JPH0965559A - 管路止水装置 - Google Patents
管路止水装置Info
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- JPH0965559A JPH0965559A JP7219949A JP21994995A JPH0965559A JP H0965559 A JPH0965559 A JP H0965559A JP 7219949 A JP7219949 A JP 7219949A JP 21994995 A JP21994995 A JP 21994995A JP H0965559 A JPH0965559 A JP H0965559A
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- conduit
- lip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】地震や自動車等の振動によっても破損等して管
路内から外部に水が漏れることのない管路止水装置を提
供する。 【解決手段】管路2内を挿通するケーブル1における管
路口2a部分に配設される管路止水装置である。そし
て、ケーブル挿通穴11が穿設された弾性円筒部10
と、上記ケーブル挿通穴11の外周部から内向きに延設
される円環状の内側弾性リップ部12と、上記弾性円筒
部10の外周部から外向きに延設される円環状の外側弾
性リップ部13とを備えており、ナット8の締付けによ
り環状板20が内側弾性リップ部12と外側弾性リップ
部13の間に喰い込み、上記内側弾性リップ部12を上
記ケーブルの外周面に密着させるとともに、外側弾性リ
ップ部13を上記管路2の内周面に密着させるようにし
ている。
路内から外部に水が漏れることのない管路止水装置を提
供する。 【解決手段】管路2内を挿通するケーブル1における管
路口2a部分に配設される管路止水装置である。そし
て、ケーブル挿通穴11が穿設された弾性円筒部10
と、上記ケーブル挿通穴11の外周部から内向きに延設
される円環状の内側弾性リップ部12と、上記弾性円筒
部10の外周部から外向きに延設される円環状の外側弾
性リップ部13とを備えており、ナット8の締付けによ
り環状板20が内側弾性リップ部12と外側弾性リップ
部13の間に喰い込み、上記内側弾性リップ部12を上
記ケーブルの外周面に密着させるとともに、外側弾性リ
ップ部13を上記管路2の内周面に密着させるようにし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ケーブル,
電力ケーブル等の線材が施設されたマンホール内の管路
口における管路と線材との空隙を密閉する管路止水装置
に関するものである。
電力ケーブル等の線材が施設されたマンホール内の管路
口における管路と線材との空隙を密閉する管路止水装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土中に設けられるマンホールは、その相
対向する壁面にそれぞれ管路口が設けられており、マン
ホールを横切るように、ケーブル等が一方の管路口から
他方の管路口に延びている。上記管路口は地中に形成さ
れた管路の端部であり、上記管路内に浸入した水がここ
から流出するため、マンホール内が浸水状態になる。こ
のような浸水現象の発生を防止するため、図19に示す
ように、上記管路2の管路口2aの近傍を塞ぐ目的で、
管路口2a近傍の管路2内および管路口2aに、スポン
ジ等を用いダム50を形成する。そして、図20に示す
ように、上記両ダム50間の密閉空間に2液型ウレタ
ン,水発泡ウレタンのような管路止水材形成材料を充填
し発泡させて発泡体51を管路2の内周面およびケーブ
ル1の外周面に接着させ、これにより管路口2aを閉塞
することが行われている。
対向する壁面にそれぞれ管路口が設けられており、マン
ホールを横切るように、ケーブル等が一方の管路口から
他方の管路口に延びている。上記管路口は地中に形成さ
れた管路の端部であり、上記管路内に浸入した水がここ
から流出するため、マンホール内が浸水状態になる。こ
のような浸水現象の発生を防止するため、図19に示す
ように、上記管路2の管路口2aの近傍を塞ぐ目的で、
管路口2a近傍の管路2内および管路口2aに、スポン
ジ等を用いダム50を形成する。そして、図20に示す
ように、上記両ダム50間の密閉空間に2液型ウレタ
ン,水発泡ウレタンのような管路止水材形成材料を充填
し発泡させて発泡体51を管路2の内周面およびケーブ
ル1の外周面に接着させ、これにより管路口2aを閉塞
することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような止水構造では、地震や自動車等の振動により発泡
体51がひび割れたり、発泡体51と管路2との接着面
および発泡体51とケーブル1との接着面が剥離したり
して、上記ひび割れした部分および剥離した部分から管
路内の水が外部に漏れるという問題がある。
ような止水構造では、地震や自動車等の振動により発泡
体51がひび割れたり、発泡体51と管路2との接着面
および発泡体51とケーブル1との接着面が剥離したり
して、上記ひび割れした部分および剥離した部分から管
路内の水が外部に漏れるという問題がある。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、地震や自動車等の振動によっても破損等して
管路内から外部に水が漏れることのない管路止水装置の
提供をその目的とする。
たもので、地震や自動車等の振動によっても破損等して
管路内から外部に水が漏れることのない管路止水装置の
提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の管路止水装置は、円筒状管路内を挿通す
る線材における管路口部分に配設される管路止水装置で
あって、上記線材を挿通しうる線材挿通穴が穿設され上
記管路を塞いだ状態で配設される円板状体と、上記線材
挿通穴の外周部から内向きに一体的に延設される環状の
内側弾性リップ部と、上記円板状体の外周部から外向き
に一体的に延設される環状の外側弾性リップ部と、それ
自体の環状体が上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ
部の間に位置し上記環状体から延びるボルトが上記円板
状体を貫通しその先端ねじ部が円板状体の外側に突出す
るボルト付き環状体と、上記突出したねじ部にら合しそ
の締め付けにより上記環状体を内側弾性リップ部と外側
弾性リップ部の間に喰い込ませて両リップ部を相互に離
間させ内側弾性リップ部を上記線材の外面に密着させる
とともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周壁に密着
させ止水するナットを備えたという構成をとる。
め、この発明の管路止水装置は、円筒状管路内を挿通す
る線材における管路口部分に配設される管路止水装置で
あって、上記線材を挿通しうる線材挿通穴が穿設され上
記管路を塞いだ状態で配設される円板状体と、上記線材
挿通穴の外周部から内向きに一体的に延設される環状の
内側弾性リップ部と、上記円板状体の外周部から外向き
に一体的に延設される環状の外側弾性リップ部と、それ
自体の環状体が上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ
部の間に位置し上記環状体から延びるボルトが上記円板
状体を貫通しその先端ねじ部が円板状体の外側に突出す
るボルト付き環状体と、上記突出したねじ部にら合しそ
の締め付けにより上記環状体を内側弾性リップ部と外側
弾性リップ部の間に喰い込ませて両リップ部を相互に離
間させ内側弾性リップ部を上記線材の外面に密着させる
とともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周壁に密着
させ止水するナットを備えたという構成をとる。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、この発明の管路止水装
置は、線材挿通穴が穿設された円板状体の上記線材挿通
穴の外周部から環状の内側弾性リップ部を内向きに一体
的に延設し、上記円板状体の外周部から環状の外側弾性
リップ部を外向きに一体的に延設している。そして、環
状体を上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に
位置させ、その状態で上記環状体から延びるボルトの先
端ねじ部にナットをら合させ、その締め付けにより環状
体を内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に喰い込
ませて、内側弾性リップ部を上記線材の外面に密着させ
るとともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周壁に密
着させ止水するようにしている。したがって、管路の管
路口において、管路と線材との空隙を密閉することがで
き、管路口を止水することができる。この場合に、この
発明の管路止水装置は、従来例のように、発泡体51と
管路2との接着および発泡体51とケーブル1との接着
を利用して止水するものではないため、地震や自動車等
の振動によっても発泡体51がひび割れたり、発泡体5
1と管路2との接着面等が剥離したりする等発泡体51
に起因する破損事故がなくなり、完全な止水が行われ
る。
置は、線材挿通穴が穿設された円板状体の上記線材挿通
穴の外周部から環状の内側弾性リップ部を内向きに一体
的に延設し、上記円板状体の外周部から環状の外側弾性
リップ部を外向きに一体的に延設している。そして、環
状体を上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に
位置させ、その状態で上記環状体から延びるボルトの先
端ねじ部にナットをら合させ、その締め付けにより環状
体を内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に喰い込
ませて、内側弾性リップ部を上記線材の外面に密着させ
るとともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周壁に密
着させ止水するようにしている。したがって、管路の管
路口において、管路と線材との空隙を密閉することがで
き、管路口を止水することができる。この場合に、この
発明の管路止水装置は、従来例のように、発泡体51と
管路2との接着および発泡体51とケーブル1との接着
を利用して止水するものではないため、地震や自動車等
の振動によっても発泡体51がひび割れたり、発泡体5
1と管路2との接着面等が剥離したりする等発泡体51
に起因する破損事故がなくなり、完全な止水が行われ
る。
【0007】つぎに、この発明を詳しく説明する。
【0008】この発明の管路止水装置は、内側および外
側の弾性リップ部が一体的に形成された円板状体と、ボ
ルト付き環状体とからなる。
側の弾性リップ部が一体的に形成された円板状体と、ボ
ルト付き環状体とからなる。
【0009】上記円板状体の構成材料としては、硬度6
0〜95°のポリエーテル系ウレタン,NBR,ブチル
ゴム等が用いられ、好適には、ポリエーテル系ウレタン
が用いられる。このポリエーテル系ウレタンを用いる場
合には、このポリエーテル系ウレタンが充分に耐水性が
あり、柔軟であるため、地震や自動車等の振動により破
損することはない。
0〜95°のポリエーテル系ウレタン,NBR,ブチル
ゴム等が用いられ、好適には、ポリエーテル系ウレタン
が用いられる。このポリエーテル系ウレタンを用いる場
合には、このポリエーテル系ウレタンが充分に耐水性が
あり、柔軟であるため、地震や自動車等の振動により破
損することはない。
【0010】上記ボルト付き環状体は、上記内側弾性リ
ップ部と外側弾性リップ部の間に位置する環状体と、こ
の環状体から延び上記円板状体を貫通しその先端ねじ部
が円板状体の外側に突出するボルトを備えている。この
ようなボルト付き環状体としては、上記ボルトの先端ね
じ部にナットを締付けることにより、環状体を内側弾性
リップ部と外側弾性リップ部の間に喰い込ませることが
できるものであれば、どのような構造のものでもよい。
ップ部と外側弾性リップ部の間に位置する環状体と、こ
の環状体から延び上記円板状体を貫通しその先端ねじ部
が円板状体の外側に突出するボルトを備えている。この
ようなボルト付き環状体としては、上記ボルトの先端ね
じ部にナットを締付けることにより、環状体を内側弾性
リップ部と外側弾性リップ部の間に喰い込ませることが
できるものであれば、どのような構造のものでもよい。
【0011】また、この発明の管路止水装置では、円板
状体の外周部および線材挿通穴の外周部に水膨張性環状
ゴム体が嵌着されることが好ましい。この水膨張性環状
ゴム体の材料としては、硬度40〜70°のEPT,N
BR,クロロプレン等のゴムに、アクリル酸ビニルアル
コール共重合樹脂,アクリル酸ナトリウム重合体,ポリ
エチレンオキサイド等の吸水性物質を混合したものが用
いられ、好適には、硬度50〜70°のEPTのゴムに
アクリル酸ビニルアルコール共重合樹脂を混合したもの
が用いられる。このような水膨張性環状ゴム体は、水に
より体積が1.5〜4倍に膨張する。
状体の外周部および線材挿通穴の外周部に水膨張性環状
ゴム体が嵌着されることが好ましい。この水膨張性環状
ゴム体の材料としては、硬度40〜70°のEPT,N
BR,クロロプレン等のゴムに、アクリル酸ビニルアル
コール共重合樹脂,アクリル酸ナトリウム重合体,ポリ
エチレンオキサイド等の吸水性物質を混合したものが用
いられ、好適には、硬度50〜70°のEPTのゴムに
アクリル酸ビニルアルコール共重合樹脂を混合したもの
が用いられる。このような水膨張性環状ゴム体は、水に
より体積が1.5〜4倍に膨張する。
【0012】つぎに、この発明の実施の形態を図面にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
【0013】図1はこの発明の一実施の形態の管路止水
装置を円筒状の管路2の管路口2a部分におけるケーブ
ル1に取付けた状態を示している。この管路止水装置
は、第1および第2のリップ体3,4と、ボルト付き環
状体5と、可動板6と、押さえ板7と、ナット8と、水
膨張性環状ゴム体9a,9bとからなり、両リップ体
3,4の弾性リップ部12,13,17,18をケーブ
ル1の外周面および管路2に設けた外管2bの内周面に
密着させ、これにより、管路2の管路口2a部分におい
て止水している(図2および図3参照)。
装置を円筒状の管路2の管路口2a部分におけるケーブ
ル1に取付けた状態を示している。この管路止水装置
は、第1および第2のリップ体3,4と、ボルト付き環
状体5と、可動板6と、押さえ板7と、ナット8と、水
膨張性環状ゴム体9a,9bとからなり、両リップ体
3,4の弾性リップ部12,13,17,18をケーブ
ル1の外周面および管路2に設けた外管2bの内周面に
密着させ、これにより、管路2の管路口2a部分におい
て止水している(図2および図3参照)。
【0014】より詳しく説明すると、上記第1リップ体
3は、ポリエーテル系ウレタン製であり、図4に示すよ
うに、中央穴がケーブル挿通穴11となる弾性円筒部
(円板状体)10の一側面からV字状の円環状弾性リッ
プ部が一体的に突出形成されたもので構成されており、
上記V字状の円環状弾性リップ部の内側部分(上記ケー
ブル挿通穴11の外周部から内向き傾斜状に突出する部
分)を内側弾性リップ部12とし、外側部分(上記弾性
円筒部10の外周部から外向き傾斜状に突出する部分)
を外側弾性リップ部13としている。そして、上記内側
弾性リップ部12の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、上記外側弾性リッ
プ部13の先端部分の外径は上記管路2の外管2bの内
径よりやや小径に形成されている。これにより、第1リ
ップ体3をケーブル1に外嵌状にスムーズに挿通できる
とともに、管路2に内嵌状にスムーズに挿通できるよう
にしている。また、上記第1リップ体3には、図5およ
び図6に示すように、両弾性リップ部12,13のV字
状の溝部に一対のボルト挿通穴14が穿設されている。
このような内側弾性リップ部12および外側弾性リップ
部13を拡径側に押圧することにより、内側弾性リップ
部12の先端部分の内周面を上記ケーブル1の外周面に
密着状に当接させ、外側弾性リップ部13の先端部分の
外周面を上記管路2の外管2bの内周面に密着状に当接
させることができるようにしている。
3は、ポリエーテル系ウレタン製であり、図4に示すよ
うに、中央穴がケーブル挿通穴11となる弾性円筒部
(円板状体)10の一側面からV字状の円環状弾性リッ
プ部が一体的に突出形成されたもので構成されており、
上記V字状の円環状弾性リップ部の内側部分(上記ケー
ブル挿通穴11の外周部から内向き傾斜状に突出する部
分)を内側弾性リップ部12とし、外側部分(上記弾性
円筒部10の外周部から外向き傾斜状に突出する部分)
を外側弾性リップ部13としている。そして、上記内側
弾性リップ部12の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、上記外側弾性リッ
プ部13の先端部分の外径は上記管路2の外管2bの内
径よりやや小径に形成されている。これにより、第1リ
ップ体3をケーブル1に外嵌状にスムーズに挿通できる
とともに、管路2に内嵌状にスムーズに挿通できるよう
にしている。また、上記第1リップ体3には、図5およ
び図6に示すように、両弾性リップ部12,13のV字
状の溝部に一対のボルト挿通穴14が穿設されている。
このような内側弾性リップ部12および外側弾性リップ
部13を拡径側に押圧することにより、内側弾性リップ
部12の先端部分の内周面を上記ケーブル1の外周面に
密着状に当接させ、外側弾性リップ部13の先端部分の
外周面を上記管路2の外管2bの内周面に密着状に当接
させることができるようにしている。
【0015】上記第2リップ体4は、第1リップ体3と
同様に、ポリエーテル系ウレタン製であり、図7に示す
ように、中央穴がケーブル挿通穴16となる弾性円筒部
15(上記第1リップ体3の弾性円筒部10より短く形
成されている)の一側面からV字状の円環状弾性リップ
部が一体的に突出形成されたもので構成されており、上
記V字状の円環状弾性リップ部の内側部分(上記ケーブ
ル挿通穴16の外周部から内向き傾斜状に突出する部
分)を内側弾性リップ部17とし、外側部分(上記弾性
円筒部15の外周部から外向き傾斜状に突出する部分)
を外側弾性リップ部18としている。そして、上記内側
弾性リップ部17の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、上記外側弾性リッ
プ部18の先端部分の外径は上記管路2の外管2bの内
径よりやや小径に形成されている。これにより、第1リ
ップ体3と同様に、第2リップ体4をケーブル1に外嵌
状にスムーズに挿通できるとともに、管路2に内嵌状に
スムーズに挿通できるようにしている。また、両弾性リ
ップ部17,18の厚みは上記第1リップ体3の両弾性
リップ部12,13の厚みより厚く形成されている。上
記両弾性リップ部17,18のV字状の円環状溝部に
は、図8および図9に示すように、上記第1リップ体3
のボルト挿通穴14に対応する部分に一対のボルト挿通
穴19が穿設されている。このような内側弾性リップ部
17および外側弾性リップ部18を拡径側に押圧するこ
とにより、第1リップ体3と同様に、内側弾性リップ部
17の先端部分の内周面を上記ケーブル1の外周面に密
着状に当接させることができ、外側弾性リップ部18の
先端部分の外周面を上記管路2の外管2bの内周面に密
着状に当接させることができるようにしている。
同様に、ポリエーテル系ウレタン製であり、図7に示す
ように、中央穴がケーブル挿通穴16となる弾性円筒部
15(上記第1リップ体3の弾性円筒部10より短く形
成されている)の一側面からV字状の円環状弾性リップ
部が一体的に突出形成されたもので構成されており、上
記V字状の円環状弾性リップ部の内側部分(上記ケーブ
ル挿通穴16の外周部から内向き傾斜状に突出する部
分)を内側弾性リップ部17とし、外側部分(上記弾性
円筒部15の外周部から外向き傾斜状に突出する部分)
を外側弾性リップ部18としている。そして、上記内側
弾性リップ部17の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、上記外側弾性リッ
プ部18の先端部分の外径は上記管路2の外管2bの内
径よりやや小径に形成されている。これにより、第1リ
ップ体3と同様に、第2リップ体4をケーブル1に外嵌
状にスムーズに挿通できるとともに、管路2に内嵌状に
スムーズに挿通できるようにしている。また、両弾性リ
ップ部17,18の厚みは上記第1リップ体3の両弾性
リップ部12,13の厚みより厚く形成されている。上
記両弾性リップ部17,18のV字状の円環状溝部に
は、図8および図9に示すように、上記第1リップ体3
のボルト挿通穴14に対応する部分に一対のボルト挿通
穴19が穿設されている。このような内側弾性リップ部
17および外側弾性リップ部18を拡径側に押圧するこ
とにより、第1リップ体3と同様に、内側弾性リップ部
17の先端部分の内周面を上記ケーブル1の外周面に密
着状に当接させることができ、外側弾性リップ部18の
先端部分の外周面を上記管路2の外管2bの内周面に密
着状に当接させることができるようにしている。
【0016】上記ボルト付き環状体5は、図10および
図11に示すように、上記第1リップ体3の両弾性リッ
プ部12,13により囲まれるV字状空間に収まる形状
に形成されたドーナツ状の環状板20と、上記第1リッ
プ体3のボルト挿通穴14(および上記第2リップ体4
のボルト挿通穴19)に対応する上記環状板20の部分
から突出する一対のボルト21とからなり、環状板20
の中央穴がケーブル挿通穴20aとなる。図において、
21aはボルト21のねじ部である。
図11に示すように、上記第1リップ体3の両弾性リッ
プ部12,13により囲まれるV字状空間に収まる形状
に形成されたドーナツ状の環状板20と、上記第1リッ
プ体3のボルト挿通穴14(および上記第2リップ体4
のボルト挿通穴19)に対応する上記環状板20の部分
から突出する一対のボルト21とからなり、環状板20
の中央穴がケーブル挿通穴20aとなる。図において、
21aはボルト21のねじ部である。
【0017】上記可動板6は、上記第2リップ体4の両
弾性リップ部17,18により囲まれるV字状空間に収
まる形状に形成された環状(ドーナツ状)の板体からな
り、その中央穴がケーブル挿通穴6aとなり、上記ボル
ト21に対応する部分に一対のボルト挿通穴22が穿設
されている(図1参照)。また、上記押さえ板7も、環
状(ドーナツ状)の板体からなり、その中央穴がケーブ
ル挿通穴7aとなり、上記ボルト21に対応する部分に
一対のボルト挿通穴23が穿設されている(図1参
照)。
弾性リップ部17,18により囲まれるV字状空間に収
まる形状に形成された環状(ドーナツ状)の板体からな
り、その中央穴がケーブル挿通穴6aとなり、上記ボル
ト21に対応する部分に一対のボルト挿通穴22が穿設
されている(図1参照)。また、上記押さえ板7も、環
状(ドーナツ状)の板体からなり、その中央穴がケーブ
ル挿通穴7aとなり、上記ボルト21に対応する部分に
一対のボルト挿通穴23が穿設されている(図1参
照)。
【0018】上記水膨張性環状ゴム体9a,9bは、E
PT製であり、硬度60°に設定されている。このよう
な水膨張性環状ゴム体9a,9bは、第1リップ体3の
ケーブル挿通穴11に内嵌状に配設される内側ゴム体9
aと、第1リップ体3の弾性円筒部10に外嵌状に配設
される外側ゴム体9bとからなる。
PT製であり、硬度60°に設定されている。このよう
な水膨張性環状ゴム体9a,9bは、第1リップ体3の
ケーブル挿通穴11に内嵌状に配設される内側ゴム体9
aと、第1リップ体3の弾性円筒部10に外嵌状に配設
される外側ゴム体9bとからなる。
【0019】この構成において、上記管路止水装置を管
路2の管路口2a近傍に、つぎのようにして取付けるこ
とができる。すなわち、まず、第1リップ体3のケーブ
ル挿通穴11に内側ゴム体9aを内嵌状に取付けるとと
もに、弾性円筒部10に外側ゴム体9bを外嵌状に取付
ける。ついで、この第1リップ体3の一対のボルト挿通
穴14をボルト付き環状体5の一対のボルト21に位置
決めし、上記一対のボルト挿通穴14を一対のボルト2
1に挿通して第1リップ体3をボルト付き環状体5に取
付ける。つぎに、同様にして、上記ボルト付き環状体5
に可動板6,第2リップ体4および押さえ板7を順次取
付ける。つぎに、ボルト付き環状体5の両ボルト21に
ナット8を仮止めする。その状態で、図12に示すよう
に、このナット8で仮止めされたボルト付き環状体5を
ケーブル1に挿通し、管路2の管路口2a近傍に位置決
めしたのち、ナット8を締め付けることが行われる。こ
れにより、ナット8がボルト付き環状体5の環状板20
側に移動するとともに、ナット8に押されて押さえ板
7,第2リップ体4,可動板6および第1リップ体3が
環状板20側に移動する。この移動に伴い、可動板6が
第2リップ体4の両弾性リップ部17,18に喰い込ん
で両弾性リップ部17,18が拡径し、かつ、環状板2
0が第1リップ体3の両弾性リップ部12,13に喰い
込んで両弾性リップ部12,13が拡径する。そして、
この拡径により、各内側弾性リップ部12,17の先端
部分の内周面がケーブル1の外周面に密着状に当接し、
各外側弾性リップ部13,18の先端部分の外周面が管
路2の外管2bの内周面に密着状に当接する。一方、上
記管路止水装置を管路2の管路口2aから取り外す場合
には、ナット8を緩めたのち、装置全体を外部に引き抜
くことが行われる。また、第1リップ体3から水漏れし
ても、この漏れ出た水を水膨張性環状ゴム体9a,9b
が吸収して膨張し、外部への水漏れを防ぐ。
路2の管路口2a近傍に、つぎのようにして取付けるこ
とができる。すなわち、まず、第1リップ体3のケーブ
ル挿通穴11に内側ゴム体9aを内嵌状に取付けるとと
もに、弾性円筒部10に外側ゴム体9bを外嵌状に取付
ける。ついで、この第1リップ体3の一対のボルト挿通
穴14をボルト付き環状体5の一対のボルト21に位置
決めし、上記一対のボルト挿通穴14を一対のボルト2
1に挿通して第1リップ体3をボルト付き環状体5に取
付ける。つぎに、同様にして、上記ボルト付き環状体5
に可動板6,第2リップ体4および押さえ板7を順次取
付ける。つぎに、ボルト付き環状体5の両ボルト21に
ナット8を仮止めする。その状態で、図12に示すよう
に、このナット8で仮止めされたボルト付き環状体5を
ケーブル1に挿通し、管路2の管路口2a近傍に位置決
めしたのち、ナット8を締め付けることが行われる。こ
れにより、ナット8がボルト付き環状体5の環状板20
側に移動するとともに、ナット8に押されて押さえ板
7,第2リップ体4,可動板6および第1リップ体3が
環状板20側に移動する。この移動に伴い、可動板6が
第2リップ体4の両弾性リップ部17,18に喰い込ん
で両弾性リップ部17,18が拡径し、かつ、環状板2
0が第1リップ体3の両弾性リップ部12,13に喰い
込んで両弾性リップ部12,13が拡径する。そして、
この拡径により、各内側弾性リップ部12,17の先端
部分の内周面がケーブル1の外周面に密着状に当接し、
各外側弾性リップ部13,18の先端部分の外周面が管
路2の外管2bの内周面に密着状に当接する。一方、上
記管路止水装置を管路2の管路口2aから取り外す場合
には、ナット8を緩めたのち、装置全体を外部に引き抜
くことが行われる。また、第1リップ体3から水漏れし
ても、この漏れ出た水を水膨張性環状ゴム体9a,9b
が吸収して膨張し、外部への水漏れを防ぐ。
【0020】このように、上記実施の形態では、2個の
リップ体3,4で管路2をシールしているため、管路口
2aから漏水することがない。しかも、両リップ体3,
4を2段に用いているため、各リップ3,4が管路2内
で傾くことがない。さらに、上記両リップ体3,4だけ
でなく水膨張性環状ゴム体9a,9bを用いているた
め、水漏れを完全に防止することができる。そのうえ、
この管路止水装置は、従来例のように、接着タイプでな
いため、地震,自動車等の振動やケーブル1の移動によ
っても止水性能が低下することがない。また、大きな地
震等により管路2やケーブル1が大きく移動しても、止
水性能に変わりがない。さらに、上記したように、この
装置の取付け,取外しが容易で、施工も簡単である。さ
らに、第2リップ体4の両弾性リップ部17,18の厚
みを第1リップ体3の両弾性リップ部12,13の厚み
より厚くしているため、第1リップ体3の両弾性リップ
部12,13が反転するようなことがあっても第2リッ
プ体4の両弾性リップ部17,18が反転するようなこ
とがなく、また、第1リップ体3から漏れ出た水を水膨
張性環状ゴム体9a,9bで吸収することができ、水漏
れを完全に防止することができる。
リップ体3,4で管路2をシールしているため、管路口
2aから漏水することがない。しかも、両リップ体3,
4を2段に用いているため、各リップ3,4が管路2内
で傾くことがない。さらに、上記両リップ体3,4だけ
でなく水膨張性環状ゴム体9a,9bを用いているた
め、水漏れを完全に防止することができる。そのうえ、
この管路止水装置は、従来例のように、接着タイプでな
いため、地震,自動車等の振動やケーブル1の移動によ
っても止水性能が低下することがない。また、大きな地
震等により管路2やケーブル1が大きく移動しても、止
水性能に変わりがない。さらに、上記したように、この
装置の取付け,取外しが容易で、施工も簡単である。さ
らに、第2リップ体4の両弾性リップ部17,18の厚
みを第1リップ体3の両弾性リップ部12,13の厚み
より厚くしているため、第1リップ体3の両弾性リップ
部12,13が反転するようなことがあっても第2リッ
プ体4の両弾性リップ部17,18が反転するようなこ
とがなく、また、第1リップ体3から漏れ出た水を水膨
張性環状ゴム体9a,9bで吸収することができ、水漏
れを完全に防止することができる。
【0021】図13はこの発明の他の実施の形態を示し
ている。この図13は図14のAOA断面図である。こ
の実施の形態は、図14に示すように、管路2に3本の
ケーブル1を挿通する場合に用いられる。図において、
30はポリエーテル系ウレタン製の第1リップ体であ
り、図15に示すように、3個のケーブル挿通穴31が
穿設された弾性板状体部32と、この弾性板状体部32
の外周部から外向き傾斜状に一体的に突出する外側弾性
リップ部33と、各ケーブル挿通穴31の外周部から内
向き傾斜状に一体的に突出する3個の内側弾性リップ部
34とを備え、これら各弾性リップ部33,34以外の
側面部分は平坦面部分32aに形成されている(図16
参照、この図16は図14のAOB断面図である)。そ
して、上記外側弾性リップ部33と各内側弾性リップ部
34との交差部分(3個所ある)および中央部分にボル
ト挿通穴35が穿設されている。また、第2リップ体3
6も、上記第1リップ体30と同様に、3個のケーブル
挿通穴37が穿設された弾性板状体部38と、この弾性
板状体部38の外周部から外向き傾斜状に一体的に突出
する外側弾性リップ部39と、各ケーブル挿通穴37の
外周部から内向き傾斜状に一体的に突出する3個の内側
弾性リップ部40とを備え、これら各弾性リップ部3
9,40以外の側面部分は平坦面部分38aに形成され
ている(図16参照)。そして、上記第1リップ体30
の4個のボルト挿通穴35に対応する部分(すなわち、
外側弾性リップ部39と各内側弾性リップ部40との交
差部分および中央部分)にボルト挿通穴41が穿設され
ている。このような両リップ体30,36の内側弾性リ
ップ部34,40の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、外側弾性リップ部
33,39の先端部分の外径は上記管路2の内径よりや
や小径に形成されている。また、第2リップ体36の各
弾性リップ部39,40の厚みは第1リップ体30の各
弾性リップ部33,34の厚みより厚く形成されてい
る。
ている。この図13は図14のAOA断面図である。こ
の実施の形態は、図14に示すように、管路2に3本の
ケーブル1を挿通する場合に用いられる。図において、
30はポリエーテル系ウレタン製の第1リップ体であ
り、図15に示すように、3個のケーブル挿通穴31が
穿設された弾性板状体部32と、この弾性板状体部32
の外周部から外向き傾斜状に一体的に突出する外側弾性
リップ部33と、各ケーブル挿通穴31の外周部から内
向き傾斜状に一体的に突出する3個の内側弾性リップ部
34とを備え、これら各弾性リップ部33,34以外の
側面部分は平坦面部分32aに形成されている(図16
参照、この図16は図14のAOB断面図である)。そ
して、上記外側弾性リップ部33と各内側弾性リップ部
34との交差部分(3個所ある)および中央部分にボル
ト挿通穴35が穿設されている。また、第2リップ体3
6も、上記第1リップ体30と同様に、3個のケーブル
挿通穴37が穿設された弾性板状体部38と、この弾性
板状体部38の外周部から外向き傾斜状に一体的に突出
する外側弾性リップ部39と、各ケーブル挿通穴37の
外周部から内向き傾斜状に一体的に突出する3個の内側
弾性リップ部40とを備え、これら各弾性リップ部3
9,40以外の側面部分は平坦面部分38aに形成され
ている(図16参照)。そして、上記第1リップ体30
の4個のボルト挿通穴35に対応する部分(すなわち、
外側弾性リップ部39と各内側弾性リップ部40との交
差部分および中央部分)にボルト挿通穴41が穿設され
ている。このような両リップ体30,36の内側弾性リ
ップ部34,40の先端部分の内径は上記ケーブル1の
外径よりやや大径に形成されており、外側弾性リップ部
33,39の先端部分の外径は上記管路2の内径よりや
や小径に形成されている。また、第2リップ体36の各
弾性リップ部39,40の厚みは第1リップ体30の各
弾性リップ部33,34の厚みより厚く形成されてい
る。
【0022】また、図において、43はボルト付き環状
体であり、図17および図18に示すように、上記第1
リップ体30のケーブル挿通穴31に対応する部分にケ
ーブル挿通穴45aが穿設された円板44と、上記第1
リップ体3のボルト挿通穴35に対応する上記円板44
の部分から突出する4本のボルト45(1本のボルト4
5は隠れて見えない)とからなる。図において、45a
はボルト45のねじ部である。46は可動板であり、上
記第1リップ体3のケーブル挿通穴31に対応する部分
にケーブル挿通穴46aが穿設されており、上記ボルト
45に対応する部分にボルト挿通穴46bが穿設されて
いる。47は押さえ板であり、上記第1リップ体3のケ
ーブル挿通穴31に対応する部分にケーブル挿通穴47
aが穿設されており、上記ボルト45に対応する部分に
ボルト挿通穴47bが穿設されている。図において、4
8aは第1リップ体30の弾性板状体部32に外嵌状に
配設される水膨張性環状外側ゴム体であり、48bは第
1リップ体30のケーブル挿通穴31に内嵌状に配設さ
れる水膨張性環状内側ゴム体であり、49はナットであ
る。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の効果
を奏する。
体であり、図17および図18に示すように、上記第1
リップ体30のケーブル挿通穴31に対応する部分にケ
ーブル挿通穴45aが穿設された円板44と、上記第1
リップ体3のボルト挿通穴35に対応する上記円板44
の部分から突出する4本のボルト45(1本のボルト4
5は隠れて見えない)とからなる。図において、45a
はボルト45のねじ部である。46は可動板であり、上
記第1リップ体3のケーブル挿通穴31に対応する部分
にケーブル挿通穴46aが穿設されており、上記ボルト
45に対応する部分にボルト挿通穴46bが穿設されて
いる。47は押さえ板であり、上記第1リップ体3のケ
ーブル挿通穴31に対応する部分にケーブル挿通穴47
aが穿設されており、上記ボルト45に対応する部分に
ボルト挿通穴47bが穿設されている。図において、4
8aは第1リップ体30の弾性板状体部32に外嵌状に
配設される水膨張性環状外側ゴム体であり、48bは第
1リップ体30のケーブル挿通穴31に内嵌状に配設さ
れる水膨張性環状内側ゴム体であり、49はナットであ
る。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の効果
を奏する。
【0023】図1の管路止水装置のシール性能をテスト
した。このテストでは、つぎのようを装置を用いた。す
なわち、内径128mmの管路(鋼管)2と、外径60
mmのケーブル2を用いた。また、第1リップ体3の各
弾性リップ部12,13の厚みを3mmとし、第2リッ
プ体4の各弾性リップ部17,18の厚みを4mmと
し、両リップ体3,4の外側弾性リップ部13,18の
先端部分の外径を127mmとし、内側弾性リップ部1
2,17の先端部分の内径を61mmとし、第1リップ
体3の軸方向長さを50mmとした。また、ボルト付き
環状体5の環状板20の幅を32.5mmとし、ボルト
21径を2〜10mmとした。上記装置をケーブル1に
スムーズに挿通して管路2内にスムーズに送り込み所定
位置に位置決めしたのち、ナット8を締め付けた。これ
により、各リップ体3,4の各弾性リップ部12,1
3,17,18が拡張し、管路2とケーブル1間の間隙
をシールした。その状態で、手組みポンプで水圧をかけ
ていくと(水圧をかけた方向を図1の矢印で示す)、水
圧が6kg/cm2 になると第1リップ体3の各弾性リ
ップ部12,13が反転した。しかし、第2リップ体4
の各弾性リップ部17,18の厚みが4mmであり、反
転することがなく、また、第1リップ体3から漏れた水
が水膨張性環状ゴム体9a,9bを吸収して膨張し、水
漏れがなかった。さらに、水圧を7kg/cm2 にして
も水漏れがなかった。
した。このテストでは、つぎのようを装置を用いた。す
なわち、内径128mmの管路(鋼管)2と、外径60
mmのケーブル2を用いた。また、第1リップ体3の各
弾性リップ部12,13の厚みを3mmとし、第2リッ
プ体4の各弾性リップ部17,18の厚みを4mmと
し、両リップ体3,4の外側弾性リップ部13,18の
先端部分の外径を127mmとし、内側弾性リップ部1
2,17の先端部分の内径を61mmとし、第1リップ
体3の軸方向長さを50mmとした。また、ボルト付き
環状体5の環状板20の幅を32.5mmとし、ボルト
21径を2〜10mmとした。上記装置をケーブル1に
スムーズに挿通して管路2内にスムーズに送り込み所定
位置に位置決めしたのち、ナット8を締め付けた。これ
により、各リップ体3,4の各弾性リップ部12,1
3,17,18が拡張し、管路2とケーブル1間の間隙
をシールした。その状態で、手組みポンプで水圧をかけ
ていくと(水圧をかけた方向を図1の矢印で示す)、水
圧が6kg/cm2 になると第1リップ体3の各弾性リ
ップ部12,13が反転した。しかし、第2リップ体4
の各弾性リップ部17,18の厚みが4mmであり、反
転することがなく、また、第1リップ体3から漏れた水
が水膨張性環状ゴム体9a,9bを吸収して膨張し、水
漏れがなかった。さらに、水圧を7kg/cm2 にして
も水漏れがなかった。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明の管路止水装置
によれば、線材挿通穴が穿設された円板状体の上記線材
挿通穴の外周部から環状の内側弾性リップ部を内向きに
一体的に延設し、上記円板状体の外周部から環状の外側
弾性リップ部を外向きに一体的に延設している。そし
て、環状体を上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ部
の間に位置させ、その状態で上記環状体から延びるボル
トの先端ねじ部にナットをら合させ、その締め付けによ
り環状体を内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に
喰い込ませて、内側弾性リップ部を上記線材の外面に密
着させるとともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周
壁に密着させ止水するようにしている。したがって、管
路の管路口において、管路と線材との空隙を密閉するこ
とができ、管路口を止水することができる。この場合
に、この発明の管路止水装置は、従来例のように、発泡
体51と管路2との接着および発泡体51とケーブル1
との接着を利用して止水するものではないため、地震や
自動車等の振動によっても発泡体51がひび割れたり、
発泡体51と管路2との接着面等が剥離したりする等発
泡体51に起因する破損事故がなくなり、完全な止水が
行われる。
によれば、線材挿通穴が穿設された円板状体の上記線材
挿通穴の外周部から環状の内側弾性リップ部を内向きに
一体的に延設し、上記円板状体の外周部から環状の外側
弾性リップ部を外向きに一体的に延設している。そし
て、環状体を上記内側弾性リップ部と外側弾性リップ部
の間に位置させ、その状態で上記環状体から延びるボル
トの先端ねじ部にナットをら合させ、その締め付けによ
り環状体を内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に
喰い込ませて、内側弾性リップ部を上記線材の外面に密
着させるとともに、外側弾性リップ部を上記管路の内周
壁に密着させ止水するようにしている。したがって、管
路の管路口において、管路と線材との空隙を密閉するこ
とができ、管路口を止水することができる。この場合
に、この発明の管路止水装置は、従来例のように、発泡
体51と管路2との接着および発泡体51とケーブル1
との接着を利用して止水するものではないため、地震や
自動車等の振動によっても発泡体51がひび割れたり、
発泡体51と管路2との接着面等が剥離したりする等発
泡体51に起因する破損事故がなくなり、完全な止水が
行われる。
【図1】この発明の一実施の形態の管路止水装置の使用
状態を示す拡大断面図である。
状態を示す拡大断面図である。
【図2】上記管路止水装置の使用状態を示す正面図であ
る。
る。
【図3】上記管路止水装置の使用状態を示す裏面図であ
る。
る。
【図4】第1リップ体の断面図である。
【図5】第1リップ体の正面図である。
【図6】第1リップ体の要部の断面図である。
【図7】第2リップ体の断面図である。
【図8】第2リップ体の正面図である。
【図9】第2リップ体の要部の断面図である。
【図10】ボルト付き環状体の側面図である。
【図11】ボルト付き環状体の裏面図である。
【図12】上記管路止水装置の作用を説明する拡大断面
図である。
図である。
【図13】この発明の他の実施の形態の使用状態を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図14】上記他の実施の形態の使用状態を示す正面図
である。
である。
【図15】上記他の実施の形態の第1リップ体の正面図
である。
である。
【図16】上記他の実施の形態の要部の拡大断面図であ
る。
る。
【図17】上記他の実施の形態のボルト付き環状体の側
面図である。
面図である。
【図18】上記他の実施の形態のボルト付き環状体の正
面図である。
面図である。
【図19】従来例の止水構造を形成する手順を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図20】従来例の止水構造を形成する手順を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
1 ケーブル 2 管路 2a 管路口 3 第1リップ体 4 第2リップ体 5 ボルト付き環状体 6 可動板 7 押さえ板 8 ナット 9a,9b 水膨張性環状ゴム体 10 弾性円筒部 11 ケーブル挿通穴 12 内側弾性リップ部 13 外側弾性リップ部 20 環状板
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状管路内を挿通する線材における管
路口部分に配設される管路止水装置であって、上記線材
を挿通しうる線材挿通穴が穿設され上記管路を塞いだ状
態で配設される円板状体と、上記線材挿通穴の外周部か
ら内向きに一体的に延設される環状の内側弾性リップ部
と、上記円板状体の外周部から外向きに一体的に延設さ
れる環状の外側弾性リップ部と、それ自体の環状体が上
記内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間に位置し上
記環状体から延びるボルトが上記円板状体を貫通しその
先端ねじ部が円板状体の外側に突出するボルト付き環状
体と、上記突出したねじ部にら合しその締め付けにより
上記環状体を内側弾性リップ部と外側弾性リップ部の間
に喰い込ませて両リップ部を相互に離間させ内側弾性リ
ップ部を上記線材の外面に密着させるとともに、外側弾
性リップ部を上記管路の内周壁に密着させ止水するナッ
トとを備えたことを特徴とする管路止水装置。 - 【請求項2】 円板状体の外周部および線材挿通穴の外
周部に水膨張性ゴム体が嵌着されている請求項1記載の
管路止水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219949A JPH0965559A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 管路止水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219949A JPH0965559A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 管路止水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965559A true JPH0965559A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16743569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7219949A Pending JPH0965559A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 管路止水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965559A (ja) |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7219949A patent/JPH0965559A/ja active Pending
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