JPH09309968A - 多孔性フィルムまたはシート - Google Patents
多孔性フィルムまたはシートInfo
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- JPH09309968A JPH09309968A JP8125241A JP12524196A JPH09309968A JP H09309968 A JPH09309968 A JP H09309968A JP 8125241 A JP8125241 A JP 8125241A JP 12524196 A JP12524196 A JP 12524196A JP H09309968 A JPH09309968 A JP H09309968A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非ブロッキング性で水蒸気透過性に優れた多
孔性フィルムまたはシートを提供する。 【解決手段】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解する
有機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しか
つ水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液を流延製
膜して得られる多孔性フィルムまたはシート。
孔性フィルムまたはシートを提供する。 【解決手段】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解する
有機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しか
つ水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液を流延製
膜して得られる多孔性フィルムまたはシート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気性を要求され
る創傷被覆材、オムツの外層材、衣服の素材等に有用な
多孔性フィルムまたはシートに関する。
る創傷被覆材、オムツの外層材、衣服の素材等に有用な
多孔性フィルムまたはシートに関する。
【0002】
【従来の技術】創傷治療の為の患部の保護を目的とした
創傷被覆材、オムツ等の外層材、スポーツ用品の素材等
には、水蒸気は通すものの水滴は通しにくい、通気性を
有するフィルムまたはシート等が使用されている。該フ
ィルムまたはシートとしては、無機充填材を添加した合
成樹脂をフィルム成形した後、延伸し、細かなスリット
を形成させたフィルムが知られている[スペシャリティ
ケミカルス,15巻,10号,テクノマート刊(199
1)、分離・輸送機能材料,高分子学会編,共立出版刊
(1991)、特公昭56−45773号公報、特公昭
56−17216号公報]。またポリ−γ−メチル−L
−グルタメートを基材とした医療用膜[特公昭51−4
2878号公報]やシリコーン膜を基材とした創傷被覆
材[サイエンス(Science),215,174−
176(1982)]も知られている。該ポリ−γ−メ
チル−L−グルタメート膜やシリコーン膜の水蒸気透過
度は、厚さ20μmで約1,000(g/m2/日)で
ある。また、創傷被覆材として使用されているポリウレ
タン膜では、水蒸気透過度が450〜850(g/m2
/日)、最高の水蒸気透過度を示すセグメント化ポリウ
レタン膜でもその値は厚さ30μmで4,300(g/
m2 /日)であることが知られている[日形会誌,1
0,165−180(1990)]。水蒸気透過性の向
上を目的とした、ソフトセグメントが親水性のポリオー
ルであるセグメント化ポリウレタンの薄膜はブロッキン
グ性がある。特に50μm以下の薄膜でブロッキングが
起ると、このブロッキングを解くことは困難である。
創傷被覆材、オムツ等の外層材、スポーツ用品の素材等
には、水蒸気は通すものの水滴は通しにくい、通気性を
有するフィルムまたはシート等が使用されている。該フ
ィルムまたはシートとしては、無機充填材を添加した合
成樹脂をフィルム成形した後、延伸し、細かなスリット
を形成させたフィルムが知られている[スペシャリティ
ケミカルス,15巻,10号,テクノマート刊(199
1)、分離・輸送機能材料,高分子学会編,共立出版刊
(1991)、特公昭56−45773号公報、特公昭
56−17216号公報]。またポリ−γ−メチル−L
−グルタメートを基材とした医療用膜[特公昭51−4
2878号公報]やシリコーン膜を基材とした創傷被覆
材[サイエンス(Science),215,174−
176(1982)]も知られている。該ポリ−γ−メ
チル−L−グルタメート膜やシリコーン膜の水蒸気透過
度は、厚さ20μmで約1,000(g/m2/日)で
ある。また、創傷被覆材として使用されているポリウレ
タン膜では、水蒸気透過度が450〜850(g/m2
/日)、最高の水蒸気透過度を示すセグメント化ポリウ
レタン膜でもその値は厚さ30μmで4,300(g/
m2 /日)であることが知られている[日形会誌,1
0,165−180(1990)]。水蒸気透過性の向
上を目的とした、ソフトセグメントが親水性のポリオー
ルであるセグメント化ポリウレタンの薄膜はブロッキン
グ性がある。特に50μm以下の薄膜でブロッキングが
起ると、このブロッキングを解くことは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非ブ
ロッキング性で水蒸気透過性に優れた多孔性ポリウレタ
ンフィルムまたはシートを提供することである。
ロッキング性で水蒸気透過性に優れた多孔性ポリウレタ
ンフィルムまたはシートを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポリウ
レタン、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒及び水からなる混合液を流延製膜して得られる
多孔性フィルムまたはシートが提供される。また、ポリ
ウレタン、ポリウレタンを溶解する有機溶媒、ポリウレ
タンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と混和する揮発
性有機溶媒及び水の混合液を流延製膜して得られる多孔
性フィルムまたはシートが提供される。また、ポリウレ
タン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒からなるポリ
ウレタン溶液並びにポリウレタンを溶解する有機溶媒と
相溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる
溶液を混合したのち、該混合液を流延製膜して得られる
多孔性フィルムまたはシートを提供する。更に、ポリウ
レタン、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒及び水からなる混合液を流延製膜して多孔性フ
ィルムまたはシートを製造する方法も提供する。
レタン、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒及び水からなる混合液を流延製膜して得られる
多孔性フィルムまたはシートが提供される。また、ポリ
ウレタン、ポリウレタンを溶解する有機溶媒、ポリウレ
タンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と混和する揮発
性有機溶媒及び水の混合液を流延製膜して得られる多孔
性フィルムまたはシートが提供される。また、ポリウレ
タン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒からなるポリ
ウレタン溶液並びにポリウレタンを溶解する有機溶媒と
相溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる
溶液を混合したのち、該混合液を流延製膜して得られる
多孔性フィルムまたはシートを提供する。更に、ポリウ
レタン、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒及び水からなる混合液を流延製膜して多孔性フ
ィルムまたはシートを製造する方法も提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いうるポリウレタンと
しては、ジまたはポリイソシアネート類とジオール類と
の重付加反応によって得られる分子鎖中にウレタン結合
を有するポリマー群があげられる。該ポリマー群のうち
線状ポリウレタンが好ましく、ウレア及びウレタン結合
の一部が凝集したハードセグメントとのドメインがポリ
アルキレングリコールなどの柔軟なソフトセグメントの
連続相に分散したミクロ相分離構造をとるセグメント化
ポリウレタンが特に好ましい。これらのポリウレタン
は、市販品あるいは合成して得ることができる。市販の
セグメント化ポリウレタンとして、Biomer−S
B、−EB(Ethicon社製)、Pelletha
ne(Upjohn Chem社製)、Tecofle
x(Thermo Elec.社製)、Angiofl
ex(Abiomed社製)、Estene58245
(BFG社製)、TM−1,3,5(東洋紡社製)、K
P(鐘淵化学社製)等があげられる。
しては、ジまたはポリイソシアネート類とジオール類と
の重付加反応によって得られる分子鎖中にウレタン結合
を有するポリマー群があげられる。該ポリマー群のうち
線状ポリウレタンが好ましく、ウレア及びウレタン結合
の一部が凝集したハードセグメントとのドメインがポリ
アルキレングリコールなどの柔軟なソフトセグメントの
連続相に分散したミクロ相分離構造をとるセグメント化
ポリウレタンが特に好ましい。これらのポリウレタン
は、市販品あるいは合成して得ることができる。市販の
セグメント化ポリウレタンとして、Biomer−S
B、−EB(Ethicon社製)、Pelletha
ne(Upjohn Chem社製)、Tecofle
x(Thermo Elec.社製)、Angiofl
ex(Abiomed社製)、Estene58245
(BFG社製)、TM−1,3,5(東洋紡社製)、K
P(鐘淵化学社製)等があげられる。
【0006】ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮
発性有機溶媒としては、メチルエチルケトン、アセト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒があげられ、メ
チルエチルケトン、アセトン、テトラヒドロフランが好
ましい。これら溶媒は、単独または混合して用いること
ができる。
発性有機溶媒としては、メチルエチルケトン、アセト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒があげられ、メ
チルエチルケトン、アセトン、テトラヒドロフランが好
ましい。これら溶媒は、単独または混合して用いること
ができる。
【0007】ポリウレタンを溶解する有機溶媒として
は、メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン
等のケトン系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族系溶
媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル系溶媒、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド等があげられ、メチルエチルケトン、ア
セトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒が好まし
い。これら溶媒は、単独または混合して用いることがで
きる。
は、メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン
等のケトン系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族系溶
媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル系溶媒、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド等があげられ、メチルエチルケトン、ア
セトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒が好まし
い。これら溶媒は、単独または混合して用いることがで
きる。
【0008】ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶し
かつ水と混和する揮発性有機溶媒としては、炭素数が1
〜3のアルコール、アセトン、メチルエチルケトン及び
テトラヒドロフラン等があげられる。該有機溶媒のう
ち、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール等のアルコールがより好まし
く、エチルアルコールが特に好ましい。これら溶媒は、
単独または混合して用いることができる。
かつ水と混和する揮発性有機溶媒としては、炭素数が1
〜3のアルコール、アセトン、メチルエチルケトン及び
テトラヒドロフラン等があげられる。該有機溶媒のう
ち、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール等のアルコールがより好まし
く、エチルアルコールが特に好ましい。これら溶媒は、
単独または混合して用いることができる。
【0009】水は、水道水も使用できるが、イオン交換
水を用いることが好ましい。混合液がポリウレタン、ポ
リウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及
び水からなる混合液の混合割合は、ポリウレタン1〜5
重量%、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒62.5〜96.5重量%及び水2.5〜3
2.5重量%の混合液であることが好ましい。また、混
合液がポリウレタン、ポリウレタンを溶解する有機溶
媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と
混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液の混合割合は、
ポリウレタン1〜5重量%、ポリウレタンを溶解する有
機溶媒45〜49重量%、ポリウレタンを溶解する有機
溶媒と相溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒17.5
〜47.5重量%及び水2.5〜32.5重量%の混合
液であることが好ましい。
水を用いることが好ましい。混合液がポリウレタン、ポ
リウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及
び水からなる混合液の混合割合は、ポリウレタン1〜5
重量%、ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性
有機溶媒62.5〜96.5重量%及び水2.5〜3
2.5重量%の混合液であることが好ましい。また、混
合液がポリウレタン、ポリウレタンを溶解する有機溶
媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と
混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液の混合割合は、
ポリウレタン1〜5重量%、ポリウレタンを溶解する有
機溶媒45〜49重量%、ポリウレタンを溶解する有機
溶媒と相溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒17.5
〜47.5重量%及び水2.5〜32.5重量%の混合
液であることが好ましい。
【0010】また、混合溶液を調製するに当たっては、
ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒から
なるポリウレタン溶液並びに水溶性の有機溶媒及び水を
含む溶液を予め別々に調製したのち混合するのが好まし
い。ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒
からなるポリウレタン溶液のポリウレタン濃度は、ポリ
ウレタンの種類、分子量、製膜条件等及び混合後のポリ
ウレタン濃度を勘案して適宜増減させて使用すればよい
が、ポリウレタンを2〜10重量%、好ましくは3〜8
重量%、特に好ましくは3〜5重量%含有するものを用
いる。
ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒から
なるポリウレタン溶液並びに水溶性の有機溶媒及び水を
含む溶液を予め別々に調製したのち混合するのが好まし
い。ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する有機溶媒
からなるポリウレタン溶液のポリウレタン濃度は、ポリ
ウレタンの種類、分子量、製膜条件等及び混合後のポリ
ウレタン濃度を勘案して適宜増減させて使用すればよい
が、ポリウレタンを2〜10重量%、好ましくは3〜8
重量%、特に好ましくは3〜5重量%含有するものを用
いる。
【0011】ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶し
かつ水と混和する揮発性有機溶媒からなる溶液の水濃度
は5〜65重量%、好ましくは10〜60重量%含有す
る溶液を用いることが好ましい。混合溶液を作成するに
当たっては、ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する
有機溶媒を含む溶液30重量部と水溶性の有機溶媒と水
を含む溶液1〜40重量部を混合するのが好ましい。
かつ水と混和する揮発性有機溶媒からなる溶液の水濃度
は5〜65重量%、好ましくは10〜60重量%含有す
る溶液を用いることが好ましい。混合溶液を作成するに
当たっては、ポリウレタン及びポリウレタンを溶解する
有機溶媒を含む溶液30重量部と水溶性の有機溶媒と水
を含む溶液1〜40重量部を混合するのが好ましい。
【0012】混合溶液を調製する際、添加割合によって
はポリウレタンが析出し、白濁することがある。この場
合、液温を高めポリウレタンの溶解度を上げることによ
り混合液の白濁を防止することができる。温度は使用す
る溶媒によって異なるが、例えば、テトラヒドロフラン
を使用する場合には20〜60℃が好ましい。上述の各
混合液には、必要により抗菌剤、有機または無機充填
材、顔料、色素等を含有してもよい。
はポリウレタンが析出し、白濁することがある。この場
合、液温を高めポリウレタンの溶解度を上げることによ
り混合液の白濁を防止することができる。温度は使用す
る溶媒によって異なるが、例えば、テトラヒドロフラン
を使用する場合には20〜60℃が好ましい。上述の各
混合液には、必要により抗菌剤、有機または無機充填
材、顔料、色素等を含有してもよい。
【0013】流延製膜とは、該混合液を型内またはガラ
スプレート等の平板上に流延させた後、溶媒を逃散させ
固化することによりフィルムまたはシートを形成させる
製膜方法である。短時間で多量の同一の膜を調製するた
めには、キャスティングナイフを用いる方法が実用的で
好ましい。以下に本発明の多孔性フィルムまたはシート
の製造法の一例を示す。ポリウレタン、ポリウレタンを
溶解しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる
混合液或いはポリウレタン、ポリウレタンを溶解する有
機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ
水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液をシャーレ
等の平板に注いだ後放置し、溶媒を逃散させることによ
り多孔性フィルムまたはシートを製造することができ
る。
スプレート等の平板上に流延させた後、溶媒を逃散させ
固化することによりフィルムまたはシートを形成させる
製膜方法である。短時間で多量の同一の膜を調製するた
めには、キャスティングナイフを用いる方法が実用的で
好ましい。以下に本発明の多孔性フィルムまたはシート
の製造法の一例を示す。ポリウレタン、ポリウレタンを
溶解しかつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる
混合液或いはポリウレタン、ポリウレタンを溶解する有
機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ
水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液をシャーレ
等の平板に注いだ後放置し、溶媒を逃散させることによ
り多孔性フィルムまたはシートを製造することができ
る。
【0014】また、工業的に製膜する場合は、該混合液
を、例えばドクターブレード等を用いることにより製膜
することができ、多孔性フィルムまたはシートを製造す
ることができる。溶媒の逃散方法としては、該混合液を
シャーレ等の平板に流延し、そのまま室温に放置し溶媒
を逃散させてもよいが、該混合溶液を平板に注いだ後、
平板を周囲から急冷し液温を0〜25℃、好ましくは0
〜15℃に保ち、非流動性のゲル状態にし溶媒を逃散す
る方法、あるいは、25〜60℃、好ましくは25〜4
0℃で、流動性の状態で溶媒を逃散する方法を用いても
良い。また、溶媒を逃散させる雰囲気は通常の作業環境
下でもよいが、環境条件の変化を少なくするために、窒
素ガス雰囲気下で行うことが好ましい。溶媒の逃散速度
は、溶媒の種類、濃度、温度等の条件で異なる。フィル
ムまたはシートが形成した後、必要に応じて80〜13
0℃好ましくは100〜120℃の高温化で1〜3時間
加熱処理することにより溶媒をより完全に除くことがで
きる。
を、例えばドクターブレード等を用いることにより製膜
することができ、多孔性フィルムまたはシートを製造す
ることができる。溶媒の逃散方法としては、該混合液を
シャーレ等の平板に流延し、そのまま室温に放置し溶媒
を逃散させてもよいが、該混合溶液を平板に注いだ後、
平板を周囲から急冷し液温を0〜25℃、好ましくは0
〜15℃に保ち、非流動性のゲル状態にし溶媒を逃散す
る方法、あるいは、25〜60℃、好ましくは25〜4
0℃で、流動性の状態で溶媒を逃散する方法を用いても
良い。また、溶媒を逃散させる雰囲気は通常の作業環境
下でもよいが、環境条件の変化を少なくするために、窒
素ガス雰囲気下で行うことが好ましい。溶媒の逃散速度
は、溶媒の種類、濃度、温度等の条件で異なる。フィル
ムまたはシートが形成した後、必要に応じて80〜13
0℃好ましくは100〜120℃の高温化で1〜3時間
加熱処理することにより溶媒をより完全に除くことがで
きる。
【0015】フィルムまたはシートの膜厚は、例えば流
延製膜に用いる混合液のポリウレタン濃度または流延す
る溶液の量等により調節できる。膜厚は特に限定されな
いが1〜500μmが好ましく、3〜150μmがより
好ましい。特に、創傷被覆材としては、20〜80μm
が非常に好ましい。尚、本発明では、膜厚が200μm
以下のものをフィルム、200μmを超えるものをシー
トという。
延製膜に用いる混合液のポリウレタン濃度または流延す
る溶液の量等により調節できる。膜厚は特に限定されな
いが1〜500μmが好ましく、3〜150μmがより
好ましい。特に、創傷被覆材としては、20〜80μm
が非常に好ましい。尚、本発明では、膜厚が200μm
以下のものをフィルム、200μmを超えるものをシー
トという。
【0016】また水蒸気透過度に影響を及ぼす多孔性
は、例えばポリウレタン濃度または水濃度等を調整する
ことにより調節できる。水蒸気透過度は、3,000〜
8,000(g/m2 /日)である。ポリウレタン及び
ポリウレタンを溶解する有機溶媒を含む溶液のみを流延
製膜して得られる公知のフィルムまたはシートは非多孔
質である。これに対し、本発明で得られるフィルムまた
はシートは0.1〜100μm径のいびつな空洞を有す
る多孔質である。しかも該フィルムまたはシート中のと
なりあう空洞は、部分的には連続している場合もある
が、極薄いフィルムで仕切られた独立な構造をとり、表
裏面がインテグラルスキン層を形成し表裏面が密閉され
た状態である。
は、例えばポリウレタン濃度または水濃度等を調整する
ことにより調節できる。水蒸気透過度は、3,000〜
8,000(g/m2 /日)である。ポリウレタン及び
ポリウレタンを溶解する有機溶媒を含む溶液のみを流延
製膜して得られる公知のフィルムまたはシートは非多孔
質である。これに対し、本発明で得られるフィルムまた
はシートは0.1〜100μm径のいびつな空洞を有す
る多孔質である。しかも該フィルムまたはシート中のと
なりあう空洞は、部分的には連続している場合もある
が、極薄いフィルムで仕切られた独立な構造をとり、表
裏面がインテグラルスキン層を形成し表裏面が密閉され
た状態である。
【0017】また、ポリウレタン及びポリウレタンを溶
解する有機溶媒の溶液をそのまま流延製膜して得られる
50μmの非多孔性フィルムは、強固なブロッキングが
認められるのに対し、本発明の多孔性フィルムは、膜厚
40μm以下、10〜20μmの膜でも全くブロッキン
グを起こさない。手触りは極細繊維織物に類似する。ま
た、キャスト面は極微細な梨地表面を形成する。
解する有機溶媒の溶液をそのまま流延製膜して得られる
50μmの非多孔性フィルムは、強固なブロッキングが
認められるのに対し、本発明の多孔性フィルムは、膜厚
40μm以下、10〜20μmの膜でも全くブロッキン
グを起こさない。手触りは極細繊維織物に類似する。ま
た、キャスト面は極微細な梨地表面を形成する。
【0018】高分子フィルムやシートの水蒸気透過度に
は膜厚依存性があり、薄膜である程透過度が大きい。ま
た、セグメント化ポリウレタンは、その分子構造から水
蒸気透過性に優れることが知られている。よって、本発
明の多孔性フィルムやシートは、多孔質で各々のセル厚
が極薄であることから、水蒸気透過度は、従来公知のも
のに較べ、大幅に改善される。また、膜断面は独立な多
孔質であると共に表裏はスキン層で覆われていることか
ら、例えば細菌の侵入阻止が可能な創傷被覆材等として
好適である。
は膜厚依存性があり、薄膜である程透過度が大きい。ま
た、セグメント化ポリウレタンは、その分子構造から水
蒸気透過性に優れることが知られている。よって、本発
明の多孔性フィルムやシートは、多孔質で各々のセル厚
が極薄であることから、水蒸気透過度は、従来公知のも
のに較べ、大幅に改善される。また、膜断面は独立な多
孔質であると共に表裏はスキン層で覆われていることか
ら、例えば細菌の侵入阻止が可能な創傷被覆材等として
好適である。
【0019】皮膚は皮膚呼吸や水蒸気透過といった呼吸
機能と細菌の侵入阻止や体液保持といったバリヤー機能
を兼ね備えており、火傷等の患部に貼付する創傷被覆材
はこの両機能を持ち合わせたものが好ましい。皮膚の水
分散逸量は、II度熱傷創では約4,300g/m2 /
日、肉芽創からは約5,100g/m2 /日、採皮創か
らは約3,600g/m2 /日であるといわれている。
このため、創傷被覆材の水蒸気透過度はこれよりも高い
ことが好ましい。本発明の多孔性フィルムはこの条件を
満たすものであり、創傷被覆材として特に有用である。
機能と細菌の侵入阻止や体液保持といったバリヤー機能
を兼ね備えており、火傷等の患部に貼付する創傷被覆材
はこの両機能を持ち合わせたものが好ましい。皮膚の水
分散逸量は、II度熱傷創では約4,300g/m2 /
日、肉芽創からは約5,100g/m2 /日、採皮創か
らは約3,600g/m2 /日であるといわれている。
このため、創傷被覆材の水蒸気透過度はこれよりも高い
ことが好ましい。本発明の多孔性フィルムはこの条件を
満たすものであり、創傷被覆材として特に有用である。
【0020】さらに、本発明の多孔性フィルムまたはシ
ートは、常法によって得られる公知のキャストフィルム
に比べ優れた水蒸気透過度を示すと共に、ガス透過度も
高く、特に炭酸ガス選択透過性に優れる。
ートは、常法によって得られる公知のキャストフィルム
に比べ優れた水蒸気透過度を示すと共に、ガス透過度も
高く、特に炭酸ガス選択透過性に優れる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものでは
ない。実施例及び比較例に示す物性は以下の方法により
測定または観察した。
するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものでは
ない。実施例及び比較例に示す物性は以下の方法により
測定または観察した。
【0022】(1)水蒸気透過度 水蒸気透過度テスター(L80−4000型、スイス・
Dr.LYSSY社製)を使用し、測定温度40℃、相
対湿度90%R. H.で、標準サンプルとして19μm
のPETフィルム(25g/m2 /日)を用い10穴ホ
ルダーを使用して測定した。
Dr.LYSSY社製)を使用し、測定温度40℃、相
対湿度90%R. H.で、標準サンプルとして19μm
のPETフィルム(25g/m2 /日)を用い10穴ホ
ルダーを使用して測定した。
【0023】(2)ガス透過度 ガス透過度テスター(GPM−500型、スイス・D
r.LYSSY社製)を使用し、テストガスとして
O2 、N2 及びCO2 の混合ガス(DRYガス)を用
い、日本工業規格(JIS)K7129(1992)に
準拠し測定した。
r.LYSSY社製)を使用し、テストガスとして
O2 、N2 及びCO2 の混合ガス(DRYガス)を用
い、日本工業規格(JIS)K7129(1992)に
準拠し測定した。
【0024】(3)フィルム観察 走査電子顕微鏡(S−510型、日立製)を使用し、フ
ィルムの破断面及び表裏面を観察した。
ィルムの破断面及び表裏面を観察した。
【0025】実施例1 熱可塑性ポリウレタン(Estene58245、BF
G社製)をテトラヒドロフラン溶媒で溶かし3重量%の
ポリウレタン溶液を調製した。該ポリウレタン溶液54
gを100mlガラスビーカーに採取し、マグネチック
スターラーで攪拌しながら、イオン交換水10重量部と
エタノール90重量部の混合液46gをゆっくり添加、
十分攪拌・混合した後、フラットシャーレに注ぎ、シャ
ーレを周囲から急冷、液温を15℃以下にし、ゲル状態
とした。その後、17℃以下、窒素ガス雰囲気下で溶媒
を逃散させキャストフィルムを得た。更に120℃空気
浴に2時間放置し非ブロッキング性の多孔性フィルム1
を得た。
G社製)をテトラヒドロフラン溶媒で溶かし3重量%の
ポリウレタン溶液を調製した。該ポリウレタン溶液54
gを100mlガラスビーカーに採取し、マグネチック
スターラーで攪拌しながら、イオン交換水10重量部と
エタノール90重量部の混合液46gをゆっくり添加、
十分攪拌・混合した後、フラットシャーレに注ぎ、シャ
ーレを周囲から急冷、液温を15℃以下にし、ゲル状態
とした。その後、17℃以下、窒素ガス雰囲気下で溶媒
を逃散させキャストフィルムを得た。更に120℃空気
浴に2時間放置し非ブロッキング性の多孔性フィルム1
を得た。
【0026】該多孔性フィルム1を電子顕微鏡で観察し
たところ、フィルムの厚さは約10.9μmで、数μm
径のいびつな空洞が形成されていた。各空洞は、部分的
には連続であるが、極薄いフィルムで仕切られた独立し
た構造であった。また、フィルムの表裏面は、薄いスキ
ン層で覆われているため、密閉された多孔性フィルムで
あることを確認した。該多孔性フィルムの水蒸気透過度
を測定したところ、6,100g/m2 /日であった。
また、ガス透過度を測定したところ、O2 、N 2 、CO
2 いずれも使用した透過度テスターの測定限界値(O2
に関しては10,000ml/m2 /日、N2 及びCO
2 に関しては数万ml/m2 /日)をこえるガス透過度
を示した。
たところ、フィルムの厚さは約10.9μmで、数μm
径のいびつな空洞が形成されていた。各空洞は、部分的
には連続であるが、極薄いフィルムで仕切られた独立し
た構造であった。また、フィルムの表裏面は、薄いスキ
ン層で覆われているため、密閉された多孔性フィルムで
あることを確認した。該多孔性フィルムの水蒸気透過度
を測定したところ、6,100g/m2 /日であった。
また、ガス透過度を測定したところ、O2 、N 2 、CO
2 いずれも使用した透過度テスターの測定限界値(O2
に関しては10,000ml/m2 /日、N2 及びCO
2 に関しては数万ml/m2 /日)をこえるガス透過度
を示した。
【0027】実施例2 実施例1において、ポリウレタン溶液を48g、イオン
交換水10重量部とエタノール90重量部の混合液52
gを用いた以外は実施例1と同様の方法により非ブロッ
キング性の多孔性フィルム2を得た。該多孔性フィルム
2を電子顕微鏡で観察したところ、厚さ30.4μm
で、フィルム1と同様の密閉された多孔性フィルムであ
った。多孔性フィルム2の水蒸気透過度は4,300g
/m2 /日であった。また、ガス透過度を測定したとこ
ろ、O2 は4,500ml/m2 /日、N2 は1,50
0ml/m2 /日、CO 2 は55,000ml/m2 /
日であった。
交換水10重量部とエタノール90重量部の混合液52
gを用いた以外は実施例1と同様の方法により非ブロッ
キング性の多孔性フィルム2を得た。該多孔性フィルム
2を電子顕微鏡で観察したところ、厚さ30.4μm
で、フィルム1と同様の密閉された多孔性フィルムであ
った。多孔性フィルム2の水蒸気透過度は4,300g
/m2 /日であった。また、ガス透過度を測定したとこ
ろ、O2 は4,500ml/m2 /日、N2 は1,50
0ml/m2 /日、CO 2 は55,000ml/m2 /
日であった。
【0028】実施例3 実施例1において、ポリウレタン溶液とエタノール水の
混合液をフラットシャーレに注ぎ、そのまま室温、窒素
ガス雰囲気下で溶媒を逃散させ、非ブロッキング性の多
孔性フィルム3を得た。該多孔性フィルム3を電子顕微
鏡で観察したところ、厚さ13.4μmで、フィルム1
と同様に密閉された多孔性フィルムであった。該多孔性
フィルムの水蒸気透過度は5,700g/m2 /日であ
った。
混合液をフラットシャーレに注ぎ、そのまま室温、窒素
ガス雰囲気下で溶媒を逃散させ、非ブロッキング性の多
孔性フィルム3を得た。該多孔性フィルム3を電子顕微
鏡で観察したところ、厚さ13.4μmで、フィルム1
と同様に密閉された多孔性フィルムであった。該多孔性
フィルムの水蒸気透過度は5,700g/m2 /日であ
った。
【0029】実施例4 実施例1において熱可塑性ポリウレタンEstene5
8245(BFG社製)をPellethane(Up
john Chem社製)にする以外は実施例1と同様
な方法により非ブロッキング性の多孔性フィルム4を得
た。該多孔性フィルム4を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、フィルムの厚さは約9.5μmで、フィルム1と同
様の密閉された多孔性フィルムであることを確認した。
多孔性フィルム4の水蒸気透過度は6,500g/m2
/日であった。
8245(BFG社製)をPellethane(Up
john Chem社製)にする以外は実施例1と同様
な方法により非ブロッキング性の多孔性フィルム4を得
た。該多孔性フィルム4を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、フィルムの厚さは約9.5μmで、フィルム1と同
様の密閉された多孔性フィルムであることを確認した。
多孔性フィルム4の水蒸気透過度は6,500g/m2
/日であった。
【0030】比較例1 実施例1で使用した3重量%ポリウレタン溶液をフラッ
トシャーレに注ぎ、室温、窒素ガス雰囲気下で溶媒を逃
散させキャストフィルムを得た。更に120℃空気浴に
2時間放置しキャストフィルムaを得た。キャストフィ
ルムaを電子顕微鏡で観察したところ、フィルムの厚さ
は85μmで、断面には空洞は無く、表裏面とも平滑で
あった。キャストフィルムaの水蒸気透過度は2,00
0g/m2 /日であった。また、ガス透過度を測定した
ところ、O2 は1,200ml/m2 /日、N2 は40
0ml/m2 /日、CO2は18,000ml/m2 /
日であった。
トシャーレに注ぎ、室温、窒素ガス雰囲気下で溶媒を逃
散させキャストフィルムを得た。更に120℃空気浴に
2時間放置しキャストフィルムaを得た。キャストフィ
ルムaを電子顕微鏡で観察したところ、フィルムの厚さ
は85μmで、断面には空洞は無く、表裏面とも平滑で
あった。キャストフィルムaの水蒸気透過度は2,00
0g/m2 /日であった。また、ガス透過度を測定した
ところ、O2 は1,200ml/m2 /日、N2 は40
0ml/m2 /日、CO2は18,000ml/m2 /
日であった。
【0031】比較例2 実施例1で使用した3重量%ポリウレタン溶液を用い、
膜厚約20μmのキャストフィルムを形成した。フラッ
トシャーレからの剥離を試みたが自着を起こし、ブロッ
キングを解くことは不可能であった。同様に約40μm
のキャストフィルムについても剥離を試みたが、自着を
起こし平膜を得ることはできなかった。
膜厚約20μmのキャストフィルムを形成した。フラッ
トシャーレからの剥離を試みたが自着を起こし、ブロッ
キングを解くことは不可能であった。同様に約40μm
のキャストフィルムについても剥離を試みたが、自着を
起こし平膜を得ることはできなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明により、非ブロッキング性で水蒸
気透過性に優れた多孔性フィルムまたはシートが提供さ
れる。
気透過性に優れた多孔性フィルムまたはシートが提供さ
れる。
Claims (19)
- 【請求項1】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解しか
つ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる混合液を
流延製膜して得られる多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項2】 混合液が、ポリウレタン1〜5重量%、
ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する揮発性有機溶媒
62.5〜96.5重量%及び水2.5〜32.5重量
%からなる混合液である請求項1記載の多孔性フィルム
またはシート。 - 【請求項3】 ポリウレタンを溶解しかつ水と混和する
揮発性有機溶媒がメチルエチルケトン、アセトン及びテ
トラヒドロフランから選ばれる1以上の溶媒である請求
項1記載の多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項4】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解する
有機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しか
つ水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液を流延製
膜して得られる多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項5】 ポリウレタンを溶解する有機溶媒がメチ
ルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン、テトラ
ヒドロフラン及びジオキサンから選ばれる1以上の溶媒
である請求項4記載の多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項6】 ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶
しかつ水と混和する揮発性有機溶媒がメチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロパノール及びイソプロ
パノールから選ばれる1以上の溶媒である請求項4記載
の多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項7】 混合液が、ポリウレタン及びポリウレタ
ンを溶解する有機溶媒からなるポリウレタン溶液並びに
ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と混和
する揮発性有機溶媒及び水からなる溶液を混合して得ら
れる混合液である請求項4記載の多孔性フィルムまたは
シート。 - 【請求項8】 混合液が、ポリウレタン及びポリウレタ
ンを溶解する有機溶媒からなるポリウレタン溶液30重
量部、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水
と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる溶液1〜40
重量部からなる請求項7記載の多孔性フィルムまたはシ
ート。 - 【請求項9】 ポリウレタン及びポリウレタンを溶解す
る有機溶媒からなるポリウレタン溶液のポリウレタン濃
度が2〜10重量%である請求項7または8記載の多孔
性フィルムまたはシート。 - 【請求項10】 ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相
溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒と水からなる溶液
の水濃度が5〜65重量%である請求項7または8記載
の多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項11】 ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相
溶しかつ水と混和する揮発性有機溶媒がメタノール、エ
タノール、n−プロパノール及びイソプロパノールから
選ばれる1以上の溶媒である請求項7または8記載の多
孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項12】 ポリウレタンを溶解する溶媒がメチル
エチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン、テトラヒ
ドロフラン及びジオキサンから選ばれる1以上の溶媒で
ある請求項7または8記載の多孔性フィルムまたはシー
ト。 - 【請求項13】 ポリウレタンが、セグメント化ポリウ
レタンである請求項1、4または7記載の多孔性フィル
ムまたはシート。 - 【請求項14】 非ブロッキング性である請求項1、4
または7記載の多孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項15】 水蒸気透過度が3,000〜8,00
0(g/m2 /日)である請求1、4または7記載の多
孔性フィルムまたはシート。 - 【請求項16】 膜厚が3〜150μmである請求項
1、4または7記載の多孔性フィルム。 - 【請求項17】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解し
かつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水からなる混合液
を流延製膜して多孔性フィルムまたはシートを製造する
方法。 - 【請求項18】 ポリウレタン、ポリウレタンを溶解す
る有機溶媒、ポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶し
かつ水と混和する揮発性有機溶媒及び水の混合液を流延
製膜して多孔性フィルムまたはシートを製造する方法。 - 【請求項19】 混合液が、ポリウレタン及びポリウレ
タンを溶解する有機溶媒からなるポリウレタン溶液並び
にポリウレタンを溶解する有機溶媒と相溶しかつ水と混
和する揮発性有機溶媒及び水からなる溶液を混合して得
られる混合液である請求項18記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125241A JPH09309968A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 多孔性フィルムまたはシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125241A JPH09309968A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 多孔性フィルムまたはシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309968A true JPH09309968A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14905288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125241A Withdrawn JPH09309968A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 多孔性フィルムまたはシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09309968A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011510838A (ja) * | 2008-01-25 | 2011-04-07 | トランス−テクスティール・ゲーエムベーハー | 可撓性多層面状材料 |
| JP2014051634A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Fushimi Pharm Co Ltd | ポリウレタン連続気孔多孔質体の製造方法、ポリウレタン連続気孔多孔質体及びスワブ |
| CN112549396A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-26 | 浙江长鸿纺织科技有限公司 | 一种tpu膜流延卷取装置 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125241A patent/JPH09309968A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011510838A (ja) * | 2008-01-25 | 2011-04-07 | トランス−テクスティール・ゲーエムベーハー | 可撓性多層面状材料 |
| US8197244B2 (en) | 2008-01-25 | 2012-06-12 | Trans-Textil Gmbh | Multilayer, flexible planar material |
| JP2014051634A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Fushimi Pharm Co Ltd | ポリウレタン連続気孔多孔質体の製造方法、ポリウレタン連続気孔多孔質体及びスワブ |
| CN112549396A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-26 | 浙江长鸿纺织科技有限公司 | 一种tpu膜流延卷取装置 |
| CN112549396B (zh) * | 2020-11-27 | 2024-11-19 | 湖州挺创技术经纪有限公司 | 一种tpu膜流延卷取装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |