JPH0936738A - クロック発生装置 - Google Patents

クロック発生装置

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JPH0936738A
JPH0936738A JP8204801A JP20480196A JPH0936738A JP H0936738 A JPH0936738 A JP H0936738A JP 8204801 A JP8204801 A JP 8204801A JP 20480196 A JP20480196 A JP 20480196A JP H0936738 A JPH0936738 A JP H0936738A
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Akisuke Shikakura
明祐 鹿倉
Nobuitsu Yamashita
伸逸 山下
Akira Aida
亮 合田
Yasuyuki Tanaka
康之 田中
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(57)【要約】 【課題】 広い周波数範囲にわたりロックがかかり、か
つ安定してクロックを発生可能な装置を提供する。 【解決手段】 クロック発生装置は、回転ヘッドにより
再生された信号に位相同期したクロックを発生する装置
であって、前記再生信号と前記クロックとの位相差に基
づいて前記制御発振手段を制御する位相制御ループと、
目標周波数と前記クロックとの周波数誤差に基づいて周
波数誤差信号を発生し、前記周波数誤差信号により前記
制御発振手段を制御する周波数制御ループとを備え、前
記周波数制御ループは前記回転ヘッドの回転位相に同期
した信号に同期して前記周波数誤差信号の値を更新する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック発生装置
に関し、特には、再生信号に位相同期したクロックを発
生する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PLL回路は様々な用途に供されてい
る。例えば、ディジタル信号を記録再生する装置、例え
ばディジタルビデオテープレコーダ(D−VTR)等に
おいては、再生信号からデータを抽出する際に、再生信
号に位相同期したクロックを生成することが不可欠であ
る。
【0003】本明細書では、この様なD−VTRに適用
されるPLL回路を例にとって説明する。図3はD−V
TRに用いられる従来の一般的なPLL回路の構成を示
す図である。
【0004】図中、入力端子301に入力された再生信
号から得たクロックは位相比較器(PC)302におい
て、電圧制御発振器(VCO)304の出力であるクロ
ックC1と位相比較され、位相比較電圧S1が出力され
る。位相比較電圧S1は、ループフィルタ303により
高周波成分がカットされ、該ループフィルタ303の出
力には誤差電圧S2が生ずる。この誤差電圧S2により
上述の電圧制御発振器(VCO)304の出力であるク
ロックC1の周波数が制御される。
【0005】以上のような構成により、PLL回路は再
生信号のクロック成分に位相同期したクロックC1を出
力端子305に出力することが可能となり、このクロッ
クに従い再生信号からデータが抽出されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
PLL回路をD−VTRのデータ抽出用クロックの形成
用として用いる場合には広い周波数範囲でロックがかか
る様ロックレンジを広くする必要がある。これは、標準
記録再生時とは異なる速度でテープを搬送しつつ再生を
行う場合、例えば所謂特殊再生(キュー,レビュー等)
や長時間モードの再生等を行う場合には、再生信号中の
クロック成分の周波数が変化するからである。
【0007】ところが、ロックレンジを広げればPLL
の安定性がその分悪くなるという問題を含んでおり、D
−VTR等に要求されるジッタに対する安定性を確保し
つつ、広い周波数範囲に亘ってロックレンジを確保する
というのは困難であった。
【0008】本発明は、かかる点を鑑みてなされたもの
で、広い周波数範囲にわたりロックがかかり、かつ安定
してクロックを発生可能な装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するために、本発明は、回転ヘッ
ドにより再生された信号に位相同期したクロックを発生
する制御発振手段を備えたクロック発生装置において、
前記再生信号と前記制御発振手段からのクロックとの位
相差に基づいて前記制御発振手段を制御する位相制御ル
ープと、目標周波数と前記制御発振手段からのクロック
との周波数誤差に基づいて周波数誤差検出信号を発生
し、前記周波数誤差検出信号により前記制御発振手段を
制御する周波数制御ループとを備え、前記周波数制御ル
ープは、前記回転ヘッドの回転位相に同期した信号に同
期して前記周波数誤差信号の値を更新するように構成さ
れている。
【0010】(作用)上述の如く構成することにより入
力クロックの周波数が変化した場合にも基準発振回路の
出力周波数を変化させれば、位相比較器の出力に対して
高い安定性を持つ様制御発振回路を構成することができ
る。これによって、広い周波数範囲でロックがかかり、
かつ高い安定性を有するPLL回路を構成することがで
きた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態としてのPLL
回路の構成を示す図で、D−VTRの再生信号からデー
タを抽出するためのクロックを形成するためのものであ
る。
【0013】図1において、入力端子101,位相比較
器(PC)102,ループフィルタ103,電圧制御発
振器(VCO)105及び出力端子106は従来のPL
L回路と同様の構成となっており、これらより構成され
るループを以下データフェーズロックループと呼ぶ。
【0014】また、基準周波数発振器(Ref.OS
C)107,周波数位相比較器(FPC)108及びル
ープフィルタ109は、VCO105の中心周波数をロ
ックするための回路であり、これらを含むループを以下
中心周波数ロックループと呼ぶ。
【0015】図1のPLL回路は、図3のPLL回路と
同様の構成よりなるデータフェーズロックループに、V
CO105の中心周波数を広いレンジで制御できるよう
な中心周波数ロックループを追加した構成となってい
る。
【0016】前述した様に再生信号中のクロック成分の
周波数が異なる各モードに対応する周波数のクロック信
号を、基準周波数発振器107で発生し、比較的広いレ
ンジ(この例では標準再生時のクロック成分の周波数±
数%以上)でロック可能としてある。
【0017】即ち、VCO105の中心周波数を、各モ
ードに対応するクロック周波数付近にロックさせること
で、ループフィルタ103の時定数により決定されるロ
ックレンジを狭くすることで高安定化を図り、かつ、各
モードにおけるクロック成分の周波数の数%程度の変化
に対応できる構成となっている。
【0018】以下、図1各部の動作について説明する。
【0019】D−VTRの再生ヘッドからの再生信号か
ら得たクロックは、入力端子101に入力される。ここ
で上記再生信号は、D−VTRでは通常複数のヘッドを
切り換えて再生した信号を連続させたものであるので、
ヘッド切り換えタイミングの前後には、本来のデータパ
ターン以外の信号を含む部分があって、その部分で再生
信号は非連続となっている。
【0020】そこでこのヘッド切り換えタイミング信号
に同期した信号を入力端子110に入力し、ヘッド切り
換えタイミング前後の所定の期間(本来のパターン以外
の信号を含む期間)は、スイッチ112,113を閉じ
る。これによりこの期間はデータフェーズロックループ
をカットして中心周波数ロックループのみを有効動作さ
せることにする。
【0021】この時、基準周波数発振回路107は、各
モードに於いて再生される信号中のクロック成分の周波
数に対応した周波数のクロック信号を発生している。こ
れについては後に詳述する。基準周波数発振回路107
の出力は、VCO105の出力であるクロックS15
と、周波数位相比較器(FPC)108で周波数及び位
相比較され、比較電圧S11を生ずる。この比較電圧S
11は抵抗及びコンデンサより構成されるループフィル
タ109により高周波成分がカットされ、出力には誤差
電圧S13が生ずる。
【0022】この時、データフェーズロックループ側は
カットされているため、VCO105へは誤差電圧S1
3がそのまま入力されることになり、VCO105の中
心周波数が、基準周波数発振回路107の出力周波数に
ロックされることとなる。
【0023】なお、FPCを用いたのはVCO105の
全てのレンジでロックする様にしたためである。ここで
ループフィルタ109はサンプルホールド機能を有する
ものとし、スイッチ113がオフの(開成されている)
間、出力電圧を保持するようにしてある。
【0024】これにより、データフェーズロックループ
が動作している期間もVCO105の中心周波数は比較
周波数発振回路107の発生するクロック周波数付近に
ロックされつづけることとなる。なお、ここでVCO1
05としては標準クロック周波数(標準再生時の再生信
号中のクロック成分の周波数)を中心とした広いレンジ
のものを用いる。
【0025】さて、入力再生信号中のヘッド切り換え前
後の期間を除く本来のデータパターンを含む部分におい
ては、スイッチ112,113を開成して、中心周波数
ロックループをオフにし、データフェーズロックループ
のみを有効動作させる。
【0026】入力端子101に入力された再生信号中の
クロックは、位相比較器102とVCO105の出力で
あるクロックS105と位相比較され、位相比較電圧S
10が出力される。位相比較電圧S10は、ループフィ
ルタ103により、高周波成分がカットされ、ループフ
ィルタ103の出力には誤差電圧S12が生ずる。この
誤差電圧S12は加算回路104により、前述の通り保
持されている中心周波数ロックループの出力誤差電圧S
13と加算され、VCO105の出力である再生クロッ
クS15の周波数を制御することとなる。
【0027】ここでループフィルタ103内の時定数
は、所望の安定度を得るため、ロックレンジを狭くする
よう比較的大きく設定される。この時、ループフィルタ
103の出力誤差電圧S12の振幅は小さなものとなる
が、前述の通り、中心周波数ロックループの出力誤差電
圧S13が加算され、VCO105の入力S14となる
ため、前述に各モードにおけるクロック周波数の変化に
は充分対応できることとなる。
【0028】なお、ループフィルタ103内のスイッチ
111はロックイン時には若干ロックレンジを広くして
すばやくロックインするようにし、ロックイン後はロッ
クレンジを狭くして、高安定化を図るためのものであ
る。
【0029】次に比較周波数発振回路109の構成につ
いて説明する。
【0030】図2は図1中の基準周波数発振回路107
の具体的構成例を示す図である。
【0031】入力端子201には再生時の各モードを示
すデータ、例えば通常再生,早送り再生,逆転再生等の
モードを示すデータが入力されている。このモードを示
すデータをデータ変換テーブル202に供給し、該デー
タ変換テーブル202から出力されたデータに従って分
周器203の分周比が設定される。
【0032】この様に、モードに従って設定された分周
比NによりVCO207の出力は分周器203で分周さ
れ、基準信号として入力端子204に入力される再生信
号中の水平同期信号fH と、位相比較器205で位相比
較される。これに伴い、該位相比較器205は位相比較
電圧S20を出力する。位相比較電圧S20はループフ
ィルタ206により高周波成分をカットされ、ループフ
ィルタ206の出力には誤差電圧S21が生じる。
【0033】この誤差電圧S21によりVCO207の
出力であるクロックS23の周波数が制御される。これ
により出力端子208に各モードに対応した周波数の基
準クロックが出力される。この基準クロックは図1のF
PC108に供給されることになる。
【0034】以上のような構成のPLL回路によれば、
図1の出力端子106から各モードに対応した周波数
で、かつ再生信号中のクロック成分に位相同期した安定
なクッロクが出力されることとなる。
【0035】尚、上述の実施例に於いて、制御発振回路
はデータフェーズロックループのループフィルタと、中
心周波数ロックループのループフィルタとを別途設ける
構成としたが、PC102の出力とFPC108の出力
とを加算した後ループフィルタを通してVCO105に
供給する構成とすることも可能である。
【0036】また、VCO105の中心周波数を高く
し、分周器を介して端子106への出力クロックもしく
はFPC108,PC102への入力クロックを形成す
る構成とすることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロック可能な再生信号の周波数範囲を広く設
定でき、且つ、安定してクロックを発生することが可能
になる。
【0038】また、周波数誤差信号をヘッドの回転位相
に同期して更新しているので、ヘッドの回転周期に関連
した周期でクロックの周波数を調整することができる。
【0039】また、本願の他の発明では、モードに応じ
て基準信号を設定しているので、モードに応じた最適な
周波数のクロックを発生することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としてのPLL回路の構成を
示す図である。
【図2】図1の基準周波数発振器の具体的な構成例を示
す図である。
【図3】従来のPLL回路の構成例を示す図である。
【符号の説明】
101 クロック入力端子 102 位相比較器 103 ループフィルタ 104 加算回路 105 電圧制御発振器 106 出力端子 107 基準周波数発振器 108 周波数位相比較器 109 ループフィルタ 202 データ変換テーブル 203 分周器 204 基準信号入力端子 205 位相比較器 206 ループフィルタ 207 電圧制御発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 康之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドにより再生された信号に位相
    同期したクロックを発生する制御発振手段を備えたクロ
    ック発生装置において、 前記再生信号と前記クロックとの位相差に基づいて前記
    制御発振手段を制御する位相制御ループと、 目標周波数と前記クロックとの周波数誤差に基づいて周
    波数誤差検出信号を発生し、前記周波数誤差検出信号に
    より前記制御発振手段を制御する周波数制御ループとを
    備え、 前記周波数制御ループは、前記回転ヘッドの回転位相に
    同期した信号に同期して前記周波数誤差信号の値を更新
    することを特徴とするクロック発生装置。
  2. 【請求項2】 前記位相制御ループは、前記再生信号と
    前記クロックとの位相差を検出する位相差検出手段と、
    前記位相差検出手段の出力を入力するループフィルタと
    を有し、前記ループフィルタの出力により前記制御発振
    手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のクロ
    ック発生装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数制御ループは、前記目標周波
    数に対応した基準信号を発生する基準信号発生手段と、
    前記基準信号と前記クロックとを用いて前記周波数誤差
    を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段の出
    力をフィルタリング処理して前記周波数誤差信号を発生
    するループフィルタとを有することを特徴とする請求項
    1に記載のクロック発生装置。
  4. 【請求項4】 再生モードに応じて前記基準信号を切り
    換える切り換え手段を備えたことを特徴とする請求項3
    に記載のクロック発生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生信号の再生速度に応じて前記基
    準信号を切り換える切り換え手段を備えたことを特徴と
    する請求項3に記載のクロック発生装置。
  6. 【請求項6】 前記再生信号は記録媒体を複数の前記回
    転ヘッドを切り換えてトレースすることにより再生され
    た信号であり、前記周波数制御ループは、前記ヘッドの
    切り換え信号に同期して前記周波数誤差信号を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載のクロック発生装置。
  7. 【請求項7】 前記クロックは前記再生信号からデータ
    を抽出するために用いられることを特徴とする請求項1
    に記載のクロック発生装置。
  8. 【請求項8】 再生信号に位相同期したクロックを発生
    する制御発振手段を備えたクロック発生装置において、 前記再生信号と前記クロックとの位相差に基づいて前記
    制御発振手段を制御する位相制御ループと、 目標周波数に対応した基準信号と前記クロックとを用い
    て、前記目標周波数と前記クロックとの周波数誤差を検
    出し、前記周波数誤差に基づいて前記制御発振手段を制
    御する周波数制御ループと、 前記基準信号を再生モードに応じた値に設定する制御手
    段とを備えるクロック発生装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297428A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 Mitsubishi Electric Corp Pll回路
JPS6290405U (ja) * 1985-11-25 1987-06-10
JPH01307317A (ja) * 1988-06-06 1989-12-12 Mitsubishi Electric Corp Pll回路

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