて、バインディングアッセ
イ法により求めた。具体的には、各薬物の存在下での総
結合の測定を、次のように行った。所定濃度の薬物(ジ
メチルスルホキシドに溶解した後、ドラッグディスカバ
リーシステム添付のバッファーで2倍希釈し、アッセイ
に供した;0.025ml)、トレーサー(0.025
ml)及びレセプター(0.2ml)を加え、合計0.
25mlとし、インキュベート〔アンジオテンシンII受
容体タイプ1(AT1 )では室温で3時間、タイプ2
(AT2 )では37℃で1時間〕した後、反応液を吸引
濾過した(AT1 ではGF/C濾紙、AT2 ではGF/
B濾紙を用いた)。吸引濾過後の濾紙(トレーサーとレ
セプター結合体)は、γウエルカウンター(ARC−5
00,Aloka)で測定した。非特異的結合は、大過
剰のディスプレーサーを加え、同様に操作することによ
って求めた。薬物の所定濃度における特異的結合は、そ
れぞれ総結合から非特異的結合を差し引いて求めた。A
T1 及びAT2 において、所定濃度の被験薬物及び対照
薬物を用い、被験薬物が放射性リガンド(トレーサー)
とレセプターとの結合を阻害する割合(50%阻害する
濃度のIC50値、又は100μMでの結合阻害%)を求
めた。結果を表7に示す。
イプ2の受容体に対する親和性を、文献(Bioche
m.Phamacol.,33:4057−4062,
1984)記載の方法に準じて、バインディングアッセ
イ法により求めた。具体的には、各薬物の存在下での総
結合の測定を、次のように行った。所定濃度の薬物(ジ
メチルスルホキシドに溶解した後、ドラッグディスカバ
リーシステム添付のバッファーで2倍希釈し、アッセイ
に供した;0.025ml)、トレーサー(0.025
ml)及びレセプター(0.2ml)を加え、合計0.
25mlとし、インキュベート〔アンジオテンシンII受
容体タイプ1(AT1 )では室温で3時間、タイプ2
(AT2 )では37℃で1時間〕した後、反応液を吸引
濾過した(AT1 ではGF/C濾紙、AT2 ではGF/
B濾紙を用いた)。吸引濾過後の濾紙(トレーサーとレ
セプター結合体)は、γウエルカウンター(ARC−5
00,Aloka)で測定した。非特異的結合は、大過
剰のディスプレーサーを加え、同様に操作することによ
って求めた。薬物の所定濃度における特異的結合は、そ
れぞれ総結合から非特異的結合を差し引いて求めた。A
T1 及びAT2 において、所定濃度の被験薬物及び対照
薬物を用い、被験薬物が放射性リガンド(トレーサー)
とレセプターとの結合を阻害する割合(50%阻害する
濃度のIC50値、又は100μMでの結合阻害%)を求
めた。結果を表7に示す。
【0093】
【表7】 化合物 IC50 100μMでの結合阻害率(%) No. AT1 (nM) AT1 AT2 1 10 16 2 14 0 3 0 0 4 11 0 5 11 0 6 11 21 7 14 0 8 11 0 9 13 0 10 13 0 11 0 0 12 0 0 13 0 0 14 0 0 15 0 0 16 0 0 17 4 23 18 11 9 19 11 18 20 0 0 DuP753 20 0
【0094】 AT1 において レセプター :ウサギ副腎由来 トレーサー : 3H−アンジオテンシンII 対照薬物 :DuP753 (ディスプレーサー):DuP753 AT2 において レセプター :ウシ小脳皮質由来 トレーサー : 125I−Tyr4 −アンジオテンシンII 対照薬物 :アンジオテンシンII(ヒト) (ディスプレーサー):アンジオテンシンII(ヒト)
【0095】上記の表7の結果から本物質はタイプ1の
受容体に対する阻害効果がないといえる。このタイプ1
の受容体に対して結合能がない点は、本物質が、従来公
知のACE阻害剤やアンジオテンシンII拮抗剤とは作用
機序の全く異なる化合物であることを示している。
受容体に対する阻害効果がないといえる。このタイプ1
の受容体に対して結合能がない点は、本物質が、従来公
知のACE阻害剤やアンジオテンシンII拮抗剤とは作用
機序の全く異なる化合物であることを示している。
【0096】実施例54:血圧降下作用 本物質及び比較物質を腎疾患ラットに飲水投与して、血
圧降下を調べた。腎疾患ラットは、常法に従い、腎動脈
分枝結紮により作製した。すなわち、Sprague−
Dawley系の雌ラットを用い、麻酔下に左腎門部を
露出して腎動脈第二分枝4本の内1本のみを残し、残り
3本をそれぞれ結紮した。更に、1週間後に右腎の腎門
部(動脈、静脈、及び尿管)を結紮し、正常の約1/8
の腎機能に低下したラットを作製した。ラットは一群8
匹とし、各群に検体(20mg/kg)及び対照として
水のみを投与し、2日経過後にテールカフ法による血圧
測定装置(UR5000,ウエダ製作所)を用いて収縮
期血圧を測定した。血圧の測定値を表8に示す。
圧降下を調べた。腎疾患ラットは、常法に従い、腎動脈
分枝結紮により作製した。すなわち、Sprague−
Dawley系の雌ラットを用い、麻酔下に左腎門部を
露出して腎動脈第二分枝4本の内1本のみを残し、残り
3本をそれぞれ結紮した。更に、1週間後に右腎の腎門
部(動脈、静脈、及び尿管)を結紮し、正常の約1/8
の腎機能に低下したラットを作製した。ラットは一群8
匹とし、各群に検体(20mg/kg)及び対照として
水のみを投与し、2日経過後にテールカフ法による血圧
測定装置(UR5000,ウエダ製作所)を用いて収縮
期血圧を測定した。血圧の測定値を表8に示す。
【0097】
【表8】 対照群に対して、比較物質(DuP753)は、明らか
な血圧降下作用を示したのに対して、本物質では血圧に
対する影響は実質的に認められなかった。
な血圧降下作用を示したのに対して、本物質では血圧に
対する影響は実質的に認められなかった。
【0098】実施例55:腎機能指標値(腎疾患に対す
る作用) 実施例54と同様にして腎疾患ラットを作製した。一群
8匹として、腎機能の指標である血清クレアチニン値、
血中尿素窒素値に差がないように22群を用意した。ラ
ットには、食餌を自由摂取させるとともに、各群に本物
質、又は比較物質(DuP753)を20mg/kg・
日の用量で、また対照群には水のみを飲水投与した。6
週間後に、麻酔下でラットの頚動脈から血液を0.2m
l採取し、これを遠心分離して得た血清25μlを用い
てクレアチニン分析計(ベックマン社製)で血清クレア
チニン(S−Cr)を測定した。血中尿素窒素(BU
N)は同様にして得た血清10μlを用いてBUN分析
計(ベックマン社製)で測定した。クレアチニン・クリ
アランスは、血清クレアチニンを測定した後、ラットを
尿代謝ケージに24時間入れ、蓄尿したあと、尿クレア
チニン濃度(U−Cr)をクレアチニン分析計で測定
し、また全排泄尿量(U−Vol)を測定した。クレア
チニン・クリアランス(CCr)は次の式で算出した。 CCr=(U−Cr×U−Vol)/(S−Cr×24
×60) なお、CCrの単位はml/min、U−CrとS−C
rの単位はmg/dl、U−Volの単位はmlであ
る。結果を表9に示す。
る作用) 実施例54と同様にして腎疾患ラットを作製した。一群
8匹として、腎機能の指標である血清クレアチニン値、
血中尿素窒素値に差がないように22群を用意した。ラ
ットには、食餌を自由摂取させるとともに、各群に本物
質、又は比較物質(DuP753)を20mg/kg・
日の用量で、また対照群には水のみを飲水投与した。6
週間後に、麻酔下でラットの頚動脈から血液を0.2m
l採取し、これを遠心分離して得た血清25μlを用い
てクレアチニン分析計(ベックマン社製)で血清クレア
チニン(S−Cr)を測定した。血中尿素窒素(BU
N)は同様にして得た血清10μlを用いてBUN分析
計(ベックマン社製)で測定した。クレアチニン・クリ
アランスは、血清クレアチニンを測定した後、ラットを
尿代謝ケージに24時間入れ、蓄尿したあと、尿クレア
チニン濃度(U−Cr)をクレアチニン分析計で測定
し、また全排泄尿量(U−Vol)を測定した。クレア
チニン・クリアランス(CCr)は次の式で算出した。 CCr=(U−Cr×U−Vol)/(S−Cr×24
×60) なお、CCrの単位はml/min、U−CrとS−C
rの単位はmg/dl、U−Volの単位はmlであ
る。結果を表9に示す。
【0099】
【表9】 化合物No. クレアチニン 血中尿素窒素 クレアチニン・ クリアランス 1 1.2 62 0.47 2 1.3 78 0.33 3 1.3 78 0.33 4 1.4 72 0.37 5 1.6 82 0.30 6 1.3 75 0.33 7 1.4 76 0.32 8 1.5 78 0.35 9 1.6 83 0.31 10 1.6 81 0.32 11 1.2 62 0.42 12 1.3 80 0.35 13 1.5 77 0.32 14 1.7 86 0.27 15 1.8 90 0.26 16 1.5 78 0.33 17 1.5 78 0.33 18 1.4 76 0.32 19 1.3 76 0.33 20 1.3 75 0.32 対照 2.0 100 0.22 DuP753 1.6 80 0.32 腎不全の悪化とともに増加する血清クレアチニン値、血
中尿素窒素値は、本物質の投与により、対照と比べて明
らかに低値を示し、腎機能を表すクレアチニン・クリア
ランスは、対照より明らかに改善した。その効果は比較
物質と同程度かそれ以上であり、本物質は、既知のアン
ジオテンシンII受容体拮抗作用及び血圧降下作用が実質
的になくて、腎疾患の改善作用があることが示された。
中尿素窒素値は、本物質の投与により、対照と比べて明
らかに低値を示し、腎機能を表すクレアチニン・クリア
ランスは、対照より明らかに改善した。その効果は比較
物質と同程度かそれ以上であり、本物質は、既知のアン
ジオテンシンII受容体拮抗作用及び血圧降下作用が実質
的になくて、腎疾患の改善作用があることが示された。
【0100】実施例56:腎疾患動物の生存期間に対す
る作用 実施例54と同様にして腎疾患ラットを作製した。一群
8匹として、腎機能の指標である血清クレアチニン値、
及び血中尿素窒素値に差がないように22群を用意し
た。ラットには、食餌を自由摂取させるとともに、各群
に本物質、又は比較物質(DuP753)を20mg/
kg・日の用量で、また対照群には水のみを飲水投与し
た。腎疾患が進行すると尿毒症のためにラットは死亡す
るので、腎疾患に対する改善効果の総合的な指標とし
て、ラットの生存期間を調べた。結果を表10に示す。
ここで試験期間を8週間とした。従って、全てのラット
が生存した場合に、平均生存期間は8週間となり、これ
が上限値である。
る作用 実施例54と同様にして腎疾患ラットを作製した。一群
8匹として、腎機能の指標である血清クレアチニン値、
及び血中尿素窒素値に差がないように22群を用意し
た。ラットには、食餌を自由摂取させるとともに、各群
に本物質、又は比較物質(DuP753)を20mg/
kg・日の用量で、また対照群には水のみを飲水投与し
た。腎疾患が進行すると尿毒症のためにラットは死亡す
るので、腎疾患に対する改善効果の総合的な指標とし
て、ラットの生存期間を調べた。結果を表10に示す。
ここで試験期間を8週間とした。従って、全てのラット
が生存した場合に、平均生存期間は8週間となり、これ
が上限値である。
【0101】
【表10】 本物質は、腎疾患ラットの生存期間を明らかに延長し
た。その効果は、比較物質と同様かそれ以上であり、本
物質は、既知のアンジオテンシンII受容体拮抗作用及び
血圧降下作用が実質的になくて、腎疾患により死亡する
ラットを延命することが示された。
た。その効果は、比較物質と同様かそれ以上であり、本
物質は、既知のアンジオテンシンII受容体拮抗作用及び
血圧降下作用が実質的になくて、腎疾患により死亡する
ラットを延命することが示された。
【0102】
【発明の効果】本発明による前記一般式(I)のベンゼ
ン誘導体又はその薬学的に許容することのできる塩は、
血圧に対する作用が極めて少ないにもかかわらず、腎障
害に対しては十分な効果を示す。その上、従来のベンゼ
ン誘導体と比較して、血中濃度における動態が優れてい
る。すなわち体内への経口吸収性に優れている。従っ
て、本物質を用いることによって腎疾患に対する治療を
十分に行い、一方、血圧については必要に応じて適切な
降圧剤を用いて血圧を望ましいレベルに調節することに
より、急性腎不全などの問題のない適切な治療が可能に
なる。
ン誘導体又はその薬学的に許容することのできる塩は、
血圧に対する作用が極めて少ないにもかかわらず、腎障
害に対しては十分な効果を示す。その上、従来のベンゼ
ン誘導体と比較して、血中濃度における動態が優れてい
る。すなわち体内への経口吸収性に優れている。従っ
て、本物質を用いることによって腎疾患に対する治療を
十分に行い、一方、血圧については必要に応じて適切な
降圧剤を用いて血圧を望ましいレベルに調節することに
より、急性腎不全などの問題のない適切な治療が可能に
なる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/535 AEQ A61K 31/535 AEQ C07C 229/38 9734−4H C07C 229/38 233/54 9547−4H 233/54 C07D 295/18 C07D 295/18 A Z (72)発明者 出羽 俊和 東京都江戸川区南葛西1−1−1−402 (72)発明者 西島 冬彦 東京都墨田区京島1−6−5 (72)発明者 高橋 寛 東京都保谷市本町6−21−1−301 (72)発明者 伊勢 道仁 埼玉県比企郡川島町大字下伊草133−7
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、
炭素数1〜8のハロアルキル基、又は−NR7 R8 であ
り;R2 は−C(=O)−又は単結合であり;R3 は−
OR9 、窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在す
ることのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素
数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアル
キル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8の
アルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置
換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含
む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は−NR10
R11であり;R4 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、炭素数1〜8のハロアルキル基、−(CH2 )mN
R12R13、−(CH2 )n R14、−(CH2 )p CH
(NR15R16)COOR17、−R18−COOR19、−C
H(R20)OC(=O)OR21、又は−CH(R22)O
C(=O)R23であり;R10及びR11はそれぞれ独立し
て水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8
のハロアルキル基、又は−(CH2 )q NR24R25であ
り;R14は窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が介在
することのある3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭
素数1〜8のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロア
ルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8
のアルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で
置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に
含む3〜7員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は3〜7
員の不飽和ヘテロ環基であり;R18は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
されていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む
3〜7員の飽和脂肪族環状アルキレン基であり;R21及
びR23は−(CH2 )r R26であり;R26は水素原子、
炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のハロアルキ
ル基、−NR27R28、又は3〜8員の飽和脂肪族環状ア
ルキル基であり;ZはC、CH、又はNであり;AはC
H、又はNであり;R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R
12、R13、R15、R16、R17、R19、R20、R22、
R24、R25、R27及びR28はそれぞれ独立して水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8のハ
ロアルキル基であり;m、n、p、q及びrはそれぞれ
独立して0又は1〜6の整数であるが、但し、R4 が水
素原子、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1〜8
のハロアルキル基の場合には、R3 は炭素数1〜8のア
ルキル基若しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換
された少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜8のアルキル基若
しくは炭素数1〜8のハロアルキル基で置換されていて
もよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3〜7員の
飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及びR11の少なく
とも一方が−(CH2 )q NR24R25となる−NR10R
11であるものとする〕で表されるベンゼン誘導体又はそ
の塩。 - 【請求項2】 R1 が水素原子、炭素数1〜8のアルキ
ル基、炭素数1〜8のハロアルキル基、又は−NR7 R
8 であり;R2 が−C(=O)−又は単結合であり;R
3 が−OR9 、窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子が
介在することのある3〜6員の飽和脂肪族環状アミノ
基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6の
ハロアルキル基で置換された少なくとも1個の窒素原子
を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数
1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキ
ル基で置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子
を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基、又は
−NR10R11であり;R4が水素原子、炭素数1〜5の
アルキル基、炭素数1〜5のハロアルキル基、−(CH
2 )m NR12R13、−(CH2 )n R14、−(CH2 )
p CH(NR15R16)COOR17、−R18−COO
R19、−CH(R20)OC(=O)OR21、又は−CH
(R22)OC(=O)R23であり;R10及びR11はそれ
ぞれ独立して水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭
素数1〜5のハロアルキル基、又は−(CH2 )q NR
24R25であり;R14は窒素原子、酸素原子若しくは硫黄
原子が介在することのある3〜6員の飽和脂肪族環状ア
ミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜
6のハロアルキル基で置換された少なくとも1個の窒素
原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭
素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロア
ルキル基で置換されていてもよい少なくとも1個の窒素
原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基、
又は3〜6員の不飽和ヘテロ環基であり;R18は炭素数
1〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキ
ル基で置換されていてもよい少なくとも1個の窒素原子
を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状アルキレン基であ
り;R21及びR23は−(CH2 )r R26であり;R26は
水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5の
ハロアルキル基、−NR27R28、又は3〜6員の飽和脂
肪族環状アルキル基であり;ZがC、CH、又はNであ
り;AはCH、又はNであり;R5 、R6 、R7 、
R8 、R9 、R12、R13、R15、R16、R17、R19、R
20、R22、R24、R25、R27及びR28はそれぞれ独立し
て水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、又は炭素数1
〜5のハロアルキル基であり;m、n、p、q及びrは
それぞれ独立して0又は1〜4の整数であるが、但し、
R4 が水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、又は炭素
数1〜5のハロアルキル基の場合には、R3 は炭素数1
〜6のアルキル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル
基で置換された少なくとも1個の窒素原子を環に含む3
〜6員の飽和脂肪族環状アミノ基、炭素数1〜6のアル
キル基若しくは炭素数1〜6のハロアルキル基で置換さ
れていてもよい少なくとも1個の窒素原子を環に含む3
〜6員の飽和脂肪族環状アルキル基、又はR10及びR11
の少なくとも一方が−(CH2 )q NR24R25となる−
NR10R11であるものとすることを特徴とする、請求項
1に記載のベンゼン誘導体又はその塩。 - 【請求項3】 R3 が炭素数1〜6のアルキル基若しく
は炭素数1〜6のハロアルキル基で置換された少なくと
も1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状
アミノ基、炭素数1〜6のアルキル基若しくは炭素数1
〜6のハロアルキル基で置換されていてもよい少なくと
も1個の窒素原子を環に含む3〜6員の飽和脂肪族環状
アルキル基、又はR10及びR11の少なくとも一方が−
(CH2)q NR24R25となる−NR10R11であるもの
とすることを特徴とする請求項1に記載のベンゼン誘導
体又はその塩。 - 【請求項4】 R4 が−(CH2 )m NR12R13、−
(CH2 )n R14、−(CH2 )p CH(NR15R16)
COOR17、−R18−COOR19、−CH(R20)OC
(=O)OR21、又は−CH(R22)OC(=O)R23
であることを特徴とする請求項1に記載のベンゼン誘導
体又はその塩。 - 【請求項5】 請求項1に記載の一般式(I)で表され
る化合物又はその薬学上許容することのできる塩を含有
することを特徴とする医薬組成物。 - 【請求項6】 薬学上許容することのできる塩が酸付加
塩であることを特徴とする請求項5に記載の医薬組成
物。 - 【請求項7】 抗腎疾患剤であることを特徴とする請求
項5に記載の医薬組成物。
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|---|---|---|---|
| JP8148382A JP2887179B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 芳香族化合物 |
| EP97107866A EP0807628B1 (en) | 1996-05-17 | 1997-05-14 | Aromatic compound and pharmaceutical composition |
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|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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