JPH09319576A - パイプライン処理装置 - Google Patents
パイプライン処理装置Info
- Publication number
- JPH09319576A JPH09319576A JP13155096A JP13155096A JPH09319576A JP H09319576 A JPH09319576 A JP H09319576A JP 13155096 A JP13155096 A JP 13155096A JP 13155096 A JP13155096 A JP 13155096A JP H09319576 A JPH09319576 A JP H09319576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- data
- transfer
- stage
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Advance Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、一つの処理動作を複数のステージ
に分割して順に実行する同期式のパイプライン処理装置
において、各ステージの処理時間が等しくない場合であ
っても、各ステージ内に無駄な待ち時間を発生させない
ようにする。 【解決手段】 一つの処理動作から分割された複数の処
理手順を順に実行する処理手段1a、1b、1c、1d
と、これらの間で前記処理手順の処理結果を転送する転
送手段2a、2b、2c、2d、2eと、前記処理手段
1a、1b、1c、1dの中の一つが処理手順の実行を
終了したときに、その次の処理手順を実行する処理手段
との間の転送手段が処理結果を転送可能な状態となるよ
うに、前記転送手段2a、2b、2c、2d、2eに対
する制御を行う制御手段3とを設ける。
に分割して順に実行する同期式のパイプライン処理装置
において、各ステージの処理時間が等しくない場合であ
っても、各ステージ内に無駄な待ち時間を発生させない
ようにする。 【解決手段】 一つの処理動作から分割された複数の処
理手順を順に実行する処理手段1a、1b、1c、1d
と、これらの間で前記処理手順の処理結果を転送する転
送手段2a、2b、2c、2d、2eと、前記処理手段
1a、1b、1c、1dの中の一つが処理手順の実行を
終了したときに、その次の処理手順を実行する処理手段
との間の転送手段が処理結果を転送可能な状態となるよ
うに、前記転送手段2a、2b、2c、2d、2eに対
する制御を行う制御手段3とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプライン処理
を行うパイプライン処理装置に係わり、特に同期式のパ
イプライン処理装置に関するものである。
を行うパイプライン処理装置に係わり、特に同期式のパ
イプライン処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばコンピュータシステムや計
算機システム等では、その処理能力を向上させるため
に、パイプライン処理を行うパイプライン処理装置が広
く用いられている。パイプライン処理とは、一つのデー
タ処理動作を複数の処理段階(以下、ステージと称す)
に分割し、各ステージを順に、かつ、並行して実行する
ことにより、高速化を達成する処理である。このパイプ
ライン処理には、同期式と非同期式のものとがある。
算機システム等では、その処理能力を向上させるため
に、パイプライン処理を行うパイプライン処理装置が広
く用いられている。パイプライン処理とは、一つのデー
タ処理動作を複数の処理段階(以下、ステージと称す)
に分割し、各ステージを順に、かつ、並行して実行する
ことにより、高速化を達成する処理である。このパイプ
ライン処理には、同期式と非同期式のものとがある。
【0003】同期式のパイプライン処理を行うパイプラ
イン処理装置としては、例えば図3に示すように、各ス
テージを実行するための複数のロジック11、12、1
3…と、各ロジック11、12、13…の間に設けられ
たラッチ21、22、23…とを備えているものがあ
る。なお、ラッチ21、22、23…は、各ロジック1
1、12、13…の間において、図示しない外部回路等
からの制御信号に従って、一方のロジックでのステージ
の処理結果を他方のロジックへ転送するか、あるいは、
その処理結果を一旦保持するかを切り替えるものであ
る。
イン処理装置としては、例えば図3に示すように、各ス
テージを実行するための複数のロジック11、12、1
3…と、各ロジック11、12、13…の間に設けられ
たラッチ21、22、23…とを備えているものがあ
る。なお、ラッチ21、22、23…は、各ロジック1
1、12、13…の間において、図示しない外部回路等
からの制御信号に従って、一方のロジックでのステージ
の処理結果を他方のロジックへ転送するか、あるいは、
その処理結果を一旦保持するかを切り替えるものであ
る。
【0004】このように構成されたパイプライン処理装
置では、各ラッチ21、22、23…に対して、制御信
号として同相のクロック信号が与えられている。クロッ
ク信号が与えられたときに、ラッチ21の入力になる図
示しない外部回路及び各ロジック11、12、…の処理
結果が、各ラッチ21、22、23…に転送されること
によって、各ステージの実行が開始される。各ラッチ2
1、22、23…に転送された内容は、そのステージの
間保持される。また、各ステージの開始とともに、各ラ
ッチ21、22、23…の内容は、それぞれ各ロジック
11、12、13…の入力に与えられ、所定の処理に要
する時間後に各ロジック11、12、13…の出力に処
理結果が出力される。その後、再びクロック信号が与え
られれば、各ロジック11、12、13…の処理結果
は、それぞれ後続のラッチ22、23…に転送される。
すなわち、各ロジック11、12、13…の間における
処理結果の転送と、複数のロジック11、12、13…
での各ステージの実行開始とが、それぞれ同期して行わ
れるようになっている。これにより、このパイプライン
処理装置は、一つのデータ処理動作の完了と、各ステー
ジの並行実行とが可能となる。
置では、各ラッチ21、22、23…に対して、制御信
号として同相のクロック信号が与えられている。クロッ
ク信号が与えられたときに、ラッチ21の入力になる図
示しない外部回路及び各ロジック11、12、…の処理
結果が、各ラッチ21、22、23…に転送されること
によって、各ステージの実行が開始される。各ラッチ2
1、22、23…に転送された内容は、そのステージの
間保持される。また、各ステージの開始とともに、各ラ
ッチ21、22、23…の内容は、それぞれ各ロジック
11、12、13…の入力に与えられ、所定の処理に要
する時間後に各ロジック11、12、13…の出力に処
理結果が出力される。その後、再びクロック信号が与え
られれば、各ロジック11、12、13…の処理結果
は、それぞれ後続のラッチ22、23…に転送される。
すなわち、各ロジック11、12、13…の間における
処理結果の転送と、複数のロジック11、12、13…
での各ステージの実行開始とが、それぞれ同期して行わ
れるようになっている。これにより、このパイプライン
処理装置は、一つのデータ処理動作の完了と、各ステー
ジの並行実行とが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したパ
イプライン処理装置では、各ラッチ21、22、23…
に与えられるクロック信号の周期が、各ステージの実行
に要する時間(以下、処理時間と称す)のうちの最長の
ものを基準にして決定されている。これは、各ステージ
の処理時間が等しくない場合であっても、一つのステー
ジが終了した後にその次のステージが実行されるように
するためである。そのために、このパイプライン処理装
置では、各ステージの処理時間が等しくない場合に、処
理時間の短いステージのロジックの出力に処理結果が出
力されたままの状態で、次のクロック信号が与えられる
まで待機する。すなわち、最も処理時間の長いステージ
の処理時間にあわせて次のステージが開始されるまで待
機することになる。つまり、各ステージの処理時間が等
しくない場合には、一つのステージの終了後その次のス
テージが実行されるまでに、無駄な待ち時間が生じるス
テージが発生してしまう。
イプライン処理装置では、各ラッチ21、22、23…
に与えられるクロック信号の周期が、各ステージの実行
に要する時間(以下、処理時間と称す)のうちの最長の
ものを基準にして決定されている。これは、各ステージ
の処理時間が等しくない場合であっても、一つのステー
ジが終了した後にその次のステージが実行されるように
するためである。そのために、このパイプライン処理装
置では、各ステージの処理時間が等しくない場合に、処
理時間の短いステージのロジックの出力に処理結果が出
力されたままの状態で、次のクロック信号が与えられる
まで待機する。すなわち、最も処理時間の長いステージ
の処理時間にあわせて次のステージが開始されるまで待
機することになる。つまり、各ステージの処理時間が等
しくない場合には、一つのステージの終了後その次のス
テージが実行されるまでに、無駄な待ち時間が生じるス
テージが発生してしまう。
【0006】したがって、このパイプライン処理装置で
は、各ステージの処理時間が等しいときに最大の性能利
得を得ることができるが、それ以外の場合、すなわち各
ステージの処理時間が等しくない場合には、一つのデー
タ処理動作を完了するまでに各ステージ内に無駄な待ち
時間を含んでしまい、結果として処理動作実行の効率が
悪いものとなってしまう。また、クロック信号の周期が
各ステージの処理時間のうちの最長のものを基準にして
決定されているので、その周期が長いものとなってしま
い、例えばコンピュータシステムや計算機システムとい
った装置全体としての性能向上の妨げとなってしまう。
は、各ステージの処理時間が等しいときに最大の性能利
得を得ることができるが、それ以外の場合、すなわち各
ステージの処理時間が等しくない場合には、一つのデー
タ処理動作を完了するまでに各ステージ内に無駄な待ち
時間を含んでしまい、結果として処理動作実行の効率が
悪いものとなってしまう。また、クロック信号の周期が
各ステージの処理時間のうちの最長のものを基準にして
決定されているので、その周期が長いものとなってしま
い、例えばコンピュータシステムや計算機システムとい
った装置全体としての性能向上の妨げとなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、同期式のパイプライン
処理を行うパイプライン処理装置において、各ステージ
の処理時間が等しくない場合であっても、ステージ内に
生じる無駄な待ち時間のないパイプライン処理装置を提
供することを目的とする。
処理を行うパイプライン処理装置において、各ステージ
の処理時間が等しくない場合であっても、ステージ内に
生じる無駄な待ち時間のないパイプライン処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたパイプライン処理装置で、一つ
のデータ処理動作を三以上の処理手順に分割し、各処理
手順を順に実行することにより、前記一つのデータ処理
動作を完了するものであって、さらに、前記各処理手順
を実行する三以上の処理手段と、これら三以上の処理手
段の中の処理手順の実行順が連続する二つの処理手段の
間の全てに設けられ、前記実行順が前の処理手段での処
理結果を前記実行順が後の処理手段へ転送可能な状態を
データ貫通状態とした場合に、そのデータ貫通状態とす
るか否かを切り替える複数の転送手段と、これら複数の
転送手段の中の前記処理結果の転送順が連続する所定数
の転送手段のそれぞれに対して位相が異なる同周期の制
御信号を供給し、その制御信号によって、前記所定数の
転送手段が同時にデータ貫通状態とならず、かつ、前記
三以上の処理手段の中の一つが処理手順の実行を終了し
たときに、その次の処理手順を実行する処理手段との間
に設けられた転送手段がデータ貫通状態となるように、
前記複数の転送手段における切り替えを制御する制御手
段とを備えてなる。
成するために案出されたパイプライン処理装置で、一つ
のデータ処理動作を三以上の処理手順に分割し、各処理
手順を順に実行することにより、前記一つのデータ処理
動作を完了するものであって、さらに、前記各処理手順
を実行する三以上の処理手段と、これら三以上の処理手
段の中の処理手順の実行順が連続する二つの処理手段の
間の全てに設けられ、前記実行順が前の処理手段での処
理結果を前記実行順が後の処理手段へ転送可能な状態を
データ貫通状態とした場合に、そのデータ貫通状態とす
るか否かを切り替える複数の転送手段と、これら複数の
転送手段の中の前記処理結果の転送順が連続する所定数
の転送手段のそれぞれに対して位相が異なる同周期の制
御信号を供給し、その制御信号によって、前記所定数の
転送手段が同時にデータ貫通状態とならず、かつ、前記
三以上の処理手段の中の一つが処理手順の実行を終了し
たときに、その次の処理手順を実行する処理手段との間
に設けられた転送手段がデータ貫通状態となるように、
前記複数の転送手段における切り替えを制御する制御手
段とを備えてなる。
【0009】上記構成のパイプライン処理装置によれ
ば、データ貫通状態の転送手段が、処理手段での処理手
順の処理結果をその次の処理手順を実行する処理手段へ
転送することにより、各処理手段が各処理手順を順に実
行して、一つのデータ処理動作を完了する。このとき、
制御手段は、位相が異なる同周期の制御信号によって、
所定数の転送手段が同時にデータ貫通状態とならず、か
つ、複数の処理手段の中の一つが処理手順の実行を終了
したときに、その次の処理手順を実行する処理手段との
間に設けられた転送手段がデータ貫通状態となるよう
に、複数の転送手段に対する制御を行っている。したが
って、転送手段では、処理手段の中の一つが処理手順の
実行が終了すると、その処理結果を直ちにその次の処理
手順を実行する処理手段へ転送する。つまり、例えば各
処理手段における処理時間が等しくなくても、各処理手
段での処理結果は、その実行が終了した時点で、直ちに
転送手段によってその次の処理手順を実行する処理手段
へ転送される。
ば、データ貫通状態の転送手段が、処理手段での処理手
順の処理結果をその次の処理手順を実行する処理手段へ
転送することにより、各処理手段が各処理手順を順に実
行して、一つのデータ処理動作を完了する。このとき、
制御手段は、位相が異なる同周期の制御信号によって、
所定数の転送手段が同時にデータ貫通状態とならず、か
つ、複数の処理手段の中の一つが処理手順の実行を終了
したときに、その次の処理手順を実行する処理手段との
間に設けられた転送手段がデータ貫通状態となるよう
に、複数の転送手段に対する制御を行っている。したが
って、転送手段では、処理手段の中の一つが処理手順の
実行が終了すると、その処理結果を直ちにその次の処理
手順を実行する処理手段へ転送する。つまり、例えば各
処理手段における処理時間が等しくなくても、各処理手
段での処理結果は、その実行が終了した時点で、直ちに
転送手段によってその次の処理手順を実行する処理手段
へ転送される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るパイプライン処理装置について説明する。本実施の形
態のパイプライン処理装置は、図1に示すように、ロジ
ック1a、1b、1c、1dと、各ロジック1a、1
b、1c、1dの間及びその前後に設けられたラッチ2
a、2b、2c、2d、2eと、クロック供給回路3と
を備えているものである。
るパイプライン処理装置について説明する。本実施の形
態のパイプライン処理装置は、図1に示すように、ロジ
ック1a、1b、1c、1dと、各ロジック1a、1
b、1c、1dの間及びその前後に設けられたラッチ2
a、2b、2c、2d、2eと、クロック供給回路3と
を備えているものである。
【0011】ただし、このパイプライン処理装置では、
一つのデータ処理動作を二つのステージA、Bに分割す
るとともに、ステージAを二つのサブステージA1、A
2に、またステージBを二つのサブステージB1、B2
にそれぞれ分割して、これらのサブステージA1、A
2、B1、B2を順に実行するようになっている。な
お、サブステージA1、A2、B1、B2は、それぞれ
が本発明における処理手順に相当するものである。
一つのデータ処理動作を二つのステージA、Bに分割す
るとともに、ステージAを二つのサブステージA1、A
2に、またステージBを二つのサブステージB1、B2
にそれぞれ分割して、これらのサブステージA1、A
2、B1、B2を順に実行するようになっている。な
お、サブステージA1、A2、B1、B2は、それぞれ
が本発明における処理手順に相当するものである。
【0012】ロジック1a、1b、1c、1dは、本発
明における処理手段として機能するものであり、それぞ
れサブステージA1、A2、B1、B2を実行するため
の論理回路等からなるものである。これらロジック1
a、1b、1c、1dでは、それぞれが処理時間ta1、
ta2、tb1、tb2を費やして、サブステージA1、A
2、B1、B2を実行するようになっている。ただし、
各処理時間ta1、ta2、t b1、tb2は、等しくなってい
る必要はない。
明における処理手段として機能するものであり、それぞ
れサブステージA1、A2、B1、B2を実行するため
の論理回路等からなるものである。これらロジック1
a、1b、1c、1dでは、それぞれが処理時間ta1、
ta2、tb1、tb2を費やして、サブステージA1、A
2、B1、B2を実行するようになっている。ただし、
各処理時間ta1、ta2、t b1、tb2は、等しくなってい
る必要はない。
【0013】ラッチ2a、2b、2c、2d、2eは、
本発明における転送手段として機能するものであり、ク
ロック供給回路3から供給される制御信号Eに従って動
作するフリップフロップ回路等からなるものである。す
なわち、ラッチ2a、2b、2c、2d、2eは、ハイ
レベル(以下、Hレベルと略す)の制御信号Eを受け取
れば、サブステージの実行順が前のロジックでの処理結
果を、実行順が後のロジックへ転送するデータ貫通状態
となり、またローレベル(以下、Lレベルと略す)の制
御信号Eを受け取れば、実行順が前のロジックでの処理
結果を一時的に保持する保持状態となるものである。
本発明における転送手段として機能するものであり、ク
ロック供給回路3から供給される制御信号Eに従って動
作するフリップフロップ回路等からなるものである。す
なわち、ラッチ2a、2b、2c、2d、2eは、ハイ
レベル(以下、Hレベルと略す)の制御信号Eを受け取
れば、サブステージの実行順が前のロジックでの処理結
果を、実行順が後のロジックへ転送するデータ貫通状態
となり、またローレベル(以下、Lレベルと略す)の制
御信号Eを受け取れば、実行順が前のロジックでの処理
結果を一時的に保持する保持状態となるものである。
【0014】クロック供給回路3は、本発明における制
御手段として機能するものであり、り、ラッチ2a、2
b、2c、2d、2eでのデータ貫通状態と保持状態と
の切り替えを制御するために、図示しない外部回路等か
ら受け取った制御信号Eを、これらラッチ2a、2b、
2c、2d、2eに対して供給するものである。ただ
し、クロック供給回路3では、制御信号Eとして、一つ
のステージから分割されたサブステージの数と等しい相
数のクロック信号、すなわちノンオーバーラップ二相ク
ロック信号φ1、φ2を供給するようになっており、さ
らに、クロック信号φ1をラッチ2b、2dに、クロッ
ク信号φ2をラッチ2a、2c、2eに、それぞれ供給
するようになっている。なお、二相クロック信号φ1、
φ2は、互いに二分の一周期ずつ位相が異なる二種類の
クロック信号である。
御手段として機能するものであり、り、ラッチ2a、2
b、2c、2d、2eでのデータ貫通状態と保持状態と
の切り替えを制御するために、図示しない外部回路等か
ら受け取った制御信号Eを、これらラッチ2a、2b、
2c、2d、2eに対して供給するものである。ただ
し、クロック供給回路3では、制御信号Eとして、一つ
のステージから分割されたサブステージの数と等しい相
数のクロック信号、すなわちノンオーバーラップ二相ク
ロック信号φ1、φ2を供給するようになっており、さ
らに、クロック信号φ1をラッチ2b、2dに、クロッ
ク信号φ2をラッチ2a、2c、2eに、それぞれ供給
するようになっている。なお、二相クロック信号φ1、
φ2は、互いに二分の一周期ずつ位相が異なる二種類の
クロック信号である。
【0015】二相クロック信号φ1、φ2が供給される
ラッチ2a、2b、2c、2d、2eでは、これら二相
クロック信号φ1、φ2によって、連続する所定数、す
なわちクロック信号の相数と等しい数が、同時にデータ
貫通状態とならないようになっている。つまり、ラッチ
2a、2b、2c、2d、2eでは、クロック供給回路
3からの二相クロック信号φ1、φ2によって、一つの
ロジックを挟んで隣り合う二つが同時にデータ貫通状態
とならないようになっている。
ラッチ2a、2b、2c、2d、2eでは、これら二相
クロック信号φ1、φ2によって、連続する所定数、す
なわちクロック信号の相数と等しい数が、同時にデータ
貫通状態とならないようになっている。つまり、ラッチ
2a、2b、2c、2d、2eでは、クロック供給回路
3からの二相クロック信号φ1、φ2によって、一つの
ロジックを挟んで隣り合う二つが同時にデータ貫通状態
とならないようになっている。
【0016】また、二相クロック信号φ1、φ2は、そ
の周期が、各ロジック1a、1b、1c、1dにおける
処理時間ta1、ta2、tb1、tb2を基に決定されてい
る。すなわち、各ロジック1a、1b、1c、1dの中
の一つがサブステージの実行を終了したときに、その次
のサブステージを実行するロジック1a、1b、1c、
1dとの間に設けられたラッチ2a、2b、2c、2
d、2eがデータ貫通状態となっているように、その周
期が決定されている。
の周期が、各ロジック1a、1b、1c、1dにおける
処理時間ta1、ta2、tb1、tb2を基に決定されてい
る。すなわち、各ロジック1a、1b、1c、1dの中
の一つがサブステージの実行を終了したときに、その次
のサブステージを実行するロジック1a、1b、1c、
1dとの間に設けられたラッチ2a、2b、2c、2
d、2eがデータ貫通状態となっているように、その周
期が決定されている。
【0017】次に、以上のように構成されたパイプライ
ン処理装置において、各サブステージに対する処理実行
の動作例について、図2のタイミングチャートを参照し
て説明する。ただし、この図2において、「T」は二相
クロック信号φ1、φ2の周期、「n」は整数を表すも
のとする。
ン処理装置において、各サブステージに対する処理実行
の動作例について、図2のタイミングチャートを参照し
て説明する。ただし、この図2において、「T」は二相
クロック信号φ1、φ2の周期、「n」は整数を表すも
のとする。
【0018】ラッチ2a、2b、2c、2d、2eは、
二相クロック信号φ1、φ2がHレベルの間、すなわち
データ貫通状態にある半サイクルの間に、サブステージ
の実行順が前のロジックからこのロジックでの処理結果
を受け取ると、その処理結果を実行順が後のロジックへ
転送する。例えば、ラッチ2aに対する入力が時刻t0
(ただし、(n−1/2)T<t0<nT)で確定したとする
と、ラッチ2aは、このときのクロック信号φ2がHレ
ベルであるためにデータ貫通状態となっている。したが
って、時刻t0で確定した入力は、データ貫通状態のラ
ッチ2aによってロジック1aに転送される。
二相クロック信号φ1、φ2がHレベルの間、すなわち
データ貫通状態にある半サイクルの間に、サブステージ
の実行順が前のロジックからこのロジックでの処理結果
を受け取ると、その処理結果を実行順が後のロジックへ
転送する。例えば、ラッチ2aに対する入力が時刻t0
(ただし、(n−1/2)T<t0<nT)で確定したとする
と、ラッチ2aは、このときのクロック信号φ2がHレ
ベルであるためにデータ貫通状態となっている。したが
って、時刻t0で確定した入力は、データ貫通状態のラ
ッチ2aによってロジック1aに転送される。
【0019】時刻t0に確定した入力がロジック1aに
転送されると、ロジック1aでは、処理時間ta1を費や
してサブステージA1を実行する。そして、時刻t1
(ただし、t1=t0+ta1、nT<t1<(n+1/2)
T)に、サブステージA1の実行を終了する。このと
き、ロジック1aとロジック1bとの間のラッチ2bに
はHレベルのクロック信号φ1が供給されているので、
このラッチ2bは、データ貫通状態となっている。した
がって、時刻t1で終了したサブステージA1の処理結
果は、データ貫通状態のラッチ2bによって直ちにロジ
ック1bに転送される。
転送されると、ロジック1aでは、処理時間ta1を費や
してサブステージA1を実行する。そして、時刻t1
(ただし、t1=t0+ta1、nT<t1<(n+1/2)
T)に、サブステージA1の実行を終了する。このと
き、ロジック1aとロジック1bとの間のラッチ2bに
はHレベルのクロック信号φ1が供給されているので、
このラッチ2bは、データ貫通状態となっている。した
がって、時刻t1で終了したサブステージA1の処理結
果は、データ貫通状態のラッチ2bによって直ちにロジ
ック1bに転送される。
【0020】これと同様に、ロジック1bによるサブス
テージA2の実行終了時刻t2が、t2=t1+ta2、
(n+1/2)T<t2<(n+1)Tであれば、サブステージA
2の処理結果は、データ貫通状態のラッチ2cによって
直ちにロジック1cに転送される。また、ロジック1c
によるサブステージB1の実行終了時刻t3が、t3=
t2+tb1、(n+1)T<t3<(n+3/2)Tであれば、サ
ブステージB1の処理結果は、データ貫通状態のラッチ
2dによって直ちにロジック1dに転送される。さら
に、ロジック1dによるサブステージB2の実行終了時
刻t4が、t4=t3+tb2、(n+3/2)T<t4<(n+
2)T)であれば、サブステージB2の処理結果は、デー
タ貫通状態のラッチ2eによって直ちに外部回路(ただ
し不図示)へ出力される。
テージA2の実行終了時刻t2が、t2=t1+ta2、
(n+1/2)T<t2<(n+1)Tであれば、サブステージA
2の処理結果は、データ貫通状態のラッチ2cによって
直ちにロジック1cに転送される。また、ロジック1c
によるサブステージB1の実行終了時刻t3が、t3=
t2+tb1、(n+1)T<t3<(n+3/2)Tであれば、サ
ブステージB1の処理結果は、データ貫通状態のラッチ
2dによって直ちにロジック1dに転送される。さら
に、ロジック1dによるサブステージB2の実行終了時
刻t4が、t4=t3+tb2、(n+3/2)T<t4<(n+
2)T)であれば、サブステージB2の処理結果は、デー
タ貫通状態のラッチ2eによって直ちに外部回路(ただ
し不図示)へ出力される。
【0021】このように、本実施の形態のパイプライン
処理装置では、複数のラッチ2a、2b、2c、2d、
2eにおけるデータ貫通状態と保持状態との切り替え
が、二相クロック信号φ1、φ2によって制御されるよ
うになっている。したがって、複数のロジック1a、1
b、1c、1dでの処理時間ta1、ta2、tb1、tb2が
等しくない場合であっても、各ロジック1a、1b、1
c、1dでのサブステージA1、A2、B1、B2の実
行が終了すると、その処理結果の転送を行うラッチ2
a、2b、2c、2d、2eがデータ貫通状態となって
いるので、その処理結果が直ちに、その次のサブステー
ジA1、A2、B1、B2を実行するロジック1a、1
b、1c、1dへ転送される。
処理装置では、複数のラッチ2a、2b、2c、2d、
2eにおけるデータ貫通状態と保持状態との切り替え
が、二相クロック信号φ1、φ2によって制御されるよ
うになっている。したがって、複数のロジック1a、1
b、1c、1dでの処理時間ta1、ta2、tb1、tb2が
等しくない場合であっても、各ロジック1a、1b、1
c、1dでのサブステージA1、A2、B1、B2の実
行が終了すると、その処理結果の転送を行うラッチ2
a、2b、2c、2d、2eがデータ貫通状態となって
いるので、その処理結果が直ちに、その次のサブステー
ジA1、A2、B1、B2を実行するロジック1a、1
b、1c、1dへ転送される。
【0022】これにより、このパイプライン処理装置で
は、各サブステージA1、A2、B1、B2、すなわち
各ステージA、Bの処理時間が等しくない場合であって
も、ステージA、Bからなるデータ処理動作を完了する
までの間に、各ステージA、B内に無駄な待ち時間が発
生してしまうことがなく、結果として処理動作実行の効
率が従来に比べて向上する。
は、各サブステージA1、A2、B1、B2、すなわち
各ステージA、Bの処理時間が等しくない場合であって
も、ステージA、Bからなるデータ処理動作を完了する
までの間に、各ステージA、B内に無駄な待ち時間が発
生してしまうことがなく、結果として処理動作実行の効
率が従来に比べて向上する。
【0023】また、このパイプライン処理装置では、ラ
ッチ2a、2b、2c、2d、2eにおけるデータ貫通
状態と保持状態との切り替えを行うための制御信号であ
るクロック信号の周期を、従来のものよりも小さくする
ことができる。例えば、ステージAの処理時間ta(た
だし、ta=ta1+ta2)が、ステージBの処理時間t
b(ただし、tb=tb1+tb2)よりも小さい場合を考
えてみる。この場合に、クロック信号の周期は、従来の
ものでは処理時間の最長のもの、すなわち処理時間tb
となるが、このパイプライン処理装置では各ステージ
A、B内に無駄な待ち時間が発生しないので(ta+t
b)/2となる。したがって、従来のものよりも、クロ
ック信号の周期を小さくすることができ、そのために装
置全体(例えばコンピュータシステムや計算機システ
ム)としての性能向上を図ることが可能になる。
ッチ2a、2b、2c、2d、2eにおけるデータ貫通
状態と保持状態との切り替えを行うための制御信号であ
るクロック信号の周期を、従来のものよりも小さくする
ことができる。例えば、ステージAの処理時間ta(た
だし、ta=ta1+ta2)が、ステージBの処理時間t
b(ただし、tb=tb1+tb2)よりも小さい場合を考
えてみる。この場合に、クロック信号の周期は、従来の
ものでは処理時間の最長のもの、すなわち処理時間tb
となるが、このパイプライン処理装置では各ステージ
A、B内に無駄な待ち時間が発生しないので(ta+t
b)/2となる。したがって、従来のものよりも、クロ
ック信号の周期を小さくすることができ、そのために装
置全体(例えばコンピュータシステムや計算機システ
ム)としての性能向上を図ることが可能になる。
【0024】なお、本実施の形態では、一つのデータ処
理動作を二つのステージA、Bに分割するとともに、各
ステージA、Bをそれぞれ二つのサブステージA1、A
2、B1、B2に分割した場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば一つのデ
ータ処理動作または各ステージA、Bをそれぞれ他の数
で分割したものであっても適用可能である。
理動作を二つのステージA、Bに分割するとともに、各
ステージA、Bをそれぞれ二つのサブステージA1、A
2、B1、B2に分割した場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば一つのデ
ータ処理動作または各ステージA、Bをそれぞれ他の数
で分割したものであっても適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のパイプ
ライン処理装置では、各処理手段での処理手順の実行が
終了すると、その処理結果の転送を行う転送手段がデー
タ貫通状態となるように、制御手段が各転送手段に対す
る制御を行うので、例えば各処理手順の処理時間が等し
くない場合であっても、各処理手段での処理結果が直ち
にその次の処理手順を実行する処理手段へ転送される。
したがって、このパイプライン処理装置では、各処理手
順の処理時間が等しくない場合であっても、データ処理
動作を完了するまでの間に、無駄な待ち時間が発生して
しまうことがなく、結果として処理動作実行の効率が従
来に比べて向上する。また、これに伴いこのパイプライ
ン処理装置では、転送手段に対する制御を行うための制
御信号の周期を、従来に比べて短くすることができるの
で、例えばコンピュータシステムや計算機システムとい
った装置全体としての性能向上を図ることができる。
ライン処理装置では、各処理手段での処理手順の実行が
終了すると、その処理結果の転送を行う転送手段がデー
タ貫通状態となるように、制御手段が各転送手段に対す
る制御を行うので、例えば各処理手順の処理時間が等し
くない場合であっても、各処理手段での処理結果が直ち
にその次の処理手順を実行する処理手段へ転送される。
したがって、このパイプライン処理装置では、各処理手
順の処理時間が等しくない場合であっても、データ処理
動作を完了するまでの間に、無駄な待ち時間が発生して
しまうことがなく、結果として処理動作実行の効率が従
来に比べて向上する。また、これに伴いこのパイプライ
ン処理装置では、転送手段に対する制御を行うための制
御信号の周期を、従来に比べて短くすることができるの
で、例えばコンピュータシステムや計算機システムとい
った装置全体としての性能向上を図ることができる。
【図1】本発明に係わるパイプライン処理装置の実施の
形態の一例の概略構成を示すブロック図である。
形態の一例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のパイプライン処理装置における処理実行
の動作例を示すタイミングチャートである。
の動作例を示すタイミングチャートである。
【図3】従来のパイプライン処理装置の一例の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1a、1b、1c、1d ロジック(処理手段) 2a、2b、2c、2d、2e ラッチ(転送手段) 3 クロック供給回路(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 一つのデータ処理動作を三以上の処理手
順に分割し、各処理手順を順に実行することにより、前
記一つのデータ処理動作を完了するパイプライン処理装
置であって、 前記各処理手順を実行する三以上の処理手段と、 該三以上の処理手段の中の処理手順の実行順が連続する
二つの処理手段の間の全てに設けられ、前記実行順が前
の処理手段での処理結果を前記実行順が後の処理手段へ
転送可能な状態をデータ貫通状態とした場合に、該デー
タ貫通状態とするか否かを切り替える複数の転送手段
と、 該複数の転送手段の中の前記処理結果の転送順が連続す
る所定数の転送手段のそれぞれに対して位相が異なる同
周期の制御信号を供給し、該制御信号によって、前記所
定数の転送手段が同時にデータ貫通状態とならず、か
つ、前記三以上の処理手段の中の一つが処理手順の実行
を終了したときに、その次の処理手順を実行する処理手
段との間に設けられた転送手段がデータ貫通状態となる
ように、前記複数の転送手段における切り替えを制御す
る制御手段とを備えてなることを特徴とするパイプライ
ン処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13155096A JPH09319576A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | パイプライン処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13155096A JPH09319576A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | パイプライン処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319576A true JPH09319576A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15060706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13155096A Pending JPH09319576A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | パイプライン処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09319576A (ja) |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP13155096A patent/JPH09319576A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4757444A (en) | Vector processor capable of performing iterative processing | |
| JPH09319576A (ja) | パイプライン処理装置 | |
| US20020078328A1 (en) | Pulse-controlled micropipeline architecture | |
| JP3625536B2 (ja) | 複数のクロック信号を用いて回路を同期させる装置と方法 | |
| JPH06244739A (ja) | マルチプレクサ回路 | |
| CN87102161A (zh) | 具有多个控制存贮器的用于微程序控制数据处理系统的装置和方法 | |
| JP2979653B2 (ja) | 情報処理装置 | |
| US6885714B1 (en) | Independently roving range control | |
| KR910003014B1 (ko) | 연산 처리 장치 | |
| JP2002032233A (ja) | マルチスレッドシステムにおけるデータi/o処理方法 | |
| JPH05297834A (ja) | Lcdドライバーのデータ入力回路 | |
| JP2673145B2 (ja) | コンピュータ制御によるパルス・インターバル・シーケンスの生成方法 | |
| JP3765644B2 (ja) | 順序回路 | |
| JPH0470915A (ja) | 情報処理装置の電源制御方式 | |
| JPH0425247A (ja) | クロックまびき回路 | |
| JPH09319863A (ja) | 画像処理装置における設定データ変更装置 | |
| JPS61174851A (ja) | バス制御方式 | |
| JPH04111558A (ja) | シリアル入出力装置 | |
| JPH10290156A (ja) | 多段カウンタの試験回路 | |
| JPH07146846A (ja) | マルチプロセッサシステム | |
| JPH0522351A (ja) | シリアルポート回路 | |
| JPH08249276A (ja) | 同期化回路および計算機システム | |
| JPH07141288A (ja) | Dma転送方式 | |
| JPS62261216A (ja) | クロツク分配回路 | |
| JPH07271578A (ja) | 信号処理装置 |