JPH09320364A - 自動車用ワイヤーハーネス及びその製造 - Google Patents
自動車用ワイヤーハーネス及びその製造Info
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- JPH09320364A JPH09320364A JP8140247A JP14024796A JPH09320364A JP H09320364 A JPH09320364 A JP H09320364A JP 8140247 A JP8140247 A JP 8140247A JP 14024796 A JP14024796 A JP 14024796A JP H09320364 A JPH09320364 A JP H09320364A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤーハーネスWの生産性を向上させる。
【解決手段】 圧接・布線機13を3次元的に動かして
立体的に外装20に電線aを配索する。その始終端で
は、電線aを切断するとともにコネクタCに圧接する。
このようにすれば、外装20への直接配索、コネクタC
への圧接を一連の動作でなすため、作業スペースも狭く
てよく、また、製造時間も短縮し得る。コネクタカバー
も連続作用で被せることが好ましい。
立体的に外装20に電線aを配索する。その始終端で
は、電線aを切断するとともにコネクタCに圧接する。
このようにすれば、外装20への直接配索、コネクタC
への圧接を一連の動作でなすため、作業スペースも狭く
てよく、また、製造時間も短縮し得る。コネクタカバー
も連続作用で被せることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ワイヤ
ーハーネス構造及びその製造方法、製造装置並びにその
製造に使用する圧接・布線機に関するものである。
ーハーネス構造及びその製造方法、製造装置並びにその
製造に使用する圧接・布線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車内の電装品間はワイヤーハーネス
によって電気的に接続される。そのワイヤーハーネス
は、例えば図25に示すように、各コネクタC間を電線
aによって接続したものであり、同図のものを仮結束の
サブアッシィW(これも広義にはワイヤーハーネスWと
いう)とし、そのサブアッシィWの所要数を所要形状に
組み合わす本結束によって作られる。
によって電気的に接続される。そのワイヤーハーネス
は、例えば図25に示すように、各コネクタC間を電線
aによって接続したものであり、同図のものを仮結束の
サブアッシィW(これも広義にはワイヤーハーネスWと
いう)とし、そのサブアッシィWの所要数を所要形状に
組み合わす本結束によって作られる。
【0003】そのワイヤーハーネスの製造方法として
は、図23に示すように、電線サプライSから電線aを
引き出し、電線長調尺機Qによってその電線aを所定長
さに切断した後、その電線aの両端に、端末皮むき(皮
はぎ)機Eにより皮むき処理、端子接続機Fにより端子
tの圧着接続を行い、以後、人手によってコネクタ(ハ
ウジング)Cに端子tを挿入してサブアッシィWの仮結
束を行うとともに本結束を行うものがある。
は、図23に示すように、電線サプライSから電線aを
引き出し、電線長調尺機Qによってその電線aを所定長
さに切断した後、その電線aの両端に、端末皮むき(皮
はぎ)機Eにより皮むき処理、端子接続機Fにより端子
tの圧着接続を行い、以後、人手によってコネクタ(ハ
ウジング)Cに端子tを挿入してサブアッシィWの仮結
束を行うとともに本結束を行うものがある。
【0004】また、図24に示すように、電線aの異な
る複数のサプライSを用意し、その各サプライSから、
電線長調尺機Qによって所要の電線aを選択して所要長
さに切断し、その切断した電線aの両端をグリップgで
挾持し、そのグリップgでもって、端末皮むき機E、端
子接続機F、コネクタ接続機Gに電線aを移送して各端
末処理を行って、仮結束を行い、本結束は人手によるも
のもある。
る複数のサプライSを用意し、その各サプライSから、
電線長調尺機Qによって所要の電線aを選択して所要長
さに切断し、その切断した電線aの両端をグリップgで
挾持し、そのグリップgでもって、端末皮むき機E、端
子接続機F、コネクタ接続機Gに電線aを移送して各端
末処理を行って、仮結束を行い、本結束は人手によるも
のもある。
【0005】さらに、特開平1−313872号公報に
は、仮結束を自動機で事前に行い、それを組立てライン
に送って、ワイヤーハーネスを製造する技術が、特開昭
53−42385号公報、特開昭58−192209号
公報及び特開昭61−200611号公報等には、布線
作業台にロボット等の布線機を用いて電線を布線し、そ
の布線されたワイヤーハーネスを別途の作業台に移し
て、本結束及びクリップ等の各種の部品付け作業を行っ
てワイヤーハーネスを製造する技術が示されている。
は、仮結束を自動機で事前に行い、それを組立てライン
に送って、ワイヤーハーネスを製造する技術が、特開昭
53−42385号公報、特開昭58−192209号
公報及び特開昭61−200611号公報等には、布線
作業台にロボット等の布線機を用いて電線を布線し、そ
の布線されたワイヤーハーネスを別途の作業台に移し
て、本結束及びクリップ等の各種の部品付け作業を行っ
てワイヤーハーネスを製造する技術が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図23、図24で示す
製造方法によると、仮結束をアキューム(保管)してお
く場所及びそのアキュームのための製造上の時間が必要
のため、場所及び時間の制約が生じ、製造エリアの拡
大、製造時間の増加が望めない問題がある。また、人手
による結束作業のため、人の介在による不良の発生等の
問題もある。
製造方法によると、仮結束をアキューム(保管)してお
く場所及びそのアキュームのための製造上の時間が必要
のため、場所及び時間の制約が生じ、製造エリアの拡
大、製造時間の増加が望めない問題がある。また、人手
による結束作業のため、人の介在による不良の発生等の
問題もある。
【0007】自動機によって布線する製造方法は、布線
図板に布線の後、本結束図板上で本結束及び部品付けを
行うために、一度形造ったワイヤーハーネスを布線図板
上から外し、本結束図板に移し替えている。このため、
その移し替えの際、布線図板上のワイヤーハーネスの形
状が崩れ、再度、本結束図板上で布線を手直ししなけれ
ばならない等の問題がある。また、布線、本結束工程を
別の製造ラインとしているため、広い製造スペースを必
要とする。
図板に布線の後、本結束図板上で本結束及び部品付けを
行うために、一度形造ったワイヤーハーネスを布線図板
上から外し、本結束図板に移し替えている。このため、
その移し替えの際、布線図板上のワイヤーハーネスの形
状が崩れ、再度、本結束図板上で布線を手直ししなけれ
ばならない等の問題がある。また、布線、本結束工程を
別の製造ラインとしているため、広い製造スペースを必
要とする。
【0008】また、上記のいずれの製造法も、ワイヤー
ハーネスの形状が安定せず、このため、移動の容易性と
搬送後の再セットの容易性のどちらかに負担がかかり、
ワイヤーハーネスの製造後の取扱いが煩雑となってい
る。さらに、本結束後のワイヤーハーネスは電線がばら
けたり、傷が付かないように、テーピング、プロクタ
(外装)付け等の多数の作業が必要であり、作業性が非
常に悪い。
ハーネスの形状が安定せず、このため、移動の容易性と
搬送後の再セットの容易性のどちらかに負担がかかり、
ワイヤーハーネスの製造後の取扱いが煩雑となってい
る。さらに、本結束後のワイヤーハーネスは電線がばら
けたり、傷が付かないように、テーピング、プロクタ
(外装)付け等の多数の作業が必要であり、作業性が非
常に悪い。
【0009】さらに、従来のワイヤーハーネスWは、ハ
ーネスの製造者から自動車の組立会社(カーメーカー)
に搬入して、そのワイヤーハーネスWの組込みをしてお
り、ワイヤーハーネス関連のコストダウンを図れ得な
い。
ーネスの製造者から自動車の組立会社(カーメーカー)
に搬入して、そのワイヤーハーネスWの組込みをしてお
り、ワイヤーハーネス関連のコストダウンを図れ得な
い。
【0010】この発明は、上記の実情の下、ワイヤーハ
ーネスの生産性等を高めることを課題とする。
ーネスの生産性等を高めることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1乃至3記載の発明は自動車用ワイヤーハー
ネスの製造方法に係り、その請求項1記載の発明は、電
線供給機からロボットアーム先端を3次元的に動かし得
る布線ロボットに所要本数の電線を導き、布線ロボット
の前記ロボットアーム先端の圧接・布線機により、配索
体の溝に対して直接に前記電線を布線するとともに、そ
の電線端をコネクタに圧接するようにしたものであり、
請求項2記載の発明は、さらに、圧接・布線機により、
電線端をコネクタに圧接後、そのコネクタにカバーを被
せるようにしたものである。
に、請求項1乃至3記載の発明は自動車用ワイヤーハー
ネスの製造方法に係り、その請求項1記載の発明は、電
線供給機からロボットアーム先端を3次元的に動かし得
る布線ロボットに所要本数の電線を導き、布線ロボット
の前記ロボットアーム先端の圧接・布線機により、配索
体の溝に対して直接に前記電線を布線するとともに、そ
の電線端をコネクタに圧接するようにしたものであり、
請求項2記載の発明は、さらに、圧接・布線機により、
電線端をコネクタに圧接後、そのコネクタにカバーを被
せるようにしたものである。
【0012】このようにすれば、配索体に直接に布線す
るとともに、その電線端をコネクタに圧接するので、製
造時間の短縮を図り得る。また、図23、24で示した
切断圧着及び仮結束工程が削減され、それに基づく省ス
ペース化が図られるとともに、仮結束のアキューム時間
の削減が図られる。さらに、人による結束のような誤配
列は生じない。カバーを被せれば、圧接部の露出を防げ
るうえに、カバーで圧接電線を押圧などをすれば、電線
の抜け止め作用をなし得る。
るとともに、その電線端をコネクタに圧接するので、製
造時間の短縮を図り得る。また、図23、24で示した
切断圧着及び仮結束工程が削減され、それに基づく省ス
ペース化が図られるとともに、仮結束のアキューム時間
の削減が図られる。さらに、人による結束のような誤配
列は生じない。カバーを被せれば、圧接部の露出を防げ
るうえに、カバーで圧接電線を押圧などをすれば、電線
の抜け止め作用をなし得る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、電線をコネクタに圧接する際には、
圧接・布線機をクランプでもって配索体と一体にして、
圧接時の圧力がロボットアームに掛からないようにした
ものである。このようにすれば、圧接作用を確実になし
得るうえに、ロボットの故障も少なくなる。なお、配索
体との一体化は、配索体を配置した基台等の固定物を介
しての一体化も含む(以下、同じ)。
載の発明において、電線をコネクタに圧接する際には、
圧接・布線機をクランプでもって配索体と一体にして、
圧接時の圧力がロボットアームに掛からないようにした
ものである。このようにすれば、圧接作用を確実になし
得るうえに、ロボットの故障も少なくなる。なお、配索
体との一体化は、配索体を配置した基台等の固定物を介
しての一体化も含む(以下、同じ)。
【0014】請求項4記載の発明は、自動車用ワイヤー
ハーネス構造に係り、上記請求項1又は2記載の製造方
法により製造した自動車用ワイヤーハーネス構造であっ
て、上記配索体の溝に上記電線が直接に布線されて固定
されているとともに、その各電線の端はコネクタ又はカ
バーを被せたコネクタに接続されてなるものとしたので
ある。
ハーネス構造に係り、上記請求項1又は2記載の製造方
法により製造した自動車用ワイヤーハーネス構造であっ
て、上記配索体の溝に上記電線が直接に布線されて固定
されているとともに、その各電線の端はコネクタ又はカ
バーを被せたコネクタに接続されてなるものとしたので
ある。
【0015】請求項5乃至7記載の発明は、自動車用ワ
イヤーハーネスの製造装置に係るものであり、その請求
項5記載の発明は、電線供給機、ロボットアーム先端を
3次元的に動かし得る布線ロボット及びそのロボットア
ーム先端に設けた圧接・布線機とから成り、前記電線供
給機から電線を布線ロボットに導き、その圧接・布線機
により、配索体の溝に直接に電線を布線するとともに、
その電線端をコネクタに圧接することとしたものであ
る。
イヤーハーネスの製造装置に係るものであり、その請求
項5記載の発明は、電線供給機、ロボットアーム先端を
3次元的に動かし得る布線ロボット及びそのロボットア
ーム先端に設けた圧接・布線機とから成り、前記電線供
給機から電線を布線ロボットに導き、その圧接・布線機
により、配索体の溝に直接に電線を布線するとともに、
その電線端をコネクタに圧接することとしたものであ
る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、上記圧接・布線機にコネクタへのカバー取
付け機能を付加し、電線端をコネクタに圧接後、そのコ
ネクタにカバーを被せるようにしたのである。
明において、上記圧接・布線機にコネクタへのカバー取
付け機能を付加し、電線端をコネクタに圧接後、そのコ
ネクタにカバーを被せるようにしたのである。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の発明に上記圧接・布線機に上記配索体を挾持して、
圧接時の圧力がロボットアームに掛からないようにする
クランプを設けたのである。
載の発明に上記圧接・布線機に上記配索体を挾持して、
圧接時の圧力がロボットアームに掛からないようにする
クランプを設けたのである。
【0018】請求項8記載の発明は、圧接・布線機に係
り、移動自在な機器本体に、電線送り部、電線切断部、
電線圧接部、コネクタカバー圧入部及び電線押圧部を備
えて、複数の電線が前記電線送り部から電線切断部を通
って電線圧接部に至っており、上記電線送り部は複数の
電線を個別に送り可能なものであり、上記電線切断部は
切断刃からなり上記電線圧接部は圧接刃からなって、そ
の圧接刃を電線を介在してコネクタの端子に向かい進退
させて電線を圧接するものであり、上記コネクタカバー
圧入部は、カバーを持って電線圧接後のコネクタにその
カバーを被せるものであり、上記電線押圧部をなす押え
ローラは、進退可能で、電線を基台に押圧しながら電線
上を転動するものである構成としたのである。
り、移動自在な機器本体に、電線送り部、電線切断部、
電線圧接部、コネクタカバー圧入部及び電線押圧部を備
えて、複数の電線が前記電線送り部から電線切断部を通
って電線圧接部に至っており、上記電線送り部は複数の
電線を個別に送り可能なものであり、上記電線切断部は
切断刃からなり上記電線圧接部は圧接刃からなって、そ
の圧接刃を電線を介在してコネクタの端子に向かい進退
させて電線を圧接するものであり、上記コネクタカバー
圧入部は、カバーを持って電線圧接後のコネクタにその
カバーを被せるものであり、上記電線押圧部をなす押え
ローラは、進退可能で、電線を基台に押圧しながら電線
上を転動するものである構成としたのである。
【0019】この発明の圧接・布線機は、上述の請求項
1乃至7記載の圧接・布線機として使用することがで
き、ロボットアームなどの動きに伴う機器本体の動きに
従い、配索体の所定位置に配置されたコネクタ上に臨
み、電線を送り出してその端をコネクタ上に位置させ、
その端末を圧接刃でもってコネクタの刃に圧接する。こ
の後、布線態様に従い、電線を繰り出しながら機器本体
が動いて布線する。布線端に至れば、その位置のコネク
タに電線端末を圧接するとともに、その端末を切断す
る。コネクタには適宜にカバーを被せる。
1乃至7記載の圧接・布線機として使用することがで
き、ロボットアームなどの動きに伴う機器本体の動きに
従い、配索体の所定位置に配置されたコネクタ上に臨
み、電線を送り出してその端をコネクタ上に位置させ、
その端末を圧接刃でもってコネクタの刃に圧接する。こ
の後、布線態様に従い、電線を繰り出しながら機器本体
が動いて布線する。布線端に至れば、その位置のコネク
タに電線端末を圧接するとともに、その端末を切断す
る。コネクタには適宜にカバーを被せる。
【0020】上記電線切断部は、電線数の切断刃を有
し、その各切断刃は個別に電線を切断可能であるものと
すれば(請求項9)、途中で一部の電線のみを切断する
ことができ、布線長さの異なる電線を一度に布線し得
る。これは、布線途中でコネクタを圧接する場合に有利
である。切断できなければ、それ以降の布線は無駄にな
るからである。
し、その各切断刃は個別に電線を切断可能であるものと
すれば(請求項9)、途中で一部の電線のみを切断する
ことができ、布線長さの異なる電線を一度に布線し得
る。これは、布線途中でコネクタを圧接する場合に有利
である。切断できなければ、それ以降の布線は無駄にな
るからである。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の圧接・布線機において、圧接時に基台に掛止する
クランプを備えたものであり、上述と同様に、圧接作用
を確実になし得るなどの利点がある。
記載の圧接・布線機において、圧接時に基台に掛止する
クランプを備えたものであり、上述と同様に、圧接作用
を確実になし得るなどの利点がある。
【0022】
【発明の実施の形態】図1乃至7に、自動車用ワイヤー
ハーネスW及びその製造装置の一実施形態を示し、その
図において、Aは電線供給機、Bは圧接・布線ロボッ
ト、Wはワイヤーハーネスである。
ハーネスW及びその製造装置の一実施形態を示し、その
図において、Aは電線供給機、Bは圧接・布線ロボッ
ト、Wはワイヤーハーネスである。
【0023】電線供給機Aは、サプライスタンドSに複
数の電線束1が交換自在に備えられており、その各電線
束1…から案内シーブ2、ガイドローラ3を介して電線
aが圧接・布線ロボットBに導かれている。電線aの引
き出し数は任意であり、その引き出しはロボットBによ
って行われる。
数の電線束1が交換自在に備えられており、その各電線
束1…から案内シーブ2、ガイドローラ3を介して電線
aが圧接・布線ロボットBに導かれている。電線aの引
き出し数は任意であり、その引き出しはロボットBによ
って行われる。
【0024】圧接・布線ロボットBは、図示しないベー
スに回転自在な回転台10に、第1アーム11を揺動自
在、その第1アーム11に第2アーム12を回転及び揺
動自在にそれぞれ取付け、第2アーム12にヘッドとな
る圧接・布線機13を揺動自在に設けたものである。し
たがって、圧接・布線機13は3次元的に動いて、電線
供給機Aからの電線aを布線し得る。
スに回転自在な回転台10に、第1アーム11を揺動自
在、その第1アーム11に第2アーム12を回転及び揺
動自在にそれぞれ取付け、第2アーム12にヘッドとな
る圧接・布線機13を揺動自在に設けたものである。し
たがって、圧接・布線機13は3次元的に動いて、電線
供給機Aからの電線aを布線し得る。
【0025】ワイヤーハーネスWは、所要形の樋状外装
20に電線aを配索し、その端末をコネクタCに圧接し
たものである。外装20としては、ポリ塩化ビニル(P
VC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(P
P)等の容易に折曲できる合成樹脂、又はアルミニウム
などの金属等を使用した保形性のあるものとする。ま
た、外装20の断面形状としては、コ字状のみならず、
図2(b)に示すようにU字状、一部切欠円状等の種々
のものを採用し得る。樋状の場合、底の幅、側壁の高さ
は電線aの数に応じて適宜に選定する。その他の形状の
ものも同様である。
20に電線aを配索し、その端末をコネクタCに圧接し
たものである。外装20としては、ポリ塩化ビニル(P
VC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(P
P)等の容易に折曲できる合成樹脂、又はアルミニウム
などの金属等を使用した保形性のあるものとする。ま
た、外装20の断面形状としては、コ字状のみならず、
図2(b)に示すようにU字状、一部切欠円状等の種々
のものを採用し得る。樋状の場合、底の幅、側壁の高さ
は電線aの数に応じて適宜に選定する。その他の形状の
ものも同様である。
【0026】この圧接・布線ロボットBは、予め設定さ
れたプログラムに基づき、圧接・布線機13を三次元的
(XYZ軸方向)に動かし、電線供給機Aから電線aを
引き出しながら、外装20内に所要の布線を行う。この
布線時、外装20内面には、貼着層を形成しておき、布
線と同時に電線aを固着するようにするとよい。また、
布線につれて、圧接・布線機13に付設の上下動自在な
ローラ25で電線aを押圧するとよい(図3参照)。布
線の始端又は終端に至れば、その端末をコネクタC内の
所要の端子に圧接接続する。電線aには、エナメル線、
絶縁被覆線等の種々の電線を採用し得る。
れたプログラムに基づき、圧接・布線機13を三次元的
(XYZ軸方向)に動かし、電線供給機Aから電線aを
引き出しながら、外装20内に所要の布線を行う。この
布線時、外装20内面には、貼着層を形成しておき、布
線と同時に電線aを固着するようにするとよい。また、
布線につれて、圧接・布線機13に付設の上下動自在な
ローラ25で電線aを押圧するとよい(図3参照)。布
線の始端又は終端に至れば、その端末をコネクタC内の
所要の端子に圧接接続する。電線aには、エナメル線、
絶縁被覆線等の種々の電線を採用し得る。
【0027】その作用時、布線・圧接機13の動きは、
例えば、図2(a)の形状の外装20の場合、a部で
は、水平から上昇の動作のため、図3(a)に示すよう
に、一点鎖線→実線→二点鎖線のごとく向きを変えて、
布線方向に対応する。また、b部では、垂直から水平の
動作のため、図3(b)に示すように、一点鎖線→二点
鎖線→実線のごとく向きを変えて対応する。さらに、c
部では、水平面上の垂直方向への変換のため、図3
(c)に示すように、一点鎖線→二点鎖線→実線のごと
く向きを変えて対応する。
例えば、図2(a)の形状の外装20の場合、a部で
は、水平から上昇の動作のため、図3(a)に示すよう
に、一点鎖線→実線→二点鎖線のごとく向きを変えて、
布線方向に対応する。また、b部では、垂直から水平の
動作のため、図3(b)に示すように、一点鎖線→二点
鎖線→実線のごとく向きを変えて対応する。さらに、c
部では、水平面上の垂直方向への変換のため、図3
(c)に示すように、一点鎖線→二点鎖線→実線のごと
く向きを変えて対応する。
【0028】また、この圧接・布線機13(ロボット
B)では、例えば、図4に示すように、コネクタCから
コネクタCまでのものをまとめて布線し、例えば、同図
において、コネクタC1 からC2 までは、4本の電線a
が至っているため、両者間では、4本の電線aを引き出
して布線し、その両端をコネクタC1 、C2 に圧接す
る。また、C1 からC3 までは、4本の電線aが至って
いるため、両者間では、4本の電線aを引き出して布線
し、その両端をコネクタC1 、C3 に圧接する。全ての
布線が終った後、図5に示すようにカバー21を被せて
ワイヤーハーネスWとする。カバー21に代えて、外装
20内に樹脂を充填(モールド)してもよい。カバー2
1の被覆、樹脂の充填は、他の場所に移動させて行って
もよい。このようにすれば、ロボットBに新たな外装2
0を送り込むことにより、布線及びカバー被覆等の作業
を連続的に行い得る。コネクタCには、そのコネクタC
への全ての電線aの圧接が終了した後、又は全ての布線
及び圧接が終了した後、などの適宜な時にカバーDを被
せる。
B)では、例えば、図4に示すように、コネクタCから
コネクタCまでのものをまとめて布線し、例えば、同図
において、コネクタC1 からC2 までは、4本の電線a
が至っているため、両者間では、4本の電線aを引き出
して布線し、その両端をコネクタC1 、C2 に圧接す
る。また、C1 からC3 までは、4本の電線aが至って
いるため、両者間では、4本の電線aを引き出して布線
し、その両端をコネクタC1 、C3 に圧接する。全ての
布線が終った後、図5に示すようにカバー21を被せて
ワイヤーハーネスWとする。カバー21に代えて、外装
20内に樹脂を充填(モールド)してもよい。カバー2
1の被覆、樹脂の充填は、他の場所に移動させて行って
もよい。このようにすれば、ロボットBに新たな外装2
0を送り込むことにより、布線及びカバー被覆等の作業
を連続的に行い得る。コネクタCには、そのコネクタC
への全ての電線aの圧接が終了した後、又は全ての布線
及び圧接が終了した後、などの適宜な時にカバーDを被
せる。
【0029】上記圧接・布線機13の動作フローの一例
を示せば、図6のごとくとなり、基本布線パターンを示
せば、直線(図7(a))、カーブ(同(b))、直角
曲り(同(c))、交差(同(d))、直線+カーブ
(同(e))などとなる。
を示せば、図6のごとくとなり、基本布線パターンを示
せば、直線(図7(a))、カーブ(同(b))、直角
曲り(同(c))、交差(同(d))、直線+カーブ
(同(e))などとなる。
【0030】図8乃至図17には、前述の圧接・布線ロ
ボットBの圧接・布線機13として採用し得る一実施形
態を示し、この圧接・布線機30は、ロボット13の第
2アーム12に固着される基枠(機器本体)31に、電
線送り部40、電線切断部50、電線圧接部60、コネ
クタカバー圧入部70及び電線押圧部80を備えてい
る。
ボットBの圧接・布線機13として採用し得る一実施形
態を示し、この圧接・布線機30は、ロボット13の第
2アーム12に固着される基枠(機器本体)31に、電
線送り部40、電線切断部50、電線圧接部60、コネ
クタカバー圧入部70及び電線押圧部80を備えてい
る。
【0031】電線送り部40は基枠31の前面にあり、
モータ41によりギア41aを介して回転する対の回転
ローラ42と、そのローラ42に接離する送り出しロー
ラ43とから成る。対の回転ローラ42は、図12に示
すようにギア41aによって同一方向に同一速度で回転
する。図中、41bはベアリングである。モータ41と
ローラ42、43等は移動ブロック45に設けられてお
り、このブロック45は、エアシリンダ44aによって
ガイド44bを上下動する。
モータ41によりギア41aを介して回転する対の回転
ローラ42と、そのローラ42に接離する送り出しロー
ラ43とから成る。対の回転ローラ42は、図12に示
すようにギア41aによって同一方向に同一速度で回転
する。図中、41bはベアリングである。モータ41と
ローラ42、43等は移動ブロック45に設けられてお
り、このブロック45は、エアシリンダ44aによって
ガイド44bを上下動する。
【0032】送り出しローラ43は、布線する電線aの
数に応じて設けられており、この実施形態では10本の
ため、10個ある。また、各送り出しローラ43は幅方
向(図11左右方向)に上下に千鳥足状に配置させて、
隣接するローラ43同士が干渉しないようになってい
る。この各送り出しローラ43と回転ローラ42間には
導入孔43aからの電線aが導かれ、両ローラ42、4
3が電線aを介在し圧接状態で回転することにより、電
線aが下方に送り出される。その圧接時間Tの制御によ
って、電線aの送り量が決定される(図17参照)。
数に応じて設けられており、この実施形態では10本の
ため、10個ある。また、各送り出しローラ43は幅方
向(図11左右方向)に上下に千鳥足状に配置させて、
隣接するローラ43同士が干渉しないようになってい
る。この各送り出しローラ43と回転ローラ42間には
導入孔43aからの電線aが導かれ、両ローラ42、4
3が電線aを介在し圧接状態で回転することにより、電
線aが下方に送り出される。その圧接時間Tの制御によ
って、電線aの送り量が決定される(図17参照)。
【0033】さらに、送り出しローラ43はY字状リン
ク44の一端に取付けられ、リンク44の他端44cは
押圧片となっている。各リンク44の基端はそれぞれエ
アシリンダ46のプランジャに連結されており、プラン
ジーの伸縮(進退)によって、回転ローラ42に送り出
しローラ43が圧接する状態と、回転ローラ42から送
り出しローラ43が離れて、押圧片44cが電線aに圧
接する状態が択一的に決定される。
ク44の一端に取付けられ、リンク44の他端44cは
押圧片となっている。各リンク44の基端はそれぞれエ
アシリンダ46のプランジャに連結されており、プラン
ジーの伸縮(進退)によって、回転ローラ42に送り出
しローラ43が圧接する状態と、回転ローラ42から送
り出しローラ43が離れて、押圧片44cが電線aに圧
接する状態が択一的に決定される。
【0034】移動ブロック45の下面には一方の電線ガ
イド47aが設けられており、このガイド47aに回転
ローラ42と送り出しローラ43間を通った電線aが通
る。他方の電線ガイド47bは基枠31の前面下部に設
けられており、このガイド47bに一方のガイド47a
からの電線aが導入されて、切断部50に導かれる。一
方の電線ガイド47aは電線aの数の溝を有する板片を
重ねて作り(図10参照)、他方の電線ガイド47bは
電線aの数に縦割りした板片に電線ガイド溝を形成し、
その板片を重ねることにより作る(図11、13参
照)。両ガイド47a、47bの連結部は出没自在に嵌
合している。
イド47aが設けられており、このガイド47aに回転
ローラ42と送り出しローラ43間を通った電線aが通
る。他方の電線ガイド47bは基枠31の前面下部に設
けられており、このガイド47bに一方のガイド47a
からの電線aが導入されて、切断部50に導かれる。一
方の電線ガイド47aは電線aの数の溝を有する板片を
重ねて作り(図10参照)、他方の電線ガイド47bは
電線aの数に縦割りした板片に電線ガイド溝を形成し、
その板片を重ねることにより作る(図11、13参
照)。両ガイド47a、47bの連結部は出没自在に嵌
合している。
【0035】電線切断部50、電線圧接部60及びコネ
クタカバー圧入部70の駆動はサーボモータ33によっ
て行われる。このサーボモータ33は基枠31の上部に
固定され、その回転軸33aが軸受34aを介しボール
ナット34にねじ通されている。このボールナット34
は基枠31に上下動自在にガイド35aを介して嵌まっ
た昇降板35に固定されており、回転軸33aの回転に
より昇降板35が昇降する。この昇降によって電線切断
部50等の駆動がなされる。
クタカバー圧入部70の駆動はサーボモータ33によっ
て行われる。このサーボモータ33は基枠31の上部に
固定され、その回転軸33aが軸受34aを介しボール
ナット34にねじ通されている。このボールナット34
は基枠31に上下動自在にガイド35aを介して嵌まっ
た昇降板35に固定されており、回転軸33aの回転に
より昇降板35が昇降する。この昇降によって電線切断
部50等の駆動がなされる。
【0036】電線切断部50は上記他方の電線ガイド4
7bの後段にあって、基枠31に固定のガイドブロック
32に上下方向自在に嵌められた上刃51と、同ブロッ
ク32に固定の下刃52とからなり、上刃51の下降に
より、下刃52との協働によって電線aを切断する(図
10参照)。両刃51、52は電線aの並列方向全長に
亘る幅を有し、上刃51はその刃先部がくし歯状となっ
て後述の切断刃ガイド62のスリット62aの前部に出
入する。上刃51の昇降機構はつぎの電線圧接部60で
説明する。
7bの後段にあって、基枠31に固定のガイドブロック
32に上下方向自在に嵌められた上刃51と、同ブロッ
ク32に固定の下刃52とからなり、上刃51の下降に
より、下刃52との協働によって電線aを切断する(図
10参照)。両刃51、52は電線aの並列方向全長に
亘る幅を有し、上刃51はその刃先部がくし歯状となっ
て後述の切断刃ガイド62のスリット62aの前部に出
入する。上刃51の昇降機構はつぎの電線圧接部60で
説明する。
【0037】電線圧接部60は、上記ガイドブロック3
2に上下動自在に嵌められたくし歯状の圧接刃61とそ
のガイド62とからなる(図15参照)。そのガイド6
2は基枠31にボルト止めされており、図15に示すよ
うに上下方向及び前後方向に貫通するスリット62a、
62bが形成されている。その前後方向のスリット62
bに電線aが導かれ、上下方向のスリット62aに圧接
刃61が嵌入して、その電線aを押し下げて圧接する。
このとき、スリット62bがガイドとなって電線aをコ
ネクタCに導びく。すなわち、圧接刃61から電線aが
外れることなく、圧接がなされる。
2に上下動自在に嵌められたくし歯状の圧接刃61とそ
のガイド62とからなる(図15参照)。そのガイド6
2は基枠31にボルト止めされており、図15に示すよ
うに上下方向及び前後方向に貫通するスリット62a、
62bが形成されている。その前後方向のスリット62
bに電線aが導かれ、上下方向のスリット62aに圧接
刃61が嵌入して、その電線aを押し下げて圧接する。
このとき、スリット62bがガイドとなって電線aをコ
ネクタCに導びく。すなわち、圧接刃61から電線aが
外れることなく、圧接がなされる。
【0038】圧接刃6は、図15に示すようにばね63
によって昇降板35に吊られており、側面のストッパ6
1aがガイドブロック32の下面に当接してそれ以上の
上昇が阻止される。すなわち、圧接刃61は、昇降板3
5が昇降しても、ばね63が伸縮するだけで昇降板35
とは切り離されているため、不動である。一方、昇降板
35には圧接刃61のフック61bに係止する治具63
がエアシリンダ64によって進退自在に設けられてお
り、図9、15実線のごとく、フック61bに対し治具
63上部が係止しない状態では、昇降板35とともに治
具63が下降しても圧接刃61は動かないが、同図鎖線
のごとく、フック61bに対し治具63上部が係止した
状態では、昇降板35の下降はその治具63を介して圧
接刃61に伝わる。すなわち、昇降板35とともに圧接
刃61も下降して電線aを押し下げる。
によって昇降板35に吊られており、側面のストッパ6
1aがガイドブロック32の下面に当接してそれ以上の
上昇が阻止される。すなわち、圧接刃61は、昇降板3
5が昇降しても、ばね63が伸縮するだけで昇降板35
とは切り離されているため、不動である。一方、昇降板
35には圧接刃61のフック61bに係止する治具63
がエアシリンダ64によって進退自在に設けられてお
り、図9、15実線のごとく、フック61bに対し治具
63上部が係止しない状態では、昇降板35とともに治
具63が下降しても圧接刃61は動かないが、同図鎖線
のごとく、フック61bに対し治具63上部が係止した
状態では、昇降板35の下降はその治具63を介して圧
接刃61に伝わる。すなわち、昇降板35とともに圧接
刃61も下降して電線aを押し下げる。
【0039】この圧接刃61の昇降機構は、上述の切断
刃の上刃51及び後述のコネクタカバー圧入部70の昇
降に同様な構造で採用されており、それぞれのエアシリ
ンダ64を選択的に動かすことにより、昇降板35の下
降とともに上刃51、圧接刃61、圧入レバー71が下
降してそれらの作用をなす。
刃の上刃51及び後述のコネクタカバー圧入部70の昇
降に同様な構造で採用されており、それぞれのエアシリ
ンダ64を選択的に動かすことにより、昇降板35の下
降とともに上刃51、圧接刃61、圧入レバー71が下
降してそれらの作用をなす。
【0040】コネクタカバー圧入部70は、ガイドブロ
ック32に昇降自在に嵌められたL字状の圧入レバー7
1と、それレバー71に固定の吸着具72とからなる。
この吸着具72に吸気管72aが真空用フリーマウント
シリンダ73を介して接続されて、吸気されることによ
り、カバーDを吸着する。
ック32に昇降自在に嵌められたL字状の圧入レバー7
1と、それレバー71に固定の吸着具72とからなる。
この吸着具72に吸気管72aが真空用フリーマウント
シリンダ73を介して接続されて、吸気されることによ
り、カバーDを吸着する。
【0041】電線押圧部80は、基枠31に固定のエア
シリンダ81と、そのエアシリンダ81のプランジャに
固着した門型フレーム82と、そのフレーム82の下端
に設けた複数の押圧ローラ83とから成るコアシリンダ
81の作動により、ローラ83が昇降し、下降時、ロー
ラ83により電線aが押圧される。
シリンダ81と、そのエアシリンダ81のプランジャに
固着した門型フレーム82と、そのフレーム82の下端
に設けた複数の押圧ローラ83とから成るコアシリンダ
81の作動により、ローラ83が昇降し、下降時、ロー
ラ83により電線aが押圧される。
【0042】基枠31の両側にはクランプ91が設けら
れており、このクランプ91は、その基部のピニオン9
1aがラック92に噛み合い、ラック92がエアシリン
ダ93により昇降すると、図9破線から実線のごとく回
転し、作業台(基台)Kに係止する。
れており、このクランプ91は、その基部のピニオン9
1aがラック92に噛み合い、ラック92がエアシリン
ダ93により昇降すると、図9破線から実線のごとく回
転し、作業台(基台)Kに係止する。
【0043】この圧接・布線機30は以上の構成であ
り、つぎに、その作用について図16とともに説明する
と、電線aが送り出し部40を通って切断部に至り、リ
ンク44の押圧片44cが各電線aを押圧している状態
において、まず、図16(a)に示すように上刃51を
下降して、電線aを切断し、その先端を揃える。このと
き、前もって、吸着具72にコネクタカバーDは吸着し
ておく。
り、つぎに、その作用について図16とともに説明する
と、電線aが送り出し部40を通って切断部に至り、リ
ンク44の押圧片44cが各電線aを押圧している状態
において、まず、図16(a)に示すように上刃51を
下降して、電線aを切断し、その先端を揃える。このと
き、前もって、吸着具72にコネクタカバーDは吸着し
ておく。
【0044】つぎに、送り出し部40のエアシリンダ4
4aを伸長してブロック45を長さL下降すると(図1
0参照)、その長さL分、電線aが下刃52から突出す
るとともにガイド62のスリット62bに入り、その状
態で、図16(b)に示すように、圧接刃61を下降す
ると、電線aは押し下げられてコネクタCの端子tに圧
接し、コネクタCにカバーDを嵌める(同図C)。
4aを伸長してブロック45を長さL下降すると(図1
0参照)、その長さL分、電線aが下刃52から突出す
るとともにガイド62のスリット62bに入り、その状
態で、図16(b)に示すように、圧接刃61を下降す
ると、電線aは押し下げられてコネクタCの端子tに圧
接し、コネクタCにカバーDを嵌める(同図C)。
【0045】その後、吸引を解いて、カバーDを離し、
同図(d)に示すように、布線径路に沿って、圧接・布
線機30を動かすとともに、押圧ローラ83を下降させ
て、送り出される電線aを押し付ける。このとき、動き
につれて、送り出し部40の送り出しローラ43を適宜
に圧接し、その電線aの送り出しを円滑に行う。また、
屈曲径路では、図17に示すように、その各送り出しロ
ーラ43の圧接時間Tを制御し、内外径路差に対応する
送り出し量とする。
同図(d)に示すように、布線径路に沿って、圧接・布
線機30を動かすとともに、押圧ローラ83を下降させ
て、送り出される電線aを押し付ける。このとき、動き
につれて、送り出し部40の送り出しローラ43を適宜
に圧接し、その電線aの送り出しを円滑に行う。また、
屈曲径路では、図17に示すように、その各送り出しロ
ーラ43の圧接時間Tを制御し、内外径路差に対応する
送り出し量とする。
【0046】布線の終端に至れば、圧接刃61を下降し
てコネクタCに電線aを圧接するとともに、切断刃51
を下降させて電線aを切断する。この布線時、途中で、
コネクタCに圧接する場合には、圧接刃61を下降すれ
ばよく、その場合には、図18に示すワイヤーハーネス
Wとなる。なお、コネクタCは、人又は自動機により所
要位置にセットされる。
てコネクタCに電線aを圧接するとともに、切断刃51
を下降させて電線aを切断する。この布線時、途中で、
コネクタCに圧接する場合には、圧接刃61を下降すれ
ばよく、その場合には、図18に示すワイヤーハーネス
Wとなる。なお、コネクタCは、人又は自動機により所
要位置にセットされる。
【0047】また、最初は、送り出し部40に送られて
いる電線aの全てを圧接するのではなく、その一部を圧
接する場合には、エアシリンダ45aの下降時、その圧
接しない電線aは押圧片44bで押さえず自由にして引
き出されないようにするか、又はエアシリンダ45aを
下降させずに送り出しローラ43の選択によって、所要
の電線aを送り出し、その送り出された電線aをコネク
タCに圧接後、布線途中において、新たな電線aを付加
する場合には、その電線aの送りを開始する。その開始
時にコネクタCへの圧接を行う。そのようなワイヤーハ
ーネスWは、例えば図19に示すものとなる。
いる電線aの全てを圧接するのではなく、その一部を圧
接する場合には、エアシリンダ45aの下降時、その圧
接しない電線aは押圧片44bで押さえず自由にして引
き出されないようにするか、又はエアシリンダ45aを
下降させずに送り出しローラ43の選択によって、所要
の電線aを送り出し、その送り出された電線aをコネク
タCに圧接後、布線途中において、新たな電線aを付加
する場合には、その電線aの送りを開始する。その開始
時にコネクタCへの圧接を行う。そのようなワイヤーハ
ーネスWは、例えば図19に示すものとなる。
【0048】なお、図4、図18、図19で示すコネク
タCは、図20、21で示す断面形状(図20)、及び
端子tの形状(図21)をしており、端子tは鎖線から
実線のごとく、立ち上げ折曲して作り、その端子tをコ
ネクタハウジングCに挿入する。電線aは端子tのスロ
ットに圧入することにより圧接される。
タCは、図20、21で示す断面形状(図20)、及び
端子tの形状(図21)をしており、端子tは鎖線から
実線のごとく、立ち上げ折曲して作り、その端子tをコ
ネクタハウジングCに挿入する。電線aは端子tのスロ
ットに圧入することにより圧接される。
【0049】実施形態の切断刃(上刃)51は一枚のも
のとしたが、各電線a毎に一つの刃を対応させて、その
各刃を個別に動かし得るものとし得る。このようにする
と、布線途中において、所要の電線aを切断することが
でき、各コネクタC、C間の布線態様の変化に対応し得
る。
のとしたが、各電線a毎に一つの刃を対応させて、その
各刃を個別に動かし得るものとし得る。このようにする
と、布線途中において、所要の電線aを切断することが
でき、各コネクタC、C間の布線態様の変化に対応し得
る。
【0050】また、実施形態は、外装20への電線配索
の場合であったが、図22に示すように、インストルメ
ントパネルPに配索溝hを形成し、その溝hに同様にし
て、電線aを配索するとともに、コネクタCを取付け
て、ワイヤーハーネスWを構成してもよい。図中、9は
ワイヤーハーネスWの止め金具である。パネルP以外に
も、ドアなどに配索し得る。
の場合であったが、図22に示すように、インストルメ
ントパネルPに配索溝hを形成し、その溝hに同様にし
て、電線aを配索するとともに、コネクタCを取付け
て、ワイヤーハーネスWを構成してもよい。図中、9は
ワイヤーハーネスWの止め金具である。パネルP以外に
も、ドアなどに配索し得る。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のようにして、布線と
ともにコネクタへの圧接取付けを行うので、作業スペー
スも広く必要とせず、製造効率も良いものである。
ともにコネクタへの圧接取付けを行うので、作業スペー
スも広く必要とせず、製造効率も良いものである。
【図1】この発明に係る製造装置の一実施形態の概略斜
視図
視図
【図2】外装の各例を示し、(a)は一例の全体斜視
図、(b)は他例の部分斜視図
図、(b)は他例の部分斜視図
【図3】同製造装置の一実施形態の作用説明図
【図4】ワイヤーハーネスの配索説明図
【図5】ワイヤーハーネスの斜視図
【図6】布線動作フロー図
【図7】基本布線パターン図
【図8】圧接・布線機の一実施形態の概略斜視図
【図9】図8の一部を欠如した左側面図
【図10】図8の切断正面図
【図11】図8の要部右切断側面図
【図12】図8の一部切欠き平面図
【図13】図8の切断平面図
【図14】図8の切断一部平面図
【図15】図8の要部斜視図
【図16】同圧接・布線機の作用説明図
【図17】電線送り作用説明図
【図18】ワイヤーハーネスの一部斜視図
【図19】ワイヤーハーネスの一部斜視図
【図20】コネクタの断面図
【図21】コネクタ端子の斜視図
【図22】他のワイヤーハーネスの配索図
【図23】従来のワイヤーハーネスの製造装置の概略図
【図24】従来のワイヤーハーネスの製造装置の概略図
【図25】ワイヤーハーネスの一例の斜視図
A 電線供給機 B 圧接・布線ロボット C、C1 、C2 コネクタ D コネクタカバー P インストルメントパネル W ワイヤーハーネス S サプライスタンド 1 電線束 10 圧接・布線ロボット回転台 11、12 圧接布線ロボットアーム 13 圧接・布線機 20 外装 21 外装カバー 30 圧接・布線機 31 圧接・布線機基枠(機器本体) 32 ガイドブロック 33 サーボモータ 34 ボールナット 35 昇降板 40 電線送り部 42a 回転ローラ 43 送り出しローラ 44a エアシリンダ 45 移動ブロック 47a、47b 電線ガイド 50 電線切断部 51 切断上刃 52 切断下刃 60 電線圧接部 61 圧接刃 62 電線ガイド 64 エアシリンダ 70 コネクタカバー圧入部 71 圧入レバー 72 吸着具 80 電線押圧部 81 エアシリンダ 83 押えローラ 91 クランプ 93 エアシリンダ a 電線 t 端子
Claims (10)
- 【請求項1】 電線供給機Aからロボットアーム先端を
3次元的に動かし得る布線ロボットBに所要本数の電線
aを導き、布線ロボットBの前記ロボットアーム先端の
圧接・布線機13により、配索体20の溝に対して直接
に前記電線aを布線するとともに、その電線端をコネク
タCに圧接することを特徴とする自動車用ワイヤーハー
ネスの製造方法。 - 【請求項2】 上記圧接・布線機13により、電線端を
コネクタCに圧接後、そのコネクタCにカバーDを被せ
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動車用
ワイヤーハーネスの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車用ワイヤー
ハーネスの製造方法において、電線aをコネクタCに圧
接する際には、圧接・布線機13をクランプでもって配
索体と一体にして、圧接時の圧力がロボットアームに掛
からないようにしたことを特徴とする自動車用ワイヤー
ハーネスの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の製造方法により製
造した自動車用ワイヤーハーネス構造であって、上記配
索体20の溝に上記電線aが直接に布線されて固定され
ているとともに、その各電線aの端はコネクタC又はカ
バーDを被せたコネクタCに接続されてなる自動車用ワ
イヤーハーネス構造。 - 【請求項5】 電線供給機A、ロボットアーム先端を3
次元的に動かし得る布線ロボットB及びそのロボットア
ーム先端に設けた圧接・布線機13とから成り、前記電
線供給機Aから電線aを布線ロボットBに導き、その圧
接・布線機13により、配索体20の溝に直接に電線a
を布線するとともに、その電線端をコネクタCに圧接す
ることを特徴とする自動車用ワイヤーハーネスの製造装
置。 - 【請求項6】 上記圧接・布線機13にコネクタCへの
カバーD取付け機能を付加し、電線端をコネクタCに圧
接後、そのコネクタCにカバーDを被せるようにしたこ
とを特徴とする請求項5記載の自動車用ワイヤーハーネ
スの製造装置。 - 【請求項7】 請求項5又は6記載の自動車用ワイヤー
ハーネスの製造装置において、上記圧接・布線機13に
上記配索体20を挾持して、圧接時の圧力がロボットア
ームに掛からないようにするクランプを設けたことを特
徴とする自動車用ワイヤーハーネスの製造装置。 - 【請求項8】 移動自在な機器本体31に、電線送り部
40、電線切断部50、電線圧接部60、コネクタカバ
ー圧入部70及び電線押圧部80を備えて、複数の電線
aが前記電線送り部40から電線切断部50を通って電
線圧接部60に至っており、 上記電線送り部40は複数の電線aを個別に送り可能な
ものであり、 上記電線切断部50は切断刃51、52からなり、上記
電線圧接部60は圧接刃61からなって、その圧接刃6
1を電線aを介在してコネクタCの端子tに向かい進退
させて電線aを圧接するものであり、 上記コネクタカバー圧入部70は、カバーDを持って電
線圧接後のコネクタCにそのカバーDを被せるものであ
り、 上記電線押圧部80をなす押えローラ83は、進退可能
で、電線aを基台Kに押圧しながら電線a上を転動する
ものであることを特徴とする圧接・布線機。 - 【請求項9】 上記電線切断部50は、電線数の切断刃
を有し、その各切断刃は個別に電線aを切断可能である
ことを特徴とする請求項8記載の圧接・布線機。 - 【請求項10】 圧接時に基台Kに掛止するクランプ9
1を備えたことを特徴とする請求項8又は9記載の圧接
・布線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140247A JPH09320364A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 自動車用ワイヤーハーネス及びその製造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140247A JPH09320364A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 自動車用ワイヤーハーネス及びその製造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320364A true JPH09320364A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15264344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140247A Pending JPH09320364A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 自動車用ワイヤーハーネス及びその製造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09320364A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004127601A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Fujikura Ltd | 補機のケーブル接続構造及び防水構造 |
| JP2017027894A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 矢崎総業株式会社 | カバー装着用治具及びカバー装着方法 |
| CN116061146A (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-05 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种建筑机器人 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP8140247A patent/JPH09320364A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004127601A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Fujikura Ltd | 補機のケーブル接続構造及び防水構造 |
| JP2017027894A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 矢崎総業株式会社 | カバー装着用治具及びカバー装着方法 |
| CN116061146A (zh) * | 2021-11-01 | 2023-05-05 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种建筑机器人 |
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