JPH0952422A - タイミングマークの刻印装置 - Google Patents

タイミングマークの刻印装置

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JPH0952422A
JPH0952422A JP22604595A JP22604595A JPH0952422A JP H0952422 A JPH0952422 A JP H0952422A JP 22604595 A JP22604595 A JP 22604595A JP 22604595 A JP22604595 A JP 22604595A JP H0952422 A JPH0952422 A JP H0952422A
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jigs
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Noboru Matsudaira
昇 松平
Kenji Arita
憲司 有田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒面を備えたワーク71にタイミングマー
クを複数、刻印するタイミングマークの刻印装置であっ
て、刻印(タイミングマーク)の深さが安定し、ワーク
71に割れが発生することがなく、作業性が良い自動刻
印装置を提供する。 【解決手段】 ワーク71を回転自在に支持するワーク
支持部31と、複数の刻印治具11,14を支持する複
数の治具支持部12,15と、前記複数の治具支持部1
2,15を移動させる駆動手段とを備え、前記複数の刻
印治具11,14がワーク71を180度対称位置から
挟持し、一の刻印治具11がその接線方向を一方へ移動
するとともに他の刻印治具14がその接線方向を反対向
きに移動して、ワーク71をその場で回転させながら、
ワーク71の外周面71bにタイミングマークを複数、
刻印する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの外周面に
タイミングマークを複数、刻印するために用いられるタ
イミングマークの刻印装置に関する。
【0002】例えば、エンジンのクランクシャフトに防
振装置であるトーショナルダンパを装着する場合、その
角度的な「ずれ」を正確にチェックするために、トーシ
ョナルダンパの構成部品である金属製の振動リングまた
はハブの外周面に予め、タイミングマークを複数、刻印
することが行なわれている。
【0003】しかしながら従来においては、この刻印作
業が、以下のように手作業によって行なわれている。
【0004】
【従来の技術】すなわち、先ず、図14および図15に
示すように、第一のワーク受け治具51および第一の刻
印治具61が用意されて、ワーク受け治具51に設けら
れた凹部状の装着部52にワーク71が装着される。ワ
ーク受け治具51の装着部52に環状のワーク71を嵌
合するための軸部53が設けられるとともに、この軸部
53の外周面53aにキー54が設けられており、これ
に対応して、ワーク71の内周面71aに予め、キー溝
72が設けられている。またワーク受け治具51に軸部
53へ向けてガイド孔55が設けられており、このガイ
ド孔55に刻印治具61がスライド自在に組み合わされ
ている。全体にスタンプ状を呈したこの刻印治具61
は、ワーク71の外周面71bに沿って曲面状に成形さ
れた先端部61aに刻印部(図示せず)を立体形成して
おり、この刻印部がワーク71の外周面71bに強く押
し付けられることによって、この外周面71bにタイミ
ングマーク(図示せず)が刻印される。したがって作業
としては、先ず、軸部53のキー54にワーク71のキ
ー溝72を合わせてワーク受け治具51の装着部52に
ワーク71を装着し、次いで、刻印治具61の後端部6
1bを矢示するようにハンマー(図示せず)で強く叩い
て、刻印部をワーク71の外周面71bに強く押し付
け、これによって先ず、ワーク71の外周面71bに一
つ目のタイミングマークを刻印する。
【0005】引き続き、ワーク71の外周面71bに二
つ目のタイミングマーク(図示せず)を刻印するため、
図16および図17に示すように、第二のワーク受け治
具81および第二の刻印治具91が使用される。第二の
ワーク受け治具81は、第一のワーク受け治具51と良
く似た構成であるが、軸部83の外周面83aに設けら
れたキー84の位置が第一のワーク受け治具51とは異
なっており、これによって一つ目のタイミングマークに
対して円周上変位した位置に、二つ目のタイミングマー
クが刻印される。
【0006】従来は、このように二組のワーク受け治具
51,81および刻印治具61,91を使用して、手作
業によってタイミングマークの刻印作業を行なってい
る。したがって、以下の問題が指摘されている。すなわ
ち、先ず、人手によるハンマーの殴打力(打付け力)に
ばらつきがあるために、刻印(タイミングマーク)の深
さが安定せず、品質が安定しない。またハンマーで刻印
治具61,91を強く叩き過ぎると、衝撃によってワー
ク71に割れが発生することがある。またワーク71一
つについて、同じような打付け作業を二度繰り返さなけ
ればならないために、手間と時間がかかり、作業性が良
くない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、円筒面を備えた振動リングまたはハブ等のワークに
タイミングマークを複数、刻印するためのタイミングマ
ークの刻印装置であって、刻印(タイミングマーク)の
深さが安定し、ワークに割れが発生することがなく、ま
た作業性が良い自動刻印装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のタイミングマークの刻印装置は、ワークを
回転自在に支持するワーク支持部と、複数の刻印治具を
支持する複数の治具支持部と、前記複数の治具支持部を
移動させる駆動手段とを備え、前記複数の刻印治具が前
記ワークを180度対称位置から挟持し、一の刻印治具
がその接線方向を一方へ移動するとともに他の刻印治具
がその接線方向を反対向きに移動して、前記ワークをそ
の場で回転させながら、前記ワークの外周面にタイミン
グマークを複数、刻印することにした。
【0009】
【作用】複数の刻印治具をラックアンドピニオンの原理
におけるラックに見立てるとともにワークをピニオンに
見立てて、一対の刻印治具を互いに反対方向に同時に移
動させ、これに追随させてワークをその場で回転させ、
この運動中に、ワークの外周面にタイミングマークを複
数、刻印する。一対の刻印治具がワークを挟持する力の
大きさや、この刻印治具が接線方向に移動する速度等
は、機械的に一定に定められる。駆動手段には、空圧式
または油圧式のシリンダ(アクチュエータ)等が用いら
れ、また後記するように、油空圧変換器(油空圧増圧変
換器)の利用が適している。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、最良と思われる本発明の
実施の形態(実施例)を図面にしたがって説明する。
【0011】図1および図2に示すように、架体(図示
せず)によって所定の高さに水平に支持されるとともに
平面の略中央にワーク71を回転自在に支持するワーク
支持部31を設けたベース1上に、ワーク支持部31を
挾むようにして、一対のリニアブッシュ2,2が互いに
平行に固定されており、このリニアブッシュ2,2によ
って一対のリニアシャフト3,3が互いに平行にかつそ
れぞれスライド自在に支持され、このリニアシャフト
3,3の端部に第一および第二のプレート4,5がそれ
ぞれ固定されている。
【0012】第一のプレート4の外側(図2において左
側)に第一のシリンダ6が固定されており、伸縮動作す
るこの第一のシリンダ6の作動ロッド部6aが、第一の
プレート4に設けられた貫通孔4aを貫通してスライド
プレート7に接続されている。第一および第二のプレー
ト4,5ならびにこのスライドプレート7は互いに平行
にかつ前記リニアシャフト3,3に対して直交するよう
に配置されている。
【0013】第一のプレート4の原位置(後記する第一
の刻印治具11がワーク71から図2において左方向へ
離れた位置)は、伸縮動作する作動ロッド部8aが前進
(突出動作)した状態の第二のシリンダ8のこの作動ロ
ッド部8aの先端部と、ベース1上に固定されたねじ調
整式のストッパ9とに間にこの第一のプレート4が挾ま
れることによって、位置決めされている。
【0014】スライドプレート7に一対の貫通孔7a,
7a(片方のみ図示)が設けられるとともに一対のリニ
アブッシュ10,10が固定されて、このリニアブッシ
ュ10,10がそれぞれリニアシャフト3,3にスライ
ド自在に外挿されており、これによってスライドプレー
ト7がリニアシャフト3,3上を第一のシリンダ6の伸
縮動作に合わせて、第一および第二のプレート4,5に
対して平行なままスライドする。
【0015】スライドプレート7の一方(図2おいて下
側)の側端屈曲部7bの外側に、第一の刻印治具11を
支持した第一の治具支持部12をスライドさせる第三の
シリンダ13が固定され、同様に、第二のプレート5の
一方(図2において上側)の側端屈曲部5bの外側に、
第二の刻印治具14を支持した第二の治具支持部15を
スライドさせる第四のシリンダ16が固定されている。
すなわち、伸縮動作する第三のシリンダ13の作動ロッ
ド部13aが、スライドプレート7の一方の側端屈曲部
7bに設けられた貫通孔(図示せず)を貫通して第一の
治具支持部12に接続されており、また伸縮動作する第
四のシリンダ16の作動ロッド部16aが第二のプレー
ト5の一方の側端屈曲部5bに設けられた貫通孔(図示
せず)を貫通して第二の治具支持部15に接続されてい
る。第一および第二の治具支持部12,15のスライド
方向はそれぞれ、リニアシャフト3,3および各プレー
ト4,5,7のスライド方向に対して直交する、図2に
おける上下方向である。
【0016】第二のシリンダ8は、第二のプレート5を
原位置(第二の刻印治具14がワーク71から図2にお
いて右方向へ離れた位置)まで後退させるためにベース
1上に固定されており、この第二のシリンダ8の作動ロ
ッド部8aが前進(突出動作)して第一のプレート4を
押圧することによって、リニアシャフト3,3を介して
接続された第二のプレート5が原位置に後退する。
【0017】スライドプレート7の他方(図2において
上側)の側端屈曲部7cの外側に第五のシリンダ(第一
の同期シリンダとも称する)17が固定され、同様に、
第二のプレート5の他方(図2において下側)の側端屈
曲部5cの外側に第六のシリンダ(第二の同期シリンダ
とも称する)18が固定され、油圧配管19,20を介
して互いに接続されたこの第五および第六のシリンダ1
7,18の作動ロッド部17a,18aがそれぞれ、第
一または第二の治具支持部12,15を介して第三また
は第四のシリンダ13,16の作動ロッド部13a,1
6aと接続されており、これによって第三および第四の
シリンダ13,16が全く同じ動きをする。
【0018】第一の油空圧変換器(油空圧増圧変換器)
21が第一のシリンダ6に油圧の推力を出すために設け
られ、また第二の油空圧変換器(油空圧増圧変換器)2
2が第三および第四のシリンダ13,16に油圧の推力
を出すために設けられている。これらの油空圧変換器
(油空圧増圧変換器)21,22は、空圧回路で油圧回
路と同様の推力を出すことができる特徴を有しており、
一対の刻印治具11,14によってワーク71を強く挟
持する必要があるこの種の刻印装置に利用されるのに適
している。尚、図2においては、油圧配管が実線で示さ
れ、空圧配管が一点鎖線で示されている。
【0019】図3および図4に示すように、上記した第
一および第二の治具支持部12,15はそれぞれ、第一
または第二の刻印治具11,14を嵌合する凹部状ない
し溝状の装着部24を設けた治具受け23と、この治具
受け23の装着部24に上方から嵌合される凸部26を
設けた治具押え25とを備えており、この治具受け23
と治具押え25とを六角孔付ボルト等の締結手段27に
よって分解自在に組み付けることによって、刻印治具1
1,14をそれそれ上下から着脱自在に締付け固定して
いる。第一および第二の刻印治具11,14はそれぞれ
平板状ないしブロック状であって、上記した従来技術と
違って平面状に成形された先端面(刻印面とも称する)
11a,14aに、図5に例示するような刻印部28が
立体形成されている。刻印部28は、目盛り等の各種の
図形、文字もしくは記号またはこれらの結合よりなるも
ので、これらの図形等が浮彫り状に立体形成されてい
て、その先端部が尖っていることによって、ワーク71
の外周面71bに押し付けられたときに、この外周面7
1bにタイミングマークが刻印される。
【0020】図6および図7に示すように、ベース1の
略中央に、以下のような構成のワーク支持部31が設け
られている。
【0021】すなわち、先ず、ベース1に貫通部1aが
設けられて、この貫通部1aの開口周縁の下側に筒状の
ベアリングホルダ32が固定されており、このベアリン
グホルダ32の内周側にベアリング33が所要数、保持
され、ベアリング33の内周側にセンターシャフト34
が回転自在に支持され、センターシャフト34の上面に
ワーク71をセットする受け治具35が固定されるとと
もに、その下面に角柱状の揺動部材36が固定されてい
る。またベアリングホルダ32の一方の側面切欠部32
aに角柱状のストッパ37が固定され、このストッパ3
7の端部が下方へ突出していて、揺動部材36の揺動端
部36aがこのストッパ37に当接することによって、
センターシャフト34の回転(図7における右回りの回
転)がここまでに規制されている。またベアリングホル
ダ32の他方の側面切欠部32bに略L字状のブラケッ
ト38が固定され、このブラケット38の下側にロータ
リーアクチュエータ39がセンターシャフト34に対し
て同軸上に固定され、回転動作するこのロータリーアク
チュエータ39の作動ロッド部39aに略L字状のフッ
クブラケット40が固定され、ロータリーアクチュエー
タ39の回転動作時にこのフックブラケット40の揺動
端部40aが揺動部材36を押圧することによって、揺
動部材36と、この揺動部材36に接続されたセンター
シャフト34および受け治具35とを原位置(図7に示
された、揺動部材36の揺動端部36aがストッパ37
に当接した状態)に復帰させるようになっている。
【0022】つぎに、上記構成を備えたタイミングマー
クの刻印装置の作動を説明する。ワーク71はトーショ
ナルダンパの構成部品である金属製の振動リングまたは
ハブであることを想定しており、このワーク71の外周
面71bの180度対称位置にタイミングマークを二つ
同時に刻印する。
【0023】先ず、手作業によって、ワーク71をワー
ク支持部31の受け治具35にセットし、当該刻印装置
を作動させる。当該装置の各部の初動位置は、図2およ
び図7に示されたとおりである。
【0024】先ず、第二のシリンダ8の作動ロッド部8
aが後退(没入動作)して第一のプレート4の規制が外
され、この第一のプレート4と、この第一のプレート4
に接続されたリニアシャフト3,3および第二のプレー
ト5とが図2において左方向へ自由にスライドできるよ
うになる。この状態で、第一のシリンダ6の作動ロッド
部6aが前進(突出動作)を始めてスライドプレート7
を右方向へ押圧してスライドさせ、第一の刻印治具11
がワーク71に当接した時点でスライドが停止する。ス
ライドが停止しても第一のシリンダ6の作動ロッド部6
aはまだ前進(突出動作)しようとしており、したがっ
て今度はスライドプレート7を踏み台とする形で、第一
のプレート4が左方向へ後退を始め、これとともにこの
第一のプレート4に接続されたリニアシャフト3,3お
よび第二のプレート5が同方向へスライドし、第二の刻
印治具14がワーク71に当接した時点でスライドが停
止する。したがって、これによって第一および第二の刻
印治具11,14がワーク71を180度対称位置から
高圧で挟持した状態が実現される。
【0025】次いで、第一および第二の刻印治具11,
14を介して第五および第六のシリンダ17,18によ
って接続された第三および第四のシリンダ13,16の
作動ロッド部13a,16aが同時に前進(突出動作)
を始め、第一の治具支持部12が図2において上方向へ
移動するとともに、第二の治具支持部15が図2におい
て下方向へ移動し、ラックアンドピニオンの原理にした
がって、第一および第二の刻印治具11,14が接触圧
によってワーク71をその場で回転させ、この運動中
に、ワーク71の外周面71bにタイミングマークが二
つ同時に刻印される(図10参照)。ワーク71が回転
すると、これに追随して、ワーク71を支持している受
け治具35と、この受け治具35に接続されたセンター
シャフト34および揺動部材36とが、図8に示すよう
に、同図において左回りに回転する。
【0026】刻印が終わると、先ず、第一のシリンダ6
の作動ロッド部6aが後退(没入動作)を始め、これに
引っ張られてスライドプレート7が左方向へ後退して第
一の刻印治具11がワーク71から離れ、次いで、第二
のシリンダ8の作動ロッド8aが前進(突出動作)を始
めて第一のプレート4を押圧して右方向へスライドさ
せ、これに追随して、第二のプレート5がスライドして
第二の刻印治具14がワーク71から離れる。第一のプ
レート4は、ストッパ9に当接することによって原位置
に戻った時点で停止する。
【0027】次いで、刻印時に回転したワーク71を原
位置に戻すために、ロータリーアクチュエータ39の作
動ロッド部39aが図8において右回りに回転し、この
作動ロッド部39aに固定されたフックブラケット40
の揺動端部40aが揺動部材36を、その揺動端部36
aがストッパ37に当接して原位置まで戻るまで、押圧
して回転させ(図9参照)、次いで、ロータリーアクチ
ュエータ39の作動ロッド部39aが逆回転(左回り)
して揺動部材40が原位置に戻される。以上をもって、
1サイクルの刻印作業が終了することになる。
【0028】尚、ワーク71の外周面71bの180度
対称位置にタイミングマークを二つ刻印する場合には、
図11および図12に示すように、ワーク71の外周面
71bの被刻印部(刻印予定箇所)73,74に、タイ
ミング的に同時にタイミングマークが刻印されるが、こ
の刻印のタイミングをずらすことによって、180度以
外の位置(例えば90度または45度等)にタイミング
マークを二つ刻印することも可能である。すなわち、9
0度を例にすると、図13に示すような位置にそれぞれ
刻印部28が設けられる。また例えば、第一の刻印治具
11の先端面11aに第二の刻印部(図示せず)を設け
ることによって、ワーク71の外周面71bにタイミン
グマークを三つ刻印することも可能である。
【0029】上記構成を備えたタイミングマークの刻印
装置は、以下の作用効果を奏する。
【0030】すなわち、先ず、ラックアンドピニオンの
原理を利用して、ワーク71の外周面71bにタイミン
グマークを二つ同時に刻印するために、刻印作業にかか
る手間と時間を削減することができ、作業性を向上させ
ることができる。またワーク71をワーク支持部31に
手作業でセットした後、全ての作動が機械的に行なわれ
るために、これによっても作業性を向上させることがで
きる。また刻印作業を機械化したことに伴って、刻印治
具11,14が常に一定の押付け力ををもってワーク7
1に押し付けられ、この状態でワーク71の外周面71
bにタイミングマークが刻印される。したがって刻印
(タイミングマーク)の深さを安定させて品質を安定化
させることができるとともに、ワーク71を強く叩き過
ぎてワーク71に割れが発生するといった事態が発生す
るのを未然に防止することができる。
【0031】また第一および第二の刻印治具11,14
の先端面11a,14aがそれぞれ平面状に成形され、
ここに刻印部28が立体形成されているために、ワーク
71の外周面71bに沿って先端面が曲面状に成形され
た従来の刻印治具より、刻印部28を成形し易い。また
油空圧変換器21,22による油圧回路を用いたことに
よって、安定した圧力で刻印作業が行なわれるために、
これによっても品質を安定化させることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0033】すなわち、先ず、第一に、ラックアンドピ
ニオンの原理を利用して、ワークの外周面にタイミング
マークを複数、刻印するために、刻印作業にかかる手間
と時間を削減することができ、作業性を向上させること
ができる。またワークをワーク支持部に手作業でセット
した後、全ての作動が機械的に行なわれるために、これ
によっても作業性を向上させることができる。また刻印
作業を機械化したことに伴って、刻印治具が常に一定の
押付け力をもってワークに押し付けられ、この状態でワ
ークの外周面にタイミングマークが刻印される。したが
って刻印(タイミングマーク)の深さを安定させて品質
を安定化させることができるとともに、ワークを強く叩
き過ぎてワークに割れが発生するといった事態が発生す
るのを未然に防止することができる。また複数の刻印治
具の先端面がそれぞれ平面状に成形され、ここに刻印部
が立体形成されているために、ワークの外周面に沿って
先端面が曲面状に成形された従来の刻印治具より、刻印
部を成形し易い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るタイミングマークの刻印
装置の要部斜視図および配管説明図
【図2】同刻印装置の要部平面図
【図3】刻印治具および治具支持部の分解斜視図
【図4】同刻印治具および治具支持部の組立後の状態を
示す斜視図
【図5】刻印治具の正面図
【図6】ワーク支持部の縦断面図
【図7】図6におけるA−A線断面図
【図8】同ワーク支持部の作動説明図
【図9】同ワーク支持部の作動説明図
【図10】前記刻印装置の作動状態を示す要部斜視図お
よび配管説明図
【図11】刻印治具とワークの位置関係を示す説明図
【図12】同刻印治具とワークの位置関係の変化を示す
説明図
【図13】刻印治具とワークの他の位置関係を示す説明
【図14】従来例に係る刻印治具の一部切欠した正面図
【図15】同縦断面図
【図16】従来例に係る刻印治具の一部切欠した正面図
【図17】同縦断面図
【符号の説明】
1 ベース 1a 貫通部 2,10 リニアブッシュ 3 リニアシャフト 4 第一のプレート 4a,7a 貫通孔 5 第二のプレート 5b,5c,7b,7c 側端屈曲部 6 第一のシリンダ 6a,8a,13a,16a,17a,18a,39a
作動ロッド部 7 スライドプレート 8 第二のシリンダ 9,37 ストッパ 11 第一の刻印治具 11a,14a 先端面 12 第一の治具支持部 13 第三のシリンダ 14 第二の刻印治具 15 第二の治具支持部 16 第四のシリンダ 17 第五のシリンダ 18 第六のシリンダ 19,20 油圧配管 21 第一の油空圧変換器 22 第二の油空圧変換器 23 治具受け 24 装着部 25 治具押え 26 凸部 27 締結手段 28 刻印部 31 ワーク支持部 32 ベアリングホルダ 32a,32b 側面切欠部 33 ベアリング 34 センターシャフト 35 受け治具 36 揺動部材 36a,40a 揺動端部 38 ブラケット 39 ロータリーアクチュエータ 40 フックブラケット 71 ワーク 71b 外周面 73,74 被刻印部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(71)を回転自在に支持するワ
    ーク支持部(31)と、複数の刻印治具(11)(1
    4)を支持する複数の治具支持部(12)(15)と、
    前記複数の治具支持部(12)(15)を移動させる駆
    動手段とを備え、前記複数の刻印治具(11)(14)
    が前記ワーク(71)を180度対称位置から挟持し、
    一の刻印治具(11)がその接線方向を一方へ移動する
    とともに他の刻印治具(14)がその接線方向を反対向
    きに移動して、前記ワーク(71)をその場で回転させ
    ながら、前記ワーク(71)の外周面(71b)にタイ
    ミングマークを複数、刻印することを特徴とするタイミ
    ングワークの刻印装置。
JP22604595A 1995-08-11 1995-08-11 タイミングマークの刻印装置 Expired - Fee Related JP3539457B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007261232A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Yao Seisakusho:Kk 刻印装置
TWI461286B (zh) * 2013-06-11 2014-11-21 Hong Jun Ruan 用於成形手工具標示部之機具
CN112742975A (zh) * 2020-12-31 2021-05-04 鹤壁天淇汽车模具有限公司 一种模具信息化标记压窝装置
CN113042617A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 上海交通大学 基于插值变换算法的渐进成形混合轨迹的加工方法

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