JPH0940340A - ベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置 - Google Patents

ベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置

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Publication number
JPH0940340A
JPH0940340A JP21401795A JP21401795A JPH0940340A JP H0940340 A JPH0940340 A JP H0940340A JP 21401795 A JP21401795 A JP 21401795A JP 21401795 A JP21401795 A JP 21401795A JP H0940340 A JPH0940340 A JP H0940340A
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JP
Japan
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handrail
return
roller
drive
sprocket
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Application number
JP21401795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamamoto
満男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N K K PLANT KENSETSU KK
NKK Plant Engineering Corp
Original Assignee
N K K PLANT KENSETSU KK
NKK Plant Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動く歩道の全幅を従来のタイプより縮小し、
機長の長い動く歩道にも適合すると共に、保守点検を容
易とする。 【構成】 運び側からインレットを通過し、反転機構に
よって戻り側で180 度反転した戻り側手すり1aは、手す
り1aの下面の駆動ローラ29と手すり1aの上面の押えロー
ラ32によって上下から挟圧される。手すり1(1a)は、ス
プロケットホイール41と2列スプロケットホイール44a
の内側スプロケット、ホイール44a の外側とその隣りの
ホイール44b の外側スプロケット、および、ホイール44
b の内側とその隣りのホイール44c の内側スプロケット
とをそれぞれ連結する無端チェーン42a,42b,42c によっ
て駆動ローラ29に伝達される電動機付き減速機27の動力
によって回転する駆動ローラ29を駆動源として駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は透明な欄干パネル
を備えるベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるベルト式動く歩道の手すり
駆動機構は、図11に示すように、手すり1を両端の駆
動ホイール62、従動ホイール63により張り渡し、駆動ホ
イール62と無端移動式の踏みベルト4の駆動プーリ5と
をチェーン6により連結し、駆動プーリ5を電動機/減
速機7よりチェーン8を介して回転させることにより、
手すり1は無端移動式で駆動するようになっており、戻
り側手すり1aと運び側踏みベルト4aとは相反する方向に
移動するようになっている。図11は従来の手すり駆動
装置を備えた動く歩道の側面図であり、図11中69は手
すり1の駆動に必要な張力を与えるための緊張装置、68
は戻り側手すり1aの押えローラを示す。
【0003】このように手すり1を介装する駆動ホイー
ル62を踏みベルト4の駆動プーリ5からチェーン6によ
り回転させることにより、手すり1を駆動する方式の動
く歩道では、手すり1がチェーン6により駆動される駆
動ホイール62に介装されているために手すりの欄干パネ
ル61は、これらの駆動装置を外部から遮蔽するために、
不透明板としなければならない。
【0004】しかるに、近年、エスカレータにおいて、
欄干パネルを透明にして内部が透視できるような構造が
出現し、ファッション性からこのような形式のエスカレ
ータが定着しつつある。従って、動く歩道においても高
級化志向から、手すりの欄干パネルを透明にすることが
要望されるようになった。
【0005】図12は従来の欄干パネルを透明としたエ
スカレータの手すり駆動装置を示す部分側面図である。
図12に示すように、従来の透明欄干パネルを有するエ
スカレータは、手すり1が透明板よりなる欄干パネル13
の端部に半円状に配列した多数のガイドローラ12に介装
されると共に、トラスフレーム144 内に設けた駆動ホイ
ール15に介装され、踏段の駆動軸スプロケット16よりチ
ェーン17を介して駆動ホイール15が回転されることによ
って手すり1が駆動するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願が目的とするよう
な動く歩道においても、手すりの駆動機構を、図12に
示すような透明欄干パネル形エスカレータの場合と同じ
ように、トラスフレーム内に収納すればよいと考えられ
るが、ベルト式動く歩道の場合には、エスカレータと相
違した問題点を有しており、前記の手すり駆動機構をそ
のままベルト式動く歩道に適用することはできない。そ
の理由は、駆動ホイール15およびチェーン17等の点検、
緊張装置の調整という作業に際し、エスカレータの場合
には個々の踏段(ステップ)を取り外すことによって、
作業員がトラスフレーム内に入って保守点検作業を行う
ことが可能であるが、ベルト式動く歩道の場合には、踏
みベルトは連続しているために、これを切断しない限り
トラスフレーム内に作業員が立ち入ることができないと
いう問題を有しているからである。ベルト式動く歩道の
欄干パネルを全てガラス化する場合、従来技術では、前
述の如き不具合が生じるといった問題がある。
【0007】従って、この発明の目的は、上記の問題を
解決し、更に、動く歩道の全幅を従来のタイプより縮小
し、且つ、機長の長い動く歩道にも適合すると共に、コ
ンパクトで保守点検の容易なベルト式動く歩道の移動手
すり駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
運び側からインレット(9a)を通過した戻り側で180 度反
転した戻り側手すり(1a)の下方に設けられた電動機付き
減速機(27)と、前記電動機付き減速機(27)の出力軸に取
り付けられたスプロケットホイール(41)と、前記戻り側
手すり(1a)の下面に直列に配設された、前記戻り側手す
り(1a)の裏側と接触する、固定の角鋼管製フレーム(30)
の軸受ユニット(43)によって軸支された軸(28)の一方側
に取り付けられた複数個の駆動ローラ(29)と、前記軸(2
8)の他方側に取り付けられた、スプロケットを内側と外
側の2列に有する複数個の2列スプロケットホイール(4
4)と、前記電動機付き減速機(27)の動力を前記駆動ロー
ラ(29)に伝えるための、前記スプロケットホイール(41)
および前記2列スプロケットホイール(44)相互間に掛け
回された無端チェーン(42)と、前記戻り側手すり(1a)の
上面で前記戻り側手すり(1a)の表側と接触する、直列に
配列された複数個の押えローラ(32)と、前記押えローラ
(32)を軸支する上下動可能な角鋼管製のフレーム(35)
と、前記フレーム(35)を下方に押圧するための押し下げ
機構(40)とからなり、前記無端チェーン(42)は、前記ス
プロケットホイール(41)とその隣りの前記2列スプロケ
ットホイール(44)の内側(または外側)のスプロケット
間に掛け回され、更に、隣り合わせる前記2列スプロケ
ットホイール(44)相互間においては、外側と外側(また
は内側と内側)のスプロケット同士に掛け回され、次に
隣り合わせる前記2列スプロケットホイール(44)相互間
においては、内側と内側(または外側と外側)のスプロ
ケット同士に掛け回され、以後、外側と外側、内側と内
側に交互に掛け回されてなり、前記押えローラ(32)は、
前記押し下げ機構(40)によって、前記駆動ローラ(29)と
の間で前記戻り側手すり(1a)の表側を挟圧して走行させ
てなる駆動装置本体(19)と、前記戻り側手すり(1a)を前
記駆動装置本体(19)に入る前に180 度反転させ、およ
び、前記駆動装置本体(19)から出た後に再び180 度反転
させるための手すり反転機構(2) とからなることに特徴
を有するものである。
【0009】請求項2記載の発明は、運び側からインレ
ット(9a)を通過した戻り側手すり(1a)の下方に設けられ
た電動機付き減速機(27)と、前記電動機付き減速機(27)
の出力軸に取り付けられたスプロケットホイール(41)
と、前記戻り側手すり(1a)の下面に直列に配設された、
前記戻り側手すり(1a)の表側と接触する、固定の角鋼管
製フレーム(30)の軸受ユニット(43)によって軸支された
軸(28)の一方側に取り付けられた複数個の駆動ローラ(2
9)と、前記軸(28)の他方側に取り付けられた、スプロケ
ットを内側と外側の2列に有する複数個の2列スプロケ
ットホイール(44)と、前記電動機付き減速機(27)の動力
を前記駆動ローラ(29)に伝えるための、前記スプロケッ
トホイール(41)および前記2列スプロケットホイール(4
4)相互間に掛け回された無端チェーン(42)と、前記戻り
側手すり(1a)の上面で前記戻り側手すり(1a)の裏側と接
触する直列に配列された複数個の押えローラ(32)と、前
記押えローラ(32)を軸支する上下動可能な角鋼管製のフ
レーム(35)と、前記フレーム(35)を下方に押圧するため
の押し下げ機構(40)とからなり、前記無端チェーン(42)
は、前記スプロケットホイール(41)と隣りの前記2列ス
プロケットホイール(44)の内側(または外側)のスプロ
ケット間に掛け回され、更に、隣り合わせる前記2列ス
プロケットホイール(44)相互間においては、外側と外側
(または内側と内側)のスプロケット同士に掛け回さ
れ、次に隣り合わせる前記2列スプロケットホイール(4
4)相互間においては、内側と内側(または外側と外側)
のスプロケット同士に掛け回され、以後、外側と外側、
内側と内側に交互に掛け回されてなり、前記押えローラ
(32)は、前記押し下げ機構(40)によって、前記駆動ロー
ラ(29)との間で前記戻り側手すり(1a)の裏側を挟圧して
走行させることに特徴を有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図面を参照しな
がら説明する。
【0011】図1はこの発明に係る移動手すり駆動装置
を備えたベルト式動く歩道の側面図、図2は図1のA−
A線断面図、図3は同じく図1のB−B線断面図、図4
は同じくC−C線断面図、図5は図4の要部拡大断面
図、図6は図1のF−F線断面図、図7は図5のD−D
線矢視図、図8は図5のE−E線矢視図、図9は第1手
すり反転機構、第4手すり反転機構を示す断面図、図1
0は第2手すり反転機構、第3手すり反転機構、補助の
手すり反転機構を示す断面図である。
【0012】上記目的を達成するためには、手すり駆動
装置本体19をスカートガード20、デッキカバー21内の狭
い空間に収納できることが条件である。機長の長い動く
歩道に対しては、図1に示す如く手すり駆動装置本体19
を複数個配設して対応することとする。
【0013】本発明は、手すり1を駆動するための電動
機付き減速機27を狭い空間に収納するために、戻り側手
すり1aを、手すり駆動装置本体19に入る前に手すり反転
機構2によって180 度反転させて手すり1aの下部空間を
大きくし、更に、手すり駆動装置本体19を通過した後に
再び180 度反転させて元に戻して運び側手すり1bとなる
ようにする。
【0014】踏みベルト4は、動く歩道フレーム14の一
端部に設けた駆動プーリ5に介装されており、この駆動
プーリ5は、同軸上の鎖車(スプロケットホイール)18
が電動機/減速機7よりチェーン8を介して回転される
ことにより踏みベルト4を無端移動式で駆動するように
なっている。踏みベルト4は、上方が運び側踏みベルト
4a、下方が戻り側踏みベルト4bとなっている。
【0015】踏みベルト4は、表面に縦溝を有し、且
つ、横剛性を有する人員輸送用の特殊ベルトである。運
び側踏みベルト4aの下面(即ち、踏みベルト4の裏面)
は、両端部を支える支持ローラ23により支えられてい
る。戻り側踏みベルト4bの下面(踏みベルト4の表面)
は、前記フレーム14下部の支持ローラ25により支持され
ている。26、26は、踏みベルト4の幅方向両端に設けら
れた踏みベルト4の蛇行防止用ローラである。
【0016】手すり1(1a)は、図5に横断面で示すよう
に、その裏側は湾曲部1cを有する溝状に形成されてい
る。なお、手すりは、通常「ハンドレール」と称される
ことが多いが、同じものである。本実施例では、「手す
り」で説明する。手すり1は、透明板により構成した欄
干パネル13の両端部にそれぞれ半円状に配列した複数の
ガイドローラ12に、前記裏側が介装されており、手すり
駆動装置本体19によって踏みベルト4の駆動力を受けて
無端移動式で駆動するようになっている。また、手すり
1は下方が戻り側手すり1a、上方が運び側手すり1bとな
っている。
【0017】戻り側手すり1aにおいては手すり反転機構
2によってインレット9aから最初の駆動装置本体19a ま
での間に180 度反転し(1dは反転部)、最後の駆動装置
本体19b とインレット9bまでの間に再び180 度反転する
(1dは反転部)ようになっている。駆動装置本体19は、
図1に示すように動く歩道の長さに応じてその中間に1
乃至複数箇所設けられる。本実施例では最初の駆動装置
本体19a 、最後の駆動装置本体19b で表示する。
【0018】駆動装置本体19の設けられている部分以外
の部分における歩道機構は、図2、図3に示すような構
成になっている。即ち、手すり1における戻り側手すり
1aは、透明板よりなる欄干パネル13の下部に設けられた
スカートガード20の内部に導通されるようになってお
り、スカートガード20およびデッキカバー21を取り外す
ことによって、必要に応じて戻り側手すり1aの導通機構
を点検できるようになっている。
【0019】両端のガイドローラ12の下方には、危険防
止のための、手すり用のインレット9a、9bがそれぞれ設
けられている。そして、両インレット9a、9b間には、手
すり1aを180 度反転し、再び、180 度反転して元に戻す
ための手すり反転機構2が設けられている。
【0020】手すり反転機構2は、戻り側手すり1aの表
側と接触させるための手すり押えローラ3および戻り側
手すり1aの裏側と接触させるための受けローラ22を有し
ている。該手すり押えローラ3および受けローラ22は、
戻り側手すり1aを上下から挟圧するために、軸線を水平
にして設けられている。
【0021】第1手すり反転機構2aおよび第2手すり反
転機構2bは、最初の駆動装置本体19a の上流側に配設さ
れ、第3手すり反転機構2dおよび第4手すり反転機構2e
は、最後の駆動装置本体19b の下流側に配設されてい
る。
【0022】図9に示すように、第1反転機構2aは、手
すり押えローラ3を下に、受けローラ22を上にして設け
られている。図10に示すように、第2反転機構2bは、
第1反転機構2aの下流側に設けられており、第1反転機
構2aと第2反転機構2bとの間において、戻り側手すり1a
を180 度反転させるために、手すり押えローラ3を上
に、受けローラ22を下にして設けられている。
【0023】第3反転機構2dは、図10に示すように、
手すり押えローラ3を上に、受けローラ22を下にして設
けられている。第4反転機構2eは、第3反転機構2dの下
流側に設けられており、第3反転機構2dと前記第4反転
機構2eとの間において、戻り側手すり1aを再び180 度反
転させるために、図10に示すように、手すり押えロー
ラ3を下に、受けローラ22を上にして設けられている
【0024】また、駆動装置本体19a と本体19b との間
には、補助の手すり反転機構2cが複数設けられている。
補助の反転機構2cは、図10に示すように、第2、第3
反転機構2b、2dと同様に、手すり押えローラ3を上に、
受けローラ22を下にして設けられている。
【0025】このような複数の手すり反転機構2a〜2eに
よって、インレット9aで裏側が上面にあった手すり1a
が、180 度反転して駆動装置本体19では表側が上面とな
り、更に、この手すり1aが再び180 度反転して、インレ
ット9bでは裏側が上面にある元の状態となる。
【0026】なお、図示はしないが、本発明装置におい
ては、手すり反転機構2(2a,2b,2c,2d,2e)を設けず、
戻り側手すり1aをそのまま、即ち、上下反転させずに手
すり駆動装置本体19に入るように形成してもよい。反転
機構2を設けない場合には、手すり1は無反転のまま、
駆動装置本体19の各々を通過することになる。これによ
れば、ベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置の構成は
より単純となる。ただし、手すりの表側が駆動ローラと
接触するため前記表側が損傷し易く、手すりの美観の保
持期間および手すりの寿命が手すり反転機構を有する場
合よりも短縮される。
【0027】手すり駆動装置本体19において、戻り側手
すり1aの下方には、電動機付き減速機27が設けられてい
る。電動機付き減速機27は、戻り側手すり1aの下部空間
で動く歩道のフレーム14に固定されたブラケット50上に
設置されている。電動機付き減速機27の出力軸にはスプ
ロケットホイール41が取り付けられている。スプロケッ
トホイール41にはスプロケット(チェーン連結部)が単
列設けられている。
【0028】運び側からインレット9aを通過した戻り側
で180 度反転した戻り側手すり1aの下面には、3個の駆
動ローラ29が直列に配設されている(図1、図8参
照)。駆動ローラ29の各々は、戻り側手すり1aの裏側と
接触されている。また、駆動ローラ29の各々は、固定の
角鋼管製フレーム30の軸受ユニット43によって軸支され
た軸28の一方側に取り付けられている。軸28の各々の他
方側には、スプロケットを内側および外側の2列に有す
る2列スプロケットホイール44が取り付けられている。
2列スプロケットホイール44もスプロケットホイール41
と共に直列に配設される。フレーム30は、動く歩道のフ
レーム14の一部に固定された台座51に設置された一対の
支柱31、36に貫通され、ピース52により台座51に固定さ
れている。
【0029】スプロケットホイール41とその隣りの2列
スプロケットホイール44a の内側のスプロケットとは無
端チェーン42a によって掛け回されている。2列スプロ
ケットホイール44a の外側のスプロケットとその隣りの
2列スプロケットホイール44b の外側のスプロケットと
は無端チェーン42b によって掛け回されている。2列ス
プロケットホイール44b の内側のスプロケットとその隣
りの2列スプロケットホイール44c の内側のスプロケッ
トとは無端チェーン42c によって掛け回されている。こ
のように2列スプロケットホイール44a 〜44c に交互に
千鳥状に内側・内側、外側・外側のスプロケットに連結
された無体チェーン42a 〜42c によって、電動機付き減
速機27の動力が円滑且つ確実に各々の駆動ローラ29に伝
達され、それぞれ、回転する駆動ローラ29上に戻り側手
すり1aを導通可能である。また、2列スプロケットホイ
ール44c 、即ち、スプロケットホイール41から最も遠い
位置のスプロケットホイールについては単列でよいこと
になる。
【0030】駆動ローラ29は、その外周を摩擦係数が大
きく且つ摩耗の小さい弾性体(例えば、ウレタンゴム)
によってカバーされている。駆動ローラ29および2列ス
プロケットホイール44の数は特に特定しないが、3個ま
たは4個が適当である。ただし、前記個数に限定するも
のではない。
【0031】戻り側手すり1aの上方には、戻り側手すり
1aの上面で戻り側手すり1aの表側と接触する複数個の押
えローラ32が直列に配設されている。押えローラ32は上
下動可能な角鋼管製のフレーム35に軸支されている。フ
レーム35の両端は押し下げ機構としてのコイルバネ40を
介して、支柱31に遊挿支持されている。また、フレーム
35は駆動ローラ29の取付けフレーム30を貫通したガイド
棒36に対して遊挿されていると共に、両端の支柱31の遊
挿部分には、上端をナット37により圧縮された前記コイ
ルバネ40が支柱31に嵌合されるように設けられており、
このコイルバネ40の押圧力とガイド棒36とによって、各
々の押えローラ32が戻り側手すり1aを駆動ローラ29に対
して適切な状態で挟圧できるようになっている。押えロ
ーラ32は、押し下げ機構40によって、駆動ローラ29との
間で戻り側手すり1aの表側(反転機構が無い場合は裏
側)を挟圧して走行させる。これにより、戻り側手すり
1aは、運び側踏みベルト4aの進行方向とは逆の方向に挟
圧移送される。この戻り側手すり1aは、欄干パネル13の
下部のスカートガード20内に位置しており、欄干パネル
上方の運び側手すり1は、運び側踏みベルト4aと同じ方
向に移動する。
【0032】本発明に係る手すり駆動装置本体19は、装
置自体を小型にすることができ、保守点検および補修修
理も手すり駆動装置本体19におけるスカートガード20、
デッキカバー21を外すことによって容易に行うことがで
きるという利点を有する。
【0033】また、手すり1の移送運動は、駆動装置本
体19が備える制御容易な電動機付き減速機27を動力とし
て生ずるため、手すり1の速度を容易に踏みベルト4の
速度と同調させることができ、安全対策の上からも好ま
しい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の移動手
すり駆動装置によれば、下記に示す工業上有用な効果が
もたらされる。 (1) 従来タイプの図11の手すり駆動は、駆動ホイール
62に手すり1を巻き付けてその摩擦により手すりを走行
させているが、手すりがスリップしないように手すりに
大きな張力を与える必要がある。動く歩道の機長が長い
場合、或いは高低差が大きい場合には、手すりに与える
張力が大きくなり、手すりの許容限度を超すため、長機
長、高揚程の動く歩道では、手すり強度から製作が出来
ないことになる。これに対し、本発明によれば、手すり
駆動装置本体で手すりに大きな張力を与えることがない
ため、長機長、高揚程の動く歩道に対し手すりの強度に
よる制限がなくなる。また、前述のように、手すり駆動
装置本体で手すりに大きな張力を与える必要がないた
め、それだけ手すりの寿命も長くできる。
【0035】(2) 現代のファッション化、高級化志向に
適合する全透明の欄干パネルを有する動く歩道の製作を
可能とし、踏みベルトと同一の速度で確実に手すりが駆
動し、そして、保守点検等を容易に実施することができ
る。
【0036】(3) 手すり反転機構により手すりの表側が
損傷せず美観が長く保てるため、手すりの寿命が延長す
る。
【0037】(4) 従来タイプ図11の移動手すり駆動装
置は、踏みベルトプーリ軸の駆動用スプロケットの外側
に手すり駆動用スプロケットを取り付ける構造であるた
め、これによって動く歩道の機械幅が決まるが、本発明
によれば動く歩道の中間部の任意の位置に独立して設置
出来るため、機械幅を縮小することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る移動手すり駆動装置を備えた動
く歩道の実施態様を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図4の要部拡大断面図である。
【図6】図1のF−F線断面図である。
【図7】図5のD−D線矢視図である。
【図8】図5のE−E線矢視図である。
【図9】第1、第4手すり反転機構を示す断面図であ
る。
【図10】第2、第3および補助の手すり反転機構を示
す断面図である。
【図11】従来の移動手すり駆動装置を備えたベルト式
動く歩道を示す側面図である。
【図12】従来の欄干パネルを透明としたエスカレータ
の手すり駆動装置を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1 手すり(ハンドレール) 1a 戻り側手すり 1b 運び側手すり 1c 手すり湾曲部 1d 手すり反転部 2 手すり反転機構 2a 第1手すり反転機構 2b 第2手すり反転機構 2c 補助の手すり反転機構 2d 第3手すり反転機構 2e 第4手すり反転機構 3 手すり押えローラ 4 踏みベルト 4a 運び側踏みベルト 4b 戻り側踏みベルト 5 駆動プーリ 7 電動機/減速機 6,8,17 チェーン 9, 9a, 9b 手すり用インレット 12 ガイドローラ 13 透明欄干パネル 14 動く歩道フレーム 144 トラスフレーム 15 駆動ホイール 18 スプロケットホイール 19 手すり駆動装置本体 19a 最初の手すり駆動装置本体 19b 最後の手すり駆動装置本体 20 スカートガード 21 デッキカバー 22 受けローラ 23,25 ベルト支持ローラ 26 蛇行防止用ローラ 27 電動機付き減速機 28 駆動ローラ軸 29 駆動ローラ 30 角鋼管製フレーム 31 支柱 32 押えローラ 33 押えローラ軸 35 角鋼管製フレーム(上下動可能) 36 支柱 37 ナット 40 コイルバネ 41 単列スプロケットホイール 42 無端チェーン 43 フランジ形軸受ユニット 44 2列スプロケットホイール 50 減速機取付ブラケット 51 台座 52 ピース 61 不透明欄干パネル 62 駆動ホイール 63 従動ホイール 68 戻り側手すりの押えローラ 69 緊張装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運び側からインレット(9a)を通過した戻
    り側で180 度反転した戻り側手すり(1a)の下方に設けら
    れた電動機付き減速機(27)と、前記電動機付き減速機(2
    7)の出力軸に取り付けられたスプロケットホイール(41)
    と、前記戻り側手すり(1a)の下面に直列に配設された、
    前記戻り側手すり(1a)の裏側と接触する、固定の角鋼管
    製フレーム(30)の軸受ユニット(43)によって軸支された
    軸(28)の一方側に取り付けられた複数個の駆動ローラ(2
    9)と、前記軸(28)の他方側に取り付けられた、スプロケ
    ットを内側と外側の2列に有する複数個の2列スプロケ
    ットホイール(44)と、前記電動機付き減速機(27)の動力
    を前記駆動ローラ(29)に伝えるための、前記スプロケッ
    トホイール(41)および前記2列スプロケットホイール(4
    4)相互間に掛け回された無端チェーン(42)と、前記戻り
    側手すり(1a)の上面で前記戻り側手すり(1a)の表側と接
    触する、直列に配列された複数個の押えローラ(32)と、
    前記押えローラ(32)を軸支する上下動可能な角鋼管製の
    フレーム(35)と、前記フレーム(35)を下方に押圧するた
    めの押し下げ機構(40)とからなり、前記無端チェーン(4
    2)は、前記スプロケットホイール(41)とその隣りの前記
    2列スプロケットホイール(44)の内側(または外側)の
    スプロケット間に掛け回され、更に、隣り合わせる前記
    2列スプロケットホイール(44)相互間においては、外側
    と外側(または内側と内側)のスプロケット同士に掛け
    回され、次に隣り合わせる前記2列スプロケットホイー
    ル(44)相互間においては、内側と内側(または外側と外
    側)のスプロケット同士に掛け回され、以後、外側と外
    側、内側と内側に交互に掛け回されてなり、前記押えロ
    ーラ(32)は、前記押し下げ機構(40)によって、前記駆動
    ローラ(29)との間で前記戻り側手すり(1a)の表側を挟圧
    して走行させてなる駆動装置本体(19)と、 前記戻り側手すり(1a)を前記駆動装置本体(19)に入る前
    に180 度反転させ、および、前記駆動装置本体(19)から
    出た後に再び180 度反転させるための手すり反転機構
    (2) とからなることを特徴とするベルト式動く歩道の移
    動手すり駆動装置。
  2. 【請求項2】 運び側からインレット(9a)を通過した戻
    り側手すり(1a)の下方に設けられた電動機付き減速機(2
    7)と、前記電動機付き減速機(27)の出力軸に取り付けら
    れたスプロケットホイール(41)と、前記戻り側手すり(1
    a)の下面に直列に配設された、前記戻り側手すり(1a)の
    表側と接触する、固定の角鋼管製フレーム(30)の軸受ユ
    ニット(43)によって軸支された軸(28)の一方側に取り付
    けられた複数個の駆動ローラ(29)と、前記軸(28)の他方
    側に取り付けられた、スプロケットを内側と外側の2列
    に有する複数個の2列スプロケットホイール(44)と、前
    記電動機付き減速機(27)の動力を前記駆動ローラ(29)に
    伝えるための、前記スプロケットホイール(41)および前
    記2列スプロケットホイール(44)相互間に掛け回された
    無端チェーン(42)と、前記戻り側手すり(1a)の上面で前
    記戻り側手すり(1a)の裏側と接触する直列に配列された
    複数個の押えローラ(32)と、前記押えローラ(32)を軸支
    する上下動可能な角鋼管製のフレーム(35)と、前記フレ
    ーム(35)を下方に押圧するための押し下げ機構(40)とか
    らなり、前記無端チェーン(42)は、前記スプロケットホ
    イール(41)と隣りの前記2列スプロケットホイール(44)
    の内側(または外側)のスプロケット間に掛け回され、
    更に、隣り合わせる前記2列スプロケットホイール(44)
    相互間においては、外側と外側(または内側と内側)の
    スプロケット同士に掛け回され、次に隣り合わせる前記
    2列スプロケットホイール(44)相互間においては、内側
    と内側(または外側と外側)のスプロケット同士に掛け
    回され、以後、外側と外側、内側と内側に交互に掛け回
    されてなり、前記押えローラ(32)は、前記押し下げ機構
    (40)によって、前記駆動ローラ(29)との間で前記戻り側
    手すり(1a)の裏側を挟圧して走行させることを特徴とす
    るベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置。
JP21401795A 1995-07-31 1995-07-31 ベルト式動く歩道の移動手すり駆動装置 Pending JPH0940340A (ja)

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