JPH09314789A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH09314789A
JPH09314789A JP8151793A JP15179396A JPH09314789A JP H09314789 A JPH09314789 A JP H09314789A JP 8151793 A JP8151793 A JP 8151793A JP 15179396 A JP15179396 A JP 15179396A JP H09314789 A JPH09314789 A JP H09314789A
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JP
Japan
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layer
resin
primer layer
uneven
manufactured
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JP8151793A
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English (en)
Inventor
Akira Oizumi
昭 大泉
Katsumi Shiina
克己 椎名
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸が深く立体感に富み、この凹凸層とプラ
イマ層とにより2色模様が形成される化粧板を簡単な工
程で容易に製造することができる化粧板の製造方法を提
供する。 【解決手段】 基材1上に着色塗料でロールコータ等に
よってプライマ層2を形成し(図1a)、次いで、この
プライマ層2上に流動性樹脂4を流した後、この樹脂4
上に賦形シート3を被せて賦形シート3上にロール5を
比較的大きな押圧力で押圧しつつ転動させて脱泡圧延す
る(図1b)。そして、樹脂4の硬化後に賦形シート3
を剥離し、少なくとも一部の凹部にプライマ層2表面が
露呈する凹凸樹脂層4を形成し(図1c)、この後に、
凹凸樹脂層4上にトップコート層7を透明樹脂を用いて
ナチュラルコータ等によって形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム法によ
る化粧板の製造方法、詳しくは、基材表面に着色塗料で
プライマ層を形成し、このプライマ層上に該プライマ層
が凹部内に露呈するように凹凸樹脂層を形成し、この凹
凸樹脂層を透明塗料のトップコート層で被覆するように
した化粧板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧板の製造方法としては、例え
ば、実開昭54−33474号公報あるいは実開昭60
−114837号公報に記載されたものが知られる。前
者の実開昭54−33474号公報には、基板層上に熱
硬化性樹脂プリプレグによりパターン層を均一な厚さに
形成し、このパターン層上に模様層を部分的に印刷形成
してパターン層の全表面を透明熱硬化性樹脂の被覆層に
より被覆するものが記載される。また、後者の実開昭6
0−114837号公報には、無機質ボード表面に着色
層を積層し、該着色層上に透明樹脂でタイル部分を形成
し、このタイル部分の目地部分に艶消剤を含む樹脂でタ
イル部分よりも薄くタイル目地部分を形成したものが記
載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者の実開昭54−33474号公報記載の化粧板に
あっては、模様層を印刷により形成するため、凹凸の高
さも限られ、立体感に乏しく満足すべき美観が得られな
いという問題がある。また、後者の実開昭60−114
837号公報記載の化粧板の製造方法にあっては、タイ
ル部分を形成した後に着色樹脂でタイル目地部分を形成
しなければならず、その製造工程が煩雑化するという問
題、さらに、タイル部分をスクリーン印刷により形成す
るため、複雑な凹凸模様や深い凹凸を形成することが困
難であるという問題がある。この発明は、上記問題に鑑
みてなされたもので、凹凸が深く立体感に富み、この凹
凸層とプライマ層とにより2色模様が形成される化粧板
を簡単な工程で容易に製造することができる化粧板の製
造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる化粧板の製造方法は、基材上に有
色プライマ層を形成した後、該プライマ層上に流動性樹
脂を流し、該流動性樹脂上に賦形シートをその凹凸賦形
面が前記流動性樹脂と対面するように被せ、該賦形シー
ト上面からローラを押圧しつつ転動させて脱泡圧延し、
流動性樹脂が硬化した後に前記賦形シートを剥離して凹
部内に前記プライマ層が露呈する凹凸層を形成し、次い
で、該凹凸層上に透明樹脂でトップコート層または鏡面
層を形成するように構成した。
【0005】基材は、合板、MDF、アルミニウム板、
珪酸カルシウム板、ブリキ板等の平滑な板材が用いられ
る。プライマ層は、着色顔料が配合されたウレタン系の
塗料等を用い、ロールコータ、刷毛あるいはスプレー等
により塗工される。トップコート層は、透明なウレタン
系塗料等を用いてナチュラルロールコータによる塗工や
スプレー等で形成される。
【0006】凹凸樹脂層は、例えば、基材上に不飽和ポ
リエステル樹脂を流し、賦形シートを被せ、該賦形シー
ト上からロールで加圧しながら基材全面に延ばし広げた
後硬化させ、その後、賦形シートを剥離することで成形
される。この凹凸樹脂層形成用の樹脂は、粘度が1ポイ
ズ〜50ポイズ(25°C)、望ましくは、10ポイズ
程度のものが用いられ、必要に応じて光輝性顔料等が配
合される。この凹凸樹脂層形成用の樹脂はプライマ層の
指触乾燥後(3時間〜24時間の常温放置)にプライマ
層上に流し込み、賦形シートを被せて該賦形シート上か
らロールにより圧延脱泡される。賦形シートおよびロー
ルは周知のものが用いられ、ロールの押圧力はゴム硬度
60°のローラで、0.3kg/cm2 〜1.0kg/
cm2 程度に調整される。
【0007】
【作用】この発明にかかる化粧板の製造方法は、凹凸樹
脂層の凹部にプライマ層が露呈するため2色の凹凸模様
が得られ、この2色の凹凸模様がワイピング等を行うこ
と無くプライマ層の形成のみで、すなわち、1工程で得
られる。そして、凹凸層はプライマ層上にフィルム法に
より形成されるため凹凸高さを大きくでき、立体感に富
む化粧板が形成され、また、凸部には石目、木目、和紙
調、織物調などの任意の柄を形成することができる。
【0008】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1a,b,c,dはこの発明の一の
実施の形態にかかる化粧板の製造方法をアルファベット
順に説明する図であり、それぞれがその製造工程におけ
る化粧板の模式断面図である。
【0009】この実施の形態においては、図1aに示す
ように、先ず基材1上に着色顔料が配合されたウレタン
系塗料を材料としてナチュラルロールコータ等を用いた
塗工、あるいは、スプレー等の塗装でプライマ層2を形
成する。基材1は前述した合板等が、また、プライマ層
2の材料であるウレタン系塗料としては下記のの
組成の樹脂等が用いられる。
【0010】 流動性樹脂 ・主剤 UV−28(ポリオール系)(玄々化学(株)製) 50部 ・硬化剤 CB−19(イソシアネート系)(玄々化学(株)製) 50部 ・着色顔料 PCNトナー(東京インキ(株)製) 目止めステイン(サンユーペイント(株)製) いずれかを5部〜30部
【0011】 流動性樹脂 ・主剤 バイロン30SS(東洋紡(株)製) 100部 ・硬化剤 コロネートL(日本ポリウレタン工業(株)製) 4部 ・着色顔料 PCNトナー(東京インキ(株)製) 目止めステイン(サンユーペイント(株)製) いずれかを5部〜30部
【0012】 流動性樹脂 ・主剤 ラビンR−217A液(サンユーペイント(株)製) 80部 ・硬化剤 ラビンR−317B液(サンユーペイント(株)製) 20部 ・着色顔料 PCNトナー(東京インキ(株)製) 目止めステイン(サンユーペイント(株)製) いずれかを5部〜30部
【0013】次に、プライマ層2の指触乾燥後、通常、
3時間から24時間経過後に、図1bに示すように、プ
ライマ層2上に流動性樹脂4を流し、この流動性樹脂4
上に賦形シート3を被せ、賦形シート3上からローラ5
により押圧して圧延脱泡する。流動性樹脂4の一例を挙
げれば、下記の組成の樹脂であって、粘度が1ポイズ〜
50ポイズ、望ましくは、10ポイズ(25°C)程度
のものが採用される。
【0014】流動性樹脂4 ・不飽和ポリエステル樹脂 ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) エスターR280(三井東圧化学(株)製) エスターR1710(三井東圧化学(株)製) 〜の樹脂を単独または混合したものを100部 ・硬化促進剤 ナフテン酸コバルト(6%) オクテン酸コバルト(8%) エスターEP400(三井東圧化学(株)製) エスターEP430(三井東圧化学(株)製) のいずれかを0.3部〜1.5部 ・硬化促進助剤 アセト酢酸メチル エスターEP440(三井東圧化学(株)製) を1.0部〜3.0部あるいはを0.1部〜0.5
部 ・硬化剤 パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) のいずれかを1.0部〜3.0部 ・着色顔料 PCNトナー(東京インキ(株)製) 0.1部〜1.0部 ・光輝性顔料 パール顔料 イリオジン100番台(メルクジャパン(株)製) イリオジン200番台(メルクジャパン(株)製) イリオジン300番台(メルクジャパン(株)製) インフィニットカラー全種(資生堂(株)製) のいずれかを1.0部〜10.0部
【0015】賦形シート3は、周知のもので、枠3cに
張設された紗3aを樹脂3bに埋入して構成され、樹脂
3bが一面(図1中、下面)に凹凸賦形面を有する。こ
の賦形シート3は、樹脂3bの凹凸賦形面が原稿の凹凸
模様を転写して形成され、賦形シート3の凹凸面の凹部
(凹凸樹脂層4に対応する部分)は石目、木目、和紙調
などの任意の柄が形成されており、この樹脂3bの凹凸
賦形面により凹凸層4を形成する。ローラ5は、賦形シ
ート3上を所定の押圧力で押圧しつつ転動し、流動樹脂
4を脱泡圧延する。このローラ5の押圧力は、ゴム硬度
60°のローラで、0.3kg/cm2 〜1.0kg/
cm2 程度に調整される。
【0016】そして、流動性樹脂4が硬化した後に、賦
形シート3を剥がす。ここで、図1cに示すように、プ
ライマ層2上には凹凸模様を形成する凹凸樹脂層4(便
宜上、樹脂と同一の番号を付す)が形成され、この凹凸
樹脂層4は凹凸模様の高さ(深さ)が大きく、また、少
なくとも一部の凹部にプライマ層2の表面が露呈してプ
ライマ層2とともに2色模様を形成する。
【0017】この後、全面、すなわち、凹凸樹脂層4お
よび露呈したプライマ層2上にトップコート層7を形成
する(図1d参照)。このトップコート層7は、下記の
組成の透明あるいは半透明樹脂を用い、ナチュラルロー
ルコータによる塗工あるいはスプレーによる塗装で形成
される。
【0018】 トップコート層7の塗料 ・主剤 ポリウレックス548−クリアー(P液)(和信化学(株)製) ポリウレックス548−7(P液)(和信化学(株)製) ポリウレックス548−5(P液)(和信化学(株)製) のいずれかを100部 ・硬化剤 ポリウレックス548(D液)(信和化学(株)製) 25部 ・紫外線吸収剤 チヌビン1130(チバガイギー(株)製) 1〜3部 チヌビン320(チバガイギー(株)製) 1〜3部
【0019】上述のようにして製造された化粧板は、図
1dに示すように、凹凸樹脂層4の凹凸高さが大きく、
かつ、凹凸樹脂層4と凹凸樹脂層4の凹部に露呈するプ
ライマ層2が2色の模様を形成する。このため、美観に
優れ、高い商品価値が得られる。そして、この製造方法
では、凹凸樹脂層4の形成のみで、すなわち、1工程で
2色の凹凸模様を形成でき、その製造工程を簡素化でき
る。
【0020】図2はこの発明の他の実施の形態にかかる
化粧板の製造方法を示し、同方法によって製造された化
粧板の模式断面図である。なお、前述した実施の形態と
同一の部分には同一の番号を付して説明を省略する。
【0021】この実施の形態は、前述した実施の形態に
おけるトップコート層7に代えて、全面に鏡面層9を形
成する。この鏡面層9は、下記の透明な樹脂を用いてフ
ィルム法により成形される。
【0022】鏡面層9の材料樹脂 ・不飽和ポリエステル樹脂 ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) エスターR280(三井東圧化学(株)製) エスターR1710(三井東圧化学(株)製) 〜の樹脂単独で、または、混合したものを100部 ・硬化促進剤 ナフテン酸コバルト(6%) オクテン酸コバルト(8%) エスターEP400(三井東圧化学(株)製) エスターEP430(三井東圧化学(株)製) のいずれかを0.3部〜1.5部 ・硬化促進助剤 アセト酢酸メチル エスターEP440(三井東圧化学(株)製) を1.0部〜3.0部あるいはを0.1部〜0.5
部 ・硬化剤 パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) のいずれかを1.0部〜3.0部
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
化粧板の製造方法によれば、有色のプライマ層上にフィ
ルム法により凹凸樹脂層を形成し、この凹凸樹脂層の少
なくとも一部の凹部にプライマ層の表面を露呈させるた
め、凹凸樹脂層の凹凸高さが大きく立体感に優れ、ま
た、凹凸樹脂層とプライマ層とにより2色模様が形成さ
れ、同時に凸部には任意の柄を形成できるため、美観に
優れ高い商品価値を有する化粧板が簡単な製造工程で製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る化粧板の製造
方法をアルファベットの順序で時系列に示す模式断面図
である。
【図2】この発明の他の実施の形態に掛かる化粧板の製
造方法により製造される化粧板の模式断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 プライマ層 3 賦形シート 4 凹凸樹脂層 5 ローラ 7 トップコート層 9 鏡面層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に有色プライマ層を形成した後、
    該プライマ層上に流動性樹脂を流し、該流動性樹脂上に
    賦形シートをその凹凸賦形面が前記流動性樹脂と対面す
    るように被せ、該賦形シート上面からローラを押圧しつ
    つ転動させて脱泡圧延し、流動性樹脂が硬化した後に前
    記賦形シートを剥離して凹部内に前記プライマ層が露呈
    する凹凸層を形成し、次いで、該凹凸層上に透明樹脂で
    トップコート層または鏡面層を形成することを特徴とす
    る化粧板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047016A (ja) * 2009-10-20 2010-03-04 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材

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JPH05498A (ja) * 1991-06-25 1993-01-08 Dainippon Printing Co Ltd 微細凹凸を有する多層シートおよびその製法
JPH0531871A (ja) * 1991-06-26 1993-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板およびその製造方法
JPH05318670A (ja) * 1992-05-26 1993-12-03 Kyodo Printing Co Ltd 化粧シートの製造方法

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