JPH0965558A - 架空電線 - Google Patents
架空電線Info
- Publication number
- JPH0965558A JPH0965558A JP7214661A JP21466195A JPH0965558A JP H0965558 A JPH0965558 A JP H0965558A JP 7214661 A JP7214661 A JP 7214661A JP 21466195 A JP21466195 A JP 21466195A JP H0965558 A JPH0965558 A JP H0965558A
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- JP
- Japan
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- linear body
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- overhead wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】風騒音およびコロナ騒音を防止できると共に、
線状体の固定を簡単に行うことができ、しかも線状体が
切れた場合でも相間短絡事故を起こすことがない架空電
線を提供する。 【解決手段】導体1の上面に線状体2を沿わせてなり、
該線状体2を、導体1の垂直相間距離よりも短い間隔
で、把持具4によって、導体1に固定したものである。
線状体の固定を簡単に行うことができ、しかも線状体が
切れた場合でも相間短絡事故を起こすことがない架空電
線を提供する。 【解決手段】導体1の上面に線状体2を沿わせてなり、
該線状体2を、導体1の垂直相間距離よりも短い間隔
で、把持具4によって、導体1に固定したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空送電線、架空
地線等の架空電線に関するものであり、特にコロナ騒音
および風騒音を防止した架空電線に関するものである。
地線等の架空電線に関するものであり、特にコロナ騒音
および風騒音を防止した架空電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架設された架空電線に風が吹き付ける
と、電線の風下側にカルマン渦が生じて、風騒音が発生
する。この風騒音を防止するには、電線外周に長手方向
に突条を設けて、カルマン渦を乱すことが有効である。
と、電線の風下側にカルマン渦が生じて、風騒音が発生
する。この風騒音を防止するには、電線外周に長手方向
に突条を設けて、カルマン渦を乱すことが有効である。
【0003】このために、鋼心アルミ撚線等の架空電線
の外周長手方向にスパイラルロッドを巻き付けて突条を
形成し、これによって風騒音を防止している。また、ス
パイラルロッドを使用せずに、最外層に突条を持った素
線を撚り込んだ架空電線も使用されている。
の外周長手方向にスパイラルロッドを巻き付けて突条を
形成し、これによって風騒音を防止している。また、ス
パイラルロッドを使用せずに、最外層に突条を持った素
線を撚り込んだ架空電線も使用されている。
【0004】しかしながら、外周長手方向に突条を形成
した架空電線は、降雨時にコロナ騒音が発生し易いとい
う問題があった。この原因は、突条表面の電界が他の外
周面の電界に比べて強くなっており、架空電線に付着し
た雨水が突条に沿って下面側に回り込み、水滴となって
落下するときに、激しい放電を起こし、これによってコ
ロナ騒音が発生するものである。
した架空電線は、降雨時にコロナ騒音が発生し易いとい
う問題があった。この原因は、突条表面の電界が他の外
周面の電界に比べて強くなっており、架空電線に付着し
た雨水が突条に沿って下面側に回り込み、水滴となって
落下するときに、激しい放電を起こし、これによってコ
ロナ騒音が発生するものである。
【0005】上記のようなコロナ騒音を防止するため
に、最外層素線の一部を除去した撚線の表面に、平行ロ
ッドを中心軸と平行にかつ電界の弱い部分に位置するよ
うに沿わせ、かつ該平行ロッドを前記素線を除去した部
分に嵌合させた線材で固定してなる架空電線が提案され
ている(特公昭63─29490号参照)。
に、最外層素線の一部を除去した撚線の表面に、平行ロ
ッドを中心軸と平行にかつ電界の弱い部分に位置するよ
うに沿わせ、かつ該平行ロッドを前記素線を除去した部
分に嵌合させた線材で固定してなる架空電線が提案され
ている(特公昭63─29490号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の架空電線は製造が困難であるという問題があった。
すなわち、最外層素線の一部を除去した撚線を作るに
は、最外層に全ての素線を入れた状態で一旦撚合わせ、
しかる後に素線の一部を除去すればよいが、架空電線は
長尺であるためにその作業が面倒であり、また、平行ロ
ッドを固定するための線材を、除去した素線の中に入れ
る作業も非常に面倒であるという問題があった。
成の架空電線は製造が困難であるという問題があった。
すなわち、最外層素線の一部を除去した撚線を作るに
は、最外層に全ての素線を入れた状態で一旦撚合わせ、
しかる後に素線の一部を除去すればよいが、架空電線は
長尺であるためにその作業が面倒であり、また、平行ロ
ッドを固定するための線材を、除去した素線の中に入れ
る作業も非常に面倒であるという問題があった。
【0007】一方、最外層素線の一部を予め除去したも
のを製造し、これを架線して平行ロッドを沿わせること
も考えられるが、最外層素線の一部を予め除去したもの
を製造し、これを延線用金車を通過させると、撚りに笑
いが生じて、溝部の間隔が変化してしまい、平行ロッド
を押さえる線材を溝部に入れる作業が非常に困難になっ
てしまうという問題があった。
のを製造し、これを架線して平行ロッドを沿わせること
も考えられるが、最外層素線の一部を予め除去したもの
を製造し、これを延線用金車を通過させると、撚りに笑
いが生じて、溝部の間隔が変化してしまい、平行ロッド
を押さえる線材を溝部に入れる作業が非常に困難になっ
てしまうという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
した架空電線を提供するもので、請求項1に記載の発明
は、単導体または2導体の架空電線において、前記単導
体または2導体の各導体の上面に線状体を沿わせてな
り、該線状体を導体の垂直相間距離よりも短い間隔で、
把持具によって導体に固定したことを特徴とするもので
ある。
した架空電線を提供するもので、請求項1に記載の発明
は、単導体または2導体の架空電線において、前記単導
体または2導体の各導体の上面に線状体を沿わせてな
り、該線状体を導体の垂直相間距離よりも短い間隔で、
把持具によって導体に固定したことを特徴とするもので
ある。
【0009】また請求項2に記載の発明は、3導体以上
の架空電線において、各導体に接する外接円の内側に各
導体に沿わせて線状体を配置してなり、該線状体を導体
の垂直相間距離よりも短い間隔で、把持具によって導体
に固定したことを特徴とするものである。
の架空電線において、各導体に接する外接円の内側に各
導体に沿わせて線状体を配置してなり、該線状体を導体
の垂直相間距離よりも短い間隔で、把持具によって導体
に固定したことを特徴とするものである。
【0010】さらに請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2記載の架空電線において使用する線状体
の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたことを特
徴とするものである。
または請求項2記載の架空電線において使用する線状体
の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたことを特
徴とするものである。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、導体の上
側に線状体を沿わせたために、風騒音を防止できると共
に、コロナが発生し難く、このためにコロナ騒音の発生
も有効に防止できる。また線状体は把持具によって導体
に固定されるために、その固定を簡単に行うことができ
る。さらに線状体の取付け間隔は、導体の垂直相間距離
よりも短い間隔となっているために、万一線状体が切れ
て垂れ下がっても、線状体が下の層の導体と接触するこ
とがないので、相間短絡事故を確実に防止することがで
きる。
側に線状体を沿わせたために、風騒音を防止できると共
に、コロナが発生し難く、このためにコロナ騒音の発生
も有効に防止できる。また線状体は把持具によって導体
に固定されるために、その固定を簡単に行うことができ
る。さらに線状体の取付け間隔は、導体の垂直相間距離
よりも短い間隔となっているために、万一線状体が切れ
て垂れ下がっても、線状体が下の層の導体と接触するこ
とがないので、相間短絡事故を確実に防止することがで
きる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、各導体に
沿わせて線状体を配置しているために、風騒音を防止で
きる。また、線状体は各導体に接する外接円の内側の電
界強度の弱い部分に位置しているために線状体に起因す
るコロナ騒音を防止することができる。さらに請求項1
記載の発明と同様に、線状体の固定を簡単に行うことが
できると共に、相間短絡事故を確実に防止することがで
きる。
沿わせて線状体を配置しているために、風騒音を防止で
きる。また、線状体は各導体に接する外接円の内側の電
界強度の弱い部分に位置しているために線状体に起因す
るコロナ騒音を防止することができる。さらに請求項1
記載の発明と同様に、線状体の固定を簡単に行うことが
できると共に、相間短絡事故を確実に防止することがで
きる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2記載の架空電線において使用する線状体
の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたために、
架空電線は長手方向に沿って断面が変化する。このため
に風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、風騒
音防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させるこ
とができる。
または請求項2記載の架空電線において使用する線状体
の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたために、
架空電線は長手方向に沿って断面が変化する。このため
に風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、風騒
音防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1および図2は単導体送電線に本
発明を適用した場合である。単導体送電線は各相が1本
の導体1で構成されており、鉄塔3に垂直方向に3本架
設されている。
参照して説明する。図1および図2は単導体送電線に本
発明を適用した場合である。単導体送電線は各相が1本
の導体1で構成されており、鉄塔3に垂直方向に3本架
設されている。
【0015】導体1としては、耐熱アルミ撚線、鋼心ア
ルミ撚線等が使用されており、該導体1の上面には線状
体2(図2参照)が沿わせてある。線状体2としては、
アルミ線、アルミ被覆鋼線、ナイロン線、プラスチック
線、ポリエチレン線、FRP線、カーボンファイバ線、
テトラフロロエチレン線等が使用できる。
ルミ撚線等が使用されており、該導体1の上面には線状
体2(図2参照)が沿わせてある。線状体2としては、
アルミ線、アルミ被覆鋼線、ナイロン線、プラスチック
線、ポリエチレン線、FRP線、カーボンファイバ線、
テトラフロロエチレン線等が使用できる。
【0016】この線状体2は把持具4によって導体1に
固定されている。把持具4の構造は、導体1と線状体2
とを同時に把持できる構造であればよく、特に限定され
るものではない。
固定されている。把持具4の構造は、導体1と線状体2
とを同時に把持できる構造であればよく、特に限定され
るものではない。
【0017】把持具4の取付け間隔Dは、導体1の垂直
相間距離L(図1参照)よりも短い間隔となっている。
したがって、万一線状体2が切れて垂れ下がっても、線
状体2が下相の導体に接触することがないので、相間短
絡事故を起こすことがない。なお図2において符号5は
導体1を鉄塔3に引き留めている引留クランプである。
相間距離L(図1参照)よりも短い間隔となっている。
したがって、万一線状体2が切れて垂れ下がっても、線
状体2が下相の導体に接触することがないので、相間短
絡事故を起こすことがない。なお図2において符号5は
導体1を鉄塔3に引き留めている引留クランプである。
【0018】図3は本発明を2導体の架空電線に適用し
た場合であり、2本の導体1の上面に線状体2が沿わせ
てある。なお、図示してないが、線状体を把持具で導体
に固定する点、および把持具の取付け間隔を導体の垂直
相間距離よりも短い間隔とする点は前記実施例と同じで
ある。
た場合であり、2本の導体1の上面に線状体2が沿わせ
てある。なお、図示してないが、線状体を把持具で導体
に固定する点、および把持具の取付け間隔を導体の垂直
相間距離よりも短い間隔とする点は前記実施例と同じで
ある。
【0019】図4および図5は本発明を4導体の架空電
線に適用した場合であり、4本の導体1の外接円の内側
に、各導体1に沿わせて線状体2が配置してある。図5
において、6は4導体の間隔を一定に保持するスペーサ
である。実施例においてはこのスペーサ6も線状体2の
把持具4として利用しているが、スペーサ6では線状体
2を把持しないようにしてもよい。なお、線状体2を、
把持具4で導体に固定する点、および把持具4の取付け
間隔を導体の垂直相間距離よりも短い間隔とする点は図
1に示した実施例と同じである。
線に適用した場合であり、4本の導体1の外接円の内側
に、各導体1に沿わせて線状体2が配置してある。図5
において、6は4導体の間隔を一定に保持するスペーサ
である。実施例においてはこのスペーサ6も線状体2の
把持具4として利用しているが、スペーサ6では線状体
2を把持しないようにしてもよい。なお、線状体2を、
把持具4で導体に固定する点、および把持具4の取付け
間隔を導体の垂直相間距離よりも短い間隔とする点は図
1に示した実施例と同じである。
【0020】図6は本発明を6導体の架空電線に適用し
た場合であり、6本の導体1の外接円の内側に、各導体
1に沿わせて線状体2が配置してある。上下各2本の導
体には2本の線状体2が沿わせてあり、中央部左右の導
体には1本の線状体2がそれぞれ沿わせてある。なお、
線状体を、把持具で導体に固定する点、および把持具の
取付け間隔を導体の垂直相間距離よりも短い間隔とする
点は図1に示した実施例と同じである。
た場合であり、6本の導体1の外接円の内側に、各導体
1に沿わせて線状体2が配置してある。上下各2本の導
体には2本の線状体2が沿わせてあり、中央部左右の導
体には1本の線状体2がそれぞれ沿わせてある。なお、
線状体を、把持具で導体に固定する点、および把持具の
取付け間隔を導体の垂直相間距離よりも短い間隔とする
点は図1に示した実施例と同じである。
【0021】図7は線状体2の繋ぎ合わせ目を示しもの
であり、線状体2の端部を所定長ラップさせ、該ラップ
位置を把持具4で把持したものである。
であり、線状体2の端部を所定長ラップさせ、該ラップ
位置を把持具4で把持したものである。
【0022】図8(イ)(ロ)は線状体2を、角度θの
範囲で蛇行させ、これを導体1に沿わせて配置したもの
である。角度θは180°以下とするものである。
範囲で蛇行させ、これを導体1に沿わせて配置したもの
である。角度θは180°以下とするものである。
【0023】なお上記各実施例においては、線状体2と
して断面円形のものを使用したが、線状体2の断面形状
は円形のものに限られず、断面三日月型のもの、断面半
円型のもの、断面多角形のもの等であってもよい。ま
た、線状体2は長手方向の径または厚みを適当間隔で異
ならせておいてもよい。このような線状体2を使用する
と、長手方向に沿って架空電線の形が変化するために、
風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、風騒音
防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させること
ができる。風圧が低下すると鉄塔の荷重を軽減すること
ができるので、鉄塔建設上経済的であるという効果があ
る。また、難着雪効果も期待できるという利点がある。
さらに本発明において使用する線状体の数は1本または
2本に限らず3本以上であってもよい。
して断面円形のものを使用したが、線状体2の断面形状
は円形のものに限られず、断面三日月型のもの、断面半
円型のもの、断面多角形のもの等であってもよい。ま
た、線状体2は長手方向の径または厚みを適当間隔で異
ならせておいてもよい。このような線状体2を使用する
と、長手方向に沿って架空電線の形が変化するために、
風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、風騒音
防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させること
ができる。風圧が低下すると鉄塔の荷重を軽減すること
ができるので、鉄塔建設上経済的であるという効果があ
る。また、難着雪効果も期待できるという利点がある。
さらに本発明において使用する線状体の数は1本または
2本に限らず3本以上であってもよい。
【0024】
実施例1 公称断面積610mm2 の鋼心アルミ撚線の単導体に、
直径3mmのアルミ線からなる線状体を沿わせた本発明
に係る単導体の架空電線と、線状体を取付けない公称断
面積610mm2 の鋼心アルミ撚線の単導体とについ
て、風速20m/sでの風音測定を行った。その結果を
図9に示す。○印が本発明のもの、×印が従来のもので
ある。図9から明らかなように、本発明に係る架空電線
は従来品に比して、卓越周波数125Hzにおいて10
db以上の低減効果があることがわかる。
直径3mmのアルミ線からなる線状体を沿わせた本発明
に係る単導体の架空電線と、線状体を取付けない公称断
面積610mm2 の鋼心アルミ撚線の単導体とについ
て、風速20m/sでの風音測定を行った。その結果を
図9に示す。○印が本発明のもの、×印が従来のもので
ある。図9から明らかなように、本発明に係る架空電線
は従来品に比して、卓越周波数125Hzにおいて10
db以上の低減効果があることがわかる。
【0025】実施例2 公称断面積810mm2 の鋼心アルミ撚線の4導体に、
該4導体の外接円の内側に、各導体と接触させて直径5
mmのアルミ線からなる線状体を沿わせ、該線状体を5
m間隔で把持具で把持した本発明に係る4導体の架空電
線と、公称断面積810mm2 の鋼心アルミ撚線の4導
体に、該4導体の外周にスパイラルロッドを巻き付けた
従来品についてコロナ騒音測定を行った。その結果を図
10に示す。○印が本発明のもの、×印が従来のもので
ある。図10から明らかなように、本発明の架空電線は
スパイラルロッドを巻き付けたものに比しコロナハム音
レベルが低いことがわかる。
該4導体の外接円の内側に、各導体と接触させて直径5
mmのアルミ線からなる線状体を沿わせ、該線状体を5
m間隔で把持具で把持した本発明に係る4導体の架空電
線と、公称断面積810mm2 の鋼心アルミ撚線の4導
体に、該4導体の外周にスパイラルロッドを巻き付けた
従来品についてコロナ騒音測定を行った。その結果を図
10に示す。○印が本発明のもの、×印が従来のもので
ある。図10から明らかなように、本発明の架空電線は
スパイラルロッドを巻き付けたものに比しコロナハム音
レベルが低いことがわかる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、導体の上側に線状体を沿わせたために、風騒音
を防止できると共に、コロナが発生し難く、このために
コロナ騒音の発生も有効に防止できる。また線状体は把
持具によって導体に固定されるために、その固定を簡単
に行うことができる。さらに線状体の取付け間隔は、導
体の垂直相間距離よりも短い間隔となっているために、
万一線状体が切れて垂れ下がっても、線状体が下の層の
導体と接触することがないので、相間短絡事故を確実に
防止することができる。
よれば、導体の上側に線状体を沿わせたために、風騒音
を防止できると共に、コロナが発生し難く、このために
コロナ騒音の発生も有効に防止できる。また線状体は把
持具によって導体に固定されるために、その固定を簡単
に行うことができる。さらに線状体の取付け間隔は、導
体の垂直相間距離よりも短い間隔となっているために、
万一線状体が切れて垂れ下がっても、線状体が下の層の
導体と接触することがないので、相間短絡事故を確実に
防止することができる。
【0027】また、請求項2に記載の発明によれば、各
導体に沿わせて線状体を配置しているために、風騒音を
防止できる。また、線状体は各導体に接する外接円の内
側の電界強度の弱い部分に位置しているために線状体に
起因するコロナ騒音を防止することができる。さらに請
求項1記載の発明と同様に、線状体の固定を簡単に行う
ことができると共に、相間短絡事故を確実に防止するこ
とができる。
導体に沿わせて線状体を配置しているために、風騒音を
防止できる。また、線状体は各導体に接する外接円の内
側の電界強度の弱い部分に位置しているために線状体に
起因するコロナ騒音を防止することができる。さらに請
求項1記載の発明と同様に、線状体の固定を簡単に行う
ことができると共に、相間短絡事故を確実に防止するこ
とができる。
【0028】さらに請求項3に記載の発明によれば、線
状体の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたため
に、架空電線は長手方向に沿って断面が変化する。この
ために風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、
風騒音防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させ
ることができる。風圧が低下すると鉄塔の荷重を軽減す
ることができるので、鉄塔建設上経済的であるという効
果がある。また、難着雪効果も期待できるという利点が
ある。
状体の径または厚さを長手方向に沿って異ならせたため
に、架空電線は長手方向に沿って断面が変化する。この
ために風下側に一様なカルマン渦が生じなくなるので、
風騒音防止効果が一層高まると共に風圧なども低下させ
ることができる。風圧が低下すると鉄塔の荷重を軽減す
ることができるので、鉄塔建設上経済的であるという効
果がある。また、難着雪効果も期待できるという利点が
ある。
【図1】本発明の架空電線の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の要部の拡大斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】線状体の接続部を示す側面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すもので、(イ)は側
面図、(ロ)は断面図である。
面図、(ロ)は断面図である。
【図9】本発明品と従来品の風音を測定した図である。
【図10】本発明品と従来品のコロナ騒音を測定した図
である。
である。
1は導体 2は線状体 3は鉄塔 4は把持具 Lは垂直相間距離 Dは把持具の取付け間隔
Claims (3)
- 【請求項1】 単導体または2導体の架空電線におい
て、前記単導体または2導体の各導体の上面に線状体を
沿わせてなり、該線状体を、導体の垂直相間距離よりも
短い間隔で、把持具によって導体に固定したことを特徴
とする架空電線。 - 【請求項2】 3導体以上の架空電線において、各導体
に接する外接円の内側に、各導体に沿わせて線状体を配
置してなり、該線状体を、導体の垂直相間距離よりも短
い間隔で、把持具によって導体に固定したことを特徴と
する架空電線。 - 【請求項3】 線状体は、その径または厚さが長手方向
に沿って異なっていることを特徴とする請求項1または
請求項2記載の架空電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214661A JPH0965558A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 架空電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214661A JPH0965558A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 架空電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965558A true JPH0965558A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16659474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214661A Pending JPH0965558A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 架空電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965558A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111697519A (zh) * | 2020-06-05 | 2020-09-22 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种分裂导线次档距振荡抑制装置 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7214661A patent/JPH0965558A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111697519A (zh) * | 2020-06-05 | 2020-09-22 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种分裂导线次档距振荡抑制装置 |
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