JPH09512807A - 表皮が除かれた皮膚を通しての投与のための経皮的装置 - Google Patents

表皮が除かれた皮膚を通しての投与のための経皮的装置

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JPH09512807A JP7528690A JP52869095A JPH09512807A JP H09512807 A JPH09512807 A JP H09512807A JP 7528690 A JP7528690 A JP 7528690A JP 52869095 A JP52869095 A JP 52869095A JP H09512807 A JPH09512807 A JP H09512807A
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Abstract

(57)【要約】 表皮が除去された皮膚を通して、全身的循環に薬剤を運搬するのに適した経皮的装置が記載されている。その多様な実施態様において、その装置は、損傷から浸出するタンパク質分解酵素によるその中に含まれるタンパク質又はポリペプチド活性物質の攻撃を防ぐ手段、損傷部からのバクテリア及び他の細胞破片の進入を防ぐ手段、及び実質的にすべての活性物質がその表皮が除かれた損傷部へ向けられることを確実にする手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 表皮が除かれた皮膚を通しての投与のための経皮的装置 本発明は、ヒト又は動物の身体の全身循環への皮膚、特に表皮を取り去った皮 膚を介する薬剤の運搬のための装置に関する。 皮膚を介しての薬剤の投与は、現在よく確立された概念である。経皮的投与は 、注射又は経口投与といった薬剤運搬のより慣用な形態を超えて幾つかの利点を 有する。経皮的な装置は、長期間にわたって維持され制御される活性物質の放出 を提供し、得られる血中濃度は一定に保持される。これは、例えば投与直後に血 流において薬剤の急激な増加が起こり、その後、次の用量を与えるまでに急激に 低下するといった注射による投与とは、相反するものである。経口投与の場合、 血中濃度はさらに腸管の内容物により影響を受け、よって制御することが困難で ある。経皮的投与は、胃腸管及び肝臓を通る最初の通過がなく血流への直接の接 触を可能にする。加えて、経皮的投与は、小さな装置またはプラスターを患者の 関与なしに長期間にわたって皮膚へ付着し続けることができるので、より便利で 患者にとって快適である。規則的な間隔をおく経口あるいは注射による薬剤の投 与の不便は、こうして回避される。 上述の利点にかかわらず、成功のうちに経皮的に与えらている医薬的に活性な 物質の数及びタイプは限られている。これは表皮が、外来物質の体内への進入に 対する天然のバリヤーを与え、自発的にこのバリヤーを透過することができる薬 剤がほんの少数しかないからである。この問題に対する1つの対策は、皮膚を通 しての活性物質の取り込みを増加することのできる分子である、透過エンハンサ ーと呼ばれる経皮的装置を包含する。具体例は、ジエチルトルアミドであって、 しかしながら多くの他のものが当技術分野の熟練者にとって知られている。透過 エンハンサーの使用は、経皮的に投与することができる薬剤の数を増加させ、表 皮の脂肪親和性により、比較的疎水性の分子である薬剤にとって筋のとおった成 功である。ステロイドホルモンが具体的な例である。透過エンハンサーの使用に 加えて、電気化学的な手段もまた、表皮をわたる薬剤の輸送を幾らかの成功をも って使用されている。 しかしながら、これらの方法にもかかわらず、従来、薬剤の経皮的投与をこの 範疇において不可能ではないとしても非常に困難なものとしている親水性の物質 に対して、表皮は非常に有効なバリヤーである。ますます増える数のタンパク質 及びポリペプチドの有力な薬剤は、このように、一般には経皮的に投与できない 。 上述の問題を克服するために、本発明者は、故意に取り除くかどうかにかかわ らず、表皮が除かれた(de-epithelialized)皮膚の一部、すなわち表皮のない部 分を持つ皮膚を介して薬剤を経皮的に投与することによって表皮バリヤーを回避 する技術を開発した。 予め決めたサイズの標準化した表皮が除かれた損傷部は、本件出願人の係属中 の国際出願WO92/11879に記載されているような装置を使用して作ることができる 。この装置は、皮膚に付着した時に吸引力を適用して皮膚から表皮を剥離して、 透明な水泡流体を含む水泡を形成する。この水泡の頂部は表皮を含み、標準化し たサイズの表皮を除いた部位を残して容易に除去されて、真皮を露出させる。典 型的な損傷は、例えば前腕の下方に作られる場合、直径約4〜6mmで、約200μm 〜約1000μmの深さである。表皮は例えば足の底であればより厚く、2mm〜4mm の損傷が予想される。その損傷部は薬剤を担持した経皮的装置の適用に好適であ る。 皮膚を介しての血流への医薬的に活性な物質の通過は、皮膚において表皮を除 いたときにずっと改良されることが実証されている。さらに、本発明者により、 表皮が除かれた皮膚が、タンパク質、ポリペプチド及びポリサッカライドといっ た親水性の薬剤の経皮的投与を可能にすることが示された。ランセット 337巻 、1991年6月の本発明者の論文において、表皮が除かれた皮膚損傷部を介するバ ソプレシン類似体、1-デアミノ-8-D-アルギニン バソプレシンの成功をおさめ た経皮的運搬が記載されている。本発明者はまた、ヒト成長ホルモンポリペプチ ド及びポリサッカライド抗トロンビン剤であるフラグミンの投与の成功を達成し た。一旦処置が完了すると、装置を除去し、表皮が除かれた損傷部は傷あとを残 さず治癒し、よって表皮に直接経皮的装置を適用するよりも実質的に不都合がな い。 表皮が除かれた皮膚、すなわち真皮が露出した約200μm〜約1000μmの深さ の損傷部を介した医薬的に活性な物質の経皮的な投与に明らかな利点があるが、 開いた傷に経皮的装置を適用した場合、装置を完全な皮膚に適用するときには発 生しない問題に遭遇する。第一に、装置は傷からの浸出物の進入に影響されやす い。吸引した傷は、24時間以内に傷部位に多形核球及びマクロファージを運ぶ 急性の炎症を誘発する。浸出物は、装置の適正な機能に干渉するであろうバクテ リア、完全な細胞、細胞の破片及び酵素、特にタンパク質分解酵素を含む。タン パク質分解酵素は勿論、特に運搬される薬剤がタンパク質又はポリペプチドであ るとき損害を与えるであろう。よって本発明は、上述の問題を克服する特徴を含 み、表皮が除かれた皮膚への使用に適した改善された経皮的装置に関し、及びそ れらを経皮的投与に使用する方法に関する。 第二に、表皮が除かれた皮膚損傷部を介して経皮的に活性物質を投与する方法 において、実質的にすべての活性物質がその損傷部によって取り込まれ、完全な 表皮の一部及び/又は装置の接着層に奪われないことを確実にすることが望まれ る。本発明はまたこのように、損傷部の領域内の活性物質の効率の良い運搬を確 実にする経皮的装置、及び経皮的投与のためにそのような装置を使用する方法に 関する。 本発明の第1の観点は、表皮が除かれた皮膚損傷部を介して全身的循環へ活性 物質を投与するために適した経皮的装置を提供することであって、その装置は前 記の表皮が除かれた損傷部から浸出されたタンパク質分解酵素による、その装置 に含まれる任意のタンパク質又はポリペプチド活性物質の攻撃を防ぐ手段を備え ている。 本発明の第2の観点によれば、表皮が除かれた皮膚損傷部を介して全身的循環 へ少なくとも1種の医薬的に活性な物質を投与するのに適した経皮的装置を提供 することであり、その装置は損傷部から装置へ入るバクテリアを失活させ、及び /又はそのバクテリア及び他の細胞破片の進入を防ぐ手段を備えている。 本発明の第3の観点によれば、表皮が除かれた皮膚損傷部を介して全身的循環 へ少なくとも1種の医薬的に活性な物質を投与するのに適した経皮的装置を提供 することであり、その装置は、実質的にすべての活性物質がその損傷部の境界線 内の表皮が除かれた領域へ向けられることを確実にする手段を備えている。 本発明の第4の観点によれば、医薬的に活性な物質をヒト又は動物の身体の全 身的循環へ投与する方法であって、 (a) 予め決められたサイズの皮膚の領域において皮膚から表皮を剥離し、 (b) その剥離した表皮を除いて、予め決められたサイズの表皮が除かれた皮膚損 傷部を作り、及び (c) 本発明の第1、第2又は第3の観点に従った経皮的装置をその損傷部へ適用 すること を含む方法を提供することである。 本発明の第5の観点によれば、医薬的に活性な物質をヒト又は動物の身体の全 身的循環へ投与する方法であって、 (a) 予め決められたサイズの皮膚の領域において皮膚から表皮を剥離し、 (b) その剥離した表皮を除いて、予め決められたサイズの表皮が除かれた皮膚損 傷部を作り、及び (c) 医薬的に活性な物質が負荷された、又は負荷するように順応した薄層構造の 柔軟なプラスター又はパッチをその損傷部に適用し、又はその物質を含む局所的 調剤物を適用すること、その物質は好ましくは1000ダルトンよりも大きい分 子量を有する を含む方法を提供することである。 本発明の第1及び第2の観点によれば、タンパク質分解酵素による活性物質の 攻撃を防止する手段を含み、及び/又は傷からのバクテリア及び細胞破片の進入 を失活させ又は防止する手段を含む経皮的装置は、任意の知られている構造でよ い。それは例えばプラスチック又は繊維ガラスから作られたハウジングを含み、 医薬的に活性な物質を担持する少なくとも1つの貯蔵器が含まれる硬質の装置で あってもよい。例えばそれは、発明者らの係属中の国際出願WO92/11879に記載さ れているような装置であってもよい。あるいは、それは、経皮的運搬の技術分野 でよく知られている薄層構造を持つパッチ又はプラスターでもよい。いずれかの 装置のタイプの場合に、医薬的に活性な物質を担持するための貯蔵器は、その物 質を固体、不飽和、飽和又は過飽和の溶液又は懸濁液のいずれかとして含むため の容器でもよく、皮膚の最も近くに位置するその容器の底壁は、活性物質が透 過できる材料からなるものである。 しかし、経皮的装置における薬剤の貯蔵器のより普通の形状は、活性物質が粒 子状で又は不飽和、飽和又は過飽和の溶液として分散できる不活性な多孔性マト リックスである。多くの材料が使用されて、そのようなマトリックスが製造され る。例えば、膨張し及び拡散する性質を持つ非常に大きいクラスの物質を含むヒ ドロゲルを使用することができる。薬剤運搬への用途のための生物学的適合性の ヒドロゲルは、ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ(エチレングリコール) 及びポリ(エチレンオキシド)のようなポリマーをベースにすることができる。 これらの材料は、光照射又は他の公知の方法により架橋して水不溶性を与える。 製造において、マトリックスに水を吸収する乾燥ヒドロゲルに水溶性の薬剤を混 合して、そして膨張する。 イオン交換及び電気透析に使用されるタイプの荷電したポリマーがまた、活性 物質のための適当な多孔性マトリックスを提供できる。例えば三級アンモニウム 基といった陽イオン基、又はスルホン酸基といった陰イオン基がポリマー主鎖に 結合している。 メチルヒドロキシプロピルセルロース又はポリビニルアルコールなどの粉末の 直接圧縮により製造された親水コロイドは、当業者に知られている多くの他の合 成及び天然ポリマーと同様に、活性物質のための不活性多孔性マトリックスとし て有用である。 これらの多くは、それ自身で接着性があって、皮膚への接着のためのラミネー ト構造への更なる接着層を負荷する必要を回避できる。経皮的使用に特に好まし いのはアクリレート、シリコーン及びポリイソブチレン接着剤であって、これら は活性物質のための貯蔵器として好適な多孔性マトリックスを形成することがで きる。親水コロイド接着剤は特に有用である。なぜならば、それは接着剤の一体 性を減じることなく完全な皮膚層からの水分を吸収することができるからである 。これは装置が数日間、皮膚上に維持されることが必要な時に重要なことである 。アクリレート及びシリコーンは薬剤マトリックスとして使用されないときでも 、皮膚上に形成される過剰な水分を運ぶのに十分に多孔性となり得る。 ポリペプチド及びポリサッカライドなどの高分子である活性物質においては、 比較的大きい孔サイズのマトリックスが要求されるであろう。経皮的装置の性質 がどんなものでも、タンパク質又はポリペプチドである活性物質がどこに負荷さ れようとも、又どこに負荷されるように設計されていても、活性物質は傷から浸 出するタンパク質分解酵素からの保護を必要とする。これを実行することができ る1つの方法は、皮膚表面と薬剤貯蔵器の間に物理的なバリヤーを提供すること である。このような配置は、タンパク質又はポリペプリド活性物質が平均的なタ ンパク質分解酵素の分子サイズよりも小さい分子サイズである場合に可能である 。現在入手できるタンパク質薬剤の多くは小さなポリペプチドであるのに対し、 タンパク質分解酵素は普通100,000ダルトンを超える分子量を有するので、実際 、大抵の状況はこのようである。 こうして物理的なバリヤーは、装置が使用される際に、薬剤貯蔵器と表皮が除 かれた皮膚の間に位置するような選択膜を含み、その膜は表皮が除かれた皮膚か ら浸出するタンパク質分解酵素の通過をさえぎるような孔サイズを有し、一方、 タンパク質又はポリペプチド活性物質の皮膚への通過を許すものである。 あるいはまた、不活性多孔性マトリックスはそれ自身、装置へのタンパク質分 解酵素の通過をさえぎるような孔サイズであることによって、物理的バリヤーを 提供する。理想的には、該膜又は不活性な多孔性マトリックスは、貯蔵器から皮 膚への活性物質の通過を可能とし、一方、100,000ダルトンより大きい分子量を 有するタンパク質の通過を防ぎ、及び適当な場合には50,000より大きい分子量を 持つタンパク質の通過を防ぐような孔サイズを有するべきである。好ましくは、 該膜又は不活性多孔性マトリックスは約50Å直径の平均孔サイズを有する。 選択膜の適当な材料は、セルロールアセテート、ニトロセルロース、ポリテト ラフルオロエチレン、上述した膨張したヒドロゲル及び多くのその他の合成及び 天然ポリマーである。該膜又は不活性マトリックスは深さにわたって孔サイズが 変動してもよく、活性物質の移動方向にむかって孔がより広くなってもよい。 本発明の第1の観点による経皮的装置は、タンパク質分解酵素を除外する孔サ イズの不活性ポリマーマトリックスである薬剤貯蔵器、及び上述の適当な選択膜 をともに含むことができる。 経皮的装置はさらに、使用の際に選択膜又は不活性ポリマーマトリックスと表 皮が除去された皮膚の間に位置する予備フィルターを含んでもよい。該予備フイ ルターは、選択膜又は不活性多孔性マトリックスの孔サイズよりも大きく、好ま しくは10倍以上で、より好ましくは約0.2〜15μmの孔サイズの膜であり、例 えばセルロースエステル、ポリプロピレン又はポリビニリデンジフルオリドから 作られることができ、しかし、他の高分子材料でもよい。該予備フィルターは細 胞破片及びバクテリアが装置に入り込んでくるのをさえぎる働きをし、タンパク 質分解酵素への選択膜がこれらの粒子で詰まることがなく、よって表皮が除かれ た皮膚への活性物質の通過が邪魔されない。 装置の詰まりは更に、いずれかの選択膜、予備フィルター又は多孔性マトリッ クスに抗凝血剤を含浸させて血塊の形成を妨げることにより防止できる。 本発明の別の実施態様では、タンパク質又はポリペプチド活性物質は、少なく とも1種のタンパク質分解酵素阻害剤を装置に含ませることにより、タンパク質 分解酵素からの攻撃から保護される。吸引された傷は、出血、炎症、繊維芽細胞 増殖、脈管形成、連結組織の形成及び上皮形成を含む反応を誘発する。出血の要 素は血液をコラーゲンに曝し、それはHagemann因子を活性化し、血小板の脱顆粒 を起こす。活性化されたHagemann因子及び組織損傷の組み合わされた効果は、4 つの生化学的増幅系、補体カスケード、内因性凝集機構、キニンカスケード及び フィブリン溶解系を始動させる。急性炎症は24時間以内に確立され及び多形核 白血球、マクロファージ及びマスト細胞が傷に入る。 これらの細胞から放出される酵素はアミノペプチダーゼ、カルボキシペプチダ ーゼ、エンドペプチダーゼ及びジペプチジルペプチダーゼを含む。ベスタチン、 アマスタチン、ホスホルアミドン又はコレート及びその類似体は、これらのカテ ゴリーの酵素に対する阻害剤として適当である。傷に存在するような具体的なペ プチダーゼはコラギナーゼ及びエラスターゼで、双方ともにα2-マクログロブリ ンで阻害され得る。例えばCa2+依存性エラスターゼといったメタロプロテアーゼ が存在するとき、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムのようなキレート剤が 活性を阻害するであろう。存在するかもしれない他のタンパク質分解酵素は、特 定の阻害剤が知られている例えばプラスミン及びプラスミノーゲン活性物質であ る。 タンパク質分解酵素の通常の基質が装置において阻害剤として機能し得ること を度外視できない。 また、コラギナーゼ、中性プロテアーゼ及びプラスミノーゲンアクチベーター の放出を一般に阻害するステロイドホルモンといった非特異性の阻害剤を含める ことができる。同様に、非ステロイド性抗炎症薬剤が酵素放出プロセスを阻害で きる。 最終的に、該貯蔵器のpHは調節されてタンパク質分解酵素活性を減じる。> 8.5又は<6.5のpHは一般的な阻害をもたらす。 酵素阻害剤は、薬剤貯蔵器及び/又は物理的バリヤーとして働く上記のいずれ かの選択膜又は予備フィルターの中に含ませ、及び/又はそれを活性物質との溶 液として調製することができる。もし阻害剤が装置内に永久的に又は半永久的に 維持されるならば、活性物質とともに皮膚へ移動せず又は活性物質よりも非常に ゆっくりとした速度(動力的にゼロのオーダー)で移動し、好ましい。これは多 くの方法で達成され得る。 プロテアーゼ阻害剤、具体的にペプチドは、装置内の膜性材料又は他の固体に 酵素固定化について公知の日常的な手順によって、化学的に固定化され得る。具 体的な例として、ペプチドは、例えばセファデックスフィルムといった多孔性フ ィルムに作られたスターチ及び他のポリサッカライドに結合させることができる 。 別には、装置内に、阻害すべきタンパク質分解酵素の基質の飽和したレベルを 提供する。もしそのような酵素が傷から装置へ入り込んだら、それは即座に過剰 の基質と結合して、ポリペプチド活性物質を攻撃することができなくなるであろ う。 装置中にタンパク質分解酵素阻害剤を保持する更なる別の方法は、薬剤を負荷 したマトリックス内に、その阻害剤を含む1又はそれ以上の別々の貯蔵器を組み 込むことである。その貯蔵器は、半透過性膜を組み込んだ内部壁のおおう外部非 多孔性壁を含むことができる。その外部壁は、その装置に少量の圧縮力が適用さ れたときに、破裂するか又は多孔性となる材料からなる。このことは、阻害剤の 薬剤マトリックスへの非常にゆっくりとした放出を可能とし、それは濃度輸送さ れ動力学的にゼロのオーダーを示す。 本発明の別の実施態様では、タンパク質又はポリペプチド活性物質の分子をミ クロスフェア又はリポソーム中にカプセル化することにより、活性物質を傷から 浸出するタンパク質分解酵素による攻撃から保護する。そのミクロスフェア又は リポソーム調製物は上述の慣用の薬剤貯蔵器に取って代わる。 ミクロスフェアは約10nm〜2mmの範囲の直径を持つ球形の粒子で、種々の天 然及び合成ポリマーから製造することができ、その中にカプセル化した活性物質 をともなって調製することもできる。ミクロスフェアの形成に適当な材料は、例 えば架橋デキストラン及びセラミック材料である。適当なのはポリウレタン、ポ リメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリオ レフィン、ポリアクリルアミド、ポリラクチド、ポリグリコリド、及び生物医学 的な用途に使用されるその他の合成ポリマーといった広範な合成ポリマーである 。そのミクロスフェアは、100,000ダルトンより大きい又は適当な場合には50,00 0より大きい分子量を有するタンパク質の通過をさえぎる孔サイズを有する場合 には、タンパク質分解酵素の進入に対する保護的物理的バリヤーを提供する。 リポソームは球形の脂質小胞で、その球の壁は細胞膜と同様の構造を有する脂 質の単層又は二層構造体である。リポソームを調製する方法はよく知られていて 、それは他の材料をカプセル化する。該リポソーム膜はタンパク質分解酵素の進 入に対してバリヤーを提供し、よってタンパク質又はポリペプチドである活性物 質の保護が本発明により達成される。 本発明のさらに別の実施態様において、タンパク質又はポリペプチドである活 性物質は、タンパク質分解酵素による攻撃から、そのような攻撃に抵抗する改質 した形態で装置内に包含されることによって保護され得る。例えば、遊離のN-末 端アミノ基でアルデヒド及びケトンとでペプチドを縮合することによって(例え ば、4-イミダゾリジン プロドラッグ誘導体)、プロドラッグが調製される。 そのようなプロドラッグは酵素の攻撃に抵抗性であるだけでなく、水溶液中で 容易に親ペプチドに加水分解されるので、装置内で非水相において維持されて傷 の水性環境に到達したときに活性化され得る。 本発明の第1の観点による、タンパク質分解酵素による活性物質の攻撃を防ぐ 手段を含む装置は、活性物質であるペプチド及びタンパク質として、例えばバソ プレシン、ヒト成長ホルモン、インシュリン、インターフェロン、インターロイ キン、エリスロポイエチン又はカルシトニンを組み込むことができる。 本発明の第2の観点によれば、経皮的装置は、表皮が除かれた皮膚上に使用す るのに適し、装置内に入るバクテリアを失活させ及び/又は傷から浸出する前記 バクテリア及び細胞破片の進入を防ぐ手段を含むように提供される。そのような 装置はまた、上述した何れかの構造的、化学的又は生化学的特徴を含むことがで きる。 1つの実施態様で、バクテリア及び細胞破片の進入をさえぎる手段は、上記し た好ましくは約0.2〜15μmの孔サイズを有しセルロースエステル、ポリプロピ レン、ポリビニリデンジフルオリド又は膨張し得るヒドロゲルから作ることがで きる予備フィルターのような物理的バリヤーである。そのような材料が使用され て、活性物質がその中に分散されるマトリックスを形成するか、又は活性物質が 固形状で又は不飽和、飽和又は過飽和の溶液の状態で含まれる液体を含む容器を 形成することにより薬剤貯蔵器を製造してもよい。ミクロスフェア及びリポソー ムはまた、バクテリア及び細胞破片の進入に対する物理的バリヤーを提供する。 上述したとおり、そのバリヤー材料は凝集を防ぐために抗凝血剤を含浸してもよ い。 別の実施態様では、経皮的装置の薬剤貯蔵器におけるバクテリアの増殖は、そ の中に、皮膚を通して運搬されるべき活性物質と同様に抗菌物質を含めることに よって防ぐ。該抗菌物質は、抗生物質、好ましくはネオマイシン、バクトラシン 又はポリミキシンBのような皮膚疾患を治療するのに選択される普通のものであ り得る。抗菌物質は薬剤貯蔵器の中に活性物質とともに含まれ、又は該薬剤貯蔵 器が容器の場合には、その壁に含浸され得る。抗菌物質はまた、上記のいずれか の選択膜、予備フィルター、ミクロスフェア又はリポソームに含ませることがで きる。 抗生物質に代わる抗菌物質として、銀又はその化合物を経皮的装置に使用する ことができる。特に塩化銀、硝酸銀、酸化銀、水酸化銀又は銀スルファジアジン はすべて殺菌効果を有する。抗生物質とともに、銀化合物を活性物質を有する多 孔性マトリックス内に分散させるか、又は上記の薬剤貯蔵器又はいずれかのバリ ヤー膜又は予備フィルターに含浸させてもよい。例えば銀又は塩化銀を含浸させ た活性炭膜は、バクテリアの吸着及び解消に有用である。銀及び銀化合物はまた 、調製中にミクロスフェアに組み込むことができる。 更なる実施態様において、抗菌物質は、他の抗菌物質と同じ方法で装置中に組 み込まれるメタジン又はプロピレングリコールのような保存剤でもよい。 ペプチド阻害剤のように、本発明の第2の観点の実施態様は、抗菌物質が永久 的に又は半永久的に装置中に組み込まれて、抗菌物質の経皮的な取り込みが回避 されている装置が含まれる。例えば抗菌物質が1又はそれ以上の別々の貯蔵器と して、上記のペプチド阻害剤のように薬剤マトリックスの中に組み込まれること ができる。抗菌物質はその後、装置を圧縮することによりマトリックス中にゆっ くりと放出され得る。 また別に、抗菌物質は化学的に又は物理的に適当なマトリックスに結合され得 る。例えばヨウ素が便利にポリビニルアルコールに結合できる。例えば銀及びそ の化合物で含浸するのに適当な他の材料は、コラーゲン及びエラスチンである。 抗菌物質に代わるものとして、装置中におけるバクテリア増殖を薬剤貯蔵器の pHを調節することによって減じることができる。皮膚の損傷に関連するバクテ リアは5.5又はそれ以下のpHで生育することができないであろう。 最終的には、本発明の第2の観点による別の実施態様において、傷浸出物から 装置へ入るバクテリア及び他の細胞破片は、バクテリアの接着を促進させるため に処理された表面、特に疎水性物質で処理された表面へ吸着し得る。例えば、ジ アルキルカルバモイルクロリドのような脂肪酸エステルを薬剤貯蔵器に隣接する 表面に結合させることができる。活性物質が水溶液状であるなら、その溶液に入 り疎水性表面を持つ通常の皮膚病原体は、疎水性相互作用により該処理された表 面に接着して、よって活性物質の調製物から離れて保持される。 本発明の第三の観点によれば、経皮的装置は、医薬的に活性な物質の実質的に すべてが、皮膚損傷部の境界線内の表皮が除かれた領域へ向けられることを確実 にする手段を含むように提供される。これは好ましくは、皮膚損傷部とほぼ同一 のサイズの単一の開口を持つことによって達成される。そのような装置は、出願 人の係属中の出願WO92/11879に記載されているような固形構造、あるいは当技 術分野でよく知られている型のパッチあるいはプラスターでもよい。 典型的な実施態様では、実質的にすべての活性物質が損傷部へ到達することを 確実にする手段が、薬剤貯蔵器の下方の側と表皮が除かれた皮膚の間に適当に位 置させる不浸透性の材料の層であって、その不浸透性の材料は表皮が除かれた損 傷部とほぼ同一のサイズの開口を中央に一つ有する。好ましくは、その単一の開 口は皮膚に接触する装置の総領域の5〜20%を占める。典型的には不浸透性の 層は薬剤貯蔵器と装置に含まれる任意の接着層の間に位置する。その不浸透性の 層の効果は、活性物質が、接着層に固定されて、よって、そこから損傷部へ放出 されなくなること、又は損傷部の周りの完全な皮膚の領域に固定されて血流に到 達できなくなることを防ぐことである。 中央の開口が表皮を除かれた損傷部の上へ直接位置することを確実にするため に、装置は実質的に透明な材料で作ることができる。 効率的に活性物質を表皮が除かれた損傷部へ向ける手段を含む装置はまた、本 発明の第1及び第2の観点に関連してここで述べた任意の特徴を含むことができ る。 第4及び第5の観点においては、本発明は医薬的に活性な物質を表皮が除かれ た皮膚損傷部を通して投与する方法に関連し、それらは特に、1000ダルトンを超 える分子量を有する大きな分子、及び/又は親水性で慣用の経皮的投与によって 完全な皮膚に与えることができないものである。本発明者はフルオレセインで標 識したデキストランを使用して、3000〜70,000の分子量の分子が効率よく表皮が 除かれた皮膚を通して経皮的に投与され得ることを示した。そのような分子量範 囲は、多くの生体活性のあるタンパク質及びポリペプチドを含む。勿論、上述し た特徴を含む任意の経皮的装置は、本発明の方法に適用できる。さらに、表皮が 除かれた損傷部への局所的調剤物の投与を除外するものではない。 本発明はここに、添付する図面及び実施例を参照して具体的な例をもって説明 される。 図1は、選択膜を含む本発明の第1の観点によるパッチタイプの経皮的装置を 示し、 図2は、図1と同様の経皮的装置を示し、完全な接着層の一部を除去してあり 、 図3は、本発明の第1の観点の別の実施態様に従ったパッチタイプの経皮的装 置を示し、 図4は、図3と同様の経皮的装置を示し、完全な接着層の一部を除去してあり 、 図5は、本発明の第1の観点の別の実施態様に従った経皮的装置を示し、 図6は、選択膜及びバリヤー層を含む本発明の第1及び第3の観点に従った経 皮的装置の一部の概略図であり、 図7は、選択膜及び予備フィルターを含む本発明の第1の観点に従った経皮的 装置の一部であり、 図8は、追加の予備フィルターを含む本発明の第1の観点に従った経皮的装置 の一部であり、 図9は、図7に示された、但し接着層を含む経皮的装置の一部であり、 図10は、図9に示されたのと同様の経皮的装置の一部で、但し接着層の一部 が除かれて追加の不浸透性バリヤーが含まれていて、 図11は、本発明の第2の観点に従う経皮的装置を示し、 図12は、接着層の一部を除いた本発明の第2の観点に従う経皮的装置を示し 、 図13は、不浸透性バリヤー層を有する本発明の第3の観点に従う経皮的装置 を示し、 図14は、酵素阻害剤又は抗菌物質が薬剤マトリックス内で別個の貯蔵器に保 持されている、本発明の任意の観点に従った装置を示し、 図15は、圧縮下にある図14の装置を示し、及び 図16は、完全は皮膚からの水の進入を制御する手段を有する、本発明の任意 の観点に従った装置を示す。 まず図1を参照すると、装置1は、例えば不浸透性のアルミニウム処理ポリエ ステルフィルムであり得る、薬剤貯蔵器層4へ熱シールによって貼り合わせた不 浸透性裏打ち材料2を含む、よく知られた層構造のものである。その薬剤貯蔵器 はマトリックスタイプのもので、そこにおいて、活性物質が多孔性材料中に、不 飽和、飽和又は過飽和の溶液状で又は懸濁液状で又は固体状で分散している。薬 剤貯蔵器4は、例えば50,000より大きい又は適当であれば100,000より大きい分 子量の酵素を除外する孔サイズを有するセルロースアセテートから製造される選 択膜6に貼り合わされている。薬剤貯蔵器4はこうして、タンパク質分解酵素、 バクテリア及び他の細胞破片の進入から保護される。一般にアクリレート又はシ リコーンタイプの完全な接着層8は、選択膜6に貼り合わされている。 図2の装置は、図1の部材のすべてを含み、但し点12において接着層10が なく、そこで装置が表皮が除かれた皮膚損傷部へ接触するであろう。活性物質の 皮膚への移動はこのようにして接着層によって妨げられず、しかしタンパク質分 解酵素、バクテリア及び他の細胞破片の薬剤貯蔵器への進入が選択膜6によって 防止される。 図3は、液体が充填したチャンバータイプの薬剤貯蔵器16へ貼り合わさられ た、上述したような不浸透性裏打ち材料14を含むパッチ又はプラスターの形態 の経皮的装置の別のタイプを示す。薬剤貯蔵器の底は、図1及び2で示されるの と同様に選択膜6で形成されていて、一方は接着層8に貼り合わされている。 図4は図3と同様の装置で、しかし点12で接着層10がなく、そこで上述し たような利点をもって該装置が表皮が除かれた皮膚損傷部へ接触するであろう。 図5は図4に示されたのと別の実施態様を示し、液体が充填した薬剤貯蔵器1 8は、疎水性で圧縮抵抗性の織物から形成された界面活性マトリックス20を組 み込んでいる。選択膜6をうまく超えてきたバクテリアは、その疎水性の織物に 接着することによって薬剤溶液から除かれる。 図6はより詳細に、選択膜6を含む経皮的装置の部分を表す。図6の実施態様 では、不浸透性のバリヤー層22が膜6の上方の表面の周縁の周りに提供されて 、その膜の周縁を薬剤貯蔵器から分離する。このことは、薬剤運搬が、表皮が除 かれた損傷部23へのみ集中されて、選択膜6又は接着層へ失われないことを確 実にする。 図7から10はすべて、選択膜6よりも大きな孔サイズの予備フィルター24 を含む実施態様を示す。図8において、二つの予備フィルター層がその一つであ る24が選択膜6の下に、もう一つ26が上に提供される。図9の装置は、図7 のものと同様で、但し完全な接着層8が示されている。図10はさらなる実施態 様を示し、そこにおいて、例えばアルミニウム処理されたポリエステルフィルム である不浸透性材料のバリヤー28は、予備フィルター24の下方の表面と接着 層8の間で装置の周縁の周りに含まれる。そのような配置は、活性成分のすべて が表皮の除かれたスポット23へ導かれて接着層8へ失われないことを確実にす る。 図11に示される装置は本発明の第2の観点の一つであって、例えば不浸透性 のアルミニウム処理されたポリエステルフィルムであって薬剤貯蔵器層32に貼 り合わされた不浸透性の裏打ち層30を含む。薬剤貯蔵器32はマトリックスタ イプで、そこにおいて活性物質が不飽和、飽和又は過飽和の溶液又は懸濁液又は 他の固体形態で多孔性材料の中に分散している。薬剤貯蔵器32は、例えば約0. 2〜15μmの孔サイズを有するセルロースエステル、ポリプロピレン又はポリビ ニリデンジフルオリドのような多孔性材料のフィルター34に貼り合わされてい る。そのフィルターは、傷浸出物から薬剤貯蔵器へのバクテリア及びその他の細 胞破片の進入をさえぎるのに役立つ。フィルター34は接着層36に張り合わさ れる。 図12は図11に示されるものの別の実施態様を示し、そこにおいて、表皮が 除かれたスポットに直接横たわる接着層38の一部がなく、活性物質の皮膚への 自由な通過を可能とする。 本発明の第3の観点の装置は、図13に示されていて、上述のマトリックスタ イプの薬剤貯蔵器32に貼り合わされている不浸透性裏打ち層30を含む。貯蔵 器32に貼り合わされるのは、表皮が除去されたスポットのサイズをほぼもつ中 央の開口40があるアルミニウム処理されたポリエステルフィルムのような不浸 透性の材料の環状の層42である。その不浸透性層は接着剤38の環状層に貼り 合わされている。層42は、活性物質がマトリックス32から接着層38へ通過 して、皮膚へ放出されないか又は完全な皮膚に接触したときに血流に吸収される ことができなくなることを防止する。 図14と15は、装置の薬剤マトリックスへの任意のペプチド阻害剤又は抗菌 物質の非常にゆっくりとした放出のための手段を提供する本発明の3つの観点の いずれかに従った装置を示す。この具体的態様において、装置は、前述したよう なマトリックスタイプの薬剤貯蔵器46へ貼り合わされた不浸透性の裏打ち層4 4を有する。マトリックス46内に、貯蔵器48は包含されて、酵素阻害剤又 は抗菌物質50を含む。貯蔵器は外壁及び内壁を持つ。内壁52は、挿入物53 である半浸透膜を除いて、わずかに弾力性の不浸透性材料であり、外壁54は、 装置が皮膚に適用された当初は不浸透性である。図15に示されるように、装置 に圧縮が適用されたとき、裂け目56が外壁54に現れて内壁52の弾性変形が 貯蔵器48中の物質を毛管作用によって2つの壁の間の空間に移動させる。その ことから、外壁54中の裂け目をとおして薬剤マトリックス46へ拡散する。こ れは、動力学的にゼロのオーダーを示す濃度運搬プロセスである。その移動速度 はよって、活性物質が経皮的に吸収される速度よりも非常にゆっくりである。 図16は、接着性を害することなく皮膚からの過剰の水分を吸収するための手 段を有する、本発明の任意の観点の装置を示す。それは、出口62以外は不浸透 性材料60によって包囲されたマトリックス58中の薬剤を含む。その出口に位 置するのは、皮膚損傷部66と接触するであろうヒドロゲル64のような半浸透 材料である。薬剤貯蔵器の底は、接着剤ブロック70によって環状吸着剤層68 の表面に接着して、その間に空気の通路71を提供する。層68における中央の 開口は、該吸着剤の上及び下にフランジ状に拡張した水耐性接着剤72で区画さ れている。半浸透材料64は、この接着剤で区画された開口を通してはみ出して いて皮膚損傷部66と接触する。層68の下方の表面は、損傷部66の周りの完 全な皮膚に適用される多孔性水抵抗性接着剤78をサポートする多孔膜76に貼 り合わされている。 図16の装置が使用されたとき、完全な皮膚から放出される水は多孔性接着剤 78及び膜76を通して引かれて、吸着剤68へしみ込む。空気の空間71は薬 剤貯蔵器への水の進入を防ぐ。そのような装置は、装置の接着強さ及び一体性を 害する皮膚の湿気がなく、多くの日数の間、皮膚に適用することができる。実施例1 下記の構造を有する経皮的装置を調製した: 1-デアミノ-8-D-アルギニンバソプレシン(DDAVP)を40μg/ml含有するヒドロゲ ル5mlを、アルミニウム処理したポリエステルフィルムの不浸透性層と70,000ダ ルトンより大きい分子種を除外するセルロースアセテート選択膜の間に貼り合わ せた。この膜を更に、表皮が除かれた皮膚損傷部のサイズに対応する接着剤の ない開口を中央に持つシリコーン接着剤の層に貼り合わせた。 その装置を健康なボランティアの表皮が除かれた皮膚損傷部に接着させて、DD AVPの血漿レベルを毎日測定した。その結果、1日目と2日目で増量した吸収を 示し、3日目及び4日目に初期のレベルの1/3で落ちついた状態に安定化した 。装置は4日後に皮膚から除去されて、感染の兆候は観察されなかった。ヒドロ ゲルは、DDAVPの分解生成物についての評価がされて、それらはわずかに2%見 出された。このことは、同様の構造の対照の装置を使用して同様の条件下で但し セルロースアセテート膜がなかったときに分解生成物が10%であったことと対 称的である。実施例2 経皮的装置を実施例1で述べたように調製し、但しセルロースアセテート膜を 塩化銀で含浸し平均孔サイズが約2.0μmのものとした。 装置を健康なボランティアの表皮が除かれた皮膚損傷部に適用し、DDAVPの血 漿濃度を毎日サンプルした。結果は、1日目及び2日目で増量した取り込みを示 し、その後3日目と4日目で、取り込みの初期のレベルの1/3で落ちついた状 態に安定化したことを示した。装置は4日後に皮膚から除去され、感染の兆候は 観察されなかった。ヒドロゲルは菌の生育の評価がなされて、何も観察されなか った。実施例3 表皮が除かれた皮膚損傷部を通しての高分子の経皮的取り込みを、フルオレセ イン標識した3000〜70,000の範囲の分子量を有するデキストランを使用して実証 した。その実験は7人の健康なボランティアで実施した。一方の前腕の手のひら 側をシクロヘキサミド溶液で浄化した。4つの吸引カップ(開口径6mm 面積cm2 )を各ボランティアの皮膚へ、接着テープによってシールして大気圧以下の200mm Hgの相対減圧を適用した。2〜3時間の内に吸引のふくれが吸引カップの開口に 相当する領域で痛みがなく形成された。そのふくれの皮膚の上部が除かれて含ま れていた浸出物が医療用ガーゼの片に吸収された。経皮的装置を各ボランティア の4つの表皮が除かれた損傷部へ適用し、一つの装置を対照として完全な皮膚に 適用した。その装置は、底に6mmの開口を備えた貯蔵器、及び除去可能な蓋を含 ん でいた。 t=0において、表皮が除かれた損傷部へ適用された4つの貯蔵器に、それぞ れ3000、10,000、20,000及び70,000の分子量のフルオレセインで標識したデキス トラン0.5mlを充填した。フルオレセインで標識した分子量3000のデキストラン0 .5mlを対照の貯蔵器に添加した。皮膚へのデキストランの取り込みは、照射波長 480nm及び放射波長520nmで分光フルオロメトリーを使用して時間を追って、貯蔵 器中のフルオレセインの減少を測定することによって決定した。測定はt=1、 2、4、8、16及び24時間で行った。結果は下記の表1に示す。 結果は明らかに、表皮が除かれた皮膚損傷部を通しての、70,000ダルトンの分 子量を有するデキストランを含む種々のサイズのフルオレセイン標識デキストラ ンのすべての実質的な経皮的取り込みを実証している。この実験は取り込みにつ いての分子量の上限を示していない。これに対し、完全な皮膚へ適用した対照貯 蔵器からの3000分子量の取り込みは無視できるほどであった。このように、高分 子であって親水性である医薬品の経皮的投与を容易にすることについて、表皮が 除かれた皮膚が好適であることが実証された。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.表皮が除かれた皮膚損傷部を通して全身的循環へ活性物質を投与するのに適 した経皮的装置であって、該表皮が除かれた損傷部から浸出するタンパク質分解 酵素による該装置に含まれる任意のタンパク質又はポリペプチドである医薬的な 活性物質の攻撃を防ぐ手段を備えている装置。 2.該活性物質のための貯蔵器を含み、それが該物質を固体状、又は不飽和、飽 和もしくは過飽和の溶液、又は懸濁液の状態で含む容器である、請求項1記載の 装置。 3.活性物質のための貯蔵器として該物質が分散されている不活性多孔性マトリ ックスを含む、請求項1記載の装置。 4.不活性多孔性マトリックスが接着性のあるものである、請求項3記載の装置 。 5.タンパク質又はポリペプチド活性成分が表皮が除かれた損傷部からの浸出物 中の任意のタンパク質分解酵素よりも小さい分子量である、請求項1〜4のいず れか1項に記載の装置。 6.タンパク質分解酵素によるタンパク質又はポリペプチド活性物質の攻撃を防 ぐ手段が、装置が使用される際に貯蔵器と表皮が除かれた皮膚の間に位置する選 択膜を含み、該膜が表皮が除かれた皮膚から浸出するタンパク質分解酵素の通過 をさえぎるような孔サイズを有し、一方タンパク質又はポリペプチド活性物質の 皮膚への通過を許す、請求項5記載の装置。 7.装置が薬剤が分散された不活性多孔性マトリックスを含むとき、該マトリッ クスが表皮が除かれた皮膚から浸出するタンパク質分解酵素の通過をさえぎるよ うな孔サイズを有し、一方皮膚への活性物質の通過を許す、請求項5記載の装置 。 8.該膜又は不活性な多孔性マトリックスが50,000ダルトンよりも大きい分子量 を有するタンパク質の通過を防ぐ、請求項6又は7記載の装置。 9.該膜又は不活性な多孔性マトリックスが100,000ダルトンよりも大きい分子 量を有するタンパク質の通過を防ぐ、請求項8記載の装置。 10.該膜又は不活性な多孔性マトリックスがその深さにわたって孔サイズが変動 する請求項6〜9のいずれか1項記載の装置。 11.該膜がセルロールアセテート、ニトロセルロース、ポリテトラフルオロエチ レン又は膨張性のヒドロゲルである、請求項6〜10のいずれか1項記載の装置。 12.装置が使用される際に該膜又は不活性多孔性マトリックスと表皮が除かれた 皮膚との間に位置しする予備フィルターを含み、該予備フィルターが該膜又は不 活性多孔性マトリックスよりも大きい孔サイズである、請求項6〜11のいずれか 1項記載の装置。 13.該予備フィルターがセルロールエステル、ポリプロピレン又はポリビニリデ ンジフルオリドを含む、請求項12記載の装置。 14.タンパク質分解酵素の活性を阻害する手段を含む、請求項1〜3のいずれか 1項記載の装置。 15.タンパク質分解酵素の少なくとも1種の阻害剤を含む請求項14記載の装置。 16.少なくとも1種の阻害剤が薬剤貯蔵器中に存在する請求項15記載の装置。 17.請求項5〜11のいずれか1項に記載された膜を含み、その中に該酵素阻害剤 が分散されている、請求項15記載の装置。 18.少なくとも1種の阻害剤が、酵素アミノペプチダーゼ、カルボキシルベプチ ダーゼ、エンドペプチダーゼ、メタロプロテアーゼ、ジペプチジルペプチダーゼ 、エラスターゼ、コラギナーゼ、プラスミン又はプラスミノーゲン活性剤のいず れか1つの阻害剤である、請求項15〜17記載の装置。 19.少なくとも1種の酵素阻害剤がベスタチン、ホスホルアミドン、α2-マクロ グロブリン、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム、アマスタチン、抗プラス ミン、コレート及びその類似体から選ばれる請求項18記載の装置。 20.タンパク質又はポリペプチドである医薬的に活性な物質が不活性多孔性ポリ マー材料のミクロスフェアにカプセル化されている、請求項1記載の装置。 21.タンパク質又はポリペプチドである医薬的に活性な物質がリポソーム中にカ プセル化されている、請求項1記載の装置。 22.タンパク質又はポリペプチドである医薬的に活性な物質がタンパク質分解酵 素による攻撃に対して抵抗性があるように改質されている、請求項1〜21のいず れか1項記載の装置。 23.タンパク質又はポリペプチドがバソプレシン、ヒト成長ホルモン、インシュ リン、インターフェロン、エリスロポイエチン又はカルシトニンである、請求項 1〜22のいずれか1項記載の装置。 24.表皮が除かれた皮膚損傷部を通して全身的循環へ少なくとも1種の医薬的に 活性な物質を投与するのに適した経皮的装置であって、損傷部から装置へ入るバ クテリアを失活させ、及び/又はそのバクテリア及び他の細胞破片の進入を防ぐ 手段を備えている装置。 25.該活性物質のための貯蔵器を含み、それが該物質を固体状、又は不飽和、飽 和もしくは過飽和の溶液、又は懸濁液の状態で含む容器である、請求項24記載の 装置。 26.活性物質のための貯蔵器として該物質が分散されている不活性多孔性マトリ ックスを含む、請求項24記載の装置。 27.損傷部からのバクテリア及び他の細胞破片の進入を防ぐ手段が0.2〜15μm の孔サイズを有する膜である、請求項24〜26のいずれか1項記載の装置。 28.全身的循環へ運搬されるべき該活性物質に加えて抗菌物質を含む、請求項24 〜27のいずれか1項記載の装置。 29.該抗菌物質が活性物質とともに貯蔵器に含まれている、請求項28記載の装置 。 30.請求項25に記載されている容器を含み、その壁に抗菌物質が含浸されている 、請求項28記載の装置。 31.請求項27に記載されている膜を含み、該膜が抗菌物質で含浸されている請求 項28記載の装置。 32.抗菌物質が抗生物質である請求項28〜31のいずれか1項記載の装置。 33.抗生物質がネオマイシン、バクトラシン又はポリミキシンBの1又はそれ以 上である、請求項32記載の装置。 34.抗菌物質が銀、塩化銀、硝酸銀、酸化銀、水酸化銀又は銀スルファジアジン の1又はそれ以上である請求項28〜31のいずれか1項記載の装置。 35.薬剤貯蔵器と表皮が除かれた皮膚へ適用される表面の間にバクテリアの吸着 を促進するために処理された材料を含む、請求項25〜34のいずれか1項記載の装 置。 36.該材料が疎水性物質で覆われている請求項35記載の装置。 37.疎水性物質が脂肪酸エステルである請求項36記載の装置。 38.請求項6〜22のいずれか1項に記載されているタンパク質又はポリペプチド 活性物質の攻撃を防ぐ手段を含む、請求項24〜37のいずれか1項記載の装置。 39.表皮が除かれた皮膚損傷部を通して全身的循環へ少なくとも1種の医薬的に 活性な物質を投与するのに適した経皮的装置であって、実質的にすべての活性物 質がその損傷部の境界線内の表皮が除かれた領域へ向けられることを確実にする 手段を備えている装置。 40.該活性物質のための貯蔵器を含み、それが該物質を固体状、又は不飽和、飽 和もしくは過飽和の溶液、又は懸濁液の状態で含む容器である、請求項39記載の 装置。 41.活性物質のための貯蔵器として該物質が分散されている不活性多孔性マトリ ックスを含む、請求項39記載の装置。 42.実質的にすべての活性物質がその損傷部の境界線内の表皮が除かれた領域へ 向けられることを確実にする手段が、活性物質の貯蔵器と表皮が除かれた皮膚の 間に位置する損傷部とほぼ同一のサイズの開口を中央に有する不浸透性材料の層 を含む、請求項40又は41記載の装置。 43.不浸透性材料が接着性を有し活性物質が該不浸透性材料と表皮の間を透過す るのを防ぐ、請求項42記載の装置。 44.不浸透性材料の層が活性物質の貯蔵器と接着層の間に位置する、請求項42記 載の装置。 45.請求項6〜22のいずれか1項に記載されているタンパク質又はポリペプチド 活性物質の攻撃を防ぐ手段を含む、請求項39〜44のいずれか1項記載の装置。 46.損傷部から装置へ入るバクテリアを失活させ、及び/又はそのバクテリア及 び他の細胞破片の進入を防ぐ手段を含む、請求項39〜45のいずれか1項記載の装 置。 47.医薬的に活性な物質をヒト又は動物の身体の全身的循環へ投与する方法であ って、 (a) 予め決められたサイズの皮膚の領域において皮膚から表皮を剥離し、 (b) その剥離した表皮を除いて、予め決められたサイズの表皮が除かれた皮膚 損傷部を作り、及び (c) その損傷部へ請求項1〜44のいずれか1項記載の装置を適用すること を含む方法。 48.医薬的に活性な物質をヒト又は動物の身体の全身的循環へ投与する方法であ って、 (a) 予め決められたサイズの皮膚の領域において皮膚から表皮を剥離し、 (b) その剥離した表皮を除いて、予め決められたサイズの表皮が除かれた皮膚 損傷部を作り、及び (c) 医薬的に活性な物質が負荷された、又は負荷するように順応した薄層構造 の柔軟なプラスター又はパッチをその損傷部に適用し、又はその物質を含む局所 的調剤物を適用すること、その物質は好ましくは1000ダルトンよりも大きい 分子量を有する を含む方法。
JP7528690A 1994-05-10 1995-05-08 表皮が除かれた皮膚を通しての投与のための経皮的装置 Ceased JPH09512807A (ja)

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