JPH09302260A - 吸湿保湿性顔料およびその製造方法 - Google Patents
吸湿保湿性顔料およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH09302260A JPH09302260A JP8115095A JP11509596A JPH09302260A JP H09302260 A JPH09302260 A JP H09302260A JP 8115095 A JP8115095 A JP 8115095A JP 11509596 A JP11509596 A JP 11509596A JP H09302260 A JPH09302260 A JP H09302260A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コラーゲンを用いることなく、みずみずしい
素肌感,使用感を有し、吸湿保湿性に優れる化粧料を供
することのできる吸湿保湿性顔料およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 大豆から抽出分離された大豆蛋白質で顔
料の表面を被覆する。この吸湿保湿性顔料を製造するに
は、pHの高いアルカリ水溶液に大豆蛋白質を溶解して
撹拌し、この撹拌中に顔料粉体を投入して分散させ、次
いでその撹拌中に所定の低いpHになるまで希塩酸溶液
を徐々に滴下して前記大豆蛋白質を前記顔料粉末の表面
に析出させ、次いで濾過水洗の後に乾燥させて粉砕す
る。
素肌感,使用感を有し、吸湿保湿性に優れる化粧料を供
することのできる吸湿保湿性顔料およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 大豆から抽出分離された大豆蛋白質で顔
料の表面を被覆する。この吸湿保湿性顔料を製造するに
は、pHの高いアルカリ水溶液に大豆蛋白質を溶解して
撹拌し、この撹拌中に顔料粉体を投入して分散させ、次
いでその撹拌中に所定の低いpHになるまで希塩酸溶液
を徐々に滴下して前記大豆蛋白質を前記顔料粉末の表面
に析出させ、次いで濾過水洗の後に乾燥させて粉砕す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸湿性保湿性顔料
およびその製造方法に関し、より詳しくは例えばファン
デーション,アイシャドー,ほほ紅等のメークアップ化
粧料または乳液,クリーム等の基礎化粧料に用いられる
吸湿保湿性顔料およびその製造方法に関するものであ
る。
およびその製造方法に関し、より詳しくは例えばファン
デーション,アイシャドー,ほほ紅等のメークアップ化
粧料または乳液,クリーム等の基礎化粧料に用いられる
吸湿保湿性顔料およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファンデーション,アイシャド
ー,ほほ紅等のメークアップ化粧料または乳液,クリー
ム等の基礎化粧料における吸湿保湿性を向上させるため
の手段として、コラーゲンを直接に化粧料に配合した
り、このコラーゲンを顔料表面に処理して化粧料に配合
したりする技術が一般に知られている。
ー,ほほ紅等のメークアップ化粧料または乳液,クリー
ム等の基礎化粧料における吸湿保湿性を向上させるため
の手段として、コラーゲンを直接に化粧料に配合した
り、このコラーゲンを顔料表面に処理して化粧料に配合
したりする技術が一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにコラーゲンを直接に化粧料に配合したり、顔料表面
に処理して化粧料に配合するものでは、吸湿保湿性を向
上させる上で満足しうる効果が得られておらず、みずみ
ずしい素肌感または使用感に乏しく、また保湿効果が十
分でないために、化粧料使用後に素肌の水分が乏しくな
って肌荒れの原因にもなるという問題点がある。さら
に、コラーゲンは動物性蛋白質であることから、コレス
テロールが高く、特に欧米では使用が敬遠されがちであ
る等の問題点もある。
うにコラーゲンを直接に化粧料に配合したり、顔料表面
に処理して化粧料に配合するものでは、吸湿保湿性を向
上させる上で満足しうる効果が得られておらず、みずみ
ずしい素肌感または使用感に乏しく、また保湿効果が十
分でないために、化粧料使用後に素肌の水分が乏しくな
って肌荒れの原因にもなるという問題点がある。さら
に、コラーゲンは動物性蛋白質であることから、コレス
テロールが高く、特に欧米では使用が敬遠されがちであ
る等の問題点もある。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、コラーゲンを用いることなく、み
ずみずしい素肌感,使用感を有し、吸湿保湿性に優れる
化粧料を供することのできる吸湿保湿性顔料およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
めになされたもので、コラーゲンを用いることなく、み
ずみずしい素肌感,使用感を有し、吸湿保湿性に優れる
化粧料を供することのできる吸湿保湿性顔料およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、本発明による吸湿保湿性顔料
は、大豆から抽出分離された大豆蛋白質で顔料の表面を
被覆してなることを特徴とするものである。
目的を達成するために、本発明による吸湿保湿性顔料
は、大豆から抽出分離された大豆蛋白質で顔料の表面を
被覆してなることを特徴とするものである。
【0006】本発明による吸湿保湿性顔料は、表面を被
覆している大豆蛋白質が吸湿保湿性を有するために、従
来のように顔料そのものもしくはコラーゲンを直接に配
合した顔料もしくはコラーゲンで表面処理された顔料を
配合することなく、吸湿保湿性を発揮することができて
みずみずしい素肌感,使用感を得ることができ、またコ
レステロールが高くなるといった問題も回避することが
できる。
覆している大豆蛋白質が吸湿保湿性を有するために、従
来のように顔料そのものもしくはコラーゲンを直接に配
合した顔料もしくはコラーゲンで表面処理された顔料を
配合することなく、吸湿保湿性を発揮することができて
みずみずしい素肌感,使用感を得ることができ、またコ
レステロールが高くなるといった問題も回避することが
できる。
【0007】本発明による吸湿保湿性顔料に供せられる
大豆蛋白質としては、周知の一般に生育される大豆が用
いられ、この大豆をまず大豆油と脱脂大豆とに分離し、
脱脂大豆を水抽出することによって豆乳を経て分離大豆
蛋白としたもの、言い換えれば大豆から油脂を抽出し、
繊維,炭水化物,灰分などを除いて精製し、蛋白質だけ
を取り出したものが供せられるのがもっとも有効であ
る。
大豆蛋白質としては、周知の一般に生育される大豆が用
いられ、この大豆をまず大豆油と脱脂大豆とに分離し、
脱脂大豆を水抽出することによって豆乳を経て分離大豆
蛋白としたもの、言い換えれば大豆から油脂を抽出し、
繊維,炭水化物,灰分などを除いて精製し、蛋白質だけ
を取り出したものが供せられるのがもっとも有効であ
る。
【0008】本発明による吸湿保湿性顔料は、大豆より
抽出された蛋白質で表面処理されているため大豆蛋白質
の持つ特徴も有する。すなわち、大豆蛋白質は、リジン
等の必須アミノ酸の有効成分を多量に含有しているた
め、重要な栄養素として食物に広く利用されており、化
粧品として利用された場合にも、皮膚に対して非常に親
和性が良く、皮膚の栄養源となって皮膚の健康にも非常
に効果があって、肌荒れ等にも有効であると考えられ
る。
抽出された蛋白質で表面処理されているため大豆蛋白質
の持つ特徴も有する。すなわち、大豆蛋白質は、リジン
等の必須アミノ酸の有効成分を多量に含有しているた
め、重要な栄養素として食物に広く利用されており、化
粧品として利用された場合にも、皮膚に対して非常に親
和性が良く、皮膚の栄養源となって皮膚の健康にも非常
に効果があって、肌荒れ等にも有効であると考えられ
る。
【0009】次に、本発明による吸湿保湿性顔料の製造
方法は、pHの高いアルカリ水溶液に大豆蛋白質を溶解
して撹拌し、この撹拌中に顔料粉体を投入して分散さ
せ、次いでその撹拌中に所定の低いpHになるまで希塩
酸溶液を徐々に滴下して前記大豆蛋白質を前記顔料粉末
の表面に析出させ、次いで濾過水洗の後に乾燥させて粉
砕することを特徴とするものである。
方法は、pHの高いアルカリ水溶液に大豆蛋白質を溶解
して撹拌し、この撹拌中に顔料粉体を投入して分散さ
せ、次いでその撹拌中に所定の低いpHになるまで希塩
酸溶液を徐々に滴下して前記大豆蛋白質を前記顔料粉末
の表面に析出させ、次いで濾過水洗の後に乾燥させて粉
砕することを特徴とするものである。
【0010】この製造方法においては、pHが高い(例
えば9以上)のアルカリ水溶液に所定量の大豆蛋白質を
溶解させる。本水溶液の撹拌中に表面が被覆されるべき
顔料粉体を投入し、顔料粉体が完全に分散するまで、撹
拌する。このスラリーの希塩酸溶液を、徐々に滴下し、
pHが所定の低い値(例えば4.3〜4.5)となった
時点を終点とする。この時に大豆蛋白質は顔料粉体の表
面に析出する。この後、濾過水洗後、充分に乾燥し、微
粉砕機にて粉砕する。こうして、大豆蛋白質で被覆され
た吸湿保湿性顔料を得ることができる。
えば9以上)のアルカリ水溶液に所定量の大豆蛋白質を
溶解させる。本水溶液の撹拌中に表面が被覆されるべき
顔料粉体を投入し、顔料粉体が完全に分散するまで、撹
拌する。このスラリーの希塩酸溶液を、徐々に滴下し、
pHが所定の低い値(例えば4.3〜4.5)となった
時点を終点とする。この時に大豆蛋白質は顔料粉体の表
面に析出する。この後、濾過水洗後、充分に乾燥し、微
粉砕機にて粉砕する。こうして、大豆蛋白質で被覆され
た吸湿保湿性顔料を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、大豆蛋白質によ
り被覆される顔料は、無機顔料,有機顔料もしくは樹脂
粉体顔料であり得る。このうち無機顔料としては、酸化
チタン,ベンガラ,黄酸化鉄,黒色酸化鉄,群青,亜鉛
華,酸化マグネシウム,酸化ジルコニウム,マイカ,セ
リサイト,タルク,シリカ,カオリン,炭酸カルシウ
ム,水酸化クロム,ケイ酸マグネシウム,酸化アルミニ
ウム,硫酸バリウム,チタン被覆雲母等が挙げられる。
また、有機顔料としては、リソールルビンB,レーキッ
ドC,リソールレッド,ローダミンB,ヘリンドンピン
クCN,パーマトンレッド,ベンジジンオレンジG,フ
タロシアニンブルー等が挙げられる。また、樹脂粉体顔
料としては、ナイロンパウダー,アクリルパウダー,シ
リコーンパウダー等が挙げられる。
り被覆される顔料は、無機顔料,有機顔料もしくは樹脂
粉体顔料であり得る。このうち無機顔料としては、酸化
チタン,ベンガラ,黄酸化鉄,黒色酸化鉄,群青,亜鉛
華,酸化マグネシウム,酸化ジルコニウム,マイカ,セ
リサイト,タルク,シリカ,カオリン,炭酸カルシウ
ム,水酸化クロム,ケイ酸マグネシウム,酸化アルミニ
ウム,硫酸バリウム,チタン被覆雲母等が挙げられる。
また、有機顔料としては、リソールルビンB,レーキッ
ドC,リソールレッド,ローダミンB,ヘリンドンピン
クCN,パーマトンレッド,ベンジジンオレンジG,フ
タロシアニンブルー等が挙げられる。また、樹脂粉体顔
料としては、ナイロンパウダー,アクリルパウダー,シ
リコーンパウダー等が挙げられる。
【0012】本発明の製造方法により得られる吸湿保湿
顔料において、前記顔料と大豆蛋白質との組成比は、所
望の吸湿保湿性能に応じて適宣選択されるが、おおよそ
重量基準で、99.9/0.1〜50/50、好ましく
は、99.7/0.3〜60/40の範囲である。この
組成比が99.9/0.1より大きくなると、大豆蛋白
の被覆量が少なくなって吸湿保湿性能が不充分になる。
一方、50/50より小さくなると、顔料自体のもつ性
能、例えば隠蔽性,滑沢性等が極端に失われる場合があ
る。
顔料において、前記顔料と大豆蛋白質との組成比は、所
望の吸湿保湿性能に応じて適宣選択されるが、おおよそ
重量基準で、99.9/0.1〜50/50、好ましく
は、99.7/0.3〜60/40の範囲である。この
組成比が99.9/0.1より大きくなると、大豆蛋白
の被覆量が少なくなって吸湿保湿性能が不充分になる。
一方、50/50より小さくなると、顔料自体のもつ性
能、例えば隠蔽性,滑沢性等が極端に失われる場合があ
る。
【0013】本発明による吸湿保湿性顔料は、本発明の
処理をほどこした後、例えばシリコーン処理,パーフル
オロアルキシルジ(オキシエチル)アミンリン酸塩エス
テル処理(特公平5−86984号公報に開示されてい
る処理),N−ラウロイル−L−リジン処理もしくは各
種金属石ケン処理を施してもよい。
処理をほどこした後、例えばシリコーン処理,パーフル
オロアルキシルジ(オキシエチル)アミンリン酸塩エス
テル処理(特公平5−86984号公報に開示されてい
る処理),N−ラウロイル−L−リジン処理もしくは各
種金属石ケン処理を施してもよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明による吸湿保湿性顔料およびそ
の製造方法の具体的実施例につき説明する。
の製造方法の具体的実施例につき説明する。
【0015】(実施例1)大豆より大豆油を脱脂した脱
脂大豆を水抽出し、分離殺菌して噴霧乾燥した大豆蛋白
質(例えば、フジピュリナプロテイン株式会社製;粉末
状大豆蛋白フジプロ)を、pH11の水溶液に重量比で
1%となるように溶解する。次いで、この大豆蛋白質を
1重量部として99重量部に相当する量のマイカを1重
量%溶液に添加し、約1時間撹拌混合して分散液を形成
する。この分散液に5重量%の希塩酸溶液を徐々に適下
し、分散液のpHが4.5となったところで終点とす
る。この後、約30分間撹拌し、この大豆蛋白質を十分
にマイカの表面に析出させる。そして、分散液を濾過
し、乾燥させてからアトマイザーにて粉砕し、目的の被
覆顔料粉体を得た。こうして得られる被覆顔料粉体にお
ける大豆蛋白質とマイカとの重量比は1:99である。
脂大豆を水抽出し、分離殺菌して噴霧乾燥した大豆蛋白
質(例えば、フジピュリナプロテイン株式会社製;粉末
状大豆蛋白フジプロ)を、pH11の水溶液に重量比で
1%となるように溶解する。次いで、この大豆蛋白質を
1重量部として99重量部に相当する量のマイカを1重
量%溶液に添加し、約1時間撹拌混合して分散液を形成
する。この分散液に5重量%の希塩酸溶液を徐々に適下
し、分散液のpHが4.5となったところで終点とす
る。この後、約30分間撹拌し、この大豆蛋白質を十分
にマイカの表面に析出させる。そして、分散液を濾過
し、乾燥させてからアトマイザーにて粉砕し、目的の被
覆顔料粉体を得た。こうして得られる被覆顔料粉体にお
ける大豆蛋白質とマイカとの重量比は1:99である。
【0016】(実施例2,3,4)実施例1と同様の原
料を使用し、同様の方法にて、 ・大豆蛋白質を3重量部、マイカを97重量部としたも
の、 ・大豆蛋白質を5重量部、マイカを95重量部としたも
の、 ・大豆蛋白質を10重量部、マイカを90重量部とした
もの、を用意し、それぞれ実施例2,実施例3,実施例
4とした。
料を使用し、同様の方法にて、 ・大豆蛋白質を3重量部、マイカを97重量部としたも
の、 ・大豆蛋白質を5重量部、マイカを95重量部としたも
の、 ・大豆蛋白質を10重量部、マイカを90重量部とした
もの、を用意し、それぞれ実施例2,実施例3,実施例
4とした。
【0017】(実施例5,6,7,8)顔料として二酸
化チタンを使用する以外は、実施例1〜4と同様に大豆
蛋白質で表面を被覆した二酸化チタンを調整した。
化チタンを使用する以外は、実施例1〜4と同様に大豆
蛋白質で表面を被覆した二酸化チタンを調整した。
【0018】(比較例1)顔料としてマイカを使用し、
この顔料の表面が未処理のものを比較例1とした。
この顔料の表面が未処理のものを比較例1とした。
【0019】(比較例2)顔料として二酸化チタンを使
用し、この顔料の表面が未処理のものを比較例2とし
た。
用し、この顔料の表面が未処理のものを比較例2とし
た。
【0020】(比較例3)特開平1−207222号公
報に開示されている方法にて、N−アシルゼラチンナト
リウム塩を実施例1に示したものと同じマイカに対して
重量比で3%となるように被覆する。すなわち、マイカ
の重量比で10%の水スラリーの撹拌中に、1%のN−
アシルゼラチンナトリウム塩を徐々に滴下したのち、こ
の撹拌中に2%の塩化アルミニウム水溶液を徐々に滴下
する。この後、水洗,濾過を経て乾燥させ、粉砕するこ
とによってコラーゲンで被覆されたマイカを得た。
報に開示されている方法にて、N−アシルゼラチンナト
リウム塩を実施例1に示したものと同じマイカに対して
重量比で3%となるように被覆する。すなわち、マイカ
の重量比で10%の水スラリーの撹拌中に、1%のN−
アシルゼラチンナトリウム塩を徐々に滴下したのち、こ
の撹拌中に2%の塩化アルミニウム水溶液を徐々に滴下
する。この後、水洗,濾過を経て乾燥させ、粉砕するこ
とによってコラーゲンで被覆されたマイカを得た。
【0021】(比較例4)比較例3と同様の方法で、実
施例5に用いた二酸化チタンを用いて、コラーゲンで被
覆された二酸化チタンを得た。
施例5に用いた二酸化チタンを用いて、コラーゲンで被
覆された二酸化チタンを得た。
【0022】前述の実施例1〜8により得られた被覆顔
料を配合した化粧料を素肌に塗布したところ、みずみず
しく潤いのある使用感が得られた。また、この被覆顔料
粉体を真空乾燥機にて絶乾状態とし、このサンプルを恒
温恒湿槽に移し、水分による重量増加を測定した。恒温
恒湿槽は初め30℃60%RHで7日間保たれ、その
後、30℃で46%RHに変更し、15日間まで放置し
た。この水分による重量変化が図1(マイカ系;実施例
1〜4)および図2(二酸化チタン系;実施例5〜8)
に示されている。これらの図中に未処理の顔料の重量変
化の挙動がそれぞれ比較例1,2として示されている。
また、参考のために、コラーゲンで被覆されたものの重
量変化の挙動がそれぞれ比較例3,4として示されてい
る。
料を配合した化粧料を素肌に塗布したところ、みずみず
しく潤いのある使用感が得られた。また、この被覆顔料
粉体を真空乾燥機にて絶乾状態とし、このサンプルを恒
温恒湿槽に移し、水分による重量増加を測定した。恒温
恒湿槽は初め30℃60%RHで7日間保たれ、その
後、30℃で46%RHに変更し、15日間まで放置し
た。この水分による重量変化が図1(マイカ系;実施例
1〜4)および図2(二酸化チタン系;実施例5〜8)
に示されている。これらの図中に未処理の顔料の重量変
化の挙動がそれぞれ比較例1,2として示されている。
また、参考のために、コラーゲンで被覆されたものの重
量変化の挙動がそれぞれ比較例3,4として示されてい
る。
【0023】これら図1および図2に示される結果か
ら、本実施例による被覆顔料粉体によれば、顔料そのも
のに吸湿保湿性が付与されることが明らかである。した
がって、この被覆顔料粉体を化粧料に用いれば、みずみ
ずしい潤いのある素肌感および使用感を有する化粧料を
得ることが可能となる。また、本実施例の吸湿保湿性顔
料に被覆されている大豆蛋白質は、人体を構成している
アミノ酸と必須アミノ酸とからなっているので、皮膚に
対して親和性が良く、肌荒れにも有効性があると考えら
れる。
ら、本実施例による被覆顔料粉体によれば、顔料そのも
のに吸湿保湿性が付与されることが明らかである。した
がって、この被覆顔料粉体を化粧料に用いれば、みずみ
ずしい潤いのある素肌感および使用感を有する化粧料を
得ることが可能となる。また、本実施例の吸湿保湿性顔
料に被覆されている大豆蛋白質は、人体を構成している
アミノ酸と必須アミノ酸とからなっているので、皮膚に
対して親和性が良く、肌荒れにも有効性があると考えら
れる。
【図1】図1は、マイカ系顔料における水分による重量
変化を示すグラフである。
変化を示すグラフである。
【図2】図2は、二酸化チタン系顔料における水分によ
る重量変化を示すグラフである。
る重量変化を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 大豆から抽出分離された大豆蛋白質で顔
料の表面を被覆してなることを特徴とする吸湿保湿性顔
料。 - 【請求項2】 pHの高いアルカリ水溶液に大豆蛋白質
を溶解して撹拌し、この撹拌中に顔料粉体を投入して分
散させ、次いでその撹拌中に所定の低いpHになるまで
希塩酸溶液を徐々に滴下して前記大豆蛋白質を前記顔料
粉末の表面に析出させ、次いで濾過水洗の後に乾燥させ
て粉砕することを特徴とする吸湿保湿性顔料の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115095A JPH09302260A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 吸湿保湿性顔料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115095A JPH09302260A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 吸湿保湿性顔料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302260A true JPH09302260A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14654091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8115095A Withdrawn JPH09302260A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 吸湿保湿性顔料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302260A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017155006A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 株式会社コスモビューティー | 複合粒子、化粧料組成物、及び、複合粒子の製造方法 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8115095A patent/JPH09302260A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017155006A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 株式会社コスモビューティー | 複合粒子、化粧料組成物、及び、複合粒子の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |