JPH0941614A - 建築用ボード及びその装着方法 - Google Patents
建築用ボード及びその装着方法Info
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- JPH0941614A JPH0941614A JP19934795A JP19934795A JPH0941614A JP H0941614 A JPH0941614 A JP H0941614A JP 19934795 A JP19934795 A JP 19934795A JP 19934795 A JP19934795 A JP 19934795A JP H0941614 A JPH0941614 A JP H0941614A
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- Japan
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- board
- building
- decorative layer
- building board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本格的な左官工事等を必要とすることなく、
並列配置した建築用ボード(2、102)の境界をカム
フラージュしデザイン的に良好なものにせしめることを
可能にする。 【解決手段】 矩形板状の建築用ボード(2)の片側縁
に凸条(16)を他側縁に凹条(18)を形成する。そ
して、並列配置された建築用ボード(2)の凹条(1
8)内には硬化性組成物と水との混練物(20)を塗り
込む。或いは、並列配置された建築用ボード(102)
の隣接して延在する非化粧部(117、119)に跨が
って、被覆部材(124)を貼着する。
並列配置した建築用ボード(2、102)の境界をカム
フラージュしデザイン的に良好なものにせしめることを
可能にする。 【解決手段】 矩形板状の建築用ボード(2)の片側縁
に凸条(16)を他側縁に凹条(18)を形成する。そ
して、並列配置された建築用ボード(2)の凹条(1
8)内には硬化性組成物と水との混練物(20)を塗り
込む。或いは、並列配置された建築用ボード(102)
の隣接して延在する非化粧部(117、119)に跨が
って、被覆部材(124)を貼着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の内装材或いは
外装材として使用され得る建築用ボード及びその装着方
法に関する。
外装材として使用され得る建築用ボード及びその装着方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装或いは外装においては、通
常、石膏ボード、珪酸カルシウムボード、木質合板、鋼
板、発泡セメントボード等の所謂下地材を所要部位に装
着する。次いで、かかる下地材の表面に樹脂シートを貼
着している。或いは、下地材の表面に湿式仕上げ材を左
官工事によって塗布している。湿式仕上げ材としては、
漆喰、ドロマイトプラスター、聚楽、セメント等が使用
されている。然るに、樹脂シートを貼着する場合には、
樹脂シートは通気性に乏しい故に、樹脂シート表面で結
露し、黴の発生或いは樹脂シートの剥離等の問題が発生
する。一方、左官工事によって塗布される湿式仕上げ材
は通気性を有する故に、結露に起因する黴の発生等の問
題は充分に回避される。しかしながら、湿式仕上げ材を
塗布する左官工事は熟練を要する職人工事であり、それ
故に比較的高価である。また、湿式仕上げ材は塗布の後
に比較的長時間の養生を必要とするため、左官工事は工
期が比較的長くなる。
常、石膏ボード、珪酸カルシウムボード、木質合板、鋼
板、発泡セメントボード等の所謂下地材を所要部位に装
着する。次いで、かかる下地材の表面に樹脂シートを貼
着している。或いは、下地材の表面に湿式仕上げ材を左
官工事によって塗布している。湿式仕上げ材としては、
漆喰、ドロマイトプラスター、聚楽、セメント等が使用
されている。然るに、樹脂シートを貼着する場合には、
樹脂シートは通気性に乏しい故に、樹脂シート表面で結
露し、黴の発生或いは樹脂シートの剥離等の問題が発生
する。一方、左官工事によって塗布される湿式仕上げ材
は通気性を有する故に、結露に起因する黴の発生等の問
題は充分に回避される。しかしながら、湿式仕上げ材を
塗布する左官工事は熟練を要する職人工事であり、それ
故に比較的高価である。また、湿式仕上げ材は塗布の後
に比較的長時間の養生を必要とするため、左官工事は工
期が比較的長くなる。
【0003】上記事実に鑑み、本発明者等は、先に、平
成7年特許願第178841号(出願日:平成7年7月
14日、発明の名称:建築用ボード)において、矩形板
状基層とこの基層の表面に化粧層を施した建築用ボード
を提案した。この建築用ボードにおける基層は珪酸カル
シウムボード又は石膏ボードの如き通気性ボードから形
成され、化粧層は硬化性組成物の固化体から形成されて
いるのが好都合である。本発明者等が先に提案した建築
用ボードの如き建築用ボードを使用する場合、化粧層を
備えている故に所定部位に装着した後に左官工事によっ
て湿式仕上げ材を塗布する必要がなく、従って施工費を
低減し工期を短縮することができる。
成7年特許願第178841号(出願日:平成7年7月
14日、発明の名称:建築用ボード)において、矩形板
状基層とこの基層の表面に化粧層を施した建築用ボード
を提案した。この建築用ボードにおける基層は珪酸カル
シウムボード又は石膏ボードの如き通気性ボードから形
成され、化粧層は硬化性組成物の固化体から形成されて
いるのが好都合である。本発明者等が先に提案した建築
用ボードの如き建築用ボードを使用する場合、化粧層を
備えている故に所定部位に装着した後に左官工事によっ
て湿式仕上げ材を塗布する必要がなく、従って施工費を
低減し工期を短縮することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、化粧層を備え
た建築用ボードを使用して本格的な左官工事を省略せん
とする場合、(1)並列配置した2枚の建築用ボードの
境界に若干の間隙が視覚認識され、デザイン的に好まし
くない、(2)幅木或いは周り縁等で覆われる部分以外
の、側縁部において、建築用ボードを貫通せしめて釘等
の締結具を下地に固着して、建築用ボードを下地に装着
することが必要な場合、建築用ボードの表面に釘等の締
結具の頭部が露呈することになり、デザイン的に許容さ
れない、という解決すべき問題が存在する。
た建築用ボードを使用して本格的な左官工事を省略せん
とする場合、(1)並列配置した2枚の建築用ボードの
境界に若干の間隙が視覚認識され、デザイン的に好まし
くない、(2)幅木或いは周り縁等で覆われる部分以外
の、側縁部において、建築用ボードを貫通せしめて釘等
の締結具を下地に固着して、建築用ボードを下地に装着
することが必要な場合、建築用ボードの表面に釘等の締
結具の頭部が露呈することになり、デザイン的に許容さ
れない、という解決すべき問題が存在する。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その技術的解決課題は、本格的な左官工事を必要
とすることなく比較的簡単な作業によって、並列配置さ
れた2枚の建築用ボードの境界を巧みにカムフラージュ
し、デザイン的に良好なものにすることを可能にせしめ
る、新規且つ改良された建築用ボードを提供することで
ある。
あり、その技術的解決課題は、本格的な左官工事を必要
とすることなく比較的簡単な作業によって、並列配置さ
れた2枚の建築用ボードの境界を巧みにカムフラージュ
し、デザイン的に良好なものにすることを可能にせしめ
る、新規且つ改良された建築用ボードを提供することで
ある。
【0006】本発明の他の技術的解決課題は、本格的な
左官工事を必要とすることなく比較的簡単な作業によっ
て、並列配置された2枚の建築用ボードの境界を巧みに
カムフラージュし、デザイン的に良好なものにすること
ができる、新規且つ改良された建築用ボード装着方法を
提供することである。
左官工事を必要とすることなく比較的簡単な作業によっ
て、並列配置された2枚の建築用ボードの境界を巧みに
カムフラージュし、デザイン的に良好なものにすること
ができる、新規且つ改良された建築用ボード装着方法を
提供することである。
【0007】本発明の更に他の技術的解決課題は、幅木
或いは周り縁等で覆われる部分以外の、側縁部におい
て、建築用ボードを貫通せしめて釘等の締結具を下地に
固着して、建築用ボードを下地に装着する場合において
も、締結具の頭部が露呈されることを回避することがで
き、加えて並列配置された2枚の建築用ボードの境界を
巧みにカムフラージュし、デザイン的に良好なものにす
ることができる、新規且つ改良された建築用ボード装着
方法を提供することである。
或いは周り縁等で覆われる部分以外の、側縁部におい
て、建築用ボードを貫通せしめて釘等の締結具を下地に
固着して、建築用ボードを下地に装着する場合において
も、締結具の頭部が露呈されることを回避することがで
き、加えて並列配置された2枚の建築用ボードの境界を
巧みにカムフラージュし、デザイン的に良好なものにす
ることができる、新規且つ改良された建築用ボード装着
方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、上記技術的課題を解決するために、建築用ボードの
片側縁に真直に延びる凸条を形成し他側縁に真直に延び
る凹条を形成する。
ば、上記技術的課題を解決するために、建築用ボードの
片側縁に真直に延びる凸条を形成し他側縁に真直に延び
る凹条を形成する。
【0009】即ち、上記技術的課題を解決する建築用ボ
ードとして、本発明の一局面によれば、矩形板状であ
り、表面の片側縁には真直に延在する凸条が形成され、
表面の他側縁には真直に延在する凹条が形成されてい
る、ことを特徴とする建築用ボードが提供される。
ードとして、本発明の一局面によれば、矩形板状であ
り、表面の片側縁には真直に延在する凸条が形成され、
表面の他側縁には真直に延在する凹条が形成されてい
る、ことを特徴とする建築用ボードが提供される。
【0010】かかる建築用ボードは、矩形板状である通
気性基層と、該基層の表面に積層された、硬化性組成物
の固化体から成る化粧層とから構成され、該凸条及び該
凹条は該化粧層に形成されているのが好適である。
気性基層と、該基層の表面に積層された、硬化性組成物
の固化体から成る化粧層とから構成され、該凸条及び該
凹条は該化粧層に形成されているのが好適である。
【0011】本発明の他の局面によれば、上記他の技術
的課題を解決する建築用ボード装着方法として、矩形板
状であり、表面の片側縁には真直に延在する凸条が形成
され、表面の他側縁には真直に延在する凹条が形成され
ている2枚の建築用ボードを、一方の該片側縁と他方の
該他側縁とを密接せしめて並列に装着し、該一方の該凸
条と該他方の該凹条が相互に隣接して延在するようにせ
しめ、次いで、該2枚の建築用ボードの該他方の該凹条
に、硬化性組成物と水との混練物を塗り込み固化せしめ
る、ことを特徴とする建築用ボード装着方法が提供され
る。
的課題を解決する建築用ボード装着方法として、矩形板
状であり、表面の片側縁には真直に延在する凸条が形成
され、表面の他側縁には真直に延在する凹条が形成され
ている2枚の建築用ボードを、一方の該片側縁と他方の
該他側縁とを密接せしめて並列に装着し、該一方の該凸
条と該他方の該凹条が相互に隣接して延在するようにせ
しめ、次いで、該2枚の建築用ボードの該他方の該凹条
に、硬化性組成物と水との混練物を塗り込み固化せしめ
る、ことを特徴とする建築用ボード装着方法が提供され
る。
【0012】該建築用ボードは矩形板状である基層と、
該基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体から
成る化粧層とから構成され、該凸条及び該凹条は該化粧
層に形成されているのが好適である。
該基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体から
成る化粧層とから構成され、該凸条及び該凹条は該化粧
層に形成されているのが好適である。
【0013】本発明の更に他の局面によれば、上記更に
他の技術的課題を解決する建築用ボード装着方法とし
て、矩形板状である基層と、該基層の表面に積層された
化粧層とから構成され、該基層の表面両側縁部は該化粧
層に覆われることなく露呈せしめられている2枚の建築
用ボードを、側縁を密接せしめて並列に配置し、該基層
の該表面両側縁部を貫通せしめて締結具を下地に固着す
ることによって該2枚の建築用ボードを該下地に装着
し、次いで、該2枚の建築用ボードの該基層の、相互に
隣接して延在する側縁部に跨がって、被覆部材を貼着し
て該基層の露呈表面を覆う、ことを特徴とする建築用ボ
ード装着方法が提供される。
他の技術的課題を解決する建築用ボード装着方法とし
て、矩形板状である基層と、該基層の表面に積層された
化粧層とから構成され、該基層の表面両側縁部は該化粧
層に覆われることなく露呈せしめられている2枚の建築
用ボードを、側縁を密接せしめて並列に配置し、該基層
の該表面両側縁部を貫通せしめて締結具を下地に固着す
ることによって該2枚の建築用ボードを該下地に装着
し、次いで、該2枚の建築用ボードの該基層の、相互に
隣接して延在する側縁部に跨がって、被覆部材を貼着し
て該基層の露呈表面を覆う、ことを特徴とする建築用ボ
ード装着方法が提供される。
【0014】該建築用ボードの該化粧層は硬化性組成物
の固化体から成り、該被覆部材は柔軟な帯状基層と、該
基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体から成
る化粧層とから構成されているのが好適である。
の固化体から成り、該被覆部材は柔軟な帯状基層と、該
基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体から成
る化粧層とから構成されているのが好適である。
【0015】
【作用】上記技術的課題を解決するための本発明の建築
用ボードを使用して、上記他の技術的課題を解決するた
めの本発明の建築用ボード装着方法を遂行すると、凹条
に塗り込み固化せしめられる混練物によって、隣接する
2枚の建築用ボード間に存在する間隙が覆われて、隣接
する2枚の建築用ボードの境界が巧みにカムフラージュ
される。そして、一方の建築用ボードの片側縁を真直に
延びる凸条は、建築用ボードの表面に存在する形状的ア
クセントとして美的効果を奏する。
用ボードを使用して、上記他の技術的課題を解決するた
めの本発明の建築用ボード装着方法を遂行すると、凹条
に塗り込み固化せしめられる混練物によって、隣接する
2枚の建築用ボード間に存在する間隙が覆われて、隣接
する2枚の建築用ボードの境界が巧みにカムフラージュ
される。そして、一方の建築用ボードの片側縁を真直に
延びる凸条は、建築用ボードの表面に存在する形状的ア
クセントとして美的効果を奏する。
【0016】上記更に他の技術的課題を解決するための
本発明の建築用ボード装着方法を遂行すると、建築用ボ
ードの基層における表面側縁部を貫通せしめて下地に固
着された締結具の頭部が被覆部材によって被覆され、締
結具の頭部が外面に露呈してしまうことが確実に回避さ
れる。また、2枚の建築用ボードの基層における相互に
隣接して延在する側縁部に跨がって貼着される被覆部材
は、隣接する2枚の建築用ボード間の間隙を覆って、隣
接する2枚の建築用ボードの境界を巧みにカムフラージ
ュし、そしてまた建築用ボードの表面に存在する形状的
アクセントとして美的効果を奏する。
本発明の建築用ボード装着方法を遂行すると、建築用ボ
ードの基層における表面側縁部を貫通せしめて下地に固
着された締結具の頭部が被覆部材によって被覆され、締
結具の頭部が外面に露呈してしまうことが確実に回避さ
れる。また、2枚の建築用ボードの基層における相互に
隣接して延在する側縁部に跨がって貼着される被覆部材
は、隣接する2枚の建築用ボード間の間隙を覆って、隣
接する2枚の建築用ボードの境界を巧みにカムフラージ
ュし、そしてまた建築用ボードの表面に存在する形状的
アクセントとして美的効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適実施形態について更に詳細に説明する。
明の好適実施形態について更に詳細に説明する。
【0018】図1及び図2は、本発明に従って構成され
た建築用ボードの好適実施形態を図示している。全体を
番号2で示す建築用ボードは全体として矩形板状であ
り、矩形板状の基層4とこの基層4の表面に積層された
化粧層6とから構成されている。
た建築用ボードの好適実施形態を図示している。全体を
番号2で示す建築用ボードは全体として矩形板状であ
り、矩形板状の基層4とこの基層4の表面に積層された
化粧層6とから構成されている。
【0019】基層4は建築物における下地材として広く
一般に使用されている適宜の材料、例えば石膏ボード、
珪酸カルシウムボード、石綿セメント珪酸カルシウムボ
ード、木質合板、鋼板、木毛セメントボード、中空セメ
ントボード、発泡セメントボード、セメントブロック、
コンクリートボード、モルタルボード等から形成するこ
とができる。特に、石膏ボード、珪酸カルシウムボー
ド、石綿セメント珪酸カルシウムボード、木質合板の如
き通気性ボードから基層4を形成するのが好適である。
かような通気性ボードは市販されている形態をそのまま
で基層4として使用することができる。後述するとおり
にして基層4の表面に化粧層6を積層する際の基層4の
反りを防止する等の点から、基層4の厚さT1は5乃至
30mm、特に5乃至15mm程度であるのが好都合で
ある。図2においては市販されている石膏ボードから成
る基層4が図示されており、図示の石膏ボードは、主成
分の半水石膏に少量の無機細骨材等を混入して形成され
た芯8と、この芯8の表裏両面並びに両側面(図2にお
いて左側面及び右側面)を被覆している厚紙10とから
構成されている(芯8の上端面及び下端面は厚紙で被覆
されることなく露呈せしめられている)。
一般に使用されている適宜の材料、例えば石膏ボード、
珪酸カルシウムボード、石綿セメント珪酸カルシウムボ
ード、木質合板、鋼板、木毛セメントボード、中空セメ
ントボード、発泡セメントボード、セメントブロック、
コンクリートボード、モルタルボード等から形成するこ
とができる。特に、石膏ボード、珪酸カルシウムボー
ド、石綿セメント珪酸カルシウムボード、木質合板の如
き通気性ボードから基層4を形成するのが好適である。
かような通気性ボードは市販されている形態をそのまま
で基層4として使用することができる。後述するとおり
にして基層4の表面に化粧層6を積層する際の基層4の
反りを防止する等の点から、基層4の厚さT1は5乃至
30mm、特に5乃至15mm程度であるのが好都合で
ある。図2においては市販されている石膏ボードから成
る基層4が図示されており、図示の石膏ボードは、主成
分の半水石膏に少量の無機細骨材等を混入して形成され
た芯8と、この芯8の表裏両面並びに両側面(図2にお
いて左側面及び右側面)を被覆している厚紙10とから
構成されている(芯8の上端面及び下端面は厚紙で被覆
されることなく露呈せしめられている)。
【0020】基層4の表面に積層せしめられる化粧層6
は硬化性組成物の固化体から形成されているのが好適で
ある。かような化粧層6は、硬化性組成物と水との混練
物を適宜の方式によって基層4の表面に積層し、次いで
加圧脱水して養生し固化せしめることによって好都合に
形成することができる。化粧層6の厚さ(後述する凸状
及び凹状以外の主部の厚さ)T2は0.3乃至3mm程
度であるのが好適である。化粧層6の厚さが過小になる
と、基層4の表面に充分均一に化粧層6を積層すること
が困難であり、また化粧層6の強度が過小になってクラ
ックが容易に発生してしまう傾向がある。一方、化粧層
6の厚さが過大になると、硬化性組成物と水との混練物
が固化する際に発生する収縮力が相当大きくなって建築
用ボード2に反りが生成される傾向が発生し、そしてま
た建築用ボード2に曲げ応力が加えられた時に化粧層6
にクラックが発生する傾向が増大する。
は硬化性組成物の固化体から形成されているのが好適で
ある。かような化粧層6は、硬化性組成物と水との混練
物を適宜の方式によって基層4の表面に積層し、次いで
加圧脱水して養生し固化せしめることによって好都合に
形成することができる。化粧層6の厚さ(後述する凸状
及び凹状以外の主部の厚さ)T2は0.3乃至3mm程
度であるのが好適である。化粧層6の厚さが過小になる
と、基層4の表面に充分均一に化粧層6を積層すること
が困難であり、また化粧層6の強度が過小になってクラ
ックが容易に発生してしまう傾向がある。一方、化粧層
6の厚さが過大になると、硬化性組成物と水との混練物
が固化する際に発生する収縮力が相当大きくなって建築
用ボード2に反りが生成される傾向が発生し、そしてま
た建築用ボード2に曲げ応力が加えられた時に化粧層6
にクラックが発生する傾向が増大する。
【0021】図1を参照することによって明確に理解さ
れる如く、化粧層6は基層4の両側縁間の全体に渡って
延在せしめられており、化粧層6の両側縁は基層4の両
側縁と合致せしめられている。しかしながら、化粧層6
の上端縁及び下端縁は、夫々、基層4の上端縁及び下端
縁よりも幾分下方及び上方に位置せしめられており、建
築用ボード2の上端縁部及び下端縁部には、夫々、化粧
層6によって覆われることなく基層4の表面が露呈せし
められている帯状非化粧部12及び14が存在する。非
化粧部12及び14の幅、即ち基層4の上端及び下端と
化粧層6の上端及び下端との間の寸法W1は、5乃至7
0mm、特に10乃至50mm程度であるのが好都合で
ある。
れる如く、化粧層6は基層4の両側縁間の全体に渡って
延在せしめられており、化粧層6の両側縁は基層4の両
側縁と合致せしめられている。しかしながら、化粧層6
の上端縁及び下端縁は、夫々、基層4の上端縁及び下端
縁よりも幾分下方及び上方に位置せしめられており、建
築用ボード2の上端縁部及び下端縁部には、夫々、化粧
層6によって覆われることなく基層4の表面が露呈せし
められている帯状非化粧部12及び14が存在する。非
化粧部12及び14の幅、即ち基層4の上端及び下端と
化粧層6の上端及び下端との間の寸法W1は、5乃至7
0mm、特に10乃至50mm程度であるのが好都合で
ある。
【0022】化粧層6について更に詳述すると、化粧層
6の形成に使用される硬化組成物は、硬化により固化体
となるものであれば無機系及び有機系のいずれでもよ
い。また、無機系の場合には水硬性及び気硬性のいずれ
でもよい。本発明において好適に用いられる無機系硬化
性組成物としては、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム
及び酸化マグネシウム等の硬化性化合物に適宜の添加材
を添加したもの、特に、左官用消石灰、漆喰、ドロマイ
トプラスターの如き水酸化カルシウムを主成分とする硬
化性組成物、殊に、水酸化カルシウムに短繊維及び水性
エマルジョンを添加したもの、が好適に使用され得る。
更に、必要に応じて、無機細骨材、微粒子、顔料、増粘
剤、流動化剤、消泡剤等を添加することができる。
6の形成に使用される硬化組成物は、硬化により固化体
となるものであれば無機系及び有機系のいずれでもよ
い。また、無機系の場合には水硬性及び気硬性のいずれ
でもよい。本発明において好適に用いられる無機系硬化
性組成物としては、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム
及び酸化マグネシウム等の硬化性化合物に適宜の添加材
を添加したもの、特に、左官用消石灰、漆喰、ドロマイ
トプラスターの如き水酸化カルシウムを主成分とする硬
化性組成物、殊に、水酸化カルシウムに短繊維及び水性
エマルジョンを添加したもの、が好適に使用され得る。
更に、必要に応じて、無機細骨材、微粒子、顔料、増粘
剤、流動化剤、消泡剤等を添加することができる。
【0023】添加される短繊維は化粧層6の靭性を向上
せしめる。好適短繊維としては、ガラス短繊維、ビニロ
ン短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエステル短繊
維、アクリル短繊維、アラミド短繊維、カーボン短繊維
及び金属短繊維を挙げることができる。一般に、短繊維
の長さは1.0乃至10.0mm、特に3.0乃至6.
0mmであるのが好ましく、短繊維の直径は5乃至50
μm、特に10乃至30μmであるのが好ましい。短繊
維の添加量は、硬化性化合物100重量部に対して0.
5乃至5.0重量部であるのが好適である。
せしめる。好適短繊維としては、ガラス短繊維、ビニロ
ン短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエステル短繊
維、アクリル短繊維、アラミド短繊維、カーボン短繊維
及び金属短繊維を挙げることができる。一般に、短繊維
の長さは1.0乃至10.0mm、特に3.0乃至6.
0mmであるのが好ましく、短繊維の直径は5乃至50
μm、特に10乃至30μmであるのが好ましい。短繊
維の添加量は、硬化性化合物100重量部に対して0.
5乃至5.0重量部であるのが好適である。
【0024】添加される水性エマルジョンは、化粧層6
の靭性を向上せしめ、そしてまた基層4と化粧層6との
接着強度を増大せしめる。水媒体中にモノマー、オリゴ
マー、これらの重合体等が分散せしめられた適宜の水性
エマルジョンを使用することができる。特に、アクリル
樹脂系、酢酸ビニル系、スチレン/ブタジエンゴム系等
の合成高分子系水性エマルジョンが好適に使用される。
硬化性化合物100重量部に対して、水性エマルジョン
を固形分換算で1乃至30重量部、特に5乃至20重量
部添加するのが好適である。
の靭性を向上せしめ、そしてまた基層4と化粧層6との
接着強度を増大せしめる。水媒体中にモノマー、オリゴ
マー、これらの重合体等が分散せしめられた適宜の水性
エマルジョンを使用することができる。特に、アクリル
樹脂系、酢酸ビニル系、スチレン/ブタジエンゴム系等
の合成高分子系水性エマルジョンが好適に使用される。
硬化性化合物100重量部に対して、水性エマルジョン
を固形分換算で1乃至30重量部、特に5乃至20重量
部添加するのが好適である。
【0025】上記無機細骨材としては、平均粒子径が
0.05乃至 2.00mmである炭酸カルシウム、珪
砂、寒水砂、マイカ、施釉珪砂、施釉マイカ、セラミッ
ク砂、ガラスビード、パーライト等を挙げることができ
る。かような無機細骨材は硬化性組成物を水と混練する
際に混入し、或いは基層4の表面上に混練物を積層せし
めた後にその表面に散布することができる。上記微粒子
としては、平均粒子径が0.1乃至50μmの高炉水砕
スラグ、フライアッシュ、シリカフューム等を挙げるこ
とができる。上記顔料としては、平均粒子径が1乃至5
0μmの酸化鉄、酸化チタン、酸化クロム等の金属酸化
物及び各種石粉を挙げることができる。上記増粘剤とし
ては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース等のセルロース系、サッカロース、
グルコース等から成る多糖類系、及びアクリル系増粘剤
を挙げることができる。上記流動化剤としては、ポリカ
ルボン酸塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、高
分子量リグニンスルホン酸等を主成分とするものを挙げ
ることができる。また、上記消泡剤としては、プルロニ
ック系、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等を挙げることができる。
0.05乃至 2.00mmである炭酸カルシウム、珪
砂、寒水砂、マイカ、施釉珪砂、施釉マイカ、セラミッ
ク砂、ガラスビード、パーライト等を挙げることができ
る。かような無機細骨材は硬化性組成物を水と混練する
際に混入し、或いは基層4の表面上に混練物を積層せし
めた後にその表面に散布することができる。上記微粒子
としては、平均粒子径が0.1乃至50μmの高炉水砕
スラグ、フライアッシュ、シリカフューム等を挙げるこ
とができる。上記顔料としては、平均粒子径が1乃至5
0μmの酸化鉄、酸化チタン、酸化クロム等の金属酸化
物及び各種石粉を挙げることができる。上記増粘剤とし
ては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース等のセルロース系、サッカロース、
グルコース等から成る多糖類系、及びアクリル系増粘剤
を挙げることができる。上記流動化剤としては、ポリカ
ルボン酸塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、高
分子量リグニンスルホン酸等を主成分とするものを挙げ
ることができる。また、上記消泡剤としては、プルロニ
ック系、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等を挙げることができる。
【0026】更に、化粧層6の防水性、耐凍結融解性、
耐薬品性、耐候性を向上せしめるために、パラフィン、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等
の有機質混和材;ジメチルポリシロキサン及びそのメチ
ル基の一部を水素原子、フェニル基、アルキル基、メル
カプト基、ビニル基、シアノアルキル基、フルオロアル
キル基等で置換したポリシロキサンを主成分としたシリ
コーンオイル又はシリコーン樹脂;メチルトリメトキシ
シラン、エチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、ジエチルジメトキシシラン、ブチルトリメト
キシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘプチルト
リメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、ジヘ
キシルトリメトキシシラン、ジヘプチルジメトキシシラ
ン、トリヘキシルメトキシシラン等のオルガノアルコキ
シシラン等を添加することもできる。
耐薬品性、耐候性を向上せしめるために、パラフィン、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等
の有機質混和材;ジメチルポリシロキサン及びそのメチ
ル基の一部を水素原子、フェニル基、アルキル基、メル
カプト基、ビニル基、シアノアルキル基、フルオロアル
キル基等で置換したポリシロキサンを主成分としたシリ
コーンオイル又はシリコーン樹脂;メチルトリメトキシ
シラン、エチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、ジエチルジメトキシシラン、ブチルトリメト
キシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘプチルト
リメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、ジヘ
キシルトリメトキシシラン、ジヘプチルジメトキシシラ
ン、トリヘキシルメトキシシラン等のオルガノアルコキ
シシラン等を添加することもできる。
【0027】各種添加物の添加量について言及すると、
硬化性化合物100重量部に対して、上記無機細骨材は
10乃至200重量部、上記微粒子は0.5乃至5.0
重量部、上記顔料は10重量部以下、増粘剤は、例えば
1w/w%水溶液の20℃における粘度が100センチ
ポアズとなるヒドロキシエチルセルロースの場合、0.
1重量部以下、上記流動化剤は、例えば比較的分離抵抗
性に優れるポリカルボン酸塩を主成分とする場合、0.
1乃至6.0重量部、特に0.3乃至4.0重量部、上
記消泡剤は0.01乃至5.0重量部、上記有機質混和
剤、シリコーンオイル又はシリコーン樹脂、及びオルガ
ノアルコキシシランの各々は0.1乃至5重量部である
のが好適である。
硬化性化合物100重量部に対して、上記無機細骨材は
10乃至200重量部、上記微粒子は0.5乃至5.0
重量部、上記顔料は10重量部以下、増粘剤は、例えば
1w/w%水溶液の20℃における粘度が100センチ
ポアズとなるヒドロキシエチルセルロースの場合、0.
1重量部以下、上記流動化剤は、例えば比較的分離抵抗
性に優れるポリカルボン酸塩を主成分とする場合、0.
1乃至6.0重量部、特に0.3乃至4.0重量部、上
記消泡剤は0.01乃至5.0重量部、上記有機質混和
剤、シリコーンオイル又はシリコーン樹脂、及びオルガ
ノアルコキシシランの各々は0.1乃至5重量部である
のが好適である。
【0028】基層4の表面上に積層せしめる際の混練物
の粘度は100乃至20000センチポアズ程度である
のが好適であり、かような粘度の混練物を得るには、通
常、硬化性化合物100重量部に対して水を30乃至1
50重量部混合すればよい。基層4が吸水性を有する場
合、基層4と化粧層6との密着性を向上せしめるため
に、混練物の積層に先立って基層4の表面を、好ましく
は固形分が5乃至20重量%の水性エマルジョン水溶液
で、濡らすことが望ましい。混練物の加圧脱水の際に
は、適宜のプレス機によって0.1乃至100kgf/
cm2 、特に4乃至40kgf/cm2 の加圧力を加え
るのが好適である。所望ならば、化粧層6の審美性向上
のために、各種顔料又は塗料によって化粧層6の表面を
塗装し、また化粧層6の表面に適宜のエンボス(凹凸模
様)を形成することもできる。更に、化粧層6の耐候性
及び耐汚染性を高めるために、化粧層6の表面をフッ素
樹脂塗料、アクリルシリコーン樹脂塗料、アクリル樹脂
塗料、シリコーンオイル、シリコーン樹脂或いはアルコ
キシシラン等で塗装することもできる。
の粘度は100乃至20000センチポアズ程度である
のが好適であり、かような粘度の混練物を得るには、通
常、硬化性化合物100重量部に対して水を30乃至1
50重量部混合すればよい。基層4が吸水性を有する場
合、基層4と化粧層6との密着性を向上せしめるため
に、混練物の積層に先立って基層4の表面を、好ましく
は固形分が5乃至20重量%の水性エマルジョン水溶液
で、濡らすことが望ましい。混練物の加圧脱水の際に
は、適宜のプレス機によって0.1乃至100kgf/
cm2 、特に4乃至40kgf/cm2 の加圧力を加え
るのが好適である。所望ならば、化粧層6の審美性向上
のために、各種顔料又は塗料によって化粧層6の表面を
塗装し、また化粧層6の表面に適宜のエンボス(凹凸模
様)を形成することもできる。更に、化粧層6の耐候性
及び耐汚染性を高めるために、化粧層6の表面をフッ素
樹脂塗料、アクリルシリコーン樹脂塗料、アクリル樹脂
塗料、シリコーンオイル、シリコーン樹脂或いはアルコ
キシシラン等で塗装することもできる。
【0029】図1及び図2を参照して説明を続けると、
本発明に従って構成された建築用ボード2においては、
表面の片側縁には真直に延在する凸条16が形成されて
おり、表面の他側縁には真直に延在する凹条18が形成
されていることが重要である。図示の建築用ボード2は
基層4とその表面に積層された化粧層6とから構成され
ており、凸条16及び凹条18は共に化粧層6に形成さ
れている。かような凸条16及び凹条18は、基層4上
に化粧層6を形成する際の加圧型として、凸条16及び
凹条18を形成するための対応する凹条及び凸条が形成
されているものを使用することによって好都合に形成す
ることができる。
本発明に従って構成された建築用ボード2においては、
表面の片側縁には真直に延在する凸条16が形成されて
おり、表面の他側縁には真直に延在する凹条18が形成
されていることが重要である。図示の建築用ボード2は
基層4とその表面に積層された化粧層6とから構成され
ており、凸条16及び凹条18は共に化粧層6に形成さ
れている。かような凸条16及び凹条18は、基層4上
に化粧層6を形成する際の加圧型として、凸条16及び
凹条18を形成するための対応する凹条及び凸条が形成
されているものを使用することによって好都合に形成す
ることができる。
【0030】図示の実施形態においては、凸条16は建
築用ボード2の片側縁に沿って化粧層6の上端から下端
まで連続して延びている。建築用ボード2の上端部及び
下端部における非化粧部12及び14には凸条16が存
在しない。横断面図において突条16の先端面は円弧形
状をなし、凸条16の断面形状は円の一部を成してい
る。所望ならば、凸条16の断面形状を、三角形、台
形、矩形等の他の適宜の形状にせしめることができる。
デザイン的見地等から見て、凸条16の幅W2は、1乃
至10mm、特に2乃至8mmであるのが好適であり、
凸条16の突出高さHは0.5乃至5mm、特に1乃至
3mmであるのが好適である。
築用ボード2の片側縁に沿って化粧層6の上端から下端
まで連続して延びている。建築用ボード2の上端部及び
下端部における非化粧部12及び14には凸条16が存
在しない。横断面図において突条16の先端面は円弧形
状をなし、凸条16の断面形状は円の一部を成してい
る。所望ならば、凸条16の断面形状を、三角形、台
形、矩形等の他の適宜の形状にせしめることができる。
デザイン的見地等から見て、凸条16の幅W2は、1乃
至10mm、特に2乃至8mmであるのが好適であり、
凸条16の突出高さHは0.5乃至5mm、特に1乃至
3mmであるのが好適である。
【0031】図示の実施形態においては、凹条18も建
築用ボード2の他側縁に沿って化粧層6の上端から下端
まで連続して延びている。建築用ボード2の上端部及び
下端部における非化粧部12及び14には凹条18が存
在しない。凹条18は所謂糸面形態であり、断面形状は
三角形状である。所望ならば、凹条18の断面形状を、
凸条16の断面形状に対応した円の一部、台形、矩形等
の他の適宜の形状にせしめることができる。凹条18の
幅W3は、1乃至8mm、特に2乃至5mmであるのが
好適であり、凹条18の没入深さDは0.5乃至3m
m、特に1乃2mmであるのが好適である。
築用ボード2の他側縁に沿って化粧層6の上端から下端
まで連続して延びている。建築用ボード2の上端部及び
下端部における非化粧部12及び14には凹条18が存
在しない。凹条18は所謂糸面形態であり、断面形状は
三角形状である。所望ならば、凹条18の断面形状を、
凸条16の断面形状に対応した円の一部、台形、矩形等
の他の適宜の形状にせしめることができる。凹条18の
幅W3は、1乃至8mm、特に2乃至5mmであるのが
好適であり、凹条18の没入深さDは0.5乃至3m
m、特に1乃2mmであるのが好適である。
【0032】図3及び図4は、本発明に従う建築用ボー
ド装着方法の好適実施形態、更に詳しくは図1及び図2
に図示する建築用ボード2を複数枚並列に配列して建築
物の内装壁を構成する場合の、建築用ボード2の装着方
法を図示している。図3及び図4において、隣接する2
枚の建築用ボード2は、一方の片側縁(凸条16が形成
されている側縁)と他方の他側縁(凹条18が形成され
ている側縁)とを相互に密接せしめて並列配置され、一
方の凸条16と他方の凹条18とが相互に隣接して延在
するようにせしめられる。そして、建築用ボード2の各
々の上端部及び下端部に存在する非化粧部12及び14
を貫通せしめて、釘或いは止めねじの如き適宜の締結具
(図示していない)を下地に固着することによって所要
部位に装着される。かようにして建築用ボード2を所要
部位に装着した後に、図4に明確に図示する如く、2枚
の建築用ボード2の上記他方の他側縁に形成されている
凹条18に、硬化性組成物と水との混練物20を塗り込
み、かかる混練物20を固化せしめる。凹条18内に塗
り込まれる混練物20は、建築用ボード2の化粧層6を
形成するのに使用された混練物と実質上同一であるのが
好適である。混練物20の表面は化粧槽6の主部表面
(凸状16及び凹状18以外の表面)と同一平面をなす
のが好適である。
ド装着方法の好適実施形態、更に詳しくは図1及び図2
に図示する建築用ボード2を複数枚並列に配列して建築
物の内装壁を構成する場合の、建築用ボード2の装着方
法を図示している。図3及び図4において、隣接する2
枚の建築用ボード2は、一方の片側縁(凸条16が形成
されている側縁)と他方の他側縁(凹条18が形成され
ている側縁)とを相互に密接せしめて並列配置され、一
方の凸条16と他方の凹条18とが相互に隣接して延在
するようにせしめられる。そして、建築用ボード2の各
々の上端部及び下端部に存在する非化粧部12及び14
を貫通せしめて、釘或いは止めねじの如き適宜の締結具
(図示していない)を下地に固着することによって所要
部位に装着される。かようにして建築用ボード2を所要
部位に装着した後に、図4に明確に図示する如く、2枚
の建築用ボード2の上記他方の他側縁に形成されている
凹条18に、硬化性組成物と水との混練物20を塗り込
み、かかる混練物20を固化せしめる。凹条18内に塗
り込まれる混練物20は、建築用ボード2の化粧層6を
形成するのに使用された混練物と実質上同一であるのが
好適である。混練物20の表面は化粧槽6の主部表面
(凸状16及び凹状18以外の表面)と同一平面をなす
のが好適である。
【0033】2枚の建築用ボード2を上述したとおりに
して所要部位に装着する際に、一方の片側縁と他方の他
側縁とを充分緊密に密接せしめたとしても、本発明者等
の経験によれば、2枚の建築用ボード2の境界には若干
の間隙が不可避的に生成され、2枚の建築用ボード2の
境界が明確に視覚認識され、従ってそのままでは内装壁
として一般に容認されない。然るに、2枚の建築用ボー
ド2の他方の凹条18に上述した如く硬化性組成物と水
との混練物20を塗り込むと、かかる混練物20が隣接
する2枚の建築用ボード2の双方の化粧層6と一体的に
接続されて固化される。かくして、2枚の建築用ボード
2の境界に存在していた間隙が消失せしめられ、2枚の
建築用ボード2の境界が巧みにカムフラージュされる。
2枚の建築用ボード2の一方の片側縁に存在する凸条1
6は、2枚の建築用ボード2の境界のカムフラージュを
助長すると共に、内装壁の表面におけるデザイン的アク
セントとして機能して内装壁の表面意匠を優れたものに
せしめる。凹条18内への混練物20の塗り込みには幾
分かの左官工事を必要とし、塗り込んだ混練物20の固
化に養生を必要とするが、必要とされる左官工事及び養
生は従来の内装壁全面についての左官工事及び養生と比
較すると僅かであり、これらに起因する経費及び工期の
増大は存在するとしても極めて僅かである。図3及び図
4に二点鎖線で図示する如く、内装壁を完成するために
は通常多数枚の建築用ボード2を並列配置することが必
要であり、かかる場合隣接する2枚の建築用ボード2の
夫々において凹条18内に硬化性組成物と水との混練物
20を塗り込む。
して所要部位に装着する際に、一方の片側縁と他方の他
側縁とを充分緊密に密接せしめたとしても、本発明者等
の経験によれば、2枚の建築用ボード2の境界には若干
の間隙が不可避的に生成され、2枚の建築用ボード2の
境界が明確に視覚認識され、従ってそのままでは内装壁
として一般に容認されない。然るに、2枚の建築用ボー
ド2の他方の凹条18に上述した如く硬化性組成物と水
との混練物20を塗り込むと、かかる混練物20が隣接
する2枚の建築用ボード2の双方の化粧層6と一体的に
接続されて固化される。かくして、2枚の建築用ボード
2の境界に存在していた間隙が消失せしめられ、2枚の
建築用ボード2の境界が巧みにカムフラージュされる。
2枚の建築用ボード2の一方の片側縁に存在する凸条1
6は、2枚の建築用ボード2の境界のカムフラージュを
助長すると共に、内装壁の表面におけるデザイン的アク
セントとして機能して内装壁の表面意匠を優れたものに
せしめる。凹条18内への混練物20の塗り込みには幾
分かの左官工事を必要とし、塗り込んだ混練物20の固
化に養生を必要とするが、必要とされる左官工事及び養
生は従来の内装壁全面についての左官工事及び養生と比
較すると僅かであり、これらに起因する経費及び工期の
増大は存在するとしても極めて僅かである。図3及び図
4に二点鎖線で図示する如く、内装壁を完成するために
は通常多数枚の建築用ボード2を並列配置することが必
要であり、かかる場合隣接する2枚の建築用ボード2の
夫々において凹条18内に硬化性組成物と水との混練物
20を塗り込む。
【0034】図3に二点鎖線で簡略に図示する如く、内
装壁の上端部には水平に延在する回し縁22が装着さ
れ、建築用ボード2の上端部に存在する非化粧部12は
かかる回し縁22によって覆われる。また、内装壁の下
端部には水平に延在する幅木24が装着され、建築用ボ
ード2の下端部に存在する非化粧部14はかかる幅木2
4によって覆われる。回し縁22及び幅木24は通常の
大工工事によって所要部位に装着することができる。
装壁の上端部には水平に延在する回し縁22が装着さ
れ、建築用ボード2の上端部に存在する非化粧部12は
かかる回し縁22によって覆われる。また、内装壁の下
端部には水平に延在する幅木24が装着され、建築用ボ
ード2の下端部に存在する非化粧部14はかかる幅木2
4によって覆われる。回し縁22及び幅木24は通常の
大工工事によって所要部位に装着することができる。
【0035】図5及び図6は、本発明に従う建築用ボー
ド装着方法の他の形態に使用される建築用ボードを図示
している。全体を番号102で示す建築用ボードも全体
として矩形板状であり、矩形板状の基層104とこの基
層104の表面に積層された化粧層106とから構成さ
れている。
ド装着方法の他の形態に使用される建築用ボードを図示
している。全体を番号102で示す建築用ボードも全体
として矩形板状であり、矩形板状の基層104とこの基
層104の表面に積層された化粧層106とから構成さ
れている。
【0036】図5及び図6に図示する建築用ボード10
2においては、上端部及び下端部に非化粧部112及び
114が存在することに加えて、両側縁部の各々にも非
化粧部117及び119が存在する。即ち、化粧層10
6の両側縁も基層104の両側縁よりも幾分内側に位置
せしめられており、建築用ボード102の両側縁部の各
々にも、化粧層106に覆われることなく基層104の
表面が露呈せしめられた帯状非化粧部117及び119
が存在する。非化粧部117及び119の幅、即ち基層
104の両側縁の各々と化粧層106の両側縁部の各々
との間の寸法W4は、5乃至70mm、特に10乃至5
0mm程度であるのが好都合である。図5及び図6に図
示する建築用ボード102においては、化粧層106に
凸状及び凹状が形成されておらず、化粧層106の表面
はその全体に渡って実質上平坦である。図5及び図6に
図示する建築用ボード102の上述した以外の構成(基
層104及び化粧層106の材質及び形成方法を含む)
は、図1及び図2に図示する建築用ボード2と実質上同
一でよい。
2においては、上端部及び下端部に非化粧部112及び
114が存在することに加えて、両側縁部の各々にも非
化粧部117及び119が存在する。即ち、化粧層10
6の両側縁も基層104の両側縁よりも幾分内側に位置
せしめられており、建築用ボード102の両側縁部の各
々にも、化粧層106に覆われることなく基層104の
表面が露呈せしめられた帯状非化粧部117及び119
が存在する。非化粧部117及び119の幅、即ち基層
104の両側縁の各々と化粧層106の両側縁部の各々
との間の寸法W4は、5乃至70mm、特に10乃至5
0mm程度であるのが好都合である。図5及び図6に図
示する建築用ボード102においては、化粧層106に
凸状及び凹状が形成されておらず、化粧層106の表面
はその全体に渡って実質上平坦である。図5及び図6に
図示する建築用ボード102の上述した以外の構成(基
層104及び化粧層106の材質及び形成方法を含む)
は、図1及び図2に図示する建築用ボード2と実質上同
一でよい。
【0037】図7及び図8は、図5及び図6に図示する
建築用ボード102を複数枚並列に配列して建築物の内
装壁を構成する場合の、建築用ボード102の装着方法
を図示している。図7及び図8において、隣接する2枚
の建築用ボード102は側縁を相互に密接せしめて並列
配置されている。図8に明確に図示する如く、建築用ボ
ード102の各々の、隣接する側縁部に存在する非化粧
部117及び119を貫通せしめて、釘或いは止めねじ
の如き複数本の締結具121が下地123に固着せしめ
られており、かくして建築用ボード102の各々が所要
部位に装着されている。下地123自体は木材、木質合
板等から形成することができる。上記締結具123の各
々の頭部は、建築用ボード102の非化粧部117及び
119の表面に露呈せしめられている。建築用ボード1
02を所要部位に装着した後に、2枚の建築用ボード1
02の相互に隣接して延在する側縁部、即ち一方の建築
用ボード102の非化粧部117と他方の建築用ボード
102の非化粧部119とに跨がって、帯状被覆部材1
24が貼着される。かかる被覆部材124の幅W5は、
非化粧部117の幅と非化粧部119の幅との合計と実
質状同一(W5=2×W4)であるのが好都合である。
また、被覆部材124は建築用ボード102の化粧層1
06の上端から下端まで連続して延在せしめられてお
り、被覆部材124の上下方向延在長さは化粧層106
の上下方向長さと実質上同一であるのが好都合である。
内装壁の表面意匠を良好なものにせしめる等の見地か
ら、被覆部材124の厚さT3は、化粧層106の厚さ
T2よりも、0.3乃至0.7mm程度薄く(0.3m
m≦T2−T3≦0.7mm)、貼着された被覆部材1
24の表面は化粧層106の表面よりも若干引っ込めら
れているのが好適である。
建築用ボード102を複数枚並列に配列して建築物の内
装壁を構成する場合の、建築用ボード102の装着方法
を図示している。図7及び図8において、隣接する2枚
の建築用ボード102は側縁を相互に密接せしめて並列
配置されている。図8に明確に図示する如く、建築用ボ
ード102の各々の、隣接する側縁部に存在する非化粧
部117及び119を貫通せしめて、釘或いは止めねじ
の如き複数本の締結具121が下地123に固着せしめ
られており、かくして建築用ボード102の各々が所要
部位に装着されている。下地123自体は木材、木質合
板等から形成することができる。上記締結具123の各
々の頭部は、建築用ボード102の非化粧部117及び
119の表面に露呈せしめられている。建築用ボード1
02を所要部位に装着した後に、2枚の建築用ボード1
02の相互に隣接して延在する側縁部、即ち一方の建築
用ボード102の非化粧部117と他方の建築用ボード
102の非化粧部119とに跨がって、帯状被覆部材1
24が貼着される。かかる被覆部材124の幅W5は、
非化粧部117の幅と非化粧部119の幅との合計と実
質状同一(W5=2×W4)であるのが好都合である。
また、被覆部材124は建築用ボード102の化粧層1
06の上端から下端まで連続して延在せしめられてお
り、被覆部材124の上下方向延在長さは化粧層106
の上下方向長さと実質上同一であるのが好都合である。
内装壁の表面意匠を良好なものにせしめる等の見地か
ら、被覆部材124の厚さT3は、化粧層106の厚さ
T2よりも、0.3乃至0.7mm程度薄く(0.3m
m≦T2−T3≦0.7mm)、貼着された被覆部材1
24の表面は化粧層106の表面よりも若干引っ込めら
れているのが好適である。
【0038】図8を参照して説明を続けると、上記被覆
部材124は柔軟な帯状基層126とこの基層126の
表面に積層された化粧層128とから構成されているの
が好適である。帯状基層126を形成するための好適材
料としては、不織布、織布、編布、合成樹脂シート等を
挙げることができる。化粧層128は、建築用ボード1
02の化粧層106と実質上同一の材料から形成されて
いるのが好適である。かような化粧層128は、化粧層
106と同様に、硬化性組成物と水との混練物を基層1
26の表面上に積層し、次いで加圧脱水することによっ
て形成することができる。かような被覆部材124は、
適宜の接着剤或いは両面接着テープによって、建築用ボ
ード102の非化粧部117及び119に貼着すること
ができる。
部材124は柔軟な帯状基層126とこの基層126の
表面に積層された化粧層128とから構成されているの
が好適である。帯状基層126を形成するための好適材
料としては、不織布、織布、編布、合成樹脂シート等を
挙げることができる。化粧層128は、建築用ボード1
02の化粧層106と実質上同一の材料から形成されて
いるのが好適である。かような化粧層128は、化粧層
106と同様に、硬化性組成物と水との混練物を基層1
26の表面上に積層し、次いで加圧脱水することによっ
て形成することができる。かような被覆部材124は、
適宜の接着剤或いは両面接着テープによって、建築用ボ
ード102の非化粧部117及び119に貼着すること
ができる。
【0039】2枚の建築用ボード102を上述したとお
りにして所要部位に装着した後に、2枚の建築用ボード
102の一方の非化粧部117と他方の非化粧部119
との跨がって上記被覆部材124を貼着せしめると、基
層104が露呈していた非化粧部117及び119が被
覆部材124によって被覆され、非化粧部117及び1
19の表面に露呈していた締結具121の頭部も被覆部
材124によって被覆される。また、2枚の建築用ボー
ド102の境界に不可避的に存在する間隙も被覆部材1
24で被覆される。かくして、2枚の建築用ボード2の
境界が巧みにカムフラージュされると共に、2枚の建築
用ボード102の境界近傍の表面意匠が充分良好なもの
にせしめられる。2枚の建築用ボード102の境界近傍
を上下方向に延在する被覆部材124は、内装壁の表面
におけるデザイン的アクセントとしても機能して内装壁
の表面意匠を優れたものにせしめる。
りにして所要部位に装着した後に、2枚の建築用ボード
102の一方の非化粧部117と他方の非化粧部119
との跨がって上記被覆部材124を貼着せしめると、基
層104が露呈していた非化粧部117及び119が被
覆部材124によって被覆され、非化粧部117及び1
19の表面に露呈していた締結具121の頭部も被覆部
材124によって被覆される。また、2枚の建築用ボー
ド102の境界に不可避的に存在する間隙も被覆部材1
24で被覆される。かくして、2枚の建築用ボード2の
境界が巧みにカムフラージュされると共に、2枚の建築
用ボード102の境界近傍の表面意匠が充分良好なもの
にせしめられる。2枚の建築用ボード102の境界近傍
を上下方向に延在する被覆部材124は、内装壁の表面
におけるデザイン的アクセントとしても機能して内装壁
の表面意匠を優れたものにせしめる。
【0040】図7及び図8に図示する装着様式の場合に
も、図3を参照して説明した装着様式と同様に、内装壁
の上端部には水平に延在する回し縁122が装着され、
建築用ボード102の上端部に存在する非化粧部112
はかかる回し縁122によって覆われる。また、内装壁
の下端部には水平に延在する幅木124が装着され、建
築用ボード102の下端部に存在する非化粧部114は
かかる幅木124によって覆われる。
も、図3を参照して説明した装着様式と同様に、内装壁
の上端部には水平に延在する回し縁122が装着され、
建築用ボード102の上端部に存在する非化粧部112
はかかる回し縁122によって覆われる。また、内装壁
の下端部には水平に延在する幅木124が装着され、建
築用ボード102の下端部に存在する非化粧部114は
かかる幅木124によって覆われる。
【0041】所望ならば、基層126と化粧層128と
から構成されている被覆部材124を所要部位に貼着す
ることに代えて、基層のみから成る被覆部材を所要部位
に貼着し、次いで必要に応じて、かかる被覆部材の表面
に、硬化性組成物と水との混練物を塗布することもでき
る。
から構成されている被覆部材124を所要部位に貼着す
ることに代えて、基層のみから成る被覆部材を所要部位
に貼着し、次いで必要に応じて、かかる被覆部材の表面
に、硬化性組成物と水との混練物を塗布することもでき
る。
【0042】
【発明の効果】本発明に従う建築用ボード及び本発明に
従う建築用ボード装着方法によれば、若干の左官工事を
必要とするのみで、並列配置された2枚の建築用ボード
の境界を巧みにカムフラージュし、デザイン的に良好な
ものにすることが可能である。
従う建築用ボード装着方法によれば、若干の左官工事を
必要とするのみで、並列配置された2枚の建築用ボード
の境界を巧みにカムフラージュし、デザイン的に良好な
ものにすることが可能である。
【0043】また、本発明に従う建築用ボード装着方法
によれば、幅木或いは周り縁等で覆われる部分以外の、
側縁部において、建築用ボードを貫通せしめて釘等の締
結具を下地に固着して、建築用ボードを下地に装着する
場合においても、締結具の頭部が露呈されることを回避
することができ、加えて並列配置された2枚の建築用ボ
ードの境界を巧みにカムフラージュし、デザイン的に良
好なものにすることができる。
によれば、幅木或いは周り縁等で覆われる部分以外の、
側縁部において、建築用ボードを貫通せしめて釘等の締
結具を下地に固着して、建築用ボードを下地に装着する
場合においても、締結具の頭部が露呈されることを回避
することができ、加えて並列配置された2枚の建築用ボ
ードの境界を巧みにカムフラージュし、デザイン的に良
好なものにすることができる。
【図1】本発明に従って構成された建築用ボードの好適
実施形態を示す斜面図。
実施形態を示す斜面図。
【図2】図1の建築用ボードの横断面図。
【図3】図1の建築用ボードを複数枚使用して、本発明
に従う建築用ボードの装着方法の一形態を実施すること
によって形成された、建築物の内装壁を示す正面図。
に従う建築用ボードの装着方法の一形態を実施すること
によって形成された、建築物の内装壁を示す正面図。
【図4】図3の内装壁の横断面図。
【図5】本発明に従う建築用ボードの装着方法の他の形
態を実施するために使用される建築用ボードの一形態を
示す斜面図。
態を実施するために使用される建築用ボードの一形態を
示す斜面図。
【図6】図5の建築用ボードの横断面図。
【図7】図5の建築用ボードを複数枚使用して、本発明
に従う建築用ボード装着方法の他の形態を実施すること
によって形成された、建築物の内装壁を示す正面図。
に従う建築用ボード装着方法の他の形態を実施すること
によって形成された、建築物の内装壁を示す正面図。
【図8】図7の内装壁の横断面図。
2:建築用ボード 4:基層 6:化粧層 12:非化粧部 14:非化粧部 16:凸条 18:凹条 20:凹条に塗り込んだ混練物 102:建築用ボード 104:基層 106:化粧層 112:非化粧部 114:非化粧部 117:非化粧部(側縁部) 119:非化粧部(側縁部) 121:締結具 124:被覆部材 126:被覆部材の基層 128:被覆部材の化粧層
Claims (6)
- 【請求項1】 矩形板状であり、表面の片側縁には真直
に延在する凸条が形成され、表面の他側縁には真直に延
在する凹条が形成されている、ことを特徴とする建築用
ボード。 - 【請求項2】 矩形板状である通気性基層と、該基層の
表面に積層された、硬化性組成物の固化体から成る化粧
層とから構成され、該凸条及び該凹条は該化粧層に形成
されている、請求項1記載の建築用ボード。 - 【請求項3】 矩形板状であり、表面の片側縁には真直
に延在する凸条が形成され、表面の他側縁には真直に延
在する凹条が形成されている2枚の建築用ボードを、一
方の該片側縁と他方の該他側縁とを密接せしめて並列に
装着し、該一方の該凸条と該他方の該凹条が相互に隣接
して延在するようにせしめ、 次いで、該2枚の建築用ボードの該他方の該凹条に、硬
化性組成物と水との混練物を塗り込み固化せしめる、こ
とを特徴とする建築用ボード装着方法。 - 【請求項4】 該建築用ボードは矩形板状である基層
と、該基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体
から成る化粧層とから構成され、該凸条及び該凹条は該
化粧層に形成されている請求項3記載の建築用ボード装
着方法。 - 【請求項5】 矩形板状である基層と、該基層の表面に
積層された化粧層とから構成され、該基層の表面両側縁
部は該化粧層に覆われることなく露呈せしめられている
2枚の建築用ボードを、側縁を密接せしめて並列に配置
し、該基層の該表面両側縁部を貫通せしめて締結具を下
地に固着することによって該2枚の建築用ボードを該下
地に装着し、 次いで、該2枚の建築用ボードの該基層の、相互に隣接
して延在する側縁部に跨がって、被覆部材を貼着して該
基層の露呈表面を覆う、ことを特徴とする建築用ボード
装着方法。 - 【請求項6】 該建築用ボードの該化粧層は硬化性組成
物の固化体から成り、該被覆部材は柔軟な帯状基層と、
該基層の表面に積層された、硬化性組成物の固化体から
成る化粧層とから構成されている、請求項5記載の建築
用ボード装着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19934795A JPH0941614A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建築用ボード及びその装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19934795A JPH0941614A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建築用ボード及びその装着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941614A true JPH0941614A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16406261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19934795A Withdrawn JPH0941614A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建築用ボード及びその装着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941614A (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19934795A patent/JPH0941614A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |