JPH0957555A - 軸受部材の組付装置 - Google Patents

軸受部材の組付装置

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JPH0957555A
JPH0957555A JP21570395A JP21570395A JPH0957555A JP H0957555 A JPH0957555 A JP H0957555A JP 21570395 A JP21570395 A JP 21570395A JP 21570395 A JP21570395 A JP 21570395A JP H0957555 A JPH0957555 A JP H0957555A
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JP
Japan
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bearing member
press
bush
bearing
fitting
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JP21570395A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sotodani
浩幸 外谷
Hideharu Sakimori
秀春 先森
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油孔を有するリング状軸受部材をその油孔が
所定の位相決めをされた状態で圧入手段により軸受挿入
孔に圧入して組付ける場合に、位相合わせ精度の向上さ
せ、かつ位相合わせ機構をの簡素化する。 【解決手段】 軸受部材を保持してその軸線の周りに回
転させる位相合わせユニット11A〜11Cと、軸受部
材の回転時に上記油孔にピンを挿入して軸受部材の油孔
を位相決めし、この位相決め位置から軸受部材を圧入具
に対する受渡し位置に搬送する軸受部材保持ユニット3
0とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油孔を有するリン
グ状軸受部材を上記油孔が所定の位相決めをされた状態
で圧入手段により軸受挿入孔に圧入して組付ける装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダブロックにバランスシャ
フトを備えたエンジンにおいて、バランスシャフトの軸
受部材である油孔を備えたリング状ブッシュを圧入具を
用いてシリンダブロックのブッシュ挿入孔に圧入してい
るが、ブッシュ側の油孔がブッシュ挿入孔側の油孔に一
致するように、圧入工程に先立って位相決めステーショ
ンでブッシュの油孔の位相合わせを行なっている。
【0003】位相決めステーションでは、ブッシュをそ
の軸線の周りに回転させて位相決めを完了し、この位相
決めがなされたブッシュを、別のマニピュレータで位相
決めステーションから圧入ステーションに搬送し、圧入
具に移載するようにしていた。
【0004】なお、油孔を備えた軸受け部材の油孔の位
相決めに際し、軸受設置部の油孔にエアを供給して、軸
受部材の油孔が軸受設置部の油孔に対し位相が一致した
状態でをもって軸受部材が装着されたか否かをチェック
する方法が知られている(特開平2−152738号参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
位相合わせ機構は構造が複雑な上に、位相決めが完了し
たブッシュを別のマニピュレータで把持する際やブッシ
ュを圧入具に移載する際にブッシュの油孔の位相ずれが
発生するという問題があった。
【0006】上述の事情に鑑み、本発明は、油孔を有す
るリング状軸受部材の位相合わせ精度の向上と、位相合
わせ機構の簡素化とを図ることができる軸受部材の組付
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による軸受部材の
組付装置は、油孔を有する軸受部材を保持してその軸線
の周りに回転させる手段と、該回転手段による軸受部材
の回転時にその油孔にピンを挿入して軸受部材の油孔の
位相決めを行なう手段と、この油孔が位相決めされた軸
受部材を位相決め位置から圧入手段に対する受渡し位置
に搬送する手段と、を備えてなることを特徴とするもの
である。
【0008】上記油孔が位相決めされた軸受部材を位相
決め位置から上記圧入手段に対する受渡し位置に搬送す
る手段は、軸受部材の油孔に上記ピンを挿入したまま軸
受部材を搬送することが好ましい。
【0009】上記油孔の位相決めを行なう手段が、軸受
部材を位相決め位置から受渡し位置に搬送する手段を兼
ねていることが好ましい。
【0010】上記圧入手段は、上記軸受部材を受取る後
退位置と、該軸受部材を上記軸受挿入孔に圧入する前進
位置との間で往復動可能に構成されていることが好まし
い。また、上記圧入手段は、後退位置で複数の軸受部材
を同時に受取るように構成されていることが好ましく、
さらに上記圧入手段が、前進位置において複数の軸受部
材を同時に軸受挿入孔に圧入するように構成されている
ことが好ましい。
【0011】本発明の一つの実施の形態においては、軸
受部材がエンジンのバランスシャフト軸受よりなり、そ
の場合のエンジンの一例として、各バランスシャフトに
対しそれぞれ3箇所の軸受挿入孔が設けられた2本のバ
ランスシャフトを備えている。その場合、上記圧入手段
は、後退位置で6個の軸受部材を同時に受取るように構
成され、かつ、前進位置において上記軸受部材を2個ず
つ軸受挿入孔に圧入し得るように、その前進方向に対し
直角方向に移動可能に設けられていりことが好ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、回転手段による軸受部
材の回転時にその油孔にピンを挿入して軸受部材の油孔
を位相決めする手段を備えているので、油孔の正確な位
相合わせが可能になる。
【0013】特に、軸受部材の油孔に上記ピンを挿入し
たまま軸受部材を位相決め位置から上記圧入手段に対す
る受渡し位置に搬送するように構成されている場合は、
軸受部材の搬送時に油孔の位相ずれが生じる機会が皆無
になる利点がある。
【0014】また、油孔の位相決めを行なう手段が、軸
受部材を位相決め位置から受渡し位置に搬送する手段を
兼ねている場合は、装置全体の構成を簡素化できる利点
がある。
【0015】さらに、上記圧入手段が、後退位置で複数
の軸受部材を同時に受取るように構成されている場合、
および前進位置において複数の軸受部材を同時に軸受挿
入孔に圧入するように構成されている場合は、軸受部材
の圧入作業効率が向上する効果がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0017】先ず、本発明による軸受部材の組付装置の
構成の説明に先立って、この装置によって軸受部材(バ
ランスシャフトブッシュ)が組み付けられるエンジンの
シリンダブロックの構造について説明すると、図1はシ
リンダブロックの一部を省略した正面図、図2は図1の
II−II線に沿った断面図、図3は軸受部材の図4の III
−III 線に沿った拡大断面図、図4は図3のIV−IV線に
沿った断面図である。
【0018】4個の気筒2a〜2dを備えた直列4気筒
エンジンのシリンダブロック1は、軸線L0 で示される
クランクシャフトの左右に、それぞれ軸線L1 ,L2
示されるクランクシャフトに平行な2本のバランスシャ
フトを備えている。
【0019】図2から明らかなように、シリンダブロッ
ク1は、クランクシャフトを回転自在に支承する5個の
軸受部3a〜3eを軸線L0 に沿って備えており、#1
軸受部3aはシリンダブロック1の前壁1aに、#5軸
受部3eはシリンダブロック1の後壁1eに、#2〜#
4軸受部3b〜3dは、シリンダブロック1の前壁1a
および後壁1eの間にそれぞれ軸線L0 に直交するよう
に設けられた隔壁1b〜1dにそれぞれ設けられてい
る。
【0020】軸線L1 を有する左方のバランスシャフト
は、3個のリング状ブッシュ4A1,4B1 ,4C1
よって回転自在に支承され、軸線L2 を有する右方のバ
ランスシャフトは、3個のリング状ブッシュ4A2 ,4
2 ,4C2 によって回転自在に支承されるようになっ
ており、ブッシュ4A1 ,4A2 の挿入孔5A1 ,5A
2 がシリンダブロック1の前壁1aに、ブッシュ4
1 ,4B2 の挿入孔5B1 ,5B2 が隔壁1cに、ブ
ッシュ4C1 ,4C2 の挿入孔5C1 ,5C2 が隔壁1
dにそれぞれ形成されている。
【0021】各ブッシュ4A1 ,4B1 ,4C1 ;4A
2 ,4B2 ,4C2 は、図3,図4に示すように、ほぼ
180°の角度間隔を保って形成された2個の油孔6,
6と、これら油孔6,6が臨むように内周面に環状に形
成された油溝7とを備えている。そして、ブッシュ4A
1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 の内径は、バランスシャフ
トをシリンダブロック1の前壁1a側から挿入し得るよ
うに4A1 =4A2 >4B1 =4B2 >4C1 =4C2
の関係に設定されており、また、ブッシュ挿入孔5A1
〜5C1 ,5A2 〜5C2 の内径も、ブッシュ4C1
4C2 →4B1,4B2 →4A1 ,4A2 の順に、すな
わち奥の方のブッシュから順に圧入具を用いてブッシュ
挿入孔に圧入し得るように5A1 =5A2 >5B1 =5
2 >5C1=5C2 の関係に設定され、これに応じ
て、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2〜4C2 の外径も
同様な関係に設定されている。
【0022】因みに本実施の形態におけるブッシュの外
径寸法を示すと、4A1 ,4A2 =46mmφ ,4B1
=4B2 =44mmφ ,4C1 =4C2 =42mmφ に設
定され、厚さはすべて同一である。また、油孔6の内径
寸法は4mmである。
【0023】図5は本発明による軸受部材の組付装置の
一実施の形態を示す平面図、図6はその側面図、図7は
図6の VII−VII 線に沿った断面図である。
【0024】本装置は、位相合わせ装置10と、ブッシ
ュ保持ユニット30と、シリンダブロック位置決めユニ
ット40と、ブッシュ圧入装置50ととに大別される。
【0025】位相合わせ装置10は、図8および図9に
示すような位相合わせユニット11A,11B,11C
を、図7に示すように上下に整列させた態様で備えてお
り、油穴6,6をそれぞれ有するブッシュ4A1 〜4C
1 ,4A2 〜4C2 を3個ずつチャッキングして位相決
め位置に搬送し、かつ位相決め位置においてブッシュ4
1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 を最大190°回転させ
る機能を有する。
【0026】ブッシュ保持ユニット30は、図10およ
び図11に示すように、平坦な基板34の面上に3段2
列にマトリクス状に整列して配置された6箇のブッシュ
保持体33A1 ,33B1 ,33C1 ;33A2 ,33
2 ,33C2 を備えている。各ブッシュ保持体33A
1 〜33C1 ,33A2 〜33C2 は、各ブッシュ4A
1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 の外周面をそれぞれ回転自
在に保持する円孔31を有し、かつ、ブッシュ4A1
4C1 ,4A2 〜4C2 の油孔6に挿入する位相決めピ
ン32を円孔31の内周面の所定位置にそれぞれ出没自
在に備えている。ブッシュ保持体33A1 〜33C1
33A2 〜33C2 の各円孔31の軸線間の水平方向の
間隔は、シリンダブロック1の軸線L1 ,L2 間の間隔
H に等しく、かつ垂直方向の間隔は、位相合わせユニ
ット11A,11B,11Cのチャック12(後述)の
軸線間の間隔DV に等しく設定されている。
【0027】ブッシュ保持ユニット30は、各ブッシュ
ブッシュ保持体33A1 〜33C1,33A2 〜33C
2 により、上記位相決め位置において位相合わせユニッ
ト11A〜11Cが回転させるブッシュ4A1 〜4
1 ,4A2 〜4C2 を回転自在に保持し、かつ回転す
るブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 の油孔6に
シリンダ35によって駆動された位相決めピン32を挿
入してブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 の油孔
6を位相決めした後、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2
〜4C2 を、それらの油孔6に位相決めピン32を挿入
したまま、位相決め位置からブッシュ圧入ユニット50
に対するブッシュ受渡し位置に搬送する機能を有する。
【0028】シリンダブロック位置決めユニット40
は、コンベアで搬送されたシリンダブロック1を、図示
しないシリンダで持ち上げて、図5および図6に示すよ
うに、前壁1aをブッシュ圧入装置50側に向けた状態
でブッシュ圧入位置に固定する機能を有する。
【0029】ブッシュ圧入装置50は、6本のブッシュ
圧入具51A1 ,51B1 ,51C 1 ;51A2 ,51
2 ,51C2 を3段2列に備えており、これらブッシ
ュ圧入具51A1 〜51C1 ,51A2 〜51C2 の軸
線間の水平方向の間隔も、シリンダブロック1の軸線L
1 ,L2 間の間隔DH に等しく、かつ垂直方向の間隔
も、位相合わせユニット11A,11B,11Cのチャ
ック12(後述)の軸線間の間隔DV に等しく設定され
ている。
【0030】ブッシュ圧入具51A1 〜51C1 ,51
2 〜51C2 は、ブッシュ受渡し位置においてブッシ
ュ保持ユニット30からブッシュ4A1 〜4C1 ,4A
2 〜4C2 を同時に受取った後、2本ずつ作動されて、
シリンダブロック位置決めユニット40によって所定位
置に位置決めされているシリンダブロック1に対し、ブ
ッシュを4C1 ,4C2 ;4B1 ,4B2 ;4A1 ,4
2 の順に組付けるように構成されている。
【0031】すなわち、最初に、バランスシャフトの軸
線L1 ,L2 に心合している最下段のブッシュ圧入具5
1C1 ,51C2 が軸線方向に駆動されて、ブッシュ4
1,4C2 が最も奥のブッシュ挿入孔5C1 ,5C2
にそれぞれ圧入され、次いで、ブッシュ圧入具51
1 ,51B2 が上記軸線L1 ,L2 に心合する位置に
下降し、かつ軸線方向に駆動されて、ブッシュ4B1
4B2 が中間のブッシュ挿入孔5B1 ,5B2 にそれぞ
れ圧入され、最後に最上段のブッシュ圧入具51A1
51A2 が上記軸線L1 ,L2 に心合する位置に下降
し、かつ軸線方向に駆動されて、ブッシュ4A1 ,4A
2 が最も手前のブッシュ挿入孔5A1 ,5A2にそれぞ
れ圧入されるように構成されている。
【0032】次に、各部の詳細構成およびその動作につ
いてさらに説明する。
【0033】先ず、位相合わせ装置10が備えている位
相合わせユニット11A(11B,11Cも同様)は、
図8(側面図)および図9(正面図)に示すように、ブ
ッシュ4A1 (4A2 )の内周面に当接してブッシュ4
1 (4A2 )を保持する3個の爪12aを備えた先端
のチャック12と、チャック12を最大190°回転さ
せるモータ13と、チャック12が取り付けられた支持
板14をチャック12の軸線方向に進退させるシリンダ
15と、シリンダ15が固定された基板16を主な構成
要素としている。爪12aの外縁には、ブッシュ4A1
〜4C1 ,4A2 〜4C2 の油孔6に挿入される位相決
めピン32との干渉を回避するために、凹部12bが形
成されている。
【0034】ブッシュ圧入装置50のフレームを構成す
る複数対の柱のうちの最もシリンダブロック位置決めユ
ニット40寄りの1対52,52の一方には、位相合わ
せ装置10の基台17が固定されており、この基台17
は、ブッシュ圧入方向に対して直角方向にかつ水平に延
出され、基台17上には、2本のレール18,18がブ
ッシュ圧入方向に対して直角方向に延長して設けられて
いる。そして、図5および図7に示すように、3個の位
相合わせユニット11A,11B,11Cを、上方から
下方へ向かって11A,11B,11Cの順に固定した
支持台19がレール18,18上にスライド可能に配置
されている。位相合わせユニット11A,11B,11
Cの各チャック12の軸線間の上下方向の間隔DV は、
上述のように、図10に示すブッシュ保持ユニット30
のブッシュ保持体33A1 〜33C1 ,33A2 〜33
2 の各円孔31の軸線間の上下方向の間隔に一致して
いる。
【0035】上記位相合わせユニット11A,11B,
11Cのスライド可能な支持台19は、シリンダ20に
よって駆動されて、レール18,18上を水平方向にス
ライドするようになっている。そして、この支持台19
は下記の3位置で停止し得るように構成されている。
【0036】すなわち、図5に示す平面図においては互
いに一致している位相合わせユニット11A,11B,
11Cのチャック12の水平方向の軸線位置が、ブッシ
ュエスケープ21から供給される大中小3種類のブッシ
ュをチャッキングし得る軸線位置L3 と、位相合わせユ
ニット11A,11B,11Cが3種類のブッシュを、
図5および図7に仮想線で示す位相決め位置にあるブッ
シュ保持ユニット30のブッシュ保持体33A1 ,33
1 ,33C1 に同時に受渡し得る軸線位置L4と、上
記3種類のブッシュを、ブッシュ保持ユニット30のブ
ッシュ保持体33A2 ,33B2 ,33C2 に同時に受
渡し得る軸線位置L5 とにそれぞれ一致する3位置で停
止するようになっている。
【0037】位相合わせ装置10およびブッシュ保持ユ
ニット30の動作は下記のとおりである。
【0038】(1) 先ず、位相合わせユニット11A〜1
1Cのチャック12の軸線の水平方向の位置がL3 に一
致する位置で各位相合わせユニット11A〜11Cのシ
リンダ15が作動してチャック12がブッシュエスケー
プ21に向かって図5の右方へ前進し、3種類のブッシ
ュをチャッキングして後退する。
【0039】(2) 次いで支持台19がシリンダ20によ
り位相合わせユニット11A〜11Cのチャック12の
軸線の水平方向の位置がL4 に一致する位置まで図5の
下方(図7の右方)にスライドして停止する。
【0040】(3) 再び各位相合わせユニット11A〜1
1Cのシリンダ15が作動して、ブッシュを3個の爪1
2aでチャッキングした位相合わせユニット11A〜1
1Cがシリンダ15によって前進して、ブッシュ4A1
〜4C1 をブッシュ保持ユニット30のブッシュ保持体
33A1 〜33C1 の位相決めピン32が引っ込められ
た状態にある円孔31内に挿入する。
【0041】(4) 次に、各ブッシュ保持体33A1 〜3
3C1 のシリンダ35が作動して位相決めピン32の先
端がブッシュ4A1 〜4C1 の外周面に圧接された状態
で、各位相合わせユニット11A〜11Cのモータ13
が作動してブッシュ4A1 〜4C1 をブッシュ保持体3
3A1 〜33C1 の円孔31内で回転させる。この回転
によりブッシュ4A1 〜4C1 の油孔6が位相決めピン
32に一致すると、ピン32が油孔6に挿入されるの
で、ブッシュ4A1 〜4C1 はその油孔6が位相決めさ
れた位置で停止し、爪12aはブッシュ4A1 〜4C1
の内周面をスライドして停止し、ブッシュ4A1 〜4C
1 の油孔6の位相決めを完了する。
【0042】(5) 爪12aがブッシュ4A1 〜4C1
ら外され、チャック12が後退し、次いで支持台19が
シリンダ20により位相合わせユニット11A〜11C
のチャック12の軸線の水平方向の位置がL3 に一致す
る位置に戻る。
【0043】(6) (1) の動作が反復され、各チャック1
2にそれぞれブッシュをチャッキングする。
【0044】(7) 支持台19がシリンダ20により位相
合わせユニット11A〜11Cのチャック12の軸線の
水平方向の位置がL5 に一致する位置まで図5の下方
(図7の右方)にスライドして停止する。
【0045】(8) (3) 〜(5) の動作が反復され、各ブッ
シュ保持体33A2 〜33C2 に、油孔6に位相決めピ
ン32が挿入されてブッシュ4A2 〜4C2 の油孔6の
位相決めが完了する。6個のブッシュ4A1 〜4C1
4A2 〜4C2 は、図10に示すように、油孔6に位相
決めピン32が挿入されたままの状態でブッシュ保持ユ
ニット30に保持され、位相決めが完了する。
【0046】(9) 位相決めが完了したブッシュ4A1
4C1 ,4A2 〜4C2 を、図10に示すように油孔6
に位相決めピン32が挿入されたままの状態で保持した
ブッシュ保持ユニット30は、図示しないシリンダによ
り、図5および図6に実線で示すブッシュ受渡し待機位
置に向かって、軸線L4 ,L5 を横切って水平移動す
る。
【0047】次に、ブッシュ圧入装置50の構成につい
てさらに説明すると、ブッシュ圧入装置50のフレーム
を構成する複数対の柱のうちの最もシリンダブロック位
置決めユニット40寄りの1対の柱52,52には、6
本のブッシュ圧入具51A1,51B1 ,51C1 ;51A
2 ,51B2 ,51C2 を軸線方向にスライド自在に保
持する保持体53が上下方向にスライド可能に設けられ
ている。柱52,52のシリンダブロック位置決めユニ
ット40側とは反対側の面上には、レール54がそれぞ
れ上下方向に延設されており、保持体板53は、ブッシ
ュ圧入装置50の基台55上に軸線を垂直方向にして立
設されたシリンダ56によって駆動されて、レール5
4,54上を上下方向にスライドするように構成されて
いる。
【0048】6本のブッシュ圧入具51A1 〜51
1 ,51A2 〜51C2 の各軸線相互間の間隔は、ブ
ッシュ保持ユニット30のブッシュ保持体33A1 〜3
3C1 ,33A2 〜33C2 の各軸線相互間の間隔DH
(水平方向),DV (垂直方向)と一致している。ま
た、最下段のブッシュ圧入具51C1 ,51C2 の外径
寸法は、それぞれシリンダブロック1のブッシュ挿入孔
5A1 ,5B1 および5A2,5B2 内を通過可能な寸
法に設定され、中段のブッシュ圧入具51B1 ,51B
2 の外径寸法は、それぞれシリンダブロック1のブッシ
ュ挿入孔5A1 および5A2 内を通過可能な寸法に設定
されている。
【0049】そして、保持板53が最下スライド位置に
あるとき、ブッシュ圧入具51C1,51C2 の軸線
が、シリンダブロック位置決めユニット40によって所
定位置に位置決めされているシリンダブロック1のバラ
ンサシャフトの軸線L1 ,L2に一致し、かつ、ブッシ
ュ圧入具51C1 ,51C2 の軸線と、位相合わせユニ
ット11Cのチャック12の軸線と、位相決め位置にあ
るブッシュ保持ユニット30のブッシュ保持体33
1 ,33C2 の軸線とが、すべて同一水平平面上に存
在するように設定されている。
【0050】したがって、ブッシュ保持ユニット30
が、図5および図7に仮想線で示す位相決め位置から、
図5および図6に実線で示すブッシュ受渡し待機位置に
水平移動することにより、ブッシュ保持ユニット30に
保持されている6個のブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2
〜4C2 の軸線が、6本のブッシュ圧入具51A1 〜5
1C1 ,51A2 〜51C2 の対応する軸線に一致する
ことになる。
【0051】ブッシュ圧入具51A1 〜51C1 ,51
2 〜51C2 の保持体53が上下方向にスライド可能
に設けられている一対の柱52,52の後方の一対の柱
57,57間には、2本のブッシュ圧入用シリンダ5
9,59がそれらの軸線をそれぞれ軸線L1 ,L2 に一
致させた態様で支持する部材58が固定されている。こ
れらシリンダ59,59のピストンロッド60の先端に
は、図5に示すように、上下方向から見てコ字状をなす
係合部材61が固定されている。そして、6本のブッシ
ュ圧入具51A1 〜51C1 ,51A2 〜51C2 の各
後端(図5,図6の左端)には、上記コ字状の係合部材
61と上下方向から係合し得るフランジ62が設けられ
ている。このフランジ62は、コ字状の係合部材61内
を上下方向に自由に通過可能であるが、シリンダ59の
ピストンロッド60の軸線と軸線が一致したブッシュ圧
入具のフランジ62のみが、ピストンロッド60の係合
部材61に係合することにより、ピストンロッド60の
進退に追従して、ブッシュ圧入具が軸線方向に駆動され
るように構成されている。
【0052】一方、ブッシュ圧入具51A1 〜51
1 ,51A2 〜51C2 の先端(図5,図6の右端)
には、対応するブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C
2 をそれぞれ嵌着し得る外径寸法を有するブッシュ保持
端部63A1 〜63C1 ,63A2〜63C2 が設けら
れている。そして、ブッシュ保持ユニット30が位相決
めが完了したブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2
を、図10に示すように油孔6に位相決めピン32が挿
入されたままの状態で保持して、図5および図6に実線
で示すブッシュ受渡し待機位置に移動し、さらに図の左
方へ前進してブッシュ受渡し位置に達した際に、ブッシ
ュ保持端部63A1 〜63C1 ,63A2 〜63C
2 は、ブッシュ保持ユニット30から、ブッシュ4A1
〜4C1 ,4A2〜4C2 を受け取るようになってい
る。なお、ブッシュ保持端部63A1 〜63C1 ,63
2 〜63C2 の外周面の所定角度位置には、ブッシュ
4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 が嵌着されるときに、
油孔6に挿入されてるままの状態にある位相決めピン3
2との干渉を回避するための軸線方向の溝(図示せず)
が形成されている。
【0053】ブッシュ圧入装置50の動作およびこれに
関連する上記 (9)に続くブッシュ保持ユニット30の動
作は下記のとおりである。
【0054】(10) 図5および図6に実線で示すブッシ
ュ受渡し待機位置に移動したブッシュ保持ユニット30
が、軸線L1 ,L2 に沿ってブッシュ受渡し位置まで図
5および図6の左方へ前進して、ブッシュブッシュ4A
1 〜4C1 ,4A2 〜4C2をブッシュ保持端部63A
1 〜63C1 ,63A2 〜63C2 に嵌着する。
【0055】(11) ブッシュ保持体33A1 〜33
1 ,33A2 〜33C2 の各シリンダ35が作動され
て位相決めピン32が各ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A
2 〜4C2 の油孔から脱出した後、ブッシュ保持ユニッ
ト30がブッシュ受渡し待機位置に後退し、次いで位相
決め位置へ戻る。
【0056】(12) ブッシュ圧入用シリンダ59,59
が作動されて、最下段のブッシュ圧入具51C1 ,51
2 が図5および図6に示す原位置からシリンダブロッ
ク1に向かって前進し、ブッシュ挿入孔5A1 ,5B1
および5A2 ,5B2 内をそれぞれ通過して、ブッシュ
4C1 ,4C2 を最も奥のブッシュ挿入孔5C1 ,5C
2 にそれぞれ圧入した後、図5および図6に示す位置に
戻る。
【0057】(13) シリンダ56が作動されて、中段の
ブッシュ圧入具51B1 ,51B2が軸線L1 ,L2
心合する位置まで保持体53が下降する。
【0058】(14) ブッシュ圧入用シリンダ59,59
が作動されて、中段のブッシュ圧入具51B1 ,51B
2 が図5および図6に示す位置からシリンダブロック1
に向かって前進し、ブッシュ挿入孔5A1 および5A2
内をそれぞれ通過して、ブッシュ4B1 ,4LB2 を中
間のブッシュ挿入孔5B1 ,5B2 にそれぞれ圧入した
後、図5および図6に示す位置に戻る。
【0059】(15) シリンダ56が作動されて、最上段
のブッシュ圧入具51A1 ,51A2 が軸線L1 ,L2
に心合する位置まで保持体53が下降する。
【0060】(16) ブッシュ圧入用シリンダ59,59
が作動されて、最上段のブッシュ圧入具51A1 ,51
2 が図5および図6に示す位置からシリンダブロック
1に向かって前進し、ブッシュ4A1 ,4A2 を最も手
前のブッシュ挿入孔5A1 ,5A2 にそれぞれ圧入した
後、図5および図6に示す位置に戻り、ブッシュ圧入が
終了する。
【0061】(17) シリンダ56が作動されて、最下段
のブッシュ圧入具51C1 ,51C2 が軸線L1 ,L2
に心合する原位置まで保持体53が上昇する。
【0062】(18) ブッシュ圧入が終了したシリンダブ
ロック1が図5および図6に示す位置から搬出され、新
たなシリンダブロックが上記位置にセットされる。
【0063】(19) 上述の (1)〜(18)の動作が反復され
る。
【0064】以上の説明で、本発明による軸受部材の組
付装置の一実施の形態の構成およびその動作が明らかに
なったが、本実施の形態によれば、位相合わせユニット
11A〜11Cが、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2
4C2 の内周面を3個の爪12aでチャッキングした状
態でブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 が回転さ
れるから、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2
正確にセンタリングが確実に行なわれ、かつ位相決めピ
ン32の挿入によって、油孔6の位相合わせが行なわれ
るから、正確な位相合わせが可能になる。
【0065】また、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2
4C2 が、その油孔6に位相決めピン32を挿入された
ままの状態で、位相決め位置からブッシュ圧入具51A
1 〜51C1 ,51A2 〜51C2 に対する受渡し位置
まで搬送され、かつ、そのままブッシュ保持端部63A
1 〜63C1 ,63A2 〜63C2 に嵌着されるように
構成されているので、搬送途中で油孔6の位相ずれが生
ずる機会は皆無になり、油孔6の位置合わせが高精度に
なされた状態で、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4
2 を軸受挿入孔5A1 〜5C1 ,5A2 〜5C2 に組
付けることが可能になる。
【0066】さらに、ブッシュ保持ユニット30が、位
相合わせユニット11A〜11Cとともにブッシュ4A
1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 の油孔6の位相決めを行な
う手段と、ブッシュ4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2
位相決め位置からブッシュ圧入具51A1 〜51C1
51A2 〜51C2 に対する受渡し位置まで搬送する手
段を兼ねているので、装置全体の構成を簡素化できる利
点がある。
【0067】さらに、6個のブッシュ4A1 〜4C1
4A2 〜4C2 が、ブッシュ保持ユニット30によって
一挙に位相決め位置からブッシュ圧入具51A1 〜51
1,51A2 〜51C2 に対する受渡し位置に搬送さ
れ、かつ、ブッシュ圧入具51A1 〜51C1 ,51A
2 〜51C2 のブッシュ保持端部63A1 〜63C1
63A2 〜63C2 に同時に嵌着されるように構成され
ているので、ブッシュ圧入作業効率が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸受部材の組付装置によって軸受
部材が組付けられるシリンダブロックの一部を省略した
正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図4の III−III 線に沿った軸受部材の拡大断
面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った軸受部材の拡大断面図
【図5】本発明による軸受部材の組付装置の一実施の形
態を示す平面図
【図6】同 側面図
【図7】図6の VII−VII 線に沿った断面図
【図8】本発明による軸受部材の組付装置の位相合わせ
ユニットの側面図
【図9】同 正面図
【図10】本発明による軸受部材の組付装置のブッシュ
保持ユニットの正面図
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図
【符号の説明】
1 シリンダブロック 4A1 〜4C1 ,4A2 〜4C2 ブッシュ(軸受部
材) 5A1 〜5C1 ,5A2 〜5C2 軸受挿入孔 6 ブッシュの油孔 10 位相合わせ装置 11A〜11C 位相合わせユニット 12 チャック 13 モータ 15 シリンダ 30 ブッシュ保持ユニット 32 位相決めピン 33A1 〜33C1 ,33A2 〜33C2 ブッシュ
保持体 35 シリンダ 40 シリンダブロック位置決めユニット 50 ブッシュ圧入装置 51A1 〜51C1 ,51A2 〜51C2 ブッシュ
圧入具 56,59 シリンダ 61 係合部材 62 フランジ 63A1 〜63C1 ,63A2 〜63C2 ブッシュ
保持端部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油孔を有するリング状軸受部材を上記油
    孔が所定の位相決めをされた状態で圧入手段により軸受
    挿入孔に圧入して組付ける装置であって、 上記軸受部材を保持してその軸線の周りに回転させる手
    段と、 該回転手段による上記軸受部材の回転時に上記油孔にピ
    ンを挿入して上記軸受部材の油孔の位相決めを行なう手
    段と、 上記油孔が位相決めされた軸受部材を位相決め位置から
    上記圧入手段に対する受渡し位置に搬送する手段と、を
    備えてなることを特徴とする軸受部材の組付装置。
  2. 【請求項2】 上記油孔が位相決めされた軸受部材を位
    相決め位置から上記圧入手段に対する受渡し位置に搬送
    する手段は、上記軸受部材の油孔に上記ピンを挿入した
    まま上記軸受部材を搬送することを特徴とする請求項1
    記載の軸受部材の組付装置。
  3. 【請求項3】 上記油孔の位相決めを行なう手段が、上
    記軸受部材を位相決め位置から上記受渡し位置に搬送す
    る手段を兼ねていることを特徴とする請求項1または2
    記載の軸受部材の組付装置。
  4. 【請求項4】 上記圧入手段は、上記軸受部材を受取る
    後退位置と、該軸受部材を上記軸受挿入孔に圧入する前
    進位置との間で往復動可能に構成されてなることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の軸受部材
    の組付装置。
  5. 【請求項5】 上記圧入手段は、上記後退位置で複数の
    軸受部材を同時に受取るように構成されてなることを特
    徴とする請求項4記載の軸受部材の組付装置。
  6. 【請求項6】 上記圧入手段は、上記前進位置において
    複数の軸受部材を同時に上記軸受挿入孔に圧入するよう
    に構成されてなることを特徴とする請求項4または5記
    載の軸受部材の組付装置。
  7. 【請求項7】 上記軸受部材がエンジンのバランスシャ
    フトの軸受部材よりなることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1項記載の軸受部材の組付装置。
  8. 【請求項8】 上記エンジンは、各バランスシャフトに
    対しそれぞれ3箇所の軸受挿入孔が軸線方向に沿って設
    けられた2本のバランスシャフトを備えており、上記圧
    入手段は、上記後退位置で6個の軸受部材を同時に受取
    るように構成され、かつ、上記前進位置において上記軸
    受部材を2個ずつ上記軸受挿入孔に圧入し得るように、
    その前進方向に対し直角方向に移動可能に設けられてな
    ることを特徴とする請求項6記載の軸受部材の組付装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645507B1 (ko) * 2005-11-18 2006-11-14 (주)윈텍 자동차 압축기용 스러스트베어링 공급장치
US7757388B2 (en) 2005-09-02 2010-07-20 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus for supplying and press-fitting part to work
TWI476330B (zh) * 2012-02-17 2015-03-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 軸承組件裝配裝置

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