JPH0951949A - 投薬器 - Google Patents
投薬器Info
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- JPH0951949A JPH0951949A JP22726795A JP22726795A JPH0951949A JP H0951949 A JPH0951949 A JP H0951949A JP 22726795 A JP22726795 A JP 22726795A JP 22726795 A JP22726795 A JP 22726795A JP H0951949 A JPH0951949 A JP H0951949A
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- medicine
- drug
- passage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬品を微細化すると共に空気全体に分散させ
ることにより、投薬時の効率を向上する。 【解決手段】 ホッパ12の薬品収容穴13内に投入さ
れた複数回分の薬品をプッシャ14によって薬品充填穴
10内に押込んで充填し、この状態で切換筒体9を回転
させることにより、余分な薬品をすり切りつつ薬品充填
穴10内に充填された1回分の薬品を薬品通路6に配置
する。この際、薬品通路6の下流側に絞り通路16を設
けると共に、絞り通路16の下流側に4本の薬品分散通
路17,17,…を設ける構成としたから、絞り通路1
6によって薬品混合流を加速した状態で4本の薬品分散
通路17を通過させることにより、薬品充填穴10内の
薬品を斜め前方に向って均一に分散できる。
ることにより、投薬時の効率を向上する。 【解決手段】 ホッパ12の薬品収容穴13内に投入さ
れた複数回分の薬品をプッシャ14によって薬品充填穴
10内に押込んで充填し、この状態で切換筒体9を回転
させることにより、余分な薬品をすり切りつつ薬品充填
穴10内に充填された1回分の薬品を薬品通路6に配置
する。この際、薬品通路6の下流側に絞り通路16を設
けると共に、絞り通路16の下流側に4本の薬品分散通
路17,17,…を設ける構成としたから、絞り通路1
6によって薬品混合流を加速した状態で4本の薬品分散
通路17を通過させることにより、薬品充填穴10内の
薬品を斜め前方に向って均一に分散できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粉体状な
いし顆粒状の薬品(薬粉)を患者に投与するのに用いて
好適な投薬器に関する。
いし顆粒状の薬品(薬粉)を患者に投与するのに用いて
好適な投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、喘息患者等の肺に薬品を投与す
る方法には、薬液を注射する方法、液体エアゾール噴霧
器で吸引する方法、微細な粉体状ないし顆粒状(例え
ば、粒径5〜10μm)薬品を吸引する方法等がある。
また、これらの投薬方法のうち薬品を吸引する方法に
は、カプセル内に充填された薬品を当該カプセルを破断
することによって吸引する方法と、複数回分の薬品を収
容し、投薬毎に1回分の薬品を取り出して吸引する方法
とが用いられている。
る方法には、薬液を注射する方法、液体エアゾール噴霧
器で吸引する方法、微細な粉体状ないし顆粒状(例え
ば、粒径5〜10μm)薬品を吸引する方法等がある。
また、これらの投薬方法のうち薬品を吸引する方法に
は、カプセル内に充填された薬品を当該カプセルを破断
することによって吸引する方法と、複数回分の薬品を収
容し、投薬毎に1回分の薬品を取り出して吸引する方法
とが用いられている。
【0003】ここで、複数回分の薬品を収容し、投薬毎
に1回分の薬品を取り出して吸引する方法を用いた投薬
器としては、特表平3−504457号公報に示すもの
が知られている。この投薬器は、粉末物質を収納した物
質収納容器と、該物質収納容器の下側に配設され、複数
の投与穴を備えたディスク状の投与ユニットと、該投与
ユニットから粉末物質を吸上げる吸入チャンネルと、該
吸入チャンネルを介して投与ユニットの各投与穴内の物
質を吸入するマウスピース等とから構成され、該マウス
ピース内には吸入される粉末物質を微細な粒子に分解す
る狭いらせん形の偏向装置が設けられている。
に1回分の薬品を取り出して吸引する方法を用いた投薬
器としては、特表平3−504457号公報に示すもの
が知られている。この投薬器は、粉末物質を収納した物
質収納容器と、該物質収納容器の下側に配設され、複数
の投与穴を備えたディスク状の投与ユニットと、該投与
ユニットから粉末物質を吸上げる吸入チャンネルと、該
吸入チャンネルを介して投与ユニットの各投与穴内の物
質を吸入するマウスピース等とから構成され、該マウス
ピース内には吸入される粉末物質を微細な粒子に分解す
る狭いらせん形の偏向装置が設けられている。
【0004】そして、この投薬器を用いて投薬を行うと
きには、物質収納容器内に粉末物質として薬品を収納
し、この薬品を投与ユニットの各投与穴に落し込んだ後
にスクレーパですり切ることにより1回分の薬品を分配
する。この状態で患者はマウスピースをくわえ、該マウ
スピースから息を吸込むことにより、吸入チャンネルを
介して各投与穴に分配された薬品を吸入する。また、こ
の吸入時にはマウスピース内に設けられた偏向装置によ
って粉末物質を微細な粒子に分解するようになってい
る。
きには、物質収納容器内に粉末物質として薬品を収納
し、この薬品を投与ユニットの各投与穴に落し込んだ後
にスクレーパですり切ることにより1回分の薬品を分配
する。この状態で患者はマウスピースをくわえ、該マウ
スピースから息を吸込むことにより、吸入チャンネルを
介して各投与穴に分配された薬品を吸入する。また、こ
の吸入時にはマウスピース内に設けられた偏向装置によ
って粉末物質を微細な粒子に分解するようになってい
る。
【0005】さらに、上述した構成とほぼ同様の構成を
有する投薬器として特公平1−47190号公報に開示
されたものがあり、この投薬器では集塊粒子を崩壊する
ためにノズルに回転装置を設けている。
有する投薬器として特公平1−47190号公報に開示
されたものがあり、この投薬器では集塊粒子を崩壊する
ためにノズルに回転装置を設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
表平3−504457号公報、特公平1−47190号
公報に示す投薬器では、吸入する薬品を微細な粒子に分
解するために狭いらせん形の偏向装置、プロペラ状の回
転装置を設けるようにしているものの、これらはマウス
ピース(ノズル)に設けられ、薬品を供給する投与ユニ
ット等から離れた位置に設けられている。従って、薬品
を吸上げたときに、薬品が偏向装置、回転装置に達する
までに時間を要してしまい、塊となった薬品が偏向装
置、回転装置に達するまでに落下してしまうから、規定
量の薬品を患者に投与することができないという問題が
ある。
表平3−504457号公報、特公平1−47190号
公報に示す投薬器では、吸入する薬品を微細な粒子に分
解するために狭いらせん形の偏向装置、プロペラ状の回
転装置を設けるようにしているものの、これらはマウス
ピース(ノズル)に設けられ、薬品を供給する投与ユニ
ット等から離れた位置に設けられている。従って、薬品
を吸上げたときに、薬品が偏向装置、回転装置に達する
までに時間を要してしまい、塊となった薬品が偏向装
置、回転装置に達するまでに落下してしまうから、規定
量の薬品を患者に投与することができないという問題が
ある。
【0007】しかも、狭いらせん形の偏向装置では、該
偏向装置から放出された薬品が空気中の中央に集中して
しまう。また、プロペラ状の回転装置では該回転装置に
衝突せずに通過する薬品がある。これにより、これらの
投薬器では、薬品を確実に微細化できない上に、薬品を
吸入される空気全体に分散することができず、投薬時の
効率が低下してしまうという問題がある。
偏向装置から放出された薬品が空気中の中央に集中して
しまう。また、プロペラ状の回転装置では該回転装置に
衝突せずに通過する薬品がある。これにより、これらの
投薬器では、薬品を確実に微細化できない上に、薬品を
吸入される空気全体に分散することができず、投薬時の
効率が低下してしまうという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、薬品を微細化すると共に空気全体に分散
させることにより、投薬時の効率を向上できるようにし
た投薬器を提供することを目的としている。
されたもので、薬品を微細化すると共に空気全体に分散
させることにより、投薬時の効率を向上できるようにし
た投薬器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する投薬器は、投薬器本
体の薬品充填室に1回投与する分の薬品を供給し、該薬
品充填室に供給された1回分の薬品を空気流入側から流
入される空気と混合し、この空気と混合された1回分の
空気混合薬品を絞り通過させることによって流速を速
め、さらに薬品分散流として分散させた後に投薬口から
患者に投与するようにしてなる。
ために、請求項1の発明が採用する投薬器は、投薬器本
体の薬品充填室に1回投与する分の薬品を供給し、該薬
品充填室に供給された1回分の薬品を空気流入側から流
入される空気と混合し、この空気と混合された1回分の
空気混合薬品を絞り通過させることによって流速を速
め、さらに薬品分散流として分散させた後に投薬口から
患者に投与するようにしてなる。
【0010】請求項2の発明が採用する投薬器は、患者
に薬品を投与するための薬品充填室が形成された投薬器
本体と、1回分の薬品を該投薬器本体の薬品充填室に分
配する薬品分配手段と、該薬品分配手段によって薬品充
填室に分配された薬品に空気を流入するために該薬品充
填室の上流側に設けられた空気流入通路と、該空気流入
通路から前記薬品充填室を流れる空気によって混合され
た薬品混合流の流速を速めるために前記薬品充填室の下
流側に設けられた絞り通路と、該絞り通路の下流側に設
けられ、空気中に含まれる薬品を空気中に分散させる複
数本の薬品分散通路とから構成してなる。
に薬品を投与するための薬品充填室が形成された投薬器
本体と、1回分の薬品を該投薬器本体の薬品充填室に分
配する薬品分配手段と、該薬品分配手段によって薬品充
填室に分配された薬品に空気を流入するために該薬品充
填室の上流側に設けられた空気流入通路と、該空気流入
通路から前記薬品充填室を流れる空気によって混合され
た薬品混合流の流速を速めるために前記薬品充填室の下
流側に設けられた絞り通路と、該絞り通路の下流側に設
けられ、空気中に含まれる薬品を空気中に分散させる複
数本の薬品分散通路とから構成してなる。
【0011】請求項3の発明は、前記各薬品分散通路
は、前記絞り通路の下流側から放射状に分岐するように
形成したことにある。
は、前記絞り通路の下流側から放射状に分岐するように
形成したことにある。
【0012】請求項4の発明は、前記各薬品分散通路
は、前記絞り通路の下流側から放射状に分岐し、かつ周
方向にねじるように形成したことにある。
は、前記絞り通路の下流側から放射状に分岐し、かつ周
方向にねじるように形成したことにある。
【0013】請求項5の発明は、前記各薬品分散通路
は、テーパ状に拡開するように形成したことにある。
は、テーパ状に拡開するように形成したことにある。
【0014】請求項6の発明は、前記各薬品分散通路
は、前記絞り通路の下流側に切欠状の凹溝として形成し
たことにある。
は、前記絞り通路の下流側に切欠状の凹溝として形成し
たことにある。
【0015】請求項7の発明は、前記絞り通路は、前記
薬品充填室の下流側から前記投薬器本体の軸方向に形成
したことにある。
薬品充填室の下流側から前記投薬器本体の軸方向に形成
したことにある。
【0016】請求項8の発明は、前記絞り通路は、前記
薬品充填室の下流側から前記投薬器本体の径方向に形成
したことにある。
薬品充填室の下流側から前記投薬器本体の径方向に形成
したことにある。
【0017】請求項9の発明は、前記薬品分配手段は、
前記投薬器本体の薬品充填室に1回分の薬品を圧縮した
状態で押込む薬品押込手段と、該薬品押込手段によって
前記薬品充填室に充填された薬品を前記空気流入通路と
絞り通路との間に分配するように切換える切換手段とか
ら構成したことにある。
前記投薬器本体の薬品充填室に1回分の薬品を圧縮した
状態で押込む薬品押込手段と、該薬品押込手段によって
前記薬品充填室に充填された薬品を前記空気流入通路と
絞り通路との間に分配するように切換える切換手段とか
ら構成したことにある。
【0018】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、投薬器本体の
薬品充填室に1回投与する分の薬品を供給し、該薬品充
填室に供給された1回分の薬品を空気流入側から流入さ
れる空気と混合し、この空気と混合された1回分の空気
混合薬品を絞り通過させることによって流速を速め、さ
らに薬品分散流として分散させることにより、吸入され
る空気全体に薬品を分散することができ、この空気中に
分散された薬品を投薬口から患者に投与できる。
薬品充填室に1回投与する分の薬品を供給し、該薬品充
填室に供給された1回分の薬品を空気流入側から流入さ
れる空気と混合し、この空気と混合された1回分の空気
混合薬品を絞り通過させることによって流速を速め、さ
らに薬品分散流として分散させることにより、吸入され
る空気全体に薬品を分散することができ、この空気中に
分散された薬品を投薬口から患者に投与できる。
【0019】請求項2の発明の構成によれば、予め薬品
分配手段によって1回分の薬品を投薬器本体の薬品充填
室に分配し、この状態で空気流入通路から空気を流入さ
せると、この流入空気は薬品充填室に分配された薬品と
混合されて薬品混合流となり、この薬品混合流は、絞り
通路を通過するときに流速が速められて各薬品分散通路
に衝突するから、このときの衝撃で薬品が微細化され
る。また、この微細化された薬品は各薬品分散通路から
空気中に分散されるから、空気中に均一に分散した状態
で患者に投与される。
分配手段によって1回分の薬品を投薬器本体の薬品充填
室に分配し、この状態で空気流入通路から空気を流入さ
せると、この流入空気は薬品充填室に分配された薬品と
混合されて薬品混合流となり、この薬品混合流は、絞り
通路を通過するときに流速が速められて各薬品分散通路
に衝突するから、このときの衝撃で薬品が微細化され
る。また、この微細化された薬品は各薬品分散通路から
空気中に分散されるから、空気中に均一に分散した状態
で患者に投与される。
【0020】請求項3の発明の構成によれば、絞り通路
による薬品混合流の流速を保った状態で各薬品分散通路
から薬品を分散させることができ、患者に向けて方向性
をもった状態で薬品を投与できる。
による薬品混合流の流速を保った状態で各薬品分散通路
から薬品を分散させることができ、患者に向けて方向性
をもった状態で薬品を投与できる。
【0021】請求項4の発明の構成によれば、複数の薬
品分散通路から薬品が旋回するように放出されるから、
この旋回によって薬品の分散性が高まる。
品分散通路から薬品が旋回するように放出されるから、
この旋回によって薬品の分散性が高まる。
【0022】請求項5の発明の構成によれば、テーパ状
に拡開した複数の薬品分散通路から各々薬品が分散され
て放出されるから、薬品の分散性が高まる。
に拡開した複数の薬品分散通路から各々薬品が分散され
て放出されるから、薬品の分散性が高まる。
【0023】請求項6の発明の構成によれば、切欠状の
凹溝は流路面積を大きくすることができるから、絞り通
路から通路面積を急激に拡大することにより、凹溝内で
薬品を分散することができる。
凹溝は流路面積を大きくすることができるから、絞り通
路から通路面積を急激に拡大することにより、凹溝内で
薬品を分散することができる。
【0024】請求項7の発明の構成によれば、薬品混合
流の流速を低下させることなく、絞り通路によって流速
をさらに速めることができ、各薬品分散通路による薬品
の分散性を高めることができる。
流の流速を低下させることなく、絞り通路によって流速
をさらに速めることができ、各薬品分散通路による薬品
の分散性を高めることができる。
【0025】請求項8の発明の構成によれば、絞り通路
で流速が速くなった薬品を投薬器本体の内壁面等に衝突
させることにより、この衝突時の衝撃で薬品を微細化す
ることができる。
で流速が速くなった薬品を投薬器本体の内壁面等に衝突
させることにより、この衝突時の衝撃で薬品を微細化す
ることができる。
【0026】請求項9の発明の構成によれば、薬品押込
手段によって投薬器本体の薬品充填室に1回投与する分
の薬品を圧縮した状態で充填することにより、薬品充填
室に薬品を押し固めた状態で充填でき、薬品の密度をほ
ぼ一定にできる上に、投薬器の傾きに関係なく薬品を薬
品充填室に充填できる。そして、薬品充填室内に充填さ
れた薬品を切換手段によって空気流入通路と絞り通路と
の間に分配するように切換えることにより、この薬品を
患者に投与できる。
手段によって投薬器本体の薬品充填室に1回投与する分
の薬品を圧縮した状態で充填することにより、薬品充填
室に薬品を押し固めた状態で充填でき、薬品の密度をほ
ぼ一定にできる上に、投薬器の傾きに関係なく薬品を薬
品充填室に充填できる。そして、薬品充填室内に充填さ
れた薬品を切換手段によって空気流入通路と絞り通路と
の間に分配するように切換えることにより、この薬品を
患者に投与できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例による投薬
器として吸入式投薬器を図1ないし図11に基づいて説
明する。
器として吸入式投薬器を図1ないし図11に基づいて説
明する。
【0028】まず、図1ないし図6に本発明の第1の実
施例を示す。
施例を示す。
【0029】図において、1は吸入式投薬器の基部をな
す投薬器本体を示し、該投薬器本体1は、後述するボデ
ィ3および吸入口4からなる吸引ピース2と、該ボディ
3内に設けられた通路部材5とから構成されている。
す投薬器本体を示し、該投薬器本体1は、後述するボデ
ィ3および吸入口4からなる吸引ピース2と、該ボディ
3内に設けられた通路部材5とから構成されている。
【0030】3は吸引ピース2を構成すべく通路部材5
が挿着される略筒状に形成されたボディで、該ボディ3
には投薬口をなす吸入口4が着,脱可能に螺着され、該
ボディ3の外周側には後述のホッパ12が径方向外側に
突設されている。また、ボディ3には、図2に示す如
く、ホッパ12から90度ずらした位置に挿嵌穴3Aが
形成され、該挿嵌穴3Aはボディ3の周壁に開口し、後
述する切換筒体9を回転可能に支持するものである。
が挿着される略筒状に形成されたボディで、該ボディ3
には投薬口をなす吸入口4が着,脱可能に螺着され、該
ボディ3の外周側には後述のホッパ12が径方向外側に
突設されている。また、ボディ3には、図2に示す如
く、ホッパ12から90度ずらした位置に挿嵌穴3Aが
形成され、該挿嵌穴3Aはボディ3の周壁に開口し、後
述する切換筒体9を回転可能に支持するものである。
【0031】5はボディ3内に挿着された通路部材を示
し、該通路部材5は略円柱状に形成され、一端側外周に
はボディ3に当接することにより当該通路部材5をボデ
ィ3内に位置決めする環状のストッパ部5Aが形成され
ている。また、通路部材5の他側外周面は他側に向けて
漸次縮径する流出側テーパ面部5Bとなっている。
し、該通路部材5は略円柱状に形成され、一端側外周に
はボディ3に当接することにより当該通路部材5をボデ
ィ3内に位置決めする環状のストッパ部5Aが形成され
ている。また、通路部材5の他側外周面は他側に向けて
漸次縮径する流出側テーパ面部5Bとなっている。
【0032】6は通路部材5の中央部に位置して投薬器
本体1の軸方向に形成された薬品通路を示し、該薬品通
路6の上流側には後述する空気流入通路15,15,…
が設けられ、下流側には絞り通路16と薬品分散通路1
7,17,…が設けられている。
本体1の軸方向に形成された薬品通路を示し、該薬品通
路6の上流側には後述する空気流入通路15,15,…
が設けられ、下流側には絞り通路16と薬品分散通路1
7,17,…が設けられている。
【0033】7はボディ3の挿嵌穴3Aと同軸となるよ
うに通路部材5の径方向に形成された環状凹溝で、該環
状凹溝7は薬品通路6を貫く位置まで形成されている。
そして、環状凹溝7には後述する切換筒体9の筒部9B
が回転可能に嵌合されるようになっている。
うに通路部材5の径方向に形成された環状凹溝で、該環
状凹溝7は薬品通路6を貫く位置まで形成されている。
そして、環状凹溝7には後述する切換筒体9の筒部9B
が回転可能に嵌合されるようになっている。
【0034】8は環状凹溝7に直交するように通路部材
5に形成された薬品収容穴で、該薬品収容穴8は薬品通
路6の軸線上に位置して該薬品通路6と同一穴径で形成
されている。そして、薬品収容穴8は、後述する薬品収
容穴12Aと共に薬品収容室13を構成するものであ
る。
5に形成された薬品収容穴で、該薬品収容穴8は薬品通
路6の軸線上に位置して該薬品通路6と同一穴径で形成
されている。そして、薬品収容穴8は、後述する薬品収
容穴12Aと共に薬品収容室13を構成するものであ
る。
【0035】次に、9はボディ3、通路部材5に亘って
設けられた切換手段をなす切換筒体を示し、該切換筒体
9は、ボディ3の挿嵌穴3A内に挿嵌された中実部9A
と、該中実部9Aの外周側から伸長し環状凹溝7内に粉
体密に嵌合された筒部9Bとから大略構成され、前記中
実部9Aの突出端側は当該切換筒体9を回転操作するた
めのダイヤル部9Cとなっている。そして、切換筒体9
は、ダイヤル部9Cを90度回転させることにより後述
する各薬品充填穴10を薬品通路6または薬品収容穴8
に連通させるように切替えるものである。
設けられた切換手段をなす切換筒体を示し、該切換筒体
9は、ボディ3の挿嵌穴3A内に挿嵌された中実部9A
と、該中実部9Aの外周側から伸長し環状凹溝7内に粉
体密に嵌合された筒部9Bとから大略構成され、前記中
実部9Aの突出端側は当該切換筒体9を回転操作するた
めのダイヤル部9Cとなっている。そして、切換筒体9
は、ダイヤル部9Cを90度回転させることにより後述
する各薬品充填穴10を薬品通路6または薬品収容穴8
に連通させるように切替えるものである。
【0036】10,10は切換筒体9の筒部9Bに径方
向に貫通するように形成された薬品充填室をなす薬品充
填穴を示し、該各薬品充填穴10は、薬品通路6と薬品
収容穴8とに選択的に連通するもので、該薬品通路6、
薬品収容穴8と同一穴径に形成されている。また、各薬
品充填穴10は、その内容積が1回の投薬に必要な薬品
が圧縮状態で充填されるように設定されている。
向に貫通するように形成された薬品充填室をなす薬品充
填穴を示し、該各薬品充填穴10は、薬品通路6と薬品
収容穴8とに選択的に連通するもので、該薬品通路6、
薬品収容穴8と同一穴径に形成されている。また、各薬
品充填穴10は、その内容積が1回の投薬に必要な薬品
が圧縮状態で充填されるように設定されている。
【0037】11はボディ3から径方向に突出するよう
に設けられた薬品分配手段をなす薬品押込機構を示し、
該薬品押込機構11は、後述するホッパ12、プッシャ
14等から構成されている。
に設けられた薬品分配手段をなす薬品押込機構を示し、
該薬品押込機構11は、後述するホッパ12、プッシャ
14等から構成されている。
【0038】12は基端側がボディ3に一体的に固着さ
れ、先端側が径方向外向きに突出した円筒状のホッパを
示し、該ホッパ12の内周基端側は、薬品収容穴8と同
一穴径の薬品収容穴12Aとなり、先端側までの大部分
はプッシャ14の雄ねじ14Aと螺合する雌ねじ12B
となっている。そして、前記薬品収容穴8,12Aによ
って薬品収容室13を構成し、該薬品収容室13は複数
回分の薬品を収容するものである。
れ、先端側が径方向外向きに突出した円筒状のホッパを
示し、該ホッパ12の内周基端側は、薬品収容穴8と同
一穴径の薬品収容穴12Aとなり、先端側までの大部分
はプッシャ14の雄ねじ14Aと螺合する雌ねじ12B
となっている。そして、前記薬品収容穴8,12Aによ
って薬品収容室13を構成し、該薬品収容室13は複数
回分の薬品を収容するものである。
【0039】14はホッパ12に取付けられたプッシャ
を示し、該プッシャ14は略円柱状に形成され、その外
周側にはホッパ12の雌ねじ12Bに螺合する雄ねじ1
4Aが形成されている。また、プッシャ14の先端側は
薬品収容室13内に収容された薬品を押圧する押圧部1
4Bとなっている。そして、プッシャ14は、ダイヤル
部14Cを回転させることにより、押圧部14Bで薬品
収容室13内の薬品を押圧するようになっている。
を示し、該プッシャ14は略円柱状に形成され、その外
周側にはホッパ12の雌ねじ12Bに螺合する雄ねじ1
4Aが形成されている。また、プッシャ14の先端側は
薬品収容室13内に収容された薬品を押圧する押圧部1
4Bとなっている。そして、プッシャ14は、ダイヤル
部14Cを回転させることにより、押圧部14Bで薬品
収容室13内の薬品を押圧するようになっている。
【0040】このように構成された薬品押込機構11
は、ホッパ12の薬品収容室13内に予め圧縮充填され
た薬品を、プッシャ14のダイヤル部14Cを介して適
宜ねじ込むことにより、押圧部14Bで薬品収容室13
内の薬品を薬品充填穴10に向け押圧して圧縮し、薬品
全体をほぼ一定の密度にした状態で薬品充填穴10内に
押込み、1回分の薬品を充填するものである。
は、ホッパ12の薬品収容室13内に予め圧縮充填され
た薬品を、プッシャ14のダイヤル部14Cを介して適
宜ねじ込むことにより、押圧部14Bで薬品収容室13
内の薬品を薬品充填穴10に向け押圧して圧縮し、薬品
全体をほぼ一定の密度にした状態で薬品充填穴10内に
押込み、1回分の薬品を充填するものである。
【0041】15,15,…は薬品通路6と連通すべく
切換筒体9よりも上流側に設けられた4本の空気流入通
路(3本のみ図示)を示し、該空気流入通路15,1
5,…は通路部材5の軸方向に伸長し、周方向に等間隔
で配設された流入穴15A,15A,…と、該流入穴1
5A,15A,…に連通すると共に通路部材5の径方向
に伸長して薬品通路6の内周面に開口した乱流噴出穴1
5B,15B,…とから形成されている。そして、各空
気流入通路15は薬品を吸引すべく息を吸込んだとき
に、各流入穴15Aを介して吸込まれる空気を各乱流噴
出穴15Bから薬品通路6内に径方向に噴出させことに
より、該薬品通路6内で空気を乱流状態で流通させて薬
品充填穴10内に充填された薬品を空気中に混合し、薬
品混合流を形成するものである。
切換筒体9よりも上流側に設けられた4本の空気流入通
路(3本のみ図示)を示し、該空気流入通路15,1
5,…は通路部材5の軸方向に伸長し、周方向に等間隔
で配設された流入穴15A,15A,…と、該流入穴1
5A,15A,…に連通すると共に通路部材5の径方向
に伸長して薬品通路6の内周面に開口した乱流噴出穴1
5B,15B,…とから形成されている。そして、各空
気流入通路15は薬品を吸引すべく息を吸込んだとき
に、各流入穴15Aを介して吸込まれる空気を各乱流噴
出穴15Bから薬品通路6内に径方向に噴出させことに
より、該薬品通路6内で空気を乱流状態で流通させて薬
品充填穴10内に充填された薬品を空気中に混合し、薬
品混合流を形成するものである。
【0042】16は薬品通路6と連通すべく切換筒体9
の下流側に設けられた絞り通路で、該絞り通路16は薬
品通路6と同軸に設けられ、下流側に向けて漸次縮径し
て形成されている。そして、絞り通路16は薬品通路6
内を流通する薬品混合流を各薬品分散通路17に向けて
加速させることにより、該各薬品分散通路17による分
散性を高めるものである。
の下流側に設けられた絞り通路で、該絞り通路16は薬
品通路6と同軸に設けられ、下流側に向けて漸次縮径し
て形成されている。そして、絞り通路16は薬品通路6
内を流通する薬品混合流を各薬品分散通路17に向けて
加速させることにより、該各薬品分散通路17による分
散性を高めるものである。
【0043】また、17,17,…は絞り通路16の下
流側に斜め方向に分岐して設けられた4本の薬品分散通
路を示し、該各薬品分散通路17は、図3にも示すよう
に基端側が絞り通路16に連通し、先端側が放射状に伸
長して流出側テーパ面部5Bに開口している。そして、
これら4本の薬品分散通路17は、薬品混合流が絞り通
路16によって加速された状態で供給されると、流速を
保った状態で薬品混合流を放射状に噴出することによ
り、薬品を空気中に均一に分散させるようになってい
る。しかも、各薬品分散通路17は4本に分岐し、絞り
通路16を通過した薬品混合流が加速された状態で斜め
方向に分散するから、薬品の微細化を促進することがで
きる。
流側に斜め方向に分岐して設けられた4本の薬品分散通
路を示し、該各薬品分散通路17は、図3にも示すよう
に基端側が絞り通路16に連通し、先端側が放射状に伸
長して流出側テーパ面部5Bに開口している。そして、
これら4本の薬品分散通路17は、薬品混合流が絞り通
路16によって加速された状態で供給されると、流速を
保った状態で薬品混合流を放射状に噴出することによ
り、薬品を空気中に均一に分散させるようになってい
る。しかも、各薬品分散通路17は4本に分岐し、絞り
通路16を通過した薬品混合流が加速された状態で斜め
方向に分散するから、薬品の微細化を促進することがで
きる。
【0044】本実施例による吸入式投薬器は上述の如き
構成を有するもので、次に、患者が薬品を吸入するまで
の準備動作および吸入時の空気と薬品の流れについて説
明する。
構成を有するもので、次に、患者が薬品を吸入するまで
の準備動作および吸入時の空気と薬品の流れについて説
明する。
【0045】まず、ダイヤル部9Cを介して切換筒体9
を回転させ、各薬品充填穴10のうちいずれか一方の薬
品充填穴10を薬品収容室13に連通させる(薬品充填
位置)。この状態でプッシャ14を所定の角度だけ回転
させることにより、図4に示すように、薬品充填穴10
内に薬品を押込み1回分の薬品を充填する。
を回転させ、各薬品充填穴10のうちいずれか一方の薬
品充填穴10を薬品収容室13に連通させる(薬品充填
位置)。この状態でプッシャ14を所定の角度だけ回転
させることにより、図4に示すように、薬品充填穴10
内に薬品を押込み1回分の薬品を充填する。
【0046】そして、薬品充填穴10内に1回分の薬品
を充填したら、切換筒体9を右側に90度回転させ、図
5に示すように、1回分の薬品が充填された薬品充填穴
10を薬品通路6に配置する(投薬位置)。ここで、切
換筒体9の筒部9Bは環状凹溝7内に粉体密に嵌合され
ているから、薬品充填穴10を薬品充填位置から投薬位
置に切換えるときに該薬品充填穴10からはみ出た薬品
が環状凹溝7内面ですり切られ、これにより、該薬品充
填穴10内に充填された薬品を薬品通路6側に正確に1
回分だけ分配できるようになっている。
を充填したら、切換筒体9を右側に90度回転させ、図
5に示すように、1回分の薬品が充填された薬品充填穴
10を薬品通路6に配置する(投薬位置)。ここで、切
換筒体9の筒部9Bは環状凹溝7内に粉体密に嵌合され
ているから、薬品充填穴10を薬品充填位置から投薬位
置に切換えるときに該薬品充填穴10からはみ出た薬品
が環状凹溝7内面ですり切られ、これにより、該薬品充
填穴10内に充填された薬品を薬品通路6側に正確に1
回分だけ分配できるようになっている。
【0047】次に、患者が薬品を吸込むときの吸入式投
薬器内の空気と薬品の流れについて図6を参照しつつ述
べる。
薬器内の空気と薬品の流れについて図6を参照しつつ述
べる。
【0048】まず、患者が吸入口4の他端側をくわえ、
この状態で息を吸込むと、各空気流入通路15を介して
薬品通路6内に空気が流入する。このときに、各空気流
入通路15から流入する空気は流入穴15Aから乱流噴
出穴15Bを介して薬品通路6内に径方向から流入する
から、該薬品通路6内で乱流状態となる。これにより、
薬品充填穴10内に充填された薬品は、薬品通路6内を
流通する空気によって粉砕されて薬品通路6内を薬品混
合流となって下流側へと流通する。
この状態で息を吸込むと、各空気流入通路15を介して
薬品通路6内に空気が流入する。このときに、各空気流
入通路15から流入する空気は流入穴15Aから乱流噴
出穴15Bを介して薬品通路6内に径方向から流入する
から、該薬品通路6内で乱流状態となる。これにより、
薬品充填穴10内に充填された薬品は、薬品通路6内を
流通する空気によって粉砕されて薬品通路6内を薬品混
合流となって下流側へと流通する。
【0049】次に、薬品通路6を下流側へと流通する薬
品混合流は、絞り通路16によって加速されつつ、4本
の薬品分散通路17から吸入口4内に向けて斜め前方に
放出される。このときには、薬品混合流が絞り通路16
によって加速された状態で4本の薬品分散通路17で分
散されるから、薬品混合流に含まれる薬品を良好に微細
化することができる。しかも、各薬品分散通路17を放
射状に分岐して形成することにより、絞り通路16によ
って加速された薬品混合流を流速を保った状態で放出す
ることができるから、薬品を空気全体に亘って均一に分
散させることができる。
品混合流は、絞り通路16によって加速されつつ、4本
の薬品分散通路17から吸入口4内に向けて斜め前方に
放出される。このときには、薬品混合流が絞り通路16
によって加速された状態で4本の薬品分散通路17で分
散されるから、薬品混合流に含まれる薬品を良好に微細
化することができる。しかも、各薬品分散通路17を放
射状に分岐して形成することにより、絞り通路16によ
って加速された薬品混合流を流速を保った状態で放出す
ることができるから、薬品を空気全体に亘って均一に分
散させることができる。
【0050】これにより、吸入口4内に放出された空気
中の薬品は、各薬品分散通路17からの分散放出によっ
て空気全体に均一に混入されるから、空気中の薬品を吸
入口4から患者の口内、気管を介して肺内に確実に到達
させることができる。
中の薬品は、各薬品分散通路17からの分散放出によっ
て空気全体に均一に混入されるから、空気中の薬品を吸
入口4から患者の口内、気管を介して肺内に確実に到達
させることができる。
【0051】かくして、本実施例では、薬品通路6の下
流側に絞り通路16を設けると共に、該絞り通路16の
下流側に4本の薬品分散通路17,17,…を設けるこ
とにより、該絞り通路16によって薬品混合流を加速し
た状態で各薬品分散通路17から放出できるから、薬品
を空気中に広範囲に亘って均一に分散させることができ
る。
流側に絞り通路16を設けると共に、該絞り通路16の
下流側に4本の薬品分散通路17,17,…を設けるこ
とにより、該絞り通路16によって薬品混合流を加速し
た状態で各薬品分散通路17から放出できるから、薬品
を空気中に広範囲に亘って均一に分散させることができ
る。
【0052】この結果、微細化された薬品を空気中に均
一に混入させた状態で患者に供給することができるか
ら、患者の口内、気管を介して肺内に確実に到達させる
ことができ、当該吸入式投薬器による投薬効率を向上す
ることができる。
一に混入させた状態で患者に供給することができるか
ら、患者の口内、気管を介して肺内に確実に到達させる
ことができ、当該吸入式投薬器による投薬効率を向上す
ることができる。
【0053】また、各薬品分散通路17を放射状に形成
しているから、絞り通路16で加速された薬品混合流を
流速を保ったまま吸入口4内に向けて斜め前方に放出す
ることができ、患者の口内に向けて方向性をもった状態
で薬品を積極的に供給することができる。
しているから、絞り通路16で加速された薬品混合流を
流速を保ったまま吸入口4内に向けて斜め前方に放出す
ることができ、患者の口内に向けて方向性をもった状態
で薬品を積極的に供給することができる。
【0054】さらに、薬品通路6の上流側に4本の空気
流入通路15を設けることにより、該各空気流入通路1
5によって薬品通路6内を流通する空気を乱流状態と
し、この乱流状態の空気によって薬品充填穴10に充填
された薬品を混合し、薬品混合流とすることができるか
ら、薬品充填穴10内に押し固められた薬品を確実に粉
砕して患者に投与することができる。
流入通路15を設けることにより、該各空気流入通路1
5によって薬品通路6内を流通する空気を乱流状態と
し、この乱流状態の空気によって薬品充填穴10に充填
された薬品を混合し、薬品混合流とすることができるか
ら、薬品充填穴10内に押し固められた薬品を確実に粉
砕して患者に投与することができる。
【0055】一方、本実施例では、ホッパ12の薬品収
容室13内の薬品をプッシャ14でほぼ一定の密度まで
圧縮した状態で薬品充填穴10内に押込むようにしたか
ら、1回分の薬品を分配するときに薬品押込機構11が
下側に位置した状態でも、薬品充填穴10に薬品を充填
することができ、取扱い時の方向性に関する制限をなく
して、取扱い性を大幅に向上することができる。
容室13内の薬品をプッシャ14でほぼ一定の密度まで
圧縮した状態で薬品充填穴10内に押込むようにしたか
ら、1回分の薬品を分配するときに薬品押込機構11が
下側に位置した状態でも、薬品充填穴10に薬品を充填
することができ、取扱い時の方向性に関する制限をなく
して、取扱い性を大幅に向上することができる。
【0056】また、薬品を圧縮した状態で薬品充填穴1
0内に充填することにより、該薬品充填穴10を投薬位
置に配置しても、薬品充填穴10内に押し固めて薬品を
保持することができるから、吸入口4を下に向けた状態
での投薬が可能となる。従って、投薬時に患者の身体を
起こすことなく寝たままの状態で容易に投薬することが
できる。
0内に充填することにより、該薬品充填穴10を投薬位
置に配置しても、薬品充填穴10内に押し固めて薬品を
保持することができるから、吸入口4を下に向けた状態
での投薬が可能となる。従って、投薬時に患者の身体を
起こすことなく寝たままの状態で容易に投薬することが
できる。
【0057】また、薬品押込機構11によって薬品を圧
縮し、薬品全体を所定の密度にした状態で薬品充填穴1
0内に充填するようにしているから、密度差によって1
回分の薬品量に差が生じるのを防止でき、患者に規定量
の薬品を投与して、薬品の効能を高めることができる。
縮し、薬品全体を所定の密度にした状態で薬品充填穴1
0内に充填するようにしているから、密度差によって1
回分の薬品量に差が生じるのを防止でき、患者に規定量
の薬品を投与して、薬品の効能を高めることができる。
【0058】さらに、薬品充填穴10を薬品充填位置か
ら投薬位置に切換えるときに、該薬品充填穴10からは
み出た薬品を環状凹溝7内面ですり切ることができるか
ら、該薬品充填穴10内に充填された薬品を薬品通路6
側に正確に1回分だけ分配することができ、投薬効率を
向上することができる。
ら投薬位置に切換えるときに、該薬品充填穴10からは
み出た薬品を環状凹溝7内面ですり切ることができるか
ら、該薬品充填穴10内に充填された薬品を薬品通路6
側に正確に1回分だけ分配することができ、投薬効率を
向上することができる。
【0059】次に、図7および図8に本発明の第2の実
施例を示すに、本実施例の特徴は、各薬品分散通路を放
射状に分岐し、かつ周方向にねじるように形成したこと
にある。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
施例を示すに、本実施例の特徴は、各薬品分散通路を放
射状に分岐し、かつ周方向にねじるように形成したこと
にある。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0060】図中、21は前記第1の実施例による通路
部材5に代えて設けられた本実施例による通路部材を示
し、該通路部材21は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材21
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部21Aが
形成されている。また、通路部材21の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部21Bとなっ
ている。
部材5に代えて設けられた本実施例による通路部材を示
し、該通路部材21は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材21
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部21Aが
形成されている。また、通路部材21の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部21Bとなっ
ている。
【0061】22は通路部材21の中央部に位置して軸
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路22の上流側
には後述する空気流入通路23,23,…が設けられ、
下流側には絞り通路24と薬品分散通路25,25,…
が設けられている。
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路22の上流側
には後述する空気流入通路23,23,…が設けられ、
下流側には絞り通路24と薬品分散通路25,25,…
が設けられている。
【0062】23,23,…は薬品通路22の上流側に
分岐して設けられた4本の空気流入通路を示し、該空気
流入通路23,23,…は、前記第1の実施例による空
気流入通路15,15,…と同様に、通路部材21の軸
方向に伸長し、周方向に等間隔で配設された流入穴23
A,23A,…と、該流入穴23A,23A,…に連通
すると共に通路部材21の径方向に伸長して薬品通路2
2の内周面に開口した乱流噴出穴23B,23B,…と
から形成されている。
分岐して設けられた4本の空気流入通路を示し、該空気
流入通路23,23,…は、前記第1の実施例による空
気流入通路15,15,…と同様に、通路部材21の軸
方向に伸長し、周方向に等間隔で配設された流入穴23
A,23A,…と、該流入穴23A,23A,…に連通
すると共に通路部材21の径方向に伸長して薬品通路2
2の内周面に開口した乱流噴出穴23B,23B,…と
から形成されている。
【0063】24は薬品通路22の下流側に同軸に設け
られた絞り通路で、該絞り通路24は、前記第1の実施
例による絞り通路16と同様に、薬品通路22を下流側
に向け漸次縮径して形成されている。
られた絞り通路で、該絞り通路24は、前記第1の実施
例による絞り通路16と同様に、薬品通路22を下流側
に向け漸次縮径して形成されている。
【0064】25,25,…は絞り通路24の下流側を
分岐して設けられた本実施例による4本の薬品分散通路
を示し、該各薬品分散通路25は、基端側が絞り通路2
4に連通し、先端側が放射状に伸長すると共に、図8に
示す如く、周方向に円弧状に傾斜して流出側テーパ面部
21Bに開口している。これにより、これら4本の薬品
分散通路25は、薬品混合流が絞り通路24によって加
速された状態で供給されると、この薬品混合流を該各薬
品分散通路25に沿って旋回させて放出することによ
り、このときの旋回流で薬品をより広範囲に分散させる
ことができる。
分岐して設けられた本実施例による4本の薬品分散通路
を示し、該各薬品分散通路25は、基端側が絞り通路2
4に連通し、先端側が放射状に伸長すると共に、図8に
示す如く、周方向に円弧状に傾斜して流出側テーパ面部
21Bに開口している。これにより、これら4本の薬品
分散通路25は、薬品混合流が絞り通路24によって加
速された状態で供給されると、この薬品混合流を該各薬
品分散通路25に沿って旋回させて放出することによ
り、このときの旋回流で薬品をより広範囲に分散させる
ことができる。
【0065】かくして、このように構成された本実施例
においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができるものの、特に、本実施例では、4
本の薬品分散通路25を放射状に伸長させると共に周方
向に円弧状に傾斜させる構成としたから、該各薬品分散
通路25から薬品を旋回させて広範囲に分散させた状態
で放出することができ、投薬効率を向上することができ
る。
においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができるものの、特に、本実施例では、4
本の薬品分散通路25を放射状に伸長させると共に周方
向に円弧状に傾斜させる構成としたから、該各薬品分散
通路25から薬品を旋回させて広範囲に分散させた状態
で放出することができ、投薬効率を向上することができ
る。
【0066】次に、図9に本発明の第3の実施例を示す
に、本実施例の特徴は、各薬品分散通路をテーパ状に拡
開するように形成したことにある。なお、本実施例で
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
に、本実施例の特徴は、各薬品分散通路をテーパ状に拡
開するように形成したことにある。なお、本実施例で
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
【0067】図中、31は本実施例による通路部材を示
し、該通路部材31は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材31
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部31Aが
形成されている。また、通路部材31の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部31Bとなっ
ている。
し、該通路部材31は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材31
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部31Aが
形成されている。また、通路部材31の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部31Bとなっ
ている。
【0068】32は通路部材31の中央部に位置して軸
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路32の上流側
には後述する空気流入通路33,33,…が設けられ、
下流側には絞り通路34と薬品分散通路35,35,…
が設けられている。
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路32の上流側
には後述する空気流入通路33,33,…が設けられ、
下流側には絞り通路34と薬品分散通路35,35,…
が設けられている。
【0069】33,33,…は薬品通路32の上流側に
設けられた4本の空気流入通路を示し、該空気流入通路
33,33,…は、通路部材31の軸方向に伸長し、周
方向に等間隔で配設された流入穴33A,33A,…
と、該流入穴33A,33A,…に連通すると共に通路
部材31の径方向に伸長して薬品通路32の内周面に開
口した乱流噴出穴33B,33B,…とから形成されて
いる。
設けられた4本の空気流入通路を示し、該空気流入通路
33,33,…は、通路部材31の軸方向に伸長し、周
方向に等間隔で配設された流入穴33A,33A,…
と、該流入穴33A,33A,…に連通すると共に通路
部材31の径方向に伸長して薬品通路32の内周面に開
口した乱流噴出穴33B,33B,…とから形成されて
いる。
【0070】34は薬品通路32の下流側に設けられた
絞り通路で、該絞り通路34は薬品通路32を漸次縮径
して形成されている。
絞り通路で、該絞り通路34は薬品通路32を漸次縮径
して形成されている。
【0071】35,35,…は絞り通路34の下流側を
分岐して設けられた本実施例による4本の薬品分散通路
を示し、該各薬品分散通路35は、前記第1の実施例で
述べた薬品分散通路17,17,…とほぼ同様に、基端
側が絞り通路34に連通し、先端側が放射状に伸長して
流出側テーパ面部31Bに開口しているものの、本実施
例による各薬品分散通路35は先端側に向けて漸次拡開
するテーパ状に形成されている。これにより、これら4
本の薬品分散通路35は、薬品混合流を該各薬品分散通
路35のテーパ状の内面に沿って噴出することにより、
薬品を拡散して広範囲に分散させることができる。
分岐して設けられた本実施例による4本の薬品分散通路
を示し、該各薬品分散通路35は、前記第1の実施例で
述べた薬品分散通路17,17,…とほぼ同様に、基端
側が絞り通路34に連通し、先端側が放射状に伸長して
流出側テーパ面部31Bに開口しているものの、本実施
例による各薬品分散通路35は先端側に向けて漸次拡開
するテーパ状に形成されている。これにより、これら4
本の薬品分散通路35は、薬品混合流を該各薬品分散通
路35のテーパ状の内面に沿って噴出することにより、
薬品を拡散して広範囲に分散させることができる。
【0072】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、各薬品分散
通路35をテーパ状に拡開させているから、該各薬品分
散通路35から薬品を広範囲に放出し、分散性をより高
めることができる。
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、各薬品分散
通路35をテーパ状に拡開させているから、該各薬品分
散通路35から薬品を広範囲に放出し、分散性をより高
めることができる。
【0073】次に、図10および図11に本発明の第4
の実施例を示すに、本実施例の特徴は、絞り通路を投薬
器本体の径方向に設けると共に、各薬品分散通路を切欠
いた凹溝として形成したことにある。なお、本実施例で
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
の実施例を示すに、本実施例の特徴は、絞り通路を投薬
器本体の径方向に設けると共に、各薬品分散通路を切欠
いた凹溝として形成したことにある。なお、本実施例で
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
【0074】図中、41は本実施例による通路部材を示
し、該通路部材41は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材41
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部41Aが
形成されている。また、通路部材41の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部41Bとなっ
ている。
し、該通路部材41は略円柱状に形成され、一端側外周
にはボディ3に当接することによって当該通路部材41
をボディ3内に位置決めする環状のストッパ部41Aが
形成されている。また、通路部材41の他側外周面は他
側に向けて漸次縮径する流出側テーパ面部41Bとなっ
ている。
【0075】42は通路部材41の中央部に位置して軸
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路42の上流側
には後述する空気流入通路43,43が設けられ、下流
側には絞り通路44,44を介して薬品分散通路45,
45が設けられている。
方向に形成された薬品通路で、該薬品通路42の上流側
には後述する空気流入通路43,43が設けられ、下流
側には絞り通路44,44を介して薬品分散通路45,
45が設けられている。
【0076】43,43は薬品通路42の上流側に設け
られた2本の空気流入通路を示し、該空気流入通路4
3,43は、通路部材41の軸方向に伸長し、対称位置
に配設された流入穴43A,43Aと、該流入穴43
A,43Aに連通すると共に通路部材41の径方向に伸
長して薬品通路42の内周面に開口した乱流噴出穴43
B,43Bとから形成されている。
られた2本の空気流入通路を示し、該空気流入通路4
3,43は、通路部材41の軸方向に伸長し、対称位置
に配設された流入穴43A,43Aと、該流入穴43
A,43Aに連通すると共に通路部材41の径方向に伸
長して薬品通路42の内周面に開口した乱流噴出穴43
B,43Bとから形成されている。
【0077】44,44は薬品通路42の下流側に設け
られた2本の絞り通路で、該絞り通路44,44は薬品
通路42の下流端から径方向に伸長した小径丸穴として
形成され、その下流端は流出側テーパ面部41Bに開口
している。そして、各絞り通路44は、薬品通路42の
流路面積を絞ることにより薬品混合流の流速を速めると
共に、薬品をボディ3の内周面に衝突させて微細化する
ものである。
られた2本の絞り通路で、該絞り通路44,44は薬品
通路42の下流端から径方向に伸長した小径丸穴として
形成され、その下流端は流出側テーパ面部41Bに開口
している。そして、各絞り通路44は、薬品通路42の
流路面積を絞ることにより薬品混合流の流速を速めると
共に、薬品をボディ3の内周面に衝突させて微細化する
ものである。
【0078】45,45は絞り通路44,44の下流側
に設けられた本実施例による2本の薬品分散通路を示
し、該薬品分散通路45,45は、通路部材41の他端
面に開口するように流出側テーパ面部41Bを径方向に
切欠いた凹溝状に形成され、通路面積の拡大を図ってい
る。そして、各薬品分散通路45は薬品混合流が各絞り
通路44によって加速された状態で供給されると、通路
面積を急激に拡大させることにより、薬品混合流中の薬
品の分散を促進させるようになっている。
に設けられた本実施例による2本の薬品分散通路を示
し、該薬品分散通路45,45は、通路部材41の他端
面に開口するように流出側テーパ面部41Bを径方向に
切欠いた凹溝状に形成され、通路面積の拡大を図ってい
る。そして、各薬品分散通路45は薬品混合流が各絞り
通路44によって加速された状態で供給されると、通路
面積を急激に拡大させることにより、薬品混合流中の薬
品の分散を促進させるようになっている。
【0079】なお、46,46は通路部材41を軸方向
に貫通して形成された2本の補助用通気路で、該各補助
用通気路46は、患者が息を吸込むときに流通する空気
の流量を増やすことによりこのときの息苦しさを解消す
るものである。
に貫通して形成された2本の補助用通気路で、該各補助
用通気路46は、患者が息を吸込むときに流通する空気
の流量を増やすことによりこのときの息苦しさを解消す
るものである。
【0080】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、各絞り通路
44を径方向に形成し、各薬品分散通路45を径方向に
切欠いた凹溝として形成し、各絞り通路44から各薬品
分散通路45にかけて通路面積を急激に拡大させるよう
にしているから、各絞り通路44によって薬品混合流の
流速を速め、薬品をボディ3の内周面に衝突させて微細
化できる上に、各薬品分散通路45によって薬品混合流
中の薬品を分散させることができ、薬品の分散性より高
めることができる。
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、各絞り通路
44を径方向に形成し、各薬品分散通路45を径方向に
切欠いた凹溝として形成し、各絞り通路44から各薬品
分散通路45にかけて通路面積を急激に拡大させるよう
にしているから、各絞り通路44によって薬品混合流の
流速を速め、薬品をボディ3の内周面に衝突させて微細
化できる上に、各薬品分散通路45によって薬品混合流
中の薬品を分散させることができ、薬品の分散性より高
めることができる。
【0081】なお、前記第3の実施例では、第1の実施
例のように放射状に形成された薬品分散通路35,3
5,…をテーパ状に形成した場合を例示したが、第2の
実施例のように放射状に伸長し、かつ周方向に傾斜する
ような薬品分散通路をテーパ状に拡開させてもよい。
例のように放射状に形成された薬品分散通路35,3
5,…をテーパ状に形成した場合を例示したが、第2の
実施例のように放射状に伸長し、かつ周方向に傾斜する
ような薬品分散通路をテーパ状に拡開させてもよい。
【0082】また、前記第1ないし第3の実施例では、
薬品分散通路17,25,35を4本設け、第4の実施
例では薬品分散通路45を2本設けた場合を例示した
が、薬品分散通路を3本または5本以上設けるようにし
てもよい。
薬品分散通路17,25,35を4本設け、第4の実施
例では薬品分散通路45を2本設けた場合を例示した
が、薬品分散通路を3本または5本以上設けるようにし
てもよい。
【0083】さらに、前記各実施例では、投薬器として
口でくわえて薬品を吸入する吸入式投薬器を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えば鼻腔から薬
品を吸入する投薬器に適用してもよい。
口でくわえて薬品を吸入する吸入式投薬器を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えば鼻腔から薬
品を吸入する投薬器に適用してもよい。
【0084】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、投薬器本体の薬品充填室に1回投与する分の薬品
を供給し、該薬品充填室に供給された1回分の薬品を空
気流入側から流入される空気と混合し、この空気と混合
された1回分の空気混合薬品を絞り通過させることによ
って流速を速めることができ、さらに薬品分散流として
分散させることにより、吸入される空気全体に薬品を分
散することができるから、この空気中に分散された薬品
を投薬口から患者に投与でき、規定量の薬品を確実に投
与でき、当該投薬器の投薬効率を向上することができ
る。
れば、投薬器本体の薬品充填室に1回投与する分の薬品
を供給し、該薬品充填室に供給された1回分の薬品を空
気流入側から流入される空気と混合し、この空気と混合
された1回分の空気混合薬品を絞り通過させることによ
って流速を速めることができ、さらに薬品分散流として
分散させることにより、吸入される空気全体に薬品を分
散することができるから、この空気中に分散された薬品
を投薬口から患者に投与でき、規定量の薬品を確実に投
与でき、当該投薬器の投薬効率を向上することができ
る。
【0085】請求項2の発明によれば、予め薬品分配手
段によって1回分の薬品を投薬器本体の薬品充填室に分
配し、この状態で空気流入通路から空気が流入すると、
この流入空気を薬品充填室に分配された薬品と混合させ
て薬品混合流にし、この薬品混合流を絞り通路を通過さ
せることにより流速を速め、その後複数の薬品分散通路
から空気中に分散させることにより、空気中に均一に分
散させることができるから、この空気中に分散された薬
品を投薬口から患者に投与でき、規定量の薬品を確実に
投与でき、当該投薬器の投薬効率を向上することができ
る。
段によって1回分の薬品を投薬器本体の薬品充填室に分
配し、この状態で空気流入通路から空気が流入すると、
この流入空気を薬品充填室に分配された薬品と混合させ
て薬品混合流にし、この薬品混合流を絞り通路を通過さ
せることにより流速を速め、その後複数の薬品分散通路
から空気中に分散させることにより、空気中に均一に分
散させることができるから、この空気中に分散された薬
品を投薬口から患者に投与でき、規定量の薬品を確実に
投与でき、当該投薬器の投薬効率を向上することができ
る。
【0086】請求項3の発明によれば、複数の薬品分散
通路を絞り通路の下流側から放射状に分岐するように形
成しているから、絞り通路による薬品混合流の流速を保
った状態で各薬品分散通路から薬品を分散させることが
でき、患者に向けて方向性をもった状態で薬品を投与す
ることができる。
通路を絞り通路の下流側から放射状に分岐するように形
成しているから、絞り通路による薬品混合流の流速を保
った状態で各薬品分散通路から薬品を分散させることが
でき、患者に向けて方向性をもった状態で薬品を投与す
ることができる。
【0087】請求項4の発明によれば、複数の薬品分散
通路を絞り通路の下流側から放射状に分岐し、かつ周方
向にねじるように形成しているから、各薬品分散通路か
ら薬品を旋回するように放出することができ、この旋回
によって薬品を効果的に分散させることができ、投薬効
率を向上できる。
通路を絞り通路の下流側から放射状に分岐し、かつ周方
向にねじるように形成しているから、各薬品分散通路か
ら薬品を旋回するように放出することができ、この旋回
によって薬品を効果的に分散させることができ、投薬効
率を向上できる。
【0088】請求項5の発明によれば、複数の薬品分散
通路をテーパ状に拡開するように形成しているから、テ
ーパ状に拡開した各薬品分散通路から各々薬品を分散し
て放出することができ、薬品の分散性を高めることがで
きる。
通路をテーパ状に拡開するように形成しているから、テ
ーパ状に拡開した各薬品分散通路から各々薬品を分散し
て放出することができ、薬品の分散性を高めることがで
きる。
【0089】請求項6の発明によれば、複数の薬品分散
通路を絞り通路の下流側に切欠状の凹溝として形成して
いるから、切欠状の凹溝は流路面積を大きくすることが
でき、絞り通路から通路面積を急激に拡大することによ
り、凹溝内で薬品を分散することができ、薬品の分散性
を高めることができる。
通路を絞り通路の下流側に切欠状の凹溝として形成して
いるから、切欠状の凹溝は流路面積を大きくすることが
でき、絞り通路から通路面積を急激に拡大することによ
り、凹溝内で薬品を分散することができ、薬品の分散性
を高めることができる。
【0090】請求項7の発明によれば、絞り通路を薬品
充填室の下流側から投薬器本体の軸方向に形成している
から、薬品混合流の流速を低下させることなく、絞り通
路によって流速をさらに速めることができ、各薬品分散
通路による薬品の分散性を高めて投薬効率を向上するこ
とができる。
充填室の下流側から投薬器本体の軸方向に形成している
から、薬品混合流の流速を低下させることなく、絞り通
路によって流速をさらに速めることができ、各薬品分散
通路による薬品の分散性を高めて投薬効率を向上するこ
とができる。
【0091】請求項8の発明によれば、絞り通路を薬品
充填室の下流側から投薬器本体の径方向に形成している
から、絞り通路で流速が速くなった薬品を投薬器本体の
内壁面等に衝突させることができ、この衝突時の衝撃で
薬品を微細化して、薬品の分散性を高めることができ
る。
充填室の下流側から投薬器本体の径方向に形成している
から、絞り通路で流速が速くなった薬品を投薬器本体の
内壁面等に衝突させることができ、この衝突時の衝撃で
薬品を微細化して、薬品の分散性を高めることができ
る。
【0092】請求項9の発明によれば、薬品分配手段
を、投薬器本体の薬品充填室に1回分の薬品を圧縮した
状態で押込む薬品押込手段と、該薬品押込手段によって
薬品充填室に充填された薬品を空気流入通路と絞り通路
との間に分配するように切換える切換手段とから構成
し、薬品押込手段によって投薬器本体の薬品充填室に1
回投与する分の薬品を圧縮した状態で充填することによ
り、薬品充填室に薬品を押し固めた状態で充填でき、薬
品の密度をほぼ一定にすることができるから、投薬器の
傾きに関係なく薬品を薬品充填室に充填でき、取扱い時
の方向性に関する制限をなくして取扱い性を向上するこ
とができる。そして、薬品充填室内に充填された薬品を
切換手段によって空気流入通路と絞り通路との間に分配
するように切換えることによって、分配された1回分の
薬品を患者に投与することができる。また、薬品充填室
内に薬品を押し固めた状態で充填しているから、投薬時
に患者の身体を起こすことなく寝たままの状態で容易に
投薬することができる。
を、投薬器本体の薬品充填室に1回分の薬品を圧縮した
状態で押込む薬品押込手段と、該薬品押込手段によって
薬品充填室に充填された薬品を空気流入通路と絞り通路
との間に分配するように切換える切換手段とから構成
し、薬品押込手段によって投薬器本体の薬品充填室に1
回投与する分の薬品を圧縮した状態で充填することによ
り、薬品充填室に薬品を押し固めた状態で充填でき、薬
品の密度をほぼ一定にすることができるから、投薬器の
傾きに関係なく薬品を薬品充填室に充填でき、取扱い時
の方向性に関する制限をなくして取扱い性を向上するこ
とができる。そして、薬品充填室内に充填された薬品を
切換手段によって空気流入通路と絞り通路との間に分配
するように切換えることによって、分配された1回分の
薬品を患者に投与することができる。また、薬品充填室
内に薬品を押し固めた状態で充填しているから、投薬時
に患者の身体を起こすことなく寝たままの状態で容易に
投薬することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による吸入式投薬器を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた断面図であ
る。
る。
【図3】図1中の通路部材を拡大して示す左側面図であ
る。
る。
【図4】薬品充填位置に配置した薬品充填穴に薬品押込
機構で薬品を押込んだ状態を示す要部拡大断面図であ
る。
機構で薬品を押込んだ状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図5】薬品押込機構によって薬品が充填された薬品充
填穴を投薬位置に配置した状態を示す図4と同様位置か
らみた要部拡大断面図である。
填穴を投薬位置に配置した状態を示す図4と同様位置か
らみた要部拡大断面図である。
【図6】薬品充填穴に充填された薬品を吸引している状
態の吸入式投薬器を示す図1と同様位置からみた断面図
である。
態の吸入式投薬器を示す図1と同様位置からみた断面図
である。
【図7】本発明の第2の実施例による吸入式投薬器を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】図7中の通路部材を拡大して示す左側面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3の実施例による吸入式投薬器を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施例による吸入式投薬器を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】図10中の通路部材を拡大して示す左側面図
である。
である。
1 投薬器本体 9 切換筒体(切換手段) 10 薬品充填穴(薬品充填室) 11 薬品押込機構(薬品押込手段) 15,23,33,43 空気流入通路 16,24,34,44 絞り通路 17,25,35,45 薬品分散通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3
Claims (9)
- 【請求項1】 投薬器本体の薬品充填室に1回投与する
分の薬品を供給し、該薬品充填室に供給された1回分の
薬品を空気流入側から流入される空気と混合し、この空
気と混合された1回分の空気混合薬品を絞り通過させる
ことによって流速を速め、さらに薬品分散流として分散
させた後に投薬口から患者に投与するようにした投薬
器。 - 【請求項2】 患者に薬品を投与するための薬品充填室
が形成された投薬器本体と、1回分の薬品を該投薬器本
体の薬品充填室に分配する薬品分配手段と、該薬品分配
手段によって薬品充填室に分配された薬品に空気を流入
するために該薬品充填室の上流側に設けられた空気流入
通路と、該空気流入通路から前記薬品充填室を流れる空
気によって混合された薬品混合流の流速を速めるために
前記薬品充填室の下流側に設けられた絞り通路と、該絞
り通路の下流側に設けられ、空気中に含まれる薬品を空
気中に分散させる複数本の薬品分散通路とから構成して
なる投薬器。 - 【請求項3】 前記各薬品分散通路は、前記絞り通路の
下流側から放射状に分岐するように形成してなる請求項
2に記載の投薬器。 - 【請求項4】 前記各薬品分散通路は、前記絞り通路の
下流側から放射状に分岐し、かつ周方向にねじるように
形成してなる請求項2に記載の投薬器。 - 【請求項5】 前記各薬品分散通路は、テーパ状に拡開
するように形成してなる請求項2,3または4に記載の
投薬器。 - 【請求項6】 前記各薬品分散通路は、前記絞り通路の
下流側に切欠状の凹溝として形成してなる請求項2に記
載の投薬器。 - 【請求項7】 前記絞り通路は、前記薬品充填室の下流
側から前記投薬器本体の軸方向に形成してなる請求項
2,3,4,5または6に記載の投薬器。 - 【請求項8】 前記絞り通路は、前記薬品充填室の下流
側から前記投薬器本体の径方向に形成してなる請求項
2,3,4,5または6に記載の投薬器。 - 【請求項9】 前記薬品分配手段は、前記投薬器本体の
薬品充填室に1回分の薬品を圧縮した状態で押込む薬品
押込手段と、該薬品押込手段によって前記薬品充填室に
充填された薬品を前記空気流入通路と絞り通路との間に
分配するように切換える切換手段とから構成してなる請
求項2,3,4,5,6,7または8に記載の投薬器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22726795A JPH0951949A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 投薬器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22726795A JPH0951949A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 投薬器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951949A true JPH0951949A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16858149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22726795A Pending JPH0951949A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 投薬器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951949A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005253882A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Hitachi Ltd | 投薬器 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP22726795A patent/JPH0951949A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005253882A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Hitachi Ltd | 投薬器 |
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