JPH09323973A - アミド系化合物またはその塩の製造方法 - Google Patents

アミド系化合物またはその塩の製造方法

Info

Publication number
JPH09323973A
JPH09323973A JP16114196A JP16114196A JPH09323973A JP H09323973 A JPH09323973 A JP H09323973A JP 16114196 A JP16114196 A JP 16114196A JP 16114196 A JP16114196 A JP 16114196A JP H09323973 A JPH09323973 A JP H09323973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
general formula
reaction
formula
carboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16114196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokiya Kimura
時也 木村
Tetsuo Yoneda
哲夫 米田
Toru Wakabayashi
徹 若林
Fumihiro Fukui
文浩 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP16114196A priority Critical patent/JPH09323973A/ja
Publication of JPH09323973A publication Critical patent/JPH09323973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は有害生物防除剤の有効成分として有用
なアミド系化合物の製造方法を提供する。 【解決手段】 一般式(I)の化合物と式(II)で表され
る化合とを反応させて一般式(III)で表されるピリジン
−3−カルボン酸アミド誘導体を製造する第1段階、お
よび一般式(III)の化合物を加水分解し、一般式(I
V)の化合物を経由して一般式(V)の化合物に至る第
2段階から成る、一般式(V)で表されるN−(シアノ
メチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カルボン酸
アミド化合物の製造方法 〔式中、Yはハロアルキル基であり、Halはハロゲン
原子である〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4−ハロアルキルピリ
ジン−3−カルボン酸ハライドと、メチレンアミノアセ
トニトリルとを原料として、有害動物防除剤の有効成分
として有用なアミド系化合物またはその塩を製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】前記アミド系化合物またはその塩の、4
−ハロアルキルピリジン−3−カルボン酸ハライドと特
定のアミン類とを原料とした製造方法は、特開平6−3
21903号に記載されている。しかしながら、この方
法の原料であるアミン類は不安定である場合が多く、
該アミン類を反応工程中で製造する、該アミン類を過
剰に使用する、などの対策をとる必要がありコスト高と
なっていた。また、特開昭59−7197号には、特定
のアシルハライドとメチレンアミノアセトニトリルとを
原料として、除草剤の有効成分として有用なN−ホスホ
ノメチルグリシンを製造する方法が記載されているが、
本発明のアミド系化合物またはその塩の製造方法は記載
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、低コストで安定した原料を用い、簡便な反
応工程により、高い収率で目的化合物を製造することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(V);
【化13】
【0005】(式中、Yはハロアルキル基である)で表
されるアミド系化合物またはその塩の製造方法であっ
て、(i) 一般式(I);
【化14】
【0006】(式中、Yはハロアルキル基で、Halは
ハロゲン原子である)で表される化合物と、式(II);
【化15】
【0007】で表される化合物とを反応させて、一般式
(III) ;
【化16】
【0008】(式中、Yはハロアルキル基であり、Ha
lはハロゲン原子である)で表されるN−(シアノメチ
ル)−N−(ハロメチル)−4−ハロアルキルピリジン
−3−カルボン酸アミドを製造する第1段階、(ii)一般
式(III) の化合物を加水分解し、一般式(IV);
【化17】
【0009】(式中、Yはハロアルキル基である)で表
されるN−(シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチ
ル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミ
ドを経由して、一般式(V)の化合物を製造する第2段
階から成る、前記アミド系化合物またはその塩の製造方
法である。
【0010】一般式(I)、(III) 、(IV)および(V)
中のYで表されるハロアルキル基としては、CF3 、C
HF2 、CF2 Cl、CFCl2 、CCl3 、CH2
3、CF2 CF3 、CHBr2 、CH2 Brなどのよ
うな炭素数1〜2、ハロゲン原子1〜5のハロアルキル
基が望ましく、トリフルオロメチル基が特に望ましい。
また、一般式(I)および(III) 中のHalで表される
ハロゲン原子としてはフッ素、塩素または臭素が望まし
いが、塩素が特に望ましい。また、式(II)の化合物
は、3量体であり、実際的には1,3,5−トリシアノ
メチルヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジンと命名さ
れるべき化合物であるが、一般には単量体であるメチレ
ンアミノアセトニトリルの名前で呼ばれている。
【0011】本発明に係るアミド系化合物またはその塩
の製造方法を以下に詳述する。
【化18】
【0012】第1段階の反応における一般式(I)の化
合物および式(II)の化合物の使用量は一般式(I)の
化合物、溶媒の使用の有無またはその種類、反応条件な
どの相違により異なり、一概に規定できないが、通常一
般式(I)の化合物1モルに対して0.3〜0.5モル
(0.9〜1.5当量)、望ましくは0.33〜0.4
モル(1.0〜1.2当量)の割合で式(II)の化合物
が使用される。
【0013】第1段階の反応では溶媒を使用するのが望
ましい。具体的には非プロトン性の溶媒が使用でき、例
えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素;ペンタン、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素;二塩
化エチレン、二塩化プロピレン、塩化メチレン、クロロ
ホルムのようなハロゲン化炭化水素;ジエチルエーテ
ル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフランのようなエ
ーテル類;酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類;
アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;N,N
─ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジオキサン
のような非プロトン性極性溶媒などが使用できる。これ
ら溶媒は単独で、あるいは混用して使用することができ
る。第1段階の反応における溶媒の使用量は、他の反応
条件によって決まるので一概に規定できないが、一般式
(I)の化合物1gに対して通常1〜20ml、望まし
くは2〜5mlの割合で溶媒が使用される。
【0014】第1段階の反応の反応温度および反応時間
は、他の反応条件によって決まるので一概に規定できな
いが、反応温度は通常0〜+150℃、望ましくは40
〜+120℃であり、反応時間は通常0.1〜24時間
望ましくは0.5〜3時間である。
【0015】本発明では、第1段階の反応終了後の一般
式(III) の化合物を含む反応液を、そのまま連続して第
2段階以下の反応に供することができるし、該反応液に
通常の溶媒留去、洗浄、乾燥などの操作を施した後、一
般式 (III)の化合物を単離し、このものを第2段階以下
の反応に供することもできる。また、一般式 (III)の化
合物であるN−(シアノメチル)−N−(ハロメチル)
−4−ハロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミド
は、前記特開平6−321903号に記載のアミド系化
合物の一つである。
【0016】なお、第1段階の反応における種々の条
件、すなわち一般式(I)および式(II)の化合物の使
用量、溶媒の種類およびその使用量、反応温度ならびに
反応時間各々の設定に際しては、各々の条件毎に示され
た通常の範囲の数値と望ましい範囲の数値から適宜相互
に選択し、組み合わせることができる。
【0017】第2段階の反応は、一般式(III)の化合物
を加水分解し、一般式(IV)の化合物を経由して最終生成
物である一般式(V)の化合物を製造する反応である。
第2段階の反応の反応温度および反応時間は、他の反応
条件によって決まるので一概に規定できないが、反応温
度は通常0〜+110℃、反応時間は通常10分〜24
時間である。第2段階の反応を行う方法としては、一
般式(III)の化合物を酸性条件下で加水分解することに
より、一般式(IV)の化合物および/または一般式(V)
の化合物を製造する方法、一般式(III)の化合物を酸
性条件下で加水分解して一般式(IV)の化合物を一旦生成
させ、このものを塩基で中和することにより一般式
(V)の化合物を製造する方法、一般式(III)の化合
物を塩基の存在下で加水分解することにより一般式
(V)の化合物を製造する方法がある。それぞれの方法
によって、該反応の詳細が変わってくるので、それらに
つき以下に述べる。
【0018】前記の一般式(III)の化合物の加水分解
を酸性条件下で行い、一般式(IV)の化合物および/また
は一般式(V)の化合物を製造する方法としては、一般
式(III)の化合物に水のみを加えて加水分解を行う方法
および一般式(III)の化合物に水および酸を加えて加水
分解を行う方法がある。前者の場合、一般式(III)の化
合物と水とが反応し、塩酸が徐々に遊離してくるので、
反応液が徐々に酸性を示す。従って、酸性条件下で加水
分解を行うことができる。一方、後者の場合は反応初期
から反応液が酸性を示すので、酸性条件下で加水分解を
行うことができる。後者の方法で使用できる酸として
は、例えば塩酸、硫酸、硝酸などの鉱酸;メタンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸のような有機系の強酸;ステアリン酸、パルミ
チン酸、酢酸などの有機系の弱酸などが使用できるが、
鉱酸または有機系の強酸を使用するのが望ましい。ま
た、これらの酸は単独であるいは混用して使用すること
ができる。
【0019】一般式(III)の化合物の加水分解を酸性条
件下で行うと、通常は一般式(IV)の化合物が生成する。
しかしながら、反応条件によっては一般式(IV)の化合物
が生成する反応と、生成した一般式(IV)の化合物からホ
ルムアルデヒドが脱離する反応とが同時に進行するた
め、一般式(IV)の化合物と一般式(V)の化合物との混
合物または一般式(V)の化合物が生成する。生成した
一般式(IV)の化合物または一般式(IV)の化合物と一般式
(V)の化合物との混合物をさらに加水分解すると、一
般式(V)の化合物を製造することができる。なお、一
般式(III)の化合物の酸性条件下における加水分解の反
応条件は、前記した通常の反応温度および反応時間の範
囲内で設定することができる。
【0020】一般式(III)の化合物の加水分解を酸性条
件下で行い、一般式(IV)の化合物を生成させた場合、一
般式(IV)の化合物を含む反応液に通常の溶媒留去、洗
浄、乾燥などの操作を施した後、一般式(IV)の化合物を
単離することができる。一般式(IV)の化合物であるN−
(シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4−ハ
ロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドは、前記特
開平6−321903号に記載のアミド系化合物の一つ
である。
【0021】前記の方法のように、一般式(III)の化
合物の加水分解を酸性条件下で行い一般式(IV)の化合物
または一般式(IV)の化合物と一般式(V)との化合物と
の混合物を含む反応液を生成させた後、このものを塩基
で中和し、pH6〜9程度の弱酸性〜弱塩基性に維持し
ながらホルムアルデヒドを脱離させる反応を行う方法に
よっても、一般式(V)の化合物またはその塩を製造す
ることができる。この方法で使用できる塩基としては、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アンモニ
アなどが挙げられる。この方法後半のホルムアルデヒド
を脱離させる反応の反応条件は、酸性条件下における一
般式(III)の化合物の加水分解の反応条件によって決ま
るので、はっきり規定できない。しかしながら、この方
法全体を通しての反応条件は、前記した通常の反応温度
および反応時間の範囲内で設定することができる。ま
た、一旦単離した一般式(IV)の化合物に水(および塩
基)を加えた弱酸性〜弱塩基性の反応液を使用して、同
様にホルムアルデヒドが脱離する反応を進行させてもよ
い。
【0022】前記の方法のように、一般式(III)の化
合物を塩基の存在下で加水分解する方法によっても、一
般式(V)の化合物またはその塩を製造することができ
る。即ち、一般式(III)の化合物に水および塩基を加え
て加水分解を行うと、一般式(III)の化合物と水とが反
応し、塩酸が徐々に遊離してくる一方、塩基が徐々にこ
れを中和するので、反応液中のpHを6〜9程度の弱酸
性〜弱塩基性に維持して反応を行うことができる。この
方法で使用できる塩基としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、アンモニアなどが挙げられる。
一般式(V)の化合物は一般式(IV)の化合物を経由して
生成すると考えられるが、この方法においては、一般式
(IV)の化合物が生成する反応より一般式(IV)の化合物か
らホルムアルデヒドが脱離する反応の方が反応速度が速
いので、みかけ上、一般式(V)の化合物のみが生成す
るように見える。また、反応条件によっては一般式
(V)の化合物の分解物も生成する。
【0023】第2段階の反応において、第1段階の反応
で使用可能な非プロトン性溶媒を一般式(III)または一
般式(IV)の化合物1gに対して通常0.1〜100ml
の割合で併用して加水分解を行っても、生成物である一
般式(IV)の化合物および/または一般式(V)の化合物
の収率に悪影響を与えない。従って、第1段階の反応で
溶媒を既に所定量使用し、溶媒を含む第1段階の反応終
了後の反応液をそのまま第2段階の反応に供し加水分解
を行ってもよい。
【0024】なお、第2段階の加水分解反応において、
種々の条件すなわち一般式(III)の化合物の使用量、
酸、塩基または溶媒の使用の有無およびそれらの使用
量、反応温度ならびに反応時間各々の設定に際しては、
各々の条件毎に示された通常の範囲の数値と望ましい範
囲の数値から適宜相互に選択し、組み合わせることがで
きる。
【0025】目的物の一般式(V)の化合物またはその
塩は、加水分解反応の終了後、反応生成物について通常
の固液分離、溶媒留去、洗浄、乾燥などの後処理を行う
ことにより得られる。
【0026】次に本発明における実施態様のうちいくつ
かを例示する。
【0027】(1)一般式(I)の化合物と、式(II)の
化合物とを反応させて、一般式(III)の化合物を製造す
る第1段階、一般式(III) の化合物を加水分解し、一般
式(IV)の化合物を経由して、一般式(V)の化合物を製
造する第2段階から成るアミド系化合物またはその塩の
製造方法。 (2)一般式(III) の化合物を加水分解し、一般式(IV)
の化合物を経由して一般式(V)の化合物を製造するア
ミド系化合物またはその塩の製造方法。 (3)一般式(IV)の化合物からホルムアルデヒドを脱離
し、一般式(V)の化合物を製造するアミド系化合物ま
たはその塩の製造方法。 (4)一般式(III) の化合物を加水分解し、一般式(IV)
の化合物を製造するN−(シアノメチル)−N−(ヒド
ロキシメチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カル
ボン酸アミドの製造方法。
【0028】(5)一般式(I)の化合物と、式(II)の
化合物とを反応させるN−(シアノメチル)−N─(ハ
ロメチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カルボン
酸アミドの製造方法。 (6)第1段階の反応を溶媒の存在下で行う(1)の方
法。 (7)反応を溶媒の存在下で行う(5)の方法。
【0029】(8)一般式(III)の化合物を酸性条件下
で加水分解することにより、一般式(IV)の化合物および
/または一般式(V)の化合物を製造する(1)、
(2)または(4)の方法。 (9)一般式(III)の化合物を酸性条件下で加水分解し
て一般式(IV)の化合物を一旦生成させ、このものを塩基
で中和することにより一般式(V)の化合物を製造する
(1)または(2)の方法。 (10)一般式(III)の化合物を塩基の存在下で加水分
解することにより一般式(V)の化合物を製造する
(1)または(2)の方法。
【0030】本発明における実施態様としては、上記し
た反応諸条件即ち、第1段階の反応における溶媒およ
びその使用量、第2段階の反応における酸および/ま
たは塩基ならびにそれらの使用量、一般式(I)の化
合物および式(II)の化合物の使用量、第1段階におけ
る反応温度、第2段階における反応温度、一般式(I
II) および/または一般式(IV)の化合物の単離の有無な
どを適宜組み合わせることが可能である。
【0031】
【実施例】本発明をより詳しく述べるため、以下に実施
例を記載するが、これらは本発明を限定するものではな
い。
【0032】実施例1(1)N−(クロロメチル)−N−(シアノメチル)−
4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミ
ドの合成 4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸クロ
ライド209.5g、メチレンアミノアセトニトリル7
1.4gをトルエン1048ml中に加え3時間加熱還
流した。反応終了後、減圧下でトルエンを留去し、粗N
−(クロロメチル)−N−(シアノメチル)−4−トリ
フルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミド27
0.2gを得た。このものの融点は104〜120.5
℃であり、構造はNMRおよびマススペクトルにて確認
している。
【0033】(2)N−(シアノメチル)−N−(ヒド
ロキシメチル)−4−トリフルオロメチルピリジン−3
−カルボン酸アミドの合成 粗N−(クロロメチル)−N−(シアノメチル)−4−
トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミド1
0gを水50mlに加え、さらに濃塩酸14mlを加え
た。室温で一晩攪拌した後、反応液を酢酸エチルで抽
出、溶媒を留去してN−(シアノメチル)−N−(ヒド
ロキシメチル)−4−トリフルオロメチルピリジン−3
−カルボン酸アミド7.17gを得た。また、このもの
の融点は125.4〜126.4℃であった。
【0034】(3)N−(シアノメチル)−4−トリフ
ルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミドの合成 N−(シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4
−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミド
2.6gを水13mlに加え、氷冷後5%炭酸ナトリウ
ム水溶液1.2gを加えた。室温で1時間攪拌後、結晶
を濾取してN−(シアノメチル)−4−トリフルオロメ
チルピリジン−3−カルボン酸アミド1.9gを得た。
【0035】実施例2N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−カルボン酸アミドの合成 実施例1(1)と同様にして得られた粗N−(クロロメ
チル)−N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチ
ルピリジン−3−カルボン酸アミド2.8gを水14m
lに加え、さらに濃塩酸1.26gを加えた。室温で3
0分反応させた後、10%−炭酸ナトリウム水溶液を加
え中和し、さらに室温で1時間攪拌した。反応液を酢酸
エチルで抽出、溶媒を留去してN−(シアノメチル)−
4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミ
ド2.10gを得た。
【0036】実施例3N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−カルボン酸アミドの合成 メチレンアミノアセトニトリル7.1g(0.105当
量)をトルエン90ml中に加え、4−トリフルオロメ
チルピリジン−3−カルボン酸クロライド21g(0.
1mol)のトルエン15ml溶液を滴下し、90℃で
3時間反応させた。さらにメチレンアミノアセトニトリ
ル0.7g(0.01当量)を加え2時間加熱還流し
た。放冷後、水42mlを加え、50〜53℃で1時間
反応させた。加水分解終了後、10%−水酸化ナトリウ
ム水溶液を加え中和し、さらに室温で1時間攪拌した。
得られた結晶を濾取してN−(シアノメチル)−4−ト
リフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸アミド2
0.2gを得た。この後、濾液を酢酸エチルで抽出、溶
媒を除去してN−(シアノメチル)−4−トリフルオロ
メチルピリジン−3−カルボン酸アミド2.8gを得
た。
【0037】実施例4N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−カルボン酸アミドの合成 実施例1(1)と同様にして得られた粗N−(クロロメ
チル)−N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチ
ルピリジン−3−カルボン酸アミド8.6gを水43m
lに加え室温で一晩反応させた。反応液を50℃まで加
熱し3.5時間反応させた後、95℃まで加熱しさらに
2時間反応させた。加水分解終了後、氷冷し、得られた
結晶を濾取してN−(シアノメチル)−4−トリフルオ
ロメチルピリジン−3−カルボン酸アミド3.93gを
得た。この後、濾液を炭酸水素ナトリウムで中和後、酢
酸エチルで抽出、溶媒を除去してN−(シアノメチル)
−4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボン酸ア
ミド1.59gを得た。
【0038】実施例5N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−カルボン酸アミドの合成 実施例1(1)と同様にして得られた粗N−(クロロメ
チル)−N−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチ
ルピリジン−3−カルボン酸アミド2.8gを水14m
lに加え、55℃で30分反応させた後、10%−炭酸
ナトリウム水溶液を加え中和し、さらに室温で1時間攪
拌した。反応液を酢酸エチルで抽出、溶媒を留去してN
−(シアノメチル)−4−トリフルオロメチルピリジン
−3−カルボン酸アミド2.24gを得た。
【0039】
【発明の効果】本発明の方法によれば、一般式(I)の
化合物と、式(II)の化合物とを反応させて、一般式(II
I) の化合物を製造する第1段階、一般式(III) の化合
物を加水分解し、一般式(IV)の化合物を経由して、一般
式(V)の化合物を製造する第2段階から成る反応によ
って、容易に目的物のアミド系化合物を製造することが
できる。この方法では、従来のものに比し低コストな原
料を用い、簡便な反応工程により、高い収率で目的化合
物を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 文浩 滋賀県草津市西渋川2丁目3番1号 石原 産業株式会社中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(V); 【化1】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるアミド
    系化合物またはその塩の製造方法であって、(i) 一般式
    (I); 【化2】 (式中、Yはハロアルキル基であり、Halはハロゲン
    原子である)で表される化合物と、式(II); 【化3】 で表される化合物とを反応させて、一般式(III) ; 【化4】 (式中、Yはハロアルキル基であり、Halはハロゲン
    原子である)で表されるN−(シアノメチル)−N−
    (ハロメチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カル
    ボン酸アミドを製造する第1段階、(ii)一般式(III) の
    化合物を加水分解し、一般式(IV); 【化5】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるN−
    (シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4−ハ
    ロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドを経由し
    て、一般式(V)の化合物を製造する第2段階から成
    る、前記アミド系化合物またはその塩の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(V); 【化6】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるアミド
    系化合物またはその塩の製造方法であって、一般式(II
    I) ; 【化7】 (式中、Yはハロアルキル基であり、Halはハロゲン
    原子である)で表されるN−(シアノメチル)−N−
    (ハロメチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カル
    ボン酸アミドを加水分解し、一般式(IV); 【化8】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるN−
    (シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4−ハ
    ロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドを経由し
    て、一般式(V)の化合物を製造することを特徴とする
    前記アミド系化合物またはその塩の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(V); 【化9】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるアミド
    系化合物またはその塩の製造方法であって、一般式(I
    V); 【化10】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるN−
    (シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4−ハ
    ロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドからホルム
    アルデヒドを脱離することを特徴とする前記アミド系化
    合物またはその塩の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式(IV); 【化11】 (式中、Yはハロアルキル基である)で表されるN−
    (シアノメチル)−N−(ヒドロキシメチル)−4−ハ
    ロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドの製造方法
    であって、一般式(III) ; 【化12】 (式中、Yはハロアルキル基であり、Halはハロゲン
    原子である)で表されるN−(シアノメチル)−N−
    (ハロメチル)−4−ハロアルキルピリジン−3−カル
    ボン酸アミドを加水分解することを特徴とする前記N−
    (シアノメチル)−−N−(ヒドロキシメチル)−4−
    ハロアルキルピリジン−3−カルボン酸アミドの製造方
    法。
JP16114196A 1996-05-31 1996-05-31 アミド系化合物またはその塩の製造方法 Pending JPH09323973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16114196A JPH09323973A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 アミド系化合物またはその塩の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16114196A JPH09323973A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 アミド系化合物またはその塩の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09323973A true JPH09323973A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15729380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16114196A Pending JPH09323973A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 アミド系化合物またはその塩の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09323973A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002037964A1 (en) * 2000-11-10 2002-05-16 Syngenta Participations Ag Synergistic pesticidal compositions comprising n-cyanomethyl-4-(trifluoromethyl)nicotinamide
CN103039455A (zh) * 2011-10-17 2013-04-17 南京华洲药业有限公司 一种含唑虫酰胺和氟啶虫酰胺的增效杀虫组合物及其应用
CN103951616A (zh) * 2014-04-15 2014-07-30 湖南化工研究院 N-氰甲基-4-(三氟甲基)烟酰胺的制备方法
CN104839161A (zh) * 2013-12-03 2015-08-19 海南正业中农高科股份有限公司 一种含壳寡糖与氟啶虫酰胺的杀虫组合物及应用
CN109851552A (zh) * 2018-12-28 2019-06-07 京博农化科技有限公司 一种n-氰甲基-4-(三氟甲基)烟酰胺的合成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002037964A1 (en) * 2000-11-10 2002-05-16 Syngenta Participations Ag Synergistic pesticidal compositions comprising n-cyanomethyl-4-(trifluoromethyl)nicotinamide
CN103039455A (zh) * 2011-10-17 2013-04-17 南京华洲药业有限公司 一种含唑虫酰胺和氟啶虫酰胺的增效杀虫组合物及其应用
CN104839161A (zh) * 2013-12-03 2015-08-19 海南正业中农高科股份有限公司 一种含壳寡糖与氟啶虫酰胺的杀虫组合物及应用
CN103951616A (zh) * 2014-04-15 2014-07-30 湖南化工研究院 N-氰甲基-4-(三氟甲基)烟酰胺的制备方法
CN109851552A (zh) * 2018-12-28 2019-06-07 京博农化科技有限公司 一种n-氰甲基-4-(三氟甲基)烟酰胺的合成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2525977B2 (ja) N−アシルアミノメチルホスホン酸の製造法
JP3007190B2 (ja) 2−クロロ−5−メチルピリジンの製造法
JPS61215399A (ja) ホスホネート基を含有する除草剤およびベンゾキサジンからの中間体の製造方法
JPH09323973A (ja) アミド系化合物またはその塩の製造方法
US5155257A (en) Process for the preparation of acylaminomethanephosphonic acids
JP2851524B2 (ja) スルホニルウレア誘導体の製造方法
JP2879164B2 (ja) 置換2―シアノイミダゾール系化合物の製造方法
JPH0421674A (ja) 2―クロロ―5―(アミノメチル)チアゾールの製造方法
JP2009221185A (ja) トルイジン化合物の製造方法
US4515958A (en) Process for preparing 1-alkyl-5-mercaptotetrazoles
JPH09132554A (ja) 4−アルコキシ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オンの製造方法
JP3127505B2 (ja) ピラゾロピリジン誘導体の製造法
JPH0564142B2 (ja)
JP4183781B2 (ja) S,s−(6−メチルキノキサリン−2,3−ジイル)ジチオカーボネートの製造方法
JPS6157303B2 (ja)
JP4435447B2 (ja) メトキシメチルトリアリールホスホニウムクロライドの製造法
JPH0987288A (ja) 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法
SU1657496A1 (ru) Способ получени амида 4-гидроксихинолон-2-карбоновой-3-кислоты
JPH09124610A (ja) 1,2−ジホルミルヘキサヒドロピリダジン、その製造法およびヘキサヒドロピリダジンの製造法
JPH06100539A (ja) 置換ピリジニルスルホニルカーバメートの製造方法
JPH0588227B2 (ja)
KR100406632B1 (ko) 트롬빈억제제의새로운제조방법
JP2630379B2 (ja) 3―カルバモイルピラジン―2―カルボン酸化合物の製造法
JPH0667910B2 (ja) 2−イミダゾリジノン類の製造方法
JPH0421646A (ja) クロルエチルエーテルの製造方法