JPH0945706A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0945706A
JPH0945706A JP7193705A JP19370595A JPH0945706A JP H0945706 A JPH0945706 A JP H0945706A JP 7193705 A JP7193705 A JP 7193705A JP 19370595 A JP19370595 A JP 19370595A JP H0945706 A JPH0945706 A JP H0945706A
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gaas substrate
source electrode
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】PHSを有する半導体装置において、信頼性を
損なうことなく、組立時の応力を低減させ組立後の半導
体基板の湾曲を低減する。 【解決手段】FETチップの単位セル3の境界領域でG
aAs基板を分割する。このような構造にすることで組
立時に加熱した際のGaAs基板とPHSとの間の熱膨
張率の差に起因するGaAs基板の湾曲を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特にPHS(プレーテッド・ヒートシンク)をFE
Tチップに備えた電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】このような電界効果トランジスタ(FE
T)の一例として高出力GaAsFETをあげて説明す
る。
【0003】図8は従来のGaAs基板の裏面の金めっ
き層からなるPHS(プレーテッド・ヒートシンク)を
設けた従来の高出力GaAsFETの平面図、図9は図
8のX−X線断面図である。ここでは単位セル3(2点
鎖線で囲って表示)を4個並列に配置してFETチップ
を構成している。単位セル3はゲート電極、ドレイン電
極、ソース電極を有し、これらの電極は表面部にイオン
注入法などにより形成された能動領域2上ではそれぞれ
フィンガ状ゲート電極Gf、フィンガ状ドレイン電極D
f、フィンガ状ソース電極Ffをもつ櫛形の形状をして
いる。隣接する2つの単位セルはそれぞれのソース電極
Sが連結することにより接続される。
【0004】同様な構造は単位セル1個相当分のチップ
を複数個集めて構成されるマルチチップデバイスでも実
現できるが、この場合各チップ間の位置ずれやチップ間
を接続する場合のボンディングワイヤの形状の違いなど
により信号の位相が各チップ(セル)間でずれるなど高
周波特性を劣化させる要因が多く、また組立工程でのコ
スト増加ともあわせて実用的ではない。
【0005】熱抵抗を低減するためにFETチップを構
成するGaAs基板1の厚さは30〜50μm程度に
し、さらにチップの強度を保つため金めっきPHS5の
厚さは10〜30μmにする必要がある。
【0006】このようなFETチップを図10に示すよ
うに、パッケージ200に組み込む際、はんだ100の
融点以上に加熱するが、FETチップのGaAs基板1
とPHS5とで熱膨張係数に差があるため、冷却して固
着したFETチップは熱膨張によるストレスによって湾
曲され、ボンディング不良等の発生する頻度が高くなり
FETの組立性を悪くする。
【0007】このような問題を改善するために特開昭6
3−131555号公報において図11,図12に示す
構造が提案されている。すなわち、一定間隔で設けられ
たスリット7−1,7−2,…によって複数個のPHS
5−1,5−2,…に分離されている。このような構造
にすることで、パッケージに組み込む際の熱膨張率によ
る変形が抑制され、組立性を改善することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述したよう
に単純にPHSがスリットにより分離されているだけで
は、FETチップを図13に示すように、パッケージ2
00に組み込んだ際には波打った形状になる。スリット
のない部分ではGaAs基板1とPHSの2層構造とな
り熱膨張係数の差により局所的な湾曲が生じる。しかし
スリットの部分は表面の電極層が薄くて無視できるとす
ると、GaAs基板1だけの1層構造であり、このよう
な熱膨張係数の差による湾曲は生じない。のみならずこ
の部分はPHSがなく機械的強度が弱くなっているた
め、機械的にチップを押さえつけようとする力や溶融し
たはんだによる表面張力などによりチップ全体として湾
曲は生じないが、スリット部分のGaAs基板がスリッ
トのない部分に比べて反対方向に、非常に小さな曲率半
径で湾曲する。一般に薄膜の変形時の薄膜表面の応力は
その曲率半径に反比例し、膜厚に比例するため、局所的
にはGaAs基板に非常に大きな応力が集中する。具体
的にはGaAs基板の厚さを30μm、PHSの厚さを
15μmとし、スリットの幅をスリットピッチの10分
の1程度とすると約500MPaの応力が生じる。
【0009】一方、GaAs基板に300MPa程度の
応力が生じた場合、FET動作時の温度上昇により、す
べり転移が発生し、運動することが知られている。この
転移はFET動作時のイオン衝突現象による増殖ともあ
いまってFETの出力低下を招き、FETの信頼性を低
下させるという問題がある。
【0010】従って本発明の目的は応力による信頼性の
低下を防止できる半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板の一主表面部の能動領域を選択的に被覆する
フィンガ状ゲート電極、前記フィンガ状ゲート電極を挟
んで前記能動領域をそれぞれ選択的に被覆するフィンガ
状ソース電極及びフィンガ状ドレイン電極の組が複数個
並列に互いに隣接する前記フィンガ状ソース電極及びフ
ィンガ状ドレイン電極を共有して配置されてなる単位セ
ルを有し、前記単位セルが複数個並列に互いに隣接する
前記単位セルのフィンガ状ソース電極を連結するソース
電極連結部を有して配置され、前記半導体基板の前記一
主表面と対向する裏面に形成されたプレーテッド・ヒー
トシンク(PHS)が設けられてなる半導体装置におい
て、前記半導体基板が前記単位セル毎に分離されている
というものである。
【0012】この場合、PHSを分離部でソース電極連
結部に接続することができる。
【0013】また、フィンガ状ゲート電極、フィンガ状
ソース電極及びフィンガ状ドレイン電極を覆って絶縁性
樹脂膜が設けることができる。
【0014】更に、PHSを単位セル毎に分離すること
ができる。
【0015】半導体基板が単位セル毎に分離されている
ので、半導体基板とPHSとの間の熱膨張係数の差によ
る湾曲が少ない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の形
態を示すFETチップの平面図,図2は図1のX−X線
断面図である。
【0017】本実施の形態は、GaAs基板の一主表面
部の能動領域2を選択的に被覆するフィンガ状ゲート電
極Gf,フィンガ状ゲート電極Gfを挟んで能動領域2
をそれぞれ選択的に被覆するフィンガ状ソース電極Sf
及びフィンガ状ドレイン電極Dfの組が6個並列に互い
に隣接するフィンガ状ソース電極Sf及びフィンガ状ド
レイン電極Dfを共有して配置されてなる単位セル3を
有し、単位セル3が4個並列に互いに隣接する前記単位
セルのフィンガ状ソース電極Sfを連結するソース電極
連結部Scを有して配置され、GaAs基板の前述の一
主表面と対向する裏面に形成されたPHSが設けられて
なる半導体装置において、GaAs基板が単位セル3毎
に分離されているというものである。GaAs基板は3
つのスリット7A−1,7A−2,7A−3により4つ
の部分1−1,1−2,1−3,1−4に分離されてい
る。
【0018】ゲート電極は、単位セル毎に6個のフィン
ガ状ゲート電極Gf、これらを接続するゲートバーGb
及びゲートバーに接続するゲートパッドGpとで構成さ
れている。各単位セルのゲートパッドは図示しないボン
ディングワイヤによりパッケージの外部ゲート端子に接
続される。同様に、ドレイン電極は、単位セル毎に3個
のフィンガ状ドレイン電極Df、これらを接続するドレ
インバーDb及びドレインバーに接続するドレインパッ
ドDpとで構成されている。各単位セルのドレインパッ
ドは図示しないボンディングワイヤによりパッケージの
外部ドレイン端子に接続される。
【0019】ソース電極は、単位セル毎に4個のフィン
ガ状ソース電極Sf(そのうちの1個もしくは2個は隣
接する単位セルのフィンガ状ソース電極とともにソース
電極連結部Scを兼ねている)、2個のソースパッドS
p及びソースバーSbとを有している。
【0020】能動領域2は、イオン注入法などにより形
成された絶縁領域で囲まれている。絶縁領域及び能動領
域の一部の表面はSiO2 膜4で被覆されている。フィ
ンガ状ソース電極Sf及びフィンガ状ドレイン領域Df
はSiO2 膜4に設けられた図示しないコンタクト孔部
で能動領域に接触している。
【0021】ソース電極連結部ScはSiO2 膜に設け
られたコンタクト孔CによりPHS5Aに接続される。
又、ソースパッドSpはバイアホール6によりPHS5
Aに接続される。
【0022】次に、本実施の形態の製造方法について説
明する。
【0023】図3(a)〜(f)は、この製造方法につ
いて説明するため工程順に配列した概略断面図である。
【0024】図3(a)に示すように、ウェーハ状のG
aAs基板1aの主表面にゲート電極,ソース電極及び
ドレイン電極などを形成し、次に図示しないカバー絶縁
膜を形成し各パッド上に開口を設けたのち、図3(b)
に示すように、ガラス板8にワックス9により貼付け
る。次に、図3(c)に示すように、厚さ30〜50μ
mのGaAs基板1bとなるまで研磨する。次に、リソ
グラフィー技術を利用してGaAs基板1bをエッチン
グして、図3(d)に示すように、幅約100μmのス
リット7A−1,7A−2,7A−3(図3(d)には
代表として7A−1のみを図示)バイアホール及びスク
ライブ溝10を形成する。次に、Ti膜及びAu膜をそ
れぞれスパッタ法により形成してめっき用給電膜を設け
た後、図3(d)に示すように、スクライブ溝10をフ
ォトレジスト膜11で埋めたのちAuめっきを行ない厚
さ約50μmのPHS5Aを形成する。フォトレジスト
膜11を除去し、スクライブ溝部のめっき用給電膜をミ
リングし、ワックス9を除去することにより3μm×1
μm角程度のFETチップ12を得る。13はこの個片
化処理による屑である。
【0025】このようにして、FETチップを単位セル
毎に分割することができるが、分割時はウェーハ状態で
ガラス基板に貼付けられているし、個片化後はソース電
極、カバー膜及びPHSで一体化されているので、単位
セル間の距離は殆んど変動せず、マルチチップデバイス
の前述した欠点は有していない。
【0026】図4に示されるようにこのFETチップ
は、はんだ100でパッケージ200内に固着して組み
込まれるが、その時の加熱によってGaAs基板1とP
HS5Aの2層構造を成す部分では従来例と同様に熱膨
張係数の差により湾曲する。しかしながらGaAs基板
が分割されているためGaAs基板のない部分では、表
面の電極層(Sp等,厚さは1μm前後)が薄くて無視
できるとすると、PHSのみの1層構造となり、このよ
うな熱膨張係数の差による湾曲は生じない。
【0027】さらにこの部分はGaAs基板がなく機械
的強度が弱くなっているため、機械的にチップを押さえ
つけようとする力や溶融したはんだによる表面張力など
によりGaAs基板がある部分に比べて反対方向に、非
常に小さな局率半径で湾曲する。すなわち局所的にはP
HSに非常に大きな応力が集中する。すなわち、応力集
中はPHSに起こり、GaAs基板に応力集中は生じな
い。従って応力に起因するすべり転移の発生、増殖は抑
制され、信頼性の低下は防止される。
【0028】図5は本発明の第2の実施の形態について
説明するためのFETチップの平面図、図6は図5のX
−X線断面図である。FETチップの電極パターンは第
1の実施例の形態と同様である。
【0029】ここでGaAs基板は選択金めっきにより
単位セルの境界線上のスリット7A−1〜7A−3によ
り4つの部分1−1〜1−4に分割されている。同様に
PHSも5−1〜5−4の4つに分割されている。この
ため表面には強度の補強のためポリイミドなどの絶縁性
樹脂膜14を設けている。
【0030】絶縁性樹脂膜14およびその下にあるカバ
ー膜(図示しない)にはボンディング用の開口15が設
けられている。ソース電極,カバー膜及び絶縁膜性樹脂
とにより、FETチップは一体化されている。
【0031】本実施の形態の製造方法は、ゲート電極等
を形成し、絶縁性樹脂膜14を形成し、開口15を形成
したのちガラス板に貼付け、裏面研磨を行ないバイアホ
ール6のための開口を行ない、PHS5−1〜5−4を
形成するとともにこの開口部にAu膜等を形成し、PH
S5−1〜5−4をマスクとしてエッチングを行ないス
リット7A−1〜7A−3及びスクライブ溝を形成する
ことによりFETチップへの個片化を行なう。
【0032】図7に示されるようにFETチップは、は
んだ100でパッケージ200内に固着して組み込まれ
るが、その時の加熱によってGaAs基板とPHSの2
層構造を成す部分では従来例と同様に熱膨張係数の差に
より湾曲する。しかしながらGaAs基板とPHSが分
割されているためGaAs基板とPHS層のない部分で
は表面の電極層(約1μm)が薄くて無視できるとする
と、絶縁性樹脂膜14のみの構造となり、このような熱
膨張係数の差により湾曲が生じない。
【0033】さらにこの部分はGaAs基板とPHSが
なく機械的強度が弱くなっているため、機械的にチップ
を押さえつけようとする力や溶融したはんだによる表面
張力などによりGaAs基板がある部分に比べて反対方
向に、非常に小さな曲率半径で湾曲する。すなわち局所
的には絶縁性の樹脂膜に非常に大きな応力が集中する。
すなわち、応力集中は絶縁性樹脂膜に起こり、GaAs
基板に応力集中に生じない。従って応力に起因するすべ
り転移の発生、増殖は抑制され、信頼性の低下は防止さ
れる。
【0034】第1の実施の形態ではソース電極とPHS
層を接続するバイアホール埋め込みと同時にPHSを形
成するような場合に、金めっき層を厚く付けるか、ある
いはパルスめっきなどの手法により埋め込み性を良くす
るとGaAs基板の分割部分をPHS層がほとんど埋め
込んでしまうことが想定され、その時はPHS層は機械
的強度があながちに弱いとはいえず、応力はGaAs側
にも分散する可能性がある。しかし本第2の実施の形態
ではGaAs基板とPHSとがともに分割されているの
で、そのような問題は生じない。
【0035】なお、絶縁性樹脂膜はポリイミドに限ら
ず、樹脂封止半導体装置の封止材として使用されている
エポキシ樹脂などを使用することができる。
【0036】また、本発明では半導体基板もGaAs基
板に限らず、InPなどの化合物半導体などを使用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はFETチ
ップを単位セル毎に分離しているので組立時の半導体基
板の変形及び応力集中を避けてFETの信頼性の低下を
防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すFETチップ
の平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】第1の実施の形態の製造方法について説明する
ための(a)〜(f)に分図して示す断面図である。
【図4】第1の実施の形態について説明するための断面
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すFETチップ
の平面図である。
【図6】図5のX−X線平面図である。
【図7】第2の実施の形態について説明するための断面
図である。
【図8】第1の従来例を示すFETチップの平面図であ
る。
【図9】図8のX−X線断面図である。
【図10】第1の従来例について説明するための断面図
である。
【図11】第2の従来例を示すFETチップの平面図で
ある。
【図12】図11のX−X線断面図である。
【図13】第2の従来例について説明するための断面図
である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1−1,1−2,1−3,1−4
GaAs基板 2 能動領域 3 単位セル 4 SiO2 膜 5,5A,5−1,5−2,5−3,5−4 PHS
(プレーテッド・ヒートシンク) 6 バイアホール 7−1,7A−1,7−2,7A−2,7−3,7A−
3 スリット 8 ガラス基板 9 ワックス 10 スクライブ溝 11 フォトレジスト膜 12 FETチップ 13 屑 14 絶縁性樹脂膜 15 開口 100 はんだ 200 パッケージ C 開口 Db ドレインバー Df フィンガ状ドレイン電極 Dp ドレインパッド Gb ゲートバー Gf フィンガ状ゲート電極 Gp ゲートパッド Sb ソースバー Sc ソース電極連結部 Sf フィンガ状ソース電極 Sp ソースパッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主表面部の能動領域を選
    択的に被覆するフィンガ状ゲート電極、前記フィンガ状
    ゲート電極を挟んで前記能動領域をそれぞれ選択的に被
    覆するフィンガ状ソース電極及びフィンガ状ドレイン電
    極の組が複数個並列に互いに隣接する前記フィンガ状ソ
    ース電極及びフィンガ状ドレイン電極を共有して配置さ
    れてなる単位セルを有し、前記単位セルが複数個並列に
    互いに隣接する前記単位セルのフィンガ状ソース電極を
    連結するソース電極連結部を有して配置され、前記半導
    体基板の前記一主表面と対向する裏面に形成されたプレ
    ーテッド・ヒートシンクが設けられてなる半導体装置に
    おいて、前記半導体基板が前記単位セル毎に分離されて
    いることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 プレーテッド・ヒートシンクが分離部で
    ソース電極連結部に接続している請求項1記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 フィンガ状ゲート電極、フィンガ状ソー
    ス電極及びフィンガ状ドレイン電極を覆って絶縁性樹脂
    膜が設けられている請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 プレーテッド・ヒートシンクが単位セル
    毎に分離されている請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板がGaAs基板である請求項
    1乃至4記載の半導体装置。
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