JPH09309841A - 肌用外用剤 - Google Patents

肌用外用剤

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JPH09309841A
JPH09309841A JP8148699A JP14869996A JPH09309841A JP H09309841 A JPH09309841 A JP H09309841A JP 8148699 A JP8148699 A JP 8148699A JP 14869996 A JP14869996 A JP 14869996A JP H09309841 A JPH09309841 A JP H09309841A
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skin
extract
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methanol
solution
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JP8148699A
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Akira Ito
明 伊藤
Tomoyuki Inaba
智之 稲葉
Taiichi Nakayama
泰一 中山
Mototsugu Wada
元次 和田
Yoko Aitsu
陽子 合津
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料(医薬部外品を含む。以下同じ。)等
に配合して優れた老化防止作用を奏すると共に、接触性
皮膚炎、乾癬等の種々の皮膚疾患による肌荒れ症状の
他、健常人の肌荒れ、荒れ性に対して改善・予防作用を
有し、かつ皮膚の脂質成分の酸化防止や皮膚の酸化傷害
等に有効な抗酸化作用をも発揮する肌用外用剤を提供す
る。 【解決手段】 チガヤ(学名:Imperata cylindrica)
の抽出物を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は肌用外用剤に関し、
特に化粧料(医薬部外品を含む。以下同じ。)等に配合
して優れた老化防止作用を奏すると共に、接触性皮膚
炎、乾癬等の種々の皮膚疾患による肌荒れ症状の他、健
常人の肌荒れ、荒れ性に対して改善・予防作用を有し、
かつ皮膚の脂質成分の酸化防止や皮膚の酸化傷害等に有
効な抗酸化作用をも発揮する肌用外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】老化
は全身の臓器で進行しているが、その中でも目で見るこ
とができる皮膚、とりわけ特に意識が集中しやすい顔面
については、シワ・小ジワ・ソバカス、タルミの発生、
ハリ・ツヤの消失といった容貌上の変化が、世の多くの
中高年齢者、とりわけ女性を悩ませている。これまでに
も、老化防止用外用剤の必要性が叫ばれてきていたが、
老化に関するメカニズム、定義などで明らかではない部
分が多かったため、従来の化粧料では、ムコ多等類やコ
ラーゲンなどの生化学製品および合成高分子製品を配合
して水分保持に務めるという方法を選択してきたにすぎ
ない。しかしそれだけでは、皮膚の老化を充分に防止す
ることができないことも明らかとなってきた。
【0003】ところが近年、老化に関する研究が進めら
れ、皮膚老化の原因としてマクロ的に見れば加齢が重要
な因子であり、さらに乾燥、酸化、太陽光(紫外線)等
も皮膚老化に関わる直接的な因子として挙げられてきて
いる。それら因子の中でも太陽光(紫外線)は、光老化
と呼ばれる変化において重要な役割を果たしていること
が明らかとなってきた。上に記した顔面は、全身で最も
光老化が進行しやすい部位であるが、光老化した皮膚で
は真皮の最も主要なマトリックス成分であるコラーゲン
線維が著明に減少していることも明らかとなってきた。
そしてシワ・小ジワの発生、ハリの消失といった現象が
コラーゲン線維の減少と密接に関係していることも示唆
されてきている。このように、皮膚老化に関しては、様
々な皮膚老化因子、中でも太陽光(紫外線)曝露に伴
い、真皮における主要な細胞である線維芽細胞の増殖活
性やコラーゲン等の合成機能が低下して、このコラーゲ
ン等のターンオーバー速度も遅くなる。その結果とし
て、皮膚の弾力がなくなり、しわやたるみも増加して、
皮膚の老化が進行する。
【0004】一方、肌のトラブルの別の要因として種々
の皮膚疾患や肌荒れがある。これらに対して改善・予防
効果を有する治療薬、皮膚外用剤、化粧料等の有効成分
としては、従来より抗炎症作用を有する、あるいは保湿
効果の高いアミノ酸や多糖、脂質、抽出エキス等が、そ
の使用効果が特徴的であるために用いられてきた。しか
し近年の研究により、種々の皮膚疾患の病像形成にはプ
ロテアーゼが関与していることが明らかにされつつあ
る。例えば炎症性異常角化性疾患の代表である乾癬で
は、その患部表皮において高いプラスミノーゲンアクチ
ベーター(Plasminiogen activator:PA)活性が認め
られている。PAはセリンプロテアーゼの1つである
が、Hausteinは、乾癬表皮の特に錯角化部位に強いPA
活性が存在することを報告し(Arch.Klin.Exp.Dermato
l;234,1969)、FrakiとHopsu-Havuは、乾癬鱗屑から高
濃度の塩溶液を用いてPA活性を抽出した(Arch.Derma
tol.Res;256,1976)。また、尋常性天疱瘡においては表
皮細胞内で多量に合成されたPAが、細胞外に存在する
PlasminiogenをPlasminに転換し、これが細胞間結合物
質を消化することにより細胞間に組織液が貯留して表皮
内水泡が形成されることが、in vitroの実験系において
明らかにされている(Morioka S.et al:J.Invest.Derma
tol;76,1981)。またプロテアーゼは、角質層形成など
表皮の正常な角化過程においても重要な役割を果たして
いると考えられており(Ogawa H.,Yoshiike T.:Int.J.D
ermatol;23,1984)、肌改善あるいは皮膚疾患の治療薬
として、プロテアーゼ阻害剤を用いる試みがなされるよ
うになってきている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような現況に鑑
み、本発明者は鋭意検討を重ねた結果、チガヤの抽出物
が、皮膚内の線維芽細胞に働きかけることにより、真皮
の重要な成分の一つであるコラーゲン生合成を促進させ
る作用を有すると共に、トリプシン型セリンプロテアー
ゼの阻害活性を有し、増殖性の皮膚肥厚、紅斑、乾燥、
落屑を伴う肌荒れを極めて有効に改善することを見出し
た。またさらに該抽出物が、ビタミンEと同程度または
それ以上の抗酸化力があることを見出した。本発明者ら
は上記知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、チガヤ(学名:Impera
ta cylindrica)の抽出物を配合することを特徴とする
肌用外用剤である。ここで肌用外用剤とは、頭髪、頭皮
等を除く人体等の皮膚表面に適用するものをいう。さら
に、本発明によれば、チガヤ(学名:Imperata cylindr
ica)の抽出物を有効成分とする老化防止剤、肌荒れ改
善剤および抗酸化剤が提供される。
【0007】以下に、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられるチガヤ(学名:Imperata cylindric
a)は、北海道から九州およびアジア、アフリカに分布
し、原野、河原、草地、道ばたなどに群がって叢生する
多年草でイネ科チガヤ属に属する草である。本発明に用
いられる抽出物は、上記根茎を抽出溶媒と共に浸漬また
は加熱環流した後、濾過し、濃縮して得られる。また本
発明に用いられる抽出溶媒は、通常抽出に用いられる溶
媒であれば何でもよく、特にメタノール、エタノール等
のアルコール類、含水アルコール、アセトン、酢酸エチ
ルエステル等の有機溶媒を単独あるいは組み合わせて用
いることができる。チガヤは、養毛・育毛剤の一成分と
しては知られているが(特開平4−193819号公
報)、肌用の外用剤には未だ適用されていなかったもの
である。
【0008】本発明におけるチガヤ抽出物の配合量は、
老化防止剤あるいは肌荒れ改善剤として用いる場合、外
用剤全量中乾燥物として、0.005〜20.0重量
%、好ましくは0.01〜10.0重量%である。0.
005重量%未満であると十分な老化防止効果、肌荒れ
改善・予防効果が発揮されず、20.0重量%を超える
と製剤化が難しいので好ましくない。また、10.0重
量%以上配合してもさほど大きな効果の向上は見られな
い。また、チガヤ抽出物を抗酸化剤として用いる場合に
は、添加量は一般に0.00001〜5.0重量%(乾
燥物として)であり、好ましくは0.00005〜2.
0重量%の量を添加することにより、安全で優れた抗酸
化作用が発揮される。
【0009】チガヤ抽出物を配合する対象物としては化
粧料が好ましく、抗酸化作用や、肌荒れ改善作用、ある
いは抗老化作用の必要な各種化粧品、例えばクリーム、
ローション、乳液、ヘアオイル、シャンプー、リンス、
石鹸等に添加すると優れた効果を発揮する。
【0010】さらに、本発明の肌用外用剤は、プロテア
ーゼ阻害剤としての応用も可能である。プロテアーゼ阻
害剤のプロテアーゼとは、ペプチド結合の加水分解を触
媒する酵素の総称であり、このプロテアーゼはペプチダ
ーゼおよびプロテイナーゼに分類される。前者はペプチ
ド鎖のアミノ基末端やカルボキシル基末端の外側より、
ペプチド結合を切り離していく酵素で、後者はペプチド
鎖内部の特定の結合を切断する酵素である。後者プロテ
イナーゼは、その活性触媒基の種類により、さらにセリ
ン系、システイン系、アスパラギン酸系、金属系の4つ
に大別され、それぞれに特異的な阻害剤が存在してい
る。本発明におけるプロテアーゼ阻害剤とは、このうち
の特にセリンプロテアーゼに対して阻害活性を示すこと
を特徴としている。
【0011】本発明の肌用外用剤には、上記必須成分以
外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる
成分、例えば、水性成分、油性成分、粉末成分、アルコ
ール類、保湿剤、増粘剤、紫外線吸収剤、美白剤、防腐
剤、酸化防止剤、界面活性剤、香料、色剤、各種皮膚栄
養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0012】その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸
三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリ
ウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖
剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、甘草抽出物、
グラブリジン、火棘の果実の熱水抽出物、各種生薬、酢
酸トコフェロール、グリチルリチン酸、トラネキサム酸
およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、
アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グ
ルコシド、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、グルコー
ス、フルクトース、トレハロース等の糖類なども適宜配
合することができる。
【0013】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。なお、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。実施例に先立ち、本発明
の植物抽出物の(1)プロテアーゼ阻害作用、(2)肌
荒れ改善作用、(3)老化防止作用、および(4)抗酸
化作用に関する試験方法とその結果について説明する。
【0014】(1)プロテアーゼ阻害作用 代表的な2種類のセリンプロテアーゼとして、プラスミ
ンとトリプシンに対する阻害活性を評価した。
【0015】(1-1) 試料の調製 チガヤ根茎の乾燥粉末50gを室温で1週間メタノール
に浸漬し、抽出液を濃縮して、メタノール抽出物1.8
gを得た。この固形物を再びメタノールに溶解し、1%
溶液を作成した。これを用いて以下の実験を行った。
【0016】(1-2) プラスミン阻害活性の測定 フィブリン平板法にて阻害率%を求めた。すなわちAstr
upら(Arch.Biochem.;40,346,1952)の方法にならいフ
ィブリン平板を作成し、上記のように調製した試料を
0.1%と0.01%にまでエタノールにて希釈して使
用した。結果を表1に示した。
【0017】(1-3) トリプシン阻害活性の測定 カゼインを基質としたMuramatuら(J.Biochem.;58,21
4,1965)の方法にならい阻害率を求めた。試料は同じく
0.1%と0.01%にまで希釈したものを使用し、結
果を表1に示した。
【0018】また、参考例として、すでに肌荒れに対す
る適用が知られている植物であるショウガ(Zingiberac
eae)科のクンイット(Kunyit、学名:Curcuma d
omestica)とヨモギのエタノール抽出物についても上記
と同様の試験を行った。その結果を併せて表1に示す。
【0019】
【表1】 ──────────────────────────────── 阻害率(%) 試料添加濃度 ─────────────── プラスミン トリプシン ──────────────────────────────── チガヤ 0.1% 76.3 48.9 0.01% 23.6 19.7 クンイット 0.1% 3.0 0 0.01% 0 0 ヨモギ 0.1% 18.6 0 0.01% 5.8 0 ────────────────────────────────
【0020】(2)肌荒れ改善作用 (2-1) 実使用試験 本発明に係わる外用剤の外皮適用による効果を、肌荒
れ、カミソリ負けに対する改善率、ならびに皮膚刺激性
から評価した。肌荒れで悩む50名の女性パネルの顔面
を用い、表2に示す組成(重量%)のローションのう
ち、左右どちらか一方の頬に試料を、他方の頬に対照を
1日2回、2週間塗布し、その後の肌状態を目視で判定
した。またカミソリ負けする男性パネル30名を対象
に、ひげ剃り直後に表2に示す組成のローションを塗布
し、カミソリ負けに対する効果を判定した。各判定基準
は以下の通りとした。試料としては、本発明品として、
チガヤのメタノール抽出物の濃度を変えたものを2種、
比較品として、すでに肌荒れに対する適用が知られてい
る植物であるショウガ(Zingiberaceae)科のクンイッ
ト(Kunyit、学名:Curcuma domestica)および
ショウガ(Zingiberaceae)科のレムプヤン(Lemp
uyang、学名:Zingiber aromaticum Mal.)のメタ
ノール抽出物を配合したものを用いた。その結果を表3
に示す。
【0021】 肌荒れに対する改善効果の判定基準 著効:症状の消失したもの。 有効:症状の弱くなったもの。 やや有効:症状がやや弱くなったもの。 無効:症状に変化を認めないもの。
【0022】 カミソリ負けに対する改善効果の判定
基準 著効:カミソリ負けの消失したもの。 有効:カミソリ負けの弱くなったもの。 やや有効:カミソリ負けがやや弱くなったもの。 無効:カミソリ負けに変化を認めないもの。
【0023】 肌荒れ及びカミソリ負けに対する改善
効果 ◎:被験者が著効、有効及びやや有効を示す割合(有効
率)が80%以上。 ○:被験者が著効、有効及びやや有効を示す割合(有効
率)が50%以上〜80%未満。 △:被験者が著効、有効及びやや有効を示す割合(有効
率)が30%以上〜50%未満。 ×:被験者が著効、有効及びやや有効を示す割合(有効
率)が30%未満。
【0024】 皮膚刺激性 ◎:肌にヒリヒリ感を認めた被験者の割合が0%。 ○:肌にヒリヒリ感を認めた被験者の割合が5%未満。 △:肌にヒリヒリ感を認めた被験者の割合が10%未
満。 ×:肌にヒリヒリ感を認めた被験者の割合が10%以
上。
【0025】
【表2】 ──────────────────────────────── 本発明品 比較品 試 料 ─────── ─────── 2-1 2-2 2-1 2-2 ──────────────────────────────── チガヤ メタノール抽出物 1.0 0.5 − − クンイット メタノール抽出物 − − 1.0 − レムプヤン メタノール抽出物 − − − 1.0 グリセリン 1.0 1.0 1.0 1.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 4.0 4.0 4.0 エタノール 7.0 7.0 7.0 7.0 ポリオキシエチレン(20モル) オレイルアルコール 0.5 0.5 0.5 0.5 精製水 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────
【0026】
【表3】 ──────────────────────────────── 本発明品 比較品 試 料 ─────── ─────── 2-1 2-2 2-1 2-2 ──────────────────────────────── 肌荒れ改善効果 ◎ ◎ △ △ カミソリ負け改善効果 ◎ ◎ △ △ 皮膚刺激性 ◎ ◎ ○ △ ─────────────────────────────────
【0027】表3から明らかなように、チガヤ抽出物を
配合した本発明品の試料は、比較品の試料よりも肌荒
れ、カミソリ負けに対して優れた改善効果を示し、さら
に皮膚刺激性も認められなかった。
【0028】(2-2) レプリカ法による実使用試験 本発明品2-1,2-2と比較品2-1,2-2のローションを用い
て、人体パネルで肌荒れ改善効果試験を行った。即ち、
女性健常人(顔面)の皮膚表面形態をミリスン樹脂によ
るレプリカ法を用いて肌のレプリカを採り、顕微鏡(1
7倍)にて観察した。皮紋の状態及び角層の剥離状態か
ら、表4に示す基準に基づいて肌荒れ評価が1または2
と判断されたもの(肌荒れパネル)20名を用い、顔面
左右半々に、本発明品2-1,2-2と比較品2-1,2-2のロー
ションを1日2回、2週間塗布した。2週間後、再び上
述のレプリカ法にしたがって肌の状態を観察し、表4の
判定基準にしたがって評価した。その結果を表5に示
す。
【0029】
【表4】 ───────────────────────────────── 評点 評 点 の 基 準 ───────────────────────────────── 1 皮溝、皮丘の消失、広範囲の角層のめくれが認められる。 2 皮溝、皮丘が不鮮明、角層のめくれが認められる。 3 皮溝、皮丘は認められるが、平坦。 4 皮溝、皮丘が鮮明。 5 皮溝、皮丘が鮮明で整っている。 ─────────────────────────────────
【0030】
【表5】 ───────────────────────────────── レプリカ評価 本発明品2-1 本発明品2-2 比較品2-1 比較品2-2 ───────────────────────────────── 1 0 0 1 1 2 0 0 3 2 3 3 4 14 11 4 9 12 2 6 5 8 4 0 0 ─────────────────────────────────
【0031】表5から分かるように、本発明品のローシ
ョンは比較品のローションと比較して、顕著な肌荒れ改
善効果が認められた。
【0032】(3)老化防止作用 (3-1) ヒト皮膚線維芽細胞のI型コラーゲン産生能に対
する作用の評価 ヒト皮膚線維芽細胞(以下、細胞)を用い、細胞のI型
コラーゲン生合成能に対するチガヤ抽出物の作用を評価
した。チガヤ抽出物の調製は、前記「(1)プロテアー
ゼ阻害作用」の評価の場合と同様に実施した。すなわ
ち、チガヤ根茎の乾燥粉末50gを室温で1週間メタノ
ールに浸漬し、抽出液を濃縮してメタノール抽出物(以
下、チガヤ抽出物)1.8gを得た。
【0033】細胞培養用96ウエルプレート(コーニン
グ:25860)に細胞を20000細胞/穴づつ播種した。
10%牛胎児血清(以下、FBSと称する。)を含むR
ITC80−7培地で48時間培養した後、0.5%F
BSを含んだRITC80−7培地(以下、培地と称す
る。)に交換した。その際に、培地中にはジメチルスル
ホキシドに溶解したチガヤ抽出物を添加した。培地中の
ジメチルスルホキシドの濃度は、0.5%となるように
設定し、またチガヤ抽出物濃度は、1ppmとした。チ
ガヤ抽出物を含む培地に交換後、48時間培養した。培
養終了後に、I型コラーゲン生合成能を測定するために
培養上清を、細胞量を計測するために細胞を採取した。
細胞のI型コラーゲン生合成能は、培養上清中に分泌さ
れるI型プロコラーゲンのC端末ペプチド(Procollage
n type IC-peptide:PIPと略す。)量を測定すること
により評価した。具体的には、「Procollagen type IC-
peptide(PIP)測定キット(宝酒造株式会社:MK00
1)」を用いて測定した。細胞量は細胞のDNA量で推
定することとし、DNA量は、Cesar Lsbarcaらの方法
(Analytical Biochemisty,102,344-352,(1980))に準
じてHoechst 33258試薬を用いて測定した。
【0034】結果を表6に示す。DNA量は若干の増加
傾向を示すものの、有意な変化ではなかったのに対し、
PIP量は有意な増加が観察された。以上のように、チ
ガヤ抽出物は1ppmという極めて低濃度で細胞の増殖
に影響することなくI型コラーゲン生合成能を促進する
効果が認められた。
【0035】
【表6】 ──────────────────────────────── チガヤ抽出物濃度 DNA量(μg/well) PIP量(ng/μgDNA) ──────────────────────────────── 0ppm 0.404±0.038 425.62±66.20 1ppm 0.434±0.062 611.55±72.07 ────────────────────────────────
【0036】(3-2) 実使用試験 表7に示す処方の実施例3-1および比較例3-1で得られた
クリーム製剤について、それぞれ以下に示す使用試験を
実施した。結果を表8に示す。
【0037】
【表7】 ───────────────────────────────── 実施例3-1 比較例3-1 ───────────────────────────────── (1) セトステアリルアルコール 3.5 3.5 (2) スクワラン 40.0 40.0 (3) ミツロウ 3.0 3.0 (4) 還元ラノリン 4.0 4.0 (5) エチルパラベン 0.3 0.3 (6) ポリオキシエチレン(20)ソルビタン モノパルミチン酸エステル 2.0 2.0 (7) ステアリン酸モノグリセリド 2.0 2.0 (8) チガヤ抽出物 0.5 − (9) N-ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 0.5 (10) 香料 0.03 0.03 (11) 1,3−ブチレングリコール 5.0 5.0 (12) ポリエチレングリコール1500 5.0 5.0 (13) 精製水 残余 残余 ─────────────────────────────────
【0038】 製法 上記表7に示す(1)〜(10)までの原料を加熱溶解する
(油相)。一方、精製水(13)に(11)および(12)を溶解
し、70℃に保った(水相)。そして、この水相に前記
油相を攪拌しながら添加した。次いで、ホモミキサー処
理し、乳化粒子を細かくした後、攪拌しながら後、攪拌
しながら急冷し、所望するクリームを得た。
【0039】 使用試験 無作為に抽出した年齢25〜57歳の健常な成人女性1
00名を被験者とし、各化粧料を顔面の皮膚に連日1カ
月間使用したのちの、(イ)肌のハリ・タルミに対する
改善効果、および(ロ)シワ・小ジワに対する改善効果
についてそれぞれ調べた。
【0040】(イ)肌のハリに対する改善効果 皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に基づい
て評価した。 (評価基準) A:非常に改善された。 B:改善された。 C:変化がない。 D:少し目につく。 E:目立つようになった。
【0041】(ロ)シワ・小ジワに対する改善効果 皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に基づい
て評価した。 (評価基準) A:きれいに消えた。 B:少し目立たなくなった。 C:変化がない。 D:少し増えた。 E:増えた。
【0042】
【表8】 ─────────────────────────────────── ハリ・タルミに シワ・小ジワに 対する効果(人) 対する効果(人) ───────────── ───────────── A B C D E A B C D E ─────────────────────────────────── 実施例3-1 62 25 13 0 0 37 42 21 0 0 比較例3-1 3 15 76 4 2 0 10 81 8 1 ───────────────────────────────────
【0043】表8に示した結果から明らかなように、実
施例3-1で得られた化粧料を用いた場合には、比較例3-1
で得られた化粧料を用いた場合よりも肌のハリ・タルミ
が著しく改善され、シワや小ジワに対しても極めて有効
であることが明らかとなった。
【0044】(4)抗酸化作用 (4-1)試料の調製 調製例1(メタノール抽出物) チガヤ根乾燥物1kgに60%メタノールを20kg加
え、室温にて10日間浸漬して抽出し、抽出液を濾過し
た後、メタノールを濃縮してエキスを乾燥残分として5
0g得た。
【0045】 調製例2(クロロホルム抽出物) チガヤ根乾燥物1kgにクロロホルム9kgを加え、5
0℃にて8時間還流して抽出し、抽出液を濾過した後、
クロロホルムを濃縮してエキスを乾燥残分として20g
得た。
【0046】 調製例3(メタノール抽出物の精製物) チガヤ根乾燥物1kgにメタノールを10kg加え、還
流煮沸抽出にて8時間還流して抽出し、抽出液を濾過し
た後、濾液を濃縮し、エキス10gを得た。
【0047】(4-2)試験方法および試験結果 1.0mgメチルリノレエート(東京化成工業株式会社
製)/mlアセトン溶液1.0mlと調製例1で調製し
たチガヤ抽出物0.01mg/mlメタノール溶液ある
いは0.1mg/mlメタノール溶液0.1mlをネジ
蓋付き試験官に分注・乾固後、酸化群を50℃で4時間
処理、非酸化群は4℃で保存した。処理後、非水系TB
A試薬(0.12% 2−チオバルビツル酸(和光純薬
株式会社)・0.50%トリエチルアミン(東京化成工
業株式会社)/酢酸)3.0mlを添加し、95℃で1
時間反応させた。反応後直ちに水冷し、532nmの吸
光度を測定し、酸化抑制率を算出した。
【0048】
【数1】酸化抑制率(%)=[1−(As50 − As4)/
(Ac50 − Ac4)]×100
【0049】 Ac50:control 50℃加熱の吸光度。 Ac4 :control 4℃保存の吸光度。 As50:試料 50℃加熱の吸光度。 As4 :試料 4℃保存の吸光度。
【0050】なお、対照としてチガヤ抽出物に代えてビ
タミンE(DL−α−トコフェロール、東京化成工業株
式会社製)メタノール溶液、BHT(ブチルヒドロキシ
トルエン:和光純薬工業株式会社製)メタノール溶液を
添加したものについても同様に操作した。その結果を表
9に示す。
【0051】
【表9】 ──────────────────────────────── 試料No. 抗酸化剤 配合量(mg) 酸化抑制率(%) ──────────────────────────────── 4-1 チガヤ抽出物 0.001 61.9 4-2 チガヤ抽出物 0.01 95.6 ──────────────────────────────── 4-3 ビタミンE 0.001 42.4 4-4 ビタミンE 0.01 82.4 4-5 BHT 0.001 97.3 ────────────────────────────────
【0052】表9に示す如く、チガヤ抽出物はビタミン
Eより優れた抗酸化作用を示し、さらにチガヤ抽出物の
濃度を上げればBHTと同等の著しい抗酸化作用を示
す。
【0053】実施例1 クリーム (処方) ステアリン酸 5.0 重量% ステアリルアルコール 4.0 イソプロピルミリステート 18.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 プロピレングリコール 10.0 チガヤメタノール抽出物 0.01 苛性カリ 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールとチガヤ
メタノール抽出物と苛性カリを加え溶解し、加熱して7
0℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して7
0℃に保つ(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加
え終わってからしばらくその温度に保ち反応を起こさせ
る。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきま
ぜながら30℃まで冷却する。
【0054】実施例2 クリーム (処方) ステアリン酸 2.0 重量% ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエー
テル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 チガヤエタノール抽出物 0.05 トラネキサム酸 0.2 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱
融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備
乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくか
きまぜながら30℃まで冷却する。
【0055】実施例3 クリーム (処方) 固形パラフィン 5.0 重量% ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウリ
ン酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 チガヤアセトン抽出物 0.05 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水に石けん粉末を加え、加熱して7
0℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して7
0℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々
に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサーで均一に
乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却す
る。
【0056】 実施例4 乳液 (処方) ステアリン酸 2.5 重量% セチルアルコール 1.5 ワセリン 5.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company) チガヤ酢酸エチルエステル抽出物 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマ
ーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチ
レングリコール1500とトリエタノールアミンを加
え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混
合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を
加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一に
乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却す
る。
【0057】実施例5 乳液 (処方) マイクロクリスタリンワックス 1.0 重量% ミツロウ 2.0 ラノリン 20.0 流動パラフィン 10.0 スクワラン 5.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイ
ン酸エステル 1.0 プロピレングリコール 7.0 チガヤブタノール抽出物 5.0 トラネキサム酸 1.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加
熱融解して70℃に保つ(油相)。油相をかきまぜなが
らこれに水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化
する。乳化後、よくかきまぜながら30℃まで冷却す
る。
【0058】 実施例6 ゼリー (処方) 95%エチルアルコール 10.0 重量% ジプロピレングリコール 15.0 ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテル 2.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 苛性ソーダ 0.15 L−アルギニン 0.1 チガヤ50%メタノール水溶液抽出物 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にカーボポール940を均一に溶
解し、一方、95%エタノールにチガヤ50%メタノー
ル水溶液抽出物、ポリオキシエチレン(50モル)オレ
イルアルコールエーテルを溶解し、水相に添加する。次
いで、その他の成分を加えたのち、苛性ソーダ、L−ア
ルギニンで中和させ増粘する。
【0059】実施例7 ゼリー (処方) (A相) エチルアルコール(95%) 10.0 重量% ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール
1.0 パントテニールエチルエーテル 0.1 チガヤメタノール抽出物 1.5 メチルパラベン 0.15 (B相) 水酸化カリウム 0.1 (C相) グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 10.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 カルボキシビニルポリマー 0.2(商品
名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical compan
y) 精製水 残余 (製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA
相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち充填を
行う。
【0060】実施例8 パック (処方) (A相) ジプロピレングリコール 5.0 重量% ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0 (B相) チガヤアセトン抽出物 0.01 オリーブ油 5.0 酢酸トコフェロール 0.2 エチルパラベン 0.2 香料 0.2 (C相) 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 ポリビニルアルコール 13.0 (ケン化度90、重合度2,000) エタノール 7.0 精製水 残余 (製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A
相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加え
たのち充填を行う。
【0061】実施例9 固形ファンデーション (処方) タルク 43.1 重量% カオリン 15.0 セリサイト 10.0 亜鉛華 7.0 二酸化チタン 3.8 黄色酸化鉄 2.9 黒色酸化鉄 0.2 スクワラン 8.0 イソステアリン酸 4.0 モノオレイン酸POEソルビタン 3.0 オクタン酸イソセチル 2.0 チガヤエタノール抽出物 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで
十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチル
の油性成分、チガヤエタノール抽出物、防腐剤、香料を
加え良く混練した後、容器に充填、成型する。
【0062】実施例10 乳化型ファンデーション (処方) (粉体部) 二酸化チタン 10.3 重量% セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.
0 (水相) 精製水 50.0 1,3−ブチレングリコール 4.5 チガヤメタノール抽出物 1.5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油
相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料
を添加して室温まで冷却する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の肌用外用
剤は、優れた老化防止作用を有する。すなわち、太陽光
(紫外線)曝露に伴い、真皮における主要な細胞である
線維芽細胞の増殖活性やコラーゲン等の合成機能が低下
して生ずる皮膚への傷害を抑制し、さらに受けた損傷を
回復させることにより、弾力があり、シワやたるみがな
くハリがある皮膚が維持増進され得る。また、それと共
に、肌荒れ改善作用にも優れ、種々の皮膚疾患、肌荒
れ、荒れ性等の改善・予防に優れた効果を有するもので
ある。さらに、抗酸化作用にも優れているので、化粧品
に配合することにより、皮膚脂質成分の酸化防止や皮膚
の酸化傷害等にも有効性を発揮し、皮膚を保護すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 元次 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 合津 陽子 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チガヤ(学名:Imperata cylindrica)
    の抽出物を配合することを特徴とする肌用外用剤。
  2. 【請求項2】 チガヤ(学名:Imperata cylindrica)
    の抽出物を有効成分とすることを特徴とする老化防止
    剤。
  3. 【請求項3】 チガヤ(学名:Imperata cylindrica)
    の抽出物を有効成分とすることを特徴とする肌荒れ改善
    剤。
  4. 【請求項4】 チガヤ(学名:Imperata cylindrica)
    の抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗酸化剤。
  5. 【請求項5】 チガヤ抽出物の配合量が乾燥物換算で、
    0.00001〜20.0重量%である請求項1〜4の
    いずれかに記載の剤。
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