JPH09319632A - 構造化文書の版管理方法および装置 - Google Patents

構造化文書の版管理方法および装置

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JPH09319632A
JPH09319632A JP8159202A JP15920296A JPH09319632A JP H09319632 A JPH09319632 A JP H09319632A JP 8159202 A JP8159202 A JP 8159202A JP 15920296 A JP15920296 A JP 15920296A JP H09319632 A JPH09319632 A JP H09319632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書の論理構造の変更か文書内容の変更かが
簡単に明示でき、SGML記述の構造化文書の特徴を活かし
た文書編集が行える構造化文書の版管理方法。 【解決手段】 SGML記述の構造化文書に対し編集を施し
記憶装置に格納し、記憶装置から編集前後の構造化文書
を読み出し、これらの論理的構造を解析し、該論理的構
造に基づき構造化文書間の変更箇所を抽出し、該変更箇
所を構造化記述した差分情報(構造化差分情報)として出
力し、これを表示、保存する。構造化差分情報を記述す
るための差分文書型定義は構造化文書の文書型定義から
生成する。また、複数の版の構造化文書を記憶する際、
基準となる文書のみ記憶し、基準以外の文書は構造化差
分情報のみを記憶し、指定した版の構造化文書を記憶装
置から取り出す際、基準文書はそのまま取り出し、基準
以外の文書は、前記構造化差分情報を取り出し、基準文
書と該構造化差分情報により指定した版を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ファイルとし
て記憶されている構造化文書を取り扱うワープロ等の文
書処理装置における構造化文書の版管理方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】版管理とは、文書を編集、更新していく
際に、文書の任意のバージョンを格納し、取り出すこと
ができるよう、各バージョンの文書情報を管理すること
である。また、保存された各バージョンの文書は、文書
の編集を効率よく行うために、バージョン間の変更箇所
を抽出して表示したりするためにも用いられる。従来、
文書の版管理には二つの方式が採られている。1番目
は、各バージョンの文書をすべて保存しておき、指定さ
れたバージョンの文書をそのまま取り出すよう管理する
単純版管理方式(従来方式1)である。2番目は、元の
文書あるいは最新文書等、基準となるバージョンの文書
を一つ保存し、他のバージョンの文書に関しては、基準
の文書との差分情報だけ保存しておき、指定されたバー
ジョンの文書を取り出す際は、基準の文書と差分情報か
ら、そのバージョンの文書を合成するよう管理する差分
版管理方式(従来方式2)である。また、近年、文書情
報の効率的な共有と再利用を目的に、SGML等を用い
て文書を構造化して作成し、利用する動きが活発化して
きた。構造化文書は、文書の論理的な構造に関する情
報、例えば“文書中のこの部分はタイトルである”、
“この部分は章である”といった情報を明確に記述でき
る。このため、変更や追加が細部に渡り簡単に確実に行
えるため、更新が頻繁に行われるマニュアルなどの文書
の編集に多用されてきている。
【0003】この構造化文書の版管理に、従来の二方式
を用いると、次のような問題が生じる。まず、従来方式
1は、構造化文書を対象とした場合に限らないが、各バ
ージョンの文書をすべて保存しなければならないため、
頻繁に更新が発生する場合には、文書データベースの容
量が巨大化してしまうという問題が生じる。次に、従来
方式2は、文書データベースの容量が巨大化してしまう
という従来方式1の問題は回避できるものの、文書の論
理構造を区別した差分情報の管理が行えないため、文書
のどこの構造が変更されたのか分からず、構造化して文
書を作成している利点を活かせず、効率的な文書編集が
行えないという問題が生じる。これに対して、「特開平
7−200370」(従来方式3)では、構造化文書を
対象として各バージョンの文書を保持し、変更箇所を表
示する版管理方法が開示されている。本方式では確かに
構造情報の差分も差分データとして抽出、表示されるも
のの、差分の表示方法が一律であるため、構造そのもの
が変更されたのか、あるいは構造の内容が変更されたの
かが分かり難く、効率的な編集が行えないという問題が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】編集前後の構造化文書
間の変更箇所を抽出した差分データとしては、構造を持
たない通常の文書を比較した場合と異なり、次のような
特徴がある。 (1)構造自体の変更と構造中の文字列の変更がある。 (2)差分情報にも論理的な構造がある。 図3の構造化文書を例にとり説明する。図3の構造化文
書はSGML(Standard Generalized Markup Language)
(ISO8879)で記述されたもので、<A>と</A>で挟
まれた文字列が、論理構造<A>に属していることを意
味する。この論理構造を表すマークのことをタグと呼
び、<A>と</A>はそれぞれ開始タグ、終了タグと
呼ぶ。さらに、それぞれの構造のことをELEMENT
(エレメント)と呼ぶ。図3(a)構造化文書aを例に
とると、<氏名>と</氏名>で挟まれた文字列“平成
太郎”が、論理構造<氏名>に属することを表す。ま
た、<A>と</A>の間に<B>と</B>があるこ
とは、論理構造<B>が論理構造<A>の子構造である
ことを意味する。例えば図3(a)では、<発信者>と
</発信者>の間に<氏名>と</氏名>があるので、
<氏名>は<発信者>の子構造であることを表す。図3
の編集前の構造化文書aと編集後の構造化文書a’を比
較した結果の例を図4(a)に示す。項番1(401)
と項番3(403)は、それぞれ<氏名>,<本文>と
いった文書の構造は変わらず、構造中の文字列が変更さ
れている例である。項番2(402)は、<所属>とい
う構造自体が新たに挿入されている例である。次に、構
造化文書間の差分情報には論理的な構造があるという例
を示す。例えば、項番1(401)と項番3(403)
は文字列の変更であるが、これらの文字列の変更箇所
が、それぞれ<氏名>,<本文>という構造の中の変更
であるというように、構造を特定して差分情報を表すた
めには、差分データとして構造情報を持たなければなら
ない。また、項番2(402)では、挿入された<所属
>は<発信者>の子構造であるという、構造情報を持っ
ている。
【0005】しかしながら、従来の方式では、このよう
な構造化文書の差分データの特徴を効果的に表示するこ
とができなかった。従来方式3では、その変更箇所が文
書の論理的な構造に関する情報の変更であっても、文字
列の変更と区別することなく同様に構造を表す文字の表
示属性を変えて表示している。このため、構造そのもの
が変更されたのか、あるいは構造の内容が変更されたの
かがユーザにとって分かり難いという問題がある。この
問題を具体的な例で説明する。図4(b)に従来方式3
による差分データの表示の例を示す。本図では、構造自
体の変更と構造中の文字列の変更を区別せず、構造情報
を無視した表示方法になっている。このため、文書編集
ソフト等でこの構造化文書を編集しているユーザにとっ
て、どんな変更が行われたのか分かり難い。また、文書
編集ソフト等が、構造化文書を表示する際に構造情報を
treeで表すなど専用の表示プログラムを用いる場
合、図4のような差分データの表示には、別の表示プロ
グラムが必要になるためプログラムが複雑になってしま
う。
【0006】また、文書の任意のバージョンを格納し、
取り出す機能を実現するために、従来方式1のように各
バージョンの文書をすべて保存するのでは、保存するデ
ータ量が多くなり、頻繁にバージョンが更新される文書
の版管理方式としては適さない。そこで、改訂が頻繁に
行なわれる構造化文書の版管理方式としては、元の文書
あるいは最新文書等、基準となるバージョンの文書を一
つ保存し、他のバージョンの文書に関しては、基準の文
書との差分情報だけ保存しておき、指定されたバージョ
ンの文書を取り出す際は、基準の文書と差分情報から、
そのバージョンの文書を合成する従来方式2のような方
式が用いられるが、この方式では、構造化文書を対象と
した文書の論理構造を区別した比較に基づく、版管理は
行えないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、これらの問題に対して、
SGML等を用いて記述される文書などのように、頻繁
に更新が発生する文書の版を管理する際、文書データベ
ースの容量の巨大化を防ぐとともに、文書の論理構造を
区別した差分の管理が行え、さらに論理構造そのものの
変更かその内容の変更かが簡単に明示でき、構造化文書
の特徴を活かした効率的な文書編集が行えるようにす
る、構造化文書の版管理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、SGML(Standard Generalized Markup
Language)で記述され文書型定義をされた構造化文書に
対して削除、挿入、または変更などの編集を施す処理装
置と、該編集前後の構造化文書を格納する記憶装置を備
え、前記処理装置により前記編集前後の両構造化文書を
管理する構造化文書の版管理方法において、前記記憶装
置から編集前後の構造化文書を読み出す文書読込ステッ
プと、上記読込ステップで取得された両構造化文書の論
理的な構造を解析する構造解析ステップと、上記構造解
析ステップによって得られた論理構造情報に基づいて、
上記編集前後の両文書間の変更箇所を抽出する構造化文
書差分抽出ステップと、上記差分抽出ステップにより得
られた変更情報を、構造化記述した差分情報として出力
する構造化差分情報出力ステップと、出力された構造化
差分情報を表示、保存するステップを有するようにして
いる。さらに、差分抽出する構造化文書の前記文書型定
義から、構造化した差分情報のための文書型定義を生成
する差分文書型定義生成ステップを有するようにしてい
る。さらに、前記記憶装置に編集前後の複数の版の構造
化文書を記憶する際に、基準となる文書のみ記憶し、基
準以外の文書は、基準文書との構造化した差分情報のみ
を記憶する文書登録ステップを有するようにしている。
さらに、指定した版の構造化文書を前記記憶装置から取
り出す際に、基準となる文書はそのまま取り出し、基準
以外の文書は、基準文書と構造化した差分情報を取り出
し、指定した版を合成する文書取出ステップを有するよ
うにしている。さらに、前記出力された構造化差分情報
を表示、保存するステップにおける表示ステップは、表
示画面上に構造を表示する構造ウィンドウと構造中の文
字列を表示する文字列ウィンドウを表示し、該構造ウィ
ンドウ中に編集前後の構造の表示と構造の追加、削除等
を指示する表示をし、該文字列ウィンドウ中に編集前後
の文字列の表示と文字列の追加、削除等を指示する表示
を前記構造ウィンドウ中の編集前後の構造の表示の位置
と対応する位置に行うようにしている。
【0009】また、記憶装置と処理装置を備え、SGM
Lで記述され文書型定義をされた構造化文書に対して前
記処理装置により削除、挿入、または変更などの編集を
施し、前記記憶装置に該編集前後の構造化文書を格納
し、前記処理装置により前記編集前後の両構造化文書を
管理する構造化文書版管理装置において、前記処理装置
は、前記記憶装置から編集前後の構造化文書を読み出す
文書読込手段と、上記文書読込手段で取得された両構造
化文書の論理的な構造を解析する構造化文書解析手段
と、上記構造解析手段によって得られた論理構造情報に
基づいて、上記編集前後の構造化文書間の変更箇所を抽
出する構造化文書差分抽出手段と、上記差分抽出手段に
より得られた変更情報を、構造化記述した差分情報とし
て出力する構造化差分情報出力手段と、出力された構造
化差分情報を表示、保存する手段を備えるようにしてい
る。さらに、差分抽出する構造化文書の前記文書型定義
から、構造化した差分情報のための文書型定義を生成す
る差分文書型定義生成手段を備えるようにしている。さ
らに、前記記憶装置に編集前後の複数の版の構造化文書
を記憶する際に、基準となる文書のみ記憶し、基準以外
の文書は、基準文書との構造化した差分情報のみを記憶
する文書登録手段を備えるようにしている。さらに、前
記記憶装置より指定した版の構造化文書を取り出す際
に、基準となる文書はそのまま取り出し、基準以外の文
書は、基準文書と構造化した差分情報を取り出し、指定
した版を合成する文書取出手段を備えるようにしてい
る。さらに、前記出力された構造化差分情報を表示、保
存する手段は、表示画面上に構造を表示する構造ウィン
ドウと構造中の文字列を表示する文字列ウィンドウを表
示し、該構造ウィンドウ中に編集前後の構造の表示と構
造の追加、削除等を指示する表示をし、該文字列ウィン
ドウ中に編集前後の文字列の表示と文字列の追加、削除
等を指示する表示を前記構造ウィンドウ中の編集前後の
構造の表示の位置と対応する位置に行う表示手段を備え
るようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
説明する。
【0011】《実施例1》一番目の実施例の構成を図1
に示す。図示したように、本実施例は、それぞれ、CP
U101、端末装置102、文書を記憶するための2次
記憶装置103と、文書の編集を行う文書編集プログラ
ム104、編集前後の文書を管理する文書版管理プログ
ラム105で構成され、さらに文書版管理プログラム1
05は、2次記憶装置103から編集前後の構造化文書
を読み出す文書読込プログラム106、読み込まれた両
構造化文書の論理構造を解析する構造解析プログラム1
07、得られた論理構造情報に基づいて、編集前後の両
文書間の変更箇所を抽出する構造化文書差分抽出プログ
ラム108、変更情報を、構造化記述した差分情報とし
て出力する構造化差分情報出力プログラム109、出力
された構造化差分情報を表示、保存する表示・保存プロ
グラム110、比較する構造化文書の文書型定義から、
差分データ用の文書型定義を生成する差分文書型定義生
成プログラム111から構成される。
【0012】本実施例では、構造化文書としてSGML
文書を例にしている。SGMLは、マーク付けされた構
造化文書としてISOの国際規格として定められた文書
記述言語のことである。また、SGML文書はDTD
(文書型定義)によって、その論理構造が予め定義され
る。SGML文書はDTDに定義された論理構造に従う
よう実際の文書の中身である文書インスタンスが記述さ
れる。すなわち、図5に示すように、文書インスタンス
と文書型定義をあわせて、構造化文書となる。
【0013】本実施例の具体的な処理手順を、図2のフ
ローチャートを用いて説明する。その後、処理手順に従
って、処理例を説明する。 〈ステップ201〉文書編集プログラム104で、構造
化文書の編集を行う。
【0014】〈ステップ202〉編集前後の構造化文書
間の変更箇所を表示したり、保存したりするために、文
書版管理プログラム105が呼び出されたら、まず、比
較対象であるSGML文書のDTDに対応した差分デー
タ用のDTDを取得する。この差分データ用のDTD
は、後述するステップ206において構造化文書間の変
更情報をSGML形式で記述するための文書型定義とし
て用いられる。対応する差分DTDが存在する場合は、
これを2次記憶装置103から読み込み、存在しない場
合は、差分文書型定義生成プログラム111で対応する
差分DTDを生成する。 〈ステップ203〉比較対象であるSGML文書を2次
記憶装置103から文書読込プログラム106によって
読み込む。 〈ステップ204〉差分抽出の前処理として、比較する
二つの構造化文書の論理構造を構造解析プログラム10
7によって解析する。 〈ステップ205〉ステップ204で得られた論理構造
情報に基づいて、構造化文書間の差分を構造化文書差分
抽出プログラム108によって抽出する。 〈ステップ206〉構造化差分情報出力プログラム10
9により、ステップ205で抽出された変更情報を、ス
テップ202で取得した差分DTDに従いSGML形式
で記述し、構造化差分情報として出力する。 〈ステップ207〉表示・保存プログラム110によ
り、端末装置102に差分結果の表示を行い、また、2
次記憶装置103に構造化差分データを保存する。
【0015】(処理例)実施例の具体的な処理例とし
て、図3の構造化文書を例にとり説明する。本処理例で
は、図3の構造化文書a(301)と構造化文書a’
(302)の差分を抽出して、図6のようなSGML形
式で記述された構造化差分データを出力し、その結果を
表示、保存することを目的としている。構造化文書の差
分データとしては、構造自体の変更と構造中の文字列の
変更の場合があるため、図6では、次のように差分の構
造情報を記述している。すなわち、構造自体の変更は、
その構造を示すタグにdiffflagという属性を持
たせて構造の変更を表現し、構造中の文字列の変更は、
差分を表すタグでその文字列を挟んで表現している。図
6の例では、“<所属>ABC会社</所属>”という
構造自体の挿入を“<所属 diffflag=挿入>
ABC会社</所属>”というSGML形式で記述して
いる。また、構造中の文字列の変更は、<挿入>,<変
更前>,<変更後>などの差分を表すタグでその文字列
を挟んで記述している。このdiffflagという属
性名やその属性値、および文字列の差分を表すタグ等
は、任意に決めることができる。
【0016】図2のフローチャートに従って、処理例を
説明する。 〈ステップ201〉文書編集プログラム104で、構造
化文書の編集を行う。図3(a)の構造化文書a(30
1)から図3(b)の構造化文書a’(302)を編集
したとする。 〈ステップ202〉編集前後の構造化文書間の変更箇所
を表示したり、保存したりするために、文書版管理プロ
グラム105が呼び出されたら、比較対象であるSGM
L文書のDTD(文書型定義)に対応した、差分DTD
を読み込む。存在しない場合は、差分文書型定義生成プ
ログラム111で対応する差分DTDを生成する。
【0017】例えば、図3の構造化文書は図7のような
DTDを持つ。すなわち、図3の構造化文書は、図7の
DTDの定義に従って書かれている。図7のDTDは、
それぞれ次のような意味を定義している。まず、701
の一行は、<メモ>という構造は、<発信者>および<
本文>という、二つの子構造を持つことを定義してい
る。702の一行は、<発信者>という構造は、<氏名
>および<所属>という、二つの子構造を持つことを定
義している。また、“所属”の後ろにある“?”は出現
指示子の一つで、<所属>という構造は文書中に現われ
る回数が0回または1回であるという意味を表す
(“?”以外にも出現指示子として“*”と“+”があ
り、それぞれ出現指標子の付いている構造の現れる回数
が0回以上および1回以上という意味を表す)。70
3、704、705はそれぞれ、<氏名>,<所属>,
<本文>という構造は文字列データ(#PCDATA)
を持つことを定義している。
【0018】この比較する構造化文書のDTDから、差
分文書型定義生成プログラム111で対応する差分DT
Dを生成する。この差分DTDは、元のDTDに対し
て、差分文書型定義生成ルールを適用することにより生
成される。差分文書型定義生成ルールの例を図9に示
す。図7のDTDに対し、図9の差分文書型定義生成ル
ール(900)を適用すると図8の差分DTDが生成さ
れる。
【0019】図9の差分文書型定義生成ルールは次のよ
うなルールで構成される。項番1(901)、2(90
2)のルールは、元のDTDでは文字データとして定義
されている箇所に、文字列の変更情報として<挿入>、
<削除>、<変更前>、<変更後>という差分を表すタ
グが挿入できるように、DTDを変更している。すなわ
ち、構造中の文字列が変更された時に、その文字列を<
挿入>、<削除>、<変更前>、<変更後>というタグ
で挟むための定義である。項番3(903)のルール
は、元のDTDで定義されている構造のうち、最上位の
構造以外には、その構造の属性としてdiffflag
を持つよう、DTDを変更している。すなわち、構造自
体が変更された時に、その構造に差分を表す属性をつけ
るための定義である。diffflag属性は、“NU
LL”、“挿入”、“削除”、“変更前”、“変更後”
いずれかの値を持つ。また、diffflagが省略さ
れた場合は、構造の変更がなかったという意味で、“N
ULL”という値が与えられる。項番4(904)のル
ールは、元のDTDで定義されている構造の出現指示子
を変更する。出現指示子はその構造の出現回数を表すも
ので、“?”は現れる回数が0回または1回であるこ
と、“*”は現れる回数が0回または1回以上であるこ
と、“+”は現れる回数が1回以上であること、出現指
示子がない場合は現れる回数が必ず1回であることを意
味している。差分DTDでは、変更のなかった構造は差
分データに含めないことが可能となるよう、構造が現れ
る回数が0回であることを許すように、DTDを変更し
ている。
【0020】図7のDTDに対し、この差分文書型定義
生成ルール(900)を適用すると図8の差分DTDが
生成される。例えば、項番1(901)のルールによ
り、図8の801が挿入される。項番2(902)のル
ールにより、図7の703,704,705が図8の8
04,805,806に置き換えられる。項番3(90
3)のルールにより、図8の807が挿入される。項番
4(904)のルールにより、図7の701,702の
出現指示子がそれぞれ置き換えられ、図8の802,8
03となる。このように図9のルールを用いて生成し
た、図8の差分DTDは、図6の差分データを表す文書
型定義となっている。
【0021】〈ステップ203〉比較対象である図3
(a)の構造化文書a(301)と図3(b)の構造化
文書a’(302)を2次記憶装置103から文書読込
プログラム106によって読み込む。 〈ステップ204〉構造化文書の論理構造を構造解析プ
ログラム107によって解析する。図3の構造化文書
(a)および(b)を解析すると、図10の文書木
(a)と(b)が得られる。文書木とは、文書の論理構
造を表す木構造のことで、木構造の根には、SGML文
書の最上位ELEMENTが割り当てられ、木構造の末
端に構造中の文字列が割り当てられる。
【0022】〈ステップ205〉ステップ204で得ら
れた論理構造情報に基づいて、構造化文書間の差分を構
造化文書差分抽出プログラム108によって抽出する。
構造化文書間の差分抽出は次のように行なう。まず、ス
テップ204で得られた文書木のノードを単位に差分を
抽出する。これは、文書木のノードは文書の構造単位に
なっているため、構造を単位に差分を抽出することと等
価である。文書木間で同じ構造名や文字列を持つノード
は、一致しているとして対応づける。次に、対応づけら
れなかったノードを今度は文字を単位に差分抽出する。
例えば、図10の文書木(a)と(b)のノードを単位
に差分を抽出すると、“<メモ>”,“<発信者>”,
“<氏名>”,“<本文>”が一致しているとして対応
づけられる。次に、対応づけられなかったノードを今度
は文字を単位に差分抽出する。“平成太郎”と“昭和次
郎”を文字単位で差分抽出すると一致する文字はないの
で、構造中の文字列の変更箇所として抽出される。“<
所属>”および“ABC会社”は挿入として抽出され
る。“<所属>”は構造を表すノードなので、構造自体
の変更として抽出される。また、“こんにちは。”と
“こんにちは。お元気ですか?”を文字単位で差分抽出
すると“お元気ですか?”が文字列の変更箇所として抽
出される。その結果、図11ような論理構造をもった差
分データが得られる。
【0023】〈ステップ206〉構造化差分情報出力プ
ログラム109により、ステップ205で抽出された変
更情報を、ステップ202で取得した差分DTDに従い
SGML形式で記述し、構造化差分情報として出力す
る。図8の差分DTDに従い、図11の変更情報をSG
ML形式で出力すると、図6の構造化差分データが得ら
れる。この構造化差分データは、変更情報に対して、差
分データの構造化表現ルールを適用することで生成され
る。差分データの構造化表現ルールの例を図12に示
す。1201が構造自体の変更を、1202が構造中の
文字列の変更を記述するためのルールの例である。すな
わち、構造自体の変更は、その構造を示すタグにdif
fflagという属性を持たせて構造の変更を表現し、
構造中の文字列の変更は、<挿入>,<変更前>,<変
更後>などの差分を表すタグでその文字列を挟んで表現
する。このdiffflagという属性名やその属性
値、および文字列の差分を表すタグ等は、任意に決める
ことができる。
【0024】〈ステップ207〉表示・保存プログラム
110により、端末装置102に差分結果の表示を行
い、2次記憶装置103に構造化差分データを保存す
る。差分データがSGML形式で出力されているため、
差分データの表示にSGML専用のエディタや、ビュー
アを使って、そのまま表示することができる。図13に
SGML専用エディタを使った、構造化文書の表示例お
よび、図14に差分データの表示例を示す。図13の1
301は構造を表示するウィンドウで、1302がその
構造中の文字列を表示するウィンドウである。図14で
は、図6の差分データを構造化表示している例である。
この際、構造自体の変更箇所は、構造を表すマークの色
を変える、種類を変える、太線で囲む等、構造の表示を
他とは区別して表示する。また、文字列の変更箇所は、
同様に、他の文字列と区別して表示する。
【0025】以上のステップにより、構造化文書間の変
更箇所を抽出し、構造化差分データとして出力すること
が可能となる。これにより、本方式を文書比較機能とし
てSGML文書編集ソフトに組み込むことで、差分デー
タを直接構造化表示することが可能となり、例えば、構
造自体の変更と構造中の文字列の変更を区別したりする
ことで、文書編集ソフト等でこの構造化文書を編集して
いるユーザにとって、どんな変更が行われたのか分かり
易くすることができる。また、文書編集ソフト等が、構
造化文書を表示する際に構造情報をtreeで表すなど
専用の表示プログラムを用いる場合でも、別の表示プロ
グラムを必要とせず変更箇所を表示することが可能とな
る。
【0026】《実施例2》二番目の実施例の構成を図1
5に示す。図示したように、本実施例は、それぞれ、C
PU1501、端末装置1502、文書を記憶するため
の2次記憶装置1503と、文書の版管理を行う文書版
管理プログラム1504で構成され、さらに文書版管理
プログラム1504は、文書を2次記憶装置1503か
ら取り出す文書取出プログラム1505、文書を2次記
憶装置1503に登録する文書登録プログラム150
6、構造化文書間の変更箇所を論理構造情報に基づいて
抽出し、構造化差分データとして出力する差分抽出プロ
グラム1507、出力された構造化差分データを表示、
編集する表示・編集プログラム1508から構成され
る。
【0027】本実施例の具体的な処理手順を、図16の
フローチャートを用いて説明する。 〈ステップ1601〉表示・編集プログラム1508に
より、構造化文書を編集する。 〈ステップ1602〉編集した構造化文書を登録するた
めに、文書版管理プログラム1504が呼び出された
ら、まず、その文書が新規文書であれば、文書登録プロ
グラム1506により2次記憶装置1503に文書全体
を保存し、バージョン1.0(V1.0)として登録す
る。 〈ステップ1603〉新規文書でなければ、2次記憶装
置1503に登録されているV1.0の文書を文書取出
プログラム1505により読み込む。V1.0文書と登
録する文書を差分抽出プログラム1507により比較
し、SGML形式で記述した構造化差分データを生成す
る。この構造化差分データの生成には、実施例1の方式
を用いる。
【0028】〈ステップ1604〉ステップ1603で
生成された構造化差分データを、文書登録プログラム1
506により2次記憶装置1503に新規バージョンと
して登録する。 〈ステップ1605〉任意のバージョンの文書を表示、
編集するために、文書取出プログラム1505が呼び出
された場合、V1.0の文書の取出しなら、2次記憶装
置1503からV1.0の文書を読み込む。 〈ステップ1606〉V1.0以外の文書の取出しな
ら、文書取出プログラム1505により2次記憶装置1
503から、V1.0の文書とその指定されたバージョ
ンの差分データを読み込み、そのバージョンの文書を合
成する。 〈ステップ1607〉編集が終了していなければ、ステ
ップ1601へ戻る。
【0029】(処理例)実施例の具体的な処理例とし
て、図17の構造化文書を例にとり説明する。表示・編
集プログラム1508により、図17(a)の構造化文
書b(V1.0)を作成し、文書登録プログラム150
6により2次記憶装置1503に文書をV1.0として
登録したとする。次に構造化文書bを編集するために、
文書取出プログラム1505によりV1.0を読み込
む。構造化文書bを編集して、図17(b)の構造化文
書b’に変更する。この文書をバージョン2.0(V
2.0)として登録するために文書登録プログラム15
06を呼び出す。新規文書ではないので、2次記憶装置
1503に登録されているV1.0の文書を取り出し、
差分抽出プログラム1507によりV1.0の文書とV
2.0の文書を比較し、図18の構造化差分データを生
成する。生成された構造化差分データを、文書登録プロ
グラム1506により登録する。
【0030】V2.0の取出しが指定された場合は、文
書取出プログラム1505により、まず、図17(a)
V1.0と図18のV2.0に対応する構造化差分デー
タを読み込む。これらから、V2.0の文書を合成す
る。合成は次のように行う。まず、V1.0の文書のう
ち、構造化差分データに対応する構造を差分データで置
き換える。置き換えたものを図19の1901に示す。
次に、<変更前>,<削除>タグで挟まれた文字列、お
よびdiffflag属性値が“変更前”,“削除”の
構造は削除する。さらに、差分を表すタグや属性をすべ
て削除する。これにより、図19の1902ようなV
2.0の文書が再現される。
【0031】なお本実施例では、V1.0の文書を基準
文書としてバージョン管理を行なっているが、最新文書
を基準文書としても、同様の方式でバージョン管理する
ことができる。以上の方式により、基準となるバージョ
ンの文書を一つ保存し、他のバージョンの文書に関して
は、基準の文書との差分情報のみ保存するだけで、文書
の任意のバージョンを取り出す機能が実現が容易に実現
できる。本方式は、長大な文書の一部を変更した場合な
どに、バージョン管理のデータ量が少なくなるため、特
に有効な方式であることが分かる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、編集前後の文書間の変
更箇所を構造化された差分データとして抽出することが
でき、差分データをSGML文書編集ソフト等で直接構
造化表示することが可能となる。これにより、構造自体
の変更と構造中の文字列の変更を区別して表示したりす
ることができ、文書編集ソフト等でこの構造化文書を編
集しているユーザにとって、どんな変更が行われたのか
分かり易くすることが可能となるため、構造化文書の編
集作業の効率が上がる。また、文書編集ソフト等が、構
造化文書を表示する際に構造情報をtreeで表すなど
専用の表示プログラムを用いる場合でも、別の表示プロ
グラムを必要とせず変更箇所を表示することができるた
め、構造化文書専用の文書編集ソフト等に文書比較機能
を組み込むことが容易に実現できる。また、本発明によ
って出力された構造化差分データは、SGML専用のビ
ューアを使って直接構造化表示することができるので、
新たに改訂履歴ビューア等を作成することなく、改訂履
歴データを閲覧することが可能となる。さらに、本発明
によれば、基準となるバージョンの文書を一つ保存し、
他のバージョンの文書に関しては、基準の文書との差分
情報を保存するだけですむため、文書の任意のバージョ
ンを取り出す機能が容易に実現でき、長大な文書の一部
を変更した場合や文書を頻繁に変更した場合など、バー
ジョン管理のデータ量を少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第一の実施例の処理手順を示す図であ
る。
【図3】第一の実施例を説明するための構造化文書の第
一の例を示す図である。
【図4】構造化文書の第一の例を差分抽出した差分デー
タ例、および従来の方式により差分データを表示した表
示例を示す図である。
【図5】構造化文書と文書型定義の関係を説明する図で
ある。
【図6】構造化文書の第一の例を構造化差分抽出して出
力した構造化差分データ例を示す図である。
【図7】構造化文書の第一の例の文書型定義の例を示す
図である。
【図8】構造化文書の第一の例の文書型定義より生成し
た差分文書型定義の例を示す図である。
【図9】構造化文書の文書型定義より差分文書型定義を
生成するためのルールを示す図である。
【図10】構造化文書の第一の例から作成した文書木を
示す図である。
【図11】構造化文書の第一の例を構造化差分抽出した
結果の文書木を示す図である。
【図12】構造化差分抽出した差分データを構造化差分
データとして出力するための構造化表現ルールの例を示
す図である。
【図13】構造化文書の第一の例の表示例である。
【図14】構造化文書の第一の例の構造化差分データの
表示例である。
【図15】本発明の第二の実施例の構成図である。
【図16】本発明の第二の実施例の処理手順を示す図で
ある。
【図17】第二の実施例を説明するための構造化文書の
第二の例を示す図である。
【図18】構造化文書の第二の例の構造化差分データ例
を示す図である。
【図19】構造化文書の第二の例の基準文書と構造化差
分データを合成する手法を説明するための図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 端末装置 103 2次記憶装置 104 文書編集プログラム 105 文書版管理プログラム 106 文書読込プログラム 107 構造解析プログラム 108 構造化文書差分抽出プログラム 109 構造化差分情報出力プログラム 110 文書表示・保存プログラム 111 差分文書型定義生成プログラム
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 泰樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SGML(Standard Generalized Markup
    Language)で記述され文書型定義をされた構造化文書に
    対して削除、挿入、または変更などの編集を施す処理装
    置と、該編集前後の構造化文書を格納する記憶装置を備
    え、前記処理装置により前記編集前後の両構造化文書を
    管理する構造化文書の版管理方法において、 前記記憶装置から編集前後の構造化文書を読み出す文書
    読込ステップと、 上記読込ステップで取得された両構造化文書の論理的な
    構造を解析する構造解析ステップと、 上記構造解析ステップによって得られた論理構造情報に
    基づいて、上記編集前後の両文書間の変更箇所を抽出す
    る構造化文書差分抽出ステップと、 上記差分抽出ステップにより得られた変更情報を、構造
    化記述した差分情報として出力する構造化差分情報出力
    ステップと、 出力された構造化差分情報を表示、保存するステップを
    有することを特徴とする構造化文書の版管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構造化文書の版管理方法
    において、 差分抽出する構造化文書の前記文書型定義から、構造化
    した差分情報のための文書型定義を生成する差分文書型
    定義生成ステップを有することを特徴とする構造化文書
    の版管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の構造化文
    書の版管理方法において、 前記記憶装置に編集前後の複数の版の構造化文書を記憶
    する際に、基準となる文書のみ記憶し、基準以外の文書
    は、基準文書との構造化した差分情報のみを記憶する文
    書登録ステップを有することを特徴とする構造化文書の
    版管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の構造化文書の版管理方法
    において、 指定した版の構造化文書を前記記憶装置から取り出す際
    に、基準となる文書はそのまま取り出し、基準以外の文
    書は、基準文書と構造化した差分情報を取り出し、指定
    した版を合成する文書取出ステップを有することを特徴
    とする構造化文書の版管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の構造化文書の版管理方法
    において、 前記出力された構造化差分情報を表示、保存するステッ
    プにおける表示ステップは、 表示画面上に構造を表示する構造ウィンドウと構造中の
    文字列を表示する文字列ウィンドウを表示し、該構造ウ
    ィンドウ中に編集前後の構造の表示と構造の追加、削除
    等を指示する表示をし、該文字列ウィンドウ中に編集前
    後の文字列の表示と文字列の追加、削除等を指示する表
    示を前記構造ウィンドウ中の編集前後の構造の表示の位
    置と対応する位置に行うことを特徴とする構造化文書の
    版管理方法。
  6. 【請求項6】 記憶装置と処理装置を備え、SGMLで
    記述され文書型定義をされた構造化文書に対して前記処
    理装置により削除、挿入、または変更などの編集を施
    し、前記記憶装置に該編集前後の構造化文書を格納し、
    前記処理装置により前記編集前後の両構造化文書を管理
    する構造化文書版管理装置において、 前記処理装置は、 前記記憶装置から編集前後の構造化文書を読み出す文書
    読込手段と、 上記文書読込手段で取得された両構造化文書の論理的な
    構造を解析する構造化文書解析手段と、 上記構造解析手段によって得られた論理構造情報に基づ
    いて、上記編集前後の構造化文書間の変更箇所を抽出す
    る構造化文書差分抽出手段と、 上記差分抽出手段により得られた変更情報を、構造化記
    述した差分情報として出力する構造化差分情報出力手段
    と、 出力された構造化差分情報を表示、保存する手段を備え
    ることを特徴とする構造化文書の版管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の構造化文書の版管理装置
    において、 差分抽出する構造化文書の前記文書型定義から、構造化
    した差分情報のための文書型定義を生成する差分文書型
    定義生成手段を備えることを特徴とする構造化文書の版
    管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の構造化文
    書の版管理装置において、 前記記憶装置に編集前後の複数の版の構造化文書を記憶
    する際に、基準となる文書のみ記憶し、基準以外の文書
    は、基準文書との構造化した差分情報のみを記憶する文
    書登録手段を備えることを特徴とする構造化文書の版管
    理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の構造化文書の版管理装置
    において、 前記記憶装置より指定した版の構造化文書を取り出す際
    に、基準となる文書はそのまま取り出し、基準以外の文
    書は、基準文書と構造化した差分情報を取り出し、指定
    した版を合成する文書取出手段を備えることを特徴とす
    る構造化文書の版管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の構造化文書の版管理装
    置において、 前記出力された構造化差分情報を表示、保存する手段
    は、 表示画面上に構造を表示する構造ウィンドウと構造中の
    文字列を表示する文字列ウィンドウを表示し、該構造ウ
    ィンドウ中に編集前後の構造の表示と構造の追加、削除
    等を指示する表示をし、該文字列ウィンドウ中に編集前
    後の文字列の表示と文字列の追加、削除等を指示する表
    示を前記構造ウィンドウ中の編集前後の構造の表示の位
    置と対応する位置に行う表示手段を備えることを特徴と
    する構造化文書の版管理装置。
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