JPH0933070A - ヒートポンプの室外ユニット - Google Patents
ヒートポンプの室外ユニットInfo
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- JPH0933070A JPH0933070A JP18312495A JP18312495A JPH0933070A JP H0933070 A JPH0933070 A JP H0933070A JP 18312495 A JP18312495 A JP 18312495A JP 18312495 A JP18312495 A JP 18312495A JP H0933070 A JPH0933070 A JP H0933070A
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- JP
- Japan
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- outdoor unit
- vibration
- engine
- refrigerant
- heat pump
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室外機を収容する筺体の底部にかかる曲げモ
ーメントを低減し、疲労による底部の損傷および底部の
撓み振動による騒音の発生を抑制することが可能なヒー
トポンプの室外ユニットを提供する。 【構成】 室外機1のケーシング2に、エンジン12お
よびこれに駆動されて冷媒を配管内に循環させる圧縮機
22を収容する。室外機1が設置される基礎面41上に
は、3個以上の吸振体43を配置し、これらの吸振体4
3でケーシング2の底板3を支持させる。底板3上に
は、エンジン12を底板3に取り付けるゴム製のマウン
ト16を配置する。吸振体43とマウント16は、平面
視してほぼ重なる位置に配置する。
ーメントを低減し、疲労による底部の損傷および底部の
撓み振動による騒音の発生を抑制することが可能なヒー
トポンプの室外ユニットを提供する。 【構成】 室外機1のケーシング2に、エンジン12お
よびこれに駆動されて冷媒を配管内に循環させる圧縮機
22を収容する。室外機1が設置される基礎面41上に
は、3個以上の吸振体43を配置し、これらの吸振体4
3でケーシング2の底板3を支持させる。底板3上に
は、エンジン12を底板3に取り付けるゴム製のマウン
ト16を配置する。吸振体43とマウント16は、平面
視してほぼ重なる位置に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンやモー
タなどの駆動手段により圧縮機を駆動して冷媒を配管内
に循環させるヒートポンプの室外ユニットに関する。
タなどの駆動手段により圧縮機を駆動して冷媒を配管内
に循環させるヒートポンプの室外ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室外機に設けたエンジンによ
って圧縮機を駆動し、これによって冷媒を配管内に循環
させ、冷暖房や空気調和を行わせるようにしたヒートポ
ンプが実用化されている。このようなエンジン駆動式ヒ
ートポンプでは、エンジンの回転に伴う振動やこの振動
に伴う騒音の発生が問題になることがある。また、モー
タによって圧縮機を駆動するヒートポンプでも、例えば
レシプロ式の圧縮機の場合には、圧縮機の振動や騒音の
発生が問題になることがある。特に、室外機を設けるス
ペースの関係上、建築物の屋上に室外機を設けた場合に
は、振動が建築物に伝達されたり、室内で騒音が響いた
りすることがある。
って圧縮機を駆動し、これによって冷媒を配管内に循環
させ、冷暖房や空気調和を行わせるようにしたヒートポ
ンプが実用化されている。このようなエンジン駆動式ヒ
ートポンプでは、エンジンの回転に伴う振動やこの振動
に伴う騒音の発生が問題になることがある。また、モー
タによって圧縮機を駆動するヒートポンプでも、例えば
レシプロ式の圧縮機の場合には、圧縮機の振動や騒音の
発生が問題になることがある。特に、室外機を設けるス
ペースの関係上、建築物の屋上に室外機を設けた場合に
は、振動が建築物に伝達されたり、室内で騒音が響いた
りすることがある。
【0003】このため、防振架台に室外機を載せた状態
で、屋上に設置することが普通である。この防振架台
は、屋上床面に接する矩形枠状の下側支持部材と、室外
機が載せられる矩形枠状の上側支持部材と、下側支持部
材および上側支持部材との間に配設されるバネ、油圧式
ダンパーあるいは防振ゴム等の弾性あるいは粘弾性を有
する吸振体とを備えている。また、風や地震といった外
力による室外機の倒壊を防止するために、上側支持部材
が一定の振幅以上縦方向に揺動したなら、上側支持部材
に当接する耐震ストッパを下側支持部材に固定したり、
室外機が一定の振幅以上横方向に揺動したなら、室外機
の側部に当接する耐震ストッパを下側支持部材に固定し
たりしている。
で、屋上に設置することが普通である。この防振架台
は、屋上床面に接する矩形枠状の下側支持部材と、室外
機が載せられる矩形枠状の上側支持部材と、下側支持部
材および上側支持部材との間に配設されるバネ、油圧式
ダンパーあるいは防振ゴム等の弾性あるいは粘弾性を有
する吸振体とを備えている。また、風や地震といった外
力による室外機の倒壊を防止するために、上側支持部材
が一定の振幅以上縦方向に揺動したなら、上側支持部材
に当接する耐震ストッパを下側支持部材に固定したり、
室外機が一定の振幅以上横方向に揺動したなら、室外機
の側部に当接する耐震ストッパを下側支持部材に固定し
たりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、室
外機を筺体に収容し、この筺体を防振架台に載せてい
た。この場合において、室外機の振動源となるエンジン
または圧縮機は、マウントと呼ばれるゴム製の防振効果
も有する取付け手段により、筺体の底板に取り付けられ
ている。そして、防振架台の吸振体は、マウントの位置
とは無関係に、矩形枠状の上側支持部材と下側支持部材
とを連結する位置、つまり防振架台の端部に配置されて
いた。
外機を筺体に収容し、この筺体を防振架台に載せてい
た。この場合において、室外機の振動源となるエンジン
または圧縮機は、マウントと呼ばれるゴム製の防振効果
も有する取付け手段により、筺体の底板に取り付けられ
ている。そして、防振架台の吸振体は、マウントの位置
とは無関係に、矩形枠状の上側支持部材と下側支持部材
とを連結する位置、つまり防振架台の端部に配置されて
いた。
【0005】この構成では、エンジンまたは圧縮機の振
動は、まずマウントで減衰されながら筺体の底板に伝達
される。この振動は、底板内を剪断力として伝わり、さ
らに防振架台の上側支持部材に伝達され、この防振架台
内でも剪断力として伝わり、吸振体により減衰される。
このようにして減衰された振動が、屋上の床面に伝達さ
れるようになっている。
動は、まずマウントで減衰されながら筺体の底板に伝達
される。この振動は、底板内を剪断力として伝わり、さ
らに防振架台の上側支持部材に伝達され、この防振架台
内でも剪断力として伝わり、吸振体により減衰される。
このようにして減衰された振動が、屋上の床面に伝達さ
れるようになっている。
【0006】しかし、従来は、前記のように、防振架台
の吸振体がマウントの位置と無関係に配置されていたた
め、吸振体とマウントとが離間してしまい、底板内には
大きな曲げモーメントが作用していた。このため、ヒー
トポンプを長期間運転していると、疲労によって、底部
に亀裂が生ずるおそれがあった。また、振動による曲げ
モーメントにより、底板が撓み振動を起こし、これによ
って騒音を発生することがあった。
の吸振体がマウントの位置と無関係に配置されていたた
め、吸振体とマウントとが離間してしまい、底板内には
大きな曲げモーメントが作用していた。このため、ヒー
トポンプを長期間運転していると、疲労によって、底部
に亀裂が生ずるおそれがあった。また、振動による曲げ
モーメントにより、底板が撓み振動を起こし、これによ
って騒音を発生することがあった。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、室外機を収容する筺体の底部にかかる曲げモ
ーメントを低減し、疲労による底部の損傷および底部の
撓み振動による騒音の発生を抑制することが可能なヒー
トポンプの室外ユニットを提供することを目的とする。
のであり、室外機を収容する筺体の底部にかかる曲げモ
ーメントを低減し、疲労による底部の損傷および底部の
撓み振動による騒音の発生を抑制することが可能なヒー
トポンプの室外ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載のヒートポンプの室外ユニットにあ
っては、室外機に駆動手段および圧縮機を設け、上記駆
動手段により上記圧縮機を駆動して冷媒を配管内に循環
させるようにしたヒートポンプの上記室外機を収容する
筺体と、上記室外機が設置される基礎面上に載置され
て、上記筺体の底部を支持する3個以上の吸振手段と、
上記筺体の上記底部上に配置されて、上記駆動手段また
は圧縮機の少なくとも一方を上記底部に取り付ける取付
け手段とを具備しており、上記吸振手段と取付け手段と
が、少なくとも1箇所にて、平面視してほぼ重なる位置
に配置されていることを特徴としている。
め、請求項1に記載のヒートポンプの室外ユニットにあ
っては、室外機に駆動手段および圧縮機を設け、上記駆
動手段により上記圧縮機を駆動して冷媒を配管内に循環
させるようにしたヒートポンプの上記室外機を収容する
筺体と、上記室外機が設置される基礎面上に載置され
て、上記筺体の底部を支持する3個以上の吸振手段と、
上記筺体の上記底部上に配置されて、上記駆動手段また
は圧縮機の少なくとも一方を上記底部に取り付ける取付
け手段とを具備しており、上記吸振手段と取付け手段と
が、少なくとも1箇所にて、平面視してほぼ重なる位置
に配置されていることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載のヒートポンプの室外ユニ
ットにあっては、請求項1に記載の構成に加えて、上記
複数の吸振手段が、上記筺体の底部および上記基礎面の
うち少なくとも一方に直接取り付けられていることを特
徴としている。請求項3に記載のヒートポンプの室外ユ
ニットにあっては、請求項1に記載の構成に加えて、上
記駆動手段または圧縮機の少なくとも一方が、弾性を有
する支持プレートの中央部に取り付けられており、上記
支持プレートが上記中央部よりも外側に張り出す複数の
張出し部を有しており、これらの張り出し部の端部に上
記取付け手段が配置されていることを特徴としている。
請求項4に記載のヒートポンプの室外ユニットにあって
は、請求項1または2に記載の構成に加えて、互いに隣
接する上記取付け手段を結んだ多角形の内側に、上記吸
振体が配置されていることを特徴としている。
ットにあっては、請求項1に記載の構成に加えて、上記
複数の吸振手段が、上記筺体の底部および上記基礎面の
うち少なくとも一方に直接取り付けられていることを特
徴としている。請求項3に記載のヒートポンプの室外ユ
ニットにあっては、請求項1に記載の構成に加えて、上
記駆動手段または圧縮機の少なくとも一方が、弾性を有
する支持プレートの中央部に取り付けられており、上記
支持プレートが上記中央部よりも外側に張り出す複数の
張出し部を有しており、これらの張り出し部の端部に上
記取付け手段が配置されていることを特徴としている。
請求項4に記載のヒートポンプの室外ユニットにあって
は、請求項1または2に記載の構成に加えて、互いに隣
接する上記取付け手段を結んだ多角形の内側に、上記吸
振体が配置されていることを特徴としている。
【0010】(作用)請求項1に記載のヒートポンプの
室外ユニットによれば、吸振手段と取付け手段とが、少
なくとも1箇所にて、平面視してほぼ重なる位置に配置
されているために、振動が発生しても、吸振手段と取付
け手段との間の筺体の底部には大きな曲げモーメントが
作用することはない。したがって、疲労による底部の亀
裂などの損傷を抑制することができ、筺体の寿命を長く
維持することが可能であると共に、曲げモーメントによ
る底部の撓み振動およびこれによる騒音の発生を防止す
ることが可能である。
室外ユニットによれば、吸振手段と取付け手段とが、少
なくとも1箇所にて、平面視してほぼ重なる位置に配置
されているために、振動が発生しても、吸振手段と取付
け手段との間の筺体の底部には大きな曲げモーメントが
作用することはない。したがって、疲労による底部の亀
裂などの損傷を抑制することができ、筺体の寿命を長く
維持することが可能であると共に、曲げモーメントによ
る底部の撓み振動およびこれによる騒音の発生を防止す
ることが可能である。
【0011】ところで、従来の防振架台は、コンクリー
ト製の基礎面に固定される矩形枠状の下方支持部材と、
室外機の底部が固定される矩形枠状の上方支持部材と、
下方支持部材と上方支持部材との間に配置される吸振手
段により構成されていた。しかし、請求項2に記載のヒ
ートポンプの室外ユニットによれば、そのような上方お
よび下方の支持部材のうち少なくとも一方を廃止し、吸
振手段によって直接室外機を支持させるようにしたの
で、防振機能を有する構成要素を軽量化することができ
ると共に、その製造費用を安価にすることができる。
ト製の基礎面に固定される矩形枠状の下方支持部材と、
室外機の底部が固定される矩形枠状の上方支持部材と、
下方支持部材と上方支持部材との間に配置される吸振手
段により構成されていた。しかし、請求項2に記載のヒ
ートポンプの室外ユニットによれば、そのような上方お
よび下方の支持部材のうち少なくとも一方を廃止し、吸
振手段によって直接室外機を支持させるようにしたの
で、防振機能を有する構成要素を軽量化することができ
ると共に、その製造費用を安価にすることができる。
【0012】請求項3に記載のヒートポンプの室外ユニ
ットによれば、室外機の筺体の占める面積に比較して、
駆動手段または圧縮機の占める面積が小さい場合であっ
ても、取付け手段と吸振手段とを平面視して重ねた状態
に配置することができる。しかも、駆動手段または圧縮
機の大きさに関わりなく、筺体を支持する吸振手段同士
の間隔を設定することができ、この間隔を大きくとるこ
とにより、室外ユニット全体のバランスを損なうことが
ない。また、駆動手段または圧縮機と取付け手段とを連
結する支持プレートが弾性を有していることにより、駆
動手段または圧縮機の稼働により振動が発生した場合
に、まず支持プレートがこれを減衰させて、取付け手段
に伝達する。したがって、この減衰効果を利用すること
によって、さらに室外ユニット全体の振動を減衰させる
効果の向上を図ることが可能である。
ットによれば、室外機の筺体の占める面積に比較して、
駆動手段または圧縮機の占める面積が小さい場合であっ
ても、取付け手段と吸振手段とを平面視して重ねた状態
に配置することができる。しかも、駆動手段または圧縮
機の大きさに関わりなく、筺体を支持する吸振手段同士
の間隔を設定することができ、この間隔を大きくとるこ
とにより、室外ユニット全体のバランスを損なうことが
ない。また、駆動手段または圧縮機と取付け手段とを連
結する支持プレートが弾性を有していることにより、駆
動手段または圧縮機の稼働により振動が発生した場合
に、まず支持プレートがこれを減衰させて、取付け手段
に伝達する。したがって、この減衰効果を利用すること
によって、さらに室外ユニット全体の振動を減衰させる
効果の向上を図ることが可能である。
【0013】請求項4に記載のヒートポンプの室外ユニ
ットによれば、互いに隣接する取付け手段を結んだ多角
形の内側に吸振体を配置したことにより、逆に隣接する
吸振手段を結んだ多角形の内側に取付け手段を配置し、
他の条件を同一にした場合に比べて、底部の振動する領
域が狭まり、取付け手段から底部を通じて伝達される振
幅が弱まる。これによって、室外ユニット全体の振動を
減衰させる効果の向上を図ることが可能である。
ットによれば、互いに隣接する取付け手段を結んだ多角
形の内側に吸振体を配置したことにより、逆に隣接する
吸振手段を結んだ多角形の内側に取付け手段を配置し、
他の条件を同一にした場合に比べて、底部の振動する領
域が狭まり、取付け手段から底部を通じて伝達される振
幅が弱まる。これによって、室外ユニット全体の振動を
減衰させる効果の向上を図ることが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態について説明する。 (1) 第1実施形態 A.ヒートポンプの構成 まず、図1は第1実施形態に係るヒートポンプの室外機
1を示す正面図であり、図2は右側面図である。室外機
1のケーシング(筺体)2は、底板(底部)3の4隅に
図示しない支柱を立設し、これらの支柱を図示しない梁
で連結し、支柱で囲まれた両側面を側板5で覆い、前後
面の下部を図2に示す前面板100および後面板101
で覆い、前後面の上部を金網部110aを持つ前面上部
板110と後上部金網111(図2)で覆い、天井面を
天板6で覆った構造である。ケーシング2の内部は中央
仕切板7で上下に仕切られており、その上側が図3の室
外機上部平面図に示す熱交換室8とされている。中央仕
切板7の下側は、図4の室外機下部平面図に示す機関室
10とされている。
実施形態について説明する。 (1) 第1実施形態 A.ヒートポンプの構成 まず、図1は第1実施形態に係るヒートポンプの室外機
1を示す正面図であり、図2は右側面図である。室外機
1のケーシング(筺体)2は、底板(底部)3の4隅に
図示しない支柱を立設し、これらの支柱を図示しない梁
で連結し、支柱で囲まれた両側面を側板5で覆い、前後
面の下部を図2に示す前面板100および後面板101
で覆い、前後面の上部を金網部110aを持つ前面上部
板110と後上部金網111(図2)で覆い、天井面を
天板6で覆った構造である。ケーシング2の内部は中央
仕切板7で上下に仕切られており、その上側が図3の室
外機上部平面図に示す熱交換室8とされている。中央仕
切板7の下側は、図4の室外機下部平面図に示す機関室
10とされている。
【0015】機関室10の内部には、エンジン12が配
置され、底板3に取り付けられている。このエンジン1
2の取付け構造については後述する。なお、図におい
て、符号G1は、エンジン12を含む室外機1全体の重
心を示し、G2はエンジン12の重心を示す。
置され、底板3に取り付けられている。このエンジン1
2の取付け構造については後述する。なお、図におい
て、符号G1は、エンジン12を含む室外機1全体の重
心を示し、G2はエンジン12の重心を示す。
【0016】エンジン12は、水冷式ガス燃料エンジン
であり、図1に示すガスミキサ13により、ガスと大気
の混合気が供給され、この混合気を燃焼させて出力を得
るようになっている。このエンジン12の出力は、圧縮
機22に伝達され、この圧縮機22で冷媒を配管内に循
環させるようになっている。なお、この実施形態では、
エンジン12上に圧縮機22が載置されている。
であり、図1に示すガスミキサ13により、ガスと大気
の混合気が供給され、この混合気を燃焼させて出力を得
るようになっている。このエンジン12の出力は、圧縮
機22に伝達され、この圧縮機22で冷媒を配管内に循
環させるようになっている。なお、この実施形態では、
エンジン12上に圧縮機22が載置されている。
【0017】一方、熱交換室8内には、ファン23aが
配置されている。そして、室外熱交換器23や、エンジ
ン12を冷却するラジエータ39などがファン23aに
よって空冷されるようになっている。
配置されている。そして、室外熱交換器23や、エンジ
ン12を冷却するラジエータ39などがファン23aに
よって空冷されるようになっている。
【0018】さらに、このヒートポンプには、図5に示
すように、前記圧縮機22(22A,22B)を含んで
閉ループを構成する冷媒回路25と、水ポンプ26を含
んで閉ループを構成する冷却水回路27とが設けられて
いる。なお、図中、冷媒回路25に付けた矢印は、四方
弁35を暖房位置に設定した暖房運転時の冷媒の流れを
示している。
すように、前記圧縮機22(22A,22B)を含んで
閉ループを構成する冷媒回路25と、水ポンプ26を含
んで閉ループを構成する冷却水回路27とが設けられて
いる。なお、図中、冷媒回路25に付けた矢印は、四方
弁35を暖房位置に設定した暖房運転時の冷媒の流れを
示している。
【0019】上記冷媒回路25は、圧縮機22によって
フロン等の冷媒を循環させる回路であって、これは、圧
縮機22A,22Bの各吐出側からオイルセパレータ2
8に至る冷媒ライン25aと、オイルセパレータ28か
ら四方弁35に至る冷媒ライン25bと、四方弁35か
ら3台の室内熱交換器29に至る冷媒ライン25cと、
各室内熱交換器29からそれぞれ配置される膨張弁30
を通り、アキュムレータ31内を通過して室外熱交換器
23に至る冷媒ライン25dと、室外熱交換器23から
前記四方弁35に至る冷媒ライン25eと、四方弁35
からアキュムレータ31に至る冷媒ライン25fと、ア
キュムレータ31からサブアキュムレータ31aに至る
冷媒ライン25gと、サブアキュムレータ31aから圧
縮機22a,22bの各吸入側に至る冷媒ライン25i
とを備えている。
フロン等の冷媒を循環させる回路であって、これは、圧
縮機22A,22Bの各吐出側からオイルセパレータ2
8に至る冷媒ライン25aと、オイルセパレータ28か
ら四方弁35に至る冷媒ライン25bと、四方弁35か
ら3台の室内熱交換器29に至る冷媒ライン25cと、
各室内熱交換器29からそれぞれ配置される膨張弁30
を通り、アキュムレータ31内を通過して室外熱交換器
23に至る冷媒ライン25dと、室外熱交換器23から
前記四方弁35に至る冷媒ライン25eと、四方弁35
からアキュムレータ31に至る冷媒ライン25fと、ア
キュムレータ31からサブアキュムレータ31aに至る
冷媒ライン25gと、サブアキュムレータ31aから圧
縮機22a,22bの各吸入側に至る冷媒ライン25i
とを備えている。
【0020】なお、前記オイルセパレータ28からは、
オイル戻りライン32とバイパスライン25jが導かれ
ており、オイル戻りライン32は前記冷媒ライン25g
に接続され、バイパスライン25jは前記冷媒ライン2
5fに接続されており、このバイパスライン25jには
バイパス弁32aが接続されている。また、前記アキュ
ムレータ31には、貯留される液相の上限、下限の冷媒
の液面を検出する液面センサ34a,34bが設けら
れ、サブアキュムレータ31aには、上限の冷媒液面を
検出する液面センサ34cが設けられている。アキュム
レータ31の底部は、主にオイル戻り用のバイパスライ
ン25kによって前記冷媒ライン25gに接続されてお
り、バイパスライン25kにはバイパス弁33bが設け
られている。なお、図中、25l,25mは、それぞれ
バイパス弁を配置したバイパスラインを示す。
オイル戻りライン32とバイパスライン25jが導かれ
ており、オイル戻りライン32は前記冷媒ライン25g
に接続され、バイパスライン25jは前記冷媒ライン2
5fに接続されており、このバイパスライン25jには
バイパス弁32aが接続されている。また、前記アキュ
ムレータ31には、貯留される液相の上限、下限の冷媒
の液面を検出する液面センサ34a,34bが設けら
れ、サブアキュムレータ31aには、上限の冷媒液面を
検出する液面センサ34cが設けられている。アキュム
レータ31の底部は、主にオイル戻り用のバイパスライ
ン25kによって前記冷媒ライン25gに接続されてお
り、バイパスライン25kにはバイパス弁33bが設け
られている。なお、図中、25l,25mは、それぞれ
バイパス弁を配置したバイパスラインを示す。
【0021】以上説明した冷媒回路25の冷媒ライン2
5bには、冷媒の高圧側圧力を検知する高圧側圧力セン
サ37aが設けられ、冷媒ライン25iには冷媒の低圧
側圧力を検知する低圧側圧力センサ37bが設けられて
いる。また、前記室内熱交換器29の近傍には室内温度
センサ37cが設けられ、室外熱交換器23の近傍には
室外温度センサ37dが設けられている。そして、高圧
側圧力センサ37a、低圧側圧力センサ37b、室内温
度センサ37cおよび室外温度センサ37dは、図示し
ない制御装置に接続されている。また、この制御装置に
は、冷媒ライン25aに設けられた冷媒循環センサ37
e、メインスイッチおよび室内希望温度設定スイッチが
接続されている。
5bには、冷媒の高圧側圧力を検知する高圧側圧力セン
サ37aが設けられ、冷媒ライン25iには冷媒の低圧
側圧力を検知する低圧側圧力センサ37bが設けられて
いる。また、前記室内熱交換器29の近傍には室内温度
センサ37cが設けられ、室外熱交換器23の近傍には
室外温度センサ37dが設けられている。そして、高圧
側圧力センサ37a、低圧側圧力センサ37b、室内温
度センサ37cおよび室外温度センサ37dは、図示し
ない制御装置に接続されている。また、この制御装置に
は、冷媒ライン25aに設けられた冷媒循環センサ37
e、メインスイッチおよび室内希望温度設定スイッチが
接続されている。
【0022】一方、冷却水回路27は、前記のようにエ
ンジン12を冷却する冷却水を水ポンプ26によって循
環させる回路であって、これは、水ポンプ26の吐出側
から前記排ガス熱交換器17を通ってエンジン12の冷
却水入口(冷却水ジャケット12aの入口)に至る冷却
水ライン27aと、エンジン12の冷却水出口(冷却水
ジャケット12aの出口)から導かれて感温切換弁38
aに至る冷却水ライン27bと、感温切換弁38aから
リニア三方弁38bに至る冷却水ライン27cと、リニ
ア三方弁38bから導かれて前記アキュムレータ31内
を通って水ポンプ26の吸入側に接続される冷却水ライ
ン27dと、感温切換弁38aおよびリニア三方弁38
bからそれぞれ導かれて冷却水ライン27dに接続され
る冷却水ライン27e,27fを備えている。なお、冷
却水ライン27fには、ラジエータ39が設けられてい
る。
ンジン12を冷却する冷却水を水ポンプ26によって循
環させる回路であって、これは、水ポンプ26の吐出側
から前記排ガス熱交換器17を通ってエンジン12の冷
却水入口(冷却水ジャケット12aの入口)に至る冷却
水ライン27aと、エンジン12の冷却水出口(冷却水
ジャケット12aの出口)から導かれて感温切換弁38
aに至る冷却水ライン27bと、感温切換弁38aから
リニア三方弁38bに至る冷却水ライン27cと、リニ
ア三方弁38bから導かれて前記アキュムレータ31内
を通って水ポンプ26の吸入側に接続される冷却水ライ
ン27dと、感温切換弁38aおよびリニア三方弁38
bからそれぞれ導かれて冷却水ライン27dに接続され
る冷却水ライン27e,27fを備えている。なお、冷
却水ライン27fには、ラジエータ39が設けられてい
る。
【0023】エンジン12が駆動されると、図示しない
電磁クラッチを介して圧縮機22A,22Bが回転駆動
される。すると、図6ので示される状態(圧力P1、
エンタルピi1)の気相の冷媒が、冷媒ライン25iか
ら圧縮機22A,22Bに吸引されて圧縮され、図6の
で示される状態(圧力P2、エンタルピi2)の高温高
圧冷媒となる。なお、このときの圧縮機22A,22B
の所要動力(圧縮熱量ALは(i2−i1)で表される。
また、圧縮機22A,22Bに吸引される気相の冷媒の
圧力P1は、前記低圧側圧力センサ37bによって検出
されて前記制御装置に入力される。
電磁クラッチを介して圧縮機22A,22Bが回転駆動
される。すると、図6ので示される状態(圧力P1、
エンタルピi1)の気相の冷媒が、冷媒ライン25iか
ら圧縮機22A,22Bに吸引されて圧縮され、図6の
で示される状態(圧力P2、エンタルピi2)の高温高
圧冷媒となる。なお、このときの圧縮機22A,22B
の所要動力(圧縮熱量ALは(i2−i1)で表される。
また、圧縮機22A,22Bに吸引される気相の冷媒の
圧力P1は、前記低圧側圧力センサ37bによって検出
されて前記制御装置に入力される。
【0024】上記高温高圧の気相冷媒は、冷媒ライン2
5aを通ってオイルセパレータ28に導かれ、オイルセ
パレータ28によってオイル分を除去される。そしてオ
イル分が除去された気相冷媒は冷媒ライン25bを通っ
て四方弁35に至る。なお、オイルセパレータ28にお
いて冷媒から分離されたオイルは、前記オイル戻りライ
ン32を通って冷媒ライン25gに戻される。また、冷
媒ライン25bを流れる高温高圧の冷媒の圧力P2(圧
力損失を無視する)は、前記高圧側圧力センサ37aに
よって検出されて前記制御装置に入力される。
5aを通ってオイルセパレータ28に導かれ、オイルセ
パレータ28によってオイル分を除去される。そしてオ
イル分が除去された気相冷媒は冷媒ライン25bを通っ
て四方弁35に至る。なお、オイルセパレータ28にお
いて冷媒から分離されたオイルは、前記オイル戻りライ
ン32を通って冷媒ライン25gに戻される。また、冷
媒ライン25bを流れる高温高圧の冷媒の圧力P2(圧
力損失を無視する)は、前記高圧側圧力センサ37aに
よって検出されて前記制御装置に入力される。
【0025】ところで、暖房運転時においては、四方弁
35のポート35aとポート35cとが連通され、ポー
ト35bとポート35dとが連通されている。これによ
り、高温高圧の気相冷媒が、四方弁35を通って冷媒ラ
イン25c側に流れ、凝縮器として機能する室内熱交換
器29に導かれる。そして、室内熱交換器29に導かれ
た高温高圧の気相冷媒は室内の空気に凝縮熱Q2を放出
して液化し、図6に示すの状態(圧力P2、エンタル
ピi3)の液相冷媒となり、このときの放熱量Q2(=i
2−i3)によって、室内の暖房が行われる。
35のポート35aとポート35cとが連通され、ポー
ト35bとポート35dとが連通されている。これによ
り、高温高圧の気相冷媒が、四方弁35を通って冷媒ラ
イン25c側に流れ、凝縮器として機能する室内熱交換
器29に導かれる。そして、室内熱交換器29に導かれ
た高温高圧の気相冷媒は室内の空気に凝縮熱Q2を放出
して液化し、図6に示すの状態(圧力P2、エンタル
ピi3)の液相冷媒となり、このときの放熱量Q2(=i
2−i3)によって、室内の暖房が行われる。
【0026】次に、室内熱交換器29において液化した
高圧の液相冷媒は、膨張弁30によって減圧されて図6
においてで示す状態(圧力P1、エンタルピi3)とな
って、その一部が気化し、冷媒ライン25dをアキュム
レータ31に向かって流れる。
高圧の液相冷媒は、膨張弁30によって減圧されて図6
においてで示す状態(圧力P1、エンタルピi3)とな
って、その一部が気化し、冷媒ライン25dをアキュム
レータ31に向かって流れる。
【0027】一方、水ポンプ26の駆動によって、冷却
水回路27内を循環される冷却水は、水ポンプ26から
吐出されて冷却水ライン27aを流れ、その途中で、排
ガス熱交換器17においてエンジン12から排気管20
に排出される排気ガスの熱を回収して加熱された後、エ
ンジン12の冷却水ジャケット12aを通って、このエ
ンジン12を冷却する。そして、排ガス熱交換器17、
エンジン12により加熱された冷却水は、冷却水ライン
27bを流れて感温切換弁38aに至る。
水回路27内を循環される冷却水は、水ポンプ26から
吐出されて冷却水ライン27aを流れ、その途中で、排
ガス熱交換器17においてエンジン12から排気管20
に排出される排気ガスの熱を回収して加熱された後、エ
ンジン12の冷却水ジャケット12aを通って、このエ
ンジン12を冷却する。そして、排ガス熱交換器17、
エンジン12により加熱された冷却水は、冷却水ライン
27bを流れて感温切換弁38aに至る。
【0028】エンジン12の始動後は、冷却水温は低
く、感温切換弁38aは冷却水を冷却水ライン27eに
流す一方、冷却水ライン27cへの流れを止める(流量
I1=0)。エンジン12が定常運転状態となると、排
ガス熱交換器17およびエンジン12との熱交換量が増
大し、冷却水温が上昇し、感温切換弁38aは冷却水ラ
イン27eへの流れを止める(流量I2=0)一方、冷
却水ライン27cに冷却水を流す。リニア三方弁38b
は、前記制御装置により、流量I1の冷却水を分配し
て、冷却水ライン27dに流量I3供給し、冷却水ライ
ン27fに流量I4供給する。
く、感温切換弁38aは冷却水を冷却水ライン27eに
流す一方、冷却水ライン27cへの流れを止める(流量
I1=0)。エンジン12が定常運転状態となると、排
ガス熱交換器17およびエンジン12との熱交換量が増
大し、冷却水温が上昇し、感温切換弁38aは冷却水ラ
イン27eへの流れを止める(流量I2=0)一方、冷
却水ライン27cに冷却水を流す。リニア三方弁38b
は、前記制御装置により、流量I1の冷却水を分配し
て、冷却水ライン27dに流量I3供給し、冷却水ライ
ン27fに流量I4供給する。
【0029】アキュムレータ31においては、冷却水ラ
イン27dを流れる冷却水によって、アキュムレータ3
1に貯留される液相冷媒が加熱され、エンジン12の排
熱(排ガスによって与えられる熱と冷却によってエンジ
ン12から奪われる熱の合計)が冷媒に与えられる。例
えば、室外温度が低いほど、室外熱交換器23での吸熱
量が減少するので、流量I4を増加(流量I3減少)し、
冷媒への排熱を増加し、必要な熱量Q1(後述する)を
確保する。
イン27dを流れる冷却水によって、アキュムレータ3
1に貯留される液相冷媒が加熱され、エンジン12の排
熱(排ガスによって与えられる熱と冷却によってエンジ
ン12から奪われる熱の合計)が冷媒に与えられる。例
えば、室外温度が低いほど、室外熱交換器23での吸熱
量が減少するので、流量I4を増加(流量I3減少)し、
冷媒への排熱を増加し、必要な熱量Q1(後述する)を
確保する。
【0030】冷媒ライン25dを流れる冷媒は、アキュ
ムレータ31を通過した液相後、蒸発器として機能する
室外熱交換器23に至り、外気温度が所定値以上である
ときには、室外熱交換器23のファン23aが駆動さ
れ、前記の室外熱交換器23において冷媒が外気から熱
を奪って蒸発する。そして、冷媒は、室外熱交換器23
から冷媒ライン25e、四方弁35を通って、冷媒ライ
ン25fに流れ、アキュムレータ31内に導入される。
ムレータ31を通過した液相後、蒸発器として機能する
室外熱交換器23に至り、外気温度が所定値以上である
ときには、室外熱交換器23のファン23aが駆動さ
れ、前記の室外熱交換器23において冷媒が外気から熱
を奪って蒸発する。そして、冷媒は、室外熱交換器23
から冷媒ライン25e、四方弁35を通って、冷媒ライ
ン25fに流れ、アキュムレータ31内に導入される。
【0031】上記アキュムレータ31においては、気相
の冷媒と液相の冷媒とが分離され、液相の冷媒には冷却
水ライン27dを流れる冷却水によってエンジン12の
発熱の一部が与えられ、この熱によって液相の媒体の一
部が蒸発して気化する。アキュムレータ31内の気相冷
媒は、冷媒ライン25gを通って、サブアキュムレータ
31aに送られ、さらに冷媒ライン25iを通って圧縮
機22A,22Bに吸引される。圧縮機22A,22B
に吸引される気相冷媒の状態は、図6に示すの状態
(圧力P1、エンタルピi1)に復帰しており、この気相
冷媒は圧縮機22A,22Bによって再度圧縮されて前
述と同様の作用を繰り返す。
の冷媒と液相の冷媒とが分離され、液相の冷媒には冷却
水ライン27dを流れる冷却水によってエンジン12の
発熱の一部が与えられ、この熱によって液相の媒体の一
部が蒸発して気化する。アキュムレータ31内の気相冷
媒は、冷媒ライン25gを通って、サブアキュムレータ
31aに送られ、さらに冷媒ライン25iを通って圧縮
機22A,22Bに吸引される。圧縮機22A,22B
に吸引される気相冷媒の状態は、図6に示すの状態
(圧力P1、エンタルピi1)に復帰しており、この気相
冷媒は圧縮機22A,22Bによって再度圧縮されて前
述と同様の作用を繰り返す。
【0032】したがって、膨張弁30によって減圧され
て冷媒が圧縮機22A,22Bに吸引されるまでの間、
冷媒には、室外熱交換器23において外気から熱が与え
られて、結局、冷媒は熱量Q1(=i1−i3)を受け取
って蒸発し、さらに加熱される。
て冷媒が圧縮機22A,22Bに吸引されるまでの間、
冷媒には、室外熱交換器23において外気から熱が与え
られて、結局、冷媒は熱量Q1(=i1−i3)を受け取
って蒸発し、さらに加熱される。
【0033】冷房運転時においては、四方弁35のポー
ト35aとポート35bとが連通され、ポート35cと
ポート35dとが連通される。この場合には、室外熱交
換器23が凝縮器、室内熱交換器29が蒸発器として機
能する。室外熱交換器23から膨張弁30へ流れる冷媒
ライン25dの途中で、室外熱交換器23により気相冷
媒が冷やされて液化した冷媒が、アキュムレータ31内
に貯まる低温の液相冷媒によりさらに冷やされる(これ
をサブクールという)。以上が本発明の適用される一例
であるヒートポンプの構成および機能の説明である。
ト35aとポート35bとが連通され、ポート35cと
ポート35dとが連通される。この場合には、室外熱交
換器23が凝縮器、室内熱交換器29が蒸発器として機
能する。室外熱交換器23から膨張弁30へ流れる冷媒
ライン25dの途中で、室外熱交換器23により気相冷
媒が冷やされて液化した冷媒が、アキュムレータ31内
に貯まる低温の液相冷媒によりさらに冷やされる(これ
をサブクールという)。以上が本発明の適用される一例
であるヒートポンプの構成および機能の説明である。
【0034】なお、冷媒ライン25c,25dのそれぞ
れ途中に設けられたカプラ25co,25doを境とし
て、図5の左方および上方に示す機器、冷媒ライン、冷
却水ライン等は、全て室外機1の中に収容されている。
室内熱交換器29および膨張弁30よりなる室内機10
3は、建築物内に配置される一方、室外機1は下記のよ
うに、吸振体43の上に載置され可動支持される。よっ
て、冷媒ライン25c,25dのそれぞれ少なくとも一
部が可撓性を有する管により形成される。
れ途中に設けられたカプラ25co,25doを境とし
て、図5の左方および上方に示す機器、冷媒ライン、冷
却水ライン等は、全て室外機1の中に収容されている。
室内熱交換器29および膨張弁30よりなる室内機10
3は、建築物内に配置される一方、室外機1は下記のよ
うに、吸振体43の上に載置され可動支持される。よっ
て、冷媒ライン25c,25dのそれぞれ少なくとも一
部が可撓性を有する管により形成される。
【0035】B.ケーシングへのエンジンの取付け構造 次に、ケーシング2の底板3へのエンジン12の取付け
構造について図7を参照して説明する。同図において、
符号12aは、エンジン12の下部の外側に張り出した
脚部を示す。脚部12aには、水平なフランジ12bが
形成されている。このフランジ12bには、ボルト14
およびナット15によってマウント(取付け手段)16
が締結されている。
構造について図7を参照して説明する。同図において、
符号12aは、エンジン12の下部の外側に張り出した
脚部を示す。脚部12aには、水平なフランジ12bが
形成されている。このフランジ12bには、ボルト14
およびナット15によってマウント(取付け手段)16
が締結されている。
【0036】マウント16は、金属製の上側フランジ1
6aと、これに対向する金属製の下側フランジ16b
と、両方のフランジ16a,16bに固着されたゴム製
円柱状の減衰部17とからなる。下側フランジ16b
は、ボルト20およびナット21によって底板3に締結
されている。このようにして、エンジン12がマウント
16を介して底板3に連結されていると同時に、エンジ
ン12の稼働によって生ずる振動がマウント16の減衰
部17によって減衰されて、底板3に伝達されるように
なっている。
6aと、これに対向する金属製の下側フランジ16b
と、両方のフランジ16a,16bに固着されたゴム製
円柱状の減衰部17とからなる。下側フランジ16b
は、ボルト20およびナット21によって底板3に締結
されている。このようにして、エンジン12がマウント
16を介して底板3に連結されていると同時に、エンジ
ン12の稼働によって生ずる振動がマウント16の減衰
部17によって減衰されて、底板3に伝達されるように
なっている。
【0037】C.基礎面へのケーシングの取付け構造 さて、ヒートポンプの室外機1のケーシング2の底板3
は、吸振体(吸振手段)43によって支持されている。
吸振体43の上部は、室外機1の底板3に脱着可能に締
結されており、下部は、基礎面41に取り付けられてい
る。なお、ここで基礎面41は建築物の屋上のコンクリ
ート製の床面である。
は、吸振体(吸振手段)43によって支持されている。
吸振体43の上部は、室外機1の底板3に脱着可能に締
結されており、下部は、基礎面41に取り付けられてい
る。なお、ここで基礎面41は建築物の屋上のコンクリ
ート製の床面である。
【0038】各吸振体43は、図7に示すように、下か
ら順に下側フランジ45、これに一体化されている下側
筒部46、これに対して摺動可能とされる上側筒部4
7、これに一体化されている上側フランジ49を連設し
てなる。下側フランジ45は、基礎面41に埋設された
アンカーボルト50に対してナット51によって脱着自
在に締結されている。下側筒部46は円筒状であり、そ
の下端が下側フランジ45に溶接されている。また、下
側筒部46は上側が開放されており、その内部には、弾
性体、粘性体、粘弾性体、あるいはこれらの組合わせが
挿入されている。この実施形態では、弾性体としてバネ
Sを使用している。
ら順に下側フランジ45、これに一体化されている下側
筒部46、これに対して摺動可能とされる上側筒部4
7、これに一体化されている上側フランジ49を連設し
てなる。下側フランジ45は、基礎面41に埋設された
アンカーボルト50に対してナット51によって脱着自
在に締結されている。下側筒部46は円筒状であり、そ
の下端が下側フランジ45に溶接されている。また、下
側筒部46は上側が開放されており、その内部には、弾
性体、粘性体、粘弾性体、あるいはこれらの組合わせが
挿入されている。この実施形態では、弾性体としてバネ
Sを使用している。
【0039】上側筒部47は円筒状で、その下側が開放
されており、下側筒部46を囲むようにこれに被せられ
ている。上側フランジ49は、上側筒部47の上端に溶
接されており、下側筒部46内部のバネSに接触してい
る。また、上側フランジ49は、前述のボルト20およ
びナット21によって、脱着自在に底板3に取り付けら
れている。このようにして、エンジン12を含む室外機
1の荷重は、底板3を通じて吸振体43によって支持さ
れるようになっている。
されており、下側筒部46を囲むようにこれに被せられ
ている。上側フランジ49は、上側筒部47の上端に溶
接されており、下側筒部46内部のバネSに接触してい
る。また、上側フランジ49は、前述のボルト20およ
びナット21によって、脱着自在に底板3に取り付けら
れている。このようにして、エンジン12を含む室外機
1の荷重は、底板3を通じて吸振体43によって支持さ
れるようになっている。
【0040】また、エンジン12を稼働することによっ
て生ずる振動は、マウント16の減衰部17によって減
衰され、さらに下側フランジ45および上側フランジ4
9に接触するバネSによって減衰される。これによっ
て、基礎面41が防振されている。なお、下側筒部46
および上側筒部47は、バネSの振動の際のガイドとな
る。
て生ずる振動は、マウント16の減衰部17によって減
衰され、さらに下側フランジ45および上側フランジ4
9に接触するバネSによって減衰される。これによっ
て、基礎面41が防振されている。なお、下側筒部46
および上側筒部47は、バネSの振動の際のガイドとな
る。
【0041】本実施形態では、マウント16および吸振
体43は、それぞれ4個設けられており、マウント16
および吸振体43は、平面視して重なるように上下に配
置されている。したがって、エンジン12の荷重は、マ
ウント16から底板3を通じてその直下にある吸振体4
3に直ちに伝達される。
体43は、それぞれ4個設けられており、マウント16
および吸振体43は、平面視して重なるように上下に配
置されている。したがって、エンジン12の荷重は、マ
ウント16から底板3を通じてその直下にある吸振体4
3に直ちに伝達される。
【0042】D.実施形態の作用・効果 さて、室外機1のエンジン12が稼働することによっ
て、室外機1が振動する。この振動は、マウント16の
減衰部17によって減衰されて、底板3に伝達され、底
板3を通じて吸振体43に伝達される。吸振体43にお
いては、前記のように上側フランジ49と下側フランジ
45との間の荷重伝達がバネSによって行われるように
なっている。したがって、吸振体43に伝達された振動
は、バネSによって減衰され、基礎面41が防振され
る。このため、室外機1が設置される建築物の剛性が十
分でない場合でも、エンジン12に起因する振動やこれ
によって生ずる騒音を緩和することができる。
て、室外機1が振動する。この振動は、マウント16の
減衰部17によって減衰されて、底板3に伝達され、底
板3を通じて吸振体43に伝達される。吸振体43にお
いては、前記のように上側フランジ49と下側フランジ
45との間の荷重伝達がバネSによって行われるように
なっている。したがって、吸振体43に伝達された振動
は、バネSによって減衰され、基礎面41が防振され
る。このため、室外機1が設置される建築物の剛性が十
分でない場合でも、エンジン12に起因する振動やこれ
によって生ずる騒音を緩和することができる。
【0043】ここで、上下の対になっているマウント1
6および吸振体43は、平面視して重なるように配置さ
れている。このため、エンジン12の荷重は、マウント
16から底板3を通じてその直下にある吸振体43に直
ちに伝達される。したがって、エンジン12を稼働する
ことによって振動が発生しても、マウント16と吸振体
43との間の底板3には大きな曲げモーメントが作用す
ることはない。したがって、疲労による底板3の亀裂な
どの損傷を抑制することができ、ケーシング2の寿命を
長く維持することが可能である。また、曲げモーメント
による底板3の撓み振動およびこれによる騒音の発生を
防止することが可能である。なお、本実施形態では、底
板3に対するマウント16を介したエンジン12の振動
と、基礎面41に対する吸振体43を介した底板3の振
動の節を考慮して、マウント16および吸振体43の固
有振動数などを適切に設定することが望ましい。
6および吸振体43は、平面視して重なるように配置さ
れている。このため、エンジン12の荷重は、マウント
16から底板3を通じてその直下にある吸振体43に直
ちに伝達される。したがって、エンジン12を稼働する
ことによって振動が発生しても、マウント16と吸振体
43との間の底板3には大きな曲げモーメントが作用す
ることはない。したがって、疲労による底板3の亀裂な
どの損傷を抑制することができ、ケーシング2の寿命を
長く維持することが可能である。また、曲げモーメント
による底板3の撓み振動およびこれによる騒音の発生を
防止することが可能である。なお、本実施形態では、底
板3に対するマウント16を介したエンジン12の振動
と、基礎面41に対する吸振体43を介した底板3の振
動の節を考慮して、マウント16および吸振体43の固
有振動数などを適切に設定することが望ましい。
【0044】さらに、本実施形態では、マウント16お
よび吸振体43を互いに重なるように配置したために、
上下の対になっているマウント16および吸振体43に
おいては、底板3にマウント16の下側フランジ16b
を締結するためと、底板3に吸振体43の上側フランジ
49を締結するために、ボルト20とナット21を共用
している。このため、取付け用の部品を削減することが
でき、製造費用を安価にすることができる。
よび吸振体43を互いに重なるように配置したために、
上下の対になっているマウント16および吸振体43に
おいては、底板3にマウント16の下側フランジ16b
を締結するためと、底板3に吸振体43の上側フランジ
49を締結するために、ボルト20とナット21を共用
している。このため、取付け用の部品を削減することが
でき、製造費用を安価にすることができる。
【0045】また、従来の防振架台は、コンクリート製
の基礎面に固定される矩形枠状の下方支持部材と、室外
機1の底板3が固定される矩形枠状の上方支持部材と、
下方支持部材と上方支持部材との間に配置される吸振体
により構成されていたが、この実施形態では、そのよう
な上方および下方の支持部材を廃止し、吸振体43によ
って直接室外機1を支持させるようにしたので、防振機
能を有する構成要素を軽量化することができると共に、
その製造費用を安価にすることができる。ただし、後述
するように、上方支持部材または下方支持部材を追加し
てもよい。
の基礎面に固定される矩形枠状の下方支持部材と、室外
機1の底板3が固定される矩形枠状の上方支持部材と、
下方支持部材と上方支持部材との間に配置される吸振体
により構成されていたが、この実施形態では、そのよう
な上方および下方の支持部材を廃止し、吸振体43によ
って直接室外機1を支持させるようにしたので、防振機
能を有する構成要素を軽量化することができると共に、
その製造費用を安価にすることができる。ただし、後述
するように、上方支持部材または下方支持部材を追加し
てもよい。
【0046】さらに、本実施形態では、吸振体43の下
側フランジ45が、基礎面41にボルト締めされ、上側
フランジ49が底板3にボルト締めされることによっ
て、吸振体43が脱着可能にされている。これによっ
て、室外機1を設置しようとする建築物に合せて、適切
な高さまたは振動数を有する吸振体43に交換すること
ができる。この場合、吸振体43全体を交換することも
可能であるし、内部のバネSのみを取り出して交換する
ことも可能である。
側フランジ45が、基礎面41にボルト締めされ、上側
フランジ49が底板3にボルト締めされることによっ
て、吸振体43が脱着可能にされている。これによっ
て、室外機1を設置しようとする建築物に合せて、適切
な高さまたは振動数を有する吸振体43に交換すること
ができる。この場合、吸振体43全体を交換することも
可能であるし、内部のバネSのみを取り出して交換する
ことも可能である。
【0047】(2) 第2実施形態 A.実施形態の構成 次に図9および図10を参照しながら、この発明に係る
第2実施形態の室外ユニットを説明する。なお、以下の
各実施形態において、前述の第1実施形態と同様の構成
要素には、同一の符号を付けて、その説明を省略する。
第2実施形態の室外ユニットを説明する。なお、以下の
各実施形態において、前述の第1実施形態と同様の構成
要素には、同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0048】さて、本実施形態において、マウント16
は、エンジン12に直接取り付けられているのではな
く、支持プレート52を介して、取り付けられている。
支持プレート52は、弾性を有する金属の板材によって
形成されており、図10に示すように、幅の狭い四つの
張出し部54が、中央部53から外側に張り出した形状
を有する。中央部53には、エンジン12が載置される
座部55が形成されており、ボルト56により、この座
部55にエンジン12が固定されている。
は、エンジン12に直接取り付けられているのではな
く、支持プレート52を介して、取り付けられている。
支持プレート52は、弾性を有する金属の板材によって
形成されており、図10に示すように、幅の狭い四つの
張出し部54が、中央部53から外側に張り出した形状
を有する。中央部53には、エンジン12が載置される
座部55が形成されており、ボルト56により、この座
部55にエンジン12が固定されている。
【0049】一方、マウント16の減衰部17の上部に
は、ボルト57が一体化された金具が埋め込まれてい
る。そして、各張出し部54の先端部は、マウント16
の減衰部17上に載せられて、ボルト57に螺合するナ
ット58により、減衰部17に固定されている。
は、ボルト57が一体化された金具が埋め込まれてい
る。そして、各張出し部54の先端部は、マウント16
の減衰部17上に載せられて、ボルト57に螺合するナ
ット58により、減衰部17に固定されている。
【0050】B.実施形態の作用・効果 この構成によれば、第1実施形態と同様の効果に加え
て、室外機1のケーシング2の占める面積に比較して、
エンジン12の占める面積が小さい場合であっても、マ
ウント16と吸振体43とを上下に直列した状態に配置
することができる。しかも、エンジン12の大きさに関
わりなく、ケーシング2を支持する吸振体43同士の間
隔を設定することができ、この間隔を大きくとることに
より、室外ユニット全体のバランスを損なうことがな
い。
て、室外機1のケーシング2の占める面積に比較して、
エンジン12の占める面積が小さい場合であっても、マ
ウント16と吸振体43とを上下に直列した状態に配置
することができる。しかも、エンジン12の大きさに関
わりなく、ケーシング2を支持する吸振体43同士の間
隔を設定することができ、この間隔を大きくとることに
より、室外ユニット全体のバランスを損なうことがな
い。
【0051】また、この構成では、エンジン12とマウ
ント16とを連結する支持プレート52が弾性を有して
いることにより、エンジン12の稼働により振動が発生
した場合に、まず支持プレート52がこれを減衰させ
て、マウント16に伝達する。したがって、この減衰効
果を利用することによって、さらに室外ユニット全体の
振動を減衰させる効果の向上を図ることが可能である。
なお、本実施形態では、底板3に対するマウント16を
介したエンジン12の振動と、基礎面41に対する吸振
体43を介した底板3の振動に加えて、支持プレート5
の振動の節も考慮して、マウント16、吸振体43およ
び支持プレート52の固有振動数などを適切に設定する
ことが望ましい。
ント16とを連結する支持プレート52が弾性を有して
いることにより、エンジン12の稼働により振動が発生
した場合に、まず支持プレート52がこれを減衰させ
て、マウント16に伝達する。したがって、この減衰効
果を利用することによって、さらに室外ユニット全体の
振動を減衰させる効果の向上を図ることが可能である。
なお、本実施形態では、底板3に対するマウント16を
介したエンジン12の振動と、基礎面41に対する吸振
体43を介した底板3の振動に加えて、支持プレート5
の振動の節も考慮して、マウント16、吸振体43およ
び支持プレート52の固有振動数などを適切に設定する
ことが望ましい。
【0052】(3) 第3実施形態 A.実施形態の構成 図11および図12は、この発明に係る第3実施形態の
室外ユニットを示す。本実施形態は、マウント16と吸
振体43とが直列になるように配置されていない点にお
いて、第1実施形態と異なっている。しかしながら、上
下に対になっているマウント16と吸振体43とが、平
面視しておおよそ重なる位置に配置されている点では、
第1実施形態と同様である。
室外ユニットを示す。本実施形態は、マウント16と吸
振体43とが直列になるように配置されていない点にお
いて、第1実施形態と異なっている。しかしながら、上
下に対になっているマウント16と吸振体43とが、平
面視しておおよそ重なる位置に配置されている点では、
第1実施形態と同様である。
【0053】図11に示す例で、吸振体43同士の軸間
距離を2Aとし、マウント16同士の軸間距離を2Bと
すると、2A<2Bとなっている。そして、下部平面図
である図12に示すように、ほぼ重なり合うマウント1
6と吸振体43の軸間距離をCとすると、C<Aとなっ
ている。また、隣接する吸振体43同士を結んだ多角形
(本実施形態では矩形)は、隣接するマウント16同士
を結んだ多角形(本実施形態では矩形)の内側に配置さ
れている。
距離を2Aとし、マウント16同士の軸間距離を2Bと
すると、2A<2Bとなっている。そして、下部平面図
である図12に示すように、ほぼ重なり合うマウント1
6と吸振体43の軸間距離をCとすると、C<Aとなっ
ている。また、隣接する吸振体43同士を結んだ多角形
(本実施形態では矩形)は、隣接するマウント16同士
を結んだ多角形(本実施形態では矩形)の内側に配置さ
れている。
【0054】B.実施形態の作用・効果 このように本実施形態では、吸振体43相互の距離をマ
ウント16相互の距離よりも短くしている。これにより
底板3に発生する曲げモーメントを小さくできる。逆
に、吸振体43相互の距離をマウント16相互の距離よ
りも長くし、他の条件を同一にしてもよい。この場合、
室外機1の全体の横振れに対する吸振体43による抵抗
性を高めることができる。
ウント16相互の距離よりも短くしている。これにより
底板3に発生する曲げモーメントを小さくできる。逆
に、吸振体43相互の距離をマウント16相互の距離よ
りも長くし、他の条件を同一にしてもよい。この場合、
室外機1の全体の横振れに対する吸振体43による抵抗
性を高めることができる。
【0055】(4) 第4実施形態 A.実施形態の構成 次に図13は、この発明に係る第4実施形態の室外ユニ
ットを示す。本実施形態は、第3実施形態と同様に、マ
ウント16と吸振体43とが直列になるように配置され
ていない。しかしながら、上下に対になっているマウン
ト16と吸振体43とが、平面視しておおよそ重なる位
置に配置されている。
ットを示す。本実施形態は、第3実施形態と同様に、マ
ウント16と吸振体43とが直列になるように配置され
ていない。しかしながら、上下に対になっているマウン
ト16と吸振体43とが、平面視しておおよそ重なる位
置に配置されている。
【0056】さて、本実施形態では、マウント16は、
次のようにして取り付けられている。まず、エンジン1
2の下部には、取付け金具12cが固定されており、ケ
ーシング2の底板3には、取付け金具60が固定されて
いる。マウント16は4個設けられ、取付け金具12
c,60は、マウント16の数に合わせてそれぞれ4個
設けられている。
次のようにして取り付けられている。まず、エンジン1
2の下部には、取付け金具12cが固定されており、ケ
ーシング2の底板3には、取付け金具60が固定されて
いる。マウント16は4個設けられ、取付け金具12
c,60は、マウント16の数に合わせてそれぞれ4個
設けられている。
【0057】これらの取付け金具12c,60は、それ
ぞれ斜めに延出する延出部12d,60aを有してお
り、これらの延出部12d,60aが互いにほぼ平行に
なるように対向させられている。そして、ボルト59
が、各延出部12d、マウント16の減衰部17、延出
部60aを貫通させられ、このボルト59の両端にナッ
トが螺合されている。このようにして、マウント16
は、傾斜した状態で取付け金具12c,60に取り付け
られている。なお、各マウント16の圧縮方向の中心軸
線は、エンジン12の重心G2近傍を通るようにされて
いる。
ぞれ斜めに延出する延出部12d,60aを有してお
り、これらの延出部12d,60aが互いにほぼ平行に
なるように対向させられている。そして、ボルト59
が、各延出部12d、マウント16の減衰部17、延出
部60aを貫通させられ、このボルト59の両端にナッ
トが螺合されている。このようにして、マウント16
は、傾斜した状態で取付け金具12c,60に取り付け
られている。なお、各マウント16の圧縮方向の中心軸
線は、エンジン12の重心G2近傍を通るようにされて
いる。
【0058】吸振体43同士の軸間距離をDとし、マウ
ント16同士の距離をEとすると、D<Eとなってい
る。そして、ほぼ重なり合うマウント16と吸振体43
の平面視した距離は、Cよりもはるかに小さくなってい
る。また、隣接する吸振体43同士を結んだ多角形は、
隣接するマウント16同士を結んだ多角形の内側に配置
されている。
ント16同士の距離をEとすると、D<Eとなってい
る。そして、ほぼ重なり合うマウント16と吸振体43
の平面視した距離は、Cよりもはるかに小さくなってい
る。また、隣接する吸振体43同士を結んだ多角形は、
隣接するマウント16同士を結んだ多角形の内側に配置
されている。
【0059】B.実施形態の作用・効果 この構成によれば、第1実施形態と同様の効果に加え
て、室外ユニットを設置する場所の制約などにより、エ
ンジン12と底板3との間隔を大きくすることができな
い場合でも、マウント16を設けることが可能である。
て、室外ユニットを設置する場所の制約などにより、エ
ンジン12と底板3との間隔を大きくすることができな
い場合でも、マウント16を設けることが可能である。
【0060】(5) 変更例 前記の実施形態に対しては、以下のように種々の変更が
可能である。 前記の実施形態では、基礎面41に吸振体43を直接
取り付け、吸振体43に底板3を直接取り付けている
が、基礎面41と吸振体43との間あるいは吸振体43
と底板3との間に梁や板などを設けることも可能であ
る。図8は、この場合に設けることのできる支持部材4
2を示す。支持部材42は、板材によって、矩形枠状に
形成されており、その四隅には、ボルトを挿通するため
の貫通孔42aが形成されている。そして、支持部材4
2を基礎面41と吸振体43との間に設け、吸振体43
の下方支持部材として使用する場合には、貫通孔42a
にアンカーボルト50を差し込み、ナット51で吸振体
43の下側フランジ45と共に締結する。また、支持部
材42を吸振体43と底板3との間に設け、吸振体43
の上方支持部材として使用する場合には、貫通孔42a
にボルト20を差し込み、ナット21で吸振体43の上
側フランジ49、底板3、マウント16の下側フランジ
16bと共に締結する。なお、支持部材は、このような
矩形枠状のものに限定されず、一対の長尺の板材を室外
機1の前後または左右に配置することも可能である。
可能である。 前記の実施形態では、基礎面41に吸振体43を直接
取り付け、吸振体43に底板3を直接取り付けている
が、基礎面41と吸振体43との間あるいは吸振体43
と底板3との間に梁や板などを設けることも可能であ
る。図8は、この場合に設けることのできる支持部材4
2を示す。支持部材42は、板材によって、矩形枠状に
形成されており、その四隅には、ボルトを挿通するため
の貫通孔42aが形成されている。そして、支持部材4
2を基礎面41と吸振体43との間に設け、吸振体43
の下方支持部材として使用する場合には、貫通孔42a
にアンカーボルト50を差し込み、ナット51で吸振体
43の下側フランジ45と共に締結する。また、支持部
材42を吸振体43と底板3との間に設け、吸振体43
の上方支持部材として使用する場合には、貫通孔42a
にボルト20を差し込み、ナット21で吸振体43の上
側フランジ49、底板3、マウント16の下側フランジ
16bと共に締結する。なお、支持部材は、このような
矩形枠状のものに限定されず、一対の長尺の板材を室外
機1の前後または左右に配置することも可能である。
【0061】前記の実施形態では、吸振体43に弾性
体であるバネSを使用しているが、その他、油圧ダンパ
ーなどの粘性体やゴムなどの粘弾性体、あるいはこれら
の組合せを使用してもよい。 前記の実施形態では、エンジン12を設けたヒートポ
ンプの室外機1におけるエンジン12に起因する振動を
防止することを目的としているが、本発明はこれに限ら
れない。例えばエンジンの代わりにモータのような低振
動の駆動手段を使用するヒートポンプであっても、レシ
プロ式の圧縮機を使用するものでは、大きな振動が生じ
うる。したがって、圧縮機の作動に起因する振動を防止
するために、本発明を応用することも可能である。 エンジン12を底板3に取り付ける取付け手段は、ゴ
ム製のマウント16に限定されず、たとえば吸振体43
と同じ構造の吸振体を取付け手段として用いることもで
きる。
体であるバネSを使用しているが、その他、油圧ダンパ
ーなどの粘性体やゴムなどの粘弾性体、あるいはこれら
の組合せを使用してもよい。 前記の実施形態では、エンジン12を設けたヒートポ
ンプの室外機1におけるエンジン12に起因する振動を
防止することを目的としているが、本発明はこれに限ら
れない。例えばエンジンの代わりにモータのような低振
動の駆動手段を使用するヒートポンプであっても、レシ
プロ式の圧縮機を使用するものでは、大きな振動が生じ
うる。したがって、圧縮機の作動に起因する振動を防止
するために、本発明を応用することも可能である。 エンジン12を底板3に取り付ける取付け手段は、ゴ
ム製のマウント16に限定されず、たとえば吸振体43
と同じ構造の吸振体を取付け手段として用いることもで
きる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、疲労による底部の亀裂などの損傷を抑制することが
でき、筺体の寿命を長く維持することが可能であると共
に、曲げモーメントによる底部の撓み振動およびこれに
よる騒音の発生を防止することが可能である。
は、疲労による底部の亀裂などの損傷を抑制することが
でき、筺体の寿命を長く維持することが可能であると共
に、曲げモーメントによる底部の撓み振動およびこれに
よる騒音の発生を防止することが可能である。
【図1】この発明に係る第1実施形態のヒートポンプの
室外ユニットを示す正面図である。
室外ユニットを示す正面図である。
【図2】第1実施形態のヒートポンプの室外ユニットを
示す右側面図である。
示す右側面図である。
【図3】図1のIII-III線を矢視した第1実施形態のヒ
ートポンプの室外ユニットの室外機の上部平面図であ
る。
ートポンプの室外ユニットの室外機の上部平面図であ
る。
【図4】図1のIV-IV線を矢視した第1実施形態のヒー
トポンプの室外ユニットの室外機の下部平面図である。
トポンプの室外ユニットの室外機の下部平面図である。
【図5】第1実施形態のヒートポンプの冷媒循環系統を
示す図である。
示す図である。
【図6】第1実施形態のヒートポンプにおける冷媒の熱
交換サイクルを示す図である。
交換サイクルを示す図である。
【図7】第1実施形態の主要部を示す断面図である。
【図8】変更例で使用する支持部材の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】この発明に係る第2実施形態のヒートポンプの
室外ユニットを示す正面図である。
室外ユニットを示す正面図である。
【図10】図9のX-X線矢視図である。
【図11】この発明に係る第3実施形態のヒートポンプ
の室外ユニットを示す正面図である。
の室外ユニットを示す正面図である。
【図12】図11のXII-XII線矢視図である。
【図13】この発明に係る第4実施形態のヒートポンプ
の室外ユニットを示す正面図である。
の室外ユニットを示す正面図である。
1 室外機、 2 ケーシング(筺体)、 3 底板(底部)、 4 支柱、 12 エンジン(駆動手段)、 16 マウント(取付け手段)、 22 圧縮機、 41 基礎面、 43 吸振体(吸振手段)、 46 下側筒部、 47 上側筒部、 S バネ
Claims (4)
- 【請求項1】 室外機に駆動手段および圧縮機を設け、
上記駆動手段により上記圧縮機を駆動して冷媒を配管内
に循環させるようにしたヒートポンプの上記室外機を収
容する筺体と、 上記室外機が設置される基礎面上に載置されて、上記筺
体の底部を支持する3個以上の吸振手段と、 上記筺体の上記底部上に配置されて、上記駆動手段また
は圧縮機の少なくとも一方を上記底部に取り付ける取付
け手段とを具備しており、 上記吸振手段と取付け手段とが、少なくとも1箇所に
て、平面視してほぼ重なる位置に配置されていることを
特徴とするヒートポンプの室外ユニット。 - 【請求項2】 上記複数の吸振手段が、上記筺体の底部
および上記基礎面のうち少なくとも一方に直接取り付け
られていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポ
ンプの室外ユニット。 - 【請求項3】 上記駆動手段または圧縮機の少なくとも
一方が、弾性を有する支持プレートの中央部に取り付け
られており、上記支持プレートが上記中央部よりも外側
に張り出す複数の張出し部を有しており、これらの張り
出し部の端部に上記取付け手段が配置されていることを
特徴とする請求項1に記載のヒートポンプの室外ユニッ
ト。 - 【請求項4】 互いに隣接する上記取付け手段を結んだ
多角形の内側に、上記吸振体が配置されていることを特
徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプの室外
ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18312495A JPH0933070A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | ヒートポンプの室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18312495A JPH0933070A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | ヒートポンプの室外ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933070A true JPH0933070A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16130221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18312495A Pending JPH0933070A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | ヒートポンプの室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933070A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012521231A (ja) * | 2009-03-23 | 2012-09-13 | ネステク ソシエテ アノニム | 飲料調製装置におけるポンプ取付け |
| CN102689579A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-09-26 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 具有用于压缩机的悬挂系统的车辆 |
| JP2022044576A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-03-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 空気調和機 |
| EP4506628A1 (en) * | 2023-08-10 | 2025-02-12 | LG Electronics Inc. | Outdoor unit for air conditioning system |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP18312495A patent/JPH0933070A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012521231A (ja) * | 2009-03-23 | 2012-09-13 | ネステク ソシエテ アノニム | 飲料調製装置におけるポンプ取付け |
| CN102689579A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-09-26 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 具有用于压缩机的悬挂系统的车辆 |
| CN102689579B (zh) * | 2011-03-22 | 2015-06-17 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 具有用于压缩机的悬挂系统的车辆 |
| JP2022044576A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-03-17 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 空気調和機 |
| EP4506628A1 (en) * | 2023-08-10 | 2025-02-12 | LG Electronics Inc. | Outdoor unit for air conditioning system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |