JPH09329246A - オイルシール取付構造 - Google Patents

オイルシール取付構造

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JPH09329246A
JPH09329246A JP8165400A JP16540096A JPH09329246A JP H09329246 A JPH09329246 A JP H09329246A JP 8165400 A JP8165400 A JP 8165400A JP 16540096 A JP16540096 A JP 16540096A JP H09329246 A JPH09329246 A JP H09329246A
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JP
Japan
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oil seal
hole
mounting structure
accommodating portion
oil
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JP8165400A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hiroki
慎一 尋木
Senshiyuu Shiyuu
占舟 周
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JATCO Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルシールの抜け止め部材保持の信頼性を
高める。 【解決手段】 オイルポンプカバー1の軸受け部2のオ
イルシール収容部6にオイルシール10が圧入される。
抜け止めリング20がその円環部21を軸受け部2の先
端面に当接させて設けられる。円環部21の外周縁には
複数の取付片22が形成され、オイルシール収容部6の
外周壁7にそう方向へ略直角に折り曲げられている。取
付片22のピン用穴23を貫通して固定用ピン30が外
周壁のピン孔8に打ち込まれ、これにより、抜け止めリ
ング20が確実にオイルポンプカバー1に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機その他
における回転軸のオイルシール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機など回転要素を備える機構に
はその回転軸にオイルシールが取付けられるものが多
い。例えばゼネラルモーター車に搭載のHydra−m
atic4L60E型自動変速機のオイルポンプカバー
端部には、オイルポンプで発生する圧油の漏れを防止す
るため、図10に示すようにオイルシール101が取付
けられている。このオイルシールはオイルポンプカバー
100の軸穴109に圧入して取付けられており、さら
にその抜け止めとして、軸穴の端面に円環部103を有
する抜け止めリング102が設けられている。
【0003】抜け止めリング102の円環部103の内
縁には内方へ向いた突起104が設けられている。抜け
止めリング102には、円環部103からオイルポンプ
カバー端部の外壁にそって延びる複数個の折曲片105
が設けられ、各折曲片105の中間部には内側へ切り起
こした爪106が形成されている。爪106の先端は円
環部103方向へ向いているとともに、その先端で形成
される内径は、取付位置におけるオイルポンプカバー1
00端部の外壁の径より小さく設定されている。この抜
け止めリング102をオイルポンプカバー端部に押し込
んで外挿することにより爪106をカバー端部の外壁に
くさび状に係合させる。突起104はオイルシール10
1が圧入されている軸穴109の内壁よりも内方へ突出
し、これによりオイルシールの抜けを抑さえようとする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオイルシール取付構造では、抜け止めリング
をその折曲片に形成した爪による摩擦とくさび効果でオ
イルポンプカバー端部に保持させるものであるから、一
方でオイルポンプで大きな圧力が発生したとき確実にオ
イルシールの抜けを抑さえられず、信頼性に乏しい。ま
た他方では、取付の際の押し込み時にオイルポンプカバ
ー端部の外壁を爪で削り取って、回転機構内部に紛れ込
みやすい金属屑を発生させるという問題も有している。
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、抜け止
め部材の取付け時に金属屑等を発生せず、しかも信頼性
の高い抜け止め構造を備えたオイルシール取付構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
本発明は、回転軸の軸受け部におけるオイルシール取付
構造であって、オイルシールがオイルシール収容部の端
面開口から圧入して装着され、オイルシールの端面と係
合可能の円環部を有する抜け止めリングがその円環部を
オイルシール収容部の端面に対向させて設けられ、円環
部の外周縁には穴を備える複数の取付片が形成され、締
結部材を取付片の穴を貫通して軸受け部に形成された係
合孔に係合させて、上記抜け止めリングが軸受け部に保
持されているものとした。
【0006】上記の係合孔は、オイルシール収容部の外
周壁に形成され、取付片は、オイルシール収容部の外周
壁にそう方向へ折り曲げられているものとすることがで
きる。あるいはまた、係合孔は、オイルシール収容部の
外壁に形成されたリブに形成され、取付片は、リブの頂
辺にそう方向へ折り曲げられた基部と、該基部から延び
て前記リブを挟んでその両側壁を抱く側片部とを備え、
該側片部に上記の穴が形成されているものとすることが
できる。
【0007】上記締結部材は固定用ピンとし、係合孔を
ピン孔とすることができ、あるいは、締結部材を雄ねじ
部材として、係合孔をねじ孔とすることもできる。さら
には、締結部材をリベットとすることもできる。
【0008】請求項4に記載の発明は、金属製の内環を
備えるオイルシールがオイルシール収容部に圧入して装
着され、オイルシールの内環に貫通孔が形成され、締結
部材をオイルシール収容部に形成された係合孔および内
環の貫通孔に係合させて、オイルシールが抜け止めされ
ているものとした。ここでも、上記締結部材を固定用ピ
ンとし、係合孔をピン孔とすることができ、あるいは、
締結部材を雄ねじ部材として、係合孔をねじ孔とするこ
ともできる。
【0009】また、請求項8に記載の発明は、金属製の
内環を備えるオイルシールがオイルシール収容部に圧入
して装着され、内環の後端には半径方向外側に向いた係
止片が形成され、オイルシール収容部の後端にはリング
状の溝が形成されて、上記係止片がリング状の溝に係合
して、オイルシールが抜け止めされているものとした。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、抜け止めリングの取
付片の穴を貫通して締結部材が軸受け部の係合孔に係合
することにより、抜け止めリングが確実に軸受け部に保
持される。オイルシールが抜け方向に変位すると抜け止
めリングの円環部がこれに当接して阻止する。
【0011】また、係合孔をオイルシール収容部の外周
壁に形成し、あるいは外壁のリブに形成することによ
り、オイルシール収容部の外部において抜け止めリング
の固定作業が容易に行なえる。
【0012】請求項4の発明では、オイルシール収容部
に形成された係合孔からオイルシールの金属製内環に形
成された貫通孔まで締結部材が貫通されて、オイルシー
ル収容部とオイルシールが一体化され、オイルシールの
抜けが阻止される。
【0013】請求項8の発明では、金属製内環の後端に
形成した係止片がオイルシール収容部のリング状の溝に
係合することにより、オイルシールの抜けが阻止され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り以下説明する。図1〜図3は、オイルポンプカバー端
部に適用された第1の実施例を示す。図1は正面図、図
2は図1のA−A部を拡大して示す断面図、図3は図2
における矢視Bを示す図である。オイルポンプカバー1
の軸受け部2には、回転軸3を支持するベアリング4を
挟んでオイルポンプ5室と反対側の先端部にオイルシー
ル10が装着されている。オイルシール10は、断面L
字型の金属製の内環11をゴム材料のパッキン12で被
覆して形成され、パッキン12の回転軸3を囲んで摺動
するリップ部分13は環状のスプリング15でバックア
ップされている。
【0015】オイルポンプカバー1の軸受け部2の先端
部にはオイルシール収容部6が形成され、オイルシール
10は上記パッキン12で覆われたその外周をオイルシ
ール収容部6の円筒内壁面内に圧入して装着されてい
る。オイルシール10のリップ部分13を除く端面16
はオイルポンプカバー1の先端面と略面一となってい
る。円環部21を有する抜け止めリング20がその円環
部21をオイルポンプカバー1の先端面に当接させて設
けられる。円環部21の外周縁には周上略等間隔に複数
の取付片22が形成され、各取付片22はオイルポンプ
カバー1の先端部オイルシール収容部6の外周壁7にそ
う方向へ略直角に折り曲げられている。
【0016】取付片22にはピン用穴23が形成され、
取付片のピン用穴23に対応してオイルポンプカバー1
の先端部の外周壁7にはピン孔8が形成されている。ピ
ン孔8は外周壁7を貫通しない深さとしてある。そし
て、取付片22のピン用穴23を貫通して固定用ピン3
0が外周壁のピン孔8に打ち込まれている。
【0017】円環部21の内径はオイルシール10のリ
ップの内径より大きいが、オイルシール収容部6の円筒
内壁の径より充分に小さく設定されている。したがっ
て、オイルシール10が軸方向に変位したときには当接
する円環部21で必ず阻止されるとともに、その場合に
もリップ部分13には変形など生じさせないのでシール
機能に悪影響を与えることがない。
【0018】この実施例は以上のように構成され、抜け
止めリング20の円環部21から延びる複数の取付片2
2に、オイルポンプカバー1の外周壁7に設けたピン孔
8に打ち込んだ固定用ピン30を貫通させることによ
り、抜け止めリング20を保持させるものとしたので、
従来のような取付時に金属屑を発生させるようなことが
なく、また摩擦力による保持に比べて格段に信頼性が向
上するという効果を有する。
【0019】なお、図示実施例ではオイルシール10の
端面とオイルポンプカバー(軸受け部2)の先端面とが
略面一となっている場合を示したが、オイルシールがさ
らに奥側に設置されてその端面と抜け止めリング20の
円環部21との間に間隙があってもよい。あるいはまた
逆に、オイルシール10の端面がオイルポンプカバーの
先端面よりも若干突出している場合には、抜け止めリン
グの円環部21をオイルシール10の端面に当接させ、
オイルポンプカバーの先端面との間に間隙を持たせた状
態で、取付片22のピン用穴23と外周壁7のピン孔8
の対応づけを設定すればよい。さらに、外周壁のピン孔
8のかわりにこれをねじ孔とし、締結部材として固定用
ピン30のかわりにビスまたはボルトをねじ込むように
してもよい。
【0020】図4〜図6は、同じくオイルポンプカバー
端部に適用された第2の実施例を示す。図4は正面図、
図5は図4のC−C部を拡大して示す断面図、図6は図
5における矢視Dを示す図である。この実施例は、抜け
止めリングをオイルポンプカバーの外壁に形成されたリ
ブ部分で固定するようにしたものである。
【0021】すなわち、抜け止めリング40には、オイ
ルポンプカバー1Aの外壁に形成されたリブ50に対応
させて、その円環部41の外周縁に複数の取付片42が
形成され、各取付片42はリブ50の頂辺にそう方向へ
斜めに折り曲げられた基部45を有している。なお、リ
ブ50が多数形成されている場合には、周上略等間隔に
なるようなリブが選択される。
【0022】取付片42はその基部45からさらに延び
てリブ50を挟んでその両側壁を抱く側片部46を備え
ている。取付片42の各側片部46にはピン用穴43が
形成され、これらのピン用穴43に対応してオイルポン
プカバー1Aのリブ50にはピン孔8Aが貫通して形成
されている。そして、取付片の側片部46のピン用穴4
3およびリブ50のピン孔8Aを貫通して固定用ピン3
1が打ち込まれている。その他の構成は前述の第1の実
施例と同様である。
【0023】この実施例は以上のように構成され、抜け
止めリング40の円環部41から延びる複数の取付片4
2がオイルポンプカバー1Aの外壁に形成されたリブ5
0を挟む側片部46を備え、リブ50および側片部46
を貫通する固定用ピン31で両者を固定するようにした
ので、第1の実施例と同じ効果が得られる。さらに、抜
け止めリング40の保持固定にオイルポンプカバー外壁
のリブ50を利用するので、オイルポンプカバー1Aの
オイルシール収容部の肉厚が薄くてピン孔形成が困難な
場合にメリットが大きい。またここでも、固定用ピン3
1のかわりにビスまたはボルト、あるいはリベットを使
用することができ、ビスまたはボルトのときはピン孔8
Aをねじ孔とし、あるいはピン孔を単なる穴としてボル
ト・ナットで固定する。リベットのときはピン孔8Aを
リベット孔とする。
【0024】図7は、オイルポンプカバー端部に適用さ
れた第3の実施例を示す断面図である。この実施例は、
抜け止めリングを廃しながら、オイルシールの抜けを防
止するようにしたものである。オイルシール60は、断
面L字型の金属製の内環61をゴム材料のパッキン62
で被覆して形成され、パッキン62の回転軸3を囲んで
摺動するリップ部分63は環状のスプリング15でバッ
クアップされている。オイルポンプカバー1Bの先端部
にはオイルシール収容部6が形成され、オイルシール6
0はパッキン62で覆われたその外周をオイルシール収
容部6の円筒内壁面内に圧入して装着されている。オイ
ルシール60のリップ部分63を除く端面66はオイル
ポンプカバー1Bの先端面と略面一となっている。
【0025】オイルポンプカバー1Bのオイルシール収
容部6には、その外周壁7Bから円筒内壁面まで貫通し
てピン孔8Bが形成されている。このピン孔8Bに対応
して、オイルシール60の外周のパッキン62および金
属製の内環61に貫通孔67が形成されている。そし
て、オイルシール収容部6のピン孔8Bからオイルシー
ル60のパッキンを経て内環までの貫通孔67まで固定
用ピン32が打ち込まれている。抜け止めリングは設け
られていない。その他の構成は第1の実施例と同じであ
る。
【0026】本実施例は以上のように構成され、オイル
ポンプカバー1Bの外壁側から、オイルシール収容部6
を貫通させてオイルシールの内環61の貫通孔67まで
固定用ピン32が打ち込まれるものとしたので、金属屑
の発生もなく、別部材としての抜け止めリングを不要と
しながらオイルシールの抜けが確実に阻止されるという
効果を有する。なおこの実施例では、固定用ピン32は
複数設けられてもよいが、周上1個だけでも充分に抜け
止めの効果が発揮されるから、抜け止めリング不要を含
めて部品点数が少なくて済むというメリットがある。ま
た、オイルシールの端面近傍に抜け止めリングを配置す
る必要がないから、オイルシールが軸受け部の奥深い部
位に設置される場合にも適用可能である。なお、オイル
シール収容部のピン孔8Bをねじ孔とし、固定用ピン3
2のかわりにビスまたはボルトをねじ込むようにするこ
とができる。
【0027】図8は、第4の実施例を示す。これも同じ
く抜け止めリングを廃しながら、オイルシールの抜けを
防止するようにしたものである。オイルシール70は、
断面略L字型の金属製の内環71をゴム材料のパッキン
72で被覆して形成され、パッキン72の回転軸3を囲
んで摺動するリップ部分73は環状のスプリング15で
バックアップされている。
【0028】オイルポンプカバー1Cの先端部にはオイ
ルシール収容部6Cが形成され、オイルシール70は一
部パッキン72で覆われたその外周をオイルシール収容
部6Cの円筒内壁面内に挿入して装着されている。オイ
ルシール70のリップ部分73を除く端面76はオイル
ポンプカバー1Cの先端面と略面一となっている。オイ
ルシール70の内環71は、断面においてその外周壁に
段差が形成され、前半の小径部81がパッキン72で覆
われて、オイルシール収容部6Cに挿入されたとき圧入
代を形成するようになっている。
【0029】そして後半の大径部82は直接オイルシー
ル収容部6Cの円筒内壁面と接するようになっていると
ともに、図9に示すように、周方向複数個所に後端に開
口する軸方向のスリット83が形成されている。さらに
内環大径部82の後端には上記開口により分断された複
数の半径方向外側に向いた係止片84が形成されてい
る。係止片84を備え、隣接するスリットに挟まれた係
止片支持部は細身とされて、容易にたわむスプリング機
能を付与される。オイルポンプカバー1Cのオイルシー
ル収容部6Cの後端、すなわち奥側には、円筒内壁面に
リング状の溝9が形成されている。
【0030】組み付けにあたっては、オイルシール収容
部6Cの開口端からオイルシール70の係止片84部を
縮径させて挿入し押し込む。係止片84がオイルシール
収容部6Cの後端に達すると、内環71の大径部82が
拡がって係止片84がリング状の溝9に係合する。これ
により、オイルシール70が所定の設定位置に位置決め
される。抜け止めリングは設けられていない。その他の
構成は第1の実施例と同じである。
【0031】本実施例は以上のように構成され、オイル
シール内環71の後端に形成した係止片84をオイルポ
ンプカバー1Cのオイルシール収容部に設けたリング状
の溝9に係合させるものとしたので、これにより、別部
材としての抜け止めリングを不要としながらオイルシー
ルの抜けが確実に阻止されるという効果を有する。また
従来のような保持のため摩擦力を要するものでないの
で、係止片部を縮径させて押し込む際にも金属屑などの
発生もない。なおこの実施例では、係止片84が複数設
けられているが、少なくとも1個形成されていればよ
い。なお、上記各実施例では自動変速機のオイルポンプ
カバーへのオイルシール取付けに適用されたものを示し
たが、これに限定されず、種々の軸受け部におけるオイ
ルシール取付けに適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、回転軸のオイ
ルシール取付構造において、軸受け部のオイルシール収
容部に圧入されたオイルシールの端面と係合可能の円環
部を有する抜け止めリングを設けて、その円環部をオイ
ルシール収容部の端面に対向させ、円環部の外周縁に形
成した複数の取付片を貫通させてピンやねじ部材など締
結部材を軸受け部に形成した係合孔に係合させるものと
したので、オイルシールに圧力がかかっても軸受け部に
確実に保持された抜け止めリングによりその抜けが防止
される。
【0033】上記係合孔をオイルシール収容部の外周壁
に形成し、取付片はその外周壁にそう方向へ折り曲げた
ものとすることにより、あるいは係合孔を外壁のリブに
形成し、取付片はリブの両側壁を抱く側片部を備えるも
のとすることにより、抜け止めリングの固定作業がオイ
ルシール収容部の外部において容易に行なえる。
【0034】また、オイルシール収容部に圧入されたオ
イルシールの金属製内環に貫通孔を形成し、締結部材を
オイルシール収容部に形成された係合孔から内環の貫通
孔に係合させることにより、抜け止めリングを不要とし
ながらオイルシールの抜け止めが確保される。
【0035】また、オイルシールの金属製内環の後端に
半径方向外側に向いた係止片を形成し、オイルシール収
容部の後端にはリング状の溝を形成して、上記係止片を
リング状の溝に係合させることによっても、同様に抜け
止めリングを不要としながらオイルシールの抜け止めが
確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A部を拡大して示す断面図である。
【図3】図2における矢視Bを示す図である。
【図4】第2の実施例を示す正面図である。
【図5】図4のC−C部を拡大して示す断面図である。
【図6】図5における矢視Dを示す図である。
【図7】第3の実施例を示す断面図である。
【図8】第4の実施例を示す断面図である。
【図9】第4の実施例におけるオイルシールを示す側面
図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C オイルポンプカバー 2 軸受け部 3 回転軸 4 ベアリング 5 オイルポンプ 6、6C オイルシール収容部 7、7B 外周壁 8、8A、8B ピン孔 9 溝 10、60、70 オイルシール 11、61、71 内環 12、62、72 パッキン 13、63、73 リップ部分 15 スプリング 20、40 抜け止めリング 21、41 円環部 22、42 取付片 23、43 ピン用穴 30、31、32 固定用ピン 45 基部 46 側片部 50 リブ 67 貫通孔 81 小径部 82 大径部 83 スリット 84 係止片 100 オイルポンプカバー 101 オイルシール 102 抜け止めリング 103 円環部 104 突起 105 折曲片 106 爪 109 軸穴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の軸受け部におけるオイルシール
    取付構造であって、オイルシールがオイルシール収容部
    の端面開口から圧入して装着され、前記オイルシールの
    端面と係合可能の円環部を有する抜け止めリングがその
    円環部を前記オイルシール収容部の端面に対向させて設
    けられ、前記円環部の外周縁には穴を備える複数の取付
    片が形成され、締結部材を前記取付片の穴を貫通して軸
    受け部に形成された係合孔に係合させて、前記抜け止め
    リングが軸受け部に保持されていることを特徴とするオ
    イルシール取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係合孔が、オイルシール収容部の外
    周壁に形成され、前記取付片は、オイルシール収容部の
    外周壁にそう方向へ折り曲げられているものであること
    を特徴とする請求項1記載のオイルシール取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係合孔が、オイルシール収容部の外
    壁に形成されたリブに形成され、前記取付片は、リブの
    頂辺にそう方向へ折り曲げられた基部と、該基部から延
    びて前記リブを挟んでその両側壁を抱く側片部とを備
    え、該側片部に前記穴が形成されているものであること
    を特徴とする請求項1記載のオイルシール取付構造。
  4. 【請求項4】 回転軸の軸受け部におけるオイルシール
    取付構造であって、金属製の内環を備えるオイルシール
    がオイルシール収容部に圧入して装着され、オイルシー
    ルの前記内環に貫通孔が形成され、締結部材を前記オイ
    ルシール収容部に形成された係合孔および前記内環の貫
    通孔に係合させて、前記オイルシールが抜け止めされて
    いることを特徴とするオイルシール取付構造。
  5. 【請求項5】 前記締結部材が固定用ピンであり、前記
    係合孔がピン孔であることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載のオイルシール取付構造。
  6. 【請求項6】 前記締結部材が雄ねじ部材であり、前記
    係合孔がねじ孔であることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載のオイルシール取付構造。
  7. 【請求項7】 前記締結部材がリベットであり、前記係
    合孔がリベット孔であることを特徴とする請求項3記載
    のオイルシール取付構造。
  8. 【請求項8】 回転軸の軸受け部におけるオイルシール
    取付構造であって、金属製の内環を備えるオイルシール
    がオイルシール収容部に圧入して装着され、前記内環の
    後端には半径方向外側に向いた係止片が形成され、前記
    オイルシール収容部の後端にはリング状の溝が形成され
    て、前記係止片が前記リング状の溝に係合して、前記オ
    イルシールが抜け止めされていることを特徴とするオイ
    ルシール取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201600106483A1 (it) * 2016-10-21 2018-04-21 Bosch Gmbh Robert Gruppo di pompaggio e metodo per alimentare combustibile, preferibilmente gasolio, ad un motore a combustione interna
US10060530B2 (en) 2013-11-13 2018-08-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Internal combustion engine and cover member attachment structure for internal combustion engine
CN112610596A (zh) * 2020-12-14 2021-04-06 人本股份有限公司 水泵轴承

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