JPH09324747A - アキシャルプランジャポンプ - Google Patents
アキシャルプランジャポンプInfo
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- JPH09324747A JPH09324747A JP8145675A JP14567596A JPH09324747A JP H09324747 A JPH09324747 A JP H09324747A JP 8145675 A JP8145675 A JP 8145675A JP 14567596 A JP14567596 A JP 14567596A JP H09324747 A JPH09324747 A JP H09324747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- housing
- filter
- swash plate
- auxiliary plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハウジング内の駆動軸支持部の周域に作動液
が流入するのを防止する。構成部品の円滑な作動を可能
にする。 【解決手段】 駆動軸13の端部に斜板16を設け、ハ
ウジング6内の斜板16に対向する位置にシリンダブロ
ック11を配置する。斜板16に補助プレート38を相
対回転可能に取り付け、この補助プレート38を介して
プランジャ19を押圧する。補助プレート38とハウジ
ング6の間に、駆動軸13を囲繞してハウジング6内を
作動液室48と潤滑液室49とに隔成する溶接ベローズ
45を配設する。駆動軸13と溶接ベローズ45の間に
フィルター55を介装する。駆動軸13の周域が溶接ベ
ローズ45で隔成され、駆動軸13とその支持部には作
動液が流入しなくなる。また、駆動軸13の支持部等で
発生する摩耗粉等の異物はフィルター55で捕獲され、
溶接ベローズ55の隙間に入り込まなくなる。
が流入するのを防止する。構成部品の円滑な作動を可能
にする。 【解決手段】 駆動軸13の端部に斜板16を設け、ハ
ウジング6内の斜板16に対向する位置にシリンダブロ
ック11を配置する。斜板16に補助プレート38を相
対回転可能に取り付け、この補助プレート38を介して
プランジャ19を押圧する。補助プレート38とハウジ
ング6の間に、駆動軸13を囲繞してハウジング6内を
作動液室48と潤滑液室49とに隔成する溶接ベローズ
45を配設する。駆動軸13と溶接ベローズ45の間に
フィルター55を介装する。駆動軸13の周域が溶接ベ
ローズ45で隔成され、駆動軸13とその支持部には作
動液が流入しなくなる。また、駆動軸13の支持部等で
発生する摩耗粉等の異物はフィルター55で捕獲され、
溶接ベローズ55の隙間に入り込まなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料噴射
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるアキシャルプラ
ンジャポンプに関し、とりわけ、ハウジング内の駆動軸
支持部の潤滑性能を高めたアキシャルプランジャポンプ
に関する。
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるアキシャルプラ
ンジャポンプに関し、とりわけ、ハウジング内の駆動軸
支持部の潤滑性能を高めたアキシャルプランジャポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】アキシャルプランジャポンプとして、駆
動軸の端部に斜板が一体に設けられ、ハウジング内のこ
の斜板に対向する位置にシリンダブロックが固設された
構造のものがある。このアキシャルプランジャポンプ
は、駆動軸の回転に伴って斜板が揺動回転すると、これ
に対向するシリンダブロック上の複数個のプランジャが
斜板によって順次押圧されて突出と後退を繰り返し、各
プランジャが突出する際に吸入通路からシリンダ孔内に
吸い入れられた作動液がそのプランジャの後退時に吐出
通路に送り出されるようになっている(実開平2−92
073号公報等参照)。
動軸の端部に斜板が一体に設けられ、ハウジング内のこ
の斜板に対向する位置にシリンダブロックが固設された
構造のものがある。このアキシャルプランジャポンプ
は、駆動軸の回転に伴って斜板が揺動回転すると、これ
に対向するシリンダブロック上の複数個のプランジャが
斜板によって順次押圧されて突出と後退を繰り返し、各
プランジャが突出する際に吸入通路からシリンダ孔内に
吸い入れられた作動液がそのプランジャの後退時に吐出
通路に送り出されるようになっている(実開平2−92
073号公報等参照)。
【0003】ところで、この種のアキシャルプランジャ
ポンプは、近年、自動車の燃料噴射装置の燃料加圧用ポ
ンプとして用いられるようになってきている。しかし、
アキシャルプランジャポンプをこのような用途で用いた
場合には、シリンダブロック内で吸入・吐出されるガソ
リン等の低粘度の作動液が、ハウジング内の駆動軸支持
部の周域に漏出し、その周域部にある軸受やシール部品
の潤滑性能が低下することが考えられる。
ポンプは、近年、自動車の燃料噴射装置の燃料加圧用ポ
ンプとして用いられるようになってきている。しかし、
アキシャルプランジャポンプをこのような用途で用いた
場合には、シリンダブロック内で吸入・吐出されるガソ
リン等の低粘度の作動液が、ハウジング内の駆動軸支持
部の周域に漏出し、その周域部にある軸受やシール部品
の潤滑性能が低下することが考えられる。
【0004】そこで、これに対処し得るものとして、本
出願人が先に出願した特願平7−342693号に記載
されるようなアキシャルプランジャポンプが案出されて
いる。
出願人が先に出願した特願平7−342693号に記載
されるようなアキシャルプランジャポンプが案出されて
いる。
【0005】このアキシャルプランジャポンプは、斜板
のシリンダブロック側の端面に相対回転可能に補助プレ
ートを取り付けると共に、この補助プレートとハウジン
グの間に、駆動軸を囲繞してハウジング内を作動液室と
潤滑液室とに隔成する溶接ベローズを設け、この溶接ベ
ローズで隔成された潤滑液室内に比較的高粘度の潤滑液
を充填した構造となっている。このポンプによれば、駆
動軸と駆動軸支持部の周域が常に比較的高粘度の潤滑液
で満たされることから、駆動軸周域の軸受やシール部品
の潤滑性能が低下する不具合は生じなくなる。
のシリンダブロック側の端面に相対回転可能に補助プレ
ートを取り付けると共に、この補助プレートとハウジン
グの間に、駆動軸を囲繞してハウジング内を作動液室と
潤滑液室とに隔成する溶接ベローズを設け、この溶接ベ
ローズで隔成された潤滑液室内に比較的高粘度の潤滑液
を充填した構造となっている。このポンプによれば、駆
動軸と駆動軸支持部の周域が常に比較的高粘度の潤滑液
で満たされることから、駆動軸周域の軸受やシール部品
の潤滑性能が低下する不具合は生じなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記アキシャ
ルプランジャポンプにおいては、ハウジング内部を溶接
ベローズによって作動液室と潤滑液室とに隔成している
ため、図5に示すようにポンプ運転時に駆動軸支持部等
で発生する摩耗粉等の異物aが溶接ベローズ80のベロ
ーズ要素間の極く僅かな隙間に入り込むと、この異物a
によってベローズ80の円滑な作動が阻害されるという
別の不具合がある。
ルプランジャポンプにおいては、ハウジング内部を溶接
ベローズによって作動液室と潤滑液室とに隔成している
ため、図5に示すようにポンプ運転時に駆動軸支持部等
で発生する摩耗粉等の異物aが溶接ベローズ80のベロ
ーズ要素間の極く僅かな隙間に入り込むと、この異物a
によってベローズ80の円滑な作動が阻害されるという
別の不具合がある。
【0007】そこで本発明は、駆動軸の周域に作動液が
流入するのを確実に防止すると共に、構成部品の円滑な
作動を維持することのできるアキシャルプランジャポン
プを提供しようとするものである。
流入するのを確実に防止すると共に、構成部品の円滑な
作動を維持することのできるアキシャルプランジャポン
プを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するための手段として、ハウジング内に回転自在
に支持された駆動軸の端部に斜板が固設される一方で、
複数個のプランジャを軸方向に沿って進退自在に保持す
るシリンダブロックが、前記ハウジング内の前記斜板に
対向する位置に固設され、前記複数個のプランジャが前
記斜板の回転により順次押圧されて吸入通路から吸い入
れた作動液を吐出通路に送り出すアキシャルプランジャ
ポンプにおいて、前記斜板のシリンダブロック側の端面
に相対回転可能に補助プレートを取り付け、この補助プ
レートとハウジングの間に、駆動軸を囲繞してハウジン
グ内を作動液室と潤滑液室とに隔成する溶接ベローズを
設けると共に、この溶接ベローズと駆動軸の間にフィル
ターを設けた。駆動軸の周域の潤滑液室は補助プレート
と溶接ベローズの協働によって作動液室から完全に分離
される。また、駆動軸支持部等で発生した摩耗粉等の異
物はフィルターで確実に捕獲されて、溶接ベローズのベ
ローズ要素間の隙間に入り込むことがなくなる。
を解決するための手段として、ハウジング内に回転自在
に支持された駆動軸の端部に斜板が固設される一方で、
複数個のプランジャを軸方向に沿って進退自在に保持す
るシリンダブロックが、前記ハウジング内の前記斜板に
対向する位置に固設され、前記複数個のプランジャが前
記斜板の回転により順次押圧されて吸入通路から吸い入
れた作動液を吐出通路に送り出すアキシャルプランジャ
ポンプにおいて、前記斜板のシリンダブロック側の端面
に相対回転可能に補助プレートを取り付け、この補助プ
レートとハウジングの間に、駆動軸を囲繞してハウジン
グ内を作動液室と潤滑液室とに隔成する溶接ベローズを
設けると共に、この溶接ベローズと駆動軸の間にフィル
ターを設けた。駆動軸の周域の潤滑液室は補助プレート
と溶接ベローズの協働によって作動液室から完全に分離
される。また、駆動軸支持部等で発生した摩耗粉等の異
物はフィルターで確実に捕獲されて、溶接ベローズのベ
ローズ要素間の隙間に入り込むことがなくなる。
【0009】前記フィルターは、ハウジングと補助プレ
ートのいずれか一方に固定するようにしても良い。この
ようにした場合には、フィルター自体の構造を簡単にで
きるうえ、組付けも容易になる。
ートのいずれか一方に固定するようにしても良い。この
ようにした場合には、フィルター自体の構造を簡単にで
きるうえ、組付けも容易になる。
【0010】また、前記フィルターを可撓性材料によっ
て形成し、フィルターの両端部をハウジングと補助プレ
ートとに固定するようにしても良い。このようにした場
合には、駆動軸側から溶接ベローズの隙間に入り込もう
とする異物を完全にフィルターで遮断することができ
る。
て形成し、フィルターの両端部をハウジングと補助プレ
ートとに固定するようにしても良い。このようにした場
合には、駆動軸側から溶接ベローズの隙間に入り込もう
とする異物を完全にフィルターで遮断することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0012】この実施の形態は、自動車の燃料噴射装置
の燃料加圧用のポンプに、本発明にかかるアキシャルプ
ランジャポンプ1を適用したもので、図1に示すよう
に、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して低圧状態で
供給されたガソリン等の燃料(作動液)をこのアキシャ
ルプランジャポンプ1によって所定の圧力に加圧してイ
ンジェクター4に供給し、その燃料をインジェクター4
でエンジンのシリンダ(図示せず。)内に噴射すると共
に、余剰燃料をインジェクター4からポンプ1の吸入通
路5に戻すようになっている。
の燃料加圧用のポンプに、本発明にかかるアキシャルプ
ランジャポンプ1を適用したもので、図1に示すよう
に、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して低圧状態で
供給されたガソリン等の燃料(作動液)をこのアキシャ
ルプランジャポンプ1によって所定の圧力に加圧してイ
ンジェクター4に供給し、その燃料をインジェクター4
でエンジンのシリンダ(図示せず。)内に噴射すると共
に、余剰燃料をインジェクター4からポンプ1の吸入通
路5に戻すようになっている。
【0013】このアキシャルプランジャポンプ1は、ハ
ウジング6が部品収納用の凹部7を有するハウジング本
体8と、その前端部に取り付けられるフロントカバー9
とから成り、ハウジング本体8の凹部7内には、バルブ
ブロック10とシリンダブロック11とが重合状態でボ
ルト12によって結合されている。また、フロントカバ
ー9には、駆動軸13がニードルベアリングとメタルベ
アリングから成るラジアル軸受14,15を介して支持
されており、この駆動軸13のハウジング6内に臨む側
の端部には、その端面が軸線に対して所定角度に傾斜し
た斜板16が一体に形成され、ハウジング6の外部に突
出する側の端部には、エンジンのカムシャフト(図示せ
ず。)と結合するためのカップリング17が設けられて
いる。
ウジング6が部品収納用の凹部7を有するハウジング本
体8と、その前端部に取り付けられるフロントカバー9
とから成り、ハウジング本体8の凹部7内には、バルブ
ブロック10とシリンダブロック11とが重合状態でボ
ルト12によって結合されている。また、フロントカバ
ー9には、駆動軸13がニードルベアリングとメタルベ
アリングから成るラジアル軸受14,15を介して支持
されており、この駆動軸13のハウジング6内に臨む側
の端部には、その端面が軸線に対して所定角度に傾斜し
た斜板16が一体に形成され、ハウジング6の外部に突
出する側の端部には、エンジンのカムシャフト(図示せ
ず。)と結合するためのカップリング17が設けられて
いる。
【0014】前記シリンダブロック11は、軸方向に沿
ったシリンダ孔18が周方向等間隔に複数個形成されて
おり、この各シリンダ孔18に、前記斜板16方向にス
プリング付勢されたプランジャ19が進退自在に収容さ
れている。この各プランジャ19は、その頂部面に半球
状の凹部20が形成され、この凹部20に後述するシュ
ー21が回動可能に嵌合されている。
ったシリンダ孔18が周方向等間隔に複数個形成されて
おり、この各シリンダ孔18に、前記斜板16方向にス
プリング付勢されたプランジャ19が進退自在に収容さ
れている。この各プランジャ19は、その頂部面に半球
状の凹部20が形成され、この凹部20に後述するシュ
ー21が回動可能に嵌合されている。
【0015】また、このシリンダブロック11の背部の
バルブブロック10には、シリンダブロック11の各シ
リンダ孔18に連通する複数個の吸入ポート22と吐出
ポート23が形成されており、各吸入ポート22には吸
入チェック弁24が、また、各吐出ポート23には吐出
チェック弁25が夫々設けられている。そして、前記の
すべての吸入ポート22は、バルブブロック10の背面
において、ハウジング本体8に形成された吸入側環状溝
26に連通し、この環状溝26を介してハウジング本体
8の吸入通路5に連通しており、これに対して、前記の
すべての吐出ポート23は、バルブブロック10の外周
に形成された吐出側環状溝27に連通し、この環状溝2
7を介してハウジング本体8の吐出通路28に連通して
いる。したがって、各プランジャ19がシリンダ孔18
内で進退動作した場合には、吸入側環状溝26を介して
各シリンダ孔18内に作動液が吸い入れられ、その作動
液が吐出側環状溝27を通して吐出通路28に送り出さ
れる。
バルブブロック10には、シリンダブロック11の各シ
リンダ孔18に連通する複数個の吸入ポート22と吐出
ポート23が形成されており、各吸入ポート22には吸
入チェック弁24が、また、各吐出ポート23には吐出
チェック弁25が夫々設けられている。そして、前記の
すべての吸入ポート22は、バルブブロック10の背面
において、ハウジング本体8に形成された吸入側環状溝
26に連通し、この環状溝26を介してハウジング本体
8の吸入通路5に連通しており、これに対して、前記の
すべての吐出ポート23は、バルブブロック10の外周
に形成された吐出側環状溝27に連通し、この環状溝2
7を介してハウジング本体8の吐出通路28に連通して
いる。したがって、各プランジャ19がシリンダ孔18
内で進退動作した場合には、吸入側環状溝26を介して
各シリンダ孔18内に作動液が吸い入れられ、その作動
液が吐出側環状溝27を通して吐出通路28に送り出さ
れる。
【0016】尚、図中29は、吸入通路5の吸入配管接
続口(図示せず。)と前記吸入側環状溝26の間に設け
られて、吸入圧を一定低圧に維持する低圧レギュレータ
であり、この低圧レギュレータ29のドレンポート30
は、戻し配管31を通して燃料タンク2に連通してい
る。また、図2中、36は、吐出側環状溝27に接続さ
れた脈圧防止用のアキュムレータであり、37は、吐出
圧センサ、34は、高圧レギュレータである。
続口(図示せず。)と前記吸入側環状溝26の間に設け
られて、吸入圧を一定低圧に維持する低圧レギュレータ
であり、この低圧レギュレータ29のドレンポート30
は、戻し配管31を通して燃料タンク2に連通してい
る。また、図2中、36は、吐出側環状溝27に接続さ
れた脈圧防止用のアキュムレータであり、37は、吐出
圧センサ、34は、高圧レギュレータである。
【0017】一方、駆動軸13に形成された斜板16の
端面には、円板状の補助プレート38が相対回転可能に
取り付けられている。この補助プレート38はその中央
部にボス39が設けられ、このボス39が、斜板16の
端面中央に形成された支持穴40に相対回転可能に嵌入
されている。そして、この補助プレート38のシリンダ
ブロック11側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小
さいスラストプレート41がボルト42によって回転可
能に取り付けられ、このスラストプレート41に前記各
プランジャ19に嵌合されたシュー21が摺動自在に当
接するようになっている。各プランジャ19は前述のよ
うに斜板16方向にスプリング付勢されているため、各
シュー21はこのプランジャ19の付勢力を受けて常時
スラストプレート41に押し付けられている。また、フ
ロントカバー9の斜板16の背面位置には荷重支持フラ
ンジ43が設けられており、この荷重支持フランジ43
と斜板16の間、及び、斜板16と補助プレート38の
間には、ニードルベアリングから成るスラスト軸受44
a,44bが介装されている。このスラスト軸受44
a,44bは、補助プレート38がプランジャ19から
受ける反力のうちの軸方向成分をフロントカバー9の荷
重支持フランジ43に支持させるためのものであり、プ
ランジャ19から受ける反力の径方向成分は、補助プレ
ート38のボス39と駆動軸13の支持穴40との嵌合
部によって支持されるようになっている。
端面には、円板状の補助プレート38が相対回転可能に
取り付けられている。この補助プレート38はその中央
部にボス39が設けられ、このボス39が、斜板16の
端面中央に形成された支持穴40に相対回転可能に嵌入
されている。そして、この補助プレート38のシリンダ
ブロック11側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小
さいスラストプレート41がボルト42によって回転可
能に取り付けられ、このスラストプレート41に前記各
プランジャ19に嵌合されたシュー21が摺動自在に当
接するようになっている。各プランジャ19は前述のよ
うに斜板16方向にスプリング付勢されているため、各
シュー21はこのプランジャ19の付勢力を受けて常時
スラストプレート41に押し付けられている。また、フ
ロントカバー9の斜板16の背面位置には荷重支持フラ
ンジ43が設けられており、この荷重支持フランジ43
と斜板16の間、及び、斜板16と補助プレート38の
間には、ニードルベアリングから成るスラスト軸受44
a,44bが介装されている。このスラスト軸受44
a,44bは、補助プレート38がプランジャ19から
受ける反力のうちの軸方向成分をフロントカバー9の荷
重支持フランジ43に支持させるためのものであり、プ
ランジャ19から受ける反力の径方向成分は、補助プレ
ート38のボス39と駆動軸13の支持穴40との嵌合
部によって支持されるようになっている。
【0018】そして、前記補助プレート38の外周縁部
には、複数個の環状金属板が結合されて成る周知の溶接
ベローズ45が密閉状態で結合されており、この溶接ベ
ローズ45によって駆動軸支持部の周域から斜板16の
周域にかけてを覆うようになっている。また、この溶接
ベローズ45の他端側は環状の取付フランジ46に同様
に密閉状態で結合されており、この取付フランジ46の
外周縁部がハウジング本体8とフロントカバー9の接合
部間に介装され、ボルト47によってフロントカバー9
と共にハウジング本体8に結合されている。溶接ベロー
ズ45は、ハウジング6の内部を外側の作動液室48と
内側の潤滑液室49とに隔成するもので、作動液室48
内はシリンダブロック11からの漏出作動液(燃料)で
満たされ、潤滑液室49内は比較的高粘度の潤滑液で満
たされるようになっている。
には、複数個の環状金属板が結合されて成る周知の溶接
ベローズ45が密閉状態で結合されており、この溶接ベ
ローズ45によって駆動軸支持部の周域から斜板16の
周域にかけてを覆うようになっている。また、この溶接
ベローズ45の他端側は環状の取付フランジ46に同様
に密閉状態で結合されており、この取付フランジ46の
外周縁部がハウジング本体8とフロントカバー9の接合
部間に介装され、ボルト47によってフロントカバー9
と共にハウジング本体8に結合されている。溶接ベロー
ズ45は、ハウジング6の内部を外側の作動液室48と
内側の潤滑液室49とに隔成するもので、作動液室48
内はシリンダブロック11からの漏出作動液(燃料)で
満たされ、潤滑液室49内は比較的高粘度の潤滑液で満
たされるようになっている。
【0019】ここで、前記取付フランジ46の内周部に
は、図3に示すように、取付フランジ46から溶接ベロ
ーズ45の内周面に沿って軸方向に延出する金属性のフ
ィルター55が嵌着固定されている。このフィルター5
5は、取付フランジ46、補助プレート38、溶接ベロ
ーズ45等と共にユニット化された状態でハウジング6
内に組付けられるが、このようにハウジング6内に組付
けられた状態において、図1に示すように、駆動軸13
と溶接ベローズ45の間に位置されるようになってい
る。そして、フィルター55は、補助プレート38の傾
動時に同プレート38と干渉することのないように、組
付状態において補助プレート38との間に所定の隙間を
持たせてある。
は、図3に示すように、取付フランジ46から溶接ベロ
ーズ45の内周面に沿って軸方向に延出する金属性のフ
ィルター55が嵌着固定されている。このフィルター5
5は、取付フランジ46、補助プレート38、溶接ベロ
ーズ45等と共にユニット化された状態でハウジング6
内に組付けられるが、このようにハウジング6内に組付
けられた状態において、図1に示すように、駆動軸13
と溶接ベローズ45の間に位置されるようになってい
る。そして、フィルター55は、補助プレート38の傾
動時に同プレート38と干渉することのないように、組
付状態において補助プレート38との間に所定の隙間を
持たせてある。
【0020】尚、図中50は、駆動軸13を支持するラ
ジアル軸受14に隣接して設けられたオイルシールであ
り、このオイルシール50とラジアル軸受14には、フ
ロントカバー9の荷重支持フランジ43に形成された導
入孔51を通して潤滑液が確実に導入されるようになっ
ている。また、駆動軸13の斜板連接コーナ部には、斜
板16の支持穴40の底部と駆動軸13の周域空間とを
連通する導入孔52が形成されていて、この導入孔52
を通して支持穴40と補助プレート38のボス39との
嵌合隙間にも潤滑液を導入できるようになっている。ま
た、図中53は、ハウジング本体8の凹部7内(作動液
室48)に漏出した作動液を燃料タンン2に戻すための
戻し通路である。
ジアル軸受14に隣接して設けられたオイルシールであ
り、このオイルシール50とラジアル軸受14には、フ
ロントカバー9の荷重支持フランジ43に形成された導
入孔51を通して潤滑液が確実に導入されるようになっ
ている。また、駆動軸13の斜板連接コーナ部には、斜
板16の支持穴40の底部と駆動軸13の周域空間とを
連通する導入孔52が形成されていて、この導入孔52
を通して支持穴40と補助プレート38のボス39との
嵌合隙間にも潤滑液を導入できるようになっている。ま
た、図中53は、ハウジング本体8の凹部7内(作動液
室48)に漏出した作動液を燃料タンン2に戻すための
戻し通路である。
【0021】以上の構成において、エンジンの始動に伴
って駆動軸13が回転すると、駆動軸13と一体の斜板
16が回転し、これにより、補助プレート38がベロー
ズ45に回転を阻止されて斜板16と相対回転しつつこ
の斜板16と一体に揺動(首振り)する。そして、こう
して補助プレート38が揺動すると、スラストプレート
41とそれに摺接するシュー21を介してシリンダブロ
ック11上のプランジャ19が順次進退動作を繰り返し
て、ポンプ作用が連続的に為されるようになる。このと
き、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して吸入通路5
に供給された作動液は、その通路途中において低圧レギ
ュレータ29で設定低圧に調圧された後、吸入側環状溝
26、吸入ポート22、吸入チェック弁24を順次介し
てシリンダ孔18に吸い入れられ、ここでプランジャ1
9によって加圧された後にシリンダ孔18から吐出チェ
ック弁25、吐出ポート23、吐出側環状溝27、吐出
通路28を順次通ってインジェクター4へと供給され
る。そして、インジェクター4で使用された作動液の余
剰分は吸入通路5へと戻される。
って駆動軸13が回転すると、駆動軸13と一体の斜板
16が回転し、これにより、補助プレート38がベロー
ズ45に回転を阻止されて斜板16と相対回転しつつこ
の斜板16と一体に揺動(首振り)する。そして、こう
して補助プレート38が揺動すると、スラストプレート
41とそれに摺接するシュー21を介してシリンダブロ
ック11上のプランジャ19が順次進退動作を繰り返し
て、ポンプ作用が連続的に為されるようになる。このと
き、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して吸入通路5
に供給された作動液は、その通路途中において低圧レギ
ュレータ29で設定低圧に調圧された後、吸入側環状溝
26、吸入ポート22、吸入チェック弁24を順次介し
てシリンダ孔18に吸い入れられ、ここでプランジャ1
9によって加圧された後にシリンダ孔18から吐出チェ
ック弁25、吐出ポート23、吐出側環状溝27、吐出
通路28を順次通ってインジェクター4へと供給され
る。そして、インジェクター4で使用された作動液の余
剰分は吸入通路5へと戻される。
【0022】このようにアキシャルプランジャポンプ1
の運転が続けられると、シリンダブロック11とバルブ
ブロック10との隙間や、シリンダ孔18とプランジャ
19の摺動隙間等から作動液がハウジング本体8の凹部
7内に漏出することとなるが、この凹部7内は、補助プ
レート38と溶接ベローズ45によって作動液室48と
潤滑液室49とに完全密閉状態で分離されているため、
駆動軸13回りの軸受14,15,44a,44bやオ
イルシール50部分に低粘度の作動液(燃料)が入り込
むことがない。そして、潤滑液室49には比較的高粘度
の潤滑液が充填されていて、軸受14,15,44a,
44bやオイルシール50に常にこの潤滑液が行き渡る
ようになっているため、軸受14,15,44a,44
bやオイルシール50は初期の性能を長期間に渡って維
持することができる。
の運転が続けられると、シリンダブロック11とバルブ
ブロック10との隙間や、シリンダ孔18とプランジャ
19の摺動隙間等から作動液がハウジング本体8の凹部
7内に漏出することとなるが、この凹部7内は、補助プ
レート38と溶接ベローズ45によって作動液室48と
潤滑液室49とに完全密閉状態で分離されているため、
駆動軸13回りの軸受14,15,44a,44bやオ
イルシール50部分に低粘度の作動液(燃料)が入り込
むことがない。そして、潤滑液室49には比較的高粘度
の潤滑液が充填されていて、軸受14,15,44a,
44bやオイルシール50に常にこの潤滑液が行き渡る
ようになっているため、軸受14,15,44a,44
bやオイルシール50は初期の性能を長期間に渡って維
持することができる。
【0023】また、アキシャルプランジャポンプ1の運
転が続けられると、潤滑液室49内の駆動軸13の周域
から摩耗粉等の異物が発生することがあるが、駆動軸1
3と溶接ベローズ45の間には、フィルター55が溶接
ベローズ45の軸方向のほぼ全域に亙るように配設され
ているため、図4に示すように、駆動軸13の周域で発
生した異物aはフィルター55によって確実に捕獲さ
れ、溶接ベローズ45のベローズ要素間の隙間には入り
込まなくなる。したがって、このポンプ1においては、
異物aの噛み込みによる溶接ベローズ45の作動不良は
生じなくなる。
転が続けられると、潤滑液室49内の駆動軸13の周域
から摩耗粉等の異物が発生することがあるが、駆動軸1
3と溶接ベローズ45の間には、フィルター55が溶接
ベローズ45の軸方向のほぼ全域に亙るように配設され
ているため、図4に示すように、駆動軸13の周域で発
生した異物aはフィルター55によって確実に捕獲さ
れ、溶接ベローズ45のベローズ要素間の隙間には入り
込まなくなる。したがって、このポンプ1においては、
異物aの噛み込みによる溶接ベローズ45の作動不良は
生じなくなる。
【0024】さらに、このアキシャルプランジャポンプ
1においては、金属性のフィルター55の一端側を取付
フランジ46に嵌着固定し、その他端側を補助プレート
38に固定せず自由端状態にしているため、フィルター
55自体の構造が簡素であるうえに、フィルター55の
組付作業も容易であり、そのために低コストでの製造が
可能である。
1においては、金属性のフィルター55の一端側を取付
フランジ46に嵌着固定し、その他端側を補助プレート
38に固定せず自由端状態にしているため、フィルター
55自体の構造が簡素であるうえに、フィルター55の
組付作業も容易であり、そのために低コストでの製造が
可能である。
【0025】尚、この発明の実施の形態は以上で説明し
たものに限るものではなく、例えば、フィルター55を
ベローズ45の変形に追従することのできる可撓性の樹
脂等によって形成し、そのフィルター55の両端部を取
付フランジ46(ハウジング)と補助プレート38に固
定するようにしても良い。このようにした場合には、フ
ィルター55と補助プレート38の間の隙間がなくなる
ことから、溶接フランジ45の隙間に入り込もうとする
異物をフィルター55によってより確実に遮断すること
ができる。
たものに限るものではなく、例えば、フィルター55を
ベローズ45の変形に追従することのできる可撓性の樹
脂等によって形成し、そのフィルター55の両端部を取
付フランジ46(ハウジング)と補助プレート38に固
定するようにしても良い。このようにした場合には、フ
ィルター55と補助プレート38の間の隙間がなくなる
ことから、溶接フランジ45の隙間に入り込もうとする
異物をフィルター55によってより確実に遮断すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、斜板のシリンダ
ブロック側の端面に相対回転可能に補助プレートを取り
付け、この補助プレートとハウジングの間に、駆動軸を
囲繞してハウジング内を作動液室と潤滑液室とに隔成す
る可撓性の隔成部材を設けると共に、この溶接ベローズ
と駆動軸の間にフィルターを設けたため、駆動軸支持部
の周域に低粘度の作動液が流入するのを確実に防止する
ことができるうえに、駆動軸支持部等で発生した摩耗粉
等の異物が溶接ベローズに噛み込むのを防止することが
できる。したがって、本発明によれば駆動軸回りの潤滑
性能を確実に向上させることができるうえ、溶接ベロー
ズの円滑な作動を長期間に渡って維持することができ
る。
ブロック側の端面に相対回転可能に補助プレートを取り
付け、この補助プレートとハウジングの間に、駆動軸を
囲繞してハウジング内を作動液室と潤滑液室とに隔成す
る可撓性の隔成部材を設けると共に、この溶接ベローズ
と駆動軸の間にフィルターを設けたため、駆動軸支持部
の周域に低粘度の作動液が流入するのを確実に防止する
ことができるうえに、駆動軸支持部等で発生した摩耗粉
等の異物が溶接ベローズに噛み込むのを防止することが
できる。したがって、本発明によれば駆動軸回りの潤滑
性能を確実に向上させることができるうえ、溶接ベロー
ズの円滑な作動を長期間に渡って維持することができ
る。
【0027】また、前記フィルターを、ハウジングと補
助プレートのいずれか一方に固定した場合には、フィル
ター自体の構造が簡単になるうえに組付けも容易にな
り、その結果、製造コストの低減が可能になる。
助プレートのいずれか一方に固定した場合には、フィル
ター自体の構造が簡単になるうえに組付けも容易にな
り、その結果、製造コストの低減が可能になる。
【0028】さらにまた、前記フィルターを可撓性材料
によって形成し、フィルターの両端部をハウジングと補
助プレートとに固定した場合には、駆動軸側から溶接ベ
ローズの隙間に入り込もうとする異物をフィルターによ
ってより完全に遮断することができる。
によって形成し、フィルターの両端部をハウジングと補
助プレートとに固定した場合には、駆動軸側から溶接ベ
ローズの隙間に入り込もうとする異物をフィルターによ
ってより完全に遮断することができる。
【図1】本発明の一つの実施の形態を示す断面図。
【図2】同実施の形態を示す図1のA−A線に沿う断面
図。
図。
【図3】同実施の形態を示す構成部品の断面図。
【図4】同実施の形態を示す拡大断面図。
【図5】従来の技術を示す拡大断面図。
1…アキシャルプランジャポンプ、 5…吸入通路、 6…ハウジング、 11…シリンダブロック、 13…駆動軸、 16…斜板、 19…プランジャ、 28…吐出通路、 38…補助プレート、 45…溶接ベローズ、 48…作動液室、 49…潤滑液室、 55…フィルター。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング内に回転自在に支持された駆
動軸の端部に斜板が固設される一方で、複数個のプラン
ジャを軸方向に沿って進退自在に保持するシリンダブロ
ックが、前記ハウジング内の前記斜板に対向する位置に
固設され、前記複数個のプランジャが前記斜板の回転に
より順次押圧されて吸入通路から吸い入れた作動液を吐
出通路に送り出すアキシャルプランジャポンプにおい
て、 前記斜板のシリンダブロック側の端面に相対回転可能に
補助プレートを取り付け、この補助プレートとハウジン
グの間に、駆動軸を囲繞してハウジング内を作動液室と
潤滑液室とに隔成する溶接ベローズを設けると共に、こ
の溶接ベローズと駆動軸の間にフィルターを設けたこと
を特徴とするアキシャルプランジャポンプ。 - 【請求項2】 前記フィルターを、ハウジングと補助プ
レートのいずれか一方に固定したことを特徴とする請求
項1に記載のアキシャルプランジャポンプ。 - 【請求項3】 前記フィルターを可撓性材料によって形
成し、フィルターの両端部をハウジングと補助プレート
とに固定したことを特徴とする請求項1に記載のアキシ
ャルプランジャポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145675A JPH09324747A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | アキシャルプランジャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145675A JPH09324747A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | アキシャルプランジャポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324747A true JPH09324747A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15390494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8145675A Pending JPH09324747A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | アキシャルプランジャポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324747A (ja) |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8145675A patent/JPH09324747A/ja active Pending
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