JPH0964470A - 半導体レーザユニット - Google Patents
半導体レーザユニットInfo
- Publication number
- JPH0964470A JPH0964470A JP7215845A JP21584595A JPH0964470A JP H0964470 A JPH0964470 A JP H0964470A JP 7215845 A JP7215845 A JP 7215845A JP 21584595 A JP21584595 A JP 21584595A JP H0964470 A JPH0964470 A JP H0964470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser chip
- semiconductor laser
- substrate
- laser
- laser unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱抵抗の低い半導体レーザユニットを提供す
る。 【構成】 シリコン基板101と半導体レーザチップ1
02の間のメッキ層108の膜厚を10μm以上にする。
さらにメッキ層108の面積をレーザチップ102のボ
ンディング面積よりも大きくする。これにより、レーザ
チップ102からの発熱を効率よくシリコン基板101
に伝えることができる。
る。 【構成】 シリコン基板101と半導体レーザチップ1
02の間のメッキ層108の膜厚を10μm以上にする。
さらにメッキ層108の面積をレーザチップ102のボ
ンディング面積よりも大きくする。これにより、レーザ
チップ102からの発熱を効率よくシリコン基板101
に伝えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受光素子を有するSi基
板と半導体レーザを一体化した半導体レーザユニットに
関し、特に半導体レーザチップの放熱特性を向上させた
半導体レーザユニットに関するものである。
板と半導体レーザを一体化した半導体レーザユニットに
関し、特に半導体レーザチップの放熱特性を向上させた
半導体レーザユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、受光素子を有するSi基板に波長
が780nm以上の赤外半導体レーザチップとレーザ光を垂
直方向に反射させるミラーとを備えたレーザユニットは
提案され、実用化されている(特願昭62-309056号)。
例えば、受光素子の形成されたSi基板上の一部に凹部
をエッチングによって形成し、凹部の底面部に半導体レ
ーザチップをマウントする。また平坦性のよい(111)
面のエッチング側面をミラーとして利用する構成であ
る。凹部の傾斜面は金属で覆われており、ミラー面の反
射効率を高くしている。レーザチップはハンダ材料を介
して底面部にボンディングされている。
が780nm以上の赤外半導体レーザチップとレーザ光を垂
直方向に反射させるミラーとを備えたレーザユニットは
提案され、実用化されている(特願昭62-309056号)。
例えば、受光素子の形成されたSi基板上の一部に凹部
をエッチングによって形成し、凹部の底面部に半導体レ
ーザチップをマウントする。また平坦性のよい(111)
面のエッチング側面をミラーとして利用する構成であ
る。凹部の傾斜面は金属で覆われており、ミラー面の反
射効率を高くしている。レーザチップはハンダ材料を介
して底面部にボンディングされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、Si基板の熱伝導率が低いため、レーザチ
ップからの発熱に対して放熱特性が悪いという課題があ
る。この放熱特性はレーザチップの消費電力に対するレ
ーザ活性層の温度上昇すなわち熱抵抗(単位℃/W)に
よって表される。
来技術では、Si基板の熱伝導率が低いため、レーザチ
ップからの発熱に対して放熱特性が悪いという課題があ
る。この放熱特性はレーザチップの消費電力に対するレ
ーザ活性層の温度上昇すなわち熱抵抗(単位℃/W)に
よって表される。
【0004】AlGaInP系の材料で構成される波長
が630nmから690nmの赤色半導体レーザでは、レーザチッ
プからの発熱が波長が780nm付近の赤外の半導体レーザ
に比べて倍程度大きく、この発熱によりレーザのしきい
値電流や動作電流が上昇するため、上記のようなレーザ
ユニットを構成することが困難であった。
が630nmから690nmの赤色半導体レーザでは、レーザチッ
プからの発熱が波長が780nm付近の赤外の半導体レーザ
に比べて倍程度大きく、この発熱によりレーザのしきい
値電流や動作電流が上昇するため、上記のようなレーザ
ユニットを構成することが困難であった。
【0005】本発明は、AlGaInP系の半導体レー
ザにおいても、レーザユニット化が可能な熱抵抗の低い
半導体レーザユニットを提供するものである。
ザにおいても、レーザユニット化が可能な熱抵抗の低い
半導体レーザユニットを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、Si基
板と半導体レーザチップの間のメタル層の膜厚を10μm
以上にするとともに、その面積をレーザチップのボンデ
ィング面積よりも大きくすることにより、レーザチップ
からの発熱を効率よくSi基板に伝える。
板と半導体レーザチップの間のメタル層の膜厚を10μm
以上にするとともに、その面積をレーザチップのボンデ
ィング面積よりも大きくすることにより、レーザチップ
からの発熱を効率よくSi基板に伝える。
【0007】また、Si基板の厚みを部分的に薄くして
コムに接着させることによりパッケージ外部への放熱特
性も向上させる。
コムに接着させることによりパッケージ外部への放熱特
性も向上させる。
【0008】
【作用】レーザチップからの発生した熱は半田材料、メ
タル層を介してSi基板側に伝わる。従来技術では、メ
タル層の膜厚が0.5μmから1.5μm程度であるのでメタル
層を横方向(面内方向)に伝導する熱量はメタル層下部
のSi基板側に伝導する熱量に比べ無視できるほど小さ
い。一般にメタル層はハンダ材料との密着が良いことか
ら熱伝導に優れたAu(熱伝導率:318W/℃・m)が使
われるが、Si基板など下地材料との密着性を良くする
ためCr(熱伝導率:87W/℃・m)Ti(熱伝導率:22
W/℃・m)、Pt(熱伝導率:73W/℃・m)などの金属
を挟む場合もあるので、メタル層の熱伝導率は100W/℃
・m程度でありSi基板の熱伝導率145W/℃・mよりも悪
い。
タル層を介してSi基板側に伝わる。従来技術では、メ
タル層の膜厚が0.5μmから1.5μm程度であるのでメタル
層を横方向(面内方向)に伝導する熱量はメタル層下部
のSi基板側に伝導する熱量に比べ無視できるほど小さ
い。一般にメタル層はハンダ材料との密着が良いことか
ら熱伝導に優れたAu(熱伝導率:318W/℃・m)が使
われるが、Si基板など下地材料との密着性を良くする
ためCr(熱伝導率:87W/℃・m)Ti(熱伝導率:22
W/℃・m)、Pt(熱伝導率:73W/℃・m)などの金属
を挟む場合もあるので、メタル層の熱伝導率は100W/℃
・m程度でありSi基板の熱伝導率145W/℃・mよりも悪
い。
【0009】一方、本発明の請求項1に記載のごとく、
熱伝導率のよいメタル層の厚みを10μm以上にし、特に
熱伝導性に優れたAuをメタル材料に用いれば、メタル
層全体の熱伝導率を良くするという効果が得られる。
熱伝導率のよいメタル層の厚みを10μm以上にし、特に
熱伝導性に優れたAuをメタル材料に用いれば、メタル
層全体の熱伝導率を良くするという効果が得られる。
【0010】しかも請求項2記載のごとく、メタル層の
面積がレーザチップの接着断面積より大きくなるように
形成するので、レーザチップから発生した熱は横方向に
すばやく伝導してからメタル層下部のSi基板側に伝導
するので、放熱特性に優れる、すなわちレーザチップと
Si基板との熱抵抗が大きく低減できるという効果が得
られる。
面積がレーザチップの接着断面積より大きくなるように
形成するので、レーザチップから発生した熱は横方向に
すばやく伝導してからメタル層下部のSi基板側に伝導
するので、放熱特性に優れる、すなわちレーザチップと
Si基板との熱抵抗が大きく低減できるという効果が得
られる。
【0011】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示す半導体
レーザユニットの構成図である。図1(a)は平面図、
図1(b)はa−a'の断面図を示している。受光素子1
03はSi基板101に集積化されている。Si基板の厚み
は500μmである。この基板上にレーザチップ2およびレ
ーザチップからの出射光を反射して垂直方向に向けるた
めのミラー105をボンディングする。レーザチップ102と
ミラー105をボンディングする部分にはTi0.1μmおよ
びAu0.5μmが蒸着されている。
レーザユニットの構成図である。図1(a)は平面図、
図1(b)はa−a'の断面図を示している。受光素子1
03はSi基板101に集積化されている。Si基板の厚み
は500μmである。この基板上にレーザチップ2およびレ
ーザチップからの出射光を反射して垂直方向に向けるた
めのミラー105をボンディングする。レーザチップ102と
ミラー105をボンディングする部分にはTi0.1μmおよ
びAu0.5μmが蒸着されている。
【0013】ミラー105はSiでできており反射ミラー
面は機械的研磨によって形成された傾斜角45度の面を利
用している。ミラー面および底面部はTi0.1μmおよ
びAu0.5μmの蒸着膜でメタライズされており、底面部
にはさらにボンディングのために、Snを30%含むPb
のハンダ106が2μm蒸着されている。
面は機械的研磨によって形成された傾斜角45度の面を利
用している。ミラー面および底面部はTi0.1μmおよ
びAu0.5μmの蒸着膜でメタライズされており、底面部
にはさらにボンディングのために、Snを30%含むPb
のハンダ106が2μm蒸着されている。
【0014】Si基板上のレーザチップをボンディング
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。但しミラー105
をボンディングする領域にはメッキをしていない。レー
ザチップの面積は幅が300nmで共振器長が700n
mであり、メッキ層の面積の約1/12である。
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。但しミラー105
をボンディングする領域にはメッキをしていない。レー
ザチップの面積は幅が300nmで共振器長が700n
mであり、メッキ層の面積の約1/12である。
【0015】Auメッキ層108のメッキ工程は、受光素
子の配線パターン、ワイヤボンディングのための電極パ
ッド104の形成後に、メッキする部分以外をレジストマ
スクで覆ってから行う。
子の配線パターン、ワイヤボンディングのための電極パ
ッド104の形成後に、メッキする部分以外をレジストマ
スクで覆ってから行う。
【0016】次にレーザチップをボンディングする領域
にはInハンダ107をパターンニングした。以上のフォ
トリソグラフィー、蒸着、メッキなどの工程はウエハプ
ロセスであって、これらの工程終了後にダイシング工程
によってSi基板101ができている。ミラー3のボンディ
ング工程に続いて、レーザチップ102を発熱量の大きい
活性層側を下側にしてボンディングする。ここで、レー
ザチップ102は発振波長が650nmのAlGaInP系材料
を用いた赤色半導体レーザである。レーザの定格光出力
は35mWである。
にはInハンダ107をパターンニングした。以上のフォ
トリソグラフィー、蒸着、メッキなどの工程はウエハプ
ロセスであって、これらの工程終了後にダイシング工程
によってSi基板101ができている。ミラー3のボンディ
ング工程に続いて、レーザチップ102を発熱量の大きい
活性層側を下側にしてボンディングする。ここで、レー
ザチップ102は発振波長が650nmのAlGaInP系材料
を用いた赤色半導体レーザである。レーザの定格光出力
は35mWである。
【0017】最後にレーザチップ102および受光素子103
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。このレーザユニットの熱
抵抗を測定したところ40℃/Wであった。このとき、し
きい値の温度依存性から求めた特性温度T0は110Kで、
この値は従来のφ9.0mmの丸形メタルパッケージに実装
したときの特性温度115Kと比べても遜色のない値であ
る。ここで特性温度とは、縦軸にしきい値電流密度(ロ
グスケール)、横軸に温度をとったときのグラフの傾き
を表したものであり、傾きが小さいほどしきい値電流密
度の温度依存性が少なくレーザの特性がよい。このとき
特性温度が大きくなる。つまり特性温度が大きいほどこ
のグラフの傾きが小さく、レーザの特性がよいのであ
る。
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。このレーザユニットの熱
抵抗を測定したところ40℃/Wであった。このとき、し
きい値の温度依存性から求めた特性温度T0は110Kで、
この値は従来のφ9.0mmの丸形メタルパッケージに実装
したときの特性温度115Kと比べても遜色のない値であ
る。ここで特性温度とは、縦軸にしきい値電流密度(ロ
グスケール)、横軸に温度をとったときのグラフの傾き
を表したものであり、傾きが小さいほどしきい値電流密
度の温度依存性が少なくレーザの特性がよい。このとき
特性温度が大きくなる。つまり特性温度が大きいほどこ
のグラフの傾きが小さく、レーザの特性がよいのであ
る。
【0018】このようにAlGaInP系材料を用いた
赤色半導体レーザは発熱が大きいので、長時間にわたり
信頼性を保つためには、熱抵抗を45℃/W以下にする
必要がある。本実施例はレーザチップを45℃/W以下
に実装するのに効果がある。
赤色半導体レーザは発熱が大きいので、長時間にわたり
信頼性を保つためには、熱抵抗を45℃/W以下にする
必要がある。本実施例はレーザチップを45℃/W以下
に実装するのに効果がある。
【0019】現状の赤色レーザは、メタルベースを用い
たキャン実装タイプであり、この実装ではサブマウント
に、熱伝導率の高いSiCを用い、ポストにも熱伝導率
の高いCuを用いて熱抵抗が45℃/W以下になるよう
実装されている。この実装により60℃までの信頼性を
確保している。
たキャン実装タイプであり、この実装ではサブマウント
に、熱伝導率の高いSiCを用い、ポストにも熱伝導率
の高いCuを用いて熱抵抗が45℃/W以下になるよう
実装されている。この実装により60℃までの信頼性を
確保している。
【0020】本実施例では現状のキャン実装タイプでな
はく、シリコン基板上にレーザチップを実装する実装方
法により、熱抵抗を45℃以下にまで下げることができ
るのである。
はく、シリコン基板上にレーザチップを実装する実装方
法により、熱抵抗を45℃以下にまで下げることができ
るのである。
【0021】図3は従来のレーザユニットである。受光
素子103がSi基板101上に集積化されている。Si基板
101の厚みは500μmである。レーザチップ102の下に
はAuメッキ層がない構成となっており、比較のために
同じ赤色半導体レーザチップ102をボンディングして熱
抵抗を測定したところ75℃/Wとなり、レーザしきい値
の温度依存性がおおきく、40℃以上になるとレーザ発振
はするものの、熱飽和によって10mW以上の光出力が得ら
れなかった。このときのDC駆動での特性温度T0は80K
と小さな値しか得られなかった。同じ特性のレーザチッ
プを従来のφ9.0mmの丸形メタルパッケージに実装して
特性温度を測定すると115Kという値が得られている。
素子103がSi基板101上に集積化されている。Si基板
101の厚みは500μmである。レーザチップ102の下に
はAuメッキ層がない構成となっており、比較のために
同じ赤色半導体レーザチップ102をボンディングして熱
抵抗を測定したところ75℃/Wとなり、レーザしきい値
の温度依存性がおおきく、40℃以上になるとレーザ発振
はするものの、熱飽和によって10mW以上の光出力が得ら
れなかった。このときのDC駆動での特性温度T0は80K
と小さな値しか得られなかった。同じ特性のレーザチッ
プを従来のφ9.0mmの丸形メタルパッケージに実装して
特性温度を測定すると115Kという値が得られている。
【0022】図5はレーザユニットの熱抵抗とメッキ厚
みの関係を調べた結果である。このときのメッキ層の面
積はチップの接着面積の5倍である。この結果からわか
るように、メッキ厚みが5μm以上になると熱抵抗が減少
することがわかった。
みの関係を調べた結果である。このときのメッキ層の面
積はチップの接着面積の5倍である。この結果からわか
るように、メッキ厚みが5μm以上になると熱抵抗が減少
することがわかった。
【0023】図6はメッキ層が12μmのときの、メッキ
面積と熱抵抗の関係を調べた結果である。この結果か
ら、メッキ面積がレーザチップの接着面積と同じ場合
は、熱抵抗低減の効果がないが2倍以上にすると効果が
得られることがわかった。
面積と熱抵抗の関係を調べた結果である。この結果か
ら、メッキ面積がレーザチップの接着面積と同じ場合
は、熱抵抗低減の効果がないが2倍以上にすると効果が
得られることがわかった。
【0024】なお本実施例ではレーザチップとして発熱
量の大きいAlGaInP系の赤色レーザを用いて説明
したが、GaAs系の赤外のレーザを高出力で使用する
場合に効果があることは明らかである。
量の大きいAlGaInP系の赤色レーザを用いて説明
したが、GaAs系の赤外のレーザを高出力で使用する
場合に効果があることは明らかである。
【0025】(実施例2)本発明の第2の実施例を図2
を用いて説明する。実施例1と比較して実施例2は、レ
ーザチップからの出射光を反射して垂直方向に向けるた
めのミラー105としてSi基板101をエッチングする
ことによって形成した(111)面を利用した構成になっ
ている。Si基板101の厚みは500μmである。エッチン
グ深さはレーザチップの高さと同程度になるように100
μmとした。ミラー面として結晶面を用いるので平坦性
が向上できる。レーザチップ102はエッチングされた凹
部の底面にボンディングする。
を用いて説明する。実施例1と比較して実施例2は、レ
ーザチップからの出射光を反射して垂直方向に向けるた
めのミラー105としてSi基板101をエッチングする
ことによって形成した(111)面を利用した構成になっ
ている。Si基板101の厚みは500μmである。エッチン
グ深さはレーザチップの高さと同程度になるように100
μmとした。ミラー面として結晶面を用いるので平坦性
が向上できる。レーザチップ102はエッチングされた凹
部の底面にボンディングする。
【0026】Si基板上のレーザチップをボンディング
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。Auメッキ層10
8のメッキ工程は、受光素子の配線パターン、ワイヤボ
ンディングのための電極パッド104の形成後に、メッキ
する部分以外をレジストマスクで覆ってから行う。
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。Auメッキ層10
8のメッキ工程は、受光素子の配線パターン、ワイヤボ
ンディングのための電極パッド104の形成後に、メッキ
する部分以外をレジストマスクで覆ってから行う。
【0027】次にレーザチップをボンディングする領域
にはInハンダ107をパターンニングした。以上のフォ
トリソグラフィー、蒸着、メッキなどの工程はウエハプ
ロセスであって、これらの工程終了後にダイシング工程
によってSi基板101ができている。レーザチップ102は
発熱量の大きい活性層側を下側にしてボンディングす
る。ここで、レーザチップ102は発振波長が650nmのAl
GaInP系材料を用いた赤色半導体レーザである。レ
ーザの定格光出力は35mWである。
にはInハンダ107をパターンニングした。以上のフォ
トリソグラフィー、蒸着、メッキなどの工程はウエハプ
ロセスであって、これらの工程終了後にダイシング工程
によってSi基板101ができている。レーザチップ102は
発熱量の大きい活性層側を下側にしてボンディングす
る。ここで、レーザチップ102は発振波長が650nmのAl
GaInP系材料を用いた赤色半導体レーザである。レ
ーザの定格光出力は35mWである。
【0028】最後にレーザチップ102および受光素子103
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。この様な構成においても
熱抵抗が40℃/Wとなり実施例1と同様の効果が得られ
ることがわかった。
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。この様な構成においても
熱抵抗が40℃/Wとなり実施例1と同様の効果が得られ
ることがわかった。
【0029】(実施例3)本発明の第3の実施例を図4
を用いて説明する。図4においては、レーザチップをボ
ンディングしようとする部分の反対側すなわち裏面側か
らSi基板101をエッチングして厚みを薄くして凹部
を形成している。Si基板の厚みは500μmである。
を用いて説明する。図4においては、レーザチップをボ
ンディングしようとする部分の反対側すなわち裏面側か
らSi基板101をエッチングして厚みを薄くして凹部
を形成している。Si基板の厚みは500μmである。
【0030】実施例2と同様、レーザチップからの出射
光を反射して垂直方向に向けるためのミラー105として
エッチングによって形成した(111)面を利用した構成
になっている。Si基板101の厚みは500μmである。エ
ッチング深さはレーザチップの高さと同程度になるよう
に100μmとした。ミラー面として結晶面を用いるので平
坦性が向上できる。レーザチップ102はエッチングされ
た凹部の底面にボンディングする。
光を反射して垂直方向に向けるためのミラー105として
エッチングによって形成した(111)面を利用した構成
になっている。Si基板101の厚みは500μmである。エ
ッチング深さはレーザチップの高さと同程度になるよう
に100μmとした。ミラー面として結晶面を用いるので平
坦性が向上できる。レーザチップ102はエッチングされ
た凹部の底面にボンディングする。
【0031】Si基板上のレーザチップをボンディング
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。Auメッキ層10
8のメッキ工程は、受光素子の配線パターン、ワイヤボ
ンディングのための電極パッド104の形成後に、メッキ
する部分以外をレジストマスクで覆ってから行う。
する部分は、Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
でメタライズされ、さらにAuメッキ層108が12μm形成
されている。Ti0.1μmおよびAu0.5μmの蒸着膜109
およびAuメッキ層108はレーザチップをボンディング
する領域を中心に1.6mm×1.6mmとした。Auメッキ層10
8のメッキ工程は、受光素子の配線パターン、ワイヤボ
ンディングのための電極パッド104の形成後に、メッキ
する部分以外をレジストマスクで覆ってから行う。
【0032】次にレーザチップをボンディングする領域
にはInハンダ107をパターンニングした。上面のエッ
チング工程、メタライズ工程、金メッキ工程、Inハン
ダのパターンニング工程の後、上面全体をフォトレジス
トでマスクをしてSi基板の裏面側のエッチング工程に
入る。裏面側からのエッチング深さは300μmとした。S
i基板の表側のエッチング深さは100μmとした。
にはInハンダ107をパターンニングした。上面のエッ
チング工程、メタライズ工程、金メッキ工程、Inハン
ダのパターンニング工程の後、上面全体をフォトレジス
トでマスクをしてSi基板の裏面側のエッチング工程に
入る。裏面側からのエッチング深さは300μmとした。S
i基板の表側のエッチング深さは100μmとした。
【0033】これらの工程終了後にダイシング工程によ
ってSi基板101ができている。レーザチップ102は発熱
量の大きい活性層側を下側にしてボンディングする。こ
こで、レーザチップ102は発振波長が650nmのAlGaI
nP系材料を用いた赤色半導体レーザである。レーザの
定格光出力は35mWである。Si基板101は放熱用の銅製
のコム110上にボンディングしてからコムの周囲にリー
ド線を配置して樹脂でパッケージングする。Si基板凹
部に対応するように中央部の厚みを厚くしてある。
ってSi基板101ができている。レーザチップ102は発熱
量の大きい活性層側を下側にしてボンディングする。こ
こで、レーザチップ102は発振波長が650nmのAlGaI
nP系材料を用いた赤色半導体レーザである。レーザの
定格光出力は35mWである。Si基板101は放熱用の銅製
のコム110上にボンディングしてからコムの周囲にリー
ド線を配置して樹脂でパッケージングする。Si基板凹
部に対応するように中央部の厚みを厚くしてある。
【0034】最後にレーザチップ102および受光素子103
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。Si基板上部は樹脂で覆
わずに反射防止膜コートを施した透明窓で封止をする。
の電極パッド104と図示されていないパッケージ側のリ
ードとのワイヤボンドを行う。Si基板上部は樹脂で覆
わずに反射防止膜コートを施した透明窓で封止をする。
【0035】本実施例では熱伝導の悪いSi基板の厚み
を薄くし、放熱用のコムと発熱源であるレーザチップと
の距離を短くすることでレーザチップの熱抵抗を低減す
る効果が得られる。本実施例の結果では、実施例1また
は2で詳述したメッキ層との組合わせによってさらに熱
抵抗を平均35℃/Wにまで低減できることがわかった。
を薄くし、放熱用のコムと発熱源であるレーザチップと
の距離を短くすることでレーザチップの熱抵抗を低減す
る効果が得られる。本実施例の結果では、実施例1また
は2で詳述したメッキ層との組合わせによってさらに熱
抵抗を平均35℃/Wにまで低減できることがわかった。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような効果が得られる。 (1)充分な厚さのメッキ層を形成することおよびメッ
キ層の面積をレーザチップの接着面積よりも充分大きく
することにより、メタル層全体の熱伝導率を良くすると
いう効果と、発生した熱は横方向にすばやく伝導してか
らメタル層下部のSi基板側に伝導する効果によって、
レーザチップの放熱特性を著しく改善できる。 (2)放熱コムとレーザチップとの距離を短くすること
により、レーザチップからの発熱を効率よくパッケージ
の外部に放熱させることができる。したがって、発熱量
の大きなAlGaInP系の材料で構成される波長が63
0nmから690nmの赤色半導体レーザを実装しても従来のメ
タルパッケージに実装したときと同様、40℃/W以下の
低い熱抵抗特性が得られるようになった。
下のような効果が得られる。 (1)充分な厚さのメッキ層を形成することおよびメッ
キ層の面積をレーザチップの接着面積よりも充分大きく
することにより、メタル層全体の熱伝導率を良くすると
いう効果と、発生した熱は横方向にすばやく伝導してか
らメタル層下部のSi基板側に伝導する効果によって、
レーザチップの放熱特性を著しく改善できる。 (2)放熱コムとレーザチップとの距離を短くすること
により、レーザチップからの発熱を効率よくパッケージ
の外部に放熱させることができる。したがって、発熱量
の大きなAlGaInP系の材料で構成される波長が63
0nmから690nmの赤色半導体レーザを実装しても従来のメ
タルパッケージに実装したときと同様、40℃/W以下の
低い熱抵抗特性が得られるようになった。
【図1】(a)本発明の第1の実施例における半導体レ
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例における半導体レ
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
【図3】(a)従来の実施例における半導体レーザユニ
ットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
ットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
【図4】(a)本発明の第3の実施例における半導体レ
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
ーザユニットの平面図 (b)同半導体レーザユニットのa−a’の断面図
【図5】レーザユニットの熱抵抗とメッキ厚みとの関係
を示す特性図
を示す特性図
【図6】レーザユニットの熱抵抗とメッキ面積との関係
を示す特性図
を示す特性図
101 Si基板 102 レーザチップ 103 受光素子 104 電極パッド 105 ミラー 106 Pb/Snハンダ 107 Inハンダ 108 Auメッキ膜 109 Ti/Auメタライズ膜 110 コム
Claims (5)
- 【請求項1】受光素子を有するシリコン基板と、前記シ
リコン基板上にメタル層を介して配置された半導体レー
ザチップと、前記導体レーザから出射するレーザ光を反
射するミラーとを備え、 前記レーザチップは実装後の熱抵抗が45℃/W以下を必
要とするものであり、前記メタル層の熱伝導率はシリコ
ンよりも大きく、その厚みは10μm以上であることを特
徴とする半導体レーザユニット。 - 【請求項2】前記メタル層の面積が、前記レーザチップ
の接着面積の少なくとも2倍以上であることを特徴とす
る請求項1に記載の半導体レーザユニット。 - 【請求項3】前記メタル層は、メッキによって形成され
た金層であることを特徴とする請求項1に記載の半導体
レーザユニット。 - 【請求項4】前記シリコン基板上の、前記レーザチップ
が実装された部分の底面部が、周囲よりも厚みが薄いこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザユニッ
ト。 - 【請求項5】前記シリコン基板がパッケージのコムに接
着されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体
レーザユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215845A JPH0964470A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 半導体レーザユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215845A JPH0964470A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 半導体レーザユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964470A true JPH0964470A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16679230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7215845A Pending JPH0964470A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 半導体レーザユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964470A (ja) |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP7215845A patent/JPH0964470A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6761303B2 (en) | Semiconductor light-emitting device and method of manufacturing the same and mounting plate | |
| US6084895A (en) | Semiconductor laser apparatus | |
| JP2001168442A (ja) | 半導体レーザ素子の製造方法、配設基板および支持基板 | |
| JP3617565B2 (ja) | 窒化物半導体レーザ素子 | |
| JPH0513820A (ja) | 半導体装置 | |
| JP3187482B2 (ja) | パッケージ型半導体レーザ装置 | |
| JPH0750813B2 (ja) | 半導体レーザ素子用サブマウント | |
| JP3912130B2 (ja) | サブマウント | |
| JP2000261088A (ja) | 発光素子 | |
| JP3377553B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
| JPH0964470A (ja) | 半導体レーザユニット | |
| JP2004096062A (ja) | 半導体発光装置 | |
| JPH0637403A (ja) | 半導体レーザ装置 | |
| JP2007251142A (ja) | 半田層及びそれを用いた電子デバイス接合用基板並びにその製造方法 | |
| JP5410195B2 (ja) | マルチビーム半導体レーザ装置 | |
| JPS609189A (ja) | 半導体レ−ザ装置 | |
| JPH11330565A (ja) | 発光装置 | |
| JPH09307018A (ja) | 半導体素子およびその製造方法 | |
| JP3407536B2 (ja) | 窒化物半導体素子 | |
| JPH1022570A (ja) | 窒化物半導体レーザ素子 | |
| JPH01253983A (ja) | 半導体レーザ装置 | |
| JPH09181394A (ja) | 窒化物半導体レーザダイオード | |
| US20050286592A1 (en) | Semiconductor laser array device | |
| JPH0563309A (ja) | 半導体レーザ装置 | |
| JPH04278593A (ja) | 光電子装置およびその製造方法 |