JPH0964687A - アクティブフィルタ - Google Patents

アクティブフィルタ

Info

Publication number
JPH0964687A
JPH0964687A JP21427695A JP21427695A JPH0964687A JP H0964687 A JPH0964687 A JP H0964687A JP 21427695 A JP21427695 A JP 21427695A JP 21427695 A JP21427695 A JP 21427695A JP H0964687 A JPH0964687 A JP H0964687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
signal
capacitors
resistor
resistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21427695A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Okita
岩夫 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP21427695A priority Critical patent/JPH0964687A/ja
Publication of JPH0964687A publication Critical patent/JPH0964687A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平衡出力された電気信号にも適用可能なアク
ティブフィルタを簡単な構成で実現する。 【解決手段】 抵抗42,45とコンデンサ41,4
3,44とで構成された4端子回路網40は、入力信号
Vi- の周波数成分のうち、それらの抵抗とコンデンサ
で設定される高周波成分のみを通過させてろ波信号S4
0を演算増幅器60に出力する。抵抗52,55とコン
デンサ51,53,54とで構成された4端子回路網5
0は、入力信号Vi+ の周波数成分のうち、それらの抵
抗とコンデンサで設定される高周波成分のみを通過させ
てろ波信号S50を演算増幅器60に出力する。演算増
幅器60は、各信号S40,S50の差に応じた差信号
S60を生成し、差信号S60を4端子回路網40を介
してフィードバック入力し、特定周波数以上の周波数成
分のみの出力信号Voを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ等によって
検出された電気信号から、必要な情報を取り出すための
アクティブフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光、音、磁気、変位等の物理量を検出す
るセンサから出力された電気信号に対し、フィルタ回路
は不要な周波数成分を除去する。フィルタ回路は、能動
素子を含まないパッシブフィルタと、能動素子を含むア
クティブフィルタとに大別される。アクティブフィルタ
は、パッシブフィルタに対して設計の自由度が大きく、
パッシブフィルタでは実現困難な特性を持たせることが
可能である。演算増幅器を用いた従来のアクティブフィ
ルタには、その構成について種々の方式がある。図2
は、従来の電圧ソース(以下、VCVSという)型ロー
パスフィルタを示す回路図である。このローパスフィル
タは、入力端子に一端が接続された抵抗1と、該抵抗1
の他端に一端が接続された抵抗2とを備えている。抵抗
2の他端は、コンデンサ3を介して接地されると共に、
演算増幅器4の非反転端子(+)に接続されている。抵
抗1と抵抗2の接続点はコンデンサ5を介して演算増幅
器4の反転端子(−)に接続されている。演算増幅器4
の出力側は、該演算増幅器4の反転端子にフィードバッ
ク接続されている。
【0003】このローパスフィルタは、入力信号Viに
対して低域通過ろ波回路として動作し、入力信号Viか
ら高域成分を除去した出力信号Voを出力する。ローパ
スフィルタの伝達関数G(s)は、各抵抗1,2の抵抗
値R1 ,R2 と各コンデンサ3,5の容量値C3 ,C5
とによって設定される。伝達関数G(s)は、次の
(1)式となる。 G(s)=1/(1+T・s/Q+T2 ・s2 ) ・・・(1) 但し、T=√(C3 ・C5 ・R1 ・R2 ) Q=√(C3 ・R1 ・R2 /C5 )/(R1 +R2 ) s=jω 図3は、従来の多重帰還型ハイパスフィルタを示す回路
図である。このハイパスフィルタは、入力信号Viを一
方の電極に入力するコンデンサ11を備えている。コン
デンサ11の他方の電極には、コンデンサ12とコンデ
ンサ13の一方の電極が共通に接続されると共に、抵抗
14の一端が接続されいる。抵抗14の他端は接地さ
れ、コンデンサ12の他方の電極は、抵抗15の一端に
接続されている。コンデンサ13の他方の電極は、抵抗
15の他端に接続されると共に、演算増幅器16の反転
端子に接続されている。演算増幅器16の非反転端子は
接地され、この演算増幅器16の出力側は、コンデンサ
12と抵抗15の接続点にフィードバック接続されてい
る。このハイパスフィルタは、入力信号Viに対する高
域通過ろ波回路として動作し、入力信号Viから低域成
分を除去した出力信号Voを出力する。このハイパスフ
ィルタの伝達関数G(s)は、各抵抗14,15の抵抗
値R14,R15と各コンデンサ11,12,13の容量値
11,C12,C13とによって設定される。伝達関数G
(s)は、次の(2)式となる。
【0004】 G(s)=A・T2 ・s2 /(1+T・s/Q+T2 ・s2 ) ・・・(2) 但し、 A=−C11/C12 T=√(C12・C13・R14・R15) Q=√(C12・C13・R15/R14)/(C11+C12+C
13) s=jω 他にも、ステートバリアブル型等の様々な方式のフィル
タが考案されているが、通常使用されている方式は、1
入力・1出力、つまり非平衡入力・非平衡出力で用いら
れるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクティブフィルタでは、次のような課題があった。セ
ンサ等の出力信号は微小信号であることが多く、外来ノ
イズの影響を避けるため平衡型の出力を持つものも多
い。その平衡型出力端子の1端をアクティブフィルタに
接続し、他端を接地に接続したのでは、外来ノイズ耐性
が悪化してしまう。図4は、従来の平衡出力に対応した
差動増幅回路+VCVS型フィルタのアクティブフィル
タを示す回路図である。このアクティブフィルタは、入
力段の差動増幅回路20AとVCVS型ローパスフィル
タ20Bで構成されている。差動増幅回路20Aは、2
つの入力端子に一端の接続された2個の抵抗21,22
を備えている。抵抗21の他端が演算増幅器23の反転
端子に接続され、抵抗22の他端が該演算増幅器23の
非反転端子に接続されている。演算増幅器23の出力端
子は、抵抗24を介して該演算増幅器23の反転端子に
フィードバック接続され、演算増幅器23の非反転端子
が抵抗25を介して接地されている。ローパスフィルタ
20Bは、図2のフィルタと同一構成であり、ローパス
フィルタ20Bの抵抗1に演算増幅器23の出力端子が
接続されている。このアクティブフィルタでは、差動増
幅回路20Aが入力電圧Vi+ とVi-間の電圧を増幅
すると共に、平衡入力を非平衡出力へ変換する。差動増
幅回路20Aの出力する非平衡出力に対して、ローパス
フィルタ20Bがろ波を行なう。ところが、差動増幅回
路20Aが不要な成分まで増幅するので、SN比の劣化
或いは動作の不安定を生じることがある。
【0006】図5は、従来のフィルタの他の例であるV
CVS型フィルタ+差動増幅回路で構成されたアクティ
ブフィルタを示す回路図である。このアクティブフィル
タは、図2と同一構成の2つのVCVS型ローパスフィ
ルタ30A,30Bと、それら各ローパスフィルタ30
A,30Bの出力側に接続された差動増幅回路30Cと
で構成されている。差動増幅回路30Cは、2つの入力
端子に一端の接続された2個の抵抗31,32を備えて
いる。抵抗31の他端が演算増幅器33の反転端子に接
続され、抵抗32の他端が該演算増幅器33の非反転端
子に接続されている。演算増幅器33の出力端子は、抵
抗34を介して該演算増幅器33の反転端子にフィード
バック接続され、演算増幅器33の非反転端子が抵抗3
5を介して接地されている。各ローパスフィルタ30
A,30B内の抵抗1には、入力電圧Vi+ とVi-
それぞれ与えられ、各ローパスフィルタ30A,30B
の演算増幅器4の出力端子が、差動増幅回路30C中の
抵抗31,32にそれぞれ接続されている。センサから
の平衡出力信号の一端をローパスフィルタ30Aに与
え、他の一端をローパスフィルタ30Bに与え、各ロー
パスフィルタ30A,30Bの出力信号に対して、差動
増幅回路30Cが増幅を行うと共に平衡入力を非平衡出
力に変換する。この場合には、回路量が増大するという
欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アクティ
ブフィルタにおいて、次のような第1の4端子回路網
と、第2の4端子回路網と、演算増幅器とで構成してい
る。第1の4端子回路網は、複数の2端子回路素子の抵
抗とコンデンサとで構成され、第1の入力信号の周波数
成分のうち該複数の2端子回路素子で設定される周波数
成分のみを通過させて第1のろ波信号を生成するもので
ある。第2の4端子回路網は、複数の2端子回路素子の
抵抗とコンデンサとで構成され、第2の入力信号の周波
数成分のうち該複数の2端子回路素子で設定される周波
数成分のみを通過させて第2のろ波信号を信号を生成す
るものである。演算増幅器は、前記第1及び第2のろ波
信号を入力してそれらの信号差に応じた差信号を生成
し、該差信号を前記第1または第2の4端子回路網を介
してフィードバック入力することにより、特定の周波数
の出力信号を出力する構成になっている。
【0008】第2の発明は、第1の発明における前記第
1及び第2の4端子回路網は、同等の特性を有する5種
類の2端子回路素子の抵抗とコンデンサを同一に接続し
てそれぞれ構成している。第1及び第2の発明によれ
ば、以上のようにアクティブフィルタを構成しているの
で、例えばセンサ等の平衡出力端子の一端を第1の4端
子回路網に接続し、他端を第2の4端子回路網に接続す
ると、そのセンサ等の平衡出力端子の一端から第1の入
力信号が第1の4端子回路網に与えられ、他端から第2
の入力信号が第2の4端子回路網に与えられる。各第1
及び第2の4端子回路網は、内蔵する抵抗とコンデンサ
で設定された周波数成分を通過させ、第1及び第2のろ
波信号が生成される。その通過する周波数成分はそれら
抵抗とコンデンサの抵抗値及び容量値で設定される。演
算増幅器には第1及び第2のろ波信号が入力される。演
算増幅器によって、それらの信号差に応じた差信号が生
成され、該差信号が第1または第2の4端子回路網を介
して演算増幅器にフィードバック入力される。これによ
り、演算増幅器から、特定の周波数の出力信号が出力さ
れる。従って、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すハイパスフィル
タの回路図である。このハイパスフィルタは、第1の入
力信号Vi- を入力とする第1の4端子回路網40と、
第2の入力信号Vi+ を入力とする第2の4端子回路網
50と、演算増幅器60とを備えたアクティブフィルタ
である。4端子回路網40は、複数の2端子回路素子で
ある抵抗とコンデンサで構成され、一つの入力端子に一
方の電極が接続されたコンデンサ41と、他の一つ入力
端子に一端が接続された抵抗42とを備えている。例え
ばセンサ等の平衡出力に対するろ波を行なう場合、その
平衡出力端子の一端が接続されてこのコンデンサ41の
一方の電極に入力信号Vi- が与えられ、抵抗42の一
端は接地されるようになっている。コンデンサ41の他
方の電極には、抵抗42の他端と、2個のコンデンサ4
3,44の各一方の電極とが接続されている。コンデン
サ43の他方の電極は、抵抗45を介してコンデンサ4
4の他方の電極に接続されると共に、演算増幅器60の
反転端子に接続されている。
【0010】4端子回路網50は、複数の2端子回路素
子である抵抗とコンデンサで構成され、1の入力端子に
一方の電極が接続されたコンデンサ51と、他の1の入
力端子に一端が接続された抵抗52とを備えている。例
えばセンサ等の平衡出力に対するろ波を行なう場合、そ
の平衡出力端子のひとつが接続され、このコンデンサ5
1の一方の電極に入力信号Vi+ が与えられ、抵抗52
の一端は接地されるようになっている。コンデンサ51
の他方の電極には、抵抗52の他端と2個のコンデンサ
53,54の各一方の電極とが接続されている。コンデ
ンサ53と抵抗55の接続点は接地されている。コンデ
ンサ53の他方の電極は、抵抗55を介してコンデンサ
54の他方の電極に接続されると共に、演算増幅器60
の非反転端子に接続されている。即ち、2つの4端子回
路網40,50内の接続関係は同一である。本実施形態
では、さらに、各4端子回路網40,50を構成する5
種類の2端子回路素子である抵抗とコンデンサの特性を
共通にしている。つまり、各抵抗42,52の抵抗値を
共にR42に、各抵抗45,55の抵抗値を共にR45に、
各コンデンサ41,51の容量値を共にC41に、各コン
デンサ43,53の容量値を共にC43に、及び各コンデ
ンサ44,54の容量値を共にC44に揃えている。演算
増幅器60の出力側はコンデンサ43と抵抗45の接続
点に接続されている。つまり、演算増幅器60は反転端
子に対し、4端子回路網40を介してフィードバック入
力する構成である。
【0011】このハイパスフィルタにおいて、4端子回
路網40は入力信号Vi- の周波数成分のうち各抵抗4
2,45及びコンデンサ41,43,44で設定される
高周波成分のみを通過させて第1のろ波信号S40を出
力する。同様に、4端子回路網50は、入力信号Vi+
の周波数成分のうち各抵抗52,55及びコンデンサ5
1,53,54で設定される高周波成分のみを通過させ
て第2のろ波信号S50を出力する。演算増幅器60
は、ろ波信号S40とろ波信号S50間の差に相当する
差信号S60を4端子回路網40に与えてフィードバッ
ク入力し、特定周波数以上の高周波成分のみの出力信号
Voを送出する。このハイパスフィルタの入出力特性
は、次の(3)及び(4)式となる。 Vo=G(s)・(Vi+ −Vi- ) ・・・(3) G(s)=A・T2 ・s2 /(1+T・s/Q+T2 ・s2 )・・・(4) 但し、A=C41/C43 T=√(C43・C44・R42・R45) Q=√(C43・C44・R45/R42)/(C41+C43+C
44) (3)及び(4)式の入力特性は、多重帰還型アクティ
ブフィルタと同様の形式であり、本ハイパスフィルタ
が、多重帰還型アクティブフィルタの1入力型から、差
動入力型への拡張されたものになっていることがわか
る。以上のように、この第1の実施形態では、センサ等
からの平衡出力に対して(3)及び(4)式の示す入出
力特性で高域を通過させるフィルタを、簡単な構成で実
現できる。また、各4端子回路網40,50を5種類の
同一特性の2端子回路素子で構成し、得られる入出力特
性を(3)及び(4)式となるようにしている。(3)
及び(4)式は多重帰還型アクティブフィルタと同様の
形式であり、市販のCADソフトを流用することが可能
となり、ハイパスフィルタの回路定数を容易に決定する
ことができる。
【0012】第2の実施形態 図6は、本発明の第2の実施形態を示すローパスフィル
タの回路図である。このローパスフィルタは、第1の実
施形態と同様に、第1の入力信号Vi- を入力とする第
1の4端子回路網70と、第2の入力信号Vi+ を入力
とする第2の4端子回路網80と、演算増幅器90とを
備えたアクティブフィルタである。4端子回路網70
は、複数の2端子回路素子である抵抗とコンデンサで構
成され、一つの入力端子に一端が接続された抵抗71
と、もう一つの入力端子に一方の電極が接続されたコン
デンサ72とを備えている。例えばセンサ等の平衡出力
に対するろ波を行なう場合、その平衡出力端子の一端が
接続されてこの抵抗71の一端に入力信号Vi- が与え
られ、コンデンサ72の一方の電極は接地されるように
なっている。抵抗71の他端には、コンデンサ72の他
方の電極と、2個の抵抗73,74の各一端とが、接続
されている。抵抗73の他端は、コンデンサ75を介し
て抵抗74の他端に接続されると共に、演算増幅器90
の反転端子に接続されている。
【0013】4端子回路網80は、複数の2端子回路素
子である抵抗とコンデンサで構成され、一つの入力端子
に一端が接続された抵抗81と、もう一つの入力端子に
一方の電極が接続されたコンデンサ82とを備えてい
る。例えばセンサ等の平衡出力に対するろ波を行なう場
合、その平衡出力端子のひとつが接続され、この抵抗8
1の一端に入力信号Vi+ が与えられ、コンデンサ82
の一方の電極は接地されるようになっている。抵抗81
の他端には、コンデンサ82の他方の電極と2個の抵抗
83,84の各一端とが接続されている。抵抗83の他
端は、コンデンサ85を介して抵抗84の他端に接続さ
れると共に、演算増幅器90の非反転端子に接続されて
いる。抵抗83とコンデンサ85の接続点は接地されて
いる。2つの4端子回路網70,80内の接続関係は同
一である。本実施形態では、さらに、各4端子回路網7
0,80を構成する5種類の2端子回路素子である抵抗
とコンデンサの特性を共通にしている。つまり、各コン
デンサ72,82の容量値を共にC72に、各コンデンサ
75,85の容量値を共にC75に、各抵抗71,81の
抵抗値を共にR71に、各抵抗73,83の抵抗値を共に
73に、及び各抵抗74,84の抵抗値を共にR74に揃
えている。演算増幅器90の出力側は抵抗73とコンデ
ンサ75の接続点に接続されている。つまり、演算増幅
器90は反転端子に対し、4端子回路網70を介してフ
ィードバック入力する構成である。
【0014】このローパスフィルタにおいて、4端子回
路網70は入力信号Vi- の周波数成分のうち各コンデ
ンサ72,75及び抵抗71,73,74で設定される
低周波成分のみを通過させて第1のろ波信号S70を出
力する。同様に、4端子回路網50は、入力信号Vi+
の周波数成分のうち各コンデンサ82,85及び抵抗8
1,83,84で設定される低周波成分のみを通過させ
て第2のろ波信号S80を出力する。演算増幅器90
は、ろ波信号S70とろ波信号S80間の差に相当する
差信号S90を生成して4端子回路網70を介してフィ
ードバック入力し、特定周波数以下の低周波数成分のみ
の出力信号Voを送出する。このローパスフィルタの入
出力特性は、次の(5)及び(6)式となる。 Vo=G(s)・(Vi+ −Vi- ) ・・・(5) G(s)=A/(1+T・s/Q+T2 ・s2 ) ・・・(6) 但し、 A=R73/R71 T=√(C72・C75・R73・R74) Q=√(C72/C75/R73/R74)/(1/R71+1/
73+1/R74) 以上のように、この第2の実施形態では、センサ等から
の平衡出力に対して(5)及び(6)式の示す入出力特
性で低域を通過させるフィルタを、簡単な構成で実現で
きる。また、各4端子回路網70,80を5種類の同一
特性の2端子回路素子で構成し、得られる入出力特性を
(5)及び(6)式となるようにしている。(5)及び
(6)式は多重帰還型アクティブフィルタと同様の形式
であり、市販のCADソフトを流用することが可能とな
り、ローパスフィルタの回路定数を容易に決定すること
ができる。
【0015】第3の実施形態 図7は、本発明の第3の実施形態を示すバンドパスフィ
ルタの回路図である。このバンドパスフィルタは、第1
及び第2の実施形態と同様に、第1の入力信号Vi-
入力とする第1の4端子回路網100と、第2の入力信
号Vi+ を入力とする第2の4端子回路網110と、演
算増幅器120とを備えたアクティブフィルタである。
4端子回路網100は、複数の2端子回路素子である抵
抗とコンデンサで構成され、一つの入力端子に一端が接
続された抵抗101と、もう一つの入力端子に一端が接
続された抵抗102とを備えている。例えばセンサ等の
平衡出力に対するろ波を行なう場合、その平衡出力端子
の一端が接続されてこの抵抗101の一端に入力信号V
- が与えられ、抵抗102の一端は接地されるように
なっている。抵抗101の他端には、抵抗102の他端
と、2個のコンデンサ103,104の各一方の電極と
が、接続されている。コンデンサ103の他方の電極
は、抵抗105を介してコンデンサ104の他方の電極
に接続されると共に、演算増幅器120の反転端子に接
続されている。4端子回路網110は、複数の2端子回
路素子である抵抗とコンデンサで構成され、一つの入力
端子に一端が接続された抵抗111と、もう一つの入力
端子に一端が接続された抵抗112とを備えている。セ
ンサ等の平衡出力に対するろ波を行なう場合、その平衡
出力端子のひとつが接続され、この抵抗111の一端に
入力信号Vi+ が与えられ、抵抗112の一端は接地さ
れるようになっている。抵抗111の他端には、抵抗1
12の他端と2個のコンデンサ113,114の各一方
の電極とが、接続されている。コンデンサ113の他方
の電極は、抵抗115を介してコンデンサ114の他方
の電極に接続されると共に、演算増幅器120の非反転
端子に接続されている。コンデンサ113と抵抗115
の接続点は接地されている。
【0016】2つの4端子回路網100,110内の接
続関係は同一である。本実施形態では、さらに、各4端
子回路網100,110を構成する5種類の2端子回路
素子である抵抗とコンデンサの特性を共通にしている。
つまり、各抵抗101,111の抵抗値を共にR
101 に、各抵抗102,112の抵抗値を共にR
102 に、抵抗105,115の抵抗値を共にR105 に、
コンデンサ103,113の容量値を共にC103 に、及
び各コンデンサ104,114の容量値を共にC
104 に、揃えている。演算増幅器120の出力側は、コ
ンデンサ103と抵抗105の接続点に接続されてい
る。つまり、演算増幅器120は反転端子に対し、4端
子回路網100を介してフィードバック入力する構成で
ある。このバンドパスフィルタにおいて、4端子回路網
100は入力信号Vi- の周波数成分のうち各抵抗10
1,102,105及びコンデンサ103,104で設
定される帯域の周波成分のみを通過させて第1のろ波信
号S100を出力する。同様に、4端子回路網110
は、入力信号Vi+ の周波数成分のうち、各抵抗11
1,112,115及びコンデンサ113,114で設
定される帯域の周波成分のみを通過させて第2のろ波信
号S110を出力する。演算増幅器120は、ろ波信号
S100とろ波信号S110間の差に相当する差信号S
120を生成して4端子回路網100を介してフィード
バック入力し、特定の帯域の周波数成分のみの出力信号
Voを送出する。このバンドパスフィルタの入出力特性
は、次の(7)及び(8)式となる。
【0017】 Vo=G(s)・(Vi+ −Vi- ) ・・・(7) G(s)=A・T・s/(1+T・s/Q+T2 ・s2 ) ・・・(8) 但し、 A=√(C104 ・R102 ・R105 /C103 /R101
(R101 +R102 )) T=√(C103 ・C104 ・R101 ・R102 ・R105
(R101 +R102 )) Q=√(C103 ・C104 ・R105 ・(1/R101 +1/
102 ))/(C103 +C104 ) 以上のように、この第3の実施形態では、センサ等から
の平衡出力に対して(7)及び(8)式の示す入出力特
性で帯域を通過させるフィルタを、簡単な構成で実現で
きる。また、各4端子回路網100,110を5種類の
同一特性の2端子回路素子で構成し、得られる入出力特
性を(7)及び(8)式となるようにしている。(7)
及び(8)式は多重帰還型アクティブフィルタと同様の
形式であり、市販のCADソフトを流用することが可能
となり、バンドパスフィルタの回路定数を容易に決定す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、複数の2端子回路素子の抵抗とコンデンサと
で構成された第1の4端子回路網と、複数の2端子回路
素子の抵抗とコンデンサとで構成された第2の4端子回
路網と、演算増幅器とでアクティブフィルタを構成して
いるので、第1及び第2の4端子回路網の抵抗とコンデ
ンサの組合わせで、種々の周波数特性を持たせることが
できるため、センサ等からの平衡出力に対しても対応可
能なフィルタを、簡単な構成で実現でき、各種制御装置
等に対する低コスト化と小型化が可能になる。第2の発
明によれば、第1の発明における各第1及び第2の4端
子回路網は、同等の特性を有する5種類の2端子回路素
子の抵抗とコンデンサを同一に接続してそれぞれ構成し
ているので、従来の多重帰還型アクティブフィルタと同
一の特性式となって市販のCADソフト等が流用でき、
フィルタの回路定数を容易に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すハイパスフィル
タの回路図である。
【図2】従来のVCVS型ローパスフィルタを示す回路
図である。
【図3】従来の多重帰還型ハイパスフィルタを示す回路
図である。
【図4】従来の平衡出力に対応した差動増幅回路+VC
VS型フィルタのアクティブフィルタを示す回路図であ
る。
【図5】従来のフィルタの他の例であるVCVS型フィ
ルタ+差動増幅回路で構成されたアクティブフィルタを
示す回路図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すローパスフィル
タの回路図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示すバンドパスフィ
ルタの回路図である。
【符号の説明】
40,50,70,80,100,110 第1及び第2の4端子回路網 41,43,44,51,53,54,72,75,8
2,85,103,104,113,114 コンデンサ 42,45,52,55,71,73,74,81,8
3,84,101,102,105,111,112,
115 抵抗 60,90,120 演算増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の2端子回路素子の抵抗とコンデン
    サとで構成され、第1の入力信号の周波数成分のうち該
    複数の2端子回路素子で設定される周波数成分のみを通
    過させて第1のろ波信号を生成する第1の4端子回路網
    と、 複数の2端子回路素子の抵抗とコンデンサとで構成さ
    れ、第2の入力信号の周波数成分のうち該複数の2端子
    回路素子で設定される周波数成分のみを通過させて第2
    のろ波信号を信号を生成する第2の4端子回路網と、 前記第1及び第2のろ波信号を入力してそれらの信号差
    に応じた差信号を生成し、該差信号を前記第1または第
    2の4端子回路網を介してフィードバック入力すること
    により、特定の周波数の出力信号を出力する演算増幅器
    とを、 備えたことを特徴とするアクティブフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記各第1及び第2の4端子回路網は、
    同等の特性を有する5種類の2端子回路素子の抵抗とコ
    ンデンサを同一に接続してそれぞれ構成したことを特徴
    とする請求項1記載のアクティブフィルタ。
JP21427695A 1995-08-23 1995-08-23 アクティブフィルタ Withdrawn JPH0964687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21427695A JPH0964687A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 アクティブフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21427695A JPH0964687A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 アクティブフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0964687A true JPH0964687A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16653059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21427695A Withdrawn JPH0964687A (ja) 1995-08-23 1995-08-23 アクティブフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0964687A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3181588B2 (ja) ユニバーサルフィルタ
JP2964149B2 (ja) フィルタ回路
EP1779510A2 (en) Active-rc filter with compensation to reduce q enhancement
JPH05335838A (ja) 全差動型アナログ回路
JPH0964687A (ja) アクティブフィルタ
JPH04148388A (ja) 時定数可変形の微分器
JP2664675B2 (ja) バンドパスフイルタ
CA1077146A (en) Active networks having biquadratic transfer functions
US8810308B2 (en) Filters with order enhancement
JP4720308B2 (ja) インピーダンス変換回路
RU2019023C1 (ru) Активный rc-фильтр
JPH01196910A (ja) ローパスフィルタ
JP2671278B2 (ja) 遅延等化された低域通過フィルタ
JP3225260B2 (ja) フィルタ回路
JP2666860B2 (ja) 負性インピーダンス回路
JPS6117369B2 (ja)
JP3308352B2 (ja) 可変遅延回路
JPH0246107Y2 (ja)
JPH0621758A (ja) バイカッドota−cフィルタ
RU2195070C1 (ru) Широкополосный активный пьезоэлектрический фильтр
JP3148458B2 (ja) アクティブフィルタ
JPH0257730B2 (ja)
Chen Active Filters
JPH0225565B2 (ja)
JPS6138278Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105