JPH0957777A - 光学素子成形装置の金型求心装置 - Google Patents
光学素子成形装置の金型求心装置Info
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- JPH0957777A JPH0957777A JP21595095A JP21595095A JPH0957777A JP H0957777 A JPH0957777 A JP H0957777A JP 21595095 A JP21595095 A JP 21595095A JP 21595095 A JP21595095 A JP 21595095A JP H0957777 A JPH0957777 A JP H0957777A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/007—Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型軸芯を相互の型中心軸のズレを強制しな
がら自由にX−X軸のローリング、またY−Y軸のピッ
チングを微動して金型の光学成形面のチルトを精密に調
整可能とする。 【解決手段】 加熱軟化した光学素材を型で押圧成形す
る光学素子成形装置の金型求心装置において、金型取り
付け部材であるチルトベース14の中心で十字交差する
X−X軸、Y−Y軸上に4箇所の位置決めピン23を設
け、チルトベース14が十字交差面上で回転しないよう
4箇所の位置決めピン23のそれぞれを一方から押圧す
るガイド24を設けるとともに、位置決めピン23がガ
イド24に沿ってそれぞれ上下に摺動可能にし、かつX
−X軸、Y−Y軸を回動軸にして回動可能にし、チルト
ベース14に固定した金型のチルトを調整可能にした。
がら自由にX−X軸のローリング、またY−Y軸のピッ
チングを微動して金型の光学成形面のチルトを精密に調
整可能とする。 【解決手段】 加熱軟化した光学素材を型で押圧成形す
る光学素子成形装置の金型求心装置において、金型取り
付け部材であるチルトベース14の中心で十字交差する
X−X軸、Y−Y軸上に4箇所の位置決めピン23を設
け、チルトベース14が十字交差面上で回転しないよう
4箇所の位置決めピン23のそれぞれを一方から押圧す
るガイド24を設けるとともに、位置決めピン23がガ
イド24に沿ってそれぞれ上下に摺動可能にし、かつX
−X軸、Y−Y軸を回動軸にして回動可能にし、チルト
ベース14に固定した金型のチルトを調整可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱軟化した光学
素材を型で押圧成形する光学素子成形装置における金型
または金型取り付け部を高精度に求心する光学素子成形
装置の金型求心装置に関する。
素材を型で押圧成形する光学素子成形装置における金型
または金型取り付け部を高精度に求心する光学素子成形
装置の金型求心装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱軟化した光学素材を型で押圧
成形する光学素子成形装置における金型または金型取り
付け部を高精度に求心する装置としては、特公昭56−
11565号公報に開示されている。その装置の構成
は、一対の型を求心保持するため、図22〜図24に示
すように、プランジャー1を固定したプランジャーヘッ
ド部1aには十字4箇所にガイドバー4が設けられてい
る。一方、プランジャーヘッド部1aに対向配置したボ
トム3には、プランジャーヘッド部1aと同様にガイド
バー5が設けられている。また、プランジャーヘッド部
1aとボトム3の間に配置されたシェルリング2には、
ガイドプレート6が備えられている。ガイドバー4およ
びガイドプレート6の位置関係は、図23に示すよう
に、第1象限とそれに対向する第3象限にガイドバー4
のみを配置し、第2象限とそれに対向する第4象限にガ
イドプレート6のみを配置し、水平面で直交するX−X
軸とY−Y軸を通る垂直面でガイドバー4とガイドプレ
ート6が面接触するようになっている。一方、ガイドバ
ー5とガイドプレート6も同様の位置関係である。そし
て、ガイドバー4またはガイドバー5とガイドプレート
6は、図24に示すように、精密にスライドして合わせ
られるようになっている。
成形する光学素子成形装置における金型または金型取り
付け部を高精度に求心する装置としては、特公昭56−
11565号公報に開示されている。その装置の構成
は、一対の型を求心保持するため、図22〜図24に示
すように、プランジャー1を固定したプランジャーヘッ
ド部1aには十字4箇所にガイドバー4が設けられてい
る。一方、プランジャーヘッド部1aに対向配置したボ
トム3には、プランジャーヘッド部1aと同様にガイド
バー5が設けられている。また、プランジャーヘッド部
1aとボトム3の間に配置されたシェルリング2には、
ガイドプレート6が備えられている。ガイドバー4およ
びガイドプレート6の位置関係は、図23に示すよう
に、第1象限とそれに対向する第3象限にガイドバー4
のみを配置し、第2象限とそれに対向する第4象限にガ
イドプレート6のみを配置し、水平面で直交するX−X
軸とY−Y軸を通る垂直面でガイドバー4とガイドプレ
ート6が面接触するようになっている。一方、ガイドバ
ー5とガイドプレート6も同様の位置関係である。そし
て、ガイドバー4またはガイドバー5とガイドプレート
6は、図24に示すように、精密にスライドして合わせ
られるようになっている。
【0003】作用は図示を省略した光学素材加熱装置で
加熱軟化した光学素材を供給装置にてボトム3内面に供
給し、ガイドバー5にガイドプレート6を合わせてシェ
ルリング2を嵌める。次にガイドプレート6にガイドバ
ー4を合わせて、プランジャーヘッド部1aを嵌める。
続いて、プランジャーヘッド部1aの背面を図示を省い
た加圧機で加圧する。すなわち、プランジャー1、シェ
ルリング2、ボトム3によりできたキャビティ内で光学
素材を押圧成形する。プランジャー1、シェルリング
2、ボトム3を嵌めて組み合わせたとき、第1象限とそ
れに対向する第3象限のガイドバー4(またはガイドバ
ー5)は、第2象限とそれに対向する第4象限のガイド
プレート6を各々押圧し、これによりプランジャーヘッ
ド部1a、シェルリング2そしてボトム3は相互に強制
力が作用して、都合、プランジャー1、シェルリング
2、ボトム3の型中心軸はズレ無く求心する。
加熱軟化した光学素材を供給装置にてボトム3内面に供
給し、ガイドバー5にガイドプレート6を合わせてシェ
ルリング2を嵌める。次にガイドプレート6にガイドバ
ー4を合わせて、プランジャーヘッド部1aを嵌める。
続いて、プランジャーヘッド部1aの背面を図示を省い
た加圧機で加圧する。すなわち、プランジャー1、シェ
ルリング2、ボトム3によりできたキャビティ内で光学
素材を押圧成形する。プランジャー1、シェルリング
2、ボトム3を嵌めて組み合わせたとき、第1象限とそ
れに対向する第3象限のガイドバー4(またはガイドバ
ー5)は、第2象限とそれに対向する第4象限のガイド
プレート6を各々押圧し、これによりプランジャーヘッ
ド部1a、シェルリング2そしてボトム3は相互に強制
力が作用して、都合、プランジャー1、シェルリング
2、ボトム3の型中心軸はズレ無く求心する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公昭56−1156
5号公報に記載された装置においては、以下のような欠
点がある。プランジャーヘッド部1aのガイドバー4あ
るいはボトム3のガイドバー5は、シェルリング2のガ
イドプレート6に面接触するため、相互の型中心軸のズ
レを強制するのみならず、X−X軸のローリング、また
Y−Y軸のピッチングも強制する。さりながら、光学素
子成形では、相互の型中心軸のズレを強制しながら自由
にX−X軸のローリング、またY−Y軸のピッチングを
微動して、光学成形面のチルトを精密に調整する必要が
あるが、従来技術ではX−X軸のローリング、Y−Y軸
のピッチングの不都合が生じる。すなわち、光学成形面
のチルト調整ができないという欠点がある。
5号公報に記載された装置においては、以下のような欠
点がある。プランジャーヘッド部1aのガイドバー4あ
るいはボトム3のガイドバー5は、シェルリング2のガ
イドプレート6に面接触するため、相互の型中心軸のズ
レを強制するのみならず、X−X軸のローリング、また
Y−Y軸のピッチングも強制する。さりながら、光学素
子成形では、相互の型中心軸のズレを強制しながら自由
にX−X軸のローリング、またY−Y軸のピッチングを
微動して、光学成形面のチルトを精密に調整する必要が
あるが、従来技術ではX−X軸のローリング、Y−Y軸
のピッチングの不都合が生じる。すなわち、光学成形面
のチルト調整ができないという欠点がある。
【0005】本発明、前記従来における問題点に鑑みみ
てなされたもので、請求項1〜3の発明は、金型軸芯を
相互の型中心軸のズレを強制しながら自由にX−X軸の
ローリング、またY−Y軸のピッチングを微動して金型
の光学成形面のチルトを精密に調整可能な光学素子成形
装置の金型求心装置を提供することを目的とする。
てなされたもので、請求項1〜3の発明は、金型軸芯を
相互の型中心軸のズレを強制しながら自由にX−X軸の
ローリング、またY−Y軸のピッチングを微動して金型
の光学成形面のチルトを精密に調整可能な光学素子成形
装置の金型求心装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下のように構成した。請求項1の発明
は、加熱軟化した光学素材を型で押圧成形する光学素子
成形装置の金型求心装置において、金型または金型取り
付け部材の略十字交差する4箇所に位置決め部材を設
け、金型または金型取り付け部材が略十字交差面上で回
転しないよう前記4箇所の位置決め部材それぞれを一方
から押圧するガイド部材を設けるとともに、前記位置決
め部材がガイド部材に沿ってそれぞれ上下に摺動可能に
し、かつ十字交差軸それぞれを回動軸にして回動可能と
した。
決するために、以下のように構成した。請求項1の発明
は、加熱軟化した光学素材を型で押圧成形する光学素子
成形装置の金型求心装置において、金型または金型取り
付け部材の略十字交差する4箇所に位置決め部材を設
け、金型または金型取り付け部材が略十字交差面上で回
転しないよう前記4箇所の位置決め部材それぞれを一方
から押圧するガイド部材を設けるとともに、前記位置決
め部材がガイド部材に沿ってそれぞれ上下に摺動可能に
し、かつ十字交差軸それぞれを回動軸にして回動可能と
した。
【0007】請求項2の発明は、請求項1における4箇
所の位置決め部材が回転体で、その回転軸が十字に直角
で交差するようにした。
所の位置決め部材が回転体で、その回転軸が十字に直角
で交差するようにした。
【0008】請求項3の発明は、請求項1における4箇
所の位置決め部材とガイド部材がそれぞれ線接触または
点接触し、この対向する線または点を結ぶ線が十字に直
角で交差するようにした。
所の位置決め部材とガイド部材がそれぞれ線接触または
点接触し、この対向する線または点を結ぶ線が十字に直
角で交差するようにした。
【0009】請求項1の作用は、金型または金型取り付
け部材の略十字交差する4箇所に設けられた位置決め部
材が、それぞれのガイド部材によって相互に回転しない
よう押圧されるので、略十字交差軸の交差点が中心に求
心される一方、位置決め部材が略十字交差軸を回動軸に
して回動、かつガイド部材に沿って摺動し、金型(略十
字交差軸)を自在にローリングおよびピッチングするこ
とにより金型の光学成形面のチルトを精密に調整するこ
とである。
け部材の略十字交差する4箇所に設けられた位置決め部
材が、それぞれのガイド部材によって相互に回転しない
よう押圧されるので、略十字交差軸の交差点が中心に求
心される一方、位置決め部材が略十字交差軸を回動軸に
して回動、かつガイド部材に沿って摺動し、金型(略十
字交差軸)を自在にローリングおよびピッチングするこ
とにより金型の光学成形面のチルトを精密に調整するこ
とである。
【0010】請求項2の作用は、位置決め部材が回転体
なので、金型のローリングおよびピッチングに伴って、
位置決め部材がガイド部材に沿って摺動または回動して
も、位置決め部材の回動軸、すなわち十字交差軸と、ガ
イド部材の接触面との水平距離を常に一定にすることで
ある。
なので、金型のローリングおよびピッチングに伴って、
位置決め部材がガイド部材に沿って摺動または回動して
も、位置決め部材の回動軸、すなわち十字交差軸と、ガ
イド部材の接触面との水平距離を常に一定にすることで
ある。
【0011】請求項3の作用は、位置決め部材とガイド
部材が、線接触または点接触し、この線または点が略十
字交差軸に一致するので、金型がローリングおよびピッ
チングしても、位置決め部材とガイド部材の接触部、す
なわち十字交差軸はガイド部材当接面に常時接触しなが
ら摺動かつ回動することである。
部材が、線接触または点接触し、この線または点が略十
字交差軸に一致するので、金型がローリングおよびピッ
チングしても、位置決め部材とガイド部材の接触部、す
なわち十字交差軸はガイド部材当接面に常時接触しなが
ら摺動かつ回動することである。
【0012】
[発明の実施の形態1]以下、図1から図7に基づき本
発明による光学素子成形装置に金型求心装置の実施の形
態1を説明する。下ベース10上には、上型17および
下型18からなる金型を囲むように成形室壁11が固定
されており、成形室壁11の一側には光学素材を搬入す
るとともに押圧成形した光学素子を搬出するための成形
室搬出入口11aが形成されている。成形室壁11の上
には上ベース12が固定されており、上ベース12の上
には上ベース12上面で水平にシフト可能なシフトベー
ス13が載置されている。シフトベース13は固定ボル
ト21によって上ベース12に締結固定、または解放自
由にすることができ、固定ボルト21の通し孔のガタ分
だけ水平シフト可能となっている。
発明による光学素子成形装置に金型求心装置の実施の形
態1を説明する。下ベース10上には、上型17および
下型18からなる金型を囲むように成形室壁11が固定
されており、成形室壁11の一側には光学素材を搬入す
るとともに押圧成形した光学素子を搬出するための成形
室搬出入口11aが形成されている。成形室壁11の上
には上ベース12が固定されており、上ベース12の上
には上ベース12上面で水平にシフト可能なシフトベー
ス13が載置されている。シフトベース13は固定ボル
ト21によって上ベース12に締結固定、または解放自
由にすることができ、固定ボルト21の通し孔のガタ分
だけ水平シフト可能となっている。
【0013】シフトベース13には、軸部14aとツバ
部14bからなる断面T字状のチルトベース14が備え
られている。このチルトベース14は軸部14aをシフ
トベース13、上ベース12の穴部13a、12aを貫
通させるとともに、ツバ部14bの下面をシフトベース
13の上面に対向させるようにして配置されており、固
定ボルト25によってシフトベース13に締結固定、ま
たは解放自由にすることが可能となっている。さらに、
チルトベース14のツバ部14bには、チルトベース1
4の中心で十字に直角交差するX−X軸およびY−Y軸
上に4本の調整ネジ22が具備されている。調整ネジ2
2はチルトベース14の上面から螺合してその先部をシ
フトベース13の上面に当接させてシフトベース13を
突っ張っている状態となっている。また、チルトベース
14のツバ部14bの外周側面には、円柱状位置決めピ
ン23が取り付けられており、この位置決めピン23は
その中心軸がX−X軸およびY−Y軸のそれぞれに一致
するようにして4本設けられている。一方、シフトベー
ス13上にはチルトベース14のX−X軸、Y−Y軸か
ら位置決めピン23の半径分の距離だけ離れた位置に垂
直面を有するガイド24がX−X軸およびY−Y軸を挟
んで互い違いに対向するようにして4個固定されてお
り、位置決めピン23の外周面はガイド24の垂直面
で、第1象限と第3象限から第2象限と第4象限の方向
に押圧され、チルトベース14の回動を規制している。
部14bからなる断面T字状のチルトベース14が備え
られている。このチルトベース14は軸部14aをシフ
トベース13、上ベース12の穴部13a、12aを貫
通させるとともに、ツバ部14bの下面をシフトベース
13の上面に対向させるようにして配置されており、固
定ボルト25によってシフトベース13に締結固定、ま
たは解放自由にすることが可能となっている。さらに、
チルトベース14のツバ部14bには、チルトベース1
4の中心で十字に直角交差するX−X軸およびY−Y軸
上に4本の調整ネジ22が具備されている。調整ネジ2
2はチルトベース14の上面から螺合してその先部をシ
フトベース13の上面に当接させてシフトベース13を
突っ張っている状態となっている。また、チルトベース
14のツバ部14bの外周側面には、円柱状位置決めピ
ン23が取り付けられており、この位置決めピン23は
その中心軸がX−X軸およびY−Y軸のそれぞれに一致
するようにして4本設けられている。一方、シフトベー
ス13上にはチルトベース14のX−X軸、Y−Y軸か
ら位置決めピン23の半径分の距離だけ離れた位置に垂
直面を有するガイド24がX−X軸およびY−Y軸を挟
んで互い違いに対向するようにして4個固定されてお
り、位置決めピン23の外周面はガイド24の垂直面
で、第1象限と第3象限から第2象限と第4象限の方向
に押圧され、チルトベース14の回動を規制している。
【0014】金型取り付け部材であるチルトベース14
の軸部14a下面には、温度調整可能な上ヒーター19
を外周に備え、光学成形面を有する上型17が固定され
ている。一方、上型17に対向する下型18は、精密に
上下昇降可能な可動軸15に断熱部材16を介して固定
されて、上型17に対して接近・離反自在となってお
り、上型17同様に光学成形面を有し、外周には温度調
整可能な下ヒーター20が備えられている。
の軸部14a下面には、温度調整可能な上ヒーター19
を外周に備え、光学成形面を有する上型17が固定され
ている。一方、上型17に対向する下型18は、精密に
上下昇降可能な可動軸15に断熱部材16を介して固定
されて、上型17に対して接近・離反自在となってお
り、上型17同様に光学成形面を有し、外周には温度調
整可能な下ヒーター20が備えられている。
【0015】以上の構成からなる光学素子成形装置の金
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形時において
は、以下のように成形する。上型17および下型18を
それぞれの上ヒーター19、下ヒーター20によって光
学素子成形に要する所要の温度に加熱調整する。またこ
のとき、成形室壁11は急激な雰囲気の温度変化を防い
でいる。その一方、図示を省略した光学素子加熱装置で
加熱軟化させた光学素材を、図示を省略した供給装置に
て成形室搬出入口11aから上型17、下型18の間に
供給する。そして、この加熱軟化した光学素材を、図示
を省略した駆動装置で可動軸15を上昇させて上型17
と下型18との間で押圧成形する。
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形時において
は、以下のように成形する。上型17および下型18を
それぞれの上ヒーター19、下ヒーター20によって光
学素子成形に要する所要の温度に加熱調整する。またこ
のとき、成形室壁11は急激な雰囲気の温度変化を防い
でいる。その一方、図示を省略した光学素子加熱装置で
加熱軟化させた光学素材を、図示を省略した供給装置に
て成形室搬出入口11aから上型17、下型18の間に
供給する。そして、この加熱軟化した光学素材を、図示
を省略した駆動装置で可動軸15を上昇させて上型17
と下型18との間で押圧成形する。
【0016】金型調整時においては、下型18の型軸Z
(下型18の中心軸)を基準として、以下のように上型
17のシフトおよびチルトを調整する。シフト調整する
場合は、固定ボルト21を緩めて上ベース12とシフト
ベース13の締結を解放する。その状態でX−X軸およ
びY−Y軸の水平方向に、精密な移動工具を使って、シ
フトベース13を移動し、シフト調整する。すなわち、
シフトベース13にチルトベース14を介して固定され
た上型17のシフトが調整される。調整後は固定ボルト
21を締め、上ベース12とシフトベース13を強固に
締結固定する。
(下型18の中心軸)を基準として、以下のように上型
17のシフトおよびチルトを調整する。シフト調整する
場合は、固定ボルト21を緩めて上ベース12とシフト
ベース13の締結を解放する。その状態でX−X軸およ
びY−Y軸の水平方向に、精密な移動工具を使って、シ
フトベース13を移動し、シフト調整する。すなわち、
シフトベース13にチルトベース14を介して固定され
た上型17のシフトが調整される。調整後は固定ボルト
21を締め、上ベース12とシフトベース13を強固に
締結固定する。
【0017】チルト調整する場合は、固定ボルト25を
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、調整ネジ22がシフトベ
ース13を突っ張る高さを調整する。これにより、各調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めピン23は上げ下げされる。このと
き、図4のごとく、一か所の位置決めピン23が上がる
と、それに直交する位置決めピン23は回動させられ
る。しかし、図4から図7に示すように、4箇所の位置
決めピン23とガイド24が、チルトベース14が略水
平面で回転しないよう、相互に押圧し合っているので、
位置決めピン23の外周面とガイド24の垂直面は常に
接触し、しかも位置決めピン23の回転中心は十字に交
差するX−X軸およびY−Y軸に共通なので、結果、図
7のように位置決めピン23がhだけ上下しても、ある
いは図6のようにθだけ回動しても、X−X軸およびY
−Y軸はそれぞれ一定の垂直平面上を動くだけである。
従って、図4に示すように、一か所の位置決めピン23
の上下に関わらず、X−X軸とY−Y軸の交点Oは前記
X−X軸およびY−Y軸それぞれがなぞる垂直平面の交
わる線、つまりZ−Z軸上に載っている。すなわち、チ
ルトベース14のX−X軸とY−Y軸の交点は、X−X
軸のローリングやY−Y軸のピッチングに関わらずZ−
Z軸上に求心され、しかもZ−Z軸のヨーイングはガイ
ド24の相互押圧で抑えられ、チルトベース14が回転
することは無い。調整後は固定ボルト25を締め、シフ
トベース13とチルトベース14を強固に締結固定す
る。
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、調整ネジ22がシフトベ
ース13を突っ張る高さを調整する。これにより、各調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めピン23は上げ下げされる。このと
き、図4のごとく、一か所の位置決めピン23が上がる
と、それに直交する位置決めピン23は回動させられ
る。しかし、図4から図7に示すように、4箇所の位置
決めピン23とガイド24が、チルトベース14が略水
平面で回転しないよう、相互に押圧し合っているので、
位置決めピン23の外周面とガイド24の垂直面は常に
接触し、しかも位置決めピン23の回転中心は十字に交
差するX−X軸およびY−Y軸に共通なので、結果、図
7のように位置決めピン23がhだけ上下しても、ある
いは図6のようにθだけ回動しても、X−X軸およびY
−Y軸はそれぞれ一定の垂直平面上を動くだけである。
従って、図4に示すように、一か所の位置決めピン23
の上下に関わらず、X−X軸とY−Y軸の交点Oは前記
X−X軸およびY−Y軸それぞれがなぞる垂直平面の交
わる線、つまりZ−Z軸上に載っている。すなわち、チ
ルトベース14のX−X軸とY−Y軸の交点は、X−X
軸のローリングやY−Y軸のピッチングに関わらずZ−
Z軸上に求心され、しかもZ−Z軸のヨーイングはガイ
ド24の相互押圧で抑えられ、チルトベース14が回転
することは無い。調整後は固定ボルト25を締め、シフ
トベース13とチルトベース14を強固に締結固定す
る。
【0018】以上のように、本実施の形態によれば、調
整時のチルトベース14を位置決めピン23とガイド2
4で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−X軸の
ローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、X−X
軸とY−Y軸の交点、つまりチルトベース14の中心が
Z−Z軸上に必ず求心される。よって型中心軸のズレを
強制しながら自由にX−X軸のローリング、またY−Y
軸のピッチングを微動してチルトを精密に調整する必要
のある光学素子成形の型調整には好都合である。従来、
型の挙動基準点を定めてなかなか調整することができな
かったので、チルト調整とシフト調整を繰り返ししてし
まうことがあったが、X−X軸とY−Y軸の交点Oを型
の挙動基準点とすることができるので、チルト調整した
後、シフト調整すれば確実に調整を完了でき、あるい
は、交点Oを基準に数学的にチルト調整によるシフトズ
レを予測し、チルトとシフトを同時に調整したりするこ
とも可能になる。よって、型の軸芯調整時間を大幅に短
縮し、かつ正確に行うことができる。また、位置決めピ
ン23をガイド24で片方より押圧する構造なので、位
置決めピン23を両方より挟持した構造と比較して、挟
持部の挿入隙間をとる必要が無いので、その分、ガタの
無い精密な求心を実現でき、精密な光学素子成形には益
々好都合である。さらに、光学素子成形時の高温によっ
て起きるチルトベース14の熱膨張もX−X軸とY−Y
軸の軸方向に解放しているので、全く求心作用には影響
無いため、温度に関わらず、良好な型調整ができ、調整
後のズレも小さい。
整時のチルトベース14を位置決めピン23とガイド2
4で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−X軸の
ローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、X−X
軸とY−Y軸の交点、つまりチルトベース14の中心が
Z−Z軸上に必ず求心される。よって型中心軸のズレを
強制しながら自由にX−X軸のローリング、またY−Y
軸のピッチングを微動してチルトを精密に調整する必要
のある光学素子成形の型調整には好都合である。従来、
型の挙動基準点を定めてなかなか調整することができな
かったので、チルト調整とシフト調整を繰り返ししてし
まうことがあったが、X−X軸とY−Y軸の交点Oを型
の挙動基準点とすることができるので、チルト調整した
後、シフト調整すれば確実に調整を完了でき、あるい
は、交点Oを基準に数学的にチルト調整によるシフトズ
レを予測し、チルトとシフトを同時に調整したりするこ
とも可能になる。よって、型の軸芯調整時間を大幅に短
縮し、かつ正確に行うことができる。また、位置決めピ
ン23をガイド24で片方より押圧する構造なので、位
置決めピン23を両方より挟持した構造と比較して、挟
持部の挿入隙間をとる必要が無いので、その分、ガタの
無い精密な求心を実現でき、精密な光学素子成形には益
々好都合である。さらに、光学素子成形時の高温によっ
て起きるチルトベース14の熱膨張もX−X軸とY−Y
軸の軸方向に解放しているので、全く求心作用には影響
無いため、温度に関わらず、良好な型調整ができ、調整
後のズレも小さい。
【0019】なお、本実施の形態では、上型17とチル
トベース14、すなわち金型と金型取り付け部材を別体
とした場合を例示したが、両者を一体化した金型を用い
ても、本実施の形態と同様の作用を得ることができると
ともに、同様の効果を奏することができる。。
トベース14、すなわち金型と金型取り付け部材を別体
とした場合を例示したが、両者を一体化した金型を用い
ても、本実施の形態と同様の作用を得ることができると
ともに、同様の効果を奏することができる。。
【0020】[発明の実施の形態2]以下、図8から図
14に基づき本発明による光学素子成形装置の金型求心
装置の実施の形態2を説明する。図8から図10に示す
ように、チルトベース14のツバ部14b外周側面の4
箇所には、十字に直交するX−X軸またはY−Y軸上に
エッヂ部を有するよう、三角柱状の位置決めエッヂ33
が設けられている。一方、シフトベース13上にはチル
トベース14のX−X軸、Y−Y軸上に垂直面を有する
ガイド24がX−X軸およびY−Y軸を挟んで互い違い
に対向するようにして4個固定されており、4本の三角
柱状位置決めエッヂ33のエッヂ部は、ガイド24の垂
直面で、第1象限と第3象限から第2象限と第4象限の
方向に押圧され、チルトベース14の回動を規制してい
る。その他の構成は前記実施の形態1と同様なので、同
一部分には同番号を付してその説明を省略する。
14に基づき本発明による光学素子成形装置の金型求心
装置の実施の形態2を説明する。図8から図10に示す
ように、チルトベース14のツバ部14b外周側面の4
箇所には、十字に直交するX−X軸またはY−Y軸上に
エッヂ部を有するよう、三角柱状の位置決めエッヂ33
が設けられている。一方、シフトベース13上にはチル
トベース14のX−X軸、Y−Y軸上に垂直面を有する
ガイド24がX−X軸およびY−Y軸を挟んで互い違い
に対向するようにして4個固定されており、4本の三角
柱状位置決めエッヂ33のエッヂ部は、ガイド24の垂
直面で、第1象限と第3象限から第2象限と第4象限の
方向に押圧され、チルトベース14の回動を規制してい
る。その他の構成は前記実施の形態1と同様なので、同
一部分には同番号を付してその説明を省略する。
【0021】以上の構成からなる光学素子成形装置の金
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形と金型調整
時における上型のシフト調整については、前記実施の形
態1と同様の作用なので説明を省略する。
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形と金型調整
時における上型のシフト調整については、前記実施の形
態1と同様の作用なので説明を省略する。
【0022】チルト調整する場合は、固定ボルト25を
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、調整ネジ22がシフトベ
ース13を突っ張る高さを調整する。これにより、各調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めエッヂ33は上げ下げされる。この
とき、図11のごとく、一か所の位置決めエッヂ33が
上がると、それに直交する位置決めエッヂ33は回動さ
せられる。しかし、図11から図14に示すように、4
箇所の位置決めエッヂ33とガイド24が、チルトベー
ス14が略水平面で回転しないよう、相互に押圧し合っ
ているので、位置決めエッヂ33のエッヂ部とガイド2
4の垂直面は常に接触し、しかも位置決めエッヂ33の
回転中心、すなわちエッヂ部は十字に交差するX−X
軸、およびY−Y軸に共通なので、結果、図14に示す
ように、位置決めエッヂ33がhだけ上下しても、ある
いは図13に示すようにθだけ回動しても、X−X軸、
およびY−Y軸はそれぞれ一定の垂直平面上を動くだけ
である。従って、図11に示すように、一か所の位置決
めエッヂ33の上下に関わらず、X−X軸とY−Y軸の
交点Oは前記X−X軸、およびY−Y軸それぞれがなぞ
る垂直平面の交わる線、つまりZ−Z軸上に載ってい
る。すなわち、チルトベース14のX−X軸とY−Y軸
の交点Oは、X−X軸のローリングやY−Y軸のピッチ
ングに関わらずZ−Z軸上に求心され、しかもZ−Z軸
のヨーイングは、ガイド24の相互押圧で抑えられ、チ
ルトベース14が回転することは無い。調整後は固定ボ
ルト25を締め、シフトベース13とチルトベース14
を強固に締結固定する。
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、調整ネジ22がシフトベ
ース13を突っ張る高さを調整する。これにより、各調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めエッヂ33は上げ下げされる。この
とき、図11のごとく、一か所の位置決めエッヂ33が
上がると、それに直交する位置決めエッヂ33は回動さ
せられる。しかし、図11から図14に示すように、4
箇所の位置決めエッヂ33とガイド24が、チルトベー
ス14が略水平面で回転しないよう、相互に押圧し合っ
ているので、位置決めエッヂ33のエッヂ部とガイド2
4の垂直面は常に接触し、しかも位置決めエッヂ33の
回転中心、すなわちエッヂ部は十字に交差するX−X
軸、およびY−Y軸に共通なので、結果、図14に示す
ように、位置決めエッヂ33がhだけ上下しても、ある
いは図13に示すようにθだけ回動しても、X−X軸、
およびY−Y軸はそれぞれ一定の垂直平面上を動くだけ
である。従って、図11に示すように、一か所の位置決
めエッヂ33の上下に関わらず、X−X軸とY−Y軸の
交点Oは前記X−X軸、およびY−Y軸それぞれがなぞ
る垂直平面の交わる線、つまりZ−Z軸上に載ってい
る。すなわち、チルトベース14のX−X軸とY−Y軸
の交点Oは、X−X軸のローリングやY−Y軸のピッチ
ングに関わらずZ−Z軸上に求心され、しかもZ−Z軸
のヨーイングは、ガイド24の相互押圧で抑えられ、チ
ルトベース14が回転することは無い。調整後は固定ボ
ルト25を締め、シフトベース13とチルトベース14
を強固に締結固定する。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、調整
時のチルトベース14を位置決めエッヂ33とガイド2
4で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−X軸の
ローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、X−X
軸とY−Y軸の交点O、つまりチルトベース14の中心
がZ−Z軸上に必ず求心され、前記実施の形態1と同様
の効果を得ることができる。これに加えて、ガイド24
と位置決めエッヂ33が成形時の高温で熱膨張した場合
でも、熱膨張をX−X軸とY−Y軸の軸方向に解放して
いるのみならず、ガイド24および位置決めエッヂ33
もX−X軸またはY−Y軸を起点に膨張して行くので、
前記実施の形態1よりも更に熱影響による型調整のズレ
は小さく、精密な成形が行える。
時のチルトベース14を位置決めエッヂ33とガイド2
4で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−X軸の
ローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、X−X
軸とY−Y軸の交点O、つまりチルトベース14の中心
がZ−Z軸上に必ず求心され、前記実施の形態1と同様
の効果を得ることができる。これに加えて、ガイド24
と位置決めエッヂ33が成形時の高温で熱膨張した場合
でも、熱膨張をX−X軸とY−Y軸の軸方向に解放して
いるのみならず、ガイド24および位置決めエッヂ33
もX−X軸またはY−Y軸を起点に膨張して行くので、
前記実施の形態1よりも更に熱影響による型調整のズレ
は小さく、精密な成形が行える。
【0024】[発明の実施の形態3]以下、図15から
図21に基づき本発明による光学素子成形装置の金型求
心装置の実施の形態3を説明する。チルトベース14に
は、十字に直角交差するX−X軸およびY−Y軸上に4
本の調整ネジ22がツバ部14bの上面から螺合され、
調整ネジ22はその先部をシフトベース13の上面に当
接させて、シフトベース13を突っ張っている。また、
チルトベース14のツバ部14bの外周側面には、X−
X軸またはY−Y軸とその中心軸を一致させた4本の円
柱状位置決めピン43が取り付けられている。位置決め
ピン43は、図18に示すように、シフトベース13に
固定された4個のガイドブロック44のガイドブロック
小撓み部44b垂直面で、それぞれ第1象限と第3象限
から第2象限と第4象限の方向へ水平に押圧されるとと
もに、ガイドブロック大撓み部44aにより垂直下方向
に押圧されている。なお、ガイドブロック44は弾性材
料にワイヤーカットで、曲げ断面の小さいU字状大撓み
部であるガイドブロック大撓み部44aと、曲げ断面の
大きいU字状小撓み部であるガイドブロック小撓み部4
4bを加工した、一体形状の部材により形成されてい
る。その他の構成は前記実施の形態1と同様なので、同
一部材には同番号を付してその説明を省略する。
図21に基づき本発明による光学素子成形装置の金型求
心装置の実施の形態3を説明する。チルトベース14に
は、十字に直角交差するX−X軸およびY−Y軸上に4
本の調整ネジ22がツバ部14bの上面から螺合され、
調整ネジ22はその先部をシフトベース13の上面に当
接させて、シフトベース13を突っ張っている。また、
チルトベース14のツバ部14bの外周側面には、X−
X軸またはY−Y軸とその中心軸を一致させた4本の円
柱状位置決めピン43が取り付けられている。位置決め
ピン43は、図18に示すように、シフトベース13に
固定された4個のガイドブロック44のガイドブロック
小撓み部44b垂直面で、それぞれ第1象限と第3象限
から第2象限と第4象限の方向へ水平に押圧されるとと
もに、ガイドブロック大撓み部44aにより垂直下方向
に押圧されている。なお、ガイドブロック44は弾性材
料にワイヤーカットで、曲げ断面の小さいU字状大撓み
部であるガイドブロック大撓み部44aと、曲げ断面の
大きいU字状小撓み部であるガイドブロック小撓み部4
4bを加工した、一体形状の部材により形成されてい
る。その他の構成は前記実施の形態1と同様なので、同
一部材には同番号を付してその説明を省略する。
【0025】以上の構成からなる光学素子成形装置の金
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形と金型調整
時における上型のシフト調整については、前記実施の形
態1と同様の作用なので説明を省略する。
型求心装置の作用を説明する。光学素子成形と金型調整
時における上型のシフト調整については、前記実施の形
態1と同様の作用なので説明を省略する。
【0026】チルト調整する場合は、固定ボルト25を
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、各調整ネジ22がシフト
ベース13を突っ張る高さを調整する。これにより、調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めピン43は上げ下げされる。このと
き、図18のごとく、一か所の位置決めピン43が上が
ると、それに直交する位置決めピン43は回動させられ
る。しかし、図19から図21に示すように、4箇所の
位置決めピン43とガイドブロック小撓み部44bが、
チルトベース14が略水平面で回転しないよう、相互に
押圧し合っているので、位置決めピン43とガイドブロ
ック小撓み部44bは常に接触し、しかも位置決めピン
43の回転中心は十字に交差するX−X軸、およびY−
Y軸に共通なので、結果、図21に示すように位置決め
ピン43がhだけ上下しても、あるいは図20に示すよ
うにθだけ回動しても、X−X軸およびY−Y軸はそれ
ぞれ一定の垂直平面上を動くだけである。従って、図1
8に示すように、一か所の位置決めピン43の上下に関
わらず、X−X軸とY−Y軸の交点Oは前記X−X軸、
およびY−Y軸それぞれがなぞる垂直平面の交わる線、
つまりZ−Z軸上に載っている。すなわち、チルトベー
ス14のX−X軸とY−Y軸の交点は、X−X軸のロー
リングやY−Y軸のピッチングに関わらずZ−Z軸上に
求心され、しかもZ−Z軸のヨーイングは、ガイドブロ
ック小撓み部44bの相互押圧で抑えられ、チルトベー
ス14が回転することは無い。調整後は固定ボルト25
を締め、シフトベース13とチルトベース14を強固に
締結固定する。
緩めてシフトベース13とチルトベース14の締結を解
放する。その状態で4箇所に設けられた調整ネジ22を
締め込んだり、緩めたりして、各調整ネジ22がシフト
ベース13を突っ張る高さを調整する。これにより、調
整ネジ22がチルトベース14を持ち上げる高さが変わ
るので、チルトベース14のチルト調整ができる。すな
わち、チルトベース14に固定された上型17のチルト
が調整される。都合、調整に伴うチルトベース14のチ
ルト動作で位置決めピン43は上げ下げされる。このと
き、図18のごとく、一か所の位置決めピン43が上が
ると、それに直交する位置決めピン43は回動させられ
る。しかし、図19から図21に示すように、4箇所の
位置決めピン43とガイドブロック小撓み部44bが、
チルトベース14が略水平面で回転しないよう、相互に
押圧し合っているので、位置決めピン43とガイドブロ
ック小撓み部44bは常に接触し、しかも位置決めピン
43の回転中心は十字に交差するX−X軸、およびY−
Y軸に共通なので、結果、図21に示すように位置決め
ピン43がhだけ上下しても、あるいは図20に示すよ
うにθだけ回動しても、X−X軸およびY−Y軸はそれ
ぞれ一定の垂直平面上を動くだけである。従って、図1
8に示すように、一か所の位置決めピン43の上下に関
わらず、X−X軸とY−Y軸の交点Oは前記X−X軸、
およびY−Y軸それぞれがなぞる垂直平面の交わる線、
つまりZ−Z軸上に載っている。すなわち、チルトベー
ス14のX−X軸とY−Y軸の交点は、X−X軸のロー
リングやY−Y軸のピッチングに関わらずZ−Z軸上に
求心され、しかもZ−Z軸のヨーイングは、ガイドブロ
ック小撓み部44bの相互押圧で抑えられ、チルトベー
ス14が回転することは無い。調整後は固定ボルト25
を締め、シフトベース13とチルトベース14を強固に
締結固定する。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、調整
時のチルトベース14を位置決めピン44とガイドブロ
ック44で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−
X軸のローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、
X−X軸とY−Y軸の交点O、つまりチルトベース14
の中心がZ−Z軸上に必ず求心され、前記実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。これに加えて、位置
決めピン43はガイドブロック大撓み部44aにより下
に向かって余圧を常時受けているので、チルト調整時に
固定ボルト25を緩めても、X−X軸とY−Y軸の交点
Oが不用意にZ−Z軸上を移動しない。また、加工、組
立の都合、位置決めピンを完全にX−X軸あるいはY−
Y軸上に合致することは困難であるが、ガイドブロック
小撓み部44bが適度に加工、組立誤差を撓んで吸収す
るので、求心作用の動きが渋くなることがない。ガイド
ブロック小撓み部44bの撓みについては、撓みの再現
性が良いので、求心精度の悪化は見られず、実施の形態
1、2よりさらに良好に調整作業が行える。
時のチルトベース14を位置決めピン44とガイドブロ
ック44で位置決めしながらチルト調整を行えば、X−
X軸のローリングやY−Y軸のピッチングに関わらず、
X−X軸とY−Y軸の交点O、つまりチルトベース14
の中心がZ−Z軸上に必ず求心され、前記実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。これに加えて、位置
決めピン43はガイドブロック大撓み部44aにより下
に向かって余圧を常時受けているので、チルト調整時に
固定ボルト25を緩めても、X−X軸とY−Y軸の交点
Oが不用意にZ−Z軸上を移動しない。また、加工、組
立の都合、位置決めピンを完全にX−X軸あるいはY−
Y軸上に合致することは困難であるが、ガイドブロック
小撓み部44bが適度に加工、組立誤差を撓んで吸収す
るので、求心作用の動きが渋くなることがない。ガイド
ブロック小撓み部44bの撓みについては、撓みの再現
性が良いので、求心精度の悪化は見られず、実施の形態
1、2よりさらに良好に調整作業が行える。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば以下の効
果を得ることができる。請求項1〜3の発明によれば、
光学素子成形装置の金型軸芯チルト調整の際、金型また
は金型取り付け部をローリングあるいはピッチングして
も、任意に構成で決めたX軸とY軸の交点をZ軸上に求
心するので、従来、型の挙動基準点が定まらず精密な調
整が困難であった作業を容易に、また精密に行うことが
できる。したがって、型調整作業の時間が大幅に短縮さ
れ、しかも、従来は非常に難しかった調整精度および分
解能を狙うこともできるようになり、2面間偏心が良好
な高品質の光学素子を量産成形可能にした。
果を得ることができる。請求項1〜3の発明によれば、
光学素子成形装置の金型軸芯チルト調整の際、金型また
は金型取り付け部をローリングあるいはピッチングして
も、任意に構成で決めたX軸とY軸の交点をZ軸上に求
心するので、従来、型の挙動基準点が定まらず精密な調
整が困難であった作業を容易に、また精密に行うことが
できる。したがって、型調整作業の時間が大幅に短縮さ
れ、しかも、従来は非常に難しかった調整精度および分
解能を狙うこともできるようになり、2面間偏心が良好
な高品質の光学素子を量産成形可能にした。
【図1】本発明の実施の形態1の装置を示す平面図であ
る。
る。
【図2】図1におけるX−X軸に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の装置を一部切り欠いて
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1の装置における位置決め
ピンとガイドを示す斜視図である。
ピンとガイドを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1の装置における位置決め
ピンとガイドを示す拡大側面図である。
ピンとガイドを示す拡大側面図である。
【図6】本発明の実施の形態1の装置におけるチルト調
整時の位置決めピンとガイドを示す拡大側面図である。
整時の位置決めピンとガイドを示す拡大側面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の装置におけるチルト調
整時の位置決めピンとガイドを示す拡大側面図である。
整時の位置決めピンとガイドを示す拡大側面図である。
【図8】本発明の実施の形態2の装置を示す平面図であ
る。
る。
【図9】図8におけるX−X軸に沿う断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2の装置を一部切り欠い
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態2の装置における位置決
めエッヂとガイドを示す斜視図である。
めエッヂとガイドを示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態2の装置における位置決
めエッヂとガイドを示す拡大側面図である。
めエッヂとガイドを示す拡大側面図である。
【図13】本発明の実施の形態2の装置におけるチルト
調整時の位置決めエッヂとガイドを示す拡大側面図であ
る。
調整時の位置決めエッヂとガイドを示す拡大側面図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態2の装置におけるチルト
調整時の位置決めエッヂとガイドを示す拡大側面図であ
る。
調整時の位置決めエッヂとガイドを示す拡大側面図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態3の装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図16】図15におけるX−X軸に沿う断面図であ
る。
る。
【図17】本発明の実施の形態3の装置を一部切り欠い
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図18】本発明の実施の形態3の装置における位置決
めピンとガイドブロックを示す斜視図である。
めピンとガイドブロックを示す斜視図である。
【図19】本発明の実施の形態3の装置における位置決
めピンとガイドブロックを示す拡大側面図である。
めピンとガイドブロックを示す拡大側面図である。
【図20】本発明の実施の形態3の装置におけるチルト
調整時の位置決めピンとガイドブロックを示す拡大側面
図である。
調整時の位置決めピンとガイドブロックを示す拡大側面
図である。
【図21】本発明の実施の形態3の装置におけるチルト
調整時の位置決めピンとガイドブロックを示す拡大側面
図である。
調整時の位置決めピンとガイドブロックを示す拡大側面
図である。
【図22】従来技術を示す断面図である。
【図23】従来技術のガイド部を示す平面図である。
【図24】従来技術のガイド部を示す拡大側面図であ
る。
る。
10 下ベース 11 成形室壁 12 上ベース 13 シフトベース 14 チルトベース 17 上型 18 下型 21 固定ボルト 22 調整ネジ 23 位置決めピン 24 ガイド 25 固定ボルト 33 位置決めエッヂ 44 ガイドブロック 44a ガイドブロック大撓み部 44b ガイドブロック小撓み部
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱軟化した光学素材を型で押圧成形す
る光学素子成形装置の金型求心装置において、金型また
は金型取り付け部材の略十字交差する4箇所に位置決め
部材を設け、金型または金型取り付け部材が略十字交差
面上で回転しないよう前記4箇所の位置決め部材それぞ
れを一方から押圧するガイド部材を設けるとともに、前
記位置決め部材がガイド部材に沿ってそれぞれ上下に摺
動可能にし、かつ十字交差軸それぞれを回動軸にして回
動可能としたことを特徴とする光学素子成形装置の金型
求心装置。 - 【請求項2】 前記4箇所の位置決め部材が回転体で、
その回転軸が十字に直角で交差するようにしたことを特
徴とする請求項1記載の光学素子成形装置の金型求心装
置。 - 【請求項3】 前記4箇所の位置決め部材とガイド部材
がそれぞれ線接触または点接触し、この対向する線また
は点を結ぶ線が十字に直角で交差するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の光学素子成形装置の金型求心
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21595095A JPH0957777A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 光学素子成形装置の金型求心装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21595095A JPH0957777A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 光学素子成形装置の金型求心装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957777A true JPH0957777A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16680945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21595095A Withdrawn JPH0957777A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 光学素子成形装置の金型求心装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015093415A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 株式会社日本製鋼所 | 微細構造体成形金型及び微細構造体成形方法 |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP21595095A patent/JPH0957777A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015093415A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | 株式会社日本製鋼所 | 微細構造体成形金型及び微細構造体成形方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |