JPH0958029A - カラー感熱プリンタの定着方法 - Google Patents
カラー感熱プリンタの定着方法Info
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- JPH0958029A JPH0958029A JP7217726A JP21772695A JPH0958029A JP H0958029 A JPH0958029 A JP H0958029A JP 7217726 A JP7217726 A JP 7217726A JP 21772695 A JP21772695 A JP 21772695A JP H0958029 A JPH0958029 A JP H0958029A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 補充漂白を不要にして、プリント速度の高速
化及び機械部品の摩耗を防止する。 【解決手段】 第1回目の送り時に、サーマルヘッドに
よるイエロー画像の記録と、イエロー用紫外線ランプに
よる定着とを行う。第2回目の送り時に、マゼンタ画像
の記録と、マゼンタ用紫外線ランプによる定着を行う。
このマゼンタ画像の定着時に、フル発光中のマゼンタ用
紫外線の照度を測定する。得られた測定照度値LM か
ら、第3回目の送り時に行われる漂白中でのマゼンタ用
紫外線の照射量を予測する。漂白不足が生じると予測さ
れる場合には、その不足量を考慮してカラー感熱記録紙
の戻し速度SM2 を決定する。マゼンタ用紫外線ランプ
をフル発光させたままで、戻し速度SM2 でカラー感熱
記録紙を戻しながらプレ漂白をする。第3回目の送り時
に、シアン画像の記録とマゼンタ用紫外線ランプによる
漂白とを行う。
化及び機械部品の摩耗を防止する。 【解決手段】 第1回目の送り時に、サーマルヘッドに
よるイエロー画像の記録と、イエロー用紫外線ランプに
よる定着とを行う。第2回目の送り時に、マゼンタ画像
の記録と、マゼンタ用紫外線ランプによる定着を行う。
このマゼンタ画像の定着時に、フル発光中のマゼンタ用
紫外線の照度を測定する。得られた測定照度値LM か
ら、第3回目の送り時に行われる漂白中でのマゼンタ用
紫外線の照射量を予測する。漂白不足が生じると予測さ
れる場合には、その不足量を考慮してカラー感熱記録紙
の戻し速度SM2 を決定する。マゼンタ用紫外線ランプ
をフル発光させたままで、戻し速度SM2 でカラー感熱
記録紙を戻しながらプレ漂白をする。第3回目の送り時
に、シアン画像の記録とマゼンタ用紫外線ランプによる
漂白とを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー感熱プリン
タに用いられる定着方法に関するものである。
タに用いられる定着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー感熱プリンタでは、支持体上に、
シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱
発色層を順番に形成したカラー感熱記録紙が用いられ
る。最上層となるイエロー感熱発色層の熱感度が最も高
く、最下層となるシアン感熱発色層の熱感度が最も低
い。この熱感度の違いを利用して、カラー感熱記録紙を
移動しながらサーマルヘッドで押圧・加熱して、最上層
から順番に各感熱発色層を記録する。イエロー感熱発色
層とマゼンタ感熱発色層に対しては、記録直後に各感熱
発色層に特有な波長域の紫外線を照射して定着する。こ
の定着によって、未発色の発色成分が光分解されて発色
能力が消失する。
シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱
発色層を順番に形成したカラー感熱記録紙が用いられ
る。最上層となるイエロー感熱発色層の熱感度が最も高
く、最下層となるシアン感熱発色層の熱感度が最も低
い。この熱感度の違いを利用して、カラー感熱記録紙を
移動しながらサーマルヘッドで押圧・加熱して、最上層
から順番に各感熱発色層を記録する。イエロー感熱発色
層とマゼンタ感熱発色層に対しては、記録直後に各感熱
発色層に特有な波長域の紫外線を照射して定着する。こ
の定着によって、未発色の発色成分が光分解されて発色
能力が消失する。
【0003】イエロー感熱発色層に対しては、イエロー
用紫外線ランプを点灯して、発光ピークが420nmの
近紫外線を照射しているが、この照射量が少ないと一部
のイエロー発色成分が光分解されずに残る。この残った
イエロー発色成分は、マゼンタ感熱発色層の記録の際に
発色する。また、イエロー用紫外線の照射量が多すぎる
と、僅かであるがマゼンタ感熱発色層の発色成分が光分
解する。このために、イエロー用紫外線は、その照射量
を適正に保つことが必要である。
用紫外線ランプを点灯して、発光ピークが420nmの
近紫外線を照射しているが、この照射量が少ないと一部
のイエロー発色成分が光分解されずに残る。この残った
イエロー発色成分は、マゼンタ感熱発色層の記録の際に
発色する。また、イエロー用紫外線の照射量が多すぎる
と、僅かであるがマゼンタ感熱発色層の発色成分が光分
解する。このために、イエロー用紫外線は、その照射量
を適正に保つことが必要である。
【0004】マゼンタ感熱発色層に対しては、発光ピー
クが365nmの紫外線が照射される。このマゼンタ用
紫外線の照射量が少ないと、一部のマゼンタ発色成分が
光分解されずに残ってしまう。しかし、シアン感熱発色
層に対しては定着性が与えられていないため、マゼンタ
用紫外線の照射量は適正値よりも多くても支障がない。
クが365nmの紫外線が照射される。このマゼンタ用
紫外線の照射量が少ないと、一部のマゼンタ発色成分が
光分解されずに残ってしまう。しかし、シアン感熱発色
層に対しては定着性が与えられていないため、マゼンタ
用紫外線の照射量は適正値よりも多くても支障がない。
【0005】また、各発熱素子は、記録すべき感熱発色
層が発色しない程度に加熱するためのバイアス熱エネル
ギーと、画像データに応じた階調熱エネルギーとを与え
て、所望の濃度のドットを発色記録している。このバイ
アス熱エネルギーは、ドットを記録しない発熱素子に対
しても与えられる。マゼンタ感熱発色層やシアン感熱発
色層は、熱感度が低いために、大きなバイアス熱エネル
ギーが与えられる。このバイアス熱エネルギーによっ
て、白地となる部分が薄いイエローに変色する。この変
色は、イエロースティンと呼ばれており、マゼンタ用紫
外線を適当量照射することで漂白することができる。
層が発色しない程度に加熱するためのバイアス熱エネル
ギーと、画像データに応じた階調熱エネルギーとを与え
て、所望の濃度のドットを発色記録している。このバイ
アス熱エネルギーは、ドットを記録しない発熱素子に対
しても与えられる。マゼンタ感熱発色層やシアン感熱発
色層は、熱感度が低いために、大きなバイアス熱エネル
ギーが与えられる。このバイアス熱エネルギーによっ
て、白地となる部分が薄いイエローに変色する。この変
色は、イエロースティンと呼ばれており、マゼンタ用紫
外線を適当量照射することで漂白することができる。
【0006】特開平7−32625号公報には、紫外線
ランプの点灯直後に照度測定して、定着条件の設定と、
補充定着の有無及び補充定着時のプラテンドラムの回転
速度とを決定する方法が記載されている。補充定着が必
要な場合には、紫外線ランプの発光条件を定着時と同じ
にして、測定照度値のランクに応じた回転速度でプラテ
ンドラムを更に1回させる。シアン画像の記録でも、マ
ゼンタ用紫外線ランプをフル発光状態で点灯させ、この
点灯直後に照度測定をして、補充漂白の要否と、その時
の回転速度とを決定する。補充漂白が必要な場合には、
シアン画像の記録後に、プラテンドラムを更に1回させ
ている。
ランプの点灯直後に照度測定して、定着条件の設定と、
補充定着の有無及び補充定着時のプラテンドラムの回転
速度とを決定する方法が記載されている。補充定着が必
要な場合には、紫外線ランプの発光条件を定着時と同じ
にして、測定照度値のランクに応じた回転速度でプラテ
ンドラムを更に1回させる。シアン画像の記録でも、マ
ゼンタ用紫外線ランプをフル発光状態で点灯させ、この
点灯直後に照度測定をして、補充漂白の要否と、その時
の回転速度とを決定する。補充漂白が必要な場合には、
シアン画像の記録後に、プラテンドラムを更に1回させ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の定着方
法では、漂白不足の場合にシアン画像の記録後に補充漂
白を行っているから、プリントに時間がかかるととも
に、プラテンドラム等の機械部品の摩耗の原因となる。
法では、漂白不足の場合にシアン画像の記録後に補充漂
白を行っているから、プリントに時間がかかるととも
に、プラテンドラム等の機械部品の摩耗の原因となる。
【0008】本発明は、補充漂白をすることなく、適正
な漂白を行うことができるようにしたカラー感熱プリン
タの定着方法を提供することにある。
な漂白を行うことができるようにしたカラー感熱プリン
タの定着方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の定着方法では、発色する色及び熱感
度が異なった少なくとも第1ないし第3感熱発色層を順
次層設したカラー感熱記録紙を用い、搬送中のカラー感
熱記録紙をサーマルヘッドで加熱して第1感熱発色層を
記録してから、第1紫外線ランプから放出された第1波
長域の紫外線を照射して定着し、次にサーマルヘッドで
第2感熱発色層を記録してから、第2紫外線ランプから
放出された第2波長域の紫外線を照射して定着し、最後
にサーマルヘッドで第3感熱発色層を記録してから第2
波長域の紫外線を照射して漂白するカラー感熱プリンタ
において、第2感熱発色層の定着時に第2波長域の紫外
線の照度を測定し、この測定照度値から漂白時の第2波
長域の紫外線の照射量を予測し,漂白不足が生じる場合
には、第3感熱発色層の記録の前に、漂白不足分を考慮
した第2波長域の紫外線によるプレ漂白を行うようにし
たものである。
に、請求項1記載の定着方法では、発色する色及び熱感
度が異なった少なくとも第1ないし第3感熱発色層を順
次層設したカラー感熱記録紙を用い、搬送中のカラー感
熱記録紙をサーマルヘッドで加熱して第1感熱発色層を
記録してから、第1紫外線ランプから放出された第1波
長域の紫外線を照射して定着し、次にサーマルヘッドで
第2感熱発色層を記録してから、第2紫外線ランプから
放出された第2波長域の紫外線を照射して定着し、最後
にサーマルヘッドで第3感熱発色層を記録してから第2
波長域の紫外線を照射して漂白するカラー感熱プリンタ
において、第2感熱発色層の定着時に第2波長域の紫外
線の照度を測定し、この測定照度値から漂白時の第2波
長域の紫外線の照射量を予測し,漂白不足が生じる場合
には、第3感熱発色層の記録の前に、漂白不足分を考慮
した第2波長域の紫外線によるプレ漂白を行うようにし
たものである。
【0010】請求項2記載の定着方法では、カラー感熱
記録紙は搬送ローラ対でニップされて第1方向とこれと
逆の第2方向へ移動自在であり、この第1方向でサーマ
ルヘッドの下流に第1及び第2紫外線ランプを配置し、
搬送ローラ対がカラー感熱記録紙を一定な第1速度で第
1方向に搬送するときに、第1感熱発色層の記録と第1
波長域の紫外線による定着とを行い、定着時の紫外線照
度に応じて決まる第2速度でカラー感熱記録紙を第2方
向に戻すときに、第1波長域の紫外線による補充定着を
行い、一定な第3速度で第1方向に搬送するときに第2
感熱発色層の記録と第2波長域の紫外線による定着とを
行い、その後定着時の紫外線照度に応じた第4速度で第
2方向に戻すときに第2波長域の紫外線による補充定着
とプレ漂白とを行い、再び一定な第5速度で第1方向に
搬送するときに第3感熱発色層の記録と漂白とを行うよ
うにしたものである。
記録紙は搬送ローラ対でニップされて第1方向とこれと
逆の第2方向へ移動自在であり、この第1方向でサーマ
ルヘッドの下流に第1及び第2紫外線ランプを配置し、
搬送ローラ対がカラー感熱記録紙を一定な第1速度で第
1方向に搬送するときに、第1感熱発色層の記録と第1
波長域の紫外線による定着とを行い、定着時の紫外線照
度に応じて決まる第2速度でカラー感熱記録紙を第2方
向に戻すときに、第1波長域の紫外線による補充定着を
行い、一定な第3速度で第1方向に搬送するときに第2
感熱発色層の記録と第2波長域の紫外線による定着とを
行い、その後定着時の紫外線照度に応じた第4速度で第
2方向に戻すときに第2波長域の紫外線による補充定着
とプレ漂白とを行い、再び一定な第5速度で第1方向に
搬送するときに第3感熱発色層の記録と漂白とを行うよ
うにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、サーマルヘッド1
0には、多数の発熱素子をライン状に配列した発熱素子
アレイ10aが形成されている。このサーマルヘッド1
0は、軸11を支点にして揺動自在であり、プラテンロ
ーラ13上のカラー感熱記録紙12を押圧するプリント
位置と、プラテンローラ13から離れた退避位置との間
で揺動する。
0には、多数の発熱素子をライン状に配列した発熱素子
アレイ10aが形成されている。このサーマルヘッド1
0は、軸11を支点にして揺動自在であり、プラテンロ
ーラ13上のカラー感熱記録紙12を押圧するプリント
位置と、プラテンローラ13から離れた退避位置との間
で揺動する。
【0012】カラー感熱記録紙12は、周知のように、
支持体上に、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層とな
るイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エ
ネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感
熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシ
アンに発色する。
支持体上に、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層とな
るイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エ
ネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感
熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシ
アンに発色する。
【0013】イエロー感熱発色層は、420nmの近紫
外線が照射されたときに、発色能力が消失する。マゼン
タ感熱発色層は、365nmの紫外線が照射されたとき
に発色能力が消失する。カラー感熱記録紙12に、例え
ばブラック感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
この場合には、シアン感熱発色層に対して定着性を与え
ることが必要である。
外線が照射されたときに、発色能力が消失する。マゼン
タ感熱発色層は、365nmの紫外線が照射されたとき
に発色能力が消失する。カラー感熱記録紙12に、例え
ばブラック感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
この場合には、シアン感熱発色層に対して定着性を与え
ることが必要である。
【0014】サーマルヘッド10の下流に、搬送ローラ
対15が配置されており、パルスモータ16によって正
逆両方向に回転する。この搬送ローラ対15は、カラー
感熱記録紙12をニップして往復動させる。
対15が配置されており、パルスモータ16によって正
逆両方向に回転する。この搬送ローラ対15は、カラー
感熱記録紙12をニップして往復動させる。
【0015】カラー感熱記録紙12の搬送路に、定着器
17が配置されている。この定着器17は、発光ピーク
が420nmの近紫外線を発生するイエロー用紫外線ラ
ンプ18と、発光ピークが365nmの紫外線を発生す
るマゼンタ用紫外線ランプ19と、これらの背後を覆う
リフレクタ20とから構成されている。
17が配置されている。この定着器17は、発光ピーク
が420nmの近紫外線を発生するイエロー用紫外線ラ
ンプ18と、発光ピークが365nmの紫外線を発生す
るマゼンタ用紫外線ランプ19と、これらの背後を覆う
リフレクタ20とから構成されている。
【0016】紫外線ランプ18,19が選択的に発光し
たときに、これらから放出された紫外線の一部が照度セ
ンサー21に入射する。この照度センサー21は、カラ
ー感熱記録紙12が記録開始時より一定距離Lだけ移動
して、記録エリアの先端が定着器17に到達する直前
に、カラー感熱記録紙12上の照度を間接的に測定す
る。なお、符号22は、カラー感熱記録紙12の先端を
検出する位置センサーである。
たときに、これらから放出された紫外線の一部が照度セ
ンサー21に入射する。この照度センサー21は、カラ
ー感熱記録紙12が記録開始時より一定距離Lだけ移動
して、記録エリアの先端が定着器17に到達する直前
に、カラー感熱記録紙12上の照度を間接的に測定す
る。なお、符号22は、カラー感熱記録紙12の先端を
検出する位置センサーである。
【0017】図2において、コントローラ25には、照
度センサー21,位置センサー22,速度制御回路2
6,ランプ照度調整回路27,ドライバ28,カウンタ
29,ROM33が接続されている。速度制御回路26
は、カラー感熱記録紙12の送りと戻しでのパルスモー
タ16の回転速度及び方向を決定し、ドライバ30を介
してパルスモータ16の回転を制御する。
度センサー21,位置センサー22,速度制御回路2
6,ランプ照度調整回路27,ドライバ28,カウンタ
29,ROM33が接続されている。速度制御回路26
は、カラー感熱記録紙12の送りと戻しでのパルスモー
タ16の回転速度及び方向を決定し、ドライバ30を介
してパルスモータ16の回転を制御する。
【0018】カラー感熱記録紙12を排紙方向に搬送す
る際のパルスモータ16の送り速度は、感熱発色層の熱
感度で決まる一定な値である。カラー感熱記録紙12を
戻す際のパルスモータ16の戻し速度は、照度センサー
21で測定した測定照度値に応じて決められる。
る際のパルスモータ16の送り速度は、感熱発色層の熱
感度で決まる一定な値である。カラー感熱記録紙12を
戻す際のパルスモータ16の戻し速度は、照度センサー
21で測定した測定照度値に応じて決められる。
【0019】マゼンタ感熱発色層は、僅かであるが、波
長が420nmの紫外線によっても光分解される。そこ
で、イエロー用紫外線ランプ18に対しては、照射量を
正確に制御するために、ランプ照度調整回路27が設け
られている。このランプ照度調整回路27は、目標照度
設定回路32,差動増幅器33,デューティ比調整回路
34,及びROM35から構成されている。このROM
35には、図4に示すように、照度センサー21で測定
したイエロー用紫外線の測定照度値LY と目標照度値L
S との関係を示すテーブルが記憶されている。なお、図
4中の数値の単位はいずれもmWである。
長が420nmの紫外線によっても光分解される。そこ
で、イエロー用紫外線ランプ18に対しては、照射量を
正確に制御するために、ランプ照度調整回路27が設け
られている。このランプ照度調整回路27は、目標照度
設定回路32,差動増幅器33,デューティ比調整回路
34,及びROM35から構成されている。このROM
35には、図4に示すように、照度センサー21で測定
したイエロー用紫外線の測定照度値LY と目標照度値L
S との関係を示すテーブルが記憶されている。なお、図
4中の数値の単位はいずれもmWである。
【0020】目標照度設定回路32は、イエロー用紫外
線の測定照度値LY をアドレスとして、ROM35に記
憶された目標照度値LS を読み出す。差動増幅器33
は、目標照度設定回路32で設定された目標照度値LS
と定着中の照度値との差を算出し、この差信号をデュー
ティ比調整回路34に送る。デューティ比調整回路34
は、ドライバ36から出力される駆動パルスのデューテ
ィ比を調節する。
線の測定照度値LY をアドレスとして、ROM35に記
憶された目標照度値LS を読み出す。差動増幅器33
は、目標照度設定回路32で設定された目標照度値LS
と定着中の照度値との差を算出し、この差信号をデュー
ティ比調整回路34に送る。デューティ比調整回路34
は、ドライバ36から出力される駆動パルスのデューテ
ィ比を調節する。
【0021】ROM33には、図3に示すように、紫外
線の測定照度値とモータ回転速度との関係を表すテーブ
ルデータが書き込まれている。この図3において、
(a)はイエロー用のテーブルであり、(b)はマゼン
タ用のテーブルである。イエロー画像及びマゼンタ画像
の記録では、プリントの開始と同時又はその直前に対応
する紫外線ランプが点灯する。そして、プリント開始よ
り、カラー感熱記録紙12が図1で右方向に距離Lだけ
移動した時点、すなわち定着器17に到達する直前に、
紫外線の照度を照度センサー21で測定する。この測定
照度値から、定着条件や補充定着の要否及び戻し速度が
決まる。
線の測定照度値とモータ回転速度との関係を表すテーブ
ルデータが書き込まれている。この図3において、
(a)はイエロー用のテーブルであり、(b)はマゼン
タ用のテーブルである。イエロー画像及びマゼンタ画像
の記録では、プリントの開始と同時又はその直前に対応
する紫外線ランプが点灯する。そして、プリント開始よ
り、カラー感熱記録紙12が図1で右方向に距離Lだけ
移動した時点、すなわち定着器17に到達する直前に、
紫外線の照度を照度センサー21で測定する。この測定
照度値から、定着条件や補充定着の要否及び戻し速度が
決まる。
【0022】イエロー画像の記録では、パルスモータ1
6が送り速度SY1 で正転して、カラー感熱記録紙12
を図1で右方向に搬送する。この送り速度SY1 は、イ
エロー感熱発色層の熱感度に応じて決めた一定な値であ
る。カラー感熱記録紙12が一定距離Lだけ移動した時
点での測定照度値LY のランクに応じて、図4に示す目
標照度値LS が設定される。この目標照度値LS が維持
されるようにイエロー用紫外線ランプ18を調光する。
6が送り速度SY1 で正転して、カラー感熱記録紙12
を図1で右方向に搬送する。この送り速度SY1 は、イ
エロー感熱発色層の熱感度に応じて決めた一定な値であ
る。カラー感熱記録紙12が一定距離Lだけ移動した時
点での測定照度値LY のランクに応じて、図4に示す目
標照度値LS が設定される。この目標照度値LS が維持
されるようにイエロー用紫外線ランプ18を調光する。
【0023】イエロー画像の記録後に、パルスモータ1
6を戻し速度SY2 で逆転させて、カラー感熱記録紙1
2の先端が位置センサー22で検出される位置まで戻
す。この戻し速度SY2 は、測定照度値LY のランクに
よって決定される。測定照度値LY のランクが最も高い
場合には、補充定着が不要であるから、イエロー用紫外
線ランプ18を消灯してから、一定のイエロー用戻し速
度SY2 でパルスモータ16を逆転させる。このイエロ
ー用戻し速度SY2 は、イエロー用プリント速度SY1
よりも速い。
6を戻し速度SY2 で逆転させて、カラー感熱記録紙1
2の先端が位置センサー22で検出される位置まで戻
す。この戻し速度SY2 は、測定照度値LY のランクに
よって決定される。測定照度値LY のランクが最も高い
場合には、補充定着が不要であるから、イエロー用紫外
線ランプ18を消灯してから、一定のイエロー用戻し速
度SY2 でパルスモータ16を逆転させる。このイエロ
ー用戻し速度SY2 は、イエロー用プリント速度SY1
よりも速い。
【0024】測定照度値LY が低い場合には、イエロー
画像の定着不足が発生するから、カラー感熱記録紙12
を第1図で左方向に戻す際に補充定着を行う。この補充
定着では、イエロー用紫外線ランプ18を記録時の目標
照度値LS に保つとともに、測定照度値LY に応じて決
めた戻し速度SY2 でパルスモータ16を逆転させる。
この測定照度値LY が低いほど、紫外線照射量が増える
ように、パルスモータ16の回転速度を遅くする。
画像の定着不足が発生するから、カラー感熱記録紙12
を第1図で左方向に戻す際に補充定着を行う。この補充
定着では、イエロー用紫外線ランプ18を記録時の目標
照度値LS に保つとともに、測定照度値LY に応じて決
めた戻し速度SY2 でパルスモータ16を逆転させる。
この測定照度値LY が低いほど、紫外線照射量が増える
ように、パルスモータ16の回転速度を遅くする。
【0025】イエロー用紫外線ランプ18は、点灯直後
ではなく、管壁が温まって発光強度が高くなった時点で
照度測定するから、測定照度値が従来よりも高くなる。
この場合には、目標照度値が高くなるから、補充定着が
不要となるケースが増える。たとえ補充定着が必要な場
合でも、カラー感熱記録紙12の戻しが速くなるから、
全体のプリント時間が短縮される。
ではなく、管壁が温まって発光強度が高くなった時点で
照度測定するから、測定照度値が従来よりも高くなる。
この場合には、目標照度値が高くなるから、補充定着が
不要となるケースが増える。たとえ補充定着が必要な場
合でも、カラー感熱記録紙12の戻しが速くなるから、
全体のプリント時間が短縮される。
【0026】マゼンタ画像の記録では、パルスモータ1
6が一定な送り速度SM1 で回転し、またマゼンタ用紫
外線ランプ19が調光されずにフル発光する。そして、
距離Lだけ移動した時に測定照度値LM を測定する。こ
の測定照度値LM の大きさから定着不足となるかどうか
が分かる。また、シアン画像の記録後の漂白は、マゼン
タ用紫外線ランプ19からの紫外線を照射して行うか
ら、漂白不足が発生するかどうかも知ることができる。
そこで、測定照度値LM から、定着状態と漂白状態の両
方を判断する。
6が一定な送り速度SM1 で回転し、またマゼンタ用紫
外線ランプ19が調光されずにフル発光する。そして、
距離Lだけ移動した時に測定照度値LM を測定する。こ
の測定照度値LM の大きさから定着不足となるかどうか
が分かる。また、シアン画像の記録後の漂白は、マゼン
タ用紫外線ランプ19からの紫外線を照射して行うか
ら、漂白不足が発生するかどうかも知ることができる。
そこで、測定照度値LM から、定着状態と漂白状態の両
方を判断する。
【0027】一般的には、定着不足となるときには漂白
不足となる。これらの不足分を補うために、図3(b)
に示すように、パルスモータ16の戻し速度SM2 が測
定照度値LM のランクに応じて決めてある。測定照度値
LM のランクが低いほど、戻し速度SM2 を遅くして紫
外線照射量を多くする。この戻し速度SM2 でパルスモ
ータ16が逆転して、カラー感熱記録紙12が戻される
ときに、フル発光状態のマゼンタ用紫外線ランプ19か
らの紫外線がカラー感熱記録紙12に照射され、補充定
着とプレ漂白とが行われる。
不足となる。これらの不足分を補うために、図3(b)
に示すように、パルスモータ16の戻し速度SM2 が測
定照度値LM のランクに応じて決めてある。測定照度値
LM のランクが低いほど、戻し速度SM2 を遅くして紫
外線照射量を多くする。この戻し速度SM2 でパルスモ
ータ16が逆転して、カラー感熱記録紙12が戻される
ときに、フル発光状態のマゼンタ用紫外線ランプ19か
らの紫外線がカラー感熱記録紙12に照射され、補充定
着とプレ漂白とが行われる。
【0028】定着と漂白とが適正な場合には、補充定着
とプレ漂白とが不要であるから、カラー感熱記録紙12
を最も速いマゼンタ用戻し速度で戻す。この際に、マゼ
ンタ用紫外線ランプ19を消灯してもよいが、シアンプ
リントでは漂白のためにマゼンタ用紫外線ランプ19が
点灯すること、マゼンタ用紫外線は過定着でも良いこ
と、ON・OFFの回数が多いとランプ寿命が短くなる
こと等を考慮して、マゼンタ用紫外線ランプ19は点灯
させたままにする。なお、マゼンタ感熱発色層の発色熱
エネルギーがイエロー感熱発色層のそれよりも大きいの
で、マゼンタ用送り速度SM1 は、イエロー用送り速度
SY1 よりも遅い。また、送り速度SM1は戻し速度S
M2 よりも遅い。
とプレ漂白とが不要であるから、カラー感熱記録紙12
を最も速いマゼンタ用戻し速度で戻す。この際に、マゼ
ンタ用紫外線ランプ19を消灯してもよいが、シアンプ
リントでは漂白のためにマゼンタ用紫外線ランプ19が
点灯すること、マゼンタ用紫外線は過定着でも良いこ
と、ON・OFFの回数が多いとランプ寿命が短くなる
こと等を考慮して、マゼンタ用紫外線ランプ19は点灯
させたままにする。なお、マゼンタ感熱発色層の発色熱
エネルギーがイエロー感熱発色層のそれよりも大きいの
で、マゼンタ用送り速度SM1 は、イエロー用送り速度
SY1 よりも遅い。また、送り速度SM1は戻し速度S
M2 よりも遅い。
【0029】次に、上記実施形態の作用について、図5
を参照して説明する。プリントスタートキー(図示せ
ず)を操作すると、まず給紙工程が開始される。カラー
感熱記録紙12は、給紙カセット(図示せず)から送り
出されてサーマルヘッド10に向けて搬送される。この
給紙中には、サーマルヘッド10は、プラテンローラ1
3から離れた退避位置にセットされている。カラー感熱
記録紙12は、サーマルヘッド10とプラテンローラ1
3との間を通過してその先端が位置センサー22で検出
されると、給紙工程が終了する。
を参照して説明する。プリントスタートキー(図示せ
ず)を操作すると、まず給紙工程が開始される。カラー
感熱記録紙12は、給紙カセット(図示せず)から送り
出されてサーマルヘッド10に向けて搬送される。この
給紙中には、サーマルヘッド10は、プラテンローラ1
3から離れた退避位置にセットされている。カラー感熱
記録紙12は、サーマルヘッド10とプラテンローラ1
3との間を通過してその先端が位置センサー22で検出
されると、給紙工程が終了する。
【0030】給紙工程が終了すると、搬送ローラ対15
が移動してカラー感熱記録紙12をニップし、またサー
マルヘッド10が時計方向に揺動して、カラー感熱記録
紙12を押圧したプリント位置へ移動する。
が移動してカラー感熱記録紙12をニップし、またサー
マルヘッド10が時計方向に揺動して、カラー感熱記録
紙12を押圧したプリント位置へ移動する。
【0031】最初はイエロー画像の記録であるため、コ
ントローラ25は、デューティ比調整回路34を最大値
にセットする。これにより、ドライバ36は、イエロー
用紫外線ランプ18を点灯させるとともに、最大デュー
ティ比の駆動パルスでフル発光させる。
ントローラ25は、デューティ比調整回路34を最大値
にセットする。これにより、ドライバ36は、イエロー
用紫外線ランプ18を点灯させるとともに、最大デュー
ティ比の駆動パルスでフル発光させる。
【0032】イエロー用紫外線ランプ18の点灯と同時
に、コントローラ25は、ROM33から送り速度SY
1 を読み出して速度制御回路26に送る。この速度制御
回路26は、ドライバ30を介してモータ駆動パルスを
パルスモータ16に送り、一定な送り速度SY1 で回転
させる。
に、コントローラ25は、ROM33から送り速度SY
1 を読み出して速度制御回路26に送る。この速度制御
回路26は、ドライバ30を介してモータ駆動パルスを
パルスモータ16に送り、一定な送り速度SY1 で回転
させる。
【0033】パルスモータ16が送り速度SY1 で回転
すると、搬送ローラ対15でニップされたカラー感熱記
録紙12が定着器17に向けて一定速度で搬送される。
この搬送中に、サーマルヘッド16の各発熱素子は、イ
エロー画像データに応じた熱エネルギーを発生し、カラ
ー感熱記録紙12上の記録エリア内にイエロー画像を1
ラインずつ記録する。
すると、搬送ローラ対15でニップされたカラー感熱記
録紙12が定着器17に向けて一定速度で搬送される。
この搬送中に、サーマルヘッド16の各発熱素子は、イ
エロー画像データに応じた熱エネルギーを発生し、カラ
ー感熱記録紙12上の記録エリア内にイエロー画像を1
ラインずつ記録する。
【0034】カウンタ29は、イエロー画像の記録直前
にリセットされており、ドライバ30からのモータ駆動
パルスをカウントする。このカウンタ29のカウント値
からカラー感熱記録紙12のプリント開始からの搬送距
離が測定される。そして、カラー感熱記録紙12が所定
距離Lだけ移動して、記録エリアの先端が定着器17に
到達する直前の状態となったときに、照度センサー21
はフル発光状態のイエロー用紫外線ランプ18の照度を
測定し、得られた測定照度値LY をコントローラ25に
送る。
にリセットされており、ドライバ30からのモータ駆動
パルスをカウントする。このカウンタ29のカウント値
からカラー感熱記録紙12のプリント開始からの搬送距
離が測定される。そして、カラー感熱記録紙12が所定
距離Lだけ移動して、記録エリアの先端が定着器17に
到達する直前の状態となったときに、照度センサー21
はフル発光状態のイエロー用紫外線ランプ18の照度を
測定し、得られた測定照度値LY をコントローラ25に
送る。
【0035】コントローラ25は、ROM33に書き込
まれたイエロー画像用テーブルを参照して、測定照度値
LY に基づいて戻し速度SY2 と補充定着の要否を決定
する。また、コントローラ25は、測定照度値LY を目
標照度設定回路32に送る。この目標照度設定回路32
は、図4に示すROM35のテーブルに基づき、測定照
度値LY に応じた目標照度値LS を決定する。そして、
この目標照度値LS に応じてデューティ比が調節された
駆動パルスでイエロー用紫外線ランプ18を駆動する。
まれたイエロー画像用テーブルを参照して、測定照度値
LY に基づいて戻し速度SY2 と補充定着の要否を決定
する。また、コントローラ25は、測定照度値LY を目
標照度設定回路32に送る。この目標照度設定回路32
は、図4に示すROM35のテーブルに基づき、測定照
度値LY に応じた目標照度値LS を決定する。そして、
この目標照度値LS に応じてデューティ比が調節された
駆動パルスでイエロー用紫外線ランプ18を駆動する。
【0036】サーマルヘッド10で記録された部分が定
着器17を通過する間に、イエロー用紫外線ランプ18
からの近紫外線が照射されて定着される。この定着中
も、照度センサー21によって照度測定が行われ、得ら
れた照度値が差動増幅器33に送られる。この差動増幅
器33は、照度値と目標照度値LS との差を算出し、そ
の差信号をデューティ比調整回路36に送る。
着器17を通過する間に、イエロー用紫外線ランプ18
からの近紫外線が照射されて定着される。この定着中
も、照度センサー21によって照度測定が行われ、得ら
れた照度値が差動増幅器33に送られる。この差動増幅
器33は、照度値と目標照度値LS との差を算出し、そ
の差信号をデューティ比調整回路36に送る。
【0037】デューティ比調整回路36は、差信号に応
じてイエロー用紫外線ランプ18に供給される駆動パル
スのデューティ比を調節する。もし、照度値が目標照度
値L S よりも小さい時には、デューティ比調整回路34
は、デューティ比を大きく調節してイエロー用紫外線ラ
ンプ18に大きな電力を与えて発光強度を増加させる。
逆に、照度値が大きいときには、デューティ比を小さく
て発光強度を抑える。これによって、イエロー用紫外線
ランプ18から放出される紫外線の照度値は、常に目標
照度値LS に保持されるから、記録エリアの全面におい
て均一な定着が行われる。
じてイエロー用紫外線ランプ18に供給される駆動パル
スのデューティ比を調節する。もし、照度値が目標照度
値L S よりも小さい時には、デューティ比調整回路34
は、デューティ比を大きく調節してイエロー用紫外線ラ
ンプ18に大きな電力を与えて発光強度を増加させる。
逆に、照度値が大きいときには、デューティ比を小さく
て発光強度を抑える。これによって、イエロー用紫外線
ランプ18から放出される紫外線の照度値は、常に目標
照度値LS に保持されるから、記録エリアの全面におい
て均一な定着が行われる。
【0038】カウンタ29は、カラー感熱記録紙12の
搬送距離を測定している。このカウンタ29のカウント
値から、コントローラ25は、記録エリアの全ての記録
が終了したと判断したときには、サーマルヘッド10を
退避位置へシフトする。また、コントローラ25は、カ
ウント値から記録エリアの後端が定着器17を通過した
と判断したときには、速度制御回路26にパルスモータ
16の逆転と、戻し速度SY2 とを指示する。速度制御
回路26は、パルスモータ16をいったん停止してか
ら、測定照度値LY のランクに応じた戻し速度SY
2 で、パルスモータ16を逆転させ、カラー感熱記録紙
12を図1に示す位置へ戻す。この戻し速度SY2 は、
ランクが大きいほど高速に設定されて紫外線の照射時間
を短くする。
搬送距離を測定している。このカウンタ29のカウント
値から、コントローラ25は、記録エリアの全ての記録
が終了したと判断したときには、サーマルヘッド10を
退避位置へシフトする。また、コントローラ25は、カ
ウント値から記録エリアの後端が定着器17を通過した
と判断したときには、速度制御回路26にパルスモータ
16の逆転と、戻し速度SY2 とを指示する。速度制御
回路26は、パルスモータ16をいったん停止してか
ら、測定照度値LY のランクに応じた戻し速度SY
2 で、パルスモータ16を逆転させ、カラー感熱記録紙
12を図1に示す位置へ戻す。この戻し速度SY2 は、
ランクが大きいほど高速に設定されて紫外線の照射時間
を短くする。
【0039】カラー感熱記録紙12の戻し時の補充定着
が不要な場合には、イエロー用紫外線ランプ18が消灯
する。この場合には、パルスモータ16が高速なイエロ
ー用戻し速度で回転してカラー感熱記録紙12を速く戻
す。
が不要な場合には、イエロー用紫外線ランプ18が消灯
する。この場合には、パルスモータ16が高速なイエロ
ー用戻し速度で回転してカラー感熱記録紙12を速く戻
す。
【0040】補充定着が必要な場合には、イエロー用紫
外線ランプ18は、定着時と同じ目標照度値LS となる
ように発光制御される。このイエロー用紫外線ランプ1
8から放出された420nmの近紫外線がカラー感熱記
録紙12に照射され、イエロー画像の補充定着が行われ
る。そして、カラー感熱記録紙12の先端が位置センサ
ー21で検知されると、パルスモータ16が停止し、同
時にイエロー用紫外線ランプ17の発光が停止する。こ
の戻し時での紫外線の照射によって不足分が補われるか
ら、イエロー用紫外線の照射量が一定になる。
外線ランプ18は、定着時と同じ目標照度値LS となる
ように発光制御される。このイエロー用紫外線ランプ1
8から放出された420nmの近紫外線がカラー感熱記
録紙12に照射され、イエロー画像の補充定着が行われ
る。そして、カラー感熱記録紙12の先端が位置センサ
ー21で検知されると、パルスモータ16が停止し、同
時にイエロー用紫外線ランプ17の発光が停止する。こ
の戻し時での紫外線の照射によって不足分が補われるか
ら、イエロー用紫外線の照射量が一定になる。
【0041】次に、マゼンタ画像の記録が開始される。
コントローラ25は、サーマルヘッド10を記録位置へ
移動するとともに、ドライバ28を介してマゼンタ用紫
外線ランプ19をフル発光状態で点灯させる。また、コ
ントローラ25は、カウンタ29をリセットしてから、
ROM33から送り速度SM1 を読み出して速度制御回
路26に送る。この速度制御回路26は、ドライバ30
を介してモータ駆動パルスをパルスモータ16に送り、
一定な送り速度SY1 で回転させる。
コントローラ25は、サーマルヘッド10を記録位置へ
移動するとともに、ドライバ28を介してマゼンタ用紫
外線ランプ19をフル発光状態で点灯させる。また、コ
ントローラ25は、カウンタ29をリセットしてから、
ROM33から送り速度SM1 を読み出して速度制御回
路26に送る。この速度制御回路26は、ドライバ30
を介してモータ駆動パルスをパルスモータ16に送り、
一定な送り速度SY1 で回転させる。
【0042】カラー感熱記録紙12が一定速度で搬送さ
れる際に、サーマルヘッド10は、マゼンタ画像を1ラ
インずつ記録する。カウンタ29のカウント値から、カ
ラー感熱記録紙12が距離Lだけ搬送されたことが検知
されたときに、コントローラ25は、照度センサー22
から測定照度値LM を取り込む。この測定照度値LMを
アドレスとして、ROM33のマゼンタ画像用テーブル
をアクセスして、戻し速度SM2 と補充定着及びプレ定
着の要否とを読み出す。
れる際に、サーマルヘッド10は、マゼンタ画像を1ラ
インずつ記録する。カウンタ29のカウント値から、カ
ラー感熱記録紙12が距離Lだけ搬送されたことが検知
されたときに、コントローラ25は、照度センサー22
から測定照度値LM を取り込む。この測定照度値LMを
アドレスとして、ROM33のマゼンタ画像用テーブル
をアクセスして、戻し速度SM2 と補充定着及びプレ定
着の要否とを読み出す。
【0043】マゼンタ画像が記録された部分が定着器1
7に到達すると、フル発光中のマゼンタ用紫外線ランプ
19から放出された365nmの紫外線が照射されて定
着される。記録エリアがサーマルヘッド10を通過する
と、マゼンタ画像の記録が終了し、サーマルヘッド10
は退避位置へ移動する。
7に到達すると、フル発光中のマゼンタ用紫外線ランプ
19から放出された365nmの紫外線が照射されて定
着される。記録エリアがサーマルヘッド10を通過する
と、マゼンタ画像の記録が終了し、サーマルヘッド10
は退避位置へ移動する。
【0044】記録エリアが定着器17に通過する位置ま
で移動すると、コントローラ25は、速度制御回路26
にパルスモータ16の逆転と、戻し速度SM2 とを指示
する。速度制御回路26は、パルスモータ16をいった
ん停止してから、戻し速度SM2 で逆転させる。このカ
ラー感熱記録紙12を戻す場合に、マゼンタ用紫外線ラ
ンプ19は点灯させたままにする。
で移動すると、コントローラ25は、速度制御回路26
にパルスモータ16の逆転と、戻し速度SM2 とを指示
する。速度制御回路26は、パルスモータ16をいった
ん停止してから、戻し速度SM2 で逆転させる。このカ
ラー感熱記録紙12を戻す場合に、マゼンタ用紫外線ラ
ンプ19は点灯させたままにする。
【0045】補充定着及びプレ漂白が不要な場合では、
カラー感熱記録紙12を最も速い速度で戻す。補充定着
及びプレ漂白が必要な場合には、不足分を考慮してカラ
ー感熱記録紙12をゆっくりと戻す。そして、カラー感
熱記録紙12の先端が位置センサー21で検知される
と、パルスモータ16が停止する。
カラー感熱記録紙12を最も速い速度で戻す。補充定着
及びプレ漂白が必要な場合には、不足分を考慮してカラ
ー感熱記録紙12をゆっくりと戻す。そして、カラー感
熱記録紙12の先端が位置センサー21で検知される
と、パルスモータ16が停止する。
【0046】次に、シアン画像の記録が開始される。コ
ントローラ25は、速度制御回路26を介してパルスモ
ータ16を一定な回転速度SCで回転させる。カラー感
熱記録紙12が一定速度で搬送されている間に、サーマ
ルヘッド10はシアン画像を1ラインずつ記録する。こ
れとともに、マゼンタ用紫外線ランプ19がフル発光し
て、カラー感熱記録紙12を漂白する。
ントローラ25は、速度制御回路26を介してパルスモ
ータ16を一定な回転速度SCで回転させる。カラー感
熱記録紙12が一定速度で搬送されている間に、サーマ
ルヘッド10はシアン画像を1ラインずつ記録する。こ
れとともに、マゼンタ用紫外線ランプ19がフル発光し
て、カラー感熱記録紙12を漂白する。
【0047】カラー感熱記録紙12は、シアン画像の記
録と漂白とが行われてから、排紙トレイ(図示せず)へ
排出される。カラー感熱記録紙12の排紙が終了する
と、パルスモータ16が停止し、またマゼンタ用紫外線
ランプ19が消灯する。このカラー感熱記録紙12に
は、3色面順次でフルカラー画像が記録されている。
録と漂白とが行われてから、排紙トレイ(図示せず)へ
排出される。カラー感熱記録紙12の排紙が終了する
と、パルスモータ16が停止し、またマゼンタ用紫外線
ランプ19が消灯する。このカラー感熱記録紙12に
は、3色面順次でフルカラー画像が記録されている。
【0048】上記実施形態では、カラー感熱記録紙12
を往復動させているが、直径の大きなプラテンドラムを
用いてその外周にカラー感熱記録紙を巻き付け、このプ
ラテンドラムを同じ方向に連続回転させてもよい。補充
定着又はプレ漂白が必要な場合には、次の感熱発色層の
記録の前にプラテンドラムが余分に1回転する。また、
紫外線ランプは、管壁温度が高くなりすぎると発光強度
が低下するため、フル発光するマゼンタ用紫外線ランプ
に対しては、管壁温度に応じてファンを回して冷却し、
管壁温度を一定に保つのがよい。
を往復動させているが、直径の大きなプラテンドラムを
用いてその外周にカラー感熱記録紙を巻き付け、このプ
ラテンドラムを同じ方向に連続回転させてもよい。補充
定着又はプレ漂白が必要な場合には、次の感熱発色層の
記録の前にプラテンドラムが余分に1回転する。また、
紫外線ランプは、管壁温度が高くなりすぎると発光強度
が低下するため、フル発光するマゼンタ用紫外線ランプ
に対しては、管壁温度に応じてファンを回して冷却し、
管壁温度を一定に保つのがよい。
【0049】更に、マゼンタ定着中の全期間に照度測定
し、その最低照度値を求めて補充定着及びプレ漂白の要
否と、カラー感熱記録紙の搬送速度とを決めてもよい。
また、紫外線ランプの経時変化が少ない場合には、紫外
線の照度はランプ管壁の温度に依存するから、紫外線の
照度を測定する代わりに、紫外線ランプの温度を測定
し、これに基づいて定着条件,補充定着条件等を決めて
もよい。
し、その最低照度値を求めて補充定着及びプレ漂白の要
否と、カラー感熱記録紙の搬送速度とを決めてもよい。
また、紫外線ランプの経時変化が少ない場合には、紫外
線の照度はランプ管壁の温度に依存するから、紫外線の
照度を測定する代わりに、紫外線ランプの温度を測定
し、これに基づいて定着条件,補充定着条件等を決めて
もよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、第2感熱発色層の定着時に第2波長域の紫外線の
照度を測定し、この測定照度値から漂白時の第2波長域
の紫外線の照射量を予測し,漂白不足が生じる場合に
は、第3感熱発色層の記録の前に、漂白不足分を考慮し
た第2波長域の紫外線によるプレ漂白を行うようにした
から、漂白不足が生じる場合でも補充漂白が不要とな
る。したがって、補充漂白の工程が不要となるから、プ
リント速度が速くなり、又機械部品の摩耗も少なくな
る。
れば、第2感熱発色層の定着時に第2波長域の紫外線の
照度を測定し、この測定照度値から漂白時の第2波長域
の紫外線の照射量を予測し,漂白不足が生じる場合に
は、第3感熱発色層の記録の前に、漂白不足分を考慮し
た第2波長域の紫外線によるプレ漂白を行うようにした
から、漂白不足が生じる場合でも補充漂白が不要とな
る。したがって、補充漂白の工程が不要となるから、プ
リント速度が速くなり、又機械部品の摩耗も少なくな
る。
【図1】本発明を実施するカラー感熱プリンタの概略図
である。
である。
【図2】紫外線ランプ及びパルスモータの制御装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】測定照度値とパルスモータの回転速度との関係
を表すテーブルであり、(a)はイエロー記録、(b)
はマゼンタ記録に用いられる。
を表すテーブルであり、(a)はイエロー記録、(b)
はマゼンタ記録に用いられる。
【図4】イエロー用紫外線ランプの測定照度値と目標照
度値との関係を表すテーブルである。
度値との関係を表すテーブルである。
【図5】プリントの手順を示すフローチャートである。
10 サーマルヘッド 12 カラー感熱記録紙 15 搬送ローラ対 16 パルスモータ 17 定着器 18 イエロー用紫外線ランプ 19 マゼンタ用紫外線ランプ 21 照度センサー
Claims (2)
- 【請求項1】 発色する色及び熱感度が異なった少なく
とも第1ないし第3感熱発色層を順次層設したカラー感
熱記録紙を用い、搬送中のカラー感熱記録紙をサーマル
ヘッドで加熱して第1感熱発色層を記録してから、第1
紫外線ランプから放出された第1波長域の紫外線を照射
して定着し、次にサーマルヘッドで第2感熱発色層を記
録してから、第2紫外線ランプから放出された第2波長
域の紫外線を照射して定着し、最後にサーマルヘッドで
第3感熱発色層を記録してから第2波長域の紫外線を照
射して漂白するカラー感熱プリンタにおいて、 前記第2感熱発色層の定着時に第2波長域の紫外線照度
を測定し、この測定照度値から漂白時の第2波長域の紫
外線の照射量を予測し,漂白不足が生じる場合には、第
3感熱発色層の記録の前に、漂白不足分を考慮した第2
波長域の紫外線によるプレ漂白を行うことを特徴とする
定着方法。 - 【請求項2】 カラー感熱記録紙は搬送ローラ対でニッ
プされて第1方向とこれと逆の第2方向へ移動自在であ
り、この第1方向でサーマルヘッドの下流に第1及び第
2紫外線ランプを配置し、搬送ローラ対がカラー感熱記
録紙を一定な第1速度で第1方向に搬送するときに、第
1感熱発色層の記録と第1波長域の紫外線による定着と
を行い、定着時の紫外線照度に応じて決まる第2速度で
カラー感熱記録紙を第2方向に戻すときに、第1波長域
の紫外線による補充定着を行い、一定な第3速度で第1
方向に搬送するときに第2感熱発色層の記録と第2波長
域の紫外線による定着とを行い、その後定着時の紫外線
照度に応じた第4速度で第2方向に戻すときに第2波長
域の紫外線による補充定着とプレ漂白とを行い、再び一
定な第5速度で第1方向に搬送するときに第3感熱発色
層の記録と漂白とを行うことを特徴とする請求項1記載
の定着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217726A JPH0958029A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー感熱プリンタの定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7217726A JPH0958029A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー感熱プリンタの定着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958029A true JPH0958029A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16708785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7217726A Pending JPH0958029A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー感熱プリンタの定着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958029A (ja) |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7217726A patent/JPH0958029A/ja active Pending
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