JPH09315260A - 衝突判定装置の自己診断方法 - Google Patents
衝突判定装置の自己診断方法Info
- Publication number
- JPH09315260A JPH09315260A JP8138752A JP13875296A JPH09315260A JP H09315260 A JPH09315260 A JP H09315260A JP 8138752 A JP8138752 A JP 8138752A JP 13875296 A JP13875296 A JP 13875296A JP H09315260 A JPH09315260 A JP H09315260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- circuit
- threshold
- output
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002405 diagnostic procedure Methods 0.000 title 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 49
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 40
- 238000004092 self-diagnosis Methods 0.000 claims description 27
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000007306 turnover Effects 0.000 abstract 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 101100098479 Caenorhabditis elegans glp-4 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加速度センサに接続した折り返し歪み防止用
の低域濾波回路の異常の有無を、仮想衝突信号に対する
衝突判定装置の衝突判定アルゴリズムを利用して診断す
る。 【解決手段】 加速度センサ2の出力を折り返し歪み除
去用の低域濾波回路3aを介してAD変換し、AD変換
された加速度データに基づいて生成した演算値を閾値判
別して衝突判定を下す衝突判定装置に適用され、診断指
令を発して加速度センサ2の出力を仮想的に突変させ、
前記演算値を所定時点で閾値判別して低域濾波回路2a
を診断する。診断に当たる自己診断回路22は、絶対値
DEと短区間積分値BVと短区間積分値微分値DBと長
区間積分値CVの4値がそれぞれ上限閾値と下限閾値に
挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定し、1値でも前
記閾値範囲を外れる場合に異常有りと判定する。
の低域濾波回路の異常の有無を、仮想衝突信号に対する
衝突判定装置の衝突判定アルゴリズムを利用して診断す
る。 【解決手段】 加速度センサ2の出力を折り返し歪み除
去用の低域濾波回路3aを介してAD変換し、AD変換
された加速度データに基づいて生成した演算値を閾値判
別して衝突判定を下す衝突判定装置に適用され、診断指
令を発して加速度センサ2の出力を仮想的に突変させ、
前記演算値を所定時点で閾値判別して低域濾波回路2a
を診断する。診断に当たる自己診断回路22は、絶対値
DEと短区間積分値BVと短区間積分値微分値DBと長
区間積分値CVの4値がそれぞれ上限閾値と下限閾値に
挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定し、1値でも前
記閾値範囲を外れる場合に異常有りと判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサに接
続した折り返し歪み防止用の低域濾波回路の異常の有無
を、仮想衝突信号に対する衝突判定装置の衝突判定アル
ゴリズムを利用して診断するようにした衝突判定装置の
自己診断方法に関する。
続した折り返し歪み防止用の低域濾波回路の異常の有無
を、仮想衝突信号に対する衝突判定装置の衝突判定アル
ゴリズムを利用して診断するようにした衝突判定装置の
自己診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す衝突判定装置1は、衝突が発
生したときに車載エアバッグを展開させるための装置で
ある。この衝突判定装置は、加速度センサ2のパルス信
号出力により得られる加速度信号Gを、折り返し歪み除
去用の低域濾波回路3aとディジタル信号処理用の高域
濾波器3bとを縦列接続した帯域濾波器3により帯域濾
波し、AD変換してディジタル信号処理部1a内に取り
込み、ディジタル信号処理部1a内で絶対値判定と短区
間積分判定と短区間積分値微分判定と長区間積分判定の
4種類の判定を総合して衝突判定を下す。衝突判定と同
時にエアバッグに対し展開信号が出力され、起爆素子の
通電とともにエアバッグが展開する。
生したときに車載エアバッグを展開させるための装置で
ある。この衝突判定装置は、加速度センサ2のパルス信
号出力により得られる加速度信号Gを、折り返し歪み除
去用の低域濾波回路3aとディジタル信号処理用の高域
濾波器3bとを縦列接続した帯域濾波器3により帯域濾
波し、AD変換してディジタル信号処理部1a内に取り
込み、ディジタル信号処理部1a内で絶対値判定と短区
間積分判定と短区間積分値微分判定と長区間積分判定の
4種類の判定を総合して衝突判定を下す。衝突判定と同
時にエアバッグに対し展開信号が出力され、起爆素子の
通電とともにエアバッグが展開する。
【0003】加速度センサ2としては、ピエゾ抵抗変化
を利用する応力歪みゲージを車両の進行方向に受圧面を
向けて半導体基板上に組み込んだものが用いられるが、
ピエゾ抵抗変化を検出する半導体加速度センサに限ら
ず、圧電素子を用いたもの或いは純粋機械式に弾発ばね
を用いるものなども使用できる。加速度センサ2が出力
するパルス出力信号Gは、離散値データに変換する前に
アナログ回路構成の低域濾波回路3aにおいて、折り返
し歪みの影響を排除すべく高周波成分を除去され、続く
ディジタル信号処理部1a内のディジタル回路構成の高
域濾波回路3bと短区間積分器4と長区間積分器5に対
し、AD変換入力ポート経由で送り込まれる。本例の場
合、AD変換入力ポートにはAD変換機能が付属してお
り、従って加速度センサ2により検出されて帯域制限さ
れた加速度信号は、AD変換入力ポートを通過するさい
にディジタルの加速度データに変換される。また、折り
返し歪み防止用の低域濾波回路3aは、加速度信号に含
まれる70ないし260Hzを越える高周波成分例えば
70Hzを越える高周波成分を除去する濾波特性を有し
ており、次段の高域濾波回路3bは、低域濾波回路3a
の出力に含まれる20ないし170Hz以下の低周波成
分例えば20Hz以下の低周波成分を除去する濾波特性
を有する。
を利用する応力歪みゲージを車両の進行方向に受圧面を
向けて半導体基板上に組み込んだものが用いられるが、
ピエゾ抵抗変化を検出する半導体加速度センサに限ら
ず、圧電素子を用いたもの或いは純粋機械式に弾発ばね
を用いるものなども使用できる。加速度センサ2が出力
するパルス出力信号Gは、離散値データに変換する前に
アナログ回路構成の低域濾波回路3aにおいて、折り返
し歪みの影響を排除すべく高周波成分を除去され、続く
ディジタル信号処理部1a内のディジタル回路構成の高
域濾波回路3bと短区間積分器4と長区間積分器5に対
し、AD変換入力ポート経由で送り込まれる。本例の場
合、AD変換入力ポートにはAD変換機能が付属してお
り、従って加速度センサ2により検出されて帯域制限さ
れた加速度信号は、AD変換入力ポートを通過するさい
にディジタルの加速度データに変換される。また、折り
返し歪み防止用の低域濾波回路3aは、加速度信号に含
まれる70ないし260Hzを越える高周波成分例えば
70Hzを越える高周波成分を除去する濾波特性を有し
ており、次段の高域濾波回路3bは、低域濾波回路3a
の出力に含まれる20ないし170Hz以下の低周波成
分例えば20Hz以下の低周波成分を除去する濾波特性
を有する。
【0004】帯域濾波器3により抽出された加速データ
G(k)は、絶対値回路6に送り込まれ、ここで加速度
信号の正負に関係のない絶対値|G(k)|に変換さ
れ、続く比較器7において一定の基準値Erを基準にし
きい値判別された後、波形整形器8に送り込まれる。波
形整形器8は、しきい値Erを越える衝撃力が比較器7
の出力として得られたときに、比較器7の出力を一定時
間だけ時間軸方向に伸長し、少なくとも一定時間は持続
する波形に整形する。本例に示した波形整形器8は、比
較器7の出力の立ち上りでトリガされて30ms持続す
るワンショットパルスを生成するワンショット回路8a
と、このワンショット回路8aの出力ワンショットパル
スと比較器7の原出力との論理和をとるオアゲート回路
8bとから構成される。このため、絶対値回路6の出力
が危険値を越える急激な衝撃力の変化を示したときは、
波形整形器8の出力が衝突認定の可能性が大であること
を、30msの期間に亙って明示し続けることになる。
G(k)は、絶対値回路6に送り込まれ、ここで加速度
信号の正負に関係のない絶対値|G(k)|に変換さ
れ、続く比較器7において一定の基準値Erを基準にし
きい値判別された後、波形整形器8に送り込まれる。波
形整形器8は、しきい値Erを越える衝撃力が比較器7
の出力として得られたときに、比較器7の出力を一定時
間だけ時間軸方向に伸長し、少なくとも一定時間は持続
する波形に整形する。本例に示した波形整形器8は、比
較器7の出力の立ち上りでトリガされて30ms持続す
るワンショットパルスを生成するワンショット回路8a
と、このワンショット回路8aの出力ワンショットパル
スと比較器7の原出力との論理和をとるオアゲート回路
8bとから構成される。このため、絶対値回路6の出力
が危険値を越える急激な衝撃力の変化を示したときは、
波形整形器8の出力が衝突認定の可能性が大であること
を、30msの期間に亙って明示し続けることになる。
【0005】一方、短区間と長区間の各区間積分器4,
5により行われる区間積分は、AD変換入力ポートを通
過するさいに離散値化された加速度データG(k)を、
短区間積分器4が10ないし14ms例えば14msの
積分区間で、また長区間積分器5が例えば90msの積
分区間でそれぞれ区間積分することにより行われる。長
区間積分出力は、続く比較器9において一定の基準値E
rlを基準にしきい値判別され、一定の基準値Erlを
越える長区間積分値が得られる場合に、判定回路10内
の3入力1出力型のオアゲート回路11に対しハイレベ
ルの信号を供給する。なお、判定回路10は、オアゲー
ト回路11の外に2個のアンドゲート回路12,13を
内蔵しており、アンドゲート回路12,13の出力と上
記比較器9の出力がオアゲート回路11に供給される。
5により行われる区間積分は、AD変換入力ポートを通
過するさいに離散値化された加速度データG(k)を、
短区間積分器4が10ないし14ms例えば14msの
積分区間で、また長区間積分器5が例えば90msの積
分区間でそれぞれ区間積分することにより行われる。長
区間積分出力は、続く比較器9において一定の基準値E
rlを基準にしきい値判別され、一定の基準値Erlを
越える長区間積分値が得られる場合に、判定回路10内
の3入力1出力型のオアゲート回路11に対しハイレベ
ルの信号を供給する。なお、判定回路10は、オアゲー
ト回路11の外に2個のアンドゲート回路12,13を
内蔵しており、アンドゲート回路12,13の出力と上
記比較器9の出力がオアゲート回路11に供給される。
【0006】短区間積分器4の出力は、一対の比較器1
4,15と微分器16とに供給される。比較器14,1
5は、短区間積分出力をそれぞれ一定の基準値VrS
1,VrS2を基準にしきい値判別する。微分器16
は、短区間積分出力をシンプソンの公式に従ったアルゴ
リズムを用いて時間微分し、得られた時間微分値を比較
器17に供給する。ちなみに、シンプソンの公式によれ
ば、時間微分値は短区間積分出力の現在値V(k)とそ
の3サンプル前までのデータV(k−1),V(k−
2),V(k−3)とを用い、 {(V(k)+3V(k−1)−3V(k−2)−V
(k−3)}/6 なる演算により導出される。比較器17は、短区間積分
出力の時間微分値を一定の基準値αrを基準にしきい値
判別し、しきい値判別出力をアンドゲート回路13に供
給して比較器15の出力の論理積演算に供する。
4,15と微分器16とに供給される。比較器14,1
5は、短区間積分出力をそれぞれ一定の基準値VrS
1,VrS2を基準にしきい値判別する。微分器16
は、短区間積分出力をシンプソンの公式に従ったアルゴ
リズムを用いて時間微分し、得られた時間微分値を比較
器17に供給する。ちなみに、シンプソンの公式によれ
ば、時間微分値は短区間積分出力の現在値V(k)とそ
の3サンプル前までのデータV(k−1),V(k−
2),V(k−3)とを用い、 {(V(k)+3V(k−1)−3V(k−2)−V
(k−3)}/6 なる演算により導出される。比較器17は、短区間積分
出力の時間微分値を一定の基準値αrを基準にしきい値
判別し、しきい値判別出力をアンドゲート回路13に供
給して比較器15の出力の論理積演算に供する。
【0007】ところで、上記従来の衝突判定装置は、A
D変換に伴う折り返し歪みを除去するための低域濾波回
路3aがアナログ回路構成であり、その構成要素である
抵抗やコンデンサのショート或いはオープンが発生した
場合に、エアバッグを展開させるべきでない軽い衝突や
或いは縁石乗り上げやポットホール走行時に暴発を招い
たり、或いはその逆にエアバッグを速やかに展開させる
べき事故にも拘わらず、展開トリガ信号が遅れることが
ある等の不具合を招く一因となっていた。このため、従
来は、低域濾波回路3aを構成する抵抗やコンデンサを
分割したり二重に設けたりした冗長な回路構成を採用
し、これにより暴発や不発さらには展開時間遅れ等の事
故の発生を未然に防止する構成としていた。例えば、図
5に例示した低域濾波回路3aでは、演算増幅器を用い
たアクティブ・ローパスフィルタを構成する上で、縦列
接続した一対の入力抵抗R1,R2を非反転入力端子に
接続するとともに、出力端子と反転入力端子を結ぶ帰還
路に帰還抵抗R3,R4を縦列接続し、さらに入力抵抗
R1とR2の接続点を帰還コンデンサC1を介して出力
端子に接続するとともに、非反転入力端子をコンデンサ
C2を介して接地した構成をとっていた。ただし、帰還
抵抗R3,R4の合算抵抗値は、入力抵抗R1,R2の
合算抵抗値に等しい値とされる。
D変換に伴う折り返し歪みを除去するための低域濾波回
路3aがアナログ回路構成であり、その構成要素である
抵抗やコンデンサのショート或いはオープンが発生した
場合に、エアバッグを展開させるべきでない軽い衝突や
或いは縁石乗り上げやポットホール走行時に暴発を招い
たり、或いはその逆にエアバッグを速やかに展開させる
べき事故にも拘わらず、展開トリガ信号が遅れることが
ある等の不具合を招く一因となっていた。このため、従
来は、低域濾波回路3aを構成する抵抗やコンデンサを
分割したり二重に設けたりした冗長な回路構成を採用
し、これにより暴発や不発さらには展開時間遅れ等の事
故の発生を未然に防止する構成としていた。例えば、図
5に例示した低域濾波回路3aでは、演算増幅器を用い
たアクティブ・ローパスフィルタを構成する上で、縦列
接続した一対の入力抵抗R1,R2を非反転入力端子に
接続するとともに、出力端子と反転入力端子を結ぶ帰還
路に帰還抵抗R3,R4を縦列接続し、さらに入力抵抗
R1とR2の接続点を帰還コンデンサC1を介して出力
端子に接続するとともに、非反転入力端子をコンデンサ
C2を介して接地した構成をとっていた。ただし、帰還
抵抗R3,R4の合算抵抗値は、入力抵抗R1,R2の
合算抵抗値に等しい値とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の衝突判定装
置の折り返し歪み防止用の低域濾波回路3aは、回路素
子が故障する事故発生確率から見て有利であるとして冗
長な回路構成をとるものであり、分割したり或いは二重
に設けた回路素子の両方が故障してしまえば、折り返し
歪みの除去はおろか衝突判定すら出来ない状態に陥って
しまう。このため、低域濾波回路3aを構成する回路素
子に異常がないことを出荷検査等において徹底してチェ
ックしておく必要がある。しかしながら、仮に徹底した
品質管理態勢を敷いたとしても、出荷後に生じた異常に
関しては、定期検査等において発見するしかなく、定期
検査にて発見できない異常が厄介な問題の種となる上、
定期検査の方法自体にも問題を抱えるものであった。
置の折り返し歪み防止用の低域濾波回路3aは、回路素
子が故障する事故発生確率から見て有利であるとして冗
長な回路構成をとるものであり、分割したり或いは二重
に設けた回路素子の両方が故障してしまえば、折り返し
歪みの除去はおろか衝突判定すら出来ない状態に陥って
しまう。このため、低域濾波回路3aを構成する回路素
子に異常がないことを出荷検査等において徹底してチェ
ックしておく必要がある。しかしながら、仮に徹底した
品質管理態勢を敷いたとしても、出荷後に生じた異常に
関しては、定期検査等において発見するしかなく、定期
検査にて発見できない異常が厄介な問題の種となる上、
定期検査の方法自体にも問題を抱えるものであった。
【0009】例えば、図5に示した低域濾波回路3aに
おいて、入力抵抗R1がショートした場合、低域濾波回
路3aのステップ応答波形は、図6に一点鎖線で示した
ように、立ち上がり時定数が短縮されたことを受けて相
当早期に立ち上がることになる。従って、このステップ
応答波形を分析することで低域濾波回路3aの回路素子
の異常を検知することは可能である。しかしながら、帰
還コンデンサC1のオープン事故が発生した場合、低域
濾波回路3aのステップ応答波形は、図7に一点鎖線で
示したように、立ち上がり傾斜は非常に急峻になるもの
の、立ち上がり点が後方にずれるため、立ち上がり曲線
自体は許容範囲内に含まれてしまい、低域濾波回路3a
のステップ応答波形を観察しただけでは、帰還コンデン
サC1の異常が発見できないといった問題があった。
おいて、入力抵抗R1がショートした場合、低域濾波回
路3aのステップ応答波形は、図6に一点鎖線で示した
ように、立ち上がり時定数が短縮されたことを受けて相
当早期に立ち上がることになる。従って、このステップ
応答波形を分析することで低域濾波回路3aの回路素子
の異常を検知することは可能である。しかしながら、帰
還コンデンサC1のオープン事故が発生した場合、低域
濾波回路3aのステップ応答波形は、図7に一点鎖線で
示したように、立ち上がり傾斜は非常に急峻になるもの
の、立ち上がり点が後方にずれるため、立ち上がり曲線
自体は許容範囲内に含まれてしまい、低域濾波回路3a
のステップ応答波形を観察しただけでは、帰還コンデン
サC1の異常が発見できないといった問題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、加速度センサに接続した折り返し歪み防止用の低域
濾波回路の異常の有無を、仮想衝突信号に対する衝突判
定装置の衝突判定アルゴリズムを利用して診断すること
を目的とするものである。
り、加速度センサに接続した折り返し歪み防止用の低域
濾波回路の異常の有無を、仮想衝突信号に対する衝突判
定装置の衝突判定アルゴリズムを利用して診断すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、加速度センサの出力を折り返し歪み除去
用の低域濾波回路を介してAD変換し、AD変換された
加速度データに基づいて生成した演算値を閾値判別して
衝突判定を下す衝突判定装置に適用され、診断指令を発
して前記加速度センサの出力を仮想的に突変させ、前記
演算値を所定時点で閾値判別して前記低域濾波回路を診
断することを特徴とするものである。
め、本発明は、加速度センサの出力を折り返し歪み除去
用の低域濾波回路を介してAD変換し、AD変換された
加速度データに基づいて生成した演算値を閾値判別して
衝突判定を下す衝突判定装置に適用され、診断指令を発
して前記加速度センサの出力を仮想的に突変させ、前記
演算値を所定時点で閾値判別して前記低域濾波回路を診
断することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明は、前記衝突判定装置が、前
記加速度データの絶対値を算出する絶対値回路と、前記
加速度データを現在値まで比較的短い区間に亙って積分
し、短区間積分値を算出する短区間積分器と、前記短区
間積分値を時間微分して短区間積分値微分値を算出する
短区間積分値微分器と、前記加速度を現在値まで比較的
長い区間に亙って積分し、長区間積分値を算出する長区
間積分器とを具備し、前記診断は、前記絶対値と短区間
積分値と短区間積分値微分値と長区間積分値の4値がそ
れぞれ上限閾値と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲に
あるかを判定し、1値でも前記閾値範囲を外れる場合に
異常有りと判定することを特徴とするものである。
記加速度データの絶対値を算出する絶対値回路と、前記
加速度データを現在値まで比較的短い区間に亙って積分
し、短区間積分値を算出する短区間積分器と、前記短区
間積分値を時間微分して短区間積分値微分値を算出する
短区間積分値微分器と、前記加速度を現在値まで比較的
長い区間に亙って積分し、長区間積分値を算出する長区
間積分器とを具備し、前記診断は、前記絶対値と短区間
積分値と短区間積分値微分値と長区間積分値の4値がそ
れぞれ上限閾値と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲に
あるかを判定し、1値でも前記閾値範囲を外れる場合に
異常有りと判定することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1,2を参照して説明する。図1は、本発明の自
己診断方法を適用した衝突判定装置の一実施形態を示す
回路構成図、図2は、図1に示した自己診断回路による
自己診断動作を説明するためのフローチャート、図3
は、自己診断時に観察される図1に示した回路各部の信
号波形図である。
て、図1,2を参照して説明する。図1は、本発明の自
己診断方法を適用した衝突判定装置の一実施形態を示す
回路構成図、図2は、図1に示した自己診断回路による
自己診断動作を説明するためのフローチャート、図3
は、自己診断時に観察される図1に示した回路各部の信
号波形図である。
【0014】図1に示す衝突判定装置21は、従来の衝
突判定装置1のディジタル信号処理部1a内に自己診断
回路22を設け、イグニッションキーを操作するつど低
域濾波回路3aに対する自己診断が行われるよう構成し
たものである。この自己診断回路22は、イグニッショ
ンキーの操作に伴うバッテリ電源の投入を受けて自己診
断を開始し、加速度センサ2に対し診断指令としてパル
ス電圧を印加し、仮想的に例えば25G程度の加速度信
号を発生させ、加速度センサ2の出力の突変に対するデ
ィジタル信号処理部1a内各部の演算値の応答を所定時
点で閾値判別し、低域濾波回路3aを診断するものであ
る。具体的には、自己診断回路22には、診断指令を発
した後所定時間τが経過した時点で絶対値回路6と短区
間積分器4と微分器16と長区間積分器5の各出力が供
給され、絶対値DEと短区間積分値BVと短区間積分値
微分値DBと長区間積分値CVの4値がそれぞれ上限閾
値と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定
し、1値でも閾値範囲を外れる場合に異常有りと判定す
る。
突判定装置1のディジタル信号処理部1a内に自己診断
回路22を設け、イグニッションキーを操作するつど低
域濾波回路3aに対する自己診断が行われるよう構成し
たものである。この自己診断回路22は、イグニッショ
ンキーの操作に伴うバッテリ電源の投入を受けて自己診
断を開始し、加速度センサ2に対し診断指令としてパル
ス電圧を印加し、仮想的に例えば25G程度の加速度信
号を発生させ、加速度センサ2の出力の突変に対するデ
ィジタル信号処理部1a内各部の演算値の応答を所定時
点で閾値判別し、低域濾波回路3aを診断するものであ
る。具体的には、自己診断回路22には、診断指令を発
した後所定時間τが経過した時点で絶対値回路6と短区
間積分器4と微分器16と長区間積分器5の各出力が供
給され、絶対値DEと短区間積分値BVと短区間積分値
微分値DBと長区間積分値CVの4値がそれぞれ上限閾
値と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定
し、1値でも閾値範囲を外れる場合に異常有りと判定す
る。
【0015】まず、図2のステップ(101)におい
て、自己診断回路22は、加速度センサ2の自己診断入
力部に対し診断指令として図3(A)に示したパルス電
圧を印加する。続く判断ステップ(102)において、
加速度センサ2から図3(B)に示す自己診断信号が出
力されたかどうかを判定する。加速度センサ2が応答し
ない場合は、ステップ(106)において、異常有りの
判定を下す。加速度センサ2から自己診断信号が出力さ
れると、次に判断ステップ(103)において、低域濾
波回路23aの濾波出力の波形の乱れの有無或いは濾波
出力自体の有無が判断される。この場合も、濾波出力波
形が乱れていたり、濾波出力自体が存在しない場合は、
ステップ(106)に移行して異常発生を報知する。
て、自己診断回路22は、加速度センサ2の自己診断入
力部に対し診断指令として図3(A)に示したパルス電
圧を印加する。続く判断ステップ(102)において、
加速度センサ2から図3(B)に示す自己診断信号が出
力されたかどうかを判定する。加速度センサ2が応答し
ない場合は、ステップ(106)において、異常有りの
判定を下す。加速度センサ2から自己診断信号が出力さ
れると、次に判断ステップ(103)において、低域濾
波回路23aの濾波出力の波形の乱れの有無或いは濾波
出力自体の有無が判断される。この場合も、濾波出力波
形が乱れていたり、濾波出力自体が存在しない場合は、
ステップ(106)に移行して異常発生を報知する。
【0016】一方、低域濾波回路3aから図3(C)に
示す乱れのない濾波出力が得られた場合は、判断ステッ
プ(104)において、診断指令を発してから一定時間
τが経過した時点で、絶対値判定と短区間積分判定と短
区間積分値微分判定と長区間積分判定の4種類の判定を
行う。これら4種類の判定を行うタイミングを規定する
時間τは、低域濾波回路3aの遮断周波数によっても異
なるが、図3(C)に示した低域濾波回路3aの濾波出
力が整定するのに要する時間の1/2或いはそれに近い
時間に経験値に基づいて設定される。ここで、DEは絶
対値出力を、BVは短区間積分出力を、DBは短区間積
分値微分出力を、CVは長区間積分出力を指すが、これ
ら4個の演算値DE,BV,DB,CVの閾値範囲は、
図3(D)〜(G)に示したように、各演算値に添え字
Lを付した閾値下限と各演算値に添え字Hを付した閾値
上限とに挟まれた範囲として規定してある。
示す乱れのない濾波出力が得られた場合は、判断ステッ
プ(104)において、診断指令を発してから一定時間
τが経過した時点で、絶対値判定と短区間積分判定と短
区間積分値微分判定と長区間積分判定の4種類の判定を
行う。これら4種類の判定を行うタイミングを規定する
時間τは、低域濾波回路3aの遮断周波数によっても異
なるが、図3(C)に示した低域濾波回路3aの濾波出
力が整定するのに要する時間の1/2或いはそれに近い
時間に経験値に基づいて設定される。ここで、DEは絶
対値出力を、BVは短区間積分出力を、DBは短区間積
分値微分出力を、CVは長区間積分出力を指すが、これ
ら4個の演算値DE,BV,DB,CVの閾値範囲は、
図3(D)〜(G)に示したように、各演算値に添え字
Lを付した閾値下限と各演算値に添え字Hを付した閾値
上限とに挟まれた範囲として規定してある。
【0017】従って、判断ステップ104において、D
EL<DE<DEH,BVL<BV<BVH,DBL<
DB<DBH,CVL<CV<CVHであることが確認
された場合は、低域濾波回路3aに異常のないことが判
り、ステップ(105)において異常無しと結論付けら
れる。また、判断ステップ(104)において、絶対値
出力DEか短区間積分出力BVか短区間積分値微分出力
DBか長区間積分出力CVのいずれか一つが所定の閾値
範囲を逸脱する場合は、低域濾波回路3aを構成する回
路素子のいずれかに異常が認められるため、ステップ
(106)へ移行し、警報ランプ等を点灯して異常を報
知する。また、衝突判定装置自体は、異常が解消される
まで衝突判定を中止する。
EL<DE<DEH,BVL<BV<BVH,DBL<
DB<DBH,CVL<CV<CVHであることが確認
された場合は、低域濾波回路3aに異常のないことが判
り、ステップ(105)において異常無しと結論付けら
れる。また、判断ステップ(104)において、絶対値
出力DEか短区間積分出力BVか短区間積分値微分出力
DBか長区間積分出力CVのいずれか一つが所定の閾値
範囲を逸脱する場合は、低域濾波回路3aを構成する回
路素子のいずれかに異常が認められるため、ステップ
(106)へ移行し、警報ランプ等を点灯して異常を報
知する。また、衝突判定装置自体は、異常が解消される
まで衝突判定を中止する。
【0018】なお、図5に例示した回路構成の低域濾波
回路3aにおいて、帰還コンデンサC1がオープン事故
を起こした場合、低域濾波回路3aの濾波出力を観察し
ただけでは異常を発見できないと述べたが、本実施例の
事故診断法によれば、この種のオープン事故が発生した
ときに、微分器16の出力すなわち短区間積分値微分出
力DBの値が閾値範囲を逸脱するため、直ちに異常を発
見することができる。また、低域濾波回路3aの入力抵
抗R1がショートした場合は、短区間積分値BVが最初
に閾値範囲を逸脱するため、直ちに異常を発見すること
ができる。
回路3aにおいて、帰還コンデンサC1がオープン事故
を起こした場合、低域濾波回路3aの濾波出力を観察し
ただけでは異常を発見できないと述べたが、本実施例の
事故診断法によれば、この種のオープン事故が発生した
ときに、微分器16の出力すなわち短区間積分値微分出
力DBの値が閾値範囲を逸脱するため、直ちに異常を発
見することができる。また、低域濾波回路3aの入力抵
抗R1がショートした場合は、短区間積分値BVが最初
に閾値範囲を逸脱するため、直ちに異常を発見すること
ができる。
【0019】このように、上記自己診断方法によれば、
加速度センサ2の出力を折り返し歪み除去用の低域濾波
回路3aを介してAD変換し、AD変換された加速度デ
ータに基づいて生成した演算値を閾値判別して衝突判定
を下す衝突判定装置に適用され、診断指令を発して加速
度センサ3aの出力を仮想的に突変させ、前記演算値を
所定時点で閾値判別して低域濾波回路を診断するように
したから、低域濾波回路3aのステップ応答波形を観察
しただけでは発見することのできない回路素子の異常
を、衝突判定に用いるアルゴリズムを利用して間接的に
判定することができ、しかも衝突判定のアルゴリズムの
大半が利用できるため、車両のイグニッションキーを操
作した時点で診断指令を発しさえすれば、簡単かつ確実
に低域濾波回路3aの自己診断が可能である。
加速度センサ2の出力を折り返し歪み除去用の低域濾波
回路3aを介してAD変換し、AD変換された加速度デ
ータに基づいて生成した演算値を閾値判別して衝突判定
を下す衝突判定装置に適用され、診断指令を発して加速
度センサ3aの出力を仮想的に突変させ、前記演算値を
所定時点で閾値判別して低域濾波回路を診断するように
したから、低域濾波回路3aのステップ応答波形を観察
しただけでは発見することのできない回路素子の異常
を、衝突判定に用いるアルゴリズムを利用して間接的に
判定することができ、しかも衝突判定のアルゴリズムの
大半が利用できるため、車両のイグニッションキーを操
作した時点で診断指令を発しさえすれば、簡単かつ確実
に低域濾波回路3aの自己診断が可能である。
【0020】また、自己診断回路22が、絶対値DEと
短区間積分値BVと短区間積分値微分値DBと長区間積
分値CVの4値がそれぞれ上限閾値と下限閾値に挟まれ
た所定の閾値範囲にあるかを判定し、1値でも前記閾値
範囲を外れる場合に異常有りと判定するようにしたか
ら、自己診断を4種類の演算値に基づいて多角的に行う
ことができ、低域濾波回路3aのステップ応答波形には
現れにくい回路素子の異常を、加速度データの区間積分
値やその時間微分値を観察して的確に発見することがで
きる。
短区間積分値BVと短区間積分値微分値DBと長区間積
分値CVの4値がそれぞれ上限閾値と下限閾値に挟まれ
た所定の閾値範囲にあるかを判定し、1値でも前記閾値
範囲を外れる場合に異常有りと判定するようにしたか
ら、自己診断を4種類の演算値に基づいて多角的に行う
ことができ、低域濾波回路3aのステップ応答波形には
現れにくい回路素子の異常を、加速度データの区間積分
値やその時間微分値を観察して的確に発見することがで
きる。
【0021】なお、上記実施形態では、自己診断回路2
2内で絶対値判定と短区間積分判定と短区間積分値微分
判定と長区間積分判定の4種類の判定を行う構成とした
が、衝突判定用としてディジタル信号処理部1a内に既
に備わっている比較器7,14,17,9を利用し、こ
れらの比較基準であるEr,Vrs1,αr,Erl等
を自己診断用に適宜切り替え設定し、比較器7,14,
17,9の出力を監視して異常判定を下すようにするこ
ともできる。
2内で絶対値判定と短区間積分判定と短区間積分値微分
判定と長区間積分判定の4種類の判定を行う構成とした
が、衝突判定用としてディジタル信号処理部1a内に既
に備わっている比較器7,14,17,9を利用し、こ
れらの比較基準であるEr,Vrs1,αr,Erl等
を自己診断用に適宜切り替え設定し、比較器7,14,
17,9の出力を監視して異常判定を下すようにするこ
ともできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加速度センサの出力を折り返し歪み除去用の低域濾波回
路を介してAD変換し、AD変換された加速度データに
基づいて生成した演算値を閾値判別して衝突判定を下す
衝突判定装置に適用され、診断指令を発して前記加速度
センサの出力を仮想的に突変させ、前記演算値を所定時
点で閾値判別して低域濾波回路を診断するようにしたか
ら、低域濾波回路のステップ応答波形を観察しただけで
は発見することのできない回路素子の異常を、衝突判定
に用いるアルゴリズムを利用して間接的に判定すること
ができ、しかも衝突判定のアルゴリズムの大半が利用で
きるため、車両のイグニッションキーを操作した時点で
診断指令を発しさえすれば、簡単かつ確実に低域濾波回
路の自己診断が可能である等の優れた効果を奏する。
加速度センサの出力を折り返し歪み除去用の低域濾波回
路を介してAD変換し、AD変換された加速度データに
基づいて生成した演算値を閾値判別して衝突判定を下す
衝突判定装置に適用され、診断指令を発して前記加速度
センサの出力を仮想的に突変させ、前記演算値を所定時
点で閾値判別して低域濾波回路を診断するようにしたか
ら、低域濾波回路のステップ応答波形を観察しただけで
は発見することのできない回路素子の異常を、衝突判定
に用いるアルゴリズムを利用して間接的に判定すること
ができ、しかも衝突判定のアルゴリズムの大半が利用で
きるため、車両のイグニッションキーを操作した時点で
診断指令を発しさえすれば、簡単かつ確実に低域濾波回
路の自己診断が可能である等の優れた効果を奏する。
【0023】また、衝突判定装置が、前記加速度データ
の絶対値を算出する絶対値回路と、前記加速度データを
現在値まで比較的短い区間に亙って積分し、短区間積分
値を算出する短区間積分器と、前記短区間積分値を時間
微分して短区間積分値微分値を算出する短区間積分値微
分器と、前記加速度を現在値まで比較的長い区間に亙っ
て積分し、長区間積分値を算出する長区間積分器とを具
備し、前記診断は、前記絶対値と短区間積分値と短区間
積分値微分値と長区間積分値の4値がそれぞれ上限閾値
と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定
し、1値でも前記閾値範囲を外れる場合に異常有りと判
定するようにしたから、自己診断を4種類の演算値に基
づいて多角的に行うことができ、低域濾波回路のステッ
プ応答波形には現れにくい回路素子の異常を、加速度デ
ータの区間積分値やその時間微分値を観察して的確に発
見することができる等の効果を奏する。
の絶対値を算出する絶対値回路と、前記加速度データを
現在値まで比較的短い区間に亙って積分し、短区間積分
値を算出する短区間積分器と、前記短区間積分値を時間
微分して短区間積分値微分値を算出する短区間積分値微
分器と、前記加速度を現在値まで比較的長い区間に亙っ
て積分し、長区間積分値を算出する長区間積分器とを具
備し、前記診断は、前記絶対値と短区間積分値と短区間
積分値微分値と長区間積分値の4値がそれぞれ上限閾値
と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定
し、1値でも前記閾値範囲を外れる場合に異常有りと判
定するようにしたから、自己診断を4種類の演算値に基
づいて多角的に行うことができ、低域濾波回路のステッ
プ応答波形には現れにくい回路素子の異常を、加速度デ
ータの区間積分値やその時間微分値を観察して的確に発
見することができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の自己診断方法を適用した衝突判定装置
の一実施形態を示す回路構成図である。
の一実施形態を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した自己診断回路による自己診断動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図3】自己診断時に観察される図1に示した回路各部
の信号波形図である。
の信号波形図である。
【図4】従来の衝突判定装置の一例を示す回路構成図で
ある。
ある。
【図5】図4に示した折り返し歪み除去用低域濾波回路
の一例を示す回路図である。
の一例を示す回路図である。
【図6】図4に示した入力抵抗がショートしたときの低
域濾波回路のステップ応答波形を示す図である。
域濾波回路のステップ応答波形を示す図である。
【図7】図4に示した帰還コンデンサがオープンである
ときの低域濾波回路のステップ応答波形を示す図であ
る。
ときの低域濾波回路のステップ応答波形を示す図であ
る。
1a ディジタル信号処理部 2 加速度センサ 3 帯域濾波器 3a 低域濾波回路 3b 高域濾波回路 4 短区間積分器 5 長区間積分器 6 絶対値回路 10 判定回路 16 微分器 21 衝突判定装置 22 自己診断回路
Claims (2)
- 【請求項1】 加速度センサの出力を折り返し歪み除去
用の低域濾波回路を介してAD変換し、AD変換された
加速度データに基づいて生成した演算値を閾値判別して
衝突判定を下す衝突判定装置に適用され、診断指令を発
して前記加速度センサの出力を仮想的に突変させ、前記
演算値を所定時点で閾値判別して前記低域濾波回路を診
断することを特徴とする衝突判定装置の自己診断方法。 - 【請求項2】 前記衝突判定装置は、前記加速度データ
の絶対値を算出する絶対値回路と、前記加速度データを
現在値まで比較的短い区間に亙って積分し、短区間積分
値を算出する短区間積分器と、前記短区間積分値を時間
微分して短区間積分値微分値を算出する短区間積分値微
分器と、前記加速度を現在値まで比較的長い区間に亙っ
て積分し、長区間積分値を算出する長区間積分器とを具
備し、前記診断は、前記絶対値と短区間積分値と短区間
積分値微分値と長区間積分値の4値がそれぞれ上限閾値
と下限閾値に挟まれた所定の閾値範囲にあるかを判定
し、1値でも前記閾値範囲を外れる場合に異常有りと判
定することを特徴とする請求項1記載の衝突判定装置の
自己診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138752A JPH09315260A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 衝突判定装置の自己診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138752A JPH09315260A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 衝突判定装置の自己診断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315260A true JPH09315260A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15229360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8138752A Pending JPH09315260A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 衝突判定装置の自己診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315260A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213961A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロおよび振動ジャイロの自己診断方法 |
| JP2002228451A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロおよび振動ジャイロの自己診断方法 |
| KR101019289B1 (ko) * | 2008-09-02 | 2011-03-07 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 에어백 제어 장치 및 에어백 제어 장치의 진단 방법 |
| CN110582734A (zh) * | 2017-04-25 | 2019-12-17 | 西门子股份公司 | 自动产生只出于诊断目的而确定的用于生产机器或机床的控制程序的方法和装置 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138752A patent/JPH09315260A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213961A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロおよび振動ジャイロの自己診断方法 |
| JP2002228451A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Murata Mfg Co Ltd | 振動ジャイロおよび振動ジャイロの自己診断方法 |
| KR101019289B1 (ko) * | 2008-09-02 | 2011-03-07 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 에어백 제어 장치 및 에어백 제어 장치의 진단 방법 |
| CN110582734A (zh) * | 2017-04-25 | 2019-12-17 | 西门子股份公司 | 自动产生只出于诊断目的而确定的用于生产机器或机床的控制程序的方法和装置 |
| CN110582734B (zh) * | 2017-04-25 | 2022-11-01 | 西门子股份公司 | 自动产生只出于诊断目的而确定的用于生产机器或机床的控制程序的方法和装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5109341A (en) | Method and apparatus for sensing a vehicle crash in the frequency domain | |
| JP4028768B2 (ja) | 加速度センサの車両上への不適切取り付けを検出する方法 | |
| US5034891A (en) | Method and apparatus for sensing a vehicle crash with frequency domain boost | |
| CN102259627B (zh) | 用于检测行人车辆碰撞的方法和装置 | |
| US5440913A (en) | Electronic device for safeguarding occupants of a vehicle and method for testing the same | |
| JP2744170B2 (ja) | 改変可能なエアーバッグ点火回路 | |
| US10234478B2 (en) | Method for detecting a malfunction of a sensor of a vehicle safety device | |
| JP7045476B2 (ja) | 車両用センサ装置およびセンサを監視する方法 | |
| JPH03208749A (ja) | 車両ジャークに応答して乗用車の乗客拘束装置を作動させる乗客拘束装置用作動装置及びその作動方法 | |
| US5185701A (en) | Method for determining frequency components in a vehicle crash | |
| JPH0320674A (ja) | 搭乗者安全装置 | |
| JPH0559376B2 (ja) | ||
| JPH03197256A (ja) | 車両乗客に対する受動的安全装置を作動させる装置 | |
| JPH05238348A (ja) | 車両安全装置の制御システム | |
| JPH0526894A (ja) | 自己診断回路付き加速度センサ | |
| US20040232673A1 (en) | Variable time venting algorithm | |
| JP2008506579A (ja) | 安全化機能のためにクラッシュゾーンセンサを使用して作動可能拘束装置を制御する方法及び装置 | |
| JPH05170045A (ja) | 車両用乗員保護装置の起動装置 | |
| JP2001526400A (ja) | クラッシュセンサの機能性の監視のための方法及び装置 | |
| JP5073740B2 (ja) | 乗員保護装置および歩行者保護装置 | |
| JPH09315260A (ja) | 衝突判定装置の自己診断方法 | |
| JPH07225244A (ja) | 加速度センサの故障検出装置 | |
| JP3119001B2 (ja) | 加速度測定方法及び加速度測定装置 | |
| JPH1183891A (ja) | 衝撃検出装置 | |
| JP2894853B2 (ja) | 車両の衝突判定装置 |