JPH0954198A - X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置 - Google Patents
X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置Info
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- JPH0954198A JPH0954198A JP20575495A JP20575495A JPH0954198A JP H0954198 A JPH0954198 A JP H0954198A JP 20575495 A JP20575495 A JP 20575495A JP 20575495 A JP20575495 A JP 20575495A JP H0954198 A JPH0954198 A JP H0954198A
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Landscapes
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で、組み立て調整が容易で、さら
に測定対象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭
度を測定できるX線−光変換部材用鮮鋭度測定方法を提
供する。 【構成】 X線を照射してX線像を光像に変換する変換
部材の鮮鋭度(MTF)を測定する測定方法において、
X線源によりX線をスリット部材越しに前記変換部材に
照射して、前記X線−光変換部材の発光像を光ファイバ
を通してCCD撮像素子で読み取り、読み取った信号を
フーリエ変換して鮮鋭度を求めることを特徴とするX線
−光変換部材用鮮鋭度測定方法である。
に測定対象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭
度を測定できるX線−光変換部材用鮮鋭度測定方法を提
供する。 【構成】 X線を照射してX線像を光像に変換する変換
部材の鮮鋭度(MTF)を測定する測定方法において、
X線源によりX線をスリット部材越しに前記変換部材に
照射して、前記X線−光変換部材の発光像を光ファイバ
を通してCCD撮像素子で読み取り、読み取った信号を
フーリエ変換して鮮鋭度を求めることを特徴とするX線
−光変換部材用鮮鋭度測定方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線−光変換部材用鮮
鋭度測定方法及び該装置に係わり、さらに詳しくは、X
線−光変換部材の鮮鋭度(MTF)を測定するX線−光
変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置の改良に関する。
鋭度測定方法及び該装置に係わり、さらに詳しくは、X
線−光変換部材の鮮鋭度(MTF)を測定するX線−光
変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置の改良に関する。
【0002】なお、ここでX線−光変換部材とは、例え
ば増感紙、イメージングプレート等輝尽性蛍光体ディテ
クタ、I.I.管等のようにX線を吸収してその量に応
じた光を発する物質を含有するものをいう。
ば増感紙、イメージングプレート等輝尽性蛍光体ディテ
クタ、I.I.管等のようにX線を吸収してその量に応
じた光を発する物質を含有するものをいう。
【0003】
【従来の技術】従来より、X線による透視で胸部や胃部
を撮影するX線医療用機器、X線による透視で内部構造
物を解析するX線解析装置等が広く使用されている。ま
た、前記装置にX線を増感する増感紙を密着したX線フ
ィルム等が使われている。
を撮影するX線医療用機器、X線による透視で内部構造
物を解析するX線解析装置等が広く使用されている。ま
た、前記装置にX線を増感する増感紙を密着したX線フ
ィルム等が使われている。
【0004】上記装置や増感紙等のようなX線−光変換
部材の鮮鋭度を測定する方法および装置として、次のよ
うなものが知られている。
部材の鮮鋭度を測定する方法および装置として、次のよ
うなものが知られている。
【0005】1)X線によるスリット像をX線−光変換
部材に照射し、発光した像をX線フィルムに焼付け、現
像処理する。得られた像からX線フィルムの階調曲線に
よる変換を行って発光強度分布を求め、さらにフーリエ
変換して鮮鋭度(MTF)を求めることがある。
部材に照射し、発光した像をX線フィルムに焼付け、現
像処理する。得られた像からX線フィルムの階調曲線に
よる変換を行って発光強度分布を求め、さらにフーリエ
変換して鮮鋭度(MTF)を求めることがある。
【0006】2)また、図4の従来例のX線−光変換部
材用鮮鋭度測定装置を説明する構成図のように、X線源
1のX線を多数のスリットを平行でかつ等間隔に配列し
た疑似正弦波格子19に照射し、測定対象物2のX線−
光変換部材の発光を光検知器のカメラ20で検知し、そ
の画像のコントラストを測定することにより鮮鋭度(M
TF)を求めることがある。なお、図で6はA/D変換
回路、7は鮮鋭度(MTF)の演算を含むCPUであ
る。
材用鮮鋭度測定装置を説明する構成図のように、X線源
1のX線を多数のスリットを平行でかつ等間隔に配列し
た疑似正弦波格子19に照射し、測定対象物2のX線−
光変換部材の発光を光検知器のカメラ20で検知し、そ
の画像のコントラストを測定することにより鮮鋭度(M
TF)を求めることがある。なお、図で6はA/D変換
回路、7は鮮鋭度(MTF)の演算を含むCPUであ
る。
【0007】3)さらに、図5の従来例のX線−光変換
部材用鮮鋭度測定装置を説明する構成図のように、ステ
ージコントローラ24で遮蔽板21を走査して測定対象
物2のX線−光変換部材にX線源1のX線を照射し、X
線−光変換部材の発光をスリット幅コントローラ25に
より可変スリット22を通してフォトマル20で受光
し、検知した像を微分回路23で微分して、フーリエ変
換回路8でフーリエ変換し、CPU7で演算して鮮鋭度
を求めることがある(特開平6−18448参照)。
部材用鮮鋭度測定装置を説明する構成図のように、ステ
ージコントローラ24で遮蔽板21を走査して測定対象
物2のX線−光変換部材にX線源1のX線を照射し、X
線−光変換部材の発光をスリット幅コントローラ25に
より可変スリット22を通してフォトマル20で受光
し、検知した像を微分回路23で微分して、フーリエ変
換回路8でフーリエ変換し、CPU7で演算して鮮鋭度
を求めることがある(特開平6−18448参照)。
【0008】なお、前記X線−光変換部材としては例え
ば増感紙がある。増感紙はX線フィルムの感度を上げる
ためにX線フィルムに密着して用いられ、通常PETベ
ースにGd2O2S:Tb、CaWO4などの蛍光体を塗
布し、さらに保護膜を設けたもので、X線により増感紙
が蛍光を発し、X線を直接照射したときよりも、フィル
ムの感度が数十倍になる(図2(A)参照)。
ば増感紙がある。増感紙はX線フィルムの感度を上げる
ためにX線フィルムに密着して用いられ、通常PETベ
ースにGd2O2S:Tb、CaWO4などの蛍光体を塗
布し、さらに保護膜を設けたもので、X線により増感紙
が蛍光を発し、X線を直接照射したときよりも、フィル
ムの感度が数十倍になる(図2(A)参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1)に
ついては、X線フィルムに焼付け、現像を行い、またX
線フィルム濃度をX線フィルムの階調曲線より発光強度
に変換しなければならないので、非常に手間がかかる。
2)については、測定できる空間周波数は使用した格子
周波数のみに限られ、波長分解能には限界がある。3)
については、エッジ像から点像を求めるときに微分する
のでノイズが大きくなってしまい精度が低下し、また遮
蔽体を精度良く移動させるためには、装置が高価、複雑
になる。また、上記2)、3)でCCD撮像装置を用い
る場合、レンズ系を使用するためにピント調節を行う必
要が生じ測定が煩雑になる。さらに、通常CCD撮像装
置はX線源−スリットの軸上に設置されるため、X線が
撮像素子にあたることによるノイズが懸念される。
ついては、X線フィルムに焼付け、現像を行い、またX
線フィルム濃度をX線フィルムの階調曲線より発光強度
に変換しなければならないので、非常に手間がかかる。
2)については、測定できる空間周波数は使用した格子
周波数のみに限られ、波長分解能には限界がある。3)
については、エッジ像から点像を求めるときに微分する
のでノイズが大きくなってしまい精度が低下し、また遮
蔽体を精度良く移動させるためには、装置が高価、複雑
になる。また、上記2)、3)でCCD撮像装置を用い
る場合、レンズ系を使用するためにピント調節を行う必
要が生じ測定が煩雑になる。さらに、通常CCD撮像装
置はX線源−スリットの軸上に設置されるため、X線が
撮像素子にあたることによるノイズが懸念される。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
で、CCD撮像装置を用いてX線によるノイズの発生が
なく、良好な鮮鋭度の測定を可能にし、組み立て調整が
容易で、さらに測定対象物のセットが容易なX線−光変
換部材の鮮鋭度を測定できるX線−光変換部材用鮮鋭度
測定方法を提供する。また、CCD撮像装置を用いてX
線によるノイズの発生がなく、良好な鮮鋭度の測定を可
能にし、構造が簡単で、組み立て調整が容易で、さらに
測定対象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭度
を測定できるX線−光変換部用材鮮鋭度測定装置を提供
することを目的としている。
で、CCD撮像装置を用いてX線によるノイズの発生が
なく、良好な鮮鋭度の測定を可能にし、組み立て調整が
容易で、さらに測定対象物のセットが容易なX線−光変
換部材の鮮鋭度を測定できるX線−光変換部材用鮮鋭度
測定方法を提供する。また、CCD撮像装置を用いてX
線によるノイズの発生がなく、良好な鮮鋭度の測定を可
能にし、構造が簡単で、組み立て調整が容易で、さらに
測定対象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭度
を測定できるX線−光変換部用材鮮鋭度測定装置を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、 (1)本発明のX線−光変換部材用鮮鋭度測定方法はX
線を照射してX線像を光像に変換する変換部材の鮮鋭度
(MTF)を測定する測定方法において、X線源により
X線をスリット部材越しに前記変換部材に照射して、前
記X線−光変換部材の発光像を光ファイバを通してCC
D撮像素子で読み取り、読み取った信号をフーリエ変換
して鮮鋭度を求めることにより達成される。
な手段により達成される。即ち、 (1)本発明のX線−光変換部材用鮮鋭度測定方法はX
線を照射してX線像を光像に変換する変換部材の鮮鋭度
(MTF)を測定する測定方法において、X線源により
X線をスリット部材越しに前記変換部材に照射して、前
記X線−光変換部材の発光像を光ファイバを通してCC
D撮像素子で読み取り、読み取った信号をフーリエ変換
して鮮鋭度を求めることにより達成される。
【0012】(2)本発明のX線−光変換部材用鮮鋭度
測定装置はX線を照射してX線−光変換部材の鮮鋭度
(MTF)を測定するX線−光変換部材用鮮鋭度測定装
置において、スリット部材と、X線を前記スリット部材
越しにX線−光変換部材に照射するX線源と、前記X線
−光変換部材の発光像を光ファイバを通してCCD撮像
素子で読み取るCCD撮像装置と、前記CCD撮像装置
で読み取った発光像の信号をフーリエ変換して鮮鋭度を
演算する演算手段とを備えることにより達成される。
測定装置はX線を照射してX線−光変換部材の鮮鋭度
(MTF)を測定するX線−光変換部材用鮮鋭度測定装
置において、スリット部材と、X線を前記スリット部材
越しにX線−光変換部材に照射するX線源と、前記X線
−光変換部材の発光像を光ファイバを通してCCD撮像
素子で読み取るCCD撮像装置と、前記CCD撮像装置
で読み取った発光像の信号をフーリエ変換して鮮鋭度を
演算する演算手段とを備えることにより達成される。
【0013】ここでいう鮮鋭度とはX線−光変換部材の
変調伝達関数(Modulation Transfe
r Function;MTF)をいう。
変調伝達関数(Modulation Transfe
r Function;MTF)をいう。
【0014】
【作用】ここで、以上のように構成した作用について説
明する。
明する。
【0015】請求項1によれば、X線を照射してX線像
を光像に変換するX線−光変換部材の鮮鋭度を測定する
測定方法において、X線源により前記X線をスリット状
にするスリット部材に照射し、前記スリット部材を通過
したX線を前記X線−光変換部材に照射する。この照射
によりX線−光変換部材が発光し、発光像を光ファイバ
を通してCCD撮像装置のCCD撮像素子で読み取る。
そして読み取った発光像の信号をフーリエ変換して鮮鋭
度を求める方法である。その結果として、従来のように
スリット部材(従来の技術3)では遮蔽板)を移動する
必要がないので構造が簡単で、光ファイバを使用してい
るのでピントの調整等が不要で組み立て調整も容易で、
さらにX線−光変換部材を光ファイバの一端の側にセッ
トするだけでよいので測定対象物のセットが容易にX線
−光変換部材の鮮鋭度を測定できる。
を光像に変換するX線−光変換部材の鮮鋭度を測定する
測定方法において、X線源により前記X線をスリット状
にするスリット部材に照射し、前記スリット部材を通過
したX線を前記X線−光変換部材に照射する。この照射
によりX線−光変換部材が発光し、発光像を光ファイバ
を通してCCD撮像装置のCCD撮像素子で読み取る。
そして読み取った発光像の信号をフーリエ変換して鮮鋭
度を求める方法である。その結果として、従来のように
スリット部材(従来の技術3)では遮蔽板)を移動する
必要がないので構造が簡単で、光ファイバを使用してい
るのでピントの調整等が不要で組み立て調整も容易で、
さらにX線−光変換部材を光ファイバの一端の側にセッ
トするだけでよいので測定対象物のセットが容易にX線
−光変換部材の鮮鋭度を測定できる。
【0016】請求項2によれば、請求項1に記載のX線
−光変換部材用鮮鋭度測定方法において、前記光ファイ
バは一端を前記X線−光変換部材の発光面に当接または
近傍に配置し、他端をCCD撮像素子の受光面に当接ま
たは近傍に配置する。その結果として、X線−光変換部
材を光ファイバに当接または近傍に置くだけでセットで
き、従来のように結像レンズのピント調整が必要がな
く、ピントボケ等による測定精度の低下を防ぐことがで
きる。
−光変換部材用鮮鋭度測定方法において、前記光ファイ
バは一端を前記X線−光変換部材の発光面に当接または
近傍に配置し、他端をCCD撮像素子の受光面に当接ま
たは近傍に配置する。その結果として、X線−光変換部
材を光ファイバに当接または近傍に置くだけでセットで
き、従来のように結像レンズのピント調整が必要がな
く、ピントボケ等による測定精度の低下を防ぐことがで
きる。
【0017】請求項3によれば、請求項1に記載のX線
−光変換部材用鮮鋭度測定方法において、X線−光変換
部材の増感紙を測定すべくした。その結果として、増感
紙の製造工程や出荷検査等で簡単に、迅速に鮮鋭度(M
TF)の測定ができる。
−光変換部材用鮮鋭度測定方法において、X線−光変換
部材の増感紙を測定すべくした。その結果として、増感
紙の製造工程や出荷検査等で簡単に、迅速に鮮鋭度(M
TF)の測定ができる。
【0018】請求項4によれば、X線を照射してX線−
光変換部材の鮮鋭度を測定する測定装置において、X線
源により前記X線をスリット状にするスリット部材に照
射し、前記スリット部材を通過したX線を前記X線−光
変換部材に照射する。照射によりX線−光変換部材が発
光し、発光像を光ファイバを通してCCD撮像装置のC
CD撮像素子で読み取る。そして読み取った発光像信号
をフーリエ変換して演算手段のCPUで鮮鋭度を演算す
る装置である。その結果として、従来のようにスリット
部材を移動する必要がないので構造が簡単となり、光フ
ァイバを使用しているのでピントの調整等は不要で、組
み立て調整も容易となる。さらにX線−光変換部材を光
ファイバの一端の側にセットするだけでよいので測定対
象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭度を測定
できる。
光変換部材の鮮鋭度を測定する測定装置において、X線
源により前記X線をスリット状にするスリット部材に照
射し、前記スリット部材を通過したX線を前記X線−光
変換部材に照射する。照射によりX線−光変換部材が発
光し、発光像を光ファイバを通してCCD撮像装置のC
CD撮像素子で読み取る。そして読み取った発光像信号
をフーリエ変換して演算手段のCPUで鮮鋭度を演算す
る装置である。その結果として、従来のようにスリット
部材を移動する必要がないので構造が簡単となり、光フ
ァイバを使用しているのでピントの調整等は不要で、組
み立て調整も容易となる。さらにX線−光変換部材を光
ファイバの一端の側にセットするだけでよいので測定対
象物のセットが容易なX線−光変換部材の鮮鋭度を測定
できる。
【0019】請求項5によれば、請求項4記載のX線−
光変換部材用鮮鋭度測定装置において、光ファイバは一
端がX線−光変換部材に当接または近傍に配置し、他端
がCCD撮像素子に当接または近傍に配置している。そ
の結果として、X線−光変換部材を光ファイバーに当接
または近傍に置くだけでセットでき、従来のように結像
レンズのピント調整が必要がなく、ピントボケ等による
測定精度の低下を防ぐことができる。
光変換部材用鮮鋭度測定装置において、光ファイバは一
端がX線−光変換部材に当接または近傍に配置し、他端
がCCD撮像素子に当接または近傍に配置している。そ
の結果として、X線−光変換部材を光ファイバーに当接
または近傍に置くだけでセットでき、従来のように結像
レンズのピント調整が必要がなく、ピントボケ等による
測定精度の低下を防ぐことができる。
【0020】請求項6によれば、請求項4または5記載
のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置において、光ファ
イバはガラス系光学材料である。その結果として、X線
を光ファイバが吸収してX線による被爆を少なくしてC
CD撮像装置等を保護する。
のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置において、光ファ
イバはガラス系光学材料である。その結果として、X線
を光ファイバが吸収してX線による被爆を少なくしてC
CD撮像装置等を保護する。
【0021】請求項7によれば、請求項4、5、6記載
のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置において、CCD
撮像装置が該CCD撮像装置を冷却する冷却器を有す
る。その結果として、暗電流によるノイズが大幅に低減
し、精度よく鮮鋭度を測定することができる。
のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置において、CCD
撮像装置が該CCD撮像装置を冷却する冷却器を有す
る。その結果として、暗電流によるノイズが大幅に低減
し、精度よく鮮鋭度を測定することができる。
【0022】
【実施例】本発明に係わる実施例1、2のX線−光変換
部材用鮮鋭度測定方法及び装置について図面に基づいて
説明する。
部材用鮮鋭度測定方法及び装置について図面に基づいて
説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明に係わる実施例
1のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置の全体構成図で
あり、図2は鮮鋭度を求める説明図である。
1のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置の全体構成図で
あり、図2は鮮鋭度を求める説明図である。
【0024】図1でX線源コントローラ15でX線源を
制御してX線源1から放射されたX線は、スリット幅が
約10μmの一本のスリットを持つスリット部材3に照
射する。なお、スリット部材3の材質としてはPb,
W,Au等のX線の遮蔽率の高いものを使用する。スリ
ット部材3を通過したX線は載置台14に載置した測定
対象物2のX線−光変換部材である増感紙Fに入射する
(図2参照)。入射すると増感紙はX線により発光し発
光像を形成する。この発光像をCCD撮像装置4で読み
取る。さらに詳しくは、CCD撮像装置4の光ファイバ
42を通し、CCD本体41のCCD撮像素子で読み取
る。なお、CCD撮像装置は例えば光ファイバー窓付き
CCDカメラ(型式C5895浜松ホトニクス(株)
製)等が好ましく、また、低ノイズにするために冷却器
43で予め冷却して置くことが好ましい。
制御してX線源1から放射されたX線は、スリット幅が
約10μmの一本のスリットを持つスリット部材3に照
射する。なお、スリット部材3の材質としてはPb,
W,Au等のX線の遮蔽率の高いものを使用する。スリ
ット部材3を通過したX線は載置台14に載置した測定
対象物2のX線−光変換部材である増感紙Fに入射する
(図2参照)。入射すると増感紙はX線により発光し発
光像を形成する。この発光像をCCD撮像装置4で読み
取る。さらに詳しくは、CCD撮像装置4の光ファイバ
42を通し、CCD本体41のCCD撮像素子で読み取
る。なお、CCD撮像装置は例えば光ファイバー窓付き
CCDカメラ(型式C5895浜松ホトニクス(株)
製)等が好ましく、また、低ノイズにするために冷却器
43で予め冷却して置くことが好ましい。
【0025】CCD撮像装置で読み取られたアナログ発
光像の信号はA/D変換回路6で分解能が256階調
(好ましくは1024階調)でデジタル信号化され、デ
ジタル信号はフーリエ変換回路8でフーリエ変換され、
さらに必要に応じてMTF補正回路9で測定対象物2以
外の光学系のMTFを差し引かれ、演算手段のCPU7
で鮮鋭度(MTF)を求める。
光像の信号はA/D変換回路6で分解能が256階調
(好ましくは1024階調)でデジタル信号化され、デ
ジタル信号はフーリエ変換回路8でフーリエ変換され、
さらに必要に応じてMTF補正回路9で測定対象物2以
外の光学系のMTFを差し引かれ、演算手段のCPU7
で鮮鋭度(MTF)を求める。
【0026】図2は本発明に係わる実施例のX線−光変
換部材の鮮鋭度を求める説明図である。図2(A)は光
ファイバの周辺の説明図で、図1で説明したスリット部
材からのX線がX線−光変換部材の増感紙Fに入射する
と、X線は増感紙FのペットベースF1を通し、さらに
蛍光体層(発光部)F2がX線により発光し、発光像を
形成する。なおF3は保護膜である。図2(B)は増感
紙Fの発光像の発光強度分布曲線18を示しており、例
えば、発光像の幅は発光強度最大の1%程度の値で幅方
向で約1mm程度のものである。この発光像は増感紙F
と当接しておかれた線径5μmの光ファイバ42を通し
て図2(C)のピッチP=約10から15μmで配列さ
れ寸法Lが10μm程度の正方形のCCD撮像素子5で
受光する。発光像の読み取りは図2(D)に示すように
CCD撮像素子5の寸法Lで切り取った測光エリア5a
の棒グラフで表せる。その結果、図2(E)に示すよう
に各CCD撮像素子は1つの開口の光量を光電変換し電
気信号に変えるので、開口内部の微妙な変化は平均化さ
れ、像としてはCCD撮像素子出力値5bを出し、この
棒グラフの面積に比例した線グラフで示される撮像素子
出力分布曲線18aが得られる。なお、後述するように
撮像素子出力分布曲線18aをもとに公知の技術でフー
リエ変換して、増感紙の鮮鋭度(MTF)を求める。
換部材の鮮鋭度を求める説明図である。図2(A)は光
ファイバの周辺の説明図で、図1で説明したスリット部
材からのX線がX線−光変換部材の増感紙Fに入射する
と、X線は増感紙FのペットベースF1を通し、さらに
蛍光体層(発光部)F2がX線により発光し、発光像を
形成する。なおF3は保護膜である。図2(B)は増感
紙Fの発光像の発光強度分布曲線18を示しており、例
えば、発光像の幅は発光強度最大の1%程度の値で幅方
向で約1mm程度のものである。この発光像は増感紙F
と当接しておかれた線径5μmの光ファイバ42を通し
て図2(C)のピッチP=約10から15μmで配列さ
れ寸法Lが10μm程度の正方形のCCD撮像素子5で
受光する。発光像の読み取りは図2(D)に示すように
CCD撮像素子5の寸法Lで切り取った測光エリア5a
の棒グラフで表せる。その結果、図2(E)に示すよう
に各CCD撮像素子は1つの開口の光量を光電変換し電
気信号に変えるので、開口内部の微妙な変化は平均化さ
れ、像としてはCCD撮像素子出力値5bを出し、この
棒グラフの面積に比例した線グラフで示される撮像素子
出力分布曲線18aが得られる。なお、後述するように
撮像素子出力分布曲線18aをもとに公知の技術でフー
リエ変換して、増感紙の鮮鋭度(MTF)を求める。
【0027】ここで、測定の操作手順を、例として増感
紙の鮮鋭度を求める例について図1、2に基づき説明す
る。
紙の鮮鋭度を求める例について図1、2に基づき説明す
る。
【0028】1)前準備として、CCD撮像装置4をX
線を照射する前に冷却器12により温度5度Cから7度
C程度に冷却してノイズレベルを下げておくことが好ま
しい 2)次に、測定対象物2である増感紙FをX線−光変換
部材用鮮鋭度測定装置の載置台14にセットする(図2
(A)参照) 3)ここで、X線源1よりX線をスリット部材2に照射
し、スリットを通過したX線を増感紙Fに照射し発光さ
せる、この発光像の発光強度分布曲線18を得る(図2
(B)参照) 4)この発光強度分布曲線18をCCD撮像素子面で受
けて読み取る(図2(C,D)参照) 5)次に、読み取た信号をA/D変換回路6でデジタル
信号化をする(図2(E)参照) 6)このデジタル信号をフーリエ変換回路8でフーリエ
変換し鮮鋭度(MTF)を計算する 7)さらに、必要に応じてMTF補正回路9により得ら
れた鮮鋭度(MTF)結果から増感紙以外の光学系のM
TFを差し引いて増感紙単独の鮮鋭度(MTF)を求め
る。
線を照射する前に冷却器12により温度5度Cから7度
C程度に冷却してノイズレベルを下げておくことが好ま
しい 2)次に、測定対象物2である増感紙FをX線−光変換
部材用鮮鋭度測定装置の載置台14にセットする(図2
(A)参照) 3)ここで、X線源1よりX線をスリット部材2に照射
し、スリットを通過したX線を増感紙Fに照射し発光さ
せる、この発光像の発光強度分布曲線18を得る(図2
(B)参照) 4)この発光強度分布曲線18をCCD撮像素子面で受
けて読み取る(図2(C,D)参照) 5)次に、読み取た信号をA/D変換回路6でデジタル
信号化をする(図2(E)参照) 6)このデジタル信号をフーリエ変換回路8でフーリエ
変換し鮮鋭度(MTF)を計算する 7)さらに、必要に応じてMTF補正回路9により得ら
れた鮮鋭度(MTF)結果から増感紙以外の光学系のM
TFを差し引いて増感紙単独の鮮鋭度(MTF)を求め
る。
【0029】(実施例2)実施例2は本発明の他の実施
例でCCD撮像素子の配列をスリット部材のスリット方
向と2から4度傾けてCCDの複数ライン分のデータを
積み重ね合わせることにより見かけのCCD撮像素子ピ
ッチを短くし、解像力を上げ、さらに測定結果の鮮鋭度
(MTF)をディスプイに図で表示したものである。な
お、実施例1と機能的、構造的については同じ部分は同
一符号を付け説明を省略する。
例でCCD撮像素子の配列をスリット部材のスリット方
向と2から4度傾けてCCDの複数ライン分のデータを
積み重ね合わせることにより見かけのCCD撮像素子ピ
ッチを短くし、解像力を上げ、さらに測定結果の鮮鋭度
(MTF)をディスプイに図で表示したものである。な
お、実施例1と機能的、構造的については同じ部分は同
一符号を付け説明を省略する。
【0030】図3は本発明に係わる実施例2のX線−光
変換部材用鮮鋭度測定装置の全体構成図である。図のよ
うに、X線源1から放射されたX線は、スリット部材3
に照射し、スリット部材3を通過したX線は載置台14
に載置した図示しない測定対象物2の増感紙に入射す
る。前記増感紙はX線により発光し、発光強度分布曲線
18ができる。ここでCCD撮像装置4のCCD撮像素
子5で発光強度分布曲線18を読み取る。前記CCD撮
像装置4では光ファイバ42を通し、CCD撮像素子の
配列をスリット方向と2から4度傾けたCCD撮像素子
で検出する。CCD撮像素子が配列されたCCD撮像素
子部5cと、CCD撮像素子部5dを傾け、CCDの複
数ライン分のデータを重ねあわせることにより解像力を
向上させて発光像を読み取り、この発光像の電気信号を
A/D変換回路6で変換し、フーリエ変換回路8でフー
リエ変換され、さらに必要に応じてMTF補正回路9で
増感紙以外の光学系のMTFを差し引かれ、演算手段の
CPU7で鮮鋭度の計算をおこない、計算結果をディス
プレイ10に鮮鋭度を表したパターン(MTFパターン
ともいう)44として表示する。
変換部材用鮮鋭度測定装置の全体構成図である。図のよ
うに、X線源1から放射されたX線は、スリット部材3
に照射し、スリット部材3を通過したX線は載置台14
に載置した図示しない測定対象物2の増感紙に入射す
る。前記増感紙はX線により発光し、発光強度分布曲線
18ができる。ここでCCD撮像装置4のCCD撮像素
子5で発光強度分布曲線18を読み取る。前記CCD撮
像装置4では光ファイバ42を通し、CCD撮像素子の
配列をスリット方向と2から4度傾けたCCD撮像素子
で検出する。CCD撮像素子が配列されたCCD撮像素
子部5cと、CCD撮像素子部5dを傾け、CCDの複
数ライン分のデータを重ねあわせることにより解像力を
向上させて発光像を読み取り、この発光像の電気信号を
A/D変換回路6で変換し、フーリエ変換回路8でフー
リエ変換され、さらに必要に応じてMTF補正回路9で
増感紙以外の光学系のMTFを差し引かれ、演算手段の
CPU7で鮮鋭度の計算をおこない、計算結果をディス
プレイ10に鮮鋭度を表したパターン(MTFパターン
ともいう)44として表示する。
【0031】なお、実施例1、2で光ファイバーは5μ
mとしたが10μm以下が好ましく、またスリット幅は
実施例では10μmとしたが2から50μmが好まし
く、さらに好ましくは5から20μmである。
mとしたが10μm以下が好ましく、またスリット幅は
実施例では10μmとしたが2から50μmが好まし
く、さらに好ましくは5から20μmである。
【0032】
【発明の効果】スリット部材が固定のため構造が簡単
で、光ファイバにより組み立て調整が容易で、さらに測
定対象物のX線−光変換部材のセットが光ファイバに当
接または近傍に配置するだけですみ容易で、また従来の
ようなX線フィルムの現像処理が不要で迅速にX線−光
変換部材の鮮鋭度が測定できる。
で、光ファイバにより組み立て調整が容易で、さらに測
定対象物のX線−光変換部材のセットが光ファイバに当
接または近傍に配置するだけですみ容易で、また従来の
ようなX線フィルムの現像処理が不要で迅速にX線−光
変換部材の鮮鋭度が測定できる。
【図1】本発明に係わる実施例1のX線−光変換部材用
鮮鋭度測定装置の全体構成図である。
鮮鋭度測定装置の全体構成図である。
【図2】本発明に係わる実施例のX線−光変換部材の鮮
鋭度を求める説明図である。
鋭度を求める説明図である。
【図3】本発明に係わる実施例2のX線−光変換部材用
鮮鋭度測定装置の全体構成図である。
鮮鋭度測定装置の全体構成図である。
【図4】従来例のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置を
説明する構成図である。
説明する構成図である。
【図5】他の従来例のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装
置を説明する構成図である。
置を説明する構成図である。
1 X線源 2 測定対象物 3 スリット部材 4 CCD撮像装置 5,5c,5d CCD撮像素子が配列したCCD撮像
素子部 5a 測光エリア 5b CCD撮像素子出力値 6 A/D変換回路 7 CPU 8 フーリエ変換回路 9 MTF補正回路 14 載置台 15 X線源コントローラ 18 発光強度分布曲線 18a 撮像素子出力分布曲線 19 疑似正弦波格子 20 フォトマル 21 遮蔽板 22 可変スリット 23 微分回路 24 ステージコントローラ 25 スリット幅コントローラ 41 CCD本体 42 光ファイバ 43 冷却器 44 解像度を表したパターン(MTFパターン) F 増感紙 F1 ペットベース F2 蛍光体層(発光部) F3 保護膜
素子部 5a 測光エリア 5b CCD撮像素子出力値 6 A/D変換回路 7 CPU 8 フーリエ変換回路 9 MTF補正回路 14 載置台 15 X線源コントローラ 18 発光強度分布曲線 18a 撮像素子出力分布曲線 19 疑似正弦波格子 20 フォトマル 21 遮蔽板 22 可変スリット 23 微分回路 24 ステージコントローラ 25 スリット幅コントローラ 41 CCD本体 42 光ファイバ 43 冷却器 44 解像度を表したパターン(MTFパターン) F 増感紙 F1 ペットベース F2 蛍光体層(発光部) F3 保護膜
Claims (7)
- 【請求項1】 X線を照射してX線像を光像に変換する
変換部材の鮮鋭度(MTF)を測定する測定方法におい
て、X線源によりX線をスリット部材越しに前記変換部
材に照射して、前記X線−光変換部材の発光像を光ファ
イバを通してCCD撮像素子で読み取り、読み取った信
号をフーリエ変換して鮮鋭度を求めることを特徴とする
X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法。 - 【請求項2】 前記光ファイバは一端を前記X線−光変
換部材の発光面に当接または近傍に配置し、他端をCC
D撮像素子の受光面に当接または近傍に配置することを
特徴とする請求項1に記載のX線−光変換部材用鮮鋭度
測定方法。 - 【請求項3】 前記X線−光変換部材が増感紙であるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線−
光変換部材用鮮鋭度測定方法。 - 【請求項4】 X線を照射してX線−光変換部材の鮮鋭
度(MTF)を測定するX線−光変換部材用鮮鋭度測定
装置において、スリット部材と、X線を前記スリット部
材越しにX線−光変換部材に照射するX線源と、前記X
線−光変換部材の発光像を光ファイバを通してCCD撮
像素子で読み取るCCD撮像装置と、前記CCD撮像装
置で読み取った発光像の信号をフーリエ変換して鮮鋭度
を演算する演算手段と、を備えたことを特徴とするX線
−光変換部材用鮮鋭度測定装置。 - 【請求項5】 前記光ファイバは一端を前記X線−光変
換部材の発光面に当接または近傍に配置し、他端をCC
D撮像素子の受光面に当接または近傍に配置することを
特徴とする請求項4に記載のX線−光変換部材用鮮鋭度
測定装置。 - 【請求項6】 前記光ファイバはガラス系光学材料であ
ること特徴とする請求項4または5に記載のX線−光変
換部材用鮮鋭度測定装置。 - 【請求項7】 CCD撮像装置は該CCD撮像装置を冷
却する冷却器を有することを特徴とする請求項4、5ま
たは6に記載のX線−光変換部材用鮮鋭度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20575495A JPH0954198A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20575495A JPH0954198A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954198A true JPH0954198A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16512114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20575495A Pending JPH0954198A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | X線−光変換部材用鮮鋭度測定方法及び該装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0954198A (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20575495A patent/JPH0954198A/ja active Pending
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